マスコットで動物なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのマスコットで動物な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月22日の時点で一番のマスコットで動物なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.4 1 マスコットで動物なアニメランキング1位
ましろ色シンフォニー -The color of lovers-(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1487)
8368人が棚に入れました
ごく普通の中流家庭の人々が住む「新市街」と、裕福層が主に暮らす「旧市街」の二つの区域から成る町「各務台 (かがみだい)」。
新市街に住む少年「新吾」が通っていた「私立各務台学園」が、経営難に陥ったことで旧市街の名門女学校「私立結姫(ゆいひめ)女子学園」、通称「結女(ゆいじょ)」への統合が計画された。試験期間として設けられた仮統合前日、選抜生徒のメンバーとなった新吾は、いつもの様に迷子になった妹の「桜乃」を迎えに行き、彼女を連れた少女「愛理」と出逢う。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

癒し猫発見d(=^‥^=)b ニャッ!

■「ましろ色シンフォニー」ってどんなアニメなのかなぁ(゚∇゚ ;)エッ!?
高校生のピュアな恋愛を描いたストーリのようですね!
それと、原作の・・・ゲロエ・⌒ ヾ(*´ー`) ポイッって感じの作りになっているみたいですね♪
久しぶりに綺麗過ぎるほどの純愛ストーリーが見れるのでしょうか?(^ー^; )"~サア?
英語版タイトルで「Pure White Symphony」なので、「ましろ色」って「まっしろ」って事でいいのかな?
無垢で、純真な、ピュアな恋愛をどのように見せてくれるのでしょうね♪
 
ちなみに舞台背景は旧市街と新市街が混在する各務台[kagamidai]っていう街なのです。
旧市街にあった共学の高校が、経営難で閉鎖することに・・・アラアラ('-'*)マアマア
そのため、新市街の私立結姫女子学園に生徒を受け入れてもらうことになるのですけど、まだ仮統合なので一部の選抜された生徒達だけが試験的に結女に通えることになるのでした♪
そんな新しい学園生活で、きっと新しい恋が生まれていくのですね♪
 
 
■「ましろ色シンフォニー」と出逢った日の日記((φ(~∇~*)
やっぱりこの手のアニメはキャラがみんな可愛いですよね(⌒^⌒)b
でも、ちょっとキャラデザが似通っていて個性が薄い印象ですね!
第一印象は髪型とか髪の色で判別するようなイメージだったのでもうちょっと個性的にしても良い印象を受けました。
ところが一人だけ・・・じゃなくって一匹だけ愛嬌を振りまいている個性豊かな生物がいたのですw
その名は「ぱんにゃ」
猫の様なのですけど、鳴き方が「うりゅ~♪」って鳴くんですよ(*´∇`*)
あぁ~こんな所に癒し猫発見なのです♪
なんだか「ぱんにゃ」だけで十分満足できちゃいそうなので、この作品は完走決定です∑('◇'*)エェッ!?
 
ストーリーは何となく安心できるようなベタな展開になるような予感がしますね♪
まっしろな恋心がどんな色に染まっていくのでしょうね。。。o(゚^ ゚)ウーン
まさかのドロドロ展開で「ドス黒シン腐ォニー」なんてならないでしょうけど(*゚v゚*)ププ
この作品には特に奇抜な展開は求めてないので、爽やかな恋愛感と心温まるピュアラブな展開を存分に見せて欲しいと思ってます♪
 
 
■総評
久しぶりに良い純愛ラブストーリーに出逢えたって感じでしたぁo(*^▽^*)o~♪
主人公の新吾くんの立ち振る舞いはとってもよかったです(o^∇^o)ノ
キザすぎず優柔不断でもなく、細やかな目配り気配りができるので協調性もあって、こんな好青年を女の子は放っておかないですよね(・-・*)ヌフフ♪
新吾くんはどんな女の子とラブラブ街道まっしぐらなのかなぁって思いながら毎話楽しく見させてもらいました♪
そして最終的に新吾くんが、新しい学園生活を前向きに考えられるきっかけを与えてくれた女の子の事を、最終的に好きになったのは、アタシσ(゚-^*)的にはとっても自然で納得できる綺麗なハッピーエンドだったと思っています!
 
