2023年度の傭兵TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2023年度の傭兵成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番の2023年度の傭兵TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.6 1 2023年度の傭兵アニメランキング1位
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (207)
604人が棚に入れました
『⽼後に備えて異世界で8万枚の⾦貨を貯めます』の、原作は⽇本最⼤級の Web ⼩説投稿サイト「⼩説家になろう」で累計 1 億 2,000 万PV 超えした⼩説。18歳でありながら中学⽣に⾒られてしまう童顔⼩柄な少⼥・ミツハが両親と兄を事故で失い天涯孤独になるところから物語が始まる。 ショックによる⼤学受験失敗、両親の保険⾦を狙う輩、進学か就職か、家の維持費や⽣活費など数々の出費・・・これからの⽣活に悩んでいたミツハはある⽇、謎の存在から「こちらの世界」と「異世界」を“⾏き来”できる能⼒を与えられる︕ そこから彼⼥が思いついた将来設計とは、⼆つの世界で10 億+10 億の合計 20 億円<8 万枚の⾦貨>を貯めるというもの︕ そう、頼れる者のいない彼⼥の安泰な⽼後のために︕!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

便利なものはてきとーに使ってもなんとかなる

面白かったけど、かなり力技な感じが惜しい

便利なものをあまり考えもせず雑に頼ってなんとなく成功する感じで「成功」に説得力がなくて、もっとよく考えてから動けば「運よく成功」って印象にならないかな?

綿密な計画を立てて慎重に進めて成功するための道筋をしっかり示していれば面白くなりそうなのに、困ったらお手軽に便利な能力や便利グッズを利用するだけで、もったいない作品

ミツハの考え方や趣味があんまり女の子っぽくないのも残念、これならお兄ちゃんが主人公で良かったような

でも、ありきたりな異世界転生アニメと違うものをやろうとしたのはいいと思うし、ちゃんと最後まで楽しめました

【いろいろと適当で残念なところ】
{netabare}
・雑貨屋オープン初日に人が誰も来なかったのは何で? 
急に新しい店ができたら誰かしらくるんじゃないかな?

・ブティックの店長のキャラとかミツハとのやりとりもなんかテキトーで、あんな店長と仲良くしてるなら、なんでミツハはあんなファッションに無頓着なんでしょうか?
ミツハのお金儲けに必要だから作られたキャラって感じがすごくします

・最初にお店に来た3人とか、噂を聞いてやってきた伯爵家の皆さんにミツハは大サービスしてチャンスをつかもうとしました、それはいいと思うけど、絶対失敗できない重要なチャンスで、ミツハは「料理は得意なのよね♪」って自称してるなら、なんでレトルトに頼ったの?
いくら昔の人って言っても貴族だったらレトルトではごまかせないかもしれないのに・・・

・ミツハのプランって結構危うくて、貴族令嬢のプロデュースとかわざわざ失敗するリスクを増やしてるようなこと多かった
・現実世界で銃の訓練したり、傭兵雇ったりするのも微妙に思ったし、あんなにうまくいかないと思う

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

何でもありの「なろう系」をもうひと山ふた山超えた感。

レビュータイトルの件ですが、まぁ、見始めた直後の所感となります。

曰く、例えばミステリに「ノックスの十戒」のように、鉄則というか広く知られた「らしい」定義があるとすれば、「なろう系」にも何となくそんなルールがあるという錯覚に陥っていた私のアタマを軽く小突かれた感じがした。

真剣に考えたことがないので、解りやすくまとめろと言われても難しいのだけれども・・・、

転生系だと、

・主人公が転生前のリアル現代で得た知識やスキルを異世界に持ち込み活躍する。

・主人公が転生時に神との邂逅ほか、特異な事情でスーパースキルを付与され俺TUEEE的大活躍。

・基本的に行ったっきりで、転生世界での活躍がメイン。

ってな、印象があったんだけど・・・。

それで、だからこそ「異世界おじさん」の様な戻ってきた系が変わり種として斬新な印象を受けるのでは?などと思っていたのですが、
この作品は、転生後の異世界と転生前のリアル現代を任意で行き来できるという・・・。

