プライベートで恋愛なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のプライベートで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月20日の時点で一番のプライベートで恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.9 1 プライベートで恋愛なアニメランキング1位
ヴァニタスの手記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (181)
601人が棚に入れました
吸血鬼が存在する19世紀のフランス。吸血鬼の青年ノエは、吸血鬼に呪いを振り撒く魔導書「ヴァニタスの書」を探すためにパリへ向かい、その途中の飛行船の中である事件に遭遇した。その最中、吸血鬼の専門医を自称するヴァニタスと名乗る青年がノエの前に現れるが、ヴァニタスはノエの探す「ヴァニタスの書」を手にしていた。

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャラが好みじゃなかったのと…

途中で断念しました。

確か6話くらいで視るのやめたと思います。
主な理由はキャラクターが好きになれなかったことです。

作品の雰囲気などは好きでしたが、女性キャラと主人公であるヴァニタスが好きになれなかった。
また、やたらギャグシーンが多く話のテンポが悪く感じたのも理由の一つ。
また吸血シーンがもはやヤってるみたいな演出が気にくわなかったです。そして好きでもない声優のそんなシーン聞きたくもなく…

ストーリーは少し気になったのですが、途中途中で入るギャグシーンが面白くないうえにそれでテンポが悪くなっています。
少年漫画系のギャグシーンに似てますね。あれがつまらないと感じる方はオススメしないです。(鬼滅の刃視聴したことがある方で、ギャグシーンがつまらないと感じたら当てはまるかと)

唯一このアニメを最高だと感じたのは作画と音楽。
作画はボンズ。音楽は梶浦由記さん。
安定した作画で、とくに戦闘シーンは作画・演出共に◎。
そして音楽。最高です。
梶浦さんの音楽とこのアニメの相性が良く、作品の雰囲気をより良くしています。サントラ出たらちゃんと聴きます!!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ある吸血鬼フェチの実像

原作未読 分割クールの前半12話


“手記”と書いて“カルテ”と読みます。
いわゆるヴァンパイアものですがわりと変化球。
不老不死吸血鬼と命限りある人間が対峙する物語とは違い、吸血鬼に降りかかる災厄が柱となります。
その吸血鬼の“真名”いわば魂みたいなものが奪われちゃうと正気を失って、まるで渋谷交差点ど真ん中で佇むTウィルス感染済の中島美嘉ちゃんみたいになってしまうという呪いに怯えているのが本作の吸血鬼“ヴァンピール”たちです。その呪いからヴァンピールを救うお医者さん役を担うヴァニタス(CV花江夏樹)と呪いについて含みありそうなヴァンピールのノエ(CV石川界人)のW主人公もの。
作中で言うところの“呪い持ち”になったヴァンピールは発症すれば殺処分の運命が待ってるわけですが、唯一ヴァニタスのみが手持ちの“ヴァニタスの書”を使って真名を取り戻すことができる唯一無二の存在というのがポイントです。ジョーブ博士みたいなもんですかね。またこっちは名前を返してもらう書ですが、名前を返してあげる『夏目友人帳』と本質的には変わらなさそうな作品でもあります。

前置きそれくらいで、事前情報からはこちら↓

 ボンズ制作 梶浦由記劇伴

こちらが吸引力となりました。まあ綺麗ですもんね。梶浦さんは事後知りましたがくどいくらいドラマチックで壮大ないつものノリは控えめな印象です。さはさりながら19世紀後半のパリの情景にはよく似合うBGMなのはさすが。美術は総じて美しく印象的だったのはOPアニメーションでの早朝太陽の光具合。綺麗な朝焼けです。ちな本作の吸血鬼は太陽の光浴びても灰にならない設定です。

一通り前半終わってポジティブな印象を持ってます。理由は3点

1.綺麗
 →前述の通り
2.続きが気になる
 →{netabare}「そして…その旅路の果てに」「彼をこの手で殺すまでの物語」{/netabare}
  第1話ノエのモノローグが示唆する結末はぜひ見てみたい
3.俺の好きなヴァンパイア
 →吸血鬼ものにはどこか“退廃”“耽美”を求めがちな私の趣味に合っている

