ミュージカルおすすめアニメランキング 40

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早速見ていきましょう!

78.4 1 ミュージカルアニメランキング1位
心が叫びたがってるんだ。(アニメ映画)

2015年9月19日
★★★★☆ 4.0 (1202)
6295人が棚に入れました
監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
制作 A-1 Pictures
青春群像劇 第2弾 劇場版完全新作オリジナルアニメーション 

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

声優・キャラクター
水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治、吉田羊
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

始まりの言葉

言葉は誰かを傷つける。

このフレーズによって
すでに私たちは作品の世界に引き込まれている。

純粋で、ストレートであるがゆえに
傷つきやすい思春期の心の
その傷や痛みさえも美しく見せるものが青春だとすれば
青春という特権的な時間の中にのみ現れる
尖鋭化された、純粋な言葉へと
すでに定位はなされている。
言語一般に解消するのは誤りであると思う。

この作品で言葉は、テーマというよりはむしろ
もっと具体的な、マクロ的な機能を担って現れているようだ。
特に注目したいのは、ストーリーの展開の軸となる次の二つ、
「傷つける言葉」と「本当の言葉」。
これらを物語の展開に即して辿っていきたい。
そこには当然、この作品の主題も絡んでくるはずである。



{netabare}
「傷つける言葉」が現れるのは、物語の発端。
それが、ヒロインの成瀬順と田崎大樹とを結ぶ接点となる。

この二人は、反転させた相似図形のように
順は、メンタルな傷によるフィジカルな痛みを
田崎は、フィジカルな傷によるメンタルな痛みを抱えて
自分の殻に閉じこもって周囲から孤立している。

田崎は無神経かつ暴力的な言葉で順を傷つける。
その彼が、後輩の言葉で逆に傷つけられた時
「言葉は人を傷つける」ことを順が言語化する。
田崎にとってそれは、世界が一変するほどの衝撃だった。

田崎の「謝罪」から物語は動き出す。
彼の変化は、「傷つける言葉」を経験して
他者というものの存在を初めて意識したことによる。
はじめは拓実の苗字さえ知らなかった彼が
クラスの一人一人の個性に共感を示せるほど
今では周囲との関係の中に融和しているのである。

言葉を前景として展開されていく
この作品の中心主題とは、「関係の危機と回復」
そう捉えてよいのではないだろうか。
関係の危機に際して二人がとった対照的な態度が
このあとの展開の鍵となっているように思う。

順の場合、原因となった言葉を封印することで
不幸を回避しようとして、結果的に関係を遠ざける。
このネガティブな論法を、田崎はポジティブな行動で打ち破る。
彼は、言葉による関係の回復を証明してみせた。
それが彼の「謝罪」の意味である。

最初に田崎が殻を破り、関係の世界に踏み出した。
だから、本番直前に失踪という形でクラスの仲間を裏切り
順がふたたび関係の危機に陥った時、彼女のために
再起へのチャンスを懇願し、的確に方向性を示して
クラスの空気を一瞬で変えることができた。
田崎は先に進み、順が自分に追いつくのを待っている。



「本当の言葉」が現れるのは、物語の最終盤
順と坂上拓実との間に交わされる対話の中である。

拓実が失踪した順を探し当てた場所は
「すべての事のはじまり」の場所である
今は廃墟となった、山の上のお城(ラブホテル)だった。
不幸が繰り返された結果、原点に回帰して
すべての根源を断ち切りたいという無意識の願望が
おそらく順をここに誘ったのだろう。

二人の間に交わされる対話は、物語の最重要場面だが
短い時間の中に内面の動きが極度に凝縮されているため
観る側の解釈による補足がどうしても必要になる。
例えば、関係という補助線を引きつつ
二人の言葉を糸口に、経過を注視していくと
順と拓実との間で「本当の言葉」が交わされ、連鎖的に
二人の心に劇的な変化が生じてゆく過程が見えてくる。


まず、順から拓実へ。

無残な廃墟と化したホテルの部屋は
順の心の内部を象徴するものだろう。
童話風なステンドグラスの窓は、はじめは薄暗く
対話が進行するにつれて、徐々に明るい光が差し込んでくる。
宗教的な空間を想起させるこの場所で
彼女の魂の再生が行われることを暗示している。

絶望に駆られ、すべてを呪詛する順に
拓実は、「本当の言葉」を聞かせてくれ、とせまる。
順が怒りに任せて叩きつけた罵倒の言葉は
確かに「本当の言葉」だったかも知れないが
あっという間に種切れになった。
物語の少女とは違い、現実の彼女は
言葉で誰かを傷つけたことは一度もなかったからだ。

自分のおしゃべりが原因で家族が崩壊したという
あまりにも不幸な体験が再現しないよう
痛みを伴う強烈な自己暗示をかけて言葉を封印した。
その際、誰かを傷つけてしまうから、という
単純化した論理を用いて自分を戒めてきたのだろう。

その順を「傷つける言葉」へ誘導することで
意図せずして拓実が行ったことは
対話によって患者をトラウマの根源に導いていく
精神分析の治療法を想起させるものだ。
ただし、治癒は一方的なものではなく、相互的に進行する。
先に変化が生じたのは、拓実の方だった。


拓実から順へ。

順は、拓実の名前を繰り返して三度、呼んだ。
その時、思いがけず拓実の目から涙がこぼれ落ちた。
この呼びかけが、彼の心の一番奥深くにまで届いたのは
それが順の「本当の言葉」だったからだろう。

彼が順に打ち明けたのは、心に澱んだ虚しさだった。
自分には誰かに伝えたいことが失われてしまっている。
伝えたいことがない、という空虚感は
裏返せば、他者との関係の希薄さを意味している。
つまり、彼もまた順と同じように
心の殻に閉じこもってしまっていた。

伝えたいことで満ちあふれる順の心の躍動に触れ
何より、関係を諦めない順を通して
自分が渇望していたものを知ることができた。
本当の言葉を伝えることとは、言葉を介して相手を受け入れ
自らも相手に受け入れられようとする、関係への願いである。

いま、それが実現していた。
猛烈な勢いで罵倒されてもうれしかった。
名前を呼ばれた時には
空虚だった自分の存在が満たされる気がした。
そして彼の中に、伝えるべき本当の言葉が生まれた。
お前に会えてよかった、という感謝。
これが、ようやく拓実が伝えられた「本当の言葉」だった。


ふたたび、順から拓実へ。

拓実のストレートな心情の吐露が
すべての原点にまで遡って、順の中の固定観念を
転倒させることに成功する。

私のおかげ? 私のせいじゃなくて?

この時、順のトラウマの原因が、父親の言い放った
「お前のせいだ」という言葉だったことが明らかになり
自らにかけてきた、卵の呪縛から解き放たれる。
殻が破れた瞬間に見えてきたものはやはり
これまで育んできた仲間たちとの関係だった。
だから、彼女の中に感謝と後悔が自然に湧いてくる。
「みんな」が待っている場所へ行く。その決意とともに
物語は一気にフィナーレへと加速する。

その前にあと一つ、伝えなければならない
「本当の言葉」が順には残されていた。
それを伝え終えたあとの表情には、傷心よりもむしろ
自分に対して一つの決着をつけられた清々しさが勝っていて
順が生まれ変わったことを強く印象づける。
失恋は終わりではなく始まりとなった。
彼女は新しい世界へ踏み出していく。



フィナーレでは「言葉」は前景から退き
代わって「歌」が、順が踏み出した新しい「世界」の
メッセージを高らかに歌い上げる。

ここに、雀犬氏のレビューから一文を引用させて頂こう。

「この映画で最後に見せたかったものは
 自分の殻を破り外の世界に飛び出した成瀬順に対する
「新しい世界からの祝福」だと思われる。」

これは、ラストの田崎の告白に関してのご指摘だが
この卓見はフィナーレの全体にまで敷衍することができる。


思い返せば、ミュージカルの発端にあったものは
順がケータイで紡いだ物語と、拓実のピアノとの二つ。
そのいずれもが、閉ざされた内部に封印されてきた想いを
外の世界へ向けて解き放とうとするものだった。
それが周囲の多種多様な心を取り込んで、膨れ上がり
一つの作品にまで結晶する。

ラストの全員合唱のシーンにオーバーラップする
日常の片隅の、さりげない情景の数々。
日々繰り返される、何気ない
そしてかけがえのない「日常」の愛おしさ。
彼らの過ごしてきた日々が集約されている
誰もいない教室を写した一カットにはいつも胸を打たれる。

明らかにここには、「世界」の意味するものが
具体的なイメージとして重ねられている。それは
一人一人の内面の「小さな世界」を包みながら
同心円状に、クラス、学園、地域へと広がっていく
コミュニティと呼ばれる、古くて新しい私たちの「世界」だ。

集団のエネルギーの総和である、ミュージカル。
無数の関係の集積として成立する、コミュニティ。
アナロジーで結ばれたその二つの場が向かい合い
同一の空間を形成するのが、この作品のクライマックスである。
そして、物語の最大の焦点であった順と母の和解は
二人がそれぞれ、一方の場所からお互いを見出し
言葉を介さずに理解しあうという、象徴的な描き方がなされている。

個々人の葛藤が、共同性の中に止揚されるこの図式は
祝祭というものの本質的な機能に即している。したがってそれは
個と集団との対立のない、調和的な世界であって
甘さとして指摘できる部分だが、こうした批評的な掘り下げは
本作にはあまり似つかわしくないようにも思う。
「あの花」とは異なる、これがこの作品の独自性なのである。

青春のリアルな感触を伴った本作の魅力は
逆説的だが、一種のユートピア性にあるのではないだろうか。
同じ印象をかつて自分は、「耳をすませば」から受けた。
私たちの日常と隣り合った、いわば親密なユートピア。
アニメーションはこれを志向し、私たちもそれを憧憬する。
アニメがもたらす幸福感の源の一つが、確かにここにはある。
{/netabare}



言葉は誰かを傷つける。

そのことにまた傷つき、立ち止まり、それでもなお
「本当の言葉」を交わしあいながら、彼らは前へ進んでいく。

危機に瀕した関係を回復する「謝罪」も
相手を肯定し、関係を深化させる「感謝」も
新たな関係への願いである「告白」も
彼らの言葉は、ありったけの真情をこめた叫びのように
未知の可能性に向かって発せられる。

だから、青春の言葉はいつでも
「始まりの言葉」なのだ。


(初投稿 : 2020/08/02)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この作品は、私の最高評価アニメ映画です。<地上波放送記念;少しだけ長めに修正>

すごい。
すごいとしかいいようがない。
話の途中から感動で涙がボロボロです。
その上ラストにさらに感動を。
さわやかな青春の鼓動に心を動かされまくりました。

{netabare}ヒロインは、幼少期のある言葉により傷つき言葉を失った順。
主人公拓実、元カノ菜月、野球部元エース大樹を含めた4人が地域交流会の委員へ。
彼らもまた、悩み傷ついた心を持っていたのです。
最初はギクシャクしますが、順の心からの行動によりうち解ける4人。
クラス全員を巻き込んでミュージカルの準備が進みます。
しかし、地域交流会前日のある事件により、順に変化が・・・{/netabare}

ホント言葉って怖い。
不用意に発した言葉は容易に人を傷つける。
でも、自分の溢れる気持ちを言葉に乗せれば、どんな心も溶かすことができる。
そして、奇跡だって・・・

一瞬も目を離せない119分間。
4人全員に感情移入して感動の嵐でした。
よって、私の最高評価の作品とさせていただきます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 63
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

若く明るい歌声で雪崩は消えるのかもー

劇場版オリジナルアニメ


監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀。そして制作はA-1 Picturesさん。
と『あのはな』メンバーが再結集し、秩父を舞台に青春群像劇を作りましたとの前情報が視聴動機になりますよね?自分もそうです。

きっかけは岡田麿里さん。『あのはな』地上波再放送中。2019年夏期『荒ぶる季節の乙女どもよ。』でシリーズ構成担当中。新作映画『空の青さを知る人よ』も控えてる。氏の作品の露出が多くなってる最中で手を出してみました。


『あのはな』よりは演出控えめで『あのはな』より秩父のスポットが出ていたんじゃないか、な作品。
聖地巡礼ならこっちのほうが捗りそうな気がします。
共通するのは高校生の青春群像劇。味付けは彼らのトラウマであります。
主要キャストは2019年現在も一線で活躍されているこの方々↓

成瀬順(CV水瀬いのり)、坂上拓実(CV内山昴輝)、仁藤菜月(CV雨宮天)、田崎 大樹(CV細谷佳正)

劇場版ならではの作画と安心できる声優さんで占められており手堅さのようなものを感じます。客寄せ用の本業俳優(女優)さんは主要な役どころながらセリフ少なめの安心配置という配慮も見受けられます。
大筋の脚本や演出も飛び道具が出てくるわけでもなく全体としては以下の通り手堅い組み立てでした。手堅いのは良いことです。

 1.主役のトラウマ提示
 2.克服のためのあれやこれや
 3.実はみんなも何かしら抱えてるからの
 4.カタルシス的なもの

もちろん目を引く演出{netabare}(冒頭とミュージカル){/netabare}はあります。が、シンプルに “ ほろ苦い青春もの ” が好みであれば手を出して損はないでしょう。
・・・と、私がごちゃごちゃ言うよりも制作陣のメンツ買いでよろしいんじゃないでしょうか?



あらすじは省略。
なにげない一言が取り返しのつかない事態を招き、それ以来心を閉ざす。言葉は相手を傷つけもするし救いもするという題材を上手く調理していることに異論はありません。
だがしかし、若干違和感も。

 {netabare}母親が離婚後に娘のフォローしとけば一発解決じゃない?
 少なくともこの子と二人で生きていくと決めたのならば。{/netabare}

違和感をあげつらって叩きたいわけではありません。時間はかかりましたが前向きな結末を用意しているため不問にしたいところ。
むしろ、{netabare}「そんなこと思ってないのに(順の母)」{/netabare}言葉というキーワードに視点を向けさせながらもう少し深みを持たせるための必要な設定だったと捉えてます。

・言わないで伝わらないこと
・言わなくても伝わること
・言っても伝わらないこと
・言ったから伝わること

想いを伝えることの難しさや素晴らしさを、そして人との関わりを諦めちゃあいかんよということを、若さゆえの青臭さを交えながら訴えてくるものがあるのであって、そのさじ加減が抜群に上手いです。
私からはそんな青臭さに良い意味で震えた印象的な箇所を何個かご紹介。


■青臭さ4コンボ ※ネタバレです

{netabare}◆田崎の変わり身

ついさっきまで真逆だったじゃん?の田崎くんであります。
考え変わったら即実行。謝ったらノーカン。大人であれば段階的措置を踏みそうなものをそうはしません。自分が根に持たないから相手もそうだろうと思ってる節があるところがむず痒く感じます。若さの表れですね。{/netabare}


{netabare}◆成瀬の逃亡

実際の私の話ですがバイトをばっくれたことがあります。責任の所在云々は非難もあるでしょう。
オーバーフローを起こしたがきんちょの行動なんて似たり寄ったりでは?と思いながら眺めてました。
他人との関係を自ら断ってコミュニケーション能力を磨く訓練を怠ってきた娘さんです。かつ幼い頃夢見た “ 王子様が迎えに来てお城に連れてってくれる ” が原点の娘さんでもあります。 それが儚くも砕け散った直後の行動。極めて狭い世界が全てだった高二の娘ならやりかねんと思った次第です。
しかも、前の晩の出来事もはっきりと言ってたわけではない。先走って落ち込むなんてこれまた若さの表れでしょう。{/netabare}


{netabare}◆普段スカしていざとなればアツい

地域ふれあい交流会(ふれ交)でミュージカルをやると決めた瞬間がよい。推進役はモブたちであります。
・係を押し付けといて言いたい放題言ってる罪悪感めいたものがちょっぴりある
 →後ろめたさがあるのでもっともらしい「やらない理由」を言いつらう
・あの成瀬順が表舞台に立つということに好奇心も見え隠れしている
 →提案に乗ることは善行なんじゃないかという潜在意識あり
そこを突破したモブくん(誰だっけ?)たちがエライ! 坂上たちだけだったら対立構図あるまま成し得なかったことをフォロワー役が背中を押すわけです。流れが出来てから一気に固まる勢いもこれまた若さの表れですわな。
予算をチラ見させて誘導する担任の“しまっちょ”城嶋 一基(CV 藤原啓治)も策士だなあと。大人はこういう役回りで良いのです。{/netabare}


{netabare}◆ついでに

順の告白も田崎の告白も菜月の告白(未遂)もタイプの違う勢い余って系告白でした。

・順:言わなきゃあたしダメになる、の視野狭窄な告白
・田崎:共有する時間が長かったからという理由での勘違い告白
・菜月:相手がフリーと安心しきってたのにからの焦りで告白(・・・めいたもの)

身にあたることばかりです(汗){/netabare}



ネームバリューで釣られ、その期待通りの手堅い面白さがあり、しかと描かれた若さに目を細める。清々しい余韻の残る素敵な119分でした。

乃木坂も悪くなかったんじゃないかなあ。。。



視聴時期:2019年9月

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2019.09.13 初稿
2020.03.18 タイトル修正
2021.08.14 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 81

72.1 2 ミュージカルアニメランキング2位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (272)
974人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

まつはや さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ビジュアルや音楽はいいけど全体的に抽象的すぎる

作画が安定していて、特にアクションシーンについてはかなり力が入っていて見応えがあります。
ただ、そのアクションやキャラクターに話が引っ張られすぎて、戦う目的や全体的なストーリーがおなざりになってしまったという印象です。

4話なんかが特に顕著ですが、具体的な説明やキャラが行動に至るまでの動機を省きすぎだと感じました。結局ひかりが主人公を連れ出した理由は明かされず、和解までの流れも強引です。序盤はひとまずその辺りには目を瞑っていたものの、話が進むにつれ違和感は大きくなり、どうにも作品自体にのめり込めなくなってしまいました。

主人公の、無知で力不足なのにそれを自覚せず色々な出来事に強引に首を突っ込もうとする姿勢も苦手です。ひかりへの思い入れの強さの理由も自分の見ていた範囲では明かされず、どうにも共感できません。他作品でもそうですが、自分は、行動に至るまでの動機が「キラキラしたいから」「ドキドキしたいから」など曖昧だとどうにも入れ込みにくいようです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

苦手なタイプの作品、だけど面白かった

9人のキャラがオーディションでスターになることを目的に戦っていくアニメ。
{netabare}
一話の後半を見るとすぐに、このアニメは「少女革命ウテナ」や「廻るピングドラム」といったイクニ作品の模倣だとわかるはず。
メールが送られてくるところとか、「アタシ再生産」の文字とかまんまそう。
自分はイクニ作品はあまり好きじゃない。
予想通りこのアニメもストーリーは意味不明だった。
だけど、他の部分で楽しませてくれたのでいい作品だった。

具体的にどこがいいのかというと、キャラ魅力。
9人もキャラクターがいるのに、全員魅力的で、個別エピソードも良かった。
基本二人ペアでのエピソードだけど、見ていて癒された。
特に、双葉と香子ペアの話、バナナの話が好き。
主人公とひかりが軸にメインストーリーは進んでいき、最終話手前は不穏な感じだったけど、最終回で二人の話に関しては綺麗にハッピーエンドで終わってくれてよかった。

それとこのアニメの良さとして欠かせないのが演出と作画。
一番最初に8人がオーディションでスターになることを目的に戦うアニメと書いたが、文字通り弓や剣といった武器を持って舞台で戦う。
そのアクションシーンの作画がめっちゃいい。

メインストーリーについて
最初にも書いたけど自分は写ってるものは直接的にしか捉えないから、イクニ作品のような比喩表現にあふれた作品は苦手。
裏付けがないのに考察するのも、妄想しているようで好きじゃない。
まあ、だけどメインストーリーについてさすがに何も書かないのはあれなのでちょっと自分なりのガバガバな考察を。

まず、舞台で武器を持って戦ってるのは、それぞれの個性(歌や演技)などのぶつけ合いの比喩でしょう。
そして、キリンについては、観客の比喩かなと。
最終回での「舞台は演じるものと見るもので成り立つ」「あなたと一緒にみたい」というセリフから観客を表してると推測できます。
なぜ、キリンなのか?という疑問点はあるけど、そこは自分にはわからない。

「きらめき」というのはその人に対する注目度?
人気が出れば出る程他の人を蹴散らして人気になっていく。
そういうことを表したかったんじゃないかなぁと。
「きらめき」が「興味」を表すかのような描写もあったし間違った考察感は否めないけど。

バナナのループについてはわけがわかりません。
そもそもループはこの物語の核になっているわけでもないので、これも単純なことの比喩なのかもしれませんが考えが及びません。
オーディションに何回も勝利して主演を演じたけど、他から移籍してきたひかりに敗れたってだけなのかな?

最終回は完全に自分の理解できる範疇を超えてます。
なぜか勝者のひかりだけが失踪しきらめきを失い、他のメンバーはきらめきを失いません。
そんなひかりと主人公がレヴューで戦い助け出して、負ければきらめきを失うというペナルティを無視して全員で舞台に上がります。
ちょっと意味が分からない。
個人からグループ結成の比喩なのかなとも思ったけどそれほどしっくりこないし何とも。

他人に引きずられたくはないので、他人のレビューや考察は見てないです。
ループと最終回が意味不明すぎたのがマイナス点になってますが、後から考察を見てしっくりきても、自分の感想ではないので評価は変えません。
{/netabare}
声優は素人が多かったけど、素人にしては普通に気にならないレベルだった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

暇人 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

なにこれ?

1話だけ見て面白くなかったので切りましたみたいなゴミレビュー書かないように一応頑張って4話までは見ました。めちゃくちゃ暇な中頑張って4話でした。
絵は綺麗でした。それ以外はキャラのノリや絡みがウザい、男が考えた理想の女子校みたいで気持ち悪い、展開が面白くない、変化がない、訳がわからないといった感じでした。
ラブライブ好きな友達が勧めてきたのでラブライブ好きなら面白く見れるかもしれません(笑)
一応自分の意見が以外の意見も聞いてみたいと思ったので、年100冊以上は漫画読んでる友達と一緒に鑑賞しましたが、その友人も訳分からなかったそうなので、多分普通に誰がみてもわけわかんないです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

62.4 3 ミュージカルアニメランキング3位
スタミュ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
858人が棚に入れました
音楽芸能分野の名門校・綾薙学園に入学した星谷悠太は中学の時に見たミュージカルで素晴らしいパフォーマンスを見せたこの学校の生徒に憧れていた。彼が目指すのは花形コースの「ミュージカル学科」。しかしここに入る為には学園の3年生のうち成績優秀者が所属する「華桜会」の指導を受けられる特別枠に入るのが近道であった。悠太はこの特別枠のオーディションで華桜会メンバー・鳳樹に見出され、同じように彼に選ばれたメンバー4人とともに「チーム鳳」としてミュージカル学科を目指す。素人同然の悠太以外のメンバーは演劇の才はあるがそれぞれが抱えた問題で候補生に残ることすら覚束ない状況で、加えて華桜会のリーダー・柊翼が彼らとは別に5人の候補生を選び「チーム柊」として立ちはだかる。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、諏訪部順一、平川大輔
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「俺たちは、夢をあきらめる方法なんて知らない!」すてきなセリフ!!

見終わりました。

最終回、あれだけ練習してチーム鳳のみんなと一致団結したのに、 {netabare}華桜会の抵抗と天候悪化でミュージカル演技を断念しなければならない、でも、みんなで工夫して大逆転のストーリーで、
{/netabare}見ててとてもすっきり、感動しました。こういうお話、とっても好き! ストレス解消です♪

2期ぜひ見たいです。それに、花江夏樹さんはじめ、CVの皆さんも歌って踊っているような感じで、とてもスキルの高いCVの皆さんだったと思いました。

 全然お話が違うんですけど、この作品に出られた男性CVの皆さんにはぜひ、現在制作が企画されている銀河英雄伝説に出てほしいなあと、思っています。
(ヤンさんのCVは、諏訪部順一さん希望です♡♡♡)

以前のレビューです。
{netabare}
2015.12.14 22:56 最初は大笑いしたけど、元気になる作品です!

私、あまりミュージカルを見たことがなかったせいもあるんですけど、1話冒頭で華桜会メンバーが出てきて歌と踊りを始めた瞬間、こらえきれなくなっちゃって大笑いしちゃいました。

だって、あまりにもわざとらしいというか、なんか変!と思ったんです。
(大爆笑したけど、あとで隣の部屋まで聞こえたんじゃないかって心配!)

でも、みんな個性的なキャラが多くって、物語も見ているうちに楽しくなりました。それに花江夏樹さんや諏訪部順一さんなど、私の好きな声優さんがたくさん出ているので、目が離せません。それに、花江夏樹さんが演じる星谷君って、ハンデがあってもめげなくて明るくて、キラキラしているので、見ている私自身もなんか。幸せな気分になります。それにしても男子高校生の友情って、いいなあ。

これって、オリジナル作品なのでしょうか。まもなく最終回なのかな。気になります 
♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~ {/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 37

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とつぜん歌うよ

アマゾンプライム視聴。
見放題終了作品だから見てみたけど割と良かった。
とはいえ最初は主要キャラ含めてみんなモブ顔とかミュージカル特有の突然の歌とダンスとか戸惑った。
でも慣れると見分けつくし歌も癖になる。
等身バリ高だけど作画も安定してた気がする。
チームとして成立してく過程は結構あっけなかったから物足りなさはあるけど、その分日常青春パート楽しめたかなと思う。

星谷くんのコミュ力欲しい。
空閑くんが最初から一人かっこよかった気がするのは好みの問題か。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌え要素はほぼ無し・・・ですがそれなりに楽しめた作品でした^^

この作品はオリジナルアニメだったようです。従って事前情報は殆ど無く、あったのはキャラデザが嫌いではないことくらい・・・取り敢えず1話視聴してみようと視聴を始めた作品でした。

物語の舞台は音楽芸能分野の名門である綾薙学園・・・この学園には入学後に希望した者にのみ受験資格が得られる「ミュージカル学科」が設立されています。このミュージカル学科はこれまで有名なミュージカルスターを輩出してきた生徒にとって憧れの学科なんです。
そしてミュージカル学科への近道は3年生の成績優秀者で構成された「華桜会」メンバーが直接指導してくれる「スター枠」に入る事でした。
勿論スター枠にも限りがあるため、選考でどんどん切り落とされる狭く険しい道のりです。

この物語の主人公である星谷悠太は、雨の日のステージで踊っていたこの学校の生徒の踊りに魅了されてこの学校への入学を決めここまで進んできました。
憧れの人はきっとミュージカル学科にいるはず・・・受かってもう一度会いたい・・・
その思いを胸に選考に臨み・・・物語が動いていきます。

「萌え要素は殆ど無し」は完走後の印象ですが、視聴前にそれが分かっていたら視聴を止めていたか・・・と考えると、きっと視聴していたと思います。
全体的に爽やかなんですが、ここぞという時にしっかり熱くなる・・・メリハリの効いた作品だったからだと思います。

チーム鳳の5人が主要登場人物となって物語が動いていくのですが、このチームのメンバー・・・皆んな我が強く最初はバラバラなのですが、中には凄い人もいるんです。

星谷 悠太(CV:花江夏樹さん):この作品の主人公で中等部からの持ち上がり。憧れの人に出会うまでは歌やダンスは「好き」レベル止まり。

那雪 透(CV:小野賢章さん):星谷と同じく中等部からの持ち上がり。

月皇 海斗(CV:ランズベリー・アーサーさん):父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を卒業したスターというサラブレッド。

天花寺 翔(CV:細谷佳正さん):梨園という歌舞伎俳優の社会に生まれ、既に数多くの女性ファンがいるとか・・・

空閑 愁(CV:前野智昭さん):母子家庭で育ち、母の大好きなミュージカルのスターになって喜ばせたい、

これまで歩んできた人生も、今後の向かう先もきっと皆んなバラバラ・・・
最初は全くの不協和音でチームの存続も危ぶまれましたが、一番出来の悪い星谷が笑顔と行動で皆んなを纏めていこうとするんです。
一人・・・そしてまた一人とチームの仲間の事を意識するようになり、5人全員の気持ちが重なった時・・・チーム鳳で羽ばたこうと誰もが思ったと思います。

でも物事はそんな順風満帆には進まず、彼らを待っていたのは「試練」でした。

大切なのことはバラバラな5人が繋がること・・・
でもそれだけじゃ不十分でした。
本当に大切なのは、どんな状況に陥っても5人で最高のパフォーマンスを披露すること・・・
彼らは待ち受ける試練にどう抗うのか・・・そしてその先にあるモノとは・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

タイトルで「萌え」要素は殆ど無しと書いた様にゼロではありません^^
那雪の双子の妹・・・ゆうき(CV:あすみん)とつむぎ(CV:金元さん)が抜群のタイミングで華を添えてくれています^^

1クール12話の作品でした。作画も綺麗でダンスもしっかり動いていたと思います。
何より「熱さ」の気持ちよかった作品でした^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

70.5 4 ミュージカルアニメランキング4位
紅-kurenai-(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (734)
4443人が棚に入れました
世の中は、嘘や矛盾でいっぱいだ。思春期の頃、誰も一度は通るこの言葉を今こそ見直したい。「紅」の魅力の一部はそんなところに秘められている。少年は高校生で揉め事処理屋。暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴・・・それは本当の力なのか。少女は特異な大財閥の娘。運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでそれを知らない。素直さ故に表出する彼女なりの正義・・・それは運命への反抗なのか。そして、少年と少女は出会った。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ラノベ原作と侮るべからず、是非ご家族で一緒に見ていただきたい作品です

ローゼンメイデンの松尾衡監督の作品では一番好きです


この作品の一番の特徴はアフレコではなくプレスコ(先取りした音声にあわせて作画をする手法)によって制作された貴重な一作だというところです
その特色を生かすため漫才みたいな軽快な掛け合いや口喧嘩などが多く、会話劇主体の作風となっています


パッと見は現代ラノベ原作に多く見られる会話劇なのですが、そこにこのプレスコという手法が上手いことマッチしていますね
兎にも角にも普段は『パク』というものに縛られていた声優さん達が、解き放たれたかのように伸び伸びとした演技を魅せてくれます


肝心のお話は幼い7歳のヒロイン、紫との触れ合いで成長していく思春期の少年達の心の模様を描いていきます
子育てをしていく親心にも似てますよね^^
そしてなにより箱入り娘として幽閉されてきた世間知らずな紫が、年齢に不相応な達観意識を止めて、さらに人として大切な道徳的なことを一つずつ学んで成長していく姿も心温まるポイントです


純粋な現代劇という舞台設定でこれほど魅了された作品も指で数える程度


笑いあり、涙あり、恋あり、バトルあり、ミュージカルあり?
ラノベ原作と侮るべからず、バトル描写への耐性を要しますが是非ご家族で一緒に見ていただきたい作品なんです、割とマジで
全然に無意味な暴力シーンとか無いんで
実際のところ私の家族からも非常に好評でしたよ


原作は未完でありますが、今作では物語をきっちりとした終わりへと向かわせる姿勢にスタッフの誠実さを感じました
「売れたら2期」とかじゃないんですよ
続きつくれんなら作ってみろ!っていうのがgoodでした


逆になぜかこのテレビシリーズをリセットしてしまい原作遵守で始まったOADの番外編は、
雰囲気だけ受け継いだ別作品と見るべきっすね

投稿 : 2024/11/16
♥ : 42

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

魅力的なヒロインで後半まで惹きつけられ、結末に向け失望

ヒロインの少女キャラがとても魅力的で設定も面白いため、後半までは多少の無駄なエピソードや、若干の‘くだらないセリフ’も無視して先を見続けられる。なのに・・・結末に向け、ものすごい勢いで矛盾だらけのご都合主義な展開に突入してしまう。しかも、7歳のヒロインに、‘そりゃ、ねーだろ’と呆れるほどの、これまた都合のいい悟りきった長ゼリを吐かせ、うんざりするような駄作へと変化してしまう。せっかく面白くなりそうだったのに・・・見終わるとストレスいっぱいだった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミュージカル

やっと見ました、雰囲気ありますねぇ
原作ファンからあまり良い評判は聞きませんが
未読の私にとってかなり楽しめるアニメでした
大人が子供に優しくするのに理由なんてない、2話の真九郎の台詞が印象強いです
今の子は防犯護身という名の信用希薄に晒され、その形相は奥ノ院のそれと区別がつきませんよ
確かに犯罪の危険性はどこにでも転がってますから、注意に越したことはないのでしょうが
挨拶するだけで不審者扱いとなっては、傍観者を決め込んで世知辛い世の中を嘆く他ありません
とかそんなことはどうでもいいのです


なかなかペドペドしてますねぇ、フッw
しかしあくまで愛でるタイプので全然健全、作りも丁寧、設定も面白く、かなり見やすいアニメです
制作はブレインベース、絵もよく動き、あたかもその場にいるような独特の雰囲気があります
5話五月雨荘での湯豆腐パーティーとか、ものすごくおいしそうで楽しそうなんです、匂いが伝わってくるんですよ

そして別枠で語らなければいけないのは6話ミュージカル回、いやぁこれはすごかった、感嘆符しか出て来ませんでした
アニメオリジナル、笑えます、実に笑えます
キャラ崩壊も気にせず、その台詞回し、表情目線、含めた演出展開も全て、見事と言うしかない
声優さんもこの回は相当大変だったみたいで、クリスマスに集まって延々と練習した上で年明けの収録に臨んだそうな
確かに音痴設定を保ちながら、あるいはそれに合わせながら歌を成り立たせるのは、至難の業
本編のあのミュージカルとしての完成度の高さを見て、拍手を送らないではいられませんス
そして極め付けは田中宏紀さんの担当パート
特に紫が扉を勢いよく開けてからこっちは、もうなんて言ったらいいのか・・・
どぉおしてこんなに~↑どぉしてこんなにぃいい~↓
クネクネ~~動くぅのぉおお~~~~↑↑↑
真九郎の顔の動きとか、闇絵さんと弥生さんの踊り場とか、指に絡まった紫の髪の毛とか、コマ送りリピート余裕です

声を入れてからアニメーションをつけていくプレスコでやっててます
監督の得意技法ですね、声優さんのナチュラルな演技が引き出せてます
例えば3話の沢城さんの平謝りのシーンなんか、かなりリアルですw
あと悠木さんが初めてヒロイン役を演じた作品でもあります
他、加藤精三氏石森達幸氏といった超大物声優も出演してます
あと声優に関して、ラジオ第14回のは色々言われてますね
ん~まぁ私の場合は監督の愚痴なのかな・・・って印象受けますねぇ
松尾監督は、初監督作品のローゼンメイデンから一貫して使ってきてる訳ですし、実力を認めた上での発言ということも聞けば分かるのですが
まぁ敬語を使えない事に憤るのも分かりますが、公言したことで作品のイメージダウンに繋がったのでは元も子もない
その辺はもっと考えて発言して欲しかったかも

OPEDとも曲はいいのですが、映像は手抜き感が・・・
劇中BGMは素晴らしいです
それにしても、あの実写のCMは一体なんだったのでしょうか
アニメのDVDのコマーシャルだよーって・・・


良作です、もっと評価されていいはず
紅ちゃん(ry

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

66.8 5 ミュージカルアニメランキング5位
アナと雪の女王(アニメ映画)

2014年3月14日
★★★★☆ 3.9 (400)
2277人が棚に入れました
運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹、エルサとアナ──触れるものを凍らせる“秘密の力"を持つ姉エルサはその力を制御できず、真夏の王国を凍てつく冬の世界に変えてしまう。妹のアナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま"のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。アナの思いは凍った世界を溶かすことができるのか? すべての鍵を握るのは、“真実の愛"…。

声優・キャラクター
イディナ・メンゼル、クリステン・ベル、ジョシュ・ギャッド、サンティノ・フォンタナ、ジョナサン・グロフ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

歴代史上最大ヒットするわけだ、全世界がコレを待っていた~そして古典の中に織り込む『Wヒロイン&Wヴィラン』という新たな挑戦の意欲作でもある

生まれつき雪や氷を作り出す事が出来る魔法を身に着けていたアレンデール王国の王女エルサ
しかし上手く魔法をコントロール出来なかった彼女を不憫に思った両親は彼女を人目から隠すように育ててきた
一方、好奇心旺盛で破天荒な妹のアナは幼い頃から閉ざされきっていた城の門や自分と顔も合わせようとしない姉との生活に退屈し、外の世界へ憧れを抱いていた
やがてエルサは成人し、女王となるための戴冠式の日を迎えたがアナの軽はずみな行動から言い争いになった矢先、力を抑えきれずに魔法を暴発させてしまう
秘密だった魔法を知られてパニックに陥ったエルサは王国を捨てノースマウンテンに作り上げた氷の城に引き篭もるのだが、エルサの魔法の影響で夏季であったはずのアレンデール王国全体が極寒の世界となってしまった
エルサを追い詰める原因を作ったアナは責任を感じ、姉との“仲直り”を望み独り身で旅立つ・・・


まず昨今のディズニー映画・・・というかディズニー作品とピクサー作品で作風が2極化してるようにオイラは感じてます
インパクトあるキャラクターを重視して物語自体は比較的子供向け、寓話的な構成が目立ち奥底に抱える「アニメタ魂を隠し切れないピクサー」
(あくまでオイラの主観です、『トイ・ストーリー』のようにシリーズ化してよりキャラを掘り下げに入る場合もあります)
主人公に強過ぎる個性を求めず、感応的、情緒的、ロマンティシズムある物語を重視する「あくまで映画屋なディズニー」
『ニモ』にしろ『カーズ』にしろ、キャラは立ってるけど話しはダルいんですわ、正直
今作はディズニー制作ということで例の通り後者、キャラよりお話が先に立った作品だと感じてます


アンデルセンの童話『雪の女王』をベースとしながらもカイやゲルダが主人公ではありません
独自のキャラクター、全く新しい解釈、21世紀の今日らしいストーリーの中に力強いメッセージの作品に仕上がっており、やはりディズニーというチームはこういった元ネタをアレンジしていくのが上手いんだな!と再確認


実際視聴してみるとエルサが氷の城に引き篭もった事で大寒波に襲われるアレンデール王国の様はなんか「天岩戸伝説」っぽい
ハンスに初めて会った時のアナのたどたどしい喋りと後退りは隠し事をする「トイ・ストーリーのウッディ」に見えなくもない
アナとハンスがパーティーの夜に語り合う中、船のマストの向こうに見える二人の影はどことなく「ミッシェル・オスロ監督作品」に思えたのはオイラだけ?
クライマックスはどう見ても『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』ですね!わかります!