「なんでもアリの異世界系の枠をもう一枠とびこえてるんじゃね?」

という所感を現したのがレビュータイトルとなります。
さらに、グッズ、アイテム、人、物ありとあらゆるものを持ち込み可という・・・。

持ち込まれた側の文化や生活はガン無視、老後のための資金を稼ぐという超利己主義がエネルギーの源泉となっています。

客観視するとなかなかにひどいお話です。
いろいろな配慮や品性をぶっ飛ばしたようなお話です。
少々、お子様チックですかね。

なんてことを書いていたら、私の好きな「GATE」シリーズも任意で異世界とリアル社会を行き来できてたわ!という事実を思い出し「・・・」って感じですw。
ま、あちらは思想的にはだいぶ抑制を効かせ、文化ギャップの上位にいるものの品性も感じられましたかね、と下駄をはかせておきましょう。


さてと・・・、ちょっとイヤな事を書きましたが、実は割と楽しく観てしまいました。
いつもの私の文脈ですなぁwww。

ま、私は数々の低評価の「なろう系」を楽しく観てしまうというスキルを持つ男らしいので(一部の作品は除きます)。

う~わ、なんでもありやなぁ。
ベッタベタな展開やなぁ。
う~わ、無理やり決めゼリフで浪花節感だしとるなぁ・・・。

なーんて思いながら、テキトーな展開やベッタベタなカタルシスを楽しんでおりました。
所々に挟まれる「セリフ的パロディ」も楽しませていただきました。


多くのスキがあり、ガバがあり、品性も少しだけ足りず、ひっでーと思いながらも楽しめたのは、まぁ、解りやすかったからですかねぇ。
あまり、ストレスを感じることもなく、文化的俺TUEEEを堪能させていただきました。

んでもなぁ・・・、両方の世界で老後を暮らせるだけの資金をためたいって言うなら、リアル社会の方のお話もあってもよかったんじゃないかなぁ・・・。
まぁ、めんどくさい事になりそうだけれども、コメディ要素というかドタバタ要素のタネにできて、幅が広がりそうだけれども・・・、ま、構成が大変になっちゃうか。

この作品を名作だ!というつもりは毛頭ないのですが、悪くはなかったように思っています。


機会がありましたら、ご覧くださいませ。
ただし、ガバガバが許せない方、何でもアリが許容できない方には向いていない作品かとw。

以上ですw。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ちょっと面白い。ポテンシャルは感じますが作品は中途半端でした。

1話「何をやりたいか」でなく働く前からFIRE狙い…寂しい時代です。

{netabare}  18歳であまりの夢の無さにちょっと涙がでます。働く前からFIRE狙いですか。異世界への妄想の設定と合わせてあまりの現実の辛さがダイレクトに反映しすぎでしょう。寂しくなりますね。

 利殖も考えないで10億円+10億円をためるって…税抜きで100歳まで年収1000万円以上という発想が、世間知らずというかなんというか…「何をやりたい」という夢ではなく、苦労しない隠遁が今の夢なんですね。わからなくはないけど…シビアすぎます。

 異世界ものとしては、今期題名に興味もって狙ってた作品です。内容は珍しく行き来できるんですね。ちょっとアニメの作画と演出が安っぽいのが心配ですけど、ストーリー…というよりブラコン娘のキャラに興味がでました。ただ、1話見た限りでは期待値は低めにしておいた方が良さそうですね。 {/netabare}


2話 あれ?かなり面白い…かも。ミツハの行動力が良いです。

{netabare} 設定にいろいろ無理はあります。民間軍事組織が武器調達とか金の裏換金とかやるとも思えませんが、ヒロインの行動力と交渉力で全部「有りだな」になります。

 老後に備えてFIRE狙い…ではあるんでしょうけど、いろいろ計算して異世界と現世の行き来能力と遺産を利用して、時間、金、労力を投資してるのが面白いです。というか、やっぱりキャラですね。まあ、魅力的なキャラをつくりましたね。EDはメチャメチャ可愛いし。

 怪力幼女もちょっと笑いました。あと近所のおばさんが心配しているところとか演出もいいですね。

 1話目ではFIREマインドがちょっと寂しかったですけど、想像以上に行動的で、スローライフやチート能力、商会でマヨネーズ売るだけじゃないので結構面白そうですね。
 
 製作委員会の「ろうきん」というセンスもいいので、期待枠に昇格です。{/netabare}


3話 うーん。微妙ですね。設定と全体のストーリー、ヒロインはいいんですけど。

{netabare}  いいような悪いような。まず、お兄ちゃん出すぎですね。ブラコン設定必要ありますか?必要ならいいんですけどキャラデザの関係で画面が見苦しいのかテンポが悪くなるのか。