とりわけ3はフェチシズムの世界ですね。美形男子のバディもので女性作者とバイアス入りがちなのですがどうなんでしょう。矢印はノエ→ヴァニタスでも性格や見た目に惹かれてというより「ヴァニタスの血が美味そう」と吸血鬼の本能に則した動機ではあるんでそれほどでもないなぁと見ております。
それよか禁じられているとされる人間への吸血行為の描かれ方が素敵。まぁえっちいです。欲求・衝動・理性との葛藤ないまぜの吸血シーンは親と一緒に観てると確実に気まずくなる水準です。
やはりヴァンパイアものは“耽美”なとこないとね。作品評価は分割前半のため例によって保留ですがこれは好物です。来たる後半待ち~



※余談

■ペース配分

ここ一年くらいで『SLAM DUNK』『空手バカ一代』『カウボーイビバップ』『エヴァンゲリヲン』とクラシックを堪能してたからかもしれません。
{netabare}近年の深夜アニメの1クール2クールサイクルでの話の詰め込みっぷりに慣れてる自分に気づきます。本作は新作の中ではゆっくりめ。
昔のって最初から最後までやるんですよ。なんかしらの大筋があって伏線張りながらゆっくりめの尺の中で丁寧に回収する感じ。最近は大筋があっても描写を削ってスピード解決します。それに慣れてるから“ゆっくりめ”と感じるんですよね。
普通の早さの作品が遅く感じる弊害みたいなのはあって、期を跨ぐものやとりわけ分割クールものにそれは如実に表れると思います。とどのつまり「遅せーな」と感じてしまう。{/netabare}

{netabare}ジェボーダンの獣と新展開をチラ見せして中締めしてエンタメの体裁は保ってるものの、展開自体は??が依然として謎のままのハーフタイム。

 丁寧にやってるので期待がもてる or よくわかんねーまま終わったよ

私は前者の感覚ではありますがみなさんどうでしょう?
分割ものは後から一気にGOも手段でして、とりわけ本作のゆっくり展開でこそアリな選択肢かも。{/netabare}


■耽美

{netabare}ジャンヌ(CV水瀬いのり)良かった。
まずは水瀬さんやってるとはわからんのが良かった。
古今東西チョロイン枠って顔を赤らめてもじもじして照れ隠しのプンプンするようなリアクション芸に長けたの出しときゃ安パイなのに彼女は自ら欲求を満たそうと行動するんですよね。
ハリウッド映画ならそこチューするだろ?みたいなとこでなにもしないのがアニメに対する数少ない不満だったりするんですけどそこを突破する本作のヒロイン。
なお、ただのチューよりいやらしかったです。
ロエの幼馴染ドミニク(CV茅野愛衣)も悪くない。{/netabare}



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

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2021.09.19 初稿
2021.11.16 配点修正 -0.1

投稿 : 2025/02/15
♥ : 32
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

美しいふたり。

主人公の、ヴァニタスとノエ。
とにかく、麗しいです!
(ちなみに私はBLは苦手なんですけどw)

そして、劇伴の壮麗さと、
おでこさんのシリーズ構成の美意識と、
ボンズさん独特の硬軟自在な作画。
すごくいいです。

舞台は19世紀の、フランス。
そんな言葉があるかどうか知らないけど、「フレンチ・スティームパンク」っぽい感じ。

欧州が舞台で、制作がボンズさんで、スティームパンクっぽいダークファンタジー+ポンチ絵って、
まるで{netabare}鋼の錬金術師F.A.ですね(笑)
まず、19世紀のヨーロッパ大陸。
そしてスティームパンクっぽいノリ。
主人公が二人連れの男性で、二人それぞれに魅力的。
しかも目まぐるしくボケとツッコミが入れ替わる。
正体不明の不吉な黒いモヤモヤした化け物。
さらにそこに絡む麗しい女性キャラクター。
地下の迷宮の存在もあるし。
ポンチ絵ギャグも、まるでハガレンのギャグシーンです(笑)
そういえば、ヴァニタスの依頼を受けて、何かしてる探偵っぽい人もマスタング大佐の部下みたいだし、
汽車で雪深い僻地に向かうのも、駅頭での雰囲気も、すごく似てる。
ドクターモローっていうマッドサイエンティストみたいな医者が出て来たときは、金歯医者にしか見えなかったし。
釘宮さんが絡んでいることも含めて、
相似点挙げていったら、まだまだもっとあります。
気になる方は、どうぞご自分の目でお確かめくださいww{/netabare}

