パーティで笑いなおすすめアニメランキング 14

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のパーティで笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.3 1 パーティで笑いなアニメランキング1位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3267)
15639人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

華麗なるキャベツ泥棒

原作未読。

この期の作品としては初めは全くノーマークでしたが、人気があったので見てみたら、最後まで安定感のある面白さでした。

ジャンルとしては『異世界RPG+コメディ』といったところでしょうか。
物語のテンポと登場人物のキャラ設定が秀逸です。

ヒロイン(?)3人組役の雨宮天さん、高橋李依さん、茅野愛衣さんが、とにかく弾けています。

最終話、OP曲がBGMとして流れた場面では、少し、感動さえしてしまいました。
(騙されるな!決して感動するような作品ではない筈だ!)←私の心の叫び

疾走感のあるOP曲、ほのぼのとしたED曲とも最高。この作品の魅力を引き立てていたと思います。

唯一の難点は、演出とは無関係に、時折乱れる作画と、全10話と少し短かった事くらいでしょうか・・・。
しかし、そんな事が気にならないくらい、とにかく面白い作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 180
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
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《staff》
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原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
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《cast》
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佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
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《songs》
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オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
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【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

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もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 112
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

テンポ感と切れ味で勝負した日常系?の異世界コメディ

アニメーション製作:スタジオディーン、
監督:金﨑貴臣、シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一、原作:暁なつめ

昨年の6月に発表され、2019年の公開が決定している
映画『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』。
これは、めぐみんの故郷である紅魔の里の物語となるようだ。
原作はシリーズ累計650万部の売上を誇る作品。
再放送が始まったことを機に少し振り返ってみたい。

RPGを土台にした異世界転生ものがいくつもあるなか、
全く違う方向性でストーリーを考案した作品。
引きこもり主人公の佐藤和真が田舎の道路で、
トラック(実際はトラクター)に轢かれそうだと勘違いして
女子高生を助けるつもりで飛び込み、轢かれてもいないのに、
ショック性の心臓発作で死んでしまう。
そこから異世界に転生して…という、
誰にでも考えられそうな展開だが、
転生する場所で、管理者の女神アクアを巻き込んで
異世界に舞い降りるという掴みがいい。
そして、最初に訪れた駆け出し冒険者の街から
ほとんど出ることなく物語が展開していくのが斬新だ。
一応、魔王を倒すという大きな目的があるのだが、
最初からそれに向かっていく気がない。

そして、キャラクターたちの性格づけが絶妙だ。
楽ばかりしようとするビール好きで宴会芸が得意な駄女神のアクア、
中二病をこじらせた魔法使いのめぐみん、
ドMの妄想癖がある女騎士のダクネス。
ヒキニート(アクア命名:引きこもり&ニートの意味)の
ずる賢い気質の和真を中心にした
4人のバランス感覚と掛け合いが面白い。
全員がそれぞれ勝手なことばかりを言っているのだが、
それでも破綻せず、どのキャラが喋っても
笑わせてくれるほど、個性が強い。

私は原作未読だが、このアニメはテンポ感も素晴らしい。
ギャグシーンがほとんどなので、匙加減を間違えると、
面白さが半減してしまいそうだが、見せ方のバランスが上手いのだ。
{netabare} 例えば、1話で金がなくて馬小屋に寝泊まりして、
土工として働いては酒を飲んで吐くという
セリフのないシーンが繰り返されるのだが、
その見せ方やテンポ感が軽妙で笑わされてしまう。
リピートの妙という点では4話でめぐみんの爆裂魔法を
廃墟の城に落とすという特訓に和真が付き合って、
爆裂魔法を撃つたびに動けなくなるめぐみんを
背負って帰るという一連のバリエーションが
よく考えられていて、視聴者は引き込まれてしまう。{/netabare}

また、ひとつのエピソードのなかでネタが細かく分かれていて、
シーンが終わるたびにキャラがそのときの感情を込めて
「このすば!」と叫ぶのもいちいち面白い。
テンポ感と切れ味で勝負して、成功している。
そういう意味では声優が上手いのも、かなり大きな要素だろう。
雨宮天がこんな面白い役をやるのは新鮮だったし、
高橋李依と茅野愛衣、もちろん福島潤もとても良い仕事をしている。
収録現場ではアドリブが飛び交っていたそうで、
声優の力で笑わせてくれる部分がたくさんあった。

{netabare}9話でのダクネスとの風呂シーンで
下品になるところをギリギリに攻めているのも面白いし、
10話での機動要塞デストロイヤーとの死闘という
締めくくり方も全体の構成として、とても上手くまとめている。{/netabare}
絵は低予算らしく動かない部分もあるが、
メリハリが利いていて、それを感じさせない作り。
完成度という部分でも高いと思う。

こんな異世界なら暮らしてみたいと思わせてくれる、
ゆるさと楽しさが詰まったファンタジーだ。
(2019年1月初投稿)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 111

73.2 2 パーティで笑いなアニメランキング2位
えんどろ~!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (313)
1321人が棚に入れました
人々とモンスターが共存して暮らす剣と魔法の大陸「ナラル島」。そこには恐ろしい「魔王」が存在していました。はるかはるかの大昔、ナラル島に現れた魔王を倒した初代勇者――それからも、様々な時代で何度も何度も魔王は蘇り、同時にそれに対抗する勇者もまた現れ…。少女たちは、いつの日か出ずる魔王を倒すべく冒険者学校へ通います。ちょっと抜けているけど勇者体質の、ユーシャ。生真面目ゆえに苦労が絶えないエルフの聖者、セイラ。食べることが大好きで明るい戦士、ファイ。物静かなヲタク魔法使いの、メイ。勇者パーティーを目指す4人の、いつまでたっても魔王をたおす様子のないゆる~いファンタジーライフがはじまります。

声優・キャラクター
赤尾ひかる、夏川椎菜、小澤亜李、水瀬いのり、麻倉もも、久野美咲

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ユルい…(笑)。第12話: 新しい時代がやってきた、のか…!?

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
ファンタジー系RPG的な世界観ですが、勇者の名前が「ユーリア・シャルデット」→ 愛称: ユーシャっていうのは笑ってしまいました。

第1話冒頭の戦闘シーンで、お互い名前で呼び合っているみたいなのになんで一人だけ「勇者」って呼ばれてるんだろうと思えば、そういうことかい(笑)!

その後の物語の展開はそのまま第1話を観ていただくとして、とりあえず勇者パーティー4人はこの世界の冒険者を育成する学校へ通うようです。

このユルさとパステルカラーっぽい画面の色調に何か既視感があるなと思ったら『ひなろじ』がこんな感じだったかもしれません。

ただ『ひなろじ』と違ってたぶんメインキャラの勇者パーティー4人+担任の先生(全員女性)とモブキャラはハッキリと別れているようですし、モブキャラには男性もいるようです。

ぼーっと力を抜いて観てる分には、案外悪くないと思いますよ。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.11追記:
第5話まで視聴終了。新キャラ、ローナ姫登場。
「せ~の!(コミックじゃない)百合姫!!」

ただただユルいようで、ちゃんと話は進んでいます。考察要素も垣間見えてきて、ジャンルはまったく違いますがこのワクワク感はまるで『けものフレンズ』のようだ…。

余談: フジツボの食べ方としては、カメノテなんかと同じで塩茹でがポピュラーだと思いますよ、ファイさん(笑)。

2019.2.18追記:
第6話まで視聴終了。勇者伝承の詳細が見えてくるマオちゃん先生の回想がありました。

魔王×勇者の伝承とラパネスタ王国の王権に関わりがありそうなことは第5話でも仄めかされていたのですが、勇者が伝承通りの勝利をしないことでこの王権に関してひと展開あったら面白そうです。

地味に自分好みの考察アニメになってます。雰囲気はめっちゃユルいのに…。でも今後ネタバレなしに各話でレビューしていくのは難しくなりそうですね。

それはそれとしてストーリーの最期には、マオちゃん先生には幸せになって欲しいものです。

2019.3.3追記:
第8話まで視聴終了。はからずも今回姫の企画によって顕になった現在のマオちゃんと勇者パーティーの実力差。

そしてそこからの今回のお話のオチ。世界は確実に変わりつつあるようです…。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

この期に及んで9、10話でメインストーリーを嘲笑うかのような回をブチ込んでくる、良い意味で気が狂ったシリーズ構成からの第11、12話での前後編での締めでした。

『~Ⅳ The Return of Werdna』まで含めた「Wizardry(ウィザードリー)」シリーズとか「ドラゴンクエスト」シリーズ、その他ファンタジー系RPGについて考えるといろいろと思うところもあるストーリーでしたが、普通にエンターテインメント作品として成立していて、とても楽しく観ることができました。

メイゴちゃん、とても良いキャラでしたね。女戦士の先生ともども、サブキャラの配置もとても良かったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たまにはこんな、勇者VS魔王の物語があっても良いじゃないか!

最終話まで視聴。
オリジナルTVアニメ作品なんだそうです。
キャッチフレーズは「ありそでなかった日常系ファンタジー」。

ゆったりまったり、そしてラストはちょっぴり感動と、日常ほのぼの系の鏡のような作品。

設定も面白い。
登場人物も個性がハッキリしていて分かりやすい。
作画も安定した綺麗さ。
OP/EDも良い。

と、想像以上にクオリティーの高い作品でした。

勇者と魔王と言いながら、ほぼほぼバトルシーンが無い不思議な作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 46
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カルタード祭りはじまるよ~

事前情報なにも無しで視聴しました。

お話のざっくり概要
ありそでなかった日常系ファンタジー、はじまるよ~
らしいっす

ちなみにえんどろ~見てからメイ(水瀬さん)の口調が凄く好きで
今年に入ってからあにこれのメッセとかで多用してるっすw

うん。なんていうか全く期待してなくて見てたんですけど、
なんか段々とおもろくなってきて、最終回の頃には凄く楽しんで観てました。
全体的にゆる~いです。最終回はちょこっとほっこりホロりとします。
{netabare}しかし、概念まで食えるとは…てっきりユーシャのペットだと思ってたけど誰のものでも無かったw{/netabare}

キャラはメイ推しっす。可愛いっす。カルタード命っす。
{netabare}しかしなーまさか生えてるものだとは思いもよらなかったw{/netabare}

それにしてもこの作品の良さをうまく説明できない…
何かにとんがってる訳では無くって、何が良いのかと聞かれると
返答に困るんですけど、面白かったんですw
なんだろう?全体的に醸し出されるふわふわ感的なのを楽しむ感じ?
爆笑するってよりは、「ふふっw」ってちょっとなごむ笑いみたいな感じ
んーやっぱうまく説明できないっす!見て下さい!
(レビューとしてどうなのか…というのはさておき)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

79.3 3 パーティで笑いなアニメランキング3位
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1233)
6800人が棚に入れました
ネトゲの女キャラに告白! →残念! ネカマでした☆ ……そんな黒歴史を秘めた少年・英騎が、今度はネトゲ内で女キャラに告白された。まさか黒歴史の再来!? と思いきや、相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女! でもリアルとネトゲの区別が付いていない、コミュ障ぼっちの女の子だった!? 英騎は彼女を“更正”させるため、ギルドの仲間たちと動き出すのだが……。