また、癒しのオーラ全快で、いつもヾ(@~▽~@)ノホヘーってさせてくれた「ぱんにゃ」はただの癒し系キャラでは終わらなかったですね♪
「ぬこ部」って部活の設定も物語の良いアクセントになってたなぁって思いました(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
まだ見ていない人は「ぬえ部」って∑(-x-;)ナ、ナニッ?って思うかもしてませんけど、その活動内容と「ぱんにゃ」の存在は「ましろ色シンフォニー」っていう作品に個性という色を付けてくれていたように思えます((゚ー゚*)ンダンダ
 
恋愛って十人十色で色んな感情や表情を見せてくれるものですけど、「ましろ色シンフォニー」では前向きな恋愛模様を中心に描かれていましたね♪
恋と好意の微妙な気持ちや、好きと伝えられない恋心、などなど・・・
もちろん、恋叶わずに辛い思いをする子もいる訳ですけど、気持ちの切り替え方なんかの描き方も、あっさりし過ぎず、うじうじし過ぎずの絶妙なサジ加減で描かれているのが印象的でした♪
 
またそれ以外では、「ありがとう!」って言葉がとっても印象に残ってるんですよね♪
さりげなく使われているのですけど、気まずい雰囲気の関係の中でも「ありがとう!」って言えるって大切ですよね(^-^)
そういった言葉を上手に使って心情描写がなされているのもこの作品の印象を良くしていたと思ってます♪
 
派手な演出や展開など、刺激を求めて見るようなアニメではないので、綺麗な純愛ストーリーを見たいなぁって思ったら是非見て損はない作品だと思います♪
σ(・・*)アタシが泣かされたキャラは・・・もちろん「ぱんにゃ」でした♪o(=´∇`=)o


■MUSIC
OP曲『Authentic symphony』
 【歌】ちょうちょ
 神様のメモ帳の「カワルミライ」に続く2ndシングルですね♪
 歌い方に飾り気はないのですけど、心にストレートに響く美麗で可愛い歌声がいいですね♪
 疾走感がある楽曲で着々とファンを増やしてる感じですねv(´∀`*v)

ED曲『水彩キャンディー』
 【作詞・作曲・編曲・歌】marble
 ましろ色シンフォニーにぴったりなナンバーですね♪
 色鮮やかな恋愛模様の甘く切ない気持ちを歌いあげてましたね(*^_^*)
 かなりキャッチーな曲ですけど飽きが来なさそうでこの中で一番好きかも♪
 marbleは、たまゆらの第4話で「やさしさに包まれたなら」を挿入歌として歌ってたんですよ♪
 
挿入歌『さよなら君の声』
 【歌】美郷あき 
 この曲聴くと紗凪ちゃんの失恋シーンを思い出しちゃいますq(T▽Tq)
 「こんな悲しいなら出逢わなきゃよかった」って歌詞が胸に突き刺さりますw
 ストレートな歌詞としっとりとした曲調で切なさをかもし出しているナンバーです♪
 

2011.10.17・第一の手記
2011.12.24・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.09・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 68
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に良い、学園恋愛ハーレム作品

原作 美少女ゲーム(エロゲー)

未プレイ

学園恋愛ハーレムもの

全12話


主人公 の通う高校が、経営難に陥ったことで名門女子高と統合され、そこでいろんな女の子達との恋愛模様を描いた作品。


原作がエロゲーですが、Hな描写等、サービスシーンは殆どなかったはずです。(記憶が・・・^^;)

ヒロイン達は、妹、ツンデレ、メイド、ふわふわ癒し系等、誰か気に入れば 楽しく視聴できるかと思います。

ちゃんと最後は、主人公が誰か1人を選ぶので、単にハーレムだけで終らない所が良いですね。



感想 ネタバレ注意
{netabare}
最初に出会う女の子、愛理といろいろあって仲良くなるし、メインヒロインっぽかったので、最後は愛理とくっ付くもんだと思っていたら・・・
途中から仲良くなる みう先輩とEDになるとは思いませんでした。

