えんな さんの感想・評価
3.9
自衛隊とファンタジー
これは中々の傑作だと思います
オタク文化で侵略、最初は「へ?」だったけど、こういう設定もアリですね
幼女にメイドにエルフ、萌えましたか
残念ながら個人的には萌えなかったけど、ストーリーは良かったかな。
えんな さんの感想・評価
3.9
これは中々の傑作だと思います
オタク文化で侵略、最初は「へ?」だったけど、こういう設定もアリですね
幼女にメイドにエルフ、萌えましたか
残念ながら個人的には萌えなかったけど、ストーリーは良かったかな。
ストライク さんの感想・評価
4.2
原作 ラノベ (2011年12月現在 既刊8巻)未読
全12話
ジャンル:オタクファンタジー
現代の日本に住むオタク主人公が、異世界で漫画やアニメのオタク文化を布教するお話。
1話観て嵌りましたw
話の設定とか、いいアイデアだと思います。
笑える所もあるし、萌える所も勿論あるし!^^
ラスト2話は、急にシリアスだったしw
キャラでは、皇帝で幼女体系のペトラルカも可愛いけど、
自分はメイドのミュセルが愛らしくて好きでした!
惚れてまう(●´ω`●)ゞ
いろんなパロディーもあり、笑えます! ^^
中でも空鍋のパロでは、ミュセルが同じヤンデレ気質を伺えました^^
あれ、どれだけの人が『SH〇FF〇E!』の芙〇楓だと分かったのかな?^^;
自分は、今期で2番目に好きな作品でした。(1番はゴールデンタイム)
殆どミュセル目当てw (〃ω〃)
原作が続いている割には、綺麗な終わり方してました。
2期 観たいですね ^^
OP:「ユニバーページ」歌 - 三森すずこ
ED:「私の宝石箱」 歌 - ペトラルカ・アン・エルダント三世(渕上舞)
OPの曲のCMで、三森さんが出てますが、あの決めポーズが 何だか可愛いですねw
ニャハハ(*^▽^*)
CD購入しました。 ^^
ato00 さんの感想・評価
3.6
異世界ファンタジーと萌文化、異色のコラボです。
日本国国益のため、萌文化を武器に異世界と交流。
そのために、オタク主人公を日本国が採用。
面白い設定でした。
内容は軽いラブコメ、ストーリーは正直微妙。
{netabare}シリアス部分はあまり必要なかったかな。
ラストのお安い政治家?役人?必要ありませんね。{/netabare}
作中背景にアニメ作品が多数登場します。
そのほとんどがわかる自分が楽しい(悲しい?)です。
私は、皇帝ペトラルカ派です。
ペトラルカの容姿・性格・口調、お気に入りです。
ED曲には癒されます。
個人的にはアキバのペトラルカを見てみたいです。
ペトラルカ「ブルー・レイとはどんな女なのじゃ」(CMです)
この言い回し、かなり好きです。
<追記;オープニング>
ふと、昔聞いた曲が心に止まることがある。
OP「ユニバーページ」がそんな曲。
テンポの良い爽やかで優しいメロディーです。
異質に触れて変化する。
それは一種の恋愛ですね。
ラストのポロン、ダブルヒロインの足チラ挨拶がかわいい。
scandalsho さんの感想・評価
5.0
原作未読。最終話まで視聴。
【初めに】
京アニとしては、「日常」以来の漫画原作の作品。
俗にいう「京アニ顔」を見れないのは寂しいような気がしていたが、そんな寂しさを軽く一蹴してしまう良作。
「らき☆すた」、「けいおん!」、「日常」と、『京アニ×漫画原作』は相性が良いのかも知れない、と改めて痛感。
【物語】
ドラゴンと人間の織りなす日常ほのぼの系。
人間の世界に妙に馴染んでいくドラゴンたちを愛でる作品かと・・・。
漫画原作特有のテンポの良さが心地良かった。
ちょろゴンずの1人、エルマに対する扱いの悪さが私のツボでした。
{netabare}初登場はずいぶん遅かったし、以降もロクな出番がなかったし・・・。{/netabare}
【作画】
最近の京アニにしては珍しい手書き風の作画が、作品全体を包み込む優しい雰囲気とマッチしており高評価。
トールのしっぽの動きが、トールの感情を上手く表現していた点が目を引いた。
『京アニ顔』の特徴に一つである『瞳』は、本作でも活きていた。
「目は口ほどに物を言う」細かい感情表現までこなす瞳の力は健在だった。
【声優】
カムイ(長綱まりあさん)の声は絶品だと思った。
滝谷(中村悠一さん)の通常時とオタクモードの時の演じ分けは、さすがだと思った。
【音楽】
OP、EDとも良曲。
【キャラ】
ドラゴン、メイド、ロリ、ネトゲ、オタク、巨乳、貧乳etc・・・。
こうやって書き出すとキャラの渋滞が凄くひどい。
しかし、これこそがこの作品の魅力の1つかと・・・。
えたんだーる さんの感想・評価
4.3
[2017年冬作品1クール視聴終了時ランキング] コメントより
==
人間とドラゴンという異種族間による疑似家族における家族愛であったり、友情であったりが見所です。 ストーリーはだいたい1話で閉じているので、途中視聴や1話視聴もしやすくお勧め。
==
原作は『旦那が何を言っているかわからない件』や『小森さんは断れない!』でお馴染みのクール教信者先生による同タイトルのマンガですが、私は未読です。
→ 放送途中で原作既刊分を全巻読みました。面白かったです!
