執事で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 22

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の執事で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番の執事で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

96.0 1 執事で漫画原作なアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1729)
7547人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
{netabare}序盤こそは『天才たちの恋愛頭脳戦』でしたが、徐々に意地の張り合いになっていくのがなんとも微笑ましかったです。{/netabare}


2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
{netabare}第4話。『渋谷で11時』 そう今から恋が始まるわけでもなく、土砂降りで会えずじまいというのもこの二人らしい。いつか二人でサボタージュできる日が来ると良いな~っておっさんしかわからん。{/netabare}
それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

{netabare}向こうが好意を持っているのを薄々感じているのに確証を得られないから動けないだけのことで、主人公二人を高スペックのヘタレと見て楽しんでました。
まじめにラブとして観てしまうと、「早くくっついちゃいなよ」か「はーめんどくせー」と思ってしまいます。「お可愛いこと・・・」ってかぐや様は一度たりとも言ったことない、というのがポイントです。やはりヘタレてるのであります。
ではイラッとくるかというとそうではない。白銀は筋を通すいい奴でかぐやは別の理由なんですが二人とも応援したくなるようなキャラなんですよね。{/netabare}

{netabare}むしろ時折登場する柏木さんと柏木さんの彼氏だけが普通にラブしてました。付き合いたて女子は成績落とし男子は上げるあるある。藤原書記の助言で『頑張って』最終話のエンドクレジットでは仲睦まじそう。絶対こいつら夏休みになんかあったな。カップルとしてはこちらがまともですしよっぽどストーリーになってます。{/netabare}


■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。{netabare}ラーメン四天王ネタさえ回収する脚本の繋がりはお見事です。{/netabare}
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
{netabare}弓道部からの胸の話で墓穴を掘りまくる石上に腹抱えて笑いました。{/netabare}


なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

-----
2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
{netabare}確かに序盤は、『いかに相手に告白させるか』という頭脳バトルが展開されていた気がするんだけど・・・。
途中から単なるツンデレというか、頭脳バトルとは違う展開になっている気がする(笑)。

だけど、この変化も含めて、コメディ色の強いラブコメとなっています。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かぐやが優しくなったのは誰のおかげ?

この物語は、恋愛がメインではありません。笑いがメインの物語です。
日常で疲れている人は、このアニメを見てゲラゲラと笑ってください。
でも、花火の回だけは、心がキュンとなり、感動しました。
こんな優しい友達に囲まれたかぐやは幸せです。


生徒会会長の白銀御行と生徒会副会長の四宮かぐや、二人は秀才中の秀才です。
しかも、この二人は、人がうらやむほどの理想的なカップルに見えます。

でも、恋愛に疎い二人は、相手に自分の正直な気持ちを伝えていません。
「先に好きになったほうが負け」という恋愛のセオリーを重視しすぎてしまい、
いかに相手に「好き」と言わせるか、そのための戦略を毎日練っています。

しかし、それぞれの秀才が練りに練って考えた戦略は、いつも失敗します。
それがすごく面白く愉快です。

失敗の原因の大半は藤原千花のせい。
もちろん千花には悪気など全くありません。いつも良かれと思ってやったことが、とんでもない結果になります。

藤原千花は、生徒会書記でかぐやの親友。しかも、純粋で皆に優しい。
かつてピアノコンクールで全国一位になったこともあり、5ヶ国語を話しこなすことができます。バイリンガルどころかペンタリンガルの天才少女です。

でも、彼女は空気が全く読めません。しかも、彼女の行動は誰にも読むことができません。というか、いつもとんでもないことをしでかします。

かぐやは、中学の頃は高慢で人を見下した性格のため、友達は千花だけでした。
でも、千花と一緒にいることでアホが移り、優しい性格に変わったようです。友達も以前より増えました。
藤原千花は、この物語には欠かすことができないヒロイン(?)です。

この物語を見ると、かぐやが少しずつ人間として成長しているのがわかります。


頭脳優秀で優しい心を持たずに寂しさに気づかない人生と、
少しおバカで優しい心を持ったがために寂しさに気づく人生と、
あなたはどちらを選びますか?

私は後者を選びます。
だって、寂しく悲しい気持ちを知っているからこそ、人に優しくなれるのだと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 79

87.3 2 執事で漫画原作なアニメランキング2位
妖狐×僕SS(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3041)
15323人が棚に入れました
旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女凜々蝶は大人に守ってもらわないと生きて行けない無力な自分や、常に家名の由緒が優先される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。家族は凜々蝶が家を出ることには反対しなかったが、条件として街の郊外にある「妖館(あやかしかん)」の異名を持つマンションであるメゾン・ド・章樫(あやかし)への居住を命じる。妖館は厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンションで、入居者には必ず1名のシークレットサービス (SS) が割り当てられることになっている。凜々蝶はSSの割り当てを拒否したが、いざ入居してみると御狐神双熾が凜々蝶の専属SSとして待ち受けていた。

声優・キャラクター
日高里菜、中村悠一、細谷佳正、日笠陽子、江口拓也、宮野真守、杉田智和、花澤香菜
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

胸がかきむしられるほどのふたりの想い

旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女白鬼院凜々蝶が主人公。
1人暮らしを始めたのは「妖館(あやかしかん)」の異名を持つマンション
メゾン・ド・章樫(あやかし)。
そこで出逢う個性豊かな住人やシークレットサービスの面々。
彼らとの日常の中で、心の成長を遂げていく凜々蝶を時にはシリアスに
また時にはコミカルに描いた作品。

観始めた当初、1クールで終わるのかどうかも知らず、
どうまとめていくのだろう?と少々不安に思っていたのだけれど、
あちこちに個人的なツボが満載で、凛々蝶にも
彼女のシークレットサービス(ボディーガード兼執事のようなもの)である御狐神にも
すごく感情移入できる部分があったため、最終回までがあっという間だった。

また、登場人物のすべてのキャラが濃くて、ほんとうに面白かった。
キャラデザだけを見ると、別のアニメに出てたよね?と思うような
どこかで見覚えのある人たちばかりだったのも、
EDがそれぞれのキャラソンだったのも、作り手さんの遊び心が
とても伝わってきて楽しかった。

でも、単なるラブコメではない奥深さが
凛々蝶と御狐神の2人から滲み出ていたし
物語の後半、特に11話と最終回である12話には、
アンドレイ・ギャニオンの懐かしいピアノのメロディーとともに、
胸が掻きむしられるような想いに焦がれ、ほんと・・まいった。
とにかくこの作品は、11話12話を観なければ意味がない。
なぜなら、この2話にすべてが凝縮されているから。

幾度となく交わした手紙が心の支えになることや、
手紙を書くという行為によって、今まで閉ざされていた感動や感情、
感性の視野を広げてくれるものがあったら、
距離を置いて冷静な覚悟をしていたとしても、
その時間が長くなればなるほど、想いは漏れてしまうもので。

しかし恐れていてはいけない。
自分のことがどれほど嫌いで、他人と関わることがどれほどイヤで、
自分をどれほど偽ったとしても、そして相手を疑うことがあっても。
逃げてはいけない。恐れず本質を見極めればいいのだ。
他人を傷つけたり、自分が傷ついたりしても、
必ずそこで身につくスキルがある。
人を愛するその気持ちにこそ偽りがなければ、
表現がどんなに不器用であっても、ちゃんと伝わるはず。

時間は重みなのだ。
ひとりひとり、それぞれが紡ぎ出していく時間。
今世も、来世でも、きっと前世から繋がっている何かがある。
たとえ、前世での記憶が消えてしまったとしても。。

痛みを分かち合える、理解し合える相手は、大切にしたい。
誰でもいいわけじゃない、その人とだから大切にしたい。
周囲に何と言われても、信じたいものがある。
信頼とはそういうものなのだし、信頼あっての甘えや恋愛だと思う。

御狐神くんが言った{netabare} 「家族が作りたい」{/netabare}という言葉の重み。
彼の幼少からのこれまでを想うと、その切なる願いが
あたたかく、そして凛々蝶に伝えたことが嬉しかった。

春から夏へと、どうやら2期決定のようなので、
これから先の話も、とても楽しみだ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 105
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

気付いてくれたのはあなたです(*´・ω・)σ σ(///o///)ゞイヤー

■「妖狐×僕SS」ってこんな雰囲気のアニメです(❀╹◡╹)つ
(*'ω'*)......ん?「いぬxぼくしーくれっとさーびす」って読むんですねw
先祖が妖怪と交わったことで生まれてくる者が集う場所があるのです!
通称「妖館(アヤカシカン)」。一見ただの高級マンションなんですけど、実は対純血妖怪のセキュリティーが施された先祖返り者専用マンションなのでした(*^。^*)
先祖返りとはいえ戦闘に長けている者ばかりではないので、住人には同じ先祖返りのSS(シークレットサービス)が付いてボディーガードがつくのですよ(・0・*)ホ,(゚0゚*)ホ--ッッ!!!

そんな怪しいw「妖館」に一人の少女が新しく入居することになったのです!
彼女の名は「白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)」。
由緒ある家柄が故の孤独な人生を歩んできた彼女は、いつの間にか虚勢を張り悪態をついてしまう様になってしまっていたのです!
そんな自分を変えるため、そして人と真っ当に関われるようになるまで一人でいる事にしたりりちよちゃんなのでした(^▽^)/
そんな「妖館」でりりちよちゃんにとって決して忘れることのできない出逢いや出来事が今始まろうとしていたのでした""ハ(^▽^*) パチパチ♪


■「妖狐×僕SS」と出逢った日の日記 (#^^#)
1話だけ見た印象としては、色んな要素が入り乱れているんですけど、芯はしっかししている感じがしました(^▽^)/
さりげない演出や粋な構図、ちょくちょく入ってくるテロップワークやデフォルメ描写がギャグパートにインパクトとリズム感を与えている印象で、個々のキャラの性格や心理描写をうまく表現できてるなぁーって関心しました♪
ヒロインで主人公のりりちよちゃんの ツン(。゚ー゚)σ(_ _。)・・・シュン な性格が妖館の住人と関わることで変化していく心理描写が一つの見所かなぁって思ってます(*^▽^*)
また、りりちよちゃんのSSになった双熾(そうし)くんはなにやら訳ありの様な雰囲気でしたので、彼の過去とりりちよちゃんの関係もとっても気になりますね♪

ストーリの方も、先祖返りを妖怪とうまく組み合わせた事で、半妖の様な中途半端なイメージではなくって、人間としての立ち位置がしっかり確立できているので、新鮮な感じを受けました♪
住人とSSとの関係がストーリーにどんなアクセントを与えてくれるのかとっても楽しみですね(#^^#)
最後まで楽しめそうな印象の第一話でしたよー(^ー^* )フフ♪


■総評
予想通り最後まで楽しく観させて頂きましたo(*^▽^*)o~♪
σ( ̄∇ ̄*)アタシが感じたこの作品のキーワードは「ギャップ」です!
凛々蝶ちゃんを筆頭にキャラ毎の性格上のギャップや、デフォルメキャラ描写などの技術的なギャップなどなど、いろんなシーンでギャップが作りだす面白さを感じることができました♪
一歩間違えれば「違和感」となり得るのですけど、この作品のバランスの良さや魅力のベースとなっているような気がします(´∀`*)
ストーリーの方は前半から中盤にかけては基本1話完結で特に急展開はなくストーリーが展開されていくので見る人によっては物足りなさを感じる人もいるかもしれませんね。
とはいっても、適度に笑いが散りばめられていて、エンディングにかけては程よく心温まるストーリーに仕上がっているので個人的には丁度良い印象です♪
また凛々蝶ちゃんや双熾くんの心情を段階的に理解していけるようなストーリとなっているので、後半の布石ともなってましたね!

後半は普段見せることのない予想外の態度や本音が ┬┴┬┴┤_・) チラリッっと見られるようになっていきます!
不器用で繊細で律儀な凛々蝶ちゃんがやっと言えたこの一言{netabare}
「ありがとう」{/netabare}

そして、自分を律し箍を外さないように務めていた双熾くんの一言{netabare}
「死ぬほどうれしかったのです」{/netabare}

。・゚・(ノ∀`)・゚・。とっても心に残るに名シーンでした♪

他人を傷つけ、他人に傷つけられ付くスキルがあるって野ばらちゃんが言ってましたけど、人を思いやる気持ちって大事にしていきたいものです!
そんな事を思わせてくれる作品でした (●´ω`●)ゞ

最期に、アニメではとっても綺麗な幕引きでしたけど、どうやらまだ続きがあるみたいですね c(・ω・`c⌒っ
かなりの急展開のようなので是非続きを観てみたいものです♪


■MUSIC♬
OP曲『ニルヴァーナ』
 【歌】ムック
 エレクトロニカを軸にストリングスを取り入れたロックチューンナンバー♪
 複雑に絡み合うメロディーラインが独特の世界観と疾走感を感じさせてくれますね(*^_^*)

ED曲『太陽と月』(第7話)
 【歌】反ノ塚連勝(細谷佳正)、雪小路野ばら(日笠陽子)
 とってもお気に入りのデュエットナンバー(゚∇^d) グッ!!
 日笠さんの伸びやかで艶のある歌声と、甘く優しい細谷さんの落ち着いた歌声が
 とっても心地よいです♪
 楽しく元気にさせてくれるアップテンポのデジタルサウンドです(*^▽^*)

劇中曲『COMME AU PREMIER JOUR』
 【作曲】Andre Gagnon
 この作品で一番名シーンで使われた癒しの1曲 d(*´ω`*)
 でも近くにいた子供が「大人がエロいことしてる~(゚ロ゚;)」って叫んでても~台無しw
 ピアノ好きならご存知の名曲!ひと時の癒しを是非♪

ED曲『楽園のPhotograph』(第2話、第9話)
 【歌】御狐神双熾(中村悠一)
 妖艶でムーディーな雰囲気の曲調が作品のイメージにぴったりですね♪

ED曲『君は』(第3話、第8話)
 【歌】白鬼院凜々蝶(日高里菜)
 ローテンポのバラードにあどけなさの残る歌声がとっても愛らしいナンバーです♪

ED曲『one way』(第4話)
 【歌】渡狸卍里(江口拓也)、夏目残夏(宮野真守)
 江口さんにもちゃんと歌って欲しかったですw
 宮野さんの変貌振りが♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
 キャラソンならではの演出ですね♪

ED曲『sweets parade』(第6話)
 【歌】髏々宮カルタ(花澤香菜)
 カルタちゃんと花澤さんのキャラを前面に押し出したファン必聴のナンバーですねw
 甘い物が食べたくなっちゃいますね♪

ED曲『SM判定フォーラム』(第5話、第10話)
 【歌】青鬼院蜻蛉(杉田智和)
 ノーコメントw


2012.02.19・第一の手記
2012.07.04・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♬)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 103

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

凛々蝶の魅力が十分に伝わった^^

ジャンルはラブコメディで
それに「妖怪」というファンタジー的な要素もあります。

このアニメを見てまず思ったのは
主人公:凛々蝶(りりちよ)がとても可愛かった。

凛々蝶が御狐神(みけつかみ)に想いを伝えたいのに
自分の性格が故になかなか伝えられずに
あくせくする姿がなんとも可愛かったです。
また凛々蝶が御狐神と接していく中での
心の中の葛藤のやり取りがよく伝わり
見てて自分もドキドキしました。

またこのアニメの舞台である妖館には凛々蝶を含め
皆、個性的な人たちが住んでいて
その人たちのやり取りがとても面白かったです。

そして後半には凛々蝶と御狐神それぞれの
過去のおいたちや気持ちの心理描写が
わかりやすく説明され、とてもすっきりとした気持ちで
最終回を見終えることができましたし、素直に感動できました。
端的にまとめると主人公、凛々蝶の魅力が
十二分に伝わったアニメでした。

ラブコメ好きやドキドキしたい方にお勧めです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 97

80.3 3 執事で漫画原作なアニメランキング3位
黒執事(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1401)
8166人が棚に入れました
ファントムハイヴ家の当主シエル・ファントムハイヴに仕える執事セバスチャン・ミカエリスとその使用人達の日常とシエルの裏稼業を描く、アクションシチュエーションコメディ。
物語の舞台は19世紀イギリス風のパラレルワールドである(1巻巻末のあとがき漫画より)。作品世界の描写は基本的には史実のイギリスに忠実だが、携帯電話が登場したり、テレビの存在がほのめかされていたりと、独特な世界が形成されている。

声優・キャラクター
坂本真綾、小野大輔、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、藤村俊二、田村ゆかり、朴璐美、福山潤、遊佐浩二、矢作紗友里、諏訪部順一、鈴木達央、杉山紀彰、矢島晶子、山口孝史、青山穣、菅沼久義、勝杏里、立花慎之介、安元洋貴、日野聡

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世の中の関節は外れてしまった。 ああなんと呪われた因果が・・それをなおすために 生まれついたとは!

まず、これを先に言っておきます!
腐向けでも、BLでもありませんΣ(゚Д゚;マジデ!?
そんな浮ついた考えで観ようものなら、(はい、それは私DEATH(・ω<)テヘペロ☆)
あまりの衝撃的シーンに目をそらしたくなります(⊃д⊂;)ヒィィィ!

そして、「執事」のあま~い響きに騙されてはいけません
あくまで「黒」執事ですから・・
「あくまで執事ですから」・・あくまで、ね・・ 

ストーリーとしては、名門貴族のファントムハイブ家の当主「シエル」と
その執事「セバスチャン」と、愉快な使用人達との愉快な日常と、シエルの裏家業と復讐劇・・
日常は観ていて楽しいですが、裏家業の方が話の主になりますので結構悲しいシーンが多いです。
そして、グロイのが苦手な私には、少し刺激が強かった|ω・`)
グサッ、バキッ、プッシュー!!って感じですかね・・w
あまり そのような作品は観た事がないのですが、
ちょっと色々リアルでした・・

その中でもコメディが入って来ると最高に笑える!
オネェな福潤様が拝めます(*ノ∀ノ)イヤン
むしろ、それが楽しみで観ていた位でしたよw

■オネェな福潤様が気になった方へ■
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13321307
(20秒で止めて下さいw)

2008年の作品ですので、作画はとっても美しいです☆
なので、たまに崩れると残念ですw
19世紀後半、イギリスが舞台なので洋服なども雰囲気出てて
お人形さんの様に可愛いです♪
そして、シエルはおやつを欠かさず食べるのですが、
毎回出て来るケーキやらお饅頭やら・・美味しそうで食べたくなる作画でしたよ☆

そして!声優人が豪華(*´∀`)
シエル役には「坂本真綾」サン!まさか「き~みは誰とキッスを♫・・」な可愛い声じゃないです・・いや、可愛いのですが
子供だけど、クールなシエルにぴったりな声でしたよ( `・∀・´)b グッ!!
そして、セバスチャン役は「小野大輔」サン!
セバスチャンが「ドS」なので、小野サンのイケメンボイスにはハナヂブー ( ´ ii ` )ww
しかし、一番は使用人「フィニアン」役の「梶裕貴」たんですね♥
今まで観て来た中で一番萌えました(*´Д`)ハァハァ
役+声がこんなピッタリな事なんてあるのかと・・
って結局「腐目線(≖ω≖)腐っ腐っ腐っ・・・」
え?違いますよ?w

2期もありますので
完結はしないまま終わってしまいました。
しかも、あの終わり方正直ズルイです (´・ω・`)
2期も絶対観たくなる終わり方でした・・まぁ、観ますがねw

そして、何故このタイトルにしたか・・
それは最後の番外編を観ればお分かりになるでしょう・・
むしろ、主人公シエルの生き様が・・
ちなみに番外編、ほぼギャグDEATH(・ω<)テヘペロ☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

毎回の紅茶がとても美味しそうだった

ロンドンを舞台に、名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家の現当主である少年・シエルと
すべてにおいて完璧にこなす執事セバスチャン・ミカエリスを主人公に
代々受け継がれてきた裏稼業である女王の番犬として、イギリスの裏社会の管理、
悪事の始末などを請け負いつつ、その日常を時々コミカルに描いた作品。
{netabare}
「あくまで執事ですから」の決めセリフの通り、セバスチャンは悪魔であり
シエルはある復讐を果たすために彼と契約を交わしている。
両親を殺され、自分はどこかの団体に差し出され辱めを受けたということだが
その描写がシーンとして何度か挟まれるものの、詳しくは描かれておらず{/netabare}
原作を知らない視聴者としては、シエルの復讐心に感情移入がしにくかった。
さらに、復讐の相手である人物の心情に、多少ブレがあるので
そこを人間味と受け取るか、甘いと受け取るかで感想も変わってきそうだ。
いずれにせよ、この人物の持つ憎悪と快楽、狂気をもう少し見せて欲しかった。
でもこの人、なかなか美しかったので許せてしまうのだけどね(苦笑)

それを除けば、人物描写はとても細かく、ちょっとした口元のゆるみや
目の輝き、指先の仕草などで感情表現がとてもわかりやすく
何事にも冷静沈着で有能なセバスチャンは魅力的だし、
それぞれに畑違いの過去を持つ使用人たちも、充分楽しませてくれた。
また、背景なども含め、作画がとても美しく、ゴシックなムードにぴったりだった。

個人的な好みによって印象は変わりそうだけれども、
シリアスとギャグのバランスは悪くなかったように思う。
ただ、有能で優雅な執事がいなければ、シエルはただの我侭で生意気な少年にしか
映らず、名門貴族たる高貴さや知的さがやや足りてなかったように感じたのが
個人的にはちょっと残念な部分だった。