個人的には、この みう先輩が可愛かったです。
あの声も可愛いし、明るくて優しくて癒されます。
なので、みう先輩とのEDで大満足でした。

途中でキスシーンがあるのですが、あれはちょっとエロかったです。 (〃ω〃)
あのシーンは1番の見所かもw ^^
{/netabare}

自分的には、主人公が誰を選ぶのか?が、ちょっと意外で面白かったし、みう先輩が可愛かったので、毎週楽しく観れました。
エロゲーの恋愛ものとして普通に良かった作品でした。(*´ー`)


学園恋愛ものが好きな方には オススメですよ。
 

OP:「Authentic symphony」 歌 - ちょうちょ

ED: 「水彩キャンディー」 歌 - marble


OPの「Authentic symphony」は、好きな曲で、CD購入。
今でもたまにカラオケで唄います♪




追記

余談
『滑り台』
よく恋愛もので、1人のヒロインが選ばれた場合、その他の選ばれなかった負けヒロインたちのことを「滑り台」と形容されてますが
これは、この『ましろ色シンフォニー』からが語源らしいです。
終盤、選ばれなかったヒロインたちが、女子回と称し公園の滑り台付近で、それぞれ虚しい言葉を発するシーンが視聴者にあまりに強烈な衝撃を与え、そのまま負けヒロインを指す言葉になったとか。(ネット情報)


ガハラさんが『滑り台』で落ちるの嫌だな・・・>ボソッ

投稿 : 2024/09/21
♥ : 63

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

素敵なタイトルですね!

恋する少年少女に贈るピュアラブストーリー。

◆この作品の概要は・・・
経営悪化になったお嬢さま学校が経営を立て直す為に他の学校の生徒を実験的に編入。
今まで女子高だった学校に主人公の瓜生新吾など男性生徒も入ってくることになるのだが、そこから繰り広げるピュアなラブストーリー。

◆タイトルがとても素敵ですね・・・
ましろ色とはどんな色でしょうか?
『女の子は何色で男の子は何色か?
女の子は赤?男の子はなんだろう、よくわからない。
何色かをした女の子、何色かをした男の子、そんな2人が出会ったらその間は一体何色なんだろう?
きっとまだ真っ白。
設えたばかりのキャンバスのようにこれからの色をしている。
だからきっと恋の色は白い色。
2人の色で染めてゆける無垢で純真な白い色。』
第1話冒頭に流れるこの素敵なフレーズからも、とても純粋な展開が期待されます。

◆第1話視聴・・・
登場する女の子達がみな抜群に可愛いですね♪
元はエロゲ原作なので、てっきり最近流行りの第1話に過剰なおパンツ描写を持ってくるようなアニメかと思っていましたが、ちょっとだけサービスシーンがあったぐらいで、あとはそのような描写は全くありませんでした。
ピュアストーリーと銘打っているだけあって、このまま素敵な物語になるといいですね♪

◆前半視聴・・・
元々女子高だった学園に別の高校の生徒が編入する事によってどう周りと打ち解けていくのか?
女子ばかりの所に男子が入りどう打ち解けていくのか?
このあたりの描写はなかなか良かったと思います。
注目すべきは瀬名愛理の瓜生新吾に対する態度ですね!
瀬名愛理が初めて出逢った時に見せた爽やかな笑顔とは一変、学校ではツンツンした態度を見せますが、この先2人がどう仲良くなっていくのか楽しみです。
良い感じのツンデレぶりが期待できそうですね♪

◆後半視聴・・・
私このレビューで素敵なピュアな作品で期待できると記載してしまったので、もしエロ路線に走ってしまったら赤っ恥だー(///o///)ゞと危惧しておりましたが、そんな心配は全く無用でした^^
純粋なラブストーリーであると共に動物愛護の展開へ。
ただラブよりも動物愛護の描写が大きくなっていきます。
そして終盤は恐らく誰もが『なんだとーーーーーーーーー』と声を上げた事でしょう^^;
もちろん私も上げました^^;
ちょっと私的には納得のいかない複雑な展開になってしまいましたが、ぱんにゃの可愛らしすぎる姿に胸がキュンキュンしっぱなしだったのでこれはこれでよし(*'-')b OK!
おそらくぱんにゃを前面に出したかったからこういう展開になったというところでしょうか。
とはいえ、恋が成就する人もいれば恋が叶わなかった人もいます。
ありきたりな表現ですが、恋愛というモノは甘いモノだけではない、失恋から学んで立ちあがって強くなっていく。
この作品の恋愛観についてはデレデレな恋愛描写よりも、むしろその裏に描かれた恋が叶わなかった側の描写の方がとても切なく丁寧に描かれていて心に残りました。

