仲間アニメOVAランキング 25

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの仲間成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の仲間アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

計測不能 1 仲間アニメランキング1位
サイバーパンク エッジランナーズ[Cyberpunk Edgerunners](Webアニメ)

2022年9月13日
★★★★★ 4.2 (139)
339人が棚に入れました
テクノロジーと人体改造が一般化した巨大として、多くの犠牲を払い困難を乗り越えながらアウトローの傭兵――すなわち“サイバーパンク”の道を歩んだ少年の物語を追う。

seya さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

視聴後の喪失感…

ゲームは触り程度しかプレイしてないけど、全く問題なく楽しめた。
全10話で綺麗に纏まったストーリー。
まずオープニングから格好良くて、ワクワクする。

過激描写があるけど、スパイス的な味付けになっているので、あまり抵抗感を持たずとも楽しめる。
あとは、よく動く作画、個性の立つキャラ、演出で飽きさせない工夫が感じられる。

脚本に関してはクライアント側の意向も大きいと思うけど、間延びする部分が無いから一気見してしまった。
このアニメに長尺な日常回、サービス回は求められてないと思うし。

タイトル通り、視聴後の喪失感が半端ない…

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

Sophia さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

サイバーパンクとして最高の作品

土台となる世界観の設定が、元から評価がかなり高い作品の映像化となると、造り手としてはなかなかに難易度が高いと思うが、100点以上の完成度だと思う。視聴に並行してゲームもやったが、しっかりcyberpunk 2077の映像化作品になっている。
サイバーパンク系のSF作品はブレードランナーにはじめ攻殻機動隊等々素晴らしい作品があるが、このcyberpunk edgerunners は哲学的、社会的要素は少ない。あくまでナイトシティという舞台でアンダーグラウンドに生きる人間にフォーカスしたヒューマンドラマ。
この作品の素晴らしいところはキャラクターの魅力、エログロ規制が少ないことによるアングラ感や強烈なインパクト、適度な尺なのでだれずにテンポよく進む話、独特というか斬新な演出の4つが大きな要素だと思われる。
対象年齢が高いことによる忖度がない結末も良い。
本当にどのキャラクターも魅力的に書かれているが、特に主人公とヒロインは素晴らしい。恋愛ストーリーとしても100点の作品。
ゲームをやらなくともアニメだけは見るべき。近年ここまでの良作は無かった。描きたいことを描ききった感がすごい、その熱量分見終わった後の喪失感もすごい……

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ついに一皮向けたNETFLIXのオリジナルアニメ

~
 V(ヴィー)と共に過ごしたナイトシティのあの喧騒、あのマシン、あの色彩、あの銃声。そしてあのコール音。まるであの頃のナイトシティを聖地巡礼しているような感覚を、ミクスチャーされた多彩な音楽、そして、「TRIGGER(トリガー)」によるケレン味溢れるアニメーションがより開かれたスケール感で体験させてくれる。サンデヴィスタンの描写や、ダイナミックな構図、ヒロインを始めオッさんに至るまでのデザインセンスが最高にクールで、実にTRIGGERらしい魅力で満ちている。女の恋心と男の野心を描いた本作において、ナイトシティでは金さえあればどちらも手に入れることができるが、一寸先は夢幻。まさに「どう生きるかではなく、どう死ぬか」を体現した街。破滅に向けて振り返ることのできない「ならず者」たちの美学が、長寿大国の日本に生きる我々の価値観に突き刺さる。共感ではなく理解してあげることができなければこのナイトシティと付き合っていくことは難しいだろう。

個人的評価:★★★★☆(4.0点)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

80.4 2 仲間アニメランキング2位
異世界の聖機師物語(OVA)

2009年5月22日
★★★★☆ 3.8 (1360)
8346人が棚に入れました
異世界の聖機師物語 1 [DVD] 「ジェミナー」には地球同様、多くの国々があり、互いに覇権を巡り争いが絶えなかった。当然、兵器にも亜法の技術が使われていたが、その主力は、古代遺跡で発見された「聖機神」と呼ばれる巨人体の複製、「聖機人」である。だが「聖機人」に搭載されている高出力亜法動力炉には、回転時に脳生理機能を阻害する、特殊な振動波を出す大きな欠点があった―――「聖機師」とはこの振動波に高い耐性を示す者の事であり、より高い耐性を示したのは、召還された異世界人であった……。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

常軌を逸したハーレムアニメ。ただし、主人公はそんな気全くありません。

地球(異世界)から召喚された万能主人公剣士を巡るドタバタハーレムロボットアニメ。

主人公剣士の強さとモテ具合は常軌を逸しています。
前半はほとんど鬼ごっこ状態で、終盤に物語が動き始めます。

世界設定は緻密かつ面白いです。
また物語もなかなか凝った作りです。

我儘で自信過剰なラシャラ様と超恥ずかしがり屋のユキネさんが笑える性格。
そして、めずらしく悪役のくぎゅ、明らかに似合わない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

YOSIMIX さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外とおもしろい!

私も皆さんのレビューを見て初めて知った作品でしたあらす
じやストーリー性などにこだわる事無く、一度は見ておいて
『 損 』はない作品だと思いますよ。

ハーレム学園もの!?と思いつつもストーリー性は良く、
そこまで恋愛要素や馴れ合い要素が強くもなく、アクション
的な要素もバランス良く描かれていて、コメディー的な見か
たもできた色々な方向性から楽しめる作品でした。

確かに主人公最強であるものの、どことなくそれを許せてし
まう辺りが、自分も観ているうちにこの作品のファンになっ
ていたということだと思います。特に個性的なキャラ設定が
よく、観始めたころから比べて中盤辺りまでの間に、既にお
気に入りキャラ等もできつつあって個々の展開や動きも気に
なりつつ、次の流れを楽しみにする事が出来るという、連作
のもっとも確信的なものが備わった作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

タチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

感想

OVAなので1話が普通のアニメよりちょっと長いですが全体的にまとまっており、次の話が気になるとこでちゃんと終わって毎回次が楽しみでした。

すごいハーレムアニメなのでそういうのが好きな人は見といたほうがいい作品です。
でも、ハーレムとか関係なくストーリーもよく、普通に楽しめるアニメでした。

あと天地無用シリーズなのでそちらを先に見ておくとより楽しめると思います。
さりげなく釘宮さんもでてます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

74.4 3 仲間アニメランキング3位
IS アンコール“恋に焦がれる六重奏”(OVA)

2011年12月7日
★★★★☆ 3.8 (928)
5861人が棚に入れました
夏休み開幕!一夏とのひと夏の思い出を願う5人のヒロイン達が、一夏の家に大集合!また、篠ノ之神社の縁日では五反田蘭も再登場し、恋愛バトルの花火が打ち上がる!戦いの末、最後に一夏の隣に立つのは……?
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

はーれむあにめ総論 ②

はーれむあにめ総論 ① http://www.anikore.jp/review/96199/

この作品に関しては、30分に満たない1話だけなので、とっとと見て
「シャル最初だけかよ!なんで箒がメインなんだよ!」と時間を無駄
にすれば良い、よ。

あとは、タグにもある「き、来ちゃった」以外には特に書くことは
無いんで、ニコのIS関連の有名動画の紹介でもしときます。


検索 【ミラー】バナージがIS学園に入学するようです
再生数13万5千、マイリスト3100

検索 [MAD]インフィニット・ストラトス 小ネタ集 一夏もやっぱり男の子part2
再生数13万5千、マイリスト3700

検索 【インフィニット・ストラトス】Charurururururu!【シャルループ】
再生数19万、マイリスト6600

検索 IS 〈インフィニット・ストラトス〉 シャルロット・デュノア ニコニコ
再生数8万1千、マイリスト2600


◆ISの売れた理由
{netabare}
検索 インフィニット・ストラトス、売り上げ3万の理由:戦闘美少女とハーレムもの

--- 主な流れ ---
オタキングの「ストーリーないのにやたら設定だけ過剰でしょ」と
言う箇所に注目。MS少女は単に表層があるだけの遊びだから、スト
ーリーが存在するわけが無い。武装神姫にもストーリーは無い。
ストパンですら、最初はストーリーがなかった
     ↓
メカ少女にストーリーが付き始めたのはようやく最近こと。メカ少女
は殺傷性の高い武器を全身にまとっているのが必然のキャラクターな
のだから、物語は必然的に戦争方面

稀代の紳士用アニメであるストパンでさえも、その背景にはネウロイ
との戦争という重苦しい状況
     ↓
ここに来て、ISではメカ少女に必須だった戦争要素がほとんど抜け
去った。何しろ、兵器としてのISには敵がいない。無敵である

戦闘性の分離で戦闘少年を登場させ、最強兵器IS設定で戦争くささ
を消して、ハーレム展開にした物語がインフィニット・ストラトス
     ↓
「メカ少女との恋愛物を楽しみたい!でもハードルが高すぎるよ!」
という不満をインフィニット・ストラトスは見事に解消、メカ少女と
のハーレムものという新展開を見せつけ、こうしてISの人気が高まり、
BD・DVDが初動合算3万枚も売れた
---

いかにも「それっぽい話」だが、そんな事は本質的な理由ではない。


検索 ISがウケた理由

---
5:作画って大事だわ
6:シャルルがかわいかったから
8:倉嶋の作画 そんだけ
18:マジでシャル一人でここまで伸ばしたと思う
23:大正義倉嶋
34: >>23 本当にこれにつきる
41:シャルが引っ張って セシリアが押して あとは乗っかってただけ
44:セシリア・オルコットってキャラが可愛いと思いますわ
46:>>41シャル出る前ってそこまで話題になってないし
223:シャル出てからの伸びがやばかった
228:やっぱりラウラがナンバーワン!
309: 日笠、下田、ゆかな、まりーな、花澤。 大正義ですわ
---

これが本質。

あとは、強いて言うなら

---
13:ストレス要因を徹底的に排除したところ
半端にやると媚びただけに感じるけど
あそこまで徹底するともう素直に感心するわ

85:ど真ん中ストレートが逆に新鮮だった

219:箒、鈴音→初めからデレデレ
セシリア、ラウラ→戦ったら何故かデレデレ
シャル→速攻デレデレ 一夏→ホモ
ここまで潔い豚アニメもなかなか無い

247:ISはキャラを可愛く魅せる演出とテンポは良かったと思うわ
キャラデザだけ良くても駄目なもんは駄目なんやね

266:ISは中身が無くてキャラ人気が分散してて拮抗してる
声優・キャラデサ◎ 人気が出る理由も分からなくもないか?
---


このレビューも「それっぽいけど、本質からはズレた話」がメインに
なるので、その事はどうか忘れないで頂きたい。
{/netabare}


で、本題な訳ですが、①の方と違いハーレム作品を沢山見ている人
じゃないと内容がよく分からないだろうし、見ている人でも「全く共感
できねー、つまんねー」という事が往々にしてあり得る内容なる
と思うんで、

所詮は「にわかハーレムもの視聴者」の戯言、さらっと流して頂け
ればと思います。と、一応前置きしたところで、


◆ハーレムものとは?
{netabare}
Wikiのの説明によると、

一人の男性キャラクターに対し、数多くの女性キャラクターが恋愛
対象として対置されている設定のフィクション作品を指す。

・男性主人公は、性的に奥手な性格として描かれることが多いが、
 それは男性読者が主人公に同一化しやすいようにする為

・物語の伏線を単純化するため男性主人公には同性の友人が少ない
(皆無、または登場しない)という状況設定をすることが多い

・同様の理由により男性主人公は没個性的で受動的に描かれる傾向
 これは「空虚な中心」と表現されることがある。

ニコ大百科の方だと「イケメン」+「天然ジゴロ」+「朴念仁」が
男主人公のテンプレとされている。(※ISの一夏の項目より)
{/netabare}

◆参考にした資料(主に2chのスレのコピーサイト)
{netabare}
どうすりゃハーレムアニメって違和感ない感じになるの?
アニメは売上がイコール面白さなのか
らんま1/2ってハーレムものの原点じゃね?
納得のハーレムアニメベスト10を発表する
ハーレムアニメにありがちなこと一覧表作ろうずw
それって常識でしょ!?アニメの中の日本では常識な事
ハーレムものラノベって主人公に魅力がないと
ハーレム系アニメが嫌いな奴って主人公に嫉妬してるだけ
ハーレムアニメで主人公に自己投影する方法を教えろください
女性が主人公のハーレム系アニメってなんで流行らないの?
女「ハーレム系アニメとか好きな男って気持ち悪い」
鈍感主人公「ん? 何か言ったか?」
ハーレムアニメに大切なのってヒロイン達の可愛さより
最近のアニメの主人公に全く自己投影も共感も出来ないんだが
ハーレムが許される主人公といえば
ハーレムアニメの主人公で好感が持てるキャラ、ムカつくキャラ
ハーレムアニメの主人公がモテる理由って
インフィニット・ストラトス、売り上げ3万の理由
結局ISみたいなハーレムテンプレアニメが売れるんだ
化物語のBD+DVDが初動4万5千枚ほど売れた理由
何で無気力な主人公って多いの?
無気力系主人公のなにがいけないの?
無気力系主人公より、ゴクウ系主人公のほうがウザくね?
最近熱血系主人公のアニメがない
ヒロインが強気で主人公がヤレヤレ系のアニメが多すぎないか?
やれやれ系主人公って何で流行ったの?
やれやれ系主人公は廃れ、俺TUEEE系主人公の時代へ突入した模様
やれやれ系主人公が一番腹立つよな
熱血→ヤレヤレ→鈍感難聴→次に流行る主人公はどんなタイプ?
熱血主人公→ヘタレもやし主人公→次量産される主人公は?
アニメの主人公はどのタイプがいい?
やれやれ系主人公が嫌いならどんな主人公がいいんだよ
「やれやれ系主人公」が嫌いなのはわかったから
最近のアニメ・ラノベのヤレヤレ系流され系主人公のウザさは異常
「やれやれ系」以外に腹立つ主人公
ウザい主人公の特徴ってやれやれ系なんじゃなくて
よく嫌われているやれやれ系主人公についてなんだけどさ
主人公が努力したり失敗する姿を今のオタは嫌う
好感を持たれるアニメの男主人公像とは
好かれる主人公・ヒロインとは
お前らに好かれる男主人公っているの?
好感が持てる主人公、持てない主人公の違いとは?
アンチがいない主人公あげてけ
羽瀬川小鷹とかいうハーレム男
俺修羅とかいうハーレムアニメ
牧瀬紅莉栖は「どこにでもいるあざとい萌えキャラ」なのか
独断と偏見によるハーレムラブコメ・テンプレート
ハーレム系作品における矛盾
ダメクライマックス
ハーレムアニメの主人公について考察してみる
なぜアニオタは純愛ものよりもハーレムを好むのか
ハーレムアニメって何が面白いの?
ハーレムものに登場する鈍感主人公一覧
なんでラノベ主人公って鈍感な自称平凡な男ばっかなん?
いい加減鈍感主人公はやめろよ
今後のハーレムアニメに不要なもの
{/netabare}

【ハーレム要素の役割】

・ラブコメ ・萌え豚用アニメ 

◆ラブコメ
{netabare}
あにこれでざっと見た感じハーレムタグと最も重複しているタグ
がラブコメで、実際ハーレムアニメはほぼラブコメな気がするけど、
ハーレムもの⇔ラブコメは、自分の中では結構イメージが違う。

検索して見つけて来た古いテンプレ

ラブコメ → 本命は一人、最終回にヒロイン1人とくっつく
ハーレム → 一夫多妻制、最終回にヒロイン全員とくっつく

あにこれの成分タグランキング

1位 学園  2位 もっと評価されるべき  3位 ラブコメ
4位 恋愛  5位 バトル  6位 ハーレム 7位 泣ける


・ラブコメ
恋愛要素が強い、お涙頂戴もある、もっと評価されるべきタグとも
重複、ヒロインが「嫌な怒り方」をする場合もある、複数ヒロインが
存在し、かつ恋愛が進展する系統は視聴後の後味が悪い事も。

・ハーレム
話が軽い、女が皆チョロい、どちらかと言えばもっと評価されない
べきタグと重複、お涙頂戴とは無縁、ヒロイン達が恋愛絡みでは誰
も不幸にならない(あるいは不幸に気付かない)


ラブコメ要素「もある」作品なら嫌いじゃないけど、ラブコメが
主軸でラブ>コメな類の作品は、何が楽しいのか全く理解できない
し、それっぽいのは敬遠してるんで特に書く事は無いです。

永久にバカをやってる作品なら良いけど、コメかと思ってたら話が
重かった、とか凄い嫌。萌えよりもお涙頂戴に「あざとさ」を感じる
事が多いせいで、それで見る気が失せる事も。


アニメ作品A
 [学園 もっと評価されるべき ラブコメ 恋愛 泣ける]

アニメ作品B
 [学園 もっと評価されないべき ハーレム バトル]

どっちに手を出したくなるかというと、B。
{/netabare}

◆萌え豚用アニメ
{netabare}
・萌え豚とは?

