世界征服で変身なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の世界征服で変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月12日の時点で一番の世界征服で変身なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.2 1 世界征服で変身なアニメランキング1位
恋は世界征服のあとで(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (183)
571人が棚に入れました
説明しよう! 世界平和を目指すヒーロー戦隊「ジェラート5(ファイブ)」のリーダー・相川不動(あいかわふどう)と、世界征服を目論む秘密結社「ゲッコー」の戦闘員リーダー・「死神王女」こと禍原デス美(まがはらですみ)。 宿敵同士の彼らには、組織の壁を越えた深い因縁があったのだ・・・!! 実はこの二人・・・付き合っているのである! 世間や仲間に公表せずに内緒の交際を始めた二人。 でも、恋愛初心者のピュアな二人にはすべてが新しいことだらけ。 バレたらそこで試合終了な禁断のラブコメが、始まっているのである
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そらジェラートは甘いよ

原作未読

戦隊レッド♂と悪の軍団リーダー♀のロミオとジュリエット的な恋物語。
…を想像してみたらちょい違います。敵対属性の禁断の恋と思いきやさわりだけのプロレスですね。
ゆるくなった分コメディ要素に振り切るかと思いきやそうでもない。設定や世界観がヘンなだけでキャラはまとも。ギャグを回すには役不足。
というわけでラブですねラブ。主役のカップル二人が第一話でソッコーくっつくのであとは周辺環境を適度なスパイスにして二人のイチャコラを楽しむ感じ。好感度高い二人で嫌な感じはしません。
立木文彦氏のナレーション。オーイシマサヨシ楽曲に田村ゆかり女史フィーチャリングとツボを押さえてる点も見逃せません。

月刊少年マガジン連載です。アニメ化したもの含め連載作品はまともなラブコメが多い。転じてぶっ飛んだ頭おかしいラブコメしかやらないのが週刊少年マガジン(偏見)。同じ講談社だし月マで週マみたいなのやってみたけど育ちの良さ(偏見)が隠せない。そんな印象の作品です。

キャラ分布。まずは正義の戦隊側から。

【正義のヒーロー戦隊“ジェラート5”】
 相川不動/レッドジェラート(CV小林裕介):主役。筋トレマニアでお察し。
 王子野隼人/ブルージェラート(CV興津和幸):イケメンナンパ師。
 神宮寺美咲/イエロージェラート(CV稗田寧々):唯一の成人。大人のお姉さん。
 有栖川ハル/ピンクジェラート(CV日高里菜):最年少ツインテロリ。序盤のキーマン。
 轟大吾/グリーンジェラート(CV間島淳司):寡黙。ガヤな面々の中でパランス取ってる感じ。

 ビッグジェラート博士(CV茶風林):役どころや立ち回りは説明不要ですよね。

なかなかの定番ぶりです。対する悪の組織はやや複雑。

【秘密結社ゲッコー】
 禍原デス美/死神王女(CV長谷川育美):主役。なんというか素直。そして天然で最強。
 魔島忌々/魔獣王女(CV花澤香菜):ガヤ。いろんな背景があって死ね死ね団的役回り。
 黒百合凶子/鋼鉄王女(CV金元寿子):黒髪ストレートメガネの優等生。…が乱れるところ見たい。
 乱乱/断罪王女(CV桃月なしこ):塩対応ショート。ゲッコーのロリ枠!?
 宝条闇奈/灼熱王女(CV佐倉綾音):ギャル。そして当然のようにデス美を偏愛。
 三途川鬼羅/鮮血王女(CV沢城みゆき):唯一の成人。大人のお姉さん。

 ボスラー大総統(CV杉田智和):他のキャラがキツイのでほぼモブ。

対する悪の組織は“○○王女”シリーズだけで一名多い。さらに“○○王女”の上位層“○○怪人”も合わせるとこっちのが多士済々。王女たちを中心にお話が回っていくのと通り名で呼び合うものですからデス美以外は本名覚えてません。そして両者とも高校生主体です。世界を救ったり征服したりする行為がバイト感覚だというゆるさが通底しているのはもちろんのこと学生生活も描かれるのでした。