◆声優陣は・・・
瓜生新吾 : 水島大宙(コードギアスのロロ・ランペルージ)
瀬名愛理 : 小野涼子(俺たちに翼はないの玉泉日和子)
瓜生桜乃 : 後藤麻衣(恋姫†無双の劉備)
天羽みう  : 力丸乃りこ(To Heart2の小牧愛佳)
アンジェ  : 壱智村小真(11eyesの広原雪子)
乾紗凪   : 吉田真弓(俺たちに翼はないの渡来明日香)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 55

60.7 2 マスコットで動物なアニメランキング2位
うーさーのその日暮らし 覚醒編(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (176)
841人が棚に入れました
あの、ゆるキャラ脱力系アニメがまさかの2期! ?

ラブリーにしてダークネス、クールなようでただ無気力、
黄色くて腹黒い動物・うーさーが、ただ己の欲望に忠実に生きる、
心が温まりそうで温まらないショートストーリーが帰って来た。

声優・キャラクター
宮野真守、小澤みのり、長宗春佳、Tia、佐藤悠里
ネタバレ

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

俺は 金と 肉と ギャルのいるこの星を 守る!

「NEW ORDER」が激熱!超かっけー!
曲のカッコよさと本編の緩さのギャップがたまらないね^-^
音楽が作品の印象をも変えてしまったw

中身は1期と同じように大した事はないけど、他作品とのコラボ{netabare} (ミス・モノクローム、イオナ、どーにゃつ、神衣・鮮血、チェインバー、如月千早、クマ、モノクマ、秋山優花里と錚々たるメンバーが出演) {/netabare}はニヤッとしたよ^-^

投稿 : 2024/09/21
♥ : 6

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

覚醒はいつも良い事が起きるとは限らない。たまに失敗があるほうがいい。

ストーリー
「うーさ-」っと言うウサギみたいな謎の動物の変な日常を描いた作品です。

私の感想。

前作から見ているので大体この作品もだらぁっとした感じで行くと思いましたが、思った道理に話が進みました。ですが、今作で私が面白いと思った所は毎回他のアニメとコラボレーションをする所です。このコラボレーションはそのアニメのキャラクターがうーさーの世界の住人みたいな姿で現れるのです。あまり可愛くないキャラクターもうーさーフォームになりますとマスコット的でかなり可愛いです。

そして、この作品の魅力はうーさーの愚痴です。この作品の中ではうーさーが色々な事を体験するのですが、その事について愚痴を放つのは正論でとても面白かったです。

エンディング

「NEW ORDER」
ちょっとしたディスコに行った気分になるので結構良いエンディングだと思います。はじめに出てくる謎の生き物たちはいまだに何なのかは分かりませんが、エンディングのリズムに乗っている所を見ると我が犬を見ているようで可愛かったです。人間では感じられない癒し能力でしょう。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 15

こべに さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宮野さん♡はうーさーだった!?(*^_^*)

宮野さんがうーさーだって知ってたら
もっと早く見たのにぃ(>_<)
小さいお子様向けかと思ってました(^^ゞ
お話しはちょっぴり大人向けかもw
各話いろんなアニメのパロディなのかな?
私はアイドルマスターの如月千早ちゃんが
出てきた回が一番面白かったなっ♪
1話4分位なんだけど楽しめたよん♪
なんか音楽がめっちゃかっちょいいの♪♪
特にエンディングは最高ねっ(*^^)v
ショートなアニメもだんだん好きになる
私でなのでありますぅ(^_-)-☆
おしまい♪

投稿 : 2024/09/21
♥ : 13

66.1 3 マスコットで動物なアニメランキング3位
メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (124)
446人が棚に入れました
モンスターの心を癒やす力を持つ癒術士の少年・ユウは、幼い頃に父から不思議な瓶をプレゼントされる。
ユウが瓶に触れると中から出てきたのは液体状の少女・メルク。
そしてユウと出会う前の記憶がないメルクは自分が何者なのか知りたいと言い、2人はさまざまな国を巡る旅に出た。
モンスター恐怖症の見習い癒術士ユウと、瓶詰め少女のメルクが引き起こす2人のコミカルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
田村睦心、水瀬いのり、花守ゆみり、チョー