でも逆を返せば、そうだからこそセバスチャンがより魅力的に
美しく気高く見えたのかもしれない。

そうそう、忘れてならないのが死神の人々(笑)
特に、オネエなキャラのグレル・サトクリフ。
彼が登場するとギャグコーナーにスイッチが入ったような感じで
なかなか面白かったし、声を担当した福山潤氏ものびのび演じているように思えた。
あと、葬儀屋のアンダーテイカー(CV:諏訪部順一氏)もなかなかいい味出していて
あの謎に包まれた雰囲気には、すごく興味を惹かれてしまった(笑)

この1期は全24話だったが、2期は12話構成。
TV放送当時、自分は2期の3話あたりからを先に観てしまってたので
1期を観た今、あそこからどう繋がるのかちょっと楽しみ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

のあ☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あくまで執事ですから  (大幅に書き直し)

この作品は私がアニメを見始めてから結構初期のころに観た作品だと思います。原作は友達に借りて読んでいたのですが、その後自分でも欲しくなって全巻そろえてしまう始末(笑)全巻きっちりと本棚に並べてあります。
余談ですが、巻数がローマ数字表記のため、九巻以上は中を確認しないと何巻か分からないという・・・w 作者のあとがきに書いてあったのですが、作者曰く「もし最初から十巻越える予定だったら、巻数表記をローマ数字表記にしてなかった!!!!」とのことww 最初は一巻で終わる予定だったみたいです。原作ファンとしてはこんなに(現時点で二十巻)続いてくれているのは本当に嬉しい!それに、話を戻しますと、ローマ数字表記に関しては私が努力して覚えれば済む話ですからね!w

ちなみに私は、友人に借りて原作を読む→一期を見る→原作購入、の順です。

黒執事は全二十四話の2クール構成で、
・1話~6話(原作第1~3巻をもとにアレンジ、時系列の変更)
・7話~12話(アニメオリジナル)
・13~15話(原作4巻~5巻)
・16~24話(アニメオリジナル)
私がアニメを観た時、アレンジがあると知らなかったので「え!?こんなのあったっけ?なかったよね??」と地味に混乱しました(笑)1期を観た後に自分で原作を購入したのは、この作品が好きだからというのももちろんですが、アニメと原作どちらがどう違うかをはっきり確かめたかったからでもあります(笑)まあ要するに、制作側の思惑通り・・・かな?ww

 ~声優~
・セバスチャン・ミカエリス(小野大輔 )
・シエル・ファントムハイヴ(坂本真綾 )
・タナカ(藤村俊二)
・フィニアン(梶裕貴)
・バルドロイ(東地宏樹)
・メイリン(加藤英美里)
・エリザベス・ミッドフォード(田村ゆかり)
・アグニ(安元洋貴)
・劉(ラウ)(遊佐浩二 )
・藍猫(ランマオ)(矢作紗友里)
・アンダーテイカー(諏訪部順一)
・グレル・サトクリフ(福山潤)
声優の方々に関しては、文句のつけどころが全くといっていいほどありませんでした。
特にグレル役の福山さんが印象深かったです。福山さんの演じている役といったら?と聞かれたら、迷わずこれを答えますww主要キャラ・・・というわけじゃないんですけどね。それでも心に残るというのは凄い事ですよね^^

この作品はシリアスも多いですが、その中でのギャグが意外と面白いです。というか面白いです。
また、どちらかというとやはり女性向けなのかもしれませんが、男性が観ても面白いと思いますよ?
意味深なセリフはありますが別段腐向けというわけじゃないですし、私としては話の深さ??みたいなところを楽しんでほしいです!

そして、「一家に一人、セバスチャン」のノリで我が家にセバスチャンが欲しいですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

87.3 4 執事で漫画原作なアニメランキング4位
ハイスコアガール(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (798)
3329人が棚に入れました
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!

声優・キャラクター
天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かっこいいは正義

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:桑波田満、原作:押切蓮介

90年代のゲームを巡るストーリーが魅力で、
多くの男性が懐かしさを感じることのできる作品。
ゲーマーとしてのプライドを持つ主人公の矢口春雄が
お嬢様ゲーマーの大野晶や、矢口に恋心を抱く日高小春たちと
ゲームをしながら青春を謳歌していく。

この時代を生きた男性なら多くの人が
夢想したことがあるだろうという展開。
私はストリート・ファイターⅡ以降、
それほどゲームセンターに行かなくなってしまったが、
こんなところで女子と遊ぶなど、夢のまた夢の世界だった。
昔は吉野家や立ち食いそばでさえ、
女子が一人で訪れることは、ほぼあり得なかった。
ゲーセンでカップルを見るのも、かなり稀なことだった。
そこは男の世界だったのだ。

この作品では昔のゲームやその特徴、
やり方などを懐かしむことが大きな楽しみのひとつだが、
大野や日高とのラブコメも見どころだ。
3話での大野との別離や再会した後の
河原でのシーンなどはとても良かった。
日高も矢口を追いかけてゲームが上手くなっていく。
切なくもあり、笑ってしまう場面がたくさんある。

ただ個人的にこの作品の最大の魅力は、
春雄の生き方にあると思っている。
春雄は小学生のときから、
自分のできること、できないことを割り切っている。
できないことは、ほぼ諦めている。
しかし、ゲームにおいてはプライドを持っており、
孤高の生き方を選んでいるように見える。
そして、自分のなかで何がかっこよくて、
何がかっこ悪いのかという価値観がはっきりしている。
それは、とてもかっこいいことではないだろうか。

昔、競馬騎手である武豊のドキュメンタリー番組を観た。
その頃、既に一流ジョッキーとして広く認められていたにも拘わらず、
貪欲に新しい乗り方を取り入れていたことが放映されていた。
そんな姿勢についてインタビューアーから問いかけられると、
かっこいいと思えたから、ということだった。
もちろん、騎乗スタイルには馬に負担をかけないだとか、
速く走らせるのに適しているだとか、
色々なプラス要素の理屈があるわけだが、
武豊の口から出たのは、そんな一言だったと記憶している。
さらに、かっこいいことは、だいたい正しいことが多いんですよ、
というようなことも告げたのだ。
とてもシンプルな答えで、私は衝撃を受けたものだが、
成功している人間とは、正しい理念みたいなものを
本能的に分かっているのかもしれないと思った。

私は春雄のキャラクター像に、そういう潔さや正しさを感じた。
何がかっこいいかということが決まっているから、
生き方がぶれないのだ。
それは全編を通して一貫しているように見える。
傍目にはかっこ悪いように見えていても、
「自分のかっこいい」からは外れていないと考えている。
つまり、ハードボイルドなのだ。

ハードボイルドとは、ヘミングウェイからハメット、チャンドラー、
ロスマクなどの作品につながる考え方で、
日本では60年代から80年代にかけて浸透したと私は理解している。
直訳すると固くボイルしたもの。
固ゆで卵、つまり芯の固い生き方のことを指している。
ある時期のアメリカなどの探偵小説では、
よく描かれた主人公像のひとつだ。
ジェイムズ・エルロイの作品もこの系譜に含まれる。
なぜ、春雄がこういうキャラクターなのかと考えると、
ひとつは90年代の時代背景と、頻繁に登場する
ストⅡのガイルのキャラクター像に影響されているのだろう。

このようなことを考えると、春雄が女子からはもちろん、
男子からも人気のある人物として描かれているのは
とても納得できる。私にもこういうタイプの友達がいたので、
余計にを懐かしい思いで観てしまう。
ゲームや時代背景だけでなく、
無骨な人物像という部分でも親しみを感じる。

男はタフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない。

今ではあまりにも時代遅れのセリフが、
この作品には合っているような気がする。
(2018年10月20日初投稿)

EXTRA STAGE ROUND13~15
(2019年10月23日追記)

{netabare}1期終了後に配信とOVA販売の
発表があったEXTRA STAGE。
当初は、最終回までまだ多くの話が残っているのに、
駆け足で終了かと不安の声も上がったが、
無事に2期制作となったのは良かった。

1期の終了時には日高からの告白と
ゲーム勝負の申し込み。
晶とは家出の件で、また遠い存在に。
それでEXTRA STAGEは、
日高と春雄が中心になるかと想像していたら、
やはり晶との話がメインだった。
13話でAOUショーを晶と行けたら楽しいのにと
想像し、15話で運命の出会いによって一緒に行くという
ストーリーでまとめられた構成となっている。

私はよく知らなかったのだが、
AOUショーというのは、1982年から開催されている
AOU(全日本アミューズメント施設営業者協会連合会)が
開催していたショーで、アーケードゲームを中心とした
展示会ということらしい。2013年からは、
ジャパンアミューズメントエキスポとして
毎年2月に開催されている。

話の中心は、春雄と晶の周囲の人たちも交えた
世界の広がりとでもいう展開。
晶の教育担当の業田や晶の姉の真、
晶の登下校時の運転手・じいや、
春雄の母・なみえ、そして同級生の日高との
関わりによって、ゲームを楽しみつつ、
少しずつ大人への道を歩いていく。

さまざまなゲームが登場するが1995年当時は、
私はほぼゲームを卒業していたので、
画面を観てもほとんど知らなかった。
ただ『RPGツクール』というソフトがあったのは、
朧気ながら覚えている。とてもじゃないが、
面白いゲームを作れるような代物ではなかったという
噂を聞いたことがある。
また、ゲームを卒業したと言いつつ、FFシリーズは別。
晶が射的でゲットした
『ファイナルファンタジーⅥ』は大好きだった。
この頃のFFシリーズはシナリオが練られていて、
とてもよくできていたと思う。
個人的にはⅦが頂点で、その後は緩やかに
下降していった印象。
さすがに最近はもうやっていない。

やはり今回も注目したのは春雄の行動や
春雄の母・なみえの信念のようなものだった。
業田に対して、なみえが主張する姿はかっこいいし、
春雄の、他人や晶に対する姿勢には好感だ。
13話のラストで晶が名残惜しそうに春雄の胸に頭をつけるが、
春雄は想いを胸の奥に秘めながらも、
背を向けて別れていく。とてもこの作品らしいと思った。
16話では、幕張の帰りの電車で春雄はついに自分の気持ちに
正直になる。相変わらず車ではねられるのはご愛敬として、
良い感じで2期につなげられたのではないだろうか。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 114
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

沁みるほど青春

J.C.STAFF制作、原作押切蓮介。

主人公は小学6年生、矢口春雄。
彼の好演がどういうわけか楽しい。
当時の小学生なんてとても、
小さなコミュニティで生きています。
居心地の良い場所なんて限られている。
現代のユビキタスな世界は存在しない、
春雄にとってゲーセンが聖域なのでしょう。

4話視聴追記。
懐かしいのは設定の1つに過ぎない。
ここにあるのはノスタルジーではなく、
素朴な時間と馬鹿が付くほど正直な生き方だ。
{netabare}小学生はまだ生き方を選べない、
そして季節は廻り、ほのかな恋の中学編が始まる。{/netabare}

最終話視聴追記。
よくやった、大健闘でしょう。
素晴らしいアニメだと思います。
{netabare}ガイルさんが助演男優賞でしょうか、
ゲーマー同士のショボい喧嘩が楽しい。
ヒロイン2人が好対照で好印象、難しいなあ。{/netabare}

沁みるぜ、沁みるほど青春だ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 108
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そんな私はロースコアボーイ

2018.10.06記

原作未読

当初ノーマークだったが、同僚の薦めで視聴決定。
どうやら、昔懐かしのゲームを扱った回顧ものくらいの前情報で視聴スタートです。

さっそく結論。

 懐かしくて涙出るわ~

これはオモテ。並行して、

 なんじゃこのラブコメ泣けるわ~

一作で二度美味しい作品になってます。懐かしのゲーム見たろ、ぐらいでかまえて思わぬカウンターパンチを食らっちゃいました、といったところでしょうか。

主人公の矢口春雄が1979年生まれ。本作の時代設定が1991年(小学六年生)から1995年(高校一年生)までとなります。
これはリサーチの勝利と言って構わないと思いますが、誇張されることない等身大の90年代が描かれているため、おおむね1970年~1985年生まれの方は取り扱っているゲームや時代の空気感の再現具合に感嘆するんじゃないでしょうか。

{netabare}・緑の電話ボックスにピンクチラシが貼ってる
・当たり前のように灰皿が置いてあるゲーム台
・パネルでめくられる新幹線ホームの発着案内板(現在は電光掲示板)
・溝の口(川崎)駅降りたとこ南武線沿い小道の汚い飲み屋街の古本屋 ※住んでた私が保証しよう
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機のラインナップ
といった見た目のあるあると

・対戦でのお作法(ハメ技かけると喧嘩になる等)
・教室でソニックブームを繰り出すこの解放感
・もういいわよ。録画してた「家なき子」観るから♪
・ミスチルを聴きなさい!ミスチルを!
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機にその当時みんなが感じてたこと
といった空気感{/netabare}

単なるゲーム回顧録ではない、時代の空気の見事な切り取りっぷりに切なさを感じるほどです。ワクワクするつもりがきゅんきゅんしてしまうのです。

若い皆さんにとっては、このピンポイントで切り取られた時代の追体験が可能ですので、ぜひ面白がって観てほしいですね。
ついでに、だいたいアラフォーの男性が大なり小なり通ってきてる道でもありますから、雑談のネタとしてビジネスにも活用できるかもしれません。

自分はハルオよりちょい上くらいのドストライク世代にあたります。回顧トークしたくなるところですが、脱線が止まらなさそうなのでここでは泣く泣くあきらめますよ。ただ一点、同年代非オタの知人にハイスコアガールを勧めたら、ちゃっかり視聴してました。その後酒の席でのあるあるトークに華を咲かせましたよ、ということは申し添えておきます。



そして、ゲームと並行しての恋愛の世界。
ゲームで繋がる恋愛ってなんのこっちゃ? そもそもこのキャラデザインは、恋愛仕様のそれではないような。。。
{netabare}とナメてたら3話で不意打ちを食らうことになります。{/netabare}

2話からラブコメの波動が感じられ、12話終わる頃にはきゅんきゅんしてることでしょう、たぶん。

大野晶と日高小春のダブルヒロインというのは、ぱっと見で王道の配置です。

大野晶:ゲームは社会との接点を持つためのもの/純粋にゲーム好き/{netabare}ハルオが好きそう{/netabare}
日高小春:ゲームはハルオとの接点を持つためのもの/ゲーム好きは二次的なもの/{netabare}ハルオが好き{/netabare}
ハルオ:馬鹿で優しくてあったかいやつ。すがすがしいほどにゲームのことで頭の中がいっぱい。

そんなベクトルは物語の進行に合わせてゆっくりと変化していき、最終12話{netabare}(小春の告白という大きな転換点を迎えること){/netabare}で本作の恋愛の波動がピークに達します。
きゅんきゅんする理由、、、二人ともホントいい子だから(語彙力)。
そしてハルオもなんだかんだいいやつだから(もっと語彙力)。
二人ともきっかけは違えど、徐々にハルオに惹かれていく様子がもどかしくも純な感じがして擦れた大人にはまぶしく映りました。
ヒロインにとってはゲームバカが恋愛対象のため、コミュニケーションがゲームを通じてということも多いです。対戦プレイや協力プレイのシーンに潜む恋のやり取りを見過ごしてはいけません。{netabare}晶と小春ですらゲーム機を通しての会話と、わりと徹底してます。{/netabare}なんかもう「拳で語り合う」世界観ですね。

これほど無口なヒロインで物語が成立するんだ、と面白がって観てたわけですが、結局セリフがゼロでしたね。大野晶役の鈴代紗弓さん、「あ」「う」「ぐふぅ」に感情を込める難役お疲れ様でした。
小春の鼻腔を抜ける呼気の音すら聴こえそうなささやき声は役に合ってたかどうかを超えて心地よかったですね。広瀬ゆうきさんですか?また別の作品でお会いしましょう。

{netabare}晶にとって、もともとは大野家とは違う世界への扉であり、さらにその世界を広げてくれたハルオへの好意。ハルオは激つよの晶を目標と捉えてました。
小春にとって、唯一自分に目を向けてくれる瞬間がゲームで対峙する時だったというハルオへの好意。ハルオはフルボッコ負けを機に小春をライバルみたいに捉え始めました。
後半は、

 “目標を降りたかった晶と目標になり替わりたかった小春”

ミスマッチがなんとも切ない物語でした。{/netabare}



ノスタルジーにあてられて不器用な恋の行方にせつなさを感じたのか、
良質なラブコメにほだされて在りし日の思い出がきれいに見えたのか、

恐らく両方。きゅんきゅん×きゅんきゅんは単に2倍ではなく、2乗と感じる稀有な経験なのでした。
続き3話はOVAで!と商売臭わかりやすいラストに賛否両論出そうですが、そこはご愛敬(;^ω^)
薦めてくれた同僚よ、ありがとう!



以下、その他の四方山話。


■作画
まずは、権利処理に奔走してくれた裏方さんには賛辞を送りたいと思います。感謝!
3DCGということでしたがかなり普通のアニメっぽい自然にみられる処理をしてました。私の目利きが甘いかもですがあまりCGっぽさを感じません。そして核となるゲーム画面の再限度が極めて高い印象です。元画像をはめ込めばよかろう、というものではけっしてなく、ブラウン管と現在のデジタル規格との突合作業、コマ数の調整、エフェクトの修正、その他視聴者からみれば『そのまんまゲーム画面』に見えた本作の絵は相当の処理を施して再現されたものだそうです。
私が普段は気にしない技術的な面にも良い意味で関心を起こさせる製作陣の仕事でした。


■華を添える愛すべきイカレキャラ達
わりと主人公たち以外は行動・言動が変なのが多いのですが、第一話で矢継ぎ早3枚のカードを切ってきて視聴者の引き込みに成功しました。
・癇癪カップル:声は松岡&日笠と無駄に豪華
・小学担任:「卑劣」と書いてお前のことだ、と主人公に容赦ないが悪意もない。
・じいや:黒塗り高級車で主人公を轢いても歯牙にもかけず。
目立たぬファインプレーだったように思えます。


■10カウントで消えるはずだった世界が色づく
OPEDともに作品に寄り添った良曲。ED「放課後ディストラクション」はお気に入りでDLしてます。
{netabare}プレステとサターンの発売により自分はアーケードから距離を置きました。当時は鉄拳派(プレステ)とヴァーチャファイター派(サターン)と棲み分けがされてた気がします。
それはさておき、10話Aパートでサターンにうつつを抜かしアーケードから遠ざかってたハルオが小春にフルボッコされたのを機にゲーセンに戻ってくる描写があります。
逡巡しているハルオのバックにはストⅡゲームオーバー時のコンティニュー画面。ガイルさん(CV安元洋貴ww)がハルオを焚きつける中無情に10カウント刻まれていってました。
アーケードゲームが家庭でできるインパクトは強く、この時期から徐々にゲーセンから足が遠のいていったのは私だけではないでしょう。対照的にコンティニューして戻っていったハルオには個人的に感動しました。(えっ!そこ?)

どれくらいのインパクトか? JUDY AND MARYの楽曲に「まるでヴァーチャファイターのゾーン2」という歌詞が出てくるくらい。男ならともかくあまりゲームをしない女の子でも家にプレステとか普通に置いてありましたよ。{/netabare}


■余談
我が家では作中登場したニューファミコンが現役です。タイトルは70本以上。スーマリ、ドラクエシリーズ(要ふっかつのじゅもん)、じゃじゃ丸くんといった有名どころから、シティコネ、影伝、燃えプロその他家族でたまにゲーム大会を開催。
スターフォースでラリオスを撃破したり、ボンバーマンでリモコン無し状態からのリカバーをしたり、グラディウスで↑↑↓↓←→←→BAを披歴したりと父親の威厳を保つのに一役買ってたりします。
この前、ウチの子供たちが伝家の宝刀『カセットに息をフー』してるの見て爆笑しました。曰く「つば飛んじゃダメなんだよ」と。
なんかしらんが、受け継がれる伝承みたいなもんでしょうか。25年前も今も楽しいものを前にした子供の気持ちってそうそう変わるものではないんです。



視聴時期:2018年7月~9月 リアタイ視聴 ※EXTRA3話は2019年3月視聴

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2019.04.03追記 ★EXTRA STAGE(ROUND13~15)追加視聴★


Netflixの配信にて。TV放送(ROUND1~12)の続きの3話分が解禁です。

{netabare}変わらぬOPとEDにふいにキュンとしてしまった。なんだこの破壊力。
内容には触れません。本編にも増して、ハルオ母が素敵で、晶と小春に身悶えし、ハルオはしっかり男の子してました。{/netabare}

ファンの皆様におかれましては、視聴は義務と言って差し支えない出来映えです。

※視聴日:2019.03.30



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2019.10.23追記


2019年秋期に2期放送。先だって、EXTRA3話を地上波で放送しました。
濃厚な3話だったのでこれを放送する決断をしてくれたスタッフの皆さまには感謝です。

{netabare}さて、そのEXTRAのクライマックスといえる花火シーンは二子玉川河川敷の花火大会です。ハルオたちが乗ってる電車は田園都市線。

こたびの台風でまさに氾濫したピンポイントの場所でした。{/netabare}

春先には普通に感動しただけでしたが、あらためて半年後に再視聴して別の思いが生じます。迅速な復旧をお祈り申し上げます。



2018.10.06 初稿
2019.04.03 EXTRA視聴後追記
2019.10.23 追記
2020.07.28 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 100

87.9 5 執事で漫画原作なアニメランキング5位
日常(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (4363)
20393人が棚に入れました
妄想がちな女子高生ゆっこの周りには、ロボやら鹿やら謎なものがいっぱい。時定高校を中心に、シャケが飛んできたり、こけしが飛んできたりと町中に広がる不思議でビミョーにシュールな「日常」は始まります。

声優・キャラクター
本多真梨子、相沢舞、富樫美鈴、今野宏美、古谷静佳、白石稔、堀川千華、川原慶久、山本和臣、平松広和、小林元子、吉崎亮太、廣坂愛、比上孝浩、玉置陽子、樋口結美、佐土原かおり、山口浩太、小菅真美、稲田徹、水原薫、チョー、中博史、銀河万丈

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

『日常』というタイトルの『“非”日常』

はかせとなのちゃん、阪本さんのくだりは、終始面白かった。

ゆっことみおとまいの件は、当たりはずれがあったかな?かなり、シュールなネタが多かったし・・・。

後半、なのちゃんが加わってからのゆっことみおとまいの件は、がぜん面白くなった。

という事は、個人的には「なのちゃん」中心にこの作品を楽しんでいたのかな?

