マフィアで熱いなTVアニメ動画ランキング 4

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番のマフィアで熱いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.5 1 マフィアで熱いなアニメランキング1位
文豪ストレイドッグス セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (411)
2286人が棚に入れました
霧深き夜――。
織田作之助がバー「ルパン」へ赴くと、先客の太宰治がいた。そこへ、密輸品の買い付け帰りの坂口安吾も合流。
悪名高い「ポートマフィア」に属する男たちの、いつもの夜だった。
だが、その日を最後に安吾が消息を絶つ。
時を同じくして、暗証番号で守られた最高保管庫のひとつが「ミミック」なる組織に襲撃される。
ボス・森鴎外から直々の指令を受けた織田作は、安吾捜索に乗り出すが……。

声優・キャラクター
上村祐翔、宮野真守、細谷佳正、神谷浩史、豊永利行、花倉洸幸、嶋村侑、小見川千明、小山力也、諸星すみれ、小野賢章、谷山紀章、羽多野渉、瀬戸麻沙美、宮本充、櫻井孝宏、花澤香菜、小清水亜美、三木眞一郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

辿りつく先は闇の中…

この作品は、文豪ストレイドッグスの2クール目の作品になります。物語の内容に繋がりがあるので、1クール目を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

1クール目では、横浜を舞台に「武装探偵社」vs「ポートマフィア」の抗争の物語が描かれていました。
お互い対極に位置する存在です…水と油が交わらない様に、彼らも決して分かり合う事はない…
それがそれぞれの組織に与えられた宿命だから…
登場人物の深掘りを交えながら、時には事件を…そして時にはポートマフィアとの命のやり取りを経て少しずつ…けれど確実に自分の居場所を手に入れていった探偵社新人の中島敦…
物語のスケールは逸して大きくありませんでしたが、展開を急ぐことなく丁寧に描かれた1クール目と言っても過言ではありません。

でも2クール目を視聴して確信したのは全ては今期への布石であったという事です。
そして一見さんお断りの今期…大きな2つの物語が動き出すのです。

一つ目は時間を少し遡って太宰治がポートマフィアに籍を置いていた頃の物語…
今でこそ武装探偵社の司令塔になっていますが、昔はポートマフィアの幹部だったんですよね。
探偵社とポートマフィアは水と油…決して、交わらない存在故に生き方や目標もまるで異なっています。
そんな対極の位置から位置へと動くにはそれなりの理由があるはず…
しかもポートマフィアでは将来を約束されたエリート幹部…
自殺願望者で少し変人が入っている太宰ですが、そんな彼にも唯一無二の友がいました。
そんな立場を投げ打ってまでして対極まで行かなければならなかったのか…
一つ目の物語では、そんな太宰の過去と…彼の決意の固さの理由が明かされるのですが、後悔が幾重にも折り重なって…その後悔を固める涙と約束で出来た物語だったと思います。

これだけでも胸いっぱいなところですが、おざなりにしていた「武装探偵社」vs「ポートマフィア」の構図に変化の兆しが見えてきたところから二つ目の物語が始まります。
この二つ目の物語から…一気にスケールが広がっていきます。
なぜならフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド率いるギルドが横浜の街をエサにとあるモノを手に入れようと動き出したからです。

この物語の特徴は登場人物の異能力は、その人の執筆した物語から引用されていることです。
「武装探偵社」vs「ポートマフィア」の頃はまだ何とかついていけました。
登場人物が太宰治、国木田独歩、江戸川乱歩、与謝野晶子や宮沢賢治といった日本文学の巨匠と呼ばれる方々だったからです。
(それでも正直存じ上げない人もいましたが…)

ところがギルドが加わってくると、意能力の世界もワールドワイドな広がりを見せるんです。
赤毛のアン、トム・ソーヤ、若草物語といった異能力の名前自体は原作も読んでいるのでピンとくるのですが、その著者については殆ど頭に何も浮かんできませんでした。
私がもしもっと文学に勤しんでいれば、今回の自分自身の反応も違ったのかもしれません。
この作品を見て久々に「もっと本を読んでいれば良かった」と少し後悔しました。

このギルド…半端無い強さです。
それに探偵社とポートマフィアにしっかり刺客を送ってくるんです。
その上、横浜を壊滅させると言い出す始末…

横浜の街を守るために探偵社の取るべき行動は一体…?
ここから先は激アツの展開が私たちを待ってくれています。

ここから先の展開を見て感じたのは、組織を一枚岩にする難しさです。
人は優しさだけ…或いは厳しさだけでは心を繋ぎとめておくことはできません。
心がバラバラになった形だけの組織…もうそれは組織じゃありません。

綻びの無い組織…言うのは簡単ですが、実現するのは限りなく不可能なんだと思います。
だから…きっと綻びはあって良いのだと思います。危機や問題に直面した時に綻びの無い面でそれらを受け止められたら、綻びがないのと一緒だから…
大切なのは柔軟性や弾力性…どこまでも柔らかく、物事に応じて形や大きさを自在に変化できるような組織こそが理想なのでは…なんて考えながら視聴していました。

オープニングテーマは、SCREEN modeさんの「Reason Living」
エンディングテーマは、ラックライフさんの「風が吹く街」
個人的にはオープニングが大好きなので、この前カラオケで挑戦してみましたが、あっけなく撃沈しました…難しかったです^^;

2クール目は12話…1+2クールで全24話の作品でした。
終盤の展開は確かに激アツでしたがそれだけではありません…
多分物語を通して最も辛い試練が待ち構えていたんです。
その試練は必要なモノ…だったのかもしれません。
でもその瞬間…頭の中が真っ白になったのも事実です…
だって全ては真逆の先にある光を共に見るために目指していたんですから…
あの展開は正直キツかったです。

そして物語は更なる高みへの布石と「see you…」
この「see you…」は期待して良い「see you…」ですよね?
続編…期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

主人公は誰なんだ。中島なのか太宰なのか2人ともなのか・・・

分割2クール作品ということで、前回の続きからスタートします。

といっても最初は太宰治の過去回ですね。
なぜマフィアから武装探偵社へと転職されたのか・・・
{netabare}
マフィアの幹部だった太宰治と、マフィアの下級構成員:織田作之助。情報屋のアンゴ。