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

よくできたアニメーション

ラストピリオドと同会社ということでもっと破壊的な内容かと想像していたのですが、まったく経路の違うやさしいおはなしでした。

主人公自身もいちおうストーリーを持っていますが、基本的には1~2話完結のゲストが主人公で、主人公はそれに巻き込まれていくお話。
アニメの中で主人公ユウの成長も描かれますがほぼオマケで、ゲストのエピソードの良いとこどりをしていく感じです。

シティハンター、ゴルゴ、007、剣客商売、水戸黄門など、古くから「主人公は手伝う人」という形式のお話は枚挙にいとまがありません。
このアニメでは、その形式をうまく使っています。

なにしろゲストキャラの方がソーシャルゲームでは主力商品なわけでなかなか存在感がありますし、バックストーリーもしっかりしています。
ソシャゲアニメでこの形式ってあんがいなかったのですが、正解に近いのではないでしょうか。

優しいつくりの短編連作が見たい気分の時には、安心してオススメできる1本です。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このお話は、意外と悪くなかったりするのですよ…?

== [下記、第5話視聴終了時のレビュー: 全話視聴後の追記あり。] ==
このレビューを書いている時点では第5話まで視聴済みです。

Happy Elements(ハッピー・エレメンツ)のスマホゲーム『メルクストーリア』(メルスト)が原作らしいTVアニメ作品。ちなみにメルストを遊んだことはないのですよ。

ちなみに「無気力少年」とあるのは主人公のユウ、「瓶の中の少女」とあるのは語尾が「~なのですよ」という喋り方をするメルクのことなのですよ。

一般的に人間とモンスターの共存が難しいと考えられている世界で、モンスターを「癒す」ことで鎮静化させて人に害を及ぼさない状態にする「癒術(ゆじゅつ)」と呼ばれるものがあり、これが使える人が「癒術士」と呼ばれているようです。

ユウの家でたまたま買い取った瓶の中からメルが現れ、記憶を失っているらしいメルが自身が何者かを知るために旅に出たいというのにユウが付き合って旅立つことになり、旅商人ジャモの護衛という職を得て、仲間になったモンスターのトトも合わせた四人(?)で諸国を旅しているといった感じの冒険ファンタジーです。

旅先で問題が起きているところをユウの癒術などもあって解決し、またその旅先で出会った人(← いつも姫様のような気がする)の成長やユウ自身の成長なども絡めながらの王道ストーリーといった感じで、同じようにハピエレのゲームが原作だった『ラストピリオド』のような尖がった作風ではありません。

が、王道には王道なりの良さというものがありまして心穏やかに観られる作品になっています。10月末時点でのベスト10には入れませんでしたが、私は意外と好きですよ。

ところで予告に出てくるティティとチョチョって、誰なのですよ…?
(↑きっとゲームをやっていればわかるんだろうな(笑)!)
== [ここまで] ==

2018.12.30追記:
最終回まで、視聴終了。URAHARAほどPOPではないにしても、キャラクターデザインがちょっと独特な感じで街並みなどの背景美術も物語絵本風でアニメとしてはちょっと変わっていて、私はけっこう好きでした。

ゲーム自体が続いている以上そんなにカッチリと終わることはないのですが、それでも「一つの冒険が終わった」という感じはありました。

EDの背景は各話で巡った国々をなぞっていたのですね。あれ、けっこう良かったと思います!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 31
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

深夜らしからぬ作風の癒しアニメ

2018年秋アニメ。全12話。
ソーシャルゲーム原作、未プレイです。
物語として大きなヤマはないため刺激が欲しい人には向かない作風ですが、私は好きでした。

舞台は人間とモンスターが暮らす世界「メフテルハーネ」。
時として衝突する人間とモンスターを、癒しの力「癒術」で導く「癒術士」が存在します。
その才能を持つちょっと無気力でモンスターが苦手なユウは、瓶に宿る少女メルクと共に、メルクが何者であるかを探す旅へ。様々な国を訪れて沢山の人に出会い、ユウは癒術士として成長していきます。


