ヤンデレで女子高生なおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのヤンデレで女子高生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番のヤンデレで女子高生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.0 1 ヤンデレで女子高生なアニメランキング1位
ラーメン大好き小泉さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (571)
2292人が棚に入れました
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べているー
クールで無口な美人女子高生の小泉さんは毎日おいしいラーメンを求めて食べ歩く生粋の“ラーメン通”だった。
小泉さんはラーメン以外のことには興味がなく他人と馴れ合わない。ただひたすら求め続けるのは“ラーメン”のみ!
ラーメンあるところに小泉さんあり!ひたすらストイックにラーメンを食べ続けるその姿は見る人すべてを魅了する。
ガツンと本格派ラーメングラフィティ、いざ着丼!

声優・キャラクター
竹達彩奈、佐倉綾音、鬼頭明里、原由実、中村悠一、植田佳奈、豊崎愛生

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今は無きTVチャンピオン「ラーメン王選手権」を想う。(登場ラーメン店視聴メモを追加)

第2話までを視聴済みで、これを書いています。有名タイトルである原作マンガですが、未読です。
(→ その後、原作コミックスは既刊分を読みました!)

ある意味「美麗な女子高生の好物がラーメン」という出オチで終わってしまっているという見方もありますが、小泉さんのラーメンを食べる姿勢、態度はたぶんラーメン好きな人のそれであろうと思いますので、好感度は高いです。

ところで二十年以上前から十数年前までの間、テレビ東京系の番組で『TVチャンピオン』という雑学や特技などを決められたテーマで出場者が競う番組がありました。

この番組は現在も特番として放送される『元祖!大食い王決定戦』のご先祖様なのですが、そのTVチャンピオンの競技のひとつとしてラーメン店に関する知識を競うという「ラーメン王選手権」というのがありました。

私自身はラーメンは嗜む程度ですが、過去にこの番組は好きで観ていたので、小泉さんが語るラーメンについての蘊蓄は頷けるところも多々あって面白いです。ちなみに私も小泉さん同様、基本的にラーメンは独りで食べることが多いです。

ということで個人的には小泉さんのように熱心にラーメンを食べまくることはありませんが「ラーメン図鑑」的な興味は引き続き持っているので、おそらく視聴し続けると思います。

あ、「出前一丁」とかは凄くわかりやすいですが、ED主題歌での背景アニメのいろいろなインスタントラーメンやカップラーメンのTV CMのパロディは面白いですね。

ちなみにキャラクターのビジュアル的には、小泉さんよりは大澤悠(おおさわ ゆう)の方が好みです。見方によっては、ただの小泉さんストーカーですけどね…。

おまけ: ところで私の好きな「太陽のトマト麺」はパスタの亜種という見方もできるとは思いますが、小泉さん的に「ラーメン」にカテゴライズされるのでしょうか?(ちなみにこの店の初心者に私がお勧めするのは「太陽のチーズラーメン」Bセット(セット提供がなければ「太陽のチーズラーメン」+「らぁリゾ」)
→ 軽くググってみたところ、原作コミック4巻で取り上げられているようですね。

以上、「どこがアニメのレビューやねん」ということで失礼いたしました。

== [登場ラーメン店視聴メモ] ==
一杯目: 春木屋、ラーメン二郎、天下一品
二杯目: 蒙古タンメン中本、パパパパパイン
三杯目: (ハワイの)マクドナルド、天下一品(喜連瓜破店)、一蘭
四杯目: たいめいけん、一風堂
五杯目: トロケの台所、太陽のトマト麺、山手ラーメン本郷安庵、麺創房無敵家
六杯目: すごい煮干しラーメン凪、ミスタードーナツ、麺ダイニングととこ、支那そばや+無垢ツヴァイテ+YUJI RAMEN(新横浜ラーメン博物館)
七杯目: 浅草名代らーめん与ろゐ屋、自家製麺伊藤、中華そばつし馬、佐賀ラーメン美登里、博多らーめんいのうえ、らーめん弁慶
八杯目: ラーメン甲子園居酒屋さくら、吉村家
九杯目: 野郎ラーメン、ホープ軒
十杯目: 楽食拉麺 菊や(閉店)、スシロー、神楽坂飯店
十一杯目: どうとんぼり神座(かむくら)、麺屋丈六、ぼっこ志、龍棋信RIZE、ラーメンstyle JUNK STORY、麺のようじ、カドヤ食堂、世界一暇なラーメン屋
十二杯目: スガキヤ、味仙(みせん)、藤一番(ふじいちばん)、春木屋

※店舗名はあったりなかったりしますが、気にしないでください…。

※原作を読みました。4巻で出てきた店舗は新宿ミロードにある「太陽のトマト麺 NEXT」っぽいですね。ちなみに「らぁリゾ」(ふりかけのかかったライス:
シメに使う)にはちびリゾ(小ライス)もありますよ。 (2018.1.20追記)

2018.1.25追記:
次回予告からすると「太陽のトマト麺」くるのか!?

2018.2.2追記:
第5話: 来ましたね太陽のトマト麺。店舗は新宿MYLORDにある「太陽のトマト麺NEXT」ですね。小泉さんのチョイスもこの店では鉄板メニューの「太陽のチーズラーメン+らぁリゾ」でした!

2018.2.9追記:
第6話: 小泉さんの言葉の通り、関西で「冷麺」といえばいわゆる「冷やし中華」のことですね。そして小泉さんは浴衣姿で夏のイベント開催中のラー博へ…。

2018.2.16追記:
第7話: 原作エピソードに心当たりがないのでアニメオリジナル回でしょうか。作中では季節は夏のようです。サブタイトルは『全国』ですが、小泉さんは日本中のラーメンをいかにして食べ歩くのか…(笑)?

そして悠は安定のストーカーぶりですね。そして美登里はたぶんもうお店はやっていない…。

2018.2.25追記:
第8話: ご当地ローカルな全国のインスタントラーメンをお店で作ってくれる居酒屋さくらと、家系ラーメン総本山の吉村家。家系だと私は職場の近所にある武蔵家の支店をよく利用していますが、けっこう長いことやっていたトッピングのタイムサービスが無くなった代わりにライスが無料になりました。

2018.3.2追記:
第9話: マルタイ棒ラーメン。そこにラーメンがあるから食べるのだ。小泉さんがガスコンロで野外クッキング。お餅も入れてましたね。

豚野郎ラーメンと背脂チャッチャ系は、個人的にはほぼ見てるだけ…(笑)。

2018.3.12追記:
第10話: 北千住にあった、おかしなメニューばかりの菊やはもうありません。小泉さんとの会話が悠の脳内で、すべて都合よく改竄されている…。

このえぴーソードの後でのアイキャッチでのジングルが、普段とは違う変調されたアレンジバージョン(イ短調?)になっていましたね!

ちなみに私は回転寿司屋で麺類を頼んだことはありません。

2018.3.16追記:
第11話: 悠のラーメン再現力がヤバい(笑)。そして大阪ラーメン食べ歩きがヤバい。新キャラで、原作で潤(委員長)と並んで私が好きな悠の従姉である絢音(あやね)さん登場!

2018.3.23追記:
第12話: エピソード「名古屋」は原作コミック2巻に収録。悠ちゃん、小泉さんとの初メールがそれで良いのか(笑)!?

2018.12.21追記:
新宿ミロードの「太陽のトマト麺 NEXT」の業態が「太陽のトマト麺 with チーズ」に変わっていました。ちなみに竹下通りのお店も12/15から「太陽のトマト麺 with チーズ」の業態で営業するらしいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 84

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

♪ ラララ ラーメンと一緒に前髪食べてる小泉さん

2018年放送中のテレビアニメ 全12話

原作 鳴見なる 監督 セトウケンジ 構成 高橋龍也 制作 Studio五組
AXsiZ

セイレンに続く共同制作となる作品です。
本天沼と梅里、すぐ近くの会社なので話が通るんでしょうね。
監督はLAST EXILE以来のベテランスタッフでGONZOやAIC系を経て監督4作目です。

まんがライフSTORIA連載のコミックが原作ですが、
アニメ化以前に連続テレビドラマ4話とテレビスペシャルドラマ2本がありました。
実写版小泉さん役は「早見あかり」。
作品の性質上実写ドラマ先行は納得できます。

さて、テレビアニメ12話にどう構成するのかが見どころですが、
3話まで見てやや不安感が・・・

個人的にラーメンが好きではないのが原因かもしれません。
また、従来のグルメコミックと違う点として、
ラーメンを思いっきりおいしがるキャラが主人公と言うのはマンネリを呼ぶかもしれません。

本作の語り手であるボーイッシュ少女「大澤悠」の新妻風ラーメン手料理が、
最大の盛り上がりになるような嫌な予感が・・・

しかし、3話まで見て3話が最高だからこの後が不安とか、
おかしな考え方なので、ここは今後のさらなる盛り上がりに期待して視聴継続です。

小泉さん CV竹達彩奈 身長152cm ロングヘアー
大澤悠 CV佐倉綾音 身長160cm ショートヘアー

この身長差が百合と言うより変態っぽくていいですね。

第4話の立ち食いラーメン屋の普通の醤油ラーメンと塩ラーメン+バター
が今までで一番おいしそうでした。

新宿ゴールデン街の朝ラーメン、神田すずらん通りの冷やしラーメン
どっちもまずそうw
鳴子橋ってどこですか?この醤油ラーメンは旨そう。

☆今期初完走作品となりました。

つまり、毎週最も楽しみにしていたと言うことかもしれませんが、
「異世界食堂」と同様に家族の同意を得られて見れたのが原因でしょうね。

ラストの小泉さんの「は~」には胸が熱くなりましたが、
流石にこのための布石「は~」が30回以上と言うのはやり過ぎでは・・・
アニメの出来は標準以上、流石は「ゆゆゆ」のスタジオ五組です。
普通に考えて15分アニメで製作が順当でしょうが、フルサイズでやりぬいた根性は評価できると思います。
ソフトが売れる作品ではないでしょうが、ゴールデンタイム再放送で評価が上がりそうな佳作でした。

一気観は・・・無理かもw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

小泉さんのおかげでラーメン屋に行く頻度が増えました…

ただでさえ体重気にしてるのに……

……じゃなくて、実写ドラマ化もした人気漫画が原作です。木曜飯テロ枠その1ですねw
ちなみに私がこの作品を知ったのは、よく行く近所のバーミヤンのテーブルに「バーミヤンが漫画で紹介されました!」って貼り紙が貼ってあったのがきっかけだったりしますw

基本的には美少女JKの小泉さんがラーメンを食べるだけの話なのですが、それだけに視聴者を飽きさせない工夫が見事でした
ラーメンに合わせた話作りもそうですが、相方(?)の悠と、いかにもJKな美沙と潤の使い分けが良かったですね
特に一話通じて悠が登場しなかった9話からの、続く10話のギャップは凄まじいものがありましたwww
Abemaの最速放送だと前回→最新回と2話連続放送なので、その落差がより際立ったんですよねw

ラーメンの紹介も丁寧で、かつ薀蓄や美味しく食べるポイントなどもしっかり抑えていて好印象でした
特に印象的なのが、小泉さんが他人に「それ美味しいの?」と聞かれた時に必ず言う「私は好きです」という言葉です
作中登場する尖ったラーメンの数々は、人によって好き嫌いが分かれて当然
それを分かった上で「美味しいよ!」「絶対食べてみて!」と言わず「私は好きです」と言える小泉さんに(作者に)、確かなラーメン愛を感じました
あと、つけ麺や汁無し麺に逸れず、ラーメンだけで完走したのも評価したいですね

メイン4人のキャスティングには実は結構こだわりがあって、恐らくオーディションじゃなく指名だったんでしょうね
小泉さん役は声優界の食いしん坊代表・竹達彩奈、悠役は百合が大好きで花澤香菜について語り出すとかなりヤバイあやねる、美沙役はラーメン屋でバイトするほどのラーメン好きの鬼頭明里、そして潤役は声優界きってのラーメン好きとして有名な原由実
食いしん坊やラーメン好きが演技に活かされていたのかはちょっと分かりませんが、あやねるの悠は演技なのか素なのか分からなくて、毎回笑わされましたw
『ゆるキャン』のレビューで「なでしこの『リンちゃ~~~ん!』は何度聞いても幸せな気持ちになれる」と書きましたが、悠の「小泉さあああん!」は何度聞いても笑ってしまいますw
あと麺をすする音、あれどう録ってるんでしょうか
『うまるちゃん』では田中あいみが実際にカップ麺を食べてましたけど、この作品で毎回麺を食べてたら声優の負担が半端ないでしょうし…w

酷い歌詞(褒め言葉)なのにいい歌なOP、EDも好きです
インスタントorカップラーメンのCMパロディと、テレビの変遷を描いたEDも素晴らしかったですね
余談ですが、放送前は「ドラマ同様にOPかEDのどっちかはあの曲のカバーになる」と予想…いや、確信していたんですが、違いましたw


明るく楽しく丁寧で、多種多様なラーメンのように飽きさせない作りで、毎回飯テロされていました
タイトルのとおり、小泉さんのおかげでラーメンの魅力を再確認し、ラーメンの消費量が増えてしまいました……
ダイエットアニメはよ……



~以下、ラーメン好きとしての余談~
実は私、あにこれに来る随分前はアニメじゃなくラーメンのレビューサイトにいたほどのラーメン好きですw
というわけでこの作品に出てきたラーメンについていくつか語っていきます
※アニメ本編にも触れてますが、ほぼ自分語りです
{netabare}
・一杯目「ヤサイマシニンニクカラメ」
言わずと知れた「ラーメン二郎」。このアニメを見て数年ぶりに池袋店に行きましたw
不意打ちを食らった悠がちゃんと完食したのはかなり好印象でした
私は「ヤサイマシカラメニンニク少なめ」でいつも頼んでます。ニンニクあんまり好きじゃなくて
ただ私は、二郎を食べることに全く苦痛を感じないタイプです。最初から最後まで美味しく完食します
ちなみに私の青春だった高田馬場店は私の卒業と時を同じくして閉店し、現在は花屋になっていたり…
その後早稲田通りにできた用心棒にもよく行ったんですが…そこも潰れたんですよね
ジャンクガレッジも潰れちゃいましたし、早稲田~馬場はJ系に厳しい

・一杯目「こってり」
こちらも言わずと知れた「天下一品」。そしてこちらもアニメを見て2年ぶりくらいに食べましたw
サイドメニュー含めてカロリーと味の暴力ですよねw
大学時代たまり場だった友人の家の近くにあったので、私にとって天一は大学時代を思い出す一杯です

・二杯目「北極」
こちらも有名な「蒙古タンメン中本」。放送期間中、EDを歌っている西沢幸奏とコラボしていましたねw
私は辛いのが苦手なので、いつも味噌タンメン野菜増しを頼みます
蒙古タンメンくらいなら完食できるんですけど、翌日の腹と肛門が……

・三杯目「味集中カウンター」
こちらも有名店「一蘭」ですね。ここを選ぶ小泉さんが非情すぎて笑いましたw
味は王道を征く豚骨ラーメンで美味しいと思いますが、福岡県民的には値段が…(後述)

・四杯目「ようしょくてん」
たいめいけんにラーメンがあるのは知っていましたが、あんな裏口みたいな所があったんですね!
オムライスしか食べたことないけどw
ボルシチとコールスローの味と安さは衝撃的でしたね~

・四杯目「赤or白」
「一蘭」と双璧をなす豚骨ラーメンの有名店「一風堂」ですね。
ちゃんとモヤシに触れていたのは素晴らしいですね!モヤシあってこその一風堂です!
ただ一風堂はぶっちゃけそこまで美味しいとは思わないんですよね…そして一風堂も値段がネックで…
福岡のラーメンって400円~600円+替え玉100~150円あたりが相場なので、普通の福岡県民は一蘭や一風堂をはじめ、博多の駅ビルに入ってるような700円超のラーメン屋に入るのは躊躇しちゃうんですよね~

・五杯目「行列」
池袋の「無敵家」!懐かしいな~、行列に引かれて大学入ったばかりの頃よく行きました!
でも無敵家は確かに美味しいんですが、あれだけ並んで食べるほどかと言われるとまた微妙でして…w
池袋には他にもっと美味しい店があると気付いてしまったので、もう何年も行ってないですね~

・七杯目「全国」
「与ろゐ屋」と「伊藤」はラーメン狂時代に行きました!
どっちも浅草らしい、シンプルに出汁と醤油で勝負する素晴らしい味でした
ちなみに放送当時「与ろゐ屋じゃん!」ってツイートしたら、与ろゐ屋の公式アカウントにファボられましたw

・八杯目「家系」
家系は男の味ですよね!男回にしたのほんと分かってるな~!
まあ普段出ないキャラな分、この回だけちょっと台詞回しが下手だったけど…
家系は大好きなんですが、恥ずかしながら吉村家はまだ行ったことがないんですよね~
球界を代表するラーメン通・阪神メッセンジャーが最も愛する吉村家…いつか行ってみたいです

・九杯目「背脂」
同じ背脂でも燕三条系ラーメンは好きなんですが、背脂チャッチャ系はあんまり好きじゃないんですよね…
この回にも出てきた無鉄砲なんかは、一緒に行った友達は絶賛でしたが私は無理でした

・十二杯目「名古屋」
台湾ラーメンは微妙ですが、台湾まぜそばは大好きです!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

