バイクでモンスターなTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月06日の時点で一番のバイクでモンスターなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.5 1 バイクでモンスターなアニメランキング1位
BLASSREITER ブラスレイター(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (221)
1302人が棚に入れました
近未来のドイツ市街。その街では死体が突如蘇り、異形の融合体「デモニアック」となって生者を襲う謎の事件が勃発していた。そんな中、生者のままデモニアックへ自由自在に変化する者達が現れる。

彼らはその力を得たために人々から非難と好奇の眼差しで見られながらも、それぞれの思いを胸に悪魔の力を使用していた。しかし、彼らの思いも虚しく刻々と迫って来る残酷な運命、それはデモニアックとなった者達同士による、命を賭けたバトルロイヤルであった。
ネタバレ

司狼神威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

コラボ万歳d(*'-'*)b

これは有名所同士の初のコラボ作品!!!
大好きな2社のコラボだああああああああああああああw

GONZOとニトロプラス!!!!

腐女子なら必ずゲームを持っているであろう!!!
あのニトロプラスだよwwwww

いやぁw神ですよw神w



そしてニトロらしい作品になっているよーw
栄光からの転落と人間不信による葛藤、いじめ・貧困・移民への差別など社会的弱者の苦悩・・・。

色々な問題がテーマであり、人間そのものの在り方を問われる大きいテーマの作品だねーw


ちょっと暗い感じのアニメではあるw
咎狗の感じ思い出すよーw


あ、でも期待したらダメよw
別にBL要素は特にないからwwwwwww
そこは期待したらあかんよw


ちなみにこのタイトルのBLASSREITERはドイツ語なのw
日本語に訳すと「青ざめた騎手」って感じw


2008年のアニメで全24話。
ニトロプラス、GONZOらしい作品に仕上がってますw

キャラの感じはニトロだねぇーw
あの女キャラの造り・・・。
本当ウザイわ・・・。


ニトロ押ししてますが、別に男性が見ても全イケる作品ですw
女性の方がイケるとかそんなんありせんw
別にどっちでもイケるかとw


【あらすじ】

近未来のドイツ市街。その街では死体が突如蘇り、異形の融合体「デモニアック」となって生者を襲う謎の事件が勃発していた。そんな中、生者のままデモニアックへ自由自在に変化する者達が現れる。

彼らはその力を得たために人々から非難と好奇の眼差しで見られながらも、それぞれの思いを胸に悪魔の力を使用していた。しかし、彼らの思いも虚しく刻々と迫って来る残酷な運命、それはデモニアックとなった者達同士による、命を賭けたバトルロイヤルであった。   (参照)




ちょっとここからはネタバレありなので伏せときますw
といってもあるキャラに対する文句の羅列ですw

そゆのを不快に思われる方は飛ばしてくださいねw

{netabare}相変わらず女キャラの造りがやはり・・・ウチの好みではありませんねwwww

あの感情に走ってしまうところや、最初や最後で全然意見が変わってしまうところw
しかも当たり前のごとくwwwwwwww



なんか信念みたいなんが感じられませんわw
あの人w



しかもさーデモニック最初何も考えず倒してたじゃん?
んで色々あって、ちょっと融合体に関して味方変わってきて・・・でもさ?でもよw

ヘルマンが暴走した時、融合体になっても彼は彼よ!
って言ってたよね?wwww


でも他のデモニアックは遠慮なく殺すしwwww
知り合いの暴走以外の抹殺ってナニ?wwww

他の奴は関係ないってかwwww
かなり自己中じゃね?w

XATの中の感染の時も、遠慮なく抹殺してたよね?w
すっげぇ矛盾してね?w

ヘルマンはどんだけ暴走しても殺さないのに、他の隊員の人は感染して融合体になったら普通に殺すってwwww

まじでどゆことよwwww
この女最初から最後まで自分勝手で矛盾だらけなんですけどwwwww

とても好きになれないわw
あまりにも矛盾しかないw
行動や言動すべてが矛盾でできているわw


ヘルマンとジョセフとマルク以外には冷徹で非情で悲劇のヒロインごっこしてるバカな女だわ・・・・。

悲劇で悲しんでる割には学習能力がないし、あの3人以外助ける気ないしw
いつでも普通に殺してるwwww

まさか、ヘルマン達以外の融合体には人生なかったとか物としか思ってないとか・・・。

他の融合体もヘルマンと同じように家族もいたかもしれない、待ってる恋人がいるかもしれない・・・

なのに瞬殺wwwwwwwwwwwwwwwww
ヘルマンの時はどんだけ人殺しても、ヘルマン殺せなかったくせによwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


あ、、、、本当あの女の文句は書いても書いても収まらないわwwwwwwwww


もうちょっと主要キャラでキーの女なんだから考えて作って欲しかったわw
こやつには意志がまるでないわ・・・。


他は別にいいよw
ヘルマンもジョセフもみんな矛盾なんてなかったしw

結局あの女最後まで役立たずwwwwwwwwwwwww
ヒロイン面すんじゃねえええええええええええええw

漫画版はヒロインお前じゃねぇーーーーーんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおw


{/netabare}


ふぅw
ちょっとスッキリw
読んだ皆様お付き合いありがとうございました!!!