マフィアの癖に人を殺さない織田作に、
マフィアの幹部として、今よりかはふざけていない太宰。
何を考えているか分からないアンゴ。
友情とはまた違った関係で、距離感がありつつも互いを認め合っているかのような3人。

アンゴの裏切りや、裏で操っていたのはボスだった事、
織田作がなりたかったもの、守りたかったもの、その為に戦わなければならなかったこと。
最終的には太宰を導いてくれた人として
エピソード展開は悪くなかったと感じます。

ただ・・・

その後の、武装探偵社vsマフィアvsギルド の3社戦争。

キョウカがマフィアに捕まり、
マフィアの姉さんが探偵社に捕まり、
敦はギルドに捕まり~Qがギルドに捕まり~となんか大変な事になってきて

もうてんてこまいですな。

騒がしいのはストーリー上仕方がないとは思いますが、
正直、「結局のところ誰が強いのだろう」という印象で
3社の全面戦争はいいが、一般人お構いなしかと・・・

Qの精神破壊は強いと思いましたが、
後半はすでにフェードアウトで最初の勢いだけでしたし、

ギルドも社長以外対したことなくない?残念だったよ私は・・・。

そして、武装探偵社の敦・太宰以外のキャラ立ちがしていない事へ不満も残り、
毎度毎度、中島敦に頼りすぎじゃない?
んで血を流しすぎじゃない?死ぬでしょ普通w(第二の上条当麻なの?)

独歩や宮沢は何をしてんだよ!ってw

最終決戦ともいえるギルドvs探偵社+マフィア
結局全資産を投じて異能力を発動し戦うギルドの団長と
「人虎を殺す為に侵入した!」という空気の読めない芥川
生きる意味を探しながら戦う自信のない敦・・・

でも芥川の見掛け倒しさは、もう分かっていたけどね。
芥川の太宰治依存もどうにかして欲しいねw{/netabare}


結果は、今後の余韻も残しつつハッピーエンドとして処理されていますが
やはり、若干消化不良というか、
詰め込みすぎた感じは否めないと思う。

声優は豪華だし、作画は綺麗ではありますが、
折角みんな素敵なキャラなんだから、個々のバトルとか見たかったな。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

分割2クールということで、1クール最終話の内容から続くのかなと思っていたのですが、太宰の過去編に突入ですか(´・ω・`)
内容は結構良くて続きが気になるんですが、1期のキャラ達の日常パートから入るかなと思っていたので少し残念です……

1クール目で各キャラについて視聴者は知っているので、それを活かした2クール目かなと思っていたんですけどね(+_+)
まぁ恐らく過去編が数話あって、その後1クールの続きみたいになるんですかね

第1話感想など
{netabare}
冒頭で説明した通り、太宰の過去編(ポートマフィア所属時代)からスタートです。
内容としては太宰メインではなく、太宰と仲がいい下っ端の人がメインな感じ。
太宰と下っ端、情報員の飲み仲間3人の中で、行方不明になった情報員を下っ端が探すといった内容。
でも下っ端といえど、彼の異能力かなり強いですよね、数秒先の未来が見えるとか最強じゃないですか(´・ω・`)
あと、1話目で出てきた、「3人の中で誰かが死ぬ」という言葉。
太宰は生きてるはずなので、下っ端か情報員ですけど、どっちでしょう。下っ端っぽいですけど……
まあ、続きが気になる1話目でしたね。
あとはこの過去編がいつまで続くか、それが問題だ
{/netabare}

第2話感想など
{netabare} やはり主人公が死んじゃいましたか(´・ω・`)
持ってる異能力からして、死ぬのはやはり本編のような時間差ですよね
主人公が死ぬのは予想できていたんですが、裏切りで死ぬとは思ってなかったのでそこが意外でした(+_+)
マフィアですし、そういうのもありなのかな……

……と思ってたんですが、、、
公式HPの次回予告見たら、死んでなかったみたいですね(^^;
そして過去編はまだ続くんですね……
{/netabare}

第3話感想など
{netabare} 過去編終幕
今回で過去編が終了みたいですが、良い内容だったと思います(*^^*)
ジョーカーゲームを思い出すような渋みのある内容でした!

結局死ぬのは彼なんですね(^^;
死んだと思っていたら生きていたりして、〝あれ、これ死なないのかな?”とかも思ったんですが……

次回から現代に戻った話、久しぶりに探偵事務所の面々の登場が楽しみです(#^^#)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

81.1 2 マフィアで熱いなアニメランキング2位
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (483)
2064人が棚に入れました
イタリア、ネアポリスに住む青年ジョルノ・ジョバァーナは、
ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子である。
幼少時代に迫害を受けて荒んでいた彼は、一人のギャングの男を
救った事をきっかけに、「人を信じる」ことを学ぶ。奇妙なことに、
恩義を忘れず、敬意を持って自分に接するギャングが、彼の心をまっすぐにしたのだ。
そうして、ジョルノは「ギャング・スター」にあこがれるようになった。
15歳になったジョルノは、イタリアの裏社会を
牛耳るギャング組織「パッショーネ」とトラブルを起こし、狙われることとなり…

声優・キャラクター
小野賢章、中村悠一、諏訪部順一、鳥海浩輔、山下大輝、榎木淳弥
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

生まれ落ちる前から身に纏っているもの

荒木飛呂彦先生原作の長編漫画「※1ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風」のアニメ化作品。

今回の舞台はイタリア。2部ではヴェネツィアが、4部ではイタリア料理が取り上げられていましたが、ジョジョの画風に多大な影響を与えたルネッサンス美術発祥の地としても有名ですね。荒木先生のイタリアへの愛は計り知れません。

冒頭のストーリーテラーを務めるのは第4部で活躍したスタンド使いの少年、広瀬康一くん。※2空条承太郎の依頼を受けて、一人イタリアのネアポリス(ナポリ)へと旅立ちます。承太郎さんから直々のご指名とは!康一くん、あんたも成長したもんだ(笑)目的は※3DIOの血を受け継ぐ少年の捜索。