第1話冒頭から、「その旅路の果てに、彼を殺すまでの物語」という、
わりと悲劇臭のつよいセリフで、
ノエとヴァニタスの関係性を括るのですけど、
{netabare}この言葉、「あ。最後に致命傷を負ったヴァニタスを、血の眷属として、ノエが自らのヴァンピールとするんだな・・・」って、
そのシーンが、来るか来ないか、これは最後を確かめたい!見届けたい!って思ってしまって{/netabare}
もうBLっぽいとか、全然気にならなくなりましたねwww

お話自体は、ヴァニタスが吸血鬼専門の医者で、ノエはそのヴァニタスを監視するために同行することになる特殊能力ありの吸血鬼で。

適度な謎。

適度なバトル。

華麗なキャラと美術。

そしてジャンヌという絵に描いたような圧倒的ヒロイン。

このヒロインが、メチャメチャつよいのに、{netabare}
弱点も隠しようなく剥き出しで、
しかも吸血衝動に抗えないところとか、
鬼のように(鬼なんですが!)攻めるツンデレなところとか、
ヴァニタスのことを「大嫌い→大好き」、
さらにはその血の甘さの誘引に惹かれてしまって、
吸血に走ってしまう、それも繰り返し、くりかえし。
とか。
そしてとにかくここ、めちゃめちゃエロティックで、
もう凡百のラブシーンなんか全く寄せ付けない、いい場面なんです(#^▽^#)

以前、「亜人ちゃんは語りたい」で、
高橋先生が「吸血行為自体は性交のメタファー」って言ってたと思うんですけど、
本当にそんな感じで、{/netabare}もう、魅入ってしまって目が離せませんでした。

今、第2期が終盤ですが、1話冒頭の場面にまで行き着くか微妙ですけど、
これは、しっかりと観続けていきたい。

そんな作品なんです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 19

61.5 2 プライベートで恋愛なアニメランキング2位
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (53)
180人が棚に入れました
沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。 これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!! そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…… 実は比嘉さんは、てーるーに片想い中!? 東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 ソーキそばって美味しいか?

1話 言葉がわからないのに好きになるのは自然な事なのか?

{netabare} 言葉が通じないのに好きになるって、ルッキズムじゃん、と思わなくはないです。気になって「国際結婚、言葉が通じない」で検索したら「言葉が通じなくて結婚後困っている」という意見は沢山あっても「深い意思疎通が無いのになぜ愛情を持てるのか?」という疑問にたどり着いていない回答がほとんどでした。しかも女性側からの回答がほぼ100%でした。

 つまり、外人と結婚するのは女性がほとんどで(追記 フィリピン人との結婚があるので総数は男性が上でした。女性はアメリカ系の人との結婚が多いみたいです)、しかも、意思疎通に不自由があっても恋愛できるみたいですね。見た目なのか態度なのかわかりませんが。この辺は本当に不思議でした。
 本作に関して言えばその点はどうなんでしょう?典型的な日本人の男としては相手が理解できないのに好きになるのは、ちょっと不自然に感じなくはないです。憧れならわかりますけど。

 ただまあ、話を見ている内に喜屋武さんは沖縄の素朴な可愛い人という記号であって、むしろ比嘉さんに焦点が当たる感じですね。比嘉さんとの恋愛関係を描きたいなら、わからなくはない設定かなと思います。

 全体的に作画がキレイなので見ごたえはあります。キャラ描写が丁寧です。沖縄人気質は本当なんでしょうか?以前沖縄の諸島部の知り合いがいましたが、目が美しく素朴な人で確かに常識のズレがあったので、誇張はあるでしょうけど正しいのでしょう。そして、この部分がコメディなんでしょうね。