いままでのアニメ化作品はショートアニメばかりだと思いますが、本作は30分枠でアニメ化されています。京都アニメーションによるアニメ化というのも、たぶん初めてだと思います。基本的にはコメディーでしょうか。
キャラクターデザインは、小林さんはわりと原作に近いと思いますがトールとかのドラゴンたちはコミックスの表紙とかと見比べてみる限り、ちょっと変えてきているかなあと思います(キャラクター同一性が損なわれるほどではなさそう)。いずれにしろ、原作に合わせてかなりゆるい感じです。
小林さんの家の中などの背景もキャラクターの雰囲気に合わせて、過度の描き込みとかが目立たないように優しい感じに仕上がっているようです。
ただ、システムエンジニアであると思われる小林さんが同僚の滝谷くんと話しているシステム開発に関する会話の内容とか、仕事中のディスプレイに映っているプログラム(よりによってPythonなんていう言語で書かれている)とかに謎のリアリティ(「協力: NECソリューションイノベータ」とかクレジットされてました)があってそこら辺はさすがの京アニクオリティ。
ドラゴンのブレスや飛行時のエフェクトとかも、良い感じにテレビまんがしつつ綺麗です。
で、タイトルにある武本監督ですが、京アニが制作するようになってからのフルメタル・パニック!シリーズ、らき☆すた、涼宮ハルヒの憂鬱、甘城ブリリアントパークなどを監督されています。1話目しか観てませんが本作もまた、そんな武本監督らしさの出た作品になるんじゃないかと思っています。
…氷菓や映画ハイ☆スピード!(Free!の劇場版)の監督もなさってますけどね。氷菓ではたまに「らしさ」は出してたような気がします。ハイ☆スピード!は私は観てないんでわかりません。
あ、トールじゃないですが私も小林さん好きです。
#各話サブタイトルの形式は「○○○○!(×××)」で統一するんですかね…?
2017.4.6追記:
全話観終わって思いましたが、アニメはエピソード順を変更したり、オリジナルエピソードを入れていましたね。
それでも原作の根っこをぶち壊すような改変ではないのは、さすが京アニです。シリアス成分は原作よりも薄まったように思いますが、1クールのアニメ作品に構成する上では良かったんじゃないでしょうか。
小林さんちの疑似家族度が高い(笑)。
私はトール同様に小林さんが大好きになりました。でも世間ではちょろゴンズの方が人気はあるんだろうなあ…。
〇ojima さんの感想・評価
4.5
あらすじ。
本物のドラゴン(♀)がメイドになって小林(♀)さんを慕うお話。
他にも異世界からドラゴンが来てドタバタ?まったり?生活を行います。
私的なこのアニメのキャッチフレーズ。
「好きな人には好きと伝えたい」 かな。
相手へのアプローチはそれぞれ。
相手と一緒にいたいという気持ちは共通。
だけど、そんなに深く考えなくてもいいんだよ。
的な楽しいアニメです。
キャラが京アニっぽくない感がありますが、最後まできれいな作画はさすが京アニです。
最後まで観て{netabare}
最後の1話でトールの父親が来て連れ戻しに来た。
これは少しつまらない展開でした。
原作未読ですが最後まで日常を貫いてほしかったなぁと思います。{/netabare}
エルマの無駄遣いはある意味清々しい!
全てのキャラに独特な愛嬌が伝わります。
再度見ても楽しいですねぇ チュチュイェ!