ロミジュリ的な禁断の恋には遠く及ばず
ギャグで振り切るにはキャラのアクが弱い
普通のラブで見るには設定・世界観がおかしい

そんな中途半端さを越えたところで主役カップルのやり取りが微笑ましい一品。
■不動くん
“好き”な感情が素直に出てくる言動の数々。迷いなく相方を肯定する一言を放てるってなかなかできません。これ付き合ってる女子側からみたら有難い話です。「相手を駄目にする」ってことなくもないでしょうがこれに縛られた男子の多いことよ。女性は何をやっても許されるのです(持論)。そんな持論はともかく、彼女にとってもそれが必要なことであったとわりかしきちんと描かれていましたよ。
■デス美さん
良い出会い運命の出会いに近いもんだったかと。仕草や見た目がどうというのもありますが、これまで良くも悪くも周りの評価に沿った行動をしてきた彼女が自我に目覚めて取り戻す物語と見えなくもない。物語がシリアステイストではない分ドラマ性に欠けますけど共感を得やすいヒロインになってたと思います。かわいいに+αがありましたね。


総じて視点の置きどころに迷う短所はありますが、それでも離反しないのは二人に救われたとこ大いにあったからです。声優さんの配置も適材適所。作画も曲も頑張ってて見やすかったです。



※無駄話

■気になったとこ

1.ラスボス怪人
{netabare}田村ゆかりさんということでオープニング回収。初めての共同作業で恋路も回収。最終回だけ戦隊もの色強いのはもはやネタ。{/netabare}


2.筋トレマニア
{netabare}…設定のわりにはダンベルアームカールのみでそれだけじゃ上腕二頭筋しか鍛えてねーじゃんとつっこみ交じりで鑑賞。だがしかし断罪王女のレッド変体を見破ったデス美の一言。

 {netabare}「上腕二頭筋が一回り小さい」{/netabare}

ここに深い愛を感じたのは私だけでしょうか。{/netabare}


3.筋トレマニア2
{netabare}「○○香る△△の戦士」。枕詞の○○は各々、ストロベリー(レッド)、ソーダ(ブルー)、イエロー(レモン)、ピーチ(ピンク)、ピスタチオ(グリーン)でした。色に合わせてハメただけでしょうが、ブルーとグリーンには妥当なフルーツがなかったんでしょうね。グリーンを抹茶なんかにせず良質な脂質であるナッツ類ピスタチオと糖質制限する際の必須品目を持ってくるあたり芸が細かい。お茶は利尿作用大で体内の水分無くなりますからね。もう一つのブルーはトレーニング関係なく夏の風物詩だからって理由かしら。夏祭りの夜店や海の家でのブルーハワイやラムネは非日常感あり。誰がなんと言おうと夏はナ○パの季節だからキャラにも合う。{/netabare}


4.ラブで締め
{netabare}下の名前で呼ぶのに四苦八苦するラブコメ定番の逆を行き、最後の最後で「死神王女」「レッドジェラート」と通り名で呼び合う二人がなんか良かった。ヘンテコ設定・世界観のなかでわりと常道を進んでいたのを評価してましたけど最後にひとひねり。
イタリアのジェラテリアあたりだと好みのフレーバー選んだ後に一言「con panna」と申し添えると生クリーム追加してくれます。パンナコッタのパンナですね。最後に甘みの追加。ごちそうさまでした。{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 25
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

序盤の特撮ギャグアニメ路線のほうが面白かった。

{netabare}
黒井津さんに続きまたも特撮系アニメ。
黒井津さん好きだったのでこれも期待してたんだが。
最初は同じようにこの作品もギャグアニメ寄りで面白かったのだが、途中からラブコメ重視の作品になりつまらなくなった。

