バカップルで嫉妬なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバカップルで嫉妬な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月06日の時点で一番のバカップルで嫉妬なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.2 1 バカップルで嫉妬なアニメランキング1位
桜Trick(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1127)
5724人が棚に入れました
廃校を三年後に控えた高校に通う春香と優。二人が、互いを「特別なもの」とするために行った「キス」は二人の関係をより深めていく…。楽しくも切ない女の子同士の青春。甘酸っぱい気持ちをあなたに届けます!

声優・キャラクター
戸松遥、井口裕香、相坂優歌、五十嵐裕美、渕上舞、戸田めぐみ、藤田咲、麻倉もも、遠藤ゆりか
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

Exposure

原作は未読です

他のレビュアー様のレビューを拝見し
百合色の強い作品という認識をもって
録り溜めていたのをイッキに視聴しました

自分自身
百合というものについては
「ゆるゆり」や
「レールガン」の「くろこ」ちゃんくらいの耐性レベルしか持ち合わせていなかったので
どんな内容なのか
少々懐疑的でもあったのですが

やっぱり
前半はついていけず
何度も視聴を断念しそうになりました


内容は
かわいい女子高生の学園日常系といった感じで
結構ほのぼのとした感じなのですが

そんな日常的な流れから
毎話繰り返される
“キスシーン”への急展開

これ
“キス”・・・なんて
ブルジョワなレベルのものを通り越して
(なにがどうブルジョワなのかわかんないけど^^)

“ちゅー”ですよ“ちゅー”!

しかも濃厚な“べろちゅー”

某○語シリーズの「○○ヶ原」さんも大好きなべろちゅーなんですよ~^^

しかも
いっちょまえに
喘ぎ声というリップサービス(?)までついてやがる(怒

ちょっと緩めの日常のお話が
突然
ちゅー(しかもべろちゅー)という
“生産活動の一歩手前”にまで
発展してしまう異常さ

でも
序盤こそは
そんないそがしい展開についていけなかったものの
中盤あたりからはだんだんと慣れてしまって

しまいには

そろそろちゅーかな~

{netabare}おぉ!・・・・・・^^
舌入れてやがる・・・・・・^^
そうそう!そこからイッキに!・・・・・・^^
ちっ・・・イマイチだな・・・・・・^^;{/netabare}

などと
どっかのエロオヤジみたいに
じっくり観察することもしばしば

これだけ極端な展開であっても
そんな状況に毎回“晒され”てしまうと
人間って
自然と順応してしまうものなんですね(私だけかも)

恐れ入りました


それよりも
そんなたくさん出てくる“ちゅー”のシーンなのですが
なにも根拠もなくちゅーをしているわけではありません

ちゅーのほとんどは
主人公の
「高山春香(たかやまはるか)」ちゃんと
友達の
「園田優(そのだゆう)」ちゃんの間でなされているわけですが

ちゅーが二人の関係を繋いでいるようなもの

それは
恋愛という関係というよりも

友情・・・
それも少しばかり独占欲の強い友情からくるものであること

はるかちゃんがゆうちゃんに対して
自分が特別な友達でありたいという願望からなのです

だから
ちゅーは
自分とゆうちゃんとの間に
{netabare}他の子がしないようなことをしよう{/netabare}
っていう
ちょっと行き過ぎた友情の証

見ていて思ったのは
ちゅーそのものは対等に見えるのに
普段の行動や
ちゅーにいたるまでのシチュは明らかに
はるかちゃんがリード役になって
ゆうちゃんがなんとなくふらふら揺れ動いてるって感じ

たまに
ゆうちゃんが他の女の子とイチャ付こうものなら
はるかちゃんの嫉妬心が
炎のごとく燃え上がるっていうお決まりの展開です

そんな嫉妬深い性格に愛想を尽かされ
ゆうちゃんに{netabare}「SBJK(嫉妬深い女子高生)」{/netabare}とまで皮肉られるほど

とりあえず
最終回でようやく
お互いが{netabare}「好き(なのかな?)」{/netabare}ということを意識してたようです


でも
よくよく考えたら
こんな展開って
百合作品の要素のひとつなのでしょう

単に
女の子同士が好きになって
ちゅーして
ナニしてっていう
ビジュアル性重視の単純なお話なんかでは
(それはそれで大好きという人もいますね)
見る人ほとんどがドン引きしてしまう

磁石でいうところのN極とN極を
無理やりくっつけようとしてるところを見せられても
見てるほうは
不自然なものにしか感じない

それは
女の子同士であってもしかりなんですが

それじゃあ
片方の女の子を男の子っぽくしてみたら・・・

それもそれでありなのですが
普通に見てたら
結局は女の子同士の恋愛劇にしか終始しない

ノーマル(?)な視聴者にも受け入れられる百合展開って
やっぱり
バランスなんですね


プラスがあってマイナスがある

明があって暗がある

陽があって陰がある

凸があって{netabare}モリサマ・・・じゃなかった^^;
凹がある{/netabare}

陽子があって電子がある(イミフです)

お酒があって肴がある^^

お互いをバランスよく繋ぐ関係・・・

お話の流れでいったら
“押し”のはるかちゃんに対して
“引き(抵抗)”のゆうちゃん

バランスの取れた二人の関係を
ちゅーという行為で表現したっていう感覚なのかな


ちゅーそのものは少々強引という印象はありましたが
各お話毎の
ちゅーにいたるまでの展開には
ある意味説得力を感じてしまう作品でした


ちなみに
ちゅーをたくさんすると寿命が5年ほど延びるって
なにかのテレビ番組で紹介されてましたが
私は
ちゅーのシーンを見るとドキドキしてしまって
それだけで
寿命が縮まる思いをしてしまいますね~

投稿 : 2024/11/02
♥ : 37
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

百合百合じゃのう…【追記】

日常アニメ定番のきらら枠が今期もやってきた!
と期待して衝撃を受けた方は多いのではないでしょうか。
でもOPのイントロから「これは百合成分の高い作品です」と言ってくれます。OP見て「合わないかも」と思った方は正にその通りなので回れ右をしましょう。


お話としては、主人公の春香ちゃんと優ちゃんが毎回何らかの流れでキスをします。
ガチの百合ものだと、葛藤とか苦悩とか、そういったシリアスな雰囲気が少なからず漂うものだと思ってましたが、桜Trickには今のところそういうのはありません。女の子同士がひたすら仲良しで、キャッキャウフフ♪なキマシタワー空間の甘さが凄まじいです。

主人公の春香ちゃんは中々変態チックな妄想をしますが、わりと嫌いじゃないです。いつも何度でも優ちゃん優ちゃんって恋人みたいに言ってるんです(あ 恋人か)。変態主人公もこれまた悪くない。

ただ、お話はやはり出オチ感があります。キス以外目新しいエピソードがあるかと言ったらそんなに…。物語に起伏はないし、AパートBパートぶつ切りで、繋がりも特にないのが残念。演出と背景も絵巻物みたいに記号的です。シャフト?のような演出もちょっとくどい。心理描写がもう少し丁寧だともっと引き込まれるだけどなー。

でも毎回何だかんだで、彼女達の百合百合っぷりには「ま、細かいことはいっか☆」と思って見てしまいます。これがキマシタワーの力だというのか…。




【追記】

そして気付いたら全話視聴してたござった。
いえーいキマシアニメ堪能しちゃったぜひゃほーい\(^o^)/

一息付いたところ…全話見ても1話と印象は左程変わらなかったのが率直な意見です。女の子同士がキスしまくるスタンスは終始変わりがありません。いやね、あちら側の本人達はきっと幸せでしょうが、第三者である視聴者からするとその光景に疑問を持つのが普通なんですね。でも桜trickは疑問に応えてくれるばかりか、それがさも当然のようで躊躇の余地がなかったのが、ある意味新鮮だなと感じました。
ただ「特別な関係」に対して本人達も一歩引いて考えてみる、「普通だったらどうなんだろう?」と一般人の立場になってみる、そんな私たちも入り込みやすいシーンがもっと多くあったら、視聴を脱落する人も少なかったのかもしれません。

所々心理描写でもいいシーンがあるんです。
{netabare} 春香と優がお互いを意識し出してすれ違う回が良かった。ようやくこういう話が来た!とぬか喜びしました。でもこの話が終わるとまたいつもの状態…あっさりなんですね。さっきの2人の葛藤は何だったんだ笑
桜trickで外せなかったのが優の姉美月会長。
会長は春香への複雑な想いを自身でも理解出来ずに、ずーっと悶々していて、終盤になってようやく「私は春香さんのことが好きなんだ」と気付きます。会長の春香への想いをやっと伝えることが出来た最終話は切なくて良かった。「今度はアクシデントじゃないわね」のデコチューは本編で一番綺麗なキスのように感じました。
会長の自問自答が面白おかしく描かれているのもあって、特に疑問を持つことのない妹の優よりも、よっぽどラブコメをしていましたね。会長がヒロインで良かったかも。{/netabare}
ふと心が揺れる描写自体はいいものの、乱発されるシャフト的な演出がどうにもこうにも苦手で、話が流れから途切れてしまいそうでした。キスシーンだけでなく演出にも力を入れて欲しかったです。


主人公の春香はもてまくりです。でも彼女は愛する人の為に奔走し奮闘する。着いて行けない妄想もよくしてましたが、ただひた向きで真っ直ぐな姿は素敵でした。春香を愛した人たちはそんな彼女の強さや心優しさに惹かれたのでしょうね。
しかし、春香がどうしてそこまで優を好きになったのかが謎でした。そこらへんも説得力を付けて描いて欲しかったなあ。


こんなレビューをするくらい、私は「桜trick」に引き込まれていたのでしょう。目新しい作品が見れて妙ちくりんな経験をしたのだと信じたいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