 現代と行き来するのは斬新でいいんですけど、なんというか「本好きの下剋上」のイージーモードチート武器付きみたいな感じですよね。
 いや、決してそれが悪いわけじゃないんですけど…なんででしょう。エピソードはいいけど説得力が今一つなのとアニメ演出かなあ。
 どうやって儲けるか、異世界を生き抜くかが大切な部分なのでそこの表現が不十分なのかもしれません。他の設定はある程度でいいですが、この金と生存の部分は勢いでごまかさず丁寧にやらないから乗れないのかもしれません。

 2話は良いと思ったんですけど、領主の家に来てからかなあ。ちょっと言語化するのが難しくて自分でも何といえばいいかわからないですが、キャラとストーリーは良いのに微妙に出来が悪く感じてしまう。不思議なアニメです。{/netabare}

4話 ポテンシャルは感じるが、エンタメが弱すぎます。

{netabare}  ミツハはいいですけどね。特にOPとEDのミツハは本当に可愛いです。もう少しぶっ飛んでると思いましたが、比較的普通でしたね。
 いきなりシャワーとかドライヤーとか…なんでもありですねえ。風呂屋やったほうが儲かる気がしますけど。
 とんでもスキルもそうですけど、レトルトととか食わせたら塩分過剰でおいしいわけはないと思いますが、そこはいいでしょう。そこは言いにしても、普通?

 まあ、保留かなあ。もうちょっと丁寧に作ってくれれば銃とかシャワーとかポテンシャルはある気はするのでが、丁寧な設定、笑い、驚き、感心、ワクワク、エロ…そういうエンタメがかなり弱いです。
 もう少し話数が進んでぶっ飛んだ展開なら見るかもしれません。キャラが可愛いだけに残念です。一旦休みます。

 4話なので点数は入れます。 {/netabare}


10話 なんかちょっと面白くなってきました。

{netabare} 軽い感じでアニメが見たかったので、一旦切りましたが再視聴してみました。10話を見たら面白かったので、遡って見ました。ミツハの無双を見る分には結構面白くなってきました。

 ミツハが本格的に活躍するのが6話くらいからなので、それ以降がいいですね。設定がやっとここで落ち着いたからでしょうか。
 ミツハはキャラデザは可愛いし面白い娘なので、なかなか目新しいです。全体的に作画、美術が安っぽいのでもったいない気もしますが、話がゆるーい感じなので、あまり気になりません。

 脚本、構成、演出そして作画。悪くない設定・キャラ・展開なのでほんの少しずつレベルアップしてもらえれば、もうちょっと人気が出たのでは?と思います。

 OPのアニメは本当にいいですね。本編よりかなりいいです。画面のエフェクトでノイズっぽいのが入っている意図がわかりませんが、何かの伏線?まあ、考えすぎですか。 {/netabare}


最終話まで。ポテンシャルは感じますが作品は中途半端でした。

 行き来できる異世界もの、あるいは現代の技術が使える異世界ものの典型例ではあります。キャラの魅力と老後に備えるという方向性、軍事プロバイダを使って俺TUEEEにしなかったところが面白かったです。

 作品としては中盤の設定の説明が一段落してから、要するに王族と係わってからが面白くなり始めたかなあという感じでした。最後の4、5週は毎週ちょっと楽しみでした。

 評価的にはアニメ全体の要素、作画・キャラデザ・演出・ストーリー…ちょっとずつ水準に足りていなかったですね。組み合わせで考えると相乗効果でかろうじて及第点の作品にはなっていた感じ、という印象のアニメでした。

 キャラ造形や設定にポテンシャルは感じるんですけどやっとこれからと言うところで終わってます。設定の説明が面白いアニメではあるんでしょうけど、そこの出来が兄の登場とか1回登場した森の家族とかを切ってしまっているので、尺の使いかたがもったいなかったです。
 戦闘や緊迫感がある部分と店のパートとがなんとなくバラバラな印象もあります。

 それとストーリーの方向性が金儲けですから、よほど話を作り込まないと凡百の作品の展開になることが予想できます。マヨネーズかリバーシとかまあそう言った展開でしょう。戦闘が主体の「GATE」みたいにそっちを主流にするほうがまだ面白いかもしれません。

 ということで、まあまあ、と言う言葉がぴったりのミツハありきのアニメでした。ミツハの点でキャラだけ4にします。声優さんもキャラにあっていたので3.5にしました。





 