 沖縄の風景の描写は「アクアトープ」「デージミーツガール」などで、自然や観光地、昔の家屋は描けても、住宅地や生活圏の描写が薄かったかなと思う部分が、描けてるのがいいですね。
 一方、私が沖縄に行ったときに住宅で一番気になったのは、屋根の上に貯水タンクがほぼ全戸にあったことでした。そのタンクは描けてないのかな?背景美術は内地人なんでしょうか。

 なお、サーターアンダーギーは正直、甘いだけのドーナッツであまり私は好きではありませんでした。{/netabare}


2話 悪くないけどいつの間に見なくなっていた…という類の作品かも。

{netabare} 想像はしていましたが、タイトルのテーマに関しては1話出落ちです。恋愛ストーリーもどこかで進むかもしれませんが、そこは超スローペースでしょう。

 沖縄あるあるを楽しむという点では第2話ではかなり機能していると思います。最近あった北海道の作品よりも文化・風習に違いがあるのでその点は興味深くみられます。オジサンは関西以西、特に九州でも良く食べられている魚です(最近は千葉でも取れる)ので、沖縄あるあるじゃないとは思いました。

 風景は綺麗なのはいいんですけど、同じような場所が多いのでもっといろんなものを見せてほしいです。花鳥風月…自然と動物を意味なくてもいいからもっと描写してほしいかな。

 音楽もアレンジで沖縄風にするんじゃなくて、沖縄の曲をそのまま使ってほしい気もします。

 女の子も可愛いんですけど、非常に記号的な可愛さで、デザインセンスにオリジナリティがありません。悪く言えばエロ漫画の登場人物のキャラデザに見えます。

 総合評価として、作品の構造として、方言のテロップと風景などで画面に集中していないとこれらの沖縄の事が機能しません。「ながら」をしていると意味がないし、その割にストーリーが薄いのでちょっと辛いかもしれません。もうちょっと情報量、テンポを上げてくれると助かるんですけど、沖縄的にいえばこののんびり感は崩したくないんでしょう。

 ですので、出来は悪くないんですけど、いつの間にか見なくなっていた、という類の作品になる気もします。ダラダラ最後まで見続けた、にはならない気がします。{/netabare}


3話 音楽と踊り…その裏に見える村社会。喜屋武さんの人物像。面白い回でした。

{netabare} 今回はシーサーと音楽・踊り×2でした。特に音楽と踊りはもっとやってほしかったので興味深かったし、学校で全員踊り出すのは面白かったです。後半の方の踊りがちょっと出来の悪いCGだったので、非常にもったいなかったです。あのシーンをもっと丁寧に作っていればなあ…

 文化・風俗としても、踊りをいつの間にか覚えているとか青年会が踊りの単位である、というのはなかなか示唆があります。裏返せば村社会、親族中心の閉鎖的な沖縄文化が見えてきます。沖縄の親族だけの飲み会や互助組合などの強い連帯は、古き良きコミュニティーの機能をいまだに残しているともいえるし、逆にそれに参加しない人間に対して厳しい社会だと聞いたことがあります。そういうところを感じられるリアリティがありました。

 あと、踊りで中心的役割を担っている、喜屋武さんがいいですね。言葉が通じないから馬鹿に見えるけど、本当はリーダーシップがあり対人能力が高い…という意味も描けていました。そういう表層と実情のギャップを感じられるのは、コミュニケーションがテーマの作品としてのキャラの描き方としては素晴らしいと思います。

 で、もう1点。恋愛のきっかけですね。これが描かれたのは良かったし、納得感のある理由でした。よくある勘違い男の構図ですけどね。

 今回は比嘉さんの気持ちが全面に出ているだけに、最後の展開はモヤモヤが残りました。ギャグで終わらせるのか本当にラブの部分が動き出すのかはとても気になります。


 第2話までは、沖縄あるあるの表層だけだし、恋愛に切り込めてないなと思っていましたが、第3話の音楽・踊りと沖縄社会、それと絡めて恋愛のきっかけや喜屋武さんの人物像が見られて良い出来だったと思います。{/netabare}


