人体実験でダークファンタジーなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの人体実験でダークファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月20日の時点で一番の人体実験でダークファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.9 1 人体実験でダークファンタジーなアニメランキング1位
ヴァニタスの手記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (181)
601人が棚に入れました
吸血鬼が存在する19世紀のフランス。吸血鬼の青年ノエは、吸血鬼に呪いを振り撒く魔導書「ヴァニタスの書」を探すためにパリへ向かい、その途中の飛行船の中である事件に遭遇した。その最中、吸血鬼の専門医を自称するヴァニタスと名乗る青年がノエの前に現れるが、ヴァニタスはノエの探す「ヴァニタスの書」を手にしていた。

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャラが好みじゃなかったのと…

途中で断念しました。

確か6話くらいで視るのやめたと思います。
主な理由はキャラクターが好きになれなかったことです。

作品の雰囲気などは好きでしたが、女性キャラと主人公であるヴァニタスが好きになれなかった。
また、やたらギャグシーンが多く話のテンポが悪く感じたのも理由の一つ。
また吸血シーンがもはやヤってるみたいな演出が気にくわなかったです。そして好きでもない声優のそんなシーン聞きたくもなく…

ストーリーは少し気になったのですが、途中途中で入るギャグシーンが面白くないうえにそれでテンポが悪くなっています。
少年漫画系のギャグシーンに似てますね。あれがつまらないと感じる方はオススメしないです。(鬼滅の刃視聴したことがある方で、ギャグシーンがつまらないと感じたら当てはまるかと)

唯一このアニメを最高だと感じたのは作画と音楽。
作画はボンズ。音楽は梶浦由記さん。
安定した作画で、とくに戦闘シーンは作画・演出共に◎。
そして音楽。最高です。
梶浦さんの音楽とこのアニメの相性が良く、作品の雰囲気をより良くしています。サントラ出たらちゃんと聴きます!!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ある吸血鬼フェチの実像

原作未読 分割クールの前半12話


“手記”と書いて“カルテ”と読みます。
いわゆるヴァンパイアものですがわりと変化球。
不老不死吸血鬼と命限りある人間が対峙する物語とは違い、吸血鬼に降りかかる災厄が柱となります。
その吸血鬼の“真名”いわば魂みたいなものが奪われちゃうと正気を失って、まるで渋谷交差点ど真ん中で佇むTウィルス感染済の中島美嘉ちゃんみたいになってしまうという呪いに怯えているのが本作の吸血鬼“ヴァンピール”たちです。その呪いからヴァンピールを救うお医者さん役を担うヴァニタス(CV花江夏樹)と呪いについて含みありそうなヴァンピールのノエ(CV石川界人)のW主人公もの。
作中で言うところの“呪い持ち”になったヴァンピールは発症すれば殺処分の運命が待ってるわけですが、唯一ヴァニタスのみが手持ちの“ヴァニタスの書”を使って真名を取り戻すことができる唯一無二の存在というのがポイントです。ジョーブ博士みたいなもんですかね。またこっちは名前を返してもらう書ですが、名前を返してあげる『夏目友人帳』と本質的には変わらなさそうな作品でもあります。

前置きそれくらいで、事前情報からはこちら↓

 ボンズ制作 梶浦由記劇伴

こちらが吸引力となりました。まあ綺麗ですもんね。梶浦さんは事後知りましたがくどいくらいドラマチックで壮大ないつものノリは控えめな印象です。さはさりながら19世紀後半のパリの情景にはよく似合うBGMなのはさすが。美術は総じて美しく印象的だったのはOPアニメーションでの早朝太陽の光具合。綺麗な朝焼けです。ちな本作の吸血鬼は太陽の光浴びても灰にならない設定です。

一通り前半終わってポジティブな印象を持ってます。理由は3点

1.綺麗
 →前述の通り
2.続きが気になる
 →ネタバレレビューを読む
  第1話ノエのモノローグが示唆する結末はぜひ見てみたい
3.俺の好きなヴァンパイア
 →吸血鬼ものにはどこか“退廃”“耽美”を求めがちな私の趣味に合っている

