ボンズでヒーローなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのボンズでヒーローな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のボンズでヒーローなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.1 1 ボンズでヒーローなアニメランキング1位
僕のヒーローアカデミア(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1066)
5948人が棚に入れました
「架空」は「現実」に!
これは、僕が最高のヒーローになるまでの物語だ。

ことの始まりは中国・軽慶市から発信された、「発光する赤児」が生まれたというニュース。
以後各地で「超常」が発見され、原因も判然としないまま時は流れる――。
世界総人口の八割が何らかの特異体質である超人社会となった現在。生まれ持った超常的な力”個性”を悪用する犯罪者・ヴィランが増加の一途をたどる中、同じく”個性”を持つものたちが”ヒーロー”としてヴィランや災害に立ち向かい、人々を救ける社会が確立されていた。
かつて誰もが空想し憧れた”ヒーロー”。それが現実となった世界で、一人の少年・緑谷出久(みどりやいずく/通称 デク)もヒーローになることを目標に、名立たるヒーローを多く輩出する雄英高校への入学を目指していた。しかし、デクは総人口の二割にあたる、何の特異体質も持たない”無個性”な落ちこぼれだった…。
ある日、デクは自身が憧れてやまないあるヒーローと出会い、それを機に運命を大きく変えていくことになる。友、師匠、ライバル、そしてヴィラン…。さまざまな人物、多くの試練と向き合いながら、デクは最高のヒーローになるべく成長していく。
新世代の熱きヒーローストーリーが、始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、悠木碧、広橋涼、井上麻里奈、細谷佳正、増田俊樹、畠中祐、梶裕貴、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

君もヒーローになれる!! この一言にぐっときた。イズク、かっこいいぜ!

ヒーロー因子とでもいうべきDNAが発見されて、世界中でいろいろなヒーローが誕生しはじめた世界。

幼少のころからヒーローになることに憧れてきたイズク少年は、自分にヒーロー因子が
ないことが判明してコンプレックスになってしまう。

本当に終わりなのか?!
それでもヒーローになりたい!
ヒーローになる道はあるはずだ!!!!!

怪物退治の途中に出会った憧れのヒーロー、オールマイトからも可能性を否定され落ち込むイズク。
しかし、街中に現れた怪物を前に、無力で非力とわかっていても助け隊一心で飛び込んでいってしまう。

その英雄的な精神、犠牲を厭わない純粋な心をオールマイトに認められて…。
と、ここまでが1話のストーリーです。

見た目に貧弱、気弱で泣き虫な小さなヒーローの成長物語。
ここからどうやってヒーローになるのか、そしてどんなヒーローになるのか?!
ヒーローゆえの苦悩や葛藤が見所になりそうで、少年の大粒の涙が嘘ぽく思えなければ大勝利かもですね。

以下ネタバレで

2話~ 君に勇気をもらった!君はヒーローになれる!
{netabare}
オールマイトからヒーロー願望を否定されて落ち込む主人公のイズク。
遠くに上がる黒煙を見て、また事件がおきたのかと思ったら、
そこにはつい先ほどオールマイトが倒したばかりの怪物の姿が。

無茶をいってオールマイトにしがみついたせいで、
せっかく捕獲した怪物を市中に放ってしまったのだ。
自分の責任を痛感するイズク。
しかも怪物に捕らえられているのはクラスメイトではないか!

なんとかしたい、でも自分はヒーローではない…
葛藤に悩むイズクの体は自然と怪物にむかっていた。

倒せるなんて思わないけどなんとかしたい、悲痛な叫びがオールマイトに届き、
無理を通してオールマイトも変身をして窮地を救うことに成功する。

インタビューに応えるオールマイトの心中はいかに。
長年の戦いで負った傷が原因で、変身可能な時間は限られていたが、その限界をうちやぶれたのは
イズクの熱いハートだったのだ。

そして、オールマイトはイズクにむかい“君もヒーローになれる!”と断言する。

と、ここまでが2話です。
来週の3話が鍵になりそうな感じですね。
イズクがどんなヒーローになるのか?
生身のヒーロータイプ? それとも…。
{/netabare}

4話~ 能力開花! これでミニオールマイトだ!
{netabare}
オールマイトに自己犠牲の精神を認められて後継者に指名されたイズク。
ヒーローになるためには英雄学園への入学が必須条件みたいで、2人の特訓がはじまります。

もやしっこな体つきをキンニクむきむきに改造! てのは言いすぎだけど、それなりに
みっちりしたいい筋肉がついてきましたね。

どうやって能力の受け渡しをするのかと思ったら、それがオールマイトのDNAを摂取すること
なんですが、ここはちょっと安易かなw
これだとヒーローのアイテムコレクターであるとか、かなりの人がヒーローになれてしまう気もするし、
すでに研究されてておかしくない気もするけど…まあ、ご愛嬌か。

そして入学試験当日。
数多くの敵を想定したロボを倒すことでポイントを稼ぐって試験内容なんですが、
オロオロするばかりでまったくポイントの稼げないイズク。
オールマイトから太鼓判を押してはもらえたけど、まだ能力を発揮したことはないし、
それで戦えといわれても怖いですよね。

しかーし、目の前で危機に瀕した女生徒の姿をみて、助けなくちゃの精神で奮い立ったのをはじまりに、
キンニクが異常発達してミニオールマイトに変身! 一撃でロボを倒して見事に入学も許可されます。

ただ、まだ体つきが貧弱だからか、殴った右手も、ジャンプした両の足も複雑骨折してましたけどw
これはしばらくハンデ抱えたままでのバトルになりそうですね。
てか、イズクのキャラで無敵すぎてもつまらないし、ある程度は能力発動は一度限り
ワンパンチの設定でいいかもしれない。
あ、そんなアニメありましたねw

個人的には、イズクのお母さんがコロコロ体型になっているのに驚きましたw
小さいころの回想シーンでは細身でやさしそうな美人だったのに!
10年で変わってしまわれたのか…。
{/netabare}

5話~ オールマイトに言われちゃったけど、カッコいいぜ! イズク!
{netabare}
憧れの雄英高校に入学を果たしたイズクの前にまたもやとんでもない困難が!

入学早々、初日から悪ぶれした幼馴染のかっちゃんと、規律重視な委員長タイプなジェット君が言い合いに。
能力ポイントだけみれば断然断トツの実力で1位で入学した爆炎かっちゃんだけど、
あんまりヒーローらしからぬ所業てのはなぁ。

相撲でいう横綱の品格が一番大事みたいなもんのイメージでいたけど、肝心なときに
誰も助けられないヒーローでは意味がないし、そのあたりのバランスが難しそうですね。
あと、マンガ的にキャラの個性不足になっちゃうだろうしw

イズクにとって最悪だったのは、担任が一癖あるタイプのヒーローだったことか。
入学一日目から体力測定を実施して、総合成績が最低だったものを除籍処分にしちゃうとか!
それも担任の権限の内らしくて、割合教師任せの学校なんですね…。

ともあれ、いまだ能力のワンフォーオールを全力で発揮できるのは一度限り!
それも使えば複雑骨折は逃れられないイズクだけに、複数競技での採点てのは最悪の勝負といえます。
オールマイトからはパワーを調整するコツを聞いたけど、ほとんど意味不明でしたしw

焦る心とは裏腹に競技は進み採点も進む。
このままいけばビリ(それもたぶん最低)は確実?!
そこでイズク少年がとった選択は…。

ここから感想です
どんどんおもしろくなってますね。

いやぁー、毎回毎回、オールマイトに言いたいセリフを全部いわれて悔しい思いをしています。
でも言いましょう。

イズク少年! 君はかっこいい!

たしかに能力のパワーを調整するなんて上等な技能はまだない。
使うか使わないか。100か0か。

使えば使った分だけ身体が持たずに、使ったところの部位の骨は折れて大ピンチになるわけですが、
それを逆手にとった逆転のアイデアに痺れました!

腕が壊れるなら腕先だけを使えばいい。
腕先が壊れるなら指先だけ使えばいい。
たったそれだけだってイズクのもらった力はあの最強ヒーロー、オールマイトの力なんですからね!

さて、担任のイレイザーヘッド先生ですが、とても暗殺教室のコロ先生みたいではなさそうで、
どっからどうみても冷淡な首切り役人キャラ? 
イズクの敵でしかなさそうですが、分かり合える日は来るのか~

てか、相手の個性を消し去ることができるって反則ですよね。
最強のアンチヒーローな気がするのと、その能力では怪物相手には使えないだろうから、
能力を悪用する人間たち向けに活躍したりしたのか? 教師以前のエピソードが気になります。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ヒーローの条件とは・・・?

この作品の原作は未読でしたが、放送枠が日5と知り視聴を決めた作品です。
この日5放送される作品は個人的に名作が多いと思っています。
最近の日5作品だと「七つの大罪」「マギ」「アルスラーン戦記」など、どれも人情に熱く、仲間のためなら何をも厭わない勇気を持っている・・・
そんな作品がこれまでこの枠で放送されてきました。

そのため、この作品にもこれまでの作品同様、熱い血潮が流れているんだろう・・・と思う事自体、この作品のハードルを上げる事になってしまのですが、それはこの枠に選ばれた作品の宿命なんだと思います。

こうして第1話を視聴しましたが・・・これまでの作品とは少し毛色が異なっていた気がします。
人が皆んな超能力という個性を持って生まれる世の中・・・個性を悪用する輩を取り締まるヒーローは皆んなの憧れの存在でした。
この物語の主人公は緑谷 出久・・・彼の周りでは次々と個性が発現し始めている中、自分の個性の出現を信じて疑わなかった少年・・・ですが、検査の結果、極めて稀な「無個性」である事が判明してしまったんです。
彼は幼い頃からヒーロー・・・特にオールマイトという最強のヒーローに憧れていたのですが、無個性であるという事は同じ道を歩く事が絶望的である事・・・ヒーローとしての道が閉ざされた事を意味するモノでした。

決して誰が悪い・・・という事はありません。
ただ、個性と無個性の間には何人たりとも越えられない壁がそびえ立っている・・・という事なんです。
でも出久は決してヒーローを諦めませんでした。
それは「困っている人を助けたいから・・・」とうい純真な気持ちそのもの・・・
だから彼はどんな困難も困難と思いません・・・
全てがヒーローへの道にに繋がるなら・・・

そんな中、友人が個性を悪用する輩に捕まってしまうのです。
それを見た瞬間・・・出久は助けるために飛び出していました。
「何が出来るか」ではなく「どうしたら助けられるか」しか考えていなかったんです。
圧倒的個性の前では無個性は無力です。

でも、なりふり構わず人を助けようとする心が「ヒーローとしての資質として一番大切」である事を最強のヒーローであるオールマイトは自らの経験で身をもって知っていますし、オールマイトが現地に居合わせた事で、出久にヒーローとしての片鱗を見る事ができたのです。

こうしてオールマイトに認められた出久は、猛特訓を積み重ねヒーロー科としては日本最大の国立雄英高校への合格を果たし・・・物語が動いていきます。

出久がここまで来れたのは、ヒーローに対する強い憧れもあるのでしょうけれど、一番は誰に何と罵られても決して折れる事なく積み上げてきた不断の努力だと思います。

こうして憧れの国立雄英高校での授業が始まる訳ですが、ここで出久には嬉しいお知らせが・・・
何とオールマイトが講師として国立雄英高校で教壇に立ってくれる事になったんです。
出久にとって、こんなに頼もしいことはありません。
それは出久だけではなく、ヒーロー科1年の皆んなが同じように抱いていた期待だったと思います。

ところが、物事が順風満帆に進まないのは世の常・・・
今度はオールマイトに向けて刺客が差し向けられたんです。

最強の戦士は孤独・・・そんな事を聞いたことはあります。
そしてオールマイトもまた最強であるが故に孤独でした。
この孤独が何を意味するかが重要なポイントの一つになっています。

出久ら新入生が知るのはそれだけじゃありませんでした。
一人で出来ることは限られているという事・・・
上には上がいるという事・・・
そして誰にでも限界がある事・・・

どれも当たり前の事ばかりです。
個性を発動する事=強くなるは必ずしも合致しないんです。
身体だって、普段から個性の発動に耐えられるよう鍛えておかないと本領を発揮する事が出来ません。

こうして始まったヒーロー科の授業ですが・・・1クールで終わってしまい、物語としては中途半端な状況で終わっているので感想は難しいです。
既に続編の制作が発表されていますが、最初から2クールで放送すれば良いのに・・・と思うばかりです。
直近の日5で1クールで終わった作品って無かったんじゃないでしょうか^^;?
初めから2クールを前提にしていたら、各話の構成や作り込みも変わっていたと思います。

オープニングテーマは、ポルノグラフィティさんの「THE DAY」
エンディングテーマは、Brian the Sunさんの「HEROES」
個人的にはオープニングの方が好みでした。
でもこれカラオケで歌うと、声のトーンが高くて頭の血管が切れそうになるんですよね・・・^^;
いつかチャレンジする日が来るのでしょうか^^;?

