2018年度のマスコットTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2018年度のマスコット成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月20日の時点で一番の2018年度のマスコットTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.4 1 2018年度のマスコットアニメランキング1位
プラネット・ウィズ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (274)
971人が棚に入れました
「おれは、おれが味方したい人達の味方だ。そんだけだ!」
過去の記憶を失いながらも、平穏に暮らしていた高校生・黒井宗矢。だがある日、
世界は謎の巨大兵器「ネビュラウェポン」に突如襲われる。
猫のような姿をした「先生」とゴスロリ姿の銀子と共に、宗矢は戦いに巻き込まれる
ことになったが_________なんと相手は人類を護る7人のヒーローの方だった!
宗矢の記憶に隠された戦う理由とは?

気鋭の漫画家・水上悟志が贈るオリジナルアニメーション、ここに開幕!

声優・キャラクター
阿部敦、原田彩楓、井澤詩織、小山力也、乃村健次、後藤沙緒里、梅原裕一郎、大和田仁美、渕上舞、菅原慎介、石上静香、興津和幸、清川元夢、若本規夫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

猫と犬

J.C.STAFF制作。

新感覚でどこかフリクリに似た、
センス溢れるぶっ飛び具合が楽しいです。
え?そっち?的なサプライズもあり、
集中力が途切れませんでした。
構成力の高い魅せる入りだったと思います。

ロボアニメに新機軸はあるのか、
火力一辺倒の戦闘ではないのが興味深い。
アニメーションらしい作品ですので、
あまり構えず、素直に楽しめれば嬉しいです。

4話視聴追記。
SF的なガジェット満載ですが、
広義ではコメディになるのでしょうか。
なるほど、この感覚、タイムボカンシリーズだ。

9話視聴追記。
力の籠った演出が増えて来ました。
{netabare}先生も閣下も信念のもとに最後はどう動くのか。
物語の総仕上げが、どうなるのか楽しみです。{/netabare}

最終話視聴追記。
緩急付けた演出にキャラと声優の相性、
{netabare}物語の構成も最後まで見事にまとまっている。{/netabare}
今年の夏上位作品で間違いないでしょう。

お勧めの作品となりました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 53

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

とりあえず主人公は記憶喪失らしい…。(2018年夏クールでは一番展開がドラマチック?→大団円!)

オリジナルTVアニメですが、コミックスとは同時進行のメディアミックス作品なのかな?

とりあえず地球ではないどこかの星で戦争があって、主人公の黒井宗矢(くろい そうや)はその関係者らしいですね。

主人公を始め、作中で人が搭乗するメカは一応人間型の機体のようですので、広義の「ロボット物」と言えます。主人公機「先生」は、既に可動フィギュアの発売が決まっているみたいです。

30年前なら夕方にやっていたかもしれない感じの作品ですが、今はそんな放送は許されないという時代の流れで、それでもMXやAT-Xでは22時台というそんなに深くない時間帯での放送になっています。

そもそも誰が本当の意味で味方だったり敵だったりするのかは数話エピソードが進むまで判明しない感じではあります。そもそも主人公と人類が敵対しないかどうかすら、わからない(笑)。

第1話の掴みは良かったと思うのですが、あまり話題にはなっていないようなのでレビューを書いてみた次第。

2018.8.1追記:
第4話まで視聴終了。アニメ公式サイトでは毎回書き換わるキャラクター相関図を採用している通り、やはり想定通り人間関係や勢力図は目まぐるしく変わるドラマチックなストーリー展開です。

「精神」は作品的にはけっこう重要なキーワードのような気はしますね。こういう、ちょっと古典SFっぽい話は好きです。

2018.9.24追記:
第12話(最終回)視聴終了。「こういうのでいいんだよ、こういうので」的な、ある意味あまり奇をてらわない「良い話」でもありました。

銀子がめっちゃカワイイのと、劇伴音楽のカッコ良さはさすがの田中公平大先生(笑)!

ED「レインボープラネット」は名曲。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「おやおや?おもしろいぞ」

<2018/8/21初投稿>
観てる最中なので評価はデフォルトの3です。

アニメオリジナルなんですね。
今期タイトルチェックしていく中、観ようかどうか迷ってた作品です。
あるレビュアーさんから勧められて、それじゃと録画だけしてました。

いざ観ると
おもしろいですね、これ。


概略は、

主人公「黒井宗矢」はメイド姿の女の子「銀子」とでっかい猫の着ぐるみのような「先生」の三人で暮らす高校生。

ある日突然、謎の敵「ネビュラウェポン」が宗矢の住む町を襲い、これに立ち向かう七人の超能力戦士が現れ、宗矢は・・・

という感じです。
一応ロボもの。

ぱっと見キャラクターデザインは子供向け。
ポケモンとかなんかそんな感じの。

でも実際観てみるとちょっと、いやかなり変。
敵キャラのデザインとか夢で見た悪夢を子供に描かせたような造形。
「先生」なんてまんまヌイグルミ。それも地方のお土産物屋で売れ残ってそうな。
味方のロボもカッコいいんだかなんだか。
玩具売る気あるんだかないんだか。
でも一度見ると頭から離れない 笑