76.2 2 ヤンデレで女子高生なアニメランキング2位
ハッピーシュガーライフ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (534)
1990人が棚に入れました
松坂さとうには、好きな人がいます。その人と触れ合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。この想いを守るためなら、どんなことも許される。騙しても犯しても奪っても殺してもいいと思うの。戦慄の純愛サイコホラー。

声優・キャラクター
花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、花江夏樹、洲崎綾、石川界人、井上喜久子
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

愛と超越

「サイコホラー? 観ない方がいいかな・・・。」これが最初の反応。

散々逡巡した挙句、邪道とは思いつつもネタバレ上等でレビューを読み漁り、
ショッキング展開の予備知識を仕込んだうえで、危なくなったらいつでも切る態勢で
及び腰の視聴に臨んだのだった。

結果は、怒涛の如く二日で全話視聴完了、滅多に味わえないような感動に浸ったまではいいが、
ホラーでもサスペンスでもない、じゃあ一体何だろう、との疑問にはまってしまい、
手掛かりを求め原作にまで手を伸ばして、ついには以下の作品考察を書くに至った次第。

要するに、ホラーやスリラーに全く耐性のない自分のような者でも完走可能なレベルなので
視聴を迷っている方は是非挑戦してみてはいかがですか、と言いたいわけである。
観ないで後悔するよりも観て後悔した方が良い、などと無責任な勧奨をしたくなるほどの
これは世に稀な、貴重な作品である。


{netabare} 真実の愛は、それ自体がおそらく一つの狂気である。


月光が射し込むマンションの一室。差し向かいに床に座っている
まだ幼い少女と、年の離れた姉のような高校生くらいの少女。
小さい方が大きい方にヴェールを被せて、結婚の誓いの言葉を唱えはじめる。

病めるときも、健やかなるときも・・・死が二人を分かつまで・・・。

仲の良い姉妹が結婚式ごっこに興じているようにしか見えないだろう。
だが、この二人はこの上なく真剣なのだ。いや、真剣どころの騒ぎではない。
二人だけの世界を守るために、小さい方の少女は家族を捨て、
大きい方の少女は、人を殺し、奪い、傷つけ、ついにはたった一人の友人をも惨殺した。

彼女は言うのだ、それはすべて、漸く手に入れた本当の愛を守るためなのだと。
本当の愛のためならば、すべてが許されるのだと。


精神異常者の歪んだ愛が引きおこす、凄惨な犯罪の数々。
本作のキャッチコピー、「戦慄の純愛サイコホラー」はこの面を過度に強調したものだ。
勿論、自分はこうした予断に異議を差しはさむ意図をもって、これを書いている。

「異常」を前にしたとき我々は、精神病理学でも、犯罪心理学でも
それを合理的に説明する理論によって「理解」したい誘惑に駆られるものだ。
だが、この習慣を物語の解釈にまで持ち込もうとすると、往々真実から逸脱し、遠ざかってしまう。
だから、この誘惑に抗して、疾走する愛の軌跡を虚心に見届けてゆこう。
アニメレビューの本道からは外れるが、原作を踏まえた「越境的な」理解を敢て試みたい。


原作となったコミックは五年にわたって連載され、アニメ化の翌年に完結している。
連載開始の前年には、元型となった読み切り作品が発表されているが、
そのタイトルは、『ホワイトシュガーガーデン、ブラックソルトケージ。』というもの。
本作の二人のヒロイン、「さとう」と「しお」にこめられた暗示を解き明かす、第一の鍵。

さらに遡ると決定的な発見があった。原作者の初期作品、タイトルは『しろいろとくろいろ』。
白い女の子と黒い少年の、果てしない追いかけっこを描いた、メルヘン風の寓話だ。
白い子が黒い子に触れると死んでしまうので、慕って来る白い子から彼は逃げ続けなければならない。

無垢なものの、白。死と罪悪の、黒。この象徴的な二元性が
本作のさとうとしおの二人に受け継がれていることは明らかだろう。

「さとう」と「しお」。

この世の何物よりも甘い、満ち足りた愛の幸福と、
罪と恐怖が支配する現実世界の苦さとの、二つの極のあいだで
無残に引き裂かれた二人の悲劇的な宿命を、このネーミングが象徴しているのである。

同時にそれは、愛らしいものと酸鼻なもの、純粋なものとおぞましい不純なものとが
隣り合い、融合するグロテスクな本作の世界が、寓話的な象徴性をはらんだ独自の世界観に
基づいていることを示唆している。

「しおちゃんは天使。これは仮定じゃない、これは前提。
 だけど天使は弱くてはかない存在なの。
 だから、こんな穢れた世界から守ってあげなくちゃいけないよね。」

自然が真空を恐れるように、絶対的な純粋さはこの世界とは決して相容れない。
さとうの犯行動機は従って、一般的な犯罪者の心理に還元されて済むようなものではなく
この世界観からの必然的な帰結として捉えられなければならない。
穢れた世界から無垢なるものを守るために、自らが穢れを一身に引き受けようとして
避けがたく罪は重ねられる。純白だった砂糖はたちどころにどす黒く汚れてしまう。

あたかもこの世界には、反転と転落の力学が存在するかのようだ。
継起する異常な出来事は、異様に濃密なこの象徴性の磁場の作用だと考えるのが正しい。
登場人物が次々と狂気を露呈させていく展開もまた、このメカニズムによって説明されるだろう。


さらに、純愛と称されるさとうとしおの「ほんとうの愛」を問題にするとき、
そのきわめて特異な内実を、敢て「神学的」と形容したい想いに自分は駆られる。

「私はずっと一人ぼっちだった。何も感じない、常に何かが欠けていて、
 いつもどこか切なくて、このまま独り消えていくのかと思っていた。
 でも違った。しおちゃんが私を見つけてくれたから!」

最後の部分は、信徒によってしばしば語られる「神が私を見出した」という表現と一致する。
さとうにとってのしおの存在は、天使の域を遥かに超えた、救済そのものだったのだ。
そしてしおもさとうも、自分がいま生きていることの唯一の根拠を、互いの存在に見出している。

「私、お母さんに捨てられたあの日、一回死んじゃってたんだと思う。
 でも、さとちゃんのぬくもりでまた生まれたの。」

「私もだよ、しおちゃん、私も。
 なんにもなかった空っぽの私をしおちゃんが生かしてくれたの。」

互いの「新生」の経験が、まるで響き合うように言い交わされる。
これらの言葉は、新しい生命の源となった至高の愛の対象への、至純な信仰告白なのだ。
彼らの愛は、我々が通常経験するような、生存に付随した単なる心理現象ではなく
現世での死を経過して、新たに獲得された「いのち」そのものなのである。

「甘い」が迸る生命感の表現であるのに対し、「苦い」は現実世界における死の象徴である。
ひとたび死に、生まれ変わった彼らはすでにこの世界に属してはいない。
家族愛であれ友情であれ、世の慣習的な価値観はすべて忌避され、否定され、排除される。
微温的な愛、利己的な愛は、この絶対の愛によって裁かれ、容赦なく処罰される。

「ありがとう、しおちゃん。戦おう、命がけで。一緒に証明しよう、私たちの愛を。」

これが彼らの愛の神学である。それは命がけで証しされねばならない超地上的な真理だ。
従って、物語の結末はすでに予告されている。彼らの戦いの果てにあるもの、それは
この世界の外への、永遠へ向けての跳躍―ダイビングの他にあろうはずはないのだから…。



・・・そして、しおひとりが生き残る結末を迎える。

しおのために自分の命を捧げるという、究極の愛をさとうが実践してしまったことで
二人の愛がそのまま永遠へ移行する契機が失われてしまった。これは愛の挫折を意味するのか?
自分も当初は、作者が世間受けのために日和ったのかとも考えた。だが、そうではなかった。

この結末こそが愛の完成だったのだ。

「さとちゃんがどうして私のことを生かしたのかわからない
 考えても 考えても だから私は 考え続けるの
 どんな時も 何をしていても 何を感じても ずっと ずっと
 さとちゃんのぬくもりは私の中にある だから私は それと一緒に生きていく」

二人がこの世界で見つけるはずだった「お城」は、いま、しおの中にある。
{netabare}(原作では復活したさとうとしおが、また二人の生活を始める様子がはっきりと描かれている。){/netabare}
しおは世界と断絶し、彼女の内部でさとうとの、永遠の「ハッピーシュガーライフ」を生きる。
これが二人の愛の究極の証明であり、世界に対する彼らの戦いの完全な勝利に他ならない。


世界はこれを、無力な逃避、ないしは傲慢な自閉として断罪するだろう。
だが、一体それが何だというのか? 死ですら二人を分かつことはできなかったのだ。
ここにあるのは、現世をも死をも超越する、永遠のテスタメント(契約)。
恐ろしいことだが、これは冒涜的なまでに、新約聖書の福音と重なり合うのだ・・・。


自分は、果てしなく考え続けようとするしおの姿に、作者自身の投影を認める。

この作者にとって世界は自明ではなく、問い続けられるべきものであるような気がするのだ。
本作と初期作品とを結んだとき、そこに垣間見える原作者の心象風景、それは
何もない空無のなかで、ただひとすじに持続する「想い」だけが
何か驚くべき、唯一の確かなものとして存在するという、恐ろしくストイックなものだ。

自分は本作に、真に創造的な感性だけが表現することのできる、固有のリアリティーを感じる。
内面の衝迫に促された感性の疾走が、高翔する愛の神学を生み出す発条となったと考える。
そう、多分これは、孤独な思索が営々と紡ぎつづけた、この世界の真実をめぐる寓話なのである。
{/netabare}

(初投稿 : 2020/10/1)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

にがみのエッセンスが醸し出す「フロイト」的な世界観が気に入った!!

作品概要
▼原作:月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)
▼原作者:鍵空とみやき
▼アニメーション制作:Ezo'la(ディオメディア)
▼話数:全12話{netabare}
▼総監督:草川啓造(ディオメディア)
・実績
(監督)
『魔法少女リリカルなのはA's以後のシリーズ』『迷い猫オーバーラン!』『ロウきゅーぶ!』『艦隊これくしょん』『風夏』『アホガール』他
▼監督:長山延好
・実績
(監督)
僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
▼シリーズ構成:待田堂子
・実績
(シリーズ構成)
『らき☆すた 』『ティアーズ・トゥ・ティアラ』『おおかみかくし』『THE IDOLM@STER』『Wake Up, Girls!』
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』『はるかなレシーブ』他多数
▼キャラクターデザイン:安田祥子
・実績
(キャラクターデザイン)
『銃皇無尽のファフニール』『sin 七つの大罪』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』
▼音楽関係
音楽:亀山耕一郎
OP曲:「ワンルームシュガーライフ」(ナナヲアカリ)
ED曲:「SWEET HURT」(ReoNa)
挿入歌:「カナリア」(ReoNa)第9話
▼キャスト
【声優】項へ{/netabare}

原作未読
リアルタイム視聴済

☆エピローグ
普通のアニメは見飽きたぜ!糖質サイコホラーはドツボだ。
清々しいほどのバッドエンドや、スクイズやヨスガが大好物な私にとって、やっぱねーっ!これぐらいサイコパスで頭逝ってる作品がないとアニメはつまんねぇw
王道や名作、勧善懲悪ばかりじゃ肩が凝るもんね。
本作は世界線やら異世界やらと物理学分野のSFフアンタジー全盛なトレンドに対し、精神医学を世界観の基軸に据えた稀有な作品だ。
したがって、擬似リアリズムであっても、健常な精神感覚では一切のカタルシスを承認しない作品である。

異常心理に興味があったり、最近では『フリップフラッパーズ』を理解できる方々には面白いかも。
本作はストーリーが安定しているから分かり易い。
『ガリナン』もだが、アホアニメ制作会社の評価が定着して社会的には評価が厳しいディオメディアだが、たまに私のツボに入る作品を出すから、目を離せないw

主要キャラでマトモなのは「しょうこ」だけ。
他のキャラは悪い意味で個性が凄まじく、心の闇という健常と異常の行き交う「境界線」の想像どころではなく、真性の「精神病疾患者」であり、ペドフィリア、エフェボフィリア、パラノイア、火病、発達障害etc全員閉鎖病棟の患者でも不思議ではないような連中が繰り広げる異常人格者による基地外純愛群像劇(草)
共感できるキャラが見事に誰もいない稀有な作品ゆえに、様々な矛盾も精神異常が織りなす現象と見ているので許容の範囲であり、作中何が起こっても感情移入が生じることなく、エンタメとして割り切り楽しむことができた☆

タイトルの「フロイト」は精神医学の始祖。
世界的な心理学者「ユング」や「アドラー」の師匠でもある。
原作者はフロイト入門書の『精神分析入門』や『夢判断』を読んでいるな。
フロイトを読むと、読んだ側も精神をやれかねない危険物。
本作も視聴すると、そうなる方向性で演出されている。
異常心理の描写が精神医学的に考察されて「超自我」のメッセージがしっかりプロットされている。
さすがに1クールで精神医学界の巨匠フロイト的世界観を表現するのは厳しいのだが、そこに挑戦したことは評価されよう。
精神分析学的視点に立った考察はメンドクサイし、レビュー読まれる方々の気分を害するからしない。(いや、でも、気が向いたら追記をするかもw)
キャラ設定のベースがフロイト的価値観だから、基地外とは何かを問うているのと同様で、そりゃ陰鬱な世界観にもなるな。

とにかく可愛いOPや絵柄に騙されてはいけない。
マトモな神経では視聴できない作品だから、そこは覚悟した方がいいデス。はい。

それにしてもジエンコって『serial experiments lain』以来、この手の一風変わった作品のプロデュースが好きなんだな。
提供にバップもあったが、ジエンコ+バップ、あーあれか!w

ところで、最近ディオメディアはいろんな名義を使っているね。
「doA」に続いて今度は「絵空」か。
『BEATLESS』は綱渡りだったし、万策(略)に備えて、リスク分散でもしているのか?

【音楽】
OP曲はとてもインパクトがあり癖になる電波ソングだ。
不詳私、DLをいたしました。
OPの作画と楽曲『ワンルームシュガーライフ』で本作の世界観をしっかり視聴者に伝えた(伝わったかは別にして)好演出だ。
ED曲『SWEET HURT』は『GGO』の神崎エルザの曲を歌ったReoNa。
彼女のなんとも言えない切ない声質が、本作の無情で悲惨な末路を暗揄していてなかなか良い。これもDL。
EDの作画は折しも同じ精神異常系の『フリップフラッパーズ』と同様の演出。
「さとう」と「しお」が抱えている闇と二人の関係性を1分30秒でしっかりと表現している。
{netabare}「さとう」の幼少期から現在の描写、そこに「しお」が現れて、二人で城に向かって歩く。
ハッピーシュガーライフの描写と、スキップしながら城から旅立ち、二人で躓いたところで「さとう」が消える(さとうの死)でも「しお」の心には「さとう」が生きている、とこんな感じでEDはこの物語の顛末を分かり易い暗喩で演出している点は視聴者に優しい。{/netabare}
{netabare}しょうこが殺される{/netabare}9話の挿入歌『カナリア』も歌詞に込められたメッセージがそのシーンの演出にしっかりと映えていて良い曲だ。

{netabare}本作、9話は「しょうこ」の恋もあり内容が濃く相当の字数が必要だが、割愛して、挿入歌まで用意された「しょうこ(小鳥)」は本作にとって、さとちゃんの狂気を強調する意味でも重要なキャラだったし、彼女の存在が無ければ、ただの基地外ドラマで終わったな。
(7話の展開が殺される伏線だが)さとちゃんと向き合うタイミングを逸したとはいえ、幼女を「彼氏」として拉致しているさとちゃんの素顔を知った「しょうこ」がとった選択は極めて常識的だが、基地外相手には通じず、理不尽な結果となったが{/netabare}共感シーンが皆無な本作にとって唯一の救いだった。

【物語とキャラ】
キャラは本作一番の問題提議点だろう。
{netabare}よくもまー、あるゆるタイプの基地外を設定したものだと感心した。
しかし、「さとう」の叔母と「しお」を除き他のキャラのサイコパスの根源は抑圧され無意識下に封印された記憶、いわゆる「トラウマ」だ。
「さとう」、「太陽」、「あさひ」は過去エピソードの描写があるから分かり易いだろう。
今では「トラウマ」という言葉は普通に用いられるが、その概念を提唱したのがフロイトだ。{/netabare}
現在フロイトの【精神分析学】はポパーの科学定義にぶった斬られて【非科学】とされているが、なお、その研究は医学のほか哲学としても各方面に多大な影響を与えている。
因みに「トラウマ」と似た概念で「PTSD」があるが、こちら医学的な診断名、つまり科学。
医学的なフレームで論じるのが「PTSD」であると理解したらいいだろう。
そして、この三者の異常行動は明確に「PTSD」である。
「さとう」叔母は「トラウマ」の過去描写がないので、その異常性の因果関係は判別しないが、他人への関与が異常な博愛が動機である点から、所謂「離人性人格障害」であることは確かだろう。
{netabare}「しお」は年齢的に幼くまで認知能力が完成されてはいなから、母親との関係や「さとう」の死をきっかけとし「PTSD」を発症するのは想定内だろうし、「さとう」の狂気の正統後継者となるだろう。{/netabare}
基地外の成長物語を望むか望まないかは視聴者しだい。私は(怖いもの見たさで)今後も観察してみたいものだが。