声優・キャラクター
豊永利行、日高里菜、水瀬いのり、M・A・O、大和田仁美、南條愛乃
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ご都合主義が・・・。

原作未読。ネドゲ未経験。

ネトゲとリアルを混同し過ぎている女の子とネトゲとリアルを別物と考えすぎている男の子のラブコメディといった感じでしょうか?
ただし、後半はラブコメ要素が薄れ、ネトゲあるある的な話が多くなるかなぁ・・・。

{netabare}
タイトルから『ネトゲの中で結婚した相手が同じ歳の可愛い女の子だった』という事実を主人公が知るまでの話をもう少し引っ張るのかと思っていたんですが、あっさりと第1話で・・・。
個人的には、この展開の速さは高評価です。
むしろこの後の展開の方が気になりますし・・・。
{/netabare}

作品中“ご都合主義”が大量発生します。
ご都合主義が気になる人には不向きかも。
私は、この“ご都合主義”もこの作品の魅力の一つかと思い始めているところです。

結局最後は『課金』って、ネトゲってそんな物なんですかねぇ?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作はタイトルで避けてました、面白かったです、ごめんなさい。

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。現在、原作未読です。

2016.06.25: 観終わったので更新

ライトノベルは有名作品についてはそれなりに読んでると思うんですが、本作に関してはそのタイトルからなんとなく回避していました。ちなみに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』もそんな感じです。大変申し訳ないんですが、タイトルはあまり面白そうな話に思えません(笑)。

で、そういった作品でもアニメ化でテレビ放映されると、視聴はタダですので気になってた作品は観てみることも多いんですが本作もそんな感じで視聴を始めました。

めでたく最終回まで観終わりました。個人的には今期の作品では面白さ上位でした。タイトルで避けててごめんなさい(笑)。

原作者がどんなつもりでお話を作ったかは知らないんですが、本作には「アイデンティティ」というものに関する重大な問題提起が含まれているように思います。

本作はネトゲ(オンラインRPG)をプレイする上での「あるある」が一つの見どころなのだとは思うのですが、意図したものなのかはわからないのですが「ネット内人格(アバター)と現実社会での人格の同一性/乖離性」って結構普遍的なテーマだと思うのです。

ネトゲ上の出来事と現実の区別を区別しないことを作中で問題視される本作ヒロインのアコ(亜子)ですが、自分としてはそんなに変なことを言っているようにも思えないのです。

別に私はネトゲにハマってませんけれどもたとえば複数の SNS を利用してまして、それらの SNS ではもちろんアカウントのみ知っている人もいますが、リアルに知り合いな人もかなりたくさんいます。

で、SNS 上での振る舞いとリアルのそれを変えているかというと、私の場合ほとんどそんなことはありません。たぶん「あにこれ」の私しか知らない人が現実の私と話をしても、大きくイメージを変えることはないんじゃないかと思います。(まあ、本名とハンドルは違いますけれども)

まあ、主人公のルシアン(西村くん)のように「ネトゲと現実を区別する」ことをしないと生活に支障が出るかもしれないのですけれども、逆にそれは必要最小限で良いのではないかと思うのです。

第9話でのアコの例え話には、一面の真実が含まれていると思うのですよ。最終回で亜子が求めた「ご褒美」もそうですね。

だからまあ、法律上の夫婦じゃないかもしれませんけど「亜子は西村くんの嫁」で良いじゃないですか(笑)。(…気持ちの上でだけでも)

※2017.4.13誤字修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヤンデレ系のヒロインでは、個人的に一番好き♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ラブコメとしてはかなり楽しめた。ヒロインのアコは、唯一無二のキャラとして、かなりお気に入り(多分、個人的歴代top10に入るw)。

「SAO」系を期待していると、期待はずれに終わると思います。これまた、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」同様に、タイトルで損をして(軽くみられて)いる作品かな。

タイトルで(なーんだ、ラノベテンプレのエロいラブコメかなんて)敬遠せず、是非視聴をオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
オンラインゲームを舞台にしながらも、主軸はリアルでの日常系ラブコメ。

本来、ネトゲ自体が妄想なのに、そこでの更なる妄想をアニメにするというのが良かったです。アニメならここまで突き抜けないとね♪

ただ、「未来ある青少年に、こんな現実があり得ると本気で思われたら大変だ」とは思います。これはきっと、分別ある大人が観るアニメですw

さて、本作はライトな作風ながら、割と純愛を追っています。

ヒロインのアコはかなりよいヒロイン。所謂「ヤンデレ」に属するのでしょうが、かなり天然でヤバイ人ですw あざといですが可愛くて、たまにムダにエロくて、嫉妬が半端なくて、突拍子のない行動が魅力の良ヒロインです。

この作品のテーマは、「本当の愛(恋愛・友情)」で、それを通して「ネトゲの闇と光」をよく描いていると思います。

「ネトゲ廃人」「RMT」「アカウントの乗っ取り」「詐欺行為」「騙し(エロ画像要求)」「強者による弱者を虐げる行為」「重課金w」などなど、ちゃんと「ネトゲの負の側面」を見せつつ、

「ネットだからこそ、外見や年齢問わず、打算抜きで付き合える」という良さを描いています。アコはこれを「純愛」と捉えているわけですね。

この作品、2期やるかどうかで、思いっきり評価がが変わると思います。

はっきり言って、8話目を頂点に、終盤はダレます。それは、「1~8話目がアコとルシアンのラブコメ(僕は友達が少ない)」をやり、日常回をはさんで、「10~12話目で本格派ネトゲアニメ(SAO)」をやったからです。この作風や積み上げてきたストーリーからいって、本格派ネトゲアニメやられても面白くないです(最後の課金オチは面白かったけど)。

当然、ラブコメの方が面白い。

1期でしっかりまとめるなら、「7~8話目(合宿回)」と「10~12話目(文化祭回)」を逆にした方が、カタルシスがあったかと。もしくは、「10~12話を使い、リアルでのアコとルシアンの恋愛を進めていくか」です。というか、8話目を観た段階で、「ゲームの恋愛は8話目で最終回。ゲーム以上の(リアルな)恋愛で閉めたい」のかな?って、思っていました。

もっとも、はじめから2期前提なら、「リアル恋愛を2期に残したい」という考えはわかります。てか、2期がないと、許しませんよw
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ネトゲのオフ会……で、(同じ学校の)可愛い女子が3人って、どんな妄想より妄想だって(笑)

2話目
これが、仮想世界での理想系ですね。「年齢・性別・顔、なんの関係もなく好き合う」なんて、純愛ですね。リアルでのバレのシーンは、シンプルだけど笑ったw リアルとゲームの区別がつかないのがヒロイン側ってのが新しいね♪ ここで禁書のパロか、相手はラストオーダーだしw この展開……おそらくあの猫娘もリアルは美女だな(笑)

3話目
皆で集まってネトゲ……楽しそうな気もするw アコのキャラ、可愛すぎ、怖すぎw 怒りが有頂天(笑) このアニメ、主人公とヒロインが手堅いから安心して観られるけど、展開手詰まりにならないかな?

4話目
マッ缶w ルシアンは甘党なのか? 100円ガチャじゃレア来なくても普通だってw 見た目クラウドだし、名前もクラウドだしw これ、10代の子には伝わらないかも(FFVIIはやはり名作)。まあ、でも分かるわ~、初心者の頃に出会って世話してもらった人って、いつまでも無条件に信頼しちゃうよね。

5話目
ヘッドショット連発w なるほど、「ネトゲ(なら何でもやれる)部」+「ゲームがリアルを侵食している少女」だと、こういう展開もできるわけね。なんか、良い話になったw 心の準備してたのくだりは笑ったw

6話目
オタクの兄貴にイケテる妹は定番ですな。恋人が降格ってことね。夫婦の方が上だと。意外性はないな~。

7話目
水着回。半分サービスって感じ。所々、妙に作画が古くさくなるのはなぜだろう? ああいうイベントって、実際にあるのかな?

8話目
う~ん、純愛ですね♪ ネトゲの闇と光。確かに悪い人もいるけど、良い人もいる。困った時に打算抜きで助けてくれる方も本当にいるしね。たまにSになるルシアンが面白いw そして、ルシアンの決め台詞からの、結婚式! これは良回だった! ここが最終回でも良かった出来の良さ=1~8話のテンポの良さが光りますな。

9話目
風呂回。「そのアイテムを作るには材料が足りません」は、笑ったw

10話目
裸族w イチャつき具合が半端ないw 展開的には、少しダレてきたかな?

11話目
弱小(中級)ギルドに強い傭兵さんを呼び、軋轢が生じるのはある話。ただ、普通は強い傭兵さんの方がイライラして、やり方に文句つけて、トラブルになるもんだけどね。でも、そういう人はいくら強くても不評が回るから、ゲームやりずらくなる。実際は、強い人は人格者(風?)が多いしね。マスターの照れ(笑) 「出来ないことを出来ないと言い、誰かに頼れると大抵うまくいく」というのは、わりと真理だね。頼られて嫌な人はあまりいないし。

12話目
課金アイテムの販売で手に入れた回復アイテムの物量(重課金)で勝負ってw 根性論などが存在しないナイスな戦術でした(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

70.6 4 パーティで笑いなアニメランキング4位
私、能力は平均値でって言ったよね!(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (444)
1704人が棚に入れました
とある事故をきっかけに異世界へ転生してしまった人よりちょっとだけ「できる子」だった女子高生・栗原海里(くりはらみさと)彼女がその新しい世界で望んだものは…「わたし、普通に友達をつくって、普通の生活を送りたい―」

声優・キャラクター
和氣あず未、徳井青空、内村史子、田澤茉純、羽多野渉、河野ひより
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

異世界転生モノのわりには、という枕詞

原作未読


デキる子でぼっち。
現世では優等生だからこそ周囲と距離が出来ちゃったと思い込んでる娘さんが、転生先では平々凡々なパラメータ配分を願ったもののそうはいかず、と俺TUEEEの亜種みたいな異世界転生もの。
視聴動機はあにこれのレビュアーさんが本作を注目作に挙げてたから!