百合の定義を言語化してくれました。キスシーンの唇の粘度がいい。

 キララ系の女子だけキャッキャうふふの日常系かと思いきや…ですね。非常に百合百合してます。百合百合度だとトップクラスではないでしょうか。それがキスですね。

 親友であり特別である証としてキスをしあう仲、という関係性って都合のいいように見えて、実はリアリティを感じます。
 性愛の芽生えと友情が深まる時期のマインドとして、恋愛を意識しないでべったりといつもくっついている女子同士というのは結構よく見る気がします。思春期の一過性の同性思慕ですね。
 その特別の関係の象徴としてのキスというのが妙に納得がいきます。私は女子ではないのでリアルかどうかわかりませんが、妙にマインドが生々しい作品でした。

 で、そのキスシーンです。この時の唇の感じとか表情とか手の位置とか足の絡み合いとかそういうのが、非常に生々しいです。正直エロ漫画もちょっと見習えと言うくらい素晴らしいと思います。
 肉体性があるというだけでなく、その時の唾の味とか吐息の香りとかそういうのまで写し取ったような作画はちょっと他の百合ものではあまり見ません。唇の粘膜の粘度を感じさせるこだわりの作画に注目です。

 総作画監督は坂井久太という人らしく絶対女性が作画をやっていたと思ってたのにおかしいなあ、と思って、今回性別を検索したらやっぱり女性らしいですね。わかります。

 ついでに、原作者も調べたらやっぱり女性でした。納得の生々しさでした。

 絶対シャフトだろうと思うとスタジオディーンでした。妙にシャフト演出に似ているなあとおもったら監督・絵コンテの石倉賢一氏は「ひだまりスケッチ」「まりあほりっく」の絵コンテ・演出の方でしたね。エフェクトとか動きは少ないけど面白い作画は、非常にシャフト的でした。

 シャフト的であるということは間(ま)が良いということで、単調な話ですが、毎話面白いのは大したものでした。髪飾り等でキャラを記号化させる演出が特徴的でした。

 最終回のお姉ちゃんの絡み方については伏線回収とも取れますが、どうでしょうね?ストーリーとしては面白いし、ヒロイン春香の自覚と言う点で効果的でしたけど、若干引っ掛かりはありました。もうちょっとお姉ちゃん視点でそのにおわせがあった方が…うーん、あったのかな?私は過保護に見えてました。読み取りが浅かったかもしれません。

 ということで、ジャンル「百合」で言えば、これ以上ないくらいの百合でした。レズビアンと百合との差はここにあるのかなあ、という気はします。
 20歳越したレズビアンについて、私は百合というのに違和感がありました。それを言語化し、百合とは、女性同士の思春期の親友と恋愛の境界線の曖昧な時期の精神・肉体を含む交流という定義をしてくれた作品のような気がします。
 つまりレズが精神的であっても肉体的であっても性愛・恋愛であるというのと、百合とは違うということですね。友情と恋愛の未分化な状態を百合と定義したいです。たとえ本作以上のハードな肉体的な交わりがあっても内面の問題ですね。自分勝手な定義ですけど。

 と言うことでストーリー、キャラが素晴らしいです。最終回のちょっとした違和感があるのと、ストーリーそれ自体は単調なので、それぞれ4.5とします。作画というより演出とキスシーンが素晴らしいです。本来的な動きという評価でないのでやっぱり4.5にします。
 音楽は…OPEDいかにもきららっぽい感じがちょっと安っぽかったかなあ。ここに独自性があれば作品としてもっと良かったのに、と思います。3.5とします。
 声優さんはキャラに引っ張られますので、4にしておきます。


 なお、桜の花ことばは「精神美」「優美な女性」「純潔」ですね。本作はこちらの意味よりも桜吹雪であり、時間の流れの表現でしょう。ですが、ちょっと花言葉も百合の精神に重なる気もします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

74.1 2 バカップルで嫉妬なアニメランキング2位
理系が恋に落ちたので証明してみた。(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (352)
1609人が棚に入れました
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は同じ研究室の雪村心夜に告白する。当然その「好き」に論理的根拠なんてない!しかし、理工学専攻として、「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を論理的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!

声優・キャラクター
内田雄馬、雨宮天、原奈津子、大森日雅、福島潤、置鮎龍太郎、麻倉もも
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面倒な奴だなあ

理系が恋愛を証明しようってお話し。完全に羨ましいくらいのバカップル。
実験とか言っていちゃつきたいだけじゃね?
見せつけられるほうの身になってほしいと思わず言いたくなる作品。
これで付き合ってないとか言われたら、怒髪冠を衝くぞ。

氷室菖蒲がただただ可愛いと感じた。最終話のデレっぷりが最高にたまらない。その他でもずっと可愛い。ポカポカするところとか。雪村にくっついて離れようとしないとことか。

以下はとりとめのない自分の思いやらを書いた。若干愚痴っぽい。まさに心理的リアクタンスの塊。

雪村心夜は性欲に負けないとか言うわりには奏に触ったり、デリカシーない発言したりと真の?理系とは言えないかなと勝手に思った。真の?女性苦手理系は女性は年下であっても必ず「さん」をつけて名前を呼び、触らない喋れないやぞ。勿論、性欲に負けることはない。というかそんな環境にそもそも身を置いていない。

理系って言っても純粋な物理とか数学とかじゃなくて情報科学で実学よりなのか。実学よりの奴って数式が美しいとか言ってるイメージが湧かないのだが。
なんでもかんでも数式とか定理に当てはめるのって割と物理学の考え方だよなあ。数式よりも心理学の話多かったな。あれってあくまでそういう傾向の人が多いっていう話で誰しもに当てはまるわけじゃないから、数学や物理学からかけ離れている。雪村の理系度高いのか低いのか、それとも極限まで突き抜けた照れ隠しなのか。僕は照れ隠しだと思ってる。

調べたところ、情報科学もがっつり数学を使うらしい。実態はよく知らないけど、女性少ないと思う。
女性が多いのって化学、生物あたりじゃない?あとは医療系。
情報なんたらは工学部な気がする。工学部で女性が多いのは建築くらい(多いとは言っても文系の学部と比べるとたかが知れている)でほかの学科は男祭り。うんざりだ。
この研究室は女性のほうが多いなんて見てると辛い。何故こんな気持ちになってしまうのか?もしかして真の理系とは言えないからか?
自分自身は理系だけども、物理学特に力学があまり好きではない。数学とか化学はそれなりに好きだけども。大学レベルの数学とかちんぷんかんぷん。だから、虎輔みたいに研究よく分からないエロゲ大好きみたいな奴に多少感情移入。

理系だと素数山手線ゲームとかするのが定番なのかあ。知らんかった。ベルトラン=チェビシェフの定理を証明したの読むのが面倒。
フェルマーの最終定理まさかのかぐや姫説。証明できたワイルズはかぐや姫と結婚できるじゃん。

揚力ってベルヌーイの定理みたいに有力な説はあっても未だにきちんと証明されていない。つまり、今のところ何で飛行機が飛ぶのか謎である。そう考えると結構怖い。そう思いません?

クマさんが研究とかで使う定義の説明をしてくれる。それなりに分かりやすい。オキシトシンの説明のとこは麻倉ももになんてこと言わせてんだと素直に思った。{netabare}自分で乳首でもいじってオキシトシン分泌しとけ{/netabare}

小倉唯がこれまでと違ってお姉さんキャラクターを演じるなんて感慨深いものがあった。最初、あの特徴的な声が少し抑えられていてびっくり。

埼玉大学が協力してあげているようだ。良いところですね。うはうはな理系大学生は


OP
PARADOX 雨宮天
ED
チューリングラブ feat.Sou ナナヲアカリ
PARADOXのShow me love? 証明Now!ってフレーズは割とお気に入り。雨宮天の歌声とポップなメロディーもたまらん。
チューリングラブも元気いっぱいなEDで好き。
どちらも歌詞に証明が入っていてかなり作品に寄せている。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ある日、彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は雪村心夜に告白する。だが、恋愛経験のない二人は、互いが本当に好きなのか不安で仕方ない。そこで、「一般性のある好きの条件」を見つけ、互いの気持ちを判定することにした。同じ研究室の後輩・奏があきれる中、雪村は氷室に「壁ドン」「顎クイ」「袖クル」などをしながら、氷室の心拍数を計ることで、恋のトキメキを定量的に計測しようとするが…。


1. 理系が恋に落ちたので解析してみた。
ある日、彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は雪村心夜に告白する。だが、恋愛経験のない二人は、互いが本当に好きなのか不安で仕方ない。そこで、「一般性のある好きの条件」を見つけ、互いの気持ちを判定することにした。同じ研究室の後輩・奏があきれる中、雪村は氷室に「壁ドン」「顎クイ」「袖クル」などをしながら、氷室の心拍数を計ることで、恋のトキメキを定量的に計測しようとするが…。

2. 理系が恋に落ちたので実験してみた。
相手のことを「好き」かどうか証明するため、至近距離から氷室の頭を撫でながら、心拍数を計測する雪村。それを見ていた同じ池田研の先輩・棘田は、「対照実験」の必要性を説く。つまり、雪村がドキドキしているのは、相手が氷室だからなのか、それとも女なら誰でも興奮してしまうのかを証明するため、雪村は奏や棘田の頭も撫でることに…。一方、氷室は愛情を込めた料理の方がおいしいことを証明しようと調理をするが…。

3. 理系が恋に落ちたのでデートの計画を立ててみた。
池田研の後輩・虎輔が、最愛の藍香に対して総額22万円以上を費やし、毎晩藍香を抱きしめて寝ていることを知った氷室は、自分が雪村にメモ帳くらいしかプレゼントをあげたことがなく、雪村を抱きしめて寝たこともないと動揺し、客観的には「好き」とは言えないのではと不安になる。延々と「好き」を数値的に議論してばかりの雪村と氷室に、奏は二人でデートに行くことを提案するが…。

4. 理系が恋に落ちたのでデートしてみた。
理系らしく白衣でデート実験を始めようとする雪村と氷室。デートの観察と記録役で見守っていた奏は、服を買うよう突っ込むしかなかった。二人は、心拍数計兼血圧計、体温計を装備しながら、スマホアプリで随時「相手にドキッとした回数」「嬉しくなった回数」「安らいだ気持ちになった回数」「もやもやした回数」などを記録することに。そこに、氷室をナンパする男が現れ…!?