以上、キャラの性格設定を多少考察したが、個人的に気になっているのはネーミング。
ここ突っ込んだレビューが少ないだよね。
物語と主人公とヒロイン?他女の子キャラのファーストネームの関係だが、「さとう」と「しお」。
これは、第三者視点で物語を俯瞰したときに醸される、二人のイメージなんだろう。
{netabare}さとちゃんの心が至福に満たせるときは「あまーい」、ストレスを感じたら「にがーい」と味覚で心理描写をしているのも本作の特徴だ。
これは丁度可知差異(物理学用語)が「フェヒナーの法則」による感覚量でも定式化されており、物理でメシを食っている私の心を擽った直喩だ。
「しお」の存在を「さとちゃん」から見た場合は「あまーい砂糖」だが、第三者視点ではさとちゃんに試練を与える文字通りの【塩】な存在。
自らの「あまーい生活」を守るためにさとちゃんは、せっせとバイトで生活費を稼ぎ、脅迫、傷害、詐欺、挙句の果てには殺人までやってのけた。
ある意味、これほどの純愛ドラマはスクイズ以来かもね。
これが、「しお」が【塩】である所以である。

そして「さとちゃん」の光に立候補し、人の道に戻そうとした「しょうこ」は「胡椒」の捩りで、そのお節介は、さとちゃんにとっては「辛い」味覚、はた迷惑で排除すべき存在として描かれているのではないのだろうか。{/netabare}

次に、苗字についてだが、「神戸」と「飛騨(飛騨しょうこ)」に共通するのは高級和牛ブランド。
さとちゃんの苗字「松坂」を「松阪」とすると、やはり高級和牛だが、これは作者の誤字なのかな?
他にサブキャラの宮崎すみれ、但馬みとりも高級和牛ブランド。
本作と高級和牛の相関関係は謎だが、キャラネーミングには法則があるようだね。

で、本作のキャラ設定だが、精神疾患と異常心理の掘り下げに作者の知識の限界からか詰めの甘さが残るが、これだけの基地外キャラをクリエイトし、物語をプロットした点は評価されよう。

{netabare}最終回はオリジナル展開だが、さとちゃんを「あさひ」に殺させ、それでも「しお」に切られ、自殺を図る展開も悪くないと思ったが、さとちゃんを死なせて、「しお」を生き残らせ、「あさひ」を切った展開は前述のとおり、{/netabare}これからの「しお」の異常人格発揮を十分妄想できる余韻を残した意味でも評価できる。

あと「しお」の失踪だが、{netabare}物語の通り捨て子であっても「しお」は小学生だ。
失踪すれば、社会的に何らかにリアクションがあるはずだが「あさひ」が述べたように警察で相手にされないのは不自然すぎる。{/netabare}
欠席が続けば「しお」の担任教師が家庭訪問をするし、親に不審な点があれば、児相とも連絡を取り合い世間にバレるはず。
その過程で事件性があれば警察が動くが、事件性はないとする裏設定でもあるのかな。
「しお」の境遇を考えると、無戸籍である可能性もあるが、視聴者が納得できる線で簡単にでも触れておくべきだったろう。

【作画】
全般的にディオメディアクオリティであり、動かす場面も少ないから、ボロも出ず可もなく不可もなくといったところだが、シャドーの用い方、基地外の表情など、サイコホラーとしての演出は頑張っていたと思う。
ただし、9話は{netabare}本作の神回であるにもかかわらず、作画が演出についていけていない。
挿入歌とナレーションを背景にCVを入れずに「さとう」と「しょうこ」の葛藤シーンが描かれた。
前述したとおり、演出は素晴らしかった反面「しょうこ」の表情が「棒」であり、迫力が全く伝わってこなかった。
基地外表現の作画に手一杯で、健常者の必死の訴えの表情演技まで手が及ばなかったようだ。
CVなしで映像表現のみを用いて視聴者へ訴えるのは、自信と相当の作画センスが要求される。
試しに、スクイズとの見比べで「誠」殺害後の「言葉」と「世界」の葛藤シーンを音声なしで視ると分かるが、迫力が全然違う。
ディオメディアの作画センスの限界が、この素晴らしい演出を削いでしまったと思うと残念でならない。

ただ、小鳥の演出を含めてだが「さとう」が文化包丁を「しょうこ」の首に突き刺し殺す描写は、頸動脈からの血飛沫には違和感を感じつつも、「さとう」を引っ掻き断末魔に喘ぐ描写や小鳥の死を比喩した痙攣描写など殺人過程はしっかり描ききっている。
ただし、グロ描写を強調し過ぎたことで視聴を打ち切った方々を出したという負の作用もあったが、{/netabare}これを斟酌して私的には高い評価をしたいと思う。

【声優】
原作を読んでいる方々には花澤さんはミスキャストだとの意見も多いが、原作を読んでいない私にとって可もなく不可もなしだ。
寧ろ、客寄せパンダ役も兼ねて、演技力が要求される「さとちゃん」役には適任だったのではないだろうか。
個人的には「しお」役の久野美咲さんの演技が輝いていた。
『WIXOSS』や『LOST SONG』でも思ったが、主役よりも準主役や重要キャラをやらせると巧いタイプかもしれない。
さとうの叔母役の井上喜久子さん。
『らんま1/2』から活躍しているだけあって、ベテランらしく味のある演技でサイコパスを演じていたのが印象的だ。
難しいキャラの「三星太陽」を演じた花江夏樹氏も好演だった。

ゆえに総じて高評価とする。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 62

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤバい、面白い…。

語彙力ぅ!

そういえば天狼のレビューを書いたときにこいつの存在を忘れていました。

2018年7月期で原作付きの大物。観ますっていうか、観てますってだけで情報量ゼロです、すみません……。

2018.9.29追記:
とりあえず、虐待に傷ついた二人の少女が真実の愛を求めてあがいたあげくに、犯罪レベルの奇行に走るお話。

第12話(最終回)まで観終わったので、少し真面目に書いてみます。

まず、一見して松坂さとうが主人公のようで物語の中心は神戸しおですよね。それと「作中の登場人物が(飛騨しょうこを除いて)異常な人物ばかり」に見えはするんですけど、「罪無き者のみ石を投げよ」っていう感じで、みんなちょっとした行き違いや不幸(ちょっとしてないのもある)がきっかけでたまたま異常に見える行動が発現してしまったというだけの話で、メインキャラには理解不能レベルなことをやっている人物はいなかったです。

自分がはっきり嫌いと言えるのはしおちゃんの父親と、次点でさとちゃんの叔母さんくらいかなあ。

まあとにかく、他の人物に関しては共感まではいかないにしても理解は及ぶ感じでとても良く書けたお話だったと思いました。漫画原作ですけど小説っぽいストーリーでしたね。最終話、しおちゃんの言動によって受けたあさひのショックはいかばかりか想像を絶する…。

……って、これかなり面白かったけどウケないだろうなあ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52

69.3 3 ヤンデレで女子高生なアニメランキング3位
恋愛暴君(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (406)
2114人が棚に入れました
ある日突然、男子高校生・藍野青司のもとに任意の二人を強制的にキスさせるという
不思議アイテム「キスノート」を持った死神風の少女・グリが現れ、
“24時間以内にキスしないと書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も
一生童貞のまま生涯を終える"と告げ・・・。
愛のキューピット(?)グリと青司とその仲間たちが“キスをする相手"を求めて
繰り広げるハイテンションラブコメディにあなたもきっと恋がしたくなるはず(!?)。

声優・キャラクター
青山吉能、小野賢章、沼倉愛美、長野佑紀、原由実、檜山修之、大塚芳忠、子安武人、堀内賢雄、内匠靖明、高橋李依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1話:「このパクり具合からすると…」

オマエ、作中でそれを言うのか(笑)!
(何が「パクり」かは第1話でご確認ください。)

という訳で真に「ラブコメディ」。いや、「むしろコメディのためにラブはある」みたいな異常作品。他作品に優先して観るほどではないですが、けっこう笑えます。

いや、原作マンガはまったく存じませんでしたが…。切っても惜しくはなさそうなのに、なんとなく観るかも。

→とりあえず完走しました。また改めて更新します。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なかなかに良いアニメに出会った?

この手のアニメは失速するのが常なので期待はしておりませんでした……が。
次回最終回というところまで観終えて失速は感じさせられない、なんとなんと!!(ノ゚ο゚)ノ
思い返してみると、最初からけっこう衝撃ありました。
ヒロインと主人公が「キス」というのは、たいてい御法度だと思ってた。もしくはラストのシーンにもってくるとか。
{netabare}それがいとも簡単に段階を乗り越えてしまった……驚 {/netabare}というところから始まり、それからは何となくグリちゃん面白い子だな~かわいいな~(しかもヤンデレっ娘と百合っ娘つき)という感じで、まあでも大体飽きてくるだろうなと思いつつ、それが暇つぶしにはグットチョイスな作品だったのである。
OPの感想は、正直「なんかびみょ…」だったのだけれど、サビ入ると「なかなかにいい!」ってな感じで好きです(Wake Up, Girls!だったか!)。

なかなか良い作品(グリちゃんがかわいい)ですのでおすすめですよ。

(ふぅ、賢者タイムにでも観るか( ̄。 ̄)―)←冗談です

追記
ヒロインのキャストさん方これからブレイクしてほしいですね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

ぱんいつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シリアスなラブコメにありったけのギャグ

あれ、こんなに星付けるハズじゃなかったのに…

ラブコメです、多分
シリアスです、多分
だが、有り余るほど盛り沢山のギャグ

一話目は頭が追い付かなさ過ぎて一時間位に感じた
それを越えれば見れます。ラブコメです。多分。
一話目で切るか切らないか決まると思われる

観終わったら…
思いの外スッキリ。面白かった。楽しめた。

なんだろう、ネガティブな感想が出てこない
きっと一話目で洗脳されてます

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

79.3 4 ヤンデレで女子高生なアニメランキング4位
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1233)
6801人が棚に入れました
ネトゲの女キャラに告白! →残念! ネカマでした☆ ……そんな黒歴史を秘めた少年・英騎が、今度はネトゲ内で女キャラに告白された。まさか黒歴史の再来!? と思いきや、相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女! でもリアルとネトゲの区別が付いていない、コミュ障ぼっちの女の子だった!? 英騎は彼女を“更正”させるため、ギルドの仲間たちと動き出すのだが……。

声優・キャラクター
豊永利行、日高里菜、水瀬いのり、M・A・O、大和田仁美、南條愛乃
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ご都合主義が・・・。

原作未読。ネドゲ未経験。

ネトゲとリアルを混同し過ぎている女の子とネトゲとリアルを別物と考えすぎている男の子のラブコメディといった感じでしょうか?
ただし、後半はラブコメ要素が薄れ、ネトゲあるある的な話が多くなるかなぁ・・・。

{netabare}
タイトルから『ネトゲの中で結婚した相手が同じ歳の可愛い女の子だった』という事実を主人公が知るまでの話をもう少し引っ張るのかと思っていたんですが、あっさりと第1話で・・・。
個人的には、この展開の速さは高評価です。
むしろこの後の展開の方が気になりますし・・・。
{/netabare}

作品中“ご都合主義”が大量発生します。
ご都合主義が気になる人には不向きかも。
私は、この“ご都合主義”もこの作品の魅力の一つかと思い始めているところです。

結局最後は『課金』って、ネトゲってそんな物なんですかねぇ?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鏡の国のあこ

あいまいな現実と非現実の境で悩みながらも、恋や友情に奔走する少年少女を描いたアニメの様です。

ぱっと見た感じでは、主要キャラ中、現実と非現実の境界を区別出来ていない様に見える亜子が特異な存在として映りますが、もしかしたら現実と非現実の境界を確たる理由も無く線引きしている英騎と茜の方が、そう言った区別が出来ていないのかも知れません。

作中で周知されている考え方に従えば、ネトゲに限らず、ここあにこれも非現実に含まれ、それどころかデジタルデータを介したもの全てがこの認識に含まれる事になります。デジタルなもの以外でも、私たちの身近には紙媒体の本や音楽、就寝中に見る夢など、彼らの言う所の「非現実」が至る所に存在しており、これらを非現実とするならば、現代人の多くは殆どの時間を非現実がひしめき合う中で生活していると言えます。

身近にいる人や付き合いの長い人でも、強く心を閉ざしていて、その胸の内をちらとしか見せない人はいます。また一方で、顔も見た事も無く、音声で会話した事も無く、触れた事も無い存在に対して、私たちは興味を抱いたり、理解を示したりする事もあります。※本やアニメのキャラに対して好意を持つという感情をごく自然に持ち合わせている人も、あにこれに限って言えば結構いるのではないでしょうか?(私もその一人です。)帰結として全て現実だと言えると思います。
{netabare}
リアルの(ここではネットの外という意味)英騎を知っていながら、ルシアンが好きでいられる亜子は、作中で評価されているのとは逆で、良く現実を見ているのだと思います。それにしても英騎と亜子は毎週に渡って仲睦まじい様で、5話終了時点でもう最終回にしちゃっても良かったんじゃないかと思えた程でした。現実でも早く結婚しちゃえばいいのに‥。でも高校生だからまだ早いか‥。6話エピローグはやっぱりね☆(某かわいいレビュアーさん風に)でした。

7話は水着回で、ラスト~8話はアカウントハックの危険について触れられていました。この作品の様にギャグ重視、ラブコメ色の強い作品で、現実的な問題を取り扱っている作品は珍しいと思いました。好感が持てます。

9話は女子4人でお泊り会。お約束のお風呂シーンは正直どうでも良かったんですが、何の脈絡も無く、唐突にオンドゥル語が飛び出した時には吹き出しました。ネトゲの嫁は全体を通して分かる人にしか分からないメタなネタが多いのですが、既知の人に対する破壊力(不意打ち)が強烈です。
お休み前のシーンでは、珍しくも巧妙な、あこの誘導尋問によって、茜、マスター、奈々子の本音が暴露される。罠にはめられた3人の反応が面白かったです。

10話、ネトゲにおける、延いてはネット上におけるトラブルについてその2。ネトゲもそうだと思いますが、あにこれもマナーを守って楽しく行いたいものです。身勝手でえばっている人がいると空気が緊張してしまいます。ネット住人への戒めとして、8話同様こちらも全ての人に視聴して頂きたい回でした。作中で描かれる様な嫌な目にあっても、英騎達の様にへこたれず前向きに物事を考えて行きたいものです。

最後の最後は凡庸な終わり方でしたが、きれいにまとまっていたと思います。英騎と亜子の関係は今後しばらくはそのままという感じがしますが、このアニメが今後もネット上のあれこれの問題を扱うならば、2期以降もネタには全く困らない様に思われました。

作画に関しては私はあまり気にしない方ですが、回によってはキャラのあごが尖り過ぎの印象も若干見受けられました。個人的には丸い方が可愛いと思います。
{/netabare}
ネトゲに耽溺した経験が無いので(かなり前にディアブロ2を100時間程プレイした事があるだけ。ちなみにオフラインのゲームは大好きです。)断定は出来ませんが、こう言った世界では少なからずプレイヤー同士の利害関係が存在し、それに基づく評価や序列生まれます。運営側がそれを設けている場合はより顕著であり、加えて、課金やタイムサービスの様なシステムがある場合、競争はさらにエスカレートしていく傾向にあります。そんな中で人間関係を構築していく事は、ビジネスで人間関係を結んでいく事とかなり似通っており、楽しむ事を本義としているゲームとしては不健全である様に思えてなりません。(ビジネスを楽しむという考えの人は別ですが)

過去にオンラインゲームに嵌っていた友人がいて、中毒といって良い程の執着を持っていたので、冷静になる様に忠告をした事があるのですが、苦笑いで茶を濁されてしまいました。こういった状態になると他人の言う事など聞く耳持たなくなる様で、あるいは分かっていてもやめられない状態になるらしく、傍目から見ていて不憫でした。(私個人の考えですが、純粋に楽しんでいるならともかく、競争への執着やそれによって得られる優越感が主だった報酬となってしまっては、もはやゲームとは言えぬのです。ゆえにそれらとは無縁だった幼少期にプレイしたゲームはどれも輝いて見えるのだと思います。)

課金やプレイ時間である程度の評価を獲得出来るネトゲと違って、あにこれではそんな事はないですよね。多分‥。人気のレビュアーの方は優しかったり、良い文章を書いていたりするだけなので‥。

今まで見たネトゲを扱うアニメ作品のいずれも、上記の様な負の部分を無視したり、面白おかしく描いたり、美化したりしているきらいがあります。実の所それが理想なので、端折ってしまった方がアニメとしては楽しいのですが、その事でネトゲに対する幻想を抱く人が現れてくるとしたら危険なのかも知れません。

疑り深い自分はこういったアニメを見ると、何だかネトゲ製作会社の遠まわしのコマーシャル戦略なのではないかと邪推してしまう事がありますが、この作品については杞憂でした。7話ラスト~8話終盤にかけて、このアニメではネトゲ住人のみならず、あにこれにいる皆さんにとっても、とても大切な事を教えてくれています。ルシアン先生の講義を聞いて、アカウント管理の大切さや、ネット上での人との付き合い方について学びましょう。「そんな事とっくに知ってるよ」という人にも気を引き締めさせる効能がありますので、ネット上に身を置く全ての人に見て欲しいと思える回でした。
{netabare}
それにしても、この手の作品ではもうお約束なので、今さら指摘する程の事でもないのですが、主人公以外全員美少女というのは何とかならないのかと思います。(男性にとって可愛くて、目の保養になったとしても)パーティーメンバーが全員同じ学校に通っているという点も、いくらなんでも出来過ぎだと思ってしまいました。
{/netabare}
全話視聴を終えて。最終話に至っても、登場人物のそれぞれが、現実と非現実の境界をどの様に捉えていくのかという点については、未解決な部分が多く残されましたが、英騎と亜子に限っては互いに分かち合うものを得ていた様に思われました。出会いを美化するばかりでなく、ネット上で起こり得る身近な問題に、ちょくちょく、ちくちく触れていた点にも好感が持て、最後まで楽しく視聴する事が出来ました。