これまでのジョジョを振り返ってみると、主人公の立場が

第1部(舞台:1880年・イギリス)
英国紳士(品行方正、非の打ち所の無い人)

第2部(舞台:1938年・アメリカ)
アメリカ人(ケンカによる投獄7回のチンピラ風の少年)

第3部(舞台:1987年・日本)
日本人高校生(不良のレッテルを張られている。度々暴力事件を起こしている)

第4部(舞台:1999年・日本)
日本人高校生(奇抜な髪型。でも中身は割と普通。ちょいワル少年)

第5部(舞台:2001年・イタリア)
ギャング志望の若者

と、シリーズを追う毎に、何とな~く俗っぽくなっていく傾向があるみたいですね(笑)

ジョジョシリーズは当時の少年向け漫画にしては珍しい、大河ドラマの体をとった作品ですが、その関係で、作中では"ジョースター家の血統"という言葉が目を見張るほど(飽きれるほど?)多くの場面で運用されている印象があります。ともすれば、それがキャラの人格の根幹を成す要素として強調される台詞さえ見受けられたり…。作中に登場する"黄金の精神"や"生まれついての悪"という言葉についても同様。良きにつけ悪しきにつけ、才能、もっと言えば遺伝的特質のユニークさを、原作者の荒木先生が、キャラ造形をする上で取り分け重要視している事が伺えます。

養父の無償の愛を受けながらも自らの性質を変える事のなかった1部のDIO、何不自由無い環境で育ちながらも殺人衝動を抑えられなかった4部の吉良、劣悪な環境で育ちながらも悪には染まり切らなかった本作のジョルノ、それぞれのキャラの個性の在り処は天性とは決して切り離せない場所にある様に思われます。

人は鳥になれないし、その逆もまた然り。思えば、わたし達生物にとって、最も身近な環境とは、外界ではなく、生まれ落ちる前から身に纏っている肉体そのもの。脳や四肢や内臓など…。ジョジョにおける"血統"とは、道徳講義の中で飛び出す「生まれは関係ない。人の価値は成した事で決まる」的な、後天的要素に過度な期待を寄せた綺麗事などによって度外視されるものではなく、むしろ個性の基盤として個々の魂に脈々と息づいているものなのです。生々しさという表現が適当でしょうか、ジョジョに登場するキャラには2次元作品では稀に見るリアリティ、はらわたを引きずり出したかの様な独特の気持ち悪さがあります(褒め言葉)


作画について、4部に続いて最高水準のクオリティ。これまでのシリーズとは比べ物にならない程、複雑怪奇な能力を有するスタンドが数多く登場する第5部なので、漫画表現をどの様に調理してくれるのか興味津々です。比較的単純な能力なので描き易かったのかも知れませんが、ブチャラティのスティッキー・フィンガーズ、ポルポのブラック・サバスの表現については完璧でした。今後とも期待。

音楽について、シリーズを通して安定感抜群のOPEDは健在。OP「Fighting Gold」は前シリーズのPOPな曲調からやや攻撃的な方向に軌道変更している印象。疾走感のある曲になっています。エンディングの選曲については、今回も荒木先生直々のチョイスだそうです。やはりと言うか、さすが原作者、絶妙な相性…。Jodeci氏の「Freek'N You」は、まったりな余韻を残す良曲でした。


様々な境遇に置かれた人々の、歪に入り組んだ精神をダイナミックに描き上げる「ジョジョの奇妙な冒険」、その中では初の、ギャングという悪漢を主役に据えた、4部と並ぶ異色のシリーズ。

ギャングスターを目指すジョルノの旅、最後までしっかりと見届けたいと思います。


※1:英語のPartではなくイタリア語のParte。連載当時の副題は「第5部 ジョルノ・ジョバァーナ 黄金なる遺産」となっていた。漫画単行本のブックカバーの装丁としてあしらわれている文字も第5部(47巻~63巻)ではJOJOではなくGIOGIO。芸が細かい(笑)

※2:第3部の主人公でスタンド使い。ジョースター家の血統に属する。以降のシリーズにも度々登場。

※3:吸血鬼でスタンド使い。ジョースターの一族とは深い因縁がある。


船上のスタンドについて(必ずEpisodio 06「ムーディー・ブルースの逆襲」視聴後にお読み下さい)
{netabare}
「船は2隻あった!」

ブチャラティの台詞と共に明らかになった衝撃的事実ッ(笑)

ズッケェロのスタンド「ソフト・マシーン」の能力は、剣で刺さしたものを(人でも物でも)空気の抜けたゴム風船の様にぺしゃんこにしてしまうというもの。

船を2隻用意し、一隻を剣で刺してぺしゃんこにし、それをもう一隻の船に、服を着せる様に被せて、2隻を1隻に装っていたというのが上の台詞の意味するところ。(多分表面だけでなく内部まで。塗装でコーティングするみたいに)

皮膜の下をモゾモゾ徘徊して不意打ちを仕掛け、ペラペラになった人たちを、そこに引き摺り込んでいたんですね~。例えるなら、床下や天井裏に隠れた忍者が槍でブスリ!とか、排水溝に潜む得体の知れない怪物が、覗き込んだ人をを引きずり込むイメージでしょうか。あなおそろしや(汗)

ブチャラティがスティッキーフィンガーズで船体を攻撃した時、何故皮膜の部分にだけジッパーが開かなかったのか? それであっさりとからくりがばれなかったのか? と言う疑問を他の方のレビューで目にしましたので、これまでのジョジョシリーズを思い返しながら、あれこれと考えてみました。その理由は多分以下の3つ。

1.ブチャラティが皮膜の存在を認識していなかったから。だから皮膜ごとその下の船体をジッパー化してしまった。

2.1の補足ですが、スティッキーフィンガーズは"触れたもの"ではなく拳で"叩いたもの"をジッパー化するから。手加減をしなければ対象物と接触しているものにもエネルギーを伝えてしまうのではないかと思います。スティッキーフィンガーズは服を着ている人の肉体であっても、服越しに叩いて難なくジッパー化しているので、これは間違い無さそうです。(船に被せた皮膜を人間の着る衣服に見立てると解りやすい)