5. 理系が恋に落ちたので会議してみた。
今日は池田研メンバーが集まり、研究経過を発表する日。藍香を言い訳に論文を読まなかった虎輔に、池田教授は筋肉を膨張させてペンを粉砕する。一方、雪村と氷室は、先日のデートの結果を共同発表することに。どの場面で瞬間最高心拍数を記録したかを発表しながら、恥ずかしさに悶える二人に対し、池田教授は…。さらに、実験データを増やそうと、雪村と虎輔、棘田と虎輔のペアでも、バイタルデータを計ることになったのだが…。

6. 理系が恋に落ちたのでキスしてみた。
棘田に、恋愛的行為の一般条件は「相手とキスしたいかどうか」が大きな要素ではないかと言われ、氷室にキスをしようとする雪村。しかし、分度器で首の角度を測るような作業的なキスを氷室は嫌がる。観覧車の中のような良いムードだったら、キスをするのもアリかもと気づいた氷室は、雪村とともにムードを数値化した「ムード値」の定義式を見出した。果たして、ムード値が最も高い場所とは?そして二人はキスできるのか…!?

7. 理系が恋に落ちたので飲み会してみた。
前期課程が終了し、池田研究室では、各自食べ物を持ち込んで打ち上げを行うことに。「素数山手線ゲーム」などで盛り上がる中、酔っ払った氷室は雪村についあることをしてしまう…。そして奏まで酔っ払ってしまい…。一方、前回の総当りのキス実験およびムードの数値化で、研究は大きく前進したが、さらに多くのデータを集めるため、雪村たちはおとぎ話の『白雪姫』『シンデレラ』『鶴の恩返し』などを参考にしようとするが…。

8. 理系が恋に落ちたので好きの証拠を集めてみた。
夏休みの勉強会で、沖縄で研究発表を行うことになった雪村たち。夏合宿まで一ヶ月を切ったのに、未だ研究テーマが決まらない虎輔に、池田教授は「恋愛ゲームのトゥルーエンドを一瞬で見つけるアルゴリズムの研究」を提案する。一方、雪村と氷室は、好きな相手と触れ合うことで分泌されるホルモン「オキシトシン」に着目。唾液に含まれる分泌量を調べることで、触れた相手が好きかを判定しようと考え、早速スキンシップを始めることに…。

9. 理系が恋に落ちたので沖縄合宿行ってみた。
いよいよ夏合宿当日。しかし機内では、周囲の目も気にせず、氷室と密着しながら、唾液の採取を行う雪村の姿があった。それを、漫画家山本は不気味な笑みを浮かべながら観察していた。沖縄のビーチで、真夏の太陽に照らされた水着姿の雪村と氷室は、早速密着実験を始めようとする。しかし、せっかくなので「二人の人間が密着する時、密着面積が最大となるような体位」を求めることになり…。

10. 理系が恋に落ちたので研究発表してみた。
リゾートホテルの部屋で、氷室が夕日に染まる海に見とれていると、そこに雪村が「昼間できなかったことを、今やらねばならない」と部屋に入ってきて…。翌日、いよいよ大勢の前で研究発表を行うことに。虎輔は、恋愛ビジュアルノベルゲームに関する発表を堂々と行うが、他の教授から「その研究は誰の役に立つのか」と突っ込まれる。一方、雪村は氷室が見ている事も知らず、発表前にパニック状態の奏を抱き締めるのだった。

11. 理系が恋に落ちたので喧嘩してみた。
無事に発表を終えた奏だったが、戻ってくると雪村と氷室が喧嘩をしていた。発表前の奏の緊張をほぐそうと、雪村は奏を抱き締めたのだが、氷室は「最近雪村と密着実験ができていないのに」との嫉妬心から、つい厳しい言葉で雪村を非難してしまう。それに対し、雪村も「俺達は別に付き合ってる訳でも無いだろうが」と返してしまい、傷心の氷室はその場から走り去ってしまうのだった。それを見た山本は怪しくニヤリと笑っていた…。

12. 君に恋ができる事を証明してみた。
氷室が雪村にプレゼントした眼鏡ケースはなぜか粉々に砕けていて、ショックでその場から逃げ出した氷室。棘田は、氷室が階段で転んだ際に壊れた可能性を指摘するが、雪村は眼鏡ケースの質量、材質、落下時の高さなどから衝撃値を推測し、何者かが人為的に破壊したと結論づける。ようやく夜明けの橋で、裸足でひとりうずくまる氷室を見つけた雪村。果たして二人は仲直りできるのか。そして、恋を証明できるのか…!?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

理系が文系に挑んだら、こんな素敵おもろいラブコメに(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、ラブコメ。ガチの理系男女が、互いに完全両思いのくせに、「好きとはなにか?」「私はあなたが好きなのか?」を理論立てて説明しようと奮闘する話。

頭が良いバカで、みんな素敵です(笑) OPも好きだな~。

かなり変わった設定なので、アニメをたくさん観てきた層にもウケそうな作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ラブもコメも、きちんとレベルが高いな~。

序盤から中盤まではコメディ全開で長し、終盤にややシリアス、そして最終話は恋愛で思いっきり萌えさしてくる。

スゲェ良い最終回で、単話☆5をつけました!

実は氷室のキャラデザってあんまり好みじゃないんですが、それでもこれだけ萌えさせてくるなんてスゲェなと。

2期あったら、恋のライバル登場でしょうか? ヤキモチ焼く氷室と、逆走する雪村くんが、また観てみたいっすね♪
{/netabare}

【余談~ あなたは文系? 理系? ~】
{netabare}
文系(文学・史学・哲学・心理学 等)と理系(数学・科学・医学・工学 等)のどちらに自分が向いている(文系脳・理系脳)かは、色々な点検項目(俗説)がありますよね。

ネットで拾ったり、自分で考えたものもあります。皆さんは、文系、理系、どちらですか?


①怒った時、怒鳴るなら「文系」、黙るなら「理系」。

※文系は感情、理系は理論。例えば芸術家(文系)は灰皿とか投げるイメージです。でも、理系のヒトって、怒れば怒るほど静かになり、どうやったら相手を理詰めで追い込めるかを考えていて、逆に怖い気がしてます(笑)


②星の光は昔の光と聞いて、ロマンを感じるなら「文系」、何光年先だから何年前と計算するなら「理系」。

※文系はロマンチスト、理系はリアリストと言われますよね。小説のように、虚構の中で存分に遊べるなら、文系資質あり!(ってことは、アニメ好きには文系が多いのかな?)


③コミュ力が高い人は社会で成功すると言われた時、コミュ力とはそもそも何か、成功とは何を指すのかを考えるなら「文系」、なぜコミュ力が高いと社会で成功するかという理由を考えるなら「理系」。

※文系は概念(コンセプト)、理系は論理(ロジック)と言われます。言葉や考え方に定義をつけたがるのは文系のクセで、飲んで話をするとき、「そもそも優しいって何だろうね?」とか面倒くさいこと言い始めるのは、大抵文系です(笑) 個人的には、上司(社長や会長クラス)は文系、あとは理系ってチームの方が強い気がします。出来るか出来ないかはさておき、まずはコンセプトを打ち出すのが上の人で、それを実現させられる力があるのは理系。これが、「理系→理系」だと、小さな成功は安定的に掴めるけど、爆発的なヒットは生まれにくい。ただ、「理系→文系」「文系→文系」は、そもそも崩壊するので、やはり就職に有利なのは理系かなと思います。


④口喧嘩で不利な時、論点をずらそうとするなら「文系」、そのままなんとか挽回しようとするなら「理系」。

※文系は柔軟、理系は一本気と言われます。理系の人は考えるのは非常に得意ですが、考えたことを言葉にして伝えることが苦手、不器用な人も多い。一方文系は、わりとこだわりが少なく移り気な人が多いので、上手く話題を逸らします。より空気が読めると言っても良いかも。確かに、理系の人の方が頑固だったり粘り強かったりする人は多いように思います。


⑤結論が出ない時、それでも納得するなら「文系」、絶対に納得しないなら「理系」。

※これは④とも被るのですが、文系は答えの出ない(あるいは個人差がある)問題を考え、議論することが好きです。哲学なんて正にそうだし、美術などの芸術分野、文学の読解もそう。最終的には、「人には色々な考え方があるよね」で、全て解決(笑) そもそも、「ハッキリした答えなんてないだろうけど」から議論を始めるため、終着点が玉虫色でも気にならない。どちらかというと、議論をすること、その時間自体を有意義だと感じていることが多い。一方、理系にとっての議論は、「正しい答えを導き出すための手段」であるので、結論がでなければ、その議論自体が無意味なものになる。途中で議論を投げ出すのは、大体文系ですw っていうか、「とりあえず自分が納得できる解を導ければ」満足するから、文系は(笑)


⑥興味の対象を考えた時、人なら「文系」、物なら「理系」。

※(以下、サイトの引用)文系に分類される文学や歴史学、心理学などの学問は、基本的に“人”を対象としていまはす。人間関係や社会構造、経済、文化、芸術など、人間の活動が研究の中心になる学問が文系に含まれることが多いです。一方、理系に分類される数学や科学、医学などの学問は、主に“物”を対象とする学問となっています。人間を対象にしているように思える医学も、実際の仕事内容は非常に化学的(ケミカル)なもので、血液中の化学物質の含有量の変化などを手がかりに診断や治療を行っています。ですので、文系、理系のどちらを選ぶべきか迷うようなら、あなたが“人”と“物(自然現象)”のどちらに、より興味を持っているのかを参考にしてみるとよいでしょう。って、すごい的確だな~と思いました♪


