ヤキモチで恋愛なTVアニメ動画ランキング 11

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のヤキモチで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番のヤキモチで恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.4 1 ヤキモチで恋愛なアニメランキング1位
狼と香辛料II(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2977)
16148人が棚に入れました
旧作からキャラクターデザイン担当と制作会社を変更しつつ、続編として制作された電撃文庫の人気ライトノベル原作アニメ第二弾。ホロの故郷を探すロレンスとの旅は、いつ果てるともなく続く。そんな彼らは道中で若き商人アマーティと出会うが、彼は清楚な修道女の振りをしているホロに一目惚れしてしまい、ロレンスを相手に彼女を身請けするよう持ちかけてきた。そんな折、些細なことで仲違いしてしまったホロとロレンス。あろうことか、ホロはアマーティに知恵を貸しているらしい。楽しかった二人の旅もこの地が終着点になってしまうのか? 原作の長編2作を映像化。アニメシリーズの前作は活劇要素も多彩だったが、今回はより会話劇と商取引の駆け引きに特化した内容となっている。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、千葉紗子、小山力也、笹島かほる、渡辺明乃、朴璐美、内田夕夜、豊崎愛生

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

誰がために鐘は鳴る

小説が原作。
賢狼ホロと行商人ロレンスの旅は続いているのであった。

まず文句を言いたいのはホロを賭けた勝負をする事。
確かにロレンスとホロは夫婦ではありません。
だからといって勝負の商品にホロのような人格のある狼(人?)を賭ける事は人の道に反しているように思います。
勝負の勝ち負けに文句を言いたいのではありません。
勝負以前の賭け事自体がホロを傷つけるのです。
ホロに魅力があるのは分かりますが、もう少し丁寧な扱いをしてもらいたいです。
いつまでもホロが自分の手元にあると勘違いしているロレンスには目を覚ましてもらいたいところです。
人身売買のようで不快な場面でした。

最後に流れる鐘の音が印象的。
これから新しい旅が始まるのか、それともここで旅が終わるのか。
視聴する側に先の事を考えさせるラストとなっています。
個人的にはロレンスとホロの旅は続いてもらいたいのですが、
結婚して新しいお店を構える事を約束をするのでもいいでしょう。

経済を分かりやすく理解できたり、またまたホロの小悪魔的な魅力が詰まった作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わっちは この旅の続きをもっと観たいでありんす!

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期:2009年7月~9月

Ⅰ期からの続編です。

〇物語
行商人(ロレンス)とヨイツの賢狼(ホロ)
この二人の旅の続きを また観られるなんて とても嬉しい♪。

行商をしながら色々な町を巡る展開は変わらず
町によって特色が異なる点も 観ていて飽きないですし毎回新鮮でした。

商人のロレンスが 行く先々で売買をするのは Ⅰ期から同じ
Ⅱ期は{netabare}”投資話 人身売買 信用売り”等{/netabare}色々な
専門用語が出てきて 正直難しい 
例えると 旅が進む毎に難易度を増すRPGのような感じ
ホロとロレンスが難局をどう乗り切るか 見所の一つです。

また 各地に存在する年代記作家から
ホロの故郷 ヨイツに関することが 少し明らかになります
伝承で出てくるアレ{netabare}(月を狩る熊){/netabare}見た目怖すぎ!

こういうファンタジー要素も魅力の一つですよね
クメルスンに住む{netabare}ディアナ{/netabare}も雰囲気ありますし
中世ヨーロッパの背景とファンタジーって相性最高ですよね。

ホロとロレンスの恋愛要素は Ⅰ期よりハードルが上がってます 
お互いの信頼を試す内容で 特にⅡ期はロレンスの成長過程が観られます
{netabare}アマーティ{/netabare}との決闘ではオロオロしながらも
自分の気持ちに正直になりホロの為行動する姿 応援したくなります。

また港町レノスでは 
お互いの気持ちが通じ合う瞬間が観れます。{netabare}
自己犠牲ともいえるホロの行動 最悪”大狼”になれば解決・・でも
そういう事じゃないんです”ロレンスの為”なんですよね
そしてロレンスがとった決断と行動 カッコ良すぎ! 
二人の成長した関係が観れてよかったです。{/netabare}


〇キャラ
Ⅰ期のレビューはホロの魅力を書いたので今回はロレンスを紹介します

博識であり 難局を商人の知恵と感覚で越えていく様はまさにできる男
ただ 商人としては凄いのに 反面女心の方はまだ良く分かっていない 
だから 勝手な解釈をして苦しんだり 少し子供みたいな所もありますが
まぁ そこも含めて とても分かり易くて可愛い人なんです。

ホロと交わした”目的地まで一緒に旅をする”約束を決して反故にせず
どんなに辛い試練も受けて立つ度胸と人柄はカッコいいの一言!
Ⅱ期はロレンスに多くスポットが当たってます 存分に魅力を感じて下さい

今回ロレンスの紹介でしたが
キャラでしたら やっぱりホロですよね
Ⅰ期と被る部分もありますが書いてみます。

何百才も生きてきた賢狼で 
長年パスロエ村に麦の神をしていた過去を持ち 
知識も豊富 的確な観察と洞察を繰り出し常に最適の答えを知っている
他にも動物と会話が出来たりする・・など

そんな完璧な賢狼ですが 
ロレンスの前では 子どものような無邪気さが表面に出たり
大食いで 深酒しては二日酔い・・・ 
このギャップこそがホロの魅力なんですよね 
本当に表情がコロコロ変化して可愛いです。

加えて ホロの豊かな表情から発する 花魁言葉 
相変わらず強烈 前作同様 一度聴くと しばらく耳から離れません 
”わっち””たわけ””してくりゃれ” 
思わず 日常心の中でつぶやきたくなるで”ありんす”♪


〇二人の関係
Ⅰ期では 誰が観ても分かり易いくらい 
ホロの手のひらで踊らされていたロレンス

そこは Ⅱ期でもあまり変わりません
ただ 二人の距離感はⅠ期とは違うように感じました。 

クメルスンとレノス この二つの街を旅する中で 
二人にどんなイベントがあり どう変化してくのかは 
その目でご確認ください。


〇感想
ネタバレになるので詳細は伏せますが
Ⅰ期が好きな方にはおススメ Ⅱ期も期待を裏切りません!
心地良い世界観にずっと浸っていたくなりますよ♪
{netabare}
ホロとロレンスの会話の掛け合いもⅠ期からパワーアップ
お互いを大事に思う気持ちが言葉の端から伝わちゃって もう勝手にして♪

どんなトラブルに巻き込まれても 壊れない絆は
この二人の関係性が とてもシンプルで明確だからなんでしょうね

ただ 賢狼ホロは 過ぎていく時間が人と違うとか・・・
”孤独は死に至る病じゃ”そう呟くホロがロレンスと
”今”を大事に楽しんでいるところは 少し切なく考えさせられました。
{/netabare}
Ⅰ期に続き Ⅱ期も 一気見しました 
理由は Ⅰ期の時と 全く同じ 
1話1話楽しむより 物語の先の展開を早く知りたくて
Ⅰ期は結局 細かい所が気になり 2周しました
どうやらⅡ期も同じ道を辿る事になりそうです。
  
最後に一つ気になることがあります それはこの時点でⅢ期が無いこと! 
{netabare}ラスト まだ続く感じの雰囲気ありましたよね?{/netabare}
でも 期待して待っています。


以上 最後までお読み下さりありがとうございました。
  



 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

内容が恋愛要素にシフト

狼と香辛料2期。原作は未読です。
1期のレビューはこちら→ http://www.anikore.jp/review/417633/


ストーリーは1期の続き。
1期と比べると、商売の要素が薄れ、ロレンスとホロの関係に焦点が当てられています。

……とはいっても、商売のネタは本格的。
こちらでは、競りや投資など、大勢が参加するお金のやりとりが描かれています。

ウィットに富んだロレンスとホロの会話のやりとりも健在。
{netabare}「立つ瀬はないが、腹は立つ(背と腹をかけている)」{/netabare}など、ロレンスとホロの会話は実にうまい。

ただ、1話目に比べるとインパクトが薄いことも否めません。
登場人物が多くて、一人一人の個性が出し切れていない感じがします。
それに、{netabare}肝心のホロが商品になっているため、出番が少なめなんですよね……。
一度も狼になっていませんし。{/netabare}

OPテーマ「蜜の夜明け」も1期のOPテーマ「旅の途中」に比べると印象に残らなかったです。
ラストは、{netabare}金よりホロを選ぶことで、はっきりと気持ちを伝えたロレンス。
しかし、そこにいたるまでの道のりが長すぎるのと、EDのあっさり感のため、余韻に浸れませんでした。{/netabare}

全体的に1期より魅力が落ちている気がします。
商売部分、ロレンスとホロの恋物語、ホロそのもの、どれに魅力を感じているかが評価のポイントでしょうか。


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わっちはヨイツの賢狼ホロでありんす。
主め、魅力が落ちたとはどこを見ておる、たわけが!

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ホロは好きです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

84.8 2 ヤキモチで恋愛なアニメランキング2位
まよチキ!(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3295)
18556人が棚に入れました
執事系女子の時代、来たる!? クラスメイトの涼月奏に執事として仕えている美少年・近衛スバル。ふとした事故により、俺はスバルの秘密を知ってしまう。華奢な身体。かすかに漂う香り。掌に吸い付く柔らかい感触……って、こいつ女の子だったのか!? 「ボクはおまえの記憶が飛ぶまで殴り続ける。それが執事の記憶消去術だ」「その方法に執事は関係ねえだろ!」どうやら彼女は家庭の事情とやらで、女の子であることがバレると執事を辞めなくてはいけないらしい。そんな中、奏はスバルの秘密を守ることと引き替えに、ある協力を俺に申し出てくるが……?

声優・キャラクター
井口裕香、日野聡、喜多村英梨、花澤香菜、伊瀬茉莉也、阿澄佳奈、藤原啓治、茅原実里、沢城みゆき、最上嗣生

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんでこうなるのだぁ( `ー´)ノ

■まよチキ!ってどんなアニメなのでしょうね♪
この作品は、ラノベ原作の学園ラブコメなのです♪
「まよチキ!」ってなんだかおいしそうなタイトルだぁって思っちゃいました!(゚ー,゚*)ジュルルル
でも「迷える執事とチキンな俺と」っていう意味だったのです・・・何のことやら・・・
原作は未読だったので、どんなアニメか知らずにとりあえず観てみる事にしたのです♪
 
設定は浪嵐学園に通う主人公の「坂町 近次郎」(sakamaki kinjirou)と、学園理事長の娘の「涼月 奏」(suzutsuki kanade)と奏の執事「近衛スバル」(konoe -)を中心に物語が広がっていきます!
特に執事のスバルが女性という事を隠して男装しながら学園生活を送っているところが最大のポイントでしょうね♪
それと近次郎も特殊な体質があって「女性恐怖症」で女性に触られると( ̄TT ̄)鼻血が・・・
近次郎に向けられる複雑な恋愛感情と女性恐怖症などのコミカルでちょっとエッチな設定を楽しむアニメなのでしょうね♪
 
 
■メインキャラと豪華声優陣をチェックです(-ω☆)キラリ
・坂町 近次郎(声:日野聡)
 ◇代表作:灼眼のシャナ・・・悠二、ゼロの使い魔・・・才人
 家族環境の影響で女性恐怖症となった本作品主人公。
 母と妹から受けるプロレス技の特訓?で人よりも丈夫な肉体を持っている!
※またまた鈍感な主人公を演じることになった日野っちの演技に注目ですね♪
 
・涼月 奏(声:喜多村英梨)
 ◇代表作◇:とらドラ!・・・亜美、まどか☆マギカ・・・美樹さやか
 理事長の一人娘。スバルとは親友&執事という関係。
 ドSっぷりを発揮する反面、近次郎に好意を寄せる乙女ちっくな表情も可愛いですね♪
 
・近衛 スバル(声:井口裕香)
 ◇代表作:とある魔術の・・・インデックス
 奏の執事で学園では男装していて、ファンクラブが存在するほどのもてっぷり!
 好意を寄せている近次郎との微妙な関係と他の女の子に向ける嫉妬心で可愛い表情を見せてくれます♪
 
・坂町 紅羽(声:花澤香菜)
 ◇代表作:化物語・・・撫子、Angel Beats!・・・かなで(天使)、IS・・・シャルル
 近次郎の妹。プロレス好きで強烈な技を炸裂させちゃいます!
 スバルを男性と思い込んで恋心を抱いている元気で明るい女の子!
 
・宇佐美 マサムネ(声:伊瀬茉莉也)
 ◇代表作:おおかみかくし・・・櫛名田眠、タイバニ・・・ドラゴンキッド
 ツインテールがチャームポイントの女の子。
 家庭環境から人間不信に陥っていたけど、近次郎との出会いで変わってゆく彼女に注目!
 