いえいえ;
この作品をコケにしたいわけでなく、いい意味で既視感のあるお話と映像だったな、と
よくもまあこれらと『雪の女王』を結合したと、オイラはその辺り心の底から拍手を送りたいのです


歴代作品と比較すると毒々しさはかなり薄めで、そういった部分は昨年の『シュガーラッシュ』の方が風刺が効いていましたね
ディズニー作品に悪役の醸し出すオドロオドロしさや狂気染みた冒険のスリルを求める方には少しパンチが弱めな作品と言えます
伊集院光が毒舌で批評したように、ハッキリと好みは分かれます
ちなみにオイラは泣きませんでした


今作やはり一番讃えたいのは音楽、そして歌
もうホント、なんで今の今まで歌わなかったのか!?
ディズニーといえばやはりミュージカルなのです
2013年夏に主題歌が公開された時点から今作がミュージカル映画になると察していたオイラにとっては日本公開までの間そのハードルは上がる一方・・・
しかし、本編を見終えてみてオイラの想定を遥かに超越した圧倒的ネ申曲達のラッシュ!
途切れない!!歌が途切れないんですよ!!!
音楽に5.0評価あげてますが気持ち的には7.0ぐらいあげてやりたいんです!
「Let it go」だと?
今作の最大の見どころはどう考えても
「Na~na~na~heyana♪
Hahiyaha naha~♪
Naheya heya na~yanuwa~♪
Hanahe yunuwana~♪」
だろーがぁ(@д@


お話重視でキャラ立ってないというわけでもなく、今作でキャラクター性成分を補っているのがエルサに命を与えられた雪だるま、オラフ
彼の今作への貢献度は大き過ぎます
彼の存在で適度にコミカルな場面展開が計られ、鑑賞者(特に子供)を飽きさせない工夫がなされています


各所で話題になっているのが「原語で観るべきか?」「吹き替えで観るべきか?」
これに関しては甲乙付け難い、つまりどっちでもいいと思います
特に既に監督自身が賞賛している様にアナの吹き替えを担当した神田沙也加が素晴らしい
が、オイラとしては何よりも褒め称えたいのが前述したオラフを担当したピエール瀧でしょう、面白いw面白すぎるw
松たか子ももちろん悪くない
が、演技は別として歌声となるとやはり本家ブロードウェイミュージカルで活躍していたイディナ・メンゼルの足元には遠く及ばない
ってことで歌を楽しむつもりなら原語で、そこに拘らなければ吹き替えで、という選択をオススメしたいです
(まあMay.Jの“アレ”はいらんかったと思うが・・・)
ああそれと、「雪だるま作ぅろ~♪」は諸星すみれちゃんですねb
【すみれちゃんマジ天使】


ちなみに公開当初「2D吹き替え」「2D字幕」「3D字幕」という3つの選択肢しか無くなぜか「3D吹き替え」だけが後出しで約1ヶ月半ほど遅れて公開されました
よくわからんがこれが新しい商法?らしい
上映館数や1日の上映本数が東京ですら1/3になるというかなりレアな限定公開です、観れたアナタはラッキー
「3Dで観る価値は?」と聞かれたら「同時上映の『ミッキーのミニー救出大作戦』の面白さが全然違うよ」と真顔で答えます


昔ながらの“ミュージカル”に回帰しつつも、ディズニー史上初の“Wヒロイン”という新たな試みに挑んだ今作
流石、アナもエルサも両方魅力的ですb
しかし今作、これもディズニー初じゃないかと思われる“Wヴィラン”作品でもあったんですよね
そう、今作には悪役が2人おるんです
問題はこれ、試みとしては面白かったんですが正直一切何の含みも持たせていない所謂「超展開」でして・・・
昨今のディズニーは如何にもソレっぽい悪役を配することをせず、黒幕をサプライズ的に隠す傾向にあるんですが、、、やっぱ超展開は映画としてやっちゃダメよね・・・;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 50

フローズン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

映像と音楽を楽しむもの

・1年前劇場でやってた頃見に行ってあにこれに書こうとは思いつつ時間が過ぎ、すっかり記憶を忘失
・BDで借りて改めて視聴

・原作未読なのでストーリーの取捨選択やアレンジ具合は知らないけども、このストーリーは面白くなかった
・良くも悪くもディズニーだなという感じ
・キャラは誰にも好感を持てなかったな~
・またキャラ達が自分たちの状況を即座に理解しすぎな所はやっぱり違和感を覚えてしまう
・さすがだなと感じるのは飽きさせないために定期的に危機せまるシーンをいれたりドキッとさせたり、ダレることがない。正直オラフというキャラも進行上、あまり意味があるキャラとは思えないけどいることで一気に楽しくなるもの

・見どころはやっぱり映像美。はまるところにスッポリはまるような視覚的快感とBGMと掛け合わせた動きの楽しさ。これにお金を払っているようなもんだと思っていつも海外作品を見ています
・開始直後の氷を採取・搬出するシーンだけで「はー楽し」ってなりますよ

・やっぱり一番面白いと思ったのは「レリゴー」を歌いながらエルサが城を建立するシーン。ここ1年でテレビで散々レリゴーを聞かされたもんですから、当時見たときとはまた違って聞こえました。イントロが流れたら「おぉ~きたきた」と思っちゃうし曲としての貫録も感じた
・劇場で観たときに印象に残ったのは貿易国の軍人2人とエルサとのバトルシーンでした。氷のアクションが単純にカッコいいのでエルサのバトルものとかも見てみたくなった(笑)

・いわずもがな声優陣の技量もすごい。ディズニーはキャスティングうまいですよね。(いや、「ヘラクレス」なんかは微妙だったかも・・)
・元々ピエール瀧のファンである私は、すげーとこまで行っちゃったな瀧・・と謎の感慨をもってみてました

・この作品のストーリーや姉妹の心情なんかは女性だとグっとくる所が多いってよく聞く点。確かに私の姉はこの作品大絶賛なんですが、でも男である私はピンとこないんですよね。世間で言うように女性向けの作品なんでしょうね。
・個人的にはこの作品は映像と音楽を楽しむものだと割り切って見ています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

メイド・イン・アメリカ

私が日本アニメの様式美に染まりきってるせいか特別に面白いとは思えませんでした。
CGと宣伝に湯水のように莫大な費用をかけて歌で釣っただけのアニメ。
例えるなら最高級の食材で育てたペットを派手にCM打って国民的アイドルに仕立てあげた感じ。
流石アメリカ!スケールが違いますね。

はっきり言いましては、単なる技術自慢・歌自慢だけで終わっていて、
作品としてはキャラの性格づくりも脚本も特に目を引くところを感じませんでした。
ヒロインや女王など登場人物の心情描写とかすっごく雑に思えてしまって、
これがポップコーンとコーラの文化の国が産んだアニメーションなんですかね?と。

アメリカのアニメの目指す完成形がコレなのかもしれませんけどね。
でも、私には合わなかった。ただ、それだけです。

しかし、シンプルなお話だからこそウケたのかもしれませんね。
ドラゴンボールがそうだったように…。

『ありのまま』で良いと作品中で歌っていたので、
私も『ありのまま』に感想を書いてみました。はい!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 48

58.3 6 ミュージカルアニメランキング6位
Dance with Devils(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (142)
727人が棚に入れました
人間の少女とアクマのドラマを描いたミュージカルアニメ。
四皇學園に通う高校2年生の立華リツカは皆の憧れである生徒会長・鉤貫レムから呼び出しを受け、生徒会の面々と不思議な出会いを果たす。

声優・キャラクター
茜屋日海夏、斉藤壮馬、羽多野渉、近藤隆、木村昴、平川大輔、松田利冴、山本和臣、鈴木裕斗、鈴木達央

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

これ、女性向けの作品だったんですね^^;

この作品はオリジナルアニメ作品です。10月より漫画の連載が始まっているようですが、今後ゲームソフトや舞台などに展開していくようです(wikiより)

この物語の主人公は高校2年生の立華リツカ・・・普通の真面目な女子高生です。
ですが、ある日校則違反の疑いで生徒会に呼び出せれた事を皮切りにし、リツカに突如目の前が真っ暗になるような出来事・・・母が何者かによって連れ去られてしまう事件が起こってしまうのです。
何故突然リツカの身の回りで不審な出来事が起こるのか・・・その謎に迫るように物語が動き出します。

そうでしたか・・・これは女性向け作品だったんですか^^;
視聴している時には個人的に別の課題があったので、そっちに気を取られていて気付きませんでした^^;
そう言われてみると、主人公以外の搭乗人物は殆どが男性でしかもイケメンばかりだったと思います。

主人公のリツカちゃん・・・見た目は繊細で折れてしまいそうなのですが、探求心と芯の強さを併せ持った女の子です。
彼女の身の回りで不審な出来事が起こる理由は本編で確認して頂きたいと思うのですが、どうやらリツカが持っている何かを狙っているよう・・・
でもそれはリツカ自身が身に覚えのない事だったんです^^;

そうなると・・・捕捉の対象は自然と本人へと移っていく事になるのですが、この物語の本番はここからでした^^;
次々とリツカの前に現れるイケメンである生徒会の執行部のみなさん・・・
執行部の皆さんはそれぞれの個性を活かしてリツカを自分のモノにしようと試みるのですが、その中に必ずミュージカルが出てくるんです。

私は、恥ずかしながらリアルでもミュージカルの良さが分からないです^^;
何故突然歌になるのか・・・歌いだすのかが理解できないんです。
そんな私がアニメのミュージカルを楽しむ事ができるのか・・・これが冒頭に書いた私の課題だったのですが・・・

結論から言うとこの作品も完走しているので問題はありませんでした。
でもこの作品のミュージカルは全体の1〜2割程度で、ミュージカルパート以外にも見どころがあったのから大丈夫だったのだと思います。
はじめから最後までフルにミュージカルあったら・・・正直未だ分からないです^^;

皆んなの狙いは・・・そして狙われたリツカは・・・気になる方は本編でご確認下さい^^

オープニングテーマは、羽多野渉さんの「覚醒のAir」
エンディングテーマは、PENTACLE★さんの「マドモ★アゼル」
物語の点ミュージカルが描かれていたので、ミュージカルに伴う挿入歌はたくさんありました^^;

1クール全12話の作品でした。女性が主人公ですしリツカ以外にも女性は出てくるので女性向けと言いながら華が無いわけではありません。
でも完走して振り返ってみると「男性でも視聴できる女性向け作品」という感じなんだと思います。
今アニメショップに行くと男性より女性の方が多いのでは・・・?
と思える位女性の姿を見かけます。そして彼女達は結構大量にグッズを購入していくんですよね^^
間違いなく貴重な支持層なんだと思いました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

まあ、(男の)私はギャグアニメとして視ますが、肝心の女性視聴者はどうなんでしょう? 萌えるのかな?

「スタミュ‐高校星歌劇‐」「マジきゅん! ルネッサンス」などが好きな方は合うかもしれません♪

女子向け×逆ハーレム×ミュージカル という時点で、あにこれでの好評価は期待できませんね(笑) ただそこに、×ダークファンタジー という要素を入れてきたのは、この作品のオリジナリティでしょうね。

まあ、表題の通りです。私はギャグアニメと観ましたが、メインの視聴者層である女子陣は、このアニメをどう観るのかな?

個人的には、あまりオススメはできないっすね♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

急に歌うよぉ~~~

だってミュージカルですもの。w

この作品、完全に女子向けです。(と言いながら楽しめたおっさんが
ここにいる訳なんですけどね、、、。)

立華(たちばな)リツカは高校2年生。ある日校則違反で生徒会
から呼び出しを受けたのを皮切りにストーリーが展開していきます。

違反なんぞしてないわ!と、学園を出て自宅へ戻りますがなんと
そこにはあやしい輩が、、、。自宅内は荒らされ、ふと気付けば母親が
危険な状態に。母親と目が合い、こっち来ちゃダメのサイン。

リツカはイギリスに留学している兄のリンドに助けを求めます。
キーパーソンです。(後々何を学んでいたのかも、、、)
結局母親はどこかへ連れ去られてしまいます。

リツカも危ない目に逢いますが、生徒会長の鉤貫(かぎぬき)レム
に助けられます。彼もキーパーソンですね。

で、何でこんなことになったのか?なんですがその理由が、世界を
支配できる魔道書「禁断のグリモワール」の存在だったのです。

そしてこの魔道書にリツカが大きく関わっているという事を知ります。
しかしながら自分では何も知らない。どうしたらいいの?

とはいっても「禁断のグリモワール」争奪戦に否応なしに巻き込まれて
いくことになります。
彼女の運命やいかに!


あらすじ書くのも(ネタバレしないように)頭使うのねぇ、、
最近サボってばっかりだからかしら?w

まあ、魔道書なんてものが出てくる訳ですからおわかりでしょうが
この作品では悪魔、ヴァンパイア、エクソシストが出てきます。
(それと悪魔では無い〇〇、ヴァンパイアではない〇〇も、、)

ミュージカルと書きましたが、音楽パートの部分は少なめだった
と思います。楽曲はなかなか良くできていたと思います。1クール
作品であれだけ力が入っていたのは好感が持てますね。しいて言えば
登場人物が男ばっかりなのでもう少し女性の歌を聞きたかったかな。

あと、ストーリーの構成は自分にはとてもわかり易かったです。
そしてエンディングも、、、、ああそうですか。いかにも女性が
好みそうな終わり方なんでしょうね。

ちょっとオススメできるのが限られますが、女性向けミュージカル
というキーワードで気になった方は是非!







おまけ
なぜか生徒会室にあるガラスの将棋盤(普通ならチェスとかだろうに、、、)
これはレムのものなんですが、作品内でちょこちょこ出てきます。

終盤でパチン!と駒を置いて「詰みだ!」なんてセリフがあるん
ですが、、、
いやいや、それ詰んでませんから。w(多分。私、一応初段ですので)

一人ツッコミ、失礼しました。ぺこり。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

73.2 7 ミュージカルアニメランキング7位
ラブライブ!The School Idol Movie(アニメ映画)

2015年6月13日
★★★★★ 4.1 (698)
3560人が棚に入れました
スクールアイドルたちがパフォーマンスを競う大会「ラブライブ!」。
前回優勝者のμ'sは、3年生の卒業をもって活動をおしまいにすると決めていたが、
卒業式の直後、μ'sのもとに飛び込んで来たひとつの知らせを受けて、新たなライブをすることに!
見たことのない世界とふれあい、また少しずつまた成長していく9人。
スクールアイドルとして、最後に何ができるのか——。
限られた時間のなかで、μ'sが見つけた最高に楽しいライブとは——!?

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

日本アカデミー賞 アニメ部門優秀作品賞受賞。おめでとう。

ラブライブ二期 「サンシャイン」が始まりました。
期待値が高いかどうかなんて議論することすら辞めた昨今。
先代があるからこその二期。
やりきってほしいの一言。

てか
。。。。海街DIARYってそんなによかったのか?
キャストの顔面偏差値高めなのはめっちゃ分かる。
けどラブライブと公開日被って
興行収入、観客動員数ともに惨敗せんかったか?
アニメと実写枠の評価基準が差別化されすぎとる。

確かに
単純に作品が稼ぎだせた金額だけが見られるって訳でもないやろうけど、
それ抜いて考えても、同時展開のμ’sも紅白初出場。
さらにゴールドディスクも獲って
さいたまスーパーアリーナからの東京ドームでファイナル。
2015年はμ’sが日本カルチャーのトップアイコンだったのは明らかやろ。
アニメ界を賑わせたのは誰が見てもラブライブやったやろ!?
そもそも、日本アカデミー賞の審査基準ってなに?
信憑性まぢ皆無。
これだから八百長だの出来レースだの叩かれるったい( 一一)

すまそ熱くなりました( 一一)

それはさておき、
日本アカデミー賞アニメ部門優秀作品賞受賞おめでとうございます!
最優秀作品賞は「バケモノの子」でした。


タイトルの通りです。
そして
劇場の最高音響空間で観るえりちに完全に魅了されました。
えりち初センター曲。



話の内容は、、、
ラブライバーやなかったらたぶん面白くないと思います。

あまり話の起伏もなく、所々PV垂れ流しです。
いきなりの自己形成異次元。
モブアイドルたちの違和感。
2期後半の掘り返し?
あの人は?つまりフェードアウト?
物語に関しては意見てんこ盛りのモリエスタ



しかし、
作画が綺麗で作中挿入歌も完成度高いので
何の先入観も持たずに、鑑賞されるのも有りかと。
だってかわいい!!
なにより可愛すぎて元気をもらえます。
キャラ立ちの秀逸さは相変わらず抜群です。



あくまで自分はラブライバーです。
最終的にかなりワンサイドなレビューですんません。
(いいやん。だってラブライバーやもん)

ラブライブで得た{可愛い}のヒントを
仕事に活かすため(。。あと乗せ感ハンパない)
3回劇場に足を運びました。
強者は10回っていうひとも。。。|д゚)

 
えりちセンター曲もあり、
お決まりのドヤ顔もあり、
おなか一杯の時間でした( ^^) _旦~~



次期プロジェクトの
LOVE LIVE!サンシャイン 「Aqours~アクア~」に
期待が溢れて溢れて。。。


総括すると、
何の引き出しもなくいきなり映画に行くと、
感情移入する間もなく不完全燃焼→爆死の可能性有です。


でもやっぱえりちやばい

まきちゃん頑張れ!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 67
ネタバレ

チャコあっとまーく さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

とにかくキャラと曲の良いアニメ映画

※多少ネタバレを含みます
まず、一言

全員可愛いいいいいいいぃぃぃぃぃい

これに尽きます

キャラに関しては最高でしたね。
あと、曲もいつも通り良かったです。

しいて言うならば内容が少し薄っぺらかったです。
海外に行った意味も正直よく分かりませんでしたし。
{netabare}謎の女性は真姫ちゃんのお姉さんじゃないのかと思いました{/netabare}
モブの存在意義について考えさせられました(笑)

総合評価は

ラブライブ一期≧映画>ラブライブ二期

こんな感じでしょうかね( ´∀`)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

内容B級、人気S級のモンスター。本当に感動した人いるんですか??

アニマスが内容A級、人気もA級と、内容と人気のバランスが非常に良かったのに比べると、このラブライブ!は、どう見ても内容B級にしか私には見えないのですが???この異常人気は一体????

作画は物凄く良いかも?と最初は期待していましたが、別にそうではありませんでしたよ。
演出は流石に物凄く良いのだろう!と少し期待していましたが、こちらも全然そうではありませんでした。
{netabare}NYの街角で謎のフリーシンガーが登場するシーンだけは作画・演出とも力入ってる!と思いましたが・・・他のシーンは全然普通(つまり並の出来)でした。{/netabare}
ストーリーは言わずもがな(最初から誰も期待してないと思うのですが・・・)。
あ、音楽だけは相変わらず良かったです。

おそらく数年後には、劇場公開当時の人気の凄まじさだけが記憶されていて、内容自体はほとんど忘れ去れている作品になるんじゃないですか???

・・・とりあえず第一回のナマ感想は、こんなところでした。
近いうちに二回目行きたいな^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 44

68.0 8 ミュージカルアニメランキング8位
ヒーラー・ガール(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (124)
319人が棚に入れました
――歌の『癒し(ヒーリング)』を信じてる。―

声優・キャラクター
藤井かな(ふじい かな):礒部花凜
五城玲美(いつしろ れいみ):堀内まり菜
森嶋 響(もりしま ひびき):熊田茜音
矢薙ソニア(やなぎ そにあ):吉武千颯

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クセがあると感じるかもしれませんが、心地よい作品でした。

まず、設定はちょっと飛んでる感じ。
歌で患者を治療するヒーラーを目指す女の子たちの物語。


私は「歌」や「音楽」の力をどちらかというと信じているし、勇気づけられることも、人をまとめる事もあると感じている。
また、そういうお話も割と好き。

なんかのマンガであった・・・、
トランクに入った楽譜を守る為に命を懸けた傭兵たちが言う「こんなものの為に俺たちは命を懸けたのか!」
そのトランクを抱えた音楽家が言う「これは、新しい国歌なんです!新しい国を作り、国民がこの歌を歌う・・・」
的な話とかね。

とは言え、私はミュージカル風な作品は実は苦手、背中がくすぐったくなってしまうw。
さらにもし、これがリアルでの話だったら、正直、胡散臭いか、宗教じみた話になって拒絶感マシマシだと思う、率直に言って。


でも、この作品を観て、そうはなりませんでした。


この作品を観て、オジサンである私が素直に思ったこと。

1.目的、ありたい姿があるって大事だなぁ、いいなぁ。

2.同じありたい姿を目指す仲間がいるっていいなぁ。

3.若いっていいなぁ。

でしたwww。


この作品に登場するヒーラーを目指す女の娘たちは、どの娘もとても感じが良かったです。

一生懸命さが伝わり、人を癒す存在になりたい、人の役に立ちたい、人を助けたいという、優しい思いが力強く描かれていました。

また、それぞれのキャラクタの個性も豊かで、元気にわちゃわちゃ絡み合う姿、トークにスピード感とキレがあり楽しかったです。
最終盤には、ちょっとした感情のもつれもありましたが、結局お互いを褒め合っているという・・・w。

また、折々に歌われる「歌」についても、私的アレルギーが出ることなく、自然と聞いていられました。
恐らく、なのですが、ミュージカルのように突然、唐突に始まる感じではなく、ヒーラー(癒す作業の為に)という目的があったことが私的に受け入れられた理由なのではないかと・・・、余談ですが。


あとは、ささやかですが、主人公の一人:「藤井かな」がヒーラーを目指すことになったきっかけの出来事、
コレがかな達の師匠である:「烏丸理彩」のヒーラーを目指すきっかけと重なり、さらに名もない女の子の・・・、
って感じさせるシーンは見事でした。


全体的にクセがあるような印象を受けてしまうかもしれませんが、実際はそんなことは無いと思います。

たしかに折々に歌を挟む、という特徴はある作品ですが、
若者が自分の夢に真っすぐ進んでいく姿を描き、
周囲の大人がそれを温かく、厳しく、そして優しく見守る。
とても、心地よく、涼やかで、安心して観れる、こういう世界だったらなぁと思える良作でした。

もし、印象だけで、敬遠している方がおられるようなことがありましたら、ご覧になっていただければ、と思う作品です。


I feel you,I heal you.

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ヒーラー要素がなければ素直に面白いのに…→ヒーラー要素を無視するのが正解なのかも?

歌で人を癒やす新たな医学が存在する世界で、医師見習い的な子たちが成長する感じのアニメ
話のベースに歌があることもあり、かなりミュージカルに寄せたような雰囲気
初っ端から歌ってるし歌の挿し込み方も微妙だし、多分かなり人を選ぶタイプ

{netabare}ただ、それ以上に人を選ぶのがなんとも言えない宗教臭さ
街なかで新宗教に出会ったときのような、無意識に身構えてしまう空気感が漂う
世界観がかなり現実に近いため、「歌を聞いて傷が癒える」という設定自体がかなり浮いている
制服の感じやらちょっと怖いくらい笑顔いっぱいで歌ってる感じやらが、「そういう宗教」で制作された映画を想起させる

「歌で人々を笑顔に」をわかりやすく視覚的に表現する方法として治療を組み込んだのかなってのは強く感じる
ただ、そういう医療をオマケとしてる薄味感と、歌えば心も体も癒えるっていう視覚的な強さが変にマッチしていて、
「既存の医学より歌の力を重視する集団」みたいな違和感に繋がっている

話の筋もその印象を後押ししていて、歌唱のトレーニングはしっかり描いているのに医療分野を学んでいる風景がない
仮にミュージカル自体を扱うような、舞台や劇団をテーマにした物語ならこの構成で正しいと思う
ただ、「歌唱+医療」という軸なのに片側に寄り過ぎているせいで、医療部分が謎の超自然パワーにしか見えない
そしてその超自然パワーに傾倒して揃いの制服を着込んで生活してる集団って背景を見てしまうと…

とは言え、研修の身の主人公が勝手に行った治療でキツく叱られるのは好き
後半で知り合いが倒れたときにそれを思い出して、研修の身でも出来る範囲のことをするっていうのもかなり良い展開
でも、その「出来る範囲のこと」っていうのが「歌で笑顔に」なせいで説得力が薄れてしまっているのが残念
というか治療行為と違うただの歌を歌ってるはずなのに、「イメージが進化した」とかなんとか言ってるのが…
なんかエフェクトが輝いて明らかに普通の歌と違う現象起きてる感じなのに、そこに対して肯定した風じゃ駄目でしょ

そもそも論になるけど医療に繋がる歌唱を学んでるのに、出来ることがソファに寝かせることだけってどうなの?
かなり地に足ついた舞台なのに、現代医療を蔑ろにした演出がかなり目立つ
連絡を入れた救急車より、電波届かず連絡つかない師匠のが早く到着するのも過度に既存医療を下にしてるようで、
なんか既存の医療をコケにして民間療法を賛美してるような薄ら寒さを感じてしまう

歌についてはちゃんとしたクオリティで歌える人を揃えた感じ
そのせいか声優としての演技はちょっと怪しいけど、話数を重ねたらマシになるといいかな
{/netabare}

大筋は悪くないし動きも良いし、テンポも良くて筋がシンプルで視聴しやすい
なのに見てるとゾワッとくるのが止まらない、ちょっと怖いアニメかもしれない…

3話まで視聴
{netabare}3話を視聴し、4話に入ったとこでちょっと一休み
当初感じていたゾワゾワ感は割と減退して素直に楽しめる部分が大きくなった
ただ、それはあくまでも「日常生活を描くミュージカル」として見ているから
つまりヒーラーという謎医療の要素が薄まったおかげ

2話に関しては正直ちょっとなーって感じだった
海外で飛び級して一足先にヒーラーになった子の初登場回
出会って話をしてアクシデントが起きたため歌って人助けってシンプルな筋
でも、変なライバル関係(しかも主人公に直接関係ない)を前に出してるせいでやっぱり医療は蔑ろ
オマケにここでも救急車は遅れて到着するため、単純に引き出しのなさまで感じる

歌唱シーンになると謎のイメージ映像が主体になるところや、
イメージが患者に向かったものではなく歌唱を中心にしているところも微妙な感じ
歌で癒しをって根幹に対して、癒やすことではなくヒーラー自身に描写が向きすぎている
話のテンポは良いし筋もシンプルだから全然見れるけど、
作品として描きたいことから焦点はズレてるよねって感じだった

それを終えての3話
仮免試験に向けての勉強の様子と、それを終えて燃え尽きた主人公達の様子
開幕からミュージカル調なのは個人的には全然問題ない
楽しげな歌に乗せて現状と課題、勉強会を開くとこまで綺麗に纏めていて退屈しなかった

勉強会の場面では主人公は薬学が苦手とか、緑の子が田舎に沢山の弟妹を持つことが語られる
この辺はまぁ日常パートなので特に言うことないし、普通の会話

それより気になったのは神楽舞を見てヒーリングについて解釈を語る部分
「解明されてないけどとにかく効果がある」「祈りの力」とか一気に疑似科学的な胡散臭さが…
そこの部分に理屈をつけられてないなら語らないほうが絶対にいいでしょ
「歌で癒やしを」を強調するために挿入した会話なのはわかるけど、そこに説得力があまりでていない

その後は燃え尽きた主人公達に気分転換をさせるための町内運動会
ここでまたライバルキャラがでてくるけど、やっぱ敵意を向ける必要はなくない?
ライバル関係を使って展開を盛り上げてるのは分かるし、実際に展開も盛り上がってはいる
でも、普通に競争するだけでいいのに無闇に相手を挑発するのは、
「癒やし」をテーマにしてる割に配役が雑かなと
普通に腑抜けた主人公達を叱咤する流れで良かっんじゃないかな

運動会の辺りで続く謎ミュージカル調モドキはかなり好き
燃え尽きて調子がでないせいで、ずっと練習してた歌唱から抜け出せてないって笑いになってる
周りは普通に会話しているのも、ライバルちゃんが途中から歌に乗っかるのも、
「コイツら今変なスイッチ入ってるんだなー」が一発で分かる良い演出
そして最後に全部持ってった緑の子をきっかけにスイッチが切れるのも面白い

ただ気になったのはここまでで感じた面白さって「ヒーラー」の部分以外だよなってこと
歌で癒やしを与えるヒーラーガールの活躍としては描き方が色々甘いし、
歌を生活の中心にしてる女の子の日常と思うとヒーラーより劇団員のタマゴのがよくない?ってなる
やりたいことは分かるのに、面白さの焦点がズレてしまっている
{/netabare}

ここまで見てきて、ベースになる日常ミュージカルのような空気感はすごく良く出来てると思う
少なくとも今後も視聴することにネガティブな感覚はない
ただ、ヒーラー要素の噛み合いが全然上手く行ってないので、ここが改善されるかがポイントかな



最終話視聴
結論から言うとかなり良かった
アニメの視聴中に聴ける音楽としてはかなり満足感の高い出来が揃ってる
シナリオも概ね好き……なんだけど、ちょっと気になる部分があってそこは「良い」とは言えない感じ

テンポの良さはすごく感じられて、各話のテーマも綺麗に纏まっている
{netabare}特に会話シーンは説明感がかなり薄く、小気味よく進むのが見ていて楽しい
大事な場面になると歌唱が始まるのも、メリハリがきいた見せ場に繋がっている

日常パートに近い場面はこのテンポ感が上手く作用していた印象
ベースのラインが高校生活の一年なので、季節や行事で時間経過が表現されている
その分場面説明に台詞を割く必要性が薄く、人間関係を感じさせる会話が濃く感じられた

反面、このテンポの良さは「ヒーラーの成長」を表すのにはちょっと向いてなかったかな
どんな作用で、どんな資格があって、どこをゴールにしてるかがかなり曖昧
歌唱のための舞台装置に留まっていて、主人公達が何を目指して努力しているかが弱かった
{/netabare}

「ヒーラーの設定の弱さ」は、最終話に思い切りしわ寄せがきた印象
{netabare}これまでは学校や季節に沿った物語だから違和感が無くなったのに、
最終話は時間経過がかなり分かりづらい

カナ達はどれだけの期間を外部で働いて、どうしてスカウトがきたのか、
そういう成長を示す部分が設定面にも時間経過の面にも薄い
そもそも最終話が駆け足ってのもあるけど、それ以前の積み上げがあれば説得力は増したはず


最終話はそれだけじゃなく、破門やら帰れなくなったやら無理な展開が目立つ
そんな強い言葉を使わないと視聴者を引き止められないと思ったの?
あるいは最終話には大きな展開がないと駄目って判断?
歌がかなり強力な武器なんだから、そこに自然に繋げる展開で十分なのに…
最終話は話の無理な進め方が目立ってしまい、個人的にはあまり好きじゃなかった
{/netabare}

ただ、最終話以前の話は好き
{netabare}特に好きなのは玲美の回
家族の代わりに支えてもらうことで夢に近づいた自分が、
夢を手放そうとする相手に恩を返す流れはとても良かった
歌とシナリオの噛み合いも強く、印象深い内容

文化祭の回はしっかりコミカルが成立していて楽しかった
C級試験前の合宿も、問題のシリアスさと画面のコミカルさのバランスが面白い
最終話に粗が目立っていたものの、そこに至るまでの毎話はしっかり楽しめた
{/netabare}

歌に関しては文句なしかな
{netabare}烏丸先生がマジで上手いから、教え子やソニアの歌が上手くてもなお師匠の貫禄を感じられる
ちゃんと歌を歌えるキャスティングで揃えたからこその説得力と満足感があった
{/netabare}

歌を毎話挿入するってノルマのためにヒーラーって設定を作ったけど、
そこに対する比重は実は制作陣にとって小さなものだったのかも
歌に繋げるためのフレーバーと割り切るのが視聴にあたっての正解なのかな?
区切りの良い最終話だから2期を作れるかわからないけど、
今後もこういうミュージカルに寄せたアニメが作られると嬉しいかな

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

彼女たちの歌声で癒される

ヒーラー・ガール
歌で病気や怪我を治す手助けをする少女たちのことです。
そんなことできるわけないと思う方もいますが、彼女たちの癒しの歌声を聴くと患者の心が穏やかになります。そして容態が良くなるのです。

でも、この物語で彼女たちが本当に癒してくれたのは、視聴者である私でした。
ストレスで疲れきった心を癒されたい方にお勧めのアニメです。


西洋医学や東洋医学と並ぶ第三の医学、それがヒーリング。
主人公の藤井 かな(ふじい かな)は、歌うことで医療するヒーラーを目指す見習いヒーラーです。同僚の五城 玲美(いつしろ れいみ)や森嶋 響(もりしま ひびき)と共に烏丸音声治療院で修行をしています。
その彼女たちが、いろいろな患者さんや友人との出会いを通して日々成長してゆく物語です。
彼女たちの前向きで懸命に頑張る姿や歌声に心が癒されます。

但し、一つ良くなかったのがあります。{netabare}
かなの友達の矢薙 ソニア(やなぎ そにあ)ですが、ソニアはかなが務めている病院とは別の病院の院長の娘。そのためソニアは、かなの師匠である烏丸 理彩(からすま りあ)をライバル視しています。
それだけならば良いのですが、遥かに年上でヒーラーとして大先輩の烏丸先生の名前をいつもを呼び捨てで話しています。

その行為だけで不快さを感じます。この子はヒーラーが最も大切にすべきことを知らないのではないかと思います。一般常識もないのではないかと疑ってしまいます。

どんなに技術があっても、不快さを周りにばらまく人はヒーラーには向いていません。
なぜ物語をそのような設定にしたのか、監督さんの意図が不明です。{/netabare}


以下雑談です。

人間は誰でも治癒力や免疫力があります。
ヒーラー・ガールの歌声を聴くと、患者の治癒力や免疫力が向上します。それにより病気や怪我の回復が向上するのです。
例えば、好きな歌手の歌声を聴くと疲れがとれたりしますよね。それと同じようなものです。
これは科学的に証明されています。但し、このアニメのように効果てきめんというわけではありませんが、何度も何度も好きな歌を聴くことにより、心のストレスはかなり緩和されるようです。


また、昔から病気や怪我を治すときに「手当をする」という言葉が使われます。
これは文字通り、患部や傷口に手を当てて治したことが、この言葉の由来です。

祈祷師や親族などが手を当てることにより、傷口からばい菌が入ることを防ぎ、病気で弱まった患者の治癒力を向上させることができます。
もちろん昔の人たちは、ばい菌や治癒力などはわかりませんでしたが、手を当てるだけの行為も、一種のヒーラー療法だったのですね。

【大切なお話】{netabare}
3人の少女たちの仕事着の白い服の隙間から素肌や下着が見えるかもと期待されている男性の方へ
どんなに目を凝らしても、スローで再生しても、素肌や下着は見えませんので…
私が確かめました(^_^;){/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

67.1 9 ミュージカルアニメランキング9位
スタミュ(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (63)
294人が棚に入れました
「夢を諦める方法なんて、知らない――」『憧れの高校生』を追って、音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太。1年間に渡る入科テストに合格し、2年生から晴れてミュージカル学科生となったのだが、新学期早々彼らに“新たなる試練"が……!2年生最初のカリキュラム。それは、卒業した鳳たち≪華桜会≫がメインキャストを務める≪卒業記念公演≫のサポートをすること。伝統の演目・ミュージカル『Shadow&Lights』には≪2年生育成枠≫と呼ばれる5役が存在し、毎年2年生の中から1チーム5名だけが、演者として舞台に上がることが出来る。それはミュージカル学科生として名誉であり、尊敬する元指導者との共演を果たすということでもあった。栄光への切符をかけ、星谷たち新ミュージカル学科生25名は≪育成枠オーディション≫へ挑む! 青春ドタバタ・ミュージカルストーリー、再び幕が上がる、その瞬間。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、平川大輔、諏訪部順一、森久保祥太郎、鳥海浩輔、羽多野渉、子安武人、森川智之、置鮎龍太郎、保志総一朗
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

1期より良くなってる![完走後追記]

1期の評価は自分的に総合点2.3〜2.7というところだったけど、
2期3話まで見たところ、少なくとも作画が1ランク良くなって、まともなミュージカル要素が出てきたってところが好評価。

1期はミュージカルとは名ばかりのアイドルショーしかやってなかったのが不満だったし、酷くは無いけど全体的にありきたりな展開に感じていたのがね。
それでも前期から変わらず、いきなり歌う面白さ。映像的にもレベルが上がってたのは素直に素晴らしい!
まさかスタミュで録画消すのがちょっと惜しくなると思わなかったよ。

2期からかなりのキャラ数をぶっ込んできたから、1期を見てないと中々覚えるのは大変かも。
1期は主人公率いる落ちこぼれチーム鳳VSライバルのトップチーム柊という単純な構造でスッキリ分かりやすい。
だから2期もそのまんまで行くかと思ったら、5チーム25人がクラスメイトになって、各チームへのフォーカスも少しずつ見えてきた感じ。
1期は全然印象に無かったキャラもいるのにね。
単純構造じゃない総当たり戦な要素も入ってきたし、意外にも少年漫画みたいな熱血と成長も期待できそう☆

それに何と言っても、トップスター率いる大先輩OBの華桜会が集合‼︎
声優が豪華すぎる!(子安、森川、置鮎、保志。敬称略)
まさかこの人らがグループで歌うなんて、この時代に歌うとか信じられないよ!
貫禄と声の深みが半端なさすぎてヤバイ!