以下視聴途中コメント
3話まで観ました。
このアニメ癖になります。
トールやカンナが可愛いのはともかく、
小林さんの行動で(身の回りの)すべてが廻って行くところが面白い。
ドラゴン達は本当は基本的に人間が嫌いという設定もこれからどのくらい反映されて行くのか。そして人間を理解してゆくのかと、いうところも見どころかなと思っています。
8話にしてやっと出てきたエルマ。
OPにも出ているのに一向に出てきませんでしたが
エルマは間違いなくいじられキャラ。
9話の運動会ではエルマ存在感出してくるのかな。
でも、何となくルコアの揺れ具合がメインになるような気が。。。
キライじゃないですけどね。。。。← ↖ ↗ →
えたんだーる さんの感想・評価
4.8
== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
「S」の付かない『小林さんちのメイドラゴン』の続編となる2期目。原作漫画『小林さんちのメイドラゴン』はスピンオフ作品を含めて月刊コミックフラッパーズの看板連載になっています。
京都アニメーションとしてはいかんともしがたい理由により武本監督から石原監督に交代となっていますが、シリーズ総監督として武本氏の名前はクレジットされています。
1期目終了から本作まで間がけっこう開いたからか、本作でのキャラの初出でキャラ名がテロップ表示されるのは親切設計ですね。
2期目ともなると混沌勢、調和勢、傍観勢といったドラゴンたちの間の勢力争いといったこの作品ならではの設定も特に説明もなく当たり前に出てくるのですが、それでも日常パートでの笑いも取ってくる謎のバランス感覚は健在ですが、何とはなしに監督交代の色みたいな物は感じなくもないです。
原作漫画では3巻巻末で登場のイルルが新たなドラゴンとして加わって、ここまで多少のエピソードの原作からの入れ替えなども交えつつ、原作4~6巻辺りのエピソードを中心として、イルルが人間界に馴染む過程を含めた人間とドラゴンたちの間の異種族間コミュニケーションによる人外日常コメディーとしてアニメも楽しんでゆくことができそうです。
ただ今のところの印象では、1期目よりも本作の方が原作のテイストに近いシリアス目の成分多めな感じを持っています。
OP主題歌『愛のシュプリーム!』の歌い出しがラップだったのはビックリでしたね。背景アニメーションも、監督の違いによる色みたいな物は感じました。
本作は最終話まで観る予定です。
== [第4話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==
2021.10.1追記:
第12話(最終話)まで観終わっていましたが、更新が遅れていました。
喋ってる人間とは直接関係ないところで、キャラがいちいち細かい所作で動きまくる。良い意味で頭のオカシイ演出と作画でした。京アニしか、勝たん。
ストーリー/エピソードに関しては必ずしも原作に忠実というわけではなかったんですが、もうメイドラゴンはこれで良いのかもしれない…。
(それでも全体ストーリーに関わる、キーになるエピソードはちゃんと拾われてはいます。)
scandalsho さんの感想・評価
5.0
ドラゴンと人間と共生を描いたコメディ作品。
シリアスパートに賛否があるようですけど、それは第1期から変わらずだし、「今更何を?」って感じ。
新キャラ・イルルも、第1期では扱いの悪さだけが目立ったエルマも良かった。
そして何と言ってもカンナちゃん。
面白可愛かった。
【あまり触れたくはないのだけれど・・・】
あれから2年。
OPには本当に感動した。
ひろたん さんの感想・評価
4.0
OPは、メイドラゴンらしい良い味がでていました。
曲の冒頭は、耳に残りますよね。
カンナちゃんは、相変わらず可愛いです。
他のドラゴン娘たちの乳は、相変わらず大きいです。
しかし、もはやここまでくるとエロを通り越して、エロくありません。
トールのしっぽと同じ類の「なにか」になってしまっています。
こうなると、別の何かを求めカンナに人気が集まるのも頷ける気がします。
1期では、小林とトールが各々自分の気持ちに答えを出すと言う話でした。
二人は、生まれ育った世界が違うのに一緒にいてもいいのかと悩みました。
でも、最後は、「一緒にいたい」と決心したのでした。
一方、2期は、大半が面白系エピソードですが、少しだけシリアスです。
小林とトールの間に急に重い話が入ってくるように感じるかもしれません。
しかし、これは二人にとって必要なエピソードなのだろうなと思います。
やはり、付き合いが長くなってくると、いつかは、こう言う時がきますよね。
相手のことが、面倒くさくなったり、重く感じてみたり・・・。
むしろ親密になってくればくるほど避けて通れません。
二人は、これを乗り越えられるかどうかがこの物語では試されます。
もし、ここでお互いが「重いな」って思って距離を置いてしまったら・・・。
所詮、それまでの仲だったと言うことになってしまいます。
さて、二人の結末は如何に・・・?