1クール全13話の作品でした。この作品の感想は続編を見てから改めた方が
自分自身で納得できる答えが出せると思います。
ここまで、物語序盤の出久への蔑み方が個人的にはあまり好きではありませんでしたが、総じて「続きに期待できる作品」だったのではないでしょうか。
続編の放送を楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
ネタバレ

みゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

割とすんなり観られるジャンプ作品

30話まで視聴済み、原作は未読。とりあえずここまでの感想

観続けてしばらくしてソウルイーターみたいだなと感じた。同じボンズだからとは思わないが。
・専門学校
・オールマイトのキャラデザ
・特殊能力
・魔(便宜上魔としておく)との対決
・時折絶望
・クラスメイトとの優劣の意識、あるいは共闘、あるいはクラスメイトが主人公
・先生、あるいはプロと主人公たちとの関係、上級生とかの関連性がほぼ無い
・ステインは歪んだミフネみたいだ。
等々、この感じは結構長く続く。

とはいえ、努力、友情、勝利の方程式は健在で、観ていると明らかにジャンプの作品なんだと思わされるところはある。
親と子、憧れと現実、力の限界とそれを超える展開、自身への葛藤と気づきとか少年物の普遍的なテーマを乱れずに描いていて好感度と熱血度が高い良作品と思う。
ジャンプ作品が好きな人のみならず、この作品はキャラクターの多様さと、それぞれが活きていることで一般の方たちにも受けるのではないか。
人を助けるために能力を自在に使えるようになるまでに自らの体の痛みと引き換えになっているのを、わざわざ長々と描くのは、感覚として新しい気がする。
いずれにしても見始めたら止めにくい面白い作品で、用事がなければ、早く続きが観たかったりする。


一方で不満もある。
超能力が「個性」として人類の8割に出現した世界で、その能力を悪に使うことを良しとせず、自らに枷を付けながらも人の為に生きることで「ヒーロー」という役を世に認めさせた時代のはずなのだが、その割にそういう教育が小さい時からなされていない。4歳までに大体「個性」が発現するというのにだ。
主人公は幼少から「無個性であることを馬鹿にされている(笑われている)」。これはおかしい。ヴィランという明らかに能力をいわゆる悪に使う存在があるのであれば「個性」を持つ者はそれを優越感のためのものとしたり、人を貶める考え方をしないようにしなければならない。幼少よりそういう教育が必要だ。道徳教育の方が近いか。
これに正面から取り組み恐怖的に描いたのが「新世界より」だ。{netabare} 人格的に問題がある者はある日忽然といなくなり、それが当たり前となっている。 {/netabare}鬼滅の刃では煉獄杏寿郎は子供の時に母により力を何のために使わねばならないのか教えられた。{netabare}
生まれついて
人よりも多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません
天から賜りし力で人を傷つけること私腹を肥やすことは許されません
弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です
責任を持って果たさなければならない使命なのです {/netabare}

力の両面を描いたものは過去にいくらでもある。映画で言えばSTARWARSのダークサイドに落ちた者、バットマンのダークナイトのダブルフェイス、七人の侍の野武士たち等はその力の行使において、最終的に他者の迷惑も命も顧みず己の欲望に沿ったものたちだ。

かっちゃん(爆豪)や飯田(委員長)も現時点では大分危ないところにいる。主人公も彼らもまだ子供、学生としてそれを導かれることになるのだろう。
それらのエピソードは楽しみだ。

不満の2は、8割が「個性」持ちの割に一般人が多すぎないか?という疑問がある点。「個性」は多種多様なのだうが観ている限り一般人の方が多いよね?



声優について
轟の声優が梶裕貴さんと気づいたのが割と後になってからで、自分でもちょっと不思議だった。蛙吹の声の悠木碧さん、有能だなあ。八百万の井上麻里奈さんがもっと力を出せる場面が増えるといいなあ。


音楽について
大好きな作曲家の一人、林ゆうきさんで、ここぞという時の視聴者の感情を高ぶらせる流れの曲作りに関しては非常に上手い人だと思う。実際今作でも効果的な音楽だったと思う。
アニメだけでもハイキューやボールルームへようこそ、風が強く吹いている、からくりサーカス、ガンダムビルドファイターズとか音楽に乗せられている部分も結構大きい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

82.8 2 ボンズでヒーローなアニメランキング2位
僕のヒーローアカデミア(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (569)
3503人が棚に入れました
ある事件をきっかけにNo.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はオールマイトの厳しい訓練を経て雄英高校に見事入学し、爆豪勝己や麗日お茶子らヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。そんな中、日本全国から注目されるビッグイベント「雄英高校体育祭」の開催が迫る!ただトップだけを見据える爆豪、家族を想って強い意志で挑むお茶子と飯田天哉、そして、ある男を“否定する”ために優勝を狙う轟焦凍。さらにヒーロー科1-Bをはじめとする新たな顔ぶれも…。雄英生徒の全員が闘志を燃やす中、出久も決意を新たにする。「僕も本気で獲りに行く!」最高のヒーローを目指す彼らの“個性”と力、そしてプライドがぶつかり合う戦いが始まる!!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、広橋涼、増田俊樹、井上麻里奈、細谷佳正、畠中祐、諏訪部順一、吉野裕行、小桜エツコ、犬山イヌコ、高戸靖広、稲田徹、三宅健太、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一、三好晃祐、古島清孝、名塚佳織、奈良徹、内山昂輝、藤原貴弘、大塚明夫、天崎滉平、小笠原早紀、沖野晃司、真坂美帆、桜あず、羽多野渉
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いつまでも弱者じゃいられない! 生徒達が成長する物語

0話の感想 ★★★ 3.0
1期のまとめ
{netabare}
1期のまとめなんで見なくても良かったんだが、面白いから最後まで見ちゃった!
やっぱ、熱いわこの作品は。
王道が1番!!{/netabare}

1話の感想 ★★★★ 4.0
うららかさんの目標
{netabare}
お金のためであっても、親を楽させるためなら凄く立派だよな
そろそろ出久も強くなっていってほしいな{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭、開催!!
{netabare}
轟くんが強いね!!
個性も明らかにチート級だしな!
爆豪も昔とは心持ちが違うねー
いやー、既に熱い!!{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
第一種目の行方は…
{netabare}
出久は本当に運がいいね。流石、主人公!
個性を見せないのはアピールとしてはダメだけど。
でも、一応は目立てたからオッケーなのかな?{/netabare}

4話の感想 ★★★ 3.0
第二種目、開始!
{netabare}
現状、周りのメンバーに助けられてるって感じか。
それにしても、出久は能力全く使わんな〜笑
出し惜しみしすぎじゃない??笑{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
第二種目、決着!!
{netabare}
ようやく出久が個性を使ったね〜
ただ、今回は決着の割には盛り上がりに欠けていて淡々と終わった印象があった。
個人的にはもっともっと熱い展開を期待!{/netabare}

6話の感想 ★★★☆ 3.5
轟くんの背景
{netabare}
轟くんと出久の環境の違いようが凄いな!
轟にくらべれば出久は全てにおいて運がいいな。
そして、開始早々罠に引っかかるなんて。
これで無策ならもう終わりだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
個性に恵まれなくても…
{netabare}
めっちゃ感動した!!!
心操くんの能力はどう考えても悪役だし、嫌われる能力。だけど、正義のヒーローに憧れる。
雰囲気はクールだけど、心はピュアで熱い!
こういう展開は泣ける!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
対戦、対戦、対戦!
{netabare}
今回は対戦がいっぱいだったね。
その中でも、八百万さんは可哀想だった。
推薦で実力者なのに何も出来ずに敗退なんて…
それと、次回の爆轟と麗日さんの試合がワンサイドゲームになりそうで心配…{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
麗日 vs 爆豪
{netabare}
いい試合だった。
爆豪をヒヤッとさせれたお茶子凄いよ!
圧倒的に不利な能力なのに。
父との電話は泣ける。
次は、大本命!
轟くんとの戦いだ!!{/netabare}

10話の感想 ★★★★★ 5.0
緑谷 vs 轟
{netabare}
超かっこよかった!!
どの試合よりも迫力があった。
緑谷、あんなに強くなってたんだな。
轟に右手を使わせれたし、ヒーローって意味では轟に勝ってたな。
轟の能力は本当にチートだよ。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
準決勝と動き出す闇
{netabare}
爆豪も強いね〜
強い能力に勝つための努力。
強いやつが努力したら、追いつけないよ。
そして、飯田くんのお兄さんがヒーロー殺しにやられた。
ヒーロー殺し、言動から無個性な気がするな。{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
轟 vs 爆豪
{netabare}
迫力ある戦いだった。
しかし、轟は悩んでいたせいか全力を出し切れなかった。
だけど、最後にはけじめをつけるために動き出すことが出来た。
また、緑谷も新たな戦い方を模索するきっかけとなった。
2人は凄く良い日になったな。
飯田くんのシーンは泣けたよ…
お兄さん、かっこいいな。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭後
{netabare}
一躍、ときのひとになっな〜
まぁ、テレビで放送されてたらそうなるか。
勘違いする奴とか出てきそう。
コードネームを決めることになるが、デクって…
オールマイトと比べると、見劣りするしゴロが微妙。
職場体験も決まり、次に進む感じがする。{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの先生
{netabare}
持たざるが故にその力を特別視しちゃってたんだな。
普通は生まれ持った個性だからそこまで特別感がないからな。
でも、緑の閃光を纏ったかっこいい姿に!
飯田くんが少し心配だか、安全に職場体験を終わることができるのか!!
……たぶん無理だよねー{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
次のステップへ
{netabare}
1日でものにするとは、緑谷の成長速度すげー!
これが主人公になれる器か。
次はヴィランとの実戦形式!
東京へと飛ぶつもりが巻き込まれてしまった。
しかし、職場体験2日目でもう事件とは早くない?{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの戦い
{netabare}
緑谷、めちゃくちゃ強くなってるやん!
たった少し、コツを教えて貰っただけなのにここまで強くなるのか。
轟くんも変わったな。
吹っ切れたって感じだ。
あとは飯田の目が覚めれば最高なのに。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの決着
{netabare}
飯田くんも復活し、見事に捕まえる事ができた。
出来たんだが…
ヒーロー殺しは純粋な犯罪者というよりも、社会のために行う改革犯だった。
悪者だが惹かれる魅力があった。
1本の芯があった。{/netabare}

18話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しの影響
{netabare}
確かにカリスマ性はあった。
前回、私も同じことを考えてしまったから。
しかし、それが今後の火種になるとは…
ヴァラン連合のトップは頭いいな。{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
みんなの職場体験
{netabare}
みんなに焦点が当てられた話だった。
メインはフロッピーかな。
1番、ヒーローに近づいたんじゃないか?
おそらく、声がかかるだろうし就職確定か?
{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
ワンフォーオールの成り立ち
{netabare}
そういう過去があったんだな〜
本当のチート野郎はそのオールフォーワンを持つ男か。
そいつ強すぎやろ。
オールマイトは自分のことについて語れなかったがその事を緑谷が気づくのはいつになるだろうか。
そして、次は林間合宿?{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
期末テスト
{netabare}
林間合宿の前、期末テスト!
今回はその中の筆記試験がメインだった。
爆豪、意外と頭いいのな。
努力してるのか元々頭がいいのか。
でも、何とかなったぽいな。
次は実技だ!{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験
{netabare}
ロボットじゃなかったな。
自分の苦手な相手との戦い。
難しそうだ…
でも、轟くんのチーム、ケロちゃんチーム、飯田くんのチームはやってのけた。
この流れに乗れるのか!!{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験、後半戦
{netabare}
みんな頑張ってるな〜
意外とクリアしてる人が多い中、落ちた人は凹むだろうな…
次はいよいよ、緑谷の番!{/netabare}

24話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの試練
{netabare}
仲悪いな〜、2人とも。
幼馴染なんだから、もうちょっと仲良くできないもんかな。
オールマイトはほかのどの先生よりも暴力的というか本気というか…
めちゃくちゃするな〜
怒られてもしゃーないよ。{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
林間合宿にむけて
{netabare}
まさかヴィランとデパートで会うとは、ついてないな〜
しかし、緑谷は敵にまたしても塩を送ってしまった。
敵まで救わなくてもいいのに。
今回はこれで終わり!
3期からはヴィランの攻撃が激化しそうだ。
最後に、芦田さん意外とかわいい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ハンドクラッシャー誕生www

2期は全国から注目を浴びる体育祭から始まります。
ヒーローだけに偏らず、
しっかり学園イベントの方もあっていいですね!
ヒーロー要素を混じえた学園生活なので
イベントもちょっと特殊な内容ではあるけど、
そっかこの子たち高校生なんだよねって実感できます。

{netabare}
1種目目:障害物競走
2種目目:騎馬戦
3種目目:1対1のトーナメント戦

障害物競走で先頭争いをした出久くん轟くんかっちゃん、
1位を勝ち取った出久くんは嬉し泣きの後に
たまたまあった物がたまたま使えただけだと思ってるけど
意図せずあるものを利用するのも1つのセンス‪( ー̀֊ー́ )✧

今まで色々なヒーローの特徴や戦い方を細かく
何冊ものヒーローノートにまとめていた事が
出久くんの咄嗟の判断に密かに役立ってるんだろうな。
{/netabare}

体育祭が終わったあとのステインの件も面白かった!
{netabare}
ただのヒーロー殺しじゃないというところがいい‪( ॑꒳ ॑ )
ステインの中にヒーローとはオールマイトのような人だ
という基準があってそれに当てはまらないヒーローを
殺すか再起不能にしている様子。

委員長・飯田くんのお兄さんであるインゲニウムは
体育祭が行われている裏で再起不能にされる。
それを知った飯田くんは友達に心の内を話さず1人
恨みと復讐心に取り込まれてしまった。
選んだ職業訓練先は兄がステインにやられた地域であり、
見回りの最中にステインがヒーローを襲っている現場を
発見した飯田くんはヒーローを助けるためではなく
恨みを晴らすために勝手な行動で立ち向かってしまう。