だがしかし!
自分は声ヲタでないので悪しからず!!
直前番宣と予告で声だけで会話するの止めてくれ(笑)
声だけじゃ分かりづらいキャラが居るから!名前とキャラまだ一致してないし。
せめて、デフォルメキャラでも画面の端に登場させといて欲しい…

それにしても、舞台でまで成功しているアイドルアニメはそうは無いと思う。
そこらへんの成功が2期での潤沢な予算に繋がったのかな。それなら良いことだ。
(個人的には、名前負けしないイケメンのランズベリー・アーサー君が2.5次元でも出演していた事にビックリだよ!)



ーーーーー[以下、完走後追記]
最終回、かつ特別編(PVのみ編集版)まで見終わった!

何といっても、かなり作画が安定していたね!
特に動画がハイレベルだったよ。
手書きでのダンスシーンで、体全体での動きのシーンは短かったとはいえ、服の重量まで感じさせるのは手書きならでは!
振付も人間ぽい自然な動きが出来ていて、キレッキレとか言うんじゃないけど、スタミュらしい魅せるダンスになっていた。
この手のにありがちなダサさやアニメ的な誤魔化しが無くて、省エネとか感じることは全く無かったし。
例えるなら、痛々しい声優ライブじゃなくてジャニーズを見た感じ?
(先日のうたプリ4期は強いて言えばEXILE?)
うーん、ちょっと今日は腹が痛くて良い表現出てこないや。


なるほどね。
今期フィーチャーしてたキャラ達はこういう出番の仕方を与えるのか。
最後のミュージカル出演権を得たのは。。。
まあちょっともにょることはあったけどねー。

うん、ミュージカル劇中歌「Shadow&Lights」の出来は凄く良かったよ!
ディズニーミュージカルっぽくて。
鳳先輩と星谷の集大成にちゃんとなっていた!
そして声優も結構歌えるじゃん!って感動。
空中飛翔では、ちゃんとピアノ線を描く作画の拘り(笑)

それでもそれ以外の演劇部分がもっと見たかったけどね。


<以下辛口注意>
{netabare}劇中ミュージカル配役オーディションで、
那雪だけ選ばれないのは実力不足で暫当だけど。(個人キャラ回はもらえたし)

自分は、チーム鳳でも結構選ばれないメンバーが居て然るべきじゃないかと思ってたけどね。

もっとも主人公・星谷が選ばれるのが安直な流れに感じてしまうのがね。
1回落としといて、立て続けに大トリな配役に選出するのではなく、
敗者復活戦みたいにワンクッション置いても良かったのではないかと。
自分としては、とことんまで星谷を追いつめて欲しかったと思うね。
具体的にどうするかは脚本側で考えて欲しいけど、斬新さというか、やっぱりこちらの想像を超えてくれないと面白くないよね。

結局尺が足りないと言えるのかもしれないけど、
中学部の学園祭(別のフィールド)で飛び入り参加した舞台で、星谷が才能の片鱗を見せたからって、舞台稽古・レッスン中(本番のフィールド)でそれを描けない、また本番舞台の演出でもそれが分からない、となると単なる先輩方の星谷えこひいきに感じられてしまう。

実力的には星谷より相当上にある、戌峰が使い捨てにされる理由(オールラウンダーに指名されてながら、結局揚羽に代打を奪われる。)もちょっと可哀想だったし。
理屈は分かるんだよ。星谷と揚羽なら背格好が一緒だからと言うのは。それでも代打の練習をしてこなかった揚羽が簡単に奪っていいものか?
メインシーンで星谷&鳳をやりたいから、いつでも星谷に変われるように揚羽にするって。
でもって実力的に言うと、そこまでして星谷を擁立する必要があるか?っていう根本的なところが説得力が足りないから納得できない。
ストーリーの都合だからとか、主人公だからとか、学園祭の時の輝きだとかはあるけど、現場でそれを魅せられないと、簡単に落とされた他のオーディション参加のモブキャラかのごとく、腑に落ちないところを抱えてしまうよ。
もう少し少年漫画的なアプローチして欲しかったかな。


時系列的にはそれ以前の話しだけど、
ファンの人なら、1期のことがあったから、鳳先輩と柊先輩の共演も見たかったはず。兄弟として和解した後の2人のステージは、視聴者の知らないどこか別のプロの現場でではなくて、是非この綾薙学園の舞台でって皆思うのではないかと。今期では実現しなかったけど。

それにチーム柊の天才・辰己の2期の存在感の無さは異常。
舞台の配役に選ばれてるなら、せめてミュージカル本番で天才的な演技を見せて欲しかったよ。
そのことは、天王寺・海斗・空閑にも言えるけど。
特に空閑の実力なんかは未知数で、今期でのお披露目を期待してたのに。

また同じくミュージカル本番で、揚羽の演技にもっとフューチャーしても良かったのでは?
揚羽回で出た問題を、一応はその回で解決しているけど、
もう1度本番の舞台の上で揚羽の成長を描くことが出来たら、伏線を上手くつなぐことが出来て、星谷のライバルかつ良き理解者として1ランク上に行けたのではないかと思うと勿体ない。
{/netabare}

まあ、そこまで言いつつも尺の関係だとか、
ここは伝えたいというところを取捨選択した結果だと言うのもある程度理解できるから、1クールアニメとしてのまとまりは平均値を超えていたとは思うけどね。

各種PVも非常に良かった!
特別編はファンにとってはこういうの欲しいよね。
PVだけの再編集版とは満足度高い!
円盤特典にしないで、地上波放映してしまうのも良心的(笑)

以上、なかなか楽しませてもらいました!
自分としては、色々言ったけどここまで興味持って見れたのは、やっぱり1期より面白かったと思ってるよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

しおなっつとこなっつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

うがにゃん無双

リアルタイムで見てました。

この手の男の子アイドルアニメはあまり見ないのですが、スタミュは別!一期は急に歌って踊り出すのが面白くてネタ的な感じで見てましたが、二期は感情移入しまくり。

最初作画があんまり好みじゃなかったのに、もはやそんなの気にならない、つかどーでもいい!

二期で揚羽が加わって、ストーリーも面白くなり、そして卯川無双。(個人的感情)
鳳先輩と主人公星谷悠太との関係も素晴らしかったです。
もちろん音楽も声優も一期と変わらずエクセレント!もう言うことないです!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラストが最高

1期が思いの外良かったので見てみた。
話は2期の方が良かった気がする。
慣れたとはいえ更に人数が増えて只でさえ見分けのつかない顔ぶれに戸惑うので1期は観といた方がいい。
全体的にみんな仲良しというかそれぞれなりに頑張ってたり悩んだり励ましあったりしてて爽やかでいい。
拗らせてる人があんましいないというか。なのでがっつり観るには物足りないかもだけど、オアシスとしてはすごくいい作品だと思う。
最終話ラスト素直に感動した。

リアルタイムで見れなかったのが悔やまれる。。
もうこのジャンル(女性向け美少年作品)(腐要素有りは除く)は、いい加減全部さらう事にする。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

85.3 10 ミュージカルアニメランキング10位
かげきしょうじょ!!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (503)
1480人が棚に入れました
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの〈青春スポ根ストーリー〉!!大正時代に創設され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。“オスカル様"に憧れる、178cmの長身を持った天真爛漫な少女、渡辺さらさ。夢も友達も、すべてに無関心な元・国民的アイドル、奈良田 愛。何もかもがバラバラな彼女たちの、希望と葛藤に満ちた音楽学校生活が今、幕を開ける──!!
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

懸命に頑張る歌劇少女たちの群像劇

未婚女性のみの劇団員を育成する「紅華歌劇音楽学校」での少女たちの奮闘努力を描いた物語です。
主人公だけでなく多くの人たちの喜び・悲しみ・成長を描いています。


渡辺 さらさ(わたなべ さらさ)は紅華歌劇音楽学校の100期生。
彼女は幼い頃に歌舞伎役者を目指していました。
でも歌舞伎役者には男しかなれません。
だがら彼女の今の夢は、紅華歌劇団でオスカルの役を演じること。
それは言い換えれば、紅華歌劇団でトップを掴みとることを意味しています。

奈良田 愛(ならた あい)は、さらさと同じ部屋で同学年の少女。
彼女は国民的アイドルグループのメンバーでしたが、ファンに暴言を吐いたためアイドルグループを脱退しました。彼女は過去のトラウマで男性恐怖症だったのです。

さらさは178cmの長身で力持ちですが、誰にでも笑顔を振りまく明るい少女。
彼女の無垢な笑顔は、まるで天使のように可愛いです。

愛は多くの男性が振り向くほどの美女ですが、笑顔をつくることができない冷めた少女。

この対照的な二人が、物語前半の主人公です。
そして後半は…


オープニングは、sajiが歌う「星のオーケストラ」元気が出る歌です。


エンディングは『星の旅人』。さらさと愛が歌っています。
とても迫力がある美しい歌です。
このエンディング、注意して聞いていると、いろんな人たちが歌詞を変えて歌っています。

第四幕、第十幕のエンディングは 杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」でした。

第五幕のエンディングは 山田彩子が歌う「My Sunset」です。{netabare}

第五幕は、山田彩子が主人公
美しいソプラノの歌声を持つ彼女は無理な減量により心と体を壊してしまいます。
そんな時に懸命に励ましてくれたのが小野寺先生。
小野寺先生の愛情ある指導に、けっこう胸が熱くなりました。

どんなにつらくとも、やめてしまったらそれで終わりです。
あきらめなければいつか歌劇団の大階段の真ん中で歌い、誰よりも真っ先に拍手をもらう日が来るかもしれない。
小野寺先生のおかげで立ち直った山田彩子は、その可能性を信じて頑張ります。{/netabare}

第八幕のエンディングは 星野薫が歌う「薔薇と私」です。{netabare}
 
第八話は星野薫が主人公ですが、彼女は頑張り屋さんです。

薫は、母親も祖母も有名女優。
いつも母親や祖母と比べられますが、薫にはそのような才能はありません。
でも彼女は歌劇が大好き。だから頑張れます。何度つまづいても頑張ります。
彼女のそのひたむきな生き方は、ある男性を立ち直らせることができました。
それは、ささやかな出来事ですが、とても素敵な出来事でした。{/netabare}

第九幕のエンディングは 沢田千夏と沢田千秋が歌う「薔薇と私」でした。{netabare}

第九幕は、千夏と千秋の双子姉妹が主人公です。
二人は何をするにも一緒。とても仲良しです。
でも同じ役を希望しても、役は一つしかありません。
ジュリエット役をやった千秋が憧れの野原ミレイと楽しそうに話しているのを嫉妬した千夏は、いつの間にか冷たい態度をとるようになります。そして思わぬ事件が起きます。
二人は、初めてケンカをします。
でも、離れ離れになると、やはりお互いが愛しくなります。二人はやはり仲良しです。

今回は、さらさが名フォローを何度もしてくれます。さらさがいると明るくなりますね!{/netabare}

第十二幕のエンディングも、杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」です。{netabare}

第十二幕でオーディション前に自信のない彩子を励ました紗和の言葉には、力強い説得力と優しさが感じられました。

男性と付き合った経験のないジュリエット役の彩子に対して、自分も人を殺した経験などないがティボルト役をすると言い放ち、未経験という点では同じだと安心させます。
さらに、失敗することを恐れていると必ず失敗する。そして、人よりうまくやろうと思っても失敗する。だから、今、自分にできることを精一杯しなさいと励まします。さらに、彩子は可愛いと誉めちぎり、自信を持たせるのです。

紗和に励まされた彩子は、見違えるほどのびのびと演技します。
勝ち抜くためには、ダメもとでもアピールしなければ始まらない。
彩子は自分にそう言い聞かせ、見事に役を演じ切りました。{/netabare}

第十三幕のエンディンは…、まさかのsajiが歌う「星のオーケストラ」でした。{netabare}

第十三幕では、さらさが活躍しますが、私はこの幕の主人公は杉本紗和だと思います。
紗和は、予科生の委員長。入試ではトップ合格したほどの実力の持ち主です。
品行方正で非の打ちどころが全くないのですが、紙一重の差で、さらさにティボルト役をとられてしまいます。
くやしい。泣きたいほど悔しいはずです。でも、彼女は泣きません。
さらさに嫉妬することもありません。それどころか、役に選ばれたさらさや彩子に対してケチをつける人たちから彩子やさらさを守ります。
紗和は、本当に心の清らかな人でした。

それでも紗和は、破天荒なさらさがうらやましいと感じます。
でも、紗和はさらさにのような性格になることはできません。
そんなときに、本科生委員長の竹井朋美(たけい ともみ)から悩みを見透かされ、そして励まされるのです。
「努力に裏打ちされた実力は、決して自分を裏切らない」
紗和は朋美の言葉により、自信を取り戻します。そして新たな目標を見つけるのです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 69

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

食わず嫌いを反省中

<2021/9/29 追記>
最終話見ました。
「萌。その一言で腑に落ちる」
確かにそれはわかるー 笑。

例えば「腐女子のつづ井さん」読んで学んだのですが。
女性はもしかしたら男性以上に萌えに飢えてんじゃないか

その対象が
・男性アイドルならジャニーズとか
・王道の少女漫画とか
・ヒーローなら仮面ライダー俳優とか
・舞台なら2.5次元とか
・BのLとか
・アニメなら・・・たくさんありすぎてわけわからん 笑
・そして「ヅカ」

それらは全てリビドーの根本を辿ると同じ気はするんですよね
(同じにするな!と怒る声が今にも聞こえてきそう 笑)
とりあえず、その欲望は男より広く深いと思う。

という考察は置いといて。

本作は素晴らしい。

「一つ一つに真摯」

これに尽きます。

<2021/8/16 初投稿>
原作未読
6話まで見ました
評点は中間評価です

本作、事前の評判が良いことは聞いていたものの、1話をちょっと眺めたら宝塚
そちらの世界には全く興味なかったので脱落したのですが

予想以上にあにこれで評判が良い

都合よくATXで見逃しキャッチアップ用の再放送があったのと
最近の新型コロナ感染再々々々拡大で家にいる時間もさらに増えたこともあり
見てみましたよ

やー面白い!
面白くてびっくりしました。

正直いうと、やはり少女漫画全開の世界はやはり居心地悪く感じます
でもそんな気分を吹き飛ばすようなパワーを物語に感じます
エピソード一つ一つは王道な展開だけど王道は大事。
腕と才能がある人がしっかり王道を描ききるとすごい作品が生まれることありますし

キャラもいいですね
群像劇のように沢山出てきますが、人の顔覚えるの苦手な自分でもすぐ覚えられた
これはキャラ作りが上手いことの証。

というわけで、ただ今、自分の食わず嫌いを反省中です。。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 57

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

神戸より愛をこめて

神戸に住んでいても宝塚なんてまったく興味なかったし、少女向けアニメかなって期待してなかったけど…ごめんなさい、これ最高です。早くも1話にてずきゅーんとハートを撃ち抜かれました。良作は1話目で掴みに来ますね、なにこれめちゃくちゃ面白い。気付いたらWikipediaで宝塚を調べていました。骨太のストーリー、丁寧な演出、キャラクターの掘り下げ、明らかに一級品。一話ごとにきちんと見どころがあって、それぞれのキャラクターにしっかりと個性と背景がある。好きじゃなかったキャラクターが一番好きなキャラクターになるとか、最高でしょ。

宝塚音楽学校、もとい紅華音楽学校に25倍の倍率を突破して入学してきた少女たちが、スターを目指して切磋琢磨していく物語。スポコンものといって差し支えないと思うんですが、大きく違う点はあくまでも個人戦なんですよね。仲間であってライバルでもある色んな才能にあふれた少女たちが、正々堂々と勝負して高みを目指していくのが圧巻。それぞれに決して譲れない目標をもって、絶対にライバルには負けないというヒリヒリした想いでぶつかっていきます。そこは基本的に弱肉強食のシビアな世界。でも、お互いに好敵手としてリスペクトしているからこそ、清々しい勝負に視聴者はくぎ付けになります。

すずしい顔をしていても、誰だって順風満帆ではない。特に選ばれた者たちばかりが集まる場所では、絶対の強者はいない。妬みを言うのではなく、腐るのでもなく、ただひたすら真っ向から勝負に挑み続ける少女らの姿に、心が震えます。負けたときには悔しさに涙しながらも、しっかり上を向いて「おめでとう」とライバルに言える、そんな「清く 正しく 美し」い彼女たちを応援したくなりました。

彼女たちの下には、ステージに立つこともできなかった1000人以上の少女たちがいます。実際、宝塚に限らず、トップに上り詰めるのは並大抵のことではないでしょう。紅華(宝塚)に入ったってトップになれるのは一握り。それでもひたむきに努力しているすべての彼女たちに、乾杯!

神戸を素敵な作品の舞台にしてくれてありがとう!
2期を神戸在住の家族全員で心待ちにしています!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 41

84.9 11 ミュージカルアニメランキング11位
ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1976)
9527人が棚に入れました
廃校を免れた音ノ木坂学院で、相変わらずの日々を過ごすμ’sのメンバー。
そんな彼女たちのもとに、「ラブライブ!」が再び開催されるというニュースが
舞い込む。今回は地区予選を勝ち進んだチームが本選に進めるシステムだ。
強豪チーム「A-RISE」と地区予選でぶつかることに弱音を吐くも、
諦めるのはまだ早いと意気込むメンバーたち。
そんな中、穂乃果が「出場しなくてもいいと思う」と言い出して――!?

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Rの法則生出演!

NHKEテレにてRの法則生出演
事前に決まっていたスノハレに加え
視聴者リクエストで
スアダとそれ僕が披露されました
万全ではないメンバーも多かったはずですが
それを感じさせないくらいエネルギーに溢れる30分でした
でもやっぱりそれ僕の謳い出しとか
注意して聞いているとあぶなっかしいところもありました
無理せずしっかり休養してほしいものですね・・・

あといつも以上に元気いっぱいなりっぴーが気になりましたw
彼女にすればNHK教育は天才テレビくん時代の古巣なわけで
やっぱり居心地良かったんでしょうかねw?

-・-・-・-・-・-・-・-えみつん休業-・-・-・-・-・-・-・-

穂乃果役の新田恵美さんが
声帯結節のため2・3月のイベント等を出演見送り・延期する
との発表がありました

声帯結節について調べてみましたが
声帯を酷使し過ぎてペンダコのようなものができてしまうものだそうです

ラブライブ以外の仕事も増え
声優としても歌手としてもさぁここからという時に
いや・・・そんな時だからこそなってしまったのでしょう
治療しながらお仕事を続けていたみたいですが
ドクターストップがかかったようです

つまりは週末のライブの時点で症状は決していい状態ではなかったわけですね
ライブに向けた練習なども相当しんどかったことでしょう
ライブを心待ちにしていた我々のために
声優生命を賭して声を振り絞っていたのだと思うと胸が熱くなります

どうか無理せずゆっくり休養して
感知したらまた元気な声を聞かせてほしいものです(-人-

(5thライブのレポートはアニメと関連性が低めなので
ネタバレタグで畳んでおきます)
-・-・-・-・-・-・-・-5th二日目-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}昨日これをアップした後すぐ仮眠をとり
朝5時過ぎに出発して物販へ
7時ごろには並んだんですが
それでもトートバッグやリングライトの一部が売り切れ
それでも一番欲しかったパンフ
あわよくばと狙っていた2本目のブレード
初日に振り回せず歯がゆい思いをしたタオル
それと友人への贈り物
トートバックも実物を見て内側にチャックがついていることを知って
イベント用にそこそこ実用性があるならと少し欲しかったんですが
必要なものは確保できたので良しとしましょう
(事後物販でトートバッグも確保できました)

SSAへの入場時には当たり前ですが全員チケットの提示を求められます
そこからアリーナ席に入る時にもう一度チケットの提示を求められます
特等席のB3B4エリアに入るにはさらなるチケットの提示が求められます
運よくチケットを入手でき会場に集まった数万のラブライバーの中でも
特に幸運な数百人だけが入れる特別なエリアです
私の席はB3エリアの13列目
B3自体それ程列が多くないのでB3のなかでは後ろの方のようですね
まぁそれでも本当に幸運なことです
届いたチケットを開けてアリーナB3という文字を見たときは
これは結構いい席っぽい?くらいに思っていましたが
今回のステージの形は一期OPあるいは2期12話のものをそのまま再現しています
その中央の円形ステージのすぐ前にあるのがB3B4エリア
たとえその中では後ろの方であっても本当にすごい席を引き当てました
チケットを見せるとスタッフに「一番前の列にお入りください」と声をかけられます

後ろの方だとは思っていましたが一番後ろですか(苦笑)

……
………ん?
今、一番前って言わなかった?(・x・;
中に入ってみて分かりました
B3はB1B2などと違って中央のステージが張り出している分座席が少なく
横のB1B2のラインに合わせて番号が振ってあるので
中央部では1~12列目には席が無く脇のほうでも9列目くらいまで席がありません
私の席は12列目にも席が並ぶぎりぎりのあたり
前のステージを見るには2列目(といっても大きなステージを挟んでですが)
中央のステージを見るには先頭と言って差し支えない席です
( д) ゚ ゚
ななななんだこの席は!?
寝不足がたたって夢でも見てるんじゃなかろうか???
戸思っているところに同伴者も到着
どうやら夢ではないようです
( ゚д゚)<・・・
これは数百人どころじゃないよ
数万人の中で20人か30人みたいなとんでもない神席だよ?
これはもう一生分の運を使い果たしたかもしれないw

予想通りに今日はBD曲
同伴した友人の期待していたにこまきは
まさかの後部ステージで神席どころかむしろ全然見れない感じ
私の期待していたことぱなも前方ステージだったので
すごく見やすい席ではあったものの
結構距離はあるので神席ってほどではない感じ
やっぱりいろんな席の人が楽しめるようにプログラムに配慮しているんですね~w

ユニット曲の中ではうみえりのstorm in loverが中央ステージ
いやこれはすごい
こういう箱物ライブはその場に参加して雰囲気を共有するものであって
内容をじっくり堪能するにはLVやDvDのほうが良いのが当たり前です
まさか大型モニターより目視のほうが
より細かく演者のしぐさや表情がわかる席があるなんて・・・

ユニット曲が終わったあたりからは
中央ステージが激熱でした!
まずはLove wing bell
中央の道をヴァージンロードに見立てて
ウェディングドレスなりっぴーが
男装した鹿ちゃんたちにエスコートされて進んでいきます
ロングだったころのりっぴーも十分魅力的だったと思うのですが
アニメのシーンとのシンクロ率を考えると
ショートのほうが破壊力抜群ですね
ウエディングなりんちゃんがもうとにかくかわいい!
再放送したばかりの1期「まきりんぱな」や2期の「新しいわたしは」
かよちんファンとしてもかなり思い入れの深いりんぱな回です
ステージのりっぴーを見ていると
凜ちゃんがあれを着るに至るまでの経緯が全部フラッシュバックしてきてやばかった;;
あと、男装した1、3年生組もなかなかキマってましたw

そのあとのDancing stars on meも中央
μ’sの衣装はどの衣装も本当にかわいいですが
この曲の衣装は他の衣装とは別種の魅力がありますね
他の楽曲の衣装は色だけ違う統一感のある衣装に
少しずつ違いを出して個性を演出しているのに対し
こちらは一見ばらばらの個性的な衣装でありながら
ハロウィン仮装という大きなくくりで統一感を演出している感じ
ちなみにこの曲の衣装は
2期アニメ内で衣装の方向性で迷走しまくって
イベント用衣装を新規作成する時間が無くなったため
1期のNo brand girlsの衣装を改造したという設定です
そこに気を付けて衣装を見直してみると新たな発見があるかもしれません

この曲が終わったところでサプライズイベント発生!
本日誕生日のくっすん
曲が終わって振り向くとそこには
いつの間にか下からせりあがっていたバースデイケーキが!
そして会場一体となってhappy birthdayくっすんの合唱
くっすんの誕生日のお祝いをまさかこんな近くでできるなんて><

そのあと次の曲に移る際に感極まったくっすんに近寄り
そっと涙を拭いてあげる鹿ちゃんにキュンキュンきました
幕間の薄暗い中でのちょっとした動作だったので
もしかしたらスクリーンやLVでは見れなかったかも?
だとしたらものすごい貴重なものを観てしまったのかもしれない・・・
同伴者は終焉後に「新たなカップリングの予感」なんて言ってました
たしかに「のぞぱな」はあんまり見たことないですねw

その後も中央と前方のステージは半々くらいの使われ方で
いくつかの曲は本当に目の前で踊ってくれました
しかしみんな年々ダンスのクオリティが上昇してますね
難しいナンバーをきれいに踊りきるというだけでなく
それ+αの表現力が確実に向上していると思います
ダンスが苦手だったそらまるの踊りも
らぐまるなんて馬鹿にされてた頃からは想像できないくらい上手くなりました

しかし何というか中央ステージは観客席から2Mくらい高いところにあるおかげで
彼女たちの足元と観客の目が大体同じくらいにある状態になります
中央ステージがせりあがったりするともっと彼女たちが上になります
そうすると前の方の席は必然的にかなり角度がついて
ぐっと見上げるような感じになるわけですね
その角度はまるでレイヤーの周りに這いつくばるローアングラーの如し(汗
しかも曲によってはその状態で激しく踊るわけで
脇とかhtmmとかが実にけしからん具合に視界に飛び込んできて
たいへん目のやり場に困ります!(ガン見)

さて、私はレビューの方針として
どんなものも長所と短所をしっかり挙げて
一方に偏り過ぎないよう心掛けるようにしています
ですからこの席の問題点も上げておきましょう

あれは「そして最後のページには」のときだったかな?
中央ステージで火薬を使ってキラキラしたテープを射出したんです
その時に何かテープではない堅いものが高速で飛来し顔面直撃!
暗かったので結局なんだったかわかりませんが空薬莢的なものでしょうかね?
結構痛かったです(×_×;

あと強いてもう一つ上げるならsnow halation
あの曲で一番盛り上がるのは
何と言っても穂乃果ソロのタイミングでの色彩変化
会場全体が雪をイメージした白色灯から
穂乃果のイメージカラーでもある温かみのあるウルトラオレンジへと
一斉に変化する様は壮観です
2期9話でもそれを意識した演出がありましたね
1日目は会場全体の見渡しやすい200LVだったので
あの感動的なシーンを十分堪能できたのですが
今日の席には視界内にサイリウムがほとんどないんですよ(笑)
視野の両脇にちょっと入ってくるのと
正面のモニターに映る会場の様子がわかるくらい
だからたぶんスノハレだけに限って言えば
500Lvとかの肉眼じゃ観客しか見えないような所がむしろ良席
今後イベントで後方の席に配置された場合は
ここはスノハレを楽しむための特等席だ!
と自分に言い聞かせることにしようと思いますw

今日は本当にすごい席で楽しむことができました
もうこれで一生分の運を使い果たしていたとしても
それでも構わないと思えるくらいに最高のライブでした

最後に昨日の予想通り次のライブの発表がありましたが
場所も日程も未定で「冬」「今以上にパワーアップ」
という何だか曖昧な告知でした
去年はばSSAのスタジアムで2daysとしっかり発表があったのに
この差はいったいなんでしょうか?

おそらくTVアニメが終わってしまった今
今後のラブライブコンテンツの方向性を
ちょうど模索しているところなんじゃないかという気がします
さらに大きな箱を用意して大々的にやろうとしても
TV2期があった去年と違いファンミーティングと映画だけで
一年間ファンを繋ぎ止めていられるかわからない
大盛況のスクフェスも楽曲のストックが尽きかけで
一年後となるとやっぱり不透明
ラブライブでまだまだ稼げそうだし稼ぎたいが
欲をかきすぎて火傷はしたくない
この発表はそんな弱気な下心の表れなんじゃないかと
勝手に予想しています
NextLiveについてはきっとファンミーティングのどこかで全容が発表されることでしょう
もしかしたら劇場版の興行の成否が今後のラブライブの命運を握っているのかもしれません
そう考えるとこれはもう毎週観に行くしかないね!
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-5th初日-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}
5th初日行ってまいりました
スクフェスの花陽イベント最終日とかぶったので
物販に5時間並んで花陽SRをあきらめるか
物販をあきらめる(あるいは二日目に賭ける)か
という究極の二択でしたが泣く泣く花陽を選びました

今日は200LVでしたが
4th初日同様中央ステージの真横だったので
アリーナの後ろの方よりよっぽどいい感じでした
そして明日の場所を大まかに確認したのですが
アリーナB3
・・・!?(・x・;
なんか中央ステージの目の前のような気がする(@@;
イベント次第じゃ来賓用のVIP席とかがありそうなあたりです
(このライブにそんなものないですが)
まぁしっかり確認してないのでぬか喜びかもですがw

4thとは逆で初日にユニット曲が来たので
かわりに明日BD曲ですね
今日やらなくて明日やりそうな曲は
ノーチェン・豆フェス1・ラブレス・るてしきす
あたりかな?自信を持ってやってないと言えるものだけなので多分抜けありそう

恒例ののんたん占いは
映画の公開日決定&前売り発売と
ベストアルバム2の発売の二つ
4thのときも2日目だけ5thの告知が追加されてたので
明日は6thの告知が加わる・・・はず!
はずだよね!信じてるよ!

5thライブがらみはまたあとでまとめ直します
明日もあるので今日は取り急ぎこの辺で・x・)ノシ
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-ちゃんとしたの-・-・-・-・-・-・-・-

1期終了から約一年
ラブライバー待望のアニメ2期です
1期の終盤の展開はかなり批判も多く
2期の失速が危ぶまれましたが
1期終了直後に始まったスマホアプリ「スクールアイドルフェスティバル」が大ヒット
つい先日400万ダウンロード達成で
実際のプレイ人口も100万人以上いる模様
スクフェスのおかげで全国でラブライバーが大発生し
1期が始まった頃からは考えられない
空前のラブライブブームの追い風の中で
ついにアニメ2期が始まりました
1期は目を引くところも多かったものの
同じくらいに課題も多かったアニメでしたが
今回はどうなったでしょうか?