 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

59.0 2 2023年度の傭兵アニメランキング2位
アリス・ギア・アイギス Expansion(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (50)
157人が棚に入れました
時は未来 アキ作戦が終わり日常が戻った東京シャード。 ヴァイスの襲来も減り、ヒマを持て余している成子坂製作所の面々。 そこへ憧れのアクトレスになりたいと 一人の少女が門を叩くのだったが、、、

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

LET'S COMEDY

この作品の原作ゲームは未プレイです。
あにこれで「アリス・ギア・アイギス」で検索すると、本編とOVAの2つがヒットするんですよね。
OVAは、「アリス・ギア・アイギス 〜ドキッ!アクトレスだらけのマーメイドグランプリ♡〜」と言う2021年にコラボ商品の特典として展開された作品で、dアニメストアでの視聴が可能となっていました。

2021年なので、本編より時系列が前…
ということで、先にOVAを1話だけ視聴してみたのですが、正直登場キャラが全く分からないので、全く楽しめなかったんですよね~^^;
こちらのOVAを視聴するなら、本編の視聴後にすることをお勧めします。


ときは未来、突如襲来した機械生命体『ヴァイス』により、
人類は地球からの脱出を余儀なくされた。
宇宙船団『シャード』による脱出行の最中、
人類はヴァイスに対抗し得る高次元兵装『アリスギア』の開発に成功する。
アリスギアを操る適性『エミッション』に
優れた女性達は『アクトレス』と呼ばれた。

やがて時が経ち、対ヴァイス組織として設立された
『AEGiS』から認可された民間企業のアクトレスが、
ヴァイス駆除を行うようになっていた。

これは、『アリスギア』を纏いし少女たちが、
宇宙を放浪する人類を救う物語である!


時は未来
アキ作戦が終わり日常が戻った東京シャード。
ヴァイスの襲来も減り、
ヒマを持て余している成子坂製作所の面々。

そこへ憧れのアクトレスになりたいと
一人の少女が門を叩くのだったが、、、


公式HPのINTRODUCTIONとあらすじを引用させて頂きました。

ゲームの方は戦闘シーンが満載のようですが、TVアニメ版は戦闘シーンが殆どありませんでした。
wikiには「日常に比重を置いたギャグ寄りのストーリーとなっている。」と記載されていますが、ギャグ寄りと言うより、日常グダグダ系の作品だったという印象です。

物語の主人公?は、アニメオリジナルキャラクターである「高幡のどか」。
アクトレスである比良坂 夜露の戦闘で見惚れてしまった「高幡のどか」が、夜露と一緒に働きたいと思い、彼女の勤めている成子坂制作所の門を叩くところから物語は始まります。
しかし、アクトレスとしての適性が不足しており、夢叶わずと思っていたところ夜霧の特訓の成果もあり、アクトレス能力に開花し…物語は動いていきます。

新人アクトレスの晴れやかな初舞台…
激戦を掻い潜り、アクトレスとしても人としても大きな成長を…と言う展開を期待しちゃうじゃありませんか。
かく言う私もメッチャ期待していました。

ところが、その期待は完全にスルーされてしまいました。
もう、アクトレスの免許を取る展開もそれに時間を割いた尺も勿体なかったのでは…?
と思っていましたが、どうやらこれはラストの怒涛の展開に向けた伏線だったようです。
いやぁ、実は終盤に差し掛かるまで、免許を取ったことをすっかり忘れていましたよ^^;

毎回、物語の冒頭では、宇宙で敵と戦うアクトレスのシーンがお約束の様に流れてくるので、彼女たちがアクトレスであることを忘れるまでには至りませんでしたけれど、これが無かったら、彼女たちの根幹である設定ですら忘れてしまっていたかもしれません。
そのくらい、戦闘とは真逆の展開の連続だったという事です。

その分、ラストの戦闘シーンが映えましたね!
それに、これまで見たことの無い展開のオンパレードでしたし…
こうして迎えたラストの展開は一見晴れやかな様にも見えましたが、個人的には少し寂しい終わり方だった様な…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、鈴木愛奈さんによる「Dash and Go!」
エンディングテーマは、堀内まり菜さんによる「Just a little bit」

1クール全12話の物語でした。
ぬーさん、まややん、石川さんらが出演しているので、展開はグダグダながらも総じて楽しませて貰ったような気がします。
これでようやくOVAの視聴ができるようになったと思いますので、早速視聴したいと思います。

