プラモデルでBACK-ONなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのプラモデルでBACK-ONな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月07日の時点で一番のプラモデルでBACK-ONなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.3 1 プラモデルでBACK-ONなアニメランキング1位
ガンダムビルドファイターズ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (450)
2078人が棚に入れました
時は近未来。 アニメ作品『機動戦士ガンダム』のプラスチックモデル ――通称『ガンプラ』が、1980年代に一大ブームメントを巻き起こしてから早幾年。 今、第2次ガンプラブームと呼ぶべき、新たな波が世界を席巻していた。 その人気を牽引しているのが、『ガンプラバトル』の存在である。 仮想空間のCGなどではなく、製作したガンプラそのものを操作して戦うという、 画期的なバトルシステムの登場により、その人気は拡大、 毎年、ガンプラバトル世界大会が開催されるまでに至っている。 本編の主人公、イオリ・セイも、ガンプラを愛し、ガンプラバトル世界大会への出場を夢見る、 若きガンプラビルダー(製作者)である。 模型店の一人息子ということもあり、高いガンプラ製作能力を持つ彼だが、 バトルの操縦には疎く、大会に出場しても初戦敗退を続けていた。 そんな彼が、卓越したガンプラ操縦技術を持つ謎の少年、レイジと出会い、 コンビを組んで世界大会に挑む! ガンプラビルダー、セイ。 ガンプラファイター、レイジ。 セイが作って、レイジが戦う。 彼らが、噂のビルドファイターズ! 目指すは、ガンプラバトル世界大会への出場――その優勝だ!

声優・キャラクター
小松未可子、石川由依、中村悠一、三石琴乃、國立幸、佐藤拓也、藤井美波
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ガンダムオールスター

「プラフスキー粒子」を使ってガンダムシリーズのプラモデル「ガンプラ」を遠隔操作して戦わせることができる世界
ガンパラバトル世界大会優勝を目指す"イオリ セイ"と"レイジ"のお話
今までのガンダム作品とは全然趣向の違ったアニメとなりました

注目点その1 今までのガンダム作品パロディ
キャラやセリフなど、至るところに過去のガンダム作品のパロディが散りばめれられています
あまり詳しくない自分でも楽しめました
最たる例として挙げられるのがラルさんですね
もうまんまラルさんですww
初めて見たときは爆笑しました

注目点その2 登場するガンプラが多種多様、そしてかっこいい
主人公機などの有名機だけが出ると思ったらそんなことはない!
なかなか日の目を見ることのない機体も登場するのです
ガンプラバトルでは原作の機体性能よりも、ガンプラの精度の方が優先される
そのため、各自が好きなガンプラを作れるというわけですね
まあ実際は改造された有名機の方が多いですけど(^_^;)
でもムチャクチャかっこいいです!!

注目点その3 熱すぎるほどのガンプラバトル
なんだかんだでこれが一番重要
もう言葉なんていりません
皆このアニメを観て、熱いバトルに感動してください
ガンダムがわからなくても、バトルの熱さは伝わるはず!!!
それなりに解説もついているから大丈夫ヽ(´▽`)/

とにかくこのアニメは非常に面白いと思います
だから皆観てねーーーーーーーーーー


好きなキャラはアイラ・ユルキアイネン
常軌を逸した可愛さに俺はもうメロメロです
アイラ・メッチャカワイイネン


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}ガンプラバトルって実際にガンプラ壊れちゃうの!?
子供の財布に厳しすぎるじゃないですか
常連のラルさんには盛大に笑わせてもらった
ちょいちょい歴代ガンダムのパロディをぶっ込んでくるのが( ・∀・) イイネ!{/netabare}

第2話
{netabare}ゴリラくん、いやゴンダくんよ
スモー(ゴールド)とはいい趣味をしている!
なぜ常連のラルさんがここにΣ(゚д゚lll)
紅の彗星とかマジかっけえっす
レイジ何者やねんww{/netabare}

第3話
{netabare}ラルさん弱いのかよ!
ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!
ボールに負けるようじゃ話にならないよおじさんたちww
ビルドストライクかっけえ
そして委員長もとうとうガンプラに手を出した!?{/netabare}

第4話
{netabare}委員長が完全に恋する乙女ですね
これが若さか・・・
ラルさん相変わらずのネタキャラぶりwww
ガーベラ・テトラがキタ━(゚∀゚)━!
そしてアイドルって大変なんですね
声が悠木碧だったことを高く評価します!{/netabare}

第5話
{netabare}今回はネタが満載すぎだった
店員「ガンプラでございます、あちらのお客様からです」
リカルド「(`・ω・´)キラーン」
セニョリータ「(//∇//)ズキューン」
俺もやろうかなww
熱すぎる脳内バトルに感激した
核に耐えうるシールドをいとも簡単に破壊するビルドストライクすごすぎ!
翔べ、ガンプラ!!!{/netabare}

第6話
{netabare}ギャンギャギャンにクソワロタwww
ユウキ先輩強し!
バトルがかっこよすぎてみとれてしまうレベル
そしてビルドガンダムMk-2が登場
このまま世界大会出場が決まることでしょう
Cパートで強そうな女の子キタ――(゚∀゚)――!!
これが僕たち/私のガンプラだ!!{/netabare}

第7話
{netabare}ガンダムDXとGビットだとおおおおおお
弱かったなあ(>_<)
僕らのガンプラは伊達じゃねえ!
そして相変わらず委員長が可愛くて辛い
灼熱のタツですら知ってるんだねラルさんのこと
超すごい人なんじゃないか!?
アプサラスⅢキタ――(゚∀゚)――!!
タツヤ会長がカワグチに?
逢戦士たちってwww{/netabare}

第8話
{netabare}開幕百式で俺のテンションは上がりまくり!!
ジェガンでデビルガンダム倒しやがった!?
戦国アストレイかっけえっす
ニルスのスペックが高すぎてビビります
世界レベルの実力者が次々と噛ませ犬に・・・
恐ろしい世界です
お、乙女だwww{/netabare}