※:アニメや映画に登場するキャラに好意を持つ事は個人的にはごく自然な感情だと思いますが、それを演じている声優さんや俳優さんをキャラと混同して考える様になると冷静さを失っていると言えます。これは現実を見ているとは言えません。当然ですが、演者はキャラとは別の人格を持っており、キャラとしての人格を与えたのは原作者や監督、脚本、キャラデザ、声優など様々な人達です。
個人が作るネット上のアバターも声優さんや俳優さんたちの演ずるキャラとほぼ同じですが、作中の英騎と亜子はネット上で自分の性格を偽ったり、作ったりしなかったので、現実で会った時にも割と簡単にギャップを埋める事が出来たのだと思います。 {netabare}常に英騎の本質を見ている亜子は、アカウントハックによってルシアンの中身が変わった時もすぐに見破りました。{/netabare}

※:鏡の国のあこというタイトルは、もう一つの現実を見る事で元いた現実を正しく見るという意味で、不思議の国のアリスの続編の題名から引用させて頂きました。でも鏡の国のアリスはそんな明確なテーマ性を持っている作品ではないので、未読でこれから読もうとしている方は童心に返って読む事をお勧めします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作はタイトルで避けてました、面白かったです、ごめんなさい。

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。現在、原作未読です。

2016.06.25: 観終わったので更新

ライトノベルは有名作品についてはそれなりに読んでると思うんですが、本作に関してはそのタイトルからなんとなく回避していました。ちなみに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』もそんな感じです。大変申し訳ないんですが、タイトルはあまり面白そうな話に思えません(笑)。

で、そういった作品でもアニメ化でテレビ放映されると、視聴はタダですので気になってた作品は観てみることも多いんですが本作もそんな感じで視聴を始めました。

めでたく最終回まで観終わりました。個人的には今期の作品では面白さ上位でした。タイトルで避けててごめんなさい(笑)。

原作者がどんなつもりでお話を作ったかは知らないんですが、本作には「アイデンティティ」というものに関する重大な問題提起が含まれているように思います。

本作はネトゲ(オンラインRPG)をプレイする上での「あるある」が一つの見どころなのだとは思うのですが、意図したものなのかはわからないのですが「ネット内人格(アバター)と現実社会での人格の同一性/乖離性」って結構普遍的なテーマだと思うのです。

ネトゲ上の出来事と現実の区別を区別しないことを作中で問題視される本作ヒロインのアコ(亜子)ですが、自分としてはそんなに変なことを言っているようにも思えないのです。

別に私はネトゲにハマってませんけれどもたとえば複数の SNS を利用してまして、それらの SNS ではもちろんアカウントのみ知っている人もいますが、リアルに知り合いな人もかなりたくさんいます。

で、SNS 上での振る舞いとリアルのそれを変えているかというと、私の場合ほとんどそんなことはありません。たぶん「あにこれ」の私しか知らない人が現実の私と話をしても、大きくイメージを変えることはないんじゃないかと思います。(まあ、本名とハンドルは違いますけれども)

まあ、主人公のルシアン(西村くん)のように「ネトゲと現実を区別する」ことをしないと生活に支障が出るかもしれないのですけれども、逆にそれは必要最小限で良いのではないかと思うのです。

第9話でのアコの例え話には、一面の真実が含まれていると思うのですよ。最終回で亜子が求めた「ご褒美」もそうですね。

だからまあ、法律上の夫婦じゃないかもしれませんけど「亜子は西村くんの嫁」で良いじゃないですか(笑)。(…気持ちの上でだけでも)

※2017.4.13誤字修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 55

63.5 5 ヤンデレで女子高生なアニメランキング5位
しかのこのこのここしたんたん(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (208)
495人が棚に入れました
都立日野南高校に通う女子高生、虎視虎子。 ある日の登校中、彼女は顔に冷たいものが当たるのを感じた。 ふと上を見ると、そこには鼻水をたらし、ツノが電線に引っかかって 身動きが取れなくなっている女の子が――!? うっかり変な『ツノ』の生えた少女・鹿乃子のこを助けたことで、 優等生(の皮を被った)虎視虎子の人生がかき乱されていく...... 一人の少女(元ヤン)が一人のシカ(?)に出会う ガール・ミーツ・シカ物語開幕!!
ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

愛すべきバ鹿アニメ。令和のボーボボ──と言うより令和の邪神ちゃん

え、邪神ちゃんは令和に2期3期やってるって?
いや、ちょっと僕まだ1期しか観ていないのでねハハハ…
原作者・おしおしお先生は、ホロライブやにじさんじなど女性VTuberの動画を観ていると時たま耳にするお名前ですね。かなたその設定画に『胸が揺れるモーションは入れないでください』、それでも㈱カバー側が勝手に巨乳にした時には『法廷で会おう』『カバーの27億円のスタジオを破壊していいか』とほぼ毎回脅しているという面白い方です(これで別に貧乳過激派というわけではないのがまた面白い笑)。
そんな方が描いている新作ギャグ漫画のアニメ化ということで、まあ最近V配信も楽しんでいる私からすれば期待値大なアニメだったんですよ!!

え、知らんがな?
あにこれやってるならもっとアニメ観ろ?

…………………………




ハィィィィ↓




【ココが面白い:東京都日野市に訪れる空前のシカブーム】
鹿{シカ}と言えば奈良である。奈良公園には実に1200頭もの鹿が放し飼いにされており、敷地内にある春日大社の神様はシカに乗ってやってきたという伝説がある。シカは奈良県民にとって「神の使い」であり、現在もその畏敬の念が込められ手厚く保護されている────というニホンジカの歴史を完全に無視して(笑) 東京という縁も縁も無い場所で「シカ」をテーマにしているところが先ず面白い。まあ今年は江東区や多摩川沿いでシカの目撃情報が多くあったけれどもこれもアニメ化効果よなぁ(嘘です放映前のニュースでした)
シカの角{ツノ}を生やした女子高生・鹿乃子のこ{しかのこ - }の出現・転校を皮切りに、東京都日野市では実写CGのシカが街を闊歩し、学校では『シカ部』が設立され、動物園はシカの大名行列が名物となり、若宮神社や八坂神社よりも『鹿神神社』の方に参拝客が集中するetc.最早モデルの日野市の原型を留めていないんじゃないかと疑ってしまう程の独特な世界観を1クール通して形成している。
こんなムーブメントおかしいだろ!と思う人物もいる。その1人が鹿乃子の相方となる虎視虎子{こし とらこ}だ。高校では優等生を演じている彼女の正体は元ヤンキー。そんな設定とベテラン声優である藤田咲さんの演技によるオラオラ系な女声ツッコミが常に作品世界で木霊する。

のこ『私たちシカ部は鹿せんべいより固い絆で結ばれてるんだから!』

こし『鹿せんべい硬くねぇだろサックサックじゃーん!!!』

他にツッコミをしてくれる人はいない。後に根子ちゃんや燕屋兄などが代打や助太刀をしてくれることもあるが、間もなく2人とも日野のシカワールドに呑まれる。虎子は唯一のツッコミ役として本作に最低限の収拾がつくよう孤軍奮闘していくのだ。

【ココも面白い:キャラ全員でボケていくスタイル】
ツッコミをほぼ全て虎子に任せ、他の登場人物──モブも含めて──全員がボケや奇行を重ねることで1話1話の内容をより濃くしている。これは中々の好感触だ。
名も無きクラスメイトも先生も、生やしたツノで教室を破壊しながら入室する鹿乃子を平然と受け入れており、破壊時の瓦礫やガラス片で思いっきり負傷しているのにまるで気にしない。そして唯1人困惑している虎子の元ヤン疑惑や処女判定には全力で食いつくのである。

『虎視さんが……ヤンキー?』
『まさか虎視さんが……』
『聞き間違いよね……?』

こし(おいィィィィ!!‬‪シカの転校生には反応なしで‬‪何でここに食いつく!?‬)

これを読んでいる貴方も同じツッコミをしたのではないだろうか(笑)
{netabare}ここまで読むと虎子だけがマトモなキャラをしていると思ってしまうだろうが、そんなことはない。
そもそも「中学時代はヤンキーをやっていた」という設定からぶっ飛んでいる上、そういった時代を黒歴史としながらも3話では(事情があるとはいえ)自らノリノリで、創作歌に乗せて暴露してしまったりもする。仮面優等生である彼女のそうとは思えない間抜けな姿がある意味一番ギャグとして面白く、そして可愛らしくもある。{/netabare}

【でもココがつまらない?:ギャグレベルは邪神ちゃん級】
この作品は『邪神ちゃんドロップキック』と同じく笑いを取れるなら何でもするスタイルだ。流石に第1話を原作の途中から始める──所謂『すき焼きショック』──なんてことはしていないが、電線にツノが引っ掛かり上空で首吊り同然の姿になっているのが初登場と十二分にカオスで体の張ったギャグをしている。結局そんなシカのツノを付けたJKはどこからどんな理由で日野市に来たのか、正体はシカなのか人間なのかもハッキリさせない。作品の説明に不足感を漂わせているのはお互い様なのである。
異様にパロネタやメタ演出が多いのも共通しており、第1話の時点でコナン君やはじめちゃんなどの名前も出しまくる上、急に我々視聴者に向けて挨拶をしてきたり「こんなの映していいのか」や「深夜アニメでよかった」などのメタ発言も飛び出す。
ストーリー構成も狂気じみている、基本的には短いエピソードを1話の中に詰めているのだが、6話に限って言えば「18エピソード」も詰めこんでいる。これを狂気と言わずしてなんと言えばいいのか(苦笑)
どう反応して良いやら悩むようなシーンやネタも多く、虎子のヤンキーツッコミが冴え渡っているからこそギャグとして成立している部分もあるが、彼女ですらツッコミを躊躇ってしまうほどのシュールなボケが大半を占めており、怒涛の勢いで叩き込まれる。
逆に絵面の酷いギャグシーンはスロー再生とリプレイで延ばしに引き延ばして異様な「間」を作り上げている。どれくらいかと言うと、ニコニコ動画などのコメント付動画で本作を観た場合、ギャグを見てから「うわああああああああ」や「大☆惨☆事」といった反応コメを打ち込めるくらいはあり、本作の独特な空気感に相乗りしやすい様に作られている。逆にYouTubeや一般サブスクなど、一本通して観てから一言書き込むような場所では頭が冷静になって冷めた感想に陥りやすく、諸刃の剣だ。

【でもココが面白い:しかのこVS○○○くん】
個人的に「コノヤロウwww」となったのが11話Cパートと最終話のギャップである。
{netabare}鹿乃子に振り回されながらも世話を焼く日々を「悪くない」と思い始めるようになれた虎子。『ずっとこんな日が続けばいいな』と盛大なフラグを立ててしまう。
そのフラグを回収するかの如くCパートは、鹿乃子が忽然と行方をくらまし周囲が彼女の存在を忘れているという不穏なラストで〆られた。
突然姿を現し日野市をシカワールドに染めた鹿乃子だからこそ突然消えるのもまた必然。そういう納得感もあり、またこれまでギャグとして提供し続けた作品が最後だけシリアスやセンチメンタルな回をやるというのも“稀によくある”パターンである。皆の記憶からも消えてしまった彼女を虎子は如何にして取り戻すのか、普通に気になって1週間を待ち遠しくしてしまった。
それだけに最終話冒頭で『些細なこと』として無かったことにしてきたのには「うわやられた!www」と思ってしまった。ギャグ作品にはこういうパターンもあるのだが、まさか話数を跨いで仕掛けてくるとは思わず気持ち良く騙されてしまったのである。
勿論おちょくられた怒りや嫌悪感というのもあるが、それ以上に「作品が視聴者をおちょくってきた」という事実がプチ漫☆画太郎作品の様でもあり笑えてしまう。{/netabare}
{netabare}そんなことをしてまでじゃあ最終話は何をするんだと思えば、鹿乃子がなんとあの「せんとくん」と対決する(笑) シカといえば奈良、奈良といえばせんとくんだ。シカというものを扱っているこの作品だからこそ向き合わなければならない存在とも言え、ある意味でこれほど最終話に相応しいお話は無い。
先ずは前話Cパートを秒で一蹴しつつ、鹿乃子とシカ系ゆるキャラ養成機関『しかのあな』との対決が始まる。機関は刺客として北海道のキュンちゃんや長崎県のちかまるくんを送り、機関からの脱走者であった鹿乃子を連れ戻そうとする(ついでに観光PRもしてくる)。
もうこの時点でツッコミどころ満載なのだが最後の刺客として、あのキモかわいいを通り越して「気持ち悪い」とド直球な悪口まで受けてきたせんとくんが登場し、鹿乃子と彼のプロレス勝負が始まる(笑)
ゆるキャラ好きの一部からも「気持ち悪い」という言葉を引き出しただけあって、やはりアニメでもせんとくんのビジュアルは凄まじい。しかもアニメ化といってもせんとくんの「着ぐるみ」の方をアニメ化している。一切喋らず表情も変えない彼のキレのあるダンスやランニングはあまりにもシュールであり、見るだけで自然と笑みがこぼれてしまう。
そして無茶苦茶強い(笑) 私たち日本の国技、相撲スタイルから繰り出すツッパリは某星座戦士の如く高速で鹿乃子の顔面を連打し、たった1ラウンドで実質KOしてしまう。追いつめられた鹿乃子は反則や買収で4Rまで粘った挙げ句「シカコプター」で空を飛びながら「ツノ爆弾」で爆撃するというジュゲムの如き外道な戦法に走るのだが、その高低差をロープを使った大ジャンプで埋めてそのまま叩き落としてしまうのだから、最早最終話Bパートに関してはせんとくんが主人公にしか見えない(笑)
最後はせんとくんの広い心で両者優勝(?)となりシカ部は存続、鹿乃子と虎子はこれからも一緒というガールズコメディらしい形で終わる。数あるギャグから「百合」「尊み」といったものが感じられるのも本作が『邪神ちゃんドロップキック』に近いなと思える部分だ。{/netabare}

【総評】
OPイントロ耐久動画や先の展開含む笑い所を詰めたPV2本など、プロモーションに物凄く力を入れてきただけに本編自体は「内容が伴っていない」と書かれ続けてしまった様だが、多くを求めなければ毎度、荒唐無稽かつシュールな内容に度肝を抜かしつつ笑うことができる作品だと私は評する。
ギャグを1キャラに依存させずボケる時は皆でボケる連帯感がポイント。ボケの切り込み隊長は当然主人公の鹿乃子だが、そこから鹿乃子に憧れつつもマイペースにお米や農業を嗜む馬車芽や全肯定面をしておいて割と簡単に梯子を外したり単に性欲まっしぐらだったりする虎子の妹・餡子などの他キャラが持ち前のボケでたたみかけ、周囲はそのシュールな状況を平然と受け入れ展開を盛り上げてしまう。
仮面優等生である虎子は「元ヤンキー」とばれないように新キャラが出てきても悪戦苦闘しつつ、鹿乃子などにも振り回されつつ物語が展開していく。そんな彼女もマンガに影響されやすかったり意外と私利私欲に走る浅はかさなども持ち合わせることでボケのドツボにはまりやすく、単なるツッコミキャラではない面白さがあるのだ。
そういったギャグシーンの数々はWITSTUDIOの作画能力が遺憾なく発揮され、鹿をあえて実写にしつつ時に劇画調に、時にコミカルに、時に限界作画になりと目まぐるしくタッチを変えカットを挟みながら勢いよく展開している。
とはいえ、流石に“令和のボーボボ”という肩書き・タグ付けはちょっと持て囃し過ぎた感も否めないが、最終話の{netabare}せんとくん{/netabare}の登場はとんでもない角度から打ち込まれるような感覚になるほどの衝撃であり、そこだけはボーボボのアフロから飛び出した闇遊戯くらいのインパクトを帯びていただろう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

wu138di さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

とても牛追いの一部です。まだ放送が始まっておらず、直接神を封じている。

この番組は当時中国のbilibili動画で見た予告編でした。私の頭には知らない言葉がありました。これは本当に人が書くことができる脚本ですか? 後から作者の漫画を見に行って、うん、いいね、そういう神経だと気づきました。やはり電波系は分かりにくいですね。今こしかのこのここしたんた。
opすでに中国では神を封じられ、梗百科に加入している。非常にみんなこのアニメを楽しみにしています。彼はまだ放送を開始していませんが、私は彼がもう神を封じたと感じて、彼のアニメ会社は覇権社が作った。覇権社はこの面でも心を砕いて、いくつかのcmを出した。私にもよくわからないものがたくさんあります。とにかくすごい感じです。興味があれば自分でツイッターに行ってみてください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

61.2 6 ヤンデレで女子高生なアニメランキング6位
ビッグオーダー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (376)
2310人が棚に入れました
これは、世界の滅亡から始まる物語。

星宮エイジが太宰府政庁十人衆を率いて、世界侵略を目指す異能力バトルストーリー。

天草市に住む、一見どこにでもいる普通の少年・星宮エイジ。ある日、彼が通う高校に転校して来た紅鈴に命を狙われたことから、彼の人生が大きく変化していく。

妹、星宮瀬奈の命を救うべく立ち上がった星宮エイジを待ち受けているものとは?策謀、陰謀渦巻く世界を舞台に、オーダー同士の死闘が、今ここに繰り広げられる。

声優・キャラクター
森田成一、三上枝織、田所あずさ、久野美咲、三咲麻里、鶴岡聡、林勇、立木文彦、原田ひとみ、立花慎之介、新垣樽助、早見沙織、石井真、若本規夫

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シスコン&ブラコン兄妹の能力者バトル

原作「未来日記」のえすのサカエ先生の漫画です。原作未読でした。
アニメは全10話だったんですね。
お話は、物語の開始10年前に主人公の星宮エイジが世界を破壊しちゃって、主人公エイジ君にはセナって妹がいてでも妹はとても重い病気で入院していて、ある日エイジの学校に紅リンっていう女の子が転校してきて、リンは実は・・・っていう感じで始まるアクション+能力者バトル+SFもある作品です。
作画は未来日記みたく気合が入っていてかっこいいし、BGMもとてもカッチョいいんですが、お話は10話という尺もあったから仕方ないとは思いますが、駆け足気味だったかもしれません。でもそれぞれの能力はかっこよくてまずまず楽しめたので良かったです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

Keiner さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

頭からっぽ

ダサさと頭の悪さが突き抜けていてとても良いクソアニメだと思います。

えすのさかえらしい狂気が漂うのは未来日記に似ていますが、こっちではハイテンションを追求して設定のがばがば感がより際立っています。その結果、うまい具合にクソアニメとして完成されています。

ストーリーはかなり速足で進み、設定と展開の頭の悪さが原作以上に全開です。
バトルは、ものによってはちょっと考えられてるな~というものもあるのですが、「オーダー!」のハイテンション感とダサさがいい感じに台無しにしています。

まともなアニメと思ってみるとがっかりするかもしれないので、そこには注意がいると思います。特に、設定などはなんとなくコードギアスに似ているので、それと同じ姿勢で向かうと痛い目にあいます。「オーダー!」はどちらかと言えば「綴る!」的なものと思って楽しむのが吉。

ただし、作画は非常に安定していてきれいです。さらに言えば、原作など含めて考察すると、最終回は非常にうまい終わらせ方だったと思います。これらについては手放しで褒めたい部分です。

ただやはり一般向けとしては異色に過ぎるので、
クソアニメ愛好家には勧めたい一作です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結構グロい!