こう考えていくと、雪村や氷室は、フルマークで理系でしょうね(笑) でも、挑んだテーマは「恋愛」という、感情的で、ロマンチックで、概念的で、人それぞれに異なる解がある、人間味ある「超文系」なテーマですから、そのギャップがここまで面白くさせるんでしょうね♪

さて、では私はというと、①「理系」②「理系」③「文系」④「理系」⑤「理系」⑥「文系」と、多分、「理系脳」なんだと思います、文学部なのに(笑) ゼミの教授にも、「君は情理ではなく論理で小説で読み解こうとするのが面白い」と言われたことがあります。

文系か理系かを考えた時、「遺伝的(先天的)要因」と「環境的(後天的)要因」があるのですが、私は多分、「遺伝的には理系」「環境的には文系」なのかな~と思います。つまり、「向いてるのは理系、好きなのは文系」なんでしょう。下手の横好き、と言っても良い(笑)

まあ、文系か理系かなんて、そもそも人類が生み出した勝手な区別なわけで、100%正確な識別方なんてない、、、っていう、論の締め方、ひっくり返し方が、すでに文系っぽい(笑)

私は昔から、「理屈で考え、感情で決断したい」と思って生活してきました。「なぜこうなるのか(理系)」を知らないまま決断するのは気持ち悪いし、だからといって、正しいことだけを常に選ぶのも気持ち悪い。時には、「間違っていると分かっても選びたい」し、むしろ、「間違っていると分かった上で選びたい」こともあります。

だからあにこれレビューも、基本的には、良し悪しは出来るだけ(といっても限界はあるけど)論理的に書き、その上で、好き嫌い(評価)を述べたいと思ってます。まあ普段、そんなこと意識してるわけじゃなく、もはや、「クセ」ですけどね(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
頭良いバカ二人(笑) 公式はともかく、バカみたいなラブコメで楽しい♪

2話目 ☆4
そりゃ、Cの実験はしなきゃならんだろ。そりゃ、うちらみたく日本文学専攻は例外として、優秀な論文には英語のやつが多いだろうしね。今日も元気にあの二人はクレイジーだったな~(笑)

3話目 ☆3
AKB~↗(笑) 早く結婚しろ(笑) まあ、ギャルゲのデートといえば、遊園地は定番だよな。キャラによって乗り物選べば良いだけだし(笑) 遊園地に誘うとこ、良いね♪

4話目 ☆4
いちいち服を誉めるのは、一般的か? 連打(笑) 観点(笑) いつプレゼン試料作った?(笑) どんだけ好きなんだよ(笑) ただのビビり(笑) この二人、可愛いな(笑) それは、エロゲ(笑)

5話目 ☆3
先生、強キャラ。トラウマ、いじられまくり(笑)

6話目 ☆4
ムード値の公式は、少し納得してしまった(笑) 泣くぐらいなら実験するなや(笑) 池田研はヤバイ(笑)

7話目 ☆4
酔っぱらい(笑) シンデレラ、DNA捜査(笑)

8話目 ☆3
確かに、難しいことを簡単に説明できる人が、本当に頭良い人だよな。オキシトシン喋りすぎ(笑) この映像を観たくなる(笑) 漫画家(文系)とのタッグ。

9話目 ☆3
水着回。ナイスカップルやな(笑)

10話目 ☆4
不真面目なことを真面目に、熱い話だった。プレゼンのやりとりが面白い!

11話目 ☆3
正論がいつでも正しいわけじゃないしね。でも今は、雪村君とめっちゃ仲直りしたい(笑) めっちゃ乙女やんw 徹底的な仲直りて(笑)

12話目 ☆5
そんなのはどうでも良い(笑) 添削してる(笑) 素敵すぎる、ムード値の伏線回収(笑) 素敵なリベンジ(笑) 粘膜接触行為、強制猥褻罪(笑) 氷室のちょこちょこ、可愛いな(笑) 貧弱(笑) もう一回キスしたい(笑) ファーストキスのダメだし(笑) メガネケースのラストも、余韻があって良し。満点!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

理系あるある早く言いたい

原作未読


渋谷デートについて一言!

「そのまま東急百貨店本店を左手方面に向かい路地に迷いこめばOK!」


第4話あたりできつくなってきました。
遡ることあらすじ。好きになったので好意を定義し証明しようとするおバカな話。理由は理系だから。

共通のコミュニティで通じる“あるある”を飲み屋で悪ノリして大喜利大会始めるのに似てます。飲み放題の上限、二時間くらいでガスが切れることでしょう。
“あるある”繋がりでRGワンマン2Hを想像してみよう。もはや執行猶予なしの懲役2時間です。

「大喜利である」「RGライブである」仮説は証明できませんよ。だっておいら文系だもん。
ただし、つまんない理由は証明できるかもしれません。文系だけど。


ということでさっそく“ラブ”について。タイトルに“恋”使ってますんでね。
ラブストーリーとラブコメディ等“ラブ”が絡むネタで登場人物の心情への共感は肝です。ただこの作品は土台からしてそこで勝負してません。あくまでコミュニティで通じる“あるある”への共感となるわけで似て非なるもの。

 「惚れてまうやろ~」

な行動やセリフは残念ながらありません。ただし、

 「あ、それあるあるだわ」

な行動やセリフは満載です。

そうなると“ラブ”度数は一段下がってキャラの見た目勝負に移ります。かわいいとかかっこいいとかそんなとこ。イケボなんかも含んどきます。このへんは私専門外。
仮に見た目勝負も降りることになっちゃえばラブ度数をさらにもう一段下げて、

 笑えるか?

ギャグ振りしてればラブコメディの範疇には収まるでしょう。で、この作品ここがいけませんでした。
タイプ的に二つの方向性を辿ることができたと思うのですが…


■方向性其の一 ストイックに

中途半端なところで二人ともデレちゃうので流れが止まるんですよ。二人とも辛抱が足りません。
実験→失敗の途方もない繰り返しが理系の真骨頂でしょう。ストイックであればあるほどそこに常識とのギャップが生まれて笑いが生じるのに。せっかく“理系”という万人共有可能なパブリックイメージのある素材なのに活かせてないです。
“○○の定理”が意味する上澄み部分をかすめるに留まっていたため、結局のところ内輪の“あるある”的面白さの範囲を超えないのです。
内輪ウケも最初は仲間内の強固な結束を生みますが、持続可能か?と問われれば疑問符がつきます。{netabare}飽きがくるから、漫画家投入したり水着回でお茶濁してたでしょう?{/netabare}


■方向性其の二 名脇役を投入

本人たちの“ラブ”への向きあい方が無茶苦茶(笑)つまりラブポンコツで戦力として使えない分、ツッコミ役や道化役、狂言回し役が周囲にいないとアウト!
「いいからとっととくっつけよ」な視聴者の思いをかわして騙して目くらましてくれるほどの熱量が舞台役者には必要です。

同じ研究室の奏・棘田・虎輔らが主役の二人(雪村・氷室)にツッコめてません。操縦できてないと言い換えてもOK!マッチョ教授も役不足。みんな観察者もしくは並走する伴走者どまりなのです。福島潤の無駄使いですね。

{netabare}藤原書記と石上会計が仕事をしない『かぐや様は告らせたい』みたいなもんでしょうか。{/netabare}



ふるいにかけてったら、どうやら自分のふるいの目が粗かったようで全部こぼれ落ちちゃいました、という私の結果です。

1段階  ラブでないのでキャラへの共感に薄い
2段階  見た目勝負は自分にはノーカン。皆さんいかがでしょうか?
3段階-1 ズレや違和感で生じる“笑い”ではなく内輪ウケなネタ
3段階-2 ツッコミ不在。狂言回しの不在。

別に素数山手線ゲームで盛り上がってもらって結構ですし、理系をアゲてるように見えてディスってるのもおもろいんですけど、きっちり主人公カップルを転がして欲しかったですね。
理系とか関係なく飲み会で盛り上がった“あるある”ネタもラストオーダー後のロスタイムいれて3時間弱が限度ということだったのでしょう。

{netabare}第7話がほぼ限界でした。9話で漫画家投入。10話で水着回ですもんね。賞味期限切れです。{/netabare}




★とどめかも

三島由紀夫VS東大全共闘の公開討論の映像見たことあります?
立派な方を数多く輩出されてる最高学府ですが、むしろ鳩山由○夫がここ出身だったなという事実に納得できる映像になってます。
で、ここの学生たちのコミュニケーションの特徴が、

・意味不明な文言をぶつけて相手が言い淀んだらこっちの勝ち
・「ソースよろ」をぶつけ続けて相手が回答に窮したらこっちの勝ち

古代ギリシャにソフィストと呼ばれる人達がおりまして、
真理の探究よりも、いかに相手を論破するかということに力を注いだので、詭弁に陥る傾向が強かったという程度の低い連中です。国も傾きましたね。
わざと

 “コミュニケーション不全”

を起こしてマウントを取る行為。イラッとくるでしょ。主人公男にその気(け)があったのですよ。

{netabare}飛行機の中でイチャつこうとしたのを止められて「なぜだ?」でその証明を相手に求めてみたり。{/netabare}


コミュニケーションの究極(と私が思ってる)恋愛行為と、コミュニケーション不全を狙ったかのような主人公らの行動が水と油に見えました。


ここから見えてきたこと。
ラブ要素を一切廃してみればこのジレンマも味あわずに済んだことでしょう。つまり“あるある”だけ楽しむという本作王道の堪能方法。


彼ら見てたら、作中では悪く描かれていたナンパ小僧のほうがまだ健全だと思いましたよ。拙いだけで女性に対しては一生懸命でしたもん。



※ネタバレ所感

■最終話について

{netabare}名探偵の推理が始まり犯人をあてるも「○○しかいない」の根拠が薄弱というかそれ憶測。そこ理系放棄したらだめじゃん。
で最後は気持ちが大事!みたいな。徹頭徹尾ロジカルお化けだったら面白くなっただろうに。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----