☆キャラクター・声優について☆
(注:アニメ以外にもスクフェスやSIDのネタバレあり)

高坂 穂乃果(新田恵海)
{netabare}
2期はじまってまずびっくりしたのは
穂乃果の生徒会長就任
生徒会の仕事の9割は表からは見えない地味なデスクワーク
いや・・・どう考えても向いてないよあの子
ことり&海未にヒフミ3人衆と補佐官には恵まれているのでいいのかもしれませんがね
芸能活動で知名度上げて前会長の支援を取りつけて当選!
って選挙カーに元総理とか乗っけて当選する
現実のタレント議員とやってること一緒だよねーとか思ったり

えみつんは最近急に頭角を現してきた感じですね
個人名義で出したCDも売れ行き好調だし
某エロゲとラブライブだけの人というイメージは払拭できそうで何より
{/netabare}
絢瀬 絵里(南條愛乃)
{netabare}
1期ではクールで真面目な生徒会長として
凛々しい面ばかりが強調されていた気がしますが
一見メンバーの中でも大人びて完璧に見える中
時折見せる隙だらけの姿とのギャップこそが彼女の魅力だと思うのです
お化けが苦手だったりK.K.Eとか「エリチカ、おうちに帰る!!!」とか
あれ?時折っていうか結構隙だらけじゃね?

ナンジョルノはfripSideの2代目ボーカリストとしてブレイク
過疎週だったとはいえsister’s noiseではオリコン1位獲得
人気アニソン歌手として頭角を現しています
しかしその結果ラブライブ関連のイベントの欠席が目立つようになりました
ラブライブのライブイベントが1st,NY,3rd,4th,5thと
2ndライブが欠番となっているのも
彼女が出られなかったことに起因します
ファンとしてはfripSideでの活躍を応援したい気持ちと
μ'sの活動を優先してほしい気持ちが混ざって複雑な心境です
{/netabare}
南 ことり(内田 彩)
{netabare}
1期終盤で大暴落したことり株
今期もトラブルの引き金になったようですが
今度は事なきを得たようで何より
アニメとは関係ありませんが
スクフェスの鍋パーティの話が
ことりちゃんを象徴するエピソードだと思います
好きなものを持ち寄るようにいわれて
勘違いしてチーズケーキを持参(←まぁわかる)
みんなで作ってる鍋に謝りながら投入(←ちょっと意味が分からない)
このどこかずれてるところが彼女の魅力なんでしょうかね?
少し前にはやったツイッターアイコンによる性格診断で
ラブライブという括りが有害度(小)キチガイ度(中)くらいに分類されているなか
なぜか南ことりだけが別枠扱いでキチガイ度MAXのところに配置されていました
まぁ何となくわからんでもないw

うっちーは最近はちょくちょく主役級が回ってきたりと
声優としてそれなりのキャリアを築いているようです
でもあいまいみーのおかげで
「あびゃー」な腹黒いことりちゃんコラがちょいちょい作られるのは
どうしようもないのかなw
{/netabare}
園田 海未(三森すずこ)
{netabare}
2期のうみちゃんは完全にネタキャラ扱いでした
山頂アタックです!にはじまり神経衰弱の顔芸
穂乃果以外の2年生二人は
1期と比べると相対的に活躍の場が減っている気がします
ことりはまだ1期に個別回をもらっているからまだいいものの・・・

人気声優としての地位を確立したみもりんですが
声優としても歌手としてとにかく大忙しな様子
四捨五入が嫌いなことで有名な彼女
ライブでもくっすんに四捨五入しちゃダメっ!と注意していましたが
このままラブライブが続いていけば
四捨五入好きに転向する日もそう遠くないですね
{/netabare}
星空 凛(飯田里穂)
{netabare}
凛ちゃんは2期でかなり優遇されたキャラの1人
個別回をもらって新曲のセンターに抜擢
ウェディングドレス姿もとってもキュートでした
普段の活発な凛ちゃんとのギャップが良かったですね
しかし、なんで凛ちゃんは毎回EDでマラカス振ってるんでしょうw?

りっぴーはpile様と一緒にCD出してましたが苦戦している模様
っていうかあの路線はどうなんだろうね?
りっぴーには天才テレビくんで子役やってた頃からの
息の長い固定のファン層がいるわけだから
今まで積み上げてきたイメージを大事にした方がいいんじゃないかな?
という気もするんですが既にじり貧だしまだ若いんだから
いろいろ挑戦してみるのもいいのかな?
{/netabare}
西木野 真姫
{netabare}
仲のいい2年生3人組
3年生の生徒会コンビ
1年生の幼馴染ペア
残ってしまった余りもののぼっち二人
そうしてできた即席カップリングがにこまき
それがいつの間にかラブライブ内でトップクラスの人気カップリングになっています
1期はどちらかというと1年トリオやにこりんぱなが多かったのに対し
今期はさりげなくにこまきの二人を絡ませるシーンが多くありました
ファンにはたまらないサービスですね

Pile様の棒演技は相変わらず
まるで成長していない・・・
でもなんかあの棒具合が病み付きになるようで
中毒患者が多数発症している模様
うん・・・もうあれはあれでいいのかもね(投げやり)
{/netabare}
東條 希(楠田亜衣奈)
{netabare}
のんたんも個別回をもらった勝ち組
ストーリー的にも最高潮の部分で
なかなか美味しい役回りだったと思います
尚ニコ生では相変わらず・・・

くっすんはこの一年で一番成長したと思います
名演と言えるレベルにはまだまだ程遠いけれど
もう十分に違和感なく観れるレベルです
棒演技と馬鹿にされていた1期の頃からは考えられません
スクフェスをやっていると新旧入り混じって
いろんなセリフが聞けるわけですが
古い声は強弱のつけ方がおかしいんですよね
一つ一つの単語のアクセントがおかしいというか
どの単語を強く発声すべきかわかっていないので
どうもちぐはぐな印象を受けるんですよねー
{/netabare}
小泉 花陽(久保ユリカ)
{netabare}
アニメオンリーなかよちん派の同志に
2期のかよちんはなんであんなネタキャラになってしまったんだ!
って言われましたが
きっと1期まきりんぱなまでの印象が強いんでしょうね
いやいや、かよちんといえば白米、白米といえばかよちんです
ゴハンタケタヨー!
花陽の魅力が最大限発揮されるのは
ユニット曲やソロ曲で切ない慕情を情感こめて歌い上げる時
スポ根路線のアニメラブライブで花陽の魅力を伝えるのは
はっきり言って無理なので最初からあきらめてます
むしろ説明担当の解説キャラとして使われて
2期はだいぶ優遇されてるなーとか思っていたくらい

シカコはμ'sの芸人枠として活躍中!
ときおり他作品でも見かけるようになりましたが
久保ゆかりと間違ってクレジットされたり
謎の外人役(ぺぺろんぽっぷぽぽんちゅみどりかわ?)だったり
笑いのネタに尽きない感じですね
まさにμ'sのお笑い担当!
元グラドルのビジュアルとのギャップがまた何ともw
{/netabare}
矢澤 にこ(徳井青空)
{netabare}
にこにーは本当に優遇されてます
前回に引き続き個別回をもらっており
今回は家族との触れ合いが描かれました
ちなみに雪穂や亜里沙と違いにこの兄弟は全員CVそらまるです
最終回には母親も登場
こちらはなんとCV三石琴乃
ママライブがどんどん豪華になっていく・・・

そらまるは・・・いろいろありましたね
えっ?詳しく聞きたい!?
(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ
{/netabare}

☆楽曲について☆

1期と比べるると全体的に新曲に勢いが無かった印象
一日中聴いていても飽きないような曲が
1期はいくつもあったのですが
今回はそれと比べると今一つインパクトに欠けるというか・・・

(5th終わって追記
5thで重点的に2期楽曲をやったこともあって
私の中での2期楽曲の地位は大きく向上しています
でもまぁここはあにこれですしアニメ内の使い方に限定して考えたら
当時の感覚を残しておきたいのでそのままにしておきます
特にどんなときもずっとはTVサイズだと魅力半減
フルで聴いてこその良曲だと思うんですよね
5th二日目で9人で羽を持って並んだときは感涙モノでした)

ただしOPの「それは僕たちの奇跡」だけは別格
1期BDのジャケ絵に動きがついたOPムービー含め
文句なしの出来栄えだったと思います
前期のOP/ED挿入歌が軒並み3万枚程度の売れ行きだったのに対し
今期のED/挿入歌は6万枚強の売り上げ
これは単純にラブライバー総数の増加が原因だと思います
私のように新曲が発表されたら聞いてもいないうちに思考停止して予約し
発売前日に全力でフラゲしに行くような層が増えたんでしょう
でもそれだけでは説明がつかないのが「それ僕」の10万枚
少なく見積もっても3万人以上の人が
この曲を他の曲よりも高く評価していることがわかります

しかし去年発売されたCDの売り上げが
ゲームともアニメとも無関係な「Mスタ」で6万枚
スクフェスメインテーマ「タカラモノズ」9万枚
というあたりを考えるとアニメEDや挿入歌で6万枚というのは
やっぱりだいぶおとなしい数字だったように思います

ただし今回は新曲以外の曲に収穫が
個別にいろいろ書いたので詳細は省くとして
やはり「スノハレ」をやれたのは大きいですね
1期のレビューで指摘した
男キャラを徹底排除しスポ根路線でストーリーを作っているおかげで
ラブソングを一切使えないという
アイドルとして致命的な欠点を
かなり強引ながらも解消し
スポ根路線を貫いたままラブソングを使える体制を作った
というところは評価していいと思います

最終話の「愛ばんピアノver」や「ラブピ」も
歌詞だけ見たら完全にラブソングなんですが
うまく卒業と絡めることでそういう臭いをきれいに消して使っていました
ただこれに関してはラブソングはラブソングとして歌ってこそ
という気もするのであの使い方が良かったかどうかは判断の難しいところです
まぁそりゃあのアニメ内容なんだし使える曲には限界がありますよね
でも、そんなにラブソングが欲しいならアニメ内容を変えて「LOVELESS WORLD」で締めましょうか?
と言われたら1期終盤以上に阿鼻叫喚になりそうですし
丁重にお断りしたいところです
まぁ1期で封印したラブソングへの軟着陸としては
まぁ十分妥協できるレベルだったように思います

☆ストーリーと演出について☆
もう今から20年近く前になると思います
当時人気絶頂期にあったあかほりさとるが
自分の一番弟子がデビューすることになり
様々なメディアで猛プッシュしていました
そのデビュー作を読みましたがまぁ酷い
もはやどう酷かったのかも覚えていませんが
即座に2度と買わない作家リストに入りました
そして案の定ほどなくして彼はラノベ界からは姿を消しました

最近になって作家デビューに失敗した彼が
アニメ業界で幅を利かせていることを知りました
そう、花田先生こと花田十輝です
最近は彼の手がけた他の原作付アニメなんかもいくつか見ましたが
うまくいっているときといっていないときで落差が激しいですね
原作無しのオリジナルを彼に投げるっていうのは
相当な博打だったんじゃないかと思います
実際1期前半はかなり評価が高かったものの
終盤はまとめきれずに終わった感じ

だからはっきり言って2期のストーリーには一切期待しないようにしていました
無難に60点くらいにまとめてくれればそれでいいかなと
出来上がったものを見てもまぁそのくらいですね
細かい部分では評価できる点も多いですが
何カ所か大きく減点せざるを得ないというか・・・

例えば天候の描写について
古来より天候は登場人物の心情の暗喩として使われてきましたが
それはあくまでさりげなくやることで
物語の盛りあがりをサポートべきもので
1話や9話のように露骨にやってしまうと
逆にわざとらしすぎて興ざめなんですね

他にもA-RISEの扱いとか本選とか不満点はいろいろ

なお某掲示板でアニメ2期のストーリーをdisると
「脚本がクソなのは1期でわかりきってるだろ!ニワカ乙www」
と返ってきます
いや全くその通りだけど、お前ら訓練され過ぎだろw

☆総評☆
ストーリーはところどころ面白かったけど
不満点も結構多かったですね
完全に固定層のコアなラブライブファン向けとしては
見どころも多かったのだけど
新規開拓のためのラブライブの布教用としては役に立たない感じ
多分アニメ見せるよりスクフェスやらせた方が
布教成功率高いと思います

この次は5thライブの後劇場版が予定されています
劇場版ではこれまでアニメラブライブを支えてきた
AS姉こと西田亜沙子さんの離脱が発表されています
室田絵に一切不満はないですがやっぱりちょっと不安ですね・・・
劇場版の情報が出てきたらまたそちらの方に視聴前レビューでも書こうと思います

旧レビュー
{netabare}最終話視聴から一週間たちました
断片化している旧レビューとミックスして書き直そうと思ったのですが
中々完成しないので暫定的に最終話のみレビュー
あとでまとめて書き直します

最速を放棄したおかげで最終話視聴前に映画化の話は知っていました
しかし劇場版につなげる引きで終わるとは思いませんでした

一期は持ち上げては落としてを繰り返しあげく
ほのかダウンや留学騒動でμ’s崩壊の危機まで徹底的に落として
そこから最後にうまく持ち上げ損なったままゴールした感じでした

今回はそれらのトラブルに代わる不安要素として使われているのが
3年生卒業によるμ’sの終焉
たしかに物語が終わってしまうのは寂しくもありますが
スクールアイドルである以上引き伸ばしようのないタイムリミットがあるわけで
その刹那の輝きを切り取るからこそ美しいんだと思います

だから卒業という形できれいに有終の美を飾ってくれるならば何も文句はありません
アニメの終わりがラブライブというコンテンツの終わりではないですし
TVアニメとしては卒業できれいに終わった上で
本選がらみの話とか尺をあまり取れなかった部分を膨らませるなりして
劇場版としてブラッシュアップしてほしかったかな

それなのに終わりをちらつかせて不安を煽ったあげく
最後にやっぱり終わりません!
って〆るんじゃ散々叩かれた一期とやってること何も変わんないよね

1期と2期の間に出したシングルMusic S.T.A.R.T!!のサビは
「だってパーティー終わらない
だってパーティー終わらない
まだまだみんなで 思い切り歌うよ」

今年2月の4thライブのサブタイトルおよび入場者特典曲は
ENDLESS PARADE

そもそも本当にラブライブの終わりが怖くて仕方ないのは
視聴者じゃなくて制作サイドなんじゃないのかな
終わってしばらくは視聴者から惜しむ声も出るでしょうが
やがてはそれぞれが別の熱中できるものを見つけていく
でも記録的ヒットとなったラブライブの代わりになれる商品は
そう次々簡単に作れるものじゃないし
次に視聴者が飛びつくものはライバル会社の作品かもしれない
だから何とかこのまま売り続けたいという制作側の願望は理解できます
でもそれはお客さんに見えないようにするのがプロの商売人なんじゃないですかねぇ

ラブライバーとしてアニメはラブライブのコンテンツのほんの一部と考えれば
とても収穫の多い2期で見どころが沢山ありました
しかし純粋にオリジナルアニメとして考えた場合は
一期同様脚本に不満点がたくさん残る作品でした

-・-・-・-・-・-・-・-ひとつ前の-・-・-・-・-・-・-・-

ゲマ・ソフマップ・メイトと梯子してBD1巻フラゲしてきました
5thライブの最速申込みチケットを確保したかったのもありますが
それ以上の複数購入動機がありまして
全巻購入でユニット曲の録りおろし新曲がつくんですよね・・・
しかも店舗特典っていういやらしさ
前回の特典曲「ぷわぷわ~お!」はゲマオンリーだったので
何も悩まずにゲーマーズで購入するだけで済んだのですが
今回はゲマ・メイト・ソフマップそれぞれ別ユニットの未発表曲がつきます
全部揃えようとするとBD7巻×3セット買わなきゃいけない鬼畜設定;;
ダレカタスケテー

-・-・-・-・-・-・-・-9話の-・-・-・-・-・-・-・-

スノハレ回観ました!!!
スノハレが来るのは先週のラストでわかっていたのですが
それでもやっぱり感無量でした

途中の吹雪で動けなくなる演出は4thライブ初日の
雪で帰りの電車が動かず凍死しかけた思い出とダブりました
テロップを流しきり満を持してイントロに入るSnow halation
旧PVの焼き直しと言ってしまえばそれまでなんだけど
それでも旧盤とは比較にならないクオリティ
そしてあの穂乃果ソロのウルトラオレンジ・・・
そう、これだよ・・・スノハレと言えばやっぱりこれだよ!
あのUOは「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズの象徴でもあると思うんだ
それをアニメであのように表現してくれたスタッフに拍手です

・・・ただ気になるのは、おそらくここが2期のクライマックスだと思うけど
今回の演出もこのレビューもアニメしか見てない人や2期からのお客さんには
何がなんだかさっぱりわからないんじゃないかなぁ?という懸念が(・x・;

-・-・-・-・-・-・-・-古いの-・-・-・-・-・-・-・-

ついに放送がはじまりました
日曜夜にTOKYOMXの最速放送と火曜夜のBS11を視聴&録画
視聴はともかく2回も録画する羽目になったのは理由があります
最初に見たMXがはっきりわかるレベルで画質が悪く
ネット上でもかなり話題に上がっていたからです
MXで蟲師やジョジョを見たときはそこまで気にならなかったんですが
動きの多いラブライブのOPシーンは特に画質の違いがはっきり出ていました

もともとBS放送のほうが地上波の5割増しくらいの実効ビットレートなのですが
MXは4月から24時間マルチチャンネル化
つまりは割り当てられている帯域を分割し二つの放送を同時に行っているのです
分割といっても単純にに半分の帯域しか使えないわけではなく
サービス1とサービス2を1:1や3;1などと切り替えられるようになっているようで
ラブライブ放送時は全体の4分の3を使って放送している模様
しかしそれでももともと高レートのBS11と比べると
約半分のビットレートしかありません
その結果OPのような動きの多いシーンではブロックノイズが目立つようになりました

激しい動きに弱いとなると影響が懸念されるのはライブシーンでのちらつき
やっぱりアイドルアニメで画質悪いのは致命的だと思うので
来週から最速はあきらめてBS11にしようと思います

-・-・-・-・-・-・-・-もっと古いの-・-・-・-・-・-・-・-・-

期放送開始前特番「春もえがおで1,2,Jump!」が放送されます
ちょっと遅れてニコ生とバンダイチャンネルでも観れるみたい?
番組タイトルはμ’s楽曲「夏色えがおで1,2,Jump!」」とかけてある感じですね
えみつんのナレーションで送られるこの番組では4thライブの映像やなんかも流れるそうです
そういえばライブのとき上のほうをカメラが飛び回ってました(’’
とにかくこれはラブライバー必見ですね!

-・-・-・-・-・-・-・-さらに古いの-・-・-・-・-・-・-・-

2期を目前にしてニコ生で1期を一挙放送するようです

何度でも見たいというコアなラブライバーの方はもちろん
2期やるみたいだけど一期観てないなぁという人はこの機会にぜひ!

ちなみに私は仕事で前半分見れません・・・
円盤は揃ってるので見たければいつでもニコ生より高画質で見れるのですが
やっぱりニコ生の一挙放送でリアルタイムにライブ感を共有しながらみるのは
また一味違う楽しさがあると思うんですよね

ああでもコメで凛ちゃんのことアザゼルさん呼ばわりした奴はあとで校舎裏な(☄◣д◢)☄{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 54

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今後の展開にも期待(*´∀`*)~♬♬

スクールアイドル「μ's」の活動を描いた
アイドルものの2期となる作品。
全13話。


今や「アイドルもの」として押しも押されぬ
確固たる地位を確立した感がありますね(*´∀`)
声優陣も「μ's」として積極的な活動を
見せてるようで♬

「アイドルもの」はあまり好まない方ですが
この作品は楽しめました♪


このジャンルの作品として最も重要になる
「愛されるキャラクター」が前作同様
丁寧かつ魅力的に描けている作品だと思います。
しっかりとした個性、特徴を持つそれぞれに
角度の違ったスポットが当てられていますね。
そこに可愛らしいキャラデザも相俟って好印象♪
いまの人気も頷けるところですねぇ。

逆に難しいのはストーリーですかねぇ。
「μ's」が勝ち上がる事は決定事項ーー。
どういう展開で観せてくれるのか
期待と不安の半々を持って視聴。

結果、卒業とラブライブを中心に
彼女たちの『成長』や『絆』が色濃く
描かれており、個人的には楽しめました。
少し詰め込み過ぎ、早足な展開になった
ところは唯一残念なポイントでした。


声優陣、音楽や作画、キャラデザも含め
「アイドルもの」として十分合格点の作品かと。
今後の展開も気になりますね!
ぜひ、お気に入りのコを見つけて下され( ´艸`)

『アイマス』と比較される事も多いようですが
今のところ『ラブライブ』派ですかね♪
つーか、まだ『アイマス』観てないんです(´∀`;)
もし視聴したら『アイマス』派になるかしらw




 
《キャスト》

高坂 穂乃果(CV.新田恵海)
絢瀬 絵里(CV.南條愛乃)
南 ことり(CV.内田彩)
園田 海未(CV.三森すずこ)
星空 凛(CV.飯田果穂)
西木野 真姫(CV.Pile)
東條 希(CV.楠田亜衣奈)
小泉 花陽(CV.久保ユリカ)
矢澤 にこ(CV.徳井青空)




《主題歌》

OP
『それは僕たちの奇跡』/μ's
ED
『どんなときもずっと』
 綾瀬 絵里(南條愛乃)東條 希(楠田亜衣奈)矢澤 にこ(徳井青空)(第2話)
 μ's(第3話、第11話)
 矢澤 にこ(徳井青空)(第4話)
 星空 凛(飯田里穂)(第5話)
 星空 凛(飯田里穂)西木野 真姫(Pile)小泉 花陽(久保ユカリ)(第6話)
 高坂 穂乃果(新田恵海)南 ことり(内田彩)園田 海未(三森すずこ)(第7話)
 綾瀬 絵里(南條愛乃)西木野 真姫(Pile)東條 希(楠田亜衣奈)(第8話)
 高坂 穂乃果(新田恵海)(第10話)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 65

夢見る先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

みんなで叶えた物語

出演してるキャラクターは、ほぼ全員女の子ですがスポコンアニメと言ってもいいと思います!
みんなが努力しながら目標に向かっていくストーリーです。
今までスクフェスしかやってなかったことを後悔します。
早く見れば良かった!たぶん、ゲームをやってる時よりもアニメを見た後に好きなキャラクターが増えると思います。
本当にμ'sが大好きになれるアニメでした!
素敵な音楽と笑いと青春ありがとうございました\(◦´-`◦)/♡
追記>ω</凛(´╹◡╹`)花陽
3月31日にファイナルライブに行ってきました!!東京ドームは外れてしまったので横浜ブルクの方でライビュしました。
初めて参戦で、行く前から相当な期待をしましたが始まると想像以上のファンの団結力に驚きでした。
1年という短い時間でしかファンでは、いられなかったですが、沢山元気をくれたμ'sの曲を聴き振り返ると涙が止まらなくて「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。終わった直後は、楽しかったことより寂しい思いの方が大きくて喪失感がすごかったですが今になって落ち着いて考えると、これだけ沢山のファンの人の心を動かせるμ'sは最高のアイドルだったんじゃないかと思います!
5時間ペンライトを振りながら踊り、最後に「僕たちはひとつの光」を歌うことができて本当に最高でした!!沢山書きたいことは、あるけれど今はμ'sとの思い出を反芻しながら、新しい年度をμ'sの曲を聴き頑張りたいと思います。

ライブのことをどうしても書きたくて追記として書かせていただきました!
アニメの感想見たことある方にも通知が送られていてすみません(・・;)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 47

69.6 12 ミュージカルアニメランキング12位
アラジン(アニメ映画)

1993年8月7日
★★★★☆ 3.9 (84)
625人が棚に入れました
街で城から抜け出してきたジャスミン姫と出逢った貧しい青年アラジンは、ジャスミンの結婚相手に相応しい富を得るため、猿のアブーと共に魔法の洞窟に入る。煮えたぎる溶岩にまさに落ちんとする時、魔法のじゅうたんに救われる。アラジンが手に入れたランプからは魔人ジーニーが現れ、三つの願いを叶えるという。『アラビアン・ナイト』を下敷きにした、93年度、興収第一位の42億円に輝くラヴ・アドヴェンチャー。CGを多用しスピード感にあふれるアクションや魔人ジーニーの動きが魅力。作品の核を握る、お調子者の魔人ジーニーの声はロビン・ウィリアムズが熱演。アラジンとジャスミンの魔法のじゅうたんでのランデヴーに流れる『ア・ホール・ニュー・ワールド』(レジーナ・ベル&ピーボ・ブライソン)は、前年の「美女と野獣」に続きアカデミー主題歌賞に輝いた。続篇「Aladdin/ジャファーの逆襲」は(本国でも)ビデオ発売のみ。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

叶えたい最後のひとつのお願いは......

ディズニーが1992年に制作したアニメーション映画です。
意外と最近の作品だったんですね。ちょっと驚き。
お話は、盗みをしながら非常に貧しい生活をするアラジンと
宮殿から一度も出ることが叶わず、父から愛のない結婚を迫られるジャスミンの恋の物語。
2人は偶然の出会いから共通点もありお互いに惹かれあいました。
豪華絢爛で食べ物に不自由しない宮殿での生活にあこがれるアラジン。
一方で、自由が欲しかったジャスミン。彼らの悩みは違うようで本質はまったく同じ。「今の生活から抜け出したい」
互いを羨んだり、嫉妬することなくその気持ちを十二分に分かち合うことができました。
でもそこからが波乱の幕開けでした。
結婚は王族同士でないとできなかったり、国務大臣である魔法使いのジェファーに邪魔されたりといくつもの壁がありました。
アラジンはランプの魔神ジーニーと協力しながら奮闘します。
最後の結末はまさにHAPPY END!!とても良い物語の結びでした。

本作の目玉はやはりジーニーです。
ランプの魔神と聞いて浮かぶ僕のイメージは、
主人に呼ばれると煙と共ににゅるにゅると出てきて「ご主人様お呼びでしょうか?」なんて陰気くさい感じだったのですが、
ジーニーはランプの魔神と呼ばれながら、お呼びがかかるとびゅーんと出てきて、まるでパーティーの主催者みたいにガンガン喋ります。
気さくでとても人懐っこい性格で、喋り出したらしばらく止まりませんw
加えてジーニーはいろんな変身をしながら軽快にしゃべり続けます。とても愉快です。
彼は単に面白いだけでなく、アラジンと築いたその友情はとても輝いたものでした。
これは本作を観て頂ければお分かりになるかと思います。最も感動させられました。

{netabare}

アラジンがジャスミンを取るのではなく、ジーニーを取ったときの衝撃はすごかった。
そりゃあ見捨てるわけはないと思ったけれどジャスミンを蹴ることもできないだろうと思ってたからなあ。
「君がいてくれなきゃ寂しいよ。」と言って抱き合うシーンは涙ぼろぼろでしたw
でもジャスミンとの結婚が決まった後、すぐに旅行に行っちゃったのはなんでだろうw まあ笑えたけど。

ジェファーから魔法のランプを奪う際に、作戦とはいえジャスミンのキスはこっちも心をえぐられるような気持ちになりました。
あれは痛かった。すごく痛かった。
けれどアラジンとジャスミンが結ばれて本当に良かった。良い物語でした。

{/netabare}

本作はラストに向けての盛り上がりも非常に上手く、十分に楽しめる作品です。
もしまだ観たことがなかったらぜひ一度時間があるときに。きっと面白いですよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

.:*゚..:。:ご主人様 さあ願いをどうぞ.:*゚..:。:.

*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

旦那ってば

まだご自分の手に入れた物の価値を
ご存知でない

そこでごゆっくり お聞き下さい これがどういうことか

説明しましょう

*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

アグラバーの街で貧乏暮しをする青年『アラジン』と相棒である猿のアブーは盗んだパンで生計を立てる程の極貧ぶり。
市場で出会ったジャスミン王女に身分違いの想いを抱くが王女誘拐の嫌疑をかけられ投獄されてしまう。

『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』の『アラジンと魔法のランプ』を元にしたディズニー制作のアニメ映画。

この作品で語られるのは二人の声優。アラジンの声優を務めた、羽賀研二の若々しくミュージカルを意識した演技と
ランプの精『ジーニー』の声優、山寺宏一が『Friend Like Me』ミュージカルシーンで“ロビン・ウィリアムズ”の
完璧な吹き替えをやってのけたこと。逸話としてミス無し一発撮りだったとの噂も。(アラジンの声優は後に変更)

作中で出てくる数々のミュージカルシーンは勿論、3Dでなく2Dのディズニーアニメーションは圧巻の表現力。
宮殿から抜け出し魔法の絨毯で空を駆け巡るシーンで、アラジンとジャスミンが歌う『A Whole New World』は
アカデミー歌曲賞他、数々の賞を獲得しました。


アラジンで一番すきなシーンはどこ、と問われるなら

自分の中では“冒頭”の一幕。露天商が月夜の砂漠をラクダに乗りながら語り部として登場し、物語がはじまるのです。

千夜一夜物語の通り、歌われる曲は『Arabian Nights』。

曲と映像の雰囲気がアラビアンナイトの世界観に引きこんでくれます。実は露天商には、ある“秘密”が。
この露天商、指が四本しかありません。作中で指が四本の人物といえば・・・ 続きは是非、砂漠の夜の、夢の中で。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 22

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣きたくなったら見る映画

ディズニーの中でも好きな映画のひとつ。
ミュージカル映画の金字塔アラジン。
10回以上見てると思う。

ジーニの声優は山寺宏一が合っていると思うが、
僕は英語の勉強も兼ねて
洋画は字幕版の字幕なしで見るようにしてる。

字幕版のジャスミンのセリフ回しはかなりキツイ。
(ディズニーのヒロインはどれもこんなんだけど)
自分の中のツンデレってこんな感じなのかなぁと思う。

原作とは全く違う話に仕上げてしまうディズニーだけど、
原作以上に昇華させてしまうディズニーはやっぱり凄い。

何度見てもジーニの登場シーンでは腹を抱えて涙が出るまで笑ってしまうし、
何度見ても王宮からジャスミンを連れ出すシーンではスクリーンが曇るし、
何度見ても最後のシーンは前が見えなくなる。
結局何度も見ることになる。

また号泣して最後のシーンが見れなかった。
また見よう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

74.6 13 ミュージカルアニメランキング13位
アイの歌声を聴かせて(アニメ映画)

2021年10月1日
★★★★☆ 3.9 (117)
380人が棚に入れました
長編オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

幸せを呼び寄せる歌声

愉快に笑いながらも、とても感動する物語です。
見終わった後、しばらく席を立ちたくないほど、感動の余韻が沸き起こります。
もしかして、2021年で一番感動したアニメかもしれません。
それほど私のツボに、はまってました。


主人公は天野サトミ。
彼女は以前、上級生の屋上での喫煙を先生に報告したことがきっかけで、教室内で少し浮いた存在でした。
そして彼女の母は、AIロボット・シオンの製作リーダです。
そのシオンが、サトミのいる高校に転入してくるのです。

シオンは美人で明るいAIです。
但しシオンは、いつも変なことをしでかします。ポンコツAIのようです。
転入初日の自己紹介の際に、いきなりサトミに「今、幸せ?」と尋ねたり、教室で歌を歌ったり…、
周りの人たちが驚くようなことばかりです。

でも、それはサトミを幸せにするためにシオンなりに考えてやったこと。
なぜかシオンは、いつもサトミの幸せを願っています。

そしてシオンが変なことをして歌を歌うたびに、
少しずつ幸せになる人が増えてきます。
そして、サトミのまわりには親しい友達が増えてきます。それはシオンのおかげ。

しかし、あることが起こり、物語は急展開します。
そして、シオンがサトミの幸せを願う理由が明らかになります。
それは、とてもとても心温まる理由でした。

土屋太鳳さんが、シオンの声優をされています。
そしてシオンの歌声も土屋太鳳さんの熱唱です。迫力ある美しい歌でした。

最後はハッピーエンドとなりますので、ぜひ劇場へ足を運んでください。
「見てよかった」と、きっと思いますよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

吉浦監督作品の現時点での最高傑作

全くノーマークでしたが、
あにこれでの評価が高かったので、
SAOと悩んでこちらを観に行きました。

吉浦監督作品は、イヴの時間とパテナを視聴済み。
どちらの作品もSFジャンルではおススメできますが、
難点としては、設定が凝りすぎて
初見では分かりにくいという点と、
どっちもなぜか酔ってしまうという点ですw

本作は、この両者がなくなり、
SF青春モノとして劇場で観る価値が充分にあります。
映像はJCスタッフなので安定していて見ごたえがあり、
劇中歌も土屋太鳳さんの伸びのある歌声を
大音量で聞くことができました。

視聴前は、ヒロインの二人が声優ではなかったので
心配な部分もありましたが、見終わってみれば
むしろ二人の演技が光っていましたね。
福原さんってこんなに演技上手かったっけ、
というぐらいキャラに合っていました。

一つ注文を付けるとすれば、
シナリオにちょっとぶつ切り感があった点ですかね。
脚本に大河内先生が加わっているようなので、
2時間うなぎ上りのシナリオを期待しましたが、
最後は少しまとまりがなかったので
涙することができなかった点が惜しいです。
それでも十分に感動できる良い作品でした。
吉浦監督の次回作にも期待です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

幸せ

かなり楽しみにしていたアニメ映画です。
私はこの作品を知りませんが、Sunny boyだったかな?
アニメを見終わって必ずCMが流れてて、AIとか歌とか私の好きな題材のキーポイントが多くて凄く期待したってのが、この作品を見ようと決めたポイントです!

さて、物語は試験中のポンコツAIのシオンが転校してきてから始まります。
5日間の短く長い物語の始まり。

1日目

AIと言えば完璧なイメージがありますが何故AIの彼女はポンコツなのか……

1つは極秘実験なのに力加減を一切しない。

{netabare} プールに潜れば永遠に水面に上がらないし、片手でバスケットボールを受け止めて片手で凄い力とスピードで投げ返したり、完全に自分の正体を隠そうとしなかったりw{/netabare}

2つ目は転校初日にシオンはミサトに「幸せ?」と聞く。
彼女はAIで「幸せ」とは何か解らないけど幸せ?と聞いてくる。
彼女には幸せはわからず、自分で調べた幸せを実行していく。
ミサトに幸せになって貰いたくて。

{netabare} 友達を作らせようとしたり、AIロボを暴走させピンチになれば白馬の王子様が登場すると思い暴走する様にAIにお願いしたりw
王子様を確認しようと、人気の男子ごっちゃんにキスをしようとしてみたりw {/netabare}

実は実験の責任者はサトミの母なので密かに行われた実験でシオンがAIだとバレてはダメなのですが……

{netabare} 初日でバレた……4人のクラスメイトの目の前で、間違えて緊急停止ボタンを押してしまい……お腹から何か飛び出して…… {/netabare}

ミサトは母がどれだけAIに力を入れてきたか知っているから、密かに知ったこの実験を成功させてあげたくて……
そうして、5人の秘密がはじまる。

2日目

ごっちゃんとアヤのすれ違い。
2人は恋人同士なのですが、いつしかすれ違っていた。
この理由がまた学生らしくて、あるよなぁ〜ってなりますww
思春期だから悩みも不安も沢山ある、相手の何でもない言葉や態度に不安になり、どうすればいいのか解らなくなる……

でも。
{netabare} シオンの「ごっちゃんはアヤの者じゃないよ」って言葉で、アヤもやっと自分の気持ちに勇気を振り絞る事が出来た。
「もっと素敵な人がいる」失恋した人にはNGな事をシオンが言っちゃたりもしてたけどw
シオンのおかげで2人は仲直りが出来た{/netabare}


3日目

サンダーの試合の話
試合本番に弱くて負けてばかりのサンダー
{netabare} でも、シオンが練習に付き合ってくれてw
AIでも女の子の素体だからかサンダーは練習しにくそうでww
それに比べて本番は男子相手だからやりやすかったのか初勝利を決める事になりました。{/netabare}


4日目

サンダーの初勝利パーティーとし学校を抜け出す6人
しかし、このパーティーが結果的に……

シオンは新しい幸せの形を見つける。
{netabare} 誰かの幸せは誰かを幸せにする。
シオンが気付いたのです。
トウマがミサトが好きで、ミサトもまたトウマが好きだと言う事実を。
そこで、ミサトを幸せにする為に告白の舞台がまた素敵なのです!