・鳴海 ナクル(声:阿澄佳奈)
 ◇代表作:ひだまりスケッチ・・・ゆの、アマガミSS・・・橘美也
 ファンクラブ「スバル様を温かい眼差しで見守る会」の会長。
 スバルと近次郎を同性愛の恋人と思っている、色黒のメガネを愛する女の子。
 
 
■前半まで視聴した感想です♪
正直最初の1・2話はあまり好印象ではなかったのです(>o<")
ISのようなハーレム設定だけで押し切ってしまうような内容の薄いアニメかなって印象だったのです・・・
スバルちゃんも男装している割には、髪型それまんま女の子だよ!ってつっこみたくなるほど見た目が女の子そのものだったし・・・
エッチなシーンも、何でちょっとぶつかって転んだだけで生乳・・・ってあまりの不自然さと露骨さにちょっと引いてしまいました・・・
 
でも・・・観ているうちにだんだん面白くなってた感じですねr(^ω^*)))
もともと、キャラデザはとっても可愛く描かれているし、女性恐怖症や男装執事といった設定は面白いと思ってたので、声優陣の頑張りもあってかキャラの個性が生かされてきて魅力を感じるようになってきた感じです♪
σ(・・*)アタシ的にはマサムネちゃんが出てきて、ちょっとストーリーに幅が出てきた印象です♪
それと、コメディよりも恋愛要素の方が強くなってきた印象なので、各キャラの乙女心の変化を楽しみながらどんな結果になるか視聴していきたいと思ってます♪
 
監督さんは「こわれかけのオルゴール」の川口敬一郎さん!
そして、シナリオ構成に「ARIA」「たまゆら」の吉田 玲子さん!
ラノベ原作なので落としどころが難しいかもしれませんけど、是非手腕を発揮して欲しいところですね♪
 
 
■総評
後半はキャラの特性をいかした可愛らしさを武器に、恋愛感情やコメディーパートにも安定感が出てきた感じを受けました♪
でも、やっぱり一言・・・
13話ってなんで最終回にしたんですかねw
シナリオの途中に組み込んでも問題ないように思えるのですけど・・・原作に忠実なのでしょうか???
 
最終回はナクルちゃんのショートストーリで、「1・2・3・ナックル♪ナックル♪」と強烈に繰り出す無邪気さに思わず(。・w・。 ) ププッって笑ってしまいました♪
近次郎を取り巻く恋愛関係の台風の目になりそうな超個性的キャラのナクルちゃんには、今後も注目したいですけど・・・最終回でしたね∑('◇'*)
 
中途半端に終わってしまったわけなので、続きを観ないとスッキリしないですよ!!
なので、ひとまず2期に期待って感じですね(。・_・。)
 
 
■MUSIC
OP曲『Be Starters!』
 歌:喜多村英梨
 
ED曲『君にご奉仕』
 歌:近衛スバル(井口裕香)、涼月奏(喜多村英梨)、宇佐美マサムネ(伊瀬茉莉也)
 
※みなみけなどのアニソンを中心に楽曲を提供してるポップホリック所属の山口朗彦作曲の曲ですね!
 ノリの良いポップなサウンドが特徴です♪
 
2011.09.30・第一の手記
2011.10.01・第二の手記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「マヨネーズチキン」じゃないんだからね。(65点)

全13話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:65点
アニメ系統:ラブコメ

題名の「まよチキ!」は「迷える執事とチキンな俺と」の略。
決して「マヨネーズチキン」という美味しそうな物の略ではない。

主人公「坂町近次郎」は、女性恐怖症で女性の肌に触れると
拒絶反応(鼻血)を引き起こしてしまう。

そんな彼は、ある日ふとした事故から傲慢お嬢様「涼月奏」に仕える
執事「近衛スバル」が女であるという秘密を知ってしまう。
この事故には色々突っ込まずにはいられないが、ここでは割愛する。

近次郎はスバルに記憶消去という名目で暴行を受けそうになるが、
止めに入った奏からスバルの秘密を守る事と引き換えに、
自身の女性恐怖症を治す協力を申し出され、3人は「共犯関係」になってしまう。

と、題名や共同戦線をはるなど、どこか「とらドラ」の香りを感じつつも
「とらドラ」よりコメディ重視かつハーレム化された作品。

このハーレムがなかなか秀逸。
メインヒロイン「スバル」をはじめ、ドSデレ「奏」ツンデレ「マサムネ」
妹デレ「紅羽」メガネ巨乳BLデレ「ナクル」とより取り見取り。

はじめのうちは、スバル可愛いよスバル。
途中からマサムネのツンデレがいいねえ。
その後、妹、紅羽萌え。
後半、奏のデレっぷりに撃沈。
最後1話前、再びスバル可愛いよスバル。
最後によくわからん13話でナクルのめがねなしに
不意打ち気味のカウンターを食らう。

個人的には、マサムネが好みだったが、後半、奏のデレにもっていかれた。
巨乳は好みじゃないんだが、持って行かれた。
そう、持っていかれたんだ、奏に。

ストーリーはといわれると
女の子のしぐさは覚えているが、内容はあまり覚えてないw
内容が全くないわけではないが、そんなことは重要ではないと思う。
とにかく、女の子に萌えるアニメ。

OP曲が喜多村英梨さんが歌っていて、個人的にかなり気に入った。
ED曲もなかなかいい。

それほどお勧めのアニメというわけではないが
可愛い女の子に萌えたければどうぞ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

12話最終回でよかったんじゃね?




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以下、各話感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
いきなり色々とぶっ飛んでた。
突っ込みどころは満載なんだが
あまり難しく考えないほうが良さそうだ。
バカバカしくぶっ飛んだ展開に笑えればいいといった感じだろうか。

スバルには秘密がある。
すぐばれるがw
ばれ方には思わず突っ込んだw

そしてお嬢様はドSか?
でもさ、何か俺もいじめられたいwwww

変な趣味に走りそうだわw

今後も生暖かい目で見守るべき作品な気がするw


2話視聴。
貧乳と妹属性は最高級グルメだ!
あーざすwwww

とらドラのような雰囲気をかもしだしている気がする。
物語りの持っていきかとといい、音楽といい。
共有の秘密をもち共同戦線をはるあたりとらドラ臭がプンプンする。

とらドラ+ちょいエロ
そんな感じがしてならない。
期待せざるを得ない。

そして
スバル可愛いよスバル。

3話視聴。
スバルがデレると可愛い。
ツンデレとはちょっと違うが、男ぽいところから
急に女の子を見せられると可愛すぎる。
相変わらず「とらドラ」臭がするw
個人的には結構好きだね。
来週も楽しみだ。

4話視聴。
動揺しているときのスバルはまた格段に可愛い♪
お嬢様の妖艶さもなかなか。
何か奇妙な三角関係になりそうだなw
始めから予想はしていたが。
そして来週新しくキャラが出てくるようだ。
これはまた嵐の予感。

5話視聴。
ツインテツンデレキター
この子もなかなか可愛い。
しかし、スバルの可愛さが益々アップしてきたw
もはやどうみて女の子です。本当にありがとうございました。
さてさて、まだまだ面白くなりそう。
「せ」で始まることwww

6話視聴。
ツンデレツインテ陥落w
だんだんハーレム化してきたんだがw
この流れは表紙に乗ってるあの猫耳メガネも
ハーレムに加わる流れなのかな?
12話で収集つくのかね。
風呂敷広げるだけ広げて2期へとかなりそうで恐ろしいw
まだ、半分だしわかんないけどね。

7話視聴。
ぷにるwwwww
「かなおねえちゃん」の破壊力がすさまじいwww
奏の色っぽい声も反則www
完全にドタバタハーレム物になってきた。
最後はスバルとって展開だとは思うが
まあこれはこれでいいかな。

8話視聴。
ジロウなんてうらやましいハーレムw
スバルは毎話毎話可愛いね。
そして、スバルがついに。
さてさて、どうなっていくのか。
面白くなってきた。

9話視聴。
マサムネも可愛いねえ。
このツンデレがいい。
チチもでかくないしw
スバルもいいがマサムネもいい。
個人的にツンデレマサムネが一歩リードw

10話視聴。
急に話の展開があらぬ方向へw
クレハの誕生日会だった。
ジロウ出番少なしw
まあ、うさぎちゃんが可愛くて
料理も裁縫も出来るという
すばらしい物が見れたので満足w

11話視聴。
にゅwwwwwwwwww
シャックリの乱wwwwwwwwwwwww
にゅにゅにゅ
笑うしかねえwwwww
さて次回で終わりかな。

12話視聴。
あれえ?????
なんだこの最終回ぽいのはw
早くくっつけw
しかし、なんと言うか、スバルとくっつくのが妥当だろうが
奏でもいいような気がするし、マサムネもいい気がする。
個人的に巨乳は好きじゃないが、奏がだんだんいいなあと思う今日この頃。
いや、1話の自分の感想を観たらすでにその時に汚染されていたようだw

なんか知らんが、来週もあるみたいだ。
もう、ここで終わっておけばいいんじゃね?

13話視聴。
ナクルのめがね無の破壊力に脱帽。
別に好みじゃないが破壊力は確認した。
これだからめがねはあなどれないぜ。
と、中途半端に最終回。
やっぱり先週で終りでよかったんじゃね?
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通におもしろかった感じです

まず設定が良かったです。
女子に触れると鼻血を出してしまう金次郎と男のフリをしていなければならない女性執事のスバルたちとの学園ラブコメって感じで、俺の好きそうなタイプのアニメでした。

始まり方もいい!!
イメージ画像ではありますが1話でいきなり正ヒロインのスバルがあられもない姿で「舐めろ」って言うんですよ!?
その時点でこのアニメは見てよかったと思ったねw

スバルも可愛かったけど個人的に奏のもっとデレた姿を見たかったですね。
ドSキャラがデレた時の破壊力はすさまじいものですよ。

ギャグもなかなかおもしろかった印象があり、特に奏がスバルに付けた「プニュルちゃん」には爆笑しました。

俺が一番好きなキャラはマサムネですね。
何故かって?
ツンデレに勝るものなどないのだよ(`・ω・´)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

76.5 3 ヤキモチで恋愛なアニメランキング3位
山田くんと7人の魔女(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1257)
7398人が棚に入れました
この学校には7人の魔女がいる。

私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。

しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!

新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。

7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!

声優・キャラクター
逢坂良太、早見沙織、増田俊樹、内田真礼、佐々木寿治、喜多村英梨、小野大輔、福山潤、花澤香菜、牧野由依、タカオユキ、悠木碧、田澤茉純、立花慎之介、杉田智和、小野友樹

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

接吻回廊

この学校には7人の魔女がいる――。

問題児の主人公・山田竜とこの魔女たちが、
キスをしては能力の入れ替わり、を繰り返すというもの。



機転を利かせて能力を使い分けるというのは面白い。
ですが、その度にキス。
マンネリが生まれてきます。
設定上、仕方のないことだと割り切るしかないですけど。

でもシチュエーションを変えたり、同性同士でしたり、
と、飽きさせない努力みたいなものは伝わってきました。



作風は好み。
多彩な笑いとスピーディーな物語。
この点は素晴らしいです。

それに題材がキスということで若干のエロスがあります。
とても良かった・・(ボソッ



見所は声優さん。
入れ替わるという都合から、一人数役の演技が見られます。
何てお得。
キャストも豪華なので、一人でもお気に入りの声優さんが出てるならば観て損はないかと思います。



キャラはデザインからしてみな可愛い。
特に雅と寧々はかなりタイプです。
主人公他男性陣もけっこう好きでした。


公式サイトにて乳比べが掲載。
これは悪意?好意?
気になる方は要参照です。
参考になるかもしれません。(何のだよ・・)



OP「くちづけDiamond」 歌-WEAVER
ED「CANDY MAGIC」 歌-みみめめMIMI


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一見少し変わった作品ですが、中身はわりとラブコメの王道だったと思います。
学園ラブコメ好きは観るべし、ですかね。
絵も綺麗なのでけっこう楽しめるのではないかと。


制服が可愛かったのもこっそりと評価したい点です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キスから始まるという物語の導入に惹きつけられる。しかし物語が進むにつれて、面白みにかける展開になってしまう所がとても残念な作品☆

本作は吉河美希の漫画を原作とした作品です。2012年より週刊少年マガジンで連載されており、現在単行本は18巻まで発売されています。またテレビドラマが2013年8月10日~9月28日まで全8話で放送されました。原作者の吉河美希は女性漫画家であり、FAIRY TAILの作者‘真島ヒロ’のアシスタントを務めていた事でも知られています。

あらすじ…主人公の高校生「山田竜」は不良少年、学校でも浮いた存在だった。そんな彼がある日不思議な体験をする。美人で優等生なヒロイン「白石うらら」と階段でもみ合う様に転落、2人はそのはずみに‘キス’をしてしまう。慌てて離れる2人、しかし重要なのはキスをした事実ではない。あろうことか2人の身体が入れ替わってしまったのだ!!

主人公がいてヒロインが居る
どんなラブコメでも出合いは些細なきっかけから
例えば入学式の通学途中で
あるいは衝撃的な出会いが忘れられず
例えば不良に絡まれた所を助けられて
紆余曲折を得て2人は互いに惹かれあい
そして最後に結ばれる
その証明として2人はキスを…

私たちが思い描くラブコメとはそんな感じではないでしょうか?

