2025年度のロボットTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2025年度のロボット成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月04日の時点で一番の2025年度のロボットTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.6 1 2025年度のロボットアニメランキング1位
もめんたりー・リリィ(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (207)
135人が棚に入れました
「友達…できるかなぁ…」 転校生・霞れんげは新生活に不安を抱えていた。 なにせ知らない人と話すと気絶するんじゃないかと思うほど、 彼女はコミュニケーションが苦手である。 重い足取りで教室へと向かうと、 なにやら賑やかな声が聞こえてきて…? 「れんげちゃんも一緒に、今しか出来ないことをやろうよ!」 GoHands×松竹のオリジナルアニメプロジェクトより、 少女達の『したいこと』をポップにコミカライズ!
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

オモコロライターが企画で考えてきたオリジナルアニメ案を本当にアニメ化してしまった感。

 
 第8話視聴しました。
 {netabare} 今話は重大な要素として "霞 れんげは確かに死亡したはず" というのが明かされました。

 ワイルドハントには人を消してしまう力がある とのことでしたが、バロールはれんげちゃんを殺した後そのまま立ち去っていったのには何か意味があるんですかね?
 単純に殺して満足したんでしょうか?

 れんげちゃんがこうなったのは、殺した時に何かされたのか、死体となってから何かされたのか 気になりますし、こうなってくると、ゆりちゃんがラスボスとして復活してくることを期待してしまいますね。
 

 あとちょっと気になったのは、妹ちゃんの反応です。

 目を覚ましたれんげちゃんの挙動を見て「なんか…変 その反応…」  
 いや、気になるのそこか?そんなこと言うてる場合か?

 「あたしのこと覚えてないの?」とか「敬語もやめてね」とか  
 いや、だからそういう次元じゃなくない?

 びっくりポイントの為のフリの台詞を違和感を無視して言わせている感がすごい。
 
 しとろん が人間かどうか疑う警戒心はあるのに、埋葬した人間が蘇ってきた異常自体に何の対策もせず横で控えてるってなんなんでしょうね。  
 身内だから油断したって言えばまぁそうなんでしょうけど、あの少々ヒステリーな女性とかは反対しそうなもんですけどね。

 妹ちゃんは 若干 受け入れてくれそうな雰囲気を醸し出してくれましたが、武器が変わっていることを発端に急ハンドルを切ります。
 鈴蘭ちゃんにとってお姉ちゃんの武器は結構なアイデンティティだったんですね。


 戦闘シーンは相変わらず派手で何よりです。

 戦闘の内容自体は基本ずっと変わらず 相手にどう突っ込むか という脳筋なものですし、使い回しのシーンも目立ちますが、十分見応えはあります。

 
 その後、れんげちゃんとメンバーとのわだかまりの解消パートになるんですが、ここも相変わらずシャバいです。
 悩みがある、話して解決!を本当に人数分やっただけ。
 この主要メンバーはそれぞれキャラ付けがされているんですが、現状 縛りにしかなっていない。
 見分けがつく利点はあるものの、代わりに会話が不自由になり非常に表面的なやりとりで進行しているように思います。
 この作品は主要メンバー同士で絡めば絡むほどつまらないですね。


 個人的には水着回を挟むくらいなら、今回の件に関して2話分やって欲しかったなと思います。

 特に妹 鈴蘭ちゃんについてはもっと葛藤する様子があってもいいのになと感じました。
 記憶喪失となって帰ってきたお姉ちゃんをおかしいと思ってはいつつも、それでもまた会えた喜びを噛み締める鈴蘭。
 けれど、やっぱりそんな都合の良いことはない 微妙な差異からこの人はお姉ちゃんではないと否応なくわかってしまう、拒絶したい気持ちと縋りつきたい気持ちの葛藤などがちゃんと描かれていれば、死ネタを扱う本作品にとってプラスになったように思います。

 
 次回予告ではまたみんなでワチャワチャしている様子が多かったので不安ですが、一応次回に期待です。

          {/netabare}
 

 第7話視聴しました。
 {netabare} 今話は、面白いかどうかはさておき 取り敢えず続きが気になる作りになっていました。
 これまでの直近3話と比べて来週が楽しみです。


 キャラ同士のやり取りは相変わらずシャバいですが、戦闘していると画面が派手で良いですね。
 背景の上にエフェクトを乗せて それから人物 というようなレイヤーの境目が目立ちますけど…。
 この作品は、アクションが映えるとか作画が良いって感じではないですが、この派手な画面作りには期待していきたいですね。