冒頭での『ローマの休日』パロディよろしく全編通してどこか既視感のあるメタなネタを惜しげもなくぶっこんでくるのが特長でしょうか。
{netabare}パロディの元ネタも主人公の親の影響が濃かったり、実は現世での家族の結びつきは希薄というわけではない。現世否定と現実逃避が幅を利かすこのジャンルでは変化球と言えましょう。
だいたい主人公のみで家族の影なぞ微塵も感じないのが私がこれまで経験してきた異世界転生ものだったのですよ。{/netabare}

主人公(仲間も含めて)を女性にしてコメディータッチな作風となってます。
転生先でイキリだす男主人公を見慣れた私たちにとっては不快指数は低めです。猫も杓子も“異世界転生”な昨今の制作状況では充分に選択肢の一つに成り得ます。


ただし、、、
良い悪いではなく気になる点も。アンチ異世界転生派みたいな一定層へ媚びてるような気がします。
いまや自分を含む一部で悪評高き“異世界転生”もの。
本作では主人公マイルちゃん視点で、テンプレ転生展開を腐すシーンをけっこうな頻度で目にします。

{netabare}・そんな“俺TUEEE”なんて望んでませんから~
・ほらキタお約束!こうなると次はこうくるのよね{/netabare} 

これいらなかったかなぁ。そのうち慣れたけど。

やってることは典型的な転生ものなんですが、不思議と嫌な感じはしませんでした。
評価はあくまで可もなく不可もない凡作。異世界転生もののわりには良いほう、って立ち位置かと。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.07 初稿
2020.07.11 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おっさんホイホイ(第6話: うーん。これ、あかん奴や…。)

== [下記は第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
「小説家になろう」掲載 → 書籍化という流れの原作のアニメ化です。実は「小説家になろう」での更新もまだ続いています。

ということで、第1話を観ました。とりあえず第1話を観ればタイトル回収されますので、能力は平均値でうんぬんという話にはこのレビューでは触れません。

原作では栗原海里(くりはら みさと)→アデル・フォン・アスカム(ブランデル王国の子爵令嬢)へ転生→王都にあるエクランド学園を出奔してマイルを名乗りハンター資格を取得という流れを経ています。

しかし、アニメ第1話ではこの辺りをすっ飛ばして優秀な新人ハンターを育てる目的のハンター養成学校への入学のために、ティルス王国の王都にやってきたところからのスタートとなっていました。

ED主題歌ではエクランド学園時代の同級生3人の姿も見られたので、ハンター養成学校入学までの過去については作中でもそのうち何らかの形で触れられることにはなると思います。

原作ではマイルとメーヴィス、レーナ、ポーリンたちとの出会いは学校の寮でしたが、入寮前に出会う形にしてアニメオリジナルの事件によりそれぞれの人となりが分かるように改変されたようですね。

おそらくハンター養成学校卒業までは巻き気味にストーリーが進むものと思われます。

作画は、まあ良かったんじゃないでしょうか。

そこかしこにパロディー、小ネタが挟まれているのは原作由来と言えますね。「ドラまた」とか、とても古いネタもあって転生前は高校生だったはずの海里はいったいどのように育ったのか疑問です。原作でもはっきりとそのような記述はなかった(匂わす程度)と思いますが、もしかして親から英才教育を受けている可能性が…(笑)。
(原作を読んでいると、作者は50代以上なんじゃないかと思うことも…。)

※第1話の映画『ローマの休日』ネタは、きっとアニメオリジナルですね。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.10.29追記:
想定通り第3話で早めにハンター養成学校を卒業してからの第4話。

原作では「格子力バリアー」と書かれていたけど、アニメでは読みだけなので「光子力バリアー」と区別がつかず。マイル、恐ろしい子…。

合体ゴーレム「ゴ・キーン」は『鋼鉄ジーグ』のジーグの外見と『マグネロボ ガ・キーン』の名前が元ネタ。マイルの「チェンジ、サイボーグ!」のポーズまで出てきましたが、あんな物は原作には出てこないんじゃよ…。

というか原作の世界観準拠ならあんなものを魔術師が操れてはいけません。第3話までは「原作改変」のレベルにとどまっていましたが、この第4話で本作の原作からの大幅乖離が決定的になりましたね。

もう、これは「原作とは別物」として観ないといけないです。

2019.11.5追記:
第5話まで視聴終了。メーヴィスはさておき、レーナ、ポーリン、マイルの面倒な過去語りをよくぞこの1話に押し込んだ(笑)!

第4話のゴーレムと魔術師は未だに納得していませんが、大幅に下げた評価はちょっとだけですが戻したいです。

2019.11.12追記:
第6話まで視聴終了。再び評価大幅下げです。

原作ではマイルはついうっかりなだけで頭は悪くなく日本の高校の優等生並みの社会・歴史・経済・科学の知識はありますし、メーヴィスもお人好しなだけで貴族だけに政治・経済・軍事の知識レベルは高いです。

それに4人とも「依頼達成や仲間を守るためにどうしようもなければ躊躇なく人を殺すけど、殺さないですむくらいに己の力量を高めよう」という姿勢でした。

戦闘自体も戦闘後の処理も、原作の『赤き誓い』から考えると知能レベルが大幅劣化しています。

私は原作改変にそれほど口うるさくしようとは思っていないつもりですが、本作の原作理念を大きく変える脚本・演出には異論が多々あります。いや、一応今後も観ますけどどうしたものかな…。

2019.12.24追記:
最終話まで視聴終了。ラスト2話で、なぜか原作エピソードに帰ってきました。ということでウェンス、シェララ、ベレデテスが登場!

それまで散々オリジナルエピソードでつないでいたんですけどね。このラスト2話をやるなら、やっぱりアニメ第4話はやっちゃダメな奴だった。なぜダメかというと(禁則事項です)。

あ、キャラの評価はアニメに対してのもので、原作のキャラは大好きですよ。あと、CMにも使われていた戦闘時などにかかるBGMは好きでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

懐かしいパロネタ満載。これ…どこ需要?

原作未読

原作はなろうらしいです。割と楽しめましたー
頭からっぽにしてみる系の
内容は特に深くないアニメですね~

お話のざっくり概要
平均よりできる女の子が日本で死亡して転生
平均的にして欲しいと神様に願う…
神様はおバカで平均の算出の仕方を知らなかった
(いや、おかしいよ!あの計算w)
目立たないように平均的に生きようとするが
困った事に同室のメンバーは全員トラブルメーカー
そんなこんなでパーティ(赤き誓い)を結成
…そ、そんな感じ?

結構、この作品って説明しづらいのね。
酔った勢いで書きながら文章がフラフラしたw

神様…母数とか単語知ってますか?
そして、なぜ{netabare}胸のサイズ{/netabare}を
平均値にしてあげなかったんですか?
本人、凄く気にしてますよ?(´;ω;`)


……
…………
最強÷2が平均っておかしいだろぉぉおお!!
神様マジでバ●じゃないの?
まぁ、赤き誓いのメンバーも全員おバカだけれどw

それにしてもやたらと古いパロネタが多かった
年齢層高めな人は、なろう系好みじゃない
年齢層低めな人は、元ネタが全く分からない
ぶっちゃけどこ需要なのさ?
と思いながら観てました。

(。´・ω・)ん? 私は超マイノリティですから…
なろう系楽しめて、元ネタ分かる奇行種ですw

OPはなんか妙に耳に残る曲ですねー

ちょいちょい重めの話もあるけど
みんなおバカなので割とぽいっと投げ捨てる感じで
次々と話が進んで行きます~
サクサク見れてちょうど良かったですー

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

66.3 5 パーティで笑いなアニメランキング5位
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (395)
1574人が棚に入れました
夢にまでみたゲーム世界に転送された高校生、大好真人だが、なぜか真人を溺愛する母親の真々子もついてきて!? 母親同伴の新感覚冒険コメディ開幕!

声優・キャラクター
茅野愛衣、石谷春貴、鈴代紗弓、原田彩楓、Lynn、新井里美
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

すっぴん→時空+二刀流+みだれうち(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
まあ、ものまね士→時空+連続魔+バハムートでも良いけれど、、、って何の話だ?(笑)

このすば系というか、異世界転生ギャグですな。

ギャグパートは良いけど、インモラルなエロがあり、生理的にダメでした。そこが気にならない方は、良いのだろうけれど。

あ、OPはなかなか良かったです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一応、息子本人は嘆いてはいたものの、本当に、母親のエロとか、ドン引きだよな~。世界で一番いらん(苦笑)

個人的には、観ていて辛かったです。

私の中の3大NGが、「ゾンビ」「インモラル系エロ」「虐殺」なので、苦手でしたね。特に序盤は。

後半の、安っぽい親子論もまあ、どうかとはおもうけど、前半の母親エロよりはマシでした。

ただ、「親子で転生」「親が超強い」という設定自体は新しく、楽しめる要素もあったと思います、本当は。

例えば、「学校と晩ごはんがあるから、毎日、17時にはゲーム世界に転送され、20時には現実世界に帰される(土日は運営も休みだから転送されない)」というようなトンデモ設定でも、成り立った作品だとは思います。

そうすれば、ゲームと現実がちゃんと関係しあい、親子関係に変化が生まれたり、現実世界でもパーティーメンバーの仲が深まったりとする、日常系や学園モノの要素も入れていくことができたかも。

まあ、それで面白くなるかはワカランけど、そこまでカオスにしてほしかったなと、どうせなら。

とりあえず、新井さんが楽しそうに演じてて良かったです(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆1
このすば系? ギャグなら良いけど、エロに流れるとキツいな~。

2話目 ☆1
このまま、母親のエロを演出し続けるなら、次話で切ろうかな。

3話目 ☆2
多少、親子の話も入れてきたから、様子見かな。

4話目 ☆3
子供なんて作らなければ良かった、と、言ってはいけないよな。子供は、育ってほしいようには育たないけど、育てたようには育つよ。先天的なものを除けば、環境や教育次第で、かなり違うよ。

この作風なら、まあ、観られる。別に面白いわけではないけれど。

5話目 ☆3
モンペだな。パンチらはいらんかった。まあ、この作風なら。

6話目 ☆2
母親のスク水なんて、トラウマものだな。教育アニメか。いやいや、それで幻滅とか、クソだろ。

7話目 ☆2
う~ん、なんか、こう、深みがないな、説教に。当たり前のこと過ぎて。普通にヒロインだろ。

8話目 ☆3
まあ、綺麗にはまとまったかな。

9話目 ☆3
塔の攻略。新築のタワーダンジョンw 普通に楽しめた、ドタバタのギャグ回だな。

10話目 ☆2
訪問販売w

11話目 ☆2
みんな意味もなく、下着とか。まあ、そんなアニメだが。

12話目 ☆3
リフレクみたいなもんだな。親のでしゃばりで、子供の経験が奪われる。それもまた事実。それもまた冒険、という指摘も悪くはないが、それがゲーム世界で完結してしまったのは勿体ない。でしゃばり過ぎず、一緒に楽しむというのは、良い落とし処かな。

ドラゴンボールオチだな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

母なる大地

ゲームの世界へ行ける事を喜んだ大好真人。
その世界に母親の真々子がついて来てしまう。
普通の勇者・真人とチート能力を持つ真々子は、
ゲーム内で親子関係の問題を修復させようとするのであった。

思春期の子供と親の関係。
所謂、反抗期があります。
些細な事がすれ違い。
自分の殻に閉じこもってしまう子供の通過儀礼です。

親と一緒に冒険に出発。
ゲームとはいえ気恥ずかしいです。
作中では男性の子供と母親の関係。
学生さんは感情移入するのが難しいでしょうね。
ただし、母親役の声優は茅野さん。
茅野さんと一緒にゲームができると考えた方が視聴しやすいです。

親目線と学生(子供)目線。
視聴する立場によって変化します。
私は親目線に近いかなぁ。
学生(子供)の考えも分かりますが、まだまだ経験が足りません。
本当の苦労を超えていかないと大人にはなれませんから。