ヒーローを助けようとしない飯田くんが
ステインに殺されそうになっていたところに
危険を察知した出久くんが見つけ助けに来てくれる。
出久くんは駆けつける前にクラスメイト達へ
位置情報だけの連絡を送っており、
ステインの個性にやられ全員が動けず危ういところに
轟くんが出久くんの意図を汲み取って駆けつけてくれた!
もうこの辺の展開はアツアツでしたね( ー̀֊ー́ )✧

3人はなんとかステインを捕まえる事に成功したが
飯田くんの左腕は後遺症が残るとのこと。

恨みは視野を狭くしてしまう、仲間を危険にさらした、
今回の件でこれらを反省した飯田くんは戒めとして
手術はまだ行わず後遺症を残したままにする。
出久くんは体育祭の轟との1対1で無理をしたため
手が粉砕骨折で元に戻らずグチャグチャになっており、
飯田くんに僕も同じだから強くなろうと絆を固める。

その2人の姿を隣で見ていた轟くん、、
「俺が関わると手がダメになるみたいな感じがする。呪いか。」
と言いながら考え込んでいるがそれを聞いて爆笑する2人。
ここは個人的に好きなシーンでした。
轟くんクールに見えるけど気にしてたんだねw
時折見せるこういう可愛らしい姿とても大好き‪(*ˊᵕˋ* )

個性は人を殺せる能力でもあるため、
この世界ではプロヒーローじゃない人が個性を使って
人を傷つける行為は禁じられている。
今回は結果オーライでヒーロー殺しを捕まえられたけど
これを世間に発表すると個性の暴力を認める事となり
3人は処分対象となってしまう。

そこで犬のおまわりさんの提案により、
3人の活躍は公表せずに
ステインの火傷跡からエンデヴァーの活躍とした。
{/netabare}

職場体験を通して
みんなが成長した姿を楽しめる演習試験↓
{netabare}
八百万さん×轟くん対相澤先生の試験よかったな。

青山くん×お茶子ちゃんペアでは、
追い込まれてる時に青山くんがお茶子ちゃんに言った
「ねぇ、緑谷出久ならって考えたろ?」という言葉が、
後(2022/09最新話)を知ってると深く刺さります( ⌯'-'⌯)

出久くん×かっちゃんはオールマイトと対決。
オールマイトに追い込まれた結果、
勝利のため出久くんと協力するかっちゃん←ここ素敵
かっちゃんが負傷した出久くんをゲートに投げる時
「死ねぇーーーー!」って叫ぶんだけど、
1期の個性把握テストで行ったボール投げの時も
投げる瞬間同じこと叫んでたんですよねw
そして出久くんも同じ反応をするんですよね、
「死ね?」ってw
嫌な言葉なはずなのに、
この2人だと微笑ましく見えるので不思議です‪(*ˊᵕˋ* )
そして出久くんは、笑ってる時が1番強い!!
{/netabare}

林間合宿の準備でショッピングモールへ。
{netabare}
林間合宿には全員参加が決まり、
みんなでショッピングモールに買い出し!
だけど出久くんが1人になったタイミングで
死柄木弔が直接コンタクトをとってくる。
市民の多い場所では危険なので抵抗することができず
2人で座って話をする事になるが、
途中お茶子ちゃんが探しに来てくれたお陰で
何事もなく出久くんは解放されて良かった!

だけど何かが始まろうとしていることが
死柄木弔との会話で分かってくる。
2期では、
オールマイトに深手を負わせたオールフォーワン
という危険な存在がいる事とその能力までが分かった。
不穏な空気を漂わせたまま2期終了!!
{/netabare}
3期へ続く→

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

僕らは僕らを超えていく!

シリーズ第2期に位置付けられるこの作品…1期でこの作品の魅力にハマった方にとっては、放送が待ち遠しかったのではないでしょうか。
かく言う私もその一人です。

困った人を颯爽と助け出す平和の象徴とも言われるオールマイトに憧れ続けて、いつか自分もそんなヒーローになるのが幼い頃からの夢…
だけど、人口の8割が保有するヒーローになるための絶対条件である個性が無い事を知って愕然として…
自分は非力で誰かを救うことなんてできないと知っていながら、咄嗟に身体が動いてしまう資質をオールマイトに認められ、ヒーローになるためのスタートラインに立った主人公の緑谷出久…

幼いころから自分の個性と向き合ってきた周りのみんなとは違い、全てが初めてだから何もかもが手探り状態…
でもどんな苦境に立たされても出久の正義に対する滾りは熱さを増すばかり…

数々のピンチを乗り越えて迎えたこの2期…
完走して振り返ってみると、2期も十分過ぎるくらい激アツな展開が目白押しだったと思います。

オールマイトから引き継いだ出久の個性であるワン・フォー・オールを使いこなすには足りないものだらけ…
いえ、足りているのは気持ちだけで、他は何もかもが全然足りていなかった。
最初はうまく使おうとしていたと思います。
そりゃ、個性を使うたびにボロボロになっていたらヒーローにはなれませんから…
でもそんな考えで乗り切れるほど雄英高校は甘くはありません。

だから出久は色々と思い知ることになります。
自分の現界を…そしてそれでも全然足りない事を…
そして限界を突破すること…突破できる事も今回彼は身をもって学んだのではないでしょうか。

こんな書き方をすると、出久がダメダメだとしか思っていないようですが決してそんな事はありません。
入学当時と比べると、きっと格段に強くなっていると思いますし、伸びしろも一番大きいと思います。
何事にも謙虚に向き合い、自分なりに色々考えながら常に何かを吸収しようとし続けている…
こういう人間が伸びない訳がありません。

でも…努力だけで強くなれるなら、きっとオールマイトほどのヒーローがゴロゴロ転がっている事でしょう…
私たちのリアルと一緒…努力は嘘を付きませんが、全ての結果が報われる訳ではないのです。

だから私たちも目標を目指し続ける…
強さって、色々だと思います。
この作品の様に腕っぷしもそう…
だけど、強さってそれだけじゃありません。

むしろ大切なのは心の強さ…なのではないでしょうか。
生きていると決して楽しい事ばかりじゃありません。
辛い事、悲しい事の方が多いかもしれません。
それでも自分を見失わない心…
誰も見ていないから…、みんながやっているからと悪魔の囁きに負けない心…

そう考えると言動って自分の心の強さの鏡写しみたい…
弱さも…自分に負ける事が悪いとは決して思いません。
だって、弱さがあるのは当たり前だし、負けたことがなければ目標を見失ってしまうから…

弱さが頭を覗かせたら、それを押し戻すだけの強さがあればいい…
負けた時に、同じ轍を踏まないよう何か一つでも拾い上げる事ができればそれでいい…
勉強だってきっと同じ…一日に一つ覚えられれば世界は激変すると思います。
だって一日に一つ覚えたら1年間で365個も覚える事ができるんです。
これって凄い事だと思いませんか?

この物語では体育祭や職場体験を通して自分を見つめ気付きを促し、
一皮ずつキチンと向けながらみんなの成長していく姿がしっかりと描かれています。
私たちの努力はこの作品の様に直ぐには形となって表れないものばかり…
若しくは努力が願った通りの形にはならないかもしれない…
でも必ずこの作品の様に自分の糧になる筈だから…

10年前の自分と比べてみたらきっと分かると思います。
その時より色んな事を覚えていますから…
その時より自分でできる事が増えていますから…
登場人物から勇気を貰えるこの作品…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、米津玄師さんの「ピースサイン」とamazarashiさんの「空に歌えば」
エンディングテーマは、Little Glee Monsterさんの「だから、ひとりじゃない」とLiSAさんの「だってアタシのヒーロー。」

2クール全24話で構成された物語でした。
既に3期の放送も発表されています。
これから物語はさらに一層激しさを増してくると思います。
そういう相手が動き始めたから…
出久の…みんなのこれからの益々の雄姿を期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

81.8 3 ボンズでヒーローなアニメランキング3位
僕のヒーローアカデミア(第3期)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (442)
2702人が棚に入れました
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。雄英高の生徒同士が激突するビッグイベント「雄英体育祭」、プロヒーローの下で技を磨く「職場体験」、“ヒーロー殺し”ステインとの死闘、期末テストでのオールマイトとの戦い、そして敵(ヴィラン)連合の死柄木弔との邂逅…。次々と課される試練に対して、デクはヒーローを目指して果敢に立ち向かっていく。一方、死柄木や、オールマイトの宿敵である巨悪オール・フォー・ワンも仲間を増やし、その悪意をふくらませるのだった。デクの、最高のヒーローになるための道と、敵(ヴィラン)たちとの戦いは、ますます加速していく!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、井上麻里奈、増田俊樹、諏訪部順一、内山昂輝、三宅健太、大塚明夫
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

君が凄い人だから・・・勝ちたいんじゃないか!! 胸熱くする青春ヒーロー好きにはこれでしょ♪

あらすじはあにこれを参照ください。
放送時期:2018年4月~9月

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語 
39話~45話 夏の林間合宿編
46話~51話 神野区の悪夢編 

雄英高校に入学してから初めての夏休み
この一学期で心と体は鍛えられた
この林間合宿では”個性”を伸ばす○o。.

どんな困難にも立ち向かい 笑顔で人々を救う
そんな最高のヒーローになるために新たな一歩を踏み出した!

出発する前に謎のプール編あります○o。.。

〇音楽
OP曲は UVERworldが歌う”ODD FUTURE”
夏の季節に合う爽やかな曲です

ED曲はmiwaが歌う”アップデート”
気持ちが落ち着く ED曲にピッタリです。

〇キャラ
合宿は雄英1年ヒーロー科 A組とB組が参加
他にも講師に新たなヒーロー迎えたり生徒たちの家庭訪問あったりで
相変わらずキャラ豊富♪ 
推しのキャラを見つけて応援するのも楽しいです○o。.。

今回特に好きなキャラ

夏の林間合宿編・緑谷出久
神野区の悪夢編・オールマイト

両者 立場は違いますが
絶望の涙を感激の涙へ変える二人 最高!
ヒーローとしてのその姿に胸が熱くなること間違いなしです!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって{netabare}
雄英高校の警備がザルなのかヴィラン連合が凄いのか・・・
楽しいはずの林間合宿が開闢行動隊(ヴィラン)の登場で悪夢へ

光汰くんを守るデク君カッコいい!

この夏の林間合宿編では
ヒーローとして戦うことを選択した雄英ヒーロー科の面々
それが神野区の悪夢編では戦わずして”かっちゃん”を助ける

戦うだけがヒーローじゃない! ちゃんと成長してるの嬉しかった♪

そして オールマイトとオール・フォー・ワン
心が震えるような戦いでした 

どんな姿になっても平和の象徴として先生として
そしてワン・フォー・オールを受け継ぐものとして戦う姿は
涙無しには観ていられませんでした!

さらに死柄木弔が志村菜奈(7代目ワン・フォー・オール)の孫!
戦いの中でサラッと判明したは驚きでした

それにオールマイトから緑谷出久 
オール・フォー・ワンから死柄木弔へ受け継がれていく内容もあり
大満足!でもスゴイ情報量! 
色々な意味で頭が熱くなりかけました○o。.

最後は雨降って地固まる とても良かった♪。

( でも内通者なんているのかな? 誰だろう? 気になります! )
{/netabare}
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語
52話~63話 プロヒーロー仮免試験編
全国各地で行われる試験会場に集まったヒーローの卵たち

その中の国立多古場競技場に到着した
デク君たち総勢1540名 その中から一次合格は100名という
とても狭き門の中 仮免試験が始まる!

58話のみ特別編 ”愛で地球を救え” 犯人探しが楽しいです。

〇音楽
OP曲は Lenny code fictionが歌う”Make my story”
ED曲は 菅田将暉が歌う”ロングホープ・フィリア”

”ロングホープ・フィリア”映画版で流れてました
今回は曲調を変えたTVバージョン また違った感じで素敵です!

熱い歌詞を勝手に紹介します!

{netabare}
歩くほどに靴底が汚れてく そんな風に
僕らの魂も磨り減れば影ってしまうよ
そんな時に思い出して 君が諦められない理由を
救ったはずが救われたっけ 握ったつもりが握られた手

遍く旅路に光あれ 強さや弱さでは語れないぜ
立ち向かうその一歩ずつが 君の勇敢さの勝利だった
叫ぶ為に息を吸うように 高く飛ぶ為に助走があって
笑う為に僕らは泣いた それを敗北とは言わない
ロングホープ・フィリア

時を経ては変わってく 街並みも友達も
大抵は離れて分かる 寄る辺なさは瞭然たる感傷
ましてや自分 僕は僕を離れられぬやましさを背負って
だから友よ見届けてくれ 変わったのじゃなく変えたのだ

遍く挫折に光あれ 成功、失敗に意味はないぜ
最終話で笑った奴へ トロフィーとしてのハッピーエンド
願わなきゃ傷つかなかった 望まなきゃ失望もしなかった
それでも手を伸ばすからこその その傷跡を称え給え
ロングホープ・フィリア

諦めて疑って塞いで 期待外れって言われたっけ
でも失くしたことが武器になった それがどん底に咲いた花
遠き友よ 今ではもう蒼い星座 少なからず僕ら生きてる
荷物ならばそれで充分だ

遍く命に光あれ 生きる為に理由はいらないぜ
うなだれても踏み留まった そこをスタートラインと呼ぶんだ
今日の君が笑ったことで 敗北も無駄にはならなかった
故に咲くどん底の花 友よ、末永い希望を
ロングホープ・フィリア{/netabare}

〇キャラ
プロヒーロー仮免試験編では
士傑高校・傑物学園・聖愛学院など全国の色々な選手が登場します
この作品って登場人物多いけど 一人一人特徴があるから
見分けが付きやすいなって感じます○o。.。

特に好きなキャラ
・爆豪勝己 

普段強がってる彼が胸の内を明かす場面はグッときました!
今回はⅢ期通しての結果になります○o。.。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって{netabare}
雄英体育祭で全国に顔と個性がバレてるというハンデの中
競い合う雄英生たち こういう展開の中 
青山君が鍵になるなんて とっても意外 
蛙吹さんは寒くなると 冬眠に入るって・・・驚きました。

救助活動では
戦うか守るか 助けるか逃げるか
瞬時に色々な選択を迫られる現場でケンカしてる轟と夜嵐
だから出久の”なにをしてんだよ!!”
モワモワしたわたしの思いを代弁したデクくん 最高かよ!