まず、この世界における「ヒーロー」や「ゲッコー」の立ち位置が良くわからない。
正体バレしてはいけないという設定がある時点で茶番のごっこ遊びではない。
ただ見せ方としては、全く本気で対立してる感はなく、誰もゲッコーのことなんて気にかけている様子もない上これと言って悪事を働いている描写もないので、現実世界と同じくテレビ番組の中での対立組織のような茶番ごっこにしか見えない。
勿論黒井津さんのように完全にギャグアニメならこんな細かいこと一切気にならないが、この作品は恋愛要素強めで、ロミジュリ的な見せ方もあったのでその部分が引っかかった。
モンタギュー家とキャピュレット家が本気で対立してるかどうかわからないロミジュリなんて深刻さも微塵も伝わってこないわけで。
結局その部分が希薄になっているせいでロミジュリ的な設定が強調されている割に普通のラブコメのように見えてしまって面白みがない。

ゲッコーに入ったきっかけやゲッコーを目指す妹の話もあった気がするが、これもゲッコーをちゃんとした組織として描いていればこそ共感できる話になるはずで、こんな適当な設定だと。

最終回の共闘展開も、そこまでに対立している描写や、ばれないように工夫している描写があればこそ映える展開であり、本気で対立してない上、身内にばれまくりな本作では全く本来得られるはずのカタルシスも得られず。

普通に一話みたいな馬鹿馬鹿しいギャグアニメ路線でやっていれば面白かったのになと思う。
基本ギャグアニメでたまに恋愛要素を挟むぐらいのバランスだったらメインはギャグだからそんなに設定に引っかかることもなかったと思う。
後半特撮要素が薄くなってしまってキャラが独特なだけの普通のアニメになってしまったのも残念。
デス美の日常回的な回はギャグ強めだったが、基本的にゲッコーの仲間内だけでの絡みで言ってしまえばどうでもいい。
というか魔王幹部だったかな、あの辺のキャラやたら多いわりにギャグ要因と言うわけでもないので本当に何のために出したのか。
その部分もそうだけど、ヒーロー側、主人公すら含めて掘り下げが薄すぎた。デス美はともかく主人公が全く好きになれない。

コスプレとして堂々と仲良くする展開は上手いと思った。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
黒井津さん難民救済? ラブコメ寄りなのね。黒井津さんの方が好きだな。これで勝ったと思うなよー。

2話 ☆8
ドキドキしてんなぁw ガチで帰ってて草。結構面白いな。

3話 ☆8
目暮警部!? 爆破オチなんてサイテー! あるある設定。
追いかけられ取るやんけ。意外とロリな死神。
他のメンバーレッド探してやれや。あっ 

4話 ☆7
こぶしで語る。普通にばれてて草。世界観どうなってんすかw

5話 ☆5
こいつら恋しすぎだろ...。もうやめちまえ カプ厨ピンク。
レッド撃破成功? 母さん初登場。これ今期のまあまあ枠代表だな。
美人とは。

6話 ☆5
ゴリラw シリアスなのにゴリラの単語で笑ってしまう。
ブルーも恋愛するのか?w 無能博士。
いよいよほぼ全員にばれそう

7話 ☆4
NTR展開くるか? なんかそこまで面白くないんだよな。ギャグが

8話 ☆3
もうこれ特撮じゃなくてもいいよね。
特撮としての面白さがないなら普通に別の設定でいいんだよね。
百合が始まる? ママに叱られる...。いやヒミツって何?
これの正体?

9話 ☆2
これ結局くそつまらんな。
バカアニメ設定なのにこんな大学云々の話いるか?
男→女へのいじめって普通ないよな。
このアニメ特撮要素の立ち位置がわからん。
現実路線のテレビ番組の中の存在と言う見せ方と実際に存在する組織としての見せ方が混在してる。
いきなりナンパといきなり陰キャ煽りが全く持ってリアリティがない。
結局何で姉の現状を認めたんだ?
古見さん並みに退屈なアニメになってきた。

10話 ☆4
ノリが古臭い。何が退屈なんだろうなこれ
最後のオチはなるほどなぁって思った。設定も活かせてるし。
そんなガチで争ってるように見えないのが致命的

11話 ☆2
SE付きOP。黒井津さんでもあったな。
SEが結構自然で違和感がなくていい感じだ。
もう絵面が完全に普通のコメディアニメなんだよな。
てかまず、この有象無象の幹部たちにあまり印象がないせいで面白くないというのもある。急に下ネタ寄りの話 赤ちゃんプレイ。

12話 ☆2
結局特撮要素 召喚した奴にやられるというあるある。
今更こういうことしてもな。
共闘展開ってここまで争ってる描写があればこそカタルシスがあると思うんだけど。

曲評価(好み)
OP「恋はエクスプロージョン」☆4
ED「恋は世界定理と共に」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

説明しよう! これは禁断の恋路を歩き始めた正義の味方と悪の組織の戦闘員の物語である!!

