商店街でオリジナルアニメーションなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの商店街でオリジナルアニメーションな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番の商店街でオリジナルアニメーションなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.0 1 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング1位
たまこラブストーリー(アニメ映画)

2014年4月26日
★★★★★ 4.1 (1246)
6617人が棚に入れました
少女は、知らなかった。

将来、当たり前のように家業をついて、ずっとこの場所で
このままでいられるんじゃないかって、無意識のうちに感じていた。
そうであればいいと、願っていた。

けれど、幼なじみも友達も、少しずつ変わって行く。
少しずつ大人になっていく。
家族がいて、商店街の人たちがいて、変わらないものと変わっていくもの。

高校3年生の春。
そんなことを思い始めた少女は恋をする。

北白川たまこは、知らなかった。
それは、「宇宙の入り口」に立ったような感覚。

そして少女は、一歩を踏み出す。

たまこ、むけました。

声優・キャラクター
洲崎綾、田丸篤志、金子有希、長妻樹里、山下百合恵、日高里菜、藤原啓治、日笠陽子、西村知道、立木文彦、ゆきのさつき、小野大輔、辻谷耕史、津久井教生、岩男潤子、渡辺久美子、家中宏、成田剣、川原慶久、山下大輝、野坂尚也
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

想いを伝える細い糸…

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企画・原作・アニメーション制作 - 京都アニメーション
監督 - 山田尚子
脚本 - 吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督 - 堀口悠紀子
絵コンテ - 山田尚子
演出 - 山田尚子、小川太一、河浪栄作、山村卓也
作画監督 - 堀口悠紀子、丸木宣明、引山佳代
美術監督 - 田峰育子
色彩設計 - 竹田明代
撮影監督 - 山本倫
設定 - 秋竹斉一
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 片岡知子、マニュアル・オブ・エラーズ
音楽プロデューサー - 中村伸一、山口優
編集 - 重村建吾
製作 - うさぎ山商店街
公開 - 2014年4月26日
上映時間 - 83分

(以上Wikipediaより引用)

。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚


〜Tamako Love Story〜
「たまこラブストーリー」

もうタイトルから想像するだけで、心がキュンとなる
くらいの響きです。

前作「たまこまーけっと」をご存知の方ならあの純真無垢
なたまちゃんにラブがついちゃう。
なんだか嬉しいような寂しいような…
相手は誰?
と思いつつも思い浮かぶのは1人だけ…

1人の少女が恋する事への驚きと葛藤、そして喜びを
感じながら、1人の女性へと成長していく一歩手前の
過程を描いた、とても優しい愛おしさと切なさが感じ
られる作品でした。
そして思春期ならではの性への関心や友情が繊細な心情描写と
ともに優しいタッチで描かれています。

掛け値なしの純愛物語。
京都アニメーションが贈る83分間。
青春の輝きをどうぞ感じて下さい。


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
美味しいお餅ありますΩ~ 

{netabare}
作品冒頭から登場する1つの林檎。

もち蔵が何気にコロコロしてて、最後にカウンターから
ぽろりと落ちる林檎。

何だか意味深な物語の始まり方でしたね。

今回は、お喋りなMr.鳥さん「デラちゃん」の登場は
ほとんど無く(最後の方でワンカットだけ、
あっ!デラちゃん!って思ったら消えちゃった…)、
たまこともち蔵を中心にお話が進みます。

そしてたまこともち蔵の恋のお話に絡めて、周りの人々も
成長していくお話しでもあったと思います。

物語序盤の方から、かんなちゃんの登場も多くて
相変わらずのシュールさに、ここは私的に嬉しい演出
でした。
いつの間にかバトン部員に「部長」って呼ばれているし…
実際部長では無いんですが、凄いですね、あの説得力。

「お餅だけを丸めて青春を終える気ですか、
たまちゃん‼」

「お餅は一生丸められますが、我々バトン部の青春は
今だけなんですよーー!たまちゃん‼」

やっぱりかんなちゃん、謎のカリスマ性あります。

みどりちゃんはいつも通り、たまこが大切な存在。
少しだけもち蔵に意地悪な事を言ったりするけれど、
私的には大事なたまこにもち蔵がどれだ本気でたまこの
事を好きなのか、あるいは自分から見て相応しい存在
なのか、彼女なりに試しているようにも見えました。
ただ、邪魔するだけでは無くて。

私はかんなちゃんとみどりちゃん、この2人の存在が
たまこラブストーリーでの大きなキーマンの1つ
だったとも思います。
そして物語の終盤ではこの2人にも大きな変化と絆が
生まれます。

そんなこんなで、お話しは進みますがやっぱり私的にも
最大の関心事は、

「もち蔵、いつ告るん?」

ていう事でした。興味津々。
でも、ドキドキ…

中々踏ん切りのつかないもち蔵。
うなされる様な毎日。寝ても覚めても

たまこ…たまこ…たまこ…

流石にたまこまーけっとよりも好きのグレードが
ワンランクアップしてますね。

わかるよ!もち蔵の気持ち。ましてや幼馴染み。
いつもの生活の中にたまこが普通にいるんだもん。
どうしたらいいのか分からなくなるよね。

そんなもち蔵にみどりちゃんがちょいアシスト。
ここもちょっと、みどりちゃん的にはもち蔵を
試している感じみたいだったけど、結果的にもち蔵に
告白するきっかけを与えた形になりました。

夕暮れの河原にたたずむたまこともち蔵。

作画的にもとても素敵なシーンです。
黄昏時の空にキラキラ輝く水面。
背景の美しさはもちろんですけど、やっぱり
堀口悠紀子さんデザインの横顔は大好きです。

幼い頃2人でよく遊んだ飛び石の上でたまこが
おもちを大好きな理由を語ります。

「あのさ、おもちってさ、ちっこいのに色んな人を
幸せに するんだよね。」

「柔らかくてさ、白くって、優しくって、
いい匂いがしてさぁ、あったかいんだもんなぁ。」

たまこにとっておもちはお母さんのイメージだったん
です。だから大好きで大好きでたまらないんです。
商店街と同じでかけがえの無いものなんですね。

川に落ちそうになるたまこの手首を握りしめるもち蔵。
たまこに東京の大学に行くと告げます。
たまこの潤んだ瞳の横顔、凄いです、いいですね。

そして、

「俺、たまこが好きだ!
めちゃくちゃ好きだ!だから…」

言っちゃた…

もち蔵には早く告白して欲しかったけれど、
実際、この一線を越えた言葉を聞いたら私まで
何かが壊れた、何か大きな物を失った様な気が
しちゃいました。

「ドーン!」って感じ?

「かたじけねぇ…かたじけねぇ…」

たまこのこのセリフ。私までビックリです。
そこまで、動揺するとは思ってなかったので…

でもいつもたまこの生活の中にいたもち蔵。
普通に家族の様に思っていたもち蔵。
そんなもち蔵からの「好きだ。」の言葉。
しかも、「めちゃくちゃ好きだ。」なんだもん。
たまこには今までの世界が見えなくなるのも
当然だったかもしれません。

「あっし、先に失礼するでござんす。」

これは重症ですね。

それからというものは、たまこまでもち蔵を意識して
しまう毎日。
お家のお手伝いも、バトンの練習もままならない毎日。

ここで、このお話のキーワードの1つは「キャッチ」
って言葉なんだなぁって思いました。

かんなちゃんがバトンをキャッチ出来ないたまこに言った

「磁石入りグローブを作るのです。バトンにも磁石を
くっ付ける。あら不思議、引き付け合うS極とN極。」

「どうしようもなく引き付け合うのです。」

多分、かんなちゃん的には深い意味は無かったと
思うんですけど(いや、彼女の事ならあり得るのかな?)
その話を聞いていた、たまことみどりちゃんの
(特にみどりちゃん)の表情が凄く意味深でした。

そして度々、出てきます林檎。
林檎と言えばニュートンの万有引力の法則。
引き付け合うんですね。どうしようもなく。

ここで私がちょっと思い出したお話がアダムとイブの
食べた禁断の果実「林檎」でした。
(あれは林檎では無かったと言う説もありますが、
ここは一応、林檎ということで。)

かなりうろ覚えなのですが、蛇にそそのかされて
林檎を食べてしまったアダムとイブが楽園を追放され、
それまで無かった恥じらいという感情を覚えて、
イチヂクの葉っぱでそれぞれの性器を隠してしまう
というお話しです。

そしてアダムの食べた林檎は喉仏に、イブの食べた林檎
は乳房になったと。

成長期、男性は喉仏がふくらみ、女性は乳房がふくらみ
ます。そして恥じらいを覚えます。

このお話の序盤でもたまこが急にお尻やおっぱい
のおもちを作ると言い出して、みどりやかんなのお尻を
触ったり、うさ湯でボインの女性と自分の胸を見比べて
もの哀しげな顔になったりしています。
そしてもち蔵に対しても恥じらいを見せる様になりました。