アニメ等の美少女を題材としたコンテンツに対して高いロイヤルティ
を持つ消費者に対する蔑称

作品の内容を重視することなく、萌えるキャラクターや萌えるシーン
だけがあれば良いとし、製作側が萌えを狙って作り出したそれらに
盲目的に食いつく様を侮蔑的、自虐的にとらえた言葉だが、最近では
自ら萌え豚である事を肯定する層も多い。

蔑称としての「萌え豚」呼ばわりが発生した時期は2005~2006年頃と
されているが、2011年のアニメ作品『IS(インフィニット・ストラト
ス)』をきっかけに、「ブヒる」という動詞も含めて後者の意味で
爆発的に広まった。(※ニコ大百科より)


で、ハーレムアニメ⇒萌え豚アニメなのは一部の例外(こいこい7
とか)を除きほぼ確定な訳だが、=では無い訳で、


・ハーレムアニメ≠萌豚用アニメ

単に「萌え豚用のアニメ」、というだけなら

検索 萌え豚用アニメ教えてくれ

上から、ストパン、ゆりるり、みつどもえ、みなみけ、けいおん、
電磁砲、らき☆すたと並んでいるが、つまり男主人公なんて不要と
する人間も多く、

検索 萌えアニメの男主人公いらない奴集まれ

自分としても男主人公なんていらん(キモく無いならいても良い)
派で、「萌えアニメなんて女だけで良くね?百合で良くね?」とは
よく思っており、実際そういう作品は増えている訳で・・

女が沢山出ていて何か面白い事をしている、という事が重要なので
あって、恋愛的な要素は百合で補えば良いし、主人公に好意が集中
する必要性は特に感じない。


・百合アニメ

という発想から百合アニメも漁ってみた訳だが、ハーレムもの以上
にハズレが多く、内容が青臭い、ガチ過ぎ、文芸的過ぎで、とても
見てられない。

今までの視聴経験から想像していたノリ
黒子「おねぇさまー!」 咲「原村さん!」 幸子様「ごきげんよう」
とは全然違う。

笑いや萌え用だったり、ネタっ気があれば良い訳だが、百合キャラ
や百合ネタと百合アニメは別種なわけで、マリみてから更に進んだ
段階のガチ百合を主軸に作られている作品はホント辛い。

かといって、萌え系で内容が軽そうなのはロリ王国過ぎて手を出す
気にはなれず、ストパンを入り口に結構数見たものの、新しく見た
百合物で面白かったのは まりあ†ほりっく だけ。

超電磁砲や咲は好きで見てたし、特に咲は阿知賀編やMAD含め過去
に何度も見たけど、作画にロリっ気あるのがやや気に食わない訳で、

検索 【MAD】山百合会で雀卓を囲んだ祐巳様が役満を和了られたようです。

いつかこういう作品が出てくれる事を心から願っている。


・視聴者の好みと原作、制作側の頭の中のズレ

アニメDVD・BD売り上げ一覧表まとめWiki
http://www38.atwiki.jp/uri-archive/pages/138.html

○2008年TVアニメ 上位作品ランキング
(秋) 52,016 ウサビッチ シーズン3
(春) 46,147 マクロスF
(春) 42,690 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 あにこれ3位
(秋) 34,601 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン
(春) 34,274 ファイアボール

○2009年TVアニメ 上位作品ランキング
(夏) 78,671 化物語  【ハーレム】 あにこれ6位
(春) 43,883 けいおん!  【女だけ】
(秋) 24,495 とある科学の超電磁砲 【女だけ】
(春) 19,602 涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション) 【ハーレム?】
(春) 12,326 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

○2010年TVアニメ 上位作品ランキング
(春) 39,385 けいおん!! 【女だけ】
(春) 34,108 Angel Beats!
(秋) 23,888 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 【ハーレム】
(冬) 18,311 デュラララ!!
(春) 17,695 WORKING!!

○2011年TVアニメ 上位作品ランキング
(冬) 71,056 魔法少女まどか☆マギカ 【女だけ】
(秋) 52,133 Fate/Zero
(春) 44,544 ウサビッチ シーズン4
(冬) 33,813 IS <インフィニット・ストラトス> 【ハーレム】
(春) 31,524 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

○2012年TVアニメ 上位作品ランキング
(冬) 60,580 偽物語  【ハーレム】
(春) 45,804 Fate/Zero 2ndシーズン
(夏) 37,260 ソードアート・オンライン (6巻/9巻) 【ハーレム?】
(秋) 32,042 ガールズ&パンツァー (3巻/6巻) 【女だけ】
(春) 24,403 黒子のバスケ


そして、はーれむあにめ総論①でも貼ったけど

http://anime.biglobe.ne.jp/userranking/title/39796/
飽きてきたなぁ~と思うアニメのジャンル  5988票

1位 ハーレムもの 691票
2位 妹系アニメ 516票
3位 声優が豪華で絵は綺麗だけど中身がスカスカなアニメ  385票


視聴者の好みは分化しているのに、ハーレム系や妹系に頼る事が
多過ぎるから飽きられてるんだろうし、つまり実際売れた作品から
ハーレム要素と妹要素を取っ払ってしまえば良いのではないか

(中身スカスカは修正が一番難しいだろうから、スルー)

日常、バトル、オタ女、厨二、百合、軍事。このあたりを組み合わ
せて美女、美少女を沢山出せば売れるはず。・・知らんけど


・化物語、偽物語

今回売り上げ調べて「こんな売れたのかよw」と、思いっきり意外
だった訳だが、そういやあらららぎ君のキモい、痛い部分だけ変に
パクったような主人公のアニメが結構ある気がするんだけど、

あららららぎ君の変態ネタは「画面に手を突っ込む」ような視聴者
的な視点でやる事がほとんどで、話がダレて来た頃に、メリハリを
付ける為に入浴シーンを強引に入れる、と似たようなもの。

①で挙げたこいこい7と同様に、萌えシーンや話の展開そのものを
ネタにする事もある訳で、ニコMADにも近い。この場面で~な行動、
~なリアクション取ったら笑える、をそのままやってる。

なんというか立体的な構造、視聴者と制作の距離が近くないと成立
しない類。銀魂の銀時もたまに「自分が主人公」と認識してる台詞
を吐くことがあった気がするけど、

(寝転がりながらジャンプを読んで、「最近は主人公でも~~な
のか、俺も気をつけないとな」みたいな。メタ視点とかいう言葉
で言われる事も)

あれも立体的な構造で、制作と視聴者の距離感が重要。基本的には
知名度がある作品かつ「公式(原作と制作の両方)が病気」で初めて
成立する気がするんで、ハードルは高い。

検索 『まどか☆マギカMAD』 シャフト公式でやりやがったww

主人公がキモい、痛い事をする部分だけを無理にパクっても作品が
寒くなるだけのよーな・・。
{/netabare}

【ハーレムアニメの主人公の役割】

・舞台装置 (・自己投影)

◆舞台装置
{netabare}
ハーレムもののメインコンテンツはヒロイン。主人公は主役では
なく脇役、萌えシーンを成立させる為の舞台装置であって、主人公
に与えらた最も重要な役割とは「ヒロイン達の魅力を引き出す事」

ヒロイン達を怒らせる、デレさせる、ヤキモキとさせる、時には
泣かせ、時にはラッキースケベを起こして、そして『顔を真っ赤に
させる』

高性能な舞台装置はシリアスや夫婦漫才をこなし、引く相手には
積極的に押す、肉食系は軽くあしらう、自らがデレて萌えキャラと
化す、等の器用な事も可能な訳だが・・


・基本、男性主人公は「没個性的」であるべき

舞台映えしない主人公は脇役に徹していた方が良い、視聴者に好か
れる必要は無い、重要なのは「激しく嫌われない事」

結構検索をかけて調べたのだが、ハーレム作品を主人公キメェww
で切る人は自分を含めてかなり多いし、キモい率が異常に高い。

かといって「キモい方が売れるのか?」というと、人気作品を見る
限りそんな事も無い。

検索 ダメ主人公総合スレ
検索 三大ヘタレ主人公

アニメ以外はよく知らないし、キモいとはやや路線がズレるけど、
ダメ主人公を不快に感じる人は多い訳で、たとえ原作でダメ主人公
でも控えめに、無難に、目立たなくするのが良い気がする。

後半に良いヒロインが控えてても、それ以前に切られたら何の意味
も無い訳で・・。


・舞台装置の多様化

何よりヒロインの高性能化。主人公が普通という枠組み中で行動
しても対応が可能に⇒マッチを擦った程度でも大発火するタイプの
増加、具体的にはISのヒロイン達や御坂とか。

舞台装置、夫婦漫才を「女にやらせる」という手法、具体的には電磁
砲の黒子(夫婦漫才、変態行為)や、はがないの夜空(外道行為)等。

あとは自動発火系、常にほのかに顔が赤い、勝手に妄想して勝手に
爆発、普通の範囲内の行動に何故か「変態」を連呼、とか。

主人公が頑張る必要性は日に日に無くなって来ている。


・性的に奥手な性格 (Wikiの説明で男主人公のテンプレの一つ)

性的に奥手というのは、行動や思考が消極的な事を意味しない。
クソ鈍いという事以外は、萌えシーンを量産するためにも積極性
があった方が良い。

反応はヒロインの方でいくらでも調節可能だし、ベタで良いから
接近する、誘う、相談する、褒める、思わせぶりな台詞を吐く。

問題は「イケメンじゃないと違和感がある台詞」も多々あるので、
やはりハーレムものの主人公はイケメンの必要がある気がする。


・「中心」はブレてはいけない。

うろたえて絵になるのはヒロイン、やきもきして絵になるのも
ヒロイン。痛い行動、キモい行動をして絵になるのもヒロイン。

主人公が必要以上にうろたえたり、しつこく悩んだり、過ぎた事
を引きずるのは時間の無駄。淡々と怒らせる、淡々とデレさせる、
淡々とヤキモキさせる。

IS横で流しながら書いてるけど、一夏はまさに理想系。環境以外
は割とノーマルだった気がしてたけど、この鈍さはパネェ。フル
メタの宗介並に頭がおかしい。

よく男主人公が登場してきたヒロインに対して「可愛い、綺麗、
美人だ」的な感想を脳内で漏らす事がよくあるけど、そんなのは
作画と声優で表現すれば良い事で、

男主人公がヒロインを美女、美少女として特別扱いしてしまうと
作中で可能な萌えシーンの幅が狭まる気がする。

一夏の無意識的なデレスイッチの押しっぷり、あとは上条くんと
御坂のやり取りが思い浮かんだけど、主人公は絶対素っ気無い方
が良い。

検索 上条さんx美琴を時系列順にまとめてみた

ヒロインが最も映えるシーンの一つが「顔を真っ赤にして空回り」
これは間違い無いと思う。


・主人公のモテ具合の妥当性

過去にゼロ魔のレビュー http://www.anikore.jp/review/99653/
に色々と書いたけど、それについて考えさせられるのが

検索 ハーレム系アニメが嫌いな最大の理由「主人公がモテる理由が謎」

スレタイ的にアンチが多いとは思うけど、やはり気にしている人
は多いっぽい。

IS一夏への反感に驚いた訳だが、内面的に普通かつ一番自然に
モテているタイプのはず。女しかいない環境にあんなイケメンが
放り込まれたら、モテざるを得ない。

ヒロイン以外の女からもキャーキャー言われるような奴、あるい
は状況じゃない限り、美女、美少女のハーレムなんて不可能なん
で、むしろそうじゃない作品(=ヒロイン達から「のみ」好かれ
る)にはかなり違和感がある。

女だらけの環境に主人公を放り込むというのは鉄板、テンプレっ
ぽいけど、違和感の点から考えると「無理に変なモテ方させるより
はずっと良いんじゃね?」と。

問題は、主人公への好感や嫌感、つまりは「コイツがモテるのは
ムカつく」的な感情で見る人がかなりいるっぽいんで、妥当にモテ
たところで反感は持たれるという事。


だから男主人公とか必要無いんだよ!と、結局はそこに落ち着く。
{/netabare}

(◆自己投影)
{netabare}
()を付けた理由としては、舞台装置>>>>自己投影、そして
ハーレムものの失敗作の多くは「主人公の内面のみ」にこの役割を
押し付け過ぎた結果の気がする。

・自己投影、感情移入

---
自己投影:相手は自分の立場と同じだと感じて同情する意味。自己
投影はそこに自分と似た境遇や考え方がある相手に行いますが、
感情移入は自分とは違うものに対して行います。長年使いこんだ道具
に愛着がわくのは感情移入ですが自己投影ではありません。

感情移入:ごく一般的な、よくある「感情移入」とはフィクション・
ノンフィクションを問わず、ある作品のの世界(映画、演劇、小説、
ルポルタージュなど)の登場人物に、自分の気持ちを重ね合わせ、
その人物=自分だ、という気分になり、

あたかも、自分がそのストーリーの中で生きているように思えること。
感情移入は、その人物に自分との共通点を見出した場合や、強い憧れ
を感じている場合に、よく起こります。(※Yahoo!知恵袋より)
---

自分が書いた他のレビューもいくつか読んで貰えていれば分かると
思うのだが、ぶっちゃけ自己投影とか感情移入とか、理屈はともかく
感覚としてはあまりよく分からない。


主人公に対して自己投影、感情移入したなーと自覚あるのは、

だって、デスノート欲しいだろ http://www.anikore.jp/review/93754/
要約:ライトは感情が表に出ない、ボロを出さない(普通のアニメ
の主人公は感情が行動に出過ぎ、勢いでドラマチックな事をし過ぎ)
のがリアルで感情移入しやすい。

多分ライト君だけのよーな。


あとは作品に呑まれたような記憶があるやつを、ざっと挙げると
星界の紋章、MONSTER、クレイモア、伝勇伝

MONSTERとクレイモアは作品内に引っ張るような魔力があったとし
か言えないけど、

伝勇伝に関しては、主人公に激しくイラついた記憶があって「能力
だけ寄越して俺に代われ、お前は死んで良い」と心底思った記憶が
あるんで、やはり相当のめり込んでいたのかと。


で、何が言いたいのかというと

星界:アーヴの王女に出会い小洒落た会話をしつつ、小型の宇宙船
に乗り込んで二人で旅立つ

伝勇伝:ファンタジーの世界で金髪の頼れる美少女と、厨二魔法
が使える状態で二人旅

この辺りのやや病的なロマンチスト的憧れが、話に没頭する理由
になったんだと思うけど、つまり主人公とかあまり関係ない。

状況に対しての強い憧れがあれば、勝手に話に入り込む。


・自己投影じゃなく好みの問題のよーな

よくいる主人公のタイプ

優秀+異能、優秀+欠点、平凡+異能、平凡、平凡+欠点
ダメ人間+異能、ダメ人間、 こんなもんかな

「主人公は平凡、あるいはダメ人間にしないと読者、視聴者の多く
が自己投影出来ないから・・」という説が根強いみたいだけど、

---
http://ninja884.blog37.fc2.com/blog-entry-9.htmlより
実際こういうアニメが嫌いという人の話を聞くと、その理由として
「自分と大してスペック(顔の造形や能力)が変わらないようなダメ
人間が、大した理由もなくモテまくるのが気に入らない」という意見
が大勢を占めます。
---

といった弊害もあるようで、大量に2chのスレを見た感想としても
「結局どのタイプでもそれなりに嫌われる」、単に好みの問題。


個人的な好みで言えば優秀+異能、純正のハーレムものだと中々
いない。ハーレム要素もある作品の中だとコードギアスとか、とい
うか、ルルーシュ程に目の毒にならないハーレム主人公はいない。

大体ルルーシュの方が狼狽えたり、顔真っ赤にしても少し嬉しい訳
で、・・なんであの系統あまり出て来ないんだろ。

「イケメンの完璧超人がモテるの見て嬉しい奴いないだろ?」的な
話が資料として見たスレで結構あった気がするけど、変な奴がモテ
て違和感あるよりもずっと良い気が。イケメンで優秀だからこそ絵
になる事、笑える事は結構ある。

あとは話の目的をハーレム以外にすれば良い訳で、ヒロイン達は主
に足引っ張る方に回せば良い。ここまで読むような強者が、コード
ギアスを見てない事は無いと思うけど、一応 {netabare}

コードギアスをハーレム物と捉えた場合、ルルーシュに好意持って
たのは多分C.C、カレン、シャーリー、会長、ロロ(ウホ)、カグヤ。
そしてルルーシュの本命はナナリー(妹) 何気にカオスな構造

他使えそうなのはユーフェミア、ヴィレッタ、コーネリア、セシル、
アーニャ、スザク(ウホ)、咲世子(要:キャラデザ改善)


昔見てハマったMADが消えてて、変態っぽいのしかなかったけど、

検索 コードギ/ア/スのムラムラするシーン集【破】

脚本変えたらISと戦えそうな気配すらする。最近の寸胴ヒロインに
比べて皆スタイルが異常に良くて、カレンとかシャーリーはウザい
だけだと思ってたけど、全然そんな事ねー。
{/netabare}

・主人公鈍感の必要性

ハーレムものの主人公の「鈍感」って要素が、調べる限りじゃ多分
一番反感買う原因になってるけど、ルルーシュ系ならそれもクリア
出来る訳で、主人公は別の事に忙しい、モテてている自覚はあって
もそんな事をしている暇はない、あるいは重度のシスコン。

「恋愛には受け身、巻き込まれ型」でも、他は主体性や男気、積極
性があった方が良いし、ただそれは「モテる理由」とは別で設定した
方が新鮮に、つまり

人(美少女)助け:上条君、ありゃりゃぎさん失礼噛みまみた

この系統は主人公が舞台映えするけど、同時に飽きられてもいる。


・結局、主人公はどうすりゃ良いのか

1.ドラクエ的主人公
ゲームの主人公は嫌われようが無い。超無難な台詞や行動ばかり
にして、あとは高性能化したヒロインの方で調整。とはいえ、これの
行き着く先は主人公いらん、女だらけ+百合でOK の路線。

心理描写は極力抑え、余計な欲(凝った設定)は持たず、没個性的、
受動的、イケメン、天然ジゴロ、朴念仁のテンプレのみ突っ込んで、
その上で舞台装置としての役割に徹する ⇒ ISの一夏

彼を嫌うという事はテンプレそのものの否定か、もしくはヒロイン
達に魅力があり過ぎた、という事だと思う。

2.川平慶太(いぬかみ)
諸星あたる、冴羽リョウの後継者的な。とはいえ肉食系の主人公は
調整をミスると寒くなる気がする。最近の作品で一つあって、その
作品好きな人多いっぽいから名前出さないけど、寒いよアレは・・。

作品がマイナー気味だし、作画や話の自体は微妙かつ見る人選ぶ
気がするけど、主人公だけ抜き出したら実にレベルが高い。アンチ
は相当少ないはず、憎めない嫌いになれない系。

3.吉井明久(バカテス)
昔のハーレムものだと「主人公=のび太 ヒロイン達=ドラえもん」
的な作品結構あるけど、それの現代版みたいな。多分こいつも相当
アンチは少ないと思う。自虐ネタを明るく手軽に出来るのは強み。

4.相良宗介(フルメタ、ふもっふの方のキャラで)
鈍感さ自体が笑える、場合によっては腹筋崩壊に繋がるという脅威
のスペック。言い寄られて狼狽えても絵になる。問題ない

5.ルルーシュ
アンチ大量発生覚悟の冒険。ハーレムものにするなら、話の目的を
デートアライブ方面に持っていく必要があるし、相当技量が無いと
書けない気がするけど、面白い気がする。
{/netabare}