確かにギャグ作品でシリアスエピソードは必要かと言う話はあります。
でも、そう言う意味では、1期も重い話はありました。
ですので、メイドラゴンとは、そう言う話だと納得できれば大丈夫でしょう。
ただ、1期は、そのシリアスの描き方がたぶん上手かったのだと思います。
つまり、シリアスを上手く日常ギャグの中に溶け込ませていたと感じます。
逆に2期は、シリアスとギャグの境目がはっきりしちゃったのでしょうね。
そのため違和感があったのだと思います。
ところで、2期は、いろいろ翻弄された作品でした。
しかし、拍子抜けするほど良い意味で前作と変わっていませんでした。
「変わらない」って実はすごいことなのだと思います。
それは、一度途切れたものをもとに戻すには相当な努力が必要なはずだからです。
また、2期は、暗い過去や努力の痕跡を視聴者に感じさせませんでした。
そう言うところも、また、プロフェッショナルの仕事だなと感心させられます。
えたんだーる さんの感想・評価
4.4
第6話まで視聴終了した時点で、このレビューを書いています。
たぶん企画主導はCygamesで制作現場はP.A.WORKSが仕切っているんじゃないかと思われるオリジナルTVアニメ作品です。
昭和の昔には「任侠映画」というジャンル(菅原文太とか高倉健が出演していたような奴)があって、今では「反社会的勢力」の一言で世間から白眼視されるいわゆるヤクザないしは暴力団と呼ばれる人たちを描く劇場公開作品が普通に全国ロードショーとなっていました。
映画のタイトルには「現代」とか入っていてもその時代そのものは50年くらいは前のことですね。
近頃のアニメでは『ハイスクール・フリート』の納沙幸子のように「任侠映画が好き」というキャラ付けがされる(そのせいで広島弁っぽい言葉で喋ったりする)ことはあっても、今はストーリーそのものが任侠映画たり得るとはなかなかに考え難い時代ではあるわけです。
しかし暴力団組織をメイド喫茶の各店舗およびその系列店グループ、組織構成員を店長やそこで働くメイドで置き換えることによって、本作では「任侠映画」的なストーリーをほぼ再現しています。そこに「メイド喫茶」という設定で味付けしている感じで、一種のパロディー作品と言えるでしょう。
たとえどれだけ「フィクションです」とお題目を唱えてみても現代のヤクザが出てきてこんな話をやったら放送倫理規定上看過し得ないストーリーなのでしょうが、年代を1999年、舞台を秋葉原、登場人物をメイド喫茶のメイドとすることで「どうやったってこんな話はフィクションでしかあり得ないでしょう?」というエクスキューズの下にストーリーを成立させています。
なお、ストーリーに関しては歴史考証的にしばしばおかしな点があり、本作最大のツッコミどころは「嵐子さん(35歳)が20歳の頃の秋葉原にメイド喫茶なんて影も形もないよね?」という点で、そういう意味でも本作は「任侠映画のパロディー」として観るのが正しそうな気がします。
とはいえ「兄弟杯」の代わりがじゃんがらっぽいラーメンとか、笑わずにはいられないですね。ただ、任侠映画まったく知らん人が笑えるのかはわかんないです…。
2023.1.1追記:
この作品らしいといえばらしい最終回でしたね。銃撃されても歌って踊れるなごみさんの根性と頑丈さ、ハンパない!
この物語の起点である1980年代の秋葉原は完全に「電気街」でした。当時電子部品やそれを組み立てる工具などを実際に買いに行っていたのが懐かしいです。
因みに1984年当時当時64Kbit D-RAM 8個セット(つまり計64KB、MBではない(笑))が1万円ほどしました。
で、メイド喫茶なんてありましたっけ…(笑)?
という意味では本作は紛うことなきファンタジー作品です!
(まあ、面白かったから、良いか(笑)。)
あと、暴力団にまつわる思い出といえば、何度か夫婦でも利用してた新神戸オリエンタルホテル(当時: 今は買収で違う名前)のティーラウンジで、銃撃戦があったというニュースを聞いて「もう行くの止めよう」って話をかみさんとしたくらいでしょうか…。
レオン博士 さんの感想・評価
3.7
【紹介】
ギャグアニメで人が死ぬようなシリアスなシーンでも笑いをとりに来てるのが不快な人は見ないほうがいいかも
見た目がメイドなだけでやってることはヤ〇ザの抗争で、メイドの皮をかぶった過激なヤ〇ザアニメでした、美少女メイドさん達がガチな殺し合いをしているのを見て楽しめる人にオススメ!