第9話
{netabare}ガンプラの絵で特賞とれるんだね
絶対審査員ガンプラ好きだろ
ベアッガイⅢのトレーニング姿が可愛すぎる
癒されるわ〜
まさかの綿入りガンプラとは
発想が自由すぎるwww
チナちゃんは完全にセイの嫁だな{/netabare}

第10話
{netabare}ついに始まった世界大会!
予選はポイント制みたいです
これは盛り上がる気がする
復活のキララwww
スタービルドストライクTUEEEEEEEE
ビームは消すし、光の翼というか月光蝶(?)みたいなやつ出すし
まあでも今回の一番の驚きは、アイラちゃんが全然クールじゃなかったことかな
肉まん食べようとするシーンが可愛すぎる{/netabare}

第11話
{netabare}名人にとって勝利とは、必要最小限の絶対条件である( ー`дー´)キリッ
正体がバレバレなのも定番ですね
チナちゃんがメガネ外してパジャマだとおおおお
ガウの嫉妬同盟ワロタww
ちゃっかり兄弟がいたことを高く評価します
ラストにでかいザクキタ――(゚∀゚)――!!{/netabare}

第12話
{netabare}やっぱりファイターは熱い生き物です
みんな滾ってますな
やはりビームを消していたのではなく吸収していたのね
会長の小物感が異常すぎるwww
いったいレイジの何を恐れているのか?
腕があああああ{/netabare}

第13話
{netabare}やはり腕が逝ってしまってましたか・・・
なんか俺もケツが痒くなってきたかも?
アイラのツンデレすごくいいです

第3ピリオドは武器がランダムで決まる闘い
みんなの武器の使い方が多様で面白いぞ
さてと我等がスターの武器は、、、ボール?
地面から野球場??
ルワンさんがバット持ってる???
なぜか野球バトルになってる!
しかもルワンさんの野球歴が凄すぎるwww
とにかく熱いバトル(?)でした{/netabare}

第14話
{netabare}アイラちゃんの私服姿可愛すぎいいいいい
OPがチェンジ!
そしてハイライト形式でどんどん予選が進んでいく
今のところ全勝してるものの、ラルさん曰くまだまだ油断ならない状況にあるみたい
そんな中コードネーム"C"が動き始める・・・

ついに始まったガンプラレース
うん?ガンプラレース??
兄弟が同じレースに出てるのかあ
とか思ってたら"C"の妨害ががががが
ラルさんの大活躍によりなんとか妨害から抜け出せたものの、結局勝てずじまい
これで次のピリオドで絶対に勝たなくてはならない状況に(>_<)
まさかのレイジが会長を襲撃{/netabare}

第15話
{netabare}ガンプラマフィアってなんやねんww
アリアン第一王子ってなんやねん!!

ガンプラと筋トレとの因果関係について知りたいものです
第8ピリオドは1VS1のバトル
相手はなんとフェリーニさん!
シールドが即効で破壊され、アブソーブできない展開に
なんだこの熱すぎるバトルは!!
もう目が(´;ω;`){/netabare}

第16話
{netabare}妄想が捗ってますなお母様
ソフトクリームで目を輝かせちゃうアイラちゃんカワユス
レイジとアイラの元に髭面のおっさんが現れた!
こいつがセイのお父さんか?
"C"が再び動き出したか!?

作ったばかりのガンプラでCと対決
ピンチに陥ったレイジを助けるためにアイラたんが参戦!
コマンドガンダムたんも可愛いです
おっさん付け髭かよヾ(・∀・;)オイオイ
正体は国際ガンプラバトル公式審判員だった!?{/netabare}

第17話
{netabare}決勝トーナメント開始!
1回戦の相手はマオくん
トーナメント表を見る限りだと、ニルス、アイラ、名人の順に戦うことになりそうだな
そんで名人は途中で兄弟に苦戦するかな
そんな読みきった展開になるかどうか・・・
ガキンチョマオくん可愛らしいなww
マオくんはエマさん推しで師匠はマリューさん推しだそうですどうでもいいことですけどね

そしてついに始まったガンプラバトル
まさか魔王の切り札がビームサーベルとはね
これには意表をつかれました
またもや熱いバトルをありがとうヽ(*´∀`)ノ
ルワンさんが噛ませ状態に!{/netabare}

第18話
{netabare}結局アイラたんとレイジは似た者同士ってことだな
レナート兄弟のビームは一体どういう仕組みなんだ?
まるでマジックだな・・・

名人VSレナート兄弟
自走砲を使った攻撃によって建物内に追い込まれた名人
まさかのジオン兵フィギュアをつかった爆弾攻撃
ガンプラ関係ないwww
さらにはレナート兄弟がEXAMシステムだと!?
どんな魔改造ですか(´▽`){/netabare}

第19話
{netabare}戦国アストレイの刀は相手のビーム系の粒子と同調させるのか
よくわからないけれども・・・
いつの間にかニルスがキャロラインの彼氏に!?
プラフスキー粒子にしか興味ないニルスとガンプラにしか興味ないセイ
方向性が違うだけで似た者同士なのじゃなかろうか?

ストライクVSアストレイ戦開始!!
ビーム兵器は効かないということで即効で打撃戦に
熱いガンダムファイトです!!!
アストレイが発勁を使いよった( ゚Д゚) ス、スゲー!
名人のツッコミどころはそこかよww
結局ニルスもガンプラが好きなんだねヽ(*´∀`)ノ{/netabare}

第20話
{netabare}まさかメイジンは機体を替えるのか!?
ネメシスのオーナーがただの孫バカな件について
ラルさんはやはり"青い巨星"の異名をもっているんだな
アイラが勝つんだろうけど、いったいどんな試合内容になるのか

次の試合のことを考えてしまっているアイラたん
そんな彼女の隙をつきクリアファンネルを破壊し、ダメージを与えたフェリーニさん
しかしオーナーの命令で暴走状態にさせられたアイラたんが途中から圧倒!
ウイングお得意の自爆キタ━(゚∀゚)━!!
と思ったらキララちゃんがすごいイケメンぶりを発揮してそれを止めた!?
そしてレイジに正体がバレた━━━━!!
あのオーナーマジで死んでくれないかな
アイラたんが可哀想すぎて俺が泣きそう{/netabare}