 内容面では、今話の最後にれんげちゃんはみんなのもとから去ってしまいましたが、その理由付け 動機付けがちゃんとしているのも良かったと思います。
 ………この作品に対する期待値のハードルがかなり下がっているので、ちょっと大袈裟に感じているきらいは否めません。

 家族や友人と過ごしているみんなと違って記憶のない自分、身体が普通の人間とは違うこと、でネガティブになったところで希望となる 妹がいるかもしれない という情報、単独行動もやむかたなし と説得力があります。
 ただ、多くの人間が消滅した世界としているのに、たまたま生き残っている20人程のグループにメンバーの家族や知人がもれなくいるのは、れんげちゃんに気まずい思いをさせるための力技すぎて笑いました。
 男がいなかったのはここに辿りつくまでに犠牲になったとかなんですかね。
 

 今話でようやく登場した しとろん は戦う力などは持っていない一般人のようでしたが、さすがにここまでキーキャラクターと扱ってきた手前 何かはありますよ…ね…?
 他のみんなは持っていないスマホを持っていることなどから、れんげちゃんの亜種とかなのか?

 なんかこの作品、一見、意味無さそうなことが実は意味ありましたっていう伏線回収がやりたかったけど結局意味ありませんでした!ってなりそうで不安なんですよね。

 回収できなかった伏線だらけの地雷原のような作品にならないことを願います。
 次回に期待です。
 
            {/netabare}

 第6話視聴しました。
 {netabare} 水着回でした。 

 本当にただただ水着回でした。
 
 とはいえ、唐突な水着回はオリジナルアニメの特権ですので大いに結構だと思います。

 いつもの 標準速度での視聴が少々苦痛に感じるような空虚なキャラ同士のやり取りも、視覚的に目新しいことでマシに感じられました。

 一応、"人間である証明をする"という難解な目的があった上での茶番だったのも良かったです。


 ただ、まぁ…最終的にシトロンさんを敵ではないと判断した理由が、文面的にどうやら人間側の方に仲間意識を持っているっぽい でいいなら、このプールに来るまでに遭遇したらしいワイルドハントを自分たちが倒す様子を撮影して送ればよかったんじゃ…。
 
 それも人間であるという確たる証拠にはならないかもしれませんが、少なくともワイルドハントの敵であることを示せれば良かった気が…。

 いや、今回のような水着回にマジレスしても仕方ないのでやめましょう。

 
 次回は久し振りにバトルシーンがあるようなので期待です。

            {/netabare}

 第5話まで視聴しました。+アニメージュのインタビュー記事を読んで
 {netabare} ここまでの本作品の印象をざっくりまとめると、第1話は正直 なんじゃこりゃ止まりで困惑が勝ってしまいましたが、第2話にて 主要キャラのゆりが死んだり、えりかが追い詰められて口調が変わったりっていう印象に残るシーンがありました。
 若干、漫画・アニメにおける一つの技法…というかあるあるをこれ見よがしに披露してる感じはありましたけど、なんじゃこりゃなりに見所を作って視聴するモチベーションにしようとする気概を感じました。

 しかし、その少しだけ上向いていた期待値とモチベーションを第3.4.5話で丁寧に切り崩してしまった印象です。
 バトルがないから という理由もあるでしょうが、それで言い訳できないくらい いかんせんキャラの過去や現状に対するあれこれや会話シーンが本当に真正面からつまらない。
 一応、結果としてキャラ同士の関係が深まっているみたいですけど、それ用に話を用意した割に無難で かつそこに至るまでのプロセスと割烹パートで余裕でマイナスです。

 しかも、 なんだか制作側は この後半のペアなキャラ同士のやり取りと、それまでの三分の二くらいを占めるおもんないパートを「振り幅」だと思っていそうなところがより厄介なんですよね。


 そして、この作品を語る上で避けては通れない 割烹パート について。
 滅んだ世界でも美味しく食べることを重要視するスタンスは面白いと思いますし、話の構成面から見ても割烹パートがあることで話のリズムが取りやすくなっているのも良いと思います。


 ただ、どうしても気になるのは、やっぱりこのGoHands特有のCGを活かした画面と料理って相性悪くね?っていう部分です。
 
 なんでわざわざ苦手としているもんを軸に置いたんや?

 いや、むしろ苦手としているからこそ この機に挑戦したいんだ!っていう熱い気持ちがあるなら良かったんですけど、肝心の調理シーンがこの仕上がりなのはどういうつもりなんでしょうか。

 あの…GoHandsって前作の「デキる猫は今日も憂鬱」で料理の描写を頑張っていましたよね?
 調理シーンも使い回しが多かったですけど挑戦はしていましたよね?