「キスから始まるラブストーリー」という部分が既存のラブコメ概念と外れているので目新しく感じますね。男性の思い描くラブコメは‘手が触れ合う事にすら顔を赤らめる’純真無垢さで、女性の思い描くラブコメは‘いきなりのキス’‘壁ドン’など少し強引な所にときめいてしまう。両者の対比は女性の感性の方が成熟している事を示しているようで面白く感じてしまいますね。この作品は女性が原作者と言う事ですが、少年誌にありながら女性の気持ちをリアルに感じさせてくれるという部分も人気の理由に含まれているのかもしれません。

総評として…「キスから始まるという物語の導入に惹きつけられる。しかし物語が進むにつれて面白みにかける展開になっていく所が惜しい」といった感じでしょうか。ありきたりの漫画では売れない時代、こういった予想外からの導入はとても目新しく感じて高評価を得やすいです。しかし導入が予想外であればあるほど、その後の展開は難しくなってくる…そういう事ではないでしょうか。私も物語の序盤は「面白いな、次はどうなるのかな?」とわくわくしながら視聴していましたが、中盤以降の展開に無理が感じられます。ご都合主義、ご都合展開、ご都合設定、と、そこまで言うつもりではありませんが、そういった無理やりさが‘少し’にじみ出てくる感じがします。これが「ギャグ中心のラブコメ」という扱いであれば、そういった無理矢理さも面白みの一つとして考えられます。しかしアニメを見る限りギャグというよりはシリアス寄りのラブコメという印象ですので、もう少し物語の整合性を意識して欲しかったなと思いました。後半はややスピード展開が気になります。この辺りは1クールでまとめないといけないアニメの宿命でしょうか、少し残念な感じがしました。
とはいえ原作は未読のため、また違った印象を受けるのかもしれませんね。


*以下はネタバレレビューのため、閲覧注意です。
{netabare}
少し「キス」の乱用が目立ったかな?
と感じました。
キスでアレコレ出来るんだけど
でもキスするなんて…というジレンマが描かれていたら
もう少しドキドキ出来たかもしれません。
原作は解らないですけどね。
アニメを見る限り2期は少し難しいかもしれませんが
吉河先生の次回作に期待したいところであります。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Kiss Kiss Kiss

原作未読 全12話

高校生で主人公の山田 竜(やまだ りゅう)は外見の怖さに一人も友達ができない日々を送っています。ある日、優等生の白石うららと弾みでキスをしたら身体が入れ替わってしまいました。キスから始まる学園ラブコメ作品です。

1話観たときに、入れ替わりというよくあるお話のような感じだったので、私にはちょっと合わないかもと思ってしばらく視聴を止めてました。

でもその後続きを観てみたら、ちょっとキスが多めでしたがw だんだんと面白くなってきました。

色々な能力を持った校内のわけあり魔女たちの問題を山田くんと所属している超常現象研究部が解決していきます。

1人につき1~2話で観やすかったですね。その分1話でほとんど出てこないキャラも多くて残念なところもありました。

でも、新キャラが毎回出て来るのでメリハリもあったし、コミカルな部分も面白かったし、なにより主人公山田くんとメインヒロインの白石うららちゃんが魅力的なキャラでした。観ていて楽しかったですね。

最後は綺麗に纏まって終わってます。学園ラブコメが好きな方にはオススメです。

OP 不思議な感じの曲でした。サビの部分が結構頭に残りますねw

最後に、これだけキスばかりしているとキスの有り難みがなくなってしまいますよね〜

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

76.8 4 ヤキモチで恋愛なアニメランキング4位
デート・ア・ライブII(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1172)
7763人が棚に入れました
空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊――。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。
そんな士道の、平穏で健やかな休日の昼下がりを破る、突然の爆発音。
それは、再び幕があける、精霊たちとの戦争<デート>の前奏曲<プレリュード>だった……。
十香が! 四糸乃が! 琴里が! 折紙が! そして士道が帰ってきた!
セカンドシーズンも合言葉は『デートしてデレさせろ!』

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、遠藤綾、子安武人、味里、佐土原かおり、勝杏里、伊藤静、置鮎龍太郎、藏合紗恵子、佐藤奏美、小笠原早紀、中西としはる、甲斐田裕子、中田譲治

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

げ、劇場版!? (゜ロ゜;ノ)ノ 

謎の生命体「精霊」が引き起こす「大災害・空間震」
これを回避すべく取られた『精霊とデートしてデレさせる』
これがメインとなる第2期作品。 全10話。
ちなみに今作終了後、劇場版化が発表されました。

1期からの連続視聴になります。
この2期より「1期のほーが好き」という声が
多いようですが、それも納得できる内容でした。

まず、期待していた新キャラに魅力を感じられず残念。
肝心の『デートしてデレさせる』シーンも前作と比べ
かなり雑で、既存の精霊の出番を減らしてまで登場させる
意味が見いだせませんでした。
内容なくハーレム化して行く印象が強かったです(・_・;)

もう1つ期待していた伏線の回収も全く行われず
逆に伏線が増えて行く展開も残念な点でしたね=3
1つくらい回収してくれないとコッチとしては拍子抜けですw

ストーリー以外はそれなりに評価できる作品。
島崎信長、井上麻里奈、竹達彩奈をはじめ
角川お抱え声優陣も無難な演技だったと思います。
バトルシーンの作画は前作と同様に迫力があり
キャラデザも可愛い女の子たちをキレイに仕上げています。

冒頭のナレーションは今回も楽しめましたw


10話に詰め込んでいる事もあり内容の薄い、キャラ重視の作品です。
ストーリー重視の方にはオススメできません。
精霊、女子キャラを楽しめる方にオススメですね♪

それにしても中途半端に10話で終わらせ続きは劇場版とは…。
イラッとします、ああーイラッとします(`ε´)


《キャスト》
五河 士道(CV.島崎信長)
夜刀神 十香(CV.井上麻里奈)
鳶一 折紙(CV.富樫美鈴)
五河 琴里(CV.竹達彩奈)
四糸乃(CV.野水伊織)
八舞 耶倶矢(CV.内田真礼)
八舞 夕弦(CV.ブリドカットセーラ恵美)
誘宵 美九(CV.茅原美実里)
時崎 狂三(CV.真田アサミ)
村雨 令音(CV.遠藤綾)
神無月 恭平(CV.子安武人)

ナレーション(三石琴乃)


《主題歌》
OP:『Trust in you』/sweet ARMS
ED:『Day to Story』/左土原かおり

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マジひくわ~連発でマジひくわ~(酷評注意)

原作未読 全10話

世界に大災害をもたらせるほどの力を持つ精霊たちをデートして好感度(デレさせる)を上げ、その力を封印させる主人公 五河 士道とその精霊たちのお話の2期です。

1期ではデートして精霊たちの封印がメインですが、、今回は目的(デートデレ)からはずれたお話ばかりでした。

2期は新キャラが多く出てきて、10話という短さから当然目立たなくなるキャラが出てきます。 {netabare}(特に五河 琴里と四糸乃の扱いは酷かったですね) {/netabare}

前半から中盤は学校のイベントが中心で、後半はバトルが中心です。

お話もあまり進んでませんし、1期からの伏線も全然回収されていません。というより、伏線が増えてますねw

IS(インフィニット・ストラトス)化しているような印象でした。(でもまだこちらの主人公の方が頑張ってますね)

内容を重視されている方にはオススメしません。ハーレムアニメとして観るか、この作品のキャラが好きな方向きですね。

OP 声優さんユニットsweet ARMSが歌ってます。
ED sweet ARMSの一人 佐土原かおりさんが歌ってます。

最後に、2期まで引っ張って続きは劇場で!というのは「マジひくわ~」です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ねぇ、劇場版やっちゃう?肯定、やっちゃいます

相変わらずのデートして精霊をデレさせる感じなのかなって思ってましたが、今回は戦闘シーン多めで、いいところ見せて惚れさせる感じでした。

それでも一期と変わらず面白かったと思いますね。
二期はデートがない分、学校のイベントが多めだったので、そのイベントらしいハプニングやら催し物がまた一期とは違った感じで楽しめました。
それと、十香ちゃんの歌声が会場に響き渡っている中での戦闘シーンが歌と妙にマッチしていて、戦闘シーンなのに楽しく観れました。

まぁ、なんと言ってもデトアラはキャラがみんな可愛いですね。
折紙、琴里は一期から大好きですが、二期では新キャラの双子の精霊が可愛いすぎでした。
本当の気持ちを士道に話すシーンと、「ねぇ、夕弦やっちゃう?肯定、やっちゃいます」のところが個人的に好きです。
あと、忘れちゃいけないのが狂三。やっぱり狂三が登場するとさらに面白さが増しますね。
狂三のBGMみたいなのも好きです。
もう一人の新キャラさんは、歌声は好きでしたが、何だか普通の時の声が合ってない感じがして最後まで慣れませんでした。

タイトル通り、最終回で劇場版の製作が決定したとの嬉しい発表があり嬉しいことこの上ないです。
今から映画が楽しみでいやがりますよー!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

83.1 5 ヤキモチで恋愛なアニメランキング5位
灼眼のシャナII(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1882)
11608人が棚に入れました
バル・マスケとの戦いを終え、平和を取り戻した御崎市。
夏休みも終わり、2学期が始まり、シャナと悠二はいつもと変わらない日々を過ごしていた…。通い慣れた校舎。積極的に吉田さんに声を掛けてる池。妙にぎこちない緒方と田中。シャナを心配し、学校までついて来るヴィルヘルミナ。シャナと共に闘ったあの夏祭りの夜がまるで嘘だったかのような風景に、悠二は違和感をおぼえ始める。
そして、姿の見えない新たな“徒”が悠二を、宝具「零時迷子」を狙い現れる…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、江原正士、川澄綾子、生天目仁美、岩田光央、伊藤静、渡辺明乃、野島裕史、野島健児、近藤孝行、小林由美子、櫻井智、三宅健太、大原さやか、能登麻美子、諏訪部順一、こやまきみこ、田村ゆかり、白石涼子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブコメ中心の2期

シャナの第2期。
シャナvs吉田さんが加速!?


{netabare}
ラブコメメインで、シャナと吉田さん、その他
ユージの周りにいるキャラたちの成長が描かれていました^^

その分、主人公であるはずのユージが
何を考えているのかブラックボックスでしたが。

1期の最後でシャナの告白がありましたが、
「え?なんだって?」バリの鈍感力で
2期はラストまで進みます(笑)

その点はちょっと残念だったかも、ですが、
シャナと吉田さんの成長が深く描かれていました^^

あと、壊刃サブラク戦はアツかったです。
シャナシリーズでは
シュドナイvsマージョリー・ドー
サブラクvsヴィルヘルミナ
・・・みたいな因縁の対決があるのがイイですね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

OP曲「JOINT」は名曲です。

2期冒頭から、いきなりのオープニング曲。
名曲「JOINT」の登場です。
この時の衝撃はたいへんなものでした。
川田まみさんの迫真の声。
ドラムの鼓動と己の鼓動が重なる快感。
流れるようなエレキショック。
すべてが鮮烈でした。
もう一度言いましょう。
この曲はアニソン界の名曲といっていいでしょう。

さて、2期の内容です。
序盤の原作改変が著しいです。
謎の転校生とは?
悠二、シャナ、一美の三角関係に、さらに謎の転校生が・・・
なかなか凝ってて楽しいラブコメ。
軽い修羅場もふんだんに。
個人的にはアニメ版の方が好みです。

基本、バルマスケとの攻防がメインストーリー。
悠二も徐々に逞しくなります。
もちろん、シャナの声と姿は可愛く、その立ち振る舞いはカッコイイです。
戦闘シーンについても、サブラク戦やラスト決戦など見どころがいっぱいです。

ラスト、三角関係の結末は?
答えはCMの後ってことで。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シャナシリーズで一番おもしろかった

祐二がすごく強くなってますね。
まだシャナの方が全然強いのですがw
やっぱバトルアニメの主人公はある程度戦える方がカッコいいと思いますね。
1期では守ってもらってばっかだったしね。

戦いの規模が大きくなり、色んなキャラが出てきて戸惑うかもしれませんが、話はおもしろいので1期を見た人なら絶対見るべきです。
それに最終回がとてもいい感じに終わらせてくれました。
中途半端だと思う人もいるかもしれませんが、3期をすごく楽しみにさせてくれる良い終わり方だと俺は思います(  ̄▽ ̄)
最後のシャナの笑顔が最高でした!!