4話 舌見せ羞恥プレイとロリ。性癖全開ですね。

{netabare}  恋愛に関しては、そんな感じだろうなあという冒頭でした。まだ、4話なのでそれでいいと思います。

 で、今回は舌を見られる羞恥プレイとロリ。性癖全開でした。作画がいいだけに余計画面の迫力がありました。比嘉さんはキャラの性格的にMが似合いますね…原作者の素性は調べてませんが、ロリ同人とかやっててもおかしくないですよね。まあ、そういう回でした。最後の指笛のコーナーがなんともまた…{/netabare}


5話 3話以降どんどん面白くなってきたかも。字幕は読まない方がいいです。

{netabare} 本作は3話目くらいから面白く感じてきました。これは原作それ自体が作品の描き方がこなれてきて安定感がでてくるとか、導入が終わるからとかあるのかもしれません。

 話の内容が良くなってきたのはあります。「あるある」がエピソードに上手く結びついてきたなあという印象です。5話は本作本来の言葉がテーマで「いこう」問題が一緒にお出かけするという、イベントに繋がったのが上手かったと思います。

 見方としては、喜屋武さんの言っていることを全部分かろうとして字幕(5話は原稿用紙風の)を追うのではなく、ただ聞いているだけにしているのがいいかもしれません。そのほが話に集中できます。

 そうなってくると、沖縄あるあるとか、景色の作画とか、楽しめるようになってくると思います。ということで、3~5話は尻上がりに良くなってきているので、視聴継続はほぼ確定です。

 1点作画で気になったのが、5話4分5秒くらいの比嘉さんの口の中の作画で歯というか舌が円形に見えました。あれは不思議な作画でしたねえ。どういうことなんでしょうか。{/netabare}


6話 ソーキそばって美味しいか?

 内容はいいんですけど、ソーキそばはまずいよね?現地人に聞いておいしいという店にいきましたけど…うーん。ゴム?肉はまあまあだけど。ヨモギみたいのも口に合わないし。
 らふてい単体なら美味しいですけど。沖縄でおいしかったのって…豚しゃぶとアメリカ的なハンバーガーくらいだったかなあ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

薄雪草 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今季の楽しみの一つ

原作発刊から追いかけていてアニメ化を楽しみにしていました。
とは言え、想像していた以上に会話のやり取りが早くて、聞き取りどころか話にすら追いつけませんでした。
1話目でこの調子だと、2話以降も容赦ないんじゃないかと思います。

不肖ながら、コミックを左手に、リモコンを右手に、見比べ聞き比べつつ、なんとか補完するというシマツです。
なかなか漫画のせりふを読み込むみたいなペースでいかないのが玉に瑕です。
なんとか「もう無理~!」にならないように頑張りたいです。

原作組から言うと、ストーリーに少し改編が見られます。
今後の展開がオリジナルと違っていても楽しみしかありません。
恋バナオンリーの作品ではなく、沖縄特有の風土や風習、文化や習慣などもふんだんに盛り込まれているのもポイントです。

カルチャーの相違というか、ジェネレーションの格差というか、そんなギャップを大いに楽しみながら、元気いっぱいな沖縄ガールズ(&ボーイズ)の日常に心を寄せて鑑賞するのがいいのでは?と思います。

登場するキャラクターはみんないい子、いい人たちで、好感度は抜群です。
南国ならでは青い空と碧い海に囲まれていると、誰もがフレンドリーな人柄に育つのかな?って感じてしまいます。

コミックでは、巻頭や巻末で、作者の空えぐみさんのコメントが読めて、丁寧に取材をされているなぁと感心しますし、地元の方々の協力もいっぱいあるみたいです。

沖縄知らずが、沖縄あるあるに触れるとてもいい作品です。
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね。
そしていつか(また)沖縄に行けたら、なんてのもいいですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悪くは無かった。でも比嘉さんの方が可愛いのですが