ソーラーパネルの向きを変えて月や夜空を反射させた地面に光のイルミネーションに空に打ち上がる花火にシオンの応援ソング{/netabare}
告白の舞台としては最高です⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝

そんな告白の最中、シオンを初め全員捉えられてしまう。
{netabare} それはシオンの制作会社の星間エレクトロニクスの大人達だった。
いきなりアンカーみたいなのを撃ち込まれて残酷なシーンでした(*꒪꒫꒪) {/netabare}

5日目

{netabare} シオンは自分の実験結果を改ざんしていたものを送っていたのでした。{/netabare}

彼女にとって実験なんて関係なくてミサトに幸せになってもらいたくて勝手に考え行動した。

{netabare} 確かに、AIが自立して何かを起こすとエラーやバグとして処理されるし、AIが映画みたいに反逆行為を起こして人間を襲うかもしれない。
そうなると取り返しがつかなくかる……だから、処分される結果になる。{/netabare}
危険を考えたらそれは仕方ないかもしれない…………って思うけど……

それは違うって思います。
{netabare} 大人達からみたらAIが自分達の監視外で動いていた。
結果だけみたら怖いですよね。

でも、ミサト達からみたらシオンは沢山の幸せを教えてくれたAIなんです!
すれ違いの恋心を修復してくれたり、初勝利出来る様に練習に付き合ってくれたり、幸せになって欲しい女の子に告白される舞台を整えたりシオンは幸せになって欲しいって気持ちだけなんです! {/netabare}

確かに彼女は間違えた事もありました。
{netabare} ロボの三太夫を暴走させたりもありましたが、あれだって誰も傷付けてないし止めようと組み合ったサンダーも怪我はしてません。{/netabare}

だから、きっと彼女はその辺も解っていた。

彼女達の中でシオンはAIではなく友達なんです!

シオンの本当の正体には涙がボロボロでました。
シオンの試験内容に「誰かを幸せにする」なんて課題もなければ、何故、ミサトと母の1日が始まる前の掛け声を知っていたりした秘密も明かされましたし、シオンが昔からミサトを知っていた様なセリフがありましたが、それも明かされました。

シオンのミサトが大好きな気持ちに私は映画館でボロボロ涙が出てきて鼻水まで出そうになるし、鼻をジュルジュル言わせたら隣の人に「コイツ泣いてんな〜」って思われそうだったので、我慢しました‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
それほどにシオンのミサトへの想いや気持ちの強さが心にグッときました。

シオンの正体を知ったミサト達は……

{netabare} 敵陣本社に乗り込みます!
そこで、寝たきりのシオンに再開する。
必至に呼び掛け目覚めるシオンに呼び掛けると目を覚ました。

でも、大人達にバレてしまいシオンを逃がそうと友達達も時間を稼ぐ為に頑張ってくれたけど……シオンもバッテリーが少なくて稼働時間も時間の問題。
最後の力を振り絞り他のAI達に協力して大人達の足止めしてもらう。

会社を封鎖された中でシオンを逃がす彼らの作成それは……シオンはAIだから器は必要ない。
シオンの心を別の場所に逃がす為に屋上へと出る……
シオンとはもう触れ合う事は出来ないけど……

彼女を宇宙空間の衛生へと移す作業が始まる。{/netabare}

シオンは嬉し涙は知らなくて、最後も嬉し涙を流すミサトの涙の意味はわからなかった。

だって、悲しいから涙がでるって認識なんだもん‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
{netabare} それでも、ミサトは笑顔で笑って感謝を告げる。
そして、ミサトと過した5日間を思い返したシオンも最初の頃とは違い「幸せの意味が解らない」と言っていたけど最後は「私は幸せだったんだね」って幸せの意味を知ることが出来た。{/netabare}

シオンは沢山の幸せを皆に与えたけど、シオンも知らずのうちに幸せを貰っていた事に気が付いた(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

{netabare} シオンの居なくなった学校で彼らは集まって、告白もしたトウマとミサトはまだ少しウダウダしてて、それを衛生からみたシオンが2人に声を掛ける。
彼女は、ずっと見守ってくれるのでしょうね。{/netabare}

さて、最後の三太夫の顔に貼られて居た物が凄かったですねw
劇場では笑いが漏れてたけど私は感極まって涙を拭うのが必死でしたw

サンダーは愛は重いなぁ〜
愛を拗らせるタイプですねww
{netabare}一応、サンダーの告白が成功してたけど柔道の練習相手としてOK貰えたなんて思ってないんだろなぁww

でも、サンダーの恋の形って素敵だと思います。
恋って誰が誰を好きになってもいいものだし例え相手がAIでも好きって気持ちに代わりはないと思いますし、それを否定する事は誰にも出来なくて否定しちゃダメだと思うからです。
だから、サンダーの片思いって面白いなぁ〜って思います。{/netabare}
恋の形って人の数あって全然違う形をしてる気がしますꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

全体的な感想としては……

物語に無駄がなくテンポも凄く良かったと思います。
歌も演出が少しミュージカル風な感じで、普通に飽きることなく楽しめました。
凄く面白い作品ですし時間ある人は是非見てもらいたい作品です(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

73.5 14 ミュージカルアニメランキング14位
異世界かるてっと2(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (315)
1465人が棚に入れました
「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」。総シリーズ累計1600万部超え、BD&DVDシリーズ総売上枚数50万枚超えを誇る4作品が、ぷちキャラアニメになって大暴れ! ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転移してしまう!! そこには他世界から転移したキャラクターたちも大集合していて…!?

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、小林裕介、水瀬いのり、村川梨衣、新井里美、子安武人、悠木碧、早見沙織、濱野大輝、笠間淳、林大地、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うん。なんかわかってた。

続編決定とのこと。ま、そうよね。

続きものってなかなか難しいと思う。
本作の1期は終盤にそれなりの盛り上がりを付けて終わっている。で、視聴者がその続編を見始めるにあたって頭の中にもつイメージって「前期の終盤の盛り上がり」になっていることが多いと思う。続編の序盤はいったんリセット・再セットアップから始めざるを得ず、前期の終盤と比べたらどうしたって相対的に面白くなく感じてしまうだろう。

そんななか、本作は新キャラ(と追加作品)で無難に滑り出しつつ、前期同様のだらっとした世界観へと上手に転換していったように思う。結構うまいつくりなのではないだろうか。

中盤あたりから、「この世界」に関するsomethingを小出しにしはじめた。確かに言われてみれば、1期でReゼロ組だけは作品世界への転移が描かれていないんですよね。結構練られた物語の構成になっているんですね。
――ちょっとだけまとめとく
{netabare}―「この世界」に来た経緯
(2組の面々)
このすば組:ひとまず押すか押さないかと言えば押す女が押す「ピンポーン」
オバロ組:初心者ではないアインズがケツでボタンを押す「ピンポーン」
幼女組:2つあるものは2つあるんだから2つだろうがー「ピンポーン」
Reゼロ組:よくわからない。1期1話の初登場時点で「抗って抗って抗って手に入れたこの幸せ・・・毎日が楽しい学園生活」を認識している。他3作品とは明らかに「入り方」が違う。

(1組と3組、職員室、校長室、用務員室と飼育小屋の面々)
盾勇者:Button Shield!!「ピンポーン」
それ以外の人物は、慎重勇者含めて作品問わずよくわからない。いつの間にかいた感じ。クリス曰く「私も急に、ここに飛ばされたんだよ(ボタンのことには触れない)」。どっちかっていうと、ターニャ以外の幼女組もこちら側?ターニャがボタンを押したときには近くにいなさそうだし、シューゲル博士が見当たらないし。

―デストロイヤー起動
「ピンポーン」


結局、ベア子とロズワールのReゼロ組が何かに気付いている感じ。あ、あとは荒くれものか。謎解き視点でなんて観ていなかったから、後追いではよくわからないな(笑)
{/netabare}

ファンサービス作品として、作品をまたいだ(同一声優さん)キャラの掛け合いなど、それなり以上に楽しめる良作だと思いました。慎重勇者には驚き、笑いました。

OP曲は今期も楽しい。

ま、3期も見ちゃうんだろうな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 29
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もういっそのこと、30分アニメでやればいいのに!

『幼女戦記』『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』はすべて視聴済み。

『盾の勇者の成り上がり』と『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜』も視聴済み。

これだけの異世界転生(転移)アニメのクロスオーバー作品。
面白くない訳が無い。

言うまでも無く、豪華な声優陣。
15分アニメに何人の人気声優が出演しているのかと、毎話、EDのクレジットにツッコむ。
『異世界かるてっと』あるあるでしょう。

最終話のED。
{netabare}『続編制作決定』{/netabare}
「そりゃ、そうでしょうねぇ」
きっと、多くの人がツッコんだと思います。
実際、私もそうでした(笑)。

もういっそのこと、30分アニメでやればいいのに!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

イッツ ア "ぷち" ショータイム

この作品の基となっているアニメは全て視聴済です。
あくまでも個人的にですが、本作はKADOKAWAさん久々のクリティカルヒットだと思っています。
何と言ってもKADOKAWAさんにしかできない作品作りですから…

最初にこの作品を知った時には驚くことしかできませんでした。
『幼女戦記』
『オーバーロード』
『この素晴らしい世界に祝福を!』
『Re:ゼロから始める異世界生活』

この4作品の共通点は「異世界」というだけで、他は何もかもがバラバラなんです。
しかも本作からは『盾の勇者の成り上がり』も参戦してきましたからね…
それだけじゃありません。
第2期では更なるサプライズが仕掛けてありましたから…

完走して振り返ってみると…
なんて贅沢な作品なんでしょう。
どれも「超」が付くほどの人気作品で、それぞれに登場するキャラが惜しみなく投入されているせいでしょう…
微妙にキャラの扱いが雑に感じちゃうんですよね。

物語としてはきっと綱渡りの連続なんでしょうね。
少しでも油断すると、個性強すぎるキャラたちによって物語が破綻させられてしまう…
いえ、最終回の「開演!ショータイム」は寧ろ物語としては破綻していたと言っても過言ではありません。
破綻した2つの物語をくっつけてみたらこんな感じになりました…という感じを受けましたが、面白ければ結果オーライなのでしょう。

そう、もう1点雑に感じたのが声優さんの扱いです。
キャラと一体なので物語上仕方無いのでしょうけれど、旬の声優さんの台詞が一話で一言だけ…という時もあったので。
でもアクアの天然の笑顔を見ていたらそんな事は些細な事の様に思えてきたかな^^;

それに物語を盛り上げるため、それぞれの作品から逞しい助っ人が大量に投入されましたからね。
個人的にはバレンタイン回が印象に残っているかな…
第5話「勤勉!ばれんたいんでー」というサブタイの物語でしたが、サブタイだけでどのキャラが投入されたかピンと来た方もいらっしゃるでしょうね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、アインズ、カズマ、スバル、ターニャによる「異世界ショータイム」
エンディングテーマは、シャルティア、めぐみん、レム、ヴィーシャによる「ポンコツ!異世界シアター」
オープニングのメンバーは第1期と一緒ですが、エンディングのヒロインは第1期から交代となっていましたね。
こういう細かい気配りは個人的に大好きです。

1クール全12話の物語でした。
ショート作品は原則録り貯めて一気見するのが基本の視聴スタイルですが、本作品に限っては毎週欠かさず視聴していました。
そして嬉しい「続編制作」が発表されましたね。
これからも度肝を抜かれて…笑える展開を期待しています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

76.2 15 ミュージカルアニメランキング15位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (287)
709人が棚に入れました
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。時にライバルとして、時に仲間として、それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。届け!ときめき――。いままた夢を、追いかけていこう!

声優・キャラクター
矢野妃菜喜、大西亜玖璃、相良茉優、前田佳織里、久保田未夢、村上奈津実、鬼頭明里、楠木ともり、指出毬亜、田中ちえ美、小泉萌香
ネタバレ

くらま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アイドルキャラよりかわいいキャラが反則

ラブライブは少し前の再放送サンシャインから見始めました。

>はじめにまとめ
{netabare}アニメ版しか知らずに観てます。
キャラデザインは虹ヶ咲の方が好みかも。
というかラブライブはキャラデザインがあまり好みではなくて対象外とした記憶。
ただ虹ヶ咲もゲームやら雑誌やらは従来通りのキャラデザインが採用されている模様。
このデザインの虹ヶ咲キャラは誰が誰だか前キャラと区別が付きません。

人間恐ろしいもので、再放送2クール視聴で慣らした前キャラデザでしたが、すんなりと受け入れた虹ヶ咲キャラに基準が戻ってしまい、やはり前デザインには違和感が…

作品ですがアイドルグループではなくアイドル毎のソロ活動、ということで珍しいタイプなのではないでしょうか。

一般的作品の対抗グループに相当するのがチームメイト。
キャラ毎の曲調、テーマでお気に入りを選択出来るのは視聴者参加型のある意味で新しいカタチかも知れませんね。

ソロ活動とは言えあくまで同好会。
意見の違いによる解散騒動こそあれ、それぞれが敵対する話しではではないので気軽に見れます。{/netabare}

アイドル9人と一人の物語だそうで、一人はアイドルではなく、ゲームプレイヤーに相当するキャラによるプロデューサー的な立ち位置とのこと。
この高咲侑ちゃん、かわいいです。
個人的には一番お気に入りです。

>虹ヶ咲(終わりに)まとめ(21/1/13追記)
{netabare}一言で云うと良作。
アイドルモノとして敬遠されている方は学園モノ、若しくは部活動モノとしても面白い作品なので是非観て頂きたい作品です。
基本的に一話完結型でテンポ良いです。
嫌味なキャラも居ないですし。

{netabare}EDOP(OPは二話から)も出だしで心奪われました。
まあ好みではありますが。
それぞれの詩も観る前と観終わった後ではまた違った印象、というか、あ〜あのシーンかな、あの時の心情かな、と感慨深くなったりとか。

本作、主役のアイドル達がとにかくかわいいに尽きます。
各パート回が一話完結ながら丁寧に、しかしテンポ良く描かれており、その以前以後における担当回以外での掛け合いなどを通じて回を追う毎に魅力的なキャラクターになっていきます。
また、特に後半ですがいわゆるモブキャラ(というには勿体無いファンモブ)の影響も大きく、このアイドル達の魅力を描くのに一役も二役も買っています。

そんな中、アイドルアニメにおいて非アイドル主人公として生まれた異質な存在、高咲侑ちゃん。

アニメ化によるオリキャラ主人公作品は他にもみられますが、本作においては原作キャラを喰わない、そして喰われないバランスの良さがあります。
コンテンツとしてはやはり9人のアイドルが主役であるべき作品。
そもそも本作はアニメ化の企画が無かったとの事。
アニメ以前のコンテンツで作り上げられたキャラ像に対して、非アイドル型オリキャラがガンガン引っ張って行くと原作アイドルの(設定はよく知りませんが)世界観を壊しかねません。

侑ちゃんのコンセプトは『あなた』として生まれたのだそう。
ゲームでいうとプレイヤーキャラ、いちファンのアバター的存在なのだとか。

彼女をロールプレイキャラとするか俯瞰キャラとして見るかで違うかもですが、アイドルとの掛け合いもあくまで提案するまでに留めたキャラ。
もちろんフェス開催という大きな提案はありますが、いわゆるアニメ主人公として目立った活躍では決してありません。
だが、それが良い。

悩み葛藤し、ライバルであり仲間達と小さくて大きな一歩を踏み出すアイドル達。
そこに存在する侑ちゃんの距離感(左手は添えるだけ)。

恐らくですが侑ちゃんがいなければ他の誰かがその役割りを担うのでしょう。
2話、3話や9話の果林さん、愛さんちゃん回のエマちゃん、しずくちゃん回のかすみん…etc

この様にパターン化せず、主人公に無理矢理役割を持たせず、かつ原作のアイドル像を尊重し魅力を引き出す演出。

劇中でもありましたがファンの想いや願いも全て叶えたい。
侑ちゃんはその概念を視覚化した存在なのではないかと。
その存在が本作が良作と思えるポイントの一つだと思っています。{/netabare}

惜しむらくはアニメ虹ヶ咲以外で、侑ちゃんが存在しない事でしょうかね、、、。{/netabare}

◆13話(最終話)
{netabare}最終話、結論からしますと当方お気に入りのシリーズ最きゃわアイドルの藤黄赤髪娘さんはセリフ無し静止画(ちょい動きあり)5カットのみでしたね。
ただ、ここで残念がるのは素人。
当方ほどの玄人になりますとこう考えます。
静止画はアニメーターに優しいですし、声が無いと言うことは自身お気に入りの中の人で妄想出来るのでむしろ誉れ。
未練など微塵もございません。
さすがです当方。
以上

って訳にもいかないので視聴感想おば。
ストーリー的には愛さんちゃん回で各位が発言した『やりたいライブ』が回収され、仲良しペアで絡んだりと演出も◎。
東雲、藤黄はワンカットのみ。
良いんです、主役は虹ヶ咲ですので。
・・・一言だけ。
しかし藤黄に至っては貴重なワンカットの中、何故か赤髪娘を除いて描くという暴挙に、そんな人数居ないし遠目なので入れてくれてもいいじゃん(いいじゃん)。
おぉっと、興奮してしまいました、未練がましいですね、深呼吸して落ち着きましょう。
省エネ、働改、虹ヶ咲。

ふぅ、ポジション的に映らない箇所だったのでしょう。
今後のために矛盾の無い細かい演出、さすがです。

先週が実質的最終回で今回がエピローグ的、、、にもいかずにちょっとしたアクシデントも。
普段強く明るく前向きな侑ちゃんですが、自身の境遇とフェス成功を験担ぎとした背景も相まって、意外にも少し弱気になってしまいます。

しばらくして雨が上がり、最後の催しが。
同好会メンバーから落ち込む侑ちゃんに対してエールが送られます。

---
個別パートにおける練習時の盛り立てや、フェス開催といった目標の明示化などアイドルメンバーを鼓舞する役割の侑ちゃん。

原作はアイドルが主役。
アニメ化で『あなた』として、主人公役としての立ち位置ですが、単に物語を中心になって回すのではなく、あくまで主役はアイドル。
侑ちゃんは決断を与える切っ掛けまでで、決定自体はメンバーなんですよね。
全話通してこういった距離感、いわゆる狂言回し的立ち位置で脚本が描かれているので煩くないんですよね。
---

合宿時や今回冒頭でも伺えましたが、個性あふれる同好会メンバーからしても特別な存在であったのだな、と改めて。

マネージャーとしてではなく、客席で見て欲しい、と歩夢。
アイドルはファンに見て貰ってナンボの世界です。
ライブは客席で見てこそ。
これまで応援してくれた侑ちゃんに対して最高の感謝でしょうね。

感謝といえば侑ちゃんのヘソだしカット。
ク●ダ●い水着含め水着という約束された見えるヘソではなく、丁シャツから覗くヘソは別モノですからね、ありがとうございます。

こほん・・・これだけだと変態の言い分でしか無いので、真面目な話しをしますと、こう、ライブの、そう、ライブの高揚感がですね、描かれてますよね。
ライブが盛り上がった描写をシャツがめくれた一枚絵で表現するとか天才の所業。

そういえば最後の演目前の全員集合。
藤黄はメンバーが増えてた?感じでしたね。確かに見た事ない子達のワンカットがちょいちょい。
今までそんなに居たかしら?
まあ4人って少ないな〜とは思ってたのですが(聖雪の二倍ですが)。
果林さん回の時は選抜メンバーだったのかな?
(※9話ではなく10話を見返したらぷりずん内での動画検索時に人数映ってましたので省エネでした)

あとよ〜く見たら、元々の4人のウチ、一人だけ絵が小さいのはなんでだぜ?こんなの作監のさじ加減じゃないですか、どうなってるんですかね。
・・・oh...sorry、未練がましいですね、coolにいきましょう。

東雲は黒短髪娘と特に桃色長髪娘は一人だけタイツ?がかわいい。
ちなみに黒短髪娘はライブ時に何故か白衣でマジ天使。

侑ちゃん。
音楽科への転科試験、がんばってね。

ところでノート?あれは回収ありましたかね?見逃したかな?
二期への伏線ですかね、楽しみですね。

エンドカードは女子無駄でした。
侑ちゃんも仲間に入れてくださりありがとうございます。{/netabare}

◆12話
{netabare}一話からの続き、これまでの伏線回収とでも言いましょうか、歩夢ちゃんと侑ちゃん達、二人の物語の完結篇でしたね。

ここ最近は歩夢の言動がホラーでしたが、自身の侑ちゃんに対する想いが変わってしまう事への恐れでした。
侑ちゃんはせつ菜をはじめ、メンバーを見る様になってしまったのではないか?
自身は侑ちゃんの事が一番じゃなきゃダメなんだ、なのにアイドル活躍が楽しくてファンの子達も気になっていて、と。

侑ちゃんってドルオタ、せつ菜推しではありますが、歩夢ちゃんの事はアイドル以前に幼なじみ・親友としてかわいいかわいいって常に言ってましたからね。
そもそも歩夢に対する扱いは別格だったものと伺えます。
侑ちゃんからしたら歩夢の不安が青天の霹靂だったでしょうね。
音楽の事を歩夢に伝えられなかった理由も、アイドルを真剣に始めた歩夢に対して、自身のまだ拙い音楽技術で会話するのははばかられるのもわかります。

歩夢ちゃんもファンの子達の想いも受け、侑ちゃんのためにアイドルをやるのではなく、侑ちゃんも含めたファンのため、自分のためのアイドルを決意する事が出来ましたね。
これにてようやく
『アイドル同好会メンバー』
が揃った、というところでしょう。
めでたしめでたし。

今回、各メンバーとファン校生達の交流が垣間見え微笑ましい光景でしたね。
前回頃からワンショット、ワンカット程度でしたが作中に描かれていない時間で交流とかしてたのでしょうね。
ああいった他愛のない描写は結構好きです。
脇役を大事に使う演出はメインを引き立てますし、何よりこの後出るであろう背景に(物理的な意味も含め)活きますからね。

しかし、やはりかすみんはポジション優遇されてますね。
ファンからの声掛け、メンバー抜ける、、、出ました黄金パターン。
あー、これかすみんだけ残るコースだな、、、
むしろ最後まで残れ(笑)、
残ったwww
とか様式美、もはや名人芸の領域。
かすみん以外でコレやられると少しの間でも不安になり笑えないですからね。
歩夢が残った時は不安がヤバくてヤバかった。語彙力の低下。
さすかす。

みんなどの様な演出になるのかな。
高校生なのに大道具さん、プロの美術スタッフさんバリの会場になるんだろうな〜、凄くて凄いんだろうな〜。語彙力の低以下略。

個人的には中川氏が炎の演出とか爆発的な演出とかで国家権力の御用にならないか心配ですね。
あのポンコツ(褒め言葉)『言うだけはタダ』とか思って好き勝手に提案しかねないですから。
言うのも紫色の謎の何かを料理として人様に提供するのも法律の範囲で許される前提なのでね。
氏には気を付けて欲しいものです。

侑ちゃん、フェスティバル開催に向けてがんばってましたね。
音楽関係の活躍も気になるところですが、次回最終回。。。

当方としては恐らくシリーズ最きゃわキャラであろう、藤黄赤髪娘(色が多くて何色かわからんな)の出番は如何に?!
がもっぱら気になるところです{/netabare}

◆11話
{netabare}冒頭、早速かわいい侑ちゃんの出番。
生徒会役員共に向けたアイドルフェス開催の申請。
がんばって考えたんだろうな、かわい過ぎる。
上座に鎮座してますポンコツ(褒め言葉)が申請記アバンゲリオンしてますが全くの役立たず(褒め言葉)で切ない。せつ菜だけに。
副生徒会長は有能そうな雰囲気。

フェス開催に向けて学園も賑やかに動き出します。
一年生組もちょこちょこ登場、ホントいい子達。
愛さんちゃんオタも居ますね、わかってらっしゃる。
ところでクッキー(物販)のクオリティがヤバイですね☆

彼方ちゃんオタと思われるバスケ部の女子部員がかわいい。
女子って書いたけど野郎がいない終末世界なので部員でいいのかな?

遥ちゃんや果林さんオタも登場し、フェスに向けて他校の好敵手(ライバル)も動き出しました。
果林さんがsexy過ぎて女子高生をイチコロに。
女子高生って書いたけど男が居ないポストアポカリプスなので高校生で以下略

いやー、いい話だった。
はやくフェスみたいなー。
これから少しずつ開催に向けた壁とか出てくるんだろうなー。
でもアイドルや街やファン達とで一丸となって開催に漕ぎ着けるんだろうなー。
この地域フェスが全国的な話題となってラブライブ!
的な感じかなー。
楽ーしーみー。
















触れぬなら、触れねばならぬホトトギス。

先週、推しのポンコツからラッキーすけべ(られじゃない方)を受けた古達との情事。
悪夢ちゃんに見られた件、覚えているだろうか。
先週の事が無かったかの様に進むストーリー。
んな訳にはいかず、、、
目を背けてはならない悪夢ちゃん案件。

推しのポンコツと悪夢ちゃんのツーショット。
もう怖い。
仇(ライバル)より聞かされる知らない情報。。。
下手なホラーより怖い。
ポンコツ逃げれwヤバいw

正にラブライブ(愛に生きてます)!だね!
ってそういう事?
重いな。。。想いだけに?

侑ちゃんに呼ばれてお家に。
隣に住んでるのに久しぶりの訪問なんですと。(危険が危ないのを察知してた説)
話すやいなや憎き仇から聞かされた音楽関係の証拠品の発見で[SAN値1]に。
侑ちゃんに這い寄る混沌。
続く。{/netabare}

◆10話目
{netabare}合宿!
ただし学園で!
同好会とはいえ、顧問の先生とか居なくて良いのだろうか、、、?
それとも生徒会長のポンコツっぷりがバレて無いから?

かすみんさぁ、、、。
ガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

中川さん宅は普段から何を召し上がってらっしゃるのだろうか。。。
こちらもガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

観てる側としては気にしない様にしていた闇【歩夢(ナイトメア)】
伏線回収の始まり始まり、、、怖い。

水着!
愛さんちゃんのかわいくて、見過ぎちゃいました、水着だけに?

本作、世界の秘密が判明?!と、
侑ちゃんの物語開始!と思って良いよね?

ところで今話を語るに避けて通れないアレ、、、。
侑ちゃんの水着がダ、もとい独特の意匠でダ、個性的ですね。
アイドル水着として唯一の無二。

酒で例えると『獺祭』的な。
この銘柄は一つしかないのでは?的な。

そんなダザイン水着を着る侑ちゃんもかわいい。{/netabare}

◆九話目
{netabare}待ってました朝香果林さんの物語。

果林さんとかすみんとの絡みは相変わらず面白いですね。
エマちゃん回でもありましたが、果林さんは自分の弱さを知っています。
クールを装った強がりからの弱さに気付く、などというありがちストーリーではなく、弱さを理解してそれでも同好会の今後を導かせる強さがあります。

方向音痴というまさかのポンコツ感があざと過ぎます。ところで迷子になった時、海外留学生のエマちゃんに頼るのはかわいそうなのでやめてあげて?
生徒会長のオタクっぷりにドン引き、、、しない広い心の持ち主。
さすがです果林さん。

モデルという仕事を鼻にかけることもなく、ソロアイドルとしては先輩であり、かつ自身を自覚しつつのある他の部員を尊敬してのライバル視。
プロとして活躍し、かつ三年生として同好会の精神的支柱と言っても過言ではない存在。
こんな先輩いたら後輩ちゃんなんてTOKIMEKI走るしかない。
正直、ここまで好感の持てるキャラになるとは思いませんでした。
何を隠そう放送前のMy人気投票で一位になったお気に入りキャラでしたがこれは応援せざるを得ません。
さすがです果林さん。

侑ちゃん、、、控えめな出番でしたが『ヘイヘイヘイ果林さんビビってる』のパート、同好会メンバーとの掛け合いについて同じソロアイドルとしていずれステージに立つキャラ達(声掛け)と、あくまでも応援する立場(客席からの応援)として差別化を計った脚本は細かいな、と思いました。
しかし、ここでも相変わらずかすみんの凄さを見せつけられました。

それはそうと綾小路女史、果林さんの敵かと思ったら、単なる果林オタでしたね。
ちなみに藤黄学園の赤髪の子が今作、いやラブライブのアイドルとして一番かわいいです。

さて、果林さん歌パート。
間のCMで流れた曲(Fire Bird)がカッコ良かったのですがこれではなかったです。
新曲なのかと調べたところ収録アルバムは発売済っぽいので即ポチッとな。
まんまと運営の思う壺に。

同好会の仲間(ライバル)、東雲学園、藤黄学園、非アイドルファン、とライバル達の明確化。

朝香果林さんの物語。
と、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の始まり物語でもありました。

次回は夏、合宿!
いうまでも無く、夏、合宿といえば宿題をみんなでやる回ですかね楽しみですね。{/netabare}

■八話目
{netabare}今回は演劇部兼任のさ、桜坂しずくちゃんの物語。
そういえば昔、お、桜坂消防隊というゲームがありましてね、関係無いですが。
少し影が薄いな、感じていたキャラですが演劇部でも役割を演じ、アイドル活動もアイドル役を演じるロールプレイヤーの面がそうさせていたのかもしれません。
一年生達の物語でもあり、同好会におけるかすみん偉大さを改めて感じざるを得ない回ではないでしょうか。
(普段のポンコツ(褒め言葉)っぷりも今回の話しを回すのに自然に活かされます。脚本凄くない?)

演劇部部長さんがセクシーでしたが名前がありませんでした、残念。
部長さんも有能キャラと思われ、恐らくアイドル活動におけるロールプレイはマイナスになるのを危惧して、、、え?この演目の脚本ってもしかしてしずくちゃん専用に書き上げた??
しずくちゃんの曲、衣装は白黒ツートンで役者とアイドル(本音)をイメージしたのでしょうか、いわゆるイメージカラーとして意外に思えました。
役者イメージのワンカットが一瞬流れるのですが各衣装がかわいかったです。

藤黄学園の制服に既視感が、、、エヴァですかね、コップのフチ子かな。
藤黄学園の二人組はネームドキャラでしたのでライバルアイドルでしょうか、活動規模が気になりますね。(スポーツ漫画でよくある全国レベルの学校からの偵察でしょうか?)
最後のクローズアップは果林さんを知ってる風?それとも単なる次回予告?

侑ちゃん、、、出番が、、、少ないのに冒頭の写真撮影で楽しそうに単なるドルオタしてるのかわいい。
{/netabare}

■7話目
{netabare}近江彼方ちゃんと妹のはるかちゃんの物語。
アルバイトや家事、アイドル活動、、、と普段からのノンレム睡眠レム睡眠描写の謎が解明ししました。
妹さんも別の学校でアイドルをしてましたが、不快で不要な敵対的(かすみんを除く)要素や大きな事件もなく解決。

…訂正
事件ではないが高校生の生き様として中々と厳しい生活の彼方ちゃん。
いろいろありましたがしかし想いはリスク無しの賢者の贈り物よろしく見事、安眠を勝ち取れた事でしょう。

妹ちゃん達のアイドルの娘達も良い子でした。
歌のシーン無かったのでライバルチーム展開は今回無しかな?
そもそも9人対抗ですしね。

今回は外部との調整毎がありマネージャー活動を要すためでしょう、高咲侑ちゃんの出番が多くアタクシご満悦。
書き忘れてましたが2話目くらいでアイドル目指して無い宣言してますし、OP、ED共に不参加なんですよね。
が、マネージャー活動メイン、という事は各回メンバーとのやり取りや、ラブライブの大会?とか調整毎とかでの出番が多くなるのでは?と、今後の活躍を期待する話でもありました。
妹ちゃんのアイドルグループの話しでやたら饒舌になり歩夢ちゃんにアイドルオタクっぷりを突っ込まれる侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■六話目
{netabare}ぼっ、もとい、ロンリーウルフの天王寺璃奈ちゃんの物語。
愛さんちゃんの存在が眩し過ぎて眩しい。
友達も増えて良かったね。
MC練習パートで歩夢ちゃんの応援している高咲侑ちゃんがとてつもなくかわいい。{/netabare}

■五話目
{netabare}生卵ご飯のスイスガール、エマちゃんと仲良し熟女先輩との物語。
朝香果林さんの物語を動かすためのエマちゃんのキャラ設定はやり易い。
早くも果林さん加入し、これにて全員集結のテンポの良さよ。(え?まだ入ってなかったの?)
高咲侑ちゃんの出番増やして欲しいけどこのくらいの関わりだから嫌みなく邪魔しない侑ちゃんホントかわいい。{/netabare}

■四話目
{netabare}スーパー生徒の宮下愛ちゃんの物語。
自分の事を『愛さん』って呼ぶのかわいい。
呼び捨てより『さん』が付くだけでここまで印象が変わるとは。
愛さんちゃんが同じクラスに居たら話しかけでくれて勘違いしそう、って何言ってんだろキモいな。
キャラソン◎、むっちゃ元気。
あんまり出番無かったけど高咲侑ちゃんがかわいいのが止まらない。
笑いのレベルが赤ちゃんな侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■三話目
{netabare}優木せつ菜ちゃんの物語。
学園モノといえばあの役職ですね。
面倒な事なくテンポ良く進みますね。
アイドル好きなグイグイ高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

■二話目
{netabare}アイドルに真剣な中須かすみちゃんの物語。
見た目と言動とは裏腹に先輩も立てる、言葉使いも丁寧で好感持てるキャラ。
人妻感が半端無い熟女先輩の熟女感がヤバい。{/netabare}

■一話目
{netabare}ピンクな感じのセンターっぽい女の子、上原歩夢ちゃんと幼なじみの高咲侑ちゃんとの物語。
優木せつ菜ちゃんがエース的な存在?
全員顔見せしたのかな?
各話個別掘り下げからの曲紹介の王道パターンですかな。
今回は何気に歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんの二曲聞けるのでお得。
エンディングの絵がかわいいですね。

寝起きでツインテを解いたレア髪型な高咲侑ちゃん。
部室棟のアイドル同好会に行きたくてモジモジしてる高咲侑ちゃんがかわいい。
一緒にアイドル目指すのかな、高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

虹の先へ

1話
何処へ行こうか、何をしようか、と、侑と歩夢の二人が放課後を無為に過ごすシーンから始まり、自分らしく夢を追いかけるその入り口に立つまでが描かれ、なんだか胸が熱くなる。この感じは間違いなくラブライブだ。

さて今作品のシリーズ構成・1話脚本は田中仁。『ゆるキャン△』『あんハピ』『ハチナイ』などでもシリーズ構成・脚本を担当していて、私的には外さない人。期待しかない。

2話
今まではみんなで一つの夢を追いかけていたとすれば、今回の話は一人ひとりが違った夢を追いかけていてもやっていける、その方が楽しいんだ!と言う新しいメッセージ。

これだけ明確に個性・個人に焦点を当てたアイドルグループものは無かったのでは?
それは今のところ毎回ある挿入歌の歌唱シーンにも現れていて、2回ともソロなのだ。

素晴らしい!これぞ田中仁脚本の真骨頂!
多様性を語り出したラブライブの進化に期待しよう!