あと、作画のレベルが上がってました。
メッチャ綺麗になってました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

68.7 6 ヤキモチで恋愛なアニメランキング6位
おねがい☆ティーチャー(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (442)
2221人が棚に入れました
辺境惑星の駐在監視員として地球に赴任した宇宙人、風見みずほ。
偶然、みずほの正体を知った高校生「草薙桂」は、彼女を守るため、彼女と結婚して夫婦になる。
桂は中学時代のトラウマから、「停滞」と呼ばれる、精神的なストレスに起因する「意識不明な状態」になる病気を患っている。 みずほとの生活から、いくつもの停滞を経験し、しだいに回復の兆しを見せていく。お互いに心を通じ合わせ、求め合っているにも関わらず、様々なすれ違いから、疎遠になっていくのだが…。

声優・キャラクター
井上喜久子、保志総一朗、川澄綾子、大原さやか、田村ゆかり、岩田光央、三浦祥朗、金田朋子、内田直哉、佐久間レイ、高田由美、こおろぎさとみ、杉田智和、仲野裕、南央美、西村ちなみ
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「最優先事項よ!」

SF学園ラブコメファンタジー

主人公 草薙桂(くさなぎ けい) 声 - 保志総一朗
高校1年生。
子供の頃からストレスによって意識不明になり成長も止まってしまう「停滞」という病気を発症しており、過去に3年間も入院していた。
外見年齢は15歳だが、実年齢は18歳。クラスメイトにはその事を隠している。
性格は優しいが、優柔不断。

ヒロイン 風見みずほ  声 - 井上喜久子
地球人の父と宇宙人の母の間に誕生した、ハーフ。
眼鏡をかけたナイスボディー。
性格は優しいお姉さん系だが、たまに子供っぽい所もある。「最優先事項よ!」が口癖。
井上喜久子さんの声がハマってます。^^

監視員として地球に赴任した宇宙人・風見みずほ。正体を隠して、高校の教師として草薙桂のクラスの担任となるが、偶然、みずほの正体を知ってしまった桂は、彼女の秘密を守るため、彼女と結婚して夫婦として暮らすことになります。

恋愛して結婚ではなく、結婚してから恋愛します。

順序が逆な展開で、二人の関係が段々深くなって行く様は、観ていてこういうのもアリかな~と思えました。^^

ただ、桂にはストレスが大きくなると「停滞」があるし、桂と同じ「停滞」の持病を持つ森野苺、桂に片思いしているクラスメートの縁川小石がいます。
それに、宇宙人のみずほの方も、すんなり行かなくて山あり、谷ありす。

その他に恋愛しているキャラがいるので、学園青春ものって感じです。
私は好きな作品です。
恋愛ものや、「あの夏で待ってる」が好きな人にはオススメです。

{netabare}
ちなみに、「あの夏~」は「おねティー」に似てます。

余談ですが・・・
できれば、この「おねがいティーチャー」を見てから、「あの夏で待ってる」を見た方が、「あの夏~」を、ちょっと楽しめるかと思います。(自分がそうでしたので^^ )
{/netabare}

op:「Shooting Star」歌 - KOTOKO

大好きな曲で、たまに車で聞いてます。^^ ♪~♪~♪~

 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ラブコメ好きの人に最優先事項でお勧めしたい

パッケージの絵やタイトルのイメージからギャルゲーやエロゲー関連の作品に作品に思えますが、それは全くの誤解。
「保志総一朗」の演じる高校生と「井上喜久子」が演じる宇宙人教師との心温まる、れっきとした正統派のラブコメアニメです。
一般的な恋愛アニメは、主人公とヒロインがいろいろな困難を乗り越え最後に結ばれますが、この作品では二人が出会ってから成り行きで結婚するところから始まります。
そして結婚している事は周囲の人達には隠さなければならない。
結婚している事を隠しているので、他のキャラからの恋愛が絡んでくる事もあるけれど、近年アニメで見られる手当たり次第の絡み展開ではなく、純粋な恋を描いています。
ヒロインが年上お姉さんでしっかりものですが、テレたり駄々こねたり泣いてしまうところなんかは抜群に可愛い。
特にヒロインのよく言うセリフ「最優先事項よ!」は、聞いていてやみつきになりました。
個人的にはこのヒロインが「大人バージョンの朝比奈みくる」のような印象にも思えました。
萌え要素もあるけれど、決してエロに走っているわけではない、しっかりとした恋愛ストーリーで、ハッピーエンドで終わる展開は無性に恋愛したくなる気持ちにさせてくれます。
ラブコメ作品の中でも非常に面白かったお勧めしたい作品です。


OP曲の「Shooting Star」を作曲・編曲した人は実は「AIRの鳥の詩」を作った人と同じ人。
それだけにこの曲は「鳥の詩」に次ぐ名曲だと思うのでぜひとも聞いてみて下さい!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

宇宙人危機一髪

謎の病気である停滞のために年齢と学年にギャップがある草薙桂(くさなぎ けい)。
その学校に宇宙人で監視員として地球に派遣されてきた風見みずほ(かざみ みずほ)が教師として赴任してきた。
草薙と風見が一緒にいるところを見つかり、話の成り行き上、2人は結婚している事となる。
草薙と風見を中心とした青春恋愛物語。

普通の作品と違うところは”停滞”という病気でしょうか。
停滞している間は肉体的にも精神的にも昏睡状態となり、長い眠りのような感じとなります。
停滞している当人としては年齢とのギャップに苦しむのでしょうが、個人的には歳を取らずにそのままの状態を保てる事が羨ましいです。
若い頃は早く大人になりたいと思いますが、大人になったら歳を取るのが辛くなっていきます。
自分みたいに成長できていないピーターパン症候群のようなものでしょうか。

作中のヒロインである風見は外見や性格など魅力的な要素がいっぱいあります。
もしも自分の担任が風見だったら……と考える人は多いでしょう。
草薙に対してヤキモチを焼くところも可愛げがあります。
視聴している側の野郎連中にとっては嫉妬の対象になるかもしれませんが^^;

設定を考え始めたら話が進みません。
本作品を視聴するにあたっては宇宙人や停滞など不自然な所を素直に受け入れて視聴するのがいいでしょう。
いくつかある難関を愛の力で乗り越えられるのか、温かく見守る事ができるかどうかが作品の評価の分かれ目でしょうか。
不思議な恋愛関係でドタバタな展開が好きな人にはおススメできる作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

78.4 7 ヤキモチで恋愛なアニメランキング7位
ヲタクに恋は難しい(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (667)
3378人が棚に入れました
アニメやマンガが大好きなことを隠している成海と、イケメンで仕事もできるが、重度のゲーム好きの宏嵩のオタク同士の不器用な恋愛模様が描かれる。

声優・キャラクター
伊達朱里紗、伊東健人、沢城みゆき、杉田智和、梶裕貴、悠木碧
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

現代人の恋

彼氏と別れたことが原因で会社を辞めた桃瀬成海は、
転職先で、幼馴染でオタク友達だった二藤宏嵩と再会する。
そこに会社の先輩でオタクの恋人同士である
小柳花子と樺倉太郎が加わり、オタクのカップルたちが、
衝突しながらも心を通わせていく、
pixiv発の少女漫画原作のコメディ。

アニメーション制作:A-1 PICTURES
監督・シリーズ構成:平池芳正、
キャラクターデザイン:安田京弘
原作:ふじた

2組のカップルたちが、オタクライフを満喫する様子が
描かれるのだが、オタク同士でも
細かい違いがあって、そこで諍いが起こる。
同じオタクでも好みのジャンルが違うため、
お互いのことを理解しなければいけない。
そしてオタクであるが故に自分の趣味を優先してしまい、
真っ当な恋をすることが難しいという物語。

よく考えてみると、こういう状況は
オタクに限らず、現代人の傾向としてよくある気がする。
情報化の広がりとともに好みが尖鋭化された現代においては、
昔のような単純な構図ではなくなっている。
自分の好きなことにこだわりを持つのは良いことだが、
それが他人に対する不寛容につながってしまう。
男女の付き合いでも同じことで、
大きなテーマのひとつとなっている。

桃瀬成海(隠れ腐女子)と二藤宏嵩(ゲームオタク特化型)
小柳花子(腐女子・コスプレイヤー)と樺倉太郎(ライトオタク)

基本的には同じ会社の同僚である
この4人のカップルを中心に話が進んでいく。

特に小柳と樺倉のカップルは衝突が絶えない。
年下で女性の小柳のほうがディープなオタクで、
樺倉と一緒に色々と楽しみたいのだが、
樺倉のほうは、オタクであることに対する
羞恥心があり、小柳からの要求にいちいち突っかかってしまう。

こう書いてしまうと、樺倉の不寛容が悪いように感じるが、
要求してくることの難易度が高いのだ。
腐女子というのは、男同士の絡みに高揚するわけで、
それにコスプレや撮影が付いてくるとなかなか厳しいものがある。
ハードルが高すぎて付いていけなくても仕方ないようにも思える。
そして、腐女子にとっては、男のどちらが
「受け」と「攻め」であるかも重要だということを
この作品で初めて知った。
{netabare}成海と小柳の女子2人がファミレスで
自分たちの彼氏同士がカップルになった場合には
どちらが「受け」で「攻め」になるかということで
熱い議論を交わすシーンには爆笑してしまった。{/netabare}

俯瞰してこの物語を観ると、
フジテレビで放映したことが納得できる。
恋人同士のすれ違いや諍いが起こる
よくある恋愛ドラマの構図になっているからだ。
その道具立てにオタクの要素を取り入れたことで、
滑稽で新しさを感じさせる。

例えば、喧嘩しているときに
ドラゴンクエストのゲームの要素を
持ってきて展開させたり、
仲直りするときに「じゃ、ゲーセン行くか」で
締めたりするところはとても微笑ましく感じる。

作者が女性ということで、見せ方が上手い。
悪く言うと、リアリティに欠けているという
意見になるのだろうが、
{netabare}(まぁ、26歳くらいの宏嵩が幼馴染の成海を
ずっと片思いしていたという設定は違和感があるが、
そういうこともなくはないと、私は考えることができる){/netabare}
少女漫画特有の軽快感とスマートさが
全面に出ていて、個人的には好感を持った。
思わず原作を買いそうになったが、
ツタヤのレンタルで済ませて、全巻読破した。
こちらは、細かいネタごとの展開になっていて、
気軽に楽しむことができる。
欄外により細かいオタクネタが
散りばめられているのが、とても興味深かった。
作者はガチのオタクなので、とてもリアリティがある。

最近のアニメの定石といえる実写化も実現。
ほかの作品とは違い、2組のカップルが中心となり、
ドラマチックな展開もあるため、
俳優や監督の力量によっては成功する可能性も
ゼロではないと思っていたが、
監督に『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一を
起用して大コケしたようだ。
この監督のことをどうこう言うつもりはないが、
どう考えても監督の選定が間違っている。
この作品はラブコメが重要なのに、
どうして、こういう方向になってしまうのかが疑問だ。
ネットで評判を見ると、原作を大幅改変していて、
どうにもならないデキだったという意見が多数。
実写化によって幸せになるアニメは、
極々僅かな印象なので、個人的にはやって欲しくない。
金の問題だから仕方ないのだろうが…

アニメ版も評判はそれほど良くないが、
個人的には十分に成功していると思う。
ラブストーリーとしても面白いし、
オタクネタも笑わせてくれるシーンが多かった。
こんな美男美女でキレイなオタクはいない、という
ツッコミをよく見かけるが、
それは、少女漫画に対してはあまりそぐわない。
脇の声優には小柳のCVが沢城みゆき、
樺倉のCVが杉田智和というベテラン同士の組み合わせで、
とてもテンポが良く、さすがの上手さを発揮している。
特にかけ合いのようなふたりの喧嘩は最大の見どころで、
声優の上手さとネタの面白さの相乗効果によって、
より魅力的なシーンとなっている。
そして、主人公・成海の伊達朱里紗も味のある可愛い声で、
主人公・宏嵩の弟の彼女になるであろう
桜城光のCVに悠木碧を起用するという豪華声優陣を配しており、
より魅力的な作品となっている。

それにしても悠木碧の多彩な声には改めて感服する。
今回の桜城光のCVも最初聴いたときには
誰だか全く分からなかったし、ドラクエ風の機械的な
ゲームヴォイスだけで登場している回もあって
エンドクレジットを見て驚かされた。
アニメにおいて声優がどれだけ重要かを
改めて感じさせてくれる。

OPとEDは耳ざわりの良いスマートな楽曲で
どちらも作品に合っている。
EDの『キミの隣』を歌うhalcaは
特徴のある柔らかなボーカルが魅力で、
放映当時はDLして、よく聴いていた。
現在は『邪神ちゃんドロップキック´』の
OPも担当していて、こちらも最近はよく聴いている。

1話を観るまでは、作品のイメージが好みではなかったので、
どちらかといえば敬遠していたのだが、
1度観始めると、グッと引きつけられしまった。
何となく避けていた人は、ぜひ試してもらいたい。
(2018年8月19日初投稿・2020年5月30日追記&修正)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「桃瀬成海」というファンタジーから漏れ出るマーケティング臭 → でも、楽しめました!(原作累計700万部。なお、実写映画化されるそうです。)

== [最終回まで観終わっての総評] ==(2018.6.28)
レビュータイトルで「マーケティング臭」とか書いちゃいましたが、自分の若い頃も思い出しながらけっこう楽しく観ていました。

一概には言えないかもしれないのですが、三十年くらい前だと漫画喫茶などもまだなくてアニメとかマンガとかSFとかは案外経済的な余裕がある人向けの趣味だった感があって、それらを趣味にする人は作中のメインキャラ四人とは案外似たような生活を送っていた気がします。

ということで本作の舞台は現代なんですけれどもその行動には案外に親近感を持って観ることができました。

成海役の伊達朱里紗さんという方、まったく知らなかったのですが本作でのいわゆる「アニメ声」とはちょっと違う演技に結構ハマりました。おかげで成海ちゃんが可愛く思えました。

それと、これは原作がそうなのでしょうが視聴者に忌避されそうな「これまでの成海の恋愛遍歴」が劇中で視聴者に対しても宏嵩に対しても示唆にとどまり決定的な描写は巧みに回避されていたのが印象的でした。

成海が宏嵩のところに泊まる際に当日の下着を気にしたりしていた点からも推して知るべしというところではあったわけですが、その辺りはまあね…。

== [以下、初回視聴時の感想] ==
2018年春期作品としては、放送前の知名度はゴールデンカムイに次ぐくらいの漫画原作のアニメ化作品ですね。私は読んでないんですけど。

ということで事前にストーリーは詳しくは知らなかったんですが、第1話から見て取れるところとしては、「ライトなサブカル好きというフィールドにかつてのトレンディドラマの手法を持ち込んだ恋愛もの」という感じの作品なのではないでしょうか。