2020.03.28 初稿
2020.10.13 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 43

71.2 3 バカップルで嫉妬なアニメランキング3位
恋は世界征服のあとで(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (185)
578人が棚に入れました
説明しよう! 世界平和を目指すヒーロー戦隊「ジェラート5(ファイブ)」のリーダー・相川不動(あいかわふどう)と、世界征服を目論む秘密結社「ゲッコー」の戦闘員リーダー・「死神王女」こと禍原デス美(まがはらですみ)。 宿敵同士の彼らには、組織の壁を越えた深い因縁があったのだ・・・!! 実はこの二人・・・付き合っているのである! 世間や仲間に公表せずに内緒の交際を始めた二人。 でも、恋愛初心者のピュアな二人にはすべてが新しいことだらけ。 バレたらそこで試合終了な禁断のラブコメが、始まっているのである
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そらジェラートは甘いよ

原作未読

戦隊レッド♂と悪の軍団リーダー♀のロミオとジュリエット的な恋物語。
…を想像してみたらちょい違います。敵対属性の禁断の恋と思いきやさわりだけのプロレスですね。
ゆるくなった分コメディ要素に振り切るかと思いきやそうでもない。設定や世界観がヘンなだけでキャラはまとも。ギャグを回すには役不足。
というわけでラブですねラブ。主役のカップル二人が第一話でソッコーくっつくのであとは周辺環境を適度なスパイスにして二人のイチャコラを楽しむ感じ。好感度高い二人で嫌な感じはしません。
立木文彦氏のナレーション。オーイシマサヨシ楽曲に田村ゆかり女史フィーチャリングとツボを押さえてる点も見逃せません。

月刊少年マガジン連載です。アニメ化したもの含め連載作品はまともなラブコメが多い。転じてぶっ飛んだ頭おかしいラブコメしかやらないのが週刊少年マガジン(偏見)。同じ講談社だし月マで週マみたいなのやってみたけど育ちの良さ(偏見)が隠せない。そんな印象の作品です。

キャラ分布。まずは正義の戦隊側から。

【正義のヒーロー戦隊“ジェラート5”】
 相川不動/レッドジェラート(CV小林裕介):主役。筋トレマニアでお察し。
 王子野隼人/ブルージェラート(CV興津和幸):イケメンナンパ師。
 神宮寺美咲/イエロージェラート(CV稗田寧々):唯一の成人。大人のお姉さん。
 有栖川ハル/ピンクジェラート(CV日高里菜):最年少ツインテロリ。序盤のキーマン。
 轟大吾/グリーンジェラート(CV間島淳司):寡黙。ガヤな面々の中でパランス取ってる感じ。

 ビッグジェラート博士(CV茶風林):役どころや立ち回りは説明不要ですよね。

なかなかの定番ぶりです。対する悪の組織はやや複雑。

【秘密結社ゲッコー】
 禍原デス美/死神王女(CV長谷川育美):主役。なんというか素直。そして天然で最強。
 魔島忌々/魔獣王女(CV花澤香菜):ガヤ。いろんな背景があって死ね死ね団的役回り。
 黒百合凶子/鋼鉄王女(CV金元寿子):黒髪ストレートメガネの優等生。…が乱れるところ見たい。
 乱乱/断罪王女(CV桃月なしこ):塩対応ショート。ゲッコーのロリ枠!?
 宝条闇奈/灼熱王女(CV佐倉綾音):ギャル。そして当然のようにデス美を偏愛。
 三途川鬼羅/鮮血王女(CV沢城みゆき):唯一の成人。大人のお姉さん。

 ボスラー大総統(CV杉田智和):他のキャラがキツイのでほぼモブ。

対する悪の組織は“○○王女”シリーズだけで一名多い。さらに“○○王女”の上位層“○○怪人”も合わせるとこっちのが多士済々。王女たちを中心にお話が回っていくのと通り名で呼び合うものですからデス美以外は本名覚えてません。そして両者とも高校生主体です。世界を救ったり征服したりする行為がバイト感覚だというゆるさが通底しているのはもちろんのこと学生生活も描かれるのでした。

ロミジュリ的な禁断の恋には遠く及ばず
ギャグで振り切るにはキャラのアクが弱い
普通のラブで見るには設定・世界観がおかしい

そんな中途半端さを越えたところで主役カップルのやり取りが微笑ましい一品。
■不動くん
“好き”な感情が素直に出てくる言動の数々。迷いなく相方を肯定する一言を放てるってなかなかできません。これ付き合ってる女子側からみたら有難い話です。「相手を駄目にする」ってことなくもないでしょうがこれに縛られた男子の多いことよ。女性は何をやっても許されるのです(持論)。そんな持論はともかく、彼女にとってもそれが必要なことであったとわりかしきちんと描かれていましたよ。
■デス美さん
良い出会い運命の出会いに近いもんだったかと。仕草や見た目がどうというのもありますが、これまで良くも悪くも周りの評価に沿った行動をしてきた彼女が自我に目覚めて取り戻す物語と見えなくもない。物語がシリアステイストではない分ドラマ性に欠けますけど共感を得やすいヒロインになってたと思います。かわいいに+αがありましたね。


総じて視点の置きどころに迷う短所はありますが、それでも離反しないのは二人に救われたとこ大いにあったからです。声優さんの配置も適材適所。作画も曲も頑張ってて見やすかったです。



※無駄話

■気になったとこ

1.ラスボス怪人
{netabare}田村ゆかりさんということでオープニング回収。初めての共同作業で恋路も回収。最終回だけ戦隊もの色強いのはもはやネタ。{/netabare}


2.筋トレマニア
{netabare}…設定のわりにはダンベルアームカールのみでそれだけじゃ上腕二頭筋しか鍛えてねーじゃんとつっこみ交じりで鑑賞。だがしかし断罪王女のレッド変体を見破ったデス美の一言。

 {netabare}「上腕二頭筋が一回り小さい」{/netabare}

ここに深い愛を感じたのは私だけでしょうか。{/netabare}


3.筋トレマニア2
{netabare}「○○香る△△の戦士」。枕詞の○○は各々、ストロベリー(レッド)、ソーダ(ブルー)、イエロー(レモン)、ピーチ(ピンク)、ピスタチオ(グリーン)でした。色に合わせてハメただけでしょうが、ブルーとグリーンには妥当なフルーツがなかったんでしょうね。グリーンを抹茶なんかにせず良質な脂質であるナッツ類ピスタチオと糖質制限する際の必須品目を持ってくるあたり芸が細かい。お茶は利尿作用大で体内の水分無くなりますからね。もう一つのブルーはトレーニング関係なく夏の風物詩だからって理由かしら。夏祭りの夜店や海の家でのブルーハワイやラムネは非日常感あり。誰がなんと言おうと夏はナ○パの季節だからキャラにも合う。{/netabare}


4.ラブで締め
{netabare}下の名前で呼ぶのに四苦八苦するラブコメ定番の逆を行き、最後の最後で「死神王女」「レッドジェラート」と通り名で呼び合う二人がなんか良かった。ヘンテコ設定・世界観のなかでわりと常道を進んでいたのを評価してましたけど最後にひとひねり。
イタリアのジェラテリアあたりだと好みのフレーバー選んだ後に一言「con panna」と申し添えると生クリーム追加してくれます。パンナコッタのパンナですね。最後に甘みの追加。ごちそうさまでした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

序盤の特撮ギャグアニメ路線のほうが面白かった。

{netabare}
黒井津さんに続きまたも特撮系アニメ。
黒井津さん好きだったのでこれも期待してたんだが。
最初は同じようにこの作品もギャグアニメ寄りで面白かったのだが、途中からラブコメ重視の作品になりつまらなくなった。

まず、この世界における「ヒーロー」や「ゲッコー」の立ち位置が良くわからない。
正体バレしてはいけないという設定がある時点で茶番のごっこ遊びではない。
ただ見せ方としては、全く本気で対立してる感はなく、誰もゲッコーのことなんて気にかけている様子もない上これと言って悪事を働いている描写もないので、現実世界と同じくテレビ番組の中での対立組織のような茶番ごっこにしか見えない。
勿論黒井津さんのように完全にギャグアニメならこんな細かいこと一切気にならないが、この作品は恋愛要素強めで、ロミジュリ的な見せ方もあったのでその部分が引っかかった。
モンタギュー家とキャピュレット家が本気で対立してるかどうかわからないロミジュリなんて深刻さも微塵も伝わってこないわけで。
結局その部分が希薄になっているせいでロミジュリ的な設定が強調されている割に普通のラブコメのように見えてしまって面白みがない。

ゲッコーに入ったきっかけやゲッコーを目指す妹の話もあった気がするが、これもゲッコーをちゃんとした組織として描いていればこそ共感できる話になるはずで、こんな適当な設定だと。

最終回の共闘展開も、そこまでに対立している描写や、ばれないように工夫している描写があればこそ映える展開であり、本気で対立してない上、身内にばれまくりな本作では全く本来得られるはずのカタルシスも得られず。

普通に一話みたいな馬鹿馬鹿しいギャグアニメ路線でやっていれば面白かったのになと思う。
基本ギャグアニメでたまに恋愛要素を挟むぐらいのバランスだったらメインはギャグだからそんなに設定に引っかかることもなかったと思う。
後半特撮要素が薄くなってしまってキャラが独特なだけの普通のアニメになってしまったのも残念。
デス美の日常回的な回はギャグ強めだったが、基本的にゲッコーの仲間内だけでの絡みで言ってしまえばどうでもいい。
というか魔王幹部だったかな、あの辺のキャラやたら多いわりにギャグ要因と言うわけでもないので本当に何のために出したのか。
その部分もそうだけど、ヒーロー側、主人公すら含めて掘り下げが薄すぎた。デス美はともかく主人公が全く好きになれない。