たまに挟んでくる小ボケも小気味よい
いや、そんなシリアスなとこでもボケるの?というところでも入れてきます。


そして白眉はストーリーですね。
一見、シンプルでありふれた入りですが、その実相当練られてて、キレよく展開されていきます。
変な意外性もあり見入ってしまう。
演出が良いせいもあるのでしょうが、ちょっとずつ次回が気になってしまう。

まだ途中なので油断はできませんが、起承転結がしっかりしてそうなのでたぶん期待できるんじゃないかと(今は「承」かな)

世界観は昨今のアニメとしてはかなり変わってるんじゃないでしょうか。
超能力 とか
シリウス人 とか
リゲル人 とか
精神性が高度に発達した宇宙人 とか
宇宙に存在する 高度に発達しすぎて精神体だけになった生命体 だとかがなんの衒いもなく出てきます。

涼宮ハルヒでも似たワード出てたような気がしますが、それよりも古典SFを思い出してしまいました。
例えばレンズマンとか。
日本アニメでは珍しくなった"がっつりSF"

癖のある絵が好きな人or気にならない人
コシのあるストーリーを楽しみたい人(まだ油断は禁物ですが)
古典SFの匂いを嗅ぎたい人

におすすめかも

<2018/9/29追記>
最終話まで見終えました。

物語は流れるようにきれいにまとまっていましたね。
振り返って見ると至極王道なストーリーです。

ただこの作品を観て感じたことがあります。
もしかしたら作者が伝えたかったことなのかもしれませんが、私の勝手な思い込みなのかもしれません。

この作品、結局{netabare} 誰も死なないん{/netabare} ですよね。
そして、「正義とは?」というここ30年くらいの間に陳腐化されたような問いかけが常に出てきます。

大昔の漫画やアニメ、ドラマ、映画では「勧善懲悪」をテーマとした作品が当たり前でした。
正義は完全に正義だし、悪は悪で揺るぎない。
マジンガーZなんかはまさにそれ。

それが1980年頃から変わってきます。
正義と悪はあくまで相対的なもの。
見る立場で正義も悪もコロコロ変わる。
アニメではファーストガンダムが大きな転機だったように思います。
このガンダムでは「正規と悪は相対的なもの」という前提のもと「人はなぜ争うのか?」を問いかけます。
そして「人が争うのは人同士が分かり合えないから」ということでその解決の糸口としてニュータイプなるものが出てきたりします。

さらに進んでエヴァンゲリオンでは「それならみんな意識を共有化して一つになってしまえばいいじゃないの?」という問いかけが出てきます。
ただし、これは善いコトとしては描かれていません。
自我や個性の否定として忌むべきものとして取り扱われます。

他にも多数、こうしたテーマを取り上げた作品はありますね。

で、この「プラネット・ウィズ」ではこれらの流れを振り返るように物語は紡がれていきます。

「正義とはなにか?」
「人はなぜ争うのか?」

この作品では{netabare} 何か新しい答えのようなものを提示したわけではありません。
一方的な正義感を否定し、かといって穏やかなだけの刺激のない世界も否定し、みんながみんなお互いに優しい。
でも「じゃあ理想の思想はなんなの?」というところの明示はされない。{/netabare}


人のメンタリティというのは時代と共に変化していきます。
一説には戦争を起点として人の心のありようは変わるのだとか。
戦時中、戦後というのは人の心は荒み猛々しいものとなっていて、正義と悪も明確です(そうじゃなきゃ殺し合いなんてできない)
戦争が終わり、時を経るにつれ人心は穏やかになる。
長いこと戦争から遠ざかっている今は心穏やかな時代とも言えます。
またインターネットの登場・普及は大きく、人と人との間の情報のやり取りや共有がこれほどスムーズな時代は有史以来初めてのこと。
人間社会の意識はこれまでになく速いスピードで変化しているようにも感じられます。

そんな今の時代に、あらためて
「正義と悪」とか「人の心のありよう」そして(このまま穏やかな時代が続いたとして)「この先、人のメンタリティはどのように変わっていくのか」
といった問いかけを投げた。

{netabare} 答えは視聴者の皆さんも一緒にお考えください。{/netabare}

クイズ番組か?

