体育祭で修学旅行なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の体育祭で修学旅行な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の体育祭で修学旅行なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.6 1 体育祭で修学旅行なアニメランキング1位
僕の心のヤバイやつ 第2期(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (245)
835人が棚に入れました
重度の中二病で陰キャの市川京太郎と、クラスで人気者の山田杏奈。 美少女らしからぬ行動を繰り出す山田に、市川は目を離せずにいた。 そんな市川の恋心を知ってか知らずか、山田は天真爛漫に近づいて来る!! 全く違う世界にいたはずの2人。しかしその距離は、徐々に近づいていき……。

声優・キャラクター
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

意外にも感動した!

2024/05/16 初投稿

山田がドストライクなので高評価は見る前から確定だったのですが・・・w

印象としてはちょっとエッチないちゃラブコメディー的な印象だったのですがw
音楽の使い方が上手く感動させられました!

ちょいちょい各話の終盤に音楽で感動的に盛り上げたりされていました。

そして何より、全話見終わった後で
OP「僕は...」をフルコーラスで聞いたら、衝撃的なほど感動に襲われ思わず泣いてしまいました。

聞いていなかったらぜひ「僕は...」のフルコーラスバージョンを聞いてみることをお勧めします。
作品の本質がしっかり整理され、さらに非常に感情面に訴えて来ます!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観た後にじんわりくるラブコメの名作 第二章

[2024.3.31見終わって]
最終話みてあらためて思ったこと。
山田さんのことを本気で心配して山田さんの一部になりたいって思う下心なしの純粋な気持ち。
市川くんの山田さんへの想いはもう恋じゃなくて愛だなぁって。

なんていうか、大人の普通の恋愛ものよりも、こういうピュアな恋愛もののほうがココロにくるのって、市川くんのお姉さんの放課後デートじゃないけど、思春期の恋心ってもう二度と味わえないものだから尊く思えちゃうんでしょうね。

市川くんは山田さんのおかげで成長できて、山田さんも市川くんのおかげでもっと自分を好きになれた。
ほんと、とても素敵なラブコメでした。原作者さん、アニメスタッフさんありがとうございました。

ラストで1期OPのヨルシカの「斜陽」が流れる粋な演出にまた涙腺が。。

[初回感想]
1期は私にとって名作でした。
原作の良さをうまく引き出してる演出とリズと青い鳥の音楽などを手掛けた牛尾憲輔さんの静かでエモい劇中曲、そして市川くんが山田さんと出会ってからのココロの動きと成長を丁寧に描かれてて、見てる私のココロを何度もヤバくさせていただきました。

そして待望の2期!!
実は原作も最新刊まで読んでまして、これからの展開はおおよそ知ってはいるんですが、でもだからこそ あの展開を1期と同じスタッフがどうエモく演出してくれて私のココロをヤバくしてくれるのか、楽しみで仕方ありません。

OPの二人のダンス、かわいいですね。スキロー思い出しました。
EDは1期に続いて こはならむさん。今期もまた本編の余韻をいい感じにしてくれそうな曲ですね。

各話感想は以下のとおりです。

ツイヤバ
{netabare}アマプラで12月から公開されてる短編集です。
2期のとこから入って一番上から見れます(^^♪
なんとなくタイトルの音楽とか高木さんっぽい感じしますね。
全部面白かったですけど、「おねえと買い物」「肉まん」が好きかも。
僕ヤバがお好きなら見て損はないと思いますよ☆彡{/netabare}

karte13「僕らは探している」
{netabare}「山田さんは仲いいとかじゃないんで・・」
男の子の照れ隠しあるあるなのかな。。
「・・でも一番・・頼りたいと思ってる・・」
1期の初めの頃に比べてここまでちゃんと自分の気持ちを山田さんに伝えることができるようになった市川くんにじんわり。
自分が載ってる雑誌を見せたい山田さんもかわいい。
「仕事、好きなんだな」
こういうこと好きな子から言われたらすごく嬉しいよね♡
失くしたキーホルダーを必死に探す市川くん。
「ある!絶対にあるから!だから気にするな」
こんな大きな声で山田さんを励ますようになるなんて。。
市川くんの想いと成長にちょっとうるっとしちゃいました。{/netabare}