子供の方は自分が頑張って成長した、と考えるでしょう。
しかし、それは支えてくれる人がいる、という事が前提です。
体が大きくなって成長する事は数字が出るのでハッキリと分かります。
それでは、精神的な成長はどうでしょう。
多くの視点を持てる事などは、心が成長した証。
特に子供が出来て守るべきものができたら尚更です。
ただし、子供は親の所有物ではありません。
子供の自我を認めてあげましょう。

自己中な親・過保護な親、反抗する子・自分勝手な子などなど。
親と子。
どちらも問題を抱えています。
衝突しないで、スクスク育つのは稀なケース。
一緒に問題を乗り越えて、親子が共に成長するのが一番良いでしょう。
親の子離れ、子の親離れ。
どちらも重要です。

真人などの子供視点。
真々子の親視点。
どちらかに感情移入して楽しむ作品。
本物の親と考えたら視聴は無理でしょう。
親は茅野さんに代入。
茅野さんとの家族関係を持った、という設定にしないと難しいかも。
固い話ではないので、そんなに気を張らなくても大丈夫。
親と子の2つの楽しみ方ができて、お得ですよ。
親孝行したいときには親は無し。
子供よりも親の方が先に鬼籍に入るのは当然の事。
反抗する気持ちも分かりますが、なるべく早く大人に成長する事を期待します。
{netabare}という事を、おしらーせ、します。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

好きではありませんw

原作未読 全12話

母親である大好 真々子(おおすき ままこ)に苦手意識を持っていた高校生で主人公の大好 真人(おおすき まさと)は、MMMMMORPG(仮)(ママの 、ママによる、ママのための、ママと、息子がもしくは娘が、大いに仲良くなるためのRPG)のテスター選ばれ強制参加させられます。ゲームの世界で母と子が一緒に冒険するファンタジー作品です。

母親である真々子さんが、いくら見た目が若いとしてもヒロインというところに違和感がありました。

主人公の真人よりグイグイ前に出て目立つところは、真々子さんの方が主人公という感じがしましたね。

また、2人と一緒に冒険する2人もそれぞれの単独のお話では目立つものの、美味しいところはすべて真々子さんが持っていくためどうしても影が薄くなりますね。

すべての人に慈愛に満ちた真々子さん、あまりにも前面に出てきすぎて苦手でした。

これから観る方は1話観て継続されるどうか判断されるといいかもしれません。

OPはスピラ・スピカさん、EDは大好真々子役の茅野愛衣さんが歌っています。EDは「パタパタママ」の替え歌ですね。

最後に、シラーセ役の新井里美さん、あいかわらず独特で光っていましたねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

71.3 6 パーティで笑いなアニメランキング6位
プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (183)
554人が棚に入れました
紡いだ絆に思いを乗せて、ユウキたちの冒険が再び始まる。 その出会いは突然だった。 意気投合した彼らはあるギルドを結成するーーその名は【美食殿 】 。 美食の探求を目的とした彼らは愉快な仲間たちと友情を深め、美味しいごはんを食べ、そしてときにはちょっぴり危険な冒険に身を投じ、せわしなくも穏やかな日々を送っていた。 ところが、胸に秘めた思いはやがて交錯し、彼らはかつてない困難に巻き込まれていく。


声優・キャラクター
M・A・O、伊藤美来、立花理香、阿部敦

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

原作やってない人にもう少し寄り添ってほしいかも

スマホゲームの宣伝アニメですが、宣伝アニメにしてはかなり良いです。
1期よりクオリティは高くなったけど、1期のほうが話は面白かった。

原作のゲームはまったく知らないけど、知らない人でもそれなりに楽しめる作りなのが良い。(ただシナリオは良くわからない)
このすばの監督で、雰囲気が似ているのでこのすばが気に入るならこれも楽しめると思います。

作画はとても綺麗で背景もポップなファンタジーで美しいし、2期は特に動きが目に見えて良くなっています。

話は説明不足でよくわからないことが多かったけどギャグもシリアスも熱いシーンもあってテンポ良く楽しめます。
原作ゲームやればわかるのかな?

1期2期と楽しめてキャラクターも好きになってきたし、原作ゲームやってみたくなってきました。

キャラ多いけどキャラの魅力はしっかり描けているし、シナリオは説明不足だけど作品の魅力はわかりやすい。良い宣伝アニメですね。
宣伝アニメって低予算でこだわりのない適当なものが多いので、この作品を見習ってほしい。
アニメが面白くないのに原作をプレイしてみようなんて思わないですから。

【あまり好きじゃないところ】
ユウキがお利口な子どもみたいな牙を抜かれた毒にも薬にもならないピュアの化身で男らしさがなくて苦手。
目立たないようにしてるんでしょうけど、これはやり過ぎかな。声もなよなよしすぎで気になる。
生まれてからずっと女性だけの環境で育ったような人ですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

映像作品としての楽しさ: ◎

タイトルに「Season 2」とある通り2期目で、ストーリー的にはダイレクトに1期目の続きとなっています。

お話しとしては「Re:Dive」自体が、「Re:Dive」が付かない世界線での失敗を受けた設定になっているようなのですが、「Re:Dive」が付かない世界線の話はアニメ化はされていないので、そこを知っているかどうかはあんまり問題にする必要はないかもしれません。

ある意味、ストーリー的にアニメで初見という人は置いて行かれても仕方がないという割り切りは視聴する上で必要かも。
(私もゲームのプリコネはやっていないので、ぶっちゃけそんなスタンス。)

ぺコリーヌのプリンセスストライクといった大技や、巨大な敵に対して飛んで回り込んだり体表を駆け上がるといった画的な楽しさ・爽快感みたいなものが味わえるという点で純粋に映像作品としての楽しさはかなりのレベルにあると思います。

キャルやコッコロなど、キャラクターデザイン面でも様々な需要に応えるバリエーションという点も含めて「萌えアニメ」としてそこそこのレベルに達した作品なんじゃないでしょうか。

エンタメ性は高いのですが、「そういうアニメには時間を使いたくない」という人は観なくて良いと思います。

私個人はけっこう楽しめました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バトルがさらに激しくなりました。やばいですね!

原作未プレイ 全12話

2期なので関係性から1期から観ることをオススメします。

ソーシャルゲーム原作にありがちな「キャラが多くて分かりません!」ということはなく、キャラは多いですがそれぞれのキャラが出てくる話でかなり印象深く描かれていますので、名前は忘れてしまうことが多いですが、どんなキャラだった思い出させてくれます。

序盤は主人公たちのギルド「美食殿」が色々なクエストを挑みながら、出てくるキャラと親交を深めていき全体のお話が少しずつ進んでいく感じでした。

そして段々とこの世界の真実にたどり着いていきます。

後半は段々と良くない方向に進んでいきますが、最後はスッキリとした終わり方でした。

ただ、一期で伏線がありましたので何となく分かりましたが、詳しく語られていない部分もあるのでちょっとモヤモヤしたところが残りましたね。

OP・ED ペコリーヌ(M・A・Oさん)、コッコロ(伊藤美来さん)、キャル(立花理香さん)が歌っています。OPは1期と同じ曲ですが、この曲を聞くとプリンセスコネクトが始まった感じがしますね。イントロの部分が好きです。

最後に、ペコリーヌたちが作るおにぎりが美味しそうでしたね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

64.4 7 パーティで笑いなアニメランキング7位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (190)
476人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

めんどいとこも含めて好きになる?

【紹介】
とてもめんどくさい性格した空気読まないエルフヒーラーと常識人の鎧戦士がコンビ組んで冒険するギャグファンタジーアニメ

【感想】
最初のほうは酷かったけど、慣れてきたらシュールなギャグアニメとして楽しめました
話はシュールだし声優は少し気になったけど、クオリティは良いと思います
マンガだとページの関係でオチがついたように見えるけど、アニメだとどんどん時間が流れていくので、面白くないネタで一度白けてしまうとオチのないままひたすら滑りっぱなしになってしまうのでこういう作品って難しいと思いました

ギャグがあまりささらなくて最初はホント無理だったけど、だんだん慣れてきてこのうざさも含めてギャグなのかなって思うようになって楽しみ方がわかってくる
合わない人は遠慮なく切っても後悔なんてないと思いますけど、慣れてくればいいアニメだと思いました!

【キャラクター】{netabare}
カーラは限りなくうざいに近いうざかわいい系女子というジャンル、こういう子いますよね現実に。
常識がない、空気読まない、遠慮しない、口悪い、センスが古い、自意識過剰、オタク用語を連発する

最初の印象が悪かったけど、そのうち慣れて不快に思わなくなると今度はカーラがこの作品の魅力のすべてだと思うようになりました

なれる前に切られそうだけど、慣れればかわいい!
もしかしてチャームの魔法でも使われてる!?

{/netabare}
【ギャグ】{netabare}
特に最初のほうのギャグがとても寒い
たぶん、まだこの作品のテンポに視聴者が慣れてなくて、場が温まってないっていうか受け入れる準備ができてないのと、声優の演技が微妙だからだと思います
最初のうちはボケとツッコミのテンポがとても悪くて間延びしていて笑いが起きるテンポじゃないと思うんですよね、最初から最後までずっとスベリっぱなしなこともありました
それが慣れてきたのかだんだん心地よくなってきて、普通に楽しめるようになりました
{/netabare}
【作画・音楽】{netabare}
EDアニメがかわいくていい感じ
OP「ジェリーフィッシュな君へ」はクセになる良曲ですね
{/netabare}
【声優】{netabare}
主人公のしゃべりかたは、わざとやってるならこのキャラに合ってるかもって思ったけど
何を言ってるのか聞き取りづらいセリフもあって、普通に演技が上手じゃないだけなのでしょうか?
そう思ってたけど、だんだん上手になっていく気がしました、キャラをうまく自分のものにしたのかもしれないですね {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あの〜 引っ叩いていいですか?

原作未読 全12話

冒険者があることでパーティーを組んだヒーラーが、全然使えない上にネガティヴで口だけは達者なダークエルフとの異世界を旅をするお話です。

お話はギャグ寄りなので、魔物との壮絶なバトルシーンは皆無ですね。

最初はヒーラーであるカーラのネガティヴ思考の会話が、ちょっとイライラして受け付けませんでした。

そこまで気にせず、何となく観ていたら慣れてきましたねw

色々なモンスターや人々と出会い、そこで起こる問題を解決していくお話ですが、解決の方法が一筋縄でいきません。

全然解決しないじゃないかと思って見ていると最後は何となく解決してしまう不思議な作品でしたw

OPは大西亜玖璃さん、EDは主要メンバー3にんが歌っています。

最後に、初めてこの作品を観たときイライラしたのでタイトル通りな気分になりましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

M1並みのボケ数

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ギャグ全振りアニメです。アニメである必要があるのかと思うほど、会話でボケ倒します。

ギャグアニメは、笑いの質が自分に合うかがほぼ全ての評価基準。私は、わりとブラックなネタが好きなので、好みではありました。

万人ウケはしないと思うので、1話観てみて、視聴を続けるか決めてみても良いと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「ロープ的な物ない?」
「大腸とか?」

狂気の発想だわ!(笑)

下手な鉄砲数打ちゃ当たる、じゃないけど、圧倒的な小ボケの連打で、何回かはクスりと笑ってしまいました(笑)

アルビンとカーラは良いコンビですね。基本、ツッコミのアルビンが皆にバカにされ続けますが、アルビンもちゃんとカーラをバカにしているので、なんか、対等な感じで微笑ましかったです。

一方で、こういう、「イジる」系の笑いが苦手な方も一定数いるのはよく分かります。見方を変えれば、「イジる」は「イジメ」ですからね。

そこで大事なのは、「イジられる側に悲壮感がないか」と、「イジられる側が、イジる側をイジり返せる対等な関係があるか」だと思っていて、本作は、この2要素をちゃんとクリア出来ていたように思うので、私は本作をすんなり観られたのかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

84.0 8 パーティで笑いなアニメランキング8位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (876)
3547人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメの制作体制は慎重でなかった件について…。→ だが、ストーリーは意外にもけっこう良かった!