3.通常の物質と"スタンドが融合した物質"は区別出来ないから。

が挙げられると思います。

3も1、2の補足。3部のストレングスや4部のサーフィスを思い出してみると、これらは確か、スタンド使いじゃない人にも見て触れられる類のものだったはず。スタンド能力によってぺしゃんこになった船というのも"スタンドが融合した物質"に含まれるので、生身の手で触っても透けないし、認識し辛かったのかも。でもペラペラ皮膜で覆われた船体ってちょっとだけソフトだったりして(笑)

そしてもう一つ。ズッケェロが再起不能になった後、ペラペラになった仲間達ががパイプの中とかで復元したら危なかったんじゃないの? という疑問について。

もちろんそんなとこに入っていたら大変ですが、それをすると捕虜の位置があっさりとバレてしまう可能性があるので、(作中描写からも分かる様に、もしそうしていたらアバッキオ&ブチャラティに見破られていた)ズッケェロはそうしなかった。

パイプも皮膜で覆われており、両者の隙間に捕虜を隠していたと想像するのが妥当と思います。(それでも狭い場所で復活したらやっぱり危険ですけど)

最後に残った疑問は船底をどう修理したか。内側の船にだけ穴を開けても沈まないし、両方に開けたら両方沈んでしまう。描写が無かったんで何とも言えませんが、船底までは皮膜で覆っていなかったとか…(笑)

これで気兼ねなく次回のジョジョも楽しめますね…って、やっぱりご都合?
{/netabare}

おまけ「中の世界」
{netabare}
(以下、作中人物の台詞とは一切関係ありません)

花京院「ポルナレフ、体の中とか船の中とかさかんに言ってますが、体にも船にも『中の世界』なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。」

ポルナレフ「なに言ってんだ、おめーも見ただろ? 人がジッパーの中から出てきたり、空気の抜けたゴム風船みてーにぺしゃんこになるのを!」

花京院「ええ しかし人体や船体の中にあるのは肉や骨、船室やエンジン、ただそれだけです。」

ポル「教えてもらわなくたって知っとるぜーッ いいか! この場合だぜ! 今の場合をいっとるんだよ! スタンドがあるなら『中の世界』だってあるだろ!」

花京院「ないです」

ポル「おめーなぁ~」

最大の謎はこっちですね。折り畳まれた次元に隠しているとか何とか…ツッコんだら負け確定の設定なので、ここら辺でやめときます(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 42

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

流石…としか言いようの無い出来映えの作品でした。

この作品の原作は未読です。
アニメは1期未視聴で2期目からの視聴になります。
1期はアニメこそ見逃しましたが、原作を途中まで読んでいたのでこの作品の持つ独特な雰囲気は知っているつもりです。

いよいよ4期になりました。
今度の主人公であるジョルノ・ジョバァーナは、何とジョースター家の宿敵・DIOと日本人女性の間に生まれたDIOの息子に相当するんです。
3期からジョースター家 vs DIOの構図は大人しくなりましたが、まさかDIO系主人公が登場するとは夢にも思っていませんでした。
まさかジョースター家がラスボスになる筈はありません。
主人公を入れ替えただけで、こんなにも物語が先読みできなくなるなんて…
これまでこの作品が積み上げてきたものが、どれほど大きかったのかが窺えます。


イタリア裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」に属する青年ジョルノ・ジョバァーナ。
彼には街に麻薬を流す組織の【禁則事項】を倒し、街から麻薬を排除するという夢があった。
謎に秘められた【禁則事項】に近づくため、同じ夢を抱く幹部のブローノ・ブチャラティ率いるチームと共に【禁則事項】 。

~中略【禁則事項】~

ジョルノやレオーネ・アバッキオ、グイード・ミスタ、ナランチャ・ギルガも、 ブチャラティと行動を共にすることを選択する。
『正義』を信じ『苦難の道』を歩み始めたジョルノたちに、『運命』が立ちはだかる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂こうと思いましたが、あまりにネタバレ要素が強く、肝心なことは何一つ書けなかったような気がします。
なお、公式HPのINTRODUCTIONの【禁則事項】の部分には、本来違う文言が入っていますが、こちらもネタバレ回避を優先したため全く意味不明の文章になっていますがご理解頂ければと思います。

主人公のジョルノですが、いくらDIOの血を引いているとは上、立ち振る舞いはまるで真逆…
凝り固まった正義感…は感じられませんでしたが、仲間を守ることに至っては、まるでジョースター家の一員と言っても過言ではないくらい一本芯の通った人間だったと思います。

この作品の最大の魅力は登場するキャラが兎に角格好良いこと…
ジョルノの加入したギャング組織「パッショーネ」のチームリーダーの一人であるブチャラティを筆頭に、アバッキオ、ミスタ、ナランチャ、フーゴが同じチームメイト…
それぞれに共通しているのが、全員スタンド使いだということです。

完走後にwikiをチラ見して知ったのですが、この作品も原作漫画をほぼ忠実に再現しているんだそうです。
進撃の巨人を見た時も感じたことですが、漫画家の頭の中って一体どうなっているのでしょう…
1期の頃から何もかもが激変していると思います。
どうしてこんなにも面白い物語が考えられるんだろう…
どうして頭に浮かんだイメージをしっかりと形にできるんだろう…

正直序盤は、他の作品の視聴にかまけて視聴が遅れてしまっていました。
でも休みの日に後れを挽回しようと集中して視聴した時と、たまたま物語の面白くなるタイミングが一緒だったんでしょう…
一気にハマってしまいました。

ブチャラティの選択した道は、組織に加入している人間にとっては恐らく最悪…
でも、組織より己の選んだ道…人間としての尊厳を重要視するんですから堪らないんですよね。
相手のスタンド能力が分からないというハンデを抱えながら、ヒリヒリする様な命のやり取りを何度も繰り返すんです。

自分たちが絶対の強者ではありません。
実力は常に紙一重…時には偶然や機転に救われた事だって一度や二度じゃありません。
ジョルノがチームに溶け込んでいくのが見ていて嬉しかった…
ジョルノの言葉をみんなが聞くようになってホントに良かった…

一歩間違えたら確実に死に至る…
その判断を新参者であるジョルノに任せる…?
実績も何もないジョルノを信じる…?