多分このアニメを見たら誰もが思うことではないかとww


あ、伏せてあるとこ読んでない方のために一つw
漫画版のヒロインは一応スノウですw

そこを忘れずにw
アニメ版は・・・・・言いたくもないw
ってことでw



【声優紹介】

ジョセイフ・ジョブスン/松風雅也、三瓶由布子(幼少期のみ)

アマンダ・ウェルナー/伊藤静

エレア/花澤香菜

ヘルマン・ザルツァ/三宅健太

マドワルド・ザーギン/諏訪部順一

ベアトリス・グレーゼ/大原さやか

マレク・ウェルナー/皆川純子

スノウ/中原麻衣

ウォルフ・ゲイリグ/立木文彦

アルビン・ルッツ/檜山修之

ブラットリー・ギルフォード/中村悠一

メイフォン・リウ/遠藤綾

ゲルト・フレンツェン/石塚運昇


【主題歌】

OP
「デタラメな残像」(第2話 - 第14話)
歌 - GRANRODEO

「unripe hero」(第15話 - 第24話)
歌 - 栗林みな実


ED
「sad rain」(第1話 - 第11話)
歌 - 美郷あき

「Separating moment」(第12話)
歌 - 美郷あき

「A Wish For The Star」(第13話 - 第23話)
歌 - いとうかなこ

「sweet lies」(第24話)
歌 - いとうかなこ

【挿入歌】

「DD」(第5話、第16話)
歌 - いとうかなこ


ちょっとキャラ文句言いすぎましたが結構個人的には好きな作品ですw
なんといってもジョセフ!!!
たまりませんよwwww

ちょっと立ち姿がシキ様に似てません?ww
雰囲気www

まぁ、性格とか全然違いますけどw
結構お気にいりなキャラですwww


でわでわ、皆様BLASSREITERをお楽しみください☆^(o≧▽゚)o

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

バイクで駆け抜けr...空飛ぶの!?

この話はイギリスで蔓延している謎病の話

なんでしょう。迷作。
主人公はバイク乗りで、なんやかんやあってバイクに乗りながら怪物になったよって話。
{netabare}なのですが、まぁ空をとんだときはびっくりしましたよ。なんでナチュラルに飛んでんでしょう…
あと主人公が交代した瞬間も大いにビビりました
{/netabare}

基本的にシリアスなつくりとなっています。コメディはなく、ただただ展開するのが2クール渡って映しています。
のですが、正直全く面白くありません。展開自体もテンプレ的な{netabare}俺をおいて先へ行け!{/netabare}ですし、その後の流れもありきたりなもの。
最後には空を飛び回って友情出演からの{netabare}(ほぼ)全滅{/netabare}エンド。わけわからん。
2クールやったはずなのに、濃密感はなく、ほとんどの展開は要らなかった、という感想しか出てこない状況。もっと短縮してライトなシリアス(?)にすれば良かったのに。とは思いますが、実際どうすればよかったのかは私にもわかりません。

{netabare}
なんか打ち切り感がえぐい。
なんかいつのまにか仲間死んでるし、死んだと思ったら蘇るし、新キャラもよくわからないまま死んでいくし、黒幕かと思ったらなんか機械と融合するし…本当によくわからなかった。しかも最後擬似的に再現、とかいう謎技術でみんな笑ってるし…なんなん?まじで
主人公が変わった2クール目から本当につまらない。1クール目はまだ「虚栄とと理性」という話題はまだ良かったのですが、「贖罪と未来」なんていう何年前の話題だか…
友情出演も全くもってしらけましたし、意味あったんですかね。あれで元科学者に傷をつけれたらまだしも傷一つつけられないまま無惨にやられてくだけ、なんて。
脚本だか監督だか原作者だかわかりませんが、思考回路が理解できません
{/netabare}

監督は板野一郎さん。GANTZの方ですね
シリーズ構成は虚淵玄さん。初シリーズ構成だそう
キャラデザは恩田尚之さん。
劇伴は日比野則彦さん。メタルギアの方ですね
アニメ制作はGONZOさん。ぼくらのの所ですね