そもそも本作品に関して言えば、「何が『ヲタク』か」とか「誰が『腐女子』か」といったあたりに、疑義を挟む余地がありますよね。

アニメの公式ホームページにある桃瀬成海のプロフィールより:
マンガ、乙女ゲー、アイドルなど、好きなジャンルが多いオールラウンダー系腐女子。
職場では全力で一般人を取り繕っており、ヲタバレを何よりも恐れている。

「ヲタク」かどうかという点についてはまあ良しとしても、このプロフィールで当事者が自身を「腐女子」と規定するかというと、そんなことはないのではと思います。作中でも「(冴えカノの)加藤ちゃんカワイイ」とか「(小柳さんの)おっぱいデカい」とか言い放っていますしね。

そしてリアルの恋愛を求めており、また過去に恋愛経験も持っているという点やキャラクター紹介に載っているレーダーチャートからも容姿や日常的な行動のレベルでは対人コミュニケーション的には問題がなさそうということがうかがわれます。

そしてどんなスキルを持っているのか知りませんけど前職場での「ちょっとした事情」で普通に転職できてなおかつ新しい職場でも普通に正社員。ちょくちょく居酒屋に寄れるのであればおそらく薄給ではないでしょうし、うっかりすると縁故すらあり得ます。おそらく実際にオタクと呼ばれている層がイメージするオタクとは異なった人物像が浮かび上がってきます。

ノイタミナ枠ということで制作には電通も絡んでいるようですし、これ本当のターゲットは従来の深夜アニメの視聴層ではなくて、もっとライトなサブカルファン向けのダイレクトマーケティング作品なんじゃないでしょうかね。

ただ、学生時代からサブカル系の趣味を持ち続けて高学歴・高所得になった人(もちろん恋愛や結婚も普通にしている)というのは私の周囲も含めて男女問わず一定数いるので、この層にウケて共感を得られれば絶対数はたいしたことはなくてもマーケティング的にはわりと成功です。一歩間違えば(大爆死しない)実写ドラマ or 映画化もあり得るかもしれないです。

果たして、仕掛けた側の思惑通りに事が運ぶのでしょうか…?
(私は観ますけど、たぶんこの作品に関してお金は使わない(笑)。)

おまけ: サブカル系の登場人物が出てきて恋愛も絡む漫画作品としては『コンプレックス・エイジ』が思い浮かびます。わりとシリアス系のお話ですが。

2018.8.1追記:
初回視聴時に書いたレビューで「あるかも」と書いていましたが、本当に実写映画化するそうですね。YouTubeなどで公開中の新刊6巻発売告知のPVで、原作累計累計700万部と実写映画化がアナウンスされていました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ラブコメの波動を感じづらい愛の住処(宏嵩邸)

2018.06.22記


原作未読

よくよく考えたら社会人の恋愛ものってアニメではあまり見かけないような気がしております。
往年の東京ラブストーリーばりのいいやつあったら教えてください。

さてさて、ヲタクが恋人ゲットするのが難しい話か?はたまたヲタクが恋人と末永くお付き合いすることが難しい話か?くらいで観始めてみたら、いい意味で裏切られました。どっちでもなかったです。

互いの属性が違うヲタク同士のカップルだと共通項があったりなかったり、ヲタクゆえに愛情を注ぐ対象に対しては相方そっちのけになってすれ違って理解しあってみたいなズレを楽しむ作品でした。
それが2組もカップルがあるのでこれがもうズレまくる。ラブコメなんでしょうけどギャグ要素強めです。
毎話はさまれる『ヲタクあるある』に共感するとドはまりするかもしれません。
私の場合『あるある』は良く理解できなかったため共感とまではいかなかったのですが、それでも普通に楽しめました。

登場するキャラ皆さん社会人ですのでそれなりに節度をもったお付き合いをしてます。節度あり過ぎて感情爆発!少な目です。
{netabare}宏嵩と小柳あたりがラブコメ指数強め。樺倉もなかなか。一応ヒロイン成海は指数弱い気がする。{/netabare}

■気になったところ
{netabare}二藤尚哉と桜城光の取り扱いが微妙。2人はくっつくのであろうか?光クンは最終話手前での初登場だから消化しきれなかった模様。尚哉はラストで特大ホームラン放ったから良し!{/netabare}

最後までドロドロもなく、かといって浅すぎてつまらんというわけでもなく視聴後になんとなくすがすがしさを感じることができる良作だったと思います。
お互いが好きなモノに対してどう執着するかを理解できるからこそあえて線を引いたり、没頭してる相方を見てちょっと愛おしいと感じるのはあまりヲタ関係ないと思いながら観てました。

続きやるならぜひ観てみたいです。

■オマケ1
{netabare}そういえば弊社もそこそこ社員数いるところで、
海外遠征するような著名なレイヤーさんがいたり、
職場内で一緒に狩りをしてたり(空き時間ですよ)、
社内プレゼンでアニメをモチーフにプレゼンするのが複数人いたり、
カラオケでアニソン連発でもおおいに盛り上がったり、
なかなか楽しい職場です。{/netabare}

■オマケ2
{netabare}杉田さん&沢城さんカップルの掛け合いはいいなぁ。楽しんでやってるのが、なんとも好印象です。{/netabare}



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2018.10.30追記
《配点を修正》


どちらかと言うと実写向きの作品ではあります。美男美女揃えてやいのやいのやってても違和感がなさそうなところが「これアニメでやる必要あるん?」と思わなくもないところですが、たまにこういったアニメアニメしてない作品もよい箸休めになりました。

仮にその実写版、ナレーションに悠木碧さんを抜擢したりしたら確実に観ます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

84.5 8 ヤキモチで恋愛なアニメランキング8位
IS [インフィニットストラトス](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (6612)
28803人が棚に入れました
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、日笠陽子、ゆかな、下田麻美、花澤香菜、井上麻里奈、豊口めぐみ、下屋則子、田村ゆかり、小幡記子、保村真
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

表彰します!あなたは、くだらないけど笑えちゃうキャラクターアニメ部門No.1です♡!

バトルも恋も熱く燃えて全力で頑張っちゃう♡
そんなアニメです。

魅惑の美少女戦士たちがロボット化。スピーディーで迫力あるアクションを、それは艶やかに!華やかに!
時に凛々しくも見せてくれます。

この作品のジャンルはロボットアニメ?
ISを巡るロボットのアクションはカッコイイです!けれどこの作品はロボット以上に強い「ラブコメ要素」でグイグイ迫ってきます。

なんといってもキャラクター力が抜群に高いです。観たら最後、きっとあなたも誰かのファンになってしまう、そんなキャラクターばかりです。

ストーリーはISのキャラクターのインパクトには到底及びません!!

多様な国から選ばれた魅力ある可愛いキャラと一夏のやり取りが楽しく、気がついたら病みつきに、画面に釘付けになって観てしまいました!!

基本、ストーリーはあってないようなもの。笑えます!笑いしかないのかもしれません!以上。
その結論が深く考えないこと、細かいことは気にしないこと、それが「IS」です!

ここは、萌えと、お色気がいっぱい詰まったワンダーランドです♡

主人公の一夏 (いちか)は女性しか操縦できない「IS」を何故か扱えます。特別な一夏は常に女子の興味の真ん中。戦いでは危険も顧みず仲間のために戦い、全ての女子に優しい。好意を寄せられるのは頷けます。女子が喜ぶことを無自覚でしてしまう納得のモテ男。
私も一夏を好きな一人です!!

そんな一夏の魅力に惹かれ、次から次へとバラエティー豊かなヒロインが登場します。

恋に鈍感な一夏とヒロインたちが過ごす賑やかな学園生活、バトルがとにかく華やか。
・・あと、ちょっぴりえっちです(笑)

ここで一夏を囲むヒロイン5人を紹介します。
{netabare}
・篠ノ之 箒 (しののの ほうき)「ファースト幼なじみ」黒髪ポニーテール。侍のような口調の武士道女子です。実は乙女なツンデレちゃん。隠しきれない胸は武器になるのかな?

・セシリア・オルコット。金髪ロングで毛先縦ロールが目を引く美少女。お嬢様でプライドが高く、高飛車。こういう女子が恋するとどう変わるのかな?

・凰 鈴音(ファン リンイン)実は私一番好きかも?イタズラっぽい笑顔や八重歯がすごく可愛い!素直になれない不器用な鈴(リン)を応援しています。この作品内でリンの扱いが悪いのがかなり気になります「セカンド幼なじみ」といい二の次扱いはやめてあげて!!

・シャルロット・デュノア。顔、性格、スタイル、声(花澤香菜)可愛すぎます。パーフェクトヒロイン!やっぱり「一夏のえっち」という必殺技があるせいなんでしょうか、好待遇ヒロインです。

・ラウラ・ボーデヴィッヒ。銀髪ロングで左目には眼帯を付けています。軍人気質です。登場時からは想像出来ない後半のデレっぷり。意中の彼を「嫁」と呼ぶところがツボ。
{/netabare}
一夏は誰が好きなのかはっきりしません。いつしかヒロインたちの間で勃発する一夏を巡る争い
見渡す限りライバル!ライバル!ヒロイン達は揺れます。
それぞれが「好き」を伝えるため、愛を表現し、彼の一番になるため奮闘します。

私がその立場ならきっとそうする。それで一夏はどんな反応?とか近いアピールするヒロインを見て妙に親近感がわいたり。時々そんな風に入り込んでみたり!!

ヒロインたちのあの真剣な表情を見てください。
皆、恋にバトルに勝つために一生懸命です!!そんな姿見せられたら作品共々応援してしまうじゃないですか♪

沢山笑えてちょっぴりえっちな作品
もし、もうちょっと、えっちが観たいのならワールド・パージ編(私の棚にあるよ)を是非ご覧下さい♪

最後に・・
OPの「STRAIGHT JET」すごく好きな曲
1日1回は聴いちゃいます♪

止まらないスピードで

想いが溢れていく

負けたくはない

誰よりも輝いていたい♪

恋もバトルも白熱・・・
果たして一夏のハートを射止めるのは、だ~れだ♡

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメ

原作未読。

IS(インフィニットストラトス)という新兵器が登場して幾年か。
日本の研究機関に織斑一夏(おりむら いちか)という男性が編入してくる。
当初、女性にしか扱えないとされていたIS。
世界で初めての男性の搭乗者に、周囲は沸き立つのだった。


ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメです。

1.主人公がおそろしく鈍感
どうしたらここまで無神経に育つのか。さっぱり分かりません。登場人物にまでつっこまれています。

2.なのになぜかモテる
モテます。理由もなくモテます。「何で?」って何度思ったことか……。顔か、顔なのか?

3.サービスシーンを忘れない
お約束のHな事故や、水着、お風呂や○○も忘れません。


さて、ISは「乗る」より「まとう」のほうがしっくりきます。
兵器搭載のスーツを着る感じです。

戦闘シーンは迫力があってよかったです。

しかし、ISの主な利用目的が「競技」。
そのため、メインストーリーが緊張感に欠けます。
一応終盤にはちょっとした仕掛けがあるのですが。

また、一夏の攻撃パターンが特攻ばかりです。
最後まで強さがよく分かりませんでした。


目立っているのがハーレムシーン。
一夏を除き、登場人物がほとんど女性です。
男性もいますが、むりやり登場させたイメージがありますね。

……で、とにかくモテます。
どんなに積極的に言い寄られてもまったく気付かない一夏。
まあ、女性関係に鈍感なのはお約束だからいいです。
しかし、ISの扱いや日常生活にまで鈍感さがおよんでいます。
「分かんねぇ」が口ぐせ、はっきり言うとバカです。
だからISの操縦も特攻主体なんですね。
そんな一夏に感情を移入するのはけっこうきついです。

私の楽しみ方はこうでした。

・主人公のバカさにツッコミを入れる
女性陣と一緒になって「ありえねえええ!!」とツッコミを入れていました。

・やたらモテる状況やサービスシーンにツッコミを入れる
「どうしてそこでほれる!?」とか、「どうしてそんなトラブルが起こるんだ!!」と毎話のようにつっこんでました。

ツッコミどころが満載。
見ていて楽しかったです。
こういう楽しみ方ができるのかと。

本来はロボット好きとハーレム好きの両方をターゲットにしているのだと思います。
しかし、キャラの行動やストーリーに、ひたすらツッコミを入れられる状況にもなっています。
そんなふうに別の楽しみ方もできてしまう作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 72

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2期に向けて予習

メカロボ系ハーレム・・・・
この手の作品は多々あるけど、これぞって所は正直ないように思えます

バトル物としてはそこそこだけど、最後の敵がなぁ~
出来レースなのか、2期になってちゃんと地球を脅かすような敵が出て来るのか

因みにシャルロット派です。w

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

67.3 9 ヤキモチで恋愛なアニメランキング9位
フリージング(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (942)
5829人が棚に入れました
人類を滅亡に追いやる異次元体「ノヴァ」との戦いで姉を失った少年カズヤは、ある学園に編入生としてやってきた。そこは、ノヴァに対抗できる力を持つ、女子生徒しかなれない戦士「パンドラ」と、パンドラを補佐し無二のパートナーとなる男子生徒「リミッター」を育成する『ゼネティックス』という学園だった。その学園もまた、ノヴァとの戦いに備え、少年少女たちが能力を開花するべく、日々互いにしのぎを削るバトルフィールド。そして下級生は、絶対無敵の上級生に対し絶対服従でなければならない。その秩序を乱すのが、他人が触れることを決して許さない「接触禁止の女王」と恐れられる最強の二年、サテライザー=エル=ブリジット。カズヤは彼女に、亡き姉の面影を見る。サテライザーを疎む上級生たちが、学園の「秩序」を盾に彼女を組み伏すべく、熾烈な闘いがはじまる。恋と闘争の学園SFアクション、ここに開幕!