karte14「僕は大人のなりかけ」
{netabare}好きな相手に自分をもっと知ってほしいって気持ち、よくわかる!
卒業アルバム見せたり、自分のココロの奥底にある思いを打ち明けたくなったり・・
その気持ちをちゃんと優しく受け止めてくれた市川くん。
でもそんな市川くんにもココロの奥底にある不安な気持ちがあって。
少しずつ大人になっていく二人のやりとりが甘酸っぱくてたまりません。。{/netabare}

karte15「僕は山田と」
{netabare}「中学生だから好きなこといっぱい増えて成長して・・環境も心だって変わるんだよ」
市川くんのお姉さんの言葉はそのとおりなんだけど、
「それはない!僕は・・ずっと山田が好きだと思う」
市川くんのこの想いも間違っていない。
2人がこの先どうなっていくかなんて誰にもわからない。
でも山田さんに嘘をつかせたくなくて、真っ直ぐに向き合っていたいって思う
そんなのいやだーって叫びたくなる、山田とつきあいたいってつぶやいて悶えてしまう
思春期の、初恋の、この想いにキュンとしちゃうんですよね。{/netabare}

karte16「山田は僕を」
{netabare}「勘違いしても・・いいよ」
二つに割ったチョコの文字がスから♡に見えたとき。
市川くんの中の、そうだったらいいな・・が確信に変わって。
先輩の言葉に言い返したり、負けずに手を振ったり。。
それも山田さんが自分のことを好きだと分かって、もっと素直に自分の気持ちを出せるようになったから。
早よ告白して付き合えとか思っちゃうかもだけど、こういうもどかしいけど少しずつ進んでいく二人の初初しい恋もいいなぁって思います。{/netabare}

karte17「僕は知りたい」
{netabare}山田は自分と違う景色を見ている・・
それでも・・僕の知らない景色を話す山田は美しいんだ

仕事が好きなんだなって言ってくれた
市川が気づかせてくれたんだよ。。すごく嬉しかった。。

もし山田が普通の中学生に戻ったら・・
もしそうだったらこんなに好きになってない!!
尊敬してるんです・・杏奈さんを

でもなぜかつらい
自分が子供すぎてくやしい

そんな真っ直ぐな市川くんがとても素敵だなって見てて思いました。
こういうところが山田さんも好きになったんだろなって。
自分が撮った山田さんの写真をすごく綺麗だろって素で言ったり。。

次回は原作読んでた時も好きなお話だったので、とても楽しみです♡{/netabare}

karte18「山田は僕が好き」
{netabare}市川くんの周りにくる人が増えて嬉しそうな表情したり、いい先生ですね。
中学生になって、自信が持てなくて自分を嫌いになっていた
でも今は・・
前よりも自分を好きになって信じることができたのは、光と出会ったから。。
二人の勇気のバトンとしての秋田けんたろうのやりとりも良かった。
それを手に握りしめながら、勇気をもらって自分の気持ちを話す山田さん。。
自分の気持ちにちゃんとケジメをつけたり、去り際にわざと連絡先の話したり、先輩も普通にいい人でした。{/netabare}

karte19「僕らは溢れ出る」
{netabare}市川くんのカラオケからのOPの流れ良かった♬
挙動不審になったり、相手の言動に敏感になったり
お互いの気持ちはわかってるのに・・わかってるからこそ落ち着かない気持ち。
お互いに好きだけどまだ恋人になりきれていない二人。
ほんと、ここまで少しずつ進んでく恋する気持ちを丁寧すぎるくらいに描いてるラブコメってなかなかないと思う。
市川くんがマフィンを渡して死ぬほどかわいいって言ったあたりでうるっときちゃいました。。{/netabare}

karte20「僕らは夜更かしした」
{netabare}山田さんが家にお邪魔して妙にテンション上がる市川のお姉さんかわいいw
今回あんまり書く感想ないので、関根のことでも。
関根って山田家でチョコ作りのとき彼女の振りを喜んでやってたり、わざと市川の机で義理チョコ配ったり。
行動の表面だけなぞると市川のことが好きみたいだけど、全然決してそんなことはなくて。
たぶん、モデルやってて彼氏みたいな存在もいる山田に対してのちょっとした思いの裏返しなのかな。。
でも山田のことは友達だと思ってるしちょっとした悪戯だと思うんですけどね。{/netabare}

karte21「僕らは約束した」
{netabare}素でうっまぁ。。って言われたら料理人としては嬉しくなるよねー。
でも本人への告白の前に親に告白って・・w
ラーメン二郎、昔連れてってもらったことあるけど、予想以上に量があって少し残しちゃいましたw
いつも山田さん側に立って気遣いしてる市川くんが素敵。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