何度見ても楽しめる作品です!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 75

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常の中の非日常的ギャグ

「日常」というタイトルに不似合いな非日常がそこに繰り広げられる。
それが何より面白いし、観ていて楽しかった。

ジャンル的にはシュールギャグアニメ、でいいのかな。

中には、どう笑えばいいのか困るようなエピソードもあったけれど、
ツボにはまったらもうずっと笑い続けて苦しかったくらい笑って。
その落差が大きいのも、この作品の特徴の
ひとつだったような気さえしてくる。

これでもか、というほど奇想天外なアクシデントに見舞われるとか、
なんでそんなに熱くなれるんだと、呆れてしまうほどエキセントリックに
なって結局は空回りしていたり・・という話が多かったように思う。
あのテンションは、ちょっとだけ『男子高校生の日常』の中の
『女子高校生は異常』に近いものを感じた。

また、ゆっこ、みお、まいの3人が並ぶとなんとなく、
『魔法少女まどか☆マギカ』を思い出してしまってたのは僕だけか?

東雲研究所では、なのもかわいかったけれど、
やっぱり・・・はかせの無邪気さは最強だった。

時々、無性に懐かしい曲が流れるEDも、ちょっとツボだったし、
難しく考えすぎずに、ふわ~~っとした気分で眺めるには
最高の作品だったと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

感想らしき何か。

原作は読んだことがありません。

群馬県の、とある町の平和な日常をたんたんと綴る、
オムニバス形式のショートコントアニメ。

この話は群像劇になっていますが、
県立時定高校に通う女子高生3人組。(ゆっこ、みお、麻衣)
東雲研究所に暮らす2人と黒猫。(はかせ、なの、阪本)
計5名と1匹がメインです。

このアニメを初めて知った時は、
京アニもよくこんなもん、アニメ化したなってのが正直なところ。
円盤爆死とダブルピースという認識しかなく、長らく見てませんでした。

改めて見たところ、ムダに作画がいい気がしますね。
特に前期後期両方のOPは、滑らかなズームインを効果的に使っていました。
EDも、前期はファンシーな作りで後期は小学生が喜びそうな感じで結構なお気に入りです。

制作会社によっては1話あたり1000万円の紙芝居で済ませちゃいそうなネタなのに、
ひたすらよく動きます。これが、京アニクオリティと言ったところでしょうか?
動きをダイナミックにすることによってネタを面白く見せようという工夫なんですけどね。

会話劇が主体でボケとツッコミの応酬。
ギャグは、ノリと勢い任せな部分が多かった気がします。
笑えるパートは本当に笑えましたが、ギャグがスベッてる部分も少なからずでした。

個人的には、
なの、はかせ、阪本の平和な1日
ゆっこ、みおの喧嘩
このふたつが好きでした。

ギャグは当たり外れがあるものの実は世界観を気に入っています。

名前は言いませんが別のアニメでつまらないと思ったネタがあるんですよね。
それは、作者によって才色兼備という設定を与えられた女子高生が、
悪ふざけした男子高校生をお仕置きと称して毎度毎度暴力で懲らしめるというもの。
圧倒的強者が、弱いバカを成敗したところで何が面白いのでしょうか?
絶対に傷つかない汚れない立場から若手をいじって、
楽して笑いを取る大御所みたいなつまらなさを感じます。

コメディでは汚れるときは一緒に汚れるのが肝心要だと思っています。
ドリフでは強い立場にある、いかりや長介が、
志村に逆襲されたりタライや水を浴びたりしてましたよね。
んで、オチに出てくる言葉が『駄目だこりゃ』
大事なのは、その精神です。

脱線から戻ります。
『日常』では、学校の成績が悪いゆっこは、みおからよくバカだと言われてマジギレします。
でも、一方的に上から目線でバカにされてるわけでもなく、互いに思いやってるところもあり、
ゆっこにからかわれて、みおがマジギレすることも少なくなく、
からかったら予想外の反応をされて、からかったほうがオロオロすることもあって、
人間関係の妙があったと思います。

おバカだけど気遣いもできる善人な、ゆっこ。
ツッコミ役だけど暴走機関車な、みお。
なにより2人は喧嘩してても親友であり、
キャラ同士の掛け合いのパワーバランスが上手く取れていました。
(トリオですので、何考えてるか解りづらいけど、ゆっこLOVEな麻衣も忘れちゃいけません。)
どっかのキャライジメや芸人イジメとは違いますね。

東雲研究所でも同様です。
はかせ=本当に悪戯好きなしょーもないことをするオコチャマなんですが、
いたずらの対象である、東雲なのが本当に大好きで甘えてるだけなのですよね。
好きなら何をしてもいいわけでもないですが、
2人の間には愛情やら精神的なつながりが存在している、そこには上から目線は存在しない。

笑いを取るために自分は傷つかずに他者を笑いものにする下らない芸風とは無縁ということで、
なんやかんやで、『日常』は安心して見られるアニメかなあと思いました。
NHK教育に輸入されたのも納得ですね!
もともと、『にほんごであそぼ』みたいな空気もありましたし。

殆ど持論めいた内容になってしまいましたが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

72.7 6 執事で漫画原作なアニメランキング6位
黒執事Ⅱ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (807)
5010人が棚に入れました
19世紀後半、英国名門貴族トランシー家。若き当主アロイス・トランシーは生まれてまもなく攫われ行方不明となっていたが、漆黒の執事クロードとともに帰還した。クロードはアロイスに絶対的忠誠を誓っており、広大なトランシー邸の一切を切り盛りしていたが、名前以外はすべてが謎に包まれていた。
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

好敵手の出現で1期より見応えがあった

レビューを書くにあたって少し前に1期、2期を通して再視聴したが、
実は僕の場合、「黒執事」を初めて観たのは2期を放送中だった頃の3話からだった。
そのせいもあってか、2期のほうから先に好きになった作品なので、
原作ファンの方とは、だいぶ観方や感想が違っているかもしれない。

というのもこの2期、原作でも1期でも主役であった執事セバスチャンと
その主、シエルの対抗相手として、原作には無関係の執事・クロードと
その主・アロイスが登場し、物語もオリジナルだったからだ。
で、1期を観た上で思うのは、2期のほうがメリハリあって個人的には楽しめた。
でも2クールかけた1期でのセバスチャンの有能さと、シエルとの信頼関係や
細かな設定、人物関係を観ていないと、1クールで終わってしまう2期に
感情移入しにくくなるので、当然1期を観ておくことはオススメ。

ちなみに1期、2期ともシリーズ構成は岡田麿里。
監督、美術、色彩設定のスタッフは変更になったため、違いは随所に見られた。
どちらが良いとか悪いとかは人それぞれ好みもあると思うけれど、
全体的に観て、1期は日常系的な要素のほうが強く、コミカルなシーンも多かったが
2期は笑える部分をかなり抑えてバトル色を濃厚にし、心理描写はさらに細かく深くなっていた。

個人的にキャラデザはクロード&アロイスのほうが好みだったりして、
オリジナルの新キャラであるクロードを、とことん冷ややかな策士にし、
アロイスの傲慢さとしたたかさ、その裏にある孤独や、絶望感と哀しみを
彼の過去とともに描くことで、1期では感じづらかったシエルの正統派お坊ちゃんの
高貴さが浮き彫りになったし、セバスチャンのちょっと人間味のある愛情や甘さも見えて
奥行きを感じ、特に後半は感情移入しやすかった。

OSTのほうは1期同様、ストラヴィンスキーやマーラー、ヴィヴァルディや
ショパンなどのクラシックをモチーフにしたような曲や、
エニグマのようなグレゴリオ聖歌をベースにした曲がいいタイミングで挿入され、
クールな外見に似合わないド派手なアクションや、
エキセントリックな内面を垣間見せるクロードの動きや、
アロイスの歪んだ人間性を哀しげに見せることに成功していたと感じる。

一方、セバスチャンとシエルのほうは、1期の最終回のその直後がどうなったのか
中盤で描かれており、あぁなるほどそういうことだったのかと納得はできた。
そしてセバスチャンがなぜシエルに固執するのか、その理由もよくわかる。
また、それをクロードやメイドのハンナが察知して企てる数々の
エグい展開はなかなか見応えあったし、これでこそ{netabare}悪魔{/netabare}
と満足できた。

特に9話以降は緊迫感で張りつめ、目が離せなくなる。
{netabare} あくまでも悪魔は悪魔ということか。{/netabare}
ラストに対しては賛否分かれそうだが、僕的には2人のひとつの道筋として
そして、実際あるかないかわからないけど3期を期待できる結び方だったかなと。

それにしても、契約を遂行する忠実さは良しとして、悪魔だろうが人間だろうが天使だろうが
やはり女性の持つ母性愛に適うものはないのかもなぁと、しみじみ感じる2期だった。

ちなみに、あにこれでは別作品として登録はされていないが、
この「黒執事」6話あるOVAがすごく面白いのでオススメ。
不思議の国のアリスをモチーフにした物語があったり、ファントムハイブ家を案内してもらう形で
屋敷内のさまざまな場所のことがわかったり、『黒執事』をハリウッド映画に仕立て上げ
オールキャラが俳優としてインタビューに答えたりするのも笑える。
死神たちの裏側のこともちゃんと描かれてたりして、それも楽しいのだが
一番心に残ったのは、アロイスを主人公にした6話の「蜘蛛の意図」
愛情を渇望する彼の痛い心が、2期を観終えた後だとなおさらせつなく。
そして悪魔に関しては、「悪魔としての悦びは悪魔としての苦しみの先にしかない」
って意味がよくわかる話だった。
もちろん、1期2期を観てないと設定や関係がつかめないので観終わってからが前提。

声の出演は以下の通り。

セバスチャン・ミカエリス : 小野大輔
シエル・ファントムハイヴ :坂本真綾
フィニアン : 梶裕貴
メイリン : 加藤英美里
バルドロイ : 東地宏樹
タナカ : 藤村俊二
エリザベス・ミッドフォード : 田村ゆかり
劉 : 遊佐浩二
藍猫 : 矢作紗友里
ドルイット子爵 : 鈴木達央
アバーライン : 菅沼久義
葬儀屋 : 諏訪部順一
グレル・サトクリフ : 福山潤
ウィリアム・T・スピアーズ : 杉山紀彰
アロイス・トランシー : 水樹奈々
クロード・フォースタス : 櫻井孝宏
ハンナ・アナフェローズ :平野綾

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ・・そして、OVAは最高だったのである・・

1期に引き続き~なんて思いきや、
1話を観てみると・・「シエル&セバスチャン」が出てこない(;゚Д゚)
いきなり始まる「謎の執事と、謎の少年」の話。
しかもグロ健在?むしろひどくなってない?
「謎の少年」がメイドを目潰し!(σ´∀`)σ(*□*;)ギャ
これは・・完走出来ないかもしれない・・
と思いきや、颯爽と登場セバスチャン♫
やはり主役は変わらない事に安心し視聴継続しちゃって下さい♪

そうなのです、2期からは新しく「トランシー家」が加わります!
なので1期の「裏家業」とは違い、
「トランシー家」との話が中心になります!
トランシー家の当主「アロイス」・(あくまで)執事「クロード」
は執拗に「シエル&セバスチャン」を狙います( >_[・]) ロックオン
それは何故か・・という所がみどころになって来るのではないかと・・
しかしっ、やはり私が一番に楽しみだったのは、
オカマ死神「グレル」とセバスチャンの掛け合いですかねw
いや~何度観ても飽きないわぁww
\(・д\)ソレハ(/д・)/オイトイテ(グレル再度登場しますので・・w)

そして、注目すべき所は普通なら見逃す「アイキャッチ」
それぞれのキャラがタロットカードを正位置と逆位置で持っているのが印象的でした☆
カードの意味=ストーリーになってるようで、
詳しい方はそこも注目してみたら面白いと思います!

そして次回予告が面白いですね(・∀・)ニヤニヤ
セバスチャンが甘ぁーい声で色々やってくれます!

今回の新キャラの声優、
アロイス役には「水樹奈々」サン。個人的には・・合ってなかった・・かな。
クロード役は「櫻井孝宏」サン。
「イエス ユア ハイネス」が某ギアスのスザクとかぶったのは私だけ?(´・ω`・)エッ?w

1期と違い12話完結で完全オリジナルストーリー
なるほど・・って感じでした。
何で作ったんだ?とまでは言いませんが、
無くても良かったとは言えます・・
3期があってもおかしくないような終わり方。
私はあの終わり方には満足行きませんでした!
「あくまで私の意見ですが、ね|ω・`)」

しかーし、ここで終わらないΣ(*´∀`*;)ドキッ!!
私はレンタルで視聴したのですが、
OVAが収録されていて、ある意味そっちの方が面白かったとも言えます♫

①「シエル イン ワンダーランド(前・後編)」
黒執事版「不思議の国のアリス」ですね~☆
アリス=シエル・衣装が可愛すぎるぅ~(*´ω`)
白ウサギ=セバスチャン・うさ耳(*´ω`)
チシャネコ=グレル・猫耳(*´ω`)
他キャラもたくさん登場!黒執事の注目どころ、衣装が可愛すぎる作品です♥

②「ファントムハイブ家へようこそ」
うぉーーーーーー(゚∀゚)これは自分がファントムハイブ家へ行った感覚になれます♪かわゆいエリザベスのお友達として☆
セバスチャンが手を取ってくれます、シエルが歓迎してくれます、
ソウマに「可愛い」と言われます・・しかし、私には「ある計画」があるんです・・・

③「MAKING OF KUROSHITSUJI2」
黒執事の裏側・・登場人物達が役者のように私服でインタビューをうけたり、NGシーンだったり、グレルが「スッピンを映さないで!」と怒ったり、TVショッピングだったり・・アニメなのに、アニメじゃない・・こういうの好きです(。◕‿◕。)

④「死神ウィルの物語」
事前情報あったので、ウキウキで視聴♪
ウィルとグレルが新人死神に死神派遣協会を案内しながら
2人の過去をご紹介☆
こんな初々しい時期があったのか(*´∀`)
そして、メガネ課?死神にはメガネが必須アイテムらしいです♫

⑤「蜘蛛の意図語」
・・トランシー家の人物紹介?
とりあえず、使用人の3つ子が笑えます( ゚∀゚)アハハッ

Ⅱに満足いかなくても、これを観ればきっと満足出来るはずですよー!黒執事ファンなら是非♥

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新キャラにはあまりピンとこなかった。

黒執事Ⅱでは新キャラのアロイス・トランシーとのお話。

ですが・・あんまり印象に残らなかったです(個人的にです。好きな方、すいません)

相変わらずセバスチャンの働きっぷりは素晴らしい(●・д・ノ)ノ
うちの家にもセバスチャンくださいっwって今回も思いましたw

まぁたぶん私は黒執事観てて、
セバスチャンとシエルがいてやはり2人が最強だー!!
・・なんて思えたら満足なんだと思いましたw

いろんなキャラがいておもしろいです。
結構好きなキャラ増えました〜♪

今後もぜひぜひ続編やOVA新作をお願いしたいです。
なんか終わって欲しくない作品ていくつかあるけど、
黒執事もその1つで本当に最後ってなったらなんかさみしいな・・。
だから当分終わらないで・・なんて思いました^^;


読んでくださりありがとうございました人´Д`*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

80.7 7 執事で漫画原作なアニメランキング7位
ハヤテのごとく!(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1459)
9473人が棚に入れました
不幸な少年・高校生の綾崎ハヤテは、ギャンブル好きで浪費癖のある両親の生活を支えるため、バイトの日々を送っていた。だが、1億5000万円の借金を作った両親は、その負債をハヤテに押し付けて行方不明に…。取立てに困ったハヤテは、一人の少女を誘拐することで、借金返済を目論んだ。だが、その行動が少女の勘違いを招き、自分への告白と受け取られる。さらに、誘拐されたその少女を救出してしまったことで、少女の恋の炎に火が燈る。その少女・大富豪のお嬢様の三千院ナギは、ハヤテを住み込みの執事として雇うことを決め、発覚したハヤテの1億5000万円の負債を肩代わりするのだった。かくして無利子・無担保の貸付による40年ローンを返済するべく、仕える者として、お嬢様を守る者として、綾崎ハヤテの命を懸けた執事生活が始まる!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、松来未祐、植田佳奈、井上麻里奈、中島沙樹、生天目仁美、矢作紗友里、高橋美佳子、小杉十郎太、三宅健太、若本規夫

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ボリューム満点!!

原作全部持ってます!

このアニメ、ノリが完全に深夜アニメなのにもかかわらず、話数が52話もあるんですね。
原作の話とオリジナルの話が半分ずつぐらいで構成されているので原作を読んでいる人とそうでない人の両方が楽しむことができます(σ゚∀゚)σ
まぁ話数が多いために途中で疲れて見るのを断念した人も多いようですが、俺は最初から最後までずっと楽しんで見ていました!

ジャンルは「執事ラブコメディー」という感じですかね。
超大金持ちのツンデレお嬢様とガンダム並みの耐久力を持つ化け物執事たちが織り成すハチャメチャな日常を描いた作品です。
他にも完全無敵の生徒会長様や怒ると怖いメイドさん、人語を喋るトラなど愉快なキャラたちがたくさん登場します。

このレビューを見て興味を持った人は少しずつでいいので見ていってみてください。
一気に52話はさすがにきついと思うのでw

でもっておもしろいと思えたら今度は原作も読んでみてください。
俺は原作の方で爆笑したところが何度もあったのでギャグ好きの人にはかなりオススメです(^_^)v

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

両親からのクリスマスプレゼント・・・1億5千万円の借金を受け取った少年の物語です^^;

あにこれで2013年4月からの春アニメを物色していた時、私は『ハヤテのごとく! Cuties』に出会いました。

「アニメを作品名から探す」で検索してみると、4月から始まるアニメは、このシリーズ4作目との事でした。
キャラデザの雰囲気も嫌いじゃないし・・・という比較的ライトな理由で視聴を決めました。

でも、これまで1度も視聴したことの無いシリーズの作品でしたので、どうせ見るから1期からちゃんと見よう・・・と思い1期を調べて・・・愕然としました(゚o゚;;

何と4クール52話もの大作だったのですΣ(゚д゚lll)
52話・・・30分×52話=1,560分・・・ということは26時間・・・
まる1日完徹しても見終わらないよ・・・

もちろん、そんな視聴が出来る筈はありませんけど・・・^^;
そういえば、2013年冬に某アニメのスピンオフ作品が放送されました。その時も同じように原作を調べたら同じように4クールの作品だったので、速攻で視聴を挫折してしまいました・・・^^;

今回も同じようになるのかな・・・?

自問自答した挙句、気合で視聴を決意しました^^

そして、ようやく1期の視聴が終わりました。
既に4期目の放送は始まってしまいました^^;
第1話には間に合いませんでしたが、少し遅れてでも参戦しようと思っています^^



この作品は、両親からクリスマスプレゼントとして1億5千万円の借金を受け取った主人公である高校生の綾崎 ハヤテが、借金を肩代わりして払ってくれた、とんでもない大富豪の令嬢であるヒロインの三千院ナギの執事として借金を返済しながら過ごす日々を描いた作品です^^

1億5千万って、庶民の夢のマイホームが何棟買えるのだろう・・・という位のお金です。もし、そんな借金を背負ってしまったら、とても明るい毎日なんて過ごせそうにもないのですが・・・
52話まで苦もなく視聴できたのは、とんでもなく不幸な筈の主人公が終始不幸を前面に押し出さず、日常を謳歌していたから・・・かもしれません^^

そして、52話もの大作なので、登場人物も沢山出てきます。でも52話見ていれば、たくさんの登場人物が出てきても、大体覚えられる・・・という事も新たに発見できた事実でした^^

借金を抱えた主人公は最初可哀想だなぁ・・・と思っていましたが、途中からはだんだん羨ましいキャラ設定になっていったように思います。
主人公を取り巻く人間模様・・・1期でこんな感じだったら、4期にもなるとどんなになっちゃうんだろう・・・^^
羨ましいんだけど・・・これからの展開が楽しみです^^

引き続きOVAと2期を視聴しようと思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パロネタドタバタアニメ。 ちょっと古い時事ネタを 全52話で存分にご堪能くださいw

原作は少年漫画(未読)。
シリーズ1期に当たるこの作品は2007年度1年間かけて
4クール放送され、全52話と非常に長いです。


主人公・綾崎ハヤテ(高校生)は浪費家の両親から
約1億5000万円の借金だけを残して、捨てられてしまった。
その後、ハヤテは色々あって
大富豪のお嬢様・三千院ナギから執事として雇われることになり、
莫大な額の借金を40年かけて返済することに…
という所から始まるストーリーですが、
正直言って物語なんてどうでもいい作品ですw


回にもよるけれど 全体として時事パロネタが非常に多い。
少年漫画を読んでいない私にとって元ネタが分からず
最大限に楽しむことはできませんでした。(←コレは致命的;)
ただ、ネタが物語に組み込まれている訳ではないので
分からない場合はスルーして適当に楽しむことはできると思います。
(分からないネタが続いた時はさすがに やきもきしたけどw)

所々に自分も分かる ちょっと古いネタがあったり
例えば登場するゲーム機が今より1世代以上前の物だったりと、
何となく懐かしい気分で観ることができました。


作画については今見ても見劣りしませんでしたが、
演出面はさすがに「ちょっと前の作品」という印象。
それでも6年近く前の作品としては良いほうだと思いました。

声優は何と言ってもメインヒロイン・ナギ役の
くぎゅう(釘宮理恵)N型ウィルスが最大の魅力でしょう。
くぎゅう目当てで視聴しても良いくらいのレベルだと思いますw


音楽はOPが前期・後期の2曲、EDはクールごとに変わり4曲あります。

前期(01話~26話)OP … ハヤテのごとく!(歌:KOTOKO)
後期(27話~52話)OP … 七転八起☆至上主義!(歌:KOTOKO)
第1クール(01話~13話)ED … Proof(歌:MELL)
第2クール(14話~26話)ED … Get my way!(歌:川田まみ)
第3クール(27話~39話)ED … Chasse(歌:詩月カオリ)
第4クール(40話~52話)ED … 木の芽風(歌:IKU)

ED映像は季節(クール)に合わせた演出になっています。
どの曲も元気な感じで作品の雰囲気に合っていて良かったと思いますが、
私の中では後期OPと、第3クールEDが特に気に入っています。


キャラも個性的な人物が非常に多く登場します。
これだけのキャラを登場させることができるのは
4クールという尺があってこそだと感じました。
キャラの特徴・設定を上手く使いこなしていたと思います。
これだけ居れば、この先2期以降のネタも作り放題でしょう。


なお、パロネタ発言時の「ピー音」はDVD版で消すことができましたが、
{netabare}「見せられないよ!」{/netabare}はさすがに飽きました。


この1期は6年近く経った今観ると時代遅れ感がかなり強かったので、
もし2期以降も時事ネタ方針で作られてるのだとしたら、
毎回早めに視聴したほうが良さそうです。

逆に、一昔前を懐かしみたい方にはオススメできると思います。

また、釘宮理恵が好きな方にはイチオシの作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

85.4 8 執事で漫画原作なアニメランキング8位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (924)
4084人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

オープニングとのギャップが一番笑えた!