この作品の原作は未読です。
事前情報は何一つなく、視聴を継続するかは第1話を見て判断しようと思っていましたが、ヒロインの禍原デス美を、「弱キャラ友崎くん」で七海みなみを演じた長谷川育美さんが演じると知り、視聴継続を決めた作品です。


桜舞う、ある春の日のこと。野原に肩を並べて座る初々しいカップルがいた。
彼らの名は相川不動と禍原デス美。

しかしこのカップルの正体は、氷結戦隊ジェラート5のリーダー・「レッドジェラート」と、
悪の秘密結社ゲッコーの戦闘員・「死神王女」なのである!

本来敵同士である二人が付き合っていることは、
世間には絶対に知られてはならない。

戦いの合間に、人目を忍んで会うしかないのだ。
この日も幸せを満喫する二人のすぐ側で、激しい戦闘の爆炎が立ち上る!!

これは、なんとか世間に見つからないようイチャイチャする、
正義のヒーローと悪の戦闘員の物語である!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正義のヒーローと悪の組織の幹部が付き合うという展開は斬新な設定で良いと思います。
これまで考えもしなかった設定…と言っても過言では無いのではないでしょうか。

思い返すと、私たちは物心ついたころから勧善懲悪モノにおいて、両者が寄り添う展開など皆無であると刷り込まれながら育ってきました。
ですが、仮面を取ったらお互い人間なんですから…
そこに恋心が目覚めてもおかしくはないと思います。

しかもデス美は普通に可愛いですし…スタイルも抜群ですし…
不憫なのはデス美という似つかわしくない名前を一生背負って生きることです。

さて、この絶対秘密の関係というのは一体いつまで続けるんでしょうね。
一般の戦闘員なら定年退職がありそうな雰囲気でしたが、幹部候補にもなると能力の低下に伴い引退を覚悟するのでしょうか。
それとも魔法少女やウィッチの様に、年齢を重ねるごとに魔力が弱くなるとか…?

基本的に皆さん肉弾戦ばかりなので、例えば筋肉の衰えとか?
でもそれなら暫くはこの関係を続ける必要がありそうですね^^;

でも最前線で戦えるほど、人間はタフじゃないと思うんですけどね…。
まぁ、これは私たちの仕事でも同じことが言えると思いますけれど。

この作品の中でもう一つ記述しておく必要があること…
それは、声優陣が超が付くほど半端無いということです。

相川不動/ レッドジェラート(主人公):小林裕介さん
禍原デス美/ 死神王女(ヒロイン):長谷川育美さん

ジェラート5には、ちゃんりなや稗田寧々さんが…
それより秘密結社ゲッコーの配役…特に王女シリーズがヤバいです。

魔島忌々/ 魔獣王女:香菜ちゃん
黒百合凶子/ 鋼鉄王女:ひーちゃん
乱乱/ 断罪王女:桃月なしこさん
宝条闇奈/ 灼熱王女:あやねる
三途川鬼羅/ 鮮血王女:みゆきち

桃月さんはコスプレイヤーらしいですが、その他の声優さんの顔ぶれ…
どうしてこの作品にここまでの声優さんが起用できたのかが正直不思議で仕方ありませんでしたよ。

他にも市ノ瀬加那さん、ゆかりん、M・A・Oさんなど…
男性陣も含めるとヤバさが倍化する感じです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、オーイシマサヨシさんによる「恋はエクスプロージョン(feat.田村ゆかり)」
エンディングテーマは、DIALOGUE+さんによる「恋は世界定理と共に」
どちらも甲乙付け難いですが、ゆかりんの声が耳に馴染むオープニングがお気に入りだったかな。