3話
やはり今までとは切り口が違う、かなり異質なシリーズ。誰かが幸せでないなら、そんな夢は叶えないでいい!と言い切った。

明快な全国大会至上主義批判。
ラブライブに出なくていい!と言ったのは流石に今作が初めてだろう。

その代わり、スクールアイドルがいてファンがいる。それでいいのだというメッセージが告げられ、全国を目指す呪縛から解き放たれる構成が素晴らしい。

4話
ソロアイドル!
グループ名がどこにも出てこないと思っていたら、ソロなのか!ラブライブはグループもの、と思い込んでいたからこれはヤラレた。この構想だったから、シリーズ構成に田中仁を起用したのか。

今までのラブライブがチームスポーツだったとすれば、今回は個人種目。駅伝ではなくマラソンだ。
個人の力が通用するのか?と言う恐れや怯みも描かれて、その凹みをポジティブ思考で埋めていくキャラのソロ歌唱で終わらせるのもとてもいい。

5話
自分らしさ、に自分を押し込めてしまった故に、やりたい事に踏み出せなくなる。そんな思春期の心の葛藤と克服をサラリと描いて秀逸。

この内容をピュア&ナチュラルキャラのエマと、シリーズ最強の強キャラ感を纏う果林で語ったのもよく考えられていると思う。

6話
璃奈回。
自分だって出来るんだ、変われるんだと語る辺りでもう泣けてくる。
その上で「やっぱり出来ない」と立ちすくんでしまう心に共感できるなら、この回は最高だ!と同意して貰えるだろう。

そして、その立ちすくみ怯む璃奈に、愛が柔らかな声で語りかけるシーンでもう一度泣ける。

出来ないならそれでもいい、出来ることを考えよう!
即ち自己肯定!泣ける。

7話
お互いに相手を思う故に自分を蔑ろにしてしまう。助けるとはそうでは無く支え合う事、そう言う話だった。
これを彼方と遙の姉妹愛を強調するような安易な事はせず、辞めると言い出した遥を説得するような事も無く、それでも解決してしまうのは見事だ。
その分どうしてもドラマパートが長くなってしまったが、歌唱パートを短くする柔軟な構成が光った。

そう言えば、鬼頭明里(彼方)、本渡楓(遙)、楠木ともり(せつ菜)の若手人気声優が揃った豪華回でもあった。

8話
わたし的に一番印象が薄かったしずくのメイン回。
その印象の薄さはきっと計算づくで、ここまでテコ入れしたりせずに引っ張ったのは意味がある。まったくシリーズ構成の巧みな事よ!

ただ、サブライターの脚本だったせいか『自分をさらけ出す(出せない)』というテーマに、それほど迫れていなかったのは残念だった。

9話
個人回の大ラスはシリーズ最強の強キャラ果林回。
ソロアイドルとして同好会の中で一番に独り立ちする役どころとして最もふさわしいと思う。

で、その強さだけではなく、方向音痴だったり、面倒見の良さだったりのエピソードをさりげなく配して、愛されるキャラクターとしても描いているのがいい。
ライブ前、圧倒的アウェー感に怯む彼女をみんなが大丈夫だと励ますシーンが泣ける。

さあ9人の個性は揃った!
ここからどうなる?グループとしての歌唱シーンはあるのか?
いよいよ注目の終盤へ!

10話
物語の大きな流れとしては、侑と歩夢がスクールアイドルに出会う『起』、メンバー9人の個人回の『承』が終わり、同好会の方向性、目指すところが定まり、侑と歩夢の物語に再びふれる『転』であった。
メンバーと侑との関わりが深くなればなるほど、疎外感を感じてしまう歩夢の心情が見える巧みな脚本だったと思う。

さて、気になるワードが出てきた、その名も「スクールアイドル・フェスティバル」。
これはどう収めるのか?あと3話!

11話
ついに歩夢が・・・

この心情を嫉妬とか独占欲などと解釈してはいけない。
これは不安なのだ。

その心の動きを眉をひそめ、顔を伏せ、立ち止まり、部屋の明かりを消したままにして、作画が、音響が、演出が、これでもかと写し出していく。
しかもフェスの準備のドタバタコメディを挟みつつなので、余計に明暗のコントラストが際立っていた。

虹学は脚本を褒めることが多いが、今回はコンテ・演出も素晴らしかったし、作画も最高だった。侑と歩夢が並んで歩くシーンをロングで押さえたカットなどとても良かった。

さて、もう一回見よっと!

12話
今までありがとう、そして
これからもよろしく。

多分来週はフェス回だから、今回がドラマ的には最終回だと思われる。

前回、侑が離れてしまうのを恐れての行動と思わせて、実は歩夢自身も変わっていく途上にあったとは、なんと秀逸な作劇だろう。
それにしても…
1話、10話、11話、12話と、計4話、全体の1/3弱をこの二人の物語に割くとは思い切ったなと思う。
そして、二人の物語にこれほどの比重がかけられる事こそ、ニジガクのニジガクたる所以だろう。

無印、サンシャインと続いたラブライブシリーズ、3作目でマンネリを危惧したが全くの杞憂だった。むしろアイドルものの新境地を切り拓いた、新たなマイルストーンとなったのではないだろうか?

さて次回、単に全ステージを見せただけで終わりはしないだろう。
期待が高まる。

13話
フェス回。
一人一人、それぞれのステージに立つ(一部横になる人もいたがw)ニジガクならではの胸熱展開。しかしシナリオの主題はそこには無くて、幕間のメンバー間の、メンバーとファンの、互いに支え、支えられる姿を丁寧に拾っていく。

そう!
この支え合う姿こそ、虹ヶ咲の大きなテーマを表していたのではないだろうか?
その姿勢は、メンバー間に留まらず、他作ではモブであろうコッペパン同好会!に至るまできちんと出番を用意して、あまつさえ最終話で活躍させたりする程だ。

途中、雨でステージを中断せざるを得ない状況に陥ったりするが、生徒会副会長が助けてくれる。これは、支え、支えられて夢へと進んでいくんだというメッセージだったと思う。

ラスト、今まで皆を支えていた侑が音楽科転科試験を受けるシーンで終わる…
願わくば新しい夢(2期)を。

=============

総評

面白かった!
2020秋クールにおいて、私的には”アサルトリリィ”とこれが盤石のツートップだった。(甲乙付け難い)

シリーズ内での位置づけは『外伝』的な作品らしいが、例えば”とある”は”超電磁砲”の方が評価が高いように、こちらも本家を凌駕するクオリティで、しかも全く新しい価値観を提示してきたことが良かった。

1話の感想でも期待している旨を書いたが、シリーズ構成・脚本が特に良かった。
9人いるメンバーの各個人回が9話必要という中弛みしそうな制約を、当番キャラだけでなく、別キャラも絡めたり、全体の話やテーマを少しずつ開示していったりと、工夫を凝らして全く飽きさせなかった。
さらにその各話に、少しずつ変容していく自分に戸惑う(事実上のメインヒロイン扱いの)歩夢の姿を上手く散らして、終盤のヤマにつなげる伏線の張り方は見事だった。

また、この歩夢をステレオタイプな『ヤンデレ百合幼なじみ』に貶めなかったのは本当に素晴らしかった!

これで終わりにしてしまうにはあまりに惜しい!
ぜひ2期を希望する!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ちょっと物足りない

ラブライブシリーズは、最初のラブライブは1・2期視聴済み、サンシャインはストーリーが耐えられなくてライブシーンだけ選んで視聴。

本作品は、制作スタッフ(特に脚本)が前2作とは異なるので、ストーリーも見てみようと思い、飛ばさずに最後まで見た。

{netabare}ソロアイドル&ラブライブ出場は目指さないというスタイルには驚いた。オープニングで9人で歌っていたり、キービジュアルで揃いの衣装を着ていたのは何だったんだ…。
各キャラのライブシーン自体は、ソロだけに各キャラの個性が出ていてよかった。

ただ、ソロアイドルを描くのであれば、9人は多すぎると思う。一人につき1話使ったため、キャラ紹介で1期が終了してしまい、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会としてのストーリーを見た気がしない(合宿くらいだろうか)。

2期ありきの作品なのだろうが、コース料理を食べに来たのに前菜だけ出されて帰された気分。

高咲侑役の声優さんは、あまり声優の経験がないようだけど、上手でびっくりした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

67.6 16 ミュージカルアニメランキング16位
リトル・マーメイド(アニメ映画)

1991年7月1日
★★★★☆ 3.8 (73)
652人が棚に入れました
“ディズニー・ニュー・クラシック”と称される、近年のディズニー・アニメの流れを作るきっかけとなった作品。童話としてはスタンダードな人魚姫の素材をディズニー風ミュージカルにアレンジして描いている。アメリカ本国で大ヒットを記録し、しばらく低迷していたディズニー・ブランドがこれで息を吹き返した。ヒットの要因は、現代風の軽快なテンポや、レゲエをふんだんに使った音楽のノリの良さ等様々あるが、中でも注目されたのが、従来の説教臭さを一新し、主役の人魚姫を中心にティーンエイジャーの青春ドラマとして仕上げた点。これが、アメリカでは十代二十代の観客の絶大な支持を集め、以後ディズニーの大作が注目を集めるようになった。'82年に大量採用した新人スタッフを大胆に投入したのもこの作品からで、その効果がよく出てリニューアルに成功した。映画の成功を受けてTVシリーズ化もされている。

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Part of your worldとUnder the seaは名曲

素晴らしい歌声をお持ちのアリエルさん。
気持ちはわかるけど、ハンサムハンサム言い過ぎじゃないです?
他の作品でもそうだけど、会ったその日に恋に落ちるってことはやっぱそうなるのかなあ。まあ、その後にお城で過ごして2人仲良くなっていく描写もあったけど。

友達とシンデレラ観てたときも同じような話になったっけ。
御伽話だとハンサムな王子さま、美しいお姫さまは基本ですよね。

そういう観点だと、ディズニープリンセスの中でベルが1番好きです。
恐ろしい野獣の姿の奥にある不器用でまっすぐな優しさに気づける姫は何人いるでしょうか

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

DVDで観るべきは本編だけではない!

1989年に公開された、ディズニー長編アニメ第28作目の作品です。
1966年にウォルト・ディズニーが亡くなってから、
しばらくヒット作が無く、ディズニー暗黒期と呼ばれていたそうです。
しかし、この「リトル・マーメイド」をきっかけに暗黒期を脱します。
「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」、「アラジン」、「ライオン・キング」は後に、
ディズニー第2黄金期と呼ばれるようになります。

原作は ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「人魚姫」という童話です。
原作では声と引き換えに人間になり、
「王子にキスされないと海の泡になる」と言われます。
原作では人魚姫は最後泡になりますが、
さすがディズニーではアリエルと人間の王子エリックは結ばれて、
ハッピーエンドで終わります。
この話の名シーンであり名曲はやはり、
蟹のセバスチャンが歌う「Under The Sea」です。
人間に憧れるアリエルに海底の素晴らしさを伝える歌です。
またセバスチャンの声は歌ってる人の顔が想像できるような声です。



さあ、ここからが本題です。
リトルマーメイドのDVDを持っている方、
もしくはTSUTAYAで借りようと思っている方は、
本編だけでなく特典映像を観ることをオススメします。
特典映像には同じアンデルセンの「マッチ売りの少女」の約6分間の短編アニメが収録されています。
有名な童話ですね!
あにこれにディズニー「マッチ売りの少女」のレビューページがあれば、そこに書きたかったのですが、
ないのでこちらに書かせていただきます。

あらすじは{netabare}
両親にマッチを売り切るまで帰ることを許されない少女が、
街中で必死にマッチを売ろうとします。
しかし時代はライターのある時代。マッチは売れません。
雪の中、寒さに凍えながら少女は手元のマッチに火をつけます
すると幻覚が見えはじめ、最後には亡くなった大好きなおばあさんまでが幻覚にあらわれます。
そして辺りは朝を迎え、天国のおばあさんは少女の魂を迎えに来てお話は終わります。{/netabare}

少女が死ぬという点ではバッドエンドと思われるかもしれませんが、
実は苦しみの末に大好きなおばあさんに会えたという、
形は違いますがハッピーエンドなのです。
本編の「リトルマーメイド」とは全く正反対のハッピーエンドです。

「幸」という漢字の象形文字は「手かせ」を表し、
手かせの刑で苦しみから解放されるという意味が元々の「幸」という漢字の意味だそうです。
ですから「マッチ売りの少女」は幸せの真の姿を描いているような気がいたします。
非常に奥が深いです。

映画の演出はファンタジアと同じで、
クラシック音楽にアニメーションを当てるというスタイルです。
曲は「ボロディン弦楽四重奏第2番 第3楽章 ノクターン」という曲です。
物悲しいですが、大変美しい曲です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Part of Your World

リトル・マーメイドの主題歌Part of Your WorldやUnder The Seaは飽きるほど聞いているのですが、全編見たのは初めて。英語・字幕無しで視聴。
原作はラダーシリーズ・レベル1・アンデルセン・クラシックスで既読w

地上に憧れを持つ人魚のお話。

原作はバッドエンドなので、原作魔改造のディズニー版の方が好き。
喜怒哀楽の感情が全て詰め込んであるのはディズニーとして当然ですが、喜怒哀楽の山と谷が次々出てきて2時間で10回は泣けますw

アリエルは好奇心旺盛な思春期の女の子。アリエルが地上への憧れを漏らす度に切なくなり、何度もため息が出てしまいます。アリエルがたまらなく愛おしい。父親のトリトンとの微妙な関係も必見。意外と細い父と思春期の娘の描写があって驚いた。

男なのに何故だかディズニー・プリンセス物が大好物なんですが、アラジンとリトル・マーメイドどっちが好きかと言われると辛い選択かも知れない。もっと早く見ればよかった・・・色々挙げるとキリがないのですが、100回見ても泣ける文句なしの名作。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

82.9 17 ミュージカルアニメランキング17位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1891)
9263人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

mennma2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

失敗だって笑顔で さぁ 君と一緒に乗り越えて行こう‼

このアニメのOPが凄く好きです!
タイトルもその一部の歌詞ですね。
このアニメはまんがタイムきららで連載中の4コマ原作のアニメですね。
声優さんは若干知らない声優さんが多かったですが、
とても可愛い声で良かったです。
1話1話安定の面白さでゆるくも時々笑えるので
日常系アニメ好きの方にはとても良かった作品です。
自分はアリスちゃんが笑えましたw
2期が決定‼ よっしゃーーーー‼
~ストーリー~
主人公・大宮忍は小さい頃イギリスでホームステイをしていた。帰国後年月は流れ忍は高校生になった。
そんなある日一通のエアメールが届く。
差出人は昔ホームステイをして知り合ったアリス・カータレットだった。
そのメールにはアリスが日本に来るという事がつづられていた。
アリスがやってきて忍の生活はもっと賑やかに。
クラスメイト・小路綾&猪熊陽子
そしてアリスを追ってやってきた謎の美少女が現れて…?
5人の日常は華やかに金色に輝いていく。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 90

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『わかば*ガール』放送開始記念 Episode 12「きんいろのとき」視聴。

大宮忍、15歳。
黒髪たれ目の純和風女子高生ですが、中学生の頃はイギリスに(少しだけ)ホームステイしてました。
帰国後も外国への想いをつのらせていた忍に、ある日一通のエアメールが届きます。

「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」
差出人はアリス・カータレット。
ホストファミリーの一人娘で、金髪碧眼の英国少女!
クラスメイトの小路綾&猪熊陽子に、アリスのライバル幼なじみにしてもう一人のイギリスっ子の九条カレンも巻き込めば、5人の日々はきらきら輝くモザイクみたい――

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!

Episode 1「ふしぎの国の」
高校1年生になったばかりの大宮忍。
まだ慣れない制服を着て登校しようとする彼女は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。
差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット!
忍はその場で手紙を読み始め、クラスメイトの小路綾と猪熊陽子との待ち合わせに遅れてしまう。
手紙は英語で書かれていて、忍は何が書かれているのか全くわからず、綾も断片的にしか理解できない。
学校に着くと、担任の烏丸先生に今日からクラスに編入生が来ることを知らされる。
その編入生の正体はなんと、イギリスからやって来た金髪の少女アリス・カータレットだった!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 2「ちっちゃくたって」
忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。
おっとりして優しい忍。
しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。
明るくて元気でよく食べる陽子。
背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。
アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、猪熊陽子

Episode 3「どんなトモダチできるかな」
アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近よく街中で外国人を見かけるような気がしていた。
すると、陽子がこのあいだも金髪少女に会ったと言い出す。
金髪少女というフレーズにテンションが上がる忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。
陽子が会った金髪少女の正体は、アリスのイギリスでの友だち、九条カレン!
日本に住むことになったカレンは、忍たちの学校へと転校してくる。
忍はアリスよりも英国人っぽいカレンに、すっかり目を奪われてしまう。
そんな忍の様子を見て、アリスはカレンに妬いてしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、猪熊陽子、九条カレン

Episode 4「あめどきどきあや」
風邪をひいて学校を休む忍。
学校ではアリスたちが忍のことを心配している。
すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたことを告げる。
アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は一人だけ中を見ていないのだからラブレターかどうか分からないと言い張る…。
手紙の内容が気になってしょうがない綾は四六時中、陽子の動向を注視するが、陽子はいっこうに手紙を読もうとはしない。
そんな陽子の素振に綾は、授業中一人もんもんと悩んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾

Episode 5「おねえちゃんといっしょ」
忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。
見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。
今度の休日に、忍の家に集まってみんなで勉強会をすることになった。
勉強会の合間、忍の姉でモデルの勇の部屋でカメラを見つけたカレン。
いつの間にか、勉強会だったつもりが、写真を撮るのが好きだという勇に公園へと連れられて皆で思い思いのポーズをとりながら撮影会をすることになってしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、猪熊陽子、九条カレン

Episode 6「金のアリス、金のカレン」
いよいよ来週から夏休み。
忍たち五人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。
すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立してしまう。
結局カレンの熱意に押されて、夏休みはみんなで一緒に山へ出かけることに…。
カレンのパパと一緒に山にやってきた五人は、おおはしゃぎ。
突如、カレンが渓流釣りを始めると言い出す。
しっかりと釣り道具の準備もしてきたカレン。
すると、イギリスにいた頃、よく釣りをしていたアリスが、忍にいいところを見せようと、カレンに対抗心を燃やし、釣り対決が勃発する?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、九条カレン

Episode 7「はらぺこカレン」
いつものように、お昼休みに忍たちのクラスにやって来るカレン。
両手には、お菓子やパンの袋をいっぱいに抱えている。
どうやら人気者のカレンに、クラスメイトたちはお菓子やパンを与えてくれるらしい。
アリスは、そんなカレンを見て日本に来てから少し太ったのでは、と疑問を投げかける…。
その一言にショックを受けるカレン。
カレンにダイエットを薦めるアリスだが、今までダイエットをしたことがないカレンは方法が分からない。
カレンたちは、ダイエット方法の参考になる人を探して、烏丸先生や綾、陽子や忍にアドバイスを求める。
みんなそれぞれ違うことを言っているが、まずは自分の体重を知ることが最重要ということを学んだカレンは、意を決して体重計に向かう!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 小路綾、猪熊陽子、九条カレン

Episode 8「きょうはなんの日?」
学校祭の準備で盛り上がっている忍たち五人組。
アリスのクラスは喫茶店、カレンのクラスは演劇の準備でとにかく大忙し。
学校祭の前夜、アリスがうれしそうにカレンダーに印を付け、明日は忍との大事な記念日だと告げる。
しかし、忍はその記念日が何の日かを思い出すことが出来ない…?!
忍は、一生懸命その記念日を思い出そうとするが、翌日になっても思い出すことが出来ず、とうとうアリスを怒らせてしまう。
せっかくの楽しい学校祭の日なのに、アリスを怒らせてしまったことに責任を感じた忍は、意を決してある行動を取る?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、猪熊陽子

Episode 9「ねないこだれだ」
学校から下校途中の忍たち。
綾は今夜、親が旅行に行っているため一人でお留守番をしなければならないらしい。
はじめは、さりげなくみんなに心細いアピールをする綾だが、みごとにスルーされてしまう。
陽子に突っ込まれ、ようやく、みんなが綾の家に来てお泊まり会をすることになる。
綾の家のキッチンで、みんなで夕食を作ろうとするが、きっちりと調味料の分量を量る綾とは対象的に、目分量でいいと割り込んでくる陽子。
結局、綾と陽子の言い合いになり、追い討ちをかけるようにアリスとカレンが頭で生卵を割り出し、キッチンは大変なことになってしまう…。
いったいどんなお泊まり会になるのか、先行きは大いに不安である…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子

Episode 10「すてきな五にんぐみ」
朝、テレビの占いコーナーを見ていた忍とアリス。
自分の運勢が一位だったので喜ぶ忍とは対照的に、最下位だったアリスはショックを受ける。
占いを信じきっているアリスは、出来るだけ幸運な人の近くにいたいとずっと忍について行くが…。
登校途中に車に水たまりの水をはねられたり、電柱にぶつかったりと不運が続く忍を見て、自分の不運が忍に移ったのでは?と心配するアリス。
そんなアリスの心配を余所に忍は、ちょっとしたことで良いことがあったと大喜びし、アリスは忍のポジティブさに感涙してしまう。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、九条カレン

Episode 11「どんなにきみがすきだかあててごらん」
新年を迎え、学校で初夢について雑談している綾と陽子。
いきなり和服姿で現れたカレンは、アリスが大変なことになってしまう初夢を見たと言い出す。
そこに悲しげな顔をした忍がやってくる。
そしていつもとは雰囲気が違うアリスが、イギリスの制服姿で登場する?!
何を話しかけても英語でしか返事をしないアリス。
忍は、なんとか原因を探ろうとするも何を言っているのかさっぱり分からない。
困った忍は、英語が分かるカレンと烏丸先生に事情を聞いてもらうのだが、どうやら原因は忍にあるのだという…?

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 12「きんいろのとき」
新学期が始まり、二年生となったアリスがわくわくしながら登校するも貼り出されているクラス替えの表を見て、一気に放心状態となってしまう。
アリスは、忍と別々のクラスになってしまった。
元気を取り戻すことが出来ないアリスに、同じクラスの陽子はすっかり困ってしまう。
そこへ、アリスたちのクラスに忍たちが遊びにやってくる。
陽子と別々のクラスとなってしまった綾までもがアリスと同様に元気がない。
ちょっと教室が離れてしまっただけという忍と大げさだという陽子に対して、綾とアリスは必死に反論するが…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子、九条カレン

【アニメキャラの魅力】可愛いけれど天然鬼畜なこけし系女子「大宮忍」の魅力とは?
イギリスでホームステイをしていた「大宮忍」は、ホームステイ先の女の子のことをずっと忘れられずにいました。なぜならその女の子は金髪で、何を隠そう忍は金髪が大好きだったからなのです。帰国からしばらくが経ったある日の事、高校一年生になった忍のもとに一通のエアメールが届きます。なんと彼女が日本に来るとのこと。そうしてホームステイ先の女の子が留学してきたことから、『きんいろモザイク』のストーリーは始まるのです。ほんわかとするような心あたたまるギャグ系日常漫画『きんいろモザイク』のヒロイン「大宮忍」についてご紹介したいと思います!

■こけしのように可愛らしい日本女性!
大宮忍の魅力について語るならば、外せないのがその容姿です!黒髪ミディアムぱっつんという髪型は、昔ながらの日本女性のようで「清純」をイメージさせますよね。身長も低く胸も慎ましやかで、なんとなく「こけし」を連想させるような容姿をしているのが、大宮忍という女の子なのです。そんな忍ちゃんはこけしのような外見ではありますが、私服はゴスロリというギャップを持っており、そのギャップにキュンキュンにやられます。

■天然鬼畜
また、忍ちゃんは「鬼畜こけし」とインターネット上で形容されるほどの鬼畜っぷりを発揮しています。しかし、その鬼畜さは決して狙ってやっているわけでもなく、ドSなわけでもなく、何も考えずに天然で発揮されるものなのです。本人には決して悪気が無いのですが、周りの女の子にかなりの影響を与えていることが多く、こんなに可愛いのに実は黒いのではないか?なんていうギャップも、忍ちゃんの大きな魅力となっているような気がします。

■気遣いもできる
また、忍ちゃんは鬼畜なだけではなく気遣いもできるのです。きちんと周りのことを気にかけて行動できるというのは、男性的には大きな魅力ですよね。その気遣いが空回りした結果、天然鬼畜を発揮することは多々あるのですが、そんな「気遣いの空回り」という部分もまた萌えを誘うのではないかと思います。

■貴重な天然ボケ要員
きんいろモザイクには、ツッコミキャラが多いのに対してボケキャラが若干少ないような印象があります。ボケキャラといえるのは、大宮忍と九条カレンくらいでしょう。その他のメインヒロイン達は全員ツッコミキャラです。そんな中、天然のボケ要員というのはとても貴重なのです。鬼畜にしても笑いにしても、忍ちゃんは決して狙うことがありません。全てを天然でやってのけるというのが、忍ちゃんの忍ちゃんたる所以なのです。

■慎ましい性格
鬼畜だのなんだの散々言ってきましたが、決して自らを主張することのない慎ましい性格をしているのが忍ちゃんです。いつもは話の中心から少しだけそれたところに居て、いろいろな人の話を盛り上げようとしたり、話を聞いてそれに反応する形でグループの輪に入っています。そうやって影から会話を支えているような慎ましい性格も、忍ちゃんの魅力の一つではないでしょうか。お胸の方も・・・慎ましやかですしね。

きんいろモザイク、原作はまだまだ続いております。これからの忍ちゃんの活躍は二期に期待ですね!

【アニメキャラの魅力】笑顔はじける天真爛漫ハーフガール「九条カレン」の魅力とは?
のんびり日本人の忍と、忍が大好きなイギリス少女の呑気な交流を描いて人気を博したきらら系アニメ『きんいろモザイク』。「九条カレン」は、その天真爛漫さから登場キャラクターの中でも特に高い人気を得ました。

■そうは見えないけれど実はお金持ちのお嬢様
カレンは日本人のお父さんとイギリス人のお母さんの間に生まれたハーフの女の子です。イギリスの田舎町に住んでいましたが、幼馴染のアリスが日本に留学したのを知り、お父さんに日本がどんなところか聞いてみたところ、気軽に「しばらく日本に住んでみるか?」と言われ、日本のアリスと同じ学校に編入してきました。

お父さんはお金持ち。日本での九条家はマンションのようなビルを丸ごと一つ。カレンは相当なお嬢様ですが、そんなことを鼻にかけることはまったくしない良い子です。

■いつでも元気いっぱい
カレンを漢字で書くと「可憐」。日本でもイギリスでも通じるようにとお父さんがつけてくれた名前です。しかし、カレンは「可憐」さとは無縁の元気少女。どちらかというとひまわりのように、いつも満開の笑顔で元気に飛び回っています。

いつも一緒にいるアリス、忍、陽子、綾のグループとも仲良しですが、カレンはグループ単位でないと行動できない・・・というタイプではありません。一人でラーメン屋さんに入ってみたり、時には高校生とは思えない無邪気さで、町で見かけた猫を追いかけて見知らぬ所まで行ってしまったなんてこともありました。

■ポジティブコミュニケーション
カレンが日本に来た当初、カレンの金髪美少女ぶりに近づきがたさを感じたクラスメイトは、なかなかカレンに話しかける事ができませんでした。クラスメイトと仲良くなりたいと思っていたカレンは、ホームルームのときに手を上げて教壇に上がり、クラスメイトたちに「みんなと仲良くなりたいデス!」「お気軽に話してくだサイ!」と呼びかけます。それが功を奏し、カレンはクラスで人気者になりました。ただ、その人気ぶりは度を越して、クラスの女の子たちから毎日パンやお菓子を与えられるようになったりも・・・(笑)。

カレンは人と垣根を作らない性格である反面、時には悪気はないけれど無遠慮なことを言ってしまうこともあります。しかし、それすらも許されてしまうのは、カレンの明るいキャラクターによるところが大きいでしょう。

■流暢なカタコト!?
日英のハーフとはいえ、イギリス育ちのカレンの母国語はクイーンズイングリッシュです。日本語のほうはカタコトなのはご愛嬌。でも、純粋なイギリス人のアリスのほうが日本語が上手なのはどうなんでしょう?ただ、カレンのカタコト日本語は、特に聞きづらいということもなく、むしろかわいいのです。朝のあいさつ「オハヨウゴジャイマース」はカレンのクラスで流行語になりました。

日本に来て半年以上経った頃、陽子にそろそろ普通に話せるのではないかと言われたカレンは、カタコトが癖になってしまっていると言っています。陽子に対して素直になれない自分に嫌気がさした綾が、カレンの真似をしようとしたときは、カタコトのしゃべり方をもっと流暢にするようにと指導したりも。

ちなみにそんなカレンですが、忍のお姉さんでカレンのあこがれでもあるモデルの勇に初めて会ったとき、一度だけカタコトではなくなったことがあります。

■カレンをもっと楽しませてあげたい!
カレンは元気な子犬のような女の子です。お嬢様育ちのせいかちょっと世間ずれしているところもありますが、それも彼女の魅力となっています。こんな好奇心旺盛なカレンちゃんを、庶民しか知らないような場所へ色々と連れて行って喜ばせてあげたいものです(妄想)。

【アニメキャラの魅力】金髪ツインテールがまぶしいイギリス少女「アリス・カータレット」の魅力とは?
「きらら系日常アニメ」のひとつである『きんいろモザイク』。日本人の女の子とイギリス人の女の子の呑気な日常を描いたのんびりした作品は、現実の社会に疲れた人々の癒しとなり人気を得ました。その主人公の一人でイギリスから日本に留学してきた女の子が「アリス・カータレット」です。

アリスはイギリスののどかな田舎に住む金髪の女の子。中学生のときに、自宅に1週間ホームステイした同い年の日本人の女の子「大宮忍」となかよくなり、高校生になって忍と同じ学校に通いたい一心で、日本の忍の学校に留学してきました。

■シノのことがとっても好き
アリスは忍が大好きです。留学してきて、友達が忍を「しの」と呼んでいたので、自分もシノと呼ぶことにしました。

金髪ツインテールのアリスは、いつも赤い玉の付いたかわいい簪を挿しています。それは、忍がホームステイしたときに、日本のおみやげとしてくれたものです。ホームステイのときにお互い言葉が通じなかったため、アリスは忍に会うために、幼馴染で日英ハーフのカレンのお父さん(日本人)に日本語を一生懸命習って、日本に来たときにはもう流暢な日本語を話すことができました。

日本に来たアリスはまるで子犬のように忍について歩きます。アリスは部活に入っていませんが、「シノ部」の部長を自称しています。「シノ部」とはシノとお話したりお弁当食べたりする部活だそうです。日本の信仰心を伴わないクリスマスにちょっと批判的なアリスでしたが、忍に「今年のクリスマスはアリスと過ごせて嬉しい」と言われたアリスは、「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね」と満足げでした。

しかし、2年生のクラス替えで忍と違うクラスになってしまったときはちょっと病みぎみになって、忍と似ているこけしを机の上に置いて慰めにしたこともあります。

■ちょっと嫉妬深い
そんな忍が大好きなアリス。忍が好きすぎて嫉妬してしまうこともあります。英語が苦手なくせに通訳になりたい忍にとって、担任で英語教師の烏丸先生はあこがれの人。それを知ったアリスは烏丸先生にライバル心を燃やします。そして、烏丸先生が忍のことを(生徒として)好きと聞いたアリスは違う意味の好きと勘違いして先生を監視したこともあります。

幼馴染のカレンが同じ学校に編入してきたとき、金髪少女好きの忍はカレンに夢中になり、人懐っこいカレンも忍に懐きます。それを見たときもアリスは嫉妬してしまいます。その嫉妬が最高潮に達したのはお正月です。忍があまりに日本に慣れすぎてしまったアリスより、他のブリティッシュガールに夢中になっているという初夢をみたアリスは、忍の気を引くために英語だけをしゃべるようになります。しかし結局英語がまったくわからない忍に自分のことを嫌いになったのかと言われてあっさり折れ、ついでに「I like you!」と気持ちを伝えたのでした。

■かなりの日本オタ
忍がホームステイを終えて帰国した以降、アリスは忍を思うあまりに日本についても興味をもち、日本語学習と平行して日本のことをいろいろ勉強しました。日本に来たアリスは忍の家に住んでいます。忍がベッドで眠るのに対し、アリスは床に布団を敷いて寝ています。忍の朝ごはんはパンにジャム。でもアリスの朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆です。

家の敷居は踏んではいけないとか、初夢に悪夢を見たときに宝船の絵を流す「縁起直し」をするなど、今の日本人でも知らないようなことまで知っているアリス。でも、そのせいで「外国人らしさ」がなくなり、言動がアリスより外国人らしいカレンに忍の目が行ってしまうというのが悩みの種でもあります。

■ああもうシノと結婚してしまえばいい
そんなアリスの萌えポイントは、小学生のときから3cmしか伸びていないという小ささと、忍に対してとにかく一途なこと。これだけアリスに慕われているというのに、忍の浮気性なところはどうにかならないものでしょうか?いずれ、国籍も性別の壁も乗り越えて忍と幸せに結ばれればいいと思います。

TVアニメ『わかば*ガール』OPテーマはRayさんが歌う「初めてガールズ!」に決定!
7月より放送開始のTVアニメ『わかば*ガール』のOPテーマをRayさんが担当することが発表された。楽曲タイトルは「初めてガールズ!」に!