とりわけ3はフェチシズムの世界ですね。美形男子のバディもので女性作者とバイアス入りがちなのですがどうなんでしょう。矢印はノエ→ヴァニタスでも性格や見た目に惹かれてというより「ヴァニタスの血が美味そう」と吸血鬼の本能に則した動機ではあるんでそれほどでもないなぁと見ております。
それよか禁じられているとされる人間への吸血行為の描かれ方が素敵。まぁえっちいです。欲求・衝動・理性との葛藤ないまぜの吸血シーンは親と一緒に観てると確実に気まずくなる水準です。
やはりヴァンパイアものは“耽美”なとこないとね。作品評価は分割前半のため例によって保留ですがこれは好物です。来たる後半待ち~



※余談

■ペース配分

ここ一年くらいで『SLAM DUNK』『空手バカ一代』『カウボーイビバップ』『エヴァンゲリヲン』とクラシックを堪能してたからかもしれません。
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■耽美

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視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

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2021.09.19 初稿
2021.11.16 配点修正 -0.1

投稿 : 2025/02/15
♥ : 32
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

美しいふたり。

主人公の、ヴァニタスとノエ。
とにかく、麗しいです!
(ちなみに私はBLは苦手なんですけどw)

そして、劇伴の壮麗さと、
おでこさんのシリーズ構成の美意識と、
ボンズさん独特の硬軟自在な作画。
すごくいいです。

舞台は19世紀の、フランス。
そんな言葉があるかどうか知らないけど、「フレンチ・スティームパンク」っぽい感じ。

欧州が舞台で、制作がボンズさんで、スティームパンクっぽいダークファンタジー+ポンチ絵って、
まるでネタバレレビューを読む

第1話冒頭から、「その旅路の果てに、彼を殺すまでの物語」という、
わりと悲劇臭のつよいセリフで、
ノエとヴァニタスの関係性を括るのですけど、
ネタバレレビューを読む
もうBLっぽいとか、全然気にならなくなりましたねwww

お話自体は、ヴァニタスが吸血鬼専門の医者で、ノエはそのヴァニタスを監視するために同行することになる特殊能力ありの吸血鬼で。

適度な謎。

適度なバトル。

華麗なキャラと美術。

そしてジャンヌという絵に描いたような圧倒的ヒロイン。

このヒロインが、メチャメチャつよいのに、ネタバレレビューを読むもう、魅入ってしまって目が離せませんでした。

今、第2期が終盤ですが、1話冒頭の場面にまで行き着くか微妙ですけど、
これは、しっかりと観続けていきたい。

そんな作品なんです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 19

79.3 2 人体実験でダークファンタジーなアニメランキング2位
極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1740)
9737人が棚に入れました
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使いと鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは・・・。

声優・キャラクター
逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、M・A・O、田所あずさ、東地宏樹、鈴木達央、沼倉愛美、内山夕実、能登麻美子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

1話目がとても面白かったですね^^
OPがおどろおどろしいところが印象的です。

主人公の声優さんは、「彼女がフラグをおられたら」の
主人公もやっていますが、どっちも1話目から
ネタバレレビューを読むがいきなり立ったというのが
共通していて、ちょっと笑ってしまいました^^

■第2話
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■第3話
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■第4話~第6話
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■第7話~第13話
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投稿 : 2025/02/15
♥ : 90

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人は2度死ぬ。1度目は肉体が死んだ時、2度目は・・。

原作未読で視聴。


『研究所から実験台の魔法使い数名が脱走。ある日、その中の一人の魔法使い「黒羽 寧子(くろは ねこ)」が、主人公である「村上 良太」のクラスに転校してくる。村上は、転校してきた魔法使い寧子が、子供の頃に死なせてしまった幼馴染にそっくりという理由から放っておけず、深く関わるようになっていく。そんな中、研究所は脱走した魔法使いを回収しようと追手を差し向けてくるのだが・・』という13話の物語。(+OVA1話もある)