キャラクターデザインに島田フミカネさんが参画されていたんですね。
どうりで、アリスギアとストパンのストライカーユニットに共通点が感じられた訳です^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ほぼ日常ギャグものにしたのは悪くないがゲーム未プレイだとやっぱり厳しい。

このアニメを見てもどんなゲームなのかさっぱりわかりませんw
最後の2話でようやく形が見えてきます。

日常ものにしたのは良かったと思う。
ゲームのアニメは本編の前日譚とか本編で語られなかった物語とかスピンオフをやる事が多いのでゲームやってないとマジでわからない作品が多い。
このアニメは日常ものにしたので話自体は難しくない。
何のゲームかわからないという事を気にしなければ見れると思う。
どういうゲームなのかわからないよと脱落した人多そうだけどw

好意的に見ればハードルは低いと思うのだがそれでもゲームやってないと厳しい。
日常ものとして見てもわちゃわちゃしてるだけで特に面白くない。
夜中に放送するレベルじゃない。
シャドウバースの次に放送してても違和感ないよw
最後の2話だけシリアスだったけどそうするくらいなら全部日常系で良かったし、シリアスな話をやるくらいなら全部シリアスにしてよとも思う。

8話のBパートが動く紙芝居だか人形劇みたいになっていたのは印象悪い。
そういうのは内輪ノリが強く感じてしまいゲームやってない自分には軽く置いてけぼりをくらった気分だった。
YouTubeでやれよって思った。

ゲームやってる人には面白かったのかもしれないし新規ユーザーを取り込む作りじゃなかったけどスタッフとファンが満足してるならいいんじゃないすか(笑)
ファン向け作品でしたね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

日常アニメにしたのは良かったと思う

{netabare}
有名なソシャゲが原作のアニメ。
キャラデザがフミカネ氏なのでちょっと興味はあったけど、原作は特に知らない。

このアニメの良かったところはソシャゲ原作アニメにありがちなファンしかわからないようなストーリーを極力やらずに、日常作品に舵を切っていたこと。
ソシャゲ原作でストーリーをやって面白かった作品なんてぱっと思いつく限り一つもないから、全ソシャゲアニメはこうすればいいのに。
真逆の意見も多かった気がするけど、萌えアニメ好きなら原作を知らなくても楽しめる作品だと自分は思う。

萌えアニメと言っても、この作品はいわゆるカオスギャグ系作品で荒唐無稽な話ばかりなので好みは分かれるかもしれない。
急にパロディ回が始まったり、理解不能のホラー回だったり、Youtubeのショートアニメでやるような話だったり、スタッフが好き勝手やったような作品。カミカツとはまた違う方向で色々と狂ってた笑
回によって当たり外れはあれど、基本的に安定して面白かった。

ただ、最後の2話。なんでここに来てシリアスをやった。
ノルマか何かなのかもしれないけど、この2話は全く面白くなかった。
アクトレスとしての仕事を全く描いてないから、設定も理解不能だし、アクトレスの仕事での劣等感の話を感動的な演出と共にされても全く響かない。本当にラストの2話だけは残念だった。


ED曲がすっごく余韻に浸れる曲で好き。

私的評価:70点
私的ベスト回:4話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
既によくわからん。なんやこのノリ。何やってんのこれ。
どういうアニメか分からん。ハイテンポな割に中身がない。
アイドル? エミッションってなんだよ。露骨な百合推し。
いきなり業務停止するな。

2話 ☆7
何アニメだよw これで当たらんとか。これもコンカフェか…。
スーツが無防備すぎる。アクトレスの実演。
酔ってた時の記憶あるのかw 政府厳しすぎだろ。
いや、戦争中だから当然か。
これ変にストーリーやってもいつものソシャゲアニメになるから…ってことなのかな、だとしたら有能采配。

3話 ☆9
このアニメ面白いなw 皿じゃなくてやかんで良かった。
そこで終わるな。

4話 ☆9
左の奇妙な団子はいいのか…。食べるのかw 体に支障を来たしそう。
麻薬成分ありそう。後ろ見たら何問目かわかるやん。
アクトレスらしいこと何もしてないけどな。
山勢への風評被害がやばそう。
ラストシーンと予告の温度差が酷すぎる。

5話 ☆7
人間じゃない模様。お金を貯めないと買えないという。
てか、主人公たちの所属してる組織って何なの。
言うて敵と言っても普通の人間なのがな。この乱闘感いいね。