事が重大であればあるほど信じるのは難しいと思います。
でもそんなことはジョルノだって百も承知です。
だからジョルノは仲間に信じて貰うところから彼の物語は始まるのですが、完走して振り返ってみると、それほどの時間はかからなかったと思います。

難しい出来事が無かったからでも、チームとしての頭脳レベルが低かった訳でもありません。
ジョルノが何度も身を挺して信頼に値する実績を作ってきたからにほかなりません。
彼が仲間から厚い信頼を得るために何をしてきたのか…物語の見どころの一つだと思います。

物語の終盤…何とも懐かしい顔を拝むことが出来たのは嬉しい誤算でした。
もうずっと会っていなかったのに…まさか同じ時間軸を共有していたなんて…
きっと3期までの作品を視聴済の方なら同じ感覚が共有できるのではないでしょうか。

ブチャラティやジョルノの夢は叶うのでしょうか。
そしてなぜ作品のタイトルが「黄金の風」だったのか…
しっかりと伏線が回収される構成だったと思います。
壮大で死線を何度も潜り抜ける彼らの壮絶な物語…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Codaさんの「Fighting Gold」と、ハセガワダイスケさんの「裏切り者のレクイエム」
エンディングテーマは、Jodeciさんの「Freek'n You」と、Enigmaさんの「Modern Crusaders」

3クール全39話の物語でした。
物語の終盤、もしかしたら3クールで終わらないんじゃ…と思った事もありましたが、綺麗に纏まっていたと思います。
そしてこのシリーズがここで終わらないという布石が見れたのも嬉しかったですね。
原作は未だ連載が続いているようなので、今後の作品もアニメ化されるのを期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

観終わった

4話までの感想{netabare}
アニメもとうとうこの期まで来てしまったか…。
原作は初期の頃読んでたけど、この第5部で脱落したんですよね、自分。
理由は「ようワカラン、ついていけない」でして…決定的だったのは確かブチャラティが{netabare}「ボートはもう一隻用意してたのさ」みたいな展開だったところ。{/netabare}
マジで意味分からなくてのう、それ以前から「何が分からないのか分からない」のがじわじわ溜まってて、理解できるまで読み込もうって熱意も冷めてもういいやと脱落したのでした。
アニメもここまでは全部見てきてたけど、果たして5部はどうなるかな?

と、まだ4話までしかやってないけど…これは期待できる?
懸念の「何が分からないのか分からない」が分かりやすくなってるというか。
厳密には違うのかも知れないが解釈の仕方として、ジョルノのスタンド攻撃食らうと頭の回転が速くなりすぎて肉体がついて来ない。
この程度のことすら原作だと理解し辛く、そこが理解できても次が厄介で…。
精神が暴走すると肉体がゆっくりする←なんで?
気ばかりが先走るってことだと解釈してたけど…それプラス空回り起こしてるってことでいいのかな?
この部分は原作読んでた頃は「なんで?」って疑問すら沸かなかった、「何が起きてるのかようワカラン(とにかくそういうもんだと納得するしかない)」とモヤモヤしたまま読み進む羽目になってた。
うん、アニメのおかげで「何が分からないのか分かった」、こ、これはデカいんじゃないか?
分からない部分が明確に分かったのならあとは好意的解釈なりスルーなりできます、話が面白ければ…つまらなけりゃ「ここおかしいじゃん」と突っ込むことになるけど。

ジョジョって元から設定はテキトーで突っ込み出したらキリがない、あくまで物語の面白さ(勢い)で矛盾を踏み抜くスタイルだと思うので──「何を踏み抜くのか」が分かっただけでもアニメは良く出来てると言っていいんじゃない?
例を挙げれば服と体の間にできる影に潜めばいいじゃんとか、銃をバナナにしたところで自殺してくれる確証はないよね?とか。
ゴチャゴチャ言い訳しないで「いいんだよ、そっちのが盛り上がるだろ?」って勢いで今後も突き進んでくれたらかなり楽しめるんじゃないかなぁ?


余談
OPのファイティングゴールドは空耳込みで最後に「スラングルー!」と叫びたくなる。
前期には“ぐらんぶる”って作品も放送してたし、なんだ?国際映画社が流行ってるのか?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
やべぇ、やっぱり意味ワカンネーwwwwwww
アニメだったら分かるようになってるだろう、と期待してたんだけど…自分の理解力が無さ過ぎなのか?
と、ここの感想見てやっと理解できました。

船をもう一隻用意してたのは敵の方だったのか!

てっきりブチャラティが前もってそう準備してたってことだと思い込んでました…思い込みって怖いのう。
ってかさ、もう一隻被せてもチャックでバレバレじゃんって思わない?
そのせいで、「そんなことはないだろー」と早い段階で選択肢から除外してました。
「そういう能力なんだからそうなんだよ」ってのがジョジョのお約束なのでツッコミは極力したくないんだけど、灯台下暗しにもならないっていうか、「なるほどそういうことか」と膝を叩くよりも「えー、そんなーん?」と脱力するほうが上になったのは久々な気がする。

↑でも書いた様に原作を読んだのはここまで、ここから先は未知の領域です。
今後同じように脱力する展開が来たら困るなぁ。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
なんとか最後まで見ることが出来ました。
↑で原作は途中で読むの止めたと書いたけど、そうはいいつつちょこちょこは見てて…特に「え、ポルナレフ出るの?」ってことでその辺りは飛び飛びで読んでたことを思い出したり。
所詮飛び飛びなので内容全然理解できなかったんだけどねー。
で、アニメ見てみて痛感、こりゃ原作(マンガ)だと「どういうこと?」とページめくる手が止まって読めないやww
アニメでもよくワカランw、けど放っておいても話が勝手に進んでくれるので問題ナシ。
元々深く考える作品じゃないしね…良くも悪くも勢い重視で「細けぇこたぁいいンだよ」で済まされてるだけで、これが他の作品だったら苦情殺到だろうなとも思ったり。
映画であった印象的なシーンをそのまま持ってきたんだろうなと思う所もあるし、または印象的なシーンを先に考えてそこから話を組んだんだなというのが丸見えな部分もあったり。
まー良いんです、JOJOだから!
ポルポの入団試験の時、巻き込まれて殺された清掃員の罪を問うマネしといて、カビスタンドの時の犠牲者には何も気を払わないとか、いいんです。
体内の鉄分ってそんなに無いだろと思っても、いいんです。
トリッシュの存在がバレたところで果たしてボスの正体突き止めることに繋がったか疑問だけど、いいんです。
他にももっとあった気がするけど、いいんです、JOJOだから。
とりあえずどんな内容だったのか知れただけでアニメ化の価値はあったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