というのがこの「プラネット・ウィズ」という作品なのかなと勝手に妄想しています。。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 32

66.6 2 2018年度のマスコットアニメランキング2位
かくりよの宿飯(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (213)
892人が棚に入れました
友麻碧氏による人気小説シリーズ(KADOKAWA刊)が原作。あやかしたちが棲む異世界「隠世(かくりよ)」にある老舗宿・天神屋の大旦那にさらわれてしまった葵は、祖父が残した借金のカタとして、大旦那に嫁ぐことを求められてしまう。断固として嫁入りを拒む葵は、自慢の料理の腕を振るい、借金を返済すべく天神屋で働くことを決意する。

声優・キャラクター
東山奈央、小西克幸、土岐隼一、加隈亜衣、内田雄馬、田丸篤志、石川界人、寺島拓篤、平川大輔

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

富士見L文庫から来ました!(第26話: 葵ちゃんの居場所が見つかった!)

と書いてみたものの、個人的にはまったく未開拓な文庫レーベルです。シリーズ既刊分は計8巻みたいですね。

で、レーベルのラインナップを見るとタイトルに「あやかし」とか「もののけ」とか「つくも神」とかそっち系のワードがてんこ盛り。あ、そう。そっち系の話が多いレーベルなのね…。そして「L」文庫っていうくらいでたぶん女性向け。

ということでとりあえずまだ1話しか観ていませんが、小説(もしくはほぼラノベ?)原作ではあるんですけど、割と少女漫画の文法に近い感じのストーリー構成を感じます。似たような空気を感じる作品だと『神様はじめました』とかそういう感じですかね?

人物配置的にも女性主人公+(人外だけど)男性複数のメインキャラですしね。この文法だと、「第一印象最悪」はもうフラグでしかありませんね。

「生まれつきあやかしが見えて家族・親族に疎まれる」というあたりは『夏目友人帳』の男女逆転版みたいな感じでもあります。

主人公の葵ちゃんが「料理が得意」ということでいわゆる「飯テロ」系の展開が想定されるのと、舞台が「幽世(かくりよ)にある旅館」ということで『このはな綺譚』にもあったような宿泊客や従業員との交流がありそうなのとで恋愛ロマンス+ハートフル系のストーリーが予想されます。

私はそういうのは嫌いじゃないので、たぶん視聴継続です。キャラクター・デザイン的にも好みですし。

2018.4.10追記:
第2話視聴終了。史郎さん(葵のおじいちゃん)の若い頃の様子が判明。

なんというか、たぶん遊びに使ったお金を払えないで困っているのをつい大旦那が立て替えてしまったのが積もり積もったんでしょうけど、借金の額もさることながら貸す方も貸し過ぎ(笑)。

……まあ、放っておけない感じの人だったんでしょうねぇ。ところで葵ちゃんは幽世に行きっぱなし? 現世(うつしよ)に帰ってくることはあるのでしょうか。帰ってこなければ現世では行方不明になってるはずだけど、確か大学生だよね?

2018.4.17追記:
第3話: いいから、とっとと飯を出せ!
……いや、つまらなくはなかったですがなんとなく(笑)。

異文化で飯屋をやるなら、インプットも重要ですね。あとは、「カレーライス」というキーワード…。

2018.4.24追記:
第4話: 史郎さんの夏目パンチ(笑)!
葵ちゃんの料理も出てきて、良かった良かった。

2018.9.25追記:
第26話(最終回)視聴終了。夏目友人帳といい魔法使いの嫁といい、この世のものならざるもの的な物が見えることで居場所を失う話はけっこう多くて、本作もある意味そういう話だったのかなとは思います。

そんな葵ちゃんが天神屋で居場所を築いていく本作はある意味、異類婚姻譚の醍醐味を前面に押し出した作品になったのではないでしょうか。

作画的にはちょいちょいヘタっていた本作ですが、少女漫画的なラブストーリーに抵抗感がなければ楽しく観られる良い作品だったと思います。

なお、(ヘタっていないときの)絵柄というかキャラクターデザインは、割と個人的な好みには合っていました。無理なく完走できた感じです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 39

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

乙女ゲーをアニメ化したのかと思いましたよ^^;

原作未読 全26話

あらすじ
妖怪にさらわれた女性が料理で妖怪の世界を生き抜くお話し


では感想を
他の方のレビューを見て女性向けラノベ原作と知りました。
うん、めっちゃ納得ですwww

この作品、乙女ゲーが苦手だと完走すら危うい作品だと思います。
ヒロインの葵ちゃん。良い子なんですよ^^

健気で頑張り屋で優しくて。
そりゃ誰からも愛されるでしょうね^^

で、出てくる男性陣がツンデレやら気遣い出来るやらで・・・
うん、逆ハーレム!