6話 ☆9
中略するな。金田一? 戦国コレクションみを感じる。
ジャイアンリサイタル 同じ話やるのか…w 唐突な自首。は?
なんやこの回w 謎の特殊ED。

7話 ☆7
勝手にかわいがっとけ。女ひとりに怯えてて草。写真撮影。
普通にいい仕事しとるやん。草。どうせシリアスにはならない。

8話 ☆6
顔芸回? 今週意味わからんな。怖い。
ぜんまいざむらいおじゃる丸? 作画おかしくなったw
手の込んだ手抜き。これyoutubeに上げるやつでは?
内容頭に入ってこないw

9話 ☆9
また意味わからん回かw マスゴミ特有の改竄。作画頑張れ。
謎ダンス。力ありすぎやろ…。パロディ多いなw
サッシーデカすぎて草。2回目のホラー回?
前半と言い後半と言い鳥の扱いが酷い。
やっと世界観にあった敵キャラが。洗剤で死ぬとか昆虫かw
こういう終わり方好きだなぁw

10話 ☆7
福引当たりすぎ問題。今日は比較的普通だなw 反則にならないのかw
砂の城の体現。ちょっといい話で草。

11話 ☆4
急にシリアス来たか? ちょっとエロい。シリアス辞めて。
脱走しかないな。ガチシリアスじゃん...。最後まで日常やってくれよ...。
所々意味深なシーンをやるけど実は何もありませんってオチかと思ったのに。

12話 ☆5
糞回悲しい。
シリアスな世界観でバカなことやってたのが面白かったのに。
平凡な自分を突き付けられるばかりだったと言われても、ここまでの話全部日常回だからなぁw
雰囲気だけで感動展開やられても。
最後だけはいつもの馬鹿馬鹿しさで良かったけど・・・。
OPよりもEDを流してほしかった。

曲評価(好み)
OP「Dash and go」☆6
ED「Just a little bit」☆9
6話ED「中野慕情」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

69.8 3 2023年度の傭兵アニメランキング3位
アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (40)
147人が棚に入れました
鉱石病——れは人々の体を徐々に結晶化させ、死に至らしめる不治の病。
製薬会社ロドス・アイランドはその治療法を研究し、病が引き起こすあらゆる問題を解決するための取り組みを行っている。
感染者救済を謳うテロ組織"レユニオン・ムーブメント"の暴動を食い止めるべく、
ロドスは炎国の都市である龍門と契約を交わし、活動を続けていた。
スカルシュレッダーとの戦いの後、アーミヤは、ミーシャを救えなかった事実を受け止めきれず、ひとり悲しみに暮れていた。
一方、龍門郊外に廃都市を発見したロドスは偵察隊を向かわせる。
そこで奇妙な現象が起きていることに気づくが——

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

戦争に正義はあるか?

戦争が中心のアニメの中ではかなりデキがいいのでオススメしたい作品の一つ

ゲーム未プレイなので話に入りづらいけどアニメのクオリティ高いし話も面白い
でもこの作品、ほとんど注目されてないのがもったいない・・・
複雑すぎてゲームやってないと話わかりづらいのと、ファンサービス回とかストーリーと関係ない掘り下げとかしないでひたすら戦っている硬派な作品だからかな?
戦争ということもあってキャラがかわいい割に全体的に暗いですが、雰囲気はよく出ています
1期ではあまり目立たなかったキャラが活躍していたので、より世界観に入り込めました

ストーリーもまだまだ続くようなので、3期に期待したいです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

分断の理不尽に向き合う中国スマホゲー原作アニメ

※1期~2期を俯瞰したレビュー・感想。

【あらすじ】
様々な種族が共存する架空の惑星「テラ」

「源石」と呼ばれる鉱石は移動都市など文明の動力源ともなるが、
同時に「鉱石病」と呼ばれる不治の感染病ももたらす。

感染者を管理、迫害する政府組織。
感染者による理想世界の実現を掲げ暴動、ゲリラ活動を行う「レユニオン」
以上の鉱石病による人的、社会的な病巣除去を目的に軍事力を有して活動する企業「ロドス・アイランド製薬(ロドス)」