第3話にして、放送延期となり予定を変更して第2話を再放送。
「慎重勇者さんかい? 早い、早いよ!」(コケるのが!)

2020.1.6追記:
制作スケジュールの遅れなどで総集編の放送や放送延期となる作品が多いこのご時世で、2019年10月開始作品の中で最も早くその憂き目を見た本作ですが、さらに総集編1回を挟むも2019年内にギリギリ最終回の放送枠を獲得し、越年することなく最終回を迎えた本作にまずは拍手を。

ストーリーに関しては視聴者に気取られないような伏線を第1話から積み重ねつつ、第11話Bパートに来ての新展開が凄かったですね。

そしてそこに至るまでもコミカルな作品として、視聴者の興味を引くように作られていた点も見事です。お話の区切りとしても1クールでとてもうまく纏めてありました。

原作は未読なのですが、おそらく展開自体は原作から引き継がれた物だと思います。ですが、それを活かしたシリーズ構成・脚本も見事でした。

作画的にも終始リソース不足を感じさせるものはありましたしリスタルテがダンスする3DCGのEDも絵的に微妙なものがありますが、少なくとも本編については放送延期と総集編を交えて決定的な破綻を見せずに見事乗り切った感じです。

これ、凄いことなんだけどたぶん制作陣の収入には反映されない頑張りなんだろうなと考えると切ないものがあります。

ええ、ちゃんと面白かったですよ…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

65.4 9 パーティで笑いなアニメランキング9位
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (99)
294人が棚に入れました
“別にいいじゃねぇか……。何歳から新しいこと始めたって!” 最強にして新人のオッサン、冒険者を目指す! 「夢を追うならできるだけ若いうちがいい」 人は皆、そう考える。だが、どうしても諦められない。そんな大人も、どこかにいる――。 10代で冒険者になるのが当たり前の世界で、30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者を目指したリック・グラディアートル。 大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによる想像を絶する訓練の日々を過ごしてきた彼は、新米Fランクながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた!? 叶えたい夢を追い続けるアラサー主人公が、なめてかかってくるエリート冒険者を、本人が気付かないうちに鍛え上げられた戦闘力で次々にねじ伏せていく痛快アクションコメディ!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」

【レビューNo.146】(初回登録:2024/10/13)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
とりあえず「オッサン」というキーワードに惹かれたのでw


(ストーリー)
英雄譚「ヤマト伝説」に憧れる少年リックは、極めて確率の低い「固有スキル
の因子」を保有しているものの、それが発動することがなかった。
そして気がつけば30歳になっており、冒険者ギルドの受付に就いたものの冒険
者への夢を捨てきれないまま、鬱屈した日々を送っていたのだった。
そんな中、リックは「S級」の資格を持つ冒険者リーネットと出会う。
リックは彼女から魔力量を育てないまま20歳を超えたことを理由に、今から
冒険者を目指しても無理だと断言されてしまう。
それでリックも一旦は諦めがついたものの、ある事件が起こり・・・
そこで冒険者の資質があると認められたリックは、リーネットから彼女が所属
する大陸最強の冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」に勧誘される。
そして2年間、地獄の修行を耐え抜いたリックは冒険者になるためにE級冒険者
試験に挑むだった。


(評 価)
・シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」
 出だしはいつものなろう展開ですね。
 E級冒険者試験でいろいろと常識外れの結果を叩き出すも、無自覚で
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
 的なノリで。
 しかも同行しているリーネットは始めからリックに好意的だし。

 しかしリックが他のなろう主人公と違うのは、始めからチート能力をを付与
 されたのではなく、2年間めっちゃ努力してその域に達してるところなんで
 すね。
 ・冒険者を目指すリックはかなり出遅れていたため、「オリハルコン・フィ
  スト」のメンバーから死ぬほど鍛えられた
  (というか、実際修行で死んで蘇生魔法で生き返るを何度も繰り返してい
   るんだけどねw)
 ・ただ修行で鍛えられ驚くほどレベルアップしているものの、周りが超人だ
  らけなのでその強さを自覚する機会がなかった
  → 試験最中にようやく「俺ってもしかしてめっちゃ強くね?!」と認識
 ・リーネットの件についても回想で彼女との出会いから始まり、ある事件を
  きっかけに彼女が好意を寄せる過程も丁寧に描かれている

 そんな感じなので、いつもの「ご都合主義満載のなろう系作品」というより
 は「『努力・友情・勝利』のジャンプ作品」に近い感覚ですね。
 ちょうど同時期に『キン肉マン』をやっていましたが、ストーリーはシンプ
 ルだがバトルを通じての熱い展開など、同作品に通ずるものがあるという印
 象ですね。


・アンジェリカがいい味を出していた
 そこそこコメディ色の強い作品ですね。
 メインになっているのは上述の通り
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
  →”その強さや感覚のズレから生まれる”無自覚系ギャグみたいな。
 しかし途中からリックが自分の強さを自覚しちゃうんですよね。

 で、次の仕掛けがアンジェリカによるツッコミです。
 途中からレギュラーメンバー化すると
 「『オリハルコン・フィスト』の”常識”は、一般人の”非常識”」
 ということで、切れ味鋭くどんどんツッコミまくるという。
 個人的に序盤の無自覚系ギャグはイマイチかなって感じていたのですが、
 アンジェリカの登場から「”ボケ”と”受け”」のキャッチボールでリズム
 が生まれ流れかよくなったという印象ですね。

 そしてアンジェリカ自身も
 {netabare}・はじめは貴族の鼻もちならない”お嬢さまキャラ”だったが
 ・E級冒険者の試験官だった兄のラスターがリックに一蹴されるのをみて改心、
  後にリックに弟子入り
 ・実は名門貴族だったが没落していたため、望まぬ婚約等実は苦労人だった
  こと、そんな運命に抗うために懸命に生きていることが明かされる
 ・リックとの交流を経て彼に惹かれていく様やリーネットとリックとの関係
  にヤキモキといった乙女な一面も
 ・そして自身の運命を変えるため臨んだ「拳王トーナメント」で強敵ギース
  に打ちのめされるも最後まで熱いバトルをみせ、リックの魂に火をつける{/netabare}
 という感じで、どんどん魅力的に描かれていくんですよね。
 冗長気味だった後半もそれなりに楽しめたのは、彼女の功績が大きいと思い
 ます。


ストーリー的には「異世界版『キン肉マン』」という感じで、死ぬほど努力し
たリックが
・”オッサン”や”努力”を馬鹿にする連中を返り討ち
・「E級冒険者試験」や「拳王トーナメント」での熱いバトル展開
 {netabare}そして最後はブロストンとの師弟対決{/netabare}
他のレビュアーさんも書かれていますが、昭和臭がプンプンする作品ではあり
ますね。
そういう意味では、文字通り”オッサン”には刺さりやすい要素がちりばめら
ている反面、「価値観の異なる”Z世代”とかにウケるのか?!」という疑問
は残るところ。
本作も最終目標は
「『ヤマト伝説」に出てくる怪物『カイザー・アルサピエト」の討伐」
らしいのですが、その辺はあまり話が進んでいないのかなっと。

ある意味”アンチ・ご都合主義のサクサクなろう展開”的な作品ではあるので、
ここに面白さを見出だせるかどうか感じでしょうか。
個人的には「理屈はいらねえ”拳で語り合う”」シンプルで熱い展開とアンジェ
リカのキャラが後半際立ってきたので、まずます楽しめた作品でしたね。


OP『荒野に咲けよ冒険者たち/串田アキラ』
・まさかの串田アキラさんとか。
 この辺りも「異世界版『キン肉マン』」って感じなんだよなw
 (狙った感がスゴイんですよね)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

オレ、最強!

原作未読 全12話

主人公は冒険者になりたかったが、あることで一時は諦めていました。気がつけば30歳、冒険者ギルドの受付からS級ランクの冒険者に出会い、あることでその冒険者が所属しているS級ランクのパーティの冒険者たちに死ぬほど(死んでも)鍛えられます。

修行が2年経ち本人に自覚がないが、S級ランクに近い力を身に付けた主人公は冒険者最初ランクであるEランクの試験に挑んでいくお話です。

前半はそのEランク試験に挑むお話、後半はとあるもの奪取すべく格闘技トーナメントに参加します。

お話はコミカルな感じですが、ほのぼのとした感じでなく、敵になる者たちも結構嫌な感じのキャラで、闘い終わったあとはスッキリしますw

主人公は、とにかく尋常じゃない特訓を受けていたので、メチャクチャ強いですね。

前半で敗れたキャラも再登場してツッコミ役として出てきますw

オレ最強系作品ですが、最初は本人に自覚なくてランク試験のときも相手の攻撃が遅すぎて戸惑っていましたねw

トーナメントの闘いもそれぞれ持ち味を出していて、なかなか良かったです。

切りがいいところで終わっていますが、まだまだ目的までは遠いようですね。

OPは串田アキラさん、EDは藤川千愛さんが歌っています。

最後に、串田アキラさんといえばキン肉マンの曲を思い浮かべますが、ザブングルのOP/EDもいいですよ^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

オッサンを主人公にしている意味は?

オープニングの曲は昭和のアニソンを意識しているのだろうか。
最近中年を主人公にするアニメが多い気がする。
何歳からでも夢を追えるという趣旨だろうが、視聴者層もそうなんだろうか。
そんなことはともかく、宝玉を集めるという名目の元、
トーナメント戦に参加し、強敵と戦う。
最初は自信の無かった主人公だが、いずれ強さを認識する。
大会始まってからが面白い。
きっとこのトーナメント戦が最も描きたかったのだろう。
見せたいものがハッキリしている作品は分かりやすくて良い。
主人公がオッサンかどうかはあんまり関係なかった。
舞台設定は使いやすいし、トーナメント戦に参加する参加者たちも分かりやすくて良かったのでは。
よくある異世界系の物語といえど、見ていて面白い作品だった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

71.2 10 パーティで笑いなアニメランキング10位
スレイヤーズ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (296)
1819人が棚に入れました
天才魔道士リナ=インバースはひょんなことから、剣士ガウリィとアトラス・シティに向かう旅に出た。二人をつけ狙うゼルガディスの目的は、魔王シャブラニグドゥの復活にあるらしい。魔王とは一体、何者なのか?その企みは?