基本的なストーリーのパターンは、研究所から強力な魔法使いの追手が刺客として送られて来て、それに対して村上や寧子達が協力してあらがい抵抗する。という流れに終始します。


13話しかないためか、展開が恐ろしく早かったですね。イベントが次から次へと発生します。きっと視聴者を飽きさせないための工夫でしょうね。


最終話はちょっと慌てた感じで残念でした。内容を詰め込みすぎです。グダグダになってしまいました。10人乗りのバスに20人詰め込んだ感じです。あれだけの内容なら、せめて2話分は必要だったと思ました。


最後に、これだけはどーしても言っておかなければなりません。 
『この作品、どんだけ おっぱい好きなんだよっ! 中学生かっ!! この製作スタッフはっ!....ったくもう...。』  私はこの下ネタ満載の作品を女性に勧める勇気はありませんよw。


ともあれ、ストーリーにメッセージ性のようなものは無く、何も考えなくてもすんなりと理解出来ると思いますので、ご存分に物語とおっぱいを楽しんで下さい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 45

やながなぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

筋が通ってる

私的にはかなり良かったです
物語展開や登場人物の行動理由が主人公のバカ情熱や綺麗事の濫用によって済まされ、視聴者が共感・納得出来ないというアニメが多いように思われます。正直見ていて「ブフォッwwwなんでそうなるの?www」となる事が多々あります。
しかし、この作品は中身がしっかり考えられていて展開に筋が通っていながら、その中にも意外性が存在し、前述の様につっかかって皮肉な我に帰ることなくにどんどん世界に引き込まれます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

64.1 3 人体実験でダークファンタジーなアニメランキング3位
かつて神だった獣たちへ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (238)
846人が棚に入れました
パトリア大陸に生まれた民主主義国家【パトリア】。経済的不一致から【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】に分裂したこの国では、長きに渡る内戦が続いていた。劣勢に追い込まれた北部は、南部打倒のため、遂に禁忌の技術を用いてしまう。人間を異形の兵士へと造りかえるその術は、人の姿と引き換えに、神にも喩えられる力を得るというもの。その力により長き戦乱は、和平へと導かれる事となった。【擬神兵】、それは【神】と称えられた救国の英雄。時は経ち、戦争が過去へと移り変わる今。人の姿と引き換えに【擬神兵】となった者たちは、その過ぎたる力故、人々からただ【獣】と称ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。元擬神兵部隊の隊長・【ハンク】は、【獣】に身を堕としたかつての戦友でもある【擬神兵】を殺す者【獣狩り】として旅を続けていた。擬神兵だった父の仇を探す少女【シャール】はハンクと出会い、父の死の意味を知る為、共に旅することを決意する。やがて知る、戦い続けなければならない本当の理由。そしてハンクが探す【獣を解き放った男】の存在。仲間殺しの罪を一身に背負い続けていく【ハンク】の旅路の行き着く先とは?

声優・キャラクター
小西克幸、加隈亜衣、中村悠一、石川界人、日笠陽子、能登麻美子、市ノ瀬加那、坂本真綾
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かつて期待した視聴者たちへ

かつて神(とまで称えられ尊敬を受けた兵士)だった 獣(となり下がった者)たちへ


適性ある者が施術を受けて一騎当千の人間兵器化し戦場を駆け抜けるも、戦争が終わったら用済みになったという悲しいお話。
彼ら人間兵器は擬神兵(ぎしんへい)と呼ばれその隊を率いていたハンク・ヘンリエット(CV小西克幸)が主人公。ハンクと行動を共にする少女シャール(CV加隈亜衣)の二人が主要人物となる物語。あらすじは省略。例によって原作は未読です。

全般恋愛要素は薄めで、もっぱら焦点は


 “戦中戦後で評価が逆転した者たちの悲哀”