怪物とバイクシーンで3DCGを使ってましたね。違和感がありますが、薄めで見てれば何ら問題はありません
op1はGRANRODEOさんの「デタラメな残像」
op2は齋藤真也さん作編曲、栗林みな実さん作詞歌唱の「unripe hero」
ed1は飯塚昌明さん作編曲、畑亜貴さん作詞、美郷あきさん歌唱の「sad rain」
ed2は渡辺拓也さん作曲、渡邉カズヒロさん作詞、いとうかなこさん歌唱の「A Wish For The Star」

誰が己をよく見ていたか
ということで締めます

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

今日も主人公君は欠席です

エンディングで一番最初にクレジットされている人物を「主人公」と呼んでいいのならば、この作品における主人公は実に影が薄い。

全24話中、未登場回も少なくない程だ。むしろヒロイン中心にストーリーは展開していると言っても差し支えはないだろう。
ようやく登場したかと思えば、寡黙でミステリアスなキャラが災いして、完全にサブキャラのような状態になってしまっている。

さてこの作品は主に、ここでのあらすじの通り、元は人間だった者たちが死ぬ、あるいは「感染」することによって、理性を失い超人的な力を手に入れ人類を脅かす存在となった「デモニアック」と、それらを駆逐するために奔走する人間たち(組織)との戦いを描いている。

しかし・・・なんというか退屈なアニメだった。2クールもかけるほどの内容ではない。
理由は、キャラクターたちの行動や考え方が誰も彼も似通っていて、結局そのために皆ほぼ同じ末路を辿ることになるため、ストーリーの先が読めてしまうことにある。

具体例を挙げると:

① {netabare}元は善良な人間だったキャラが感染しデモニアックになる → 理性を失い仲間であっても見境なしに攻撃してしまう → だが何かの拍子でかつての仲間との思い出が蘇り、すんでのところで人間の心を取り戻す → 自ら死ぬ道を選ぶ{/netabare}

② {netabare}強敵を前にチームで戦いに繰り出す → 敵が強すぎたり予期せぬ事態により部隊が壊滅状態になる → 一番重いものを背負っている隊員一人を生き残らせるために、他の隊員が次々自ら犠牲になる道を選ぶ{/netabare}

③ 死んだはずのキャラの、色んな意味でのリサイクルが多い

作画は、CGを多用すること自体は問題ないが、それ以外のシーンとのコントラストが大きすぎて、まるでゲーム画面を見ているような感じだった。

CGが一切使用されなかった回想メインの回を見て、ああ、元々の作画は綺麗なのにもったいない・・・と思った。

ロボット、メカ、軍事系が好きな人は楽しめるかもしれない。

あと、エアー主人公に萌えたい人向け(ぇ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

67.8 2 バイクでモンスターなアニメランキング2位
遊戯王5D's(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (185)
787人が棚に入れました
武藤遊戯がいた時代から数十年後の童実野町。階層社会を形成する未来都市「ネオ童実野シティ」へと変貌していた。
主人公「不動遊星」はデュエルディスクの発展系「D・ホイール」に乗り下層エリアから上層エリアを目指し
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人生という名のライディングデュエル

無印、GXに続く遊戯王アニメシリーズ第三作目(東映版を含めると4作目)かねてから飛び飛びに
視聴しただけでちゃんと全話見てなかったがいい機会なので全話視聴を決意、思いのほか時間が
かかってしまったが初代から続く遊戯王特有の魅力、熱量が十二分に感じられマラソン
してよかった(∩´∀`)∩結論から言うと大満足、全150話近い話数だしカードゲームアニメなので
ルールを知らないと苦しいしお家芸ともいえる超展開、迷台詞も健在でそのノリに免疫がついてないと
きつい、万人向けでないと重々承知してますが誰かに伝えないと収まらないこの思いっ!


{netabare}

シリーズの中での5D'sの特色としてはシティとサテライトという大都会が舞台なんですが
その発展に注目するというより子供向けのホビーアニメなのであからさまな表現はないがむしろ
その光の側面の中で切り捨てられてきた格差や階層社会特有の理不尽、きらびやかな夜景や摩天楼より
路地裏にクローズアップした作品、そうした影響か全体的な色調もシリーズの中で比較すると
抑えめで天気でいうとずっと曇ってる感じ、扱うテーマや登場人物が抱える問題というのも
過去の失敗やトラウマなどといったものが多くGXの1年目やZEXALが遊戯王の友情、努力、勝利
などといった少年漫画的テーマを強く受け継いでるとしたら本作は遊戯王の裏テーマともいわれる
父殺し(これも推し進めると広義には支配からの脱却、自立という肯定的ニュアンスになるが)
さらに厳密には違うがラスボスが未来に絶望し過去を改変しようとする遊星自身ということもあり
初代遊戯王の内向的側面を色濃く受け継いでると思います。