プロヒーロー仮免試験後
このⅢ期の主役と勝手にわたしが思っている”爆豪勝己”

彼が心に抱え込んでいたものを爆発させる場面
良いライバル関係誕生の瞬間 ますます爆豪くん好きになりました。 
{/netabare} 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

〇一言
洋画”アベンジャーズ”と学園青春ものをかきまぜた様な作品です

話数は多いですが 内容はストレートで分かり易く 
割と一気に観れちゃいますのでオススメです♪。

10月からⅣ期が始まりますので今から楽しみ!○o。.

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

1話の感想 ★★★ 3.0
2期の総集編
{netabare}
林間合宿前の水泳!
まぁ、今回は総集編がメインだけど。
こういう所、親切。
今期のOPとEDはUVERworldとmiwaか。
豪華だな〜{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
合宿初日
{netabare}
初日からハードだったな。
楽しんでいられるのも今のうち、って言葉まさにその通りだった。
合宿はこれからだ。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
こうたくん
{netabare}
能力社会が嫌いか…
親が死んじゃってたらそうなるよな。
生きていたら憧れだったのに…
ヴィランが襲撃してきた。
見つからないように少数精鋭にしたのが仇となったな。{/netabare}

4話の感想 ★★★★★ 5.0
僕のヒーロー
{netabare}
ヤバい、緑谷かっけぇえ!!
自分も怖いのに泣きながらも戦うとか…
あの声に表情、必死さがビンビン伝わった!!
これで憧れないやつは男じゃないよ!!
泣けた…
超いい話だった。{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
鉄哲の底力
{netabare}
Bクラスが初めて活躍したな。
あの手の女の子見た目アレだが、強いな。
これで10人中2人は戦闘不能で2人はプロが見ている。
障子くん、片手無かったけど再生するのか?{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
かっちゃんを助けに
{netabare}
かっちゃんを助けることが出来たと思ったらまた攫われた!
そして、捕まえたと思ったら敵のど真ん中!
なんて、不運なんだ。
常闇の能力って強いな〜
弱点がでかい代わりに自分の陣地では無双だな。
あのイカレ女は血を集めてた。
もしかして、その血でノームを作る気なのか!?
なんか色々とやばそう。{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
あと少し
{netabare}
爆豪を助けることが出来なかった。
あと少しだったのに。
爆豪は最後まで助けてとは言わなかったな。
轟くんもいい人になったな。
あんなクラス思いだったか?
果たして、緑谷はどんな判断をするのか…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
救出に行くのか?
{netabare}
緑谷の怪我そろそろヤバそうだな。
動かなくなるとか…
でも、無茶は辞めれそうにないよな。
相手が強いんだから。
ヒーローっては1回の失敗で非難される。
決して、非難されるような行いはしてないのに。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
爆豪、救出
{netabare}
緑谷たちが救出するかと思いきや、オールマイトたちがきっちり制圧してしまった!
なんか呆気ないぞ!!
まぁ、オールフォーワン出てくるよね〜{/netabare}

10話の感想 ★★★★☆ 4.5
オールフォーワン
{netabare}
やっぱり出てきたオールフォーワン。
そして、めちゃくちゃ強い!!
緑谷の作戦で見事、爆豪は救出できたがオールフォーワンを倒しきれなかった。
オールマイトは時間切れ…ヤバくない?{/netabare}

11話の感想 ★★★★★ 5.0
No.1ヒーローの最期
{netabare}
かっこよすぎだろ、オールマイト!
限界を本当に超えて勝ってしまうなんて…
絶対に負けると思ってたよ…
意地を貫き通したかっこいい最期だった。{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
師の想いと母の愛
{netabare}
オールマイトは本当に戦えなくなってしまったんだな。
もし雄英が襲われた時、絶対的なヒーローはもういない。
教師一人一人が死にものぐるいで守らなくては。
緑谷の母は臆病で怖がりだけど、凄く優しい息子想いのお母さんだ。
こんなに素晴らしい親だから子も純粋で真っ直ぐに育ったんだろうな。{/netabare}

13話の感想 ★★★☆ 3.5
寮生活、スタート
{netabare}
寮生活が始まった。
んで、今回はほのぼのとした回だった。
前までシリアスが続いたからその反動かな。
梅雨ちゃん、厳しく言ったことで抱え込んでしまってたんだな。
みんな、不安だよな。
みんなのため自分のために、早く強くなれ!{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
必殺技
{netabare}
腕がダメなら脚で。
シンプルだがいいと思う。
コスチュームも少し変わって、これから始まるって感じがするよ!
爆豪はやはりセンスがいいな〜
いろんな技を思いつく。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
第一次試験、スタート
{netabare}
みんなパワーアップしてんだな〜
コスチュームもかっこよくなってるじゃん!
そして、始まった試験!
5割と言われていたのが、一次試験から1割とは差がすごいな。
雄英からは何人残るかな。{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
狙われる雄英
{netabare}
バラバラにさせてしまったが、何とか緑屋とお茶子、瀬呂くんが合流できた。
士傑高校はどいつも曲者ぞろいだ。
あの痴女が全裸になった時、白色の泥みたいなのが着いていたのかな?
あれのせいで全裸に見えなかった。
そこをどちらかに一致させて欲しかった。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
仮免、結果発表
{netabare}
仮免を見事取得!
良かったな、デク!
そして、ヒーロー名がデクになってた。
本当にそれで良かったのか…
かっちゃんはデクの能力について分かったみたいだな。
オールマイトは隠し通したがデクには無理だったか…
この心の緩みが後々響かないといいが…{/netabare}

特別編 ★★★ 3.0
愛は世界を救う
{netabare}
映画の繋ぎの話。
番外編って感じで特に面白くはなかった。
普通だった。
映画の方はクソ面白かったな!{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

3期は精神的に成長していく姿が多く見られた

プール回からの林間合宿!
{netabare}
かっちゃんのボール投げの時の掛け声が
「しねー!」から「くたばれー!」に変わってて
そこも変化していくんだと面白かったですw
{/netabare}

林間合宿での肝試し中に↓
{netabare}
合宿の疲れを残したまま2人1組での肝試し中に
荼毘率いるヴィラン達が生徒達を狙って襲いかかる。
ヒーロー嫌いの洸太くんを守るため最強の敵と
1人戦った出久くんは勝利するもボロボロに。
自分を命懸けで助けてくれる出久くんを目の当たりにし
洸太くんのヒーローに対する考えが変化していった。

出久くんから報告を受けた相澤先生は
ライセンスのない生徒達にヴィランへの攻撃を許可し、
B組の鉄哲徹鐵はガスを操る敵を何とか倒した。

森の中を駆け回る出久くんを障子くんが抱える。
2人の通るべき目の前の道には常闇くん、
暗闇によりダークシャドウが制御不能となっていたが
かっちゃんと轟くんの所で光を当ててもらい元に戻る。
だけどヴィランの狙いであったかっちゃんは
相手の個性によって捕まり連れ去られてしまう。

連れ去られた先でかっちゃんがまた名言作ってたな、
「寝言は寝て死ね」ってwww なんそれwww
あとかっちゃんのオールマイト愛が一途すぎる!
{/netabare}

ヴィランのアジトへ乗り込む↓
{netabare}
拐われたかっちゃんを救出するために
ルールを破りノームの場所へ向かった出久くん達、
それより先に乗り込んだオールマイト達。
かっちゃんを救助することには成功したけど
オールマイトはオールフォーワンとの死闘の結果
ワンフォーオールの火は消え事実上の引退となった。
49話は涙が止まりませんでした( ᵕ ᵕ̩̩ )
{/netabare}

プロヒーロー仮免試験↓#53〜
{netabare}
試験前に必殺技を編出す訓練を全員が行う中、
林間合宿での戦いで腕に爆弾を抱えた出久くんは
足を基本にした戦いのスタイルに変更した。

1次試験はボール当てで先着100名、
参加者1割以下しか通過できない内容。
雄英高校だけは体育祭のテレビ中継で個性がバレていて
毎年最初に行われる雄英潰しの壁を超えていく。

1次試験を通過した出久くんに
「そんな力があれば当然だ。」
とかっちゃんが言うシーンは、
出久くんを認めたから言ってくれたのか
個性の事を察して言ってるのかハラハラします!

青山くんが途中から仲間を思いやる行動に出たのは
なかなか思わせられるところがありますね。

なにより全員通過おめでとう‪(*ˊᵕˋ* )
相澤先生の生徒たちに抱く感情の変化があって良いな〜

2次試験は救助演習!
ヒーローにもプロがいるように、
救助されるプロがいる設定が面白い‪ところ( ॑꒳ ॑ )
審査は救助される側が直接行う。
しかしただ救助するだけとはいかず
途中からヴィランのテロが発生というシナリオ追加で
ヴィラン役を率いるのはNO.10ヒーロー!!

試験を終え1-Aは轟くんとかっちゃん以外が仮免合格。
寮に戻ったその晩かっちゃんに呼び出された出久くん、
オールマイトと出久くんの仲について考え続けていた
かっちゃんに出久くんの個性の正体を暴かれる。
オールマイトに憧れヒーローを目指したかっちゃんは
出久くんと戦いを望み出久くんもそれに応えた。

初めて本音でぶつかりあった2人の喧嘩は
最後にオールマイトが止め個性についての秘密を話し、
オールマイトと出久くんの2人の秘密は
かっちゃんを含めた3人の秘密へと変わった。
出久くんとかっちゃんの関係も
お互いに高め合えるライバルへと変化する!(#61)
※出久くんとかっちゃんは謹慎処分w
{/netabare}

後期課程の始まり↓#62~
{netabare}
オールマイトが引退となった今、
ストッパーの外れた悪人たちは増え続け
死柄木たちヴィランも裏で動き続けている。

雄英高校ではインターンの話があり、
ここで初めて通形ミリオ達ビッグスリーが登場する!
3期はミリオくんが1-Aのみんなに実践形式で戦い
インターンについて教えて終わる。
ミリオくんがビリから努力でトップになったこと、
個性が強いわけではなく使い方次第で強くなれることを
知った出久くんは何か大きなヒントを得た様子だった。
{/netabare}

1期の時からナレーションとして
出来事の解説をしている出久くんの声は
いつの頃の出久くんが話してるのか気になる。
「この時の僕達は〜」などの言い方をしているから
未来の出久くんなのは確かなんだろうけど、、
卒業したあと?大人になった出久くん?プロヒーロー?
とても気になります(゚^ ゚ )

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

65.2 4 ボンズでヒーローなアニメランキング4位
コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (137)
832人が棚に入れました
「神化」という架空の年代、高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台である。これまで数々のフィクションで描かれてきた、数々の超人たちが、もしすべて同時に実在していたとしたら?2015年10月よりTOKYO MXほかにて放送された第1期の続編“THE LAST SONG"が4月より放送開始!!モザイクのように散りばめられた無数の要素が新たに語られる超人や秘匿されてきた歴史の真実と化合してスパークを放つ。「もうひとつの日本」で展開する多彩な超人たちの饗宴はいまクライマックスへと高まる!