内容はどちらかというと感動系寄り。原作よりもキャラクター数を絞り、各クエストのストーリーをコンパクトに纏めているようです。
それぞれの国の風習や文化が物語に反映されているのが興味深く、ハッピーエンドで終わるので安心して見ていられました。子どもや若者に結構重いもの背負わせるけど、最後は気持ちよく終わるのが良いですね。

ビジュアルは全体通して世界観に合っていました。キャラクターデザインは原作よりかなりシンプルになっていて、絵柄も子ども向けに近いはっきりした優しい印象。作画は標準的ですが、動きにメリハリがあって好みでした。
背景の美しさ、国ごとの街並みや植生の違いも見ていて楽しかったです。

ターゲットは癒されたい人とか、可愛いキャラ(萌えキャラに非ず)が好きな人とか、 ハッピーエンドが好きな人とか?
ユウとメルクが好きになれれば結構楽しく見られるんじゃないかと。

{netabare}
ユウは主張の強い子ではないため、視聴者の視点に立つタイプの主役かも。それでもメルクやオルトスに対しては遠慮のないやり取りをしています。
最初はメルクに引っ張られるばかりで面倒事には首を突っ込もうとしなかったのに、ストーリーが進むにつれて誰かのために、傷ついたモンスターのために自分から行動するようになっていきます。

メルクも主張ははっきりしているけれども優しく可愛らしい。瓶詰め少女っていうよくわからない存在なんだけど、だからこそユウと自然なやり取りをしてるのが友達って感じで良いですね。(…メルクの正体が知りたければ、ゲームをやれってことですね解ります)


問題の当事者の気持ちの変化が物事を良い方向へ導く展開を一貫しており、癒術を使うのは本当に危険な時だけだったのが好感度大。

ユウとメルクが訪れる国にはそれぞれに独自の文化や価値観があり、そのために何か問題を抱えていたり、今を生きる若者たちの悩みになっていたり。
それぞれの恋愛観、死生観、宗教観、信仰が描かれ、それを否定することなく受け入れつつも、新しい考え方や若い力によってより良い方向へ向かう、というのが好きでした。

印象的だったのが第8・9話。外見と歌が絶対的な美の基準となる国の物語で、ありのままの相手を愛するため(相手の隣に立つため)に外見と歌を磨くという、ちょっと世知辛い(?)展開を納得のいくハッピーエンドにしちゃう所が好き。「まだらも水玉に変える」ルピエが全てをありのまま愛されるよう、ヴォイシアさえも美しく変える結末は何とも心憎いなあと。

第10・11話もちょっと趣が違って、ユウがメルクとオルトス…二人の友人のために珍しく無茶をするんですよね。最終話でも、ユウはメルクのために一人でモンスターを探して洞窟に入っていく。この時にはユウはトトと意思疎通できるようにさえなっていて、ユウの成長がわかる良い最終回でした。
ユウの物語としては第1話、第10・11話、最終話で起承転結がきちんと作られていた印象。第1話と最終回はアニメオリジナルで上手くまとめていたそうです。
{/netabare}
個人的には朝か夕方に子ども向けとして1年くらいかけてやって欲しいなあ…なんて。和んだし楽しかったです。(2019.1.7)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 19

67.5 4 マスコットで動物なアニメランキング4位
パンダコパンダ(アニメ映画)

1972年12月17日
★★★★☆ 3.7 (92)
430人が棚に入れました
宮崎駿が原案・脚本を、高畑勲が演出を手掛けた名作短編。「となりのトトロ」の原点とも言われている。作画監督を、宮崎作品を数多く手掛けた大塚康生が務めた。ミミ子はおばあちゃんとふたりきりで暮らしている女の子。ある日、おばあちゃんが法事で田舎に出かけることになり、ミミ子はたったひとりでお留守番をすることに。そこへ現れたのは、なんとパンダの親子。やんちゃ坊主の子パンダ・パンちゃんとお父さんのパパンダは、そのままミミ子の家に居候。ミミ子もパンちゃんのママになって大はりきり。ところが、実はパンちゃんとパパンダは動物園から逃げ出してきたパンダで…。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、熊倉一雄、太田淑子、丸山裕子、瀬能礼子、山田康雄、和田文雄
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あの庵野秀明監督の人生を決めた3本の作品の1つ