TVアニメ『わかば*ガール』は、2015年7月よりTOKYO-MXとBS11にて、30分枠でショートアニメを一挙に3本連続で放送する「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて放送される予定です。

<TVアニメ「わかば*ガール」>
TOKYO-MX:7月3日~毎週金曜日
BS11:7月5日~毎週日曜日

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
23位:きん!ぱつ!『きんいろモザイク』
35位:鬼畜こけし『きんいろモザイク』

2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が協力している。

他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(まんがタイムきらら連載、同年4月-6月にテレビアニメを放映)とのエイプリルフール企画で公式ホームページでの登場人物の入れ替えが行なわれたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場した。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い、公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月より放送予定。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは同作が初。

オープニングテーマ
「Jumping!!」

エンディングテーマ
「Your Voice」
中塚のアルバム「GIRLS & BOYS」(2006年発表、ゲストシンガーとして土岐麻子が参加)収録曲のカヴァー。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 52

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんだ、可愛いだけのアニメか

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。


日英美少女共演のゆるふわコメディ。
大宮忍のもとに自分のかつてのホームステイ先にいた女の子、アリス・カータレットが留学してくる。


さすが「咲」「ストパン」「Aチャンネル」などに関わっていることで知られる大正義制作会社Studio五組さん。
「萌えアニメ」作らせたら天下一品(と個人的に思っている)。
上の作品に加え、「ひだまりスケッチ」みたいな作品が好きなら何だかハマりそうな予感がします。
とにかく本作は非常に私好みな作品になっていましたw


初回は異文化交流系か?と惑わせましたが、やっぱり日常系でした。
基本的には日英美少女達のきゃっきゃうふふな可愛さを楽しむ感じです。

別にギャグのキレとかが良くもない。
正直ネタは「みなみけ」「ふもっふ」とかに比べたら全く大したことないように感じます。
ハイテンションネタが多いのも本作の雰囲気からすると微妙に違うような気もする。

でも、とにかくその「可愛さ」が尋常じゃないレベル。
基本的に私は萌え豚傾向なのでこういう系統の作品は好んでみますが、本作の「可愛さ」は群を抜いていると感じました。
とにかく不純物が何もないのです。
出てくるキャラがみんなかわいい。
先生もかわいいしお姉さんもかわいいしお隣さんもかわいいし弟と妹もかわいい。
これぞまさに「美少女動物園」ですねw(弟は美少女ではないな)


さーて、衝動に駆られてキャラでも紹介しておきますかねw
鬼畜でこけしな英国大好き少女、忍。
こけし大好きで海を越えてきた日本大好きな百合っ娘その1、アリス。
ツンデレツインテールという今作きってのテンプレキャラにして百合っ娘その2、綾。
面倒見の良い姉御肌で一番ノンケっぽいツッコミボーイッシュっ娘、陽子。
馬鹿っぽく見えて意外とちゃんと周りを見ているにぎやか担当のハーフ、カレン。

割とみんな好きなのですが個人的にはにぎやかカレンが一番ハマった。
陽子もこの手のツッコミキャラの中では一番印象が良いかもしれません。
みんな仲がいいので、結構いろいろなカップリングで楽しめるんじゃない?(適当)


ネットで「合法ドラック」とか書かれていましたがまさにその通り。
日常系は比較的長く感じる作品の方が多いはずなのですが30分があっという間に過ぎていく感覚でした。
見ている間はとっても幸せ。
疲れているときに見たらきっと癒されるはず。
よく私は暇な時に「ひだまりスケッチ」(これだけBDを買っている)を垂れ流すのですが、今作もローテに入れようかなw


総括して、個人的今期No.1は多分これですねw
安定感がありました。
これを一位と思うあたりが駄目な人っぽいでしょ?
でも「可愛いは正義」ですから(「苺ましまろ」より引用)。
二期もぜひやってほしいです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 74

59.2 18 ミュージカルアニメランキング18位
おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (19)
104人が棚に入れました
練馬区在住の3人組が繰り広げるミュージカルアニメの第3巻。バンドの練習がうるさいと、ステージ周辺の住民たちが裁判所に訴えを起こす。ヒデキたちはテレビで話題の角浜弁護士に弁護を依頼し…。

声優・キャラクター
松崎しげる、森久保祥太郎、新名彩乃、井上麻里奈、玄田哲章、井上和彦、山本圭子、西本理一、小野大輔、鈴木千尋、竹内順子、坂本千夏、西村朋紘、真殿光昭、稲田徹、優希比呂、矢尾一樹

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

渡邉恒雄氏(土鍋沢鍋男(ドナベナベ))といえば…。

TV放送とコミック連載が並行して行われたメディアミックス作品です。作風としてはミュージカルかつコメディといったところでしょうか。したがってマンガの方はギャグマンガということになるんだと思います。

で、この作品のレビューで何が「渡邉恒雄氏といえば」なのかというと作中に土鍋沢鍋男、通称「ドナベナベ」(CV:稲田徹)と呼ばれるナベツネをモデルとした人物が出てくる(というか氏が亡くなったとのネット上での噂で本作のことを思い出した)からなのでした。

ドナベナベの役どころは、黒幕である大泉の指示の下で練馬一帯の土地を地上げするといった感じだったと記憶しています。

ちなみに「練馬大根ブラザーズ」は作中でメインキャラのヒデキ(CV:松崎しげる)、イチロー(CV:森久保祥太郎)、マコ(CV:松本彩乃)+パンダイコン(大根を好んで食べる謎のパンダ)によるバンド(?)名です。

「?」をつけてあえてバンドと断言しないのは、三人はみんな基本的にボーカルで、楽器演奏はほとんどパンダがやっている(しかも演奏時には増えてる)ように見えるからです。

キャストは歌重視で決めたんだと思いますが、松崎しげるは案外声優としてもハマっていた気はします。

基本ストーリーはヒデキが自身の持つ大根畑にドームを建設して練馬大根ブラザーズのコンサートを開くという夢を実現するために、オーディション参加やドーム建設の費用をを稼ごうとして失い、犯罪行為に走ろうとしたりするというお話です。

その裏で大泉首相(CV:矢尾一樹)による陰謀が進んでおり、当初は犯罪者としての練馬大根ブラザーズを追っていたカラクリ刑事ユキカ(CV:井上麻里奈)がこの陰謀を追いはじめるといった感じですね。

ただ、この「ストーリー」は作中で実在人物をモデルとした様々な人物(大泉首相、ユーケル・ハクション)やマネーダンサーズ(武富士のCMがモデル)を出して絡ませるための仕掛けという感じでした。

ギャグの元ネタは『冬のソナタ』に代表される韓流ドラマや、肌の色素を抜いたり整形したりして肉体的にボロボロになっていたマイケル・ジャクソン、小泉総理の「痛みに耐えて良く頑張った、感動した」など基本的には時事ネタでしたので、当時の世相を知らないと観ても意味不明な作品とは言えると思います。

TVオンエア当時を知っていればまあまあ面白いしネタも懐かしいとは思うのですが。当時を知らない人がわざわざ観るようなアニメではないと思います。

※本作品は現在、バンダイチャンネルで有料配信(1話目は無料)しています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
ネタバレ

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ヤベェwこのくだらなさがクセになるwww

このアニメをどぅ紹介すればいいものか・・・悩むw

一つ言えるのは・・・そう。とってもクダラナイという事。ブッw

主な登場人物は❀ヒデキ・マコ・イチロウとパンダ❀
↑どうやらこの3人+1匹が毎回敵を成敗していくというパターンらしい。

アニメはアニメなんだけどこれは本当にアニメと言っていいのだろうか??
ミュージカル(アニメ風)と言った方が正しいのかもしれない。
なぜなら・・・とにかくミュージカルシーンが多いからwww
どんなカンジなのか1話をネタバレしてみようと思う。


{netabare}OP 3人の歌

ヒデキとイチロウとパンダのミュージカル

マコのドンペリミュージカル&岡山ミュージカル

マコとヒデキとパンダのミュージカル

イチロウの回想シーン プロデューサーとの絡み(BLw

3人とパンダとレオタード軍団(某金融会社武○士のCMパロ)のミュージカル

3人とパンダのオーディションミュージカル

イチロウとプロデューサーの絡み(BL

ヒデキとプロデュ-サーの絡み(BL

プロデューサーとイケメンSP達のミュージカル

3人のミュージカル

ED 3人の歌{/netabare}

っとこの様にミュージカルだらけなのだよwww
一話だけでOP・EDを含め歌を{netabare}10曲{/netabare}も聴かされるワケだw
ちょっ流石に多すぎだろっ(`д´;)

アニメを小分けにしてそれぞれをミュージカルとして
歌で進めてくってなカンジなんだけど、
普通のアニメ(歌ってないシーン)が5分あったかどうか・・・;

このアニメの魅力は多分↓の④つ!
①松崎しげる(ひでき)達の歌
②色んなパロディー
③合間に入れるエロシーン
④くだらなさ


酒が入ってるのとオールして変なテンションで観てるので
平常時と感じ方が多少違うのかもしれないが・・・
ちょっとこれ皆にも一度観てほしいwww
そして〝マジくだらねーからっ!〟の一言でいいから感想聞かせて欲しいwww

くだらないからこそクセになる【練馬大根ブラザーズ】
観るか観ないかはあなた次第ですっ!!(。≖ิ‿≖ิ)ニヤリ


そして左手に酒っ!右手にペンを持ち一話を観ながら
必死に内容をメモッた私に拍手をくれっ!!
( ゚Д゚){ガンバタノー

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

借りちゃいなマネー!

サランヘヨ


タイトルにもあるようにミュージカルアニメです。
最近は「ダンデビ」や「スタミュ」などありますが、全編ミュージカルアニメというのは当時にしてかなり異質な存在でした。
脚本はミュージカルをよく挟むことで定評のある浦沢義雄さんが担当しています。
まぁところがそんなミュージカル要素よりも、ブラックジョークというか皮肉ネタがあまりにヤバい内容取り扱ってて、そちらの方が気になってしまうんですがね。
よくここまで好き勝手作ったのが放送できたものです。

監督は我らがワタナベシンイチさん。
当時の韓流ブームを途轍もなく皮肉っててある種尊敬します。
その他にもサラ金やパチンコなんかも何かにつけてdisってて、ナベシンの本領が発揮されたアニメだと思います。

声優はなんと豪華、あの松崎しげるさんが演じています。
その他のブラザーズの声優の森久保祥太郎さん、新名彩乃さんが演じてます。
新名さんはこの時はまだ松本彩乃名義です。
ブラザーズの声をあてているかといって、出身地が練馬区であるかと問われると、実はそうでもないようです。

OPもEDもノリの良い曲です。
ただ作中ミュージカルとして流れる楽曲が使い回しばかりで、基本的に「マジヤバ」と「借りちゃいなマネー」ばっかなんですよねー。

マコ、結構エロイ体してますよね、ヒデキが欲情してしまうのも無理はない。
レンタル屋のおやっさん役でナベシンも声あててます、ほんとこの人は出たがりですね。


練馬区アニメです。
対抗馬は葛飾区の「こち亀」か阿倍野区の「アベノ橋魔法商店街」でしょうか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

69.8 19 ミュージカルアニメランキング19位
美女と野獣(アニメ映画)

1992年9月1日
★★★★☆ 3.9 (82)
655人が棚に入れました
第64回アカデミー賞でアニメとしては初の作品賞ノミネートされた、芸術的仕上がりのディズニー・アニメ。有名な、真実の愛によってしか救われない野獣と化した王子の寓話が原作。彼が心優しい少女ベルと知りあって、頑な自閉状態から脱却すると、奇跡は起こって……と言うお話。セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンが唄う主題歌(オスカー受賞)は「アラジン」のそれとどう違うんだ、と作者のA・メンケンに聞きたいが、この映画で素直に泣けない女の子とはつきあえない気がする……という10代の意見も貴重? こちらの関心は自ずと、ギャグ部門担当のポット夫人(声はA・ランズベリー!)とその息子に向かう……。

声優・キャラクター
ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、レックス・エバーハート、リチャード・ホワイト、デビッド・オグデン・ステイアーズ、ジェリー・オーバック、アンジェラ・ランズベリー、ブラッドレイ・マイケル・ピアース、ジェス・コルティ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人間賛歌

全編ミュージカル風ディズニーエンターテイメントアニメ。
音楽がない場面でも、オーバーアクションです。

ツッコんで良いのやら悪いのやら。
猪突猛進的ストーリーには清々しさを感じます。

物語の骨子は美女と野獣の関係。
人の心を見つめることのできる美女。
性格に難点はあるけど素直な野獣。
この二人の結末は・・・自然とそうなるわなあ。

呪いのお城は楽しいお城。
表情豊かに動くおしゃべり静物がコミカル。
こんなお城なら住んでみたい。

あと、ひとつ感心した所。
自動薪割り機は伏線だったんだ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

もはや見すぎてどれがアニメの話だったかw

フランスの民話“美女と野獣”が元になったアニメーション映画。

1991年制作なのですけど、もっと昔な気もしますね。

最近、実写映画の美女と野獣あったじゃないですか?
あれ凄く良かったんですけど、ひとりで見に来てるのが自分だけでちょっと所在がなかった思い出w

普通は恋人同士で見に来るタイトルですよね。アニオタの自分は場違いだったw

それで、このアニメ自体観たのは数回観ましたけど、最後に観たのは少なくとも20年前くらいなんですよね。なのに内容しっかり覚えてるのは何度も擦られるタイトルだからでしょう。劇団四季ミュージカルの美女と野獣も数回見に行きましたから、もうお腹いっぱいだったのに実写はとても丁寧で世界観を絶妙に表していました。近年のディズニー映画でもかなりの意欲作。

エマ・ワトソンがめちゃめちゃ可愛かった。はまり役ですねえ~♪
ガストンもいい味出してたなー。ルーク・エヴァンズが完璧に演じてたw
{netabare}
異類婚姻譚としての代表作とも言える本作は、個人的には野獣のままでも良いのにーと思ってたんですけど、もしかしたら少数派かもしれない。いや、だって野獣のほうがかっこ良くないですか?どうなんだろ?何度もこのタイトルを観て、毎回ラストであーあーと思ってしまう。駄目なやつです(笑)
{/netabare}

アニメの感想を書いてないな・・。この当時のディズニーアニメらしい良い出来でした(雑w)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

私的ディズニーNo.1イケメンは…

 ガストン…てのは冗談で、ビーストだったりします

 あの不器用な優しさが堪らない…山寺さんのイケボも相まって…
 美しいベルとのカップリングが堪らなく好きで、個人的にディズニー作品の中でも特にお気に入りの作品だったりします

 このカップル以外でも、ポット夫人やルミエールなどの魅力的なキャラクターが多数いると思うんですが、このサイトのキャラの評価が低いのがなんとも腑に落ちなかったりします

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

61.9 20 ミュージカルアニメランキング20位
ずんだホライずん(アニメ映画)

2017年4月22日
★★★★☆ 3.3 (33)
134人が棚に入れました
「ずんだアロー」で矢を放ち、どんな餅でもおいしいずんだ餅にすることができる東北ずん子は、 東北きりたん、東北イタコ、中国うさぎ、四国めたん、九州そららとともに、 ずんだ餅を食べながら幸せに浸っていた。 一方、大江戸ちゃんこ総帥率いる「納豆ファクトリー」の面々、中部つるぎ、関西しのび、 沖縄あわも、北海道めろんらは、ずんだの原料の枝豆と納豆の原料の大豆が、 収穫時期が違うだけで、実は同じ豆であることから、納豆に使う大豆の量が減ることを恐れていた。 ずん子の家に刺客として送られる沖縄あわもと北海道めろん、 そして第3の勢力とは!?

声優・キャラクター
佐藤聡美、茜屋日海夏、木戸衣吹、桃河りか、田中小雪、西田望見、指出毬亜、濱口綾乃、今村彩夏、古賀葵、清水彩香、伊藤ゆいな、豊口めぐみ、折笠富美子

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

何を見せられているんだ、なんて思ってはいけない

2017年あたりに公開されていたはず。
今Youtube等で期間限定公開中。年末には地上波放送もされたらしい。
見て、「なんだこりゃ」という感想が正しいだろう。

初音ミクをはじめとするVOCALOIDや、無料で使える「UTAU」という歌唱、トーク用のソフトのキャラクターが元になっている。
そういう界隈や、彼女らが主な活動場としているニコニコ動画のノリが分からないと、全くついていけないだろう。
いや、分かっていてもついていけないかもしれないが。

日本の農業とか、食べ物を大切に、なんか考えてはいけないだろう。
このアニメはそんなところを超越したところにある。と思う。
一度見てみることを・・・どっちでもいいや。
でも不思議と時間を無駄にしたという感じにはならないですよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

それが不思議なずんだのパワー!

元は、東北地方を盛り上げるために作り出されたご当地キャラである"東北ずん子"。
彼女を中心に、長女"東北イタコ"、三女"東北きりたん"の三姉妹、更にその他、四国や中国地方等々が出身のキャラクターが登場した、オリジナルアニメ。
文化庁より依頼を受けて行った日本動画協会のプロジェクト『あにめたまご』で制作されたアニメで、ボカロやUTAU音源となったキャラクターの、いわゆるボカロ曲が多く使われたミュージカル調になっているのが特徴です。

ストーリーは、結構、激しいです。
射った対象をずんだ餅にしてしまう「ずんだアロー」を操る東北ずん子がおり、東北家の三姉妹、中国うさぎ、四国めたん、九州そらたちと楽しくずんだ餅を作っていたのですが、ある日、大事な大豆をずんだにしてしまうとはけしからんと、大江戸ちゃんこを中心とした「納豆ファクトリー」の面々、中部つるぎ、関西しのび、沖縄あわも、北海道めろんが襲いかかってきます。
大豆を買い占めたのが東北三姉妹と考えていたちゃんこたちですが、それは誤解で、本当の敵は別にいたことが判明するが、という内容です。

ストーリー開始早々、ずん子を除く東北一味はずんだ餅を作っているのですが、あまり美味しくないずんだになってしまい頭を抱えたところに、おもむろにずん子が登場、歌いながら矢を放ち、次々おいしいずんだ餅に変えてゆく様は割りとクレイジーですね。
展開は非常に唐突ですが、良く言えばテンポが良く、最後まで面白かったです。
2023年7月現在、"ずんだホライずん"で検索するとよく"狂気"とか上位にサジェストが登場しますが、普通によくできたアニメと思いました。
なお、キャラのほとんどは小説版で既存のキャラや、UTAU音源化しているキャラなので、知っていればアニメで動くおなじみのキャラクターをみる感動が味わえると思います。
ちなみに私は、東北三姉妹と、四国めたんだけは知ってましたが、それ以外は知らない状態でしたが、それでも楽しめましたね。

また、2016年の作品のためか、ずんだもんは妖精状態でしか登場しません。
きりたんのゲーマー設定もなく、コンテンツ違いのため結月ゆかりや琴葉葵・琴葉茜姉妹の登場もなし、あと、春日部つむぎもコンテンツ違いなので登場しないです。
当然といえば当然なのですがオフィシャル設定しかないため、YouTubeでコンテンツを楽しんでる勢には不満が残る可能性ありですね。
ずんだもんにヘコヘコさせろとはいわないですが、もし"ずんだホライずん"の続編が作られたら、つむぎちゃんに歌わせて欲しいです。東北関係ないけど、埼玉だけど。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

62.9 21 ミュージカルアニメランキング21位
スタミュ(第3期)(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (28)
120人が棚に入れました
「夢を諦める方法なんて、知らない――」ついに『憧れの高校生』・鳳樹との共演を果たした星谷悠太は、次なる夢に向かって綾薙学園ミュージカル学科でミュージカル修行に励む日々。しかし、またもや“新たなる試練"が待ち受けていた……!2学期が始まり、目前に迫るは≪綾薙祭≫のクラス公演。初めて、指導者の力を借りずに自分たちだけで挑む舞台。チームの垣根を越えた新たなカンパニーで、手を取り合い、最高のステージを作り上げようと気合を入れる星谷たちだったが……。そんな2年生たちの前に立ちはだかるのは、ついに姿を現した≪華桜会≫!彼らが打ち出した綾薙祭改革の一環、華桜会プロデュースの新規プログラム≪オープニング・セレモニー≫。そのパフォーマーに選ばれた生徒は次期華桜会最有力候補との触れ込みだが、代償としてクラス公演には参加が出来ない!?青春ドタバタ・ミュージカルストーリー、最後の幕が上がる、その瞬間。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、島﨑信長、高梨謙吾、梅原裕一郎、武内駿輔、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、浪川大輔、斉藤壮馬、山下大輝、逢坂良太、小西克幸

わさわさ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

つまんない

オープニングセレモニー?を5人じゃなく14人で出たいという始まりで華桜会にお願いししていく話の展開。
結論から言うと仲良しメンバーみんなで出たいと言っているようにしか聞こえなくて、お遊戯会でもやりたいのか見ていてプロを目指しているとは思えないくらい意識が低く、話がクソつまらない。
1期から通して主人公補正が高く、主人公に魅力が感じられなかったので、ただ単に自分には合わなかった。
各キャラは個性もそれぞれあって声優さんも豪華なので、脚本がしっかりしていればもっと面白かったように思う。
作画は1期から引き続き動きは少なく、アニメーションとしては物足りなさを感じる。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

73.7 22 ミュージカルアニメランキング22位
ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (848)
3402人が棚に入れました
「学校」で「アイドル」!!!
輝きを目指して立ち上がる9人の少女たちの青春学園ドラマ、スタート!

私たち、輝きたい!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛

すもらー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

μ'sとAqoursこの二つの違い

私はラブライブ!が大好きです。だからこのアニメはじまった時思ってしまったことがひとつあります。それはμ'sになって欲しくはないと。二番煎じになってはいけない。そんな気持ちで始まった1話は正直に言うとμ'sの時の1話と同じだと思ってしまいました。

ですが、3話を見てこの作品に対する見方がちょっと変わりました。それはサンシャインではスクールアイドルはみんなに知られている親しまれてるものだとそしてその理由こそがμ'sのおかげなのだと。

だからこの作品は決してμ'sとは全く違う作品ではないと思います。あの3話のライブでμ'sとAqours全く違うSTART:DASH!!をきったけどそれはスクールアイドルの認知度が違うということもあったのかもしれません。

彼女達は12話でようやくμ'sの凄さ、高坂穂乃果の凄さを知りました。そして、彼女達を追ってはいけないことに気づきました。Aqoursはμ'sとは違ってやっぱり厳しい環境にあるんです。だから、彼女達の目標は0を1にするという小さい目標でした。でも、それでいいんです。Aqoursの道は始まったばかりですから。あるであろう2期にきたいします。

μ'sが好きすぎてラブライブサンシャインを見れてない方もいるかもしれません。

それでも、ラブライブ!を観た人はラブライブサンシャインを是非見て欲しいです。

ラブライブ!サンシャイン!!現在放送中です。スクールアイドルのいまを是非見てください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

嗚呼、素晴らしきμ’sマニアたちの競演♪……但し、最終回演出には大いに苦言を呈したい。

現実のμ’sが活動を一段落した後を受けてアニメ化された『サンシャイン!!』
もっとAqours(アクア)のみの世界観を展開していくものと思っていましたし、
実際、{netabare} μ’sの出演はありませんでした。
例えばシャイ煮だのうちっちーだの、
三次元のAqoursが展開したCDのドラマパートやラジオのネタもメディア横断的に紛れ込みましたし(笑)
1stシングルのC/W「Step!ZERO to ONE」は本作の裏テーマ曲と言っても過言ではありません。{/netabare}


でも個人的には思っていた以上にμ’sを意識した内容になった印象。
最初{netabare}μ’sに入れ込んでいるのは言い出しっぺの千歌ちゃんくらいで、
どうせ彼女が一人で台風の目になるのだろう。そう思っていましたが違いましたw


アニメ世界のμ’sは現実世界以上に大きなムーブメントとなっていたことを私は甘く見ていましたw
思えば劇場版なんかでも{netabare}NY遠征大成功でμ’sは
サングラスで変装しなければランナウェイできない位の人気者でしたしw{/netabare}
ラブライブ自体も本作では夏の甲子園を越える参加校が集うビックイベントに成長して、
2代目王者μ’sはスクールアイドルのレジェンドとして多くの人々の胸に刻まれています。

特に黒澤姉妹のμ’sとスクールアイドルに対する想いは火傷しそうな熱さ。
生徒会長ダイヤ様が放つ“一般教養”(笑)μ’sマニア過ぎて半端ないですw{/netabare}

μ’sの影を乗り越えてAqoursをどう確立していくか……。
μ’sの後を受けた三次元のAqoursの活動も意識させながら物語は展開。

メインストーリーのメンバー集めも、話の内容はμ’sを知らなくても理解はできます。
ただTVアニメ1期等の予備知識があればより深く感動できる内容だったことは確か。

例えば1期では{netabare}留学しそうになった人を止めようとするエピソードがありましたが、
本作ではこう来たか……。と心情を比較しながら感慨に耽るとより楽しめます。 {/netabare}

Aqoursを追いかけて来てよかったなと言うより
『ラブライブ!』を追いかけて来て良かったと思った続編アニメでした。


キャラでは果南推しとして視聴し始めましたが、

最初{netabare} あまりにも出番が少なくてヤキモキしましたw

アニメ以前の設定では果南は三年生ですが千歌の幼なじみ。
同じく幼なじみの曜と一緒くらいに何も考えずに
Aqoursに飛び込んでくれるものと信じて疑っていませんでした。

ところが、始まってみたらメンバー入りどころか、登校すらしてくれない有様w
しかも何か色々思い詰めているようですし……。
本作は天候などに心情を映す演出が多用されましたが、
果南はたまに出てきても雨やら汗やら海水やらでいつも濡れて悲しそうだし……。

犬のしいたけより出番が少なかった時は、本当にどうにかなりそうでした(泣)

でも最後はマリーとハグして、仲間になれて良かったです♪ {/netabare}


最終回演出について……。長文かつ、かなり辛辣。

{netabare}最終話Bパート。ラブライブ地区予選にて。
Aqoursの総集編ミュージカルからのライブ。観客席を離れて押し寄せたファンの熱狂。

個人的には全く合わない演出でした。

これまでもアニメ『ラブライブ!』は随分、無茶苦茶やってきました。
いきなり車道に飛び出して歌ったり、ワープしたり、アルパカも一緒に歌い出したりw
歌のパワーで現実など軽く飛び越えて来ました。

けど今回はラブライブ地区予選というカッチリした現実の枠があり、
そこで事前許可なき者はパフォーマンスに参加できない。
観客がステージに近付いて騒ぐのも禁止という現実の強調がありました。

そして、長々と続くミュージカル風の振り返り。
そこで私は現実世界に地に足がついたまま、
夢の物語世界へ飛び立つきっかけを失いました。

こうなってくると本作の現実とリンクする要素も絡まって、
偏屈なリアリストの野暮な考えが夢から覚めた頭に巡って来ます。

三次元世界の『ラブライブ!』ではライブ等イベントの規模が大きくなるにつれ、
ごく一部の素行の悪いファンがトラブルを起こすようになっていました。

それをさせまい。ファンには楽しんで帰ってもらおうと
メンバーやスタッフの皆さんは毎回大変心血を注いでくれています。

端から見ればラブライバーなんてハメを外して
オタ芸で馬鹿騒ぎしている狂気のサイリウム集団に映るのかもしれませんw
でもファンの大多数は、イベントでは席から離れて騒がないし、
公式から告知されたルールを律儀に守っています。
しいたけみたいなブサカワ犬がペットでも、会場に持ち込んだりはしませんw

本作も現実の活動とのリンクを多用した『ラブライブ!』らしいアニメでしたが、
最終回脚本の時だけ、都合良く現実を忘れたのでしょうか?
それとも、二期でAqoursがルール違反で失格になり、
またゼロから1を目指す構想でもあると言うことなのでしょうか……。

横浜アリーナでの開催が決まったAqoursの1stライブ。
「MIRAI TICKET」の公演時、一万人以上のファンが集まれば100人くらいは、
席から離れてハッチャけることを是とした本作の再現を考えると思われますが、
スタッフのみなさんや他のラブライバーたちの心労が思いやられます。

こんな野暮な考えが浮かぶくらい、物語世界へ誘う魔法が不足していた、
私にとっては非常に相性の悪い最終回でした……。 {/netabare}


色々と文句も並べて来ましたがw
本作はズラだのピギィだの、keyのギャルゲー並に語尾や鳴き声?も豊富な、
キャラたちの掛け合いが楽しいアニメでした。
歌もどれも良曲で、ライブシーンのCGにも一層の進化が感じられました。

『サンシャイン!!』が放送されていた3ヶ月は、
私にとってもお祭りみたいな楽しい時間でした。

尊氏には早くもPADS(アニメ燃え尽き症候群)の所見がw
……さて、症状緩和に有効な秋アニメでも探しに行きますかw


以下、放送前のフライングレビューw長いので折りたたみw

静岡県産スクールアイドル・Aqours(アクア)爆誕!!
{netabare}
μ'sへの憧れで静岡県沼津市にほど近い、浦の星女学院にて誕生した
新たなスクールアイドルの特徴は、ご当地、海、元気。

参加メンバーのキャラクター自体は、
私……ごく普通だけどとか、地味だとか、恥ずかしいとか、
他に可愛い娘いるからとか、何にも考えてないとか、
幸せ過ぎて今ここで死んじゃってもいいくらいとかw
えらく謙遜?しておりますがw

中の人に関しては、
歌手デビュー経験者だの、民謡全国大会覇者だの、
特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスターだの、
歌の声量、パワー、元気についてはかなりのガチ勢が集結。

μ'sで例えるなら、穂乃果ちゃんが9人で叫び続けているような暑苦しさ(笑)

既に何作かリリースされているCD等でも、
真夏の太陽の如く、熱のこもった全力全開の歌唱、激しいコール、
そして斜め上のネタを絶賛大放射しているのであります(笑)

パワーヒッター、剛速球投手が揃っている一方で、
μ'sでも猛威を振るった、ことりやかよちんのような甘いボイス。
脳トロ成分が不足しているのでは?との
中毒・禁断症状にも似た(苦笑)懸念?も……。

ただことりやかよちんも、何も最初から、
一声でラブライバーを昇天させる絶技を体得していたわけではありません。
μ'sでもアニメを通じて覚醒した属性?が数多くありました。

『サンシャイン!!』でも、こうしたキャラの隠れた才能?の発掘に期待。
果たして誰が脳トロ・スピリッツを継承するのか?
それとも誤って?芸人魂を花開かせてしまうのかw
(中の人の芸人魂については、既に開花しすぎて手遅れという説も有りw)

堕天使に夏風邪をうつされたりしないように、心して視聴したい。
ラブライバー期待の夏アニメです♪ {/netabare}

【一話感想】これも長いので折りたたみw
{netabare} 冒頭からAqoursの9人が秘める新たなキャラクター性、ネタが開拓された、
ラブライバーにとっては楽しい初回でした♪

一方で、9人が大事か、ストーリーが大事か……。
そんな捻くれた考えも浮かびましたw

東京だけでなく、ご当地・静岡のテレビ局を始め、
現存するほぼ全ての動画配信サイト、
果てはLINE LIVE、AbemaTVなどの新興サービスに至るまで……。
全方位展開されている本作。

そこで本作で初めて『ラブライブ!』に触れるご新規さんにとって、
9人の顔と名前が一致して初めて堪能し尽くすことができる、
この初回の構成はしんどかったかも?とも思いました。
……というよりスクールアイドルとは何か?ラブライブ!とは何か?
この回だけではよく分からなかったのではないでしょうかw

何かいきなり歌って踊り出すし(笑)初心者にとっては予備知識無しに、
インドのボリウッドムービーに遭遇した衝撃があったかもしれませんw

そんな方には、最初はこんなもん。顔も名前もそのうち覚える。
大波に乗っていれば何とかなる。「諦めちゃダメなんだその日が絶対来る」
とアドバイスしたいと思いますw


追記:μ’sがいた音ノ木坂学院のアルパカ役・麦穂あんなさんに出番はあるか?
個人的に大きな関心事でしたが、無事に犬役として転生を果たしたようですw
お祝いついでにアルパカで不動だった尊氏のサムネもついにチェンジw{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 39
ネタバレ

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊連載「サンシャインについてボヤいてみた」 7月24放送 第4話 追記~

視聴途中の為、未評価。

2016.07.02 22:30~
ついにラブライブの正統続編「ラブライブサンシャイン!」始まったよ-
これで毎週土曜がwkwkできます。うん。
静岡県沼津を舞台としたスクールアイドル作品。
先代が東京ドーム公演-紅白歌合戦出場と、夢を現実化させる大成功。
誰が見ても「ハードル上がりすぎて一体どうなることやら...( 一一)」
と、危惧していますが、ぶっちゃけ自分もその一人です。
たた、ダクション側からしたらこんな儲かるビッグコンテンツに育った以上、
続けない理由はない...やろね~( 一一)w


人気作の続編はコケるというのが世の通説です。
ただ、これはラブライブです。輝きたい子たちのサクセスストーリーなんです。
応援する方が最初からテンション下がってたらダメですよね-( ゚Д゚)ダーメダメヨ
でも、作風改革に失敗して闇歴史にしてしまうことだけは....いえ愚問でした。
監督が京極さんから変わってますが、シリーズ構成は据え置きの花田十輝さん。
王道テイストでもいいから、それも交えながらサンシャインならではの新しい味も是非組み込んで欲しい!

柏崎星奈のCV-伊藤かな恵さんが本作からキャスティングされてます。
チカちゃんのお姉ちゃん役なんかな?
先代は妹にと-やまんや、あやねる起用でしたので、違った感じでまた楽しみです(/・ω・)/

OP初見の印象
なんかアイマスっぽくなっちゃった感が..あるっちゃない?|д゚)
画面いっぱい埋め尽くす観客らのペンライトがカットインしますが、
どことなく「うぉぉぉ----!!」みたいな声が聞こえてきそう( 一一)
ただ、始まりをイメージした賑やかなアップテンポは完全に俺好みw
渡辺曜ちゃんは、ことりちゃんを意識して顔だけフレームインしたんかな?w
またライブ行きたくなる症候群絶賛発症済み。

ここで疑問.....
サビ前にチカが、スポットライトの逆光で照らされた数人のシルエットに
楽しそうに走っていきますが、
このシルエットがどことなく先代に見えるっちゃんね-( 一一)
(仮説素材1)-ミューズに憧れているチカの設定から、彼女らに向かって追いつき追い越すイメージに合致する。
(仮説素材2)-シルエットのヘアスタイルで、アウトラインがアゴ上の子が2人いるので
この時点でAqoursやない可能性示唆?(りんぱな?)
ツインテールも一人見えますが、長さがルビィより部長っぽい...?
気になる方は是非検証してみて下さい。

あくまで仮説ですが、気になりますね.....( *´艸`)

こっから各話毎にボヤいていこおうと思います。

#1 輝きたい!
{netabare} 第一話ということなので、キャラの紹介で1話使っちゃいましたね。
ま-問題ないと思います(^^)/
むしろ先代の第一話より見やすくて好きですね。
スタダを起用した製作陣。手放しで称賛してやるよ。泣きそうなったやねーかコラ。
花丸ちゃんとルビィちゃんの登場シーンで、ルビィちゃんのジト目可愛かった。うん( ̄▽ ̄)
この2人が、りんぱなポジションの可能性有り。(1年生やしね)
そしてヨハネは上から降ってきた!厨二病キャラがどんな風にAqoursを掻き回してくれるか既に気になるんだがw
ただ、このヨハネのシーンで表情とCVの声量に、少し違和感を感じました。
イメージでは小鳥遊六花のようなハツラツとした元気系厨二病を想像してたのもありますが.....
ま-これはこれで有でしょう(´・ω・`)
3年生のダイバー果南ちゃんとポンコツ会長ダイヤは、スクールアイドルに対して何かしらの過去がありそう...
この伏線の回収が楽しみやな-。
この過去が払拭できたとき、きっとAqoursに電撃加入するんかな?(^^♪
イタリア人ハーフまりちゃんは「二年ぶ-りデスカ」ってヘリからボヤくだけで試合終了。
まだ何もアピール出来とらん!もったいない!|д゚)
(二年前になにがあったんでしょう....?)
そして音の木坂出身梨子ちゃんは、中庭で「決めたよHand in hand!」を一緒に歌ってかーら-のまさかのアイドル部拒否!w
....「え?いま一緒歌っとったやんw」ってなりましたが、細かいことは気にしない大らかな子なんでしょうw
PVシーンのクオリティは言うまでもなし。最高。
これから出てくる曲が楽しみで仕方ありません(´・ω・`)フムフム
挿入歌「決めたよHand in hand」
{/netabare}

#2 転校生をつかまえろ!
{netabare} 「前途多難すぎるよ~」
千歌ちゃんの口ぐせなんでしょうね。部員集めに奮闘する回。
(そりゃそうか。まだ曜ちゃんとの2人だけやしね。やることはやってもらわんとw)
そしてポンコツ会長ダイヤさんは実はミューズの大ファンやったことが判明。それも結構ガチの。
「ミューズは生命の源ですわよ」とかまで言っちゃっとーし( ̄▽ ̄)
好きすぎて、にわかの千歌に向けていきなりの出題。(こんなのたまにおるなーマジでw)

問、1 ミューズが初めて9人で歌った曲の名は?
問、2 第2回ラブライブ予選で A-RISEと一緒にステージに選んだ場所は?
問、3 ラブライブ第2回決勝、アンコールで歌った曲の名は?
EX、その曲のパートをスキップしている4名は誰?