◆作品全体の好感度を上げるには
{netabare}
主人公のスペックに拘るより多分簡単。最近ではそういう点がよく
出来ている作品、悪く言えば「あざとい作品」が増えた気がする。

そんな訳で、作品全体の好感度を上げる方法(ハーレムもの以外に
も多分共通)について


・話を面白くする
単純にして一番難しい。そして話が面白くなるとハーレムものと
いうジャンルから抜け出る気がする。


・最初はストーリーで押す
初っ端に妹や幼馴染がベットに乗って来る系は、ある意味真っ向
勝負で清々しいと最近では思っているが、即切る理由になりやすい。
というか、最近まで即切ってた。


・言葉遣いを合わせる
主人公が最強だろうと超ダメ人間だろうと、普段使っているやや
崩れ気味の話し言葉を使われると嫌いにくい。何を語っているか?
より、どんな言葉でどんな感じに語るのか?が重要な気が。


・動きを合わせる
主人公の動きを自然にする。上条君とか銀魂の平時の銀時とかが
近かった記憶がある。例が思い浮かばなかったんで、とある1話を
見てみたけど、布団を持って足で窓を開ける動作とか。

検索 メラビアンの法則 wiki

これの俗流解釈の方で

対面の人物を認識する割合は「見た目/表情/しぐさ/視線等」の
視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の
聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等」の言語情報
が7%( weblio辞書 より)

つまり、自己投影(自分と似た境遇や考え方がある相手に~)や
感情移入(自分との共通点を見出した場合)も多分そうなのかなと。


・コメディ、バトル以外の味付け
化物語が微妙なホラーで味付けしてるけど、そういう系統はもっと
増えても良い気がする。作品全体が暗めになると、エロさが増す。


・別世界から好感度引き継ぎ
はたらく魔王さまはすげーあざといと思った。幼馴染⇒勇者みたい
なのが新鮮。あとは三国戦国系とか、元々、多くの視聴者に馴染み
のあるキャラってだけで、初期にある程度好感度を持たせれる。


・逆に別世界にすっ飛ばす
SAOみたいなのは絶対売れる。あとは戦国系三国系にすっ飛ばす、
そうするとその手のファンから予め好感度がある。とはいえ、学園
以外を舞台にすると、話書ける人が限られるだろうけど。


・ヒロインの現代風カスタマイズ
オタや厨二を美少女に押し付けるの妙に流行ってるっぽいけど、
個人的には微妙かも。あざとすぎて逆に引く。シュタゲの紅莉栖が
ギリギリの線。


ヒロインについては書きたいこと結構あるけど、既にバカみたいな
時間使ってるんで、そろそろまとめる。
{/netabare}

◆穴だらけの夢物語、ハーレム
{netabare}
T.M.Revolution LEVEL 4 歌詞 (凄い古いけど) の一部

ハーレムを作りたいとか そーいや昔 思ってたっけな

多分「バケツでプリン食べたい」と性質的には同じ。女性という
生き物を歪んだフィルターで認識している頃の思春期の男子の夢。
少しモテるのではなく、モテて、モテて、モテまくりたい。

大人になってから知ったのだが、女性でもそういう願望があったと
いう人は結構いるらしく、「お前がかよww」的な暴露話を聞くと、
思春期の脳内なんて男も女も大して変わらんな、とも思う訳だが、

いずれにせよ、バケツプリン同様に「バカな事を考えてたな」と
冷める時期が来る訳で、異性からの好意を全て+と捉え、それに
伴う様々な対価、リスクが考慮できないのは若さ故の事。

一番の恐怖は、好意を寄せて来る女同士に接点がある事。そんな
怖ぇ話は無いですよ、本当に。セフレや愛人を沢山作るとは性質が
異なる、穴だらけの夢物語。

その「穴」がいかに見えないように、「夢物語」の「夢」をいかに
壊さないようにするか、つまり多数の好意から、本来生じるはずの
反作用的なものを、いかに出さないか、が鍵になると思う。


・ハーレムものは軽さが重要

多数の好意は色々と面倒な事象を引き起こす訳で、

検索 修羅場・ヤンデレ・ドロドロ ニコニコ

個人的には極端なのは開き直ってしまってOKだけど、地味なやつ
がホント無理。コメディだと思ってたのに状況が変化して、構図、
空気、女の嫌な面が急にリアルに見えて来るよーなやつ。

ニコの萌え豚の項目に、『ストーリーに「萌えを阻害しかねない」
シリアスな思考要素(燃える、泣ける、鬱など)を見るや否や作品
自体を否定』とあるけど、気持ちは分かる。

バトルが発展していく、ベタなところでヒロインの救出とか全員
でラスボス倒しますなら全然良いけど、恋愛感情が発展し過ぎたり
関係が特定の1人とに収束するのは、余計な事としか思えない。

お決まり展開、中身が無い、良いんだよそれで、最初から期待して
ない。良い夢なら二度寝、三度寝、四度寝と最終話まで引っ張れ
{/netabare}

◆ハーレムもので最も大切なもの
{netabare}
ヒロイン達のキャラデザ、声優

所詮はただの萌えアニメ。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本編より好きかもw

OVAとしてはよくできてる方なんじゃないかと思う。
何と言っても最初にシャル、セシリアを出してきたのがいいよね。
ISで特に人気キャラといえばおそらくこの二人でしょう。
このあたりとか見る人側の気持ち、OVAというものに何を求めているのかををよくわかっているような気がします。
話もOVAらしく特に本編に影響の無いラブコメ要素満載。

正直ISってアニメは最少からロボなんて出さないで、ずっとこんな感じでラブコメってればよかったんですよ。
中身のないバトルシーンを映されても正直時間の無駄ですし、もともとそういったハーレムアニメとして作ってたほうがおもしろかったと思うんですよね。
実際俺はこういった日常パートの話のほうが好きでした。
なので本編よりも物語の評価を上げときます(σ゚∀゚)σ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白かった!

前半と後半でそれぞれ違う話をするという2部構成で

前半、後半ともに良かったと思います。

前半は「来ちゃ・・・」から始まる感じでワンパターンかなと

思ったけれど、結局はそのようにはならず

そのあとの流れも面白かったと思います。

後半は前半で触れられていた話の先の物語で

いつもと違うような違わないような展開で

この感じが良かったと思います。

9/29 星評価変更(7/28より)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

79.5 4 仲間アニメランキング4位
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(OVA)

1989年3月25日
★★★★☆ 3.9 (771)
3594人が棚に入れました
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』は、ガンダムシリーズの1989年製作のOVA作品。一年戦争末期、地球連邦軍が新型ガンダムを開発しているという情報を掴んだジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス」は、機体を奪取すべく北極の連邦軍基地を襲撃する。しかし作戦は失敗、目標物は宇宙へと飛び立ってしまう。
その後、偶然入手した情報により、新型ガンダムが中立コロニーのサイド6に運び込まれていると知ったジオン軍はサイクロプス隊をサイド6に送り込み、再び新型ガンダムの奪取の任務に就かせるルビコン計画を発動するのだった…。
サイド6のリボーコロニーに住む小学生アルフレッド・イズルハ(アル)とサイド6に潜入したサイクロプス隊の新兵バーナード・ワイズマン(バーニィ)を軸に物語りは展開する。

声優・キャラクター
浪川大輔、辻谷耕史、林原めぐみ、鈴木健、丸尾知子、吉田小南美、秋元羊介、島田敏、島香裕、稲葉実、増岡弘、折笠愛、榊原良子

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

嘘だと言ってよ、バーニィ・・・(90点)

OVA作品。
全6話。

個人的満足点:90点
アニメ系統:ロボット

ガンダムシリーズの中では異色。
主人公がガンダムのパイロットではない。
主人公は一般人の子供アル。
アル目線でのサイドストーリー。

少年「アル」、ザクのパイロット「バーニィ」、ガンダムのテストパイロット「クリス」。
この3人を主軸とした物語。

ガンダムというだけで敬遠する方もいるかもしれないが
ガンダム本編を知らなくても十分楽しめる作品だと思う。
ロボット物苦手でも問題なし。
話も6話構成で短いので気軽に見れる。

6話に凝縮されたストーリーを堪能していただきたい。
切ない恋の物語を・・・
衝撃のラストに思わず涙が・・・

個人的にはガンダムシリーズの中でも1番好きかも。

嘘だと言ってよ、バーニィ・・・
そう言わずにはいられない。
そんなガンダム作品。

また、浪川さんがアル役をやっている。
当時12歳の浪川さんにも注目してほしい。

と結局のところ
何が言いたいかというと

ロボット物が苦手なあなたにこそ薦めたい

投稿 : 2024/11/23
♥ : 34

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

富野ガンダム以外では最高傑作。

ストーリーがやばい。
現代のガンダムも見習ってちょうだい。売れないか・・・

中立コロニーに住む少年とジオンのザクパイロットが主人公で条約違反を犯して中立地帯で製造中と噂される新型ガンダムを探すという物語。

戦争作品であるのだが、日常と非日常の狭間を描いており、重い内容と反して終止平和なBGMで淡々と物語がすすんでいく。

ガンダムらしくないのが特徴。監督が凄い嫌いだかららしい。
スタッフ的にも売り方的にもむしろパトレイバー。
ロボットプロレスはおまけで人間ドラマです。
サブタイなどから分かるように有名な小説たちのオマージュなのですが・・。

エンディングは語りつくされた名シーンですが最後のアルの友人の一言がマジですごい。あれだけで作品のすべてを表しているし、一流の傑作にしているかと。



投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

平成ガンダム世代に観て欲しい。

言わずと知れたガンダムシリーズですが、本作は戦闘シーンよりもヒューマンドラマ重視です。

主人公は戦争や兵器に漠然と憧れる少年。
しかし、少年が憧れる戦争も、銃も、格好良いデザインのMSも、戦場を駆けるエースパイロットも、すべては殺し殺される悲しい現実の一部なのです。

「もう戦わなくていいんだっ!」涙ながらに叫ぶ少年は、
凄惨な(そして皮肉な)戦争の現実を知ることになります。

ガンダムのみならず「戦争」を扱った作品としても、観て欲しい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

72.3 5 仲間アニメランキング5位
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)

2014年7月25日
★★★★☆ 4.0 (634)
3557人が棚に入れました
戦車を使った武芸“戦車道“の第63回戦車道全国高校生大会の優勝を目指す女子高生たちの活躍と奮闘を描いた人気アニメシリーズ“ガルパン“のの最新作が登場。テレビシリーズでは描かれなかった第2回戦の激闘のエピソードが描かれる。映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『侵略!?イカ娘』を手がける水島努が引き続き、監督を務めている。【7月5日より劇場上映・7月25日リリース】

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

突っ込みどころは色々あるけど、そんなの関係ない楽しさ。

今回の作品は正味38分弱のOVAで、2012年秋放送のTV版では瞬時に撃破されてしまった2回戦のアンツィオ戦を描いています。

7月5日劇場公開ですが、バンチャでも販売しているので、私はとりあえずそっちで視聴しました。

TV版ではボロ負けだったイタリア風味の陽気なアンツィオ高校に今回はちゃんと華を持たせています。
TV版が大好きだった人はきっと、今回も楽しめることでしょう。

今年末から来年初めにかけて公開予定の完全新作映画が楽しみです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これが日本のハイブリッドアニメなのです! Ver.1.1

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監督 - 水島 努
シリーズ構成 - 吉田 玲子
脚本・考証・スーパーバイザー - 鈴木 貴昭
キャラクター原案 - 島田 フミカネ
キャラクターデザイン/総作画監督 - 杉本 功
絵コンテ - カトキハジメ
ミリタリー監修 - 吉川和篤
キャラクター原案協力 - 野上 武志
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄小倉典子牧内ももこ鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至
モデリング原案 - Arkpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭生
音楽 - 浜口史郎
3DCGI - グラフィニカ
アニメーション制作 - アクタス
発売日 - 2014年7月25日
話数 - 全1話

(以上Wikipediaより引用)

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乙女達の戦車道を通して築かれる友情、 情熱、絆を
描いたガールズ&パンツァーのOVA作品。

戦車道全国大会の2回戦、アンツィオ高校との一戦が
今回も緻密な作画、かわいいキャラ、胸が熱くなる
セリフのオンパレードで描かれています。

主人公の女の子の通う大洗女子学園。
本編に続き魅力的な仲間達です。
対するアンツィオ高校。
大洗女子学園に勝るとも劣らない素敵なチーム。
だと思います…。

とにかく可愛いキャラ達が縦横無尽に駆け巡り、
セリフの言葉一つ一つに笑い、癒され胸が熱くなります。
私のこれまで視聴しましたOVA作品の中でもダントツの
面白さでした。

ただの萌え×戦車という物珍しいハイブリッドなアニメ
ではありません。

お話の中にリーダーとしてどうあるべきか、仲間を信頼
する大切さ、ライバル同士お互いを高め合う素晴らしさが
この作品でもさりげなく散りばめられていて視聴後の充実
感というか満足感が凄いです。

数々の試合の中でもアンツィオ戦は私も大好きなお話です。
(全部大好きなんですけれど…)
本編ではこのアンツィオ戦がカットされていますので、
本編視聴後是非ご覧下さい。

それでは一緒に「パンツァーフォー!」


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
{netabare}
毎回思うのですけれど、このガールズ&パンツァーを
視聴した後の一片の曇りもない爽快感というか充実感。
凄いですね。

そういう気持ちにさせるのもストーリー、音楽、作画の
バランスの素晴らしさもありますが、やっぱり魅力的な
キャラそしてセリフの素晴らしさがあると思います。

そんなガルパンを語る上でやっぱり欠かせないのが、
各キャラの魅力。

ここで突然私の好きなガルパンキャラランキングを発表
したいのですがなにせ数が多いので取り敢えず今回は
Best3まで発表します。
(っていきなりBest3です…)

ちなみにこのBest3は獲得票がかなりの僅差で私の中の
ガルパン評議委員会でも紛糾致しました。
いっぱい書きたいけどレビューが大変な事になるので
手短にいきますね。

では

第3位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第3位 {netabare}秋山優花里殿 {/netabare}
ガルパ二ストの間でもかなりの人気である彼女。
その戦車だけに限らずミリタリーに関する豊富な知識量
ミリオタ真っ青のキャラです。

最初は引っ込み思案で趣味のせいもあってかなかなか友達
がいなかったけどみほちゃん達と出会ってからその才能
が開花?
試合の時は戦術面でもみんなを助けてくれます。
中でも私が好きのは秋山殿の諜報活動。
今回のアンツィオ高校への潜入作戦も楽しかったです。
毎回、お着替えシーンをチラッと入れるところが憎い
ですね。
装填手としても有能で本編決勝一騎打ちのシーンで
車体がドリフトしてる最中にさらに時間短縮して装填する
なんて凄すぎます。
CV:中上育美さんのボーイッシュな声も素敵。

では第2位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第2位 {netabare}西住みほちゃん{/netabare}
押しも押されもせぬあんこうチームのスーパーエースで
大洗女子学園の司令塔。
普段の恥ずかしがり屋さんででふわふわなキャラから
試合になると一変。
冷静、的確な指示でチームを勝利に導きます。

中でも私が凄いなぁって思うのがミスした仲間を責める
ことなくまず無事の確認と心のフォロー。
そして瞬時に全体の状況を把握した上での冷静な戦況分析
と細やかな指示。
そして最後に「それでは皆さん、健闘と幸運を祈ります。」
この言葉なんです!
この言葉が私は大好きです。
こんなリーダーに憧れます。
ついていきたいです。
頑張れます。

私はみぽりんのこのキャラの描き方がガルパン最大の
魅力の一つだと思います。
CV:渕上舞さんの可愛らしくて芯のある声も大好き。

では栄えある第1位の発表‼︎
ドンドン!パフパフ♪

第1位 {netabare} 冷泉麻子ちゃん{/netabare}
とにかく低血圧でいっつも寝てる印象が強いですけれど
冷静な操縦能力とおばあちゃん思いなところが大好きです。
成績も良くてクールなんですけれど、以外と悩み事とか
あったり凄く感情的になるギャップがいいですね。
ガルパンの色んなシーンで寝てますけれど。
みんながいるシーンではつい真っ先に麻子ちゃんを
探しちゃいます。
あっ、また寝てる!って。
今回冒頭のアンツィオ戦作戦会議でもいきなり寝てるし…
最初から麻子ちゃんに目がいっちゃいました。

操縦手としての魅力もたまりません。
本編決勝での「履帯切れるぞ。」からのドリフト!
手に汗握るシーンでした。

そど子ちゃんや沙織ちゃんとの絡みも大好き。

試合や練習終わった後の「お腹すいた〜」「アイス食べた
い〜」「えぇ〜」、セリフ極端に少ないんですけれど、
1つ1つが私の中でインパクト大でした。
CV:井口裕香さん大好きな声優さんなので嬉しいです。

という訳でガルパンキャラにランキングをつけるという
無謀な行為に出ましたが、本当みんな大好きです♡

今回のアンツィオ戦はチームとしてはウサギさんチーム、
アヒルさんチーム、カバさんチームが凄く印象に残ったかな。

特にウサギさんチームとアヒルさんチーム。
チーム内での会話がとても楽しかった。
ウサギさんチームこうやって決勝戦まで成長したんだなぁ
って思うと感慨深いものがありました。
アヒルさんチームはアンツィオ高校に負けない乗りと
勢いが凄く楽しかった。
「バレー部の時代きてるぜ‼︎」

カバさんチームは装填手のカエサルちゃんとアンツィオ
装填手のカルパッチョちゃんとの友情を交えたライバル
としての戦いが熱かったですね。
最後のカバさんチームIII号突撃砲とアンツィオ高校M41型
セモヴェンテの肉弾戦、いやいやありえないからって
思いながらも凄かったです。
装填手同士の意地のぶつかり合い、力が入りました。
カルパッチョちゃんの装填する姿がかっこ良くて声優さん
が早見沙織さんていうのも素敵でした。

そんな熱い戦いが繰り広げられたアンツィオ戦。
私が今回MVPをあげたいのが

アンチョビ姉さんとアンツィオ高校のメンバー。

可愛くて気持ち良くて仲間思い。
ちょっとレディースの集まりみたいな感じもするけど…
乗りと勢いなら負けないアンツィオ高校の仲間に慕われ
いる姿がとても印象的なアンチョビ姉さん。
どんなに失敗しても一応は怒るけど、最後には身体の心配
をするんですね。ここはやっぱりみぽりんと一緒。
このメンバーをまとめる器の大きさが伺える素敵なキャラ
です。

そんなアンチョビ姉さんをサポートしている
(サポートしてるのかなぁ…)
CV33カルロ・ヴェローチェを駆る副隊長ペパロ二ちゃん。

もう私こういうキャラ大好きなんです!