 当然、その時得たノウハウをブラッシュアップし、また 進化させて、自分たちのオリジナル作品という絶好の機会にぶつけるか 挑戦する姿勢を見せてくれると思うじゃないですか。

 しかも割烹っていうワードを使い、セリフでも調理そのものとフォローまで入れてるじゃないですか。

 もう一度言いますけど、調理シーンがこの仕上がりなのはどういうつもりなんですか?
 
 一応、出来上がりの料理はそこそこ頑張ってはいますけど、実際食ってるシーンがあるのは第1話くらいでその後は基本カットだしなぁ…。

 テーマとして早々に死んでますけど、マジで何がしたいんでしょうね。



 アニメージュのインタビューを読んで

 監督は、本作の企画の成り立ちと どのようなテーマを軸にしたのかを問われ、こう答えています。

 監督 GoHands は創立以来、常にオリジナル企画をストックし、定期的に更新しています。今回、松竹様からオリジナル企画のお話をいただき、「世界が滅びた廃墟で、戦いの中で仲間たちと生きていき、美味しいご飯を自炊するアクション料理企画(笑)」を提案しました。さらに松竹様からリクエスト「女性が主人公にしたストーリー」「海外展開を見据えたこだわりのアクション」も反映しています。
 テーマは「人は1人では生きられない。他者の力を借りて共に生きていく」ことです。同年代の友人と補完し合って成長すること。私が歳を重ねて感じるようになった、友人へ感謝の念も込めています。

 
 オリジナル企画やりましょうって言われて、自分でも半笑いのこの企画を提案し通ってしまうって…
 いや、いいんですよ? まさか通ると思ってなかった企画が結果跳ねた とかの美談になるなら。
 でも、現状そういう兆しはなく、1話分の尺を埋めるのにも苦心しているように思えます。
 テーマの部分も要は、友だちを大事に ってことらしくもうこれ以上の発展は正直見込めません。

 常にオリジナル企画をストックし、定期的に更新しているのは素晴らしいですが、死んだ卵を温めストックしているだけならあまり誇れませんね。


 総じて、レビューのタイトルにもしているように、なんかプロの仕事って感じがしないんですよね。

 本当にオリジナルアニメ企画を持ち寄ろうという遊びで、相手がこの企画をもってきて「主人公の口癖は"割烹"です」って言われたらそりゃ大笑いしますし、ほんとに出来そう!と盛り上がるでしょうけど、会議室で話している時がピークのもんを実際やっちゃったらそりゃこんな感じになっちゃうよ…。


 ここまで視聴した以上、骨は拾うつもりでいます。

 次回に期待です。



        {/netabare}

 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

4話 CGに走りすぎて、細部へのこだわりを感じない緊張感の無さがダメでした。

第1話 ゲーム販促っぽい感じ。来週「マミる」展開があるなら見たいかも。

{netabare} まず目を引くのはCGです。一目で「好きな子がめがねを忘れた」の制作会社だということがわかります。ちょっとディテールがうるさい気がしますが「好きな子」の1話より見やすくなっていると思います。

 テクスチャや映り込みの処理から言って相当なスペックのコンピュータを持っているか、処理技術が発達している気がします。その点では興味があります。まあ、それが髪の毛と胸揺れの過剰さにもつながってはいるのでしょう。そこをどう見るかですが、私はもうその辺は気にしないようにしています。ただ、胸揺れの物理演算は横方向と重力の関係がおかしい気もしますけど。

 展開は一目「宇宙戦争」ですね。女子たちが戦う感じは「舞乙HIME」だし、機械生命的なものは「NieR:Automata」感もあります。それと「ブルアカ」「アークナイツ」「アサルトリリィ」など、ゲーム原作アニメ感が強いです。この作品が実はゲーム販促アニメですと言われても意外ではないです。女子だけだし。そんな感じのオリジナルSFです。

 その女子しかいない理由が有るのか無いのか。その辺も気にしたら負けなのでとりあえず保留します。キャラ造形もテンプレだしメインヒロインの初期設定が記憶喪失ということです。総合的に言えば、どんだけ都合よく盛ってるんだ?という内容ではあります。

 1話切りでもいい気もしますが、次回予告で『マミる』のか?(まどマギ関連用語)という期待が無くはないです。対象のキャラの声優さんが失礼ながら有名な役をあまりやったことが無い方なので。そ
 して、皆花の名前なのにこの子だけ『えりか』なんですよね。仲間ではないという示唆の気もします。奇乳だし。ただ、調べるとエリカという花はあるんですよね。でも、他のメンバーの花の名称に比べて一般的じゃないし、ひらがな表記が不自然でもあります。
 一方でそれをやるなら予告はすべきではないでしょうけど。ただ、引きとして2話目の話題として「まどマギ」展開を意図して、興味を引きに来た可能性も考えられます。