先制の初回、中押しの6回、ダメ押しの最終回……ヤバすぎる2期

引き続き原作未読で視聴。

【物語 5.0点】
恋愛ラブコメ続編物でありがちな、
連載続けたいから引っ張ってるのは分かるけど、早くくっけば良いのに?という焦れったさから来る退屈さ。

対して、この2期は、思春期の自意識過剰に伴う繊細さ故に恋路に踏み出せない、
葛藤する少年少女の心理描写の解像度を極限まで高めることで、
退屈になりかねない停滞期を、濃厚な人間ドラマに昇華することに成功しています。


象徴的だったのが第10話(karte22)
{netabare} ヒロイン山田が、市川と山田の恋愛進展を早急に後押ししようとする女子・半沢に対して、
送った手紙を市川がうっかり読んでしまうシーン。{/netabare}
これはこれで好きな女子の本心をうっかり垣間見ちゃう激ヤバなムズキュンイベントなのですがw
それ以上に中二病少年のハートが如何に繊細なコワレモノで、
恋愛成就させるためには熟成する時間が必要であることが、
作者も、きちんと整理できていることが確認できた印象的なカット。

何故、今はまだ、付かず離れずの距離感が適切なのか、
都度、納得できるだけの心情表現があったので、
私は前向きな気分で告白前のもどかしい恋愛劇を見守ることができました。
というより毎回キュンキュンして尊死してましたw


卒業式?体育祭?修学旅行?ダルくてやってられんし。
主人公・市川もまたカースト下層民らしく、各種学校行事を毛嫌いしながら、
心のモヤモヤをぶつけるはけ口としてチャッカリとイベントを活用しちゃってる。
一周回ってやっぱり学校って青春って良いなと視聴者に思わせる。
学校との距離感も良い意味でささくれだっている感じで良かったです。

しかし、まさか第6話(karte18)にて、{netabare} 送辞{/netabare} で感動させられるとは思いも寄りませんでした。
美容院で髪型から変えて男の本気をぶつけられる学生時代のくだらないイベント。
全てがしがらみに絡め取られている実社会では、そんな都合の良いサンドバッグはそうそうありませんw
儀式は組織内政治であり私心は全て検閲で弾かれますw


こんな病んだヤバい大人の私がラスト感涙したのは言うまでもありません。
自分で踏み出した一歩。しかと見届けました。
私も挑戦をやめないで、自分を好きになろうと思いました。
素敵でヤバい恋愛続編物をどうもありがとうございました。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・シンエイ動画

相変わらず撮影の貢献度が高い本作。
心に何かが芽生えた時に差し込む光など、
リアリティより心情反映に重きを置いた処理が成され
市川と山田の青春劇を盛り上げる。

振り返ればこの2期は初回から言葉以上に伝わる作画の心情表現もトップギアでした。
市川と山田の両想いなんて、周りはとっくに気付いている。
だけど口には出さずにそっとしておいてあげよう。
冒頭から映像を通じて空気感が伝わったことで、
私も見守り視点でスムーズに折り合うことができました。


キャラが躍動するOP映像も高密度で素晴らしい出来栄え。
本シリーズ配信を独占しているAmazon Prime Videoも、
最近OPスキップボタンを挿入して来るようになりましたが、
映像美に目を奪われた私はワンカットも飛ばせませんでした。


【キャラ 4.5点】
作中、中3進級イベントを挟んだ2期。
新たなクラスメイトとして、告白成功させたい祝いたい、
恋愛積極煽り勢の安堂カンナや半沢ユリネが登場。

ただここも、あくまで初恋は見守る、育む。
少年少女が抱えたモヤモヤした関係性は、
恋愛という枠に性急に分類することなどできない。
こうした基本線は変えない上での、終盤、佳境に向けたスパイス。
思春期の恋愛は焦っちゃいけないという反面教師として機能した感じ。


モデルでもあるヒロイン山田杏奈。
芸能界サイドからはマネージャー諏訪や、
山田の隠れ大ファンで{netabare} カリスマモデルの香田ニコ{/netabare} が割り込む。
いずれも市川に、こんな根暗な僕が光の差す場所で輝く山田と釣り合うのだろうか?
この恋心は絶望だという市川の葛藤描写を拡張するサブキャラとして有用でした。


