てけ さんの感想・評価
4.1
「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功した!!
私はついに「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功しました!!
脳の中では、常に神経伝達物質がやりとりされています。
しかし、電気コードのように一本の線でつながっているわけではなく、シナプスと呼ばれる中継地点が存在します。
簡単に言えば、脳内にある「駅」です。
さて、「駅」と言っても、小さな無人駅から、新宿駅のような超巨大なものまで存在します。
どうして大きさが違うかはわかりますよね。
利用頻度に違いがあるからです。
使う人が多ければ多いほど、駅は大きくならざるを得ません。
例えば、何かを暗記する場合、繰り返し復習することで、シナプスが強化されていきます。
駅を大きくして、往来をスムーズにするのと同じです。
ここで「はじけろシナプス!」といって本当にシナプスがはじけた場合。
さて、いったいどうなるのでしょうか?
【物理的にはじけた場合】
今まで使用していた駅が爆発。
脳の神経伝達が完全にストップします。
つまり、即死です。
中二病患者が生きている描写を見るかぎり、物理的にはじけているわけではなさそうです。
【「活性化する」という意味で「はじける」という言葉を使っている場合】
この場合は、駅が大きくなることを意味します。
あなたの家の身近にある駅が、いきなり巨大化したと考えてください。
その駅が混雑することはなくなります。
ゆったりくつろげますので、イライラ防止に役立ちます。
イライラしない駅なら使おうと思うでしょう。
つまり、人の往来が自然と増え、神経伝達能力が上がります。
また、「はじけろ!」と命令形で強調しています。
かなりの規模で駅が大きくなっていると考えられます。
神経伝達物質が大幅に上昇。
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、γアミノ酪酸などの成分が活性化されます。
その結果、やる気が湧き、集中力が高まり、体温調整機能が上昇します。
ただし、アセチルコリンの分泌により運動障害も発生するため、実際の身体能力は抑えられてしまいます。
つまり、「脳内のやる気に体が追いつかない」状態になります。
結果、「自分では激しく動いているつもりでも、体は動いていない」状態。
いわゆる「妄想」になります。
この説なら、キャラの行動に説明がつくのです!!
結論:
「はじけろシナプス!」というセリフには「急激に妄想力を高める」という効果がある。
{netabare}
「自分は人とは違う、自分だけは気付いているから特別だ」
こんなレビューの書き方も、人が一生繰り返す自意識過剰という名の病、
……すなわち、「中二病」のなせる業なのでしょう。
ちょっと語義が広すぎないか?
{/netabare}