 題名はリリィーですから、メインヒロインのユリの事です。百合展開も意味しているかもしれません。momentaryは瞬間とか儚いですが、記憶設定とかけている可能性もあります。瞬間・記憶でドラマを作るなら「掟上今日子」のような短期記憶しか持てない設定も考えられます。「まどマギ」展開ならループの可能性もありますけど、そこまで行くとやりすぎかなあ。

 鬱展開をやるなら見たい気もします。CGも興味あるし。3話までは見てもいいかなという気になりました。

 正月なのでTVで見たので細かいところを考察したりクレジットは確認できていませんが、配信でちょっとその辺確認したいですね。{/netabare}


第2話 エリカおねえちゃんの「ふざけんなよ」があったので来週も一応見ます。

{netabare} うーん、まどマギ?やはりこれはタイムリープ、死に戻り系なんでしょうね。それは第1話の2話予告で予想が付くのでいいとして、友情ごっこにもうちょっと説得力があればなあ…都会の中心に皆で一緒に行く動機とか作戦とか食糧事情とかも設定が甘いです。

 ただ、死ぬのそっちかあというところは、まあ、予告からは外してきましたね。それと「ふざけんなよ、誰もこないじゃない」のセリフがあったのでもう少し見ようかな。CGも独自性があると言えばあるし、何よりオリジナル作品は3話、5話くらいで化けることもありますし。何より、エリカおねえちゃんがいつもあんな感じでボロボロにされて暴言が聞ける気もしますし。

 声優さん「誰もこないんじゃない」のセリフ、決め台詞なんだからもうちょっと滑舌良くお願いします。聞き取れなくはないですが、ビデオのスロー再生して確認しましたよ。{/netabare}


第3話 ストーリーに興味はありますが、いろいろ不足感も多いです。

{netabare} 恥ずかしながら、ゆりとれんげのキャラ名を取り違えていました。1話で後から合流した子が、ゆりかと思ってました。言い訳すると絵が濃すぎて話に集中していなかったかもしれません。と言うか、3話になってやっと集中して見られるくらい興味が出てきました。

 で、現状ゆりの能力をれんげが引き継いだり、以前の記録とか記憶が錯綜する展開がありました。そこがちょっと興味深いです。まどマギ臭はものすごくするんですけど、オリジナルだしストーリーを考えて作っているところに好感は持てます。

 少女の業を描いた「脱まどマギ」になれるかと言えば怪しい水準ですけど、しかし、まどマギのアナザー…あるいはモドキ程度にはなれるかもしれないという期待は持てます。

 水準で一番心配なのは、演出とキャラ造形です。エンタメとしての面白さが足りず、キャラのバックボーンが見えてきません。なので、感情移入型の視聴が難しいです。それっぽい萌え造形や言葉で作品を持たせるのはもう無理だと思います。アイドルものの人気が低迷しているのを見ればわかるでしょう。もう、この数年は演出とキャラが重要になっているのです。

 そして、世界観がなにを象徴しているのかというテーマ性も現状仕込みとして弱いです。せめて、あの武器が少女の何かを象徴していればいいんですけど、デザインがガンダムじゃないんだから、と言う感じで弱いです。思春期の少女は、恋愛、性、進路、過去、家庭、分断、いじめ…やりつくされていますが、それでも何かをいれないと物語にはならないでしょう。

 料理をする時間があれば、何かを描こうよという気がします。その料理に意味があるなら大したものですけど。こういう変化球は瞬間の引きにはなっても、ストーリーの緊張感を破壊するだけです。

 それでも、一般的な異世界転生や少年マンガ原作のありきたりのストーリーよりは興味が持てます。
 本作がまあまあのストーリーで終わるか、まどマギの深さのせめて半分程度のレベルの話になれるのか、それとも新しいまどマギのアナザーになれるのか。期待はしませんが、オリジナルへの挑戦としてしばらく見ようと思います。{/netabare}


4話 CGに走りすぎて、細部へのこだわりを感じない緊張感の無さがダメでした。

 令和のまどマギに挑戦してくれるのか、という期待を2話3話でしましたが、印象としてはそういう志ではないと思いました。なにか、尺を埋めるにはどうしたらいいのか、で汲汲としている感じです。