あとは山田のパパ。圧が凄かったですw
でも{netabare} 一緒にゲームで遊べる楽しい方で良かったです。{/netabare}


【声優 4.5点】
市川の心の中の格好つけたいもう一人の自分、
“イマジナリー京太郎”役の福山 潤さん。
市川も初恋で殺人本より恋愛漫画読むようになって、
イマジナリーも2期になってさらに出番が増えている気がw

放送に先立つ1期振り返り動画では、
市川姉役の田村 ゆかりさんを差し置いて、
ナレーションした福山 潤さんのナルシストボイスが作品をナビゲートw


級友・足立役の岡本 信彦さん。
神崎、太田と共に頭の悪い中学生の猥談ネタ担当の三バカの一角で、
折角のイケボを無駄遣いしている感が相当ありましたがw
終盤11話、{netabare} 山田への恋慕を巡って市川役の堀江 瞬さんとぶつかり合った雨中騎馬戦。{/netabare}
泥臭くて格好良かったです。


山田の親友・小林ひちろ役の朝井 彩加さん。
よしよし~って感じで山田を理解してあげられる、
保護者な朝井さんの明るい濁声。
1期、2期通じてホッと一息付ける癒やしスポットでした。


思えば、山田役の羊宮 妃那さん目当てで観始めた『僕ヤバ』
好きな男の子と夢を叶える仕事の好機との間で揺れ動くヒロインボイス、
相変わらず何でも美味そうに食べるもぐもぐボイスw

羊宮さんはこの夏、同じくテレ朝のアニメ枠・NUMAnimationで放送予定の米澤 穂信氏の青春ミステリー小説『<小市民>シリーズ』ヒロイン役も決まっており活躍が期待されます。


【音楽 4.5点】
アマプラにNUMAnimationと、
独占イチオシしたいメディアに恵まれた『僕ヤバ』。

宣伝も兼ねた動画、番組での赤城 博昭監督や小沼 則義音響監督のメディア露出も頻繁で、
心情表現を極めるために、音響等を如何に工夫しているのか?
私はある程度スタッフ意図をインプットした状態で2期も観ることができました。

恋愛ってウキウキな印象ですがシャイな思春期少年にとっては地獄。
だからここはリズムは弾ませず敢えてピアノバラードをチョイスして、
倒錯した思春期心理を演出する。

現実世界では環境音が急に大きくなったりはしない。
だがここは感情が盛り上がる場面だからボリュームを上げていく。

こうした音響方針を分かった上で視聴すると、
リアリティより心情を表現できる映像作品って面白いなって感じで沼ります。


OP主題歌は、あたらよ「僕は…」
シリーズ各話全タイトルに挿入された一人称を曲名にピックアップして、
少年にとって光となった想いをぶつけるアップテンポナンバー。
大サビ前のポエトミーも良い意味でイタくてグッド。

ED主題歌は「恋してる自分すら愛せるんだ」
恋に気付いた自分すら受け止められない、
思春期の自己肯定不足によく効く良作ラブバラード。
世界を優しく祝福する歌詞世界で、クライマックスの挿入にも使える一曲。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

68.7 2 体育祭で修学旅行なアニメランキング2位
それでも歩は寄せてくる(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (188)
631人が棚に入れました
将棋初心者・田中歩は八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが実力は遠く及ばない。一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…2人しか部員のいない将棋部では今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛けるムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ノーストレスニヤニヤ系のラブコメをお探しの貴兄に

 やっと無料(といってもサブスクで)になったので、全部見ました。うーん…まあ、悪くない…のかな?

 高木さんと比べたときにどうなんでしょ?やっていることはほぼ同じ…というか距離感でいえば阿波連さんを思い出す感じです。どちらにせよ明確な独自性がある作品ではなくゴールに何の心配もいらない、ただただイチャイチャと照れを楽しむアニメです。

 高木さんと比較してアニメのクオリティの水準がかなり違うので、話やキャラでどちらが上と断ずるのはやめておきますが、アニメ作品としては高木さんでいいかな?という話です。

 なんかライトでストレスがないニヤニヤ系のラブコメをお探しの方にはぴったりなニーズかな、と思います。

 評価は…ストーリーは無いに等しいですねえ…キャラもそれほど独自性がないし…ただ、ここまでストレスがないのも珍しい作品でそこが独自性と言えなくはないです。ただ、3はつけ辛いなあ。2.5ずつかな。声優さんは落ち着いて悪くない感じなのと、OPのうるしのダンスが可愛いので、声優3.5、音楽3.5で調整して平均で3にしておきます。