第21話
{netabare}さりげなくレイジの本名が明かされましたね
アイラたんプラフスキー粒子の流れが見えるとかすげえな
フェリーニさんが男前すぎて惚れた(´∀`*)ポッ
それぞれの思いが錯綜する中とうとう試合へ・・・

レイジは吹っ切れたようで何よりです
しかしアイラたんは吹っ切れずにまた暴走状態へ
宝石が共鳴してプラフスキー粒子が光りだした
これは心の光だとでも言うのか!?
まさかの痴話喧嘩でみんな( ゚д゚)ポカーン
そういうことは2人きりでやってくださいね〜{/netabare}

第22話
{netabare}メイジンの次の相手はマッケンジー准将
78歳とかやべえなと思ってたらいきなり心臓を押さえて苦しみだしたぞ!?
いきなりシャワーあがりのアイラタンキタ━(゚∀゚)━!!
准将の代わりに孫のジュリアンが試合に出ることに
マオをボッコボコだと!?!?
強すぎる・・・

あのユウ、、、じゃなかった、三代目メイジンが7連敗してるとは
ジュリアンはF91イマジン
やっぱり質量を持った残像を使いますか
そしてメイジンのアメイジングエクシア
トランザムキタ━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━!!!!
これが私の覚悟だ!!!!{/netabare}

第23話
{netabare}決勝前夜祭のお客様の中に見たことある人がいっぱいwww
サザキくんもギャンバルカンで再び登場
さらに"ガンダムフェニーチェリナシータ"も乱入し、その後はキララちゃんも乱入
お祭り状態ですヽ(*´∀`)ノ
これは神回確定ですわ

マオが報われてしまった( ゚曲゚)キィィィィィ
ただクロスボーンガンダム魔王はかっこいい!
そしてセイVSレイジ
セイの操縦技術が上がっている!?
エクシアが真っ黒になってるし、メイジンもなんか変だぞ・・・{/netabare}

第24話
{netabare}なぜこうも会長系のおっさんはクズなのかヽ(`Д´)ノ
メイジンが完全に操られてるし超強いし2代目の戦い方とそっくりらしいし
決勝でなんてことやらかしてくれてんのさ( ゚Д゚)ドルァ!!
てかクズ会長もアリアンの出身だったのね
スタービルドストライクが圧倒的な力でボロボロにされてしまった・・・

メイジンが操られていることに気づいた!
さあ反撃開始といこうじゃないか!!
バトルから目が離せなかった
なんならまばたきするのも忘れてしまうほどの戦いでした
次回最終回とかまじかよ(´;ω;`){/netabare}

第25話
{netabare}プラフスキー粒子が暴走して、ア・バオア・クーが出現!
暴走を止めるべく詳細に突撃するものの大量の敵が、、、
グフに乗ったラル大尉とマスターガンダムに乗ったマオの師匠が圧倒的に強い!?
ただのおっさんじゃなかったんですね、お見それしました(^_^;)

互いの妻に守られたイオリとレイジ
ピンチに駆けつけたのはユウキ会長
エクシアリペアに乗ってるじゃないですかああああ( ;∀;) カンドーシタ
レイジがアリアンに帰っちゃった(>_<)
でも約束がある限り必ずまた会えるさ!
最高のガンプラバトルをありがとうございました!!!{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

スポンサーも大満足、視聴者も大満足、よく考えたなという2010年代アニメ稀代の名作候補

ガンダムと言えばガンプラである。

これはもう切っても切り離せない。
互いに無くてはならない存在なのである。実は。

放映当初はお世辞にも世間を賑わせた作品という訳ではなかったファーストガンダムこと『機動戦士ガンダム』は放送終了後のガンプラブームによって熱狂的な人気を獲得するに至り、その後様々な形でガンダムは発展を遂げていく。

今でこそ「ガンダム」という言葉は単なる日本アニメとして留まらずに世界的にも日本を代表する文化として捉えられているのが実情だ。ここまで発展してきたのにはガンダムがこれまで積み重ねてきた”戦略”が物語っている。

時代を経るごとにガンダムは既存のファン層だけではなく様々な世代を取り込もうと試行錯誤してきた。ファーストガンダムの流れを受け継いで発展させ、富野節と共に独自のガンダム像を確立してきた「富野ガンダム」

従来の「富野ガンダム」からの脱却を図り、ガンダムを軸に作品ごとに全く違うスタイルで勝負してきた「90年代ガンダム」

平成前期ガンダムの持ち味である作品ごとのスタイルを受けつきながらもより多角的にファン層を取り込もうとメディア発信も積極的に行ってきた「00年代ガンダム」

ガンプラ販促の更なる仕掛けという意味で世界観をよりシンプルにすると同時にバリエーションの豊富さを持たせる事で子供の心をグッと掴んだ「BB戦士」の存在。

その他にも小説・ゲーム・漫画といった分野でもガンダムはその名を冠しつつも様々な世界観を作り上げて今も尚ファンを楽しませている。

個々の作品の完成度も嗜好の違いがあって評価が分かれるとはいえ、どのガンダム作品にも一定のファンがついているという現状は偉業であると言わざるを得ない。個人的にはガンダムの成功は現状に甘んじることなく失敗と成功を恐れずに果敢に開拓に挑んでいったのが大きいと感じている。

アニメを作るにはとてつもなくお金がかかる。そのお金を出す人間が所謂スポンサーに当たるわけだが、そのスポンサーも勿論商売ありきでお金を出すのであって、ガンダムというブランドで様々な関連商品で売り上げを伸ばそうと目論んでいるのが昔も今も根底という意味では変わらないのではないかと思う。

つまり極端な話をしてしまえばスポンサーが見据えているガンダムは登場人物の群像劇等ではなく、とにかく視聴者受けのするかっちょいいロボットが毎回毎回ド派手な戦闘シーンを行って商品を買って頂くという事に尽きる。

だが必ずしもスポンサーが視聴者の心を掴んでいるとは限らない。格好いいロボットが毎回素晴らしい戦闘を繰り広げるというのは決して悪い目の付け所ではないが、ガンダムが人気を博したのは何もロボットの格好良さだけではない。