三陣営の抗争を軸にしたストーリーが展開される。
タワーディフェンス型の同名スマートフォン用ゲームアプリ(未プレイ)の連続アニメ化作品。


【物語 3.5点】
結論:1期の7話~8話までは我慢。


全体構成は1期が1~8話、2期9~16話の計16話。

物語の主体はロドスに置かれ、
一応の主人公もロドスの戦略指揮を担当し、プレイヤー視点を共有する「ドクター」に置かれる。

1期目は、記憶を喪失しているドクター視点で、
世界の基本設定のナビゲートも兼ねて、ロドスの活動に追随するシナリオ展開。
正直、中盤過ぎまでは、私はかなり退屈でした。

淡々と状況をなぞっていくだけと言いましょうか。
セリフも説明のための言葉が多い印象で。
ゲームの幕間イベントならこれでもOKなのでしょうし、
テキスト量が膨大だと言う原作を要約すると、説明調になってしまうのも致し方ないのでしょうが。
映像作品の脚本としては、ちょっと厳しいと感じました。

このまま1期目終了なら、私は2期目見ないつもりでしたが、
1期目のラスト7話~8話が、
(※核心的ネタバレ){netabare} 抗争の最中、ロゴスのリーダー・アーミヤが望まぬまま、保護するミーシャの弟でもあったレユニオンのスカルシュレッダーを殺害してしまい、ミーシャの恨みを買う{/netabare}
という感染者を巡る分断により、意図せず傷つけ合ってしまう。
不条理な社会状況と、理不尽な運命に葛藤する登場人物の痛切にメンタルを削られる、
中々の好シナリオを食らい、その勢いのまま2期目に突入し完走した感じ。


2期目では、より各陣営の組織リーダーの描写に重きを置いた群像劇に。
メインストーリーの軸が見えにくくなる副作用もある構成でしたが、
個人としては傷付けたくなくても、組織人としてはやらねばならないし、二枚舌だって使う。
各陣営のキャラたちの苦悩がより浮き彫りになって、訴えたいテーマがより伝わって来ました。

1期で土台となる設定・世界観の解説を一巡したこともあってか、
セリフにも軽口を叩く余裕が生まれて、
アニメ作品の脚本として及第点以上には達した印象。


本原作が中国でサービス開始したという2019年。
奇しくも、少し後の2019年末からコロナパンデミックがあり、
理不尽極まる、苛烈なゼロコロナ政策やそれに対する反発もあったりして。
私は、同国が抱える葛藤も想起しながらの視聴となりました。


【作画 4.0点】
原作ゲーム開発のYostarが設立した子会社・Yostar Picturesがアニメーション制作。

ビジュアルを眺めて、このディストピアには浸ってみたい。
と思ったのが私の視聴動機。
実際、その欲求を満たすだけの雰囲気は味わえました。

が、正直に言うと、私は、1期目までは凄くお金はかかっているのでしょうが、その割には退屈な映像。
良作画で4.0点というより、この映像ではまだ4.0点止まりと言うのが私の率直な評価でした。

シネスコサイズを活かした面白いアングルや構図がOP&EDアニメや序盤以外はあまり見受けられず。
1期中盤辺りは、大画面の中央に淡々とキャラを映すカットが続く印象で。
これなら通常サイズの方が描く面積減って楽なのでは?との邪念が生じたくらい(苦笑)

が、ここも一般人がメイン構成員であるレユニオンの暴動、ゲリラ鎮圧戦がメインだった1期目から、
“アーツ”を操るプロ同士の戦闘が本格展開される2期に入って、確実に良化。

戦闘ありきのバトルアニメではなく、物語の中で突き動かせれて戦う描写を追求する方針から、
バトルアニメーションも決してド派手エフェクトで魅せるタイプではないのですが。
レユニオン小隊長・フロストノヴァの凍結系アーツに関しては、
凍傷のダメージ描写など迫真の映像美で魅せてくれました。
寒さに耐えて{netabare} フロストリーフ{/netabare} は本当によく頑張りました。

この調子で進化していけば、制作決定している3期では、
4.5点以上に突き抜けた映像体験が望めるかもしれません。

ただシネスコサイズに合わせて、テロップ文字も豆粒化しているので、
そういう意味でも、スマホでの視聴はオススメできませんw


あとは、シリーズ通じて、どアップした瞳を通じた心情表現が、
繊細で怖かったです。


【キャラ 3.5点】
プレイヤー視点の主人公ドクターが、特に群像劇化した2期でますます空気になっていくのは仕方がないことですが。
にしても、戦略色が強いと言う原作ゲームのアニメ化で、
ドクターの軍略の妙を感じられるシーンが少ないのは寂しいです。
今後、喪失した記憶の回復と共に、本領が発揮されることを願います。