声優・キャラクター
能登麻美子、花澤香菜、市来光弘、喜多村英梨、岡本信彦、大久保瑠美、井上麻里奈、小清水亜美、椎橋和義、橘田いずみ、浅川悠、植田佳奈、桑谷夏子、内田彩、甲斐田裕子、渡辺明乃、水沢史絵、高橋理恵子、黒葛原真奈、三村江里、山口理恵、釘宮理恵、大原さやか

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

斬激と血とエロ。そして、お姉さま

漫画原作。
お色気と流血たっぷりの、結構バイオレンスなバトルものです。
バトル設定そのものはよくあるパターン。
突如として現れ、人類に被害をもたらす謎の敵に対抗する力を有した若者を養成する学園が舞台になっています。
学園で孤高の強さを誇るヒロインに、転入してきた主人公が絡んでいき・・・・という展開です。
うん、ありがち、ありがち。


本作の最大の特徴といえば、エロでもグロでもなく、お姉さま。
バトルで肉体労働を行うのは女子であり、パートナーの男はそのサポート役となります。
で、そのパートナーとの組み合わせというのが、女子が下級生の男子から選ぶというもの。
曰く
「私の弟になってくれ」
ってなセリフで口説く、お姉さまワールドがこの世界の常識です。
上から目線で男を従え、指示して命令し、2人きりのときは甘やかしたり可愛がったり。そういう種類の萌え。
男どもは可憐なお姉さまにかしづき、お役にたてる事を至福としております。

保護欲をそそる妹萌え作品は掃いて捨てるぐらい大量に溢れていますが、ここまで直球な被征服的な欲求を全面に推した姉萌え系は珍しいタイプ。
そういった意味で貴重な作品です。

ヒロインは俗にいうクーデレ。
冷徹で皆から敬遠されていますが、そんな事を気にせずアプローチを続けてくる主人公に対して次第に心を開いてデレていく。
個人的には本作の最大の見所はここだと思います。
いわゆるギャップ萌えですね。主人公の事で悩んだりヤキモチを焼いたり弱いところを見せたりするヒロインが、めちゃくちゃ可愛い。
バトルの方が苛烈なので、余計にそういった女の子らしいデレ部分が目立つ結果となっています。

エロの方は、バトル系でのお約束。
戦闘シーンがかなり多いので、その過程で服が破れて・・・というのが大半です。
設定上、お姉さまとパートナーとは○○○な関係になっているらしいので、互いには恋人同士のようなオープンさがありますが 、濡れ場のようなものはありません。まぁ、それでも充分にエロい表現はされていますが。ハーレム系でもないのでラッキースケベ的なイベントも少な目。
つまり、パンツやおっぱいには大抵、戦闘による流血や暴力が付随しているエロです。
本作がエログロと言われる所以ですね。


個人的にはグロは苦手な方なので、エロに別な意味での過激な描写がついてくるとエロスが萎えてしまうのですが、実際はそれほど気になりませんでした。
そんな事が気平気な方なら結構なエロ要素を振りまいている作品といえるでしょう。
キツい表現が多いですが。バトルとしては割と普通です。特別に面白いと絶賛するほどではないですが、敵の設定や主人公達の成長過程などオーソドックスな創り。
先が気になる伏線なども多数残されています。
この秋に2期が放映されているのは、そこそこの需要と評価があっての事かと思います。

姉萌え系、エロ&ちょいグロバトルアニメ。
ちょっと他にはない系統なので、興味のある方はドーゾ。



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆
おっぱい :☆☆☆
裸    :☆☆
性行為  :☆☆
マニアック:☆☆☆☆
エロス総評:☆☆☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

私の中で、能登麻美子さんの新たな魅力が発見できた作品になりました^^

この作品のTVアニメ第2期の放送が決定したことを受け、もう一度ちゃんと見ておこうと思い、2巡目の視聴を決めました。

舞台は「異次元体」が人類を襲う世界・・・そして異次元体との戦いに備え養成された「パンドラ」と呼ばれる少女達が活躍する世界でもあります。
この物語は、「パンドラ」を養成する学校「ゼネティックス」にアオイカズヤが編入し、本編の主人公であるサテライザー エル ブリジットと衝撃的に出会う・・・という場面から始まります。

まず、登場人物についてですが「異次元体」との戦闘を男女がペアとなって行うスタイル・・・だからなのでしょうか、1期12話の物語の中で名前を覚えるのは困難と言えるくらいたくさんの登場人物が出てきます(私は主要人物3名しか覚えられませんでした^^;)。ですが、名前を覚えていなくてもさほど視聴には困らなかったようにも思いますけど・・・^^;
でも、声優さんがびっくりする位豪華なので、その部分は十分に堪能できるかと思います。

主人公のサテライザーは、過去のトラウマから他人との接触を徹底的に避けており「接触禁止の女王」と呼ばれています。もともと男女がペアを組んで力を合わせながら戦わければ本来の実力が発揮できない中において、一人で出来る事って限界があると思います。特に異次元体との実戦ともなると尚更です。
この「接触禁止の女王」がアオイカズヤを始めとする登場人物との関わり合いの中から何を気付いていくのか・・・この作品の見どころだと思います^^

それと、この「接触禁止の女王」は、戦闘中とそれ以外のキャラのギャップが天と地ほどかけ離れていたり、かなり激しいバトルを展開するのですが、能登さんが見事に演じきっています。この能登さんの迫真の演技は一見の価値有りだと思うと同時に、能登さんの新たな魅力を発見した・・・という感じです^^

物語としては、「異次元体」の黒幕や目的など一切分かっていないので、1期は「導入部」的な位置付けなのだと思います。なので、2期で色々な事が解明される事を期待したいと思います^^
その2期なのですが『フリージング ヴァイブレーション』というタイトルで放送予定のようです。公式HPでは、2:28のPVも視聴できますので、URLを貼り付けておきます。
http://www.freezing.tv/
あとは、放送時期の発表を楽しみに待つばかりですね♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

接触禁止のエログロバトルアニメ

林達永&金光絃氏の原作漫画は未読。

眼鏡で金髪な“接触禁止の女王"サテライザー先輩(CV能登麻美子さん。別名:ノトライザー)
を始めとした美少女キャラが戦ったり、デレたり、
ヤラれて衣装が破壊されたりする様子を愛でたり、眺めたりして楽しむ、
平たく言えば乳アニメw
正直ストーリーもただのイジメではないか?(苦笑)と思える展開が続き、
普通はこのまましょーもないエロバトルアニメだったと忘却するところ。

けれど本作は、エロ不要なのでは?と思えるくらいスピーディーで熱いバトル。
そしてエロやグロの根拠を補足する、SF設定の開き直り具合が妙に印象的で忘れ切れない作品。

この世界は異次元の知識導入等により、復元技術や再生医療が異様に発達。
戦闘服もちょっと念じれば、あっという間に修復されるため、
減るもんじゃないだろう♪といったノリで胸周りを中心に
どんどん衣装が破壊されますw

ただ、減るもんじゃないのが衣装とかそういう物だけに留まらないのが本作の特徴的な部分。
四肢が切断されても、先進医療で手足がモビルスーツのパーツ交換の如く再生するため、
イジメにおいても、腕の一つや二つへし折ったって、唾付けとけば直るだろう。
といった軽いノリで、暴力はエスカレートの一途をたどりますw

よって、ポロリに期待して鼻の下を伸ばしていると、
唐突に手足がボロリと持って行かれるので注意が必要ですw
……こういうご趣味の方も中にはいらっしゃるかとも思いますがw

視聴時は、えっ!?今、腕取れちゃったのwと思考が何度かフリーズ(苦笑)
同時に、再生医療ばかり発達させてないで、
未知の異次元体・ノヴァに生身の少女を対峙させる、
『スターシップ・トゥルーパーズ』の如き惨状をどうにかしようよw
と野暮なことを考えてみたりw

バトルBGMも妙に素晴らしく、ただのイジメをハイテンションな攻防に昇華♪
主題歌もOP、ED共にクールで今でも聴いたりしています。

エログロが目当ての人より、むしろバトル好きでエログロに耐性のある方にも観て欲しい。
寒波で身体の芯までフリーズし凍える真冬でも、色々な方面から熱くなるw
なんとも表現し難いポジションのバトルアニメですw


付記:本作ED「君を守りたい」を担当したのは当時16歳の小林愛香さん。
昨年、『ラブライブ!サンシャイン!』Aqours(アクア)の
堕天使ヨハネこと津島善子役に抜擢されて素直に驚きました。
10代でちょっと出てきて、その後、音沙汰なしで、
そのまま消えていく人も多い中、これは嬉しい誤算です。

夏にはアニメ化も決まりましたね♪おめでとうございます♪
歌と踊りはガチなのは分かっているので、声優としてどう成長するのかに注目して、
今後の彼女の活躍を見守って行きたいと思っています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

67.3 10 ヤキモチで恋愛なアニメランキング10位
To Heart [トゥーハート](TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (181)
1038人が棚に入れました
 クセのある可愛いキャラクターと純愛を描いたシナリオで大ブームを巻き起こし、コンシューマ移植もされたパソコンのノベルゲームを全年齢対象でTV化。キャラクターの交流と日常生活を丹念に描いて好評を博した。高校2年生の藤田浩之は、今日も幼なじみの神岸あかりと登校中。無愛想でぶっきらぼうな浩之だが、文句を言いつつも困っている人は見捨てておけない優しさがある。そんな浩之を、密かにあかりは思っているのだが、鈍感な浩之は気づく気配もなかった。

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

個人的に、思い入れある作品です

深夜、何気なくTVのチャンネルを変えたらやっていたこのアニメ。
深夜にアニメなんて放送してるのかと驚いて、そのまま何となく見続けてたら見入ってしまいました。
自身がアニオタになるきっかけとなった作品です。
もしこのアニメに出会わなかったら、今とは全く違う人生を歩んでいた・・・って言い過ぎかな。
まあ、そんなわけで非常に思い入れある作品です。

ジャンルは学園ラブコメディー。
かつて一世を風靡した美少女ゲームが原作。原作未プレイです。
自分にとって、ToHeratと言ったら真っ先に思い浮かぶのはこのアニメ版。

作風は、他の美少女ゲーム原作と比べて非常に落ち着いた雰囲気で、恋愛色は薄め。
エロも皆無だし、媚びた萌えもなし。
OPで描かれるセピア色に彩られた教室、廊下、玄関、プールなどの学園内の背景。
本編の学園生活を中心とした何気ない日常描写。
これ程までにノスタルジーな気分に浸らせてくれる作品はないですね。

主人公が各ヒロインの抱える悩みを一緒になって解決し、仲良くなるというのが基本的な流れ。
どのヒロインも記号的な部分に頼らない人間味のあるキャラで魅力的。
主人公の浩之も面倒くさがりな性格で、普段はテンション低いのですが
困っている人を放っておけない優しさがあり、いざって時に頼りになるカッコいい男です。

作監はプラネテスやコードギアス等でお馴染みの千羽由利子。
キャラデザがふんわりしていて可愛らしく、表情豊かに描かれています。
水彩チックな背景絵も作風と絶妙にマッチ。
全話崩れることなく安定した、セル画による暖かみのある作画は素晴らしいの一言です。
また、デジタル音でなくアコースティックなBGMも秀逸。
ピアノ、ストリングス、オカリナ等による楽曲群はとても美しく、耳障りが良く、心地良い。

所謂雰囲気アニメで、特別なことは何も起こらない、平坦な日常アニメです。
なのでドラマチックな展開や、刺激を求める方には退屈で物足りないと思いますが
落ち着いた雰囲気が好みだったり、ノスタルジーな気分に浸りたい方にはお勧めです。
また、美少女ゲーム原作が苦手という方も上の条件に当てはまるなら、一度見て欲しいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恋愛というよりはむしろ日常系作品。 登場人物を丁寧に紹介した全13話。

原作はラブコメ小説ゲームソフト。未プレイ。
シリーズ第1期に当たるこの作品は全13話。


ゲーム原作の作品は、キャラが個性的である作品が多い印象を受けているので、
昔の「ゲーム原作」の作品も観てみたいと思って視聴してみた。

最初から「過度の期待は禁物!」と割り切って視聴したけれど、
結論から言うと、これといって特別面白くないが悪くもない作品だった。


大まかなストーリーは、
主人公・藤田浩之、メインヒロイン・神岸あかりを含む4人が中心となって、
他のいろんなキャラ(ヒロイン)のエピソードを
基本的に1話完結方式で描いている。

1人のエピソードが終わると、次回は全く別のキャラのお話に。
たとえば、ある1話が文化祭準備の話で終わったとして、
次話は別のキャラのお話となり、文化祭でも何でもない…そんな感じ。
なので、「うん、少し面白くなってきたね。それで…? えっ?終わりですか!?」
基本的にこの繰り返しです。

シリーズ最初の作品ということもあって、
あくまでもキャラ紹介に特化しているのかもしれません。

恋愛要素は非常に薄く、むしろ4人の日常を見ていたような感覚。
気分が暗くなるようなストーリーは少なく、淡々としているので
気楽に観ることができた点では良かったと思う。