73.8 3 マフィアで熱いなアニメランキング3位
家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン](TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (771)
4418人が棚に入れました
運動も勉強も苦手で何事もすぐに諦めてしまう、うだつのあがらない少年・沢田綱吉(通称ツナ)の前に家庭教師として現れたのは、ヒットマンを名乗るリボーンという名の赤ん坊。
リボーンの目的はツナをイタリアンマフィア・ボンゴレファミリーのボスとして立派に育て上げるために教育する事。
打たれる直前に後悔した事を死ぬ気で頑張ってしまうという「死ぬ気弾」を使いツナをマフィアのボスに相応しい人間とすべく家庭教師リボーンの「教育」が始まった…。

TABA さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

革命的におもしろいストーリーだった。

一言でいうと、感動と、楽しさをありがとうございました。

軽くあらすじを書くと、
勉強もスポーツも何をやらしてもダメダメのダメ綱こと沢田綱吉のもとに突如やってきた、家庭教師のリボーンと名乗る赤ん坊
正体は、ツナの仲間思いの性格にマフィアのボスの素質があると思い、ツナをボンゴレというマフィアの9代目ボスの後を継ぐくらい強くするという家庭教師でした。
ツナが次々と仲間の為に闘う物語です。

最終話は超絶感動です!!

40話くらいまでは、基本的に仲間集めって感じです。
40話くらいから後は、本格的に戦うバトルアニメです。
でも、僕はこのアニメを見て家庭教師ヒットマンリボーンは普通のバトルアニメではないと思いました。
ボスであるツナが仲間たちを大きく包み込む大空となり
仲間が守護者として
ファミリーのピンチを救う1撃を持つ、細胞を活性化させる力を持つ晴れ
物体を分解する力を持つ嵐
増殖する力を持つ雲
物体を硬化させる雨
幻術で敵を惑わす霧
そして雷
1人のボスと6人の守護者によって成り立たれたメンバー
それだけでもすごく発想の良い物語ですが
それに加えて最強のヒットマンである7人の赤ん坊アルコバレーノ
そしてかつて敵だった奴らも仲間にするツナの器の広さ
とにかく面白いです。
絶対に見るべきです。
もし暇でこのレビューをみたひとがいるなら、ぜひ家庭教師ヒットマンリボーンを見てください。
厄介なことにおわっちゃう悲しさが半端じゃないですけどw

ちなみに僕は、計203話を2週間かけてぶっ通しで見ました。
だからより、終わったことの寂しさがすごいです。
物語もいい、音楽もいい、そしてなにより魅力的なのが、キャラの個性の豊かさです。
キャラの個性が強すぎて、嫌いなキャラも少なくなくなるかもしれませんが、必ずあなたに合った、あなたの好みのキャラがいるはずです。
ちなみに僕は、50話で登場するクローム髑髏という女性キャラにものすごくはまり、それの為に見ていたと言っても過言ではありません(もちろん物語も面白いです)。(髑髏ちゃん大好き!w)
さぁみなさん今まで見たことない世界のアニメを見ようじゃないですか!
きりのいいところでOP変わるところとかもいいですよ。
いい歌ばかりですしw


以上でレビュー・感想は終わりです。
これを書くのに40分くらいかけたので、できれば40話くらいまで見てくれたらありがたいです。
はじめは、ただの茶番ですが、40話当たりから面白くなってきます。

このレビュー見た人で、家庭教師ヒットマンリボーンをしってて、大好きというかたはメッセージください、熱くかたり会いましょう。

そして、僕のレビューを見て、家庭教師ヒットマンリボーンを見るきっかけになって、家庭教師ヒットマンリボーンを見て、面白かったって人は、メッセージください
熱く語り合いましょう!

では、長々と長文失礼しました。

本当に面白いですからひまなかたはぜったいみてください!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

友情って素晴らしい。なんてゆーと思った?これは「腐腐腐」向けだ

原作既読中(*´Д`)ハァハァ


ダメダメな主人公「ツナ」。
そこに現れたのは、見た目は赤ちゃん。しかし【ヒットマン】だとゆう【リボーン】
リボーンはツナをマフィアのボスに育てる為
【家庭教師】としてやって来た!
これで、題名の意味が分かりましたか?
「私、題名聞いただけだった時、何がなんだかさっぱり分からなかったので、一応簡単に・・」


始めはひたすらギャグアニメですΣ(゚Д゚;マジデ!?
パンツ一丁で走り回ったりwww
キャラの把握程度に観てましたが若干嫌気が差すかもですw
とりあえずそこでリタイアせず観てみて下さい!


バトルが始まりだすと面白くなって来ます!
次々、「腐腐腐」なキャラが登場し、
それぞれ個々の能力があるので、能力を生かしながら
同じ能力者同士のバトルなので面白いです!
可愛い動物の相棒も出てきます(*´ω`)ウリカワユス(ネコ)


そして、「リボーン」が何故赤ちゃん?と思ったそこのあなた!そこに大きな真実が隠されているのです!!
リボーンの様な赤ちゃんは7人居ます、上記に書いた「能力」と共通の意味を持つ7人の「アルコバレーノ」(赤ちゃん)達。(個人的にコロネロが好き(*´Д`)ハァハァ)


リボーンに教育され、バトルなどを繰り返し
徐々に色んな面で成長して行くツナと仲間達。
一応?wマフィアのお話なので、他のマフィアやら
、暗殺部隊(「ヴァリアー」、こいつらカッケー!最高(゚∀゚)ベルトフラン!)
やらいろいろ出てきますが何故かすぐ把握出来ました!
とりあえず、みな腐腐腐ですwww


かなりの話数なので全ての魅力をお伝えするのは難しいですが、
私は面白かったので2週間位で観ましたww
アニメ版は終わっちゃいましたが、
また復活する日を祈っている作品です(*´∀`)





投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

だいそん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

死ぬ気の炎

この作品は死ぬ気の炎っていう設定が面白いですよ。
主人公はオデコから炎を出します。
手からも出します。でも、燃えません。
他の人も炎を出します。でも、燃えないんですね。
面白い、とは思いませんかね?