能力的には優れていても、登場人物が年齢相応に思い悩み、もがき、苦しんでいく姿を戦争を通して慎重に描いて話に深みを持たせる丁寧な作りが視聴者の関心を呼び込んだのである。

物語を構成する設定の深さや前述した登場人物の等身大の悩みそして勿論機体のデザイン、激しいバトル・・・諸々全てがガンダムの魅力と言える。人が乗るからこそロボットは輝く訳で乗る人間にバックグラウンドがなければ視聴者は何の思い入れも出来ない。そこを無視してしまっては単なるロボット同士の味気ない戦争ものになってしまう。

とは言ってもガンプラの売り上げというのはガンダムの将来を非常に左右する重要なファクターだ。富野監督がこのスポンサーの意向と自分が本来作りたい作品との板挟みに悩んで一時期アニメ制作の意欲が低下していた。『Vガンダム』放映中に作品に搭乗するMSの売れ行きが悪いといった意見で制作現場がゴタゴタしていたのは有名な話でもある。

『機動戦士ガンダム』の後に作り出した富野監督のロボットアニメ『伝説巨神イデオン』はとにかく<イデオンが格好悪く>プラモが売れなかった。またこれまで以上に富野節が哲学的に語られた方向性であった事も災いして、人気は伸びずテレビ版は無理矢理最終回にさせられてしまった過去がある。

このように関連商品の売れ行きを阻害するような作品にしてしまうと作品自体の生命を脅かしかねないし、かといって売り上げに注視した作品にしてしまっては視聴者の心が離れてしまうだろう。特に最近アニメを視聴する層はインターネットの普及もあって目が肥えてしまっているので、そういった動きにはかなり敏感である。

『ガンダムSEED』はガンダムが再び富野氏から離れて21世紀最初の新世代ガンダムとして銘打たれて展開された作品だったが、これは販促という意味では上手いことやった。若い世代にも受け入れやすい洗練されたデザインや思春期の男女の悩みを惜しげもなく話に組み込んでいる。つまりSEEDを一言で言えば―

ひじょ~にわっかりやすかったガンダムだった。

ロボットアニメというジャンルは話が難しいと思われがちで(実際触れてみると案外そうでもないのだが)ガンダムに至ってはその際たる例だったのだろう。

以降ガンダム人気は再燃し、今までガンダムを知らなかった・知っていたが興味がなかった層にも好評を博し、更なるガンダム人気の向上にSEEDは一役買っている。

そして軌道エレベーターによる新エネルギー・世界各国の格差を火種により戦争という側面に踏み込んだ『ガンダム00』を経て、ガンダム新作を作るに辺り、ガンダムの人気を低年齢層に浸透させたいという意向で『ガンダムAGE』がスタートした。

しかし作品の完成度はさておいてもAGEの場合は登場人物の世代交代という試みであってもガンダムの新規ファン層の参入を呼び込めたとは言い難い。ダンボール戦記・イナズマイレブンのヒットで知られる日野氏を起用した賭けは負けたという見方をするしかないだろう。

とガンダムビルドファイターズのレビューを書く中で大幅に脱線してしまってこれまでのガンダムの歴史とファン層の開拓とスポンサーとの関係について少し触れた。しかし本作を語る上ではこの要素は絶対に触れなければいけないと考えている。

その上でこの『ガンダムビルドファイターズ』出来はどうなのだろうか?

良く出来ていると『名作・・・いや神作』と太鼓判を押せるのではないか。

最終回を迎えていないのにこの結論は些か早計ではないかと思う人もいるだろうが、例え最終回がどんなに酷かったと仮定しても自分としてはこの結論を変える気はさらさら無い。

これまで本作を視聴してきて作品への信頼が回を重ねるごとに揺ぎ無いものになってきたという所もあるし、脚本を書いているのは自分が好きな黒田氏という贔屓目もあるが・・・

一番大きいのは上で長々と書いたスポンサーの意向と視聴者が作品に求める面白さが噛み合わないといった点を見事に両立させている事だろう。

これだけで快挙と言える。

ガンダムではなくガンプラに着目し、作品の世界観を現実世界と何ら変わらない所に放り込んできた(まあ若干技術が進みすぎている感じはあるが)のと、これまで積み重ねてきたガンダムの30年を超える歴史とその全てに関わったサンライズという強さを存分に活かしている。

従来のファンには自分が好きだったあのMS/MAが時を越えて戦闘を行っている姿を。そして思わずニヤリとするネタを随所に散りばめながらビルダーが戦術を駆使して戦う様を。

新規層にはガンダムのデザインの格好良さと派手なエフェクトが見せる戦闘とそして少年ジャンプのような誰の目から見ても分かり易いストーリーと毎回最終回のようなテンションを見せる血をたぎらせるような熱い展開を。

主人公がダブルヒーローのように2人いるのも特徴的だ。ガンプラ作りが得意でガンダムの知識は豊富だが、操縦技術が未熟なセイ。ガンダムの知識は皆無で勿論ガンプラも作れないが、卓越した反射神経でガンプラを手足の様に操るレイジ。お互い足りないところを補い合って強敵に勝ち進んでいく姿は王道ながらもチームワークを重視しているという点で日本人の気質にあった作品に仕上がっていると感じさせる。

そして2人の前に対峙するのは魅力的なライバル達。彼らに共通するのは勿論ガンプラにおける卓越した才能とそれを十二分に発揮する為の努力。

主人公達だけでなく彼らにもまたそれぞれのガンプラに身を投じるドラマが繰り広げられるだけに真剣勝負でのぶつかり合いは見ている人間の心を本当に奮わせる。

そしてこの作品で登場人物の心を代弁するのは彼らの魂と言ってもいいガンプラ。

ガンプラが戦う姿に憧れつつ、実際にリアルでその機体が手に入り想像してニヤニヤする特権が我々には存在する事は誠に素晴らしい。

ガンダムというとファースト以外認めない!とかSEED以降じゃないとヤダ!とかファン層がそれなりに細分化されているジャンルであるが、古い世代のガンダムであっても新しい世代のガンダムであっても「ガンプラ」という括りでは皆等しい存在でありそこに一種の優劣は存在しない。