1クール全12話の物語でした。
斬新な設定と、豪華声優陣によりしっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

64.3 2 世界征服で変身なアニメランキング2位
バビル2世[1973年](TVアニメ動画)

1973年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (37)
177人が棚に入れました
毎晩夢の中に出てくるバビルの塔。その塔から今夜使者が訪れ、自分を連れていく。平凡なはずの少年、古見浩一は、いとこの由美子にそう話した。由美子たち家族が半信半疑で見守る中、怪鳥が現れ、浩一をさらっていく。浩一が夢に見た塔バビルの塔で告げられた真実は驚くべきものだった。バビルの塔とは、古代に、宇宙船の故障によって地球に降り立った異星人・バビル1世が残した超科学的な遺産であり、異星人の血を引く浩一が受け継ぐにふさわしいと判断されたというのだ。浩一は、その日以来、バビル2世として、バビルの塔の新たな主となる。バビルの塔と共に残された3つの僕、怪鳥ロプロス、海に潜むロボット・ポセイドン、変身能力をもつロデムを従え、眠っていた超能力を目覚めさせる。そして、バビル1世の能力を受け継ぎ、世界征服を企むもう一人の男、ヨミの野望と戦う。

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

桃太郎と三つのしもべ

<2019/9/27 初投稿>
原作は後から読みました。
横山光輝御大原作。

本放送時は観てないですが、物心ついた頃くらいに夕方よく再放送してて。
なんか好きでしたねえ。

超能力の概念に初めて触れたのがこのアニメなんだと思います。

主人公はバビル2世こと山野浩一さん(中学生・超能力者)
アニメの前半では常に一張羅の学ランでした。

使う超能力は
「テレパシー(読心能力)」
「火炎放射(パイロキネシス)」
「念動力(テレキネシス)」
「エネルギー衝撃波」

ワクワクしたの覚えてます。
ビルからビルへ飛び跳ねてるし

バベルの塔って単語知ったのもこのアニメ
さりげなく古代文明絡めてくる辺りの渋さも持ち合わせてます。

またOP曲がつとに有名。
おそらくネットに転がってるんでご存知ない方は一度聞いてみることをお勧めします。
またED曲も渋くて良いです。

一方でバビル2世といえば「三つのしもべ」が有名。
ロプロス=鳥=空
ポセイドン=水中戦用ロボ=海
ロデム=黒豹のふりしたアメーバ生物=陸
と陸海空取り揃えております。

桃太郎でいうところの雉と猿と犬みたいなもんですが、彼らがまた個性的。

ロプロスさんは鳥にしてはとにかくデカい。
ポセイドンさんはジオン軍で言うところのズゴックやゴックのご先祖みたいなもんで。
ロデムさんはいいですね。
ロデム欲しかったなー。
普段は黒豹の姿形してますが何にでも化けられる。
喋ることもできるし仕事も有能。
しかもイケボ。
ふらいんぐうぃっちのチトさんみたいな感じで側に置いておきたいです。

という感じのアニメでした。

ところで作者の横山光輝御大。
この方凄いですね。
おそらくいろんな漫画の元祖だと思われます

以下、検証はしてませんが推測では
超能力漫画の元祖
巨大ロボ漫画の元祖
タイムトリップ漫画の元祖
歴史漫画の元祖
魔法少女漫画の元祖
さらに忍者漫画も描いてます。

手塚治虫先生と並ぶ巨人だと思ってます。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 29

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

この作品は1970年前後の人気作品、

つまり宇宙戦艦ヤマト以前に、男子に人気のあったアニメです。

私の中では、その頃の男子3本柱の1本だと思います。

その3本柱とは、
①マジンガーZ
②デビルマン
③バビル二世

ちなみに女子3本柱は、
①魔法使いサリー
②ひみつのアッコちゃん
③アタックNo.1

もっとちなみに、男子女子ともに人気のあった3本は、
①サイボーグ009
②科学忍者隊ガッチャマン
③天才バカボン

おいこらっ、巨人の星とか、あしたのジョーとか、鬼太郎とか、オバQとか抜けとるでしょ!