 もちろん、料理パートが邪魔なのはあります。その他の話でも、学校に来て思い出の話を作るのはいいんですけど、ストーリーの幹があって、それを表現するために、キャラのディテールがあって、エピソードがあって、緩急のためにコメディがある、と言うバランスを考えているように見えません。1クール分のストーリーをとりあえず用意しました…という、宿題の作文で原稿用紙を埋めるにはどうしたらいいのか?という感じがします。1万字のところを10万字書いてしまい、どうやったら削れるだろう?という感じはしません。

 ですので、見ているこちらも1シーン1シーンの意味で意味を考えるとか、さかのぼって咀嚼したり解釈したりという作業がありません。

 もちろん、すべての作品にそこまでの事は求めません。70点くらいでもいいんです。が、シリアスな話ならせめて何かメッセージが伝わってくる努力はしてほしい。メッセージが無くてもエンタメ特価なら、神が細部に宿っているようなエンタメマインドを見せてほしい。CGに走りすぎて作品のディテールからかえって緊張感が抜け落ちている気がします。

 日常系とか異世界転生もので頭を空にして見るならいいですけどね。それだって、やっぱりこだわりは必要だと思います。今後、鬱展開になるにせよ鬱の意味があるとは思えません。もっと悪いのは鬱にすらならない展開です。謎の提示は一応あるし仕掛けもありそうなのはわかりますが、弱いと思います。










 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

女の子イパーイ!でも、人間では無い。

 7話まで観ました。2025.02.16

 イヤッホー!6話水着会!人間の証明?で、みんなでプールにて水着でキャッキャウフフ!視聴者の股間も熱くなるってもんですよ!

 ただ、茶番回を通して色々戦闘したりして苦労して7話で合流したシトロン勢…、戦闘力皆無の集団なのかよ!しかも、主人公グループの家族ばかりなの!?

 戦力的には、まさにマイナス!どうやってコイツら喰わせていくのかな?兵站の苦労が増えただけです。

 正直、武器を使える奴がいるのかと思ったら…。シトロンも口だけのアホの無能だし、全滅の危険が増加しただけですね。

 家族なので、見殺しにも出来ないし、どう考えても家族虐殺胸糞展開か、全員安全地帯に避難する、お花畑的な展開の2択しか無いので、女子バトルものとしては、自縄自縛でしか無いと言う…。

 食糧が豊富にある安全地帯があるなら、お話はここで終わりですし、集団内に何人も戦士がいて、戦い続けて旅が出来るなら主要キャラの影が薄くなるし、単に引き連れて行くだけなら生ぬるいバトルものに…。ちょっと全滅しとこか…。

 旅の目的地に家族とかがいるなら良いですが、敵地のど真ん中で、しかも7話で非戦闘員を増やしてどうする気なのか?マジでマジで気になります。物語として悪手なのでは?

 しかも、カッポーちゃん単独行動を取ります。グループの最大火力が居なくなったら駄目でしょ…。あんたが居ないと決定力不足なんですよぅ…。

 カッポーちゃん、記憶が無いだけじゃ無くて、人間性も喪失してるんですか?ハラハラしながら次回を待て!と言った感想です。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2025.01.21

 人間が居なくなった廃墟的世界で、得体の知れない敵に襲われつつも生き残った女の子達がうっかりちゃっかりな武器を使ってサバイバルする本作品…。

 2話でマミる展開が!なのですが、そもそも登場人物の女子達が人間っぽく無いので、何とも言えない雰囲気で今の所物語が推移しています。

 デスゲームや無理ゲー下に置かれた登場人物達を描くのは難しいです。前期の多数欠みたいに、みんな異様に冷静だったり、学校暮らしみたいに入れ替わり立ち替わり登場人物達が狂ったりするのも何か違う様な…。

 制作者も視聴者もそんな極限下に置かれた経験が無いので、リアルティも糞もないのですが、いくら何でも登場人物達がエキセントリック過ぎる気はします。視聴し続けて感情移入していけば違うのかな?う〜む…。

 グリグリ動くCG作画に関しては、私はそこまで気にはなりません。あんまり無いタイプのアニメなので、たまには良いかなとは思います。

 今後、面白くなって行くことを期待したいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

62.7 2 2025年度のロボットアニメランキング2位
RINGING FATE(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (25)
83人が棚に入れました
心に強い執着を持つ人は、死の間際に、生と死の狭間にある崆くうという世界へ導かれる。 その世界では、メカを操縦して戦う”運命のリング”と呼ばれるものがあり、優勝者には生き返るチャンスが与えられる。 無邪気な少女・要かなめは崆に落ちるが、そこで偶然に最凶のヘルメット・サブローと出会い、二人で手を組み”運命のリング”で生き残る道を探り始める。過去きおくがなきゃ、今までの人生の意味がない。私は未来を取り戻すために闘うー