「作品」という枠を超えて「ガンダム」という1つのジャンルに集ったものだからこそ―

垣根なく楽しめるアニメとして『ガンダムビルドファイターズ』は今の所さしたる批判も受ける事なく、毎週の様に視聴者に懐かしさと新鮮さと感動を届けている。

最後に自分がこの作品に抱いた素直な気持ちを。

子供向け?いいえ。
むしろ大人ターゲットなアニメ。

だって子供はガンプラほいほい買えないでしょ?w

きっかけは子供かもしれないけど、知らず知らずのうちに大人もドハマりしてしまうような作品で親子両方とも取り込む気マンマンの作品。やらしい見方をすれば。

見れば見るほど本当に良く出来ている。

企画段階から関係者ニヤニヤしてたんじゃないのかと思うぐらい。ガンダムって所に目をつけて展開したのが凄いんだけど。

だから穿った気持ちを持ってしても、このアニメを見てしまうとああ!もうしょうがねーな~。バンダイとかの戦略にむざむざ乗ってやるか!とつい財布の紐が緩んでしまう。

見事に狙いに乗ってしまっているのは本当は悔しい。

でも制作側も作品を楽しんで作ってるんだろうなというのは随所に感じるし、大会が進むに従ってギアもどんどん加速していってますます面白くなってきている『ガンダムビルドファイターズ』

金出してやってもいいかなとか思っちゃうんすよねえ。

BDも買ってやれば満足なのかしら。バラ売りしない所が分かっている。BOX2つで発売とかね。買えばいいんだろ!買えば!!

まだ放映中だから☆を付けられないのがもどかしい。

見るなら今でしょ!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

いおりょぎ  さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全てのガンダム・ガンプラ世代に贈る!!ガンダムシリーズでも屈指の名作です!!ガンダムに興味が無くても一見の価値がありますっ!!(全話視聴完了再レビュー)

全話視聴しました!!

⇒あまりに興奮して、ちょっと盛りすぎかもなので、以下2割引き程度でご覧下さい(^^ゞ(視聴完了日の翌日追記) 

今、興奮の余韻に浸っており、今すぐこの気持ちを伝えないと、と思いながらキーボードを叩いています。

本作は、間違いなくガンダム史に残る代表作になったと思います。
そして、ガンプラという題材だったからこそできた、ガンダム集大成の作品となったとも思います。

1クールは敢えてガンダム初見の方たちも取り込もうとした意欲の表れだったのでしょうが、成功したとは言い難い出来でした。

それに反し本当に同じ作品とは思えないほどの2クールでの物語の濃縮度は想像を絶します!!特に終盤はとても1話とは思えないくらいの密度の連続で、ちょっとした映画を見たくらいの圧倒感がありました。

でも、最後まで見た今は、その1クールの長い尺があったからこそ、この感動があったとも思いますし、また、ガンダム初見の人たちにもお勧めできるとも思います。
結果的に当初の意図を超えて進化できたと言ってもいいんではないでしょうか。

抽象的なもの言いになってしまいますが、「ベアッガイさん」(クマをイメージしたガンプラ)が、あんなにも格好良く見えたのは、本作のそれこそ自分たちと等身大の一般の人達が活躍し「ガンプラを実際に戦わせる」という世界観だったからこそ実現できたのではないでしょうか。

もちろん一度でもガンダムに興味をもった方なら、間違いなく面白いと思いますし、ロボットやバトルが苦手じゃなければ、初見の方にもお勧めします。

長い尺が持たない方なら2クールからでも面白いし、本当の感動を味わいたい方なら1話から視聴することをお勧めします。

「ガンプラ」という世界観からは想像もできない、楽しい世界が待っていますよ!!

そして、最終的にまだまだ明かされていない秘密も多々ありますし、続きを期待させる終わり方にもなっているので、続編が楽しみです!



以下前回レビューになりますが、当レビュー初見の方がいたら、参考になると思いますので是非読んでみてください!!


《見続けて良かった!!面白くなってきましたよ(*^_^*) ガンダム好きなら今からでも見るべし(21話まで感想)》 

21話まで視聴しました。

「ガンダム」の名前付いているだけで観てしまう習性で見てましたが、ここに来て俄然面白くなって来ました!!

「ガンダム」や「ガンプラ」に興味があれば見て損は無い作品だと思います。

「ガンダム」について今更説明は不要だと思いますが、本作の特徴は「ガンプラ」を実際に戦わせることができる世界であることです。

正直言うと、1クール12話までは、子供向けかガンダム初心者向けという感じで、設定自体は面白いけどストーリーに面白さは感じませんでした。
なんかOP・EDも、敢えてそちらの層をターゲットにしているような感じで、あまり期待していませんでした。
そのままだったら断念していたかもしれません。

が、2クール「ガンプラバトル世界選手権」に入ってからOP・EDもガラっと雰囲気が変わって、ストーリーも加速度的に面白くなっています!!

まず、本作の特徴である、好きなガンプラで戦えるという設定を最大限に生かした、メカが格好いいです!!

特に世界選手権から登場した主人公機「スタービルドストライクガンダム」は、傑作機です!!
あの大河原邦雄氏が携わっている機体で、今まで歴代人気の機体のいいとこを上手く活かしてると思います。
他の機体たちも歴代のガンダムシリーズを集大成したように様々なバリエーションで登場してきます。

ガンプラを戦わせる場所も自在に設定できるとあって、バトルも様々な場所で行えることから、話数に関係なく期待できます。

そしてバトルシーンもかなり魅せます!!
さすがにサンライズがガンダムの名前を使って作るだけのことはあると思います。

特に16話以降は、毎週のように本格バトルの連続で見ごたえ十分です!!

ただ、「え~っ、それバトルじゃないじゃん」っていうのもあるのですが、そこはご愛嬌ですかね(^^ゞ

まあ、ここまではガンダムが好きならそれでいいじゃん・・・ってとこですが、ストーリーもかなり面白くなっています!!