タイトルにも書きましたが、乙女ゲーをアニメ化したんだと思いましたよ。
ぶっちゃけ(花より男子)の妖怪バージョンとも思いました
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

そして料理メインなのにあまり料理の紹介がないwww
ヒロインや男性陣の妖怪の性格が良い所を見せつけられるアニメって感じです


作画はたまに崩壊アリ。
そしてキャラ作画が安定していません
おいおいってツッコミを入れたくなります

声優さんたちも豪華です
でも、普通。

音楽も個人的には印象なし
世界観には合っていたと思いますけどね

キャラは1人を除いてみんな良い人ばかりです。
だからこそ盛り上がりに欠けてしまうという結果に^^;


私、乙女ゲーって興味ないんですよねwww
そんなにモテるわけないじゃんって冷めてしまうので^^

こんな私でも一応完走は出来ました。
明らかに女性向けアニメだと思います。

男性の方だとちょっと完走もきついかもしれないですね。
1~3話見ると大筋は読めるので、それから判断しても良いと思いますよ。

日常系作品に近く、そんなに物語の起伏があるわけじゃありません。
そしてコレと言った見所も無かった気がします^^;

他のレビュワーさんも心の折れた方が多数!
ハマる人はハマると思いますのでご自分の目で確認してくださいな
(^_^)v



では最後に一言
絶望した~!男性にモテモテのヒロインアニメに絶望した~!
現実はクソゲーなんですよ!
「多数に好かれるより1人に愛してもらいたい」なんて、曲や詩だけの夢物語ですよ!
だからギャルゲーや乙女ゲーにハマる人が増えているんですよ!
やっぱりリアルはクソゲーな事に絶望した~!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

葵の行動力とおもてなしの心は妖力をはるかにしのぐ力でした

この物語は、あやかしたちの住む世界で食事処を営業することになった少女の物語です。
不思議と明るく爽やかな内容です。


主人公の葵(あおい)は大学生。
彼女は、おじいさんが作った借金を払うためにあやかしたちの住む世界(かくりよ)にある宿屋で食事処を営業することになりました。

葵は非力です。力ではあやかしには全くかないません。
しかし、彼女の行動力と料理は、あやかしたちを元気づけます。笑顔にさせます。
そんな葵の行動を見ていたら、思わず私も笑顔になりました。


人間と同じように、あやかしたちにも悩みや苦悩があります。寂しさを感じることがあります。
葵も昔は孤独で、いつも寂しさや空腹を感じていました。
だから葵は、困っているあやかしを見たらほっとけません。
直ぐに助けてしまいます。そして温かいご飯を食べさせてあげます。
この葵の行動力が素敵です。彼女の行動には優しさがにじみ出ています。

私達は、ふだん、困った人を見かけたら、葵のようにすぐ助けようと行動する人は、あまりいないのではないでしょうか?
多くの人たちは、助けたいけど時間が無いなどの理由で、見てみぬふりをするのではないでしょうか?

葵に助けられたあやかしたちは、葵のことが大好きになります。
そして、いつの間にか葵の周りには、多くのあやかしたちが集まります。

本当に葵は、かくりよでは非力でちっぽけな存在なのですが、
多くのあやかしたちが葵を守ってくれるので、いつのまにか彼女は大きな存在になりました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

66.3 3 2018年度のマスコットアニメランキング3位
メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (125)
449人が棚に入れました
モンスターの心を癒やす力を持つ癒術士の少年・ユウは、幼い頃に父から不思議な瓶をプレゼントされる。
ユウが瓶に触れると中から出てきたのは液体状の少女・メルク。
そしてユウと出会う前の記憶がないメルクは自分が何者なのか知りたいと言い、2人はさまざまな国を巡る旅に出た。
モンスター恐怖症の見習い癒術士ユウと、瓶詰め少女のメルクが引き起こす2人のコミカルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
田村睦心、水瀬いのり、花守ゆみり、チョー

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

土朝日朝に放映したほうがよかったのでは?

 2話まで視聴。
 ゲームやらない人なので、原作とどのくらい違うのかわかりませんが、ふつうに楽しめそうです。と言っても、傑作云々と言うレベルにはならないでしょうね。昔であったら、夕方に放映されているタイプでしょうか。だから見てる人少ないのでしょうね。モフモフした魔獣好きです(笑)。

 アニメ制作している会社と、そこの社長をしている監督さんのファンなので、頑張ってほしいですね。追崎さん、自ら作画してくれないかなあ。


 

投稿 : 2024/12/14
♥ : 37

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このお話は、意外と悪くなかったりするのですよ…?