思って貰えていない気がします。

じゃあ、こんなのはどうでしょう。
主人公はダメダメです。
みんなに落ちこぼれ扱いされていて、まともな友達すらいません。
嫌な生活です。
そんな人間の人生が、一人の赤ん坊によって波瀾万丈な、最悪で最高の人生になるんです。
どうですか。面白くないですか?

いや、まだダメですね。

というか、まだダメって言って下さいね。これだとまだ短い気がするので。

少し違う話をしましょう。

ある人は不治の難病にかかっています。
けれど、だからこそ世界一病気に強くなりました。

ある人はキレやすい危険人物です。
だからこそ、いざという時に頼りになります。

ある人はとても弱いです。
だからこそ、弱い人の気持ちが分かります。

今、ちょっと人物紹介しました。
キャラは二面性があると面白いと私は思うんですが、皆さんはどうなんでしょうか。
面白いですよねー。

もう一つくらい言っておきましょう。
なんか、面白さが伝わっていない気がするので。

風紀委員長が一際ヤバい奴なんですよ。
トランプみたいな方です。
刺激的で、急進的で、革新的です。
まさに、独裁の権化。
このキャラは、好きになること間違いなしですね。
世界中から愛されるべきキャラだと思うんですが、どうでしょう。
あー、別にトランプ氏がいいと言っている訳ではないです。
ただ、可愛いです。
可愛いですよね?

しかも、彼は雲雀というんですが、ファミリーのエースですよ。いざというときに活躍するんですね。
まるでトランプの切り札みたいですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

67.3 4 マフィアで熱いなアニメランキング4位
ヒートガイジェイ(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (76)
509人が棚に入れました
ジュドの都市安全管理局中央司令部本部長シュン・アウローラは、新たに特務課を設置し、弟のダイスケ・アウローラをそこの準職員に任命した。シュンはアンドロイドのジェイをダイスケの相棒とするが、実はジュドではアンドロイドは禁止されていた。しかし、激増する犯罪に対処するため、シュンは特例としてジェイの製造を命じたのだった。父をアンドロイドに殺された過去を持つダイスケは、ジェイになかなか心を開くことが出来なかったが、数々の難事件を解明するうち、次第にジェイをかけがえない相棒と認識するようになる。
やがて、父の暗殺の背景に、ジュドの実質的な支配者であるセルジュ・エチゴの存在があることを知ったダイスケは、謎に包まれたエチゴの正体を探るべく、その身辺を調査し始める。

声優・キャラクター
松風雅也、菅生隆之、千葉紗子、阪口大助、三木眞一郎、小林沙苗、藤原啓治、清水愛、三宅健太

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジェイ「漢はヒートガイジェイを観なければならない。」 高品質作品 

物語:4.2 作画:4.3 声優:3.8 音楽:4.2 キャラ:3.8 【平均:4.1】                           (69.0)

ジャンル        :ハードボイルド、ヒューマンドラマ、アクション
話数          :全26話
原作          :赤根和樹、サテライト
アニメーション製作 :サテライト
監督・シリーズ構成 :赤根和樹
キャラデザイン    :結城信輝
メカニックデザイン :竹谷隆之
音楽          :TRY FORCE
主人公声優      :松風雅也
OP           :「FACE」作詞・作曲・編曲・歌 - TRY FORCE
ED           :「心の隙間」作詞・作曲 - 拓磨 / 編曲・歌 - wyse
             :「ひかり」作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - 千葉紗子

参照元         :Wikipedia「ヒートガイジェイ」
公式ページ      :https://www.bandaivisual.co.jp/hgj/main.html

【あらすじ】
 都市安全管理局特務課の準職員ダイスケ・アウローラは頻発する犯罪を未然に防ため、ジュド唯一の正規登録アンドロイド“ジェイ”と共に日々の公務に当たっていた。ダイスケとジェイは混沌とした社会の秩序を保つべく、漢の熱き正義で闇の世界に殴り込みをかける。

【特徴】
①刑事もの
②ヒューマンドラマ
③凝った映像演出(3DCG、線画、魚眼レンズ)
④アクション
⑤BGMの種類が豊富

【特徴の補足】
①主人公であるダイスケは街の犯罪を未然に防ぐ保安官の仕事をしている。そのため主要な内容はダイスケとジェイの捜査となる。因みに警察はダイスケの所属する課とは別に設置されており、ケンという刑事も登場する。
②各回毎に捜査の対象となるキャラクターが登場する。尚、一期一会の出会いとなるキャラクターも居れば再び登場するキャラクターも居る。各回毎のストーリー構成は序盤で伏線を張って最後に回収するタイプもあれば、順を追って締めるタイプもある。また、1話完結の話もあれば、次回へ続く場合もある。
③本作最大の特徴は話の繋ぎ目で3DCGを積極的に使用していることである。話の繋ぎ目のためセリフが無く、3DCG映像のみに集中できるようになっている。3DCGの演出意外では、勢いを表現するシーンでは線画にしたり、変哲の無い会話シーンでは魚眼レンズ調の作画にしたりなど視覚に訴える演出が多い。尚、唯一の難点は使い回しが多いこと。
④アクションシーンに拘っており細やかな動作が魅力。此方も③と同様に凝った映像演出のうちの1つ。
⑤BGMはアジアの民族音楽であり、コーラスの入った曲が多い。

【総括】
 物語の舞台であるジュドの街に関する設定と街を統率する組織や勢力などの設定がしっかり設けてあり、壮大な世界観だけでも見応えがある。また、本筋は様々なキャラクターの思惑が交錯する中、ダイスケとジェイが街の暗部を暴くというシナリオであり、暴くまでの過程はジェイやその他のキャラクターと出会い、様々な事柄を解決して行くといった構成のヒューマンドラマである。長所は凝った映像演出と多数用意されたBGM。またストーリーの粗も無く全体的に高品質であることが伺える作品であった。