なんでも願いが叶うとしたら何を願いますか?質問されて主人公が全てを従える的な特殊能力持つ事になります。それが大事故を起こしてしまって世界中から恨まれています。他にも色々な能力者がたくさんいて結構みんな凄い能力が多いですね。キャラも結構可愛いくて良かったです。シリアスだけど所々で笑ってしまうところもあり、個人的にはそこをもう少し広げてくれても良かった気がします。いちょうハッピーエンドで終わったので良かったです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

69.4 7 ヤンデレで女子高生なアニメランキング7位
電波的な彼女(OVA)

2009年5月1日
★★★★☆ 3.8 (550)
2519人が棚に入れました
不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。少女の奇怪な言動に振り回されながらも、その真摯な言動にしだいに存在を受け入れて行く。
しかし、巷を騒がせる連続殺人にクラスメイトが犠牲になってしまい、ジュウは雨に不信感を抱くようになるが…。

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

片山憲太郎先生!こんな良作の放置とかもったいないですよ!

原作は片山健太郎のライトノベル。 未読で視聴。


『ある日突然、金髪不良の高校2年生の柔沢ジュウ(じゅうざわ ジュウ)の前に妄想癖のある同学年の女子高生の堕花雨(おちばな あめ)が現れ、何故か彼への絶対忠誠を誓う。彼女曰く、ジュウの前前前世が王であり自分はその騎士だとの事。その後2人の住む地区で次々と猟奇的な事件が起こり、2人がその事件の解決に深く関わっていくことになる。』


かなりの良作ですビックリするくらい。ところが現在は放置の状態です。原作者がHUNTER×HUNTERの冨樫なみに仕事しないんです。


この作品はそもそも「紅 kure-nai」という同原作者の作品のライトノベル3巻と4巻の予約特典のOVAとしてアニメ化された2作品でした。ちなみに「紅 kure-nai」もアニメ化されて放送されています。こちらも観ましたが、なかなかのものでした。


キャラ設定など何の説明もないままいきなりOVAの1話目は開始されますが大丈夫です。しばらく観ているとすぐに直感的に流れを掴めて理解できると思います。その後はテンポが良いのですぐに引き込まれると思います。OVAの2話目のである「幸福ゲーム」も面白いのであっという間の45分間だと思います。もしこの作品が気に入ったら、同原作者作品の「紅 kure-nai」も観てみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

shisso さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

見るべき作品です

原作はライトノベルだ。
ストーリーはサスペンスでテンポよく進む。
2話の幸福ゲームでは幸福の奪い合いという独特なルールの中、ヒロインと主人公のやり取りは興味深い。
しかし、グロ表現が少しばかりあるので苦手な方は注意していただきたい。

今作品のヒロインは前髪で目が隠れており、ミステリアスな印象を受ける。言動に重みがあり電波が入っている。
作中では髪で目を隠していないシーンや可愛らしい言動などギャップを味わえる。単純な萌えではなく、本質的な魅力を感じた。

登場人物は基本的に狂っており、安心して見ることは出来ないww

物語のオチも秀逸でとてもよかった。
作画はきれいで満足した。
ただ2話で物語が構成されているので、多少物足りないのが残念だ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

エリオは出てこないよ(;・∀・)マイナーだけどおすすめしたい

たしか数年前のあにこれで「グロ」だか「ヤンデレ」の成分タグで検索したら見つけて、タイトルからして気になってた作品。
でもそんなに面白そうじゃないな…って思って視聴までには至らず、時は流れ…(^^;

今回1作目と2作目一気観してみたら、
ストーリー惹き込まれるし、
作画かなりいいし、
いい主人公してるし、
ヒロインの子も魅力ありまくり。

グロ描写はキツイかもだけどかなり面白い。
あっという間に終わってしまった。仮に内容無くても作画とキャラだけでも見応えある(#^^#)

ここでの評価がなかなか高いのも納得。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

78.7 8 ヤンデレで女子高生なアニメランキング8位
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1905)
11142人が棚に入れました
この作品は『とある事情でしばらく離れ離れになっていたものの、ゆえあって再び一つ屋根の下で暮らすようになったふたりの兄妹が、特に波乱もない平和な日常をのんべんだらりと送っていく様子を、これといった起承転結もなくつづっていくだけの単調な物語』のはずだったが…、主人公・姫小路秋人が6年ぶりに再会した双子の妹・姫小路秋子は極度のブラコンになっており、兄に対して恋愛感情を抱いてしまっていた。更に転校先の聖リリアナ学園では、生徒会長の二階堂嵐、生徒会副会長の那須原アナスタシア、秋人の友人で京都から追っかけてきた猿渡銀兵衛春臣と、一癖も二癖もあるメンバーも集まり、気付いたらみんな一つ屋根の下で暮らすことに…。秋人の望んでいた『平凡な日々』はあらぬ方向に進んで行ってしまうことになるのであった。

声優・キャラクター
木戸衣吹、逢坂良太、茅原実里、下田麻美、喜多村英梨
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これが意外と面白いから困るw とりあえず声優さんにお疲れ様ですと言いたいw

極度のブラコンの秋子と妹思いの本当はシスコン?なあきとを中心としたラブコメです。通称「おにあい」

この作品の見所は意味深いギャグと声優さんの頑張りですかねww

【声優さんの紹介】
・姫小路 秋子 声 - 木戸衣吹
・那須原・C・アナスタシア 声 - 茅原実里
・猿渡 銀兵衛 声 - 下田麻美
・二階堂 嵐 声 - 喜多村英梨
・鷹ノ宮 ありさ 声 - 諸星すみれ

この作品のメインヒロイン、秋子の声優「木戸衣吹」さんの年齢は15歳、ありさ役の声優「諸星すみれ」さんは13歳と僕より年下の声優さんが頑張ってます!
この作品を乗り越えたならあとはどんな仕事が来ても大丈夫・・・なはずですw
木戸さんの演技はのびのびとしてて面白かったです^^
でも変な言葉は覚えちゃダメw
喜多村英梨さん、茅原実里さんの演技も流石でした。
茅原実里さんが演じた穴さんのしゃべり方は面白かったですね~

キャラ同士の会話が面白くギャグアニメとしては結構楽しんで観てました^^
会話が変な方向にいくのはいつもの事w

ラブコメとしてはう~んキャラがガツガツしすぎww
{netabare}すぐ夜這いとか言うしw{/netabare}
普段は見せないキャラの意外な顔がいいかな^^

何はともあれ声優さんにお疲れ様と言いたいw
タイトルがアレなんで期待せず楽しめて見れました。
2期があればまた見ます^^

【曲の紹介】
・「SELF PRODUCER」 歌 - 茅原実里
この作品のopです。
アニメ映像は際どすぎるww
でも曲は意外といいです。
opが始まるのは基本的にアニメが始まってから10分後を超えるんで気にしないでくださいw

・「Lifeる is LOVEる!!」  歌 - リリアナシスターズ[姫小路秋子(木戸衣吹)、那須原アナスタシア(茅原実里)、猿渡銀兵衛春臣(下田麻美)、二階堂嵐(喜多村英梨)]
この作品のedです。
この作品のヒロイン達が歌ってます!
映像がとても可愛い^^
会長さんと穴さんは流石の歌唱力。

     【ここから下は各話の感想です】

{netabare}
【1話感想】
{netabare}タイトルが凄いですが内容も凄かったです!
妹がちょっとあれですねw
妹の秋子さんは料理などの家事スキルが高そうでしたがそれ以上に妄想スキルが高すぎます!
秋子さんは勘違いも多くて話がすぐそれますww
兄を思う妹の気持ちが行き過ぎてますw
兄は誠実そうでいい人っぽかったけれどまわりのキャラはおかしな人ばかりですね^^
どうやらハーレムアニメになりそうな予感がしますw
(原作は読んでませんが)

2話も様子見で視聴しますw

生徒会副会長の金髪の子の声が
もろホライゾンで笑えましたwww
正確は化物語の戦場ヶ原さんに似てましたね^^ {/netabare}

【2話感想】
{netabare}2話からopができましたが映像があきらかに狙ってますww
(興味のある方は自分の目で確かめてください^^)
秋子さんの笑い方が凄すぎるw  ぐへへへwww
あの笑い方は面白すぎます。
妹が凄く心配になるアニメですw
台詞がちょっとあれなんで声優さん大丈夫かな?{/netabare}

【3話感想】
{netabare} 秋子(妹)の声優さん今回も頑張りすぎですw
14歳なのに・・・w
ぐへへ、ぐぬぬ、と言うセリフは個人的に好きです^^
今回は穴ちゃんのお話でした。
主人公とのやり取りが面白かったです!
主人公とヒロイン達のちょっと普通で無い会話も楽しんでください。
今回は秋子の動作が面白可愛いです!
秋子の声優さんのこれからの演技にも期待です^^{/netabare}

【4話感想】
{netabare} 銀ちゃんと穴さんのお話がメインでした。
今回も面白かったんですがネタがアウトすぎるww
バナナで遊んじゃダメでしょw
ぬいぐるみの間違った使い方はやめましょう^^
まさかの百合展開もありましたね~
穴さん押しがここ最近目立ちますねw
穴さんと主人公の会話は面白いですがレベルが高いので僕は分からないという事にしときますw
今回は妹があまり出ませんでした。
でもぐへへが聞けたので満足w
次回は出番がもう少しあるといいな~
銀ちゃんが一番まともな気がします^^
私服姿可愛かったですね^^{/netabare}

【5話感想】
{netabare} 今回は会長がメインの回でした。
秋子はやっぱり病気なのかな?ww
一線超えたいとか・・・
そんな発言はダメww
でも会長や穴さんに病気呼ばわりはされたくないなw
あの人達も普通じゃないww
秋子のむふふとハルマゲドンーとなんでーという台詞は面白かったです!w
主人公は何か怪しいな~(小説)
無意識のうちにそういう設定にしてるなら怖いなww
今回はちょっと露骨にアレなシーンが多いなw
もう少し何とかして欲しいですね^^
次回のタイトルがまよチキって・・・
いいのかな?ww {/netabare}

【6話感想】
{netabare}今回は妹が中心のお話で面白かったですw
秋子の表情や行動が可愛いですね~
ですが秋子はやはり重症です!w
抱き枕どうやって作ったんだろうか?(クオリティ高w)
Tシャツ自重してww
YesYes枕www
お兄ちゃんとネトネト(^^;
安定のぐへへw
あそこまで行くと清々しいけど将来が不安すぎるw
もう天性のブラコンとしかw
兄もシスコンかもしれないけどまだセーフw
今回は14歳の凄さを感じました。(秋子の声優さん)
次回は新キャラメインとなりそうです。
次回予告アウトーwwww{/netabare}

【7話感想】
{netabare} 今回は新キャラのありさと秋子がメインのお話です^^
相変わらずの秋子ワールドをお楽しみくださいw
あにマスクってなんですかww
兄しか見えないマスクってそれじゃ兄も見えないでしょw
明子は小姑ww
ブランコブラコン似てるけどねw(その発想は無かったw)
全国のブランコに謝罪!
明子の記憶力凄すぎw(もっと他の事に役立ててw)
秋子とありさの対決は結局何がしたかったのかなw
ありさの疑問で秋子に大ダメージww
子供の何気ない疑問は時として大ダメージを与えますね~
しかしめげない秋子は流石です(^^;
ありさと秋子の争い低レベルww
主人公は逃げるの上手いですねw
そして秋子とありさは同盟を組みました^^
あにしてるTシャツやめてww
次回はサービス回見たいです。
いつもの事のような気がするけどw {/netabare}

【8話感想】
{netabare}今回は水着回です。
毎度ネタがアレですが得にw
会長と穴さんは変態すぎます!
頭の中はピンク一色ですね^^
会長の水着はアレですよアレ・・・w(自重します)
ありさのきゅうは可愛いすぎw(ロリコンじゃないよ(^^;))
ありさちゃんは穴さんから逃げてww
穴さんの思考はヤバイですね。
今回は妹が一番水着として普通に可愛かったです^^
でも一線越えたいのは変わらずw
Tシャツのバリエーションが豊富ですね!(またかww)
ぶっ飛びすぎてて主人公が気の毒に思えてきた(^^;)
主人公のマネージャーの人なんだかんだノリノリじゃないですかw
主人公の書いてる本の題名クソワロタw
兄弟合体アキンゲリオンってなんですかね?ww
突っ込んだら負けなんですよね^^{/netabare}

【9話感想】
{netabare}今回はアキトが風邪にかかってみんなで看病しようというお話。
明らかに危険な匂いが・・・w(特に会長w)
しかし会長は思ったよりまともな事言ってる(^^;
これは裏がありそうだ。。
ありさちゃんは頑張りすぎですね。
あんなに食べれないww
穴さんはやっぱり看病したことないのかw
沈黙とツンデレが良かったね(^^;
秋子は珍しくまともでアレは嬉しいw
ギンギンも可愛かったね^^
個人的に風邪のときは静かにしてほしいかな。
次回は会長か・・・w{/netabare}

【10話感想】
{netabare}aパートはギンギンとアキトの過去のお話。
小学生時代の銀ちゃんとアキトは今と少し違うかな。
アキトは銀ちゃんの事を女の子とというより親友と思ってるんだね。
あの小学校個性的な子多すぎでしょw
アキトはストーカーみたいでした(^^;
不法侵入。。。(良い子は真似しないでねw)

bパートは前回の続き。
会長さんまともすぎw 優勝おめでとう^^
そして部屋に向かうアキト。。嫌な予感が(^^;
しかしそこに待っていたのは眼帯を外しおしとやかな会長さんが・・・w
まさか会長さんにあんな一面が。
声も変わってて可愛かったですね^^
流石キタエリさん!
会長さんも邪王真眼の使い手だったのか・・・w
使うたびに視力失うとかどこの万華鏡写輪眼ww
人の心操れるってギアス?w
ともあれギャップが凄かったです。
会長さんはこっちの方が好きですね^^
さてオチの編集者さんはほかっといて次回は穴さんの回になりそうですw
次回予告相変わらずだなw{/netabare}

【11話感想】
{netabare} 今回は穴さんが○○をはかないお話で合ってるよね・・・w
穴さんはやっぱり一人で掃除が出来ないみたい(^^;
下着なしで1日・・・ちょっとwww
そしてopがいつもより早いですね^^
いつもは開始してから10分後くらいなのにw
お化けに怖がる会長さんは可愛いですね^^
やっと存在感が出てきましたね~
穴さんはアホすぎるでしょwww
あの淡々としたしゃべり方がいいですね^^
銀ちゃんとありさは遭難したのに何をしてるのやらw
2人とも心配しなくても成長するは・・・w
明子と穴さんはどう見ても相性が良くなさそうw
会話がめんどくさいww
秋子が総理大臣になったらおしまいでしょw(日本)
小さい頃の秋子も可愛いね^^
そうかあ~この頃からもう病気だったのかw
アレ途中からみんな結婚し始めて子供まで(^^;
これはまさか・・・w
オチはまたあなたですかww
編集者さん暇ですね~w
そんな夢を見るとはあなたが一番変態かも?w
次回で最終回ですか~
意外と楽しませてもらったな^^
秋子のぐへへが聞けなくなるだと。。
最終回でまた更新します^^{/netabare}

【12話感想】
{netabare} 前回の続きからです。
穴さんとあきとが初めて出会った時のお話から。
穴さんはやっぱり会話しずらいな(^^;)
話が変な方向にずれて行くww
僕があきとの立場だったら逃げたいw
表情が全く変わらないのに言葉はスラスラ出てくるw
もしかしたら穴さんは秋子の事が好きだったのかな?
もちろんlikeじゃない意味だけどww
秋子のなんじゃそりゃー面白いw
このアニメ本当に声優さん頑張ったよね(^^;)
お疲れ様ですw
opは相変わらず遅いですね~
また編集者さんかw
人騒がせな人ですね~
あの緑の球は何ですかね(^^;)
問題のシーンはスルーしてあきとの小説は相変わらずww
秋子の着物姿似合うね^^
秋子とあきとの話は意外といい話でした。
最後台無しだったけどww
そして衝撃の事実!
秋子にもチャンスがあるじゃないか!w
頑張って^^
意外と面白かったアニメでしたw
2期はあるのか知らないけどあったら見ます~
もちろんオススメは出来ない類のアニメではあるw{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

強烈ブラコン!