作画は さすがに今の作品と比べると見劣りします。
(私が観てきた中で最も古い、今から14年も前の作品です。)
それでも決して雑な絵ではなく、
「時代」を感じることができて良かったと思います。

声優は個人的には特別良くはないが悪いわけでもなく、と言ったところ。
キャストを見ると私の知らない名前ばかりが連なっていました。


音楽はOP曲・ED曲ともに爽やかな感じでこの作品に合っていると感じられたし、
EDの映像は毎回変わって、その回のハイライトという感じで、
古い作品にしては凝っていると思った。

OP曲: Feeling Heart
ED曲: Yell


キャラはみんな個性的なのだけど、
1人のエピソードが終わるとそれ以降同じキャラにはスポットが当たらず、
キャラの個性が活かされる前に勢いを殺してしまっている印象を受けた。
せっかく見つけた面白そうなキャラをもっと見たいので、
続編も観たいと思います。


さいごに、
この作品は「楽しんで観るぞ!」と意気込んで観てしまうと
おそらく退屈すると思います。
ぼんやりと眺めるのにちょうど良いくらいの感じ。
古い作品であることも考えて、
あくまでもハードルを下げて視聴されることをおすすめします。
昔のゲーム原作の作品を観てみたい方は、
視聴して時代の変化を感じてみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

学園ラプソディ

夏休み明けの新学期、
秋の気配を感じるにはまだ早いと言わんばかりの照りつける陽光の下で、
藤田浩之(ふじたひろゆき)は気怠そうな表情で欠伸をしている。

そんな浩之を毎朝起こしに行き、一緒に登校しているのは、
浩之の幼馴染の神岸あかり(かみぎしあかり)。
浩之のあまりにやる気のない態度に「も~浩之ちゃんはしょうがないな~」と
呆れながらも、次の瞬間にはどこか嬉しさを帯びた表情を見せている。

「おはよう」
屈託のない笑顔で二人に声を掛けたのは、浩之やあかりの幼馴染である
佐藤雅史(さとうまさし)。人当たりがよく、男女共に人気がある。
サッカー部に所属していて練習も大変らしい。

校門をくぐるとけたたましい声が響き渡る。
「ちょっと~!聞いた!聞いた!例の噂! 志保ちゃん情報によると・・・」
彼女の名前は長岡志保(ながおかしほ)。浩之たちとは中学の時からの付き合い。
非常に活発で、噂話に敏感なムードメーカー。
彼女は浩之のことをどう思っているのだろう?好意を寄せているようにも見えるが?
「私がヒロを好き~~!? ないない!この志保ちゃんに限ってそんなことは断じてないわ!」
なんて答えが返ってくるだろうけど、
時折浩之の姿を目で追っている表情はどこか憂いを含んでいる。

学校での1日なんて漫画やアニメみたいに劇的なことなんてそうそう起こらない。
暗号のような名前をノートに書き写す世界史の授業。
誰かの朗読を聞いてるだけで眠たくなる古典の授業。
教科書を立てて、突っ伏して寝ているとふいにコツンと何かが頭を小突く。
くしゃくしゃに丸められたメモ帳。どうやら前の席の奴に渡しそびれたらしい。

昼休み。
購買部の争奪戦を見事勝ち抜き、目当てのパンを頬張る。
買ったばっかりのコーヒー牛乳のパックからは早くも無数の水滴が滴っている。
どうやらもうしばらくこの暑さと付き合わなきゃいけないらしい。

昼休み過ぎから放課後までは異様に長く感じる。
眠気が一気に襲ってくるからだ。
ペン回しをしながらなんとか気を紛らわそうとするものの、
一瞬意識を失ってしまう。 頭を振りながら意識を保とうとするので精一杯だ。

ようやく放課後。
吹部の合奏や運動部の掛け声だったりが、
帰宅部の俺にとっては高校生活の1日の終わりを告げるエンディング曲のようなものだ。
ふと目が止まる校門の前の人だかり。
「話を聞いてください~!ちょっとだけでもいいですから~!」
一人の少女がビラを配りながら困惑した表情で何かを訴えている。
どこか気まずさを感じながらも目を伏せて少女を通り抜けていく。
その刹那、俺の背中越しに浩之の声が聞こえた。
「あれ~朝もビラ配ってたよな~ 一体何やってんだ~?」
それからすぐにあかりの声が重ねられる。
「もう~浩之ちゃんったら歩くのはやいよ。あれ?どうかしたの?」
やれやれ、こいつらのお節介焼きはどうやら筋金入りらしい。
「まっ俺には関係ないわな・・・」
声にもならない声でそっと呟き、俺は雀荘へと歩を進めた。


さて、今回はいつもと違った感じのレビューを書いてみましたw
このレビューで私が伝えたかったのは、些か古臭さを感じる高校生活の素朴さですかね。
99年放送の本作はまさにそのような作品なんですよね。
エロゲ原作のハーレムアニメなんてエロ、ドタバタギャグ等、
本来ならもっとギラギラ、ガツガツしてますw
しかし、本作に限ってはエロゲ原作とかハーレムアニメとかの先入観は持たないで下さい。
エロなんて皆無のノスタルジックな心地良さを感じるアニメでした。
味のあるセル画を含めて、癒やしアニメと言いたい位の良質な作品です。

原作は97年にLeafから発売された学園ラブコメビジュアルノベルで、
時代を作ったとも評されるくらい一世を風靡した作品です。
私がプレーしたのは、発売されてからもうちょっと後なんですけど、
私のルーツとなる作品で、思い入れは非常に強いです。
アニメ版である本作に何気なく店内のBGMとして使われている「Brand-new Heart(原作OP)」を
聴いた時には泣きそうになりましたw それだけ私にとって「To Heart」は特別なんです。
それ故にこれまでなかなかアニメ視聴に踏み出せなかったのです。
同じくらい思い入れのある「WHITE ALBUM」のように裏切られるのが怖かったからw
でも本作においてはそんなことは杞憂でした。
原作とは些か趣を違えますが、観ればきっとあなたも「To Heart」を好きになってくれる。
自信をもってそう言えます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

61.8 11 ヤキモチで恋愛なアニメランキング11位
ささめきこと(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (199)
1290人が棚に入れました
優等生の村雨純夏は中学からの友人、風間汐に想いを伝えられず、悶々としていた。\nそんな二人のまわりには、食欲旺盛なブラスバンド部員・鳥追きより、少女ファッション誌読者モデルの朱宮正樹、蓮賀朋絵と当麻みやこの仲良しカップルなど、個性豊かな面々が集まっていく。\nある日「放課後を女の子だけで楽しく過ごす部を作ろう」という話になって…!?

声優・キャラクター
高垣彩陽、高本めぐみ、加藤英美里、清水彩香、原田ひとみ、斎藤千和、牧口真幸
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

親友と恋人、想いは同じなのかもしれない

原作は、いけだたかし氏による漫画作品。

<おもな登場人物>

■背が高くスポーツも学力も優秀な村雨純夏(すみか)
■純夏の親友でおっとりしたドジっ子の真性レズ、風間汐(うしお)
■クラスメイトのキョリちゃん
■百合小説好きの蒼井あずさ
■レズカップルの蓮賀朋絵と当麻みやこ
■わけあって女装し、ファッション雑誌の読者モデルをしている男子、朱宮正樹
■女性名のペンネームで百合小説を書く作家。


<作品への感想>

舞台を女子高ではなく、あえて共学高校にしたことで、
同性を好きになるということがごく普通の日常にもよくあるということや
男子の存在が気持ちの比較パターンとしてわかりやすかったり
恋する感情は異性愛と何ら変わりないということ、
結局はみんな同じ人間という生き物であることを理解しやすくしていたと思う。

また、風間は「同性が好き」という想いを特に隠し立てすることなく
学校でもカミングアウトしていて、それが周囲からもわりと自然に
受け入れられていたのは良かった。

時折入るやや過剰とも思えるコミカルな展開は、
話を湿っぽくせずに済んでいたものの、
男子から見た女子だけの世界への希望的観測値が
薄かったので好みは分かれるかもしれない。

この作品と続けて観た『青い花』と比べると、
こちらはキャラデザも含め、少年漫画的な演出が多く
主人公の村雨の視点も男性目線でしかなかった点が、
男性視聴者にはその感情がわかりやすくても、
女性視聴者の中には不快に感じる人もいるかもしれない。
でも彼女のように、好きな相手を男性的な立場で愛したいと思う人も
実際にいるから、そのあたり・・二次元作品としての百合モノというジャンルと
リアルなレズビアンとのボーダーライン的存在かもしれない。

個人的には、百合小説好きで同人誌も発行している、蒼井が
{netabare}いつのまにか村雨に惹かれていることに気づきつつ、
彼女の本心を知って退く心理描写に、{/netabare}
じわっとくるものがあった。
地味なキャラデザは仕方ないにしても、蒼井の繊細な心の動きが
痛いほど伝わってきて、一番感情移入できた人物だった。

含みを持たせるラストに関しては、賛否ありそうだが
さわやかで良かったと思うし、その後の彼女達を視聴者がいろいろに
イメージしやすいように終わってくれたのかもしれない。
ただ、あまり悩んでる感じがしないところはリアルさに欠けてた、かな。

ちなみに、「ささめきこと」という言葉は
囁くこと、ひそひそと話す。ひそやかに噂話をすること、という意味らしい。
でも、タイトルだけでイメージしていた雰囲気はなく
噂話をしている中に本人が入って行き「本人に聞いたら?」と
堂々としている前向きの明るさが心地良かった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

感想/アニメに置ける感情移入のパラドックス/同性結婚に対する社会的概念(オルバーマンのスピーチ)

私のアニメ歴史を塗り替えた作品。
個人的に感情の変化をもっとも繊細に描くのは恋愛物語で、その中でも「とらドラ!」と「青い花」が傑出している。
本音を言うと、この両作を超えることは難しいと思っていたのだが、「ささめきこと」は「青い花」に勝るとも劣らない良作だった。

音楽、声優、作画、キャラクター、そして物語。それら全てが抜群のバランスで「ささめきこと」の世界を構成している。
派手でもなく豪華でもない。しかし、見事に調和された作品内容は無駄を削げ落として、「死」さえも「美」に移し変える日本の伝統芸能にも似ている。

これほど洗練されて一貫性を保った作品も珍しい。

そして何よりも人間感情ドラマとしての表現が秀逸だ。
人間の心の中を表現する方法はいくらでもある。表情、行動、言動。
如何に視聴者に感情移入して貰えるかは以上の方法を駆使して、視聴者のリアルワールドと共鳴することができるかどうかに懸かっている。

「ささめきこと」は繊細な表情で細かい感情の変化を表現することに成功している。視聴者は手に取るようにキャラクターの感情を読み取ることができ、どっぷり「ささめきこと」の世界に浸かれる。

個人的にこの作品を特に引き立てているのが清浦夏実のOP「悲しいほど青く」だ。
歌詞やメロディー、透き通った声も素晴らしいが、OPの映像が気に入った。空を見上げるように上を向くキャラクター達。その姿はとてつもなく自然体で、見ている私を心の底から清らかにしてくれた。

この作品は是非「青い花」とセットで見て貰いたい。きっとあなたの心を純粋な感情で穏やかにしてくれるだろう。

■アニメに置ける感情移入のパラドックス
{netabare}
この作品ではキャラクターが画面の真正面に写ることが少ない。あったとしても、それは視聴者に向けてではなく作品内にいる誰かに向かってだ。

それは「ささめきこと」の世界がアニメ内で完結していることを意味するのと同時に、視聴者という存在の一切の介入を許可しないことも示唆している。

それが「ささめきこと」のキャラクターが自然体に見える秘密だと思う。演技染みていない。一つの現実をアニメという媒体を通して視聴しているような錯覚を覚える。つまり、感情移入し易い。


これがヒロインなどの可愛い笑顔を真正面から写すとどうしても視聴者に訴えかけているように思えてならない。

視聴者に入り込みやすいように、アニメと現実の境界線を暈そうとする行為は、逆にキャラクターが擬似感情を演出しているように思え、感情移入する妨げになることが「ささめきこと」を視聴すれば理解できる。
{/netabare}

■同性結婚に対する社会的概念
{netabare}
さて、この作品は百合の話な訳だが、皆さんは同性愛に対してどのような考えを持っているのだろうか?
アメリカは同性愛に対して寛容だと思われているが、案外そうでもない。今まで大変な戦いを強いられてきた。

私が住んでいるカリフォルニア州では一度同性結婚が法的に違法とされた。
その時、ニュースキャスターであるオルバーマンがしたスピーチは感動的であり、アメリカの人権と自由の歴史を象徴するような素晴らしい内容だ。アメリカの同性愛についてちょっとでも勉強したことがあるなら誰でも一度は聴いた事がある有名スピーチの日本語訳をここに貼りたいと思う。

同性愛に偏見が少しでもある人や同性愛について今まで考えたことの無い人は是非この文章を読んで欲しい。


{netabare}
最後に、お伝えしていたとおり先週カリフォルニアで可決された提案8号のことについて特別コメントをします。同性カップルが結婚する権利を廃棄する、というものです。同性婚問題に関する均衡がこれで揺るがされました。全米で、です。

前置きとしてわたしの基準を言います。これはエールを送っているのでもなく、駆け引きをしようとしているのでもなく、そして本当は単に提案8号のことでもありません。わたしにはこの問題に関して個人的な思い入れもありません。わたしはゲイではないし、自分の家族親族の中にゲイがいるかと考えると、ずいぶんと範囲を広げても考え込んでしまうほどです。近しい友人や同僚たちの中に彼らの暮らしにいまも影を落とすこの偏見と闘っている者がいる、という私的なエピソードもありません。

しかし、そうではあっても、この投票はひどい。ひどすぎる。なぜならこれはエールでも駆け引きでもなく、人間の心の問題だからです。もしこの言い方が陳腐だと言うならば、そう、陳腐で結構。

もしあなたがこのプロポジションに賛成票を投じたのなら、あるいは賛成した人を支持する、あるいはその人たちの表明する意見を支持するのなら、わたしはあなたに訊きたいことがある。なぜなら、ほんとうに、わたしには理解できないからです。どうしてこの問題があなたに関係あるんですか? これはあなたにとって何なんですか? 人と人との関係が長続きもせず一夜で終わってしまうような時代にあって、ここにいるこの人たちはただ、あなたたちが持っていると同じ永続性と幸福のチャンスを欲しいと思っているだけです。彼らはあなたに対し、あなたの関係を否定したいと思っているのじゃない。あなたたちからなにものかを奪い取りたいわけでもない。彼らはあなたの欲しいものと同じものを欲しいと思っているだけです。この世にあって、少しばかりでもさみしくなくいられるようなチャンスを、です。

それをあなたは彼らにこう言う──だめだ。そういう関係では結婚は許されない。ただ、行儀よくしているならば、きっと似たようなものなら。そんなに問題を起こさないなら、あるいは。そう、まったく同じ法的権利をあなたたちは彼らに与えようとさえするんでしょう。すでに彼らが持っていた法的権利を奪い取るのと引き換えに。彼らを取り巻く世界はいまも愛と結婚に重きを置くくせに、しかしあなたたちが言うのは、ダメだ、きみらは結婚できない。もしだれかがあなたは結婚できないと断じる法律を成立させたら、どういう気持ちですか?