沖縄方言のわかりにくさをネタにした作品ですが、沖縄への愛は感じられて悪くは無かったです。

主人公も悪い奴じゃないですし、ヒロインも確かに可愛らしい。
でも比嘉さんの方が可愛いですね。
というわけでキャラもちょっとは気に入りました。
一応見たい、の条件は満たしますね。

ただ…。
正直、その一発ネタですね。
これで1クール見続けるレベルのネタがあるかと言われると苦しい気がします。
悪くは無かったので見ればそれなりに面白いのかと思いましたが。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

63.8 3 プライベートで恋愛なアニメランキング3位
合コンに行ったら女がいなかった話(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (63)
169人が棚に入れました
同じゼミの女子・蘇芳さんに合コンに誘われた大学生の常盤は、同じく合コン初体験の友人・浅葱と萩の2人を連れて、胸を高鳴らせながら待ち合わせの居酒屋へ。女性陣が先に店に着いたことを知って、待たせてはいけないと急いで席に向うと…そこには、眩く輝くほどイケメンな3人の姿が。男6人と女0人の少し違った合コンが今始まる!?
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一見「イロモノ」だが、純粋にラブコメとして面白い

【レビューNo.167】(初回登録:2025/1/26)
コミック原作で2024年作品。全12話。
タイトルからして「どうせイロモノだろ」0話切りでしたが、ABEMAで一気見
配信していたので視聴してみたら、結構面白かったなっと。


(ストーリー)
大学生の常盤は同じゼミの蘇芳に合コンに誘われので、友達の萩と浅葱を連
れ合コン会場に到着する。
しかしそこには何故かイケメンな三人が座っていたのだ。
このイケメンたちの正体は
・「男装BAR」でアルバイトしている男装女子
・時間が押していたので男装のまま合コン会場に直行
常盤たちの気持ちの整理がつかないまま、合コンが幕を開ける。
そんな男子たちを尻目に終始蘇芳のペースで合コンは進むが、会合は意外に
盛り上がり6人は以降も交流を持つようになる。


(評 価)
・男女をきちんと平等に扱って、相乗効果も生み出している、
 男装女子のメンバーですが
 ・蘇芳
  男装BARでは「王子様キャラ」で女性をメロメロに
 ・琥珀
  男装BARでは「俺様キャラ」を試行錯誤中
 ・藤
  男装BARでは「無気力キャラ」というかほとんど素
 女性陣が美形イケメン的に描かれている(普段の女子の姿もかわいい)の
 に比べ、男性陣は(浅葱は天然扱いされているが)普通のモブっぽい感じ
 で描かれています。
 この手の作品だと、結構「女尊男卑」的に描くケースも多いですが、本作
 は男子も女子もきちんと平等に扱っているので、観ていて不快感がないん
 ですよね。

 またストーリー的もかなり早い段階から
 {netabare}・常盤×蘇芳
 ・萩×琥珀
 ・浅葱×藤{/netabare}
 とカップリングが成立(といっても友達関係だが)。
 でもそれぞれに思うところがあり、3組3様のラブコメ展開をみせながら、
 時々6人で集まってというこの辺の飽きさせない話運びがホントに上手い。
 またそれぞれの男女のペアリングも秀逸で、各ペア間でしっかりシナジー
 効果を生み出しているのは見事だと思います。
 
  
・コメディの間合いなど細かい演出も上手い
 本作のコメディのウリとしては、女子たちは普段でも結構男装シーンが多
 いので、それを活かした
 ・その状態で男子に絡むと、周りからは「BL」と勘違いされてしまう
 ・たまに女装姿でデートすると、男装姿が頭に浮かび「俺はどっちが好き
  なんだ!?」と男子が悶々としたり
 しかしこれも多用することなく、適切なタイミングで上手く放り込んでく
 るのでクドさがなく、面白く視聴できるんですよね。
 
 それに男装女子とはいえ、基本は男女間のラブコメを描いた作品です。
 全体を通して割と自然体で話が流れていくという感じで、この中に上手く
 笑いを組み込んでいくテクニックがホント秀逸。
 派手さはないものの、王道パターンを丁寧・緻密に創りこんでいるところ
 に非常に好感が持てますね。
 掴みがアレなので「イロモノ」という偏見を持ちがちになりますが、普通
 のラブコメとして十分面白い創りになっていると思います。