声優・キャラクター
石川界人、上坂すみれ、豊崎愛生、中村繪里子、川島得愛、金尾哲夫、鈴村健一、大川透、三木眞一郎
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

自分自身が変わったら再視聴したい

2016年4月~7月放送。分割2クールの2クール目。第14話から第24話までの11話。オリジナルです。
全話見て、頭の中が整理できずしばらくは何を書けば良いのかと思っていました。(ジョーカー・ゲームに浮気もしてましたがw)
癖が強く自分の頭で考えなければならない作品で、最後まで本当に素晴らしかったです。

最終2話が詰め込み気味なのがもったいなかったのと、赤光さんの活躍がなかったのが心残りなのと、南君が姿を消していた間何をしてたかという疑問はありますが、作中で約10年という長いスパンで描かれた要素がほぼ全て結末に集約し、希望のあるラストになりました。
部分的に見ると難解ですが、全体の流れをシンプルに考えればむしろスマートにさえ感じます。

以下大まかな感想と総括です。

【機械超人たちについて】{netabare}
来人はもちろんですが、アースちゃんとメガッシンも随分描写が増えましたね。
彼らの正義と現実に対する向き合い方は人間にも通じています。
来人は自身の正義に対する矛盾を解消できず、極端から極端に走りましたが、矛盾を抱えるのが当たり前の人間の人格をそのまま機械の体に移植したことに無理があるということでしょうか…
来人が生き生きしていたのは第1期ラストで爾朗を助ける時、最終決戦前にメガッシンと一緒に行動していた時ですが、どちらも単純で純粋な正義を他者と共有し行動した時なのかなと思います。
アースちゃんは現実との矛盾に夢を見ること(嘘を体験すること)で折り合いをつけ、外見が変わってからは人間の子どもが成長したかのように頭が柔らかくなっていますし、薫と美枝子は明確な正義と二つの視点(他者の視点)を持つことで多角的に状況判断することが出来ています。

人間たちが葛藤して時に考えることをやめてしまう中で、彼らの姿はむしろ人間的に感じられます。人は逃げ道を探せるけれど、機械はインプットされたものからは逃げられない。だからこそ学習しながらも愚直に正義を追い求めていると感じました。
{/netabare}

【ゲスト脚本家回について】{netabare}
図らずも皆神様回にw
いずれも人ならぬ存在との関係性を三者三様に描きました。
どれも素晴らしく、個性も顕著でしたしきちんと本編にリンクしています。

中島かずきさん回は人間と超人の能力的な垣根の無意味さ、土着の神が人との「繋がり」を望む姿とそれに応える人間を描きました。
個人的に原始信仰に近い神様との距離感の描き方に一日本人として共感しましたし、人ならざる存在が人にとって重要なものであることも再認識させられます。

辻先生回のデビラとデビロは人に干渉しようとせず、なにものにも垣根を認識しない思考の持ち主です。9話は時間的な無限、17話は空間的な無限が印象的でした。
デビラとデビロは、神とデーモンと人間の関係性を冷静に考えられなかった漫画版デビルマンのサタンをオマージュしているのでしょうか?デビロが中性的であることもサタンを思い出しましたが、男性と女性の外見的特徴を全てそぎ落としたようなデザインである点は対照的ですね。

虚渕玄さんの回はストーリーの本筋に組み込む形になっていました。垣根を頑強に作ったことで破滅に向かう米軍の姿は恐ろしいものでした。米軍の正義は古き存在のみならず同じ人間さえ考え方が違えば排除していくのでしょう。{/netabare}


【正義と自由と平和をいかに実現するか】{netabare}
爾朗は正義が見つからなくとも追い求めることに意味があると結論を出しました。
自分の正義を見つけたいという意味でもあり、他者の正義を尊重するという意味でもあり、正義を持たないことを悪いとも思わないという意味でもあるのかなと思います。
これは13話で神が爾朗にぶつけた「僕の自由を守れば平和が乱れる。君の正義を貫けば僕の自由が侵される。たった一つの答えなんてない」という言葉への爾朗なりの回答です。
機械超人たちにも感じたことですが、正義を独りよがりのものにしないためには、他者との共有と柔軟性は必要なのだと思います。

「正義は1つじゃない」と言うと投げやりにも聞こえ、大鉄君が反発するのはよくわかります。
でも実は逆で、正義がいくつもあることは否定されてはいけないんです。超人は無数にいて、普通の人間も超人と呼ばれることもあります。超人にはそれに対する悪が存在すると語られているわけですが、それはつまり正義がいくつあっても許されるということなのでしょう。
それに対して唯一の正義と定義したものを他者に強要し、正義がエゴへと姿を変えた米軍の姿は象徴的です。

笑美が「家族、友人、愛のために戦う時、私たちはもっと強くなれる」と語れば、爾朗はそれが恐いと言います。
特定の何かを守ろうとすれば、つまり誰かを敵と認識すれば、自身が破壊者になる危険性がある事を爾朗はわかっているからです。

里見は超人を否定し消し去ろうとしています。超人「だけ」を消そうとすることは、線引きできないものを線引きしようとしているということです。
13話で秋田課長が改定綺能秘密法案を無理にでも否決に持って行ったのは、法による線引きが超人への攻撃に繋がるとわかっていたからで、里美のしようとしているのはやり方こそ違いますが似たようなものでした。

線引きすることで可能性を奪い取るこのやり方は、爾朗にとっては到底認められないものだったと思います。

しかし、爾朗自身も実は間違えかけていました。
自分を悪に仕立てて超人たちに居場所を作るということは、その時には良くても、その後にはまた同じように敵を見つけ出して争うことになるでしょうから。
そうならなくて良かった…里見さんある意味GJ!w
{/netabare}

【大人になるということ】{netabare}
本作において「大人になる」とは、常に自分の頭で考え、多様性を受け入れ、矛盾とも折り合いをつけて生きて行くこと…だと感じましたが、まだよくわかってないかも知れません。

私個人としては、里見さんの言う「大人」は大人だとはどうしても思えません。人間は多様性を否定して特定の正義を与えられれば思考停止に陥るものです。

超人を信じる子どもの自由な視点はある意味では確かに無知から来るものです。社会に出てさまざまな価値観を学び矛盾を認識すれば、子どものままの価値観ではいられません。
ですが、子どもの視点を否定したからといって大人になれるわけではないはずです。

爾朗にとって良かったのは、超人課に守られ、社会経験を積み自分で考えることが出来たこと。悩みながらも自分から超人課を離れたのは、雛鳥が巣立つのと同じように必然でした。
誰も守ってくれなかった神は悲しい最期を迎え、上から正義を押し付けられた大鉄君は自分で考えることができず、大人ぶっていても心の中では子どものまま泣いている。
新宿の事件で神を助けられず、むしろその場にいた超人たちに救われた爾朗が、最終回では大鉄君を助けることが出来たのは、爾朗自身が成長したことの証明でしょう。

また、爾朗の成長には輝子と風朗太が超人課に入ったことが大きく影響しています。
ずっと変わらない風朗太は純粋でシンプルな視点を思い出させ、輝子は知らぬ間に爾朗を追い抜き、超人課の矛盾をわかっていても超人たちを守るために残留するまでに大人になっている。
二人とも爾朗が人間として成長する上で大きな存在だったと思います。
{/netabare}


13話と最終話は様々な意味で対比されていて特に素晴らしかったです。
特に13話の神化20年のシーンは、元ネタ的に衝撃と不安と悲しみばかりだったのですが、最終話ではこんなにも希望に満ちたものに見えるとは思いませんでした。
何年か経ったら自分の見方も変わっているでしょうから、是非再視聴したいですね。(2016.7.18)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

昭和ヒーロー達は大人になっても戦い続ける。彼らの正義はどこに向かう?

ジローさん、年食っていい感じにやさぐれてますね。
以前は人ん家に上がり込んで飯食って「いいじゃん友達なんだからー」とか絶対言わない性格だったのに。

さてこの作品は1期がそれぞれの正義を描写していたのに対して、2期は時間が経った後各々の正義がどう変化したのかに着目していけそうですね。
みんなカッコよくなってるし、期待できそうです。

14話。芝刑事の回
{netabare}新宿動乱の回で超人の危険さが知れ渡った今、力を持っている事自体が悪で超人は排除される危険な存在となった。
この時点で超人を排除する超人課って存在自体が矛盾してるわけですけど、その矛盾に耐えられなくなった芝刑事の良心回路が熱暴走。
この話は良心回路を与えられたことで苦悩するキカイダーを思い出しましたね。

それにしても相変わらず輝子ちゃんは、ジローに恋心を利用されたばかりなのに大事な人ですって。相変わらずのジロー信者ですね。
時間が経って正義がどうのこうのってさっき言いましたけど、この娘は変わりようがないみたいである意味安心しましたw{/netabare}

16話。スキージャンパーの話。ダメかも
{netabare}締めそのものは爽やかでいいんだけど、スポーツに出場するのに改造手術が必須って…。
これ、ドーピングを公式に認めてやりたい放題ズルしろって事なんですよね。しかも国の為とか…。
いやいや、スポーツマンシップって言葉は一体どこに行ったのかと。
今回はハズレですね。作画が悪いとか、選手の性格が悪いとか色々あったけど話も色々とおかしい。
前期は、機能秘密法で超人の存在は公にされてなかったのにこの話だと超人がやたらと優遇されまくりですし…。このチグハグさは、回ごとに脚本家が違うからって事なんでしょうか。ちょっと残念ですね。{/netabare}

20話。虚淵脚本回
{netabare}今回はベトナム戦争に参加していたアメリカ軍人の話。
期待していた虚淵脚本ですが、残念ながら爆上げという程の印象にも感じず。
今更だけど国を敵に設定してしまった事で主人公が自由に動かせなくなっている印象がありますね。
まあ、下手に主人公を動かせば国が敵なだけに悪のテロリストに認定されるので脚本としてはそれを避けたいんでしょうね。
009や仮面ライダーは悪の組織が敵だったので主人公をヒーローにしやすかったんでしょうが、この作品は下手な政治主張をやりたがっていた脚本家のせいで縛りが発生してしまっている印象です。
1期でジローを離反させて以降、彼と言う人物の主体性がイマイチぼやけてしまっている印象は否めませんね。{/netabare}

21話。やっと本題に入ったみたいですね。遅えよって感じですが。
{netabare}メガッシンと倫子の回。複雑な1期の伏線を結構回収してましたね。
後、ジローの主体性のなさは意図的にやってたのか(笑)
一体何故だ! それは、坊やだからさァってな感じですか。
終盤の爆上げの為に低迷しているジロー株は、この辺で買い時なのだと思いたいですね。

しかし、ストーリーの評価はまだ保留ですね。
里見が何をしたいのかよくわからんので。
EDで日の丸をバックにしてる男なのに「原子爆弾爆発の歴史が正しかったとしたら?」とか
嘘でも言って欲しくないです。まともな日本人の発想とは思えませんね。
むしろテロリストかスパイのどちらかって言われた方が納得します。{/netabare}

最終話見ました。ラスト4話辺りは当初から計算されていた構成なのか、結構濃密な話でしたね。
{netabare}マスターウルティマのあの扱いだけは絶対に納得がいかないけど。
ラストバトルでのメインキャラ達の活躍は、速足ながらもおおむね満足できました。BL団の面々が再会したのも地味に嬉しかったですし、伏線の回収も見事だと思います。

ただアレっすねー。
最後の最後になって、里見がヒーローに倒される怪獣的な都合のいい悪役になってたのが何とも不満ですね。
悪役は悪であってこそ栄えるんですが、ヒーロー達の幼稚さをディスってる割には彼の目的も超人を追い出したいだの、原爆が爆発した時代に改変したいだのどこか薄っぺらい思想で納得はできなかったです。
超人を憎んでるって割に、里見自身が超人な事も棚に上げてるし。
最後は世界改変かと思いきや、並行世界に追い出すオチですか…。
まあ、独立宣言やら宣戦布告までしてたので火種がくすぶる前に処理したって感じではありますが。
ちょっと世界を広げすぎましたかねー。今更な物言いではありますが。

最後のEDは009リスペクトなんすね。神々の戦い的なw
最終回に関しては概ね満足なんですが、やっぱ漂う政治臭の胡散臭さとスリーバードメン回の出来の悪さ、話の取っつきづらさはあると思います。
1期の評価も併せてやや下降修正しましたが、昭和ヒーローものが好きな人には結構おすすめできる作品ではあると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異能の力を持つ超人や妖怪と人類・・・それぞれが生きるための物語でした。

この作品は、「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」の分割後期に相当します。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

1期を視聴した感想は、善悪を含めたくさんの超人が登場する中、超人を保護する「超人課」が日々奮闘しているのですが、物語の構成が時系列では無かったので難解な作品・・・でも、主要登場人物のキャラ立ちはしっかりしていたので、展開についていけなくてもそれなりに楽しめた・・・というのが正直な感想です。

そしてタイトルに「THE LAST SONG」が付加された後期が放送されましたが・・・今回も同じくらい難解だったように思います。

まずビックリするのは、超人を取り囲む周囲の状況が一変してしまっていた事です。
確かに善良な超人ばかりではありませんでしたので、人間との間にイザコザが無かった訳ではありません。
ですが、中には人々の希望の象徴とも言える超人達が活躍していたのも事実で、そんな超人がいるから人類と超人との共存の均衡が保たれていたんだと思います。

でも後期では超人は十把一絡げ・・・善良な超人もすっかり影を潜めてしまっているのです。
これからの物語への布石である事は認識しているものの、人類と超人が共存するという、どんなに我々が願っても辿り着けない世界の存在が眩しかっただけに、この展開には少し寂しさを感じちゃいました。

そしてこれらに輪をかけてビックリするのが超人課の皆さんです。
何がどうなっちゃったんだろう・・・と考える余裕も無いくらい次々と色んな事件が起こっていくのですが、その物語の先にあるのは超人課の皆さんに対する違和感でした。

特にビックリだったのが主人公である人吉爾朗の言動です。
彼の根底に根付いているモノ・・・それは何も変わっていないのかもしれません。
でも・・・そうだったらもう少し違う態度が取れたようにも思えるんです。

・・・と、レビューを書いていて思ったんですが、違和感を感じたのは超人課の皆さんの「正義の質」が理由だったのかもしれません。

例えばとある事象で正義を全うした行動を取ったとします。
でも、それは一つの側面から見た正義であって、別の切り口からみた時にその行動が必ずしも正義になるとは限らないんですよね。

極端な例が、悪と称される超人をやっつけたとします。
その超人を悪と称した人達からみたらそれは正義の行動になると思います。
でもその超人を悪と思わない人達からみたら、それは単なる虐殺でありそこに正義は存在しないんです。

超人に対する思い・・・これは超人課の皆さんの根底に流れる思いは変わらないのだと思います。
でも、何を背負うか・・・これが異なれば導き出される答えに違いがあってもおかしくはありません。