【感想】
クオリティの高い出オチアニメ、話はありきたりだけど雰囲気とキャラクターの良さで最後まで勢い任せに突き抜けた感じ、主人公以外みんなぶっ飛んでいて何が起きるかわからなくて、最初に期待しすぎてちょっとガッカリはしたけど最後まで楽しめました
最初はゾンビランドサガの再来かな?って思ってワクワクした
見た目をメイドにしたことで過激な暴力シーンやシリアスなシーンがなんかギャグみたいになってるのをポジティブに感じるか、ネガティブに感じるかで評価わかれそう?
【シナリオ】
つかみが完璧で予想外すぎる展開で一気に引き込んだけど、2話以降は過激すぎる展開にごまかされがちだけどシナリオは普通かな?
【メイド】
衣装は可愛いけど、メイドカフェの雰囲気は出せてないかなー?
仕草とか、接客の流れとか、ふつうのカフェの従業員がメイドさんごっこしてるだけになってるので、そこをちゃんとしてほしかったかも
【主題歌】
主題歌のメイド大回転がOPアニメも曲調も斬新で好きです
サビの振り付けがかわいい!
剣道部 さんの感想・評価
4.0
[文量→中盛り・内容→考察系]
すみません、「らきすた」のレビューが引退宣言っぽく写り、何人かの方にはご心配をお掛けしました(笑)
これからも、頻度が減るだけで、普通にアニメも観ますし、レビューも書きますよ、ということでよろしくお願いします(笑)
【総括】
メイド喫茶×任侠モノ の、PAオリジナル作品。壮大にふざけていますが、クオリティは低くないです。
色々ごまかしていますが、人があっさりと死んでいく数は、歴代アニメでもトップレベルではないでしょうか?
個人的には、本作を単なるエンタメ作品とは思えず、「作品の裏のメッセージ」を感じたので、多分、深読みしすぎな解釈を書きたいと思います(笑)
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作において、メイド=アニメーター、ではないのだろうか?
限られたパイ(ファン)を取り合う、弱肉強食の各店舗(制作会社)。上の命令でやりたくもない仕事を請け負う現場。生死をかけるような仕事になってしまったメイド(アニメーター)という仕事。全体として衰退するメイド(アニメ)業界。
そんな風に思ったきっかけは、7話。ラーメン屋の大将のセリフ。
「変わらずにいるために、変えなきゃいけねえこともある」
調べると、これはラーメン屋の「春木屋理論」というやつのパロディらしいですが、私は個人的に、同社PAの名作「花咲くいろは」の、
「変わらないというイメージを人に与えるための変化は非常に難しいのだ。喜翆荘は常に進化を続ける。変わらぬサービスを続けるため、十年一日のごとくを守り抜くため、従業員たちの気概を感じる、とても温かな居心地のいい旅館だった」
という言葉を思い出した。共に、「変化しないために変化し続ける」重要さを述べている。
すっかり変わってしまったメイドの世界。そこに、「本来のメイドって、こういうモノでしょ!」と、在りし日のメイドの姿を求め、戦い続ける、ナゴミ。
メイドはもっと、自由で楽しいはず。
本来、好きなものを好きに仕事するのを夢みてメイドになった、ナゴミの魂の叫び。
なんかそこには、かつての(楽しく美しかった)アニメ界を取り戻したくて、現状(売上重視の過重労働や、表現の自由の制限など)を変えようと戦う、アニメーター達の叫びを感じてしまった。
アニメはもっと、自由で楽しいはず。
ガリガリ君ナポリタン味は、売り上げ的には大失敗の問題作だが、「自由なチャレンジ精神が社員を育てる」という、赤城乳業の社風があるから生まれたと、当時のテレビで観た。
本作のめちゃくちゃな作風は、色んな意味での、PAのチャレンジ精神を感じた。
本作をアニメ業界の比喩のように感じるのは、私自身が現在のアニメ界を心配していて、PAや「花いろ」が大好きだから、、、多分、ただのこじつけだとは思う。
でも、もしかしたら、今のアニメ業界が、任侠の世界くらい厳しいのかもしれない。
もし少しでも、「そうかも」って思われた方は、本作とアニメ界を重ねながら再視聴してみて下さい。アニメ好きな皆さんなら、色々なことが感じられるかもしれません。分からんけど(笑)
{/netabare}