原作者は女性の方のようですね。
だから男性作者のようなガツガツして分かりやすいラブコメと比べ、女性キ
ャラ目線でのゆっくり恋を育てていくって感じの作品ですかね。
個人的には最初は常盤が主人公だと思っていたのですが、途中から実は蘇芳
さんではという感じでしたね。

自称「ラブコメハンター」の私としては、2025冬ラブコメ作品は駄作ぞろい
で残念な結果に終わりそうですが、こういう基本をしっかり押さえた作品を
見習ってほしいところです。

3組3様、それそれのペースで恋が進んでいる感じが心地よく、
「今後どうなるのか最後まで見守りたい」
そう思わせてくれる作品でしたね。
ただ作画に「低予算感」が滲み出てる点は勿体なかったかな。


ED『王様だーれだっ/ASOBI同盟』
・「黙れよ~その口塞ぐぞ~ちゅっちゅっ♪」とか耳に残るフレーズが秀逸!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

なんだかターゲットが良くわからない話ですね

CMで見かけて、普通に女性向けの話なのかと思っていたのですが…。

男装女子と男子のラブコメ?
思っていたのと違いますね。

いや女居るじゃん。
まあ確かに合コン言ったら相手が宝塚系の男装女子だったりすれば反応にこまるのは確かですが…。

そんなの4コマ漫画で1ネタ書けばおしまいじゃないですか?
その内容で、既に何巻も続いているんですか。
…何をやっているんだろう?
と不思議になりました。

で、どのへんがターゲットなんでしょうかね。
男子は普通に女子が可愛い方が嬉しいと思います。

女子向けなら、普通に男子の方が嬉しいのでは。
なにかの手違いで、男と男で合コンすることになって、怒って帰ったりせずにヤケクソで合コンしてたら、意気投合して仲良くなっちゃって、そこから腐っていく方が女子的には熱いのでは?
男装女子が熱いってのもあるんでしょうかね?

まあ… 一発ネタ的な面白さはあったし、やり取りとかに、くすっと笑える程度の、それなりに面白さがあったのかもしれませんが、特に先を見続けたいほどの魅力は感じませんでした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

切り口を変えればもっと面白かったかもしれないけれど…

もし自分がこんな合コンに行っちゃったら?
と言う if を楽しめるなら面白く見れるかもしれません。
私は面白そうだから行ってみたいと思いました。

とにかく始まったばかりですからしばらく付き合いましょう!

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3話まで見ました。
なんとなく見方(楽しみ方)がわかってきたような・・いや単に慣れてきたのかな?
見た目はBLなんだけどホモでもバイでもなくヘテロだということに。

しかしよくこんなこと考えついたなと思います。
しかも出オチじゃなくちゃんと話が発展していくのいいですよね。

ではまたしばらく付き合わせていただきます。

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最終話まで見ました。
もうちょっとジェンダーとかルッキズム的なことに踏み込むかと思いましたがそうはならず。男装の麗人に好かれる、もしくは好く事への困惑あたりをウロウロしていた話でした。
だからクスッと笑って見てればいいお気楽作品に留まっていました。

それが悪いわけではありませんが、そうすると話としては凡庸でさらに作画レベルが低いのでいい点がつかないのは仕方ないですね。どこか尖った部分があればもうちょっと引もあったでしょうに惜しい感じがします。まあ尖ってないのは原作由来でしょうからどうしようもないです。

最後に男装の女性陣の中で誰推しかになりますが、琥珀ちゃんかなぁ・・。でも周防さんに翻弄されるのも捨てがたい・・(チャンチャン!)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

60.2 4 プライベートで恋愛なアニメランキング4位
この会社に好きな人がいます(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (21)
118人が棚に入れました
お菓子メーカーに勤めるアラサー男子・立石には、誰にも言えない秘密があった。それは昨日できたばかりの、かわいい恋人の存在。なぜって相手は同じ会社で働く同期女子・三ツ谷だから——! 「俺たち付き合わない?……内緒で」意外とみんなしてるらしい、秘密厳守の社内恋愛観測バラエティー!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