きっと最初の差はごく僅かだったんだと思います。
でもその差を埋めないまま歩みを進めてしまった結果、気付いたら離れていた・・・
こんな感じだったのではないでしょうか。

離れてしまったその先に何が待ち受けているのか・・・気になる方は是非本編でご確認願います。
あっと驚く展開が待っていてくれると思います。

そして今回の一推しキャラは・・・前期に引き続き星野輝子ちゃんでした(//∇//)
前期では自分自身にも色々ありましたが、今期はしっかり職責を全うしていたと思います。
一連の騒動の幕が引いた後も変わらない優しさを見せてくれた彼女・・・何より彼女の直向きさと信じる心が私にとってストライクでした^^

オープニングテーマは、前期に引き続きZAQさんの「割レル慟哭」
エンディングテーマは、山本陽介 feat. 玉置成実さんの「ALL-WAYS」
第24話のみ歌い手は同じですが、ZAQさんが楽曲を提供した「THE LAST SONG」でした。
ZAQさんの楽曲は相変わらず凝っていて格好良いです。聞いている分には最高なんですが、カラオケでチャレンジしてみると、ちゃんと歌うのが難しいんです・・・
ZAQさんの曲がカラオケで歌えたらいいのに・・・^^;
エンディングもアニメと合っていて格好良いです。今度カラオケでチャレンジしてみたいと思います。

後期は尺が短いと思ったら11話でした。前期が13話だったので全部で24話の物語になりました。
ラストの展開は衝撃的でしたが、後味は悪くありませんでした。
そして物語の終盤に往年の名作が流れてきましたが・・・まさかタイトルに付けられた「THE LAST SONG」のオチはそれだけじゃないですよね・・・と思いたいです^^;?
でも物語の最後に輝子ちゃんと風郎太が交わしていた会話は、この作品の全てを物語っているように感じました。
難しい作品でしたが、時間を作ってもう一巡してみたいと思えた作品でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

74.5 5 ボンズでヒーローなアニメランキング5位
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~(アニメ映画)

2018年8月3日
★★★★☆ 3.9 (175)
1059人が棚に入れました
白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け、海外に浮かぶ巨大人口移動都市<I・アイランド>を訪れていた。世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した<I・エキスポ>が開催される中デクは“無個性”の少女・メリッサと出会う。メリッサに、かつて同じ“無個性”だった自分を重ね合わせるデク。その時、突如鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵<ヴィラン>にハッキングされ島内全ての人間が人質に獲られてします! いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する-! その鍵を握るのは、・オールマイト。

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、増田俊樹、井上麻里奈、悠木碧、広橋涼、細谷佳正、畠中祐、桑野晃輔、喜多村英梨、西田雅一、三好晃祐、古島清孝、名塚佳織、奈良徹、永塚拓馬、三宅健太、志田未来、新堂圭、生瀬勝久

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

命懸けで、宿命を超えろ。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第4期は視聴済です。
本作は原作では描かれていないオリジナルストーリーで、時系列的にはTVアニメ版第2期と第3期の間に位置する作品なのだそうです。

オールマイトに憧れ、ヒーローを夢見て…
でも自分にはだれかを助けるための個性が無くて、何度も心が折れそうになりながらも夢を諦めることはできなかったデク…
でも、オールマイトとの出会いが、全てを塗り替えてくれましたよね。
そういうこの作品ならではの起爆剤が序盤からちょいちょい投下されるので、気持ちはあっという間にトップスピードでしたよ…


白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。

デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け
海外に浮かぶ巨大人口移動都市≪I・アイランド≫を訪れていた。

世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で
個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した≪I・エキスポ≫が開催される中
デクは"無個性"の少女・メリッサと出会う。
メリッサに、かつて同じ"無個性"だった自分を重ねあわせるデク。

その時、突如
鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵(ヴィラン)にハッキングされ
島内全ての人間が人質に獲られてしまう。

いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する…!

その鍵を握るのは、平和の象徴(ナンバーワンヒーロー)・オールマイト。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

この作品には若かりし頃、オールマイトがアメリカに滞在していた時の相棒だったデヴィッドと、そのデヴィッドの娘であるメリッサがオリジナルキャラとして登場するのですが、完走して振り返ってみると、メリッサがムッチャ良い仕事をしていた気がします。

メリッサを演じていたのは女優の志田未来さん…
普段なら、もう少し残念なコメントになるのですが、志田さんの声質はメリッサに合っていたと思います。
志田さんは、これまで「借りぐらしのアリエッティ」のアリエッティ役や、「泣きたい私は猫をかぶる」の主人公だったムゲを演じている方なんです。

まぁ、本作品と「泣きたい私は猫をかぶる」の時系列は逆転していますけれど^^;
でも、「泣きたい私は猫をかぶる」では演技に関する違和感は感じられませんでした。

一方、物語の方ですが、最初はデクだけ特別扱いなのかな…と思っていましたが、蓋を開けたらしっかりヒーロー組の「いつものメンツ」は全員集合でしたね。
そして、≪I・アイランド≫でも爆豪はカリカリしていましたし、飯田君は相変わらず生真面目一本…
どこに行っても変わらない通常運転に安心感を覚えたのは、きっと私だけじゃないと思います。

そして、この作品のファンの方なら是非視聴をお勧めしたいと思います。
あそこまで全力全開のオールマイトは、もうきっとこの先お目見えできないでしょうから…
サブタイトルの「2人の英雄」って誰の事だろう…
ずっと考えながら視聴していました。

旧知の友であるオールマイトとデヴィッドという組み合わせだって立派な英雄だと思います。
それに、デクとメリッサだって名コンビを予感させる組み合わせだったのではないでしょうか。
でも…完走したら分かります。
この2人の英雄は誰なのか…そしてどうしてこの2人なのか…

決して抗うことのできない既定路線…
だったらその中でどれだけ高みを目指せるかが後進の目指すべき道だと思います。
見上げる背中は広く遠く、今はどれだけ手を伸ばしても届かない…
でも、歩みを止めず、しっかりと歩き続ける彼らをこれからも見守っていきたいと強く思いました。

もう一つ思ったこと…
メリッサがチョイ役というキャラでは無いのではないでしょうか。
出来ることなら留学とか理由を付けて本編でも活躍してくれるキャラの昇華されることを願っています。
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

ひできち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

戦闘シーンがカッコいい映画らしい映画

もしかしたら人によってはネタバレかもです
あまり気にしない人なら大丈夫だと思います

{netabare}
人気漫画のオリジナル映画
アニメ見ていれば原作読んでなくても大丈夫です
原作の内容に沿いながらも原作にあまり干渉しなくてアニメのオリジナル映画らしい映画でした
最近のアニメ映画ですとSAOが一番近い部類ですかね
ただ今後少し干渉してくる場合はあると思いますが、声が普段声優をやってないという点でもなかなかないかと思います、総合して原作との不自然という点では大丈夫でした

次に声優、主題歌
有名な少年漫画ですし放送時間帯も深夜じゃないので、あるあるのテレビにもよく出る俳優などの声
今回は映画の重要キャラに志田未来さん生瀬勝久さんが声を当てましたが、違和感はさほどなかったです、志田さんなんかはアニメが好きとも言ってますしね
その映画オリジナルキャラ達がちゃんと動いていて良かったです、特にヒロインは可愛かったです
また主題歌は菅田将暉さんが歌うロングホープ・フィリア、アニメEDでも歌われていますが、とても合っていていい曲だと思います
ここに関してはアニソン歌手ではありませんが、問題もなにも高評価です

肝心の内容
とても面白かったです
流石に全員とは言わなくても、全体的に主要キャラは出ていました
最初は盛り上がりにかけそうかな?と思っていましたが、一度の盛り上げを最後まで落とさずにもっていったのが凄かったです
もうちょっとダラダラやっても良かったのではという感じ

そしてバトルシーン
今回はなんと言ってもここでしょう
流石BONESと言ったところ
迫力がはんぱない
ずっと動きがある映画でしたのでかなり見どころありました
そしてちゃんと感動を入れてきましたね、盛り上がるアニメには必要不可欠と言ったところ

それら全て抑えていたので、この映画は完成度は物凄く高かったと思います
原作も連載開始時から読んでいてファンなので、贔屓目だとは思いますが、そもそも好きな人が見るでしょうし、好きな人なら満足いく仕上がりだと思います
{/netabare}

長くなりましたが
何作もアニメ見てきた上でこの作品はTVアニメも含めしっかりしていると思うので是非とも見てほしいです

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

師であるオールマイトに軸を置いた作品

舞台は、巨大人口移動都市《I・アイランド》。
時系列的には、アニメ2期 期末試験後のお話。

ストーリー的には、オールマイトの過去の話があるのが新鮮だった。若い頃のオールマイト爽やかヒーロー過ぎるなアメリカで人気出そうだな好感度高いなという印象。オールマイトに主軸を置いたストーリーと思った。
学生も活躍はするけど、これからに託すぞという主軸のアニメ作品への繋ぐ思いが強く出てた作品と思った。

ゲストキャラの声優の、生瀬勝久さんも志田未来さんも、どちらもとても上手で、アニメ映画でよくある、声優下手くそストレスが全然無かった。

個人的に好きなシーンは、キャラクターの正装姿が見れる所と、かっちゃんが相変わらずかっちゃんな所ですかね。
後半のラスボスとの師弟共闘シーンはかなり書き込まれていて、中々に迫力ありました。

各キャラの能力を活かした戦いもあるし、映像の動きもかなりあるし、ゲスト声優も上手いので、初めてヒロアカ見る人でも充分に楽しめる作品と思います。

ヒロアカってキャラに魅力があるから、何見ても面白いね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

60.6 6 ボンズでヒーローなアニメランキング6位
コンクリート・レボルティオ~超人幻想~(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (272)
1391人が棚に入れました
「もうひとつの日本」を舞台にした、「神化」という架空の年代の物語である。

戦後20余年の高度成長を遂げる日本で、数々の「超人たち」が実在していたらという内容だ。

主人公・人吉爾朗は厚生省の外郭団体「超過人口審議研究所」通称「超人課」のメンバーであり、「超人」を発見・確保・保護し、安全に管理する任務を行い、秩序確保を行う。

声優・キャラクター
石川界人、上坂すみれ、豊崎愛生、中村繪里子、川島得愛、金尾哲夫、鈴村健一、大川透、三木眞一郎
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昭和ヒーローを取り揃えて、架空の年号を使った高度なメタフィクションアニメ

昭和ヒーロー、魔法少女、オバケ、ロボット刑事、ウルトラマン等それぞれ昭和をモチーフとしたキャラクターを思わせる内容になっていて、該当作品のファンはニヤリとさせられるんじゃないんでしょうか。
ここから考察です。
{netabare}今のところ、各キャラのモチーフはこんな感じに思えます。

人吉爾郎:サイボーグ009、人造人間キカイダー、超人ロック
星野輝子:魔法使いサリー、セーラームーン
風郎太:オバケのQ太郎
鬼野笑美:女鬼太郎?
柴来人:ロボット刑事、エイトマン、004
グロスオーゲン:ウルトラマン

更に、神化という年号がそのまま昭和の出来事とリンクしているような作りになっていて、色々考えさせられます。
例えば1話だと、神化41年を昭和と置き換えると、ジローのモチーフである009の劇場アニメ化、輝子のモチーフであるサリーのアニメ化などが進行されています。
また、その5年後。ジローが超人課を既に抜けているようですが。その頃に仮面ライダー放送がありました。ご存知のように、主人公が組織を抜けて孤独に活動する話です。
メタフィクションは数多くあれど、こんな風に架空の年号を使ってリンクしている作品はかなり珍しいように思えます。{/netabare}

また、ただのごった煮作品ってわけでもなく、話もちゃんとしています。
様々なヒーローが存在する超人課の中で、正義というものの在り方をうまく考えさせられる内容になっていますね。
サブキャラ1キャラごとに焦点を当てて、切ないエピソードを丁寧にまとめ上げながらキャラ紹介をしています。
時系列シャッフルのせいで多少わかりづらいが、結構丁寧に作られていて好感の持てる内容だと思いました。

3話。仕組まれたロボットの愛。
{netabare}今回も色々深い。ジローがギター弾いてるのは名前も含めてキカイダーのパロかなと思いました。全身全霊をもって石ノ森をリスペクトしまくってますね、この主人公。
それにしてもシバ刑事数年で変わったな~外見も思想も。一体何があったし。{/netabare}

4~5話。出現する巨大怪獣とそれを守るヒーローの話。
{netabare}今回も詰め込み過ぎで追っていくのが困難だが、相変わらず見ごたえのある話。
マグマ大使をアトム風にした感じのアースちゃんとか、鉄人28号のモチーフっぽいキャラまで出てきて、OPに登場したヒーローはひと通り出現したって感じですかね。
それにしても超人課連中黒すぎでしょ~、ジローと輝子ちゃんと風郎太以外はほぼ全員真っ黒ですやん。
そりゃジローも出たくなりますわ。
今回、こっそりキスしようとしてた輝子ちゃんが可愛かったです。
妖怪の人はどうでもいいんで輝子ちゃんルートでお願いしますよ!{/netabare}