コスプレとして堂々と仲良くする展開は上手いと思った。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
黒井津さん難民救済? ラブコメ寄りなのね。黒井津さんの方が好きだな。これで勝ったと思うなよー。

2話 ☆8
ドキドキしてんなぁw ガチで帰ってて草。結構面白いな。

3話 ☆8
目暮警部!? 爆破オチなんてサイテー! あるある設定。
追いかけられ取るやんけ。意外とロリな死神。
他のメンバーレッド探してやれや。あっ 

4話 ☆7
こぶしで語る。普通にばれてて草。世界観どうなってんすかw

5話 ☆5
こいつら恋しすぎだろ...。もうやめちまえ カプ厨ピンク。
レッド撃破成功? 母さん初登場。これ今期のまあまあ枠代表だな。
美人とは。

6話 ☆5
ゴリラw シリアスなのにゴリラの単語で笑ってしまう。
ブルーも恋愛するのか?w 無能博士。
いよいよほぼ全員にばれそう

7話 ☆4
NTR展開くるか? なんかそこまで面白くないんだよな。ギャグが

8話 ☆3
もうこれ特撮じゃなくてもいいよね。
特撮としての面白さがないなら普通に別の設定でいいんだよね。
百合が始まる? ママに叱られる...。いやヒミツって何?
これの正体?

9話 ☆2
これ結局くそつまらんな。
バカアニメ設定なのにこんな大学云々の話いるか?
男→女へのいじめって普通ないよな。
このアニメ特撮要素の立ち位置がわからん。
現実路線のテレビ番組の中の存在と言う見せ方と実際に存在する組織としての見せ方が混在してる。
いきなりナンパといきなり陰キャ煽りが全く持ってリアリティがない。
結局何で姉の現状を認めたんだ?
古見さん並みに退屈なアニメになってきた。

10話 ☆4
ノリが古臭い。何が退屈なんだろうなこれ
最後のオチはなるほどなぁって思った。設定も活かせてるし。
そんなガチで争ってるように見えないのが致命的

11話 ☆2
SE付きOP。黒井津さんでもあったな。
SEが結構自然で違和感がなくていい感じだ。
もう絵面が完全に普通のコメディアニメなんだよな。
てかまず、この有象無象の幹部たちにあまり印象がないせいで面白くないというのもある。急に下ネタ寄りの話 赤ちゃんプレイ。

12話 ☆2
結局特撮要素 召喚した奴にやられるというあるある。
今更こういうことしてもな。
共闘展開ってここまで争ってる描写があればこそカタルシスがあると思うんだけど。

曲評価(好み)
OP「恋はエクスプロージョン」☆4
ED「恋は世界定理と共に」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

説明しよう! これは禁断の恋路を歩き始めた正義の味方と悪の組織の戦闘員の物語である!!

この作品の原作は未読です。
事前情報は何一つなく、視聴を継続するかは第1話を見て判断しようと思っていましたが、ヒロインの禍原デス美を、「弱キャラ友崎くん」で七海みなみを演じた長谷川育美さんが演じると知り、視聴継続を決めた作品です。


桜舞う、ある春の日のこと。野原に肩を並べて座る初々しいカップルがいた。
彼らの名は相川不動と禍原デス美。

しかしこのカップルの正体は、氷結戦隊ジェラート5のリーダー・「レッドジェラート」と、
悪の秘密結社ゲッコーの戦闘員・「死神王女」なのである!

本来敵同士である二人が付き合っていることは、
世間には絶対に知られてはならない。

戦いの合間に、人目を忍んで会うしかないのだ。
この日も幸せを満喫する二人のすぐ側で、激しい戦闘の爆炎が立ち上る!!

これは、なんとか世間に見つからないようイチャイチャする、
正義のヒーローと悪の戦闘員の物語である!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正義のヒーローと悪の組織の幹部が付き合うという展開は斬新な設定で良いと思います。
これまで考えもしなかった設定…と言っても過言では無いのではないでしょうか。

思い返すと、私たちは物心ついたころから勧善懲悪モノにおいて、両者が寄り添う展開など皆無であると刷り込まれながら育ってきました。
ですが、仮面を取ったらお互い人間なんですから…
そこに恋心が目覚めてもおかしくはないと思います。

しかもデス美は普通に可愛いですし…スタイルも抜群ですし…
不憫なのはデス美という似つかわしくない名前を一生背負って生きることです。

さて、この絶対秘密の関係というのは一体いつまで続けるんでしょうね。
一般の戦闘員なら定年退職がありそうな雰囲気でしたが、幹部候補にもなると能力の低下に伴い引退を覚悟するのでしょうか。
それとも魔法少女やウィッチの様に、年齢を重ねるごとに魔力が弱くなるとか…?

基本的に皆さん肉弾戦ばかりなので、例えば筋肉の衰えとか?
でもそれなら暫くはこの関係を続ける必要がありそうですね^^;

でも最前線で戦えるほど、人間はタフじゃないと思うんですけどね…。
まぁ、これは私たちの仕事でも同じことが言えると思いますけれど。

この作品の中でもう一つ記述しておく必要があること…
それは、声優陣が超が付くほど半端無いということです。

相川不動/ レッドジェラート(主人公):小林裕介さん
禍原デス美/ 死神王女(ヒロイン):長谷川育美さん

ジェラート5には、ちゃんりなや稗田寧々さんが…
それより秘密結社ゲッコーの配役…特に王女シリーズがヤバいです。

魔島忌々/ 魔獣王女:香菜ちゃん
黒百合凶子/ 鋼鉄王女:ひーちゃん
乱乱/ 断罪王女:桃月なしこさん
宝条闇奈/ 灼熱王女:あやねる
三途川鬼羅/ 鮮血王女:みゆきち

桃月さんはコスプレイヤーらしいですが、その他の声優さんの顔ぶれ…
どうしてこの作品にここまでの声優さんが起用できたのかが正直不思議で仕方ありませんでしたよ。

他にも市ノ瀬加那さん、ゆかりん、M・A・Oさんなど…
男性陣も含めるとヤバさが倍化する感じです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、オーイシマサヨシさんによる「恋はエクスプロージョン(feat.田村ゆかり)」
エンディングテーマは、DIALOGUE+さんによる「恋は世界定理と共に」
どちらも甲乙付け難いですが、ゆかりんの声が耳に馴染むオープニングがお気に入りだったかな。

1クール全12話の物語でした。
斬新な設定と、豪華声優陣によりしっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

67.1 4 バカップルで嫉妬なアニメランキング4位
オオカミ少女と黒王子(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (703)
3727人が棚に入れました
見栄っ張りなエリカは、友達相手に彼氏とのラブラブ話を語るが、実は彼氏いない歴16年。そろそろ嘘も限界と思ったそのとき、街で見かけたイケメンを盗撮。自分の彼氏だと自慢したが、その彼は同じ学校に通う佐田恭也だった。事情を打ち明け彼氏のフリをしてもらうことを承諾してもらったが、佐田くんは優しげな見た目とは正反対の超腹黒ドS男子! 弱みを握られたエリカは佐田くんの犬を命じられてしまう……。


声優・キャラクター
櫻井孝宏、伊藤かな恵、茅野愛衣、細谷佳正、松岡禎丞、村瀬歩、伊瀬茉莉也、小松未可子、島﨑信長、中原麻衣、久川綾
ネタバレ

のあ☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

三回まわってワン!から始まる恋のストーリとはいかに!?笑

*あらすじ
高校1年の篠原エリカは、友達相手に話を合わせるために彼氏との恋愛話を語るが、本当は彼氏どころか恋愛経験そのものがない。友達に怪しまれ始めて嘘も限界になってきたとき、街で見かけたイケメンを盗撮して自分の彼氏として写真を見せることでその場をしのごうとする。だが、なんとその彼は同じ学校に通う佐田恭也だった。事情を打ち明け彼氏のフリをしてもらうことを承諾してもらったが、恭也は優しげな見た目とは正反対の腹黒ドS男子だった。
・・・といったとてつもなくぶっ飛んだ設定ですが、それこそが少女マンガの醍醐味ですw

*キャスト
篠原エリカ CV:伊藤かな恵
佐田恭也 CV:櫻井孝宏
三田亜由美 CV:茅野愛衣
立花マリン CV:伊瀬茉莉也
手塚愛姫 CV:小松未可子
木村良人 CV:島﨑信長
神谷望 CV:松岡禎丞
日比谷健 CV:細谷佳正
日下部憂 CV:村瀬 歩

*原作
八田鮎子によって描かれた漫画で、「別冊マーガレット」に連載されています。最新巻は十一巻(2014.12.25現在)まで発売。売上総数は340万部を突破したそうですね!
私は原作の最初の方をかじったのと、アニメの十一・十二話あたりを本誌で目にしただけですが、これを機にちゃんと読んでみようかなー、なんて思っています。

*各話感想
一話感想
{netabare}漫画に比べてエリカのバカさに拍車がかかったような気がしますwたぶんそれは伊藤さんの演技が素晴らしいからでしょう。動く手塚とマリンにも意地悪さに拍車がかかってました(笑)
あと、佐田君の印象も少し違く感じました。 漫画→ドSな人 アニメ→性格の悪い人
アニメの表現の仕方によってでしょうか・・・。そこらへんは良く分かりませんが、これから佐田君のドsっぷりがみれると思うと楽しみですねw{/netabare}

二話感想
{netabare}いやー、三田ちゃんを彼氏にしたいw なんか一番かっこいい気がするのは気のせい・・?
そして、テニスボール、サッカーボール、バスケットボール、シャトル・・などが校舎裏を歩くエリカに連続で直撃w バドミントンって屋内競技ですよね?w そこに神出鬼没な木村君。いやもう笑顔が怪しさを語ってますw
最後はかっこいいとこ全部佐田君がかっさらって行きました(笑){/netabare}