原作未読。最終話まで視聴。

3人の女子中学生を中心とした、かなりお馬鹿で、かなりドタバタなコメディ。
『OP詐欺ナンバーワン』の作品でもある(笑)。

主役を務める3人の美少女たち。
お世辞抜きで、(普通にしていると)とても可愛らしい3人組なんですが・・・。

可愛らしいとは対照的に、顔芸とドタバタで笑わせてくれる。
このギャップが一番の魅力でしょうね。

1話ごとに3~4の短編に分かれている構成も、そのぞれのエピソードにスピード感が出て良かった。

最終回も、{netabare}全くそれらしい展開もなく、いきなり終わっちゃう{/netabare}感じもこの作品ならでは・・・。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 74
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

非リア充女子の大暴走♪~Sorekara do shitano~

原作コミックは未読。

昔、『けいおん』などの萌え四コマ日常系原作アニメなんかが流行り出した時、
女子の青春に恋愛なんて要らない!ついでに男子も要らない!
さらに後に一部が先鋭化して、萌えの邪魔だから男子はアニメで描くな!
などと息巻く言説がやたらと目に付いて、
一応男子の成れの果てである自分は、そんな寂しいこと言ってくれるなよ~と
いじけていたわけですがw

純白ワンピースがよく似合う美少女三人が、
化けの皮を脱ぎ捨てて、見苦しく本性を曝け出して、
“部室”にて大放言する本作においては、
辛うじて男子の生存も確認できて、何だかホッとさせられますw

即ち本作は女子が戯れる日常系の亜種でありながらも、
男子もまた、非リア充女子が妄想する夢物語の一部として、
或いは{netabare}危険なガスを噴射する執事として、
または理路整然とした煽りスキルと正反対に容姿崩壊したアキバ系オタクとして、
はたまた女の園に潜伏した女装男子として、{/netabare}
存在することを許され、女子たちの下品な毒舌トークをいっそうややこしくしていますw

そんな中、十話で飛び出した
{netabare} 「女の子の友情はたっぷりの墨汁で書いたいつ破れてもおかしくない
書道半紙みたいなものだな」{/netabare}
との暴言は、これまで萌え日常系が積み上げて来た、
エターナルかつ神聖不可侵な女子の友情という理想郷を瓦解させる、
バルス級の大口撃w

定期的に毒を摂取しなければ生きていけない病んだ私にとっては、
一緒にやさぐれて、そうだ!そうだ!と悪酔いして喝采を送ることができる、
実に居心地の良い毒沼でしたw


作画は凡庸でしたが、変顔には異様に力が入っており、惨状をこじらせていましたw
可愛らしかった女の子の顔が、リア充への嫉妬にみるみる歪み、各種ゲテモノへの恐怖に蒼白し、
輪郭が崩れ、机上で溶解した挙げ句……{netabare}ダリの時計化w{/netabare}
乏しい作画ソースへの解決策などから定着したと思われる深夜アニメの変顔文化も、
ここまで来るとある種の前衛芸術?ですw


印象が強烈なキャラが多すぎて、どれも大体トラウマですがw
私が一人挙げておきたいのは生徒会長。
{netabare}明らかに当選圏外の小心者だったのに、狂気の応援演説wで会長職に成り上がった女子。
そんな彼女も今や“バナナ文書”をネタに表に裏に巧みに権力を振るう狡猾三つ編みメガネに。{/netabare}
地位が人を怪物化させる恐るべき一例。
生徒会長や町内会長レベルですら選出によっては毒沼にはまる地獄絵図が待っている。
教訓と共に清き一票を担うわが手をじっと見つめた。初春の朝……。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

JCたちの日常を描いた作品(と思っはいけません)

【視聴を終えて】
原作既読。

かわいい少女たちが歌う、とってもラブリーなOP。OP映像はとても綺麗で、女子中学生のうふふ、きゃきゃきゃな日常なんだろうな…と思わせておいて、OPの娘たちはどこへ行った?というくらい物語は酷い(誉め言葉)。

まさにOP詐欺だが、原作コミックも表紙詐欺(表紙の破壊力はOP以上だと思う)なので、これに合わせたのだろうと思います。

まぁとにかくゲスい。いちいち突っ込むのもめんどくさくなるくらい、お馬鹿で、ドタバタ。3人娘に、先生に、前多、将棋部、オカ研、生徒会…みんな変。顔の崩し方は他に類を見ないくらい酷い、特に華子の崩れ方は分かっていてもおかしい。

原作をちゃんと描いています。内容は見てもらって判断してほしいのですが、苦手な人はとことん苦手だろうと思います。展開は普通ならシリアスになりそうなものほど「んなわけあるかいっ!」って突っ込みいれたくいなります。まずは頭空っぽにしてふんわり見ているのが一番です。

ところで、青空を見た瞬間「ひばりくん」を思い出し方、仲間です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

76.4 9 執事で漫画原作なアニメランキング9位
ハヤテのごとく!! 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (919)
6252人が棚に入れました
あなたは知っているだろうか?この日本に想像を絶する金持ちがいる事を。
知っているだろうか?その跡取り娘に、全くの偶然から仕えることになった、借金まみれの少年執事がいる事を…。
少年の名は綾崎ハヤテ。主である三千院ナギの恩義に報いるため、日夜一流の執事となるべく努力しているのだった!!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、井上麻里奈、中島沙樹、矢作紗友里、中尾衣里、浅野真澄、高橋美佳子、植田佳奈、堀江由衣

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヒナギクが可愛すぎてつらい・・・

ひな祭り編を何回見直したかわからないくらい見ましたねw
ヒナがハヤテのことを好きだと気付くシーンが好きすぎてヤバいです。
あと、バレンタインの話もねw
あの生徒会長のせいで何度も萌え死させられそうになりました(*´∀`)

この頃のハヤテはストーリー、作画、演出全てが良かったですね。
後に3期、4期と作られてますが、どちらもこの2期のハヤテを越えることはできなかったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第1期からジャンルが変わってラブコメに...。

『ハヤテのごとく!! 2nd season』は漫画原作、2クール(全25話)の執事系ラブコメアニメです。


ハヤテ第2期は第1期と異なり、ストーリーが原作通り(コミックス第)になっております。
そして制作会社が変わったことにより作画も大きく変化しました。主観的なのですが、登場人物皆が以前よりも丸みを帯びて幼くなったように見えます。言わば、少々デフォルメ化した様な感じでした。それは制作会社が変わった事だけで無く、原作の登場人物の作画自体が徐々に変化しているという事もありますが...。
しかし、以前よりも表情が柔らかくなったため、恋愛における喜怒哀楽が特に強調されるようになったと思いました。少なくとも表情がギャグ向けから少し離れたといっても良いのでしょう。
主観的には特にマリアが変わった気がします。(劇場版においてもマリアに違和感を覚えました)


第1期は原作の内容を程ほどに加えながらアニメオリジナルの話を多く取り入れており、それはそれで結構面白かったです。
それに比べると、第2期では笑いの要素が随分と減ってます。ギャグの要素よりも恋愛の要素を重視しています。
放送時間帯が朝から深夜になったと言う事もあり、内容的にも視聴者の年齢層が大分変化したものと思われます。


今作は原作に忠実なので、漫画のような動きの無いモノクロよりも、カラフルで動きが付いたアニメーションの方が良いと云う人も多いかもしれませんね。私はナギがくぎゅであればそれだけで満足。

また、1期と2期においてどちらの方が良いかと言われたとしても、正直の所わかりません。どちらも狙っている路線(ギャグ路線・恋愛路線)が異なるので、まぁあまり比較は出来ません。

ということで、第1期も第2期も、そして原作の方もおススメです。(最近では原作のストーリーの傾向が随分と変わってしまいましたが…。)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この頃のハヤテが懐かしい(^^;) キャラ紹介多めw

〈簡単なあらすじや紹介〉
親に約1億5000万の借金を押し付けられヤクザに売り飛ばされた不幸な少年、綾崎ハヤテがクリスマスの夜出会った少女三千院家のお嬢様、三千院ナギを助けた事により彼女の執事として働く事になる!
そんな借金執事の生活を描いたギャグラブコメ(バトルあり)です。1期はギャグ多めですが2期ではどちらかと言うとラブコメ中心となってます!

[キャラの紹介と最新の人気投票ランキングトップ10!]
・第1位 桂 ヒナギク(伊藤静)
本作のヒロインの一人で人気投票では3回連続1位を取ったもっとも人気のキャラ!白凰学院の生徒会長でもありまさに才色兼備です。負けず嫌いであり高所恐怖症でとても可愛いです。
2期ではそんなヒナギクの活躍がたくさん見られるかと思います^^僕の一番好きなキャラです!

・第2位 天王洲 アテネ(川澄綾子)
このキャラは2期ではちょっとだけ映るだけです。
ハヤテの初恋の相手でかつて永遠を誓った少女。
3期が原作どうりだとこのキャラ中心の内容となりますがネタバレになるのでこの辺で終わります。

・第3位 三千院 ナギ(釘宮理恵)
本作のメインヒロインで三千院家のお嬢様です。
趣味は漫画、ゲーム、アニメなどでやや引きこもりで学校にはたまにしかいかないが飛び級のため頭はいい。
性格はツンデレ、声優さんからも分かるとうりですw

・第4位 綾崎 ハヤテ(白石涼子)
本作の主人公でものすごく不幸です!
戦闘能力はガンダムなみ、とある家庭の事情により家事や料理のスキルは一流だが女の子と関わるのがあまり得意ではない。天然で女の子のような見た目からたびたび女装をさせられる。顔で笑い心で泣く少年です!

・第5位 マリア(田中理恵)
三千院家に仕えるメイドで完璧超人の一人。
第1回、2回の人気投票では2位だった人気キャラ。
基本は優しいがやや黒い所もある。
台所に潜む黒い物体が苦手。もと白凰の生徒会長でもある。

・第6位 瀬川 泉(矢作紗友里)
生徒会3人娘の一人(他 朝風 理沙、花菱 美希)
生徒会3人娘の中では唯一トップ10に入っているキャラ!
委員長をやっているが仕事はほとんどヒナギクに任せっきりです。性格は明るくいつも笑顔でニコニコしてます^^
このキャラが好きな人も割と多いのでは?

・第7位 西沢 歩(高橋美佳子)
第1回、2回の人気投票でも7位になっており不動の7位ww
特にとりえがないのが特徴!普通が似合う少女。
ハヤテの前の学校のクラスメイトでハヤテに恋心を抱いている。

・第8位 春風 千桜(藤村歩)
クールでメガネの似合う生徒会の書記。しかし実は影で咲夜の専属メイドとして働いている。メイドの時の名前はハルでメイドの時と普段では全然違います。隠れアニオタでもありゲームセンターに良くよったりする。2期でもメイド姿も出るのでその変わりように注目!

・第9位 愛沢 咲夜(植田佳奈)
お笑い好きでツッコミ役にまわる事が多いキャラ。
ナギや伊澄とは親友であり伊澄のやり取りは面白いですね!

・第10位 鷺ノ宮 伊澄(松来未祐)
天然でおっとりしていていつもオロオロしてます。
方向音痴ですぐ迷子になって気がつけば違う国にいってるなんて事もあります!機械音痴でもあり携帯が使えないなど可愛いキャラです。しかし最強の超能力者であり怒らすと怖いかも~霊感が強く以外と強いです。

・他にもいろんなキャラがいますがここまででトップ10は終わりとさせていただきます^^

[他の主なキャラの簡単な紹介]
・橘 ワタル(井上麻里奈) ランキングは13位
この作品において貴重な男キャラでナギの許婚です。
しかし本人は伊澄に好意を持っています。

・貴嶋 サキ(中島沙樹) ランキングは12位
ワタルに仕えるメガネっ娘メイド。でドジっ子
見た目は有能そうだが実は家事が苦手。
ワタルに恋心を抱いている。

・桂 雪路(生天目仁美) ランキングは19位
ヒナギクの実の姉で年は12歳離れている現在28歳。
白皇学院の世界史担当教師でありハヤテ達の担任の先生。
酒がものすごく好きで金の亡者!基本グータラでダメ人間だで面白いキャラ。

・花菱 美希(中尾衣里) ランキングは14位
生徒会3人娘の一人。
学級副委員長で主にツッコミ担当です。
ヒナギクをいじるのが好きで過去に自分がいじめられていた
時にヒナギクに助けてもらった事があり自分のヒーローのような存在だと思っている。ヒナギクに恋心を抱いているがかなわない思いと胸の奥にしまっている。

・霞 愛歌(加藤英美里) ランキングは15位
 白凰学院の生徒会副会長
基本は優しい人だが本当はサディストでジャプニカ弱点帳を作り人の弱みが書いてあり困らせ甲斐のある人を見つけると容赦なくいじりまくる。
{netabare}2期でジャプニカ弱点帳が出ますよwww{/netabare}

[好きな曲]
1クール目のED [本日、満開ワタシ色!]
歌 桂ヒナギク(伊藤静)生徒会3人娘はバックコーラス
この曲はヒナギクの現状の気持ちを表してる曲ですね。
生徒会3人娘はバックコーラスも良くテンションの上がる曲ですね^^ヒナギク可愛い!

第12話の挿入歌 残酷な天使のテーゼ 桂ヒナギク(伊藤静)
僕は原曲よりも最初にこっちを聞いたのでどうしてもイメージが強いです。原曲とまた違った良さがあっていいですね!
ヒナギクのライブシーンはかっこよかったです!

キャラソン 「Do my best 」 桂ヒナギク (伊藤静)
この曲はどんな時でもbestを尽くすヒナギクぴったりの曲ですね。かっこいい曲です!


[感想]
{netabare}2期ではヒナ祭りなどヒナギクが活躍するシーンが多いですね!ラブコメとして良かったと思います。相変わらずのギャグも健在ですよ。他にも咲夜の誕生日パーティーとか下田温泉とかいろいろありますね!
曲はヒナギクの曲が好きなので書きましたがELISAさんが歌うopのWonder Windはとても綺麗な歌声ですっと聞ける良い曲ですしKOTOKOさんが歌う2クール目のopのdaily-daily Dr
eamも勢いのある曲です^^
ヒナギクとハヤテのやり取りが見所ですね!他にもキャラ紹介で書いたキャラも活躍しますよ!(アテネ以外)
3期も楽しみです^^{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

75.7 10 執事で漫画原作なアニメランキング10位
新 HUNTER×HUNTER(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (963)
4688人が棚に入れました
くじら島で暮らす少年・ゴンの夢は、幼い頃に別れた父と同じ「ハンター」になること。世界中に散らばる、財宝、秘宝、珍品、珍獣……「未知」への挑戦に命を賭けるプロハンターになる決意を胸に旅立つゴンは、同じハンター試験合格を目指す受験生のクラピカ、レオリオ、キルアと出会う。超難関で知られるハンター試験を見事突破し、「世界一のハンター」になれるのか!? ゴンの奇想天外、壮大苛烈な冒険の旅が、今始まる!!

Nagi* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

完結!全話制覇~っ\(^o^)/

前作のHUNTER×HUNTERに作画力を加えたこの作品。

完走するまで長かったー!!
たまーに話が進まないことがあったり
一気にキャラ増えたりと、大変だったけど
やっぱりオモシロイですよね。

ゴンのひたすら真っ直ぐな心と
一緒に成長していくキルアのコンビが
魅力的だからこその面白さだと思いました。


▶音楽
子供でも楽しめるようになっているせいか
BGMに幼稚っぽさを感じることもあったなあ。
でも、OPやEDはいつもアニメに合ったもので高評価!

▶物語
キメラアント編を加えるだけでなく
所々、ストーリーの修正が入ってたので
2度美味しいっ(^o^)的な、ね(笑)
最後まで見てよかったなと思えるラストでした。
旧作の方が好きだという声も多いですが
キメラアント編を楽しめる点では新作の方がオススメ◎
これまでにない激しいバトルやグロさが加わり
子供が楽しむHUNTER×HUNTERから
シリアスで大人向けのHUNTER×HUNTERへ…

▶キャラ
キメラアント編での新キャラ追加で
更に物語に深みが増しました。
ゴンが父親に会えるかどうか旧作で描かれてなかったので
そこに至るまでの過程が見られてよかった。
最後まで見た人にはちょっとした種明かしがありましたね!
キルアの執事が…www

▶声優
旧作と新作ではキャストに変更がありました。
が、これについては個人の好みなので
どちらが優れているということはないと思います


1話から見るのはちょっと…という方は
旧作を見ているのであればキメラアント編だけでも
見る価値があると思います♩

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「心」

 ふと気になって蟻編を観ていたら、これがなかなか素晴らしかった。
朝アニメから深夜枠に移動したことが大きいようで、ハンターらしい緊迫感のある演出が叶っていた。

この新アニメは、蟻編を続けて観ることができるというだけでとても価値のあるものに思えてきた。
原作は蟻編の頃に休載が相次いでいて、1つのシーンから数ヶ月単位で続きが読めないことも多々あり、
そんなに時間が空くと、話の前後関係も記憶に曖昧になってしまっていた。

今回蟻編を続けて観ることができて、本当に話がよく練られていたんだということを思い知らされた。
正直、蟻編はアニメとしても万人に勧められる出来だと思う。名場面だらけで息をつく暇もない。

■ツウカイ×ナ×タタカイ
 敵との力量差、能力の見せ方、戦闘の駆け引きをここまで上手く描ける作者はそうはいないだろう。
ユニークな能力や、個性豊かなキャラクター、印象に残る語感のいい技名、そういったものも見せ所。
けれど、それらを駆使した上で最後に行き着くのは心情描写。心の内を明かしてゆく。

蟻編は、キメラアント(虫)討伐を題目にしているが、それは単なる化け物退治に納まらず、
巧妙に"人の感情"というものを絡めてくる。意思の介在しない動物の殴り合いでは物語として面白くない。
物語が最も面白みを持つのは、やはり「心」が絡むときなのだろう。

■核はあかんでしょ
{netabare} キルアvsイカルゴ戦であっても、ナックルvsユピー戦であっても、
パームとキルアの衝突のときも、そして王とコムギの対局の中でも、
この蟻編で描かれていたのは人情、キメラアントという種族の枠を越えた「人の情」であったと思う。

絶対に相容れない立場であると思いつつも、自身の力をぶつけ合った相手ならどこかで理解し合える。
そんな敵対と共存の両方をちらつかせ、蟻と人との境で揺れ動くキメラアントたちは、表裏一体!