このあと滅茶苦茶◯◯した

バレ回避ラブコメ社会人編、既刊15巻累計110万部ですって
なかよしりぼんTwitter pixivかと思えばまさかのモーニング

OP・作品とサウンドの薄さが華麗にマッチしたミラクル
ED・声はいいがねっとりしすぎ

01
思ったよりはキモく無い。疲れた社畜用リハビリ福祉アニメ

ギャップ萌えかと思えばマンガ的な極端さはなく、ただただ初々しい二人のてえてえをニチャアして楽しむやつっぽい。原作チェックしたが多少の改変はあれど解釈違いはなさそう。サクサク読める漫画と中身の情報量がほとんど変わらないので薄い軽い浅いってのはそれはそう。しかし声のつくアニメでしかできない、二人のたどたどしい間というか、ぎこちない空気感というか、そういうディティールを再現しようとする試みはアリだと思う。だからこそいかにもアニメ声なゴリゴリの萌え声ではなく、元子役のひまわり声優起用なのかな。必死で慌てふためく学園モノならざーさんがやりそうな役だけど。

あまりにピュアピュアなので高校生、いや中学生でも出来そうな設定だが、掲載誌がモーニングなのでメイン読者層に向けた調整でしょうか。おじさんが観れば「社会人でこんなやつおらんやろ」ではあるが、「あー自分にもこんなピュアピュアな時期があったなあー」という自分の引き出しの容量次第で受け取り方が変わりそう。頑張ってる相方を見て「自分も負けてられない、頑張ろう!」ってのは社会人設定のほうがやりやすいメリットはある。

どうみてもバレバレなのに空気を読んでスルーするお姉パイセンや誠也さんはぐう有能。本人らは上手くシラを切ってるつもりでも、「こいつらぜってえ付き合ってんだろ」ってのはなんかわかりますよね。破綻しまくりの妄想ラノベとちがって、わかってやってるビジネス福祉アニメ。しかしモーニング、これでいいのか。売れれば良かろうなのだ!!

思ったよりは悪く無い。原作ファンも楽しめるアニメだと思う。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アニメ化するほどだったのかな?

原作既読。
モーニングで読んでいました。

漫画で読むと3分程度で読めますから毎週読んでいましたが、アニメで25分かけて見たいかと言われるとそれほどでもなく、これがアニメ化するんだ、という印象です。

モーニングなら宇宙兄弟とかジャイアントキリングとかならアニメ化するのもわかるのですが。グラゼニも。バトルスタディーズは? 望郷太郎も良いね。
という感じで、だいたいこれがアニメ化するならわかる、というのがアニメ化している印象だったのですが、これに関してはよくわかりませんね。

まあ誰かがアニメ化したいほど気に入ったのでしょう。

別に普通の内容で、何が悪いってわけではないですが、25分かけるほどの内容じゃないってところですね。
原作既読でもあるのでスルーですが、多分既読じゃなくても見ませんでした。

投稿 : 2025/02/15
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タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なぜわざわざ隠すのか理由付けとしても弱いかな

前期の「結婚するって本当ですか?」もそうでしたが、なぜに職場の同僚を欺くことをするんだろうか。本作に関しては別に悪いことじゃないし、むしろオープンでやった方が良いくらいなのになんかわざわざ隠すための理由付けとしても弱いんですよね。

それはそうと、この職場で付き合ってる事を隠す縛りのメリットはヒロインの二面性が見られるところかなと。職場では主人公に対して冷たくてツンツンしているのがプライベートでは主人公に対してデレデレな感じ。このギャップを可愛いと思えるか思えないかで作品を大いに楽しめるかが左右されるかなと。

ただ、個人的には社内恋愛を隠す事によるハラハラ感みたいなのがあるとなお良いかなという感じで、例えば恋愛禁止な組織でバレるとクビにされるとかなら分かりますが、別にバレてもクビになるとか命取られるわけでもないんだし、そう考えるといまいちパンチに欠ける作品だなと感じました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4
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