ずっと聞いているのは、結婚の「再定義」ということばです。もしこの国が結婚を再定義してこなかったなららば、黒人は白人といまでも結婚できていないはずです。1967年時点で、16の州がそれを違法とする成文法を持っていたんです、1967年に。

この合州国の次期大統領になる人の両親は、彼らの息子がいずれこの国の指導者になろうと成長しているそのときに、この国の3分の1近くの州では結婚できなかったのです。いや、もっとひどいことがある。もしこの国が結婚を「再定義」してこなかったなら、黒人のある人々は他の黒人ともいまも結婚できていなかった。それはほとんどの人々が見逃しがちな、われわれの悲しむべき奴隷制度の歴史の最も冷酷な部分の1つです。なぜなら奴隷は所有物だったから、彼らは法的には夫にも妻にもなれなかった。あるいは母にも子供にもなれなかった。彼らの結婚の誓いは違うものだったのです。「死が汝らを分かつまで」ではなく、「死が、あるいは売り渡される距離が、汝らを分かつまで」だった。奴隷間の結婚は法的には認められていなかったのですから。

そう、ちょうど、カリフォルニアの結婚が今日、もしゲイならば、法的に認められなくなったのと同じです。

われわれの歴史の中で、世間に強いられて異性と結婚したり、偽装結婚や便宜上の結婚や、あるいは自分でもゲイだと気づかないままの結婚をしてきた男女は数知れません。何世紀にもわたって、恥と不幸にまみれて生き、自分自身と他人への嘘の中でほかの人の人生を、その夫や妻や子供たちの人生を傷つけてきた男女がいるのです。それもすべては、男性は他の男性と結婚できないがため、女性が他の女性と結婚できないがためなのです。結婚の神聖さのゆえなのです。

いったいそんな結婚はこれまでいくつあったのでしょうか? それで、そんな結婚がいったいどれほど結婚の「神聖さ」を高めているというのでしょうか? むしろそれは「神聖さ」をかえって無意味なものにしているのではないのか?

これは、あなたにとって何なのですか? だれもあなたに彼らの愛情表現を信奉してくれとは言っていません。しかしその愛を、人間として、あなたは、祝福しなくてよいのですか? 世界はもうじゅうぶんに不毛なのに。

愛は追い込まれています。希望もまた。わたしたちを前進させてくれるあの貴重で数少ない感情が、劣勢にあるのです。あなたたちの結婚は50%の確率でしか続かない。どんなに思っていても、どんなにがんばっても。

そうしてここに、その50%の見込みに、そのがんばりの可能性に、そしてその思いを持てることの希望に大喜びする人たちがいるのです。世界に蔓延する憎悪や無意味な分裂や正当な理由もなくいがみ合う人々を目にしながら、これがあなたの宗教があなたに命じた行為なのですか? これまでの人生やこの世界やそのすべての悲しみを知った上で、これがあなたの良心があなたに命じたことなのですか?

人生というものが、むしろ不幸や憎悪の方を味方して、私たちみんなの拠って生きる平等な機会を何度も何度も揺るがしがちだと知っているくせに、それでもこれが、あなたの心があなたにこうしろと言っていることなのですか? あなたは結婚を聖なるものにしたいのでしょう? あなたはあなたの神を崇め、その神が体現するとあなたの信じる普遍的な愛というものを栄光に包みたいのでしょう? それなら、幸せを広めなさい。このささやかで、象徴的で、意義のある、一粒の幸せを広めてください。そういう幸せを求めるすべての人たちと、それを共有してはどうですか。だれか、あなたの宗教的な師でもいい、然るべき本でもよい、そんな幸せに反対せよとあなたに命じているものがあるとしたらなんでもいい、それをわたしに教えてほしい。そうして、どうしてその教えと、もう1つの教えの、両方をあなたが同時に信じていられるのかを教えてください。「自分が為してほしきものを他人に為せ」という教えです。

あなたはいま、あなたの国によって、そしてたぶんあなたの創造主によって、どちらかの側に立つようにと言われています。あなたは、政治の問題ではなく、宗教の問題でもなく、ゲイとかストレートとかの問題でもなく、どちらかに立つように求められているのです。何に基づいて? 愛の問題によってです。行うべきことはただ立つこと。そうしてそのささやかな愛の燃えさしが自身の定めを全うすことができるようにしてやることです。

べつにそれを手助けする必要はありません。拍手を送る必要もない。そのためにあなたが戦う必要もない。あなたはただ、その火を消さないようにしてほしい。消す必要はないのです。最初はそれは、あなたの知らない2人の人間のあいだの愛のように見えるかもしれない。あなたの理解できない、さらにはきっと知りたくもない2人の人間の愛です。しかしそうすることはあなたの、仲間の人間に対する愛の残り火なのです。なぜなら、私たちにはこの世界しかないのですから。その中でほかの人がそれをこそ頼りにしているのですから。

この10日間で、こともあろうにこのコーナーを、ある殺人犯裁判での弁護人クラレンス・ダローの、慈悲を求めた言葉で閉じるのは2度目です。

しかし彼の言ったことは、この問題の核心にじつにふさわしい。

彼は裁判官に向かってこう言っています。「わたしは昨晩、昔のペルシャの詩人オマル・ハイヤームの強い願いについて読んでいました」と。「それはわたしの想像しうる至高の希求としてわたしに訴えかけてきました。それがわたしの心の中にあったなら、そしてそれがすべての人々の心の中にもあったならと願わざるを得ません。彼はこう書いています;故に、我が名は愛の書物(the Book of Love)の中に刻みたまえ。あの天上の記録(Book above)のことは関知せず。我が名が消されようが、好きに書かれようが、ただしこの愛の書物の中にこそは、我が名を記したまえ」
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きれいな世界観と美しい曲たち。若干惜しいところはあるけど、良い作品です。

これはずいぶん前に観たものなので、見返してからレビューしようと思っていたのですが、たぶんもう一度観るのは辛いものがあるのでレビュー書いておきます(苦笑)


「ささめきこと」
ってなんか意味深な気がしたので調べてみたところ、古文なのかな?
ささめくこと、ひそひそ話し、ささやくことってありました。

最近のアニメって難しい造語だったり変なタイトル多いですけど、これはきれいな言葉を使ったタイトルですね。
それで高感度アップです^^

「言の葉の庭」とか「ちはやふる」のような美しさを感じます。


たしかに、ひめごと的な要素はありますよね。
今のアニメでこそありきたりな世界観ですけど、百合ってやっぱり受け入れられないのでしょう。
特に女性からは・・・。

男性としては嬉しい世界なんですけど^^;

これを何の予備知識もないままに観る人も少ないと思いますし、逆に百合世界なんかはそれを知ってから観る人が多いと思いますので、伏せないで書いていきます。


さて、冒頭一話からこの作品の肝心の要素が出てきます。

主人公の女の子の友達が、他の友達がいる前でカミングアウトするんですよね、自分は女の子しか好きになれないって。

その子としては特に気負ったものではなく、当たり前の感情表現とか会話としてそれを言っちゃうんですけどね。


でもそこからこの物語がいろんな意味で展開していきます。

ここからは若干のネタばれになっちゃうので興味ある人だけ読んでください。
{netabare}

主人公の女の子、村雨 純夏ちゃんは風間 汐ちゃんっていう、自分が同性しか好きになれないってカミングアウトした少女のことが、実はすきなんですよね。

でもそれを素直に言えない。

自分が告白して、それが実る確立が高いとは言えないって思ってるから、悶々とした気持ちをずっと持ち続けて、汐のことを応援とかしちゃうんですよね。
{/netabare}

こういうそれぞれの気持ちがあった上で、ストーリーは展開していきます。
時にドタバタで騒がしい喜劇であり、でもそのすべてに霧のようにもやがかかっている、切ない気持ち。

その切ない気持ちが痛いほどに伝わってきて、この作品が良いものになっているのだと思います。


まあ、中にはそういうことを感じさせないような一見お気楽で自分の道を行ってる人がいますが。

ではキャラを紹介しておきます。
{netabare}

村雨 純夏(むらさめ すみか)-高垣彩陽さん
本作の主人公で身長が175センチもある大きな女の子。
空手の有段者で性格も男っぽいところがあって不器用。
実は汐のことが好きなのに、それを言い出すことができずに、何かにつけて空回りしてしまうところがあります。
それがまた可愛らしくて切ないんですけど。
cvの高垣彩陽さんは、機動戦士ガンダム00、true tears、デュラララ!!、など多数で活躍されています。
それに歌もものすごくうまいです。
TARI TARIなどで歌っていますね。


風間 汐(かざま うしお)-高本めぐみさん
本作のメインヒロインというべき存在です。
可愛い女の子が好きで、それを公言しています。
本人は純夏に気があって、それを人に話したら気持ち悪いって言われて、それ以来そういうことを口にしないようにしてるんですよね。
おっとりして気が弱い感じの女の子らしいと言われる性格ですね。
cvの高本めぐみさんは、WHITE ALBUM、いつか天魔の黒ウサギ、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A、などに出演されています。


鳥追 きより(とりおい きより)-加藤英美里さん
主人公たちの友達でムードメーカー。
いつも何かを食べているような子で、はっきりした性格。
本作で重要な役割を占めていたような気はしません。
覚えてないだけかもしれませんが。
cvの加藤英美里さんは、らき☆すた、物語シリーズ、ゆるゆり、など多数で大活躍されています。


朱宮 正樹(あけみや まさき)-清水彩香さん
本作では最もよく出てくる男子生徒。
純夏のことが好きで、女装では女の子よりもきれいな男子。
頼りないところがるんだけど、ここ一番はかっこよかったりします。
cvの清水彩香さんは、ほとんど出ているものがわかりません、すみません。


蓮賀 朋絵(はちすか ともえ)-原田ひとみさん
本作が賑やかになっているのはこの女性に起因するところも多々あるのかもです。
もろ百合で、いつも宝塚の男役のような話し方をし、振る舞いもそういう感じで、みやことは彼女同志。
cvの原田ひとみさんは、ひだまりスケッチ×☆☆☆、バカとテストと召喚獣にっ!、Another、などに出演されています。


当麻 みやこ(たえま みやこ)-斎藤千和さん
本作のヒロインの一人のような存在で背の小さなお嬢風の女の子。
実はお嬢様ではなく、毒を吐く性格の持ち主で朋絵の彼女。
朋絵が男っぽいタイプなのでこちらが彼女というのが正解だと思います。
cvの斎藤千和さんは、物語シリーズ、ゆるゆり、魔法科高校の劣等生、など多数で大活躍されています。
{/netabare}

ここまでが主要な人物ですが、まだ他に魅力的なキャラが登場します。

早見沙織さんや、竹達彩奈も素敵な演技を見せてくれます。


オープニングテーマ「悲しいほど青く」
作詞 - 清浦夏実 / 作曲・編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 清浦夏実

エンディングテーマ「虹色ポケット」
作詞・作曲 - 佐々倉有吾 / 編曲 - 山本隆二 / 歌 - 清浦夏実

挿入歌「すぐそこにみえるもの」(第9話)
作詞 - 西直紀 / 作曲・編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 清浦夏実

のどれも良い曲でした。


これが美しい作品である要因であることに間違いないです。


この作品は完全に百合の世界で「青い花」に似たところがありました。
「青い花」よりもアップテンポなギャグなどがあったところが違いましたけど。

なので、それを好まない人はまず観ないほうがいいと思います。

そういう世界が好きな人は観て損はないはずです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12
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