けれどそうして、ユピーが仁義的境地に至ったりナックルが人情道を繰り広げる中、
ネテロ会長(人類側)が下した結末は、化学兵器を使い毒に至らしめ殺戮すること……。

核はあかんでしょ……。
殊のほか少年漫画で、いや少年漫画だからこそ、これを感じさせられる。
王とネテロの境遇や研鑽し積み上げてきたものの力と力のぶつかり合い、どんな結末を迎えるんだ!?
そんな少年漫画的熱い展開をぶち壊しにする、この別種の道具。
無慈悲で無価値で無感動で 結果を残すためだけのもの。そこにはなんの人間性もない。
大量殺戮兵器の「それを使ってしまってはお終いだ」という非道さが嫌になるほど際立つ。

いつも何かといい回答を出してくれるゴンも今回ばかりは「もうこれで終わってもいい」との決意のもと、
負の感情に呑み込まれてThis way.. FIRST COMES ROCK.. ボという苦い結末を迎えることに。

蟻の中にある人間性と、人間の中にある悪意が対比されるような構造になっていたために、
後半では蟻側にどうしても心情が寄ってしまって、うるうるきてしまったね。
異なる種との対決は、どちらが淘汰されるか争いなしでは語れない難しい問題だった。{/netabare}

あ、ピトにゃん可愛かったです。


▼You can't smile!
 ~52話で途中断念した辺りまでの感想 不満点が多い。
{netabare}これを見始めたころ比較しようと思って旧作の方をみたら、やっぱり旧作の方が忠実だし雰囲気でていた。
新版は全体的に描写が甘口になっていて、ハンターの殺伐とした世界を表現するには残念。
でも作画は綺麗だし、久しぶりにやっぱりハンター面白いなーと見るには良いもの。
どこまでやるのかな、ゴンさんでるのかな、と楽しみ。

----------------------47~ クラピカ編一区切りついて----------------------------
比較動画みたりなんかしたのでちょっと追記。
新は"分かりやすさ"を意識して作られているようで、戦闘描写にせよセリフにせよ、凄く丁寧。
でもその反面、細かい描写や連続した動作のリズムが損なわれてしまっていて、大ゴマざっくりな感じ。

一方、旧は"物語の雰囲気"、"キャラの個性"を重視して作られているように思う。
雰囲気の醸し方、戦闘の緊迫感は圧倒的で、演出は複雑な心境を見る側に想像させる。
その分セリフが早口だったり、どんな技なのかが分かりにくかったりする。

アニメの見易さ 新>旧
物語の演出とかキャラの表現 新<旧
て印象、でももはや旧より新の方がちゃんと見てるので、しっかり比べられてないけど。

新のOPEDが嫌いとかでないんだけど、(OPはずっと聴いてたら好きになった)
使い回しBGMをどんな場面にも入れてくるので、急展開でも普段通りな感覚になってしまう残念さ。

----------------------52 クロロvsゼノ・シルバ----------------------------
この回はハンターの中でも屈指の強キャラ対決で、戦闘描写にしても緊迫感にしても名シーンなわけだが、
うわーん残念だった。まず舞台明るいし!緊迫感のないぐだぐだ戦闘、相変わらず空気読まないBGM
そしてあの切り方はない……あそこを引きにしても意味ないよおお。
物語の流れとか意識してない、パターン化と話の消化ばかりの完全に子供向け作品になっちゃってた。
もはや惰性で見続けてるなぁコレ……。

(中途断念)

久しぶりにちらっと見るとOPが未だに変わってなかった いつまでYou can smile!してるのかwww
最後まで(OP変えることを)あきらめないつもりなのか・・
やり続けることに・・必ず意味が・・ある・・のか・・

ハンターは編ごとにテーマや目的を一新して物語を転換して常に新鮮味を与えてくれるのに、
新ハンターはOPすらずっと同じままで子供向け化させられているのは残念だなぁ・・
映像はキメラアントの禍々しいオーラでてるのにあのOP合わなすぎだろう {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

キメラアント編以降はよく頑張った方

あとは見てません(笑)

まあ、ハンターハンターのファンだったらキメラアント編のアニメ化が見たくて見ていたものでしょう。

リメイク、リブートしたアニメって考えてみたら、これと「鋼の錬金術師」ぐらいですね。(あとベルセルクか。。)

今、また連載再開されましたがベルセルク並みの遅さはあれだけの構成を考えるのは一人じゃ到底無理で、普通「約束のネバーランド」みたいに作画と原作分けます(笑)

尋常じゃないことをやっていると思ったほうが良いでしょう。

普通の漫画家は、「キャラクター」を立てるために「物語」を作りますが、「ハンターハンター」や「鋼の錬金術師」は、「物語」のために「キャラクター」を配置しているんですね。そこが一番の要です。実社会においても、「人間」個人が主体で社会を形成しているのではなく、「社会」に「人間」がいるわけで、人間の主体の「擦れ」「や「溝」を描いているところがほかの漫画家より数段クールな訳です。家族だろうが、恋人だろうがみな他人でしかないってなわけですね(笑)

文学とは、それを読むことによって自分自身を見つめ直す装置なのです。人間、無謬だと思ってる人も多いわけですから。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

71.4 11 執事で漫画原作なアニメランキング11位
三者三葉(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (607)
2865人が棚に入れました
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。

声優・キャラクター
和久井優、金澤まい、今村彩夏、Machico、鈴木愛奈、桃河りか、赤羽根健治、西明日香、渡辺はるか、夏野菜緒、桑山琴音、田中ちえ美
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

貧乏系お嬢様かわいい、でも主役は3人!

あらすじは公式サイトをみてね。

第1話良かったです!コミカルな百合アニメなので、視聴継続できそう!

1話感想
{netabare}
没落貧乏なパンの耳系マヨ好きお嬢様、西川 葉子がとてもかわいい。1話はそれで視聴者の心にグッときますね。
葉子のかわいい所は語りつくせないほど1話に詰まってます。(以下私の熱い(キモい)葉子押しがしばらく続きます)

没落してもですわ口調で友達付き合いがわからないのがかわいい!
双葉にパンの耳の調理方法を聞いて、テンションが上がるのがかわいい!
次の日ウキウキで作ってきたパンの耳の砂糖揚げ(黒コゲ)をもって(この時点でかわいい)いつもの双葉達とお昼を食べる場所で双葉達がいなくて、強がってがっかりする所もかわいい!
双葉に声をかけられるだけで、とたんに眩しい笑顔になるのがかわいい!
パンの耳のコスパに感動しているのほんとかわいい!
山Gのバイト先の廃棄(ホントはもっていっちゃ駄目ですよ!)をうれしさを隠し切れないのがかわいい!
没落して以降お嬢様気分が抜けなくて友達が出来なかった反動か、双葉達の反応を期待して、頑張る姿がかわいい!


・・・とまあ葉子のかわいさを上げたらきりが無いわけですが、このアニメは葉子、照、双葉の3人が主役のアニメです。なんか葉子に凄く重きを置いた一話でしたね。今後はバランスよく3人を掘り下げていってくれるのかなと思ってます。

双葉もかわいいですよね~女子力低い系女子。パン一斤を「色々めんどくさいから」という理由で丸かじりするのは女子力低いですね~。色々葉子様をフォローしたり、何も入ってないおにぎりを率先して食べたり、良い子です。

照・・・かわいいんだけど黒い。唐突にスピードワゴンの「ゲ○以下の匂いがぷんぷんするぜー!」という言葉が思い出しました。いや、きっと根は良い人で良い匂いはするでしょう。ちょっと気取ってから素がでるのがかわいいです。

山G、女の子のお風呂についていくとか凄い変態の香りがするよ!悪気はないんだろうけど!山Gのストーカー芸と泣き芸最高だよ!

教科書を渡せず葉子様が申し訳なさそうにするのは、双葉達を少ない友達として意識して、嫌われたくないと思っている現われですね。

今期の最高のコメディ百合アニメですね!毎週の一番の楽しみになりました!
{/netabare}

2話感想
{netabare}
葉山照回でしたね。
葉山姉妹のやりとりから、照の人間性や姉に対する姉妹愛が伝わってきて良かったです。照を敵視しているピンク髪の女の子、今回完全にヒナギクに見えました。

やはり、今回も葉子視点が多いですね。原作もそうなのかな?

特売のマヨネーズを勝ち取り喜ぶ葉子。かわいい。そして目を覆う双葉達、面白い。

次は双葉ですね~ここまでハートフルな話が続いているので、双葉回もハートフルな話を期待してます。
{/netabare}

3・4話感想【4話感動回】
{netabare}
3話は西川家のメイドさん登場回。双葉回じゃなくて少しガッカリしましたが、コメディ路線のキャラが増えたのと、このメイドさんも葉子様の事を心配してるんだなあと思えるシーン(体育で葉子様がぼっちになっている所をみてクラスで浮いていることに気付き、双葉達が唯一の友達であることを悟る。そして、昼食の際に葉子様をよろしくお願いしますと双葉達にいう)もあり良回でした。

4話は双葉への認識を改めさせられた回です。そして今回も葉子様が超可愛い。制作の葉子様愛が溢れすぎている・・・
ハンバーガー屋で双葉が葉子様の両親の話を聞くのは、勇気あるなあと思います。双葉は行動に反して意外と賢い子ですし、無意識じゃなく意識的にもっと葉子様をわかりたいと思って勇気を出して気を使いながら聞いていると思います。それだけ双葉は葉子様ともっと仲良くなりたいんだなあと思うと、ちょっとウルっときます。それにさらっと答える葉子様も双葉達に心を開いて、自然な友達付き合いが出来ているのが、成長したなあと思えます。

今回肉をもらった葉子様の可愛さは必見です。あのシーンの可愛さは制作の愛があふれすぎていて、このアニメへの本気度が伝わってきます。

また、幼少期の3人の映像も可愛いですね!どの子も可愛いんですが双葉の幼少期の良く食べる子供っていうのが可愛かった。やまGの子供時代も可愛い。

さらに、4話は双葉への認識を改める回でした。食べるだけじゃなく、料理が上手いということを実践して証明する双葉。女子力が低いと1話レビュー時点で書きましたが、これは間違いでした。女子力高い!いや嫁力が高いのか?双葉可愛すぎるぞ!

最後に3人で双葉の作ったご飯を食べるシーンがあるのですが、美味しそうなのはもちろんなのですが、3人も可愛いし、「家で誰かと食事するのは本当に久しぶりですから」という葉子様の寂しさが過ぎ去った言葉、
3人で一緒に食べることが本当に美味しい理由なんだという事が伝わってきて凄く良かったです。最後に冗談を言って笑いあうシーンがこの3人が幸せということを感じて、嬉しく感じてきます。

4話、凄すぎました。少し画がいつもと違う感じがまた良かったです。ハンバーガー屋の夕暮れの陰影の使い方が凄く好きです。色々良い場面がありすぎて語りつくせない(笑)コメディシーンでの人物のデフォルメや顔の変化が細かくて凄すぎる。

西山ちゃんと照の猫パートも可愛いし、猫はいつもどおりぬるぬる動きますね。

山Gはストーカーといわれると傷ついていましたが、報われることがあるのだろうか・・・いやストーカーですけどね。

四話の最後の食事シーンの印象的な「夕焼け」と「鳩」が四話冒頭の葉子の幼少時代の友達とのお茶会シーンにも出てきているということは、どちらも葉子様にとっての幸せな思い出ということを示してるんじゃないかな。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
照のライバル?猫好き西山さんが可愛い回。西山さんはツンデレ、プライド高い、そしてちょろい。西山さんのメイド服はかなり趣味入ってますねえ・・・ピンクが基調のメイド服とか現実には存在しませんよ、多分(笑)あと、西山さんの友達、近藤さんのケーキを食べるシーンかわいいですねえ。このアニメの貴重な黒髪っ子ですよ。

回を増していくごとに双葉が良い女であることがわかっていきますね~。髪を後ろでまとめて、出来る女性店員風ファッションが良く似合う・・・。葉山ちゃんの家に遊びに来た時は小学生かと思いましたが(笑)そのギャップが最高に魅力的ですね。
{/netabare}

6話~12話感想
{netabare}
6話
日常回。少しお嬢様気分が抜けてないなあと葉子様のワガママっぷりを見て思いますね。
7話
葉子様と青髪の子が体育で組んでいるのを照と双葉が見ているシーンは、
気にかけていたんだなと、裏で友情を見たようで少し嬉しい。
8話
近藤さん多め回。西川ちゃんと近藤さんの友情回かな。腐れ縁みたいな感じでいいですね。
9話
文化祭回。陰の無い楽しい回でしたね。
10話
何気ない日常回。パジャマパーティでお泊り会。何気ない日常が葉子様にとってかけがいが無いものですね。
11話
バレンタイン回。よかったな山G・・・。葉子様に執着して勝手に奉公してるとはいえ、ちょっと報われてほしかったので良かったです。
12話
葉子様にとって自分の家に行ってきますと言う意味は、その場所に自分の日常がある事を無自覚に理解してるからだろうなあ。・・・って園部の夢か!
バイトで昔の友人に会っても今の状況を受け入ている葉子様は成長しましたね。
そして3人の日常は終わらない・・・エンド。良いアニメでした。

{/netabare}

総評
{netabare}
作画:常に安定して綺麗。毎週楽しみでした。
キャラ:どの子も可愛い。全員をなるべく均等に掘り下げたのはよかったです。
音楽:OPEDどちらも良かったが、挿入される日常的なBGMが良い。
声優:新人さんばかりでしたが、ストレス無く視聴できました。
物語:最初の1~4話は葉子様の友人関係へのなれない感があり、成長を感じられた素晴らしい回でした。それ以降は何もない日常回が多かったです。もう少し情感があったほうが良かったかな・・・

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 59

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ホンモノの「日常系」?(動画工房の本気)

※実はあにこれで視聴途中でアニメのレビューを書き始めたのは、本作が初めてです…。

原作未読です。
→ 読み始めました。いま3巻目くらい。(2016/6/15)
→ 6/18くらいに読み終わりました。既刊12巻。(2016/6/28)

多くの「日常系」といわれるアニメで私がいつも思うことは、「そんな日常は無い!」というところなのだが本作はそういうツッコミを入れずに観られている。
(ちなみに他にそんな気持ちで観られる他作品としては『のんのんびより』シリーズ。あ、『恋愛ラボ』あたりもそうかな?)

変に百合百合しくなくこの三人は本当に普通の友達なんだな、とリアルに感じられるのも本作の特徴だと思います。
(好みとして特に「百合が悪い」というわけではないのですが。あるいはこちらが本来の意味での「百合」?)

まあ、キャラのかわいさはファンタジーですけど、アニメだからね…。

キャラクターは女子高生ですが、ちゃんとオチを付けようとしている点に好感が持てます。特に葉子様さま絡みでときどきぶっとんだ描写もなくはないですが、そこはまあ、ギャグだからね…。

…ということでおそらく完走するでしょう。面白いので原作も買うかも。
→ 買い始めました。(2016/6/15)
→ 6/17には全巻揃えました。視聴の方も無事完走。(2016/6/28)

あと、OP/EDともにグッドです!

以下、追記:(2016/6/15)
原作を読み始めて、薗部さんが原作で出てくるのはかなり後だということがわかりました。原作では辻兄妹の方が先に登場するんですね。アニメ的には早めに出して正解だったかも。

あと、原作者も書いているんですけど双葉は大食い以外は意外と普通の人ですよね。基本は双葉のツッコミで話が回っているようなところがあります。双葉もボケるときがありますが、そのときには葉山ちゃんがツッコんでくれます。

全話観終わっての追記:(2016/6/28)
全話通して観た結果、全12巻から満遍なく原作が採用されていることがわかりました。アニメ中では、各エピソードは春から始まる通年で1年間の時系列に並べられています。

原作は13年におよぶ連載なので、その話数の季節に合わせたエピソード、あるいは季節を考慮しなくてよいエピソードが様々な巻から採用されていることになります。

複数のエピソードをつなげて1話を構成していますが、つなげ方は原作で連続のエピソードとは限らずこれはシリーズ構成や脚本がうまく処理したと思います。

★物語の評価を4 → 4.5に上げます。上記の作品構成に対する評価アップです。

★作画の評価を4 → 4.5に上げます。「マンガの絵が動く」という観点で、本作の作画はかなり良いと思います。ネコとか、絵的にマンガなんですがその動きは大変素晴らしいですし、コミカルなシーンの描写もマンガ的に実に良く描けていると思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回で持ち直した?

原作未読。

大食いキャラの双葉。腹黒の照。元お嬢様の葉子。
初めはこの3人を中心としたほのぼの系アニメだと思っていました・・・。

大食いネタと元お嬢様の世間知らずネタは多かったけど、『見た目と違い腹黒な照』の設定があまり生かされていなかったような気がします。

それと、『お友達がパンの耳ばかり食べているのに、おかずとか分けてあげないんだ』とか、本編と関係ないところで気がかりなことがあり、あまり集中して見れませんでした。

それと、主人公の3人以外の登場人物が騒々しいキャラばかりだったような気がします。

結果、ほのぼの系というより、『大笑いのとれないドタバタ系』アニメだったような気がします。


ただし、最終回は良かった。
{netabare}
葉子のバイト先に元御学友が訪れるシーン。
{/netabare}
葉子の堂々とした対応には感動しました。
ほのぼの系には感動が良く似合います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

63.2 12 執事で漫画原作なアニメランキング12位
ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (527)
2865人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

イマイチだったなー

ハヤテのごとくは原作を読んでいるので見てみました。

原作とは別のストーリーでした。正直、あまり面白いとは言えない内容で気づいたら終わってました。結局なんだったのだろうという感じです。

ハヤテのごとくのキャラは結構好きなんですが、今回はあまりキャラの魅力も出てなかったような気がします。原作では登場していない新キャラもいましたが、イマイチ魅力のないキャラ。水蓮寺ルカは原作でも登場したばかりのころでしたが、登場していました。ルカは最近気に入っているのですが、この話においてどんなキャラなのかよくわからない。原作で好きなキャラである西沢さんやヒナギク、瀬川さんもイマイチでした。

OPは好きです。なんか雰囲気が良いんです。EDは水蓮寺ルカが歌っていました。これはカッコいい感じの曲です。

原作や今までの1期、2期とは別物だと思っていたほうがいいです。今までのハヤテのごとく!が好きな人は僕同様あまり楽しめないかもしれません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

1・2期を観ていないものにとっては~

原作未読。1・2期未視聴です。

1・2期を観ていないので、みなさんの言われる違和感がよく分かりませんでしたw

ただ、登場人物や登場人物同士の関係が全然分からないので、観ていて?となることもしばしばありましたが、仕方がありませんw

最初は、お嬢様ナギと執事ハヤテとそれを取り巻く人達のドタバタコメディアニメという印象でした。

後半になって懐中時計「黒椿」の件で色々なことが起こり、シリアス展開となります。

{netabare}
1話のアバンに繋がるお話となっていますね。

後半でナギが大泣きしたシーンが良かったです。自分に素直になって叫び、泣いているところがこの物語で一番印象に残っています。
後は最終話の告白シーンですね。
{/netabare}

1・2期を観ていない私としては、無難に終わった感じがしました。

ただ、他のキャラはよく特徴が分からなかったです。

OPは透き通る感じの曲でいいですね。

EDは水蓮寺ルカ?というキャラが歌っている曲で、曲はいいと思いますが、本人はほとんど本編には出ていませんでしたね。1・2期は分かりませんが、本編にほとんど出ないキャラをエンディングに使うというのは???と思います。

他の方のレビューを読んでいると、これは以前のハヤテじゃない~という意見が多くありましたので、ぜひ1・2期も観て見たいと思います^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

3期目

原作 漫画 未読

アニメ1期2期 視聴済み (レビューはまだ書いてません)


ナギの声が、あの 釘宮理恵さん。

あの独特の声に魅了された人を、釘宮病とも言われるそうで・・・
自分はなんともありませんが・・・(^^;
でも、上手に演じてますよね~^^


感想だけ~
{netabare}
正直 後半は1期2期とは全然違って、魔物とか出てくるし、死んだはずのナギの父親も出てくるし。。。
ハヤテのごとく!って、こんなんっだったっけ?
原作読んでないからわかんないけど、ちょっとシリアスでしたね。
まあ、嫌いじゃないけど、あのキャラデザでシリアス展開は、合ってないと思う。
ファンには面白くなかったかもですね・・・(^^;

自分的には、キャラデザが好きくないのでハマらなかたですが、1期2期を観てたので、惰性で見た・・・って言うのが正直なところです。

それに気になったのが、アイドルの水蓮寺 ルカ が、時々出て来て、EDも歌っていたのだけれど、本編にはあまり絡んでなくて、いったい何にしに出てきたのだろう・・・?って思いました。
キャラアニメだから・・・って言われればそれまでだけれど・・・(^^;

もっとラブコメっぽくしてくれたら良かったのにね~^^
{/netabare}


声優さんでは、ナギの母親 三千院 紫子(さんぜんいん ゆかりこ) 役の 皆口裕子 さんと、マリア 役の 田中理恵さんの声が、いかにもお姉さん声で癒されて好きでした。
\(//∇//)\

総括すると、1期2期と比べるとイマイチでした。
(-ω-)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

61.7 13 執事で漫画原作なアニメランキング13位
魔界王子 devils and realist(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (355)
2167人が棚に入れました
名門貴族のウイリアムは、類いまれなる頭脳の持ち主。パブリックスクールでも、家柄のこともあり、話題の中心でもあった。しかしそんなある日、叔父が事業に失敗したことで財産を失ってしまう。名門の名に傷がつくことを恐れたウイリアムは自宅に戻り、家令と共にお金になりそうな物を探す。屋敷で見つけたのは、先代が出入りしていた地下の部屋。そこには魔法陣があり、意図せずウイリアムは悪魔を呼びだしてしまう。呼びだされた悪魔、ダンタリオンはウイリアムに告げる。「ウイリアムは魔界の代理の王を選ぶことのできる選定公である」と。それゆえに、自らを王に選べと迫ってくるのだが…。果たして魔界の代理王は誰になるのか!?