能天気で無鉄砲、リーダーのためならどこまでも!
でも何かが抜けている…いいですね♡
そんなペパロ二ちゃんが率いるカルロ・ヴェローチェ隊。
凄いです!あの勢いと根性。
アヒルさんチームも唸らせる回転レシーブ!
アンチョビ姉さん曰くもうちょっと考える頭があれば
凄いチームになるんでしょうね。
私もカルロ・ヴェローチェ箱乗りしたいです!
ちっちゃくて可愛い♡
真面目に欲しくなっちゃいました^ ^

試合後の締め方もアンチョビ姉さんの胸が熱くなる言葉と
敵味方関係なく労うシーンにジーンと来ちゃいました。

今回も素敵な戦車道の精神、沢山感じさせて頂きました。
本編に劣らず素敵な作品。

本編決勝戦にアンツィオの姿が見えないと思ったら
こういうオチだったんですね。
アンツィオらしい…

秋の劇場版ますます楽しみです!




【主要登場人物・出演者】

《県立大洗女子学園》
☆あんこうチーム
(使用車輌:IV号戦車D型)
西住 みほ - (CV:渕上舞)
武部 沙織 - (CV:茅野愛衣)
五十鈴 華 - (CV:尾崎真実)
秋山 優花里 - (CV:中上育実)
冷泉 麻子 - (CV:井口裕香)

☆カメさんチーム(生徒会チーム)
(使用車輌:38(t)戦車B/C型)
角谷 杏 - (CV:福圓美里)
小山 柚子 - (CV:高橋美佳子)
河嶋 桃 - (CV:植田佳奈)

☆アヒルさんチーム(バレー部チーム)
(使用車輌:八九式中戦車甲型)
磯辺 典子 - (CV:菊地美香)
近藤 妙子 - (CV:吉岡麻耶)
河西 忍 - (CV:桐村まり)
佐々木 あけび - (CV:中村桜)

☆カバさんチーム(歴女チーム)
(使用車輌:III号突撃砲F型)
カエサル / 鈴木 貴子 - (CV:仙台エリ)
エルヴィン / 松本 里子 - (CV:森谷里美)
左衛門佐 / 杉山 清美 - (CV:井上優佳)
おりょう / 野上 武子 - (CV:大橋歩夕)

☆ウサギさんチーム(1年生チーム)
(使用車輌:M3中戦車 リー)
澤 梓 - (CV:竹内仁美)
山郷 あゆみ - (CV:中里望)
丸山 紗希 - (CV:小松未可子)
阪口 桂利奈 - (CV:多田このみ)
宇津木 優季 - (CV:山岡ゆり)
大野 あや - (CV:秋奈)


《アンツィオ高校》
(保有車輌:P40重戦車、セモベンテM41、カルロ・ヴェロー
チェCV33)

アンチョビ / 安斎 千代美 - 吉岡麻耶
カルパッチョ - 早見沙織
ペパロニ - 大地葉


【主題歌】

オープニングテーマ
「DreamRiser」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - rino / 編曲 - h-wonder /
歌 - ChouCho

エンディングテーマ
「Enter Enter MISSION!」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 矢吹香那、佐々木裕 / 編曲-佐々木裕
歌 - あんこうチーム
[西住みほ(渕上舞)、武部沙織(茅野愛衣)、
五十鈴華(尾崎真実)、秋山優花里(中上育実)、
冷泉麻子(井口裕香)]
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 50

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「じゃあⅣ号がぴよぴよねー」~観れば女子力が上がるというあのアニメが帰ってきた~さぁ諸君も一緒に、ドゥーチェ!ドゥーチェ!

2012年秋~冬期にかけて放送されたテレビシリーズ『ガルパン』
アクタス&グラフィニカという少数精鋭スタッフと多くの名キャストによって手掛けられ、一大戦車ブームと聖地巡礼ビジネス最大の成功を収めた傑作
テレビシリーズの第7話では詳細が描かれなかった戦車道全国高校生大会の2回戦を描きます
コミカライズ版やノベライズ版でこそ描写されていた「アンツィオ戦」でしたが、それらを全部無視しての初映像化、流石に気合が入ってます


本編は約40分
本当のところは30分で作るつもりだったのが予算と一緒に尺もオーバーしたらしいです
それもそのはず、本編は文字通り「アンツィオ戦」を描くため迫力満点の戦車戦がメインになっております
コンテと作画の一部はまさかのカトキハジメその人
脚本はテレビシリーズで軍事考証をしていた鈴木貴昭
作画の一部やイタリア軍に関するアドバイザーとしてイラストレーターにしてイタリア軍研究家の吉川和篤も参加
凄い、マニアがマニアを呼び、いつの間にやらテレビシリーズ以上の豪華スタッフに(笑)


キ○ガイみたいな戦車ヲタから毎度指摘されていたので今回新たに3DCGをモデリングすることになったイタリア戦車に関しては“装甲板のリベットの形、位置、数など全て実機を検証した上で制作”されてます
リベットの数まで数えるとは・・・ミリヲタ・・・恐るべし・・・(ゴクリ


テレビシリーズのDVD版では2.1chサラウンドでしたが今回せっかくの劇場上映が大前提ってことでセンタースピーカー+後方モノラルの追加で4.1chサラウンドにしたらしく、大気を切り裂くような砲撃の爆音や砲弾の通過音は凄まじい迫力ですb
これは是非劇場で堪能していただきたいですね
(特に練習試合での1500㍍離れたⅣ号とⅢ突の狙撃)


そんでもって肝心のお話
実質的に主人公は2人いると言っていいでしょう


1人はノリと勢い“だけ”のアンツィオを纏め上げる我らがドゥーチェ、アンチョビ
ひげさんのレビューでも指摘されてる通り、陽気で馬鹿っぽくキャラデザされたはずのアンチョビさんだったが、実際のところ動かしてみると無能な割りに血気盛んなまるでヤンキーみたいな部下達を束ねる姉御肌(ってゆーかお母さん)的なカリスマ隊長キャラに
劇中では日々大きく成長していく大洗女子に対して、ほとんどアンチョビの統率力だけで試合が成立しているという“真の弱小校アンツィオ”の奇跡は実にドラマティックです


そしてもう1人の主人公、カエサルさん
結局戦ってばっかなのか、ってーのもちょっと違くて、今回カバさんチームの装填手ことカエサルさんとアンツィオの副隊長、カルパッチョさんのアツい友情が描かれたのが一番のみどころかとオイラは思います
やったね仙台エリ、実質的に映画主演だよ
“Ⅲ突VSセモヴェンテ”・・・自走砲VS自走砲の一騎打ち・・・アツイwアツ過ぎるw
こういった風に戦争でなく、あくまでスポ根モノ感を出せるのがこの作品のイイところですね、ホント


ちなみに作中ではやたらイタリア料理が登場します
そう、この作品は【飯テロアニメ】なのです(笑)
特に「鉄板ナポリタン」にはヨダレががががが
空腹時の視聴はお気をつけ下さいませw


ラストは大洗女子VS黒森峰の決勝戦にて、「どうしてアンツィオだけが観戦に来てくれなかったのか?」という納得のオチ
どこをつまんでみても美味しい、、、いやいやw面白い1作に仕上がりましたね
拍手です

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

69.3 6 仲間アニメランキング6位
リトルバスターズ!EX(OVA)

2014年1月29日
★★★★☆ 4.0 (316)
2427人が棚に入れました
秘宝を探して迷宮を探索している理樹と沙耶は、地下5階に足を踏み入れた。
沙耶の正体は謎のままだったが、いつしか理樹は彼女を愛おしく思うように
なっていた。
だが、なんとなくいい雰囲気になったふたりの前に、巨大な動く石像が
立ちはだかる!
沙耶は銃を抜き、理樹は知恵を絞って攻略法を考える。
次々と出現するトラップ。
その先には一体何が待っているのだろうか?
最終決戦の場が近づきつつあった―――。
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

佐々美編完結 猫になった少女の話

あらすじ


ある日学校にノートを忘れた
主人公の直枝理樹が学校に入ると
学校で銃撃音を聞いた直後に
誰かに背後から組み伏せられてしまった

そして背後の相手から
「振り返らず走って正面の出入り口から出ろ」
といわれそのまま従う理樹
しかし銃声を聞き学校に戻ると
さっきの場所に生徒手帳が落ちていた

その生徒手帳には朱鷺戸沙耶と書かれていた
その娘に生徒手帳を返すと
朱鷺戸さんからメールで屋上に呼び出された
そして朱鷺戸さんに屋上から突き落とされるが
真人に助けられ九死に一生を得る

そしてそれからも沙耶に命を狙われ続ける
それを何とか逃げ切る理樹だったが
部屋に戻ると沙耶がいて
沙耶がスパイだということを聞かされ
沙耶から協力を求められる
闇の執行部という謎の影から
逃げるため理樹は沙耶と手を組むことを決める

そして沙耶と協力して隠された地下に行き
隠された秘宝を見つけるための冒険を始める



感想


あらすじというか1話まるごと紹介してしまったが
この地下の冒険というのが沙耶編の主な舞台である

これはリトルバスターズrefrainのDVD/BDに
特典としてついているOVAです

これが観たいがために
僕はBDを買いました!

内容構成は
沙耶編が4話、佐々美が2話、佳奈多が2話
だったと思います


(沙耶編)


これはちゃんと全部見れば
本編との関連性がわかると思う

だから1期と2期を見てから
見てほしいと思う
 
原作をやった時refrainの別れのシーン
以外で一番感動したのが沙耶編だったから
本当にアニメ化は期待してた♪


沙耶編は感動すると思うので
本当に見てほしいです
今のところ沙耶編は3話まで出ています

沙耶編のわからないところなどの
解説は4話すべて出たら書こうと思います


そして一つ言っておきたいのですが
AngelBeatsに似ていると感じる人がいると思いますが
作者は同じ麻枝さんな上に
沙耶編はAngelBeatsを作るきっかけになった物なので
パクリなどではないのでそこの所を理解してほしいです

沙耶編はあと1話なので楽しみです
物語もクライマックスで沙耶編の
真実がとうとう明らかになります



そしてついに4話が
放送というか発売されましたね

リトバスはどのキャラも
可愛くて好きなんですけど
沙耶が一番好きです♪

Key作品だと毎回言ってるんですが
音楽がやっぱり良いですね!
特に沙耶編のSaya's Songは良いですね♪


沙耶編は原作も長くて
まとめるのはとても大変だったと思うのに
結構うまくまとめていると思う
本当なら12話かかってもおかしくない話だと思う


ただ原作のほうがやっぱり
色々細かく描かれており
わかりやすいし感動も大きいので
アニメで興味を持ったら
原作もやってみてほしいと思う

リトルバスターズ!のゲームは
いろんな機種に移植してるので
ゲーム機持ってたらやってみてほしいですね


とりあえず4話で沙耶編は
終了ですがこれからも
佐々美と佳奈多の話があるので
そちらも楽しみです


そしてここからは
カットされてわかりにくい所を
僕なりに解説してみようと思います
これはネタバレになるんで隠しておきます
ちゃんと4話見てから見てください

{netabare} ~

解説といっても
原作でもちゃんと言ってるわけではないので
あくまで僕の考察として参考までに見てほしいです

まずRefrainの方でも
書いたのですが
この世界は人の思いで
できている世界だとゆうこと

そして主に世界を作っているのは
理樹と鈴を除く8人ですが
今回はその世界に
沙耶が紛れ込んでしまったというわけです

沙耶と言ってますが
4話で明かされいたように
本名は「あや」です

朱鷺戸沙耶というのは
彼女が現実世界で父親に連れられて
戦地を巡っていた時に
日本人ボランティアにもらった
って言ってましたが
ゲームだと確か日本人観光客が渡していたような?

そこはまぁ置いておくとして
そこでもらった本というのが
恭介も愛読してる「革命学園スクレボ」です!
多分設定とかはその本のマネをしていると思います
設定にそって完璧に振舞おうとしてますが
途中で天然で奇行に走ったり失敗してしまうのが
彼女の可愛いところであり本当の素の部分なんでしょうね

最初の理樹を殺そうとしてるシーンなんかも
ただ漫画どうりしてるだけで
本気で殺す気はないのです

アニメではわかりにくいですが
あの地下迷宮は沙耶が作ったものだと思います
原作だと最初の仕掛けなんかは
全部偽物で安全だったのですが
途中から本物になって驚くシーンなど
ヒントがあったんですがカットされてます

たぶん沙耶は恭介の計画になかった
イレギュラーな存在で
このままイレギュラーな彼女がいたら
この世界が崩壊するかもしれない・・・
だから恭介は闇の執行部
もとい時風瞬の役になって
沙耶をこの世界から出そうとします

沙耶は何度も死んでいて
何度もダンジョンを繰り返しているのですが
その仕掛け本物の罠は恭介が作っています
ダンジョンは沙耶が作った世界ですが
途中から恭介が明らかに介入しています

でも恭介も彼女が青春を
送ることができなかったのを
知っているので強制的に追い出すことを
しませんでした

わざと沙耶の遊びに付き合って
ラスボスとして立ちはだかったのでしょう
そして最後の彼女の望みも
受け入れたんでしょう


沙耶がなぜこの世界に入ることが
出来たのかこれも謎ですが
家が山奥にあり
沙耶が土砂崩れで死んだのですが
おそらく沙耶が死んだ場所が
理樹たちが死にかけた場所が同じだったから
と思います

死んだ沙耶はおそらく
捜索されたが見つからず
あの場所で生き埋めになったと思います
そして理樹たちが同じ場所で
死にかけてあの世界が作り出されたので
入ることができたのではないかと・・・

そしてなぜ「革命学園スクレボ」と
同じことをしようとしたのか?
それは遊ぶため、恋をするためでしょう
あやは友達も恋人も作れずに
死んでしまったから…

そしてなぜ理樹にしたのか?
これは現実の子供のころに
一緒に遊んでいたためらしい
その時に既に理樹に惹かれていたのでしょう


そしてここからは一番の謎
ラストのシーンの所ですね

まず、なんで沙耶が秘宝を「生物兵器」としたのか。
これは「終わらせるため」ですよね

沙耶自身この世界に居てはいけないと
理解していたのでしょう
でもゲームをクリアしないで投げ出したくはない
(求めていた青春を中途半端な形で終わらせたくはない。
 悔いを残したくない)ため、
途中で自害できない=最後の最後で死ぬために、
その決意が揺るがないために、
「生物兵器」にしたんだと思います。

結局、自害の道を辿るわけですが、
それはゲームをクリア(求めていた青春をやりきった)から
ではないでしょうか。
そのため、悔いを残さないため、理樹と遊んだり
恋をしたりしたんだと思います

そして、「死ぬ」ということは、
虚構世界を「抜け出す」ということです。
虚構世界で死んだ「沙耶」は「あや」になります。
そこに当然肉体は存在しない。
なぜなら、現実世界でも死んでしまっているから。

最後に恭介のいっていた「タイムマシン」とは。
これは、恭介の優しさではないでしょうか。
だからこそ、ただ死んでしまうのではなく、
可能性があるなら、という思いだったんではないでしょうか。
その可能性にかけて「タイムマシン」にしたんではないかな、と

正直、原作を見ている限りでは
沙耶は死んでしまったのでないかと思っていました
原作だとよりそれっぽい表現で描かれていましたし
それに沙耶自身も
「私と出会うルートはBADENDしかないの・・」
と言っていたので最後のシーンは
『沙耶が死ぬ間際に見た夢』
そうだったら良いなという
願いだったのではないかと・・・

だから恭介の言ったことは
その可能性もあるという
優しいウソだったのではないかと
理樹を思いやった言葉だと思っていましたが

アニメの演出をみると
もしかすると本当にタイムマシンにして
時を超えて戻ることが出来たのではないかとも
それは沙耶が元々時を超えて
この世界にやってきているので
そうゆう可能性もあるのではないかと・・・
なんでも出来る世界の話だから
もしかしたら本当に作ることが
出来たのかもしれない


どっちを信じるかは
あなた次第ですが
僕はどうせなら
ハッピーエンドだと信じたいですね
結局真相は明かされてませんし
どう解釈しても自由ですから

というわけで
沙耶編の解説は
一応終わりです

これでもわからなかったら
質問してください

{/netabare}


(佐々美編)


まずは本編の時から随分たつので
笹瀬川佐々美というキャラを
覚えて無い人もいるかもしれないので
紹介から書いてみようと思います


ソフトボール部のエースで4番バッター。
一方的に鈴をライバル視しているが、
鈴からは気に留められていないらしく片想い状態。

気位が高く、「〜ですわ」「ごきげんよう」などといった
お嬢様口調が特徴。いつも取り巻きを連れて行動している。
謙吾に憧れておりアプローチ中だが、
当人は彼女に苦手意識を持っている。

小毬のルームメイトであり、前年度は同じクラスで、
今でも「さーちゃん」と呼ばれている。
周りにはあまり知られないようにしているが、
小動物をかわいがっている。

しかし、猫(特に黒猫)は嫌いらしい。
なお、鈴の髪型が猫の尾をイメージして
デザインされていることとの対比で、
彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。
早口言葉のような名前のため、
鈴などによく名前を間違えられている
(佐々美自身も噛んでしまうことがある)



ここから
感想に戻りますが


2話では短くないか?
と思っていたが
元の本編も短めな為か
それほど違和感なく見れた

だがやはり色々な所が
カットされていた為
原作に比べ感動が薄くなっており
残念だった


真人のギャグシーンなんかも
カットされてて残念だった
結構面白くて好きだったんだが

それに佐々美の他のメンバーとの
会話とか可愛い姿とかも
あったんだけどな


あとは謙吾を好きになった理由が
明かされていたんですが
そこもカットされてましたね
結構重要なんですが
時間上仕方ないんですかね…


佐々美が1年の時
先輩にいじめられてユニフォームを
川に捨てられていたのだが
謙吾がそれを届けてくれて
それが理由で惚れるのだが

実はそれを見つけたのは理樹で
ずぶ濡れになりながら
拾い上げたのだが
濡れたまま渡すわけにいかず
着替えるというわけで
謙吾に代わりに届けてもらったのだ


だが原作だと告白シーンがよかったのに
それカットは無いでしょう・・・
あの演出でも分かるんだけどちょっとね・・・

佐々美は好きだからこそこの世界から理樹を帰そうとします。
そして好きだからこそこの世界に戻ってくる理樹。
なんだかんだ言ってアニメでも
このシーンとその後の猫とのシーンは感動した

でも猫の独白がないため
いまいち猫の考え感情が伝わらず
感動が弱くなっていると感じた


酷評気味になったんだが
アニメもそこまで悪くない
ただ原作が良いので
どうしても期待が大きくなってしまう
所為だからだと思う

なんだかんだ
言っても楽しめたし
良かった



ここからは
解説するほどじゃないが
一応説明を書いておきます

{netabare} ~

舞台は2学期の10月後半
本編が終わった後の話ですね
理樹たちが気付いた時には学校は虚構世界の中

それを作り出したのは
佐々美が昔飼っていた黒猫
昔、行方不明になってから
野良猫となりずっと何年もささみを探していた

ついにささみのいる学校に辿り着いた
そしてささみに気付いてもらうべく
ずっと後を着いて回った


そして猫は生き抜きある学校に辿り着きます。
そこで佐々美を見つける猫。でも気がつかない佐々美。
気付いていたかもしれないが
それを認めたくなかった
それは黒猫を残して来てしまった自分を
許せていなかったから
もう黒猫は過去の辛い出来事の象徴になっています



まず恭介は就職活動で居ないんですが
原作だと電話でなんとか
現実世界から連絡をとり
この世界の謎を解くヒントを与えていました

「誰かが見ている夢」が形になったような世界だと。
現実世界の恭介は「今は眠っているはず」と。
現実世界とは時間の流れが違い,実際には一晩の出来事なのか。
鈴と小鞠が夢の中で恭介にこの件を伝えています。
退場者が出るのは異変に気がつくものが出てくると,
世界が維持できなくなるからということです
猫一匹では世界を支えることができないということですね


アニメだとあっさり理解してたが
恭介たちの協力があって
始めて気づけたのだ


それに事情を話していない人も
いつの間にか消えていて
そこもあっさり進みましたが
実は謙吾以外は
すでに気づいて消えています

まず真人と小毬には
事情を説明したんですが
アニメだと真人に話してましたっけ?