これにつきます。タイトルから期待する展開はそれ以外考えづらいのです。

神を模した擬神兵との設定は独特。ガーゴイル・ウェアウルフ・セイレーンその他馴染みの神々たち。
ネタバレレビューを読む彼らが邪魔者扱いとなっていく過程は哀しみの色を帯びてます。
下手に視聴者に媚びてないので、題材に興味を持ったら手を出して良いかもしれません。よくある帰還兵PTSDものの範疇かも。


で結論ですが、面白くありませんでした。あっさーいのです。


OPはまふまふさんの「サクリファイス」。
Aメロかっこいい! 
Bメロ盛り上がって来たぞ! 
サビ・・・ん?
ボーカルは音に負けてね?
一聴してカッコいい感じなのですがなんか違う。ネタばらしは簡単。サビのメロディがギターのメロディラインと被ってほぼ一緒。そのためメリハリがなく両者が喧嘩しているかのような曲です。
私の見立ては一点。ギターのフレーズ作りサボったなこいつ、です。メインのメロディいい感じで出来たのをどう活かすかの観点が希薄でした。

なんでこのネタ出したかおわかりですね。
面白い設定を肉付ける周辺要素が脆弱ということで作品そのものを表わしていると思ったからです。


■私の嗜好の観点でイマイチなポイント

兵器の取扱いが雑だと私の場合削がれます。不真面目な軍事描写は心象を悪くする重大要素なのです。
ただしこれは個人的な嗜好によるものなので気にならない方はスルーできるものになります。

ネタバレレビューを読む

本作品の意図するところは、用済み兵器となった者達の悲哀です。ならばその軍事的な背景が嘘くさいと一気に没入感が削がれてしまうのです。


■むべなるかなでイマイチなポイント

・バトル作画:動かない
・神々の戦い方が基本力任せのワンパターン
 ネタバレレビューを読む



題材に興味持ったら・・・
なんだかんだ最後まで観れました。たぶん理由は下記3点。

・ケイン(CV中村悠一)の目的ってなんだろう?が気になる。
・姉御肌ライザ少尉(CV日笠陽子)が魅力的。。。いろんな意味で。
・死にゆく擬神兵がそうはいっても同情してしまう。



※ラスト

ネタバレレビューを読む


真っ向から否定するには忍びない、という中の中な作品。
この期は中の中な作品が多かった印象。手前(春期)とその手前(冬期)は中の下な作品が多かったことを考えれば良しとすべきかもしれません。



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2020.04.03追記

“制御不能な兵器は作りません”。コロナウィルス生物兵器説に疑念を持つ理由がこれ。仮に事実でしたら覇権を握らせちゃダメ。いずれにせよコロナ禍が落ち着いたら世界はこの国の解体に向かうでしょう。5年後くらいをお楽しみに。


2019.09.17 初稿
2020.04.03 追記

投稿 : 2025/02/15
♥ : 47

nil さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最後まで見ないと面白さがわからない

追記 [最後まで観ての]

1話目のつかみはいいです。

2話 ~ 5話はほぼ同じ単調な内容の繰り返しで飽きます


これは微妙かなと思っていた矢先6話が節目となって
7話以降でようやく物語として成立してきたと感じ、最後まで飽きることなく観られました。

このアニメはちょっと工夫が必要というか、人によっては面白くないと思うかもしれませんが、
視聴者が登場人物一人ひとりの視点に立って考えながら観てみると結構面白いです。
特に後半は"正義とは、"ということを頭に据えておくと色々思うところがありました。

総じて作品自体が特段秀逸というわけではありませんが、深読みするとこれを通して考えさせられることが結構あるなといった感じです。

ただ最終話の終わらせ方にはかなり無理がありました。ここを急ぐぐらいだったら、2~5話を詰められただろうにと少し残念。

2期はないのかな?
原作を読みたくなるほどではないですが、
それなりに続きは気になりますね。



_______________________________________

[こちらは3話時点での感想です]