声優・キャラクター
江口拓也、寺島拓篤、松岡禎丞、柿原徹也、福山潤、高城元気、鳥海浩輔、斎賀みつき、小野友樹、安元洋貴、山本和臣、鈴木裕斗

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

魔界王子というより、学園王子という感じですね

原作未読 全12話

悪魔の中から代理王となるものを選べる選定公という血筋を受けついでいる主人公 ウイリアム・トワイニングが、ひょんなことから召還してしまった悪魔 ダンタリオン・ヒューバーなどの代理王候補との争いに巻き込まれていくお話です。

悪魔と天使と人間が出てきます。良くあるパターンですねw

主人公がいる学校も男子校で全寮制ということもあり、女性キャラが少ないです。
ほとんど学校でのお話がメインです。悪魔達も戦うこと以外は、学校の中に溶け込み、いがみ合いはあるものの普通の学生生活を送ってます。コミカルに描いてますね。

とにかく、主人公本人はリアリストで、悪魔や天使など真っ向から否定しますので、中々話しが進みにくく、各話でそれぞれのエピソードはあるものの、悪魔世界の部分が余り語られていないので(このお話では魔界の代理王を決める選定公というお話が軸ですから)バランスが悪く、最後も唐突な終わり方なので私にはあまり合いませんでした。

キャラやコメディ部分の相性が合えば観てもいいかも知れませんね。

最後に、緋色の欠片みたいにエンディングの後、各キャラが語りかける場面がありますが、こういう場面はいつ観ても苦手ですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

選定公設定等活かされていないです…。

リアリストで頭脳明晰、名門貴族のウイリアムが魔界の代理王を選ぶ選定公に!
そして王になりたいダンタリオンが現れ果たしてどうなる?ってストーリー。

最近の魔王ものアニメってなかなか面白いです。
気にしてなかったけど、ひょっとして魔王が好きなのかもな。

※1話感想 {netabare}
今回の成分 選定公2:破産2:バトル2:魔界2:貴族1:現実主義1

普通あれだけの事を目の当たりにしたらリアリストと言えども
魔界の事を信じてしまいそうだけどきっとそうは行かないのでしょうね。
ウィリアムとダンタリオンのやり取りが楽しくなってきそうです。

学費はダンタリオンが払ったのかな? だとしたらもう既に賄賂の様だけど…魔界だしアリか。
期待できそうな感じで次回も楽しみです。
ただ女性キャラが全く出て来ないのは少々気になりますが。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 堕天使4:奨学金2:現実主義2:召還1:指輪1

女性キャラ登場!っと思ったらあれで男なのか…。
なんだか宝塚っぽさもUPしました。
演技が誇張され舞台向けな感じに聞こえてくる。
個人的にはこれはこれで面白味は感じますが好き嫌いは出てきそうです。

今のところコメディとシリアスを混ぜていて無難な感じですが
この作風だとコメディはあまり向いてないですし
このまま進んでも器用貧乏な感じで終わってしまうと思いますので
もう少しシリアス路線を強めて欲しい気はしています。
{/netabare}

【総評】
出だしは面白くなりそうな要素を感じたりもしていたのですが…。
ストーリーに厚みがなく今までの伏線や設定関係なしに魔界無双で締める内容。
1クールで締めたいのでしょうけどコレは無いです。
キャラクター付けも薄く皆似たり寄ったりの色男で個性が出ていないです。
また掘り下げも浅く感情移入のしようがないので、
最終的に美男子の魔法レーザー撃ち合うバトルをただ眺めていただけでした。
単調だし使い回しの絵は多いし迫力無くワクワクもしませんでした。

主人公のリアリストという設定は悪くはないですし悪魔も性格や使える魔法に
もっと個性が出ていれば特徴ある作品になれたかもしれませんが
全て控えめになっていて面白味も魅力もない作品となってしまっています。
ストーリー物にもコメディ物にも成りそびれた印象です。
一部でも突き抜けるキャラが居れば違ったと思いますが…。

個人的には全く楽しめず無為な時間となってしまいました。
登場キャラクターの中に見た目ストライクだと思える者がいる人は
もしかして楽しめるのかも知れませんけど、お勧めは出来ません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

血の繋がりが引き起こす魔界・天界を巻き込んだ壮大な物語・・・に発展しそうな作品です^^;

物語の舞台は19世紀のイギリス・・・主人公のウイリアム・トワイニングはストラドフォード校に通う学生です。イギリス王室より歴史のある名門貴族の子息で、なおかつ成績は常に首席・・・と非の付け所が無さそうな感じなのですが、明晰な頭脳が災いして・・・なのか、常に自分の評価を上げることばかり考えている主人公です^^;

ところが、ある日事業の失敗から突如無一文になってしまいます。学費未納で退学・・・となると自身のキャリアに傷がつくと考えた彼は、自分の屋敷内を金目の物目当てで物色していると・・・地下室に魔法陣があり、その魔法陣から悪魔を召喚してしまうのです・・・^^;

そして、ウィリアムは召喚した悪魔から「選定公」である事を告げられます。
決して切る事の出来ない血の繋がりを持っている選定公であるが故に、様々な事件に巻き込まれていきます・・・

視聴を進めていくと、なぜ主人公のウィリアムは常に成績が良いのか・・・もちろん、本人の努力もあるのですが、血のなせる技である事も大きく関係していると思います。
物語は壮大な感じがするのですが、今期は1クール12話だったので、この作品の導入部の放送・・・といったところなのでしょうか^^;
原作の連載も続いているようですので、全てはこれからの作品なのだと思います。

物語はこれからですが、主人公のウィリアムがこの先どうなっていくのかは気になりますし、キャラも作画も音楽も決して悪くないので、次期が放送されるならまた視聴すると思います。

何気なく視聴していたので最初は気付きませんでしたが、この作品はイケメンがたくさん登場します・・・というよりも登場するのはイケメンばっかりです。何故かな・・・? 
と思ったら、原作が掲載されている雑誌が女性向け雑誌だったんですね・・・なるほど^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

68.4 14 執事で漫画原作なアニメランキング14位
アスタロッテのおもちゃ!(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (832)
4645人が棚に入れました
就職活動中の直哉(ナオヤ)が謎の女性に連れてこられたのはなんと妖魔の国「ユグヴァルランド」だった!ナオヤはそこでロッテ王女の後宮(ハーレム)入りを命じられた。ワガママだけど実は寂しがり屋なロッテの素顔を知ったナオヤは、彼女のためにこの世界に残ることを決意する。人間界からナオヤの娘の明日葉(アスハ)もやってきて、親子と愛人がひとつ屋根の下で暮らす、奇妙な同居生活がスタートした。ところがナオヤたちの毎日は個性的なキャラクターたちの乱入によって、ハプニングの連続に!?

声優・キャラクター
釘宮理恵、佐藤利奈、田村ゆかり、生天目仁美、藤村歩、堀江由衣、鈴木美咲、チョー、皆口裕子、松来未祐、広橋涼、波田野由衣、後藤邑子、吉野裕行、阿澄佳奈、白石涼子、甲斐田裕子
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっとHなほのぼのファンタジー(77点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:77点
アニメ系統:ファンタジーハートフルコメディ

くぎゅ枠として視聴をした本作。
ツンデレサキュパス姫様「ロッテ」と子持ち人間、「直哉」とそれを取り巻くキャラ達による物語。

のっけから少々Hな展開で度肝を抜かれたのだが意外や意外、全体的にはほのぼのした話。
何というかあったかい気持ちになれる。

ロッテと直哉の関係など、よくよく考えればかなり危険な関係になっているのだけれども
そんなことは考えさせないような雰囲気が魅力。
ちょっとHな感じなんだけれど、下品さはなく見ていていやみを感じない。
ところどころHな話を挟みつつもあくまでほのぼの
ハートフルな話でほんわかほんわかといった感じ。

主人公のロッテのツンデレもデレ要素が多くデレるロッテが可愛い。
もう、ロッテ可愛いよロッテ状態であるw

また、直哉の娘である「明日葉」もなかなか魅力的。
中の人はゆかりんなので、くぎゅ&ゆかりんのからみもみどころ。

OPED曲も物語にマッチしていたと思う。
個人的にはこういうハートフルな話は好きである。
ほのぼのしたい方にはお勧め。


と、まあつまり
何が言いたいかというと

くぎゅうううううううううううううううう


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以下、これまでの各話の感想。
ネタバレ含むので
未視聴の方はスルーしてくぎゅううううううううううううう

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{netabare}
1話視聴。
のっけからお風呂回。
10歳の女の子にのっけから
男とちゅーちゅーしろとかなんとか(笑)
妖魔の国のお姫様の旦那探しかな。
今後の展開が気になる出だし。
2話以降の展開に期待。

2話視聴。
どこからミルクだすんだよ(笑)
そんなことはさておき
なんかよさそうな話になってきた。
アスタロッテの閉ざした心を
なおやが開けていくような展開かな。
今後も継続。

3話視聴。
なんかいいぞ。
ほんわかしてしまった。
こういう展開は悪くない。
そして今頃気づいた。
釘宮さんじゃないですか(笑)

4話視聴。
親子の切ない話だった。
なかなかいい話だったが
最後にえええええええ
まさか
来週どうなるんだろう

5話視聴。
もはやロッテ見たいがために見てる気がすくぎゅう
ロッテかわいいよロッテ。

6話視聴。
賢者ソルベイク、こ、これは!
かわいい新キャラ登場。
これは狂喜乱舞する人もいそうだw
まあ、自分はロッテ一筋でくぎゅう。

7話視聴。
1つ1つのシーンのロッテがかわいすぎる。
もう、ロッテに萌え死にそうw
クックドゥドゥルドゥwwwwww
ちょwwww
ソルベイクwwwwwwwwww

8話視聴。
なおやwおまえwwww
なんつー服をチョイスするんだwww
新たな男キャラ登場。
さてさてどうなることやら。
バッドボーイ吹いたwwww

最近色々なくぎゅを観てきたが
ロッテはなかなか良いくぎゅだと思う。

9話視聴。
いよいよクライマックスに向かう感じだが
今週はちょっとストレートだったwww
なおやwwwww
まあ、男だし仕方ない。
さて、ロッテとなおやはどうするのかな?

10話視聴。
大きければいいってもんじゃないしね。
その通り!!!
浴衣も歌も可愛かったくぎゅうううううう

11話視聴。
ここにきて、なんという。。。
やばすぎる。
そんな展開まったく予想してなかった。
あんまりだ。
うわああああああ。
来週これは泣くかもしれない。。。

12話視聴。
結局、泣くまでにはいたらなかったが
これはこれですっきり終われたと思う。
何かロッテには幸せになって欲しいと
そう思わずにはいられない。
そんな物語だったくぎゅううううううううううう。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

くぎゅより、ゆかりんより、皆口裕子さん

パステルカラーに、お菓子の国のようなファンシーな風景。
柔らかくかわいい絵柄のアニメです。

にもかかわらす、えぐい設定。
その落差にドキッとなります。

キャラはかわいいのですが、ストーリーは淡泊。
くぎゅ・ゆかりんが出演している割には、インパクトに欠けます。
早い話、それほど面白くないです。

母親のメルチェリーダの声がいいです。
皆口裕子さんの癒しボイスにノックアウト。
軟弱系母親をやらせたらNo.1の声優さんでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「これでハッピーエンド?」「ええ、もちろんです」OVA見たので追記

《OVAの感想》
これ見たら分からなかったとことか分かって見てよかったて思いました。
3話に分かれてて、お気に入りはやっぱり2話かな。
いいお話だなって思ってたら最後の最後でとんでもないオチが待ってて思わず笑ってしまったw
クスッてレベルじゃないよ、大笑いだよww
他の2話もとってもいい話?だった。
最後、「真夏のフォトグラフ」で終わって、これでホントに終わりなんだなって実感しました。
個人的には名作といってもいいなって思いました!

《本編の感想》
これを見ようと思ったのはこれのCM見て「ちゅーちゅー」が気になったからですw

「ちゅーちゅー」って言うぐらいだから相当エロいやつだなと思ってましたが、実際見てみると、泣かされました。
エロい部分がないと言ったら嘘になりますが、ほとんど気にならなかったです。
親子愛にうるうる、友情にホロリ、そして恋愛に号泣といった感じで、悲しかったんじゃなくて嬉しくて涙が出てきました。
心温まるいい物語でした。

音楽もすばらしく、BGMが特によかったです。
OP、EDもこのアニメにとてもあっていた感じがしました。
EDに関しては、Beat10入り確定です!

キャラも可愛らしく、ツンデレなロッテ、子供っぽいけどたまに大人っぽい明日葉とか魅力的なキャラばかりです。
てゆうか二人の声優さんがくぎゅうとゆかりんだったので声だけで萌えますねw
でも一番好きなのはエリカ。
ロッテのことをライバル視してるけど実は面倒見のいいとても優しいお姉さん。
声も後藤巴子さんでこれまた好きな声優さんなので大好きです!

最後に、これをもし見られるときはあまり深く考えすぎては め!ですw
じゃないと面白さが半減しちゃうかも。
個人的にはとてもおもしろかったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

65.0 15 執事で漫画原作なアニメランキング15位
少年メイド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (310)
1571人が棚に入れました
お嫁さんにしたい男子(!?)、NO.1!!

ちょっぴり掃除好きな小学生・小宮千尋は、ある日突然母を亡くしてしまった。
身寄りのない千尋に手をさしのべたのは、叔父である鷹取円だった。
そのまま円の豪邸に連れていかれた千尋だったが、
あまりのゴミ屋敷っぷりに耐えられず、大掃除を開始!!
その姿を見ていた円は、鷹取家の世話になることに反発していた千尋に、ある提案をする。
それは、千尋はメイド役を、円は生活環境を提供するというギブアンドテイク案だった!! 
円の提案に納得した千尋だったが、
渡された制服はフリフリで、お屋敷の汚れは果てしなくて…。
どーなる千尋!?

声優・キャラクター
藤原夏海、島﨑信長、前野智昭、花江夏樹、八代拓、山本和臣、田村ゆかり、榊原良子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルで損。ショタではあるけどBL要素は薄い

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュータイトルにもありますが、BLメインではなく、癒し系のホームドラマ路線なので、BL苦手な方でも大丈夫だとは思います。

癒し系ホームドラマとしては、地味に丁寧に作られていた印象です。大きな波はないけれど、基本的にAパートとBパートで異なる内容をやるので、飽きずに視聴できました。

音楽は、OPは爽やかで前向きで好きだったけど、EDは、ナンだあれ(笑)

まあ、「2期楽しみにしてます!」とまではいきませんが、「2期があったらなんとな~く視聴しちゃうな♪」って感じです。そのぐらいのユルい態度で視聴することをオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目感想より。

5年生で母親を亡くした少年、のワリにノリが軽すぎるのが気になった。こういう作風(ギャグ・ホームコメディ)にしていきたいなら、アニメ定番の「母親がなんか海外に変な研究しに行った」とかで良かったんじゃない? まあ、母を失った悲しみを今後丁寧に扱っていくなら良いです。でも、サラッと流すつもりなら嫌です。アニメとはいえ、人の死は重い。そこに注目して観ていきたいですね。

、、、その「母親の死」ですが、毎話のように回想シーンがあり、とても丁寧に扱っていた印象。千尋と円の覚悟というか、腹のくくりかたとしても、「海外で研究」よりも「死」の方が適切だと思える作風でした。私の心配は、杞憂でしたね(死を扱う作品は、このぐらい大切に扱ってほしいものです)。

ホントに、悪い人物のいない、平和な世界。あったかい雰囲気の中で進んでいく日常系です。序盤は、少しずつ近づいていく円と千尋の距離感を主軸にし、中盤はサブキャラを生かしながら、日常系をガッツリやる。終盤は、円と祖母の問題、本当の家族になってきた円と千尋を描いているので、ストーリーとしてもわずかながら流れている感じがします(千尋と祖母の問題がなにも解決してないのは、原作ストックあるから?)。

個人的には圭一郎が好きでした。しっかりものでユルくて、厳しくて甘くて、なかなか良いお兄さんキャラでした。空振りばかりしてもめげない健気で素直な女の子、美耶子も良かったです。いつか圭一郎に思いが届けば良いですね♪

難点としては、EDを歌う「有頂天ボーイズ」の存在が不要だったことかな。

印象に残ったのは、最終話での母親の幽霊との会話シーンです。まずは、この1年を箇条書き風に振り返る部分。シンプルなんだけど、だからこそ、心に染みる部分がありました(1クールで1年もの時間経過があるのも珍しい)。それから、千尋が、鷹取一砂のことを、「円のお母さん」と紹介した部分。「おばあさん(祖母)」ではなく、「母さんのお母さん」でもなく、「本家の……円のお母さん」と言った千尋。千尋の生活の軸が、すっかり円と共にあるという印象を受けました。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
千尋はなんだろう? 「とらドラ」の高須的な性質なのかな(笑) やはりBL要素はあるんだろうけど、どう考えても「SUPER LOVERl」よりかは軽いだろうから多分完走できるなw

2話目
ちゃんと女子出てきたねw 美耶子は普通に良い子だね。円も良い奴だし、BLというより家族愛がメインになっていくのかな? …なんだ、玉子焼きと弁当のクダリ? 良い話じゃないか、ちょっと泣けた(笑)

3話目
千尋と円の仲がぐっと深まる、良回。犬も猫も変わらんと思うがw 桂一郎のネクタイガジガジは可愛かった(笑)ちょっとBL要素が強くなってきた。

4話目
「ヤツ」の話。髭男爵からの「ルネッサ~ンス♪」はまんま過ぎて笑ったw 円との初めての喧嘩。円の静かな怒り方が良かった。包装紙のクダリも良い話だった。Bパート含め、桂一郎、マジでイケメン(笑)

5話目
千尋の怪我。千尋、面倒くさい、というか潔癖な性格してるな(笑)

6話目
おっ、EDの人だ。円のプロ意識も見られた。Bパートも良い。ティッシュの空箱でも喜ぶであろう円って、すげぇ目に浮かぶw

7話目
所々出てくる母親がいい人過ぎる。参観日回。今回も心温まる良い話でした。

8話目
千尋が、休んでる方が疲れるネタは、前に1度やらなかった? 5話と似てる?

8.5話目
千尋の学校での話。なんか、普通にラブコメw 普通に微笑ましいw

9話目
花ちゃん役の矢島晶子さん(野原しんのすけ・リリーナピースクラフト)、演技の幅がスゲェなあと感心しつつ、それでも幼女はムリがあるかな、というか、上手すぎて、凄い利発な幼女に感じるw 川辺の作画、良いな~。おっ、新展開? 最後は円を選ぶんでしょうが。

10話目
漬け物を噛む音、やけにリアル(笑) ちなみに剣道部も、ネコ好きですがネコアレルギーですw 懐かしいな~、都電荒川線。沿線に住んでいたからね。都電、やたらリアルだけど、どうした(笑)? 庚申塚か、懐かしい。一時期、新庚申塚に住んでたからな~。あの辺、良いところだよ♪ お寺ばっかりだけどw お墓は雑司ヶ谷(池袋の奥のあたり)かな? さあいよいよ、ストーリーが動くね。

11話目
ここにきて、円の家族を見せて、現在の幸せな生活をこれ見よがしにアピールする、か。

12話目
なかなか変わった最終回。賛否あるだろうな。個人的には、賛。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ほのぼのメイド

原作未読 全12話

母子家庭で育った主人公で小学生の小宮 千尋(こみや ちひろ)くんは母が死んだ後、服飾デザイナーの叔父さんに引き取られて、お世話になる代わりに自ら進んで料理・掃除・洗濯と家事一切をこなしながら同級生や色々な知り合いと関わり合うことで成長していく1年間を描いたお話です。

色々と大変な境遇ですが、悲壮感は全然ありません。亡くなったお母さんも前向き(無謀w)で明るかったですね。まわりも嫌な人物もいないので基本ほのぼのとしています。

引き取られた先の叔父さん(かなり若い)も子供ぽくてだらしないところをちひろくんによく怒られていましたねw

楽しいエピソードが満載です。BL要素もありません。日常作品が好きな方にはオススメです。

OP 俺物語のOPを歌ったTRUSTRICKが歌ってます。
ED 作中のアイドルユニット有頂天BOYSが歌っています。ベタなアイドル曲でしたねw

最後に、各話のサブタイトルがことわざやことわざを一部改良しているところが面白かったですね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はたらかざるもの食うべからず!・・・だそうです^^

この作品の原作は未読です。ですが、キャラデザが好みだったこと、ゆかりんや牧野さんが出演されること・・・もありましたが、視聴の決め手は「少年メイド」という2つの単語が織り成すアンマッチさに惹かれたから・・・
BLだったらどうしよう・・・との思いもチラツキましたが、まずは1話目を視聴してみました。

「苦労は若いうちにすれば大人になってから楽できる」母さんのいつもの口癖だ・・・
という下りで始まった第1話・・・ゆかりんの耳触りの良い声質も相まって、序盤から目頭が熱くなってしまいました(//∇//)

この物語の主人公は、小学生の小宮 千尋・・・これまで母親と二人の母子家庭で育ってきましたが、ある日突然母も亡くして天涯孤独の身になってしまいます。
そこに千尋の叔父にあたる鷹取 円に引き取られる事となりました。
円の家は正に豪邸そのもの・・・しかし中はゴミ屋敷の如く散らかし放題という実態を知ってしまった千尋は、母親の手紙に記されていた「働かざる者食うべからず」を愚直に遂行するため、屋敷の家事全般を引き受ける事で・・・物語が動いていきます。

円は洋裁を生業にしている事から、千尋の仕事着も円が作ってくれた訳ですが、渡された制服はまるでメイド服を彷彿させる様なフリフリの服だったんです。
メイド服とはスカートとハーフパンツの違いだけ・・・あとはどこから見ても正真正銘のメイドさん・・・
これでタイトルの意味がようやく理解できました。
最初は着るのを抵抗していた千尋ですが、着てみると・・・これが結構似合うんです^^
こんな少年メイドなら悪くない・・・と思ってしまいました。
勿論アニメの世界だから成立する事だと思っていますけれど・・・