この辺り、たまこには無縁だと思われていた女性としての
性的な成長過程も柔らかいニュアンスで表現してるの
かなぁとも思ったりしました。

だから1つの林檎が登場する事で色んな事が想像出来ます。

英語のことわざで
「You are the apple of my eye」
という言葉があります。

日本語で言えば「目の中に入れても痛くないくらい
可愛い」という言葉に該当するのかな。

もち蔵にとってたまこは色んな意味で林檎だったの
かもしれません。
だからお話の冒頭で林檎をコロコロしてたのかなぁって。

そしてもう1つ私が感じたのは、たまこともち蔵の
ラブストーリーを通して周りのみんなも一緒に
成長した事でした。

中でも終盤のかんなちゃんとみどりちゃんのやりとりには
心を打たれました。

嘘をついてまでたまこをもち蔵の元へ送り出した
みどりちゃん。
1人残った教室にやって来ましたかんなちゃん。

このあとの2人の会話がとても素敵でした。

かんな「策士ですな。でも、そういうの好きですよ。」

「今ちょっといい顔してますよ。」

みどり「サンキュっ!かんなっ!」

かんな「ねぇみどちゃん。私も高いとこ登って
みますかね。」

もう、何とも言えないくらい2人の間の言葉以上の物が
伝わってきて、つい涙が出ました。

大好きなたまこの幸せを願って送り出したみどりちゃん。
1歩成長しました。
そんなみどりちゃんを見て、自分も前に進むもうと思った
かんなちゃん。
木に登った時のかんなちゃんの顔がとても素敵でした。
登った時の景色、今まで見たこと無い景色だったのかも
しれません。

この作品を見て私が感じたのは人を好きになるという
事は当たり前かもしれないけれど、とても切ない事
なんだって事。
好きになる方も、好きになられる方も。

何処かに私が置き忘れてきた思い出かもしれません。

そして「ちはやふる」を見て出会った私の好きな
一つの和歌が思い出されました。

しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
     ものや思ふと 人の問ふまで

歌意:
私の恋心は誰にも知られない様にと心に決めて
耐え忍んできたのに、とうとうこらえきれず
顔に出てしまっているみたいです。
何か物思いでもあるのですかと人が尋ねてくるほどに。

という隠せば隠すほど表情に表れてしまう悩ましい恋心
を表現した歌です。

たまこともち蔵を見ていたら、凄くこの歌が心に
染みてきました。

最後の駅のホームでのシーンはもうなんと言ったら
いいのか分からないくらい、純愛の美しさが表現
された演出だったと思います。

今まで何度もキャッチ出来なかった糸電話。
その糸電話を見事キャッチしてからの、

「もち蔵、大好き!どうぞ!」

たまこらしい最後の言葉でした。

このあと、私にはたまこの

「やっと…やっとね…キャッチ出来たよ。
糸電話ともち蔵の気持ち‼︎」

という言葉も聞こえた様な気がしました。
いえ、確実に聞こえました。

それにしても、もち蔵泣き過ぎ…
でも、そういうもち蔵、私も好きです。
嬉しすぎるもんね!私まで…涙出ちゃうよ…

子供が大人になっていくのは嬉しいけれど寂しい気も
します。
それは作品を通して、豆大さんや吾平さん夫妻から
凄く感じました。
お互いの両親はわかっていたけれど、黙って見守って
くれてました。
でも、みんな色んな事があって今、ここにいるんです。
これから、たまこともち蔵も色んな経験をしていきます。

これから先の2人を見てみたい気もするけれど、

それは、やぶ蛇でしょうか…

〜Tamako Love Story〜
「たまこラブストーリー」

本当に出会えて良かった作品でした。
2人の幸せを祈って…



【主要登場人物・出演者】

北白川たまこ - (CV:洲崎綾)
大路もち蔵 - (CV:田丸篤志)
常盤みどり - (CV:金子有希)
牧野かんな - (CV:長妻樹里)
朝霧史織 - (CV:山下百合恵)


【主題歌】

主題歌「プリンシプル」
作詞 - 愛鈴 ⁄ 作曲 - 藤本功一 ⁄ 編曲 - 谷口尚久
歌 - 洲崎綾

オープニング曲「KOI NO UTA」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ
歌 - 北白川豆大

エンディング曲「こいのうた」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ
歌 - 北白川たまこ


【劇中曲】

「恋の歌」
作詞 - 北白川豆大 / 作曲・歌 - ダイナマイトビーンズ
「Excerpts from "The Return Of The Drowing
Witch"(Part1 - Part9)」
作曲・編曲・演奏 - Hogweed

「qum Daiwtiigyam」
作詞 - Gunung Bangep / 作曲 - Ro ga-nang / 歌 Daniels

「豆大さんへ」
作詞・作曲・歌 - ひなこ

「上を向いて歩こう」
作曲 - 中村八大 / 編曲 - 片岡知子
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 96
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たまこの大人の女性への一歩、恋です。

青春ラブストーリーです。

たまこまーけっとの続編となる劇場作品です。たまこまーけっとは
小さな心の揺れを描いたお話でしたが、たまこラブストーリーは
たまこともち蔵の「恋」を描いています。


たまこともち蔵は幼なじみ。

幼なじみって何も考えず、自然にありのままの自分を見せられる最初の人
なのかなと思います。そしてその関係を絶対に壊したくない尊い存在です


特別な想いを伝えてしまえば、今までの関係も壊れてしまうのではと
恐れる気持ちは当然でしょう痛いほどですね


近くて遠い、幼なじみの恋ですね...

{netabare}

たまこに片想いのもち蔵。空回りし続けてきた想い

けれど伝えなければ、進まなければきっとずっと近所の仲良しの幼なじみの
ままです。恋に気づいた時から、そんな風にはいられないのです。

好きな気持ちを伝えなければ後悔しか残らないと

胸が苦しいほど想う、伝えたい、好き!という気持ちが心から溢れ出す


~もち蔵の告白シーン~

夕焼けに照らされ、川に西日が反射して金色に輝く。川の飛び石で
もち蔵とたまこが、ふたりになるシーン

もち蔵の「俺、たまこが好きだ!」もち蔵の想いに胸が熱くなりました。
たまこは、その気持ちを知り、もち蔵をはじめて意識した瞬間でしたね。


きちんと受け止められないたまこ。変わってしまったことだけは
理解出来ていましたね。
でも皆、悩んで踏み出すんだよ、一歩を踏み出す勇気を教えてくれた人が
幼さなじみのもち蔵だなんて、幸せだよね!


映画のテーマである大人になることを示唆するレコード屋のマスター

「若さとは急ぐこと スプーン一杯の砂糖が溶けるのも待てないくらい
後悔の苦さは何かをした証 一つ一つ味わいになる」


マスターの言葉、経験談からでしょう深いですね。一つ一つの言葉に
重みがありました。


もち蔵が気持ちを伝え、変わった日常。その変化をもたらしたもち蔵に
マスターは後悔も大事なことであると伝えてくれました。

自分から動かないと、変化は訪れません。そのために後悔をすることも
人生においては仕方のないことです。そうして大人になるのですから...


ラストシーン、糸電話。たまこがもち蔵に告げる一言
糸電話で気持ちが伝わりました。

変化にとまどっていた、たまこの自らの行動でした
キャッチコピーの「たまこ むけました」ですね。

{/netabare}

私自身の初恋を思い出しました。

この作品のふたりを観ていたら、過ぎ去った少し遠い日のピュアな気持ちを
思い出しましたね。

初恋は中学1年生です。1つ上の先輩。初めての彼氏でもあります。
告白のワンシーンって鮮明に心に残っているんですよね。
夕方、帰り道、公園の前、自転車、彼の顔、当時流行っていた曲

初恋。まだ何も知らない故、純真で眩しい、時々切なかったり
あの時だけの気持ちを思い返して優しい気持ちになれました。

ここのサイトに参加してからレビューを読ませてもらい参考にした
おかげで素敵な作品との出会いが沢山あります。
私は更に貪欲に思うのです!心揺さぶられる素敵な作品に出会いたい!
感動で心を満たしたいと!

たまこラブストーリー素敵な作品をありがとうございました!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 74
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ずっと観たかった。やっと観れた・・!焦れったくて初恋を思い出すようなストーリー

Amazonビデオで幸運にも見つけて視聴しました。

たまこまーけっと観てからスグ映画を観たかったのですが、
公開当時私の近くの地域では上映していなかったので半ば諦めモードでした。
アニメを観てからだいぶ時間が経ってしまったので殆ど頭から内容が抜けてましたが・・
{netabare}OPが第9話で判明したダイナマイトビーンズの「恋の歌」だったことが思い出すキッカケとなり、鳥肌。{/netabare}

アニメ本編ではデラちゃんが居たからコメディ色強くて賑やかだったのが
居ないとこんなに変わるものなんだなと実感。
恋愛色が強くなり、キャラ一人一人が苦手を克服したり成長が見られました。

{netabare}
幼馴染の二人の観てるこっちが気恥ずかしくなるような
焦れったいようなもどかしさに内心ハラハラしました。
たまこのおじいちゃんが救急車に運ばれてたまこが涙目の時に迷わずさっとフォローに入れるもち蔵は格好良いですね。
そして作中でたまこが商店街の皆や周りからどれだけ愛されているのかがよくわかりました。

そして、前作から何気に気になっていたのが、みどりちゃん。
今回彼女は凄く良い仕事していました。
私のちょっとした考えですが、
みどりちゃんはたまこに対して友情の気持ちと
友情以上の気持ち、両方持っていると思うんですよね。

だから大好きなたまこをもち蔵に取られたくなくて
幸せになって欲しい気持ちもあるけれど、嫉妬したり悩んだと思います。
前作の2年生の臨海学校でもち蔵がたまこに告白しようとしていた時に邪魔したりとか、
思わず表情に出ちゃったりしたと思います。

最後に鎌をかけてたまこに「もち蔵が転校しちゃう!」と行って
たまこを行かせた彼女を見ると、相当思い切ったことをしたなと思う反面、
その後スッキリしたようなみどりちゃんの顔を見て安心しました。

新幹線のホームでたまこが告白の返事と気持ちを伝えるところで終わりましたが
これで・・もち蔵も安心して東京に行けそうですね。
その後も2人が、けして離れないように結ばれることを切実に願います。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70

88.5 2 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング2位
TARI TARI(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (4479)
20720人が棚に入れました
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか

声優・キャラクター
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

音楽系の青春アニメは本当に癒されます♪

夏アニメの中で一番好きなアニメかな♪

舞台は江ノ島沿岸。白浜坂高校の合唱時々バドミントン部で、音楽をメインにして高校生たちの成長を描いた青春アニメです♪

合唱や声楽といった分野なので、某有名音楽アニメとは違って癒し系の音楽が多いです♪

恋愛に関してはそんなにありませんが、さり気なく描かれていたりするので、そこが良いかもしれません♪

笑いあり、涙ありで本当に感動したアニメです♪

主人公が一番目立つといった感じではなく、合唱部のメンバー全員の成長が濃く描かれているので飽きは来ませんよ♪

音楽が好き、癒されたい、笑顔になりたい、感動で涙を流したいという方にオススメのアニメです♪

私も中盤のシリアスな部分では泣きましたし、最後は感動で癒されました♪

やっぱり、こういうアニメが無いとダメですね(*´ω`*)♪



紗羽ちゃんカワイイヾ(*´∀`*)ノ♪♪♪♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 133
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

実は私も合唱部だったり

P.A.Worksのオリジナルアニメーション。
安心の絵のキレイさです。

高校での合唱を通じて、仲間と触れ合い成長していく青春物語。
切なくもさわやかな話です。
恋愛をほとんど絡めていないのも特徴ですね。


実は私も高校時代、合唱部でした。
いろいろ思い出しますね。

・筋トレがきつかった! 特に腹筋。案外筋力いるんですよ。
・一人でメロディを口ずさんで練習した。歌っていると気持ちがいいんです。まわりなんて気にならない。
・コンクールに出て、緊張で足が震えた。落ち着こうとしても、自分では止められないんですよね。
○みんなと一緒に過ごせて、みんなと一緒に歌えて楽しかった。

「音楽」は「音」を「楽しむ」って書く。
「音学」じゃなくてよかった。
「楽」という漢字を当てた人は偉大だと思います。


閑話休題。


序盤は若干駆け足気味。
ちょっと内容がつかみにくかったです。

ただ、「リフレクティア」が流れたのにはびっくり(「true tears」のOP曲です)。
また、同じく序盤で「心の旋律」という曲が流れます。
これが、すごくいい曲なんです。
アップテンポで、悲しいことやつらいことを希望に変えてくれます。

中盤から物語が大きく動きだします。
ひとりひとりの抱えている思い、そして目標。
ぶつかったり、泣いたり、怒ったり、笑ったり。
まさに青春物語!

……かといって、何話も引きずるようなドロドロした展開はありません。
テンポがよかったので見るのが苦になりませんでした。
時折入るギャグも、空気を和ませてくれます。

{netabare}
直接会えなくても「歌(音楽)」を通じてつながっていける。
そしてその記憶を残していける。
そのとおりだと思います。

「音楽はやめられない。音楽はいつもともにあるもんだ」

私は習ってもいないピアノを、今でも弾いています。

みなさんもそうだと思うんですが、音楽を聴くと、そのときの風景、心情などがよみがえってきますよね。
それが自分の内部から出た音ならなおさらのこと。
音の力って偉大だと思います。
{/netabare}

音楽がテーマなだけあって音楽の使い方がいいですね。
EDテーマが話数を重ねるたびに変わっていくのも特徴。
{netabare}
1話:潮風のハーモニー・2人
2話:心の旋律・2人
3話:潮風のハーモニー・4人
4話:潮風のハーモニー・4人
5話:潮風のハーモニー・4人
6話:心の旋律・全員
7話:潮風のハーモニー・5人
8話:潮風のハーモニー・5人
9話:潮風のハーモニー・5人
10話:潮風のハーモニー・5人
11話:潮風のハーモニー・5人
12話:潮風のハーモニー・5人
13話:潮風のハーモニー・EDバージョン

最後に和奏(わかな)作り上げた歌は「radiant melody」というタイトル。
直訳すると「光輝く歌」「晴れやかなる歌」。
雨が上がり、日が差し込んだところで流れるのにぴったりの曲でした。
それを今まで対立していた合唱部・声楽部が一緒に歌う。
「心の旋律」のメロディに似たフレーズがところどころに入っているのも、母親、そして町のみんなとのつながりが感じられて感動しました。
{/netabare}

不満点を挙げるとすれば、サブキャラクターがステレオタイプすぎたこと。
もう少し個性を出して欲しかったかな……。

また、来夏(こなつ)のキャラが強すぎです。
主人公の和奏(わかな)を食っちゃってます。
正直、最後まで来夏が主人公だと思ってました。

あ、でも{netabare}パパ達やママ達のキャラはよかった!
みんな、とても優しいんですよね。
そして、最後の校長、マジ主人公。
痛みに耐えてよく頑張った!!{/netabare}

それにしても、声優さんってすごいですね。
演技しながら外国語、歌、全部こなしちゃっている。

そしてラスト。
{netabare}
「何もかもがうまくいったわけじゃないけど、最後に自分を出し切ることができた」

もうちょっと盛り上がってもいいかなとは思いましたが、歌をモチーフに一貫したストーリーを作り上げているので、それほど気になりません。
完全なハッピーエンドではなく、未来へ向けての希望を残した終わり方、好きですね!
{/netabare}

誰にでもお勧めできる万人向けの内容だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 123
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

音楽は人をつなぎ 心をつなぐ 【12月20日 聖地 江の島訪問の日記追加】

そのすべてがキラキラしていて とっても眩しかった…

メロディーは私の耳に心地よく響いて…
歌声のハーモニーは胸の奥まで届いた…

それは、やさしい何かに包まれていくような…
…不思議な感覚?

言っておきますが覚悟してくださいね♡

この物語にはいっぱいいっぱい、これでもかと青春が詰まっているので ...

青春時代のまばゆさはまるで太陽みたいにキラキラで、空を見上げたら思わず目をつぶっちゃうような…

歌うこと楽器を演奏をすることが好き!
そんな「音楽」が大好きな合唱部の5人が部活動を通じて共に成長していく姿を描きます。

舞台ですが神奈川県の江の島界隈。
青い空と海がとっても印象的で、その青さが私の身体の中をも晴れさせてしまうようなそんな街…
よく訪れる馴染みの場所ばかりなので、なんだか近しく感じてしまいます。

高校最後の夏
学生時代の不安定な空気、思春期の強い感受性と繊細さがしっかりと表現されています。

その一瞬一瞬はいつしか かけがえのない輝きの時となり彼らの青春に刻まれることでしょう。

仲間たちとの友情を、優しい時間で描いています。

その 時の流れがとっても心地よくて...
流れるピアノの音色と合唱の歌声に魅せられました...

「心の旋律」

風 新しく緑を駆ける


どこまでも遠く澄み渡るよ


今軽やかに光は回る


全てをやわらかく照らすだろう


合唱曲の独特なメロディーラインをきいて
ふと思い出す当時の光景。
学生時代を曲と共に思い出しました。
その当時の記憶や感情までもが蘇る...音楽のチカラはすごいですね...

皆の心と音がひとつに重なって生まれた合唱に魅了されました。
それは、明日からまた頑張ろうと思うエールみたいに聴こえた....

部の仲間と思い悩み抜いた時間こそ、まばゆいくらいの爽やかな青春...

海と、空と、唄声があふれる素敵な作品!!

最後に・・・・
青春とは永遠♡


※ネタバレは一切ありませんが聖地訪問のため閉じます。

【2015年6月28日(日) 江の島】
{netabare}
タリタリの皆の生活エリアにお邪魔しました♪

江ノ島はそんなに遠くないので、ときどき天気の良い日は海沿いにドライブ♡

そんな感じで聖地巡礼とは違うかな?

この日は留守番してもらったけれど・・江の島にはよく一緒についてくる子がいます。

紹介します。愛犬チワワのcoco(ココ)女の子です♪
一緒に入れるお店が多いのを知ってのことか外出前にいつもわたしから離れなくて大変っ!
今日はごめんね。。と言いきかせ出発しました。

この日の湘南エリアですが・・・
晴れ渡る空!青い海!燦々と輝く眩しい太陽!
晴天に恵まれ絶好のドライブ日和でした♪

わたしの目に映るのはきらめく海。弧を描く海岸線。

海沿いを走行。爽やかな風を感じます...

気付けば隣には江ノ電が並走。ちなみにわたしは緑の江ノ電がすきです♡(茶色とか走ってます)

江の島着。江島神社の参道からスタート!このレトロな町並みに癒されます...
青葉が輝く季節です豊かな自然 そんな心安らぐ素敵な場所です

この日は行かなかったけれどLONCAFE(ロンカフェ)はよくいきます。美味しいフレンチトースト、見た目もとっても可愛いんですよ♡ 是非行ってみて下さい♪

山を降りてきたら「えのすぱ」こと江の島アイランドスパへ。
湘南の広がる海を眺めながら温泉に入ってトリートメントスパを堪能!日常を忘れる休息タイム♪

スパを出たら響き渡る潮騒をききながら近くを散歩。
楽しい会話。ゆったりのんびり時間をかけて楽しんで...そんな休日でした♪

海をいつも身近に感じられるこのエリアは本当に魅力にあふれています
もしかしたらここは沢山の人の思い出の重なる場所なのかなぁと思うのです... {/netabare}

【2015年12月20日(日) 江の島】
{netabare}
穏やかに降りそそぐ太陽の光があたたかな冬の日でした。
タリタリの皆の生活エリアである江ノ島界隈に到着。
この街並みって訪れる度に、あまり人には教えたくないようなヒミツの素敵な場所を発見できちゃうんです。
それは、お店だったり、路地裏だったり…ね*。♬