声優・キャラクター
林原めぐみ、松本保典、緑川光、鈴木真仁、子安武人、石川悦子

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

黄昏よりも暗き存在、血の流れよりも赤き存在

1995年放映作品
ライトノベルの走りだった原作のアニメ化

この作品観るとドラグスレイブの呪文詠唱暗記してた黒歴史を思い出すw
最近15年ぶりに観直したけど懐かしくて楽しめた

皆個性豊かで好感が持てるキャラが魅力的
キャラデザも大好きだった
前半はギャグパートも多めだったが、何気に世界設定がしっかりしてた為後半にかけてクライマックスに差し掛かると一転してシリアス展開も違和感は無くよく出来てると思う
この1期だけ観ると「まぁまぁ面白い」程度の評価となってしまうが、シリーズ最高峰とされる2期NEXTに続く序章として是非鑑賞して欲しい

リナ役の林原めぐみさんが巧すぎて圧巻
この時代の声優でトップクラスだったのは頷けます

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ファンタジーコメディの源流。 チート主人公に必要なモノは何だろう

転んでもタダではおきない守銭奴
ドラゴンも跨いで通る乱暴者

銀河英雄伝説・ロードス島戦記など硬派とされるラノベに
一切興味がなかったじぶんが食いついたのが
スレイヤーズでした。表紙絵が可愛かったですし

上の2作品を買うようになっても外出用であって
家で読むのはスレイヤーズですね(笑)

今でこそ、堅苦しくないファンタジーの方が多いですが
当時は堅苦しくて重たい世界観が主流だったと思います


・はじめに
まずキャラが可愛いってことは一番大切ですよね
可愛くなきゃそこでお別れです

そして、主人公が普通な少女じゃ、トラブルに巻き込まれることはできても
自分がトラブルの種にはなれません。

自称普通の主人公もたいてい普通じゃないですよね?
それなら初めから特別ってすりゃいいのに


・愛されるチート主人公
主人公リナは世界トップクラスの実力がある魔道士で、
その気になれば世界の大英雄になれますし
人類どころか魔族までその名がとどろく有名人です。
しかし、名声に全く興味をしめさず
力を誇ることもありません
彼女の仲間たちも同様です。

自分を美少女天才魔道士といっていますが嫌味じゃない
リナは俗っぽいです。。
小銭に汚い!生活力がありすぎます。
誰よりも力を持ちながら、あっけらかんと
日々旅する生活を愛していて
きままな風来坊といった少女なんです

そんな主人公ですから巻き起こす物語は
愉快でアニメも痛快娯楽劇といった
コメディー作品に仕上がっています。

チート主人公に求められる個性は
力や名声を誇示しない、
俗っぽさと愛嬌を持っている
こういった個性ではないでしょうか

主人公に求められることは
共感できるか
もしくは憧れられるかでしょう。
リナの生き方には憧れることができます。


・さいごに
作画には古さを感じますしギャグシーンのリアクションも
オーバーで古典的です。。
しかしながらキャラクターとストーリーに魅力がある作品は
時代を超えて楽しめるものだと思います。
また世界観がもともと軽いのでチープに感じる作画は
リナの破天荒なキャラクター性を引きたてるように思います。

主人公が名声や力、明確な目標をもっている作品も良いですが
そんなのクダラナイと吐き捨てて颯爽とするヒロインは
痛快であり、カッコよく、そして可愛らしいです。


長々とおつきあい頂き誠にありがとうございました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最高の冒険ファンタジー!

シリーズ物第一弾、全26話。男向け魔法少女物

■TVアニメ
スレイヤーズ     ←ここ
スレイヤーズNEXT
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


当時メッチャはまっていましたよこのアニメ。
好きな声優が出ていたのには今更ながらに驚いた。林原めぐみとか緑川光とか石田彰とか…
一昨日からニコ生で一挙放送やっていますよね!見ていない人必見いますぐにニコ生行って来るべきだ!

暴れるモンスターあれば、とことんぶちのめし。
輝くお宝あれば無理やり独り占め。
大胆不敵!電光石火!勝利は私のためにある!

主題歌
オープニングテーマ「Get along」
歌 - 林原めぐみ・奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「KUJIKENAIKARA!」
歌 - 林原めぐみ・奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

どっちも最高に好きでした。いやぁもう音楽聞いただけで懐かしさのあまり涙が出てきますよ。゚(゚´Д`゚)゚。


当時何度も何度も繰り返し見て覚えた黒魔法↓
「黄昏よりも暗き存在(もの)、血の流れよりも赤き存在(もの)
時間(とき)の流れに埋もれし偉大なる汝の名において、
我ここに闇に誓わん、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを
ドラグスレーーーーーーーーーーーーーーーーイヴ!!!」

いやぁもう本当にハマりましたよハマリまくってましたよ。
ドラゴンボールよりハマってたかもしれない位ハマってましたよ。
いい歳して呪文詠唱したら魔法が出せるんじゃないかと思っていたりいなかったりw
一々魔法の詠唱の言葉が中二病心に火を付けたんでしょうねぇ。片っ端から魔法の詠唱覚えていましたよ。
友人とどっちが覚えられるか的な競いあいになっていたっけ。


魔法少女モノと聞くとプリキュアとかセーラームーンが思い浮かぶと思いますが、このアニメはRPG的な感じですね。
FFとかドラクエみたいな。なので完全に男向けなアニメです。
カッコイイ魔法を使ったり、剣士や白魔道士やら等が仲間になっていき、ドラゴンを倒したり怪物を倒したり街を守ったり、世界を救ったりともうまさに王道のRPGみたいな感じです。

このアニメの面白いところは単純にカッコイイ話だけではないのです。ギャグ要素満載ですっとぼけた話が中心なので実に気軽に見れる面白い作りになっています。が、それでいてカッコイイ所はキッチリしめるというこの抜群の切り替えの良さ!
昨今のアニメは見習うべきだ。

もうねぇシリーズ物どんだけ出ているんだって位超長編アニメなんですが、実に面白い。個人的にはドラゴンボールより好きだったりしますね。思い出補正があるのかも…やっぱりDBの方が好きかも…w
これ以上に面白いRPG系冒険ファンタジーものって現代だと無いんじゃないかと。伝勇伝はかなり面白かったが続編出なかったのが凄く残念。あれが続いていれば個人的にこのアニメを超えていたかもしれない。

もしアニメを見てハマった人がいれば全シリーズ見て欲しいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

63.7 11 パーティで笑いなアニメランキング11位
ストライク・ザ・ブラッド OVA 前篇(OVA)

2015年11月25日
★★★★☆ 3.7 (185)
1083人が棚に入れました
いつものように登校している古城と雪菜。そこへ突然現れたのは何者かに追われているラ・フォリアだった。彼女を追ってきた大男と刃を交える雪菜。本格的な戦いが始まるかと思われた時ラ・フォリアは衝撃的な発言をする「お父様、この方が私が初めてをささげた第四真祖、暁古城です! 」ラ・フォリアは父ルーカスから結婚相手を決めるよう言われていたため、その相手に古城を選ぶと宣言。それを認めないルーカスだが、そこにラ・フォリアの母ポリフォニアが現れ、詳しい話をするために古城と雪菜をパーティーに招待することに。だがそのパーティー会場には、浅葱や矢瀬、凪沙や紗矢華まで招待されていた。どうやら古城と関係のある人物を招待したようなのだが…古城をめぐり女性陣のある意味熱いバトルが展開される!?

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、葉山いくみ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ、戦い、エロ、エロ

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
う~ん、エロゲか?(笑)

ストライク・ザ・ブラッドの美味しいどこ取りというか、ストーリー性を廃して、キャラの魅力とエロ要素に特化した、ファンサービスのOVAですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公が簡単に操られ、ほぼスター状態でエロをむさぼり食うなんて、、、素敵すぎるアニメっすねw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒロインの皆さま・・・ご無沙汰でした^^

この作品は本編の後日譚となっています。視聴者は登場人物や各種設定を全て理解している前提で制作されているので、本編を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

「凪のあすから」「東京レイヴンズ」「ゴールデンタイム」「キルラキル」など、最強の2クール作品が一挙に放送された2014年冬アニメ・・・本編はこの最強の一画をなす作品だと思っています。
あにこれの総合得点も現時点で79.0点と高い点数をたたき出している事からもこの作品の人気が伺えます。

それもそのはず・・・最強の2クール作品の中でも頭一つ分ヒロインのキャラデザの可愛らしさが抜きん出ていましたから・・・そしてその中でも中学生なのに、中学生らしからぬ雰囲気を持つ姫柊雪菜ちゃんがCVの種田さんとの相性も良く抜群過ぎ・・・(//∇//)
個人的には煌坂のツンデレも私の中ではど真ん中・・・
見た目は金髪派手系娘ですが、内助の功で古城を影から支える浅葱も中々・・・
いや、時折大胆なラ・フォリアの存在を忘れちゃ駄目でしょう・・・

これだけ魅力的なヒロインが数多く登場するこの作品・・・ハーレム系が苦手な人は難しいかもですが、私はハーレム系の作品がどちらかというと好みなので、目一杯本編を堪能させて貰いました。

そのOVAが制作されたんです・・・
これは見ない訳にはいきません。今期の作品の視聴数は少なくはありませんが、本編を復習のために一巡してOVAの視聴に臨みました^^;

本編のラストで不思議な少女を見ましたが、このOVAは未だそこまで時間が経過しておらず物語は朝の平凡な一幕から・・・古城と姫柊の登校シーンから始まりまるのですが、OVA2話という事もあり一気に物語が動くので・・・ヒロインが全員集合するまで多くの時間は必要ありませんでした。

今回は戦王領域とアルディギア王国の調印式が絃神島で行われる・・・という事で、戦王領域から煌坂が・・・アルディギア王国からラ・フォリアが訪れる事になった訳ですが、ラ・フォリアの大胆発言を発端に・・・物語がややこしくなっていきます^^;

ここで明らかになるのが、古城がどれだけのヒロインに「お手付き」をしてきたか・・・という事です。
本編では流れるように物語が展開されていくので、あまり気にとめませんでしたが、改めてその顔ぶれと人数を見てみると・・・古城君は「鬼畜」とか「変態」とか言われても仕方ありませんね^^;

そして今回の調印式に対して別の思惑が蠢いていること・・・これも物語の展開から徐々に明らかになっていくのですが、その輩・・・とんでもないカードを使ってくるんです。
予兆は・・・あったと思います。
だって態度が・・・絶対有り得ないですもん。

こうして物語は後半に続いていきます。
内容的に「良いところ」で切れるので、続きが気になって仕方ありません。
引き続き後篇を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

常夏の島、王室外交に安寧無しw

※DVDレンタル前後編通じての感想。

原作ライトノベルは未読。

私は、アニメ鑑賞の際、どちらかと言うとネタバレ回避、
時にHPレベルの基本情報すら入れずに視聴する方。
そのクセ、季節とのリンクも重視したりするワガママな質で、
シリーズ物などでも夏のエピソードと思って
冬だったりしたら落ち込んだりする困った性格w