原作 ラノベ 未読

学園ハーレム+妹ラブコメ

2話の感想

2話からOP始まって、見たけど・・・
アナが机の下で、立て笛吹いてるシーンには、ぶはぁって吹きました。
これ、一人じゃないと見れないよ~!

兄の秋人が、実は兄妹の禁じられた恋愛を書く作家だとは・・・なんとも・・・
ホントは秋子の事まんざらでもない・・・のかな?
どうなんだろう? 
もし、そうなら・・・ホントに禁断ものになってしまうな~なんて・・・^^

1話の感想

妹の秋子 可愛いですね。^^
外見は黒髪ロングで、スタイルも良く、とても可愛い。
性格も明るく、礼儀正しくて好感良い。

物凄く積極的な妹ですね。
あそこまでくると、ウザイを通り越して愛くるしく感じてしまいました。

同じ寮?には、他に女の子が数人いて、みんな主人公に好意を持っているハーレムなんですが、これも読者(視聴者)うけを狙った感じの設定なので、ありきたりに感じてしまいます。
個人的には、そんなにハーレムにしなくてもいいのに・・・って思う。(嫌いじゃないけど、好きでもない)

まぁ、妹可愛いし、これからどうなって行くのか?
ちょい期待して観ていきたいですね~^^

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最終話まで見た感想

{netabare}
結局、最初から最後まで、おバカハーレム のラブコメでしたね ^^

最終話で主人公が語って分かったんだけど、この兄と妹の秋子は、実は血の繋がらない兄妹だったんですね。
この事は、妹は知らないのだけど、よくあんな可愛い血の繋がらない妹に迫られて、気持ちをセーブできるよな~って思う。

まあ、妹以外からも可愛い&綺麗な女性から想われてるから、ホント羨まけしからん!ですね。
{/netabare}

シリアスなハーレム恋愛ではなくて、コメディー要素が強いので、笑いながら見れました。

しかしながら、秋子があそこまで積極的だと、ウザイを通り越して可愛いですね。
フフ(^ー^* )♪

個人的には、秋子>ありさ>銀>アナ>二階堂の順で好みでした。
キャラが可愛く、面白かったので楽しんで見る事が出来ました。

ハーレム&ラブコメ好きにはオススメです。^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

極上ハーレムストーリー。これが好きじゃなきゃ萌えなんて語れない!

これはかなりの安定度を有するハーレムストーリーですね。
ハーレムストーリー?というか日常アニメなんですけど。

主人公を含めて、キャラデザは抜群です。
もちろん、特に特に、女性陣の可愛らしさは言うことありません。
ここまですべてのキャラがストレートに魅力を出してくると、避けようがないというか、それだけで癒されてしまいますよ。

ツンデレ、デレデレなんでもあり。
とにかく可愛ければそれでなんでも許されるという世界観。
萌えハーレムアニメとしてはど直球のお話だと思いました。
不安な要素がなにもない。
言い換えれば、ストーリーとしての成分で見ると、緻密な計算があるわけでもなく、超展開があるわけでもなく、退屈なのかもしれませんけど、そういう練り込まれた作品ばかり観ていると頭がボーっとしてくるので(笑)こういうのを挟むとなにかと良いと思います。

誰が可愛いとか魅力的だとかの甲乙がまるでつかない。
もちろん一応は妹と兄が主役ということが主軸なんですけど、それを汲んでも汲まなくても、誰もが魅力的なんです。
しかし、なんでこの手の物語の主人公はここまで不器用というか、奥手というか、無欲なんでしょうね。
だいたいどのアニメにおいてもそれは同じですよね。
そうじゃないと成り立たない面もあるんだけど、このシチュエーションがあって何かを期待しないなんて普通じゃあり得ないから(笑)

ネタばれのつもりはないので、主人公がまったく欲を持っていないとかいるのだとかは書き記しませんけど、ここまで女性に囲まれて日常を送るなんて、うらめし羨ましいとしか言えません(笑)

そして声優さん。
どの人も素晴らしかったです。
メインヒロインが多いので記載はしませんけど、どのキャラもすべて声がマッチしていた感があって良かったです。

時折、きわどいというかエロい描写が入ります。
それがぜんぜんイヤミじゃないんですよね、ごく自然なタッチで描かれているので軽い感覚で受け止めることができます。

しいていえば、音楽にはこれといった特徴はありませんでしたね。
OPもEDもごくごく普通です。

総じてこの作品は、ものすごく安定感があるドタバタハーレム劇です。

もちろん一話や二話完結のものじゃないので最初から観ることをオススメしますけど、その一話一話が毎回楽しいというか、ものすごくテンポが良いとも思いました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

67.1 9 ヤンデレで女子高生なアニメランキング9位
オオカミ少女と黒王子(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (703)
3727人が棚に入れました
見栄っ張りなエリカは、友達相手に彼氏とのラブラブ話を語るが、実は彼氏いない歴16年。そろそろ嘘も限界と思ったそのとき、街で見かけたイケメンを盗撮。自分の彼氏だと自慢したが、その彼は同じ学校に通う佐田恭也だった。事情を打ち明け彼氏のフリをしてもらうことを承諾してもらったが、佐田くんは優しげな見た目とは正反対の超腹黒ドS男子! 弱みを握られたエリカは佐田くんの犬を命じられてしまう……。


声優・キャラクター
櫻井孝宏、伊藤かな恵、茅野愛衣、細谷佳正、松岡禎丞、村瀬歩、伊瀬茉莉也、小松未可子、島﨑信長、中原麻衣、久川綾

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

少女漫画ってやつは・・・

アニメタイトルが少しオーバー。
オオカミ少女と言うより、見栄っ張り忠犬少女。
黒王子と言うより、プライド高イケメン。
少女漫画原作の王道ラブコメなので、ストーリーはいわずもがなです。
話を一言で表現すると、「嘘から出たまこと」いや「瓢箪から駒」かな。

1話目から、ゲスイ展開。
「なんちゅう連中」と思いました。
唯一、まともなのが、さんちゃん。
最後まで立ち位置が不変でした。
さんちゃんの忠告をことごとく無視するオオカミ少女、エリカ。
黒王子、恭也の仕打ちに懲りないエリカ、頭のネジが飛んでます。
これが恋ってやつか。

二人の関係は徐々に変化。
当たり前か、エリカの一途で純粋な思考・行動に和まない男はまずいない。
御多分にもれず、恭弥も・・・。
でも、高いプライドが邪魔してなかなか本心を見せません。
こんな関係、我が家と同じ。
だから、観てて面白恥ずかしいですね。

途中登場の軟派イケメンが意外。
恭弥に影響され・・・。
結局最終的にはみんないいやつか。
まったく、少女漫画ってやつは・・・。
ホント、楽しいですね。

エリカを演ずるは、かな恵ちゃん。
単純純粋ヒロインがピッタリですね。
少女漫画系ヒロインには欠かせません。
恭弥は、櫻井孝宏さん。
最近観たアニメの中では頼りない系だったので、ちょっとギャップでした。
声優さん、流石です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 54
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

胸がキューン♡ってしすぎて死ぬかと思った!

未視聴の方へ

少女漫画が原作のラブコメでお気に入りの作品です

☆採点の根拠だけ書いておきます

①物語
内容を書くのは控えますが僕的には楽しく視聴する事が出来ました
全12話では物足りないとも思えましたがしっかり完結しているので好印象です
2期はなさそうな感じなので原作の漫画の購入を検討しています

②作画
あまり好みの絵ではありませんが、色の使い方が可愛くて綺麗だなーと思いました

③声優
篠原 エリカ(しのはら エリカ)CV:伊藤かな恵
自分的には伊藤かな恵さんが久しぶりだったので嬉しかったです♪
エリカちゃんのいじられキャラに はまりすぎてて面白かったです^^

佐田 恭也(さた きょうや)CV:櫻井孝宏
このアニメ見るまではあまり印象なかったんですが・・
どこか陰のある彼を上手く演じていたなーと、まぁもっと単純に言えば声が渋くて良い!

④音楽
OPの「LOVE GOOD TIME」明るくてノリが良いので好き♪

EDの「オオカミハート」歌:オレサマ。←オレサマ。ってのにドSだなーって笑ってしまった(笑)

⑤キャラ
僕が一番注目して見ていたのが佐田 恭也です
見始めは性格がかなり歪んでいて かなりのドSなので少しひきましたが^^;
見続けていくと結構共感出来る所が多くて感情移入もしやすかった
このアニメでは佐田 恭也ってキャラが一番面白かったかなー
 
見終わった感想
{netabare}
先日2回目の視聴を終えた所です
7話を見てて照れくさくなった僕は・・ い・いや

今ここを読んでくれている貴方が オオカミ少女と黒王子を視聴する時で良いので
僕に教えてくれませんか? 今から見るよーーって^^

それに合わせて僕も3回目を見ながら感想を追記しようかなって考えています
とにかく7話がお気に入りです☆

第一話 自縄自縛 -Liar-
第二話 軽挙妄動 -First love-
第三話 急転直下 -Fall in-
第四話 日々悶々 -Love attack-
第五話 難攻不落 -Christmas eve-
第六話 臨戦態勢 -Valentine day-
第七話 落花流水 -White day-
第八話 二律背反 -Spring storm-
第九話 手練手管 -Wake up-
第十話 掉棒打星 -Happy birthday-
第十一話 一触即発 -Judgement-
第十二話 愛及屋烏 -I love you-

{/netabare}

[壁ドン]というものについて
{netabare}
以前プロフに書いていたものです


★ドラれもんに教えて! 壁ドーーン ★

こんな所まで見てくれているあなた様に是非とも聞かせて頂きたい事があります。
(恥ずかしいと思うのでメールでも結構です)
正直に教えて頂いた方の中から抽選して 当選した方の言う事を何でも一つだけ聞こうと思います
(エッチーのは勘弁して下さい・・ で・でも少しぐらいなら・・・コホン)

アニメのオオカミ少女と黒王子の7話を見た辺りからドラは[壁ドン]と言う物に大変に興味を持ちました

男から恋愛対象の女性(アニメキャラ)に[壁ドン]をした時に 
あなたならどんな歯の舞い上がるようなセリフを言うのか?

または、女性からの目線で こんなセリフを言われたら・・胸がキュン♡ってなるセリフをどうか・どうかっ!
僕に聞かせて頂けないでしょうか?いえ聞かせて下さいお願い致します は・は~~このとおりm(_ _)m

貴方の理想のシチュエーションや壁ドンをしたい・されたいキャラクターだけでも結構です


★あくまでサンプルですが

シチュ:ドラマのワンカット風 痴話げんか的な?
キャラ:中二病でも恋がしたい!より小鳥遊 六花  でお送りします

六花「もう、れもんなんか知らない!」

ドラ「ちょっ待てよ!」(キムタク風に)

ドラ「何すねてんだよっ! 六花?」

ドラ「口で言わなきゃわかんねーのか?」

[その場を去ろうとする六花]

ドラ:[壁ドン]

ドラ「バカ、もう言わねーぞ・・・・愛してる 六花」(と、同時にアホ毛をむんず!)

ドラ「うおーー恥ずかしーー ポカポカ」

六花「れもんー痛いー」

胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

お~し~ええ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)


★あ・・あくまでこれはサンプルで妄想している訳ではないのですがもう一つだけ

シチュ:僕の正体が本当はウイングマンである事に薄々気付いている六花って設定
キャラ:中二病でも恋がしたい!より小鳥遊 六花  でお送りします

ドラ「こら、六花!そのノートは大切な物なんだから返せよ!」

ドラ「駄目だって 中を見ちゃ」


[自分にウイングマンに変身出来る事を打ちあけて欲しい六花]

[変身出来る事を人に知られてしまうと愛する六花の記憶を失ってしまうと言う設定のドラ]


ドラ「やめろって言ってるだろ!!」

[ドラ 強引にノートを奪い 壁に六花を突き飛ばしてしまう]

[少し涙目でその場を去ろうとする六花]

[その涙を見て全てを感じ取ったドラ]

ドラ「ちょっ待てよ!」(キムタク風に)(笑)

ドラ:[壁ドン]

ドラ「六花・・・おまえの事は絶対に忘れないよ・・・・ チェイング!」

[ドラ初めての人前での変身であった!!]

ドラ:(六花さえ僕の事を覚えてくれていたらいい)

六花「れもん・・かっこいい!」

ドラ「え? マジで? じ・じゃあこれは?」

ドラ「ウイナアー ウイナルド シルエット!」

六花「かっこいい!!」

ドラ「じゃあ後ろに乗れよ! いっくぜーーー!」

[幸せそうな二人であった・・]
[ドラは軽すぎる・・]

胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

ひょっとして・・恋なの?

お~し~ええ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)


★あのね、僕は[壁ドン]って女性から男性にしてもいいと思うんですよね。
一般的に[壁ドン]って男性が女性の逃げ道を奪い 顔と顔が急接近してドキドキ
してきた時に頭を真っ白にさせるセリフで恋に落とす技なんですよね?
だったら女[壁ドン]→男でも 男性もキュン♡って出来るんじゃないのかなぁ~

ま・まぁ例えばですが、

シチュ:ドラとひなただけでTVアニメのオオカミ少女と黒王子を楽しく視聴
キャラ:ロウきゅーぶ!より袴田 ひなた でお送りします

[TVで[壁ドン]のシーンが流れる]

[ドラ、真剣にTVをガン見]

[そんなドラをひなたはさらにガン見]

ひなた「お~~~う♡ ひなもレモンにしてみる♡」

ドラ「おいおい、ひなた またふざけて~しかたないな~」

[と、言いながら壁際に移動するドラ](笑)

ひなた「お~~~うぅっ♡♡」

[壁ドン]?

[壁にひなたの両手が届かずに ドラの胸に飛び込んでしまった危険な状態のひなた!]

ドラ:(ハァーハァー オーーウ)

ドラ「ほ・ほら~大丈夫? ひなた?」

ひなた「お~~~う ひな大丈夫 ん?」

ひなた「お~~~う れもん、顔真っ赤」

[さらに顔をドラに近づけるひなた]

[ドラ硬直]

ドラ:(ドッキューーン♡)

[もう死んでもいいと思うドラ・・いや!ひなたから「おにーちゃん♡」と呼んでもらったら
笑顔で死んでやると心に誓っていそうな表情のドラであった!]




胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

ひょっとして・・恋かも?
えっ? 僕、ロリコンじゃない・・よね?
えぇっ!! 病気なの!?