ハイハイごめんなさいねぇw
あくまで主観ですからね、異論は認めますよ~。
私だって、ここに出てこない作品で好きなの、まだまだ他にもあるんですから!

それでそのバビル二世ですが、原作漫画共々好きだったですね。
主人公は普通の学生かと思いきや、本人も知らずと実は超能力者で『バビルの塔』の主人、3つの『しもべ』たちと悪(ヨミという悪人)に立ち向かう話です。
そしてヨミは、実は……というネタバレはしません。

またその『しもべ』たちがカッコ良かったんですよ。
歌詞から引用して紹介しておきましょう。

♪怪鳥ロプロス、空を飛べ⇒主人公を乗せて飛ぶ巨大な鳥ですが、実はロボちゃんです(あっ言っちゃった……)
♪ポセイドンは海を行け⇒見た目どおりの巨大ロボです。
♪ロデム、変身、地を駆けろ⇒黒豹とか、いろいろ変身するんですが、子供心に秘書的なのが一番良かったですねw

この時代のアニメは内容についてもよく覚えているんですよね。
逆に、最近の作品の方が話を忘れちゃうんですよ。
年とったということでしょうかw

投稿 : 2024/07/06
♥ : 5

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

子供の頃一番感化された作品です

オッサンの私ですら本放送をリアルタイムで見てた世代じゃないんですが、再放送は何度も見ました。日テレで5時半からが多くてね~相撲のシーズンになるとジジイとチャンネルの奪い合いで大変でしたw

バベルの塔の後継者と3つの下僕対敵の超能力者ヨミとの戦いな訳ですが、もうね~カッコよくてね~。黒い猫見かければロデムだ~と追いかけたり、バベル2世ごっことなればポセイドン役の奪い合い。何故かロプロスはアレでしたがw
ロプロスは一回コテンパンにやられて外皮剥がれちゃったから子供心にイマイチに写ったのかな。ポセイドンより出番多かったのに。
敵側も不気味でカッコよかったんすよね~。石のブロックがストーンストーンと重なってって巨大なゴーリキーが現れるシーンは忘れられません。あと人造人間が何体もバベルの塔に攻めてきてポセイドンが迎え撃つ回、あれもよかった。

OP・EDも絵と曲併せて素晴らしいです。
若い方は見た事無いかも知れませんが、web上に転がってるので見て欲しいです。この年になってもたまに聞きたくなるんですよね~。

唯一残念なのは後半のバビル2世の衣装が学生服から昔のアニメにありがちな妙チクリンなツナギになっちゃう点ですかね。ありゃ子供ながらに醒めたなw

子供の頃大好きだったものが今になって見返すとガッカリしちゃうなんてことは理解してるつもりです。でも、個人的にはこれとゲッターロボは正直金出しても手元に置きたいです。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7

61.3 3 世界征服で変身なアニメランキング3位
強殖装甲ガイバー(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (27)
128人が棚に入れました
遥かな昔、謎の異星人「降臨者」が地球に残した3つの「ユニット」と呼ばれる物体。高校生の深町晶は偶然その一つを手に入れ、殖装体「ガイバー」となってしまい、降臨者の遺したデータを悪用し世界征服を目論む秘密結社「クロノス」に追われることとなる。
「調製」と呼ばれる遺伝子操作により強大な力を持った怪人「獣化兵(ゾアノイド)」達との激闘。 クロノス幹部の殖装体「ガイバーII」の襲撃。そして獣化兵を遥かに凌ぐ力を持つ「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)」。 晶は苦戦しつつもガイバーの能力でこれらの強敵を撃退する。