1話 あ、ライドウくんが将棋やってる。

{netabare} まあ、そういう感じです。将棋盤の向こうに阿波連さんがいてもなんの違和感もありません。かぐや様的な感じもなくはないですが、ギャグはあそこまで強烈ではないです。他にラブコメ系の癒し枠がなければ見るかも。今期レベルの高いオリジナルとか、非異世界があるので、競争厳しいかもですね。

 ただ、〇〇さん的な奴の中では、男が攻めるのは新鮮かもしれません。なお、将棋は部室と部活のための要素で、囲碁でもリバーシでもトランプでもなんでも良さそうです。{/netabare}


2話 日常系ラブコメはお腹いっぱいです。お腹減ったら見ます。

{netabare} 本作の出来が云々という話ではないです。

 将棋が題材になって、何か成長がある作品かなあと思ったらそうでもなさそうです。2話にして将棋のシーンが無いし。
 普通のストレスがない日常系ラブコメなら、アニメ化の順番で古見さんとか阿波連さん、なんといっても高木さんを見たばかりなので、ちょっとお腹がいっぱいです。お腹が減ったときにサブスクの無料枠にあったら視聴させてもらいます。

 一旦切りますが、他の作品に比べて云々ではないです。なお、OPの踊りのシーンのクオリティはちょっとすごかったです。また、いずれ、ですね。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一歩一歩詰めてくる幸福

【紹介】
からかい上手の高木さん作者で将棋部の先輩後輩のラブコメ作品

【感想】
評判は良くないみたいですけど、私はかなり好きです!

歩に振り回される先輩がちょっとかわいそうだけど、思い通りにいかなくてぐぬぬってなる先輩が可愛くてほのぼのします
面白さはあまりないけど、見ていて優しい気持ちになれる作品
{netabare}
まるで将棋の王手のように、ビシッと先輩の心をわしづかみにするようなことをしながら、最後の一歩は踏み出さず逃がし、また詰めて王手をかけては逃がし、延々と王手をかけ続けるような話
(女の子の気持ち考えるとかなり酷い男です、マネしてはいけません、早くチェックメイトしてあげてください)

先に悪いところを書くと、話が全然前に進みません
ずっともたもたやってる感じ
「歩」は将棋だと一歩ずつしか前に進みませんから、詰め将棋のようにゆっくり恋愛も進めるつもりなのでしょう
恋愛を楽しむアニメじゃなくて、二人と二人を取り巻くキャラ達のくっつくかくっつかないか微妙なこそばゆい関係を楽しむアニメだと思います

原作のほうが面白く感じます
マンガと時間の流れやテンポが違ってアニメは常に時間が流れていて一話の枠もマンガとは違うので、マンガだと面白かったネタがアニメにしたことでつまらなくなることはよくあります、コメディ作品の難しさですねー
でも声のついた先輩はとても可愛くていい!

この作者のアニメはみんなちゃんと予算ついていて作画も声優も◎
安定したクオリティでシリアスな展開なんてないので安心して見れる良質のラブコメです

からかい上手の高木さん以上に二人の両想いはあからさまなので、どうくっつくかどうイチャイチャするかってだけの話なんですが
そのただイチャイチャするだけのアニメが私は好き
{/netabare}

【キャラクター】{netabare}
歩は酷い男ですよね、ほぼ好きって言ってるのと同じような甘いセリフ連発して先輩がドキドキしてド天然でかわすっていう酷いしうち
絶対これわざとやってるでしょー!
好きなのバレバレだけど、それでも歩は気持ちを伏せてくるんですよね、寄せてくるのは態度だけです

早く好きっていいなさいよって思うけど、高木さんと一緒で「もう好きって言っちゃいなよ」を楽しむ作品なのでこれでいいのです
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

将棋だけに一手一手、一歩一歩でしたねぇ。

なんだか素直気持ちで見ていられるラブコメ作品。
歩がド直球で攻め手を打ってくるからかもしれない。
それにしても将棋に勝つまで告白しないとは、面倒な決心をしたものだ。
どこかの恋愛頭脳戦とは別ベクトルで苦労しそうだね、これは。