湘南の街並みを颯爽と走行する緑の江ノ電。
紗羽がサブレ(馬)で疾走していた道路や、OPで5人が楽しそうに駆け抜ける江ノ島弁天橋etc
空を見るだけでみんなと繋がれてる気がして、5人の存在を感じて心の中ではいつもこっそりワクワクしてしまいます♪

今日はまず、、
正面に海が広がる黄色の一軒家イタリアンレストランへ、前から気になっていたのですが今回初めての訪問です。
地元で揚がる旬の魚介がふんだんに使われたお料理をいただいてハッピーな時間。
テラスは眺めが素敵そう。次はあたたかい季節かな♪

そして移動…
散策していたらいつのまにか夕暮れにさしかかっていました。
今は冬。空気が澄みわたり風景がきれいに見える季節ですね。
冷たい潮風が顔に当たって私の身体を冷やします…

でも平気…
この時期、この季節だけのきれいな夕焼けが目の前に広がっているのだから…
江ノ島弁天橋から望む真っ赤に染まる優美な富士

空と海と富士山をめいっぱい感じれたのでした

…そして橋を渡った先が本日一番の目的地です。
江ノ島イルミネーション
シーキャンドルライトアップ
…その点灯する瞬間を見るためしばしの待ち時間。
そしてついにその時が

*・゚*。✧「点灯」✧*。.:*・゚
想像以上のきれいさに「わぁ~」って思わず声が…
園内がイルミネーションに彩られ光に包まれます。
日常を離れたとてもロマンティックなひとときへと

時間帯によって色々な表情を見せた江ノ島のメインディッシュ。
楽しい一日でした。

今度はあたたかい春になったら電車を乗り継いで、江ノ島へ行こうかな.:*。♬
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 116

84.4 3 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング3位
たまこまーけっと(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (2634)
12387人が棚に入れました
餅屋の娘、たまこは餅が大好きな高校1年生。
学校ではバドミントン部に所属、友人らと部活動に励みながらも、家の手伝いと新作餅の開発にいそしんでいる。
向かいにはライバルの餅屋があり、その息子・もち蔵とは幼なじみ。
もち蔵はたまこに好意を寄せており、同じくたまこのことが大好きな友人みどりと、たまこを巡ってバトルを繰り広げている。
大晦日はたまこの誕生日、商店街では毎年お祝いをするのが恒例行事になっていて、これまでプレゼントを渡せなかったもち蔵は、今年こそはとはりきっていた……が、その日、商店街に突然、きらびやかなオウムが現れた。

声優・キャラクター
洲崎綾、金子有希、長妻樹里、山崎たくみ、日高里菜、田丸篤志、山下百合恵、藤原啓治、西村知道、立木文彦、ゆきのさつき、小野大輔、辻谷耕史、津久井教生、渡辺久美子、家中宏、成田剣、日笠陽子、川原慶久、野坂尚也、下野紘、山岡ゆり
ネタバレ

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ぶた鳥ぶた鳥~~ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

さすがー京都アニメ、一話だけ見て、すっかりはまっちゃった!名作の予感!
作画が素敵~あの鳥はカワイイ、たまちゃんもヾ(*≧∀≦*)ノ━━━!!!
「けいおん」を見たことないけど、なんで、
「けいおん」がそんなに大人気なのか、理由はようやく分かった...
OPはすごくファンタジーっぽいたまこは魔術師のかっこう~カワイイ~、EDはほのぼのー
「ドラマチックマーケットライド」
作詞-藤本功一/作曲-片岡知子/編曲-宮川弾/歌-北白川たまこ(洲崎綾)
「ねぐせ」
作詞-宮川弾/作曲-山口優/編曲-赤羽俊之、山口優/歌-北白川たまこ(洲崎綾)

第三話ぶた鳥の出番は多いですよ、
なんか、このアニメを見ると、気分はよくなった
悩みや...など、とにかく全部ぶっ飛んだ。

第一話 あの娘はかわいいもち屋の娘
{netabare}よく見ると、第一話前は伏線を埋めてるみたいなー餅まずいの独り言「空が青いぞ...海も青いぜ...花がきれいだぜ...いい香りがして...眠たくなった...冷たくされて...明るく」、結果...花の中に混ざってる...{/netabare}
{netabare}餅まずいは最初登場する時痩せてるー、でも最後はぶた鳥になっちゃった...そして、飛べなくなった...「やべ~体が重いぜ~こんなんで 海越えられんのか俺!?いや、もう行くって決めたんだ...それに、これ以上いると...これやばいー絶対...やばい...ああああ」{/netabare}
{netabare}最後は餅まずい目が...光を出した...その人はたぶん餅まずいの飼い主だと思います{/netabare}

第二話 恋の花咲くバレンタイン
{netabare}餅まずいは、たまこともちぞうが糸電話で話してる時、糸の上に止まるのは、笑えるー{/netabare}
{netabare}「俺に惚れるな」、「鳥に惚れるわけないじゃーん」{/netabare}
{netabare}餅まずいは映写機の機能を持ってる...{/netabare}
{netabare}そして、餅まずいの眼から出る光線、映像中の少年は誰、まだ謎です{/netabare}

第三話 クールなあの子にあっちっち
{netabare}言葉は 時に難しい{/netabare}
{netabare}言葉は 時にもどかしい{/netabare}
{netabare}伝えたい思いはいつも空回り、だけど...いつか届くはず{/netabare}

第四話 小さな恋、咲いちゃった
{netabare}冒頭はあんこ化粧してるからカワイイー{/netabare}
{netabare}黄金のぶた鳥:{/netabare}
{netabare}思い、願いが叶わずも、思い通りにゆかずとも、{/netabare}
{netabare}別の道は別の花、新たな花は咲いている。{/netabare}

第五話 一夜を共に過ごしたぜ
{netabare}もしかして、みどりちゃんは餅ぞうの事は好き?とおもったけど...{/netabare}
{netabare}デラちゃんは 同じ匂いがする と言っていたから...あまり関係ない?か...{/netabare}
{netabare}恋の花火に 心の花火{/netabare}
{netabare}真夏の夜の夢 色づく思い{/netabare}
{netabare}はかなく散ってしまわぬように{/netabare}

第六話 俺の背筋も凍ったぜ
{netabare}デラ:娘、何だその石の塊は?{/netabare}
{netabare}たまこ:石じゃないよ、お地蔵さまだよー{/netabare}
{netabare}デラ:お地蔵さまー{/netabare}
{netabare}たまこ:そう何かあったときに子供たちを守ってくれるんだ{/netabare}
{netabare}デラ:ほおぉ~これが~しかし敵に投げつけるにしては重そうだな{/netabare}
{netabare}たまこ:違うよーお願いするんだよーそんなこと言うと罰が当たるよ、デラちゃん{/netabare}
{netabare}デラ:罰?{/netabare}
{netabare}たまこ:そう、怖い目にあうってこと{/netabare}
{netabare}デラ:怖い目?慣れた覚えたと思っちゃいても、ときおり目にする奇妙な振る舞い、わざ、言葉、知れば知るほど妙ちくりん、解せない不可解奇々怪々~{/netabare}

第七話 あの子がお嫁に行っちゃった
{netabare}チョイ:合わない間にずいぶんと生意気な口をきくようになった{/netabare}
{netabare}デラ:申し訳ありません!{/netabare}
{netabare}チョイ:しかも、その姿は何だ!ブクブク~~ブクブク~~~{/netabare}
{netabare}デラ:はい、太りすぎました... w{/netabare}

第八話 ニワトリだとは言わせねぇ
{netabare}デラちゃんはダイエットだ~{/netabare}
{netabare}かなちゃんはデラのために鳥部屋を作ったんだけど
ぶたさんは入れないーw{/netabare}
{netabare}たまこ:デラちゃんはうちのお餅やお饅頭が大好きだから{/netabare}
{netabare}チョイ:だからと言ってこのようにむき... {/netabare}
{netabare}デラ:いや、あの私は餅を好きというよりも、餅が私を好きなので...w{/netabare}

第九話 歌っちゃうんだ、恋の歌
{netabare}思い過ごしに勘違い{/netabare}
{netabare}恋の花が咲く時は{/netabare}
{netabare}結構なんだかんだ情けない{/netabare}
{netabare}情けないのも楽しくて... {/netabare}

第十話 あの子のバトンに花が咲く
{netabare}意気揚々 威風堂々 胸弾み{/netabare}
{netabare}心が踊る文化祭{/netabare}
{netabare}日頃の成果を皆様にお披露目する さあーお立会い{/netabare}

第十一話 まさかあの娘がプリンセス
{netabare}11話はようやく1話の伏線とは繋がってたんだー{/netabare}

第十二話 今年もまた暮れてった
{netabare}遠い国から来た王子{/netabare}
{netabare}変わったわが身が悪いのか{/netabare}
{netabare}時が何かを変えるのか?{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 108
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

静の「たまこま」、動の「たまラブ」、ひと続きで鑑賞したい《感情描写系》の名作

(2016.2.1追加)※3周目での評価です。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= たまこまーけっと (2013年1-3月) ============

{netabare}第1話 あの娘はかわいいもち屋の娘 ★ 高校1年の大晦日
第2話  恋の花咲くバレンタイン ★ バレンタイン・ディ
第3話  クールなあの子にあっちっち ★ 高校2年の春(桜餅の季節)
第4話  小さな恋、咲いちゃった ★ 初夏の商店街の祭り
第5話  一夜を共に過ごしたぜ ★★ 夏休みの臨海学校
第6話  俺の背筋も凍ったぜ ☆ 夏休み
第7話  あの子がお嫁に行っちゃった ★ 夏休み
第8話  ニワトリだとは言わせねぇ ☆ 秋(栗餅の季節)
第9話  歌っちゃうんだ、恋の歌 ★★ 十月十日(餅の日)
第10話 あの子のバトンに花が咲く ★ 文化祭
第11話 まさかあの娘がプリンセス ★ 師走
第12話 今年もまた暮れてった ★ 大晦日{/netabare}
----------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優良回)2、★(良回)8、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4