たかゆかしき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ガイバー大好きなので辛口

●良い点
・新規演出を多数挿入、原作で拾い切れていない人間ドラマの部分を補填している。

・全くの初見の人でも物語に入って行きやすい構成

●悪い点
・作画が荒い、いっそ原作の絵をトレースして使って欲しいと思うくらい。背景も手を抜いているとしか思えない学生でも描けそうなレベル

・演出が下手。物語を盛り上げるために挿入された対人関係の演出がくどい、半分の尺にして止め絵も多用して良いから戦闘シーンの動画に手間暇をつぎ込んで欲しかった。

・重要で印象的なシーンですら手抜き演出+駄作画の影響でガッカリしてしまう。

●総評
大人の事情もあるのだろうが、残念な仕上がり。
これなら初期のOVA版の方がまだ良い。
一応は観れる作品に成っているのは原作の優れた完成度によるもの。
再々々アニメ化を希望。その際は充分な予算&時間と、実力のあるスタッフに制作していただきたい。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 0

きゃのぴ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

不遇な名作

原作は掲載誌が2度に渡り廃刊になり、連載がストップした不遇な漫画のアニメです。
その影響なのかアニメ版も原作のストーリー(コミック第10巻くらい)のストーリーで完結してます。

強殖装甲ガイバーなんてタイトルを見れば、良くあるヒーロー物で低年齢層しか楽しめないような物なんだろう?って思われると思いますが少年誌に渇載されていたとは思えないようなストーリー展開を見せます。
日本ではほとんど知名度が無い作品ですが海外では結構評価の高い作品です、2度も作品が生き返ったのは伊達じゃありませんよ。

アニメ版はストーリー展開(進み具合)が割りとグダる傾向にあり、作画(作者の画力)も良いとは言えませんが、それを考慮に入れても十分楽しめると思います。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 2

IDjxn17955 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

殖装!

原作が未だに完結しない。
単行本も何年かに一冊程度。
でも、ついつい新刊は手に取ってしまう。
まだまだ長い付き合いになりそうです。
そんなアニメですので、
キリのいいところで、ご都合主義で
終わってしまいますが、それでも好きです。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 0

62.2 4 世界征服で変身なアニメランキング4位
エイトマン(TVアニメ動画)

1963年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (23)
69人が棚に入れました
警視庁の敏腕刑事・東八郎は、悪人の手によって殉職するが、謎の科学者・谷博士の手で超能力のスーパーロボットに記憶と精神を移植される形で甦った。表向きは私立探偵事務所の所長となった東は、一方で警視庁の秘密捜査官として国際的犯罪者や科学を悪用する者と戦う。

声優・キャラクター
高山栄、上田美由紀、原考之、天草四郎、田上和枝、明石一

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

幼児期の記憶と爺の戯文

幼児期(幽かな記憶)

エイトマンと言えば、、のりたまだった、
サッサカサッサカ食べよ~暖かいご飯に~♪
意味わかんないかもだけど、
提供が丸美屋でのりたまにエイトマンシール入ってて、
のりたま開封楽しかったな、
話の内容等は同時期放送中の鉄人28号や鉄腕アトムに比べ、
若干高学年寄りだったのか当時園児だった自分には難しかったかも、
でも観てた、それしかないからね、
これ終わったらこれ始まります~良い子は観てね~ハ~イみたいな時代、
エイトマンと言えば煙草、
当時は煙草吸うと強くなる?勘違いしてたけど、
実際はエネルギー元体内小型核炉で煙草は冷却用カドミウムだったらしい、
どちらにしても最近じゃまずいんだろうけど、
当時も子供が喫煙真似しちゃヤバいってんで設定かわったらしかった、
でも煙草のかたちしたチョコやらハッカ飴やら売ってたのは、
エイトマン基端だったという説もある、
走れエイトマン弾よりも早く~♪で、
OPで新幹線(当然初期型)走って追い越す描写よく知られてるけど、
上半身駆けっこの姿勢固定で下半身は見えないという表現、
エイトマン走りってよく真似してたね、
動画手抜きって謂われりゃそれまでなんだけどね、
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爺戯言

原作は平井和正氏(ストーリー)と桑田二郎氏(画)
制作TBS、TCJ動画センター(エイケン)