その点、このシリーズはどこに首を突っ込んでもどーせ常夏なので安心?ですw
どーせ薄着の美少女がハーレム主人公の周りに寄って来て、
どーせ“不可抗力”のHイベントが発生し、
どーせ第四真祖の力を発揮せざるを得ない厄介事まで漏れなく付いて来る。

正直、1期TVアニメ版を視聴していた時は、頭空っぽにして楽しみつつも、
吸血鬼物ならではの深みがあまり感じられないとか、
しょーもないハーレム中二バトルのテンプレを並べただけとか、
そんな感想を抱いたりもしていました。

けれど、OVAに展開してまで、シリーズのお約束を貫き通している、
本作の変態紳士ぶり……いやw勇姿を目の当たりにすると、
まいった(笑)とか、エラい!(笑)とか、
失笑も揉み解され、諦観と賛辞の笑いに変わって来ますw

OVAと言うと、ともすれば、劇場版になり損ねた小企画とか、
続編をTVアニメ展開できなかったシリーズの都落ちとか、中継ぎとか、
ネガティブな捉え方をしてしまいがちですが……。

本作の場合は、OVAこそ『ストブラ』が進むべき真の楽園♪
TVアニメ画面を覆う邪魔な湯気など蹴散らせ~♪とばかりに、
エロハーレムバトルの過激な王道ど真ん中を驀進する清々しさすら感じます。

今回も、{netabare}北欧の王室一同のご来訪とのことで、
少しは頭が冷えた方々が状況をコントロールしてくれるかと思いきや
(いや……そんなには思ってはないですがw)
仕掛けた鍵無しスイートルームの間取りからしてラブコメの波動が暴走気味で、
暑さで頭が沸騰しているとしか思えませんw

“監視役”曰く“いやらしい人”であるらしい先輩も、
諸般の事情によりさらにいやらしくなってしまいますしw

その解決方法に至っては、もはや付けるクスリがございませんw{/netabare}

私としては、正常な展開は諦めて、ごちそうさまでしたと降参する他ないですw

本作の続きもOVAで展開している『ストブラ』
手に負えない厄介事は、今後とも是非「絃神島(いとがみじま)」とOVAに隔離して楽しみたい。
相変わらず頭の中、年中サマータイムな、
期待した約束事は欠かさず陳列してくる、ある意味、安定したシリーズ作です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

68.5 12 パーティで笑いなアニメランキング12位
GRANBLUE FANTASY The Animation(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (371)
1481人が棚に入れました
父親の手紙に記された星の島・イスタルシアを目指すため、故郷の島ザンクティンゼルを発つ決心をした主人公は、エルステ帝国から脱走してきた少女・ルリアと出会う。ルリアを帝国から庇い重傷を負った主人公だったが、ルリアが自らの命を主人公の命とリンクさせ、一命を取り留める。主人公はイスタルシアを目指すため、ルリアは帝国の追手から逃れるため、ザンクティンゼルを飛び立った。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、山路和弘、田中理恵、加藤英美里、杉田智和、伊藤かな恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良い意味で、ソシャゲRPG原作らしからぬ、真っ直ぐで爽やかなアニメ

【文量→中盛り 内容→感想系】

【総括】
2期、視聴開始っす♪

ソシャゲRPG原作らしい作画の良さとキャラデザの格好良さ、音楽の素晴らしさ(特にOP)がまず際立つ。その上、ソシャゲRPG原作らしからぬ、しっかりとした王道のボーイミーツガールのストーリー展開が好印象。キャラも増やしすぎず、きちんと感情移入できるものになっていました。

素晴らしく面白い! とまでは言えませんが、観ても損しない、なかなかに面白い作品でした。

《以下ネタバレ》


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
※個人的経験と感情により皮肉っぽくなっていますが、基本は、誉めてますよw

私は基本的にソシャゲ嫌い、ソシャゲRPGはアニメに向かない、という考え方です(詳細はチェインクロニクルのレビューに)。

でも、本品は良かったですね。ストーリーこそ目新しさはないものの安定していたし、それ以外はいずれも高いクオリティだったかと(音楽とかすげぇ良かった。OPは今期(2017春)1位かも)。

個人的に一番の高評価は、カタリナのポンコツっぷりでした。3話とか、かなり萌えましたw ラカムもFFにそのまんま出てきそうwで、格好良かったですね。

あと、8話目のダンジョン回好きでした。1話完結でも魅せ所をちゃんと作り(バトル)、普段と雰囲気を変えたラブコメの要素(ルリアのアホ毛レーダーとか笑えたし、砂山を滑ってきてグランに抱きつくかたちになり、照れてるところとか萌えた)。その中で新たな仲間に出会い、新たな武器を手にするという、正道のファンタジー要素も忘れない。かなり優秀な回で、これは脚本が良かったのかな?

私は原作未プレイなので自信はないけど、課金によって得られるのは主に「武器」と「召喚獣」なんですね。だとすれば、アニメにするには都合良いのでしょう(キャラを増やさずにいけるから)。

と、思ったら12話は怒濤の登場人物連続出場でしたねw まあ、ここまでご新規さん向けに作ってきたから、最後に原作ファンへのサービスがあっても良いのかもしれませんね。

そして、ある意味超展開の13話(笑) まさか、ここまであんなに丁寧に作ってきたのに、根底から覆すとわ(笑) まあ、明らかに賛否あるでしょうが、個人的には好きですよ。13話ですし、円盤特典のOVAをタダで観られたと思えばお得です。てか、あにこれならこっちの方が評価上がりそうだと思うのは、私だけでしょうか(笑)

こういうソシャゲ原作なら、今後も観たいですね♪
{/netabare}


【余談1 ~グラブルへの一方的な逆恨み(笑)~】
{netabare}
自分が唯一ハマったソシャゲの運営がグラブルと同じなのですが、グラブルが売れるのと反比例するように、ウチのイベが雑になり、ガチャやゲームシステムも「重課金者から搾れるだけ搾り取ろう」という方向性に。そして、サービス終了。だから、グラブルには恨みしかないんだよな~w そして、それがソシャゲの本質。愛がないっすよ(涙)

ただ、グラブルへの個人的な逆恨みは、本作への評価には関係しておりませんし、グラブル自体が嫌いなわけではないので、悪しからず(むしろ、好きな世界観で興味あるんだけど、サービス終了になった「我がゲーム」に義理を通し、喪に服すためにもプレイすることはないでしょうw){/netabare}


【余談2 ~番組間のCMに物申す(笑)~】
{netabare}
ルリア「ねえグラン! 私たちの冒険がゲームでも出来るって知ってた!?」

……いや、アニメを観ている層で、グラブルがソシャゲだと知らない人って、どのくらいいるのかな?(笑)
{/netabare}

【先行放送 ザンクティンゼル編(自分用メモ)】
{netabare}
王道のボーイミーツガール。

初対面の少女を助けるために、帝国の正規兵と躊躇なく戦うとかw なんかこう、展開が早いというか、キャラに感情移入できないまま、ストーリーが進んでいく。グランはなぜ、ルシアを正しい者だと断言できるのだろうか? 美少女だからか?(笑)

後編、少年時代のグラン……まんまラピュタですやん(笑)

美少女と離れられないだって……!? 御褒美ですやん(笑)

てか、今期(2016冬)、釘宮さんのマスコット役多すぎないかいw
{/netabare}


【本編 各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん? 先行放送の「ザンクティンゼル編」のまんまかな?

2話目
同上。

3話目
カタリナ、ダメ可愛いw 渋いオッサンキャラは鉄板の格好良さですな。

4話目
なんか、普通のRPGのようにストーリーが流れていて、ここまでは好印象です。

5話目
艦隊戦っぽさもあり、面白かったです。なるほど、これで次のエリアにいけるわけですね(ソシャゲっぽい)w

6話目
シェロの動きは、清々しい程の力業で解決。まあ、開き直られると何も言えないw

7話目
なんか、ドラマをやってたな。悪くはないけど、普通に主人公パーティの話の方が好きだな。

8話目
なんか、ギャグ&日常回? ルリアさんのアホ毛、そんなことできるの(笑) あの剣は、ミッションクリア報酬かな(笑)

9話目
シリアス? ここからストーリーをまとめにいくのかな? オッサン同士の会話は、良いね~。

10話目
カタリナは、ルリアの親代わりなんですね。

11話目
安定してるな~♪

12話目
なんか、いっぱい出てきたぞ~。オッサンがパーティーに二人って、良いね!

13話目
まさかの女性主人公編(笑) まあ、良いんじゃないでしょうか。ファンサービスとして。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

グラブってる…?(CM三人衆出てきた!「ウェーイ!」)→ ifで締めるだと!(グラン編はファミ通文庫でノベライズ)

私はグラブってません(笑)。
まあ、このアニメは悪くない感じなのでしばらく観てみます。

2017.4.18追記:
ストーリーは、普通にRPGですね。そんなに悪くはないんだけど、パーティーのメンバーが揃うのにはもう数話かかりそうです。

ゲームでグラブっている人にはBD or DVDの特典が嬉しいのか、円盤の予約状況はわりと良いようです。

私は地上波でみられますけど、BSでしか観られない人は神撃のバハムートと放送時間かぶっちゃいますね。それでよいのか、Cygames…。

2017.5.29追記:
街中でイカ焼き売ってる露店の店員として、CMで「グラブってる?」、「ウェーイ!」ってやってる三人衆が出てきました。キャストもCMと同じっぽいです、ってただそれだけ…。

2027.6.25追記:
放送最終回の1話前が事実上の「最終回」でした。最終話は女性主人公のジータを選んだ場合のダイジェストストーリーでしたね。グラン版の映像を流用して、半分総集編みたいな最終話でした。

ただ、最終話を観て思ったのはジータはグランよりもかなり腕が立つように描かれてましたね。腕はSTAR WARSシリーズのジェダイマスター並みです。特殊能力なしでもカタリナより強そう(笑)!

EDもジータ版として背景アニメに若干の変更がありました。全体として、普通に冒険しててグラン版だった本編はけっこう面白かったです。

2017.8.29追記:
ジータ主人公の特別編はさておき、グラン主人公のストーリーはファミ通文庫でノベライズ(現在8巻:Ⅰ~Ⅷが刊行)されています。アニメのストーリーの続きを読もうと思うとⅣ以降になるみたいです。

続編がアニメ化されるかどうかは何とも言えませんが…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

俺が欲しかったものはたった一つ…ルリアだ!!