OP 「ドラマチック マーケットライド」
ED 「ねぐせ」


============= たまこラブストーリー (2014年4月) ===========

{netabare}全1話 ★★★ 高校3年の5月{/netabare}

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※以下、初見時の評価です。

映画が話題になってなかったら、このアニメは多分見落としてたと思う。良かった。良かった。

まず第一印象。
主人公の北白川たまこ←こんな感じの女子高生はきっと全国の商店街に実在すると思うんだ。

商店街の家は、「うなぎの寝床」と形容されるように、玄関の店舗部分から奥に居間や台所が続く、長細い造りが多い。
廊下も細長く、2階への階段はなぜか急だ。
子供部屋はたいてい2階にあって、畳敷きなんだけど、その上にカーペットを曳いてベッドを置いた改造部屋が多い。
兄弟姉妹がいれば、ひとつの部屋をカーテンで仕切ってスペースを分けることもある。
最近は建築基準が厳しくなって、建蔽率とか両隣の家との空間確保など新しい条件を色々満たさなければ建て直し許可が下りないので、多少不便でもそれまでの家を補修しながら住み続けるケースが多い。
で、こうした商店街の家は両隣りとの隙間が薄くて、少し大声を立てれば隣に筒抜けになっちゃうので、家族で時々喧嘩することはあっても、それ程大騒ぎにならずに適当なところで沙汰止みになってしまう。良い意味で世間様の目を経由した「常識」が働くのだ。

近年は郊外型の大型店が増えて、小さな個人商店では太刀打ちできず、シャッターを下ろしっぱなしの店がじわじわと増えている。
第一、個人商店なんて、もともとそれ程儲かるものではなし、確定申告で色々と経費を落とせるのでなんとか生活が維持できてるだけで、本当はサラリーマンをしている方が余程気楽で物入りも良い。

だけど、やっぱり、昔ながらの商店街には、独特の情緒と文化がある。

このアニメを見ていて、商店街の再現度が凄く高いなぁと感心しました。
商店街を盛り上げようとしてイベントを企画する町の人達の様子とか、商店街を練り歩く神輿担ぎに難儀するもち蔵君とか、本当によく描けてる。
だから、たまこの存在にはとてもリアリティを感じる。

わがままじゃなくて、いつも皆のことを考えていて、小さなことでクヨクヨと悩まずカラッと明るく、他人を失望させないようにいつも愛想よく、でも、恋にはとても鈍感で・・・。

こういうアニメは、ほんの一瞬の描写にも確り登場人物たちの感情表現を盛り込んでくるから、一話一話を集中して視聴しないといけなくなって、面白いんだけどとても疲れます。

その点が玉に瑕かな。

=========================
(2014.6.6追加)
2周目視聴時に気づいた点

第4話 「小さな恋、咲いちゃった」({netabare}たまこの妹で小学5年のあんこの恋の話{/netabare})、
第5話 「一夜を共に過ごしたぜ」({netabare}臨海学校でもち蔵がたまこに告白しようとしてみどりに妨害される話{/netabare})

の両話で、もち蔵の部屋の壁に貼られている映画のポスターに「PARIS LOVE STORY」という文字が確認できる。

このPARISというのはフランスの首都パリのことではなくて、

【Paris】(ランダムハウス英和辞典)
(ギリシア神話)パリス→Judgment of Paris:
Troyの王子;PriamとHecubaとの息子でCassandraの弟;
争いのリンゴ(apple of discord)をAphroditeに贈り彼女の助けによってHelenを誘拐することができたが、このためにトロイ戦争が起こった;
Alexander, Alexandrosともいう.

つまり、
{netabare}
PARIS=トロイの王子=大路(おおじ)もち蔵=林檎→恋を手に入れる者
{/netabare}
そして更に、

第10話「あの子のバトンに花が咲く」({netabare}たまこの親友みどりが学園祭のバトン演技の振り付けを考える話{/netabare})

で、もち蔵とたまこが糸電話をしているシーンでも、この「PARIS LOVE STORY」のポスターが登場する(ただし絵柄のみ。文字は隠している)。

要するに、この「PARIS LOVE STORY」という映画ポスターは、「たまこまーけっと」の動画制作に先立て作られる設定資料に、もち蔵の部屋の設定内容としてはっきりと明記されていたものであり、その時点で既に「TAMAKO LOVE STORY」に該当する続編を制作する方針が決まっていたことを暗示していると考えるのが妥当である。


因みに、「たまこまーけっと」(2013年冬)より少し遅れて放映された人気アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(俺妹2期)」(2013年春)は、TV本編13話の終了後しばらくして、{netabare}準主人公(作品の視点人物)の京介の告白というまさかの実妹エンド{/netabare}をOVA3話構成でネット配信(2013年7月)して賛否両論ながらTV放送時を上回る大きなインパクトを視聴者に与えた続編の成功例となっている。

「たまこラブストーリー」も、その本編(同時上映「南の島のデラちゃん」とED2曲を除いた内容)は約75分=ほぼOVA3話分であり、山田監督が映画の公式サイトのインタビュー記事で、

「たまこラブストーリー」というタイトルは、シナリオ構成・脚本担当=吉田玲子さんのつけた仮題であり、当初はOVAとして発表するつもりだったが、その後いろいろ社内で検討した結果、今のような映画となった

と発言していることから、当初は、俺妹2期と同じように、TV放送分「たまこまーけっと」12話+続編OVA3話、しかも俺妹2期と同じように、{netabare}準主人公のもち蔵が主人公たまこ告白してたまこが恋に陥る{/netabare}、という本編の路線から大きく外れていく展開とすることが予定されていたものと推測します。

※この点についての詳細な考察は、「たまこラブストーリー」の感想・レビューの方に書きました。

=========================

投稿 : 2024/11/09
♥ : 106
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

私の心も和んだぜ‼︎

{netabare}
と、たまこ風のタイトルをつけたくなるくらい
ふんわり、あったかな作品です。

「あの娘はかわいいもち屋の娘、北白川たまこ」
もうすでに、この言葉の響きだけで充分かわいいです。

さらにキャラデザが京都アニメーションの堀口さん。
言うまでもありません。(らき☆すた、けいおん!)

それに輪をかけるように、たまこCVの洲崎綾さん。
なんとも言えない愛くるしい声と喋り方。
たまこのイメージにぴったりです。

私の中でまた新たな「かわいい」が誕生しました。

でもそれは単なる序章に過ぎず、作品を最後まで観て
たまこの内面からくる優しさや純粋さ、仕草がプラス
されて最後は「デラかわいい」になっちゃいました。

そうです。この作品のキーワードは、「デラ」なのです。
あれっ?

うさぎ山商店街を舞台にした、家族、友人、商店街の人々
の心温まる触れ合いを題材にしたお話です。

そこにひょんな事からやってくる1羽の鳥さん。
しかも人間の言葉を喋るし、王子様のお妃様を
予言に従い探しにやって来たみたい。

その名も「デラ・モチマッヅィ」

もち屋さんにお世話になりながら「モチマッヅィ」
とは…ちょっと苦笑いです…

キーワードのデラです。

最初は変な鳥さんだなぁってくらいしか感じなかった
んだけど、お話が進むにつれてそんなデラちゃんの
存在意義がどんどん高まるんです。

おバカなフリをしてて肝心な所では誰よりもたまこや
まわりの人々の気持ちを汲み取り、それを行動や言葉で
表現するんです。

そして、たまに出てくるデラちゃんのナレーション。
これがまた、さりげなく良い事言うんです。

そんなデラちゃんの姿に私は何を思ったか、
「ダンディ」な気品さえ感じました。
見た目はただのデブ鳥さんなんですが…
やることが以外と粋なんです。

途中からこの話の主人公って、デラちゃん⁇って勘違い
するくらいでした。

全12話あってどれも日常的なお話です。
異国の王子がたまこをお妃様にって話以外は普通の
日常的なお話だと思います。

だけど、日常の生活の中から生まれる、ささやかな
喜びや、楽しみ、あるいは悲しみ。
それを凄く優しいタッチで描いてくれている作品
だと思います。

1話からどのお話もずっーとニコニコして見れました。
ふんわりしてて、つい、にやけちゃう様なお話ばかりで。
でも私的には結構、大爆笑したり、涙が出ちゃうお話も
ありました。

その中でも特に8話のデラちゃんダイエットのお話が
一番笑ったかな。
私が好きなかんなちゃんの登場も多くて
最後まで笑ってました。

ほっこりしたキャラが多い中での、かんなちゃんの
あのシュールさが大好きです♡

特にデラちゃんに対して
「醤油みりんニンニクしょうが一欠片一晩熟成」にやり…

「1羽丸焼きこんがりロースト スパイスたっぷり
からっと唐揚げ。」にやり…

また大工の娘という事もあり
「目測が得意で、直角が大好きです。家の梁に興味が
あります。」

「失敗です…寸法を誤るとか大工にあるまじき間違い…
一世一代の恥…おが屑にしてやる…」

「トンカチより軽いものは持たない主義です。」
などなど特異なキャラです。

9話では思わずの涙でした。
たまこの妹のあんちゃんのちょっぴり恋のお話と、
たまこの父、豆大の昔の恋のお話。
それにからめて、たまこに想いを馳せるもち蔵のお話。
あんちゃん頑張れ〜からの豆大カッコいい〜からの
もち蔵よかったね〜って感じで。

最後は涙が出ました。
何も特別な事は要らないんですよね。
もち蔵よかったね。うん、うんって感じで。
もち蔵の泣き方に、こっちまで突然、涙が溢れました。

たまこが商店街のスタンプを100冊貯めて、念願の
うさぎ金メダルを貰ったお話も思わず…

これは私の想像なんですけれど、たまこが小学校5年生
の時にお母さんが亡くなって、多分それからたまこが
お買い物をする様になったと思うんです。或いはお母さんが
貯めてたスタンプの続きだったかもしれません。

やっと貯まって貰えたうさぎの金メダル。
これまでの想いがいっぱい詰まったの金メダル。
お母さんへの想いが詰まった金メダル。
何物にも変えがたい金メダルだったと思います。

妹の世話、お家の家事、お店の仕事のお手伝い。
泣きたい事や辛い事もあったかもしれません。
でも、たまこは明るく頑張ってきました。
周りに支えられて、家族みんなで頑張ってきました。
そんな家族への金メダルだったと…
そんな事を想像すると涙が止まりませんでした。

最後、チョイちゃんにメダルを渡そうとして震えている
たまこを見ていたら尚更でした。
(ここはちょっと、クスッてなりましたけど)

お話の終盤では、たまこの結婚話が急加速。
周りともち蔵の態度にさすがのたまこもイライラ…

もち蔵に「しつこいよ、もち蔵!」と
初めてたまこがカチーンときたシーンだったかも。
(初めてと言うより最初で最後かな?)