== [下記、第5話視聴終了時のレビュー: 全話視聴後の追記あり。] ==
このレビューを書いている時点では第5話まで視聴済みです。

Happy Elements(ハッピー・エレメンツ)のスマホゲーム『メルクストーリア』(メルスト)が原作らしいTVアニメ作品。ちなみにメルストを遊んだことはないのですよ。

ちなみに「無気力少年」とあるのは主人公のユウ、「瓶の中の少女」とあるのは語尾が「~なのですよ」という喋り方をするメルクのことなのですよ。

一般的に人間とモンスターの共存が難しいと考えられている世界で、モンスターを「癒す」ことで鎮静化させて人に害を及ぼさない状態にする「癒術(ゆじゅつ)」と呼ばれるものがあり、これが使える人が「癒術士」と呼ばれているようです。

ユウの家でたまたま買い取った瓶の中からメルが現れ、記憶を失っているらしいメルが自身が何者かを知るために旅に出たいというのにユウが付き合って旅立つことになり、旅商人ジャモの護衛という職を得て、仲間になったモンスターのトトも合わせた四人(?)で諸国を旅しているといった感じの冒険ファンタジーです。

旅先で問題が起きているところをユウの癒術などもあって解決し、またその旅先で出会った人(← いつも姫様のような気がする)の成長やユウ自身の成長なども絡めながらの王道ストーリーといった感じで、同じようにハピエレのゲームが原作だった『ラストピリオド』のような尖がった作風ではありません。

が、王道には王道なりの良さというものがありまして心穏やかに観られる作品になっています。10月末時点でのベスト10には入れませんでしたが、私は意外と好きですよ。

ところで予告に出てくるティティとチョチョって、誰なのですよ…?
(↑きっとゲームをやっていればわかるんだろうな(笑)!)
== [ここまで] ==

2018.12.30追記:
最終回まで、視聴終了。URAHARAほどPOPではないにしても、キャラクターデザインがちょっと独特な感じで街並みなどの背景美術も物語絵本風でアニメとしてはちょっと変わっていて、私はけっこう好きでした。

ゲーム自体が続いている以上そんなにカッチリと終わることはないのですが、それでも「一つの冒険が終わった」という感じはありました。

EDの背景は各話で巡った国々をなぞっていたのですね。あれ、けっこう良かったと思います!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

お粥みたいなアニメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ソシャゲを原作にしたアニメ。しかし、ソシャゲ原作らしいイヤらしさは無かったように思います。

基本的には、数話で1つのストーリーを完結させる、短編集のようなアニメ。ホンっっとうに平和で、キッズアニメのような作品です。が、、、(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まずは良いところを。

① とてつもなく優しい世界観。モンスターを「倒す」のではなく、「癒す」という設定は素敵だった。

② 様々な世界を巡る魅力。それぞれの国によって文化や景色が異なり、主人公達と共に旅しているような楽しさがあった。

③ メルクの可愛らしさ。明るい性格で見ていてるだけで楽しくなる。水瀬いのりさんの演技も良く、「~なのですよ」という口癖も可愛らしかった。

と、それだけ良さがあるにも関わらず、なぜ☆2なのか?

それはとにかく、「退屈」だから。

予定調和、毒も刺激もないストーリー。

笑いどころがない。熱い展開がない。悲劇も感動も薄い。

ほんとに、お粥のようなアニメでしたね、しかも、塩だけの超シンプルなやつ(苦笑)

優しさが癒しを超えると、退屈に辿り着くのだな~と思いました。

もちろん、シンプルなお粥が好きな方も多いわけで、今の私には合わないというだけ。観て不愉快になることはないと思いますし、好きな方は好きだろうなと。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
世界観や空気感は好きだな。作画の悪さはまあ、目をつぶろうw ゲーム原作って感じだね。モンスターを癒すって、どんだけ素敵なんだよ(笑)

2話目 ☆2
あまりにも平和すぎて、予定調和過ぎて、ここまでくるとつまらんな。てか、なぜ、惚れる?

3話目 ☆3
笑い処がワカランナ~。仲間が集まる過程はなかなか面白い。

4話目 ☆2
なんかこう、全てが予定調和だな。癒術の難易度がワカラン。短剣の消滅と羽化の関係性。説明不足だと思うな~。

5話目 ☆2
小人の国から、古代中国風の世界観。

6話目 ☆2
なんか、18ifみたいだな。

以下は、感想書き忘れ(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 22
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