6話。人を笑わせるバンド超人達の話。
{netabare}もし超人が増えたら、とその先を懸念して超人を管理しようと暗躍する黒い人達と、反対するお笑いバンド達。
シャーロットを思い出す話だった。
シャロは話の方向性としちゃ悪くないんだけど、他人の能力を勝手に奪ってもいいのかという点に結論をつける前に行動していた事が多少腑に落ちなかったんだよな。
この話も思想があっちこっちで何が正しいとも言えないけど、人を笑わせる超人という立ち位置だけはぶれないんだろうなと思います。
あの芸が笑えるかどうかはまた別の問題だけど。
あと、BL団ってアレか。普通の人はBLに反応するだろうけど私はそうはいかんぞ! すべてはビッグL(ご自由に想像ください)のために!{/netabare}

7話。超人ロボットアースちゃんの話。
{netabare}アースちゃんは本当に助けを求める人の声を感じ取れる。
その能力ゆえか、アースちゃんの味方に付いた者が世論を味方につける事になるらしい。
国民的というか地球的アイドルみたいな、普通の超人と比べても数段ランクが上の印象。
でも、完全無欠の存在ってわけでもない。
嘘には敏感なのだが、人には時に嘘をつくのが必要な時もある。
善悪は見分けられても、その嘘は正確に嗅ぎ取れるわけではない。
その彼女が嘘の味を感じ取るエピソード、という感じだった。

1話のエピソードとしてはかなり良くできていると思います。
それにしてもここまで伏線らしきものをやたらと点でバラまいているみたいですが…。
ちゃんと繋がって線になるんでしょうかね。2クールだし先は長そうですが、どうなるか楽しみではありますね。{/netabare}

8話。BF…じゃなかった、BL団。
{netabare}ギガンダー7は多分デザイン的にコンバトラーVが元ネタなのかな。操縦してるのが5人だし。
天弓ナイト関連の謎は色々深そうだし、これはまた後の話に引っ張るんでしょうね。
それにしても、対決~でブツ切りにする終わり方が多すぎw{/netabare}

9話。まさかのサザエさん回。
{netabare}まさかこの家族をネタにしてくるとはねww
しかも星の始まりから終わりまで生き続ける不死身超人という設定ww
まあ確かに永久に老いがないあのアニメは〝サザエさん空間”とまで言われてますしね。
最後、煙の中で蘇った彼らの姿がサザエさんEDのシルエットを象徴してましたね。何と言うか、とんでもない回でございましたよw{/netabare}

10話。ジャガーさん回。
{netabare}ジャガーさんの元ネタはスーパージェッタ―って奴だろうか。
私は知らないけど、多分タイムパトロール系なんだろう。
未来人で、超人課を組織したのもIQを組織したのも飛行船を作ったのもエクウスを作ったのも全部ジャガーさん。
ジャガーさんマジで万能すぎるだろ…。僕程度とか言われても普通に大物にしか見えません。

今回のジャガーさん、ややこしいので未来から来た順番に番号順で割り振ると。
ジャガー1、IQを組織して暗殺に加担
ジャガー2、一週間だけタイムパトロールでやって来る。輝子に捕まる。時計を奪われる。
ジャガー3、超人課を組織。ジャガー1を暗殺。
という感じでしょうか。
タイムトラベル系の話には多世界解釈型と世界収束型がある。
前者はDB等、過去を改変しても未来に全く影響を及ぼさず、未来世界は全くの不変。改変した過去と切り離された未来に分岐する作品。
後者はシュタゲ等、過去改変を行えば未来は世界ごと新たな形に創造し直される作品。このパターンだと歴史の改変時に強制力が生まれる可能性もありますね。
この作品は多分、条件付きで後者のパターンなんだろうな。
親殺しのパラドックスが生まれるとその人物は消滅するけど、歴史の重要人物であればその型に必ずしも当てはまらないと言う事になっている。
今回輝子ちゃんが時計を博士に渡すまでは、ジャガーさんは重要人物じゃないので暗殺時に消える可能性があったって事ですね。
あれだけの短い時間でジャガーさんが消えないように行動した輝子ちゃんのひらめきは、マジで凄いの一言である。{/netabare}

11~12話。ジローちゃん、キレるの巻。
{netabare}怪剣(字はこれであってるのか?)クロードを中心とした騒動の話。
今回はジローが超人課を離反した真相がわかる回なだけあって実に見ごたえのある話だった。
輝子ちゃんの悪堕ちはデビルマンレディー?
クロードの正体は輝子ちゃん既知の人だと言ってましたが、通院していた医者の人か…。もうちょっと驚ける正体の人ならと思ってたんですが…まあそれは私が多少ミステリー贔屓な所があるからかもしれない。
親父との電話で真相がわかる演出はなかなかゾクゾクしましたよ。
自分の父親が憧れの超人を罠にはめて殺してたなんて、流石にキレるに決まってますわ。
でも輝子ちゃんはあの後でも超人課に残ってるんだよな…。何でそうなってるのかは次あたりの話でわかりそうですけど。{/netabare}

13話視聴しました。
{netabare}前半の集大成回って感じで、出てきた超人がほとんど集合してましたね。
暴走初号機みたいになってたジローを止めるという胸厚展開。
クロードの最後はちょっとあっけないかなとも思いましたが、この世界観だと復活する余地もありって感じですかね。
前の回でヘルメットを量産してた描写も意味ありげだし、期待したいところ。
結局ジローは超人課には戻らず、独力で超人を守りたい路線についてるって事なのか。
大鉄君が彼の事をクズって言ってたし、ある程度荒っぽい事もしてる可能性もあるけど。

ほとんどの疑問も氷解してるし、1期の最終回としては十分に面白い回だったと思います。
後わからない事といえば、ライト刑事がグレた理由とかですかね。
ここからは時系列を未来にしてジローと他の超人課連中の戦いに移るって感じですか。うん、楽しみです。

……それはそうと最後のは、わざわざ20年と広島と書いてるって以上はあれのメタファーって感じですか。強大な力の象徴。
ん~、かなり際どいところを狙ってきてますね……。{/netabare}

1期の総評としては、超人の種類も多く勢力は複雑で時系列までいじってるので見る側はかなり集中してないと追いつけないでしょうね。
しかしその反面、見ごたえのある話が多い作品だと思います。
特に昔、昭和ヒーローにはまっていた世代にはどストライクな作品なんじゃないかと。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

昭和幻想史

面白かったですね、それに考えさせるような内容もあって、
興無深く拝見させていただきました。

時代としては昭和の高度経済成長期あたりを参考にして物語が進んでいきます、
実際起こった事件や当時流行ったキャラなどのオマージュも出てくるので
自分は無教養で全部がわかったとはとても言えませんが
その時代に詳しい人ならニヤッとする場面が多々あると思います、
それに実際起こった事件を参考と書きましたがあくまでそれを下敷きにしているだけなので
その事件を知らなければわからないということはなく知らなくてもいいが
知ってたら幾分作品を楽しめるというスタンスで作っていると思うので
設定としてよく消化されその手の作品にありがちな
頭でっかちで設定を理解しなければ何が起こってるかわからない
ということにはなっておらずその点でも好印象でした。
それにアニメならではの表現、わかりやすくモチーフ化された
正義と悪の象徴が「ヒーローと怪獣」という形で示され
そこも面白いと思いました。

それに時系列が入れ替わるのもよかったですね
初めこそ混乱しましたが基本的に軸が2つあり
{netabare}1つはその事件が起こった時間軸で
2つ目は爾朗が離反した後の軸です。
初めに爾朗が離反した後を1話で描き
その後話が進んでいき爾朗がなぜ組織を離れたか
その原因となる時間軸に迫るように作られ{/netabare}
エンタメとしても続きが気になる作りになっていました。

全話見た感想としては少しとっつきにくいけど良かったです
ヒーローが怪獣を倒すという単純な二元論で済んだエネルギーに満ちた
時代と勝手に思ってましたが次代の舵を取るために
様々な思惑が働いていたことを史実からの引用で再確認させられたし
怪獣も軍事利用されそうになったり
政府や世論でその立場はコロコロ変わります。
そんな中で怪獣とヒーローの本質的違いは何なのか・・・

それに各話考えさせられることが多いのですが
演出的にさらっと流すのでそれが重すぎず
もたれることを防いでいると思います
分割2クールということでこれから話は煮詰まって
来ると思いますが続きが楽しみです。

以下自分が特に好きな回を書いていきます。

3話 鉄骨の人
{netabare}柴刑事の初登場です、終戦を知らず取り残された事件は
歴史に疎い自分でもニヤッとしました、
人造人間の二人は合体し大量殺戮兵器となるために
惹かれあう、愛し合うように初めからプログラムされていた、
なら2人が抱いていた感情は偽物なのか
記憶を科学者の戯れによって移植された正義を求める柴刑事
さらに言うと異性に惹かれるのは生物としての
ただの遺伝子によるプログラムなのか、色々考えさせられる内容です。
さらに離反後の爾朗がさらに赤いマフラーを巻き
さらに過激派になったのがわかるのもこの回です。{/netabare}

4~5話 日本「怪獣」史
{netabare} お気に入りの回です、
おとなしい恐竜を旗印にしたデモのコレジャナイ感
暴れる怪獣を見て自身の奥底に眠る衝動に気づき
散った日本怪獣電波社の松本
怪獣やそれに憧れる人の本質を端的に表した良回だと思います。
さらに裏では怪獣を利用しようとする組織の暗躍も見られます。{/netabare}

6話 やつらはいつでも笑ってる
{netabare} 本筋的にはあまり進まない箸休め的回ですが好きな回です、
二流でも熱けりゃいいじゃないか、なんて言葉は
発想の元となったドリフターズが
バンド的には望んだ活躍はできなかったが
今後の活躍を踏まえての言葉と思うと胸が熱くなります。
さらにチョコレートの異物混入も実際あった事件だそうで。{/netabare}


7話 空も星も超えていこう
{netabare} 素晴らしい回だと思います
ジュダスとアースちゃんの対比がよかったです
倫理的にはアースちゃんのほうが正しいが
人間は正しいことだけでは生きていけない
嘘に頼らなければいけない脆い一面もあるという主張を
金平糖=嘘、夢という暗喩的演出に託しそれを
アースちゃんが食べる=受け入れる表現にし
肌で感じれる演出的工夫がみられて
1話としての完成度も大変高く満足でした
またアースちゃんを作った科学者は彼女を
人を不幸を喜ぶように意図して作ったことを匂わされますが
彼女自身の意志によりその生き方を拒否します
ここでも生まれと生き方の相克がさらっと描かれます{/netabare}


9話 果てしなき家族の果て
{netabare} この回の脚本を担当したのは
サザエさんの脚本も手掛けてるそうで
その人の担当回で死なない、死ねない家族が
テーマなのは何とも複雑な思いでした
話自体はよかったです、
それにこの回で爾朗が離反した後すぐに過激派にならず
赤いマフラーもまいてなかったことがわかります。{/netabare}


10話 過去の幻影
{netabare} この回もお気に入りですね
超人課の一員ジャガーにスポットが当たります、
超人課の設立のいきさつが明かされジャガーが過去の自分と対立しますが
爾朗の「悪を全部消し去ればそれで世の中きれいになるのか」
という叫びが印象的でした、
7話でも感じましたが人間でも世の中でも
すべてをきれいに、合理的にはできないしする必要もないのではないか、と
そんなジャガーの考えの変遷が
無駄を排除した飛行船から子供心あふれロマン感じるエクウスへと
目に見える形で感じ取れたのが印象的でした、
さらにこの回はタイムパラドックス的手法を導入していますが
ともすればややこしくなりがちですが
1話でよくまとまっているのも好印象でした。{/netabare}


11話 正義/自由/平和
{netabare}この回から時間軸の飛躍が少なくなり
いよいよ爾朗離反の原因となる時間へ迫っていきます、
政府の超人徴兵制度が進められているのかな?
その件で若者たちに政府に対する不信が高まっています
ビートルズがモチーフのエンジェルスターズが政府のプロパガンダに
利用されてるのが皮肉なところですが
彼女らも守りたい正義があるのでしょう
さらに重大な転機をもたらすきっかけとなる怪剣クロードが登場します
彼の主張する、超人は国家や政府の都合によって左右されてはならず
それぞれ己の信念に拠らねばならない
そしてその信念は時に対立することもある、
今後の展開に大いに関わってきそうな主張です
さらに彼の鉄を操る能力と爾朗の符号
パズルのピースがそろってきました、
さらにこのあたりから主に
アメリカなどの影響による事件が多くなってきます
超人や国家はその圧力にどういう答えを出すのか・・・{/netabare}


12話 八高超人墜落事件
{netabare} ガルボイの言葉は地球は青かったの
オマージュでしょうか
輝子はクロードの主張にシンパシーを感じてるようですね
だから心のどこかで爾朗がクロードであることを願った。
天弓ナイトを踏み台にしての超人化設立
さらに国家による超人軍事利用のための人体実験
爾朗も覚えていない兄弟の正体
秋田課長が宇宙人だということも暴露され
今までの土台が覆るような事実が次々明るみとなり
物語は最終回を迎えます。
あと広告会社の会長のこれからは物ではなく
イメージ、幻想を売るという言葉が印象的でした{/netabare}


13話 新宿掻乱
{netabare}クロードの投げかけた問いかけは彼の思惑を離れ
大きなうねりとなって若者に伝播します
それぞれが想う自分の正義のために互いの自由を侵す
この作品で何度も問われた議題がもう一度中心的に論じられます
これじゃあ笑えないな
オールスターよろしく今まで出てきた超人が全員集合し
シリーズの区切りにふさわしい完成度です。
騒動後爾朗が超人課から離れたのは
笑美との約束を守るためということがわかりますが
超人化設立のいきさつを知った後では遅かれ早かれ
離れたんじゃないかなと思います。{/netabare}


最後に今回の件でクロードは若者を焚き付け利用した形になりましたが
利用されてることがわかっても若者たちは止まらなかったと思います
なぜならクロードの問いかけはきっかけに過ぎず
芽吹いた信念はそれぞれ違うものだと思うからです。
そして譲れない正義、信念があるのは超人課の人たちや柴刑事も
また然りで二期はそこらへん煮詰めていくのかな?
いずれにせよ二期楽しみです

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

好きなんですが、アニメで戦後昭和の回顧録をやっちゃうのってアリすか?