タイトルに'神'というワードが含まれていますが
異世界モノではないです

ここでいう神というのは人間の
人体実験によって創りだされた
戦争のための生物兵器のことです

彼らのおかげで戦争では常に優位に
なっていたのですが
終戦目前というところでまさか
信頼していたはずの仲間に裏切られるとは

死んだかと思われた主人公は強靭な生命力で
2ヶ月後に目を覚ますが
とっくに戦争は終わっていました

兵器として用済みになった'神'たちは
人体実験の副作用により
理性を失うことになるのですが...

気になった方はアニメでどうぞ

作画やサウンドトラックの雰囲気は
今期だとヴィンランド・サガ
有名な作品で進撃の巨人とかを
イメージするとよいと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想ネタバレレビューを読む

2話感想ネタバレレビューを読む

3話感想ネタバレレビューを読む

4話感想ネタバレレビューを読む

6話までの感想ネタバレレビューを読む

7話感想ネタバレレビューを読む

9話までの感想ネタバレレビューを読む

11話までの感想ネタバレレビューを読む

最終回感想・総評(上の各話感想と重複した文もあるのでこれだけ見れば良いかも)ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

65.1 4 人体実験でダークファンタジーなアニメランキング4位
禍つヴァールハイト -ZUERST-(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (116)
345人が棚に入れました
遷都計画が進むヴァールハイト帝国に暮らすふたりの青年――運送屋の仕事に励む少し臆病なイヌマエルと、帝国の新米兵士で世間知らずのレオカディオ。片方は大切な妹、もう片方は兵士としての未来に思いを馳せながら帝都での日常を送っていた。一方、帝国ではかつて世界から数多くの生物を消滅させ、凶暴な魔物を世に放った厄災 “光"の再来が予言され、人心は荒廃。そんな中、とある密輸事件をきっかけに、イヌマエルとレオカディオの運命、そして帝国の歴史が激変していく。

声優・キャラクター
阿部敦、小野友樹、花守ゆみり、藤井ゆきよ、津田健次郎

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

続くなら今までを許そう

まずは一話。話はそれからです




一応ネタバレなしです↓



序盤 ええ

中盤 お?

終盤 おお

この話は世界の終わりが近づいてる話
ジャンルは戦闘・魔法・犯罪組織
ええニコニコ動画でも話題になりましたよ。
最初はレオが主人公だと誰もが思った序盤から雲行きが怪しくなってエンドロールで最初に名前が出るのは。「お前かい!」

さて本作の内容ですが、結構面白かったです。爪が甘い印象でしたが。
序盤の話題性のあるつかみに反して普通の展開でした。しかしシリアスの世界設定だったので全体的にシリアスな雰囲気をだしていました。この雰囲気は嫌いではないのですが、個人的にはもっと作り込んでほしかったです。
世界設定は作り込まれているようで細かいところは不明確なままです。もちろんそういう不明確さを楽しむ作品もありますが、本作は明確にした上で唯一の不確定要素である世界の謎を楽しむべきだと思うんですよ。
まぁそこらへんはあまり深く考えず制作したのでしょう。
とことんテキトーというか爪が甘いというしかありません。

ラストは「これからも続く」的な雰囲気でした。もし続くなら今までの中途半端さは意味を成します。ですので制作陣さん。続きをお願いします。終盤は面白かった分、残念極まりないです。

監督・シリーズ構成は細田直人さん。働く魔王などを担当された方ですね
副監督は小野竜太さん。
キャラデザは杉薗朗子さん。初キャラデザだそうです。其の割にはすごい。
劇伴は横山克さん。原作BGMも担当してるみたいです。
アニメ制作は横浜アニメーションラボさん。ラピスリライツを制作したところですね。まさかラピライと同じところとは…そりゃ作画良いわ。