それで小毬がいなくなった事で
鈴が心配して鈴にも話して消えていく


姉御は何も接触してないですが
いち早く気づいて
事情を察して消えています
姉御はさすがですね

美魚も影を見たときに
猫の影が濃いことに
気づいてそれで消えます

他のメンバーの所も
カットされていますが
クドとはるかには相談して
それで消えてしまいます

でも寿命が近づいたのか
世界を一人で支えられず
ルールがなくなり
モブのキャラなども
事情を話していないキャラ達も
ほとんど消えてしまい

理樹と佐々美と謙吾以外は
消えてしまう事になる

あとアニメで謙吾は
佐々美の言葉を
聞こえていましたが
原作は確か聞こえていなかったはず


それから黒猫がこの世界を創っていたことに気がつく理樹。
言葉では伝えられないので夢の断片的なイメージで
理樹にメッセージを送っていました。


猫はそれを佐々美に伝えたがっていましたが,
以前の辛い思い出からそれを拒否していました。
それで佐々美は猫に変身するようになっても
その理由に気がついていません。
代わりに猫からのメッセージを受け取る理樹。


そうこうしている内黒猫の寿命がきた
佐々美に気づいて欲しい,
その願いで死の間際にこの世界を創りだしていました。

猫が佐々美と一体化していたことは
美魚が指摘した濃い影に示されていました。
猫が送るメッセージを佐々美が拒否していたため,
それが近くにいた理樹に伝わることに。


しかし一人(一匹)で虚構世界を維持するのは難しい
だからどんどん退場させていった
だがそれも長くは持たず

最後についに猫と再会。
最後の別れの時
やっと黒猫と向き合えて
残された時間を昔のように遊んで過ごす

そして別れの時
猫の夢が叶うことによって
夢は醒め現実世界に
猫を自分の手で弔います。

そしてゲームだとリトルバスターズに
掛け持ちで入部して
そしてエンディングへいったのですが

アニメだと本編の続きということで
佐々美と恋愛にしたくなかったのかも
知れませんね
鈴がいましたし・・
まぁゲームと違うのは
しょうがないですし
別物として楽しみましょう


{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 50

アルカット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遂にアニメ完結。本編より面白い。

素直に私はそう感じました。
(半年かかりましたね。ようやく佳奈多ルートまで終了!)


□1~4話まで観て□
 沙耶ルート全4話まで見ましたが、沙耶のキャラが可愛くてしょうがないw
 さて、沙耶といえばOVA等での見切れ芸や、名曲「saya's song」で有名ですが、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 沙耶ルートだからという事も有りますが、本編よりアクション性がずば抜けて強く、動きが良くて楽しめました。
 見終わったらあなたもきっと沙耶が好きになるでしょう。

残りの佐々美・佳奈多の話も楽しみです。


□5・6話を観て□
 佐々美ルートまで視聴終了。本編では適当な扱いを受けていた佐々美の可愛い一面が垣間見えるキレイなお話でした。猫好きの方は必見(?)。

 私自身、佐々美のキャラ順位は正直低かったのですが、これを観てグググン↑↑っとアップしました♪
 少ない登場人物や、2話と少ない話の中でも上手くまとまったのではないでしょうか? しかし、ねっこねこのぬっこぬこでしたね(笑)

 次は、佳奈多ですね!本編ではストーリーの関係上、結構なツンツンさんでしたが、どうなるか本当に楽しみです。


□7・8話を観て□
 ついに、エクスタシー最終章・佳奈多ルートが完結しました。
本編でも描かれていた、佳奈多とハルちん姉妹の強く固い絆に、観ていてこちらも胸が熱くなりました。
私にも兄がいるのですが、ああいう関係を築けたら最高だなぁと思いました。



~総評~
 沙耶・佐々美・佳奈多、どのルートもそれぞれ良い味を出していて見応えが有りました。
 個人的には、やはり全4話と他よりも2倍楽しめた沙耶ルートが面白かったです。「エンジェルビーツ」風のアクションは、こちらもアニメの世界に入り込んだような感覚が楽しめますねw


 本編1期の、2クールかけての自己紹介で退屈したという方が、リアルでもネットでも多かったのですが、このエクスタシーは間違いない作品だと思います。是非、手持ちに余裕がある方は手に取ってみてはいかが?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

result さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久しぶりにリトルバスターズメンバーの声を聞いた

一年位前にリトルバスターとリフレイン(2期)を見たのでこのEXは初見だけど懐かしさを感じながら視聴。

当時は声優誰がやってるか?とか気にもせずkey作品だから見てただけなんだけど、、
リキ役てほっちゃんがやってるやんか!!
声聞いてわかったわww
私もアニメ好きになって1年以上たったのかww

本題ですが、
サヤ、ササミ、カナタ。
この3人の少女が一人ずつリキと迷宮探索したり、ネコになってしまう原因を探したり、双子の妹ハルカの為に自分を犠牲にしたりといったストーリーです。

少し声優陣の出番が少ないのは経費削減かなw
ササミのストーリーからはいつものリトルバスターズメンバーの声が聞けたので良かったですが、サヤの迷宮探索ではメインキャラ以外はほぼ皆無でした。

ただやはりリトルバスターズは裏切らない面白さです。
ササミとカナタのストーリーがめちゃくちゃ良かったよ~ヽ(´・∀・`)ノ
ほっちゃんお疲れ様でした(*^ω^)ノ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

72.2 7 仲間アニメランキング7位
蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT(OVA)

2005年12月29日
★★★★☆ 4.0 (323)
1826人が棚に入れました
『蒼穹のファフナー』から一年前、人類軍とフェストゥムの両方から追われ、身を隠してきた竜宮島は、フェストゥムに探知される危機を迎えていた。未だ戦闘準備の整わない竜宮島は、ついに「L計画」という危機回避プランを実行に移す事を決定する。その計画とは、島の一部・アルヴィス左翼部L区画を切り離して囮とし,本島へのフェストゥムによる探知をかわすという作戦だった。将陵僚・生駒裕未ら8人の少年少女達は、対フェストゥム兵器ファフナー「ティターン・モデル」のパイロットとして、過酷な戦いに身を投じる事となる──…

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

尊い犠牲

このアニメは、蒼穹のファフナー一期の前日談
として制作された作品である。
話の流れが、蒼穹のファフナーへ続くように構成されているが、
どちらを先に見るかこだわらなくても特に問題はないだろう。
まあ、時系列を重視したいか、放送順で行きたいかによるので
そこは好みの問題だと思われる。

内容を一行で言い表すと、フェストゥムの探知から逃れるため
の企画、「L計画」という危機回避プランに身を投じた8人の
少年少女たちがパイロットとして最後まで戦った歴史である。

見終わった感想としては、想像以上にクオリティの高い作品であった。
実は、私自身一期からRIGHT OF LEFTという流れで視聴したのだが
序盤はそこまで乗り気ではなかった。中盤に入ったあたりから
徐々に面白みが増していったという印象が強かったので、少し不安
な気持ちで挑んだがそれは杞憂だったようだ。

焦点を当てる主要人物を少なくし、感情移入がしやすい
作りになっている。基本的には、将陵僚と生駒祐未の二人に
徹底的にスポットが当てられている。
彼らの関係性や、ファフナーに乗る動機等を見て自然と
応援したくなる自分がいた。
今作において、一期で活躍するキャラクターも数人いるのだが
必要以上に話に割り込んでこないので過度なストレスを
感じることはなかった。

一期では、結構な数の登場人物に焦点が当てられているのだが
一部のキャラに関しては登場シーンが少ない上、あからさまにフラグが
立っていたことも相まって感情移入がしにくいと感じてしまったのだ。
今作では、そこに気を使ったのだろう。非常に魅力的なキャラクターを
生み出すことに成功している。

また、前日談という設定を上手く活かしている。
この時は敵フェストゥムに関する情報が少ない上、ファフナーに
至ってはほぼ試作段階の状態。それ故に同化と呼ばれる現象が
パイロットたちに恐怖を植え付けてくるのだ。
しかも、一期の時よりも進行速度が速い上に結晶化するという有様。

それを見て全く動じないパイロットは相当強靭な精神力
を持っていると推察される。
私が、実際にその光景を目にしたら泣き叫ぶような気がする。
そこまでの精神力は持ち合わせていないからね。

鬱要素も、一期よりは確実に高い故に慣れていないと
引きずりやすい様に感じる。只、希望も含まれる形で
終わるので、絶対に耐えられないという訳でもない。
まあ、それなりに場数を踏んでいることが前提だが。

蒼穹のファフナーの一期がそこまで好きではない方にも、
この作品には是非とも挑戦していただきたいと感じる。
個人的には間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

koaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

誰かが勝ち取った平和

TVシリーズ(本編)の1年前のお話。
タイトルには去り行く者達(LEFT)の権利(RIGHT)
という意味も含まれているとのことです(by wiki

TVシリーズ→本作→映画の順番で観ることをお勧めします。
本作を観ることによって、本編の印象に更に深みや重みが増します。

過酷な状況であっても生きようとする者の意志
そして、去り行く者達の権利
その思いは伝わる。
島の平和は、誰かが勝ち取った平和であることを

愛犬とのシーンは、本当に泣けました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

多分、ベタな感想だけど

シリーズの中でも、絶対に見なければいけない作品と言われている理由がよくわかりました。これを見たら、テレビシリーズを見る目は絶対に変わりますね。

冲方丁先生による繊細なキャラクターの描写が、「覚悟」の重みや深みにドラマ性をさらに加えてくれています。時系列的には後になるテレビシリーズに向けても、です。

キャラクターは、正直いつも通り誰が誰だか非常にわかりにくかったです(笑)。

音楽は相変わらず素晴らしく、挿入歌も感動的でした。

個人的には、犬が絡んだ演出が一番泣けました。あまり多くは語りません。

これは、はっきり言ってOVAでやるべきではなかったかもしれません。なぜなら、OVAでは"蒼穹のファフナーを観ている人間全員が必ず観る"ということになることが少し難しいからです。テレビシリーズの中盤辺りに盛り込むことができていたら、もしかしたら最高だったかもしれませんね。

この前のテレビシリーズの再放送の前に視聴しなかったことを非常に悔やんでいます。しかし、今後テレビシリーズを再視聴する際の楽しみがまだ残っている、と考えればワクワクしてきます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

72.6 8 仲間アニメランキング8位
Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow(OVA)

2018年10月6日
★★★★☆ 3.7 (317)
1718人が棚に入れました
呪いの元凶である魔獣ウルガルムを打ち倒し、
アーラム村の子供たちを救ったスバルたち。
やっと訪れた平穏も束の間、スバルは
誰にも知られてはならない、とある極秘ミッションに挑んでいた。
しかし変装していたにも関わらず、すぐにペトラを始め、
村の子供たちに正体がバレてしまうスバル。
開始5秒でバレてしまったミッションとは、
エミリアとのデートコースの下見で……。

声優・キャラクター
小林裕介、高橋李依、内山夕実、水瀬いのり、村川梨衣、新井里美、子安武人

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

君を救うためなら、俺は何度でも死ぬ。

この作品は、「Re:ゼロから始める異世界生活」の続編に位置付けられた作品です。
物語の内容に直接的な繋がりはありませんが、アニメ本編を視聴済の前提で制作されているので、本編を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

アニメ本編は、私の「お気に入りの棚」序列4位という超が付くほど大好きな作品なので、このOVAも視聴できるのを楽しみにしていました。


呪いの元凶である魔獣ウルガルムを打ち倒し、
アーラム村の子供たちを救ったスバルたち。
やっと訪れた平穏も束の間、スバルは
誰しも知られてはいけない、とある極秘ミッションに挑んでいた。
しかし、変更していたにも関わらず、すぐにペトラを始め、
村の子供たちに正体がバレてしまうスバル。
開始5秒でバレてしまったミッションとは、
エミリアとのデートコースの下見で…。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
この文面には王都での出来事、白鯨や魔女教徒については一切触れられていないので、もしかするとアニメ本編の2章と3章の間の出来事なのかもしれません。
ですが、ラストシーンで一瞬見えたニヤッと不敵の笑みを浮かべた横顔…
それに、大気中に満ちている魔力の元となる「マナ」に関する新事実も本作で明らかになることを踏まえると、個人的にはアニメ本編の続きだと思っています。

しかし、スバルはエミリアたんとのデートを諦めてなかったんですね^^;

これまで散々繰り返された死闘を見てきたからでしょうか…
本作品を一言で表すと「平和そのもの」です。
スバルはベアトリスに何度か吹っ飛ばされていましたので、命の危険がゼロという訳ではありませんでしたが、やっぱりこういう優しい時間も大切ですよね。

物語は、突如身の回りで発生した異常気象に対し、スバルの機転により異常気象が一大イベントにすり替えられる…といった感じなのですが、一番は久々に見たレムりんはやっぱり大天使だったということ…でしょうか。
レムりんの凜とした表情も大好きですが、今回は普段見られないレムりんが見られるのも、本作品の見どころだと思います。
でもレムりんって、どうしてこんなにも可愛いんでしょう…
いのりんとの相性も抜群…
見ていて普通にドキドキするんですけどっ…^^;

でも、最近可愛らしさが赤丸急上昇中なのはラム…
時折見せる表情や言動にハッとさせられることが度々ありましたから…

60分強の作品なので、リゼロファンだけじゃなく気になったら視聴して良い作品だと思います。
それに今後彼らの歩く道が決して平坦では無いことも示唆されていました。

アニメ2期も発表されて今後が益々楽しみな作品ですが、2期の前にまずはOVA第2弾でしょうか。
OVA第2弾「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」は、2019年秋の上映が決定しています。
もう公式HPも作成されていました。
この作品は事前情報無しで視聴したいので中は覗いていませんけれど…
TVアニメのBlu-ray&DVD第1巻の初回生産特典である小説をアニメ化した作品なんだそうです。
どんな物語が展開されるのか今から楽しみです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Memory Snowだから、雪があるお話

 Re:ゼロのTV未放送に当たる新作エピソードだったです。ロズワール亭で起きた真冬でスバルが、凍死しかねないトラブルが起きた展開です。

 スバル、エミリア、レム、ラム、パック、ベアトリス、ロズワールのお話です。

 久しぶり見慣れたスバルいたです。パックが相変わらず可愛かったです。{netabare}スバルの喜ぶ、エミリア、レムの癒し???シーンもあるです。{/netabare}エミリア、レムがいつもの変わった側面が十分に見られるです。どちらも目立ち、レムがいい味出してた感じです。

 トラブルを使ったお祭りが、あってなかなか絵になっていい感じです。雪景色が、最後に素晴らしいでしたです。

 キャラの堪能する様な、気がするです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Reゼロの日常回?