夜、近所に気配りしながら、部屋で地団駄を踏むたまこ。
ここはちょっと、かわいいかったです。

静まり返った商店街を見てふと昔の事
(お母さんが亡くなった日の事)
を思い出しそうになるたまこに
みんなが「たまこ、駄目〜!」
ここでも真っ先にデラちゃん顔面ブロック!
デラちゃん、やってくれます!

でもこの時思いました。
たまこの大好きなこの商店街自体がたまこのお母さん
なんだ。
そして商店街のみんなにとってたまこは娘なんだ。
だからこそ、あの金メダルも商店街=お母さん
からのプレゼントなんだって。

たまこ幸せですね。

最後、メチャ・モチマッヅィ王子に

「私はもち屋の娘なんで!」

この言葉が全てだったと思います。

「あの娘はかわいいもち屋の娘」から始まって
「もち屋の娘」で終わる。
たまこにとってはそれ以上でもそれ以下でもないんですね。

いつかは出る事になるかもしれない商店街(母)のもと。
でもたまこには「もち屋の娘」としてのここでの
満ち足りた今の生活が大切なんだなぁって。

普段の生活の中に何気なくある小さな幸せ。
最後まで観る人を温かいぽかぽかした気持ちにさせて
くれる作品です。

OPアニメーションも楽しい曲にあわせて空から舞い降りて
くるたまこに始まりあんちゃんとのぐーダンス。
商店街のみんなとのパレードと何回見てもワクワクします。

この後の「たまこラブストーリー」も楽しみです。
もち蔵頑張れ〜ってなるのかな?
もち蔵応援したくなっちゃいます。

あっ、あの糸電話で喋るシーンは好きです。
すぐ近くに居るのになんか遠距離恋愛してるみたいで…
すっごく初々しくてキュンってなります。

でも、糸電話投げてボコッて頭に当たるシーンが何回
かあったけど、あの手の広げ方とスローな感じが
けいおん‼︎の枕投げのシーンと同じで笑えました。

書きたい事が多すぎて取り留めの無い文章になっちゃい
ましたけれど結論として、何が言いたいかと言えば

「牧野かんな、おもちの明るい未来のために杵と臼の
架け橋になってみせましょう」

という事です。

あれっ?

私的にはに日常的なお話しの中にちょっとしたほのかな
笑いとささやかな感動が散りばめられた、とても楽しい
作品でした^ ^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 90

53.1 4 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング4位
メガネブ!(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (284)
1327人が棚に入れました
メガネをかけた男子高校生の、異常なまでの情熱をメガネにかける青春グラフィティ!

声優・キャラクター
赤羽根健治、宮田幸季、田丸篤志、諏訪部順一、木村良平、杉山紀彰、真殿光昭、岸尾だいすけ、鈴木千尋、岩田光央

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

お茶にもなれなかった・・・

福井県鯖江市を舞台にしたオリジナルアニメ

全12話

ジャンル:メガネ男子の日常

製作には鯖江市側も参加しているそうで、その理由に
市街地商店街の売上減少などの問題で、聖地巡礼を行う観光客誘客を図るため、本作への協力をしているとのこと。

でも・・・

作品は、お世辞にも 面白いとは言えなかったです。

視聴前は、タイトルからして期待してたんですが・・・
残念てす。

出てくるメンバーはメガネ男子だけ
ちょっとBLの雰囲気すら感じられるし
笑わせるような事もない

メガネあるあるでもあれば、まだ興味も持てたけど、30分に1回 クスっとするくらいでした。

映像も、目がチカチカする色使いだし、正直 よく完走できたな~っと・・・

何が魅力なんだろう?
製作側は、何を面白く感じて欲しかったのか?聞きたいくらい。

これだと、メガネ男子好きな女子くらいが楽しめる作品じゃないでしょうか?

万人にはオススメできません。

自分は、~しながら観していました。(-ω-)


OP:「World's End」歌 - MUCC

ED:「カラフルワールド」歌 - 佐香智久

EDは良い曲ですね!


最後に・・・

これじゃ、聖地巡礼とかで集客は見込めないんじゃないかな・・・

記憶に残ったのは「ウィアー メガネブ~ウ~ブ~ゥ~ブ~ゥ~」の言葉だけでした・・・

φ( ̄∇ ̄o)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「メガネをかけている漢に悪い漢はいない!」というノリの作品でした^^;

この作品は、福井県鯖江市が舞台になっています。何故鯖江市だったのだろう・・・
と思って調べてみたら、メガネフレームの国内シェアは96%で、世界シェアでも約20%を鯖江市が占めていて、就業者の6人に1人はメガネ産業に従事しているそうです(wikiより)。
所謂「メガネ繋がり」だったんですね^^

物語は、鯖江市にあるヒマラヤ第三工業高校にある「メガネ部」の日常が描かれた作品です。
この部では、「スケスケ眼鏡」を開発しているのですが・・・開発に失敗すると爆発するオチになっています。

実は、最初2話まで視聴して・・・視聴断念を考えた作品でした^^;
鯖江市の制作協力があったから・・・という大人の事情は理解できますが、メガネへの拘りが尋常じゃない上、メガネと男同士の先輩後輩の話題しかなかったからです^^;
声優さんも豪華で期待していただけに、最初は残念な気持ちで一杯でした^^;

自分でハードルを上げすぎていた感もありました・・・^^;
なので、ハードルを合わせて見ましたが・・・やっぱりそれなりでした^^;
何故このように感じたのだろう・・・と考えてみました。
私の個人的見解ですが、この作品には「華」が無かった事が原因だったように思います。

それでも、物語の終盤・・・学校で行う一大イベントの内容は良かったと思います。
やっぱりアニメの青春はこうじゃないと・・・というある意味王道的内容でしたが、私は満足でした^^
そして、このイベントで救われたような気がしました^^;

1クール12話で日常を描いた作品でしたが、個人的には終盤に至るまでの間で、もう少し刺激が欲しかったと思った作品でした^^
でも、鯖江市のメガネに対する認知度は確実に上がったと思います^^
聖地巡礼企画・・・上手くいくと良いですね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

一級のバカアニメ!・・・の、なりそこない

アニメオリジナル。
メガネフレーム生産量日本一を誇る福井県鯖江市を舞台にした町興しアニメ。(そういう目的もあってアニメ化企画されています)
ご当地の基幹産業であるメガネをテーマにした、男子高校生達のハイテンション・シュールギャグ。
見た目イケメンの男子ばかりの登場人物で、婦女子に大いに配慮したキャラクター達が繰り広げるおバカ作品です。
もちろんメガネの薀蓄や、あるあるネタもたっぷりw


クソアニメだなんだと散々な評価をされていますが・・・・まさにそのとうり!w
結果的には失敗作、といわざるを得ません。

でも、個人的には嫌いなじゃないんですよね、こういうの。
私は”メガネ者”じゃありませんが、発想やネタは結構楽しいと思いました。


メガネに異様な執着をみせるフェチっぷり全開の世界観も、テンションが高い突き抜けた変態の主人公も、おバカな日常を過ごすメガネ部という奇行集団も、スケスケメガネを作るというくだらない行動原理も、・・・バカアニメの設定としてはとてもイイ。
批判の多い独特の作画も、こういう特色なんだと見ればそれほど悪くはないです。
実際、絵そのものは手抜き感はなく安定していたぐらい。
映像としての出来がひどく悪く思えるのは動画のショボさ、それと演出とコンテのセンスの無さだと思います。モブキャラの省略の仕方とか、無意味な書き文字が画面に入るキテレツさは監督のスタイルのようです。
結局、予算をかけらていないというより、力とお金の使いどころに妙な偏りをみせていたという感じ。
ずいぶんと若い監督ですが、さもありなん。
自主制作アニメ感覚で商業アニメ作ってりゃ、うまくいかないのは火を見るより明らかです。


おバカな世界観や設定はいい。
しょっぱい映像も、まぁ仕方ない。

しかし最大のダメなところは、やはりBL要素。
どう表現方法を工夫しようが本作は設定上、奇人変人を描いたバカアニメであることからは逃れられません。
作中では、もう四六時中メガネメガメと連呼してる変態どもが蠢くカオス。
こんなもの面白くするには2つしかありません。
ひとつは、徹底的に大真面目な内容にしてシュールな笑いにもっていく方法。
もうひとつは、ハイテンションに次々にネタを展開していくハチャメチャギャグ。
どちらかといえば後者を狙った作風ですが、ギャグアニメとしては下手糞な作り方といわざるを得ません。