主人公はイオリ・セイとレイジの二人ですが、レイジは異世界の人間で、2クールに入ってから徐々にその秘密が明かされてきて、それが現実世界でガンプラを実際に戦わせることが可能なシステムと密接に関係していることが、ストーリーを面白くさせています。

さらにライバルキャラたちも、個性豊かで大いにストーリーを盛り上げています。

また意外にもラブコメ要素もあって、これがこれまでのガンダムシリーズには余り無かった要素で、想定外に楽しめます(*^_^*)

特にレイジとアイラの関係は、自分にはかなり受けが良かったです(>_<)

現時点で物語が最高潮に達しており、未視聴の方がいたら、是非今からでも視聴することをお勧めします。

1クールで見切った方も少なからずいるんではないでしょうか。
⇒自分がかなりそれに近かったです(-_-;)

が、今から見ても面白いし、メカやバトルを見るだけでもかなりいけますよ!

キャラはやはりサンライズなので、好き嫌いが出てしまうかもしれません。
でも、それを補うだけのメカやバトルの作画と、ガンダムらしく無いけど面白いストーリー展開があると思います。

ガンダム作品で盛り上がったのはSEED以来ですかね。

今クールで終わるかどうかわかりませんが、毎週月曜が楽しみになりました!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

61.6 2 プラモデルでBACK-ONなアニメランキング2位
ガンダムビルドファイターズトライ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (234)
1156人が棚に入れました
イオリ・セイ、レイジ組が、第7回ガンプラバトル選手権世界大会で優勝してから、7年の月日が流れた。
ガンプラバトル選手権は、主催がヤジマ商事に変わり、その試合形式やルールが一新、バトルの人気は、さらなる広がりを見せている。
だが、その流れに取り残された学園があった。
イオリ・セイが、かつて在籍していた聖鳳学園である。
学園のガンプラバトル部の部員は、部長である中等部3年のホシノ・フミナ、ただ一人。
このままでは、3人1チームで戦う、全日本ガンプラバトル選手権、中高生の部に出場することすら、ままならない。
そんなフミナの前に、一人の転入生が現れる。
師匠と共に修行の旅を続けていた拳法少年、カミキ・セカイ。
さらに、若きガンプラビルダー、コウサカ・ユウマが加わり、ついに3人の出場メンバーが揃った。
カミキ・セカイ。
コウサカ・ユウマ。
ホシノ・フミナ。
チーム、トライ・ファイターズの挑戦が、今、始まる――!


声優・キャラクター
冨樫かずみ、内田雄馬、牧野由依、遠藤綾、広瀬正志、宝亀克寿
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

安定のランバ・ラルおじさん解説付き、人の死なない「何ちゃってガンダム」第2弾

現在放送中の『ガンダムビルドダイバーズ』の前作的な位置づけ?でいいのかな?
ただし『ダイバーズ』はSAOの影響なのか「フルダイブ型オンラインゲーム」に進化しているのに対して、本作およびそのまた前作の『ガンダムビルドファイターズ(無印)』は、普通の「対面型テーブル対戦ゲーム」の体裁になっていて、その点でちょっと時代を感じさせます。

内容については、特に言う事はないかも。
ガンダム・宇宙世紀シリーズの中では、ほぼ唯一の“常識人”であるランバ・ラルおじさんを解説役にした、結構トンデモ設定の温(ぬる)い「何ちゃってバトルもの」として、ガンダム・シリーズをひととおり見終えた人なら“ついでに”見て楽める作品だと思います(企画したバンダイ側の思惑は別にして)。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
監督         綿田慎也
シリーズ構成・脚本  黒田洋介
キャラクターデザイン 大貫健一、ヤスダスズヒト(協力)
メカニックデザイン  大河原邦男、石垣純哉、今石進、海老川兼武、寺岡賢司、寺島慎也、NAOKI
音楽         林ゆうき、橘麻美
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ガンダムビルドファイターズトライ (2014年10月-2015年4月) =======

 - - - - - - - OP「セルリアン」、ED「アメイジング ザ ワールド」 - - - - - - -
{netabare}
第1話 風を呼ぶ少年 ★ 次元覇王流拳法の使い手(カミキ・セカイ)聖鳳学園転入、初のガンプラバトル(vs.プラモ部T)
第2話 結成!トライ・ファイターズ ☆ セカイ&コウサカ・ユウマ入部(ガンプラバトル部)
第3話 その名はギャン子 ★ 聖オデッサ女子学園との練習戦
第4話 Gミューズ ★ セカイ&ホシノ・フミナの初デート、対サカイ・ミナト(SD戦)・敗北
第5話 憧れと挑戦を胸に ☆ ガンプラバトル選手権(中高生の部)西東京予選開始、一回戦(vs.宮園高T)
第6話 戦場の支配者 ★ 二回戦(vs.都立成練高専科学部T)
第7話 素組みのシモン ★ 三回戦、準々決勝(vs.区立常冬中学T)
第8話 この盾に誓って ☆ 準決勝(vs.水竜高T、宮里学院Tvs.聖オデッサ女子学園T)
第9話 決戦のソロモン ☆ 決勝戦(vs.宮里学院T)、全国大会出場決定
第10話 ガン☆コレ ★ カミキ・ミライのガンプラデビュー
第11話 ニールセン・ラボ ★ 強化合宿、我梅学園Tとの出遭い、ユウマの因縁の相手(ガンプラ学園Tアドウ・サガ)、三代目メイジンカワグチ介入
第12話 未来へ羽ばたくために ★ アシムレイト(ガンプラ同化能力者)、メイジンカワグチ&レディカワグチの指導、キジマ・シアとの出遭い
第13話 ビヨンド・ザ・ナックル ★ 本牧学園Tカリマ・ケイの挑発、バトルロワイヤル、キジマ・ウィルフリッドとのガチ勝負{/netabare}