原作未読。TVアニメは視聴済み。
TVアニメの後日談にあたるので、TVアニメを視聴してからの視聴をお勧めします。

本作は箸休め的なな、日常回。
本格的なバトルを期待すると裏切られちゃうかも。

日常回としては、とても面白かったと思います。
途中、{netabare}『このすば!』{/netabare}の1シーンが挟まっていた所は劇場版ならでは。

第2期も決定していますし、ますます楽しみです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

65.7 9 仲間アニメランキング9位
翠星のガルガンティア ~ めぐる航路、遥か ~ 前編(OVA)

2014年11月21日
★★★★☆ 3.8 (256)
1564人が棚に入れました
大好評のままTVシリーズが終了した、船団都市を舞台に繰り広げられるオリジナルSF冒険活劇
「翠星のガルガンティア」の続編を描く新作OVAが、前後編でリリース! (先行上映あり)

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

チェインバー在りし日のガルガンティアとチェインバー無き今のレドを描く これはもう単なる番外編ではない、純然たる続編 純然たる映画です

混戦の2013年春期を彩った名作、『翠星のガルガンティア』
今作はテレビシリーズのその後を描くOVA・・・とか公式では言ってますがその完成度はオイラの予想を遥かに上回る内容;
BD-BOXに収録された未放映エピソードがあくまで番外編的な内容だったのに対し、今作は純粋に続編と呼べるスケール
そのクオリティも劇場アニメに匹敵するクラスであり、これをあくまでOVAとするなら今年度最高クラスの作品であると言えます


本編前には『ぷちっとふりかえりんてぃあ』なるダイジェスト映像と杉田智和のナレーションでテレビシリーズ全13話をキッチリ振り返るため、ぶっちゃけ内容忘れてしまった人や最悪初見の方でも世界観を理解出来る様になっている親切設計


クーゲル船団を受け入れたことでさらに大きくなっていくガルガンティア船団
ある日のレドとベローズはサルベージ中に改修の見込みのある沈没船を発見する
船団の為にも、自身のライフワークとした考古学研究の為にも沈没船の引き上げに協力するレド
一方のエイミー達メッセンジャーにはベローズ船団から新人のリーマが加わっていた
しかし彼女はメッセンジャーの仕事よりもユンボロのメカニズムの方が気になってしょうがない様子
当然リーマの興味は空飛ぶユンボロ=チェインバーとレドに向けられていく


エイミーからリーマに語られるチェインバーがいた頃のガルガンティアにせまる危機・・・
そして新たにレドの身に降り掛かる絶体絶命のピンチ・・・
過去と現在、2つのエピソードを中心に描かれておりスケール感は映画として十分


そしてなにより音楽が凄い
どこのビッグバジェットだよって言うぐらい重厚なオーケストラサウンドが劇場の音響に響き渡ってもうその辺しっかり酔いしれられますよ


残念ながらオイラが一番気になっている“レドはヒディアーズを人間と認めるのか?”には触れられませんでしたが、その辺は2015/4/4公開と発表されました後編に期待です


そしてラストシーンでは衝撃的な引きがあり・・・
ま、それも気になりますがこの一本でも十分映画として完成されています
テレビシリーズが好きだった方は観ない手は無い、ってかもうコレ無くしてガルガンティア語れずって感じですわ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

空と海の恵みがある惑星「地球」、広大な海原でガルガンティア船団の人々に再び出会えました。

OVA作品(前編)約54分

レンタルで出ていたので観てみました。

テレビ版「翠星のガルガンティア」の続編なので、先にテレビ版(全13話)を視聴することをオススメします。

続編を心待ちにしていた作品の一つで、本当は1クールほしい作品ですが、贅沢を言ってはいけませんね。

久しぶりに観たガルガンティアは、ちょっと懐かしい感じがしました。

視聴の際は、テレビ版を思い出しながら観ていましたね。

お話としては1つのエピソードを中心に展開していきます。

テレビ版では語られなかった過去のお話も織り交ぜていたのは良かったですね。

後編に続きますが、エピソードは一区切りしますので観やすかったです。

また新キャラも出てきて伏線もありましたので、後編も楽しみですね。

ガルガンティアが好きな方は是非観てください。

OP 本編と繋がっている作画ですね。曲とマッチしてました。
ED テレビ版と同じくChouChoさんが歌ってます。歌声は和みますね。

最後に、いつもエイミーを心配させすぎだよ、レドくん!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やっぱいいですねー

TV版のその後のストーリーですね
正直、ガルガンティアの設定をすっかり忘れてましたw

作画は相変わらず綺麗です
それになんかレドが可愛くなってる?
と思って調べると表情のせいでしたね
かなり明るくなったように見えます
それはやっぱり
ガルガンティアに馴染んで
言葉もちゃんとしゃべれるようになって
そこに居場所を手に入れたからなんでしょうね
そう考えるとなんか感慨深いです

ストーリーは回想は迫力があってよかったし
船団のほのぼのしたところも見れて満足でした
だけど気になる点が1つ。
{netabare}レドが海に沈んでいるとき
ベローズや仲間たち、諦めるの早すぎませんですかね?
諦めんなよ、諦めんなよお前!
どうしてそこでやめるんだそこで!もう少し頑張ってみろよ!
と、あの熱い人のように思ってしまいました
(さっきまでテニスを見ていたせいですねw){/netabare}

でもそこ以外は満足でしたし
後半が気になる終わり方をしていたので
続きを楽しみに待ちたいと思います

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

66.0 10 仲間アニメランキング10位
中二病でも恋がしたい!戀 Extra Episode(OAD)

2014年9月17日
★★★★☆ 3.9 (165)
1308人が棚に入れました
サブタイトル「再生の・・・邪王真眼黙示録(The Rikka Wars)」

本編の第13話に当たる未放送エピソードをDVD/Blu-ray第7巻に収録。

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ダークフレイムスケベマスターっw

中二病でも恋がしたい戀 13話OVA

勇太と六花が喧嘩しちゃうお話。

一色からUSBメモリー。中身はアイドルの女の子のデータ。
それに嫉妬しちゃって・・

なんだか微笑ましかったです。
喧嘩しちゃってお互い謝るまで許さない!ってなって
でも帰らない六花(七宮の部屋に逃亡中&女子勢揃い中)
のために夜食を勇太が用意してて
すごく気にしてくれていた。
そんな姿を隠しカメラで観てて
話したいと思ってるんじゃないかなって、
喧嘩することもいいかもねってくみんから教えられた。

でベランダから無事勇太の元へ。

とことん言い合ってスッキリ解決♡和解♡
よかったね♪

相変わらずいつものメンバーの支えが本当に素敵だと思いました!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 35

ロビン★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

こーゆう中二病をもっと観たい

2期TV未放送 第13話 OVA(Extra Episode)

勇太と六花の痴話喧嘩がメインの日常回。

すっかり契約(恋人)としての自覚を持った六花のヤキモチやプチ束縛のようなシーンが印象的で可愛かったです。

モリサマちゃんと凸ちゃんのやりとりもあいかわらずでニヤリw

モリサマちゃんのコスプレももう定番ですねw

七宮ちゃんのお家で女子会みたいなってたのも良かったです。

やっぱり中二病はこーゆう日常系が面白いですね~(´▽`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26
ネタバレ

K.S さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とても面白かったです。

六花が反則的に可愛い。
勇太、浮気?はいかんぞ。

久々の視聴
{netabare}
 怪しいUSBを一色から渡された勇太。
 これって普通に考えたら・・・アレですよね・・・

 中身はホモサピエンスもプリミティブな画像?しかもメス?
 それってアレですよね・・・
 アイドルのデータ(水着でも・・・)なら別にいいじゃねーか!
 高校生なら更に××なデータもあるだろう!

 六花ちゃん!ヤキモチ焼きすぎ!
 そして凸ちゃん・・・そんなに見たいです・・・オスですから・・・

 一色ってこんな扱いだけど非常に好感が持てるいい男だと思うけどな・・・
 チロって隠して渡すあたりがいいじゃない・・・

 で・・・六花は七宮に相談・・・
 ダークフレイムマスターがダークフレイムスケベマスターに格上げ?
 あーってなるの六花ちゃん?
 DFMって?あー略して・・・ね・・・っていうかなんちゅう夢を・・・

 で・・・家捜しする六花・・・十花さんもいらん事を・・・
 そして発見、PCの画像にうんたらかんたら・・・
 で・・・寝おちして・・・壊しちゃった!

 けんかだけんかだ!痴話ゲンカにもほどがあるだろ!
 そして更に大ゲンカ・・・ほっといたれよ・・・こんなもん・・・
 あ・・・キメラの子可愛い・・・

 勇太がほっとける訳ないじゃん・・・
 でも六花ちゃんは・・・ふて寝?
 そこにこっそり夜食を用意する勇太。格好いいぞ!

 で・・・くみん先輩・・・要所でいいこと宣いますな・・・
 その通りですね。ケンカをいいんじゃないか?

 一晩中ケンカか・・・そして部室で寝おち・・・
 ・・・うらやましい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

65.0 11 仲間アニメランキング11位
翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 後編(OVA)

2015年5月27日
★★★★☆ 3.8 (181)
1078人が棚に入れました
半身ともいえる愛機・チェインバーとの壮絶な別れからおよそ半年後が舞台。

大海原を往く船団ガルガンティアで仲間たちとともに新たな人生を踏み出したレドが、チェインバーとの絆を胸に刻み、1人の青年として空と海のもたらすすべてに立ち向かってゆく物語が描かれている。
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ガルガンティア船団の人々といつかまた巡り会いますように‥‥‥

約53分

翠星のガルガンティアのOVA ~めぐる航路、遥か~ の後編です。前編から観ることをオススメします。

前編から出てきた新キャラが中心となって物語は進んでいきます。

一応一区切りで終わっていますが、伏線などがまた新たに出てきましたね。{netabare}(陸地のこと、リーマの行方){/netabare}

この後編はレドとエイミーがそれほど目立つ活躍がなかったのでちょっと残念でした。

でもこの世界観は好きなので観て良かったと思います。

翠星のガルガンティアが好きな方は前後編一緒に是非観てくださいね。

OPはTRUEさん、EDはChouChoさんと前編と同じです。

最後に、これで終わりだったら消化不良ですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22

なみかぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

うむ!よかった(^^)

我が家では子供の夜鳴きと戦いオムツが桜吹雪のように散っていく昨今(・・)

やっと視聴できました。
最近家で見れないんで車の中でもんもんと楽しんでおりもうす。
ちょっと寂しいかもて、まあ家の中でもそんなに大差ないか・・・・
嫁さんはがんばってますな~我輩ダウン気味っす

あ、本題
チェインバー無き後の物語は火が消えたようでありまして・・・じつに
アットホームな感覚の物語になっちょりますな(><)
前編で復活を思わせる期待あったんだけど、ま!こんなもんかな?
いろんなレドくんの周りは事件が尽きないようでドンパチが続きますけど
ロボット物にしては平和的な戦いが好印象ですわ(^^)
我輩の受けた感じですが・・・まだまだ物語を続ける余裕の感じる作品
様子見で期待したいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

これが最後のレド、これが最後のエイミー、でもガルガンティアの旅はずっと続くんだ

テレビシリーズの純然たる続編である60分×2話のOVA、後編
前編でも申し上げましたが普通に劇場アニメ級のクオリティなのでBD-BOXのオマケみたいのを想像してもらっては困ります
少しでも『ガルガンティア』が好きだった方は必視の内容です
残念ながら『ぷちっとがるがんてぃあ』はありませんので(笑)前編を未視聴の方はお断りです


前編のラストでクーゲル船団から加入した新人、リーマが謎のロボット(←クレジットでもロボットと表記されてます)を所持していることが判明
遂に彼女の本当の目的が明かされます


まず最初の見どころはガルガンティア船団が物資調達のために訪れる巨大フロート型都市、竜宮城での一幕
リーマを含めたお馴染みの面々での休日、“まさかの水着”、酔いつぶれるリジット船団長、ピニオンにベタベタなラケージ
しかしそんな楽しい一時も束の間、これまで設定だけが仄めかされていた“陸の国”が不穏な動きを見せているという噂が流れ・・・


クライマックスを飾るのは壮大な海戦、そしてやはり“リーマのロボット”
この結末は涙無しでは観れませんでした(ノд;)イイハナシダナァー
脚本の谷村さんが最初考えていたラストはめちゃくちゃバッドエンドだったっぽいですが、ハッピーエンドともバッドエンドとも付かぬ【手放しではない終わり】にはホント拍手ですよ


その一方、リーマの出生の秘密に関しては本編中では全て明かされることは無いままで、続編やスピンオフの構想がかなり膨らんでいたことが分かります(ヒディアーズを人類と認めるか否かも含めて)
諸般の事情により続編の制作は中止となったそうですが、逆を言えば今作のラストカットと最後のセリフで【レドの物語】に決着が付いたことがハッキリとし、【ガルガンティア船団の物語】は未来永劫に不滅ということなんだ、とオイラは思いました
ファンの方には強くオススメする一作ですb

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

70.4 12 仲間アニメランキング12位
機動警察パトレイバー 初期(OVA)

1988年4月25日
★★★★☆ 3.8 (171)
903人が棚に入れました
クリエイター集団「ヘッドギア」が送り出したOVAで、後に劇場版やTV版なども製作された人気シリーズの原点ともいうべき作品。近未来都市、東京。続発するレイバー犯罪に対抗すべく、警視庁は本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称特車二課パトロール・レイバー中隊…パトレイバーの誕生である。

声優・キャラクター
冨永みーな、古川登志夫、二又一成、池水通洋、郷里大輔、井上瑤、千葉繁、阪脩、大林隆介、榊原良子

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

OVA業界の先駆者

一本1000万円で作れば採算が取れる。
これが初期パトレイバーのコンセプト。
以後OVAの黄金期の始まりです。
パイロット版にちかくまじめな話なのにコミカルな要素が強い。キャラもほんのすこし破天荒で方向性を模索している感じがする。
個人的に一番荒削りで好きかもしれない。
ストーリーは秀逸で初期シリーズだけでしっかりと収まりきっています。パロディを多様しているのですが・・言われなきゃきがつないようなネタばかり・・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当にパトレイバーが機動した瞬間

作品のタイトル通り、機動警察パトレイバー初期の作品。
この作品が好評だったことから、劇場版、TVシリーズへとメディアミックスを展開することになる。

この作品を見ると、当時、なぜ人気があったのか良くわかる気がする。
物語はパトレイバーというロボットの話なのだが、実際のところサスペンスものだ。

事件はいつも本格的なものだし、その事件にレイバーが使用されているだけで、動機や犯罪の手口などは本格サスペンスにも劣らない展開ばかりだ。

まぁ、中には動物実験で巨大な生命を作り出すみたいな、ゴジラやウルトラマンでやっててくれと言いたくなる物語もあった。だが、それも良いと思える程内容は洗練されていた。

一つ不満を言えば、時間が約20分と短いだけあって、事件のその後をまったく説明しないのが違和感を与えた。
例えば、政府にテロを起こした陸上自衛隊の話にしても、その後の対応や南雲しのぶに対する処分に一切触れていない。

これでは毎回犯人だけ捕まえて、適当に同情をさせるようなセリフを犯人の口から吐かせる「名探偵コナン」や「相棒」シリーズの方がましと思えてしまう。

といっても、作画、音楽、個性溢れるキャラクター、そして凝った事件内容のパトレイバーの方が総合的には100万倍良いと私は思うが。

全7話と話も短い。これだけでも単独した作品として楽しめるだろう。
傑作と名高い劇場版パトレイバーを見る前にキャラや作風を知るためにも良いかもしれない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

惹きつけられる

パトレイバーの名前は散々過去に聞いてきたのですが、正直なところ警察ものみたいなものはあまり好きではなく、見なければと思いつつもなんとなく避けてきました。
実際に見たところ、これは面白い^^;
噂通りどころか噂以上でしたね。
ロボットバトルより人間ドラマの方に力を入れており、巻き起こる事件も突拍子もないものではなく、あり得るかもしれないものをしっかりと取り扱っています。
考えさせられるものもあります。
とにかく見ていて思ったのは、力の入った良い作品だなということですね。
見るべき作品の一つだと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

56.4 13 仲間アニメランキング13位
ストライクウィッチーズ OVA版(OVA)

2007年1月1日
★★★★☆ 3.3 (141)
720人が棚に入れました
地球とよく似ているが魔力が存在する世界の20世紀初頭、突如出現した異形の敵「ネウロイ」の圧倒的な戦力と瘴気の汚染による大陸侵略に、人類は唯一の希望として、魔道エンジンによる飛行脚「ストライカーユニット」を唯一駆る事の出来る魔力を持つ少女「魔女 (ウィッチ)」による『機械化航空歩兵(ストライクウィッチーズ)』に望みを託した。アニメ版は、1940年代の中盤にさしかかり、欧州本土の大半が「ネウロイ」の勢力に落ちてしまった状況から始まる。世界各国は事態の打開を図るために一大反攻作戦を計画。そのための戦力の一環として連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKES」を組織し、各国のトップエースを招聘することとなった。扶桑皇国海軍の新人ウィッチである宮藤芳佳は、その部隊に補充として送りこまれることになる…。

69.1 14 仲間アニメランキング14位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (136)
689人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【王道ファンタジー】ハーフエルフはエルフ差別、ハーフマンで

当時学生時代に「何でもいいから文庫を読め」指令が先生から出され、プラプラしてた時に見つけた角川文庫の「ロードス島戦記」がキッカケでした。
その後、スニーカー分離後も追いかけ、「イース」等ソレ系の文庫に目覚め、パソコン持ってもないのに「コンプティーク」を購入し、ロードスの元となった「ドラゴンランス」も読んだ人間が、ロードス島戦記OVAにハマらいでか。
ただ正直な所、文庫のドラゴンランスシリーズの方が好きだったり・・・

ちなみに私的にはこの作品が初めて「ツンデレ」を認識した作品ですが、当時「ツンはいらんだろツンは」と思ってました。いったんですね。
ドラゴンランスを日本風タッチの絵にしてアニメ化して欲しいものです。ひゅーん、どかん。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

64.6 15 仲間アニメランキング15位
7SEEDS(Webアニメ)

2019年6月28日
★★★★☆ 3.1 (146)
521人が棚に入れました
少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蟬丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。

声優・キャラクター
東山奈央、福山潤、小西克幸、沢海陽子、阿澄佳奈、石田彰、悠木碧、井上和彦、浅野まゆみ、三宅健太、加隈亜衣、石川界人、小松未可子、阪口大助、星野貴紀、津田健次郎、佐々木望、野島健児、桑島法子、小野賢章、櫻井孝宏、千菅春香、嶋村侑、寺島拓篤、佐藤拓也、皆川純子、菅原正志、速水奨、興津和幸、寿美菜子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これ、原作少女漫画だったんですか!?