本策のキャラの言動や映像の構成の最優先事項は、ギャグではなく腐った萌えを強調すること。
監督はこれで面白いと思っているのかもしれませんが、会話も動きもテンポが悪く、キャラの変態性やおバカ行動を魅せるのには大ブレーキ。
バカアニメの素材としては決して悪くないのに、取り合わせ最悪の調合をしています。
そういうノリは、同人誌でやってくださいよ、まったく。


腐れ監督が悪いというより、この人の好きにやらせたスタッフ全員の責任。
せっかく助監督にベテランが就いてるのに、なんとかできなかったものでしょうか。


最後に、
このアニメの製作に関わった鯖江市役所の方々は猛反省をお願いしたい。
らきすたや花いろの成功を羨むのはいいですが、町興しを真剣に考えているなら、ちゃんと勉強して頂きたい。どんな内容か、チェックしました?
このアニメで観光客の増加を・・・とか寝ぼけたことを考えていたそうですが、だとしたら最悪の仕事です。
視聴層を激しく狭くするアバンギャルドな若輩監督を起用しておいて、聖地巡礼もへったくれもありません。
こんなのでホイホイとアニメファンが集まると思ってたなら、アニメというものをナメすぎ、アニメファンを軽く考えすぎ。
本気で聖地巡礼を考えるなら京アニやPAWorksに仕事を頼み込むぐらいの事やれってんですよ。

まったく、お役所ってヤツぁ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

72.5 5 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング5位
さらざんまい(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (315)
1236人が棚に入れました
舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ"に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

声優・キャラクター
村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

煌めけ、太陽肛門

幾原邦彦×ノイタミナ。
制作MAPPA&ラパントラック。

この生命も世界もきっとパロディだ。
{netabare}人の世の裏側「欲望フィールド」を舞台に、
奇想天外な物語が展開されまず興味は尽きない。{/netabare}
自閉した群衆はピクトグラムで描かれ、
素性も知れぬものたちがこの星を運行している。

少年たちが商店街の河童像を、
破壊してしまったことから物語が始まる。
その不思議な色彩の世界で、
少年たちは尻の中に太陽光線をきらめかせる。
これこそが「太陽肛門」である。

欲望を生産するのだ。
尻の中から欲望を生産するのだ。

最終話視聴追記。
娯楽性を担保し謎が牽引する物語である。
考察は必要もなく丁寧に語られています。
{netabare}人は尻子玉で繋がっている。
それを失うと世界とは繋がれない。
世界の外部へと弾き飛ばされるためだ。{/netabare}
未来は欲望を繋ぐものたちだけが手に入れる。

人も社会も、繋がれば傷付き失う、
それでも希望はその先にあるということでしょう。
始まらず終わらず、繋がらない絶望への反撃か、
世界はいつだって試されているのだから。

このエールはきっと、
始まらないあなたへ贈る太陽光線なのでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

三匹が掘る!

何を?ってそれは言わぬが花。
主人公らネーミング元ネタがまんま『三匹が斬る』でした。

そもそもの視聴動機は「ノイタミナ」だからとわりとノーマーク。幾原邦彦監督作品も当方初です。


いつから芸術に哲学というものが持ち込まれたのだろう?

と思うことがあります。美術館では音声ガイドオプションが当たり前となり、クラシック音楽も“解釈”というものが幅を利かせております。
たまには小難しさより見たまま感じたままの分かり易さを求めたくもなりますが、今回の芸術作品もところがどっこいなわけであります。

・・・抽象的な作品のレビューはちょっとやっかい(愚痴)。もといおそらく解釈いろいろで面白いレビューが数多く出てきそうなタイプ、というのが視聴後印象。


本作『さらざんまい』は浅草と上野の中間合羽橋近辺の東京下町で繰り広げられるカッパのお話。
そんなスタッフの悪ノリから生まれた浅い話かと思わせといて、それこそ正真正銘の“カッパ淵(岩手県遠野)”の水深よりかは深いと思われるちょっぴり良いお話でした。


 “テーマは繋がり”


物理的に、精神的に、「繋がること」の定義も定まらない中、善玉も悪玉も大切に思う人との結びつきを求めて苦悩します。そして「繋がるとは何ぞや?」は毎話形を変えて繰り返されます。
{netabare}カパゾンビから抜いた尻子玉をケッピに転送する時の“漏洩タイム”。インターネットでも送信する時にはネットワークを繋げる必要があるわけでして、ここで繋がるということは、不必要または心を抉られるネガティブ情報にも触れることでもあるという暗喩。
「繋がること」を無条件に賛美するでもなく、それでも「繋がること」で乗り越えられる未来に希望を見い出す内容でした。{/netabare}


合わせて面白いと感じたのが、対抗する概念であると作中で位置づけられていた


 “愛と欲”


このへん踏み込むと長くなってしまうので、今回は、皿っとサラッとさらざんまいでぃっしゅ 
※注 シラフです
{netabare}結局のところ両者を明確に分かつことはなく、むしろ一緒だねというミスリードでした。{/netabare}


この繋がりだなんだであったり、愛と欲であったり、小難しい(っぽい)のは実は話数がだいぶ進んでから自分は気づいたよというのがお伝えしたかったこと。
伏線でもなんでもないものにしばらく気づかなかったのです。
{netabare}私みたいに後から気づいた方でも、最終盤ではこれでもかと出てくるので序盤中盤100%スルーしてても問題ありません。{/netabare}

その理由は他に気を奪われていたから。小難しい(っぽい)のなんて感づく暇もないくらい圧倒的な映像表現に目がいき、中身より見た目に気を取られておりました。


 “高揚感と生理的嫌悪感”


こちらが交互に押し寄せると言ったほうが適切かもしれません。そのへんは観りゃわかる(笑)
似たようなところで、“芸術”といえるかは微妙ながら映像表現はシュールです。醸し出す雰囲気はやや淫靡かしら。
{netabare}第2話で女装がばれたり、第3話でガチホモ展開きたり、序盤からついていけません。{/netabare}
{netabare}だいたい肛門突入からの液体ブシャーッ!なんて妄想たくましい自分には相当きついものがありました。{/netabare}
目が釘付けになるんだけれどなんか嫌っ!という感覚。



とここまできてふと感じた大事なこと。
結局のところ“哲学”なんてどこへやら、見たまま感じたままを楽しめてたことに気づきました。
哲学なんて仰々しいもんではないでしょうが考察するには楽しそうな作品。繰り返しますがかっぱ淵程度の深さです。


曲はEDがすこぶる良いですよね。FM横浜でのthe peggiesのライブをラジオ経由で聴きました。MC含めて上手に空気を作っていて、将来楽しみなアーティストさんです。
実写とアニメの融合したED映像については、深夜の人気のない都会の景色をもってくるのが通ですよね。グッときます。
例えば深夜遅くだったり朝まで飲んで家路につこうかという時。周囲に人っ子一人いない景色を見たことのある諸氏は多かろうと思います。

 “世界の中に自分ひとり”

という感覚になった経験ある方いらっしゃいませんか?自分にはあります。そこにきて曲題『スタンドバイミー』“そばにいて”です。
{netabare}毎度ED直前の「繋がりたいけど○○」メッセージを最終回で全投入してくる演出もGOODでした。{/netabare}



もう少し考える系の作品だと注意がそちらに行ってたかもしれません。
生理的嫌悪感がその他の要素を上回らない限り、このシュールなアニメーションを楽しめるんじゃないかと思います。
クールで一本くらいは欲しいかな~と私が思っている “作家性の強い作品” という位置づけです。
この目新しい感じ。好奇心という名の欲望を手離すな!と劇中からの引用で締めることにしましょう。



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2020.01.27
《配点を修正》+0.1


視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.21 初稿
2019.07.16 修正
2020.01.27 追記/配点修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

何となく目が離せない作品

== [下記は第6話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
ノイタミナ枠のオリジナルTVアニメです。幾原邦彦監督作品ということで話題になっているようです。このレビューを書いている時点では第5話まで視聴終了しています。

矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人がカッパ王国第一王位継承者を自称するケッピと出会ってそれぞれの事情でカッパにされてしまい、元に戻るためには「カッパゾンビ」と戦えと言われる羽目に。

ということで毎話様々な欲望を持った人間が変異したカッパゾンビと戦うことになります。

他に主な登場人物としては毎回占いを披露するアイドル吾妻サラ、一稀の弟の春河、謎の警官二人組(新星玲央・阿久津真武)などです。

本作でもカッパゾンビの発生、カッパへの変身などでバンクシーンが多用され、毎話での新規作画が抑えられているようです。

登場人物が皆、それぞれの内面に向かい合う話になるようですが、バンクのせいなどもあって人によっては退屈に感じるかもしれません。

が、なんとなく目が離せず観続けてしまっています。でもたぶん観終わってみるまでちゃんと評価はできない気がします。そういう意味では『輪るピングドラム』なんかと似たようなところがあるかも。
== [第6話まで視聴時レビュー、ここまで。] ==

無事に最終回まで完走。

結局のところ人の縁、つながりといった辺りがテーマの作品なのだろうかと思います。私としてはわりと楽しく観られました。

EDでのミニチュアセット実写+画像処理を使った背景や、モブを記号的な人型で描くなどのシャフト制作の作品なんかでもやりそうな風味の演出がありましたね。

歌舞伎の見得のような「さらざんまい」のアクションやサラちゃんの「当世の本流とはほど遠いけどビミョーなカワイさ」など、スタイリッシュとダサさの狭間をいくような雰囲気はけっこう好きディッシュ!