実質的な主人公と言えるのが、メインヒロインポジで、弱冠14歳のロゴスのリーダー・アーミヤでしょうか。
全員救済という理想は高潔ですが、清濁併せ呑むことも求められるリーダーとしては純潔すぎる。
彼女の両手の五指に、枷の如くはめられた指輪の真意。
ガラスの心の行方と共に、怖い物見たさが刺激されるヒロインです。

因みに広義のケモナー向けアニメとも言える本作。
ですが“ウサギちゃん”アーミヤのウサ耳にしても、
デフォルメは控え目で、かなりリアル寄りでグロテスクな獣の耳。

こんなディストピアじゃ、ケモ耳萌えしている余裕はないのかと思いきや、
2期に入って脚本に遊ぶ余裕が生まれたのか、
アーミヤもふもふカットも展開されていましたねw


2期で一時ロゴスと共闘した龍門(ろんめん)近衛局のチェン隊長。
チェンを始め、2期に入って敵同士で今度、一緒に飲みに行かないか?などのセリフも目立ちましたが、
ここも個人的にはむしろ腹を割って話してみたいくらいだが、組織の都合で戦わざるを得ない。
葛藤を好表現した良キャラでした。

それだけに、龍門の首魁・ウェイ(CV.山寺 宏一さん)による、
局員や協定相手を駒と割り切り理不尽な命令を下す、
冷徹な政治家ぶりが際立ちます。


総じて、詳細知りたければゲームプレイしてねという群像キャラ相関でしたが、
各々、それなりに視聴者の精神を削ってくるだけエピソードは有していたので、
私はこの痛み嫌いじゃありません。


【声優 4.0点】
原作のウリであると言う“豪華声優陣”がそのままキャスティング。

ロゴスリーダー・アーミヤ役の黒沢 ともよさんは、
低めの気だるげボイスも得意な声優さんですが、
本シリーズでは高めに柔和なボイスをコントロールして、
純粋な少女リーダーを表現。

一方でドーベルマン役の種﨑 敦美さんは、
静かで優しい高音ボイスも印象的な声優さんですが、
ここでは時にアーミヤの甘さも諌める低音スパルタボイスも披露。

キャストの新たな魅力も発見できる、まずまずの“豪華声優陣”


2期からのキャストでゾクゾクしたのがフロストノヴァ役の高垣 彩陽さん。
暴力的な凍結系アーツを発動する際の“挿入歌”も含めて寒々しかったです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は林 ゆうき氏。
十八番の力強いストリングスによるメインテーマで真価を示す一方、
SF要素も絡む中華風の世界観に合わせて、エレクトロ成分や、
二胡のアレンジも仕掛けるなど挑戦的なサウンドも。

心情曲用に静かなバラード系BGMもありましたが、
会話劇に集中させるシーンでは無音が選択されることも多々あり。
ここもぜいたくな使い方だなと。


OP主題歌はMYTH & ROID「ACHE in PULSE」
2期のサブタイ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】。
凍えるようなフロストノヴァのアーツと、シナリオ展開には、
Kihowさんの気が遠くなるようなボーカルがよく馴染みます。

ED主題歌はReoNa「R.I.P.」
ディストピアの狂気を歌ったスウィング曲。
これはこれで良曲なのですが。

私は何と言っても1期で原作ゲームプレイヤーでもあるというReoNaさん自身が、
作詞にも参加したバラード「Alive」が、
過酷な世界でも抗うアーミヤたちの心情が滲み出た傑作でグッと来ます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

相変わらず難解だけど

1期に引き続きのアニメ。
相変わらず絶望的な状況は変わらず。
とにかく暗い。
ストーリーは複雑であり、それぞれの勢力がどう動いているのかを把握しないとなかなか付いていけない。
それでも場面場面のうごきやセリフ回しが素晴らしいし、演技も素晴らしい。
そして何と言ってもこのアニメは画面の印象が素晴らしい。
CG併用だとは思うが、それにしてもこの雰囲気はすごいものがある。
決して綺麗というわけではないのだが、雰囲気に合っているし、なんだか体が寒くなるような温度の低さを感じるんだよね。
パッと見でアークナイツと分かる独特の絵作り。
まだ続くようなので、続編を待ちます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
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