作画は良かったです。迫力のある動きが多く、躍動感を感じるシーンも少なくありませんでした。細かいところまで丁寧でかなり好印象です。
opは黒崎真音さんの「君を救えるなら僕は何にでもなる」すごいタイトルですけど歌詞無いんですよね。ニコニコでは「最終話に歌詞がつく」とか予想されてましたね。
edはHikaru//さん作詞歌唱、グシミヤギヒデユキさん作編曲の「disclose」
声優さんは良かったです。豪華でしたし、キャラによくあっていたと思います。

総合評価 続くなら本作の評価は大分跳ね上がる

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ファンタジー歴史もの? 暗めの話ですがわりと面白いです。

== [下記は第5話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで視聴し終わった時点で、下記のレビューを書いています。

10月末時点では第3話までの放送で様子見もあったためベスト10からは漏れていますが、わりと面白く観ています。

世界観はゲーム『禍つヴァールハイト』と世界観を共有していますが、アニメの作中キャラクターはゲームの登場キャラクターとは異なっており、ゲーム世界のストーリーをなぞる感じにはなっていないようです。

作中で「銃火器の使用」が取り締まられている通り、火薬は普通に存在して銃砲の類も使用されています。

ただ魔物が出てきたり、作中の人物が杖のような器具からビーム的な物を出したりしているので、その辺りはファンタジー寄りです。

とりあえず何らかの異変の予兆があって魔物は狂暴化していて作中で出てくる唯一の国家であるヴァールハイト帝国は政情が安定していないという状況で、ただの運送屋だったはずが反乱組織である「ヘッドキーパー」の構成員と間違われることになったイヌマエル、図らずもその原因を作ってしまったがそのことを知らない軍所属のレオカディオのダブル主人公的な感じで物語が進みます。

お話自体は特にイヌマエルとレオカディオの二人とも善良に描かれていて、どちらが正義というスタンスでもなく進んでいますが、怪しい実験が行われていたり猟奇的な性癖を持つ人物がいたりで拷問があったり人が死んだりでわりと暗い感じでストーリーが展開します。

その辺りに耐性がない方は楽しめないと思いますが、ここまでのストーリー自体はわりとちゃんとした感じだと思うので、「特に萌えは求めていないけどドラマっぽいストーリーは欲しい」という方は観ても良いんじゃないでしょうか。
== [第5話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2021.01.06追記:
年内に最終話まで視聴し終わっていましたが、更新が遅れていました。

「アニメの作中キャラクターはゲームの登場キャラクターとは異なっており、ゲーム世界のストーリーをなぞる感じにはなっていないようです」と前のレビューで書いていましたが、結論から言うと本作はゲームの前日譚にあたるお話だったようですね。

そういう意味では、設定も終盤までのストーリーもなかなかに面白いものではあったものの作品としての「終わり」にはなっていないため、そこに不満が残るかなと思います。

じゃあゲームやるかっていうと、やらないですし…。

ということで、最終回まで観ている間は楽しんだのは間違いありませんが他の方への視聴のお勧めはしません。悪しからず。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 18
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゲーム音痴の私にどうしろと!?

序盤から中盤はかなり面白かったです。

ただの運送屋なのに、巻き込まれてしまったイスマエル。
イスマエルが巻き込まれる原因を作った、帝国の新兵のレオカディオ。

W主人公が交差しながら物語が展開していく。

ネタバレレビューを読む第8話。
ここまでは文句なく面白い展開で、お気に入りの棚まっしぐらな作品だと思っていました。

ところが問題はここから・・・。

終盤、物語は明らかにとっ散らかってきます。
不必要と思われる方向に物語が広がったり、「そういえば最近見ないな?」的な人がいたり・・・。

「はは~ん!最近流行りの分割2クールか・・・」
なんて思っていたら、突如最終話。
「あ、あれぇ???ここで終わり??????」

こんな感じで終わります。

聞けば、原作のゲームの前日譚的な位置づけの作品なんだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ところで、ゲーム音痴の私に、何をどうしろと!?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15
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