【思った事・蛇足】

視聴開始直後は『カウボーイビバップ』の影響を強く受けていると感じたが
最終話視聴後には一部影響を受けているかなと思える程度だった。


強く受けていると思った理由は4つ。
ハードボイルドを謳っていること。
一期一会系のサブストーリーが多数あること。
アクションシーンが多いこと。
BGMの種類が豊富であること。


しかし最終話まで観ると
アクションが派手なこととBGMの種類が豊富なこと以外は独自性を感じた。
特に物語の後ろ半分はイメージと異なる展開となりました。


それから3DCGについて1つだけ言及すると
2002年時点では十分な水準にあることです。
当然現在の水準と比べるとちゃちに感じると思いますが
私は正直なところ13年近くも前の作品がココまで作り込んでいることに驚きました。


ストーリーのみ面白い作品もありますがヒートガイジェイは
「やはりアニメはアニメーションなんだから映像的に面白い方が良いに決まっている」と
そう思わせてくれる作品でした。


●赤根和樹監督
私が知っているところでは
『ノエイン もうひとりの君へ』
『鉄腕バーディー DECODE』の2作ですが
どちらも勢いのあるタッチで描かれた作画が印象的でした。
本作は上記2作より前の作品ですが勢いのある作画は健在です。


●声優
有名な声優が多数出演しています。
気になった方は上部記載の公式ページ「Staff&Cast」を参照して下さい。


●ダイスケ・アウローラ 声:松風雅也
シュン・アウローラはダイスケの兄であり都市安全管理局中央司令部本部長。
ダイスケはシュンによって特務課の準職員に命じられジェイと共に事件の真相を探る。
性格は楽天的でマイペース。
かつて武闘派マフィアのボスだった将軍に育てられ武術は達者。

性格のためかハードボイルドものと感じさせないが
あまり表に出さない正義感に漢らしさを感じる。


●ジェイ 声:菅生隆之
サムネイル画像の紳士。
身長230cmもあるアンドロイド(作中ではマシーン)。
そして主人公であるダイスケの相棒。
「漢は~なければならない。」が口癖。
彼には「漢の覚書」プログラムがインストールされている。(適当)
尚、彼の個性は開発主任のアントニアによって形成された。
基本的に硬派で渋いが女性には優しい紳士。
お茶目な一面もある。
イメージは洋画『ターミネーター』でシュワちゃんが演じたT-800。

声を担当した菅生隆之さんですが
その声は馴染みのある声だと思います。
人によっては洋画の渋い俳優の顔が思い浮かぶかもしれませんが
私は缶コーヒーが頭に浮かびました。


●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-42.html

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

漢は評価されていない事を他人のせいにしてはいけない

素敵です。
ハードボイルドの世界にターミネーター2のような設定を持ち込んだ快作。
飄々として腕の立つ主人公と、イカツい最強アンドロイドの相棒とが織り成すアクション活劇&ヒューマンドラマ。
もうね、”漢”と書いてオトコ、GUY っす。

ハードボイルドといえば、ルパン三世やカウボーイビバップが有名ですが、正直、話の淡白さが気に食わないので、個人的にはこっちの方が私は好きです。

本作は舞台が都市に固定されています。(主人公も公僕です)
話は基本的に1話完結ですが、舞台が動かないため使い捨てキャラが少ない。
主人公の周りに居る街の人やライバル、悪役、お助けキャラなどなど、2度3度と登場するので断然愛着と思い入れが育ちます。
また、父親の仇を探すという本筋ストーリーがあるため後半になる程引き込まれる面白さがあります。
終盤で、今まで絡んでた人が集まってくる展開もすごく好み。


ただし、個人的には大好きですが、この作品があまり評価されていないのは納得。
客観的にみて払拭し難い欠陥があるのは否めません。

濃いキャラデザイン。
男も女も超濃厚ソース顔(古いw)です。おっさんはこれでいいんですが、若い女性とか子供とかは・・・・キツい。
好みの問題ではありますが、これだけ特徴的だと作画崩壊も目立ちます。

声優がヘタクソ。
主人公とヒロインの声優さん・・・最初、どこの素人アイドルを連れて来たのかと思いました。(一応本業の方なんですね)
脇を固める声優陣が上手いだけに、拙さが余計目立ちます。棒読み口調で粋なセリフ吐かれても・・・ねぇ?


でもね、こういうのは1クールも我慢すれば馴れるんですよw
ハードボイルド好きな貴方! 細けぇこたぁ気にしないで最後まで是非見続けてください。

ジェイならきっと、こう言います。
「漢は少しぐらい気に入らないからといって途中で投げ出すものではない」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

漢-HEAT GUYS-

~story~
近未来都市国家ジュドを舞台に、都市安全管理局所属
ダイスケ・アウローラ(主人公)とジェイ(アンドロイド)との友情を主軸とし
様々な熱い男達のドラマを織り交ぜ展開するハードボイルド物。

数々の事件を解決しながらメインストーリーに入って行くのだが各話、楽しませてくれる
商品先物取引・美女カード事件・マフィアの跡目争い等、刺激があります。
{netabare}メインストーリー終盤、仲間が集い同じ目的に向かう様はシビれます。 {/netabare}

~voice actress~
千葉紗子さん
撲殺天使ドクロちゃん歌ってる人とは思えないw
ED曲も演技も素敵です。

松風雅也さん
主人公に合ってるナイス、イケメンボイス♪

~character~
敵も味方も町の住人すら魅力的

~drawing~
12年前の作品なので作画は今のクオリティーと比べると当然落ちますが
シナリオが色褪せないので充分。

~music~
OP・ED・主題歌が良く、Jの世界観に合ってます。


久しぶりに視聴したが変わらず面白かった
ビバップのスパイクとは違った男が見ても惚れる主人公
今の若い世代、女性にも見てもらいたいアニメです。

また、忘れた頃に・・・

Let's meet again nice guy

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
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