 - - - - - - OP「Just Fly Away」、ED「迷々コンパスはいらない」 - - - - - -
{netabare}
第14話 好敵手たち ☆ ラボ合宿終了、大会直前合宿(カミキ家)、ルーカス・ネメシス転入(グラナダ学園)
第15話 新生!トライ・ファイターズ ☆ 全国大会開始(イメージキャラ=カミキ・ミライ)、一回戦(vs.オホーツク学園T)
第16話 華麗なるシア ☆ 天大寺学園Tサカイ・ミナトの合体ガンプラ、二回戦(ガンプラ学園Tvs.本牧学園T)
第17話 亡霊城の罠 ☆ 二回戦(vs.統立学園T)
第18話 スナイバル・ドラゴ・ギラ ★ 続き、、コウサカ・チナの届け物、イオリ・セイからの伝言 ※チナ&セイは1期のヒロイン&主人公
第19話 運命の再会 ☆ セカイの兄弟子(イノセ・ジュンヤ)、準々決勝(vs.天山学園)
第20話 折れない心 × 続き、準々決勝(グラナダ学園Tvs.我梅学園T) ※この回でとうとう脚本&設定の都合の良さが自分の許容範囲を超えてしまい残念
第21話 蒼き翼 ★ 準決勝(ガンプラ学園vs.グラナダ学園、ウィルフリッドvs.ルーカス・ネメシス一騎討ち)
第22話 心のままに ★ 準決勝(vs.天大寺学園T、コウサカ・ユウマvs.サカイ・ミナト一騎討ち)
第23話 ビルド・ファイター ☆ 決勝戦前夜、決勝戦(vs.ガンプラ学園) ※これまでの対戦キャラ達それぞれに花を持たせる展開
第24話 ファイナル・バースト ☆ 続き(アドウの古傷、アドウ&ユウマ相討ち、シア&フミナ相討ち、時間切れ、延長戦(ウィルフリッドvs.セカイ一騎打ち)・優勝)
第25話 僕たちのガンプラ × 後日譚(ガンプラビルダーズ・コンテスト名人杯授賞式) ※無駄に長いギャグ展開が残念{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)12、☆(並回)11、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.6


===== 特別編 ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ (2016年8月) =====

全1話 ☆ 3.5 {netabare}1年後、ヤジマ商事の新GBシステム開発への協力(※南の島でセカイ君のリア充展開有り)、結晶体暴走と謎の少女{/netabare}、約35分

主題歌 「The Last One」
ED 「Roots of Happiness」


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(おまけ)

派生作品の『ガンダムビルドファイターズバトローグ』が、本サイトのアニメ棚に登録されていないので、ここに併せて追記しておきます。
この作品は、第1話だけは面白かったです。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
監督         大張正己
シリーズ構成・脚本  黒田洋介
キャラクターデザイン 大貫健一、ヤスダスズヒト(協力)
メカニックデザイン  大河原邦男、海老川兼武、柳瀬敬之
音楽         林ゆうき、橘麻美
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ガンダムビルドファイターズ バトローグ (2017年8-12月) =======
{netabare}
第1話 AIバトローグ ★ 疑似人格搭載型GB 三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)vs.アラン・アダムス ※約10分
第2話 敵の秘密開発工場をたたけ! ☆ バトルアトラクション「G-クエスト」、コウサカ・ユウマ&サカイ・ミナトの協力 ※約12分 
第3話 ふみなとギャン子の大冒険 ☆ 女子バトル回(ベアベア村) ※約12分
第4話 俺たちの戦争 ☆ レナート兄弟の密林バトル ※約11分
第5話 ガンプラは最高だ! ☆ イオリ・セイvs.三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ) ※約11分{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンプラバトル・・・1期同様、熱いバトルは本格的ですよ^^

この作品は「ガンダムビルドファイターズ」の2期目の作品に位置付けられています。
物語は1期と直接的な繋がりはありませんが、一部1期から登場している人物もいるので、1期を未視聴の方はこの世界の体感も合わせて1期からの視聴をお薦めします。

1期ではイオリ・セイとレイジの二人が熱いガンプラバトルを繰り広げてくれました。
コウサカ・チナ、アイラ・ユルキアイネンといったヒロインとの掛け合いも見どころが満載で、続編が出ると知った時、てっきりレイジやアイラと再会してまたガンプラバトルを・・・などと勝手に想像していましたが、全然違っていましたね^^;

2期は、1期から7年後の聖鳳学園・・・セイの母校でもあるこの学園には、ガンプラバトルの熱い魂を受け継ぐ「ガンプラバトル部」が設置されています。
ですが、部員は中学3年生のホシノ・フミナただ一人しか在籍しておらず、ガンプラバトル部はこのところ主流になってきている3人ひと組の団体戦にも出場できない、という状況に追い込まれていました。
でも、小さな頃に見たガンプラバトルが忘れられず孤軍奮闘していたところ、1期に登場したコウサカ・チナの弟であるコウサカ・ユウマと、主人公であるカミキ・セカイの勧誘に成功するのです^^
こうしてガンプラバトルの出場資格を得た3人の・・・遥かなる高みを目指す熱い物語が動いていきます。

ストーリーは、ガンプラバトル選手権・中高生の部にエントリーした3人の「チーム・トライファイターズ」が強敵達と繰り広げた激闘の軌跡が描かれているのですが・・・1期と同じくらい熱い作品に仕上がっています。
一番大きな違いは3人ひと組の団体戦であることです。これにより一人では出来なかったことも出来るようになり、戦術の幅が広がっています。
その中でも・・・まぁ主役なので当たり前なのですが、「チーム・トライファイターズ」の連携は相当格好良かったと思います。

機体と選手の特性をバトルに活かす・・・皆んな自分の役割をちゃんと認識しています。
それぞれが同じ目標に向かい、同じベクトルで突き進み決して仲間への配慮を忘れない・・・
だから、今その瞬間に必要な選択を誤らない判断に、絆と結束力が加わって最高のパフォーマンスへと昇華させていくのです^^

主人公のカミキ・セカイは「次元覇王流拳法」という格闘技を極めるため日々修行を積み重ねてきたのですが、その格闘技の要素をガンプラバトルに応用することで、凄まじい強さを見せてくれます。
色んな飛び道具が蔓延するなか、素手で勝負するといういかにも武闘家らしい勝負スタイル・・・
皆んなの願いを拳に込めた気迫の一撃が格好良すぎです^^