この作品の原作は未読です。
Netflixによる独占配信…こういうオリジナル作品を視聴できるのがNetflixの旨味だと思います。
完走してwikiをチラ見した際に知ったのですが、原作漫画は「別冊少女コミック」→「月刊フラワーズ」で掲載されていたんだそうです。
キャラの線も細くないし、内容的にも少女漫画に掲載されていた作品とは思いもよりませんでした。


累計1600マン部超(デジタル含む)
田村由美原作、近未来サバイバルSFストーリー

少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。
突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蝉丸、牡丹と共に島へと辿り着く。

その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、
狂暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活への放り込まれる。

そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。

それは、【~禁則事項~】「7SEEDS計画」の話だった。
彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。

「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語は、この作品の主人公である岩清水 ナツの所属する夏のBチームの物語から始まります。
各チームに随行してくれるガイドから当面の目的は教えて貰えるものの、最初は何もかもが手探りでした。

物語が進むにつれ分かってくるのは、チーム構成に関する以下の3点。
・チームは春夏秋冬それぞれに分散配置されている
・夏だけAとBの2チーム存在する
・それぞれのチームには最初8名ずつ所属する

ですが、ここでの生活を始めるタイミングはチームによってバラバラだったんです。
中には数年以上の違いがあるケースもあったり…
つまり、チームによって情報量、経験に大きな差があるということです。
こういう場合、情報量の多さが役立つのは常套…
ですが、彼らを待ち受けていたのはそんな生易しい世界ではなかったのです。
知る事は判断材料を増やすでもありますが、同時に諦めることにも直結しているんです。

夏Bチームは衣食住が保存されている目的地の一つに辿り着きます。
そこに本拠地を作り安定な生活の基盤を作って根付くのも一つの生き方だと思います。
でも、人にはどうしても譲れない矜持があります。
自分の故郷がどうなったかを確認したいと夏Bチームの青田 嵐が言いだした一言がきっかけとなり、夏Bチームは2つに分かれて…物語が動いていきます。

実は、この物語が一気に面白くなってくるのはここからなんです。
他のチームだってこの世界で一生懸命生きているんです。
様々な願いや思いを持つのは誰だって一緒…
そんな全てのチームの動きが分かるように群像劇的に物語が描き出されるからです。

最初は一本調子の物語だとばかり思っていたので、この展開は嬉しい誤算でした。
夏Bチームのメンバーには一戦級の声優陣が配置されています。
主人公のナツに奈央ぼう、それにあすみんや碧ちゃんとこれだけでも私の耳は大喜びです。

ですが、春チーム…正確には春チームの主人公である日笠さん演じる末黒野 花が登場してきてから、一気に物語の厚みが増しただけでなく、面白さが加速度的に増した気がしました。

この花のキャラが格別なんです。「父親にサバイバル技術を教え込まれた前向きな少女。」と公式HPのキャラ紹介欄には記載がありましたが、分け隔て無い優しさと悪いことを悪いとハッキリ言える芯の強さを持ち合わせているんです。
彼女の良さはそれだけじゃありません。
一度目標を決めたら絶対に折れないんです。どんなに苦しくても前進を選択するんです。

「暁のヨナ」のヨナや、「それでも世界は美しい」のニケが頭の中で被っていました。
勿論、人間だから強さと弱さを併せ持っていて当然です。
でも自分以外のためにどんな危険も顧みず身を挺することのできる私の尊敬すべきキャラがまた一人増えた気がします。
そんな彼女の廻りには、彼女を応援したいという人間が集まってくるのも自然なことなんだと思います。

こうして物語は一喜一憂しながら進んでいきます。
驚愕な事実が明るみになって愕然としたこともありました。
どんなに経験を重ねても天災には勝てない…身の危険を感じたこともありました。
世の中の理不尽に対する解釈は一つじゃないことを教えて貰いました。
勇気と知恵と…ほんのちょっとの幸運がこの物語を支えていたと言っても過言ではないでしょう。

これからだと思っていたのに…
どうしてあの場面で終わっちゃうかな~
原作が全35巻の一大巨編だから、続編の区切りを考えるとここで切るのがベストだったの?
これで終わったら完全な消化不良になってしまいます。
でもその位続編を楽しみにできる作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、天月-あまつき-さんの「Ark」
エンディングテーマは、majikoさんの「WISH」

1クール全12話の物語でした。
Netflixのオリジナル作品は続編の作られるケースが多いので、この作品の続編も期待しています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

makkotty さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

人類は絶滅するのかも知れない

最近そう思い始めたところです。

7シーズの見どころは、リアルサバイバルゲームなストーリー展開です。
人類が滅びかけた地球で進化した巨大な昆虫と戦ったり、それを捕食する植物も大きく育ったり、そんな中、住めるところを探したり、水を探したり、当たり前のように困難にぶち当たっていく。でも、キャラクター達は翻弄されながら生きていく。
2シーズンまで観て、面白かったです。間違いない。
でもこんな未来は行きたくないな。
そう思う人間ドラマ? いや、環境や設定も含めてなんかこれは、人間賛歌な作品だなーと思いました!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

64.1 16 仲間アニメランキング16位
USAVICH Season3 [ウサビッチ シーズン3](OVA)

2008年10月10日
★★★★☆ 3.7 (91)
459人が棚に入れました
ロシアの監獄に閉じ込められていたが脱獄に成功し、逃避行の末、遂に街にたどり着いたロシアの脱走囚人のウサギ、プーチンとキレネンコ。雑誌で見た新作のスニーカーを求めているうちに、とあるデパートを訪れるが、実はそのデパートは街を牛耳るロシアンマフィアの巣窟だった! キレネンコと過去に因縁があるらしい新キャラ・ズルゾロフが二人に襲いかかる! キレネンコは新商品のシューズをゲットできるのか!? そしてプーチンは無事生き延びることが出来るのか!?

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

USAVICH、スニーカーを求む

そうVICHなんです。
東欧のどこかと思っておりました。
Rurの通貨をググってしまい信じたくない事実を確信してしまいました。

舞台はロシア、否、ソビエトのどっかのビル。

緑のノッポはプー○ン、
赤のギャングはキレネンコ、
あらすじを読んだ記憶が正しければそうだ。

ロシアで○ーチンとかだと勘ぐってしまうじゃないですか。
射殺されたら訴えてやるー

さて、

メカニックでテクニシャンでエンジニアのプーチン、
パワー型、防御型、無表情系のキレネンコ、
ヒヨコみたいで股間に口と青髭を持つ不死身の永久機関ホモひよこ、
カエル、の4人がレギュラー。

でしたが今回はビルのオーナーらしき坊ちゃんもレギュラー。
ヤツはなんかムカつくのできっと金持ちのじいさんの資産でも奪い取ったカスでしょう。
こいつのお陰でたくさんセリフを聞けます。

プーチンは感情豊か、表情豊か、酒好きとギャンブル好きという嗜好が垣間見えたので、
そこら辺が囚人となった所以でしょうか。
キレネンコの過去もちょっと見れます。
キレネンコに関しては、最早捕まってもしょうがないような暴力生体兵器なのでしゃーない。

二人とも得意分野では神がかったスピードを見せます。
あとキレネンコがマジ切れすると鬼になります。

このキレネンコが感情を見せます。
そう、彼はスニーカーをこよなく愛しているのだ。
あのコンバースみたいなスニーカーを。

キレネンコは通常で百人力、
普通に切れると千人力、
マジ切れすると小型生体兵器と成り代わる。

ちなみに3期まで来た皆さんならお分かりだと思いますが、
プーチンはややM、
ホモひよこはドMです。熱視線で逝けるモノホンです。
カエルはマイペース。
キレネンコはSと思われそうですが、
あれはただ単に彼の願いをかなえる手段やらストレス発散方法が暴力なだけで、Sではないと思う。
キレネンコは極悪な高校にでも入学しようものならば、
登校初日で勝手に裏番にされてしまうようなヤツです。
キレネンコは権力にも暴力にも金にも興味はない、
ただ願望を叶えるのに肉体に備わった暴力といつでも手に入れられる金があるだけなのでしょう。

そんな彼も不死身ではなかった、弱点がある。

ときどき見せるネタに日本の漫画愛を感じます。

今作で3期のこの作品、
キレネンコがステキで輝いております♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

66.8 17 仲間アニメランキング17位
ジョジョの奇妙な冒険 ADVENTURE(OVA)

2000年5月5日
★★★★☆ 3.7 (72)
385人が棚に入れました
Part2『戦闘潮流』から50年後、1987年の日本から物語は始まる。ある日突然スタンド能力が目覚め、困惑している承太郎のもとに、祖父ジョセフとその友人アヴドゥルが訪れる。その直後、復活したジョースター家の宿命の敵DIOの邪悪な波動の影響により、承太郎の母親ホリィは危篤状態に陥ってしまう。母親を救うためには約50日以内にエジプトに潜んでいるDIOを見つけ出し倒すしか手段はない。承太郎は仲間たちとともにエジプトを目指す。
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

尺に苦労しているが、コンパクトに纏まっていてストーリーラインが光る〈追記あり〉

賛否ある作品ですが私はとても好きです。
例によってグロ注意。

前編後編の感想を一緒に書きます。

ジョジョ3部のOVAで、後編が先に作られています。全13話
前編は1~7話で2000年頃製作
後編は8~13話で1993年頃製作

前編が3部前半、後編で3部後半です。6~7年の空白期間があり、事情はわかりませんが珍しい例ではないでしょうか。

原作再現はしていませんし変更点はそれなりに多いですが、ストーリーラインがきちんと纏まっていて面白いと思います。
急展開や不自然に感じるところも若干あります。
全編通して緊迫感がいいですね。ホラー、サスペンス、バトルが作品の中心になっています。
前後編で監督はじめ一部スタッフが交代しているため、ストーリーの構成や全体的な雰囲気は少し違います。


声優さんは洋画吹き替えを多く経験している人が多いです。
私にとってはアニメ見始めた頃から知っている人ばかりで、それを差し引いてもとても好きです。しかもどの声優さんも演技力が凄まじい。
ただキャラクターの年齢に対して全体的に渋いので好みが分かれそうですね。

キャラクターデザインも年齢よりもキャラクターのイメージを顕著に出しているので、映画俳優が演じているようなイメージかも。
メインキャラのデザインは、人種によって体格や顔立ちの差も意識していて凄く好きです(特にアブドゥルとポルナレフ)。

作画、演出のクオリティは高いですがムラはあります。
前編はキャラデザの羽山淳一さんが総作画監督として絵柄を統一していますが、後編はそれがないので作画監督の個性が凄く出ています。
制作時期が離れているのでアナログとデジタルの違いがあり、気になる人はいるかも。私は思ったよりもスムーズに見られました。

緩急を生かしたバトル演出、スタンドの登場シーンや魅せ方のバリエーションの多さは後編がよく出来ています。
前編は1、6、7話意外はコンテ・演出に魅力が少なくて、作画がよくできているだけに惜しく感じました。

12話は皆さんご存知の今敏さん、13話は後編監督の北久保弘之さんが、それぞれ脚本・コンテ・演出を一手に担当。
重量感とスピード感を両立したバトルで素晴らしい出来になってます。
マッシブな絵柄や細かな仕草、ダイナミックな動きとの相乗効果でインパクトもあり、一度見たら忘れられなくなるくらい凄いですw

感情描写は丁寧で細かく、感情移入しやすくて好きでした。

特に良かったのが承太郎の描写で、無愛想で口数はむしろ原作より少ないのですが、仕草と表情が細かいので心情がしっかりわかります。
高校生らしくない超然としたイメージと、人間性の描写を両立したのは見事だったと思います。

音楽、効果音等はアフレコ以外全て海外の製作。ていうかトム・マイヤーズさんて調べたら、トイ・ストーリーやスター・ウォーズのサウンドの人?マジですか…
楽曲も環境音も凄く作りこまれていて、使い方も合っています。
DVDの特典映像にインタビューがありレンタルでも見られるのですが、質問内容が濃いのもあって興味深いお話が聞けたり。


【前編】
{netabare}
ストーリーの構成は賛否あるようですが、私は好きです。原作の展開が好きな人にはオススメしにくいですけど;

先に作られていた後半に雰囲気や演出を寄せていたり、エピソードもつながりを意識して作られた印象もあって、地味ですが堅実だとも思います。
同時に前半ラストにも山場をきちんと作っているのも評価できます。

承太郎が序盤の花京院戦で同級生の女子を助ける流れにしたり(このシーンがあるため承太郎の印象が少し柔らかい)、ストレングス戦でポルナレフが仲間になったり(ちょっと急展開気味にも感じますが)私は悪くない改変だと思います。
前半部分で満遍なく味方キャラクターに見せ場があるのも良かったです。

エンヤが若い女性の姿で登場して驚きました!でも色っぽい女性キャラをサブで配置してくれたのは個人的にはとても嬉しいw
正義戦を前半のクライマックスに配置しているので、中ボスとしてもしっかり役割を果たしていたと思います。

ポルナレフがアヴドゥルが生きてることを知らされていない理由は改変しても良かったかも…原作からして黙ってた理由がツッコミ所満載なのでw
{/netabare}

【後編】
{netabare}
ペットショップ戦がないためイギーに活躍の場がなかったのはもったいなかったです。あくまで手助けに来たという流れだったので、流石にあの死に方は可哀想でした…ヴァニラはあの攻撃手段しかないのでしかたない面もあるけど…

細かいところですが一部(ディオの棺の前で言い争いになるアヴドゥルとポルナレフ、花京院の再登場のタイミングの良さなど)状況的に不自然に感じるところもありました。
ただこれは尺と、前半をアニメ化できるかわからない状況だったのも理由だとは思います。

評価の高いンドゥール戦は2話構成で長いですが、演出で惹き込まれて飽きませんでした。全てのスタンドに見せ場を作っていたのも良かったです。

スタープラチナの時止め能力獲得に原作より早くから伏線を張っていたり、承太郎の首を落とそうとしたディオの後ろからポルナレフが襲い掛かるなどの変更も良かったです。
最終バトルになだれ込むあたりは、改変と演出のおかげでかなり盛り上がりました。
エジプトの街の描写が丁寧なのも、バトルが際立って良かったです。
{/netabare}

【最終2話の素晴らしさには前編だって貢献してると思うのです】
{netabare}
DIO戦は脚本・演出・作画すべてが高いクオリティでまとまっているだけでなく、人物描写(声優の演技も含め)が本当に素晴らしかったと思います。

このDIO戦は原作でも承太郎の怒りの発露として描かれていて、本作でもそれがしっかり表現されています。上で書いたように、全編通して承太郎の感情描写が良くできていたことが、その流れに説得力を生んだと思います。
本作は前後別々に作られたにも関わらず、短い13話の中でそれをきちんと描けているなあと。もちろん原作がよく出来ているからなのですが。
後編を作ったスタッフがしっかり流れを作っていて、前編のスタッフもそれを理解していたということじゃないかと思います。

だからこそ逆に7話正義戦は承太郎が常に冷静で、DIO戦とは逆の魅力があるのですよね。(「これ以上ポルナレフをオモチャにはさせねえ」って台詞があるので心底では怒ってそうですが)
前編の低評価は理解できる部分もあるのですが、私は前編が後編を下支えしているとも考えているので、先入観を持たずに一度見て欲しいです。
{/netabare}


全体通して本作独特の雰囲気があり、それは原作とはまったく違いますが、解釈としては個人的に納得のいくものでした。
原作の「ジョジョらしさ」というのは色々な要素が絡んでいて、何を表現しようとするかで雰囲気が大分変わるなあ、と思って視聴しました。
原作の演出の根幹にある洋画の要素と、少年漫画ならではの王道のストーリー、そしてスタンドの表現を重視していて、私はこれも「ジョジョ」だと感じます。

原作再現を望む人にはお勧めできませんが、メインのストーリーラインをコンパクトに楽しめるという意味では、見て損は無いかと思います。
ジョジョが初めての人や改変に抵抗のない人、洋画好きな人にはオススメです。(2016.3)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

61.6 18 仲間アニメランキング18位
ルパン三世 GREEN VS RED(OVA)

2008年4月2日
★★★★☆ 3.6 (87)
381人が棚に入れました
今日も世界中で活動をするルパン三世。しかし、それはほとんどが違う格好、違う顔、違うジャケットを着ていた。何十人のルパンを海を越えて捜査していた銭形は、それはすべて偽者だと感づいていた・・・・。いったい本物は何処に?

東京の寂れた街。夢も希望も無く、ただ毎日を漠然と過ごすしかないラーメン屋のアルバイトで生計を立てる青年ヤスオは、恋人である人気レポーターのユキコからも愛想をつかされつつあり、叶う事の無い「刺激」を求め続けていた。しかしそんな時店に残っていた緑色のジャケットとすったワルサーP38を切っ掛けに、彼の人生は大きく狂い始めて行く事になってしまう。

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この中に一人ナベシンがいる!

あっアニメを観ているとたまに出てくる、ルパンの恰好をしたアフロの人が一人まぎれています……?
いや!!いた気がします。
と言うのは、どうでもいいんですけどね(ミツマジャパン風)

本題に入ると、この作品は普段のルパンとは一味違い、ルパンとは何者なのかを定義していくという斬新な手法の作品となっています。

そのことから、ルパンフリーク?(言い方は分りませんが)の方たちからはあまり評価されていない模様です。

ですが私としては、この作品は楽しめました。
本名不明、国籍不明の人物がどのようにして自分を証明していくのかと言うのが見どころになってくると思います。

さらに客観的に考えると、この先もルパンシリーズは作られ続けていくであろうと考えたときに、ルパンとはどういう作品なのかを後世残すための作品ではないかと思います。

しかしながら、本物のルパンが誰であるのかと言うのはこの作品を観るともっとわからなくなったりもします。

初代ルパン三世は古本屋の店主ではと言う考えもあるようです。

おそらくそうなのかと思いますが、あえて別解釈をすると、古本屋の店主はルパン二世なのでは?と考えてみました。
なぜかと言うと、作中のセリフなどから、次元と銭型警部事とっつぁんは世代交代してない模様ですが、今までのルパン作品では初代も出ているはずですが、必ず銭型警部をとっつぁんと呼んでいます。年下にとっつぁんとは呼ばないだろうと考えます。また警部の本名は銭型幸一らしいです。そしてルパンの4歳年上と言う設定らしいです。よって初代ルパン三世ではないと無理やり言ってみたりしたいと思います。
またルパン二世のことは私の知る範囲では今までの作品では触れられていないと思います。そして過去に何度か銭型警部がルパンが日仏混血であると発言している事から、二世が日本在住の可能性もあると考えられます。
よって古本屋の店主がルパン二世の可能性もあるのではと推理して観ました。

と言いつつ書いている内に古本屋の店主は赤ルパンだったのではと思いはじめました。
なぜなら、古本屋の店主が変装していた可能性を省いてしまっている点です。さらに、古本屋の名前も赤にちなんだ名前…という事は、やはり赤ルパンの変装の可能性の方が高いかもですw

っと色々推測して楽しめるというのが、ちょっと強引ですがこの作品の魅力ではないかと私は考えています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルパンの存在意義を問う異色作?