挿入歌でミュージカル風に話を進めてみたり、個人的には面白ポイントは多々あったとは思うのですが、どうも「これは面白いよ」と他人に薦めるような感じの作品でもなかったなあというのが正直な印象です…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

53.8 6 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング6位
アクエリオンロゴス(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (168)
787人が棚に入れました
ロボットアニメの王道と呼べるギミック“合体”を通じ、人とその関係性を探求することをコンセプトとした『アクエリオン』シリーズ。記念すべきシリーズ10周年に送り出される第3作『アクエリオンロゴス』で語られるテーマは“文字”である。


SNSなどの普及によって、意味をなさない文字が増えた現代。

文字の世界であるロゴスワールドでは、現実世界にも影響を与えるほどの異常事態が発生する。

灰吹陽たち創声部のメンバーは、文字に込められた意味を紐解きながら、世界の危機に向き合っていく。

アクエリオンと文字が巡り合い、生まれる新たな力とは?

10年目の合体が新たな時代を切り開く!

声優・キャラクター
島﨑信長、佐倉綾音、千菅春香、梅原裕一郎、淺井孝行、小澤亜李、安達勇人、白石涼子、中野さいま、中田譲治

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

シリーズ10周年記念作品

サテライト制作のオリジナルTVアニメで、『創聖のアクエリオン』、『アクエリオンEVOL』に続くシリーズ3作目ですが、ストーリー上は前2作品を観ていなくても視聴に特に問題はありません。

アクエリオンシリーズは2クール作品で、作中の前提だった枠組が1クール目終盤でぶっ壊されて後半終盤に向けて徐々に追い込まれ、最後の3話くらいで決着というシリーズ構成のようで、本作品もこの構成を踏襲しています。

またメカは出てきますが内容的にはSFというよりはほぼファンタジーというあたりも、シリーズ共通要素でしょうか。

序盤3話くらいで設定を把握し、1クール目最終2話+2クール目序盤2話で転換点を抑え、終盤3話くらいで結末を抑えておけばだいたいのお話はわかった気分になれると思います。いや、私は全話観ましたけどね。
(正直、抜粋した各話以外は、個人的にはあまり面白くありませんでした。)

前2作品と比較するとまさに「それはそれ、これはこれ」という感じで前作を気に入ったなら本作も、という感じではありません。

また、ベクターマシン(作中に出てくる戦闘機的なメカ)の変形・合体は前作に輪をかけて荒唐無稽な感じであったり、キャラクターデザインが不評であったりであまり「お勧め」な作品ではないと思っています。

最終決戦は前作へのオマージュなんですかね。アクエリオンには3人で合体したし、BGMが「創聖のアクエリオン」でしたし。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一万年と二千年前はいずこへ・・・^^;

この作品はこれまで放送された「創聖のアクエリオン」「アクエリオンEVOL」と同じオリジナルアニメ作品です。

かつて一万年と二千年前に勃発した人類と堕天使との大戦・・・堕天使アポロニアスと人間であるセリアンの禁断の恋に落ち、大きな運命の歯車が回り始めました。
「創聖のアクエリオン」では、アポロとシルヴィアが・・・
「アクエリオンEVOL」では、アマタ・ソラとミコノ・スズシロが・・・
それぞれ一万年と二千年という途方もない悠久の時を隔てて蘇る熱き戦い・・・
2期(EVOL)も面白かったですが、1期の面白さが・・・特にシルヴィアの可愛さが半端なかったのを鮮明に覚えています。

この作品は3期に位置する作品だと思いますが、1,2期を視聴していない場合はそちらから視聴した方が良いか・・・と問われると答えは微妙です^^;
制作発表の段階で「1,2期を視聴していなくても楽しめる作品を作る」という事を制作側が言っていましたが、確かにその通りだと思います。
その当時はあまり深く考えませんでしたが、1,2期を視聴していなくても頼めるという事は、1,2期との接点が少ない・・・という事なんですよね^^;
「アクエリオン」と一万年と二千年前の設定は、切っても切り離せないモノだとばかり思っていました。
創聖のアクエリオンのオープニングのサビにも出て来るくらいなのに・・・

一万年と二千年て途方もなく長い時間だと思います。
その間ずっと待ち続けて・・・やっと出会えた奇跡の様な瞬間・・・
だから必死だったし、なりふり構わず本懐を遂げようとしたんです。
だって、この期を逃したらまた一万年と二千年待たなければいけないんですもん・・・

そう考えると文字と声を力の源にした本作品は、過去2作品とは少し異質なんですね^^;
前作から踏襲されているのは、アクエリオンの機体と所属する組織くらいでしょうか・・・
1期:地球再生機構ディーバ
2期:ネオ・ディーバ
今期:世界創声力機構ディーバ

この作品は、軽薄で無意味な文字が繁栄する社会を破壊しようとロゴスワールドの文字に現実世界の文字を侵食させようと企むネスタと、それに対抗するため声の持つ力「創声力」でベクターマシン操りロゴスワールドの文字の暴走を止めようとする両者がぶつかり合う物語です。

改めて登場人物の名前を見ると様々な状況が思い浮かびます。
2クール作品なので、一人一人に焦点を当ててしっかりキャラを深掘りしているんですよね^^;
舞亜とショウコさんが軸になって展開の時には、涙で前が見えなくなってしまいました(//∇//)
文字と声の力・・・どの様に着地させるのか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

【世界創声力機構DEAVA】
 灰吹 陽(CV:島﨑信長さん):ベクター壹号機
 月銀 舞亜(CV:あやねる):ベクター貳号機
 綺声神 心音(CV:千菅春香さん):ベクター参号機
 土聞 努虫(CV:淺井孝行さん):ベクター肆号機
 空篠 翼人(CV:梅原裕一郎さん):ベクター伍号機
 海凪 花嵐(CV:小澤亜李さん):ベクター陸号機
 粗朶 桜子(CV:白石涼子さん):ディーバの総司令
 岩上 ショウコ(CV:中野さいまさん):オペレーター

オープニングテーマ
May'nさんの「ヤマイダレdarlin'」と「夜明けのロゴス」
エンディングテーマ
千菅春香さんの「ジュ・ジュテーム・コミュニケーション」
May'n featuring 千菅春香で「本当の声をあなたに預けたくて」
前半、後半で主題歌が分かれていましたが、後半のOP、EDはどちらも難しい歌でした^^
格好良いんだけれど難しくて中々頭に入ってこない・・・そんな感じでした^^;

そして挿入歌には・・・きっとこれはお約束なんでしょうね^^
「創聖のアクエリオン」(1期OP)
「君の神話〜アクエリオン第二章」(2期OP)
曲が流れた瞬間テンション上がっちゃいました(//∇//)

2クール全26話の作品でした。
これまでの様にアポロニアスらとの繋がりはありませんでしたが、完走して振り返ってみると堪能させて貰った作品だと思います。
お気に入りのキャラは舞亜・・・あやねるの演技も抜群でした^^
4期があるなら・・・もう一度アポロニアスとの繋がりを描いた作品が見たいです^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アクエリオンじゃなくてもいい。

逆にアクエリオンだから評価が低くなるんじゃないだろうか?

文字のない世界とはどういったものなのか?文字と人類の文明の関係性を軸に話は進む。別につまらないわけではないのだが、文字ばなくなることへの危機感がいまいちピンとこない。

何か分からないけど今一つ足りない感じがする。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

62.2 7 商店街でオリジナルアニメーションなアニメランキング7位
博多明太!ぴりからこちゃん(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (27)
58人が棚に入れました
ここは、博多のようで、博多でない街の、とある商店街。今日も美味しそうな出来事が巻き起こる!?食べ物の妖精たちの、どたばた日常劇!

声優・キャラクター
河野ひより、緒方賢一、茶風林、堀江瞬、大和田仁美、内田真礼、藤原夏海、宮田浩徳、大井麻利衣
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

博多の妖精

全12話(1話5分のショートアニメ)

博多みたいな場所の商店街で博多名産の妖精たち(明太子、あまおう、もつ鍋など)が繰り広げる色々な出来事を描く作品です。

子供向けの作品ような感じでした。(実際、福岡の地上波では早朝放送でしたねw)

お話に博多あるあるや名物や名産を織り交ぜているので、知っている方は面白いかもしれません。{netabare} (まさか、むっちゃん饅頭まで出てくるとは思いませんでしたw){/netabare}

最後に、ぴりからこちゃんの頭にのっている明太子役はベテラン声優の緒方賢一さん、博多弁うまかー!と思ったら福岡出身だったのですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

博多のご当地グルメをなんとなく知れるショートギャグ作品

博多のようで博多でない町の商店街を舞台とし、博多名物の妖精たちが巻き起こす日常を描いた1話5分のドタバタショートギャグ作品。全12話。

物語性はなく、1話ごとにご当地グルメに関するキャラクターが登場し、それぞれの魅力をなんとなく発信してる作品でした。
九州には縁がないので、聞いた事もある有名なものから全然知らないものまで出てきて、博多はこーゆーのも有名なのか~となんとなく思いながら見てました。

声優はプロの人気声優を起用していて、茶風林さん、緒方賢一さん、内田真礼さん、堀江瞬さんなど侮れないキャスティングでした。

ショート作品ですがOP、EDがあり、EDにいたっては前半と後半で2曲あり、こだわり感じました。前半のEDの方がピコピコしてて好きでした。

特別面白い作品では無いですが、地方局のアニメなのに謎に力が入っていて中々に興味深い作品でした。

~余談~
お弁当に入ってるバラン(緑の草)のキャラクターが出てきますが、バランって博多有名なんですかね?調べても出てこなかった……最大の謎です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6
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