あらすじ
{netabare}パンダ親子が竹に誘われてやってきたのは両親のいない女の子の住む家でした。パパパンダと息子のパン、それからミミ子の3人はこの家で家族として暮らすことになります。(ちなみにこのパンダは日本語を喋ります)
しかし、ミミ子が学校へ行く日、パンがこっそり学校についてきてしまったことから、脱走したパンダのことが明るみに出てしまいます。
連れ戻そうとする、警察や動物園の職員…そしてさらに別の事件まで…なんと、川べりで遊んでいたパンが川に落ちて流されていたのです。
水門を閉めて助けようと苦心する人々、しかし、水門のハンドルは固く閉じることが出来ません。ミミ子はせめてもの想いで、川に飛び込みパンの救出を試みますが、ミミ子も危ない状態に陥ってしまいます。
そこに現れた、パパパンダは大人数人がかりで閉じられなかった水門のハンドルを一人でやすやすと閉じ、みみことパンの危機的状況を救ったのでした。
その後、パンダ親子と動物園の園長は折り合いをつけ、パンダ親子が仕事として動物園に赴く形で物語は終結します。{/netabare}


現実世界に溶け込もうとするパンダのシュールさにくすっと笑いが込み上げます。
パパパンダの、いつもマイペースなのに、いざというとき頼りになる逞しさだとか、パンの真っ白いお尻の可愛さだとか、観ているとほんわかと心が安らぎます。


また、続編に、雨降りサーカスというお話もあり、こちらは大雨が降った後の水に沈んだ綺麗な街並みが、素敵だなと思います。
宮崎駿さん、千と千尋の神隠しやポニョでも似たような風景を出していましたし、水に沈む風景に惹かれるところがあるのでしょうか。
勿論水浸しで透き通るような水面は在り得ないことなのですが、そこがまた夢があっていいのですよね。

こちらのお話も、危機的状況をパパパンダの活躍によって幕を閉じます。
パンダは強くて、可愛くて、優しいんだ~という感想を抱きました(小並感)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 10

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

♪パンダコパンダコパンダ

1972年12月17日公開
劇場用中編アニメ34分

私は、トトロよりこっちのほうが好き。

これって翌年の春公開の続編共に
劇場公開時「ゴジラ」シリーズと同時上映。
ゴジラよりこっちのほうが面白かったって言ってた知人がいて
観てみたら物凄く納得した。

<続編、雨ふりサーカスの巻もいい>
児童向けだけど大人も楽しめます。
パパンダのおとぼけぶりとパンちゃんのマスコットぶりに癒されます。

<泥棒からおまわりさんへ>
原案、脚本、画面設定:宮崎駿
演出:高畑勲
作画監督:大塚康生、小田部羊一
宮崎駿、高畑勲、大塚康生のコンビとなるとまず浮かぶはルパン三世。
次に未来少年コナン。

制作はルパンの第一シリーズのすぐ後。
善良なおまわりさんを山田康雄さんが演じてるのが微笑ましい。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 4

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

オススメ鑑賞法:「トトロとの類似点チェック」

 途中で見るのは断念した。あまりに子供向け、かつ古い作品であることもあり、本作をベタに楽しむのはいささか大変。
 だが、「ジブリの歴史」なるものに一定の関心をもちつつ、本作を鑑賞することができるのであれば、楽しめるポイントは少なくない…はず。

 「トトロの原点」と言われているように、トトロのキャラクターデザインがここから来たのは、明らか。あと、パンダのモーション自体も、ほとんどこの時点で原型は完成されているのも面白い。
 そのほか、浮遊物を眺めるパースペクティヴにかかわるノウハウなど、その後のジブリアニメへとつながる表現手法などが数多く見られ、そうした点では十分たのしい。

 歴史意識をもってみれば、ある程度たのしい。
 ベタに最後まで見通すのは、やっぱちょっと辛かったけど…

投稿 : 2024/09/21
♥ : 8
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