Rera さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

命運挙台

原作は時光代理人制作チームによる中国作品。
原題は「命運挙台(ミンウンチェンタイ)」。
2023年に制作され、bilibiliにて公開。
設定は少しわかりにくいが、死と生の狭間の世界の話のよう。
異世界+メカバトル。メカは自立型AIのような感じで、「メカウデ」を思い出すような造形だが、こちらの方が精緻でかっこいい。
作品から感じる世界感が日本のそれとは違うし、構成や演出も独特なので、日本人は少し違和感を感じるかも。
キャラクターがとにかくよく動くしよく喋るので感覚的にはディズニーなどの3DCGアニメに近いような気がする。
日本でも「BEASTERS」「ガルクラ」「Ave Mujica」のように質の高いフルCGアニメが作られるようになったが、レベル的には中国の方がかなり上を行っている。本作がどのくらいお金がかかっているかわからないが、資金的に日本でこのようなCGアニメを制作することはおそらく難しいだろう。
日本は2Dアニメを中心に作っていけばいいのかもしれないが、こういう作品が日本国内で作られるようになれば、日本のアニメ業界も少し変わっていくのではないかと思う。
(3話視聴後)
大熊の記憶を通して、ストーリー構成がはっきりと示される。何度負けても何度も青=実娘に挑み続ける。実写(記憶の世界)とアニメ(崆=死と生の狭間の世界)を交互に描くことにより、大熊の娘に対する後悔と償いが描かれる。そして最後の敗戦。乾をすべて娘に授け、乾が尽きたときすべての記憶が失われる。大熊はそれで満足だったのだろうか。
ぐっと来るストーリー展開と構成に正直驚かされた。「時光代理人」を作ったスタッフによる作品というのがよくわかる。今後が楽しみになった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ネクスト・ジェネレーション

bilibiliで9300万再生、評価9.7/10のモンスターアニメ襲来
サイバーポップな正統派全年齢バディロボットSFアニメ

あぶねえ、ただのロリコンアニメかと思ったぜ

日本では絶滅した王道ロボットバトル。設定は死後の世界からバトルで優勝して生還を目指すと至ってシンプル。用語や画面に中国っぽさが残るのはやや残念。全年齢なのでもちろんリョナ描写はないしメロドラマでもありません。

05
おおそうきますか

生還を諦めないカナメとクウで満足しようとするエデン。というよくある二項対立にしないのもいいですねー。生前でなくクウでの追憶に囚われたアヤコ。三者三様の生き様が交差する人間ドラマをこんなかたちで表現するとは。アニメの文法があまりに違いすぎる。

しかし生に執着があるからこそクウにいるわけで。それをわざわざセリフで復習してることから、エデンにもアヤコにもクウにいる明確な理由があるはず。そしてそれを覆すほどの思い出がアヤコを縛る。アヤコが全てを思い出したとき、はたして彼女の選択は…。

エデンのようなおちゃらけキャラには壮絶な過去があるのがお約束。到着時にエデンのカンが普通より極めて少なかったということから、ほぼ全ての記憶を失うほどに凄惨な人生だったことを匂わせる。

愛によって進もうとするエデンと、愛に縛られ動けないアヤコ。みんなだいすき美しき対比ィ。明るい画面のくせに壮絶な設定なのだが、顔面アップでギャン泣きさせて感情を揺さぶるッな安いメロドラマをやらないのですこぶる見やすい。

王道市場は中国韓国に任せた。ジャパンにはメダリストがあるのでロリコン市場は安泰。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

ひっく さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ポテンシャル

死後の人間が集まる世界で、現世に強い未練を持った者たちがロボット格闘技に勝ち抜いて自身の生き返りを目指す話。自身の記憶をベットして試合を行い、勝てばベットした分だけ記憶を取り戻し、負ければベットした分だけ記憶を失う。

生前の記憶の無い状態でこの世界に来た主人公の女の子とロボット化する謎の鉄仮面が、お互いの素性を知らぬままにタッグ組んで少しずつ関係性を深めていくバディもの。それと同時に、主人公が謎の熊に弟子入りして特訓をし、強くなるために鍛えていくスポ根の側面、自身の失われた生前の記憶と鉄仮面の過去や本当の目的を紐解いていくミステリーの側面が組み合わさりながら話が進んでいく。