た~す~けぇ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

マダオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

佐田キョウヤがイケメン過ぎる

いや~かっこよすぎるね。
途中で主人公ドS過ぎて見るの断念した人は騙されたと思って最後までみてほしい。俺もなんやかんやこの時暇なくて途中で放置してたけど、最後まで見たら「主人公が最初から最後までかっこいいって分かるから!」←これ大事。
他の女と絡んで彼女心配させたりするような糞野郎の主人公よりはこっちが断然マシ!
こういう人が彼氏なら彼女は最高なんだろうな~
俺男だけど惚れたから掘ってほしいくらい。w
とにかく最初は彼氏がドSで大変なヒロインですが、山乗り越えると安定しか見えなかった。
そう思わせてくれる男はやっぱイケメン。顔もイケメンで硬派とかやべぇよw
ベタ褒めしすぎたかな(^。^;)
失礼。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

62.7 10 ヤンデレで女子高生なアニメランキング10位
Lostorage incited WIXOSS(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (232)
979人が棚に入れました
池袋――幼少期にこの街で過ごした高校2年生の穂村すず子が戻ってきた。
「ずっと友達だよ!」幼いころに仲良しだった森川千夏と誓った大切な記憶。その千夏とまた会えるかもしれない…それだけですず子の胸は高鳴る。
 転入した高校にもすぐには溶け込めず、早々に浮いた存在となっていたある日、「WIXOSS」を覚えれば友達ができるかも……そう思って学校帰りに立ち寄ったカードショップでデッキセットを購入する。
 家に帰りカードデッキを開封すると、カードの中に描かれた少女が動きだし、口を開く。

 「ようこそ、セレクター」

 selectorとして選ばれた人間は、自分の記憶のすべてが詰まった5枚のコインを賭けたバトルに参加しなければならない。コインをすべて取り戻し勝利すればこのゲームから脱出できる。逆にすべてコインを全て失い、敗北すると、そのペナルティーとして──。

 「Lostorage」―――この不条理なゲームに巻き込まれる事となったすず子の運命は!?そして、すず子と時を同じくして、千夏の手にも……

声優・キャラクター
橋本ちなみ、井口裕香、伊藤静、金元寿子、井澤詩織、久保ユリカ、興津和幸、菅原慎介、山岡ゆり、洲崎綾、後藤沙緒里、間島淳司、日岡なつみ、西明日香、生天目仁美、中村悠一

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「selector spread WIXOSS」から2年…今度の代償は無形の宝物…

この作品はオリジナルアニメのようです。「selector spread WIXOSS」の放送から2年…満を持しての登場という形となったこの作品…個人的私見ですが、制作に踏み切るのは勇気のいる選択だったと思います。

なぜなら「selectorシリーズ」は緻密な構成に基づく溢れ出る程の痛みを抱えた作品でしたから…
繭…そして白と黒のルリグ…翻弄されるセレクター達…バトルによる明確な勝敗の線引きと敗者に対する容赦の無い仕打ち…
願いは人に対して均等に与えられた権利…その権利を餌に勝っても負けても出口の無い迷路を彷徨い続けるセレクター達…
本気で救いの無い物語だと思っていました。

だからこそこの作品には後発故の難しさがあったと思います。
前作が素晴らしかったから尚更です。
でも個人的には踏み切って貰えた事が嬉しくて仕方ありませんでした。
この作品が放つオーラ…個人的には大好物なので…

この作品の主人公は高校2年生の穂村すず子…彼女は父親の仕事の都合で転校を繰り返してきましたが、8年ぶりにもと住んでいた池袋に戻って来ることができました。
すず子はこの街に戻ってくるのが嬉しかったんだと思います。
なぜならここは幼いころの親友が住む街だったから…
だから転校を繰り返してもその親友の事だけはずっと忘れなかった…

ずっと親友だと思っていた…
出した手紙が宛先不通で帰ってきたとしても、何らかの事情があるだけでお互い顔をみたら直ぐに昔に戻れると思っていた…

だから学校の友達と仲良くなれなくても、たった一人の親友さえ傍にいてくれたら他に何もいらないと思っていた…
でも8年という歳月は振り返ればあっという間の事かもしれませんが、前を向いて歯を食いしばっている人にとっては気の遠くなるような時間…

そんな最中、すず子は気晴らしに「WIXOSS」の構築済みデッキを購入するのですが、そのカードの中に「はじまりのルリグ」が入っていてセレクターにされてしまうんです。
こうして再びセレクターバトルの幕が上がり、物語が動いていきます。

私は「WIXOSS」の細かいルールは分かりませんが、分かっているのはバトルの代償が5枚のコインに置き換わっていること…5枚のコインを全て失う、若しくは5枚全てを集めればセレクターバトルが終わるという事…
私は迂闊にもこのルールを甘く見ていました。
なぜなら「selectorシリーズ」は願いの大きさによって勝つ回数に違いがあれど3回負けたらお終いだったので、こちらの方が条件が厳しいと思ったからです。

でも蓋を開けたら全然違っていました…
代償が5枚のコインに置き換わる…という事は1枚1枚のコイン全てが意味を持っているんです。
だからコインを1枚失えば自動的に1枚分の代償が支払われる…という事なんです。
これがセレクターの精神をどれだけ傷付けるか…少し考えれば分かる事です。
だって、ある瞬間を境にポッカリと穴が開いてしまう訳ですから…

こうして自分の開いた穴に気付きながら、その穴を塞ぎたいと思ってもその保証はどこにもなく、むしろその穴が更に拡大する事を恐れてしまう…
今回のセレクターバトルは自らの意志で死地に赴く…そんな類のバトルだと思いました。
自分自身を構成するモノですからそう思うのも仕方ないと思います。
中途半端に穴が開いた状態…もしそれが自分の身に起こったら本気で怖いと思います。

すず子の大切な親友である森川千夏…ちーちゃんとはセレクターバトルの最中に出会う事となります。
再開を素直に喜ぶすず子…ちーちゃんも一緒だと思っていた…
ですが、ちーちゃんの言動はすず子の予想とは真逆のモノだったんです。
空白の8年…この間にちーちゃんにも色々あったようです。

すず子は大好きだった昔のちーちゃんを取り戻すことができるのか…
そして今回のセレクターバトルの抱える痛みは…
気になる方は是非本編でご確認下さい。
一つ確かなのは、今回のバトルも決して甘くない…という事です。

オープニングテーマは、井口裕香さんの「Lostorage」
エンディングテーマは、Cyuaさんの「undeletable」
井口さんのオープニングが断然恰好良くてお気に入りです。

1クール12話の物語でした。最終話で続編の制作が発表されたのも嬉しい限りですが、この物語の本質はむしろここからだと思います。
これまではこのバトルを知るための前哨戦…きっとこの物語の闇はもっと深く…もっと暗い…
そんな深淵で何が見られるのか…今から楽しみです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ずっ友だよ(笑)

20161202 そろそろ主人公がうざい

最後までうざかった。けど、貫き通したという点ではまあ、評価しよう。
設定はこの話のゴール有木の設定でいまいち。

正直、友達ってそんなに大事か?しかも高校生ふぜいがっ!(スマン)
しかもそんなにうまくないコーディネーター(笑)の口車にみんながひょいひょい乗るところが何とも。。。

1期2期のドロドロした感じがあんまりなくてちょっとがっかり。
あきらっきー(笑)ぐらいのが出てきてほしかったなぁ。

まぁみてそんはないと思うけど。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

63.1 11 ヤンデレで女子高生なアニメランキング11位
エアマスター(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (90)
408人が棚に入れました
「エアマスター」と呼ばれる連戦連勝、無敵のストリートファイター。その正体は、実は相川摩季という女子高校生だった。格闘家の父と体操選手の母から才能を引き継いだ彼女は、華麗な空中殺法の使い手へと成長し、ある種の伝説を作る存在にまでなっていた。本作品では個性的な仲間たちとの友情、次々と現れる極めて個性的なライバルたちとの出会い・戦いの遍歴が描かれる。ストーリーは導入となる「ストリートファイト四天王編」、北海道からやってきた不良集団とのバトルを描く「黒正義誠意連合編」、摩季がプロレスの舞台で戦う「女子プロレス編」、路上格闘家のランキングをめぐる「深道ランキング編」と展開し、最後にほとんどの人物が登場するバトルロイヤルが展開され、終幕となる。

声優・キャラクター
朴璐美、金田朋子、鈴木麻里子、浅野真澄、ゆかな
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「おまえは私の中にガッツリ居るんだよ!」

柴田ヨクサル 原作、横手美智子 構成、西尾大助 監督、馬越 嘉彦 キャラデザ・作画監督

胸の中に思い来る つよいおなごといえば…


跳ぶストリートファイターとして、連戦連勝の女子高生 相川摩季。かつて新体操界で活躍を期待された過去がある。
亡き母の指導のもと鍛練していた感覚を、再び思い出したい…。そんな彼女のもとには、様々な輩が引き寄せられてくる。
新体操で鍛えた柔軟性を活かし、相手の身体の一部を土台にして旋回したり、ビルの谷間を蹴り上げて跳びかったりといった空中での闘い方が見ものです。


柴田ヨクサル作品は、俗っぽい粗野な世界を舞台にしつつも、時に純粋で真っ直ぐな、遠くを見据えるような性質が多数見え隠れするのが魅力。大義名分の無い孤高さや気高さをさらりとセリフに打ち出してくるところに、グッとさせられてしまう。
泥に咲く蓮の花のよう。
泥の部分が時にたいへんどぎついですが。

頭身は崩れるし絵柄の癖は相当くどいし、ありがたくないパンモロや、結構くだらないノリも(美奈ちゃんの巨乳ネタとか)ありますが…このガッツリさがツボにくる人はくると思います。
セリフが活き活きしていて、登場人物の変な底力が強く面白い。笑って心燃やしたい人に、オススメ‼
監督はドラゴンボールや初期プリキュアの人です。




ガタイが大きく愛想のある方ではない主人公マキちゃん、芯が強くも心優しい性格のため、友達に恵まれます。(もっとも、体操の時代は孤独だったようです。お母さんと体操を失ったけれど、そこから開かれた縁もあったということでしょうか。)

中には友情通り越している、巨乳お嬢様美奈ちゃんの暑苦しい執着もあり。はじめは「かっこいい…♡」くらいだったのに、だんだんタガが大幅に外れていく様子が…^^; 恋って人を狂わせるのね。原作このへんすごかったね。
マキちゃん男前なので気持ちはわかる。ストイックで心の中の揺るがないトコロを持ってる感じが、そそられるんでしょうね。


そこにひとっ飛びでズカズカ踏み込んでくる、着崩れスーツの唄う足技使い・坂本ジュリエッタの勢いがまた、いきなりセクシーでデタラメで…気持ち悪いけど…面白いんです。
マキちゃんの筋肉脳なウブさと、ジュリエッタの狂った一途さとの相性が反則。


そしてマキちゃんを強烈にライバル視し、いつも貧乏くじをトコトン引かされるも、心 は 錦 ィ 〜‼な崎山香織姐さん。
この人も、つよいおなごです。
自信とプライドはたっぷりな努力家なものの、自分が一番‼な勢いが災いしてか、常に独り逆境を行く。人望なく、学歴も経歴も金も心の余裕も崖っぷち通り越してても、歯を剥き走ってみせる、意地の塊、血泪姐さん。
菩薩の域に達しそうです。
うん、サキヤマ姐さんの事考えると元気でてくるよ…。


その他、たくさんの笑わせてくれる濃いキャラクターたち…。


原作好きだったけれど、絵がアニメっぽく改変された姿でも観てみたかったなとも思いました。思ったものの…
今やきれいな線と形で動くアニメはたくさんあるので、垢抜けない野太さで突っ走ってる世界を、そのまま化粧させない勢いも、いいものだなと、久々に見返しても熱く面白かったです。
長いけど観終わってしまうのがさびしかった。込み上げるこのアホな世界への愛着。原作また読みたくなったぞ。
オリンピックの日本選手の活躍とも重ねて感動していました。



それにしてもこの時代のスクールガールルックの象徴・ルーズソックス、今時は御坂美琴しか履いてない。


*****長いのでオススメ回*****
{netabare}
1〜4話までは順番に主要キャラが出揃う

5〜7話
坂本ジュリエッタvsマキちゃん。
ジュリエッタの気持ち悪さが爆発しているのは5話だけど、拳の果たし合いとしては7話。マキちゃんは本当に気持ちのいいやつ。

原作の、ジュリエッタが沢田研二の歌を唄いながらチンピラをのすシーン、見たかったけどな。歌の版権上ムリだったんでしょうか。名前が生きてこないではないか。本作ではポエムは詠ってるけど歌は唄ってないね。


9〜11話
黒正義誠意連合による美奈ちゃん強奪、金次郎vsマキちゃん。
警察はなにしてんだろ、この街。
「パッチギ!」のバス横転的なアパート強襲、唖然。
マキちゃんのお父さん、崎山、伸之介、月雄、麗一、ルチャマスター、ジュリエッタ、これまでの登場人物が入り乱れる。マキちゃん役の朴璐美さんの怒声が素晴らしいです。

12話
崎山&マキちゃんタッグで女子プロに参戦することに。
崎山vs崎山のトラウマ。
トラウマの内容、原作はもっとえげつなかったかも。

「いいんだよ。枝葉を伸ばせばぶつかるもんさ。
アタシみたいにかっこいい性格の女が、いけしゃーしゃーと生きていけるほど、世の中甘くない。こんなの茶飯事さ。
アタシがアタシをやっていくには、撃破しつづけるしかないんだ。」
トラウマ女との再会を「これは 贈り物だ」と言える境地の崎山ねーさん(T ^ T)。自家発電で復活しまくりのねーさん、絶叫。あくまでも主人公は自分なねーさん。
何気に、観衆のモブのかきわけが丁寧です。

13話14話
女子プロ続き。カイvsマキちゃん。似たような気質を感じとる二人。
「いずれあなたと闘う相手も、きっと今鍛えているわよ。」「ハイ!お母さん!」

「あたしは子供の頃からずっと闘ってるんだ。あたしを抱きしめて褒めてくれるお母さんが、この世からいなくなっても、ずっと、闘ってるんだ。」
この一途さに弱いです。
でも同じセリフを同じ歳の男子が言っていたらマザコンと引かれてしまうのだろうか。


15話
試合後、燃え尽きてフヌケ状態のマキちゃん。
それを引っ張り出すのは…やっぱりライバル、崎山ねーさん。
遊園地でヒーローショーの司会のゆうこりんお姉さんを小倉優子が熱演。
ゆうこりんお姉さんだけ、主要キャラよりも絵が気合い入れて描かれてます。( ̄▽ ̄)

17話
WARNING!! 決シテ コノ回カラ 観テハ ナリマセン
長門 × 金ちゃん…。なんていうか「進撃の長門」。巨人役で参戦しても違和感無いと思う。
深道ランキング戦突入。

20話
カイvs金次郎。
カイは幼い頃から強さに貪欲でありながらも、マキちゃんにとってのお母さんのような、一定の規律や制約や目標?の中で強さを育てられたわけではなかったので、方向性が見えなかったという事でしょうか。
予告のみちるちゃん「ジュリエッタに関わるとkissかkillかの二択よ!?」

21話
坂本ジュリエッタvs屋敷。
天井からぶら下がり祭。浸透勁祭。カラッとしてる。笑える所多々。
カイの密やかな落ち込みと立ち直りが、熱い。
幼女形態な改造技師シズナさん(人妻)は…「キルラキル」に出てませんか…?

23話
マキちゃんvs皆口由紀
初めて相手に恐怖を感じるマキちゃん。
喝を入れに来たのは、やっぱりあの人。
グルングルン予測しない風に動き回る作画に目を奪われる。
今風な滑らかなやつじゃないけどね。

25話
坂本ジュリエッタvs小西
満身創痍のジュリエッタ回。
マキパパはいつ誰と話しててもマイペースでおかしいな。


27話(最終話)
原作では連載中だっため全てではないけれど、イタコのような渺茫との闘いまで。
…の前に、崎山ねーさんとの友情締結シーンが熱い。


アレ?伸之介はどこ行ったん…


「私モテ」のラストで主人公もこっちが爆走するシーンで、エアマスターのエンディングを思い出していました。
ネット上に同様の指摘を多数発見。公式なパロディだったんでしょうか。
マキシマム・ザ・ホルモンの唄のさなか(早口空耳な詩がオカシイ)、登場人物達が目ぇひんむいた形相でひたすら走りまくる。
犬(レスキュー)が途中で走るの諦めて踵返してるのがツボ。ボーン‼

オープニングの歌も素直にかっこいいと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悪いが1秒だ

"1秒だ"って言えよ!"悪いが"は要らねえ!