 BD1巻のオーディオコメンタリーが水島監督と脚本の會川さん、評論家の氷川さんだったんですよね。コメンタリーに評論家入るのって珍しいんではないですかね?
出し惜しみすると"切られる"という認識は有ったようで、あの世界観と前後する年号という見せ方を1話目に盛り込んだみたいで。
んで、それが世間的にはかえって判り辛いと言う感想を知って"判ると思うんだけどな~"なんて話でしてw
結構、視聴者側の反応意識してるんですね。
本編とは別の意味で面白かったです。ガッチャマンクラウズ・インサイトもですけど、製作者のコメンタリーはなんか得した気分でいいですね。
個人的には声優さんのコメンタリーより好き。

おそらく有り上げは大苦戦な作品でしょうけど、2期が決まってて良かった。
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観終えました。
春の2クール目次第で判断したいですが、毎週楽しみにしてた作品ですが全体としてはいささか判り辛い作品だったかと。
宇宙人も含めた超人各々の正義の定義が様々であるとした作品ではありますが、ちと数が多すぎな上に各個の個別回を作っちゃったのが余計に複雑さに拍車をかけて熱心な視聴者しか残らなかった結果に繋がってる様な。

やってる事は大好きな路線なんですが、作品全体としては楽しい類の作品じゃないとは思うんですよね。お膳の上の物語を味わう類の作品では無いし、作り手の考える答えも示されない物語にしかなり得ないでしょうしねぇ。
下手な答えを提示したらボロクソに叩かれる題材だと思うし(汗)
続く2期も気持ちのいい胸の空く展開・麗しい美談が無い事を承知の上で楽しめる方って限られちゃうんじゃないかと思うと、とんでもなくニッチなアニメじゃないかと思うし、ガッチャマンクラウズよりもチャレンジングすよね。
ガッチャマンクラウズ・インサイトは敵が"空気"ですし物語が一つの答えでは無い事を示す為にスマホ投票の結果をほぼイーブン若干サドラを地球に残すが上回ると言う結果として、よく言えばバランスをとり悪く言えば作り手側の思う答えをぼかしてましたし。
BDのコメンタリーでも最後のスマホ投票の結果はスタッフ内で調整したと言ってましたしね。
コレの場合、神化という架空の年号とは言え60年代の日本に紐づいちゃってますし・・・

ラストの締め方次第とは思いますが、こんな作品作ってくれた意気込みは称賛したいなと個人的には思ってます。

1月末に円盤発売ですが、売上やばそうな気がするw

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7話視聴
良かったです。こういう話好き。この作品の方向性が判り易く示されてたと思います。
今期の真面目な路線の作品としては、私もコレかなと。
ただ、すでにチラつく政治色に嫌悪感を感じる方も居るんでしょうね。
この作品の核心は"各々の立ち位置と正義"という柱でしょうから今後の話のもっていき方次第かなとは思います。
バランスを上手く取らないと難しいのは制作側も判ってるでしょうに、チャレンジャーよねw

醒めた目線で見るとこの路線と言うだけで人気作とはなり得ないとは思いますけどね。私はOP・ED、絵も含め好きです。今のところ。

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4話まで視聴
なんかED見てるとウィークエンダー思い出すのはオッサンだけですかねw
OP・ED共にいい感じですし、話の本筋も面白そうで今のところ気に入ってます。
 ただ、原作付きでない以上止むを得ないとは思うんですがキャラ・メカのデザインは昭和40年代的ではないと思う。まぁ本作は違う年号ではあるので別の世界ではあるんでしょうが、ノスタルジーを誘うのが戦略の一つならばもっと当時の作品へのオマージュを強めたほうが良かったような。
もっと色もラインもシンプルっしょ。どちらかというと50年代的だと思う。
けしてデザイン単独で見て嫌いなわけではないんですが。キッコちゃんかわいいしw

そういう点で行けば今川版鉄人28号は横山光輝且つ原作付きだったとは言え、時代を絵と雰囲気で上手く描けていたなと思ったり。
・・・ありゃ暗すぎてウケが悪いわけですがw

この手の路線として直近で血界戦線があった訳ですが、これはアレほどオサレに特化してないだけ評価できると思う。
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賛否ハッキリ分かれてる作品なので迷ってましたが、1話観ました。
私はアリな方でw
確かに昭和世代ホイホイな作品かと。

 男女関係なく近所の子が集まって遊んでた小さな頃の"何々ごっこ"を上手くアニメで見せてくれてる気がします。
自分が好きなモノを各々が勝手に演じて楽しんでた寄せ集め感が素敵と言うか。私も子供の頃、近所の子らとそういう遊びしてましたもんねぇ。
女の子の魔法モノに男の子のヒーロー物が混ざる的なカオスな世界観(汗)
女の子達がどの魔女っ娘だったかは覚えてませんけど、一つ上の近所の兄ちゃんは仮面ライダーかワイルド7の飛葉、私はジャイアントロボかゲッター2もしくはバビル2世のポセイドンでしたねw

今の子はいい意味で理屈っぽそうだから幼くてもそんな遊びしなさそうですが、自分らが子供の頃はそんな遊びばっかりだったなぁ と懐かしさ感じると言うか。個人的にはイイと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

58.9 7 ボンズでヒーローなアニメランキング7位
HEROMAN ヒーローマン(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (91)
717人が棚に入れました
アメリカ西海岸の町に住む少年ジョーイは、豊かではないが日々ささやかで平和でちょっと退屈な日常を過ごしていた。\nある雷雨の夜、ジョーイの家にカミナリが直撃、数日前ゴミ捨て場から拾った古びたロボットのオモチャが巨大化し、不思議なパワーが宿る。ジョーイはオモチャを「ヒーローマン」と呼び、幼い頃から憧れたヒーローが現実に現れた事にワクワクするのだった。\nしかし、これは全ての始まりにすぎなかった。やがてジョーイとヒーローマンは遥か宇宙の彼方から襲来し地球に忍び寄る、恐るべき侵略者との戦いに身を投じていくことになる…。

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

HEROMANを観かえして

2010年、テレビ放送時にリアルタイムで観ていた好きな作品

気の弱い主人公ジョーイが奇跡の産物であるロボットと出会って悪い敵から世界を救うという話。

原作はスパイダーマンを生み出したスタン・リー
制作はボンズ
キャラクターデザインはベイマックスをデザインしたコヤマシゲトさん
リアタイ視聴時は意識していなかったが今考えると錚々たるチームである。

本当は1年放送するはずだったのに、リーマンショックの影響で2クールになってしまったというのは有名な話だ。

物語は超王道で観ていて熱くなれるし話も分かりやすい。
主人公がとにかくかわいいので、ピンチになると応援したくなっちゃうのが他の王道ヒーローアニメにはないところかな。

主人公ジョセフ・カーター・ジョーンズ(ジョーイ・ジョーンズ)の名前について、後から知ったことだけど、スパイダーマンの流れから、イニシャルが名前と苗字で同じ文字が来るらしい。
つまりはJ.J.になる訳だけれど、それってJOJOじゃない?
そこまで意識していたら面白いね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

にゃんだば〜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アメリカ版 ドラえもん

操作は、ジャイアントロボ。
スペックはドラえもん。

アメリカスタイルのドラえもんの挨拶は、グーパンチ!

見所は主人公(♂)が一番かわいい事と、ヒロインのお兄さんの扱いがひどすぎる事。

それにしても、メタルなお姉ちゃんのやさしい音色のベースとはなんだったのか・・・。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

keena さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

スタンリー原作ボンズ制作のヒーローアニメ

スパイダーマン・Xメンの原作者スタンリー氏のヒーローアニメ。
アツくなって純粋にヒーローにドキドキしたい方にお勧め。

あと、かわいい男の子が好きな人にも。
ジョーイくんかわいいよジョーイくん。

Roulette/TETSUYA
僕の手は君の為に/Mass Alert
この2曲もお勧めです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

61.6 8 ボンズでヒーローなアニメランキング8位
トワノクオン 第1章 泡沫の花弁(アニメ映画)

2011年6月1日
★★★★☆ 3.6 (154)
836人が棚に入れました
近未来の東京――。ベスティアと呼ばれる特殊能力に目覚めた少年少女が確認されるようになっていた。自らの能力に飲み込まれ、暴走するそんなベスティアたち。そのベスティアを人知れず鎮圧するためのサイボーグ部隊を擁するクーストースが暗躍する。ある夜、ベスティアの少年が追いつめられた時、獣のようなベスティアが現れ、深手を負いながらも、少年を連れ去る。それはインサニアと呼ばれ、クーストースがかねてから狙っている謎のベスティアだった。翌朝、ベスティアの少年――ユーマは目を覚ます。そこはファンタジアム・ガーデン。ベスティアとなった少年少女が集う場所だった。そしてユーマは、クオンという少年と出会う……。

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

能力に目覚めしモノたち

アニメ監督・飯田馬之介とアニメ制作会社・ボンズ

によるオリジナル企画として全六章の劇場アニメ

制作された作品です。これはその第一章です。


異能の力を覚醒させてしまった人たちの

それらを人知れずに排除しようとするものたちと

それらを救おうとする人たちの戦いが描かれて

います。


第一生は能力に目覚めてしまったアトラクターと

呼ばれる存在をすべて救おうとする主人公クオンと

新たに目覚めてしまった少年やキリという少女

が出会う物語です。


まだ第一章ということでどうして能力に目覚めてしまった

人が現れていくのか、現れる理由とは。そして

なぜ排除しようとするものと守るものがいるのか

というようなことはほとんど物語の中には出ていません。

どちらの存在も秘密裏に動いているとのことで

戦いが周りを封鎖した状態にしてから始まり、

その戦いが異能によって体を異形の存在とした

クオンたちとその秘密裏に動く異能に目覚めたもの

を排除しようとする組織のサイボーグととなっています。

あまり異能といっても魔法のような感じではなく

相手もサイボーグということでかなりが肉弾戦と

なっていて派手な演出とかは感じられなかったですが

その肉弾戦の動きは結構よかったと思います。

まだ存在等の理由が明かされていないので

これからそういうことにも焦点が当てられた

彼ら彼女らたちの物語も見ることが出来るのかなと

思うので第二章以降も楽しみです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

りんご さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

劇場放映6分割にした意味が後に生かされればいいですが。

サイボーグ 対 生まれ持った特殊能力を持つ者の戦いのお話。

最初の印象は、攻殻 対 ZETMAN でした。
主人公クオンの能力解放後の姿がZETMAN系だったので、
そういうキャラデザが好みに合わない私としては、
「もしかしてこれが主人公とか言わないよね?」と思ってしまいました。

ところが、変身後の姿は置いておくとして、
クオンはとても可愛いです。
「みんなを守らなくちゃ」とか、
助けたい子に対して「やめるんだ!」と言う場面は、
どうしてもアンパンマンを思い出しましたが、
その強い思いがどんな経験から来ているのか、
彼の過去に興味を引かれます。

クオンを演じる神谷さんの声域が、
個人的に好きなところドンピシャでとても嬉しかったです。
きゅんきゅんしました。本当素敵な お声です。

ストーリー的には、何故6分割45分にしたのか謎です。
これといって引きが特殊、どうしようもなく気になるということはなく、
全編映画館でコンプした人は、ストーリー目当てではないのかな。
いても少ないかな、と思います。
一章ということで、登場人物たちを
とりあえずパズルのピースのように出したところまで、といった感じです。

放映の間隔と値段が気になりました。
まさか2時間映画と同じ値段を取ったとは思いませんが、
一月に45分一章ずつか……。
一章だけ劇場で観て残りはDVDで、という人も多かったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2011年を代表する・・・ってか今年最高のアクション超大作!!!

『08MS小隊』などでお馴染み、飯田馬之介監督の遺作となってしまったオリジナル映画


近未来の東京を舞台に、異能者となってしまい謎の組織から命を狙われる若者達
これを救うべく立ち上がった変身ヒーローの戦いを描くミュータントバトルアクションです


全6章の連続公開モノということで、
この第1章自体は導入的な要素が強く、見終えても映画を一本見たという感じにはならない
空の境界的なものを期待しても無駄です
最近なんか多いですね、こーゆー映画っぽくまとめない映画
普通にハイクオリティなOVAの1話、という感覚


ただこの第1章を少しでも面白いとも思っていただけた方・・・グロ描写に耐性のある方・・・バトルアニメが見たいと思っている方・・・
是非に全6章の完走を目指してください!


乱戦&高速なバトルシーンや圧巻の変身シーンなど、
作画的な見どころは多数あり
今年のアニメ全ての中でも最高の正統派アクションに仕上がっております^q^


豪華声優陣の演技は丁寧だし、キャラクターデザインも可愛い!
後半はロマンスを感じるお話の比率も高くなってきますよ
マジ、スクライドとか見てる場合じゃねーっす!w

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
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