あらすじを見て気になっていたので見てみましたが、OVAらしい挑戦的な作風であることは伝わりました。


ルパン三世という称号の眩さに憧れる男達が、ルパンに扮して暴れまわる。

無数のルパンが存在する中で、本物のルパンを決定付けるものとは?

一つのお宝を巡って争う緑服のルパンと赤服のルパン、その行方は?

というのが大体のあらすじです。


OPで赤・緑歴代のルパンが同時に映し出される演出や、序盤のルパンが街を埋め尽くさんばかりの展開はワクワクしましたが、

段々と話のスケールが小さくなっていって最終的にこじんまりとしてしまった印象です。


お宝を盗むいつものお話と、ルパンのアイデンティティーを問う展開とどっち付かずで、

どうせならとことんルパン三世の存在を揺さぶるよう追及してほしかったと思います。



偽者のルパンにまるで魅力やカリスマを感じられなかったのも残念な点です。

GREENvsREDと銘打つのなら対するルパンも相応なキャラクター性が欲しかった所です。



結局の所、オリジナルのルパン三世に敵うルパンは存在しない、と言いたかったのだと思います。

しかしあまり説得力が感じられなかった。

発想自体は中々面白いばかりに、ストーリーのまとめ方に疑問を抱かざるを得ませんでした。






悪い点ばかり挙げましたが、この作品の過去作品に対するオマージュのこだわりはかなり緻密なもので、その点では評価に値すると思います。

本筋のストーリーではなく一人一人のルパンの言動や行動に注視して見ると面白いです。正直一度見ただけでは拾いきれない位のネタが散りばめられています。

ルパン三世のファンであればあるほど、そういった小ネタに気付くことが出来て楽しめるのではないかと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

缶々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

興味深い内容

ルパン三世って結局何者なんだろう?
これはこんな疑問に答えることが出来る作品の一つだと思います。
個人的にはルパン三世という自己の存在をかけて戦う登場人物たちの姿にはある種の感動を覚えました。
賛否両論の多い作品ではありますが、いい作品だと感じています。

ただ一つ気に入らなかった点と言えば若者の持つ可能性や反原発のメッセージがストーリー内に介在するけれど
これがバランスよく入っていない為にチープな印象を残してしまうということでした。

ですがこれを考慮した上でもルパン作品が好きならば見る価値はあるのではと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

66.9 19 仲間アニメランキング19位
7SEEDS(第2期)(Webアニメ)

2020年1月14日
★★★★☆ 3.4 (89)
353人が棚に入れました
少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蟬丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。

声優・キャラクター
東山奈央、福山潤、小西克幸、沢海陽子、阿澄佳奈、石田彰、悠木碧、井上和彦、日笠陽子、野島裕史、置鮎龍太郎、喜多村英梨、能登麻美子、広橋涼、伊藤静、江川央生、浅野まゆみ、三宅健太、加隈亜衣、石川界人、小松未可子、阪口大助、星野貴紀、津田健次郎、佐々木望、野島健児、桑島法子、小野賢章、櫻井孝宏、千菅春香、嶋村侑、寺島拓篤、佐藤拓也、皆川純子、菅原正志、速水奨、興津和幸、寿美菜子

maako さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

めっちゃよかったー!

少女漫画のミステリーというなかれを読んで面白くてその作者さんの漫画原作ということでネトフリで鑑賞!ネトフリ限定?かな?
絵もストーリーも好みな感じじゃないけどめちゃくちゃ引き込まれた(´・ω・`)
原作読んだ人からは不評が多いみたいだけど私は普通に面白いと思った!
2期見終わって、え!?完結してないじゃんと落ち込んだけど(´Д`)ハァ…
ということで原作漫画買います←
3期きぼー!
花はしっかりしてるからナツを応援しがちの私ですσ(・ω・`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

70.9 20 仲間アニメランキング20位
新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN[シン](OVA)

2000年12月21日
★★★★☆ 3.9 (56)
338人が棚に入れました
 2022年、第17回サイバーフォーミュラGPXが開催された。「アルザード事件」の出場停止処分も解けて加賀やスタッフも戻ってくるが、いまいちレース出場に懸念を抱く理事会は大幅な予算削減を決定。一昨年のマシンでの出場を余儀なくされてしまう。しかし初戦で戦力不足を痛感させられた加賀は、突然接触してきた名雲の誘いを受け、アルザードのオリジナルマシンである「凰呀」を悩んだ末に譲り受ける。そして古いつきあいのグレイと、彼に預けていたフィルをメカニックとして呼び寄せた。
 そこまでしてハヤトにこだわる加賀には理由があった。かつて自分が負けたZEROの領域をハヤトが乗り越えたこと、そしてそんなハヤトにZEROで失った親友の姿がオーバーラップしたからだった。

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんとも言えない余韻が残る名作です!

数々の素晴らしいキャラが登場したサイバーフォーミュラシリーズの最後。

続編が観たくてしかたがないので、今のところの最後と言っておきますw

このシリーズ通して、初めて主役がハヤトではなく加賀さんになる。

ずっと兄として、仲間としてハヤトに接してきた加賀が、弟分のハヤトに勝てないで満足している自分に気づき、苦悩しながらもレーサーとして立ち上がり、プライドを捨てチャレンジャーとして、男として本気でハヤトに牙を剥く、本シリーズの異端的話でありながらも、名作中の名作。

アスラーダと同じ規格で創られたマシン、オーガ。

しかし人と共に成長するアスラーダに対し、オーガは人を置き去りに進化したマシンであり、乗れる者のいないマシンであった。

加賀はハヤトに勝つため、オーガに乗る。


いや~~、もうね、マジでおもしろい。

ホントに、サイバーフォーミュラ好きならわかると思いますが、マジで熱くなる。

かが~~~~、カガ~~~~、と何度も叫びたくなる。

さすが主人公だけあり、ハヤト強すぎ。
敵に回してはじめて気づきますがアスラーダスゴすぎ。

そこに挑む加賀さんを、城太郎を応援しちゃいます。


加賀さんが悩んでいる姿や勝てないでもだえている姿がとても印象的です。

いや~、ココまで続編がでると作画が初期のテレビシリーズと全く異なっています。もはや原型なし。

ランドルが活躍しないのは残念ですが、
加賀さんはカッコイイです。

ホントにおもしろいです。
なんとも言えない余韻が残る名作です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サイバーフォーミュラ、最終章!!

オリジナルアニメ(OVAです)
全5話

あらすじ・・・
新世紀GPXサイバーフォーミュラのあらすじを見てくださいな。
大まかなあらすじは一緒です^^

さて感想を
5作目にして最終章のOVA!
個人的には(SAGA)を超えなかったけど、同じぐらい良作品でした!

(SAGA)で完全に終わりかと思いきや、(SIN)・・・
なんで?って思いましたが、完全決着の為にどうしてもアニメにしないといけないって事だったんですね^^

5話しかありませんので色々と省いていますが、レースシーンは迫力満載!!

そして今回はハヤト君とブリード加賀さんのダブル主人公!!
ブリード加賀さんはハヤト君の兄貴分であって親友、そして永遠のライバルのキャラです

この2人の完全決着を描いた(SIN)という作品。
どちらが勝ったか・・・
もちろん、言いませんwww
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

3組目のカップリングにも決着がついて、個人的にはすっきりしました!!

迫力のレースシーン
複雑に絡み合った大事な人への想い
大きく高いハードルをどう乗り越えるか

などなど、見ごたえ十分!!

古いアニメだからと言って馬鹿にせず、色んな人に見てもらいたいアニメでした!
本当に男性にも女性にもお薦め出来る作品なので、ぜひご覧くださいな。

これから見てみようかなって思う人は
TVシリーズ→ダブルワン→ZERO→SAGA→SIN
と見てくださいね。
絶対に途中から見ないでくださいね!!

レンタルはない店が多いみたいですが、私のようにDVDボックスを買うか、バンダイチャンネルで視聴できるみたいです^^
まあ、私はお父さんが夏のボーナスで全シリーズDVDを買ったんですけどね。
もう私の物です(爆笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

ここまでアニメで完全決着するアニメは珍しいと思います。
個人的にはもうサイバーフォーミュラはこれ以上先に進まなくてもいいって思えるぐらい満足しました。

全シリーズ内容がレベルが高く、全部が全部(おぉ~)って言える作品ってなかなかないですよね^^
続編希望が多い現在のアニメは見習ってほしいです(苦笑)

本当にめっちゃ良いアニメだと思いますので、かなりお薦めな作品です。
うん、す~~~ごっく満足!!

では最後に一言
絶望した~!時代を間違えたアニメに絶望した~!!
この作品、今現在、作画を直して放送したらかなり人気が出ると思います~!
小学生から大学生、男性から女性、腐女子、萌え好き・・・
色んな人から愛される作品なのに、時代を間違てます~!
絶望した~~~!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

優麒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最強のライバルがついに本気に

シリーズ最終のOVAになります。
TV→「11」→「ZERO」→「SAGA」→今作「SIN」となります。

最強のチャンピオンとなった主人公にもはや敵はいない状況になります。
そんな中、本気にならなかった男が因縁のマシンを手についに本気に・・・
その相手は、主人公の良き理解者であり、兄貴的な存在。

ここに同じ戦闘力のマシン同士のドライバー対決が実現。
ラストを飾るにふさわしい熱い戦いが待っています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

61.8 21 仲間アニメランキング21位
天空侵犯(Webアニメ)

2021年2月1日
★★★★☆ 3.1 (52)
204人が棚に入れました
女子高生・本城遊理がふと気づくと、そこは見知らぬビルの屋上。彼女が迷い込んだその世界は、無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな“異常空間"だった。何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の“仮面"。地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、生き抜くことを決意するが果たして――?

声優・キャラクター
白石晴香、青木志貴、関根明良、榎木淳弥、梅原裕一郎

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

苦手なグロホラーなのに最後まで目が離せない

気が付いたらビルの上にいて、仮面を付けた人が人間を飛び降りさせるところを目撃するところから始まるお話。

ギャグ、パンツ、微々たる百合など色んな属性があって、特にギャグ部分がとてもシュールで面白く、シリアスなはずなのにちょいちょい和むのはこれがいわゆるカオスというやつなのかと納得してしまった。

キャラ絵や作り自体古さを感じるがそれでも見入ってしまう。

どちらでもな終わり方だったが久しぶりに2期を期待したいアニメだった。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

63.6 22 仲間アニメランキング22位
装甲騎兵ボトムズ-ペールゼンファイルズ(OVA)

2007年8月30日
★★★★☆ 3.8 (33)
188人が棚に入れました
レッドショルダー部隊を除隊したキリコ・キュービィは、惑星ロウランでの「タイパス渡河作戦」に従軍していた。60万以上の大兵力を用いた史上最大規模の渡河作戦だが、キリコが配属された部隊は最も過酷な戦場に送り込まれた。一方、レッドショルダー部隊司令のヨラン・ペールゼンは、軍事法廷の被告席に座っていた。検察官の怒号交じりの詰問に、終始無言を貫くペールゼン。その2人を、1人の男が見つめていた…。
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異能生存体の謎を巡る物語 A+

この作品を見る方は、ボトムズの全52話を既に見終わった方だと思いますが、万が一未視聴でトライしようというチャレンジャーの方に向けて、少し解説を書いておこうと思います。

この作品に入る前に、まず、レッドショルダーという言葉を理解しておいた方が良いです。

レッドショルダー、正式名は、ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1。
ヨラン・ペールゼンの上申を受けた参謀本部によって編成が認可された部隊です。
部隊のスコープドッグ(ロボットの一種と思ってください)は、その右肩を血のような赤で塗っていたことから、通称「レッドショルダー」と呼ばれました。
訓練で見方同士を殺し合わせたり、凄惨な戦いからも味方を犠牲にしてまで帰還したと噂されたりと、吸血部隊として恐れられていました。


この物語は、レッドショルダー部隊を除隊した主人公キリコ・キュービィーが、史上最大の作戦・タイバス渡河作戦の最も激しい戦いの渦中に放り込まれるところから始まります。

一方、ペールゼンは、レッドショルダーにまつわるスキャンダルで失脚し、軍事裁判にかけられていますが、情報省次官ウォッカムによって法廷から救い出されます。

ペールゼンの残した秘密文書に着目したウォッカムは、「異能生存体」の有用性を実験し、戦後における地位の足掛かりにしようと目論んでいました。

こうしてウォッカムの監視下となったキリコは、秘密文書にピックアップされていた4人とともに、次々と過酷な戦場を転戦させられることになります。

「異能生存体」でなければ生き残れないような過酷な戦場を。

この「異能生存体」については作中で少しずつ明らかにされています。

{netabare}
かいつまんで言えば、どんな過酷な戦場でも生存していること、生存率がずば抜けて高いこと、さらに突き詰めて言うと死なないことが、「異能生存体」の指すものです。
また、ペールゼンは、レッドショルダー部隊で異能生存体の研究をし、究極的に死なない兵士による軍隊の創設を目論んでいました。
そのリストに主人公のキリコが入っていたという訳です。
{/netabare}

要は、キリコを含む5人は「異能生存体」のテストをされる訳ですから、夥しい死者がでるような凄惨な戦場に次々送り込まれるハメになるのです。

当のキリコは、さも当然のように愚痴の一つも言わずに、任務を着々とこなします。
まるで何の意思も持っていないかのように映る、戦いのためだけに生まれてきたような人間、それがキリコ・キュービィーなのです。

このキャラクターを理解していないと、見ていても楽しくないかもしれません。
主人公が何の自己主張もしないのですから。
でも、旧来のボトムズファンからすると、これぞキリコ・キュービィーなのです。

まさにボトムズ大好き人間のための作品。
一度は見てみましょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あぁ、やっぱカッケェよ(涙)

ほぼオッサンの思い出話なので、スルーして頂いた方がイイと思います。

 とある方の方とのメッセのやり取りで、今更無性にスコープドッグが観たくなり本編のお気に入りの16話"掃討"と21話"遡行"、んでペールゼンファイルズの"冷獄"を観ちゃいまして。
いい歳して最近のアニメを立て続けに観た反動なんでしょうね。
戦闘シーンの派手さで言えば孤影再びの黒い稲妻旅団との戦いが香港のアクション映画みたいな感じでキリコ無双なんですけど、あれはちと引く位強すぎなんすよねw

 まぁボトムズなんて正直、私ら世代しか観ない作品とは思うんです。
私自身も今のアニメの質の高さとか話の練り具合なんて、昔のアニメとは比較にならないぐらい底上げされてると感じてます。

 ただ久しぶりにボトムズ見たらやっぱり戦闘シーンでワクワクするんですよ、今でも。思い出補正なのかもしれませんけどね。
でも、正直私が観た最近のロボット・メカ物での戦闘シーンにはこんな高揚は無かったんすよね。
ボトムズ本編なんて、絵なんか今の視点で観たら酷くて見てらんない筈なのに。
やっぱグライディングホイールで滑走するスコープドッグやパイルバンカーでスタンディングタートル串刺しにするベルゼルガとか、パラシュートで無数に降下してくる姿とかね。痺れちゃうんすよね。
 ボトムズのOVAでも野望のルーツ・赫奕たる異端・幻影編が物語の続きを楽しむ作品とすれば、ラストレッドショルダー・ビッグバトルと続いたは"昔のリアルロボットのアクション物"としての集大成としての完成形がペールゼンファイルズだと思ってます。

個人的にはですけどねw
私ら世代はこの手のばかり見た世代だから、バルキリーの板野サーカス一番の方も居れば出渕デザイン好きも居ますしね。

 まぁ本作を今の若い方にもお勧めなんて言う気は更々有りませんが、観たらどういう感想持つのかなと言うのは興味ありますね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

62.3 23 仲間アニメランキング23位
バスタード [BASTARD](OVA)

1999年11月26日
★★★★☆ 3.3 (19)
128人が棚に入れました
かつて、人の力によって生み出された破壊神アンスラサクスと邪神群の手により文明は崩壊した。この災害「大破壊」を生き残ったわずかな者達は新たな文明の力、「魔法」を手にし、血と肉と鋼とそして魔力の時代を迎えた。それから四百年。絶大な力を持ち、配下に四天王や闇の軍団を率い大陸に征服戦争を仕掛けた爆炎の魔術師「ダークシュナイダー (以下D.S.)」は、多くのゴーレムを操り長きに渡り大国や五英雄達と争った末、伝説の竜戦士となった竜王子ラーズ・ウルと相打ちになり滅ぼされた(魔操兵戦争)。だがこの際、D.S.は密かに転生の秘術を用い赤子の身の内に転生する。しかし五英雄の一人ジオ・ノート・ソートによって覚醒する前に封印され、ジオの娘ヨーコと共にルーシェ・レンレンとして争いとは無縁の暮らしをすることになる。

57.0 24 仲間アニメランキング24位
i wish you were here あなたがここにいてほしい(OVA)

2001年10月12日
★★★★☆ 3.1 (15)
58人が棚に入れました
『i-wish you were here- あなたがここにいてほしい』は2001年に制作されたアニメ作品でアニメ業界初の試みとして、アニメイトによるブロードバンド番組配信サービスanimate.tvでインターネットストリーミング放送が行われた。
人間をモンスターに変えるウイルス「M34」とそれに対抗する組織「CURE」との戦いを描く。

64.4 25 仲間アニメランキング25位
タイムボカン王道復古(OVA)

1993年12月26日
★★★★☆ 3.5 (11)
48人が棚に入れました
30周年記念と銘打つとおり、『タイムボカンシリーズ』を中心としたタツノコプロ作品のキャラクターが複数登場する。特に第二話は、タツノコキャラクターが多く住むという架空の都市「タツノッコン王国」が舞台で、テレビアニメ第1作の『宇宙エース』を初めとする多数のキャラクターがゲスト出演している。
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