まだ序盤視聴中でこの先どう転ぶかまったく分からないけれど、表現の節々からポテンシャルを感じるというか、既存の発想の枠からはみ出た所へ連れていってくれそうな、ただごとじゃない直感を受け取ったので密かに期待している作品。とりあえずバトルの作画がめちゃめちゃタイトでかっこいい。全体的にややコミカルなタッチで進む中、唐突に挟み込まれる実写パートから正体不明のシリアスさが感じられ、まだ明かされていない引き出しがあることを予感させられる。

現時点でほとんど注目されてない中国のアニメだけど、僕みたいなロボットアニメ門外漢の心を揺さぶってくる何かがあったので共有されたい。


3話時点追記
もはやアニメの枠を超えているけれど、本当に心を締め付けられた。たぶん名作になります。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

66.5 3 2025年度のロボットアニメランキング3位
戦隊レッド 異世界で冒険者になる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (63)
149人が棚に入れました
世界征服を企む悪の組織《秘密結社ゼツエンダー》。 その野望に立ち向かう、絆で結ばれた5人の戦士たちがいた。 そのヒーローの名は、《絆創戦隊キズナファイブ》!! キズナファイブの5人は、遂にゼツエンダーとの最終決戦へ。 壮絶な戦いの中で傷付いていく仲間たち。 4人の想いを背に、《キズナレッド》は単身《絶縁王》へと挑む。 激戦の果てに敵と相打ちになるレッド。 命を落とした―――かに思われたのだが、気が付くとそこは《未知の世界》だった! 異世界でも困った人々を救うため、真っ赤なヒーローは冒険者となり今日も戦う! 《異世界×戦隊ヒーロー》でおくる、絆の最強英雄譚!!

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エクスプロージョン・エモーション

タイトルまんまだが力技がすごい
特撮好きなら絶対にハマる異世界/特撮メタコメディ

OP・映像も曲もコテコテで良きかな
ED・すっきりしたアニメ声が心地よい

世界観は汎用ナーロッパに徹し、とにかく特撮のお約束でブン殴ってくる。スーツ・メカ・合体ロボ・モンスターデザインなどデザインワークの解像度が高すぎる。ただのネタ枠かと思いきや、ニチアサ特撮で語られるべきものもきちんと詰まっている。そのうえで拾えるツッコミどころは全て拾う。ただ叫べばいいってもんじゃない、アツいとはこういうことなのだ。と、制作者の信念を感じられるアニメ。お約束の様式美を楽しむおじさんケア動画でアニメ上級者向けでない印象。二番煎じでもいいので仮面ライダーでもやってほしい。

02
イドラのキャラ立てもいい感じ

ニチアサのような人生訓を含ませながらも決して説教くさくない。とにかく裏をかいてバズろうみたいな嫌らしさはないが、逆に言えば真っ直ぐなヒーローものなのでアニメでビックリしたい人にはご都合ダーかも。まあ戦隊モチーフですからね、そりゃそうだとしか。回想シーンも短めでサクサクだが他人の不幸を見たいひとには掘り下げガーか。あとはイドラのツッコミ台詞が長すぎるのを工夫して欲しかったくらい。デカキャラ相手にはやはりバックにボーカル曲が欲しくなる。もめんたりーリリイにはこれが足りないのかも。

イドラの気づきも素晴らしかった。せいちょうした!とはああいうこと。トラウマスッキリ問題解決!のほうがカタルシスはあるけどあれは成長ではなく適応と呼ぶべきもの。

いいんだけどあと一歩足りない印象。次回の追加キャラ次第かなあ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異世界と戦隊レッドを混ぜるとはw これは面白い。

これは面白いですね。
正直作画はかなり低調に思えましたが…。

内容の面白さで、十分にカバーできています。

戦隊の変身シーンやロボットなど、そっち方面は気合入ってますので悪くないですし。

絆創膏になぞらえて絆を創る、という。
なるほど名前も良いですね。ギミックのデザインも面白いです。

暑苦しいレッドのノリが理解できない魔女のツッコミも面白いですし、可愛いですね。

これは気に入りました。視聴継続です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

絆 きずな キズナ

絆、絆、絆、絆、うるっさ!!!


天秤が均等、5:5 、半々、対等、winwin …etc

両者がそうでない限り、
只の 『しがらみ』、迷惑でしかない

人間関係で、
半々、対等なんて、この世に存在します?

『俺とオマエは絆で繋がってるんだ!』

…って言い出しすヤツ…
既に、" 6 : 4 くらいのマウント取ってね?