ここからメイドとしての生活が始まった千尋ですが、メイドというより「主夫」と言った方が適切だと思いました。
普段の口は決して良くありません・・・けれど、食事の量から他人の体調を気にしたり、好みを知ろうとしたり・・・千尋は根が真面目だからなのでしょう。
散らかし放題のお屋敷は整然とされ、昔ゴミ屋敷だった面影は微塵も無くなりましたし・・・

鷹取家の胃袋を預かる身となった訳ですが、学校や出された宿題をおろそかにしないのは千尋の偉いところです・・・
そういえば、円と千尋は血縁通し・・・ですが、外見も中身も全然似ていませんでした。
千尋は母親そっくりの黒髪ですが、円は金髪・・・
そして千尋は綺麗好きですが円は・・・
これは血の成せる業ではなく得手不得手も関係ありそうですね。

この物語は円と千尋のお屋敷での日常を主体に描かれていますが、どんなに千尋の少年メイド姿が可愛くても、1クールそれだけだったら流石に胸焼けしてしまいます。
そのため、この作品にはちゃんと華が設定されていたんです。

一番の華は何といっても牧野さん演じる凰 美耶子・・・
ちょっと世間知らずな一面もありますが、一途で真面目な女の子です。
何より「大切」な事に対して労を惜しまないのが好印象です。

でも・・・この作品には華のダークホースが存在するんです。
そのダークホースとは年長の花ちゃん・・・
お兄ちゃんと喧嘩して家を飛び出し千尋のところにやってきた花ちゃん・・・
ここまでは単に微笑ましい止まりなのですが、花ちゃんの可愛さに円が彩りを加えるんです。
これは流石に予想外・・・でも進化した花ちゃんは間違いなく最強系・・・
花ちゃんの進化っぷりは、是非本編でご確認頂きたいと思います。

千尋と円の日常生活・・・物語の終盤に差し掛かったところで思いがけないサプライズが用意されていました。
そのサプライズ・・・とってもあったかいんです。^^

思いが詰まっているから・・・大切だから・・・
そんな1年を過ごした千尋へのご褒美・・・だったのかもしれません。

オープニングテーマは、TRUSTRICKさんの「innocent promise」
エンディングテーマは、有頂天BOYSの「ずっとOnly You」
躍動感あるアニメとマッチしているオープニングに軍配です。
今度この曲もカラオケでチャレンジしてみたいと思います^^

1クール全12話の作品でした。肩肘を張らずに気軽に楽しめる作品だったと思います。
個人的にはお祖母ちゃんとの関係の行方まで描いて欲しかったのが本音ですが、こちらは続編に期待・・・して良いんでしょうかね^^?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

78.5 16 執事で漫画原作なアニメランキング16位
シャドーハウス(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (490)
1671人が棚に入れました
この館には秘密がある──断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、顔のない一族「シャドー」。その“顔"としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。ある日、“シャドー"一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形"が訪れ、“影"と“人形"の不思議な日常が始まる。

声優・キャラクター
鬼頭明里、篠原侑、酒井広大、佐倉綾音、川島零士、下地紫野、羽多野渉
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

メイキャップシャドー

原作未読


あやしげな色あいを忍ばせる世界で繰り広げられるなにかが今日はリアルでシュールなアニメ。

エミリコ(CV篠原侑)とケイト(CV鬼頭明里)が並んでいるキービジュアルでけっこう説明がききそう。
とあるお城に住まう顔のないシャドー一族とその一族面々対となる生き人形たちのサスペンス。
偉大なる“おじい様”への忠誠を示す出世レースがストーリーラインだと徐々にわかってきて、ペアとなる二人、片や真っ黒けっけなどうみても人外さんと、片や人形と呼ばれながらどうみても人間さんとの関係が気になる仕様。基本謎だらけです。

魅力的な素材が揃ってます。例えば“ゴシック風味”“人里離れた立地”“閉鎖空間の独自コミュニティ”など。不穏さしか感じられないのは私だけではないでしょう。

1.ゴシック風味
 ⇒エミリコのロリな見た目とメイド服でぱっと見はゴスロリになるかと。シャドー家のお屋敷がまんまお城だったり19世紀半ば産業革命前後の雰囲気があります。

2.人里離れた立地
 ⇒一般人立ち入り禁止。よく大雨で道が塞がれ陸の孤島になっちゃったとか、外部から閉ざされた山間の農村地帯ですとか、事件が起こるべくして起こる舞台が用意されてます。携帯・スマホいつでもどこでも外部と繋がると困る系。余談なっちゃいますけど、物理的に現代でのストーリー構築はしづらいでしょうね。21世紀以前の時代設定にしないと説得力持たせるのしんどくなってくるんだろうなぁ。

3.閉鎖空間の独自なコミュニティ
 ⇒カルトの定番/2.の発展形。現実世界とは異なるどんな価値観を作れるかは製作者の力次第。

1.2.3.共に一般論の範疇ではあります。どっかで思い当たる節があって惹かれるものがあれば拒む理由はないと思います。要はサムネとあらすじと1.2.3.要素に惹かれませんということでもない限りGO!世界観勝負な作品に見えました。
主題歌も雰囲気を壊さないどころかしっかりブーストかけてくれるOPとEDセットだったり、表情がないキャラに声で感情をもたせる声優さんの技量にも感心しきりだったり、屋台骨支える部分もしっかりしてて好感でした。

作品レビューらしきことも一言。“余計なことは考えないし考えてはいけない”閉鎖空間において

 余計なことしか考えないエミリコ/ケイトのコンビ

が巻き起こすなにかを堪能する1クール全13話。原作が連載中らしく根本的なことは何も解決していないわりには嫌な感じがしない良作です。



※ネタバレ所感

■来たるべき2期?に向けて

{netabare}・おじい様のラボですよね。意識を持ったすすの進化のために全てがある感じ
・その刺激誘発剤として有用だからエドワードは許されたとも見える
・もしくはシャドー家に踏み入れた者は何人たりとも外部へ脱出できぬホラー展開か?
・主役ペアだけ演者を分けてます。二人がシャドー家の異分子であることが際立つな
・最終話。「シャドー家のために」と宣うエミリコの目を映さず
・これが正気のままでの台詞なのか?洗脳先祖返りしての台詞なのか?で意味は変わってくるだろう{/netabare}


2期あれば必ず観ます。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.07.11 初稿
2022.05.29 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

謎すぎるシャドー一族

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作漫画は未読です。第5話まで観終わった時点でこのレビューを書いています。

山中にあるらしい謎の洋館に住む、顔も体も真っ黒で表情がまったくわからない「シャドー」たちと、そんなシャドーのお世話係として働きときにはシャドーたちの表情を肩代わりする存在である「生き人形」たちのお話ですね。

シャドーが何者なのか、とか生き人形は普通の人間と何か違った存在なのかといったあたりはここまで謎のままですし、原作を読んでいないので明かされるのかどうかも知りません。

生き人形である主人公のエミリコは、主人であるケイト様との主従関係の他に、他の生き人形たちと館のメイド的な仕事を共同ですることで関係を持っているようですね。

ケイト様は作中でいう「お披露目」を終えていない半人前のシャドーであるらしいことがわかる序盤でした。

どうやらケイト様は「お披露目」を無事に終えられるのかといったあたりがこの1クールでの流れになりそうです。

生き人形は主人のシャドーの「影」として主体性を見せない存在でなければならず不要となれば処分されてしまうという緊張感、そしてシャドー同士も序列があったり必ずしも関係はよくなかったりといった辺りで行く末が気になります。

他のシャドーと生き人形は同じ声優が演じ分けていますが、エミリコとケイト様は別キャストといった辺りには何らかの演出意図を感じますね。

余談: 第1話の冒頭に館の近辺を走る鉄道が出てきますが、これが旅客鉄道っぽいところから人の出入りは皆無ではないのかもといった示唆になっています。何かの伏線かもしれません。
(蒸気汽関車が客車を牽引するのではなくプッシュ運転だったのがマニアックでした。)
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.7.5追記:
最終回まで視聴終了していましたが、更新が遅れていました。原作は未読のままです。

聞くところによると、お披露目以降アニメ最終回までの展開は原作者監修によるアニメオリジナルのストーリーなんだそうです。一応、2期目以降の続編が作られた場合も考慮したものになっているとのこと。

とりあえず生き人形の由来とか、シャドー一族にとっての生き人形の存在意義に関する基本的なところは何となく作中で明かされました。「偉大なるおじい様」に関しては謎だらけですが、ここまでの尺で明かされる設定の量としては妥当なところかと思います。

今後のストーリーとしては「生き人形の意思」といったあたりが鍵になりそうですね。とりあえず1クール13話通して面白かったです。

余談: 顔が真っ黒な「お影様」達ですが横顔などで表情を感じることができ、本作の作画はけっこう大変そうでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これは面白い!!

原作未読。最終話まで視聴。

物語の前半、謎は謎のまま、ある意味、視聴者置いてきぼりで、生き人形とシャドー家の日常が描かれます。
謎は謎のまま、がポイント。
何一つ説明が無い。
原作未読者は何も分からないまま、ただただ、エミリコとケイトの魅力に引き込まれていきます。

中盤以降、物語は徐々に動き始めます。

そして終盤。
徐々に、シャドー家の謎が明かされ始め・・・。

「おおっ!」ってところで第1期は終了です。
第2期を期待しつつ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

58.8 17 執事で漫画原作なアニメランキング17位
モノクロームファクター(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (131)
1002人が棚に入れました
主人公昶(アキラ)は学校をサボり帰路につく途中、全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。
自らを「人型をした影」と話すその男、白銀(シロガネ)は「ずっとキミを探していた」という。あまりの白銀の怪しさに全く信用しようとしない昶に対し、白銀は「今日の夜10時にキミの学校に来てくれれば、影というモノがどういうものか見せる」というのだが…。


声優・キャラクター
小野大輔、諏訪部順一、神谷浩史、浅野真澄、斎賀みつき、小西克幸、羽多野渉、小清水亜美、向井修、吉野裕行、田村ゆかり、置鮎龍太郎

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

男同士の一線 超えすぎた友情物

漫画原作ですが、
漫画と全然展開が違います。
男同士の一線 超えすぎた イチャイチャ系友情♂です^^:

あらすじは、主人公昶が学校をサボり帰路につく途中、全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。彼は白銀と言い女性にも見える長髪の美しい男性だった。影の世界に落ちてしまい自分のドッペルゲンガーを失った昶がそのままでは消滅してしまうため、白銀と契約し昶は「シン」となります。

第一話で契約のためアッー!!なキスシーンがあります♂
とても・・・すごいですが
話のテンポがいいし、キャラがいいし、バトルとか変身もあるので
個人的にそこが面白いです。
ちなみに洸兄さん・・とってもかっこいいですよ!
黒髪短髪でモロタイプです。

主人公昶が小野大輔さん、白銀が諏訪部さんで豪華です。
OPとED素敵ですよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ああ、きっとこれはギャグなんだ。

全24話、マンガ原作。
原作未読なのでどれくらいのものかはわからないけど、アニメは結構別モノらしい。

主人公:二階堂昶(にかいどう あきらcv.小野大輔)は学校はサボるわ、喧嘩っ早いわの問題児なのだけれど、
ある日、白銀(しろがねcv.諏訪部順一)という白髪三つ編みの全身黒づくめの見るからにちょー怪しい人物と出会います。
彼と出会ったことで世界を2分する光の世界と影の世界の事情に足を突っ込むことになり、
影の存在で人間にかなりの悪さをする“コクチ”と呼ばれるモンスター(?)と戦う日々がはじまるのです…

そんなこんなですが24話ほとんどがギャグですw
昶の幼馴染、浅村賢吾(cv.神谷浩史)とその姉、麻結(cv.小清水亜美)、
最強の風紀委員で日々、昶と賢吾の素行不良に悩まされてる、鈴野綾(cv.浅野真澄)が毎話毎話…笑いをさらっていきますw
特におバカキャラの賢吾とイケメンレーダーを体内に宿す麻結の姉弟はハズレなしです。
バカすぎて笑えます、ある意味しあわせな気持ちになれます。
そしてほぼ必ずと言っていいほど冒頭に前回のあらすじが入るのですが、これがまた笑いのポイント。予告も何かがおかしいですw

ファンタジーでバトルなアニメなんでしょうけど、バトルに特筆すべき点はありません…(´・ω・`)
ほぼ1話完結で、コクチを倒すのもワンパターンですw
ただ僕は変身後の昶の方がスキです(見た目がw)

そんなこんなで9割方ギャグで占められます。
白銀がやたら昶にこだわるのと+昶がこの戦いに足を突っ込む際の契約方法がアレなんで、BL?と思われる方もいるかもですが、これは原作にない要素のようですね(ノω<;)
別にマジなわけではない(…と思う)ので、これはネタってことにしときましょうwなんて。
ただ、ネタとしてでもムリだ。という方にはオススメいたしません(〃´∀`)

アニメではアニメオリジナルキャラが登場しているのですが、これまたレギュラーなんでホントに原作とは別モノなんだなぁ~ってヒシヒシと感じます。
オリジナルキャラ:九条悠(cv.斎賀みつき)めんこい少年です。
ここまで別モノだと感じると、原作はどんなだろう?と微妙に興味が湧いたりw
原作は完結しているようですから、機会があったら読んでみたいです♪

さてさて、このアニメを観るきっかけは小西克幸さんのメガネな兄貴“洸”のキャラソンでしたw絶賛声の病気にかかっていますw
歌詞もあれだけど、歌い方がえr…じゃなくってセクシーです( ゚ω゚))コクコクw
キャラソンとは別にアニメのEDも歌っています。
1~12話:小野大輔×神谷浩史
13~23話:諏訪部順一×小西克幸

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

あづきsound さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なっ原作より・・・・B〇ぽくなってる!?

上に書いたとーり
なぜか原作より
BLぽくなっています

あと
このアニメは原作にはない部分が多々あるので
原作愛してル
って人にはあんまオススメできません


アニメ限定のキャラの声優が斎賀みつきさんだったのには
感動です

ほかにも諏訪部さんや小野D、神谷さんまでいるのでイケボ大好き!

の人にはお勧めですw

あと
結構絵は綺麗なので
そこは心配しなくて大丈夫ですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

60.0 18 執事で漫画原作なアニメランキング18位
マイアミガンズ(TVアニメ動画)

2000年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (21)
103人が棚に入れました
舞網警察署所属の美少女警官・桜小路妖と天野ルウが巻き起こす、ドタバタ犯罪捜査劇!

声優・キャラクター
豊口めぐみ、田村ゆかり、小形満、田中理恵、西村知道、大沢千秋

62.6 19 執事で漫画原作なアニメランキング19位
NOBLESSE ノブレス(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (89)
320人が棚に入れました
820年に及ぶ長い眠りから目を覚ましたカディス・エトラマ・デ・ライジェル。彼は高貴なる血と精神を持つ貴族の守護者、「NOBLESSE」である。忠実な執事であるフランケンシュタインは、ライジェルを守るため、自身が運営する私立芸欄(イェラン)高等学校に入学させた。その後しばらく学校で同じクラスの生徒と交わり、素朴で平穏な日常を過ごしていたライジェルだったが…世界征服をもくろむ謎の組織「ユニオン」は、ある目的の為に改造人間を送り込んで、少しずつライジェル達の身辺を脅かすようになる。守るべき人たちのため、自らの絶対的な力を使わなければならなくなっていくライジェル…その時、世界が、動き始める――。

声優・キャラクター
新垣樽助、平川大輔、大西弘祐、若山晃久、茅野愛衣、中澤まさとも、大塚剛央、岩崎諒太、浜田洋平

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

彼らの高貴とは

漫画原作、原作は未読、あらすじは割愛

韓国漫画原作なのでキムチなんか死んでも食わねぇ!K-POPが流れていたら即座にチャンネルを変える!というほどアレルギーのある方はお帰りくださいw

1話から見始めると若干?な部分があると思うので配信などで見れる0話からの視聴を推奨します。

〜見終わって〜
すごい面白かったというわけではありませんが、韓国原作だからといって毛嫌いするほど悪い作品ではなかったと思います。前半は出てくる敵の小物臭のせいで少々間延びした感がありましたが、中〜終盤に登場するキャラは魅力的に描かれているものが多かったですし、物語としてもまぁ綺麗にまとまったかなという印象です。ライのシュールギャグも好みによるとは思いますが、個人的にはあり寄りのありでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

経験上、この作品は絶対につまらない、、、はずなのに、なぜ、ちょっと面白いんだ(笑)?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
タイトルも、設定も、キャラデザも、ストーリーも、全てが全て、「絶対に面白くない」はずなのに、どこか憎めない作品。

ジャンルは(wiki的には)ダークファンタジーらしいが、個人的にはギャグと感じた。

「NOBLESSE」という絶対強者種(ほほヴァンパイアの真祖)がユニオンという改造人間達が争うという、物凄いB級感漂う設定。作画もキャラも安い。

全体として、女性向けって感じがしますね。

レビューでは、私の心の揺れ(これ、ギャグ?ギャグなんだよね?ギャグで良いんだよね?ネェってば!って感)を書きます(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これまで、1300以上アニメを観てきて、トップレベルに評価が難しい作品でした。

これが「格好良いバトルアニメを狙ってこの仕上がり」なら☆1で噴飯ものなんだけど、「すかしによるギャグアニメ」として作ってるなら☆3な(普通に見られる)んだよな~。

例えるならば、NON STYLEの井上さんみたいな感じ(笑)

もしかしたら、原作は「格好良さ」を求めて作られたが、そのままアニメにしては、クソ寒いダサダサアニメになってしまうから、アニメ制作陣が上手く料理(演出)したのだろうか。または、ビギナーズラックなのだろうか?

まあとにかく、そこは最後まで分からなかったので、最後は自分の感覚に従おうかと。

なんか不思議と面白かった。まあ、それで良いや。

ある意味で私は、こういうアニメに出会うために毎クール20前後もアニメを観ているのではないだろうか?

本当に効率が良いのは、リアタイ視聴よりも、1クール遅れで、信頼のおけるレビュワーの評価を見ながらの決め打ちだろう。でも、それでは、「普通はつまんないけど自分等楽しめる」アニメには出会えないのだ。(まあ、とはいはえ☆3だから、別に良作とは言わない。オッズが50倍の馬が三連単の3位に入ってきてくれたようなもんですw)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
B級感だな~。乙女向け? ウルヴァリン(笑) 携帯電話のクダリ、笑えた(笑) なんか、安っぽくて逆に観られた(笑)

2話目 ☆3
だから教師、竹刀を持つな。一応、ギャグということで良いんだよね? 理事長、潔癖(笑)? ノブレスが盲目的に人間を守ろうとする設定はなかなか面白い。

3話目 ☆3
何だろう、安いのに、なんか不思議と観られるんだよな、不思議と(笑)  

4話目 ☆3
強化人間なのに、情報の聞き出し方が古典的w やけに陣営と絡むな。

5話目 ☆3
隊長、強いな。これ、ハッカーとロン毛は仲間になる流れか。

6話目 ☆3
ブラッディフィールド、、、ダセェ(笑) まあ、良い話でまとめるよな。

7話目 ☆4
ガッチリ日常系をやった後に、記憶の消去を申し出て、そこに消される側もちゃんと納得して消されるのは、なんだか新鮮な展開だった。

8話目 ☆3
結構貴族っていっぱいいるんだな。ピンキリってところか。フランケン博士、予想より強いな。

9話目 ☆3
ロードとナイジェルの関係。血の契約。なんかよく分からんが、良い話。

10話目 ☆3


11話目 ☆3


12話目 ☆2
ブラットフィールド、、、ダサい(笑) だめだよ、格好つけたら(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

その力、絶大。

この作品の原作は未読です。
韓国発の漫画なので視聴するか悩みましたが、アニメーション制作がProduction I.Gさんだったので、きっと期待する何かがあるのだと信じて視聴に臨みました。

完走後にwikiをチラ見してビックリ…
原作は2007年から2019年まで連載されており、全544話もあるんだそうです。
よく1クールに収めたと感心します。


全世界累計閲覧数46億回突破!
約11年間連載され、韓国だけではなく世界を唸らせた、ダークアクションファンタジー!
2018年からLINEマンガを通じて配信され、日本でも絶大な人気を得た話題作。

820年の眠りから目覚めた、
高貴なる血と精神を持つ貴族の守護者「NOBLESSE」のカディス・エトラマ・デ・ライジェル。

永き眠りから目覚めたライジェルが手にしたものは、平穏な日常だった―。
だが、その日常を壊す、恐ろしい魔の手が迫っていた。

絶対的な力を持つ「NOBLESSE」× 世界征服を狙う謎の組織「ユニオン」×人間を守り支配する「貴族」
魅力的なキャラクターたちによる、時空を超えたダークアクションファンタジー、『ノブレス』。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今期は私的にハマって視聴した作品があったので、視聴の優先順位は決して高くありませんでしたが、悪くは無かったと思います。
物語も1クールでしっかり纏まっていましたし、流石Production I.Gさんだけあってバトルシーンの動きは半端ありませんでしたし…

それに、声優陣も米澤さん、かやのんにあやちとベテラン声優さんが起用されていた点も高ポイントです。

キャラデザは、超がつくほどのイケメンと一般人のギャップが大きいと思いましたが、全然許容範囲内で問題の無いレベル…

つまり大きな加点はありませんでしたが、減点も無い作品だったと思います。

物語は、前半が日本の学校編で、後半がルケドニアの貴族編と大きく2つに分かれています。
個人的には後半の貴族編の方が面白かったかな。
ソウルウェポンという代々貴族の家主が所有する武器などでの戦闘シーンは圧巻ですから…

この作品には今回の作品の導入編に相当するOVA「NOBLESSE:Awakening」が制作されています。
今でもdアニメやYouTubeで配信されているので、気になる方はチェックされることをお勧めします。