そんなセカイをできる限り真っ直ぐにバトルに向き合わせようとするチームメイトのユウマとフミナ・・・
セカイは所謂格闘バカなので、格闘技以外の事はサッパリ・・・^^;
そんなセカイのガンプラを常に最高のポテンシャルが引き出せるようメンテナンスを欠かさないユウマは、元々ビルダーとしても高い評価を得ていただけの仕事をキッチリこなしていきます。

それでもこの作品における私の一推しはホシノ・フミナでした^^;
苦しい状況に陥ってもガンプラバトルへの情熱を忘れず、選手権の出場が決まってからは皆んなのガンプラの強さをより引き出すサポートの役目をしっかりと果たしていくのです^^
チームの状況と自分を俯瞰し、足りないモノを補っていく・・・
この「チーム・トライファイターズ」のバトルスタイルを確立したのは間違いなく彼女でした。
また、先輩として・・・女性としての細やかな配慮も魅力の一つだったと思います^^

「チーム・トライファイターズ」がどの様な強敵と出会い、どの様なバトルを展開していくのかは是非本編をご覧下さい^^

2クール全25話の作品でしたが、あっという間だったように思います。
熱いバトルも面白いのですが、時折見せるフミナvsシアの場外バトルにも興味津々でした^^
こっちのバトルは今後どの様に展開していくのか・・・気になるところです。
とっても気になるんですが・・・1期同様今後の事は想像するしかないんでしょうね^^;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最高のビルドファイター

  またまたガンプラバトル。

 セカイくんレイジと似ていると思ったけど、ちょっと違うかな。ドモンみたいなこと言っているし。モビルファイターみたいなコクピットあってもいいと思うよね。セカイくんみたいなキャラには・・。

 フミナってここでは、セイくんみたいな役割なのかなぁ?ガンプラ好きの女の子って、身近にも過去にも見ないし、聞かないけどあってもいいと思う。

 ユウマは、あのいいんちょの弟だったんだ。ラルさんも相変わらずな感じだなぁ。

 今度のガンプラバトルは、前回のような個人戦じゃなく、3人一組のチーム戦、どうなるのか?楽しみだぁ(^^♪

{netabare}ドムから{/netabare}ビルドバーニングガンダムが出てきたシーンは、圧巻でした。

2014 10.17


2015 1.28放送「華麗なるシア」より

 サカイ・ミナトのトライオン3は、ホントにカッケイと思ったです。
 
{netabare} ZZガンダムベースのガンプラだけど、外見はガオガイガー。合体前の機体は、ファイバードに出てきたドライアスを{/netabare}思い浮かべてしまうです。ガンプラは自由ですねぇ(^^♪

 セカイくんが、目を輝かせて「カッケイ」というのも頷けるです。後半の{netabare}ガンダムエクシアベース、シアのGポータント{/netabare}霞んだと思う。非常にインパクトがあったです。トライオン3の活躍、短すぎたのでは?

 何回も見てしまいましたです。

2014 2.4 やっぱ、ガンプラ、カッケイ


2015 3.11放送「心のままに」より

 正に何でもあり展開、ビルドバスターズにトライファイターズ大苦戦!あんなに多様なビーム攻撃ありなのかなぁ?{netabare}合体前の攻撃もバリアが守る。セカイくん手も足もでないし・・。

 トライオン3の超砲剣?グランゾートのエルディカイザーだったか?の取り出し方に似ている!{/netabare}ホントにあんな攻撃ありですか。まさかの{netabare}セカイくん、フミナが力尽きちゃう凄い展開!
 ユウマとミナト(ビルドバスターズ)の一騎打ち、{/netabare}かなり熱くなりましたねぇ。

 決勝戦のソレスタルスフィアとの戦い、もっと凄くなるのかなぁ?

2012 3.13 やっぱ、ガンプラ、カッケイ2


いや~終わってしまった。

 決勝戦、壮絶?な展開でしたです。何でもありももう驚かないです。{netabare}攻撃と攻撃のぶつかり合いで、コロニー消し飛ぶです。やっぱり、両者ボロボロになりましたねです。熱い戦いだったです。

 今度は、セカイくん、キジマ・ウィルフリッド一騎打ち!Gガンダム顔負けの接近戦は、全力と全力のぶつかり合いは、{/netabare}お決まりだったように見えたけど、前作以上に熱かったです。
 ビルドファイターズ喜ぶ姿は、ホントに幸せそうにだったです。

 で、{netabare}ビルダーズコンテスト、ハチャメチャなガンプラバトルロイヤル。むちゃくちゃな最終回に見えるけど、{/netabare}このアニメらしいといえば、らしいですけどねです。

 ギャン子は、セカイくんとのバトルでセカイくんに惚れたけど、フミナは、第一話からだったなのか?{netabare}セカイくんとシアとかと一緒にいるだけで意識するようになってたし。最終回とかで、しっかりと丸出しに{/netabare}なっていたです。セカイくんも鈍感なのは、レイジに似ているかなぁ~でしす。

 トライファイターズが、最後でも夢に向かって突き進む姿を、何か好きでしたです。前作と違った、熱く楽しいガンプラバトルでしたです。

 セカイくんのお師匠様って、最初のOPでもでてきたけど {netabare}ドモン・カッシュまんまです。ラルさんがいるから名前もドモンさん{/netabare}なんだろうけど・・・!?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

63.1 3 プラモデルでBACK-ONなアニメランキング3位
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (35)
298人が棚に入れました
ヤジマ商事の新型バトルシステムのテストパイロットとして、南の島のニールセンラボに招待されたチーム、トライファイターズ。しかし、新型システムの不具合により宿泊施設で待機する事に……。

まるでリゾートの様な宿泊施設に盛り上がるセカイたちの前に現れたのは、同じくテストパイロットとして招待されたシア、ミナト、ギャン子の三人。南の島で再会したライバルたち、そんな彼らを謎の怪事件が待ち受けるのだった…。

トライファイターズ最大のピンチ!!

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

フミナ先輩は最高だぜ

ビルドファイターズ無印のフォローも少しある。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

Robbie さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

ネタ作品としてはOK

まあ、普通に笑いありで面白かった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

タイトルなし

・・・

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
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