三話感想
{netabare}佐田君への看病を経ての「ありがとう」の言葉。エリカと佐田君の距離が一気に縮まった気がします。まだ犬のままですがw
原作では佐田君が風邪をひく前・・つまり、夏休み中に海でマリンたちとのダブルデートがあったはずでしたが、カットされてましたね汗 あの話、結構好きだったので残念です。
最後の佐田君の表情・・・ 次回動いてほしいですね、佐田君から。{/netabare}

四話感想
{netabare} 楽しみってそゆこと・・・?
告白の返事までドsってどーゆーことですかw でも、それこそが佐田君であり、黒王子である。でも私は見のがさなかったよ!佐田君の若干の照れ顔!!
今回は日比谷君の登場、ということで、佐田君の知られざる一面を楽しめましたね。
エリカの「反省してる場合じゃないよぉ~(泣)」の伊藤さんの声が可愛すぎて、リピート再生しましたwいやぁー、伊藤さんほんと可愛かったです。大事なことなのでもう一度言います。伊藤さんほんと可愛いわー {/netabare}

五話感想
{netabare} エリカがクリスマスに誘おうと思っていたのに、佐田君の言葉によってどんどんハードルが上がっていったのが地味にうけましたw
ふと思った疑問・・・歩道広くない!?wそれと、少女漫画の主人公って心の声が多いw
いやー、それにしても今回の佐田君のドSっぷりはちょっとひどかったw
でも、最後の「首輪」のとこ、良かったよー!若干目逸らしながらの「おまえは俺のもんだって印だから、絶対忘れんな。」がかっこよすぎた!!!{/netabare}

六話感想
{netabare}「犬から彼女になる」ってハードル高くないですか?w
そして、今回は日下部君の初登場でした。声優の村瀬さんはハイキューで日向役をやっていましたが、日下部君との「元気」の差がありすぎて面白かったですw 草食系男子って意外と積極的だったりしますよね。日下部君もそのパターンでしたw
佐田君・・いい加減はっきりしてくれよぉーw{/netabare}

七話感想
{netabare}日下部君がどんどん積極的に・・・(笑)
三田ちゃんが一番かっこ良くて可愛いくて優しくて良い奴だ。エリカの恋じゃなくて三田ちゃんの恋を見たいと思ってしまった私はアウトなのだろうか・・・w
それにしてもエリカの髪型ころっころ変わりますねww
エリカぁー、早く佐田君のとこに戻ってよー。エリカがビッチに見えてしまうよー、と思ってたときにエリカが決心してくれたから良かったー(笑)
まあ、女の子としてはエリカより断然三田ちゃん派ですけどねっ!!
恋がっ!佐田君がっ!動いたーーーっ!{/netabare}

八話感想
{netabare}世の中にはこんなにもリア充がいるものなのか??ボートに乗ってるの全員リア充なんですけどぉー!?笑
今回、松岡くんが演じる神谷くんが登場!松岡くん・・・チャラい(笑)
よし、よし、佐田君が照れてくるようになったぞ?この作品は佐田君がかっこいいから成り立ち、佐田君が変わっていってくれるから見続けられるものですよね。なんて思いました(笑){/netabare}

九話感想
{netabare}三田ちゃん!やっぱり君が一番可愛い!茅野愛衣さんの声も可愛いです。茅野さんも演じることのできるキャラの幅が広いですよね♪
王様ゲームのときの男子怖かった・・・(笑)地味に女子も・・・(笑)
そして今回は佐田君の見せどころが多かった!かっけー!{/netabare}

十話感想
{netabare}日比谷君と神谷君のやり取りが地味にツボでした(笑)
今回は佐田君は佐田君でいろいろな葛藤があったみたいですねwwそういうのを第三者からの目線で見るのが素晴らしい!wこう・・・なんかにやにやしてしまうというか。ふふふ、みたいな。なんかこういうと私変態見たいですね(笑)決してそんなことはありませんからご安心を!!
『今、伝えたい言葉がある・・・素直になれない貴方に今世紀最大のラブ・ストーリー』もうこれ佐田君のために作られた映画じゃないか?w映画の中で佐田君がいじめられてたwwww櫻井さんの「好きだよ」を聞かせてくれなかった制作スタッフを恨んでますよ、私は!{/netabare}

十一話感想
{netabare}佐田君のお姉さん初登場!本誌を覗いたときに「あー、お姉さんいるんだー!」と思ったのをよく覚えています。ですので、出てきてくれるのがものすごい楽しみでした(笑)佐田君の意外な一面というか、知らない部分が見れて新鮮でした。{/netabare}

十二話感想
{netabare}お母さんが想像以上に可愛らしい人でした。
三田ちゃんのバイト姿!!!!スルー&棒読みが素晴らしすぎた!三田ちゃんと神谷くん地味に付き合うフラグ立っている気がするのは私の思いすごしですか?w
エリカちゃん今回もいろいろやってくれますね(笑)でも、今回のエリカちゃんはエリカちゃんなりに一生懸命頑張ってたので良かったと思います♪{/netabare}

八話の感想にも書きましたが、この話は佐田君がカッコいいから成り立ち、佐田君が変わっていってくれているから見続けられました。やっぱりそこが見どころでもあるんだと思います。
何度も言いますが、三田ちゃん可愛い!三田ちゃんの恋も見たかったです、本当に。(しつこくてすみませんw)

それと、OP・EDが『オオカミ少女と黒王子』のイメージにものすごく合っていたので良かったです。今でも頭の中をぐるぐると駆け廻っています。

犯罪(盗撮)から結びついた恋の行方をとくとご覧あれ!(なんかそういうと嫌な感じですねww)それではでは言いなおして。佐田君のかっこよさと、三田ちゃんの可愛さをとくとご覧あれ!w

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

胸がキューン♡ってしすぎて死ぬかと思った!

未視聴の方へ

少女漫画が原作のラブコメでお気に入りの作品です

☆採点の根拠だけ書いておきます

①物語
内容を書くのは控えますが僕的には楽しく視聴する事が出来ました
全12話では物足りないとも思えましたがしっかり完結しているので好印象です
2期はなさそうな感じなので原作の漫画の購入を検討しています

②作画
あまり好みの絵ではありませんが、色の使い方が可愛くて綺麗だなーと思いました

③声優
篠原 エリカ(しのはら エリカ)CV:伊藤かな恵
自分的には伊藤かな恵さんが久しぶりだったので嬉しかったです♪
エリカちゃんのいじられキャラに はまりすぎてて面白かったです^^

佐田 恭也(さた きょうや)CV:櫻井孝宏
このアニメ見るまではあまり印象なかったんですが・・
どこか陰のある彼を上手く演じていたなーと、まぁもっと単純に言えば声が渋くて良い!

④音楽
OPの「LOVE GOOD TIME」明るくてノリが良いので好き♪

EDの「オオカミハート」歌:オレサマ。←オレサマ。ってのにドSだなーって笑ってしまった(笑)

⑤キャラ
僕が一番注目して見ていたのが佐田 恭也です
見始めは性格がかなり歪んでいて かなりのドSなので少しひきましたが^^;
見続けていくと結構共感出来る所が多くて感情移入もしやすかった
このアニメでは佐田 恭也ってキャラが一番面白かったかなー
 
見終わった感想
{netabare}
先日2回目の視聴を終えた所です
7話を見てて照れくさくなった僕は・・ い・いや

今ここを読んでくれている貴方が オオカミ少女と黒王子を視聴する時で良いので
僕に教えてくれませんか? 今から見るよーーって^^

それに合わせて僕も3回目を見ながら感想を追記しようかなって考えています
とにかく7話がお気に入りです☆

第一話 自縄自縛 -Liar-
第二話 軽挙妄動 -First love-
第三話 急転直下 -Fall in-
第四話 日々悶々 -Love attack-
第五話 難攻不落 -Christmas eve-
第六話 臨戦態勢 -Valentine day-
第七話 落花流水 -White day-
第八話 二律背反 -Spring storm-
第九話 手練手管 -Wake up-
第十話 掉棒打星 -Happy birthday-
第十一話 一触即発 -Judgement-
第十二話 愛及屋烏 -I love you-

{/netabare}

[壁ドン]というものについて
{netabare}
以前プロフに書いていたものです


★ドラれもんに教えて! 壁ドーーン ★

こんな所まで見てくれているあなた様に是非とも聞かせて頂きたい事があります。
(恥ずかしいと思うのでメールでも結構です)
正直に教えて頂いた方の中から抽選して 当選した方の言う事を何でも一つだけ聞こうと思います
(エッチーのは勘弁して下さい・・ で・でも少しぐらいなら・・・コホン)

アニメのオオカミ少女と黒王子の7話を見た辺りからドラは[壁ドン]と言う物に大変に興味を持ちました

男から恋愛対象の女性(アニメキャラ)に[壁ドン]をした時に 
あなたならどんな歯の舞い上がるようなセリフを言うのか?

または、女性からの目線で こんなセリフを言われたら・・胸がキュン♡ってなるセリフをどうか・どうかっ!
僕に聞かせて頂けないでしょうか?いえ聞かせて下さいお願い致します は・は~~このとおりm(_ _)m

貴方の理想のシチュエーションや壁ドンをしたい・されたいキャラクターだけでも結構です


★あくまでサンプルですが

シチュ:ドラマのワンカット風 痴話げんか的な?
キャラ:中二病でも恋がしたい!より小鳥遊 六花  でお送りします

六花「もう、れもんなんか知らない!」

ドラ「ちょっ待てよ!」(キムタク風に)

ドラ「何すねてんだよっ! 六花?」

ドラ「口で言わなきゃわかんねーのか?」

[その場を去ろうとする六花]

ドラ:[壁ドン]

ドラ「バカ、もう言わねーぞ・・・・愛してる 六花」(と、同時にアホ毛をむんず!)