「SF」今ではアニメや小説で普通に認知され使われるジャンルだけど、
当時は??なジャンルでSF作家そのものが少ない時代、
アニメ化の際も脚本においてSF理解者乏しく自ら殆どの脚本勤める傍ら、
平井氏自身の人脈、SF仲間の方々も動員されたらしい、
半村良氏、辻真先氏、豊田 有恒等、、、層々たる面々だね~、
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8マンのボディは、谷博士が国外から持ち込んだ戦闘用ロボット08号[3]である。ハイマンガンスチール製の身体、超音波も聞き取れる耳、通常の壁なら透視できる「透視装置」の付いた眼、最高3000km/hで走れる能力(加速装置)を持ち、原子力(ウラニウム)をエネルギー源とする。 なお漫画版では、眼から「紫外線」を放つことも出来る。(魔人コズマ篇)、電子頭脳のオーバーヒートを抑えるために、ベルトのバックルに収めてある「タバコ型冷却剤(強化剤)」を定期的に服用しなければならず、時には服用できずに危機に陥ることがあった。日常は粋なダブルのスーツを着た私立探偵・東八郎だが、ひとたび事件が起き、田中課長から要請を受けると、8マンに変身して数々の難事件・怪事件に立ち向かう。(8マン設定の一部、wikiより)
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空想科学そのもの、凄いよね、

後に原作本も揃えたけど桑田二郎氏という漫画家、
というより劇画家も当時としては傑出してたと思う、
影の使い方や人物描写の遠近法、キャラ画そのものもとてもスマートで、
コマ割りこそ時代をしのばせるけどアメコミ風ともとれる感じ、
今でも十分観れてたまに紐解く。

フジテレビの鉄腕アトムに抗し半年弱遅れでTBSから放送された本作、
TBS東京では8チャンネルだったのかな?
当時TBSの人気刑事ドラマ七人の刑事というのやってて、
8番目の刑事的意味もあったらしい、
印象的な主題歌はCMや巨人の原選手の初代テーマ等各方面で使われるけど、
克己しげるの事件は暗い影おとして残念だった、
子供のヒーロー、正義の味方に関わるという事、意味、
大切にしてほしかった、

ドラマ、実写、OVA、アニメ等その後も幾度となくリメークされる本作、
何処かで触れる機会あらば、
原点的本作も意識の端に置いて戴ければと想う次第。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20

HeX さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いろんな発想の原点

ロボットものとしては当時すでに何作品もあったが、死んだ人間の意識の移植というのは本作品が初めてだと思います。
参考にしたかどうかわからないが、後年の映画「ロボコップ」などもその亜流ではないかと考えてしまいます。

原子炉搭載で高出力だが、炉心冷却のためにタバコ型冷却剤を吸う必要があるといった制約、一番の特殊能力が「俊足」であるというある種の地味さなど、妙なリアリティを伴うのも、当時としては新しい(もしかしたら、人間形態からロボ形態への変身ですら)ものだったのでは。
特に、スーパーヒーローながら、何かしらの制約、欠点があるというのは、後続の作品に大きな影響を残したのでは。

ストーリーは、東八郎ことエイトマンが、さまざまな事件や怪奇を解決するために奔走、戦闘を行うというもの。
あくまでも事件解決が目的ですが、悪役のロボットや超人的な人たちとのバトルものと解釈してもよいと思います。

敵は典型的な悪役、たとえばマッドサイエンティストや世界征服云々というのもありますが、企業間抗争や、既得権を守るために新発明を潰す勢力など、現実にもありそうなものもありました。

残念ながら古い作品で、すべてを視聴できる機会がなかなか無く、ごく一部のみの視聴に基づくレビューですが、アニメ黎明期にあってこの設定、ストーリーはなかなか感心するところではないでしょうか。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 9

k-papa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ロボコップの原型なんですね。

OPの歌詞を未だに覚えていると言うことは
子供の頃結構歌っていたに違いない。
しかし残念ながら内容を覚えているほど
頭はよくなかったみたいです、自分。

通常、人の姿になっているのは凄いハイテクでしたね。
ロボコップだと悲しいかな、機械の外装ですので。

タバコは冷却装置だったかな。
スーパーロボットというよりサイボーグぽいですね。

今見るとかなり笑える作画レベル。
まあ、古き良き時代でした。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 6
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