めちゃくちゃ熱いっすよね、ヴァイオレンスアニメのドッ定番です!
女子高生・相川摩季はエアマスターと呼ばれるストリートファイター、数々の難敵と戦い、己を鍛え、最強の敵に挑む、といった話です。
かなりプロレスに根差したアニメで、実際女子プロレス編もあります。
とにかく摩季が強い、敵を次々倒してく様は爽快感があります。
強力な敵と対峙しても、非常に落ち着いていて威風堂々とした態度でいるので、安心して見れます。
いや、まぁ摩季が人見知りなだけなんですけどね。

キャラデザ・総作監を馬越嘉彦さんが務めています、思い返して見ればそんな感じあったかも。
早送りにしたかのような足技の連続、抑揚をつけるところはしっかりつけて、戦闘シーンは見ていて小気味良いです。

相川摩季は朴璐美さんが演じてます、だからこそ強そうに見えるってのもあると思います。
明らかに声低いですもんね、そこら辺の男性声優より迫力あります。
摩季の取り巻きのJK達はゆかなさんや金田朋子さんが入ってます。
男性声優も渋い方多いですね。

JKが主人公のアニメなのに主題歌は男性ボーカルです、まぁそっちのが合ってますが。
ジャパリネットが歌うOP「烈の瞬」、マキシマム ザ ホルモンが歌う「ROLLING1000tOON」、どちらもエアマスターを象徴する主題歌だと思います。
カラオケでアニメ映像ついてるんですよねー。

私がこの作品で最も好きキャラクターが崎山香織です!
崎山のせいで、この作品見終わった後私すんごく口が悪くなりました()
生き様がかっこよすぎる、大崎山香織様です。
あと乾蓮華、やばくないですか?
池沼というか、ほぼ猿、ですが良いキャラしてるんですよねー。
渺茫の圧倒的存在感、十五漢渺茫はほんとチート。


狩る狩られるの世界が描かれてててそこそこ人死にも出たような覚えがあります。
流血の描写もかなり出て来ますしね、まぁでもたまにはこういうアニメも見たくなります。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

rurube さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

哲学アニメ

この作品は格闘アニメではない。哲学アニメだ。
この作品の肝になる部分は自己証明にある。主人公のマキは心のよりどころであった母と新体操を同時に失ってしまう。
居場所を失うと言う事は自己の消失である。マキは自分の居場所を確保するためにストリートファイトの世界に入っていく。
他のキャラも大なり小なり自分の居場所を求めているのだろう。自己の証明の為に。

私は原作漫画の大ファンなのだがこのアニメの一番の功績は最初の話にルチャマスターを持ってきたことだろう。
ルチャはこの作品の根底を表現しているキャラクターである。
ルチャはマキとの戦いの途中で圧倒的自己表現をしている。
俺という男を知っておけと。
ルチャは自己表現のメタファーとして存在している。

この作品は人間の虚栄心・性癖・自己矛盾・自己表現・他者の理解・存在意義など人間にとって根源的な問題を提示している。

格闘アニメにおいて強いの先には何があるのだろうか?
それは、逆説的に言うと弱いとは無価値であるのかと言う事だろう。
ドラゴンボールの世界においてヤムチャやクリリンは無意味なのだろうか?
強いという事を念頭に置くとどうしてもこの手の問題が浮かび上がる。
話は変わるが映画の『桐嶋、部活辞めたってよ』はこの問題に一つの答えを出した。ドラゴンボールで言えばこの映画はごくうがサイヤ人辞めたってよて事だ。
要するに作品の主題に対する疑問に真っ向から勝負を仕掛けたのだ。
強いと言う事に意味なん無い。大切な事は自分自身なのだと。
この問題は昔からある普遍的な問題、いわゆる社会に生きるうえで逃れることの出来ない価値観に対する疑問である。

ここまで書くとエアマスターの主題からそれていそうだが作者のサクヨルさんは間違いなくこのことについて描きたくてこの作品を描いたのだろう。
漫画の方ではかなり直接的な表現をしている。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

70.3 12 ヤンデレで女子高生なアニメランキング12位
真剣で私に恋しなさい!!(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1061)
6386人が棚に入れました
――なにげない集まりが、かけがえのない時と知らずに俺達は過ごしていた。 川神学園、2年生の直江大和には大切な仲間達がいた。 男4人と女3人。幼い頃から一緒にバカやって今まで育ってきた。色々あったけど、今でも仲良しの皆。心地よい空間。そこに新たな仲間達2人が加わり、より周囲は賑やかになっていく。しかもメンバーの女性は全て武道をたしなみ、血も武士の系譜という頼もしい構成。凛々しい侍娘たちに負けずに頑張れ、男達。

声優・キャラクター
神谷浩史、友永朱音、伊藤静、小西克幸、鈴村健一、西沢広香、山口勝平、織田圭祐、亜城めぐ、遊佐浩二、杉田智和、松井菜桜子、緒方恵美、浅川悠、氷青、後藤邑子、草尾毅、諏訪部順一、阪田佳代、飛田展男、中村悠一、水橋かおり、ひと美、瑞沢渓、高岡瓶々、小野大輔

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャラがエロ可愛いね!!

1話を見た段階では「何これ?よくわからんけど、バトルアニメなんかな?」とか思い、見るのをやめようかとも思ったんですが、それ以降は割と日常的な話だったし、安定しておもしろかったです。

おもしろいのだが1話の内容だけはちょっといらなかったね(´+ω+`)
いきなりバトルが始まってて視聴者おいてけぼりな上にキャラの名前さえもちゃんとわかるのは最後の最後・・・
次の話になるまで名前すらわからなかった人もいたという有様。
しかもこの話は特に物語に関わってくるわけじゃなかったしね。
なんだったんだろ・・・?

でも女の子たちがみんな可愛い(*´∀`)
結構個性的な子がそろっているのでキャラ目的で見るのも全然ありです。
だがしかし女の子たちはみんな強い。
武道派女子があまり好きくない人は見るのがきついかも。

個人的にはクリスが一番のお気に入りなんですが、今まで誰一人として共感してくれた人がいません・・・
なぜなのか(・ω・`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オッス、オラ松風!淡い恋心とエロスが二律背反する、それが男心だぜ。これぞ漢の中の漢のアニメだ!ところでまゆっちと友達になってくんなー?悪ぃがクーリングオフは効かねーんだ

主人公を取り囲む美少女たち・・・とは言うものの楽観的流石に無理シチュwなハーレムとはちょっとだけ違います、この作品の場合は^^


幼い頃からの幼馴染である男女混合数名で形成された仲良しグループが笑いあり、エロあり、ときどき恋ありでお送りするドタバタラブコメです


二昔前のトレンディドラマを学園モノにした感じに似ています
或いはエロゲ原作にはたまーにある、安易な『泣き』に走らない『底抜けに明るい感じのバカコメディ』
でももっとずっと洗練化した出来栄え^q^


作画こそ良い回が6割程度なのですが、オリジナルに解釈された構成は巧みです


本来主人公を囲む仲良しグループ(主要登場人物)の紹介だけでgdgdになりかねない1話をいきなしのバトル回に仕立て上げ、ほぼ全キャラに見せ場を作ってやるとか高山カツヒコ脚本の手腕が光ってますなー
おかげさまで原作未プレイのオイラにもそのバカな内容が一瞬で把握できましたw


内容がバカなだけにw設定云々を真面目に説明すると余計バカっぽく見えてしまうのでwそこは全部勢いに乗っけて解説、これが素晴らしい^w^
結果的に主人公が想い人から【フラレる】という哀愁漂う導入も既存の作品達とは少しばかし変わっていてベタベタに見せ過ぎないトコロとか良いとこでgjです^^b


ガンガンに畳み掛けていく会話(というか大概は独り言w)の激しい流れは漫才や喜劇の要領で一度ハマった人にはリズミカルな音楽と同義に心地良いものになることでしょう


で、肝心の内容自体はホントくだらない下ネタとかなんでwww
ジョークの効かない方々へはオススメがまるで出来ません^q^
具体的には川崎に実在する「かなまら祭」を1話かけてまるまるやる話があるというめちゃくちゃな内容ばかりw


普段やたらエロいことで頭いっぱいな主人公も、言い寄ってくる女の子に対してはトコトン冷たいっていう余裕っぷりには、見ていて妙にイラッとくる方も多々いらっしゃることでしょうがw大雑把には男心ってそーゆーモン
全肯定してもらっても嬉しくないですが全否定されるのはもっと悲しいのです\(^0^)/
天邪鬼な生き物なのですよオトコノコってやつぁ(笑)


「シリアスいらなかった」
って意見と
「最後までバカだった」
という意見が混在しているようですが、
「シリアスにやってるようでバカだった」が正しいと思いますw


バカ共のバカ騒ぎを笑って許してやれるってか一緒に「俺たちってホントバカ^w^」と言ってくれるバカなアナタにだけ見ていただきたい
そんなアニメですお^q^(コイツイマナンカイバカッテイッタ・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最初からハーレムです

武士娘恋愛ADVが原作のアニメ。
ハーレムになるの過程を省いていて、最初からハーレムです(笑)

学校対抗の戦さから始まりでおっ〜!おもしれ〜!となるが、川神百代って無敵最強女子ちゅうか、化け物で、めだかボックスのめだかちゃん?と被る。
2話以降各ヒロインの主人公への熱烈アプローチ回になり、ちょいだらけてしまうが、終盤に新たなる敵の登場とバトルで、キン肉王子の技出しちゃうの?そのメカデザはエヴァだろ?!のパロもあったりで、終わりよければ…って何も解決してない気もするけど、脚本高山カツヒコ氏が上手くまとめようとしたのが感じ取れたので良しとします。

ヒロインの中では黛由紀江が1番好きかなぁ。
中の人が後藤邑子ちゃんだし。
黛由紀江と松風を分けての録音ではなく、一気撮りで収録ってすごいテクを聞かせて貰って満足っす!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

62.0 13 ヤンデレで女子高生なアニメランキング13位
妖しのセレス(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
362人が棚に入れました
御景妖は、御景財閥を擁する御景家の一族ではあるものの、両親と双子の兄である明と共に、ごく普通の女子高生として暮らしていたが、16歳の誕生日に、本家に呼び出された時から人生が一変する。一族が揃う中、妖は自らが、御景家の祖先であり一族の災いの元になるという天女の力を最も強く引き継ぐ生まれ変わりであることを知る。その場で災いを恐れる親族一同に殺されそうになるが、危機を察した天女の血を引くという女性梧納涼に助けられる。納涼とその義弟雄飛に保護された彼女は、梧家に居候することになり、やがて妖は自らの先祖である天女セレスに目覚めていく。

声優・キャラクター
かかずゆみ、岩男潤子、小西克幸、千葉進歩、伊藤健太郎、浅野まゆみ、くじら、川澄綾子、杉田智和、関智一

64.0 14 ヤンデレで女子高生なアニメランキング14位
さんかく窓の外側は夜(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (75)
225人が棚に入れました
「わたしの運命だ、君が。」除霊師&助手による史上最強の心霊探偵バディが誕生! 昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介は、偶然出会った除霊師・冷川理人にその才能を見い出され、心霊探偵コンビを無理やり組まされてしまう。「これは運命の出会いですよ」三角に執着する冷川と、危うげな冷川を放っておけない三角。数々の事件を解決していくなか、浮かび上がる“運命”の真実とは──。ヤマシタトモコによる漫画『さんかく窓の外側は夜』(クロフネコミックス/リブレ刊)。累計発行部数170万部を突破したベストセラーコミックスが、実写映画化に続きTVアニメ化!「ホラー×ミステリー×バディ愛」の三拍子そろった新感覚“霊感エンターテインメント”がこの秋、幕を開ける!

かりんとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

苦手な方は実写版をオススメします。

ホラー系好きな人は刺さるアニメだと思います。
なんとも言えない不気味さが出ていてすごく引き込まれます。

ですがこのアニメのジャンルは"ホラー"、"バディ"、"BL"なので苦手な方は注意を。

レビューを読むとなんの情報もなしに観てしまったBL苦手な方は後悔しているようです。
が、BL要素よりもストーリーの面白さが上をいき毎週楽しみにしています。

でも、漫画はそこまで感じなかったんですが、アニメだと音声や演出等でBL味が強くなってしまい、苦手な人は無理なんだろなーとは思います。

もしもBL苦手だけど観たい!と思ってる方いましたら、実写映画版をオススメします。
実は自分もまだ観てないのですが、映画版のレビューに「BL要素が全く感じず普通に観れた」と言ってる方がいましたので。

もし機会があれば是非。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

6話まで見てほしい...

特殊な能力を持った人たちによるホラーサスペンス、BLアニメ

{netabare}
序盤の数話はほんとにBLがきつくて切ろうかと思ってたけど切らずに最後まで見て正解だった。
後半になるにつれて右肩上がりに面白くなった。

主要人物の英莉可、三角、理人は霊を見る能力や、払う能力、呪いを操る能力など全員違った能力を持っていて、それらの能力を活かして物事を解決していったり、この作品のラスボスである父、先生に立ち向かうという内容

最初の方は色んな家で主人公と理人の二人で問題を解決していくという流れで、ホラーの演出などが上手くて話に引き込まれた。
この時点でもBL感がきついものの話自体は面白かったが、主人公や理人の過去回でサスペンス成分が強くなってさらに面白さが加速した。
各々のキャラもこの辺りでかなりキャラが濃くなって共感できるようになった。

独自の能力を持ったキャラ同士がその能力を使って協力し先生と言う謎に包まれたラスボスに迫っていくのも良かったし、家に乗り込んで先生の呪いに立ち向かっていく話も面白かった。
不気味さをうまく醸し出せているから緊張感もあるし、伏線も大量にあるのでこの辺りは先の展開がめっちゃ気になった。
最終的には、序盤は理人に一方的に関係を強いられていた主人公が、契約を解き、契約ではなくて意思で二人のコンビを続けていこうと理人に水から話を持ち掛けていくのが、そこまでの話を通じての関係性の変化、主人公の成長が感じられて良かった。

BLで切っちゃった人は多いだろうけど最後まで見てほしい作品です。

{netabare}
1話 ☆7
僧侶じゃないんかこれw
悪くはない、ただBLがきつい。

2話 ☆7
何で幽体離脱できるんだよw
何者だよ。見える子くん。
ヒウラあっさり見つかるじゃん。
簡単に体乗っ取られるじゃん。
主人公怖いの苦手なくせにめっちゃ着いていくw 
浮気主人公。なんでもありだな。

3話 ☆7
ヒウラがラスボスってわけではないのね。
ここまでガチホモのアニメも珍しい。
ホラー感はいいんだけどなぁ。

4話 ☆4
今回良くわからん。
金儲けのために呪いを増やすってことか。
最低だなw 

5話 ☆7
またもよくわからん。
ヒウラの過去回? 主人公の過去回か。
父と子二人とも霊を近づける力があるから父が消えたってこと?
で、父がヒウラのところにいるってことか。

6話 ☆10
OP好きだけどサビのカチャカチャいらないw 
今回は冷川の過去回か。
また宗教か...。こいつ狂ってやがる。
これやったのは冷川ってことでおk?
中途半端に見える能力はよくないのか。
ここで一話と繋がるのか...。
半沢かっこいい。なんだこの能力。
今回めっちゃ面白かった。

7話 ☆9
お前を見ているぞ。
こっわ。
今期のダークホースじゃないか?これ。
ほんとに無理やりやらされてるのか。
ヒウラと合流は予想外。

8話 ☆8
絶対先生にばれそうw
てか居場所分かるのね。
冷川に頼っちゃいけないとか人間関係の話もちゃんとしてるんだよね。
先生の正体普通に明かすのか。

9話 ☆10
確実に良作。
最初の方:見える子>>>三角窓、今:三角窓>>>>見える子
物理攻撃は基本 先生ざこいw
お母さん;;
誕生日をさらっと流すのがいい
もう何も怖くない(フラグ)
感情が死んでる。
いや、けど奪えばいいんじゃないの? 
タイトル回収みたいなオブジェクト。
割と似た者同士...ではないのか?
ホラー演出良く出来てる。そっちを助けるのか。
確かに弱い方を助けないとダメという理屈はわかる。
けどこの状況でモブの方を助けるのは珍しい。
毎回余韻がある。

10話 ☆9
人ん家を荒らすw
やっぱり父なのか。
どうするんだろうなぁ

11話 ☆10
能力をしっかりと使いこなしていくのがいいね。
主人公が主人公らしくなった。
現実から目をそらすな。
一軒家なのに大きな工場が崩壊するかのような雰囲気w 

12話 ☆9
何で子供になったり大人になったりしてるんだろう。
ホモエンドかやっぱ。
とはいえ過程があったから序盤みたいな不快感はないし良かった。
関係性の変化がいいね。
綺麗にまとまって終わって良かった。
{/netabare}

曲評価(好み)
OP「サイカ」☆9
ED「Breakers」☆6.5
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ホラー×サスペンス×BL。視聴者がかなり限定される作品。

【紹介】
不気味なものが見えてしまう男性が、除霊師に才能を見込まれてコンビを組んで不思議な事件を解決していく怪談系BLアニメ。
設定は同期の「見える子ちゃん」と似ていますがこちらはコメディよりホラー要素が強めで、怖いの苦手な人は無理かも。
それも呪いとか恨みとかいう負の感情が強めで結構不気味なので、油断しないほうがいいです。

私はBLもホラーも大丈夫でむしろホラーは好きなので楽しめましたが、アニメ好きな人ってどちらも割と苦手な人が多いジャンルだと思うので、かなり視聴者層が絞られると思う。

【BL】
女性向けのエロ表現にBLが合わさってるところあるのでBLが苦手だと結構きついと思います。
本格的なBL作品と比較すると弱めだけど、男性同士の触れ合いとか、絡み合い、嫉妬など露骨な表現も多い
直接的ではないにしても、かなり欲望がむき出しで溢れだす感情がすごいですね。

【キャラクター】
メインキャラクターはだいたいホラー・ミステリー作品にあった特殊な能力を持っています。
三角は生まれつき死人が見える能力を持っていて見えすぎないようにメガネを外しているそうです。
なんか月姫の志貴みたいな設定ですね・・・。

男性キャラクターが結構女々しい性格しているのは気になるかも。
あと、ホラーだから仕方ないけど暗くて不気味なコミュニケーションまともにとれないタイプのキャラ多い。
この暗さとBLって相性悪いと思う。

【作画】
原作は未読ですが、キャラデザは原作の絵のほうがいいと思う。
ジャンル的に結構気持ちの悪い表現が多いので苦手な人は注意。

【シナリオ】
ホラー+ちょっとミステリーな感じで、最初から最後まで話が面白いし、ホラー要素も結構強めで引き込まれた。
ミステリーと言っても本格的なものじゃないですが、怪談が好きなら面白いと感じるかも。

展開が早いのと、奇妙な現象や状況の説明が少ないので状況がよくわからないことが多く、難しい話ではないのにわかりづらい話になっている。
もう少し視聴者に親切な作りを心掛けてほしい。

合理性とかリアリティはほとんどないです。ロジックよりも感情が重視されたシナリオなので、キャラクターがこれはこういうことですって言ってたら、そういうことなのねって納得するしかない。
いや、おかしいでしょって思いだすとキリがない。

【総評】
ホラー+サスペンス要素とBLの相性が良くないかも。
BLが好きな人にとっては、全体的に薄暗くて不気味な雰囲気でイチャイチャするのはちょっと違うと思うし、ホラーサスペンス好きにとってはBL要素が邪魔だと思う。

でも私はBL平気だし怪談結構好きなので楽しめました。
刺さる人には良質な作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13
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