ドラ「うおーー恥ずかしーー ポカポカ」

六花「れもんー痛いー」

胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

お~し~ええ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)


★あ・・あくまでこれはサンプルで妄想している訳ではないのですがもう一つだけ

シチュ:僕の正体が本当はウイングマンである事に薄々気付いている六花って設定
キャラ:中二病でも恋がしたい!より小鳥遊 六花  でお送りします

ドラ「こら、六花!そのノートは大切な物なんだから返せよ!」

ドラ「駄目だって 中を見ちゃ」


[自分にウイングマンに変身出来る事を打ちあけて欲しい六花]

[変身出来る事を人に知られてしまうと愛する六花の記憶を失ってしまうと言う設定のドラ]


ドラ「やめろって言ってるだろ!!」

[ドラ 強引にノートを奪い 壁に六花を突き飛ばしてしまう]

[少し涙目でその場を去ろうとする六花]

[その涙を見て全てを感じ取ったドラ]

ドラ「ちょっ待てよ!」(キムタク風に)(笑)

ドラ:[壁ドン]

ドラ「六花・・・おまえの事は絶対に忘れないよ・・・・ チェイング!」

[ドラ初めての人前での変身であった!!]

ドラ:(六花さえ僕の事を覚えてくれていたらいい)

六花「れもん・・かっこいい!」

ドラ「え? マジで? じ・じゃあこれは?」

ドラ「ウイナアー ウイナルド シルエット!」

六花「かっこいい!!」

ドラ「じゃあ後ろに乗れよ! いっくぜーーー!」

[幸せそうな二人であった・・]
[ドラは軽すぎる・・]

胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

ひょっとして・・恋なの?

お~し~ええ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)


★あのね、僕は[壁ドン]って女性から男性にしてもいいと思うんですよね。
一般的に[壁ドン]って男性が女性の逃げ道を奪い 顔と顔が急接近してドキドキ
してきた時に頭を真っ白にさせるセリフで恋に落とす技なんですよね?
だったら女[壁ドン]→男でも 男性もキュン♡って出来るんじゃないのかなぁ~

ま・まぁ例えばですが、

シチュ:ドラとひなただけでTVアニメのオオカミ少女と黒王子を楽しく視聴
キャラ:ロウきゅーぶ!より袴田 ひなた でお送りします

[TVで[壁ドン]のシーンが流れる]

[ドラ、真剣にTVをガン見]

[そんなドラをひなたはさらにガン見]

ひなた「お~~~う♡ ひなもレモンにしてみる♡」

ドラ「おいおい、ひなた またふざけて~しかたないな~」

[と、言いながら壁際に移動するドラ](笑)

ひなた「お~~~うぅっ♡♡」

[壁ドン]?

[壁にひなたの両手が届かずに ドラの胸に飛び込んでしまった危険な状態のひなた!]

ドラ:(ハァーハァー オーーウ)

ドラ「ほ・ほら~大丈夫? ひなた?」

ひなた「お~~~う ひな大丈夫 ん?」

ひなた「お~~~う れもん、顔真っ赤」

[さらに顔をドラに近づけるひなた]

[ドラ硬直]

ドラ:(ドッキューーン♡)

[もう死んでもいいと思うドラ・・いや!ひなたから「おにーちゃん♡」と呼んでもらったら
笑顔で死んでやると心に誓っていそうな表情のドラであった!]




胸がキューン♡ってするのは

シチュなの?
キャラなの?
セリフなの?

ひょっとして・・恋かも?
えっ? 僕、ロリコンじゃない・・よね?
えぇっ!! 病気なの!?

た~す~けぇ~て~よーーー♪ (田村ゆかりの W:Wonder tale風に)

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

小歌 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

後半からツンデレ王子の魅力全開

 全12話 ※原作未読

全体的には可もなく不可もなく。
前半の6話までは、ド定番なストーリー進行な上にキャラもそんな魅力的じゃないなぁ…と思って、
正直惰性で視聴続けてた。
櫻井さんのドSボイスだけが楽しみ、みたいな。
でも{netabare}エリカと佐田くんが付き合い始めた{/netabare}後半の7話からは一気に胸キュン展開で、
毎話ニヤニヤしながら観てました。
特にエリカに対しての印象が、前半と比べてかなり良くなったのが大きいかな。
{netabare}彼氏になってからの{/netabare}佐田くんのツンデレっぷりも良かった。
ただ作画は残念なときが多かったなー。
佐田くんは比較的安定してイケメンに描かれてたけど。

 * * *

第1話 自縄自縛 -liar-
 {netabare} 高校1年のエリカは、ギャル系のクラスメイト達に合わせるため彼氏がいると嘘をつく。街で偶然見かけた佐田を偽装彼氏用に盗撮するがバレ、彼氏役を引き受ける代わりに犬になるよう脅される。いかにもな少女漫画展開。典型的なドS王子・佐田くんはいいとして、エリカにはイマイチ魅力を感じないなぁ。 {/netabare}

第2話 軽挙妄動 -First love-
 {netabare} 佐田の取り巻きに囲まれていたところを木村に救われ、彼に好意を抱くエリカ。木村とデートをするが、実は彼は佐田に彼女を奪われた復讐のためにエリカを誘っていたのだった。櫻井さんのツンデレボイスを聞くのだけが醍醐味、みたいになってきた…。エリカが主人公にしては普通の女の子すぎるんだよな。 {/netabare}

第3話 急転直下 -Fall in-
 {netabare} 風邪で寝込む佐田を、押しかけ気味に看病するエリカ。佐田への恋心を自覚し告白をするが、その気持ちは「勘違いだ」といなされてしまう。ドS王子とはいえ、佐田くんがエリカに対してかなり寛容的なのがナゾだ。そして恋愛感情を自覚したエリカは、それこそ佐田くんが嫌いな部類の女になりそうで不安。 {/netabare}

第4話 日々悶々 -Love attack-
 {netabare} 佐田への恋心を諦めず、頑張ることにしたエリカ。佐田の中学からの親友・健と知り合い、彼に協力してもらいながら様々なアピール作戦を決行するが…。「俺の一挙一動をいちいち気にして日々悶々とすればいい」発言についニヤけた。佐田くんの方もエリカに脈ありっぽいし、このベタ展開を見守ろう…。 {/netabare}

第5話 難攻不落 -Christmas eve-
 {netabare} クリスマスも近いのに佐田との進展がなく、胃痛を起こすエリカ。なのにそんな彼女にも容赦ない佐田についにキレる。しかしクリスマス当日、“首輪”と称してネックレスのプレゼントを贈られ、やはり佐田への気持ちを捨てられないエリカなのだった。今回の佐田くんは最低野郎で、エリカが気の毒だった。 {/netabare}

第6話 臨戦態勢 -Valentine day-
 {netabare} バレンタインが近づき、エリカは佐田のためにカップケーキを手作りする。しかし当日、クラスメイトで引っ込み思案な日下部にも義理のつもりでカップケーキをあげたことを知った佐田は、受け取りを拒否。落ち込むエリカに日下部は「僕じゃダメですか」と告白をし…。嫉妬展開なのにあまり萌えなかった。 {/netabare}

第7話 落花流水 -White day-
 {netabare} 佐田に偽装カップル解消を告げたエリカ。ホワイトデーは日下部とデートをするが、佐田のことをまだ好きな気持ちを正直に打ち明け、告白には断りの返事をする。そして迎えに来た佐田に半ば連れ去られ、キスを交わし2人は晴れて正式に付き合うことに。もっとデレてくれても良かったのよ佐田くん…! {/netabare}

第8話 二律背反 -Spring storm-
 {netabare} 初デートでのエリカは、最初は案の定浮かれ過ぎてて面倒な子だった。でもわりとすぐ冷静に切り替えができる子でもあるから、佐田くんも折れてついデレを見せちゃうのが、初々しい新米カップルぽくて良かった。新学年に上がり、本命は作らないのが信条の女好き・神谷が登場。色々引っかき回しそうだな。 {/netabare}

第9話 手練手管 -Wake up-
 {netabare} 女の子に囲まれれば囲まれるほど幸せだと思っている神谷は、1泊2日のオリエンテーションで佐田も同じ道に目覚めさせようと画策するが…。片耳ピアスは暗示か…!と思うくらい佐田くんにこだわりを見せてた神谷だけど、なんかあっさり改心したね。佐田くんもエリカに真摯なことが分かってニヤけた。 {/netabare}

第10話 掉棒打星 -Happy birthday-
 {netabare} エリカの誕生日回。「好き」と一言いってほしいというエリカの願いを知った佐田は、誕生日デートの間に言おうと何度もトライするが…。素直に言えないもだもだ佐田くん可愛い。櫻井ボイスで「好き」聞きたかったー。せっかくニヤニヤできるエピソードなのに、作画がいつも以上にひどかったのは残念。 {/netabare}

第11話 一触即発 -Judgement-
 {netabare} 佐田の姉・怜香が登場。弟に本気の恋人がいるのがにわかに信じられない怜香は、エリカを呼び出し…。佐田くん以上にドSなお姉さまによる彼女査定に、あからさまに緊張してビクつくエリカが可愛かった。エリカって本当普通の子だし、「恭也くん大好き!」が揺るがないとこだけが唯一絶対の強みだよね。 {/netabare}

第12話(最終話) 愛及屋鳥 -I love you-
 {netabare} 佐田姉弟とともに神戸を訪れたエリカは、佐田ママと初対面する。母親と遺恨はないと言い張る佐田だが、親子仲がギクシャクしている様子を見て何とかしたいと思うエリカは…。エリカの一途な恭也愛が佐田家を円満にしていくね。カレカノになってからの佐田くんは良い感じにツンデレ王子で魅力的でした。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ページの先頭へ