そして、その「ド直球の攻め」を受ける側の八乙女うるしも、なかなかに面白かわいく、楽しかった。
とにかくいろいろと反撃も試みはするのだが、大抵の場合そのままド直球に押され負けしてしまったり、照れながらも素直に受け入れてしまう。
この辺は将棋とは勝手が違うみたいですな、そこが面白いんだけど。
特に私が気に入ったのは、歩のド直球ワードにいちいち見せるリアクションだった。

これは秀逸だったと思う。
もう「恋愛リアクション芸」と言ってもいいのでは。くらいの勢いで楽しませてもらっていた。
どこかの出川も顔負けだ。

原作マンガでも当然こういうシーンは何度も何度も登場するだが、間といい声のトーンといい(私にとっては)キャラのイメージどおりに仕上がっていたものでね。


この原作者さんの作品は「~高木さん」「くノ一」とみさせてもらっているけど、一番スッキリとみれた感じがした。

高木さんは高木さんでひねりが効いていて面白かったんだけど、恋愛と言う部分においては、ある意味では変化球の連発と言っても良かったと思う。

くのいちは私自身が主人公のツバキをちょっと苦手としていたという点がありまして・・・。

それでの今作。
ひねりや大きなイベント事、大きな感情の起伏やもつれはあまりない感じではありましたが、その分真っすぐに、ほっこりと落ち着いて観れた気がしました。
歩もどこかの風早君とは少々方向性は違いますが、ちょっと不器用で頑固で男気がある感じでした。
嫌味が無い感じで好印象でしたね。

あと、タケルと桜子の恋愛ラインも気になってしまいました。
こちらも徐々にですが、いい感じになっているようで羨ましい事です。
タケルもいい奴でしたし、桜子ちゃんもユニークな感じですが可愛らしかったですね。恋愛方面については、さすが女子!しっかりとうるしと歩の事も察していますし、タケルよりはよっぽどしっかりとしているかもしれません。


個人的には、いつもニコニコしているマキちゃんも割と気になったりしているのですが、またの機会に何かエピソードが披露されればいいと思っています。


私的には、この作品好きでしたねぇ。
前述したように、大きな波風が立たたない、いい人ばかりが出ている感じの作品なので、物足りないという方もおられるかもしれませんが、私的に逆に見ている側にストレスが無いので、何度もリピしながらキャラクタの表情を楽しんだりできそうな気がしています。

きっと、流し見、適当見なんかも含めると何度も観てしまう気がしています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

69.8 3 体育祭で修学旅行なアニメランキング3位
B型H系(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (958)
5801人が棚に入れました
高校入学を控えた山田は、夢はセクフレ100人というエッチへの興味が旺盛な美少女。しかし男性の前だとあがってしまう性格が徒となってか未だに処女だった。ある日、本屋で転びそうになったところを小須田に助けてもらった(と勘違いした)山田は、平々凡々で手頃そうな小須田に処女を捧げることを決める。はたして山田は小須田を落とすことができるのか?

声優・キャラクター
田村ゆかり、阿部敦、堀江由衣、花澤香菜、下田麻美、能登麻美子、小林ゆう、宍戸留美、岩崎愛、橘田いずみ、儀武ゆう子、小泉豊、前野智昭

平平さん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆかりんのエロボイス

最終回はほぼエロアニメってくらいにゆかりんがあえぎまくっていたものの、全部がネタになっている。
主人公のキャラクター設定の素晴らしさが作品の最大の魅力で、ツンデレというよりは90年代のヒロイン像のような印象(スレイヤーズとか)。女の子が「これは男子にいえないわー」みたいな部分をさらけ出してる子なので、新鮮味のあふれる話が多かった。
萌えアニメというよりは完全にギャグなので、シモネタがOKなら女性にもオススメ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

Rexuz[コン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

笑える微エロアニメw

この作品はあにこれのあに友に教えてもらいました。
まさかこんなに面白いとは(笑)
個人的には「キスシス」や「To Loveる」よりも面白かったです。

内容はヒロインが処女を捨てるために、手頃そうな童貞の小須田と言う男を落とす所から始まる。
これが案外面白いんですよ(笑)
ビッチでセッ○スの事しか考えてないヒロインの行動が非常に笑えます(´∀`)
小須田は童貞で奥手の鈍感。ヒロインの山田とはお似合いですwwでもヒロインはかなりの美少女ですよ!!
お互いセッ○スに関しては全くの無知で、いつもやらずじまいで終わる。←ここが本作の一番面白いところなんですけどねw
しかしセッ○ス目的でしかなかった小須田に少しずつ惹かれていくヒロイン。
初めて恋愛という感情を抱く彼女…