小学生の頃、頑なに キズナ を口にする
変態教師を思い出したので、本作品はここまで。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

計測不能 4 2025年度のロボットアニメランキング4位
魔神創造伝ワタル(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (7)
28人が棚に入れました
小学4年生の主人公「星部ワタル」は動画配信でスーパースターを目指すリューチューバー。 ある日突然、迷いこんだのはトンデモ異世界な「宙部界」(ちゅうぶかい)。そこでは、迷惑系なヤカラたちが人々を困らせていた。 ラスボス「エンジョーダ」を倒し、人々の笑顔を取り戻すため、ワタルは救世主としてブロックで創った魔神(マシン)「龍神丸」とともに戦うことになる。 いま、ワタルと仲間たちとの大バズリな冒険バトルが秒ではじまる!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

リデュース・リユース・リサイクル

リメイクではなく新世代向けの完全新作
コッテコテのキッズアニメ

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YouTubeからキッズを取り戻そうとする涙ぐましい努力

おっさんが考えた「キッズアニメってこういうもんでしょ」みたいな感じ。動画配信やマイクラなど流行りの要素を取り入れてはいるがノリが完全に昭和。キッズに寄り添うならMOBAとかFPSになると思うのだが、健全なものを好んでほしいという親心への配慮といった印象。今の子はコレ見て楽しめるのかは謎。とっつきやすさ重視なのはわかるが決めセリフが「秒でBANだぜ!」って。BANをやっつけるって意味にするのはどうかと思うのは自分がおじさんだからなのか。

キッズアニメなのでしゃーないがほぼ全てのセリフが説明セリフ。そのうえやたらと噛み砕いた表現にしているので、セリフ量に比べて情報量がかなり少ない。ゆえにクソなろうと比べてもテンポが悪く体感時間が長くなる。YouTubeに馴染みのある世代ならなろうレベルの速度感でも理解できそうな気がしないでもないし、小学生低学年が見ても普通に退屈だと思う。あとは婦女子狙いが透けてみえるのも萎えポイント。

CGの龍神丸がちゃんとカッコいいのは流石。アレンジされてはいるがどうみても龍神丸。時代を越えても耐えられる存在感に、初代のデザインがいかに優れていたのかがわかる。でも初代世代のおっさんが見ればって話で、今の子供達はどう思うのでしょうね。杉田氏はもう完全にロボ声優になってしまった。初代に寄せた演技はちゃんとキマってていい感じ。

古いIPを再利用したいだけの下心で爆死は免れないでしょう。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

名前は懐かしいですね

本作の前身であろう、魔神英雄伝ワタルと言えば私らおっさん世代からすると「懐かしい、子どもの頃見ていた」となるのでは。
私は見ていなかったので知りませんが。

でも主人公がワタルでロボが龍神丸でヒロインがヒミコで顔のでかいおっさんが仲間に居る、くらいは知っています。
なんでだろう。アニメージュとかでちらっと見たのかな。

というわけ懐かしい以外の印象もなく、内容も子ども向けなので特に見ません。
採点もなしです。子どもがみて面白ければ良いですね。というか見ると良いですね。

しかし、現代の子ども向けに作ったであろう作品で、主人公が当たり前のようにYoutuberをやっているのは、へー、と思いました。

主人公なのだからある程度身近な存在であるべきで、Youtuberがどこか遠い存在だと思っていたら主人公にはできません。

Youtuberは今どきの子どもにはそれだけ身近な題材なのでしょうね。
全員が当たり前にやっているわけでは無いでしょうけれどクラスメートがやっていてもおかしくないような、ちょっとしたあこがれの職業、みたいな感じでしょうか。

ダンジョン配信ものとかイマイチが乗りにくいように、若い人との感覚のズレが今後とも気になるのかなぁ、とは心配になりました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小学生男子向けアニメ

17時台に放送されているちゃんとした小学生男子向けアニメ
昔から続くシリーズらしいですがわたしは初見

ふつうの少年がyoutubeみたいなものがあるファンタジー世界に行って世界を救うスーパースターになって、迷惑youtuber(youtuberだけじゃないかも)とロボで戦う単純でポジティブなアニメ

なんでロボでバトルしてるの? 
不正したり変な配信するより、茶番でいいからロボバトル配信するのが一番再生数稼げそうじゃない?って突っ込んじゃダメです

今の子どもが好きそうなものがいっぱい詰まってますねー
予算潤沢で作画綺麗、子ども向けアニメの基本は抑えられていていいアニメだと思う

世界観はごちゃごちゃしていてよくわからないし、ストーリーは完全に子ども向けだけど、子ども向けアニメはこれでいいとおもう

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11
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