ラブライバーの知識が試される部分も盛り込まれています。
なんだか遊び心があるストーリー構成な印象(/・ω・)/
(EX問題、全員答えれませんでした。ちくしょう....(/ω\)小声)

ただ、梨子ちゃんが海の音を聞くシーンは露骨すぎるというか、もしかしたらいらんかったかも。
サンシャインなので、夏らしい海のシーンということ。ただそれだけって感じ。
(潜っとったら聞こえるわけないやんフツーw)

ずら丸ちゃんは図書委員さんらしい。そんな図書室あったら行きまくる。行かん理由ある?
ヨハネは、自己紹介でスベッて教室から疾走(アラレちゃん走り)
唯一の脳トロVoice候補ルビィちゃんは相変わらずの超人見知り。
果南ちゃんは、音の木坂のミューズは知らない発言。なんで?(´・ω・`
(これはミューズの世界から何年後の話なんやろうか?それとも違う世界線?んなわけあるかw)
梨子ちゃんはンミチャ的なまじめな性格設定。曲がったことが嫌いっぽい。
そして過去にピアノとの難しい葛藤がある模様。
曜ちゃんは、いつでも千歌ちゃんの味方で(・8・)的な幼なじみポジション。

梨子ちゃんが千歌ちゃんちの隣という、とらドラ状態に草生えましたw
あのシーンの千歌ちゃん(タオルターバン編)可愛すぎました。
そして無事(?)スクールアイドルすることを了承(?)することになった梨子ちゃん。
(ぶっちゃけ、このシーン無理やりすぎてあまり入って来んかったw)
EDも初披露。「ユメ語るよりユメ歌おう」
挿入歌「ユメノトビラ」梨子ちゃんPiano Ver.

ユメに満ちた第2話でした(´・ω・`)
{/netabare}

#3 ファーストステップ
{netabare}梨子ちゃんは千歌ちゃんと指先でETタッチしたので
そのままスクールアイドルとして活動を始めたみたいです。
浜辺でレッスンしている3人ですが、前回は浦の星の中庭でレッスンしてました。
つまり、現段階ではレッスン場すら確保できとらん不安定極まりないスタート。
あとは、ファーストライブがどうなることやら...そこが危惧されます。
(まさかμ`sの展開と丸被り...?それやったら二番煎じまっしぐらやな( 一一))
金髪鞠莉ちゃんはどうやら3年生兼新理事長というぶっ飛んだ設定。
(これは....アリなのか?(。-∀-)あまりにも無理強い感ハンパないが)
期待のにこ枠ヨハネちゃんは学校サボって沼津駅を散策してます。(変装)
ルビィちゃんとずら丸はいつも一緒のワンペアなんで、りんぱな枠ほぼ当確でいんじゃね?
ただ、ずら丸ちゃんのお買い物エコバックがまさかの江戸っ子仕様の風呂敷!!!
これは...素直にかわいかった( ̄▽ ̄)やるじゃん
町の公共放送使ってラジオ宣伝する千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃん。
名前は「Aqours」に決まり、後はファーストライブ。
(名付け親が不明という伏線残しは初代とモロ被りw)
体育館を満員にできなければ、即時解散。
そんな中始まったファーストライブは、満員には程遠い数人の観客入りでスタート。
悪天候の影響で音響設備が一時ダウン。復活とともに多くの観客が来場。
理由は千歌の開催時間の伝達ミス.........(´・ω・`)
(なんかちょっと....違う気が....)
3話でファーストライブという流れはμ`sと重複してます。
ただ中身がなさすぎる!
サンシャインは9人の存在が放送前から多くのメディアで露出してましたので、
いざ放送となると、彼女たちのキャラ紹介に尺を使わざるを得なかった感が強い。
ことほのうみだけだった初代は、その分3人に十分スポットを当てた展開だったので
ファーストライブのシーンは、感情移入できる素晴らしいものでした。
3話段階では、サンシャインはまだまだ取り返さないといけない部分が多いです。
でも可愛さはハンパないとよ?そこは間違いない。
ずら丸やべーよまぢ( ̄▽ ̄)図書っ子アイドル花丸ちゃん!!!

挿入歌「ダイスキだったらダイジョウブ!」
{/netabare}

#4 ふたりのキモチ
{netabare} ずら丸ちゃんとルビィちゃん回です。
ずら丸ちゃんはルビィちゃんの夢の為に、
自分の夢を叶えるエピソードです。いいわ。うん
完全りんぱなの残像がありますが、そんなもん関係ないw
そして千歌の部員勧誘の決め文句が「悪いようにしないから~」
まるまる穂乃果なトコに草wwwwww
無印からのラブライバー向けの小ネタ感満載。
でも、ポンコツ生徒会長ダイアさんは、既定路線通りエリーチカ推し。キャラ設定も類似?
かよちん推しルビィちゃんとの回想シーンは微笑ましかったな....
(実際の、μ`sファンのスクールアイドル目線での描写が多い気が)
純粋にμ`sを追いかける彼女たち。
ただ、
これ以上μ`s μ`s言いよったらそれこそ二番煎じ。もう辞めとこうや。お腹一杯です。
もう十分こっちには伝わったから( ̄▽ ̄)
そろそろサンシャインのオリジナル感観てみたい(´・ω・`)
でも、
散らかった部室に書き残されてた歌詞は、過去に活動があった暗示?
3年生組は過去にスクールアイドルの活動をしよった....?(仮定)
ルビィちゃんの体験入部を皮切りにスクールアイドル感アリ。
ずら丸ちゃんのルビィちゃん思いなエピソードは見どころ満載|д゚)
ずら丸とルビィ推しが確実に増えたであろうハートウォーミング回でした。
5000組登録されてるスクールアイドル界に最下位から新規参入したAqours。
次回はお待ちかねの厨二病の申し子ヨハネ回ですw
{/netabare}

#5 ヨハネ、堕天

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

73.1 23 ミュージカルアニメランキング23位
ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow(アニメ映画)

2019年1月4日
★★★★☆ 3.9 (154)
593人が棚に入れました
浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ!」で見事優勝を果たしたAqours。新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発!?さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に!?離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは——?みんなで目指した輝きのその先へ!未来へはばたく全ての人に贈る、最高のライブエンターテインメント・ムービー!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1からその先の未来へ 新生Aqours降臨か?? +++++++

 2019年最初に見たアニメ映画は、『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』に必然的になったです。初日、舞台挨拶付きライブビューイングで見たです。上映前、{netabare}スマホの電源要注意です。ユーフォ、中二病、Freeで毎回あった、京アニ映画によく{/netabare}ある展開になるのです。

 どこからのライブビューイングなのかは、言わずと知れたあの地のどっかの映画館のようだったです。上映が終わった数分後に見たです。{netabare}声優さん浦女制服姿、髪型もキャラに合わせて登場したです。和気あいあいだったです。{/netabare}

 2期の最後のあのシーンは、千歌の見た幻でなかったようです。物語は、そこから鞠莉、果南、ダイヤに託されたあることから進んでいくのです。μ'sとは、やっぱり違う選択をするんだなぁと思ったです。

 鞠莉たちは、卒業旅行と旅立ち、千歌たちの新しい毎日が始まるのです。陽に彼氏???登場その真相はいかに!です。Aqoursで、有終の美を飾って新しい学校生活が始まると思いきや、またもや千歌たちに試練が訪れるのです。何かこれ、いくら何でも展開だったです。

 Saint Snowも交え、海辺で悩める千歌たちの前に現れた人物とは!事態は急展開、舞台はイタリアに!です。
 鞠莉がらみにイタリアの有名そうな場所で、面白おかしくお話が進んだです。{netabare}鞠莉ママの声聞くと、ややかすれた野原しんのすけか?と思ったです。ヨハネアイや別なものに憑依?する善子が面白いです。{/netabare}鞠莉の家庭事情、大変だなぁです。

 この件が済むと最初の試練に対して千歌たちがどうするのか?{netabare}またSaint Snowの理亞は実はどうしているか?の話になってどこかシリアス??これらをどう解決するのかが、終盤に差し掛かるのです。それぞれの姉妹が、妹の姉離れともいうのか?も{/netabare}大きなポイントかもしれないです。

{netabare} その答えは舞台の中で非公開、AqoursとSaint Snowと関係者でのもしものラブライブへとつながり、これはなかなかだったです。千歌たち、理亞はそれから何を見つけ出すのか?注目です。

 最後、新生Aqours見れるのか?は、お楽しみです。私は見てみて結局9人だったようにしか見えなかったです。{/netabare}
 前半最初の作画どこか違和感があったです。それ過ぎてからは、作画良くなるんだけれどもです。

 花丸の眼鏡と洋服姿が、なんだか似合ってて良かったです。いろんなところで、バテるところやずらずら、突っ込みを入れてたのが面白いです。話が進んでいくうちにAqoursの髪型、陽とか変わっている気がしたです。

 Over the Rainbowなだけに{netabare}虹が出てくるです。ラブライブというと女性しか出てこないけど、これには沼津の地元の男性の方たちも声は出さないけど、少しところどころの登場も新鮮味があるです。{/netabare}
 なんだかんだ、μ'sのときのように何回も劇場に足を運ぶのかなぁと思うです。

2019.01.05 00:51


 7回見てきたです。

 一番最初に見た作画の違和感を確認したです。{netabare}最初の浦女体育館での陽、莉子、喜子、果南、ダイヤの顔のアングルの所為かもだけど、やや細い感じがしたです。ここを違和感にとらえてたです。これ過ぎた、明らかに沼津の紹介になった歌の場面からは、TV放送同様に良くなっていたです。

 小さな千歌と陽が、砂浜で紙飛行機を飛ばしたときに合った少女は、誰だかは分かるけど、最初見たときは理亜に似ていると思ったです。

 沼津紹介の場面で、いろいろな店や場所を歌に合わせて見せている中で、アーケードでAqours踊る背景に、一人実在する方なのか?おばさんが一瞬目立ってたです。

 鞠莉ママの名前って、ヘリコプターから名乗っていたけど、マリズマリ??と聞こえるけどそうなのかなぁ?です。

 渡辺 月の存在が、Aqoursをいざなっているようだったです。{/netabare}

 ミュージカル展開の多かった今作、私は好きです。

{netabare} 不思議に思うのは、歌う途中に服が衣装に突然代わる点、いつの間に用意してるのかなぁと思うです。(沼津駅周辺?場面や、、イタリアで3年生が歌う場面、一番最後のライブシーンで3年生が加わる所からなど)

 また音楽はあらゆるの場面で、どこからライブステージもないのに流しているのかなぁと素朴な疑問があるです。(沼津駅周辺?場面や、イタリアで3年生が歌う場面、イタリアの階段広場でAqoursが歌う場面、Saint Snowが洋館の前で歌う場面など)

 キャラの髪型が変わるなかで、印象に残るのは陽リボンを付け替えたり編んだりだたり、千歌の髪飾りが変わっていたりなかったり、ルビィ、ダイヤ、果南が結んだ中でルビィが目立ったと思うです。

 花丸の食事をする姿が、幸せそうだったです。

 パフォーマンスや歌は、{netabare}沼津駅周辺?場面、{/netabare}特に公開前の劇場CNやTVCNで一部流された、イタリアの階段広場、 {netabare}ラブライブ延長戦、ラストのライブステージなど{/netabare}私は良かったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もはや深夜のアイドルアニメというより『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』の域に入ったとすら感じる音楽映画的傑作にしてアニメ表現の可能性の幅を示した意欲作

『ラブライブ』シリーズの2作目にして2016年夏期の第1期、2017年秋期の第2期テレビシリーズから地続きに繋がる劇場版


ラブライブ全国大会優勝を果たした浦の星女学院スクールアイドル部「Aqours(アクア)」だったが奮闘も虚しく浦の星女学院の廃校は決定した…
3年生メンバー3人の卒業を迎え、残る6人で新たな学校でのスクールアイドル活動を継続するも、部活に特に力を入れる編入先の静真高等学校の父兄からは元浦の星の生徒達は距離を置かれてしまう
沼津を訪れたSaintSnowの2人からも3年生を欠いたAqoursの弱さを指摘されてしまった
そんな最中に突如現れた鞠莉の母から、卒業旅行のイタリアで行方不明になった(笑)という3年生3人の捜索を依頼される


まずオイラはこの『ラブライブサンシャイン』(以下、『サンシャイン』)という作品を大変高く評価してます
とにかく絶賛される前シリーズ(以下、『無印』)の期待を遥か大きく上回っておきつつも、“同じことを繰り返さない”姿勢が大変素晴らしいと思うところです


冒頭、2期の最終話ラストシーケンスから地続きに始まるミュージカル風ライブシーケンス「僕らの走ってきた道は…」で聖地となる沼津や西浦の街並みに大量のモブキャラを含んだ複雑な構成、演出はこの時点でこれまでのどのライブシーケンスよりも難しいことをやっており、出し惜しみしない勢いを初っ端から感じさせ、映画の導入としては大変素晴らしいです
この自然な流れとその感動への引き込み方は深夜アニメのソレというより『ラ・ラ・ランド』とか『グレイテスト・ショーマン』に近いと思います


その後、静真高校との確執やSaintSnowの理亞ちゃんもまたAqoursと同じ悩みに苦しまされている、というシリアスで物語全体を引っ張る問題提起をしつつも、Aqoursのキャラ一人一人の際立った濃さで応酬される心地良いテンポの会話には幾度も幾度も笑わされてしまいます
特に善子ちゃんの空気の読めなさ(笑)に花丸ちゃんや梨子ちゃんが容赦なくツッコンでいくスタイルはμ'sには無いAqours独特の空気感だと思います
Aqoursの面白さって結構明白にメンバー間の格差、とまでは行かないまでも差別化、がされてるところなんですよね
鈴木愛奈、小林愛香、逢田梨香子の3人が“やたらと歌が上手い”ところとかも含めて、おまえらはなんでアイドルをやってるんだよwwwっていうのがね


このキャラの濃さってアニメが始まった頃にキャラを完成に近づけていった『無印』と違って、ある程度話作りやキャラ作りを計算して作り上げた『サンシャイン』の特徴だと思います
どのキャラも拾いこぼし無しに観どころを作った花田十輝先生には流石!と拍手です


その後イタリアのスペイン広場、という一大観光地でゲリラ的に繰り広げられる「Hop? Stop? Nonstop!」という楽曲のライブシーケンスですが、ここでも注目したいのは周辺に観光客がモブとして描かれていることです
https://youtu.be/6MtVoB9qhIs(←公式に無料公開されてるので是非チェックしながらお楽しみ下さい)
ライブシーケンスの作業量を減らす為にも、モブは描かない方が楽に決まっていますが、ゲリラライブってことでちゃんと観光客の姿が描かれているんです
しかも曲の冒頭では唖然としていたモブがサビになるとノリノリになっているのが細かい
それとこの曲は各々の私服でのパフォーマンスということでそれぞれの個性が良く出ているのも素晴らしい
普通はワンピースの女の子と革ジャンの女の子が一緒に踊ってるステージはありませんよねw


「Brightest Melody」という楽曲では曲の盛り上がりと同時に富士山と並んで沼津の象徴とも言える沼津アルプスの稜線から朝日が昇る、という普通に考えて現実では奇跡的な状況を演出します
これはアニメであって実写でもライブでも無いんだから何やっても良いんだよ、という表現方法を逆手に取った演出です
こーゆー演出は『無印』では「僕たちはひとつの光」ぐらいでしかやってませんが『サンシャイン』のライブシーケンスでは積極的に行っています
つまり、ずっと同じようなことをやっている様でも『サンシャイン』のライブシーケンスはだいぶ頭を捻ってよく考え出されているんですよ


そして「Believe again」や「Next SPARKLING!!」という2曲ともなると“もはや物理的にありえない”状況、心象風景などを映像化して演出に取り入れてきます
これは是非本編で確認頂きたいです!
なるほどそーきたか!と思わず唸ってしまいましたw
物理的な壁を取っ払えばクライマックスに相応しい凄まじく派手なステージを作れる…『プリパラ』の演出とかではよくあるんですけど
最初ではなくあえてクライマックスにこーゆー演出をするのが上手いですね
「Believe again」なんかCGに向かってプロジェクションマッピングを照射してますからね、すげぇ難しいことしてます;


それにライブ以外でも各々の衣装や髪型が頻繁に変わるのも可愛らしい
現実の女の子ならともかく、アニメで頻繁に衣装や髪型が変わるって設定の量が増えるので普通やらないんですけどね
それをやるんです!『サンシャイン』は!!
『アイカツスターズ』辺りからサンライズはこーゆーのやり始めましたよね
劇中でルビィちゃんが姉の手を離れ成長した姿を見せる盛り上がりどころがあるのですが、ここで決意を固めたルビィちゃんがいつもの子供らしいツーサイドアップから大人っぽいシニヨンになってたのが説得力を出す演出にも一役買ってました


一から十まで褒め称えたい今作ですが、実は結構課題も残しました;
封切りの1週間前になってやっと完パケしたという前代未聞に切迫した制作状況が室田さんのツイッターでは刻々と語られ、それに怒って暴徒と化したファンが酒井監督のリプ欄に誹謗中傷を投げつける等、とにかく制作状況の混迷さが酷かったようです
実際のところ本編は“普段なら作画で表現してる様なカットがCGのまま”だったりと恐らく今後の円盤化の際には修正が加えられると思しき箇所がいくつか観受けられました
もちろんそれらを踏まえた上で十分な完成度を誇っている、とオイラは評価しているのですがね
そもそも2期の完結から経った1年でこれだけ作業カロリーの高い劇場版を作るのは無理があるのは明白でした
作品を落とすことはとにかく最悪ですが、『ガルパン』や『このせか』が潔く公開を延期した様に、ここまで現場が修羅場になるぐらいならいっそ公開延期も視野に入れた方が良い、と製作者には英断をして欲しいと感じたのがこの作品でした

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サンセットモードを発動したく候

スクフェスとは無縁


ここまで、μ’sのラブライブ1期2期劇場版とAqoursのサンシャイン1期2期を視聴済みです。
普段交流のあるレビュアーさんからは意外に思われるかもしれませんね。好んで観るやつではないのは確か。視聴動機は、

・紅白出たり世間騒がしてたよね
・当時の新卒くん(20代前半)のお薦め

てところですが、なにより深夜アニメに興味を持って観始めてから間もない時期。観るものすべてが新鮮。これまで馬鹿にしてたキモオタの嗜好物を覗いてしんぜよう!くらいの心持ちでした。
想像してみてください。これまでアニメと無縁のアラフォー既婚男。ドルオタ経験なし。十代の学生でもあるまいし、二次元アイドルグループのアニメを視聴すること自体どれだけハードルが高いものか?

結果、

 意外とみれる

なにより知らなかった世界の新鮮さが先行してましたし、μ’sのライブ映像で心から感動した私です。


あれから二年
アニメと知り合った頃は新鮮でした
一緒に居るだけでなんとなく幸せでした

あれから二年
ずらが口癖の娘からはズラかりたくなり
ヨハネにはもう用はね~となってしまったのです


賞味期限が切れました。ビギナーズなんとかの鮮度が落ちたことを実感します。ゲームしてなかったり声優さん達のライブをチェックしてないのも関係してるのかもしれません。
もともと1クールでの1期2期を経ての劇場版。1年生~3年生の構成を余儀なくされるためオリジナルメンバーでの活動は一年限定。シリーズをリセットしてメンバーを入れ替えれば継続可能でしょうがマンネリは避けられません。視聴歴を重ねていけば自ずと経験値も上がっていきます。
Aqoursに話を戻せばメンツ変われどμ’sと構造上一緒なわけで、推し感覚があれば別の展開も望めたでしょうが免疫のないおっさんにはつらいものがありました。至極当然の結果なんだと思います。

ただーし、
TV版でもセイントスノー理亞とルビィのエピソードは大好きだったこともあり、彷彿とさせるエピソードがあってそこだけは俺得でした。
{netabare}※理亞の一番の理解者がルビーってところです。{/netabare}


たぶん興味ない方はノーマークなんでしょうが、アイドル系ジャンルの中では良い方なのでは?と想像してます。それほど本数こなしてないのであくまで想像。現実のライブ活動など展開していることが理由です。キャラソン作ってお終い!とは違う大きなお金が動くので雑すぎる仕事はお断りでしょう。一度は食べて判断したいジャンル。

小原鞠莉が作った煮込み料理みたいなもんかもしれませんね。曰く“シャイ煮”。
見た目アレでも一口めは美味い。おかわりしたいかは本人の嗜好ということでお願いします。なかなか貴重な経験ありがとうございました。



■イタリアン

{netabare}パック旅行なのかマリーがいるから安心という判断なのか。

高校卒業旅行でイタリアってふつうやるの?
ヴェニス→フィレンツェ→ローマの黄金ルートだけど危なくないかなぁ。

『ローマの休日』のヘップバーンばりにジェラート頬張りながらまったりしたいスペイン広場で、すでにジェラート売りが消えて久しいことは有名です。
そんな観光地ど真ん中を占拠して歌って踊れるかみたいなツッコミをする人はもはやいないでしょう。{/netabare}



■感想戦

μ’sか?Aqoursか?で喧々諤々するほどでもないですが、例の後輩クンとは振り返りました。
物語はμ’s、曲はAqours、だそうです。自分は逆でしたから面白いもんだと思いました。

{netabare}スペイン広場で踊って歌った「Hop? Stop? Nonstop!」

この映画でのキメの曲でライブでも盛り上がるのだろうことは想像がつく良曲でした。{/netabare}



ライブとセット。キャラないし声優さんの成長物語に身を委ねたもん勝ち。
そしてμ’sとはまた違う結論を出したAqoursの子らにも注目ですよ。



視聴時期:2020年3月 

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2020.03.06 初稿
2020.04.22 タイトル修正
2020.09.25 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 32

68.5 24 ミュージカルアニメランキング24位
サクラ大戦 活動写真(アニメ映画)

2001年12月22日
★★★★☆ 4.0 (81)
415人が棚に入れました
1996年の発売以来、ゲームファンからもアニメファンからも強い支持を受け続けているファンタジック・アドベンチャー・アニメーション初の劇場公開版。昼は「帝国歌劇団」の人気スタア、そしてひとたび帝都に危機が訪れれば秘密部隊「帝国華撃団」のメンバーとなり悪と戦う乙女たちの華やかな活躍を描く。同時上映は「デ・ジ・キャラット 星の旅」「あずまんが大王」「スレイヤーズぷれみあむ」。
 太正十五年、12月の帝都。元星組隊長のラチェット・アルタイルなる女性が帝国華撃団花組に配属される。それは紐育華撃団設立準備のための措置だったが、彼女のワンマンぶりに花組の面々はとまどいを隠せない。同じ頃、アメリカのDS社では政治家・田沼と結託し帝国陸軍に無人霊子甲冑ヤフキエルを売り込もうと画策していた。ある日、いつものごとく “降魔”と戦う花組の前にヤフキエルが突如現れ、圧倒的な強さで降魔たちを蹴散らしてしまう。陸軍での正式採用も決まったヤフキエル部隊は以来快進撃を続け手柄を一人占めしていくのだが……。

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さすがにアニメ版では一番の仕上がり

時間的には大神君が巴里でキャッキャウフフしている間の帝國劇場の日々。
まぁニュルニュル動くよ。
サクラ3,4,5を繋ぐお話。

物語はサクラ大戦なので変にひねりもせず王道。最初から物語の展開が予想できる。予算が炸裂してそうな発進シーンがアホみたいに長いww光武のワイヤーアクションに超燃える。もうね・・そっちがメインだとおもうww。マニア心をわかってるなぁって笑っちゃう。やっぱスチパンのロボットは変形したりして空飛んじゃダメよね。エリカみたいなのはいいけど。

しかし。。最後の演劇シーンはなかなかの見所。小粋な演出。さすがサクラスタッフというか・・ただじゃ済まさない。やるよね~ 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サクラ大戦らしい、サクラ大戦

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
人気ゲームが原作。サクラ大戦のアニメ化は、OVA、TVアニメ、劇場版(本作)とあるけど、本作のノリが一番「らしい」と思った。絢爛豪華と言えばよいのか、凛としたと言えばよいのか。

その分、ファン向けと言われればその通りなのですが、まあ、私は原作ファンなんで充分に満足しました楽しめましたよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
歌と映像に迫力があり、「サクラ大戦らしいサクラ大戦」とも言えるし、「劇場版らしい劇場版」とも言えますね。

大神不在の帝国華撃団が描かれますが、女の世界に、女の転入生は難しいと思ったw やはり、男は女がいないと頑張らないし、女は男がいないと歯止めがきかないのかなと(偏見)。組織って難しいね。

って、そんなアニメじゃない(笑)

とにかくド派手にワーって楽しむアニメです♪ 特に印象に残ったのは、OPの歌、轟雷号や光武の発進シーン、劇中劇でのアドリブの応酬ですかね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

サクラ大戦唯一の劇場版

帝国歌劇団によるOPから始まる活動写真編で数あるシリーズ中、唯一の劇場版。

まずこの劇場版を前知識無く観るには相当無理があると思いますので先に第1期OVA サクラ大戦 桜華絢爛から観ることをお勧めします。

アメリカのDS社製の無人霊子甲冑ヤフキエルの活躍により花組の解散という最大の危機に陥ってしまう物語です。

劇場版という事と、これまでの設定が有ることで非常に幅が広がり、映像的にもサウンド的にも素晴らしい出来で大変楽しめました。



投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

67.6 25 ミュージカルアニメランキング25位
スペース☆ダンディ シーズン2(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (342)
1610人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。 見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。 ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、井上和彦、大原さやか、神谷浩史、家弓家正、北原沙弥香、木村良平、楠大典、KENN、小林星蘭、沢城みゆき、柴田秀勝、白石冬美、白川澄子、菅生隆之、関俊彦、辻親八、津田健次郎、津田匠子、冨永みーな、中井和哉、中尾隆聖、名塚佳織、浪川大輔、南里侑香、林原めぐみ、久川綾、古川登志夫、牧野由依、三ツ矢雄二、山寺宏一

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

宇宙誕生レベルの傑作だと思ってましたけど、実はビッグバン傑作でした

少なく見積もって宇宙誕生レベルの傑作、僕的にはビッグバン傑作でした。

一話一話が濃い良いですね。濃厚。何度も何度も見直したくなる話ばかりでなんというか、マジダンディです。

一話から最終話まで仔細に渡って見所や面白さをセールスしたい。

一番の駄作は狙い過ぎた一話だけだした。他の珠玉の宝石箱。つまんないというパラダイムから面白い!!!というパラダイムシフトまで頭が席巻されました。

日本昔話のオムニバスストーリーのような感覚がちらほら見えたり。

なんというか・・・・。

ノスタルジーがあったり、感慨耽けたり、いい加減だったり、笑いっぱなしだったり、ガッツポーズしたくなったり、応援したくなったり、中指を立てたくなったり、涙が出ちゃいそうだったり、考えさせられたり、多くを秘めた作品で哲学的だったり、それでもやっぱりいい加減だけど、最後はいい加減なりにきちんと締めてくれる、そんな作品です。

「観ないと人生、後悔するぜ」第八話ラストから。



以下、ちょい見所ちょい要チェックポイント。


スペースダンディをコズミックレベルの傑作だと感じさせた第八話。
初見観て「はぁ・・・?」っと思った回。
誰もが考えて、誰もが分からないある種の命題に我らがダンディが立ち向かいます。底無しの絶望すらも持ち前のいい加減でなんとかしてしまう。そんな不思議な男の話です。

音楽
兎に角素晴らしい。奇跡的にマッチした背景に合致した世界観のBGM。ラストシーンに流れる音楽はピンクフロイドのダークサイドオブザムーンを彷彿とさせます。途中で演奏される亡き王女のためのパヴァーヌ、素晴らしい。退廃的な音楽と退廃的な世界観にマッチ、中毒性のある音楽が視聴の巻き戻しを急かします。

脚本
途中で挿入されるサイドシーンから物語に深みと厚みを持たせています。不思議の国のダンディ、そんなWonderland in the DANDYな脚本、台詞回しがどこまでもダンディに不気味な程、命題に絡み合い、観るものに深いなある種の不愉快、拒絶感を植え付けられて、ある種の怖さを感じます。惑星の経緯を考えても、なかなか。それでいて、ふとしたダンディの一言がどこまでもダンディらしい瑞々しさを失わない。でも、それが視聴者には酷くグロテスクに映えました。『いかれた食いもんといかれた奴しかいねーじゃんよ』『やれやれ、本当にいかれた人ですね』
神懸り的過ぎる。調べたら脚本やってんの総監督の渡辺じゃねーか!!!!突出してこれ造りたいって気持ち入り過ぎやろ!!!

作画
なんて素晴らしい世界観、ジブリの一作がまんまのような背景。息を呑むような絶景。森や都市や廃墟、からの砂漠。頭が可笑しいんじゃないかってほどのアイディアが詰まってます。小道具まで懲り過ぎ。何気ないワンシーンワンシーンに力込めすぎ。いやもうほんとジブリ。調べたらムーミンのファンの絵コンテの人なんだ。なるほど・・・道理で退廃にノスタルジー。

総評
どこまでもアニメらしく、どこまでも残酷なんで、徹底的にいい加減なボーイミーツガール。最後のシーンで、それは蜃気楼のように幻のように画面が溶けていくのはきっとこれが正に幻であった事を示しています。ラストシーンとファーストシーンの違いがどてもダンディらしく好きです。

次回予告まで含めてこの一話は、僕がこれまで観てきたどんな一話よりも優れたアニメです。次回予告で画太郎持ってくるなんて・・・・もう!!!って感じで、それが後味の良さをさっぱりに仕立て上げてくれて、こういう部分がとても愛らしい。
ネタバレ的な解説や真相を書きたいけど、ここで書いちゃうとまだ視聴してない人までも読んじゃいそうだから書けないよね。
(ゴンドラに乗ったダンディを一時停止して確認すると、あるべきはずのものが無く、死んでいる事と眠っている事は似ているという劇中の台詞、現状のダンディの状況から考えての考察の結果が、やぱり、それがとてもダンディら過ぎて、そんなところがとってもいとおしい。




・・・・・。

いやいや、八話が兎に角僕の視聴したアニメのどんな一話よりも優れていたというだけであって、ただ八話だけが素晴らしいわけでは決してありません!!!!!!!!!!!

2話4話5話なんかも、噛めば噛むほど味が出てくるし(繰り返しの視聴)10話なんかも3.4回ぐらい観たし、12話だって凄く面白い、最終話なんて金輪際観たくもない。

とりあえずシーズン1からもう一度見直してから、また一度評価レビュー詐欺みたいコメントの下にお詫び文と謝罪文と訂正文を載せようと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BBPよ、永遠なれ(≧▽≦)

宇宙人ハンター・ダンディを中心としたSFコメディ。
分割2クールの第2期となる作品。 全13話。
BONESによるオリジナルアニメーション。


ダンディとQT、ミャウの旅の続編になります。
当然ですが、1期からの視聴をオススメします(*´∀`*)

今作もダンディワールドを堪能させて頂きました♪
笑いあり、涙あり、ラブストーリーありと
バラエティーに富んだ1話完結のストーリーは
どれも前作に劣らず見応え十分でした。
また今作は『ダンディの正体』に迫ります。
ダンディファン必見のお話ですよぉ(・∀・)/″

作画は前作同様でハイクオリティな完成度。
細部まで丁寧に仕上げられ、色彩も豊富。
分割2クールにも納得の仕事ぶりに感動ですw

こちらも前作同様でイメージにピタリと合った
レギュラー声優陣と豪華なゲスト声優にも注目。


この作品のようなオリジナルアニメーションは
今の時代貴重だと思いますね。
スタッフの遊び心がいっぱい詰まった良作でした♪
文才がないので大した事は書けませんでしたが
たくさんの方にこの作品を楽しんで欲しいですw




《キャスト》
ダンディ(CV.諏訪部順一)
QT(CV.佐武宇綺(9nine))
ミャウ(CV.吉野裕行)
ゲル博士(CV.石塚運昇)
ビー(CV.畠山航輔)
ペリー提督(CV.銀河万丈)
ハニー(CV.ゆりん)
スカーレット(CV.桑島法子)



《主題歌》
OP
『ビバナミダ』/岡村靖幸
ED
『X次元へようこそ』/やくしまるえつこ
『かんちがいロンリーナイト』/DROPKIX(第20話)
『WHITE HOUSE』(第21話)
『スペース☆ダンディ』/ZEN-LA-ROCK feat.嫁入りランド(第22話)
『Seaside Driving』(第23話
『All "the thing"s i am... worried』(第25話)
『SPACE FUN CLUB』/ZEN-LA-ROCK feat. ロボ宙 (第26話)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」ぱ〜と2

1期では、「スペースダンディ・・・それは宇宙のダンディである」という念仏のような下りで始まったこの作品・・・
2期ではどうなるかが非常に興味があったのですが・・・ある意味期待は裏切りませんでしたね^^;

この物語の主人公はダンディで、職業は宇宙人ハンター。珍しい宇宙人を登録センターに連れて行くと、レア度に応じて報酬が貰える仕組みを生業にしているのが宇宙人ハンターです。

ダンディは相棒のQT、ミャウと一緒に全宇宙を飛び回っているのですが、行く先々で珍事件に巻き込まれていく・・・という展開で物語が進んでいきます^^

1期では、物語の序盤の掴みの弱さが勿体無いと思っていましたが、2期はそんな事はありませんでしたね^^;

本作品の企画のテーマである「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」を第1話の冒頭からたっぷりと見せてくれます・・・^^
1期を完走して2期の放送を楽しみにしていた視聴者にとっては、むしろ掴みはバッチリだったと思います^^

結局、ダンディはレア宇宙人を登録センターに連れていったかというと、
私の記憶にはございません・・・^^;
正直全く稼ぎにならない事を延々とダンディたちは繰り返していたように思います^^;
でも、その割にはちょくちょくブービーズには通っているんですよね・・・
そのお金はどこから・・・?
などというツッコミをこの作品にはしてはいけないんですよね・・・
なにせ、この作品自体が「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」なのですから^^;

今期の物語は、1期に輪をかけてテーマに忠実だったように思います。
1期では、宇宙人との掛け合いが主体で、中には不覚にも涙の溢れる回もありました^^;
今期は、そのような心に響く宇宙人とのやり取りは少なかったと思います。
それより、2期で大活躍するのは宇宙人登録センターのスカーレット(CV:桑島法子さん)です。
1期ではそんなに活躍の場が無かっただけに、今期の活躍を目をみはるモノがありましたね^^
彼女の活躍が気になる方は、是非本編でお楽しみ下さい。

なお、2期は何の前置きや説明の無いまま、いきなり始まりますので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします^^

完走して振り返ってみると・・・○子のバスケに登場する桐皇学園高校の青峰 大輝くん・・・
イメージは全く異なりますが、何度も脳裏に浮かんできちゃいました^^;
2015年にそちらの方は第3期の放送が決まっていますが・・・今度はダンディが浮かんでくるんでしょうね^^;

物語は分割2クール目で計13話で構成されていますが、この作品特有のゆる〜い感じが満喫できる仕上がりになっていると思います。
それと、最後に「may be continued?」というテロップが流れました。
これって、続くのでしょうか? それとも続かないのでしょうか?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
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