ここからネタバレになりそうなんで、後はご自身で本作をお楽しみください。
ラブコメ(微)エロアニメです!ヨスガノソラみたいなエロではなく、笑えるエロです(笑)
ギャグもあって安定した面白さです。一気に全部観ても問題はない。退屈した部分はなかったです。
予想以上に内容があったのでかなり満足♪
もっと評価されて欲しいものですね。
チ○ビは規制されてるので見れませんよヾ(-д-;)DVDはわからないですが…

作画ですが、キャラも可愛いし綺麗な方だと思います。
個人の好みにもよりますが、自分は大丈夫でした。

最後に一言。

オススメです!!!





投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

バシルーラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とてもソフトな下ネタアニメ

見る前はもっと下ネタとかすくなくて
単純なラブコメやろなぁって思っとたけど
以外に下ネタもほりこんでくる

まず主人公がバカ
かわいいのにくそエロくてバカやのに
恥ずかしがりやってゆう男子があこがれる
女の子ってこうゆう子です

内容は主人公がヤリマンを目指すってとこから始まる

その時点で主人公最高なんやけど
その声がさらにやばいことになってます

田村ゆかりさんのことなめてました
ひぐらしとか見ていい仕事しますのーくらいには
思ってたんですがいい仕事なんてレベルは
はるかに超えてました

OPに関しては完全に中毒になってしまいました
ようつべで何回聞いたことか・・・

堀江さんもでてるんですが
田村さんのせいで中盤まで気づきませんでした

完全なギャグアニメでもなく
しっかり恋愛もするんでラブコメってやつやな

自分が始めてヤッた時の緊張を思い出しながら見ました
処女がどんなことを考えているかわからんけど
確実にこの主人公みたいな考えはしてないと思う

ただ男のほうは童貞あるあるみたいな疑問を
しっかりもっているので見ていて面白いし
初々しい感じにニヤニヤしてしまう

最後に
このアニメの見所は歌も含めての
田村ゆかりのエロかわいい声が
主人公にあまりにもマッチしていて
きゅん×2がとまらないところ

物語よりそちらを優先してみてほしいです

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

62.8 4 体育祭で修学旅行なアニメランキング4位
疑似ハーレム(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (88)
288人が棚に入れました
ヒロインは1人! だけどハーレム??? 漫画のようなハーレム状態に憧れる演劇部の先輩「北浜瑛二」と密かに想いを寄せる先輩の前だと、つい“キャラ”を演じてしまう「七倉 凛」。 ツンデレちゃんに、小悪魔ちゃん、甘えんぼちゃん、クールちゃん、おしとやかちゃん。 演じるキャラが増えれば増えるほど、抑えきれなくなる先輩への想い。 ちょっとバカでかなり鈍感な瑛二に、七倉は、ありのままの自分で、想いを伝えられる日は来るのか…?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 設定のわからない4コママンガ感。疑似ハーレムというアイデアを活かせていない。

1話 アイデアは良いけど上滑り感。文字通りのはやみん劇場です。

{netabare}  疑似ハーレムってそういうことかあ…知識ゼロで見始めたのでその点ではアイデアには感心しました。そしてはやみん劇場です。文字通り。演技派を選んだのでしょう。

 ですが、どうでしょう?「上手さ」の質が早見沙織さんの方向性でいいか、ですね。アニメキャラですので演技の変化のつけ方は難しいところです。ですから演技そのものよりも、声質が変わるカメレオン声優タイプの上手さの方が驚きは大きいかな、という気もします。まあ、そこは本作の肝ですから、今後どう見せてくるか、です。

 さて、アニメ本編ですが、ヒロインリンちゃんがなぜ先輩にそんなにべったりなのか?が分かりません。なぜ演劇が好きなのか、他の1年生はどうしたのか、性格はどういう娘なのか?などが描かれないまま話が進行するので、2人の関係性に乗っかれない気がしました。

 ヒロインの本当の性格を描写せず「疑似」=「演技」に翻弄される感じなのかなとも思いましたが、そういう描写でもありません。

 そのヒロインの焦点の当て方がどうなるかで作品の奥行が決まりそうです。アイデアは面白いので本作は3話まで確認したいかな、と思います。導入の1話はちょっと上滑りなので今後を期待ですね。