オープニングテーマは、ジェジュンさんによる「BREAKING DAWN Produced by HYDE」
エンディングテーマは、OH MY GIRLさんによる「Etoile」

1クール全13話の物語でした。
この作品のタイトル「NOBLESSE」の意味は最終話で回収されました。
伏線もしっかり回収されましたし、キチンと腑に落ちる作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

72.2 20 執事で漫画原作なアニメランキング20位
憂国のモリアーティ(2クール目)(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (166)
754人が棚に入れました
「憂国のモリアーティ」は、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、集英社「ジャンプSQ.」にて連載中の⼈気漫画(構成・竹内良輔、漫画・三好輝)。シャーロック・ホームズの宿敵・モリアーティを主人公にした、犯罪による革命の物語だ。コミックスは2021年1月時点で1~13巻まで発売、累計発⾏部数は400万部を突破している。2020年10月から12月までTVアニメ1クール目が放送され、2021年4月より2クール目が放送予定。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、佐藤拓也、小林千晃、日野聡、上村祐翔、古川慎、小野友樹、安元洋貴
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

前半に立てた仮説と検証

分割2クールの後半

原典のホームズVSモリアーティの対立構図を踏まえ、適度に煽りながら後半お楽しみに!と良い引きだった前半最終回。たぶん多くの人がそのまま後半に流れていることが予想される期待の作品です。

結果、

 うまいこというね~ …止まり

“唸る”と“うまいね~”の違いってあると思うのです。後者はなんかうまくまとめたでしょ?って向こうに若干ドヤが入ってる感じ。心に余裕ない時に観るとイラっとくるかもわかりません。
結論ではなく途中途中で「ちゃんとしたごしらえしてたら輝きそうなのに」と思えるネタがいくつか。

{netabare}切り裂きジャック キターとか
ジェームスボンド キターとか
フランス革命をイギリスが仕掛けたとか …あ、これパーマストンならやりかねんな{/netabare}

命題は階級制度へのアンチテーゼ。その処方箋にモリアーティの選択した手段が“犯罪”でした。
さてその階級制度打破についてなにかしら答えが出たがどうかは観てのお楽しみですけど、全くの広げっぱなしでノー回収ということはなかったので安心してください。

少しレビューらしいことも書いときます。
ホームズVSモリアーティでのスリリングな知恵比べに手を汗握った前半1クール。ここがそのまま続いて深化していくかと思いきやそうはなりません。“実はアプローチが違うだけで似た者同士な二人”な共闘関係と取れる描写が増えていきます。
いったん提示されてた視点の変更を余儀なくされるわけでして、スムーズに移行できるような手を打ってほしかったと思います。ここが弱い。説明不足ということです。

なので冒頭に触れたように、うまいこと言ってるように見えるだけの納得感に欠ける結果に。とはいえつまんないとは違うんだよなぁ。



※ネタバレ所感


■前半でたてた仮説についての検証(っぽいもの)

元ネタは前半クールのレビューに書いてます。
社会構造を改善ではなく破壊(革命)によって現状変更を試みる場合、ろくな未来は待ってないだろうよ、ということです。モリアーティ一味がそのうち手段が目的化して労働階級の人間にも手をかけることになるだろうとも予想しました。

{netabare}見落としてるかもわからんけど、労働階級には手を出して無かった気がする。予想外しました。
ろくな未来が待ってないことは私じゃなくても予想するに易いですけどこれも外してると思います。
なんか収まるところにいい感じで収まってましたね。なーんだ、つまんねーの、ちっ…{/netabare}

それでも期待のあの人はしっかりやらかしてくれてました、なコレ↓
{netabare}火をつけちゃだめよね。
予想というか行く末を気にしていた登場人物の一人モリアーティ家の長兄。ガチの貴族で善意の思考停止マン。大英帝国の近衛文麿/西園寺公一と言えるあの人は案の定ダメンズでした。火を放ったのはコイツです。多くの守るべき労働者階級を危険に晒すというところまで文麿仕様というのに強い説得力がありました。

さらに ※最終回のネタバレあるのでさらに隠しときます。
{netabare}手を取り合ってバケツリレーってのがお花畑全開です。
違う階級同士手を取り合っての美談扱いということですけどまさにこれが茶番。火付けは物理的破壊行為となりますが国民生活の破壊という意味でのメタファーになってます。ほら、経済を回らなくする/社会不安を煽る/その他国民を困窮させる行為全般とかね。そうすると現体制に不安が溜まって革命が起こるって寸法ですが、はた迷惑な話ですし、それまで破壊しかしてこなかった連中が疲弊した国民を統治するなんてできるわけありません。断言してもいいです。
アニメのように物理的な破壊なら傷は浅いかもしれません。ただしやっちゃだめよね。門を開けない貴族に文句言う前にお前らが火をつけなきゃいい話だろってのを忘れてます。

 ・民が困窮すればワンチャンあると本気で思っている輩 
 ・そうやって実際に放火して罪をなすりつける輩

現実でもよくあることなので騙されないようにと自戒する機会を与えてくれた佳作です。{/netabare}{/netabare}


追伸
壮馬さんのキャッチミーイフユーキャンの発音がなんかこそばゆい



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.07.07 初稿
2022.06.02 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おいおい、終盤、急いだなぁ(笑)

第1期から第2期(本作)の中盤まではかなり面白いのに、終盤「うん?」ってなっちゃう作品。

犯罪卿の誕生から、シャーロック・ホームズの登場。
そして、ジェームス・ボンド、切り裂きジャックまで・・・。

ところが、物語は突然終幕を迎えます。

う~ん?

そう、終盤が急ぎ過ぎなんですよね。
{netabare}「社会を変える」という当初の目的を果たした風で終わっちゃう。{/netabare}

そこまでの密度が濃かっただけに、終盤の性急な感じが残念な作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

僕にとっての盛りあがりって(1クール目)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
いや、ダジャレですけど(笑)

2期も悪くはないけれど、やっぱり1期の方が面白かったなと。

ていうか、圧倒的に尺不足ですね。三期か劇場版があったら、もっともっと面白くなっただろうに、勿体無さ過ぎる。逆に、原作読みたくなっちゃうパターンですね(笑)

レビューでは、本作を見て物足りなく感じたことを。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話1話は結構面白く、特に、子供時代の裁判の話と、清廉潔白な議員を殺人犯に仕立て上げる話は刺激的だった。ジェームズ・ボンドのチート能力は、本作をファンタジー側に寄せすぎ、微妙だった。

本作を1期に比べて低評価をつけたのは、「性急」ということだ。

本作の見処は、モリアーティが犯罪卿として引き起こした犯罪が、どのようにイギリスを変えていくかというところだったが、そこが全然腑に落ちなかった。

最後に、モリアーティは「準備は整った」、ホームズが「全部繋がっていた」と言っていたから、そうなんだろうけど、そんな描写、あったっけ?

バラバラだった事件が繋がり、1つの結末に向かっていくことを期待していたのに、実際に描かれたのは、犯罪卿チームの格好よさや、ホームズとモリアーティの友情、刺激的な事件がメインで。

それはそれでエンタメとしては面白かったけど、本格ミステリーを期待したこちらとしては、やや肩透かし。

おそらく、この辺は原作ならちゃんと丁寧に描かれているのだろうなとは感じた。

最後も、キレイなラストではあったけれど、本作の場合、せめて生死が不明くらいの曖昧な感じの方が似合っていたと思う。

事件がイギリスを徐々に変えていく様。自身の悪事に耐えられず、徐々に死を望むようになるモリアーティの苦悩。正反対の立場で奇妙な友情を徐々に深めていくモリアーティとホームズ。

やっぱり全てが尺不足だった。好きな作品だっただけに、残念感が残った2期だった。原作買おうかな(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
なんか、新キャラ。兄貴か。その男装を見抜けないホームズじゃないだろ。

2話目 ☆3
フランス革命をイギリスが主導。そりゃ大事件だよな。

3話目 ☆4
犯罪卿チーム、格好良いよな。そこでジェームズボンドかい。

4話目 ☆4
ボンド、恐えよ(笑) ジャック・ザ・リッパーも仲間に(笑) なんか、エンタメ強くなってきたな。

5話目 ☆3
その狙撃の腕前は、やりすぎじゃないかな汗

6話目 ☆3
なんか、チート過ぎるんだよね、ボンドも。

7話目 ☆4
過去回想ね。孤児院から騙し取るとかね。随分公正な裁判だな。

8話目 ☆3
劇場型選挙。目的が達成できれば、手段や誰がやるかは問わないと。清廉潔白。

9話目 ☆4
心折れるか、復讐に向かうか。本質的な悪。議員に殺人を起こさせるまでの犯罪。理性で踏みとどまり、衝動的に殺人を犯す。死ぬことまで覚悟させるか。

10話目 ☆3
久々にホームズサイド。なんか、本筋から外れているよな。

11話目 ☆3
なかなか刺激的だが、ちょっと急ぎすぎの展開。この流れは、(あれば)三期で良かった気がする。

12話目 ☆3
この展開で、もう死にたいってのは、なかなかに斬新。キレイに終わったけど、う~ん。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

63.2 21 執事で漫画原作なアニメランキング21位
戦勇。(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (484)
2450人が棚に入れました
ある日突然、世界に穴が開いた。そして同時に魔物が現れた。
これははるか昔、世界を恐怖に陥れてきた禍々しき存在、魔王ルキメデスが、1000年前の勇者クレアシオンによる封印を破り、復活を果たした。なお魔界から魔力の高い12人が魔界からやってきている。
そう判断した国王は、かつてのような狂気と混沌による支配を恐れ、勇者の子孫を魔王討伐に向かわせる事にした。その人数75人。むしろ子孫が誰かなんてわからないから、それっぽい者を王宮に呼び寄せた。
「魔王を討った者に真の勇者の称号と莫大な富を与えよう。」
こうして勇者No.45アルバと王宮戦士ロスの魔王討伐の旅が始まる。

声優・キャラクター
下野紘、中村悠一、茅野愛衣、鈴村健一、中田譲治、加藤英美里

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

勇者をいじめるギャグアニメ

ストーリーは特になく
時間もないので
ホントにちょっと暇なときに
気まぐれでみるような作品ですかね

でもOPに力入れ過ぎだなw
声優も豪華だしw

総合するとそんなに
記憶に残ってないですが
暇つぶしには最適だと思いますよw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

1期2期まとめてレビュー

原作 漫画 未読

1期 全13話
2期 全13話

ジャンル:ギャグファンタジー

1話4分30秒(本編3分30秒)のショートアニメ

AT-Xで一気視聴
なので、まとめて感想書きます。


主人公は、アルバ (突っ込み役)
王様によって魔王討伐の声に75人の勇者の子孫?が集められた内の一人で、勇者ナンバー45番のへタレキャラ設定


1話1話が、ボケと突っ込みのショートコントを見てる感じ ^^
でも、ちゃんとストーリーがあって、段々キャラも増えていきます。
個人的には、ドMキャラが面白かったw

あと、魔王が幼女とかw 
茅野愛衣さんの声も合っていて可愛かったですw ^^

時々、シリアスな表情、展開もありで飽きる事なく面白かったです。

中田譲治さんがするナレーションにも笑わせてもらいました

くだらない面白ギャグに、時々 大爆笑もw ∑d(≧▽≦*)

あ、作画も時々 ワザと適当になります 
でも、シュールでこの作品の雰囲気に合っていていいんです^^


総評すると
お笑い好きならオススメ!

笑いたい時なんかには持って来いの作品かとw ^^



1期
OP:「THE MONSTERS」 歌 - JAM Project

ED:「Believe 〜永遠のLink〜」 歌 - JAM Project


2期
OP:「カナリヤ」 歌 - GRANRODEO

ED:「QUESTERS!」 歌 - アルバ(下野紘)

1期のEDは無駄にいい曲でしたw ^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゆうしゃとまおうとせんしとそのたおおぜいがおくるごうかなしょーとあにめ

5分アニメ。 全13話

お話は、世界のどこかで穴が空き、そこから魔族が出て来て平和だった世界を脅かしていた。勇者の子孫して世界各地から呼び寄せた大多数の中で魔王討伐に向かう勇者アルバと戦士ロスのお話です。

と書くと一見真面目なお話のように見えますが、ギャグ作品です。

戦うというより、コントの1場面を観ている感じがしていました。

個性的なキャラとショートアニメとは思えない豪華な声優陣、そしてEDの素晴らしさと、何げにすごい作品でした。

勇者のお話で一番ギャップにやられましたね。

観ていない方は、このギャップをお楽しみください^^

2期もあるみたいなので、楽しみです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

63.0 22 執事で漫画原作なアニメランキング22位
裏切りは僕の名前を知っている(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (304)
1965人が棚に入れました
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。\\n 前世からの仲間という“戒めの手(ツヴァイルト)”の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は――\\nそして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか…!?

声優・キャラクター
保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、宮野真守、神谷浩史、日野聡、三木眞一郎、成田剣、岡本信彦、矢作紗友里、浜田賢二、天野由梨、桑島法子、浅沼晋太郎、石川桃子、植田佳奈、皆川純子、黒田崇矢、立花慎之介、ゆかな、子安武人、石田彰

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなふうに守られてみたくなる&声優さんたち豪華です

原作は小田切ほたるによる漫画で、通称『裏僕』
最初、タイトルがすごく気になり、公式サイトを見たら
もろ少女マンガな雰囲気で、ほんの少し躊躇しましたが、内容は面白そうだし、
声優陣に好みの声の人が多かったので数ヶ月前に視聴しました。

まず、冒頭で流れるシーン・・・毎回同じなのに、なぜか飛ばせないw
薔薇の花びらが吹雪のように舞う中、見目麗しき男女が切なそうに寄り添い、
意を決したかのような男性がまっすぐこちらを見据えて言うのですよ~

「お前を苦しませるようなことはしない お前は俺が守る」
「俺はお前を裏切らない」

女性だったら(いや女性でなくても)相手からこんなふうに断言されたら、
そしてその約束通り、実際に自分を命がけで守ってくれたとしたら、
グッと来てしまうのは当たり前だと思うし、その絆と想いは本物だなと。
そういうお互いの想いをベースにした物語なら、例えばヤクザものとか、
シリアスな戦争モノ、宇宙戦闘モノにだってあるわけです。
その段階なら、誰も「BL臭がする」とか「腐女子向け」とは思いませんよね。

で、そこにキャラデザが耽美的で登場人物みんなイケメン&美少女。
おまけにいきなり強引なキスに始まるエロシーンがあったら、
それはもう間違いなくBLと言って良いのでしょう。
しかし、この作品はほぼ全員イケメンですが、男子同士のそれはなく、
もっとシェークスピア劇を観ているような感覚の、
心理的に深いところでの愛憎劇が展開されています。

しかも、千年以上もの間、不死身で生き続ける特殊能力を持った人物が、
ある復讐心から、数百年ごとに周囲の人間達を転生させては
敵である悪魔(デュラス)と戦うことを繰り返しながら、生き永らえている・・
それだけでも、すごく興味をそそられる物語ではありました。

主人公はその不死身の人物のほうではなく、養護施設で育った孤独な青年 夕月。
彼が前世で女性だった頃に恋人だった、例の冒頭シーンの人物、ルカ。
この物語の重要な役割を果たす、養護施設で夕月が兄のように慕っていた青年。
また、夕月を守るべく、同じように転生を繰り返してきた、
耳や目、念力などによる特殊能力を持つツヴァイルト達が周囲を固めます。
そして同時に、彼らそれぞれの過去や事情なども描かれ、
やがて来るワルプルギスの夜の決戦へと展開していく・・というお話です。

入り組んだ人物関係と物語はなかなか壮大で良いと思いますし、
人物達の心理的葛藤なんかもよく描かれているけれど、
戦闘シーンは、あともう少し・・・な印象が否めないです。
作画に少々乱れはあるものの、それほど気にならず、
唯一、テンポの良い見せ方ではなかったことが惜しいかな・・という感じ。
全24話・・・別なところを丁寧に描きすぎちゃったかなと思いました。

でも、観る人によっては、すごく好きな世界だろうなと思うし、
戦闘シーンもあのくらいだから良いのだ、という方々も多いかもしれません。

個人的には、みんなに愛されている夕月よりも、
彼が今世で男性になっても「魂に性別は無関係」と言い切って
夕月を静かに、時には激しく守り抜くルカのほうに感情移入はできました。
それと、OPEDだけでなく、サントラもけっこう良くてお気に入りです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「俺はお前を裏切らない( ー`дー´)キリッ」その言葉・・信じた私がバカでした。

保志、櫻井、石田、福山、子安、三木、小野、宮野、神谷、日野、遊佐、岡本・・
これは、何の文字の羅列?
お答えしましせう!この作品の声の主達であります!
何かもうね、笑うしかないですよね、
てか実際、神谷さん出て来た辺りで吹きましたよね、
吹くような作品じゃないのは確かだけれどねw
あと、女性でよく登場するのが、井上麻里奈さんとゆかなさんかな。
今まで「何気に声優豪華!」とか書いてましたがね、全部消してやりたいですね。
これ程までに、主役級が揃う作品初めてでしたよ、まじで。
とりあえずこの作品に関して一番印象に残ったのはそこでした(/∀\*))キャハ♪"

ストーリーですが、終始ダークでしたね。
1000年も過去から続く、とある一族と悪魔の戦い。
何度生まれ変わろうと逃れられない定めを背負って生まれてくる者達。
そして、そこには許されない愛と残酷な事実がある。
生きる意味って考えた事もないけれど、
その事実を問われた時、自分なら答える事は出来るだろうか?
そんな疑問に囚われた、主人公。
しかし、そんな不安さえ掻き消してくれる相手が現れた。
初めて会ったけれど、何故かそんな気がしなかった・・・

ストーリーは、まぁまぁ好きだったのに、終わり方が超絶中途半端!
むしろ、一番観たかった所を中途半端にされたんで
何の為に2クールも観たのか意味が分からなくなりました。2期も無い感じだし(´-ω-`)
そして、始めに書いて気づいたでしょうが、登場人物男の子ばっか!
声といい雰囲気といい、完全女性向けです(*u_u)ポッ
だって腐臭漂ってましたもん、ダークな雰囲気なのにw
まぁ、雰囲気だけでモロな事は一切ない・・と思いますけどw

この作品の作画、一見キレイですが、私はどうしても慣れない所が一つありました・・それは、
顎が尖り過ぎなんです、もう削りたての鉛筆のような顎ですよ、
んで、目がキラリンレボリューションなんで、たまに崩れると大変な事になります( ・`ω・´)ナン…ダト!?

総評すると、何を楽しんだって豪華過ぎるボイスですかね(●´ω`●)ニマァ
結局そこっ!ww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

たとえキミが何度生まれ変わったとしても、僕は…

“俺だけが知っている、お前の痛み、お前の不安、
そして孤独。
このまま刻がふたりだけのものになればいい。
そしてお前がそれを望むなら、俺は何度でも言おう。
-俺はお前を裏切らない。”

…毎回OP前にいい声して囁いてくれちゃうから、覚えちゃったじゃないのよ!ルカくん(*´艸`)キャ♪

こちらは、、ん~??ラヴ・バトル・ファンタジー?なアニメ?
作画は元々が女性向け作品なので、かなりそっち寄り。
男の子が皆、お美しくて眩しい・・・w(P∀`q*)テレ

遡ること、千年以上前“黄泉の落日”から始まる物語。
1つの裏切りを境に、祇王一族(人間側)とデュラス(悪魔側)は幾度となく戦いの歴史を繰り返していた-

個々様々な特殊能力、前世の記憶までも受け継いで、魂の転生を繰り返すという祇王の人間たち。

その中でも特別な存在であるのが、ユキ。
現世では桜井夕月【さくらい ゆき】として男の子として生まれてくる彼。
でも、彼は前世で1人の悪魔を愛した記憶も、自分の使命も受け継ぐことなく転生してしまう。

この作品にBLのタグがついてるけど、ちょっと意味合いが違うかな、と。
愛しているのに間違いはないけど、それは男とか女だからとかという問題じゃなくて、
“ユキの魂を愛している”からということではないのかなと。
だから、性別とかあれがついてるとかついてないとかw
そんなことは関係ないのだと思ったり。
(いや、通常の人生では大事なことだと思いますけどねw)
きっと、前世から続く“絆”のお話なんです、これはd(゚-^*)

ただ残念なのは、その“絆”がどれだけのものであったかが、観てる僕にはいまいち伝わりにくかったこと。
もっと、前世の2人のエピソードが欲しかったかな(´・ω・`)

OP・EDともにこの世界観とぴったんこで、美麗なもんだから、毎話飛ばさず観ちゃいました♪

そして、特筆すべきは観れば観るほど素敵な声が止まらないこと!!!えぇ、ここ大事っす(。+・`ω・´)キリッ☆

ルカ-櫻井孝宏  ☆  ルゼ-立花慎之介

叢雨 九十九【むらさめつくも】-福山潤
蓮城 焔椎真【れんじょうほつま】-小野大輔
碓氷 愁生 【うすいしゅうせい】-宮野真守
蓬莱 黒刀 【ほうらいくろと】-神谷浩史
降織 千紫郎【ふるおりせんしろう】-日野聡

祇王 天白 【ぎおうたかしろ】-子安武人
祇王 橘  【ぎおうたちばな】-三木眞一郎
祇王 泠呀 【ぎおうれいが】-石田彰

他、岡本信彦・浅沼晋太郎などなど…*。・+(人*´∀`)ウットリ+・。*

耳から出血もののキャスティングに失神寸前ですw
僕はつくもくんとしゅうせいくんに手厚く守られたいです…
えぇ、、完全に余談でしたね…w(*ノε`*)アチャー

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
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