2018.07.07記


ゲーム未プレイ

背景画がきれいで、ゲームもこんなきれいだったらいいよなーと思ってるうちにいつの間にか最終回。
RPGならではの仲間を集めていく過程とかイベント(クエスト)をクリアして進めていくところなどは王道といえば王道。いや、とても慣れ親しんだ世界です。

ただし、これ

「ゲームをやっていれば感情移入できるんだろうなぁ」

とはなっちゃいますな。

{netabare}これまで出てきてなかったキャラ達が勢ぞろいしちゃう12話とか、グランどこいっちゃんたの?の最終13話とかはアニメオンリーだと解釈難しいでしょうね。{/netabare}


私みたいな素人でもTHE販促アニメというのがわかってしまうほどの作品でしたが、不思議と嫌悪感のようなものは覚えませんでした。きっと露骨すぎて逆に微笑ましく思えたのでしょう。

なお、BUMPの主題歌はとても良い。


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2018.12.19追記


ルリアのスマホカバーしてる男の子を電車の中で2,3回見かけたことがあります。私は一時期パズドラやってたくらいなもので、ケータイゲームには本当に疎いです。きっとルリアちゃんもめっさ人気があるんだろうな。いい子だったもの。。。



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2019.11.03追記
《配点を修正》 ̟+0.1


※低評価は「そりゃないっしょ?」なオチだったから。
 いろんな作品観た今なら許せるかもしれませぬ。

2期始まりました!なんだかんだ観ます。だってきれいなんだもの…
そして2期の1話観てみたところいい感じで続編感が出てます。

この1期は最終話が別の意味で劇的ではありましたが、それ以外は1クール通して地道なRPGやってました。
無味無臭なのは否めないものの、クセもなく嫌味な感じはしない作品です。



視聴時期:2018年4月~6月 地上波再放送  

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2018.07.07 初稿
2018.12.19 追記
2019.11.06 追記/配点修正
2020.07.21 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

55.7 13 パーティで笑いなアニメランキング13位
ビキニ・ウォリアーズ(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (184)
773人が棚に入れました
かつて国を救った伝説の勇者の娘、ファイターをはじめとする、パラディン、メイジ、ダークエルフの4人は、王の命を受け、世界滅亡の危機に立ち向かうべく旅をしていた。そこで出会う、町の人々との珍妙なやりとりや、モンスターたちとの壮絶なバトルをくりひろげつつ、4人の旅は続いていく。果たして、ファイターたちは世界を救うことができるのか?それはどうでもいので、むしろ彼女たちのセクシーな艶姿に乞うご期待!

声優・キャラクター
日笠陽子、植田佳奈、加隈亜衣、たかはし智秋
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

防具にするには大変そうですw

全12話 1話約4分のショートアニメ

某大人気RPGゲームを思わせる世界で4人(ファイター・パラディン・メイジ・ダークエルフ)の女の子がパーティを組んで魔物を倒しながら旅をするお話です。

防具がみなさんきわどい水着で、ユリエロ要素満載の作品でしたね。

みなさん真面目に冒険をしているのに、ギャクになっているところが面白かったです。

パラディン{netabare}(自爆ばかり){/netabare}・メイジ{netabare}(いじられ役){/netabare}が不憫でしたw

箸休めにどうぞ〜

ED 某RPGの曲を思わせる曲でしたね。

最後に、ロゴまで某RPGを思わせるとはなかなか凝っていましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

えっ、これどうなっちゃうの!?

往年の名作RPGを連想させる音楽をバックに始まるこの物語・・・集まったのは4人の勇者、そして世界の平和を守るという壮大な目標を掲げていますが・・・
ショート作品12話で世界の平和を救う様子を描くこと自体が難しいですよね^^;
各話の勇者の様子から、世界平和に向けた旅はちゃんと進んでいるのでしょう・・・
本作ではその旅の模様が断片的に取り上げられて描かれています。
という事で、この作品もキャラを愛でる作りになっています。

主要登場人物は以下の4名です。
ファイター(CV:日笠陽子さん):かつて世界を救った伝説の勇者の娘。
パラデイン(CV:植田佳奈さん):髪に選ばれし勇者で自己犠牲の塊。
メイジ(CV:加隈亜衣さん):魔法使いで相当強い魔法も扱えるらしい。
ダークエルフ:(CV:たかはし智秋さん):剣と魔法のどちらも使いこなします。

皆さんの勇者としての強さは・・・正直良く分かりませんでした^^;
敵をやっつけていた場面とやられていた場面は半分ずつ・・・くらいだったと思います。

分かったことは4人とも物凄く色っぽい事・・・でした(//∇//)
まず服装はビキニの様な水着を主体としているのですが、登場人物曰く熱さ・寒さにも十分耐えられる仕様になっているそうです。
あとは職業に応じた武器を手にして旅を続けるのですが・・・
物語に脈絡が無いので、どうしてもキャラを愛でる目線で見てしまいました^^;

本作の一推しはメイジちゃんで決まりです(//∇//)
色んな感覚が一番普通だったこと・・・まだあどけなさを残す顔立ちですが、スタイル抜群だったこと・・・CVの加隈さんの演技もポイントアップ要素でした^^

もちろん、どこまでも真っ直ぐなファイターも嫌いじゃありませんし、ダークエルフのミステリアスな雰囲気も嫌いじゃありません・・・
パラデインに至っては金髪縦ロールという要素まで盛ってあったので、序盤はメイジとパラデインのどちら推しで視聴するか悩みましたが、パラデインの自己犠牲精神よりメイジの可愛らしい恥じらいに軍配が上がった・・・というところです^^;

1クール12話で1話5分のショート作品でした。
気になるのは終わり方・・・思い切り次に続きそうな含みを残して終わりましたよね^^;?
しかも12話のタイトルは「果たして本当にこれで終わるのかは我々にもまだ分からない」
という事は、続編の有無については神のみぞ知る・・・という事になるのでしょうか^^;
メイジが思った以上に可愛かったので、続編が放送されるなら絶対に視聴します^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロールプレイングゲーム~勇者の喘ぎ~

怪しげなレビュータイトルそのままのショートアニメ。
布きれの極力少ないコスチュームに、豊満な肉体の女性勇者4人。
揺れる胸を武器に、戦いと称してエロテロリストと化す。

声優が無駄に豪華。
たかはし・日笠・植田・加隈の皆様は何を思って演じられたのか?
たかはし氏のみは自然であった。

「最終的にそれがやりたかったのね。」
「オチはそれかい。」
の連続。
ストーリーはない。
あるのはエロだけ。

4人とも巨乳なのが頂けない。
世の男性の3割は貧乳好きなのに。
マーケティングがなってない!
せめて、メイジの娘くらい貧乳にしなさい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

55.4 14 パーティで笑いなアニメランキング14位
モモキュンソード(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (233)
1043人が棚に入れました
ヒロインの『桃子』は、桃から生まれた天然系美少女。「皇天女」から一つになると世界を変えられるほどのパワーを持つ三千実の桃(みちみのもも)のカケラを探し集めて欲しいとの願いを受け、持ち前の正義感から犬神、猿神、雉神のお供を連れ、旅へ出ることに。天界側、鬼族、そして人間界。それぞれの思惑が交差する。日本各地を舞台にドタバタあり、ギャグあり、変身あり、バトルあり、そしてちょっとセクシーな争奪戦が繰り広げられる。冒険おとぎファンタジーのはじまり、はじまり!!

声優・キャラクター
竹達彩奈、津田美波、森久保祥太郎、今井麻美、羽多野渉、三上枝織、三森すずこ、大久保瑠美、大坪由佳、銀河万丈、江川央生、チョー、たかはし智秋、菅沼久義、日野聡、加藤英美里、小松未可子、下田麻美、浅野真澄

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

桃色アニメ? いいえ、オニキュンソードです。

日本昔話、桃太郎がモチーフ。
作画が派手な桃色燃え萌えアニメです。
モモから生まれたヒロイン桃子さん。
日本の平和を守るため、犬神、猿神、雉神を従えて、桃のかけらを集めます。
桃の国、備前を出発し、全国行脚。
鬼たちとの戦闘で、桃子さん、お決まりの憑依合体で鬼退治です。

このアニメ、悲壮感がありません。
戦闘が楽しそうです。
なんだかんだで、陰陽師や天女隊、はては鬼たちも加わり、当然の温泉回です。

桃子さん、モモキュンだけあって不自然に胸が大きい。
OPの胸の揺れ方はホント気色悪いです。
気色悪いと言えば、桃色唇の猿神がピカイチ。
そこまで、桃色にしなくても・・・。
一方、天女隊といえば、アイドル路線に走る始末。
商業的な戦略とは言え、何でもアリですね。

一番の好感キャラは、鬼姫ですね。
ツンデレ入った姫言葉。
お決まりの八重歯と澄んだ目。
負けん気の強い性格。
鬼だけど、ソーキュート。
やっぱりこのアニメ、オニキュンソードです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

桃太郎が女だったら( ´艸`)

『桃から生まれた桃太郎』が女だったら
桃のようなおっぱいがメインのお話に。
ってアホかァァァァヽ(`Д´#)ノ
……失礼。
でもまぁそんな感じのお話でしたw
2014年夏アニメのエロ枠と言った作品ですかね。


ストーリーはとても分かりやすかったです。
桃太郎女の子版と思って頂ければ間違いないかと。
逆に新鮮味に欠けるかなと思う程ベタな展開でした。

まぁ、あれだけ沢山の女の子が限界ギリギリと
思われるサービスカットを披露してくれるので
ストーリーよりもキャラで楽しめって事ですかねw
とにかく毎度ベタなエロいシーン満載ッスww

作画はこの内容に合ってたと思います。
キャラデザなどは思ったより丁寧でしたしね。
声優陣は主人公を竹達彩奈。
脇はなぜか「ゆるゆり」声優が多くてビックリw
事務所的なヤツですかね?


中身よりキャラで勝負の1本になっています。
エロやおっぱい祭りが好きな方に特にオススメの作品w
全力で男の子向けってところですね(〃ω〃)v
はい、そこ!おっぱいおっぱいハシャがない!
廊下に立ってなさい!



《キャスト》
桃子(CV.竹達彩奈)
猿神(CV.森久保祥太郎)
雉神(CV.今井麻美)
犬神(CV.羽多野渉)
天女隊 林檎(CV.三上枝織)
天女隊 水花(CV.三森すずこ)
天女隊 栗(CV.大久保瑠美)
天女隊 花梨(CV.大坪由佳)
鬼姫(CV.津田美波)
邪鬼王(CV.銀河万丈)
安倍晴明(CV.日野聡)
トウテツ(CV.加藤英美里)
かぐや(CV.小松未可子)
クシナダ(CV.下田麻美)
皇天女(CV.浅野真澄)



《主題歌》
OP:『桃色ファンタジー』/千菅春香
ED:『モモキュンソード』/桃子(CV.竹達彩奈)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

全然キュンキュンしないです

桃から生まれた桃子。
犬神・猿神・雉神と修行をする日々を過ごしていた。
ある時、三千実の桃の欠片を鬼から守った事によって皇天女(すめらぎてんにょ)に欠片集めの依頼をされて旅に出る事となった。

正直なところ、内容は微妙です。
微妙なストーリーに微妙なキャラ設定、微妙なエロと何かが足りない内容です。
もう少しエロを徹底すればエロ枠作品として視聴できるのですが、これもダメ。
あまり楽しくない作品という事ですね^^;

桃子と鬼姫との関係もよくありがち。
三千実の桃の欠片集めも単調です。
最後に決戦があるのですが、いまいち盛り上がりに欠けます。

本作品に期待したらダメだと思います。
まあ暇潰し程度だと思って視聴するのがいいでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
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