 それとキャラデザなんですけど、ヒロインの頭が大きすぎる気がしました。 {/netabare}


2話 なんでもう初詣?作画が紙芝居でつらい。断念候補です。

{netabare} 作画が紙芝居すぎてつらいです。ヒロインの演技を楽しむ作品なはずなのに。それと2人の世界すぎて話がタイトルの疑似ハーレム感がありません。ただのバカップルに見えます。というか、2話まででまったく感情移入できません。淡々と何かが進行しているだけに見えます。

 何よりなんでもう初詣いってるの?ここまでが導入で次の学年から描きたいということ?ちょっと話自体が何をやりたいか意味不明な上に、アニメとしての画面に魅力がなさすぎです。なお、ED後のショートコーナーだけ面白かったです…ちょっとだけ。

 3話冒頭確認して、このままの感じなら断念ですね。{/netabare}


3話 設定のわからない4コママンガを途中から読んだ気分です。

 今回は比較的はやみんの演技のバリエーションがエピソードに落とし込まれている気もします。今までで一番ヒロインが可愛いかも…1,2話と比較すればですが。

 が、やっぱりラブコメなのにときめかない、萌えない、感情移入できません。そして面白くないです。設定のわからない4コママンガを途中から読んだ気分です。それでも恋愛の進展を意識できれば、面白いケースはあるでしょうけど、本作はパーツパーツの寄せ集めみたいです。そこが「疑似ハーレム」のタイトルの所以なのかもしれませんが、効果的とも思えません。

 残念ながら視聴断念ですね。3話を最後まで見るのもつらいので半分であきらめます。マンガ版ならひょっとしたら…と思わなくはないです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

演技上手な後輩にいろんなキャラを演じてもらうプレイ

という話でした。

4コマなんでしょうかね。
多くの小ネタを矢継ぎ早に繰り出す感じ。
ただ畳み掛けるようなテンポは悪くないです。4コマのネタが少ないと1つずつを長々やることもありますからね。

まあ作画はちょっと微妙。悪いってほどではないのですが… まあちょっと微妙ですね。

後はヒロインがあっさり男を好きになり過ぎていて、あれ、いつのまに、という感じになります。
最初の小ネタで心を掴まれていたのでしょうか。

男がちょっと残念な感じなんですが、男の無茶振りがあってこそのヒロインなのでまあ仕方ない感じですね。

総じて悪くはないと思いました。
ただ、これ所詮一発ネタなんですよね。こういうヒロインどうですか?
という。
演技上手で多くのキャラを演じ分けてくれるヒロインという一発ネタ。

確かになかなか可愛くて良いですね、とは思いましたが、その先があるようには思えない。

2人がずーっといちゃいちゃしている様子を眺めるだけの話です。
いやそれを言ったらどのラブコメも一緒なんですが。

高木さんは高木さんと西片君がイチャイチャするのを眺める話だし
僕ヤバだって山田さんと市川君がイチャイチャするのを眺める話です。

違いはキャラ2人をどこまで好きになれるかだけですね。ヒロインを好きになれるのは当然で、男も好きになってこそイチャイチャが楽しい。
例に挙げた2つは男の方が可愛い、くらいの勢いで好きになったので楽しめました。

そういう点では本作の男はあまり好きになれませんでした。
なんでこいつがモテてんの? となります。
そう考えるとやっぱ切りどころですね…。

うーん、まあもう少し考えます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

早見沙織七変化

原作未読 全12話

高校の演劇部に出会った七倉 凛と北浜 瑛二の2人のラブコメ作品。

七倉 凛 役に早見沙織さん、北浜 瑛二役に岡本信彦さん、2人の掛け合いがメインの作品です。

演劇部ということもあって七倉 凛が北浜 瑛二と掛け合いする時に色々なキャラになりきって掛け合いしていきます。

早見さんも今まで色々な役を演じられていますので、多種多様なキャラの演じ分けが見事でしたね。

色々な芝居や定番の行事などあり、高校生から北浜が大学生までのお話でした。

見ている私はイチャイチャラブコメを観せられた心境ですw

OPはゴホウビさん、EDは早見沙織さんが歌っています。

最後に、早見さんがなかなか演じたことのないキャラもいますので、興味があったら観てくださいね^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ページの先頭へ