全体的な構成としては153話ありますがフォーチュンカップ、ダークシグナー、WRGP
(ワールド・ライディング・デュエル・グランプリ)の準備期間と新たな敵の影、番外編として
クラッシュタウン、WRGP本番からの最後のアークレイドル編と20~30話単位で区切り中ボス的キャラを
配置しストーリーの間延びを防ぎメリハリがついたし戦うこととなった
原因がラスボスに起因するようにストーリーが収斂していき
しかもその過程で各キャラクターのトラウマの克服、今後の目標などといった個人の成長も描かれていて
長期クールアニメとしてはお手本のような構成、未回収の伏線や(ルチアーノと龍亞、龍可の関係)
冗漫な展開(ダークシグナー篇での龍可パート)など細かいところの不満もないわけではないが総じて
全体的なレベルは高いと思います。





全体的な所感としてはなにせ話数が多くて多岐にわたるのでここでは割愛しますが再視聴した中で
改めて自分が一番強く感じたのは主役である遊星の存在。
前述したように内向的なテーマが多くあくまでホビーアニメの中ではという前置きがつくがシリーズの中でも
対象年齢高めなビターな内容が多くともするといたずらに暗くなりがちなんですが口数は決して
多くはないがやるべきこと、救うべき対象をしっかり見据えながら根気強くデュエルで、言葉で、
己の気持ちを伝える遊星の姿はひたすらかっこいい、内向きで湿度の高いテーマが多い中でも
希望を感じられるのは彼の存在というのは非常に大きいと思います、まさに理想の主人公像。
そのことがよく出てると思ったのが序盤でのジャックとの邂逅、
正直ジャックが作中のキーカードスターダストを手に入れた経緯は強引すぎるきらいがあるが
まぁ要するにジャックがサテライトの仲間たちより体制側を選んだことを演出したかったんだと
思いますが遊星は彼と再会してもそれを一言も糾弾せず、しかし一度袂を分かった彼ともう一度
仲間となるため認め合うため全力でデュエルする、そういう意味でこれは遊星がセキュリティに
捕らえられマーカー付きというハンデを背負った中で仲間と出会いもう一度絆を結びなおす旅
そしてこれは1クール目のEDの歌詞にも顕著に出てるが格差や理不尽にあふれながらも革命や
国家転覆などといった物騒な主義主張を持たずこの社会、世界で
自分にいったい何ができるのか問い直す旅の側面もあると思います。





そのことを最も強く感じたのがフォーチュンカップ、ダークシグナー編と2度戦うこととなった十六夜アキとの
デュエル、戦う相手が救うべき対象という自分はシャーマンキングを思い出しましたがピーチ姫とクッパが一緒くたに
なったような関係、言葉少なながらも強い力を感じる遊星の叫びを自分なりに要約しますと

忌むべき力に蝕まれていく過程で自分の中に破壊衝動に目覚めてしまうのも個人の自由だしそれもいいだろう
だがそれに身を任せて考えることをやめてしまってはいけない
例えそれで傷つき苦しむことになっても考え続けなくてはならない
なぜなら誰かが自分を愛してくれるからといって考えを放棄したなら自分自身を愛せなくなるから。

ふっ深いっ!その後ダークシグナー編でも2人は戦うことになるが唯一の寄る辺を失い捨て鉢になるアキに対して
自分にはできることはないと自認するがそれでも傷ついてる仲間を放ってはおけないと叫ぶ遊星
このシーンを見ていて自分は昔見た本の一文が蘇ってきて
「どんなに仲の良い友人でも一緒に笑うことしかできない」
というような内容だったと思うんですが、当時はそれほど実感は湧きませんでした
だが年齢を重ねる内に己の無力さが骨身に染てく中でこれは単に社会に出てという意味だけではなく
友人関係の中でさえ例えばその友人が苦しんでいたり人生における重大な決断を下そうとしてる時でも
自分は何の力になることができない場合が多く当時はその一文を読んでも前後の文脈から何となく
そういう意味なんだろうなと解釈してましたが年とともに実感として重くのしかかってきました。
いってみれば遊星も似たような歯がゆい状況の中ふとしたことで壊れてしまう絆の脆さ己の無力さを実感しながらも
仲間を己を信じ勇気を振り絞りながら声をかけ続ける遊星の本当の強さ。




過去の過ちの向き合い方、トラウマの克服という視点で見るなら番外編的な立ち位置のクラッシュタウン編も印象に
残りました。遊戯王スレでは必ずといっていいほどネタにされ自分も飛ばそうかなと思ってました、実際迷シーン
迷セリフは確かに多かった、がそれ以上に感じたのは元ダークシグナー鬼柳京介の生き様の変化。
過去の罪を自らの命を使うことで償おうとしていた鬼柳だったが遊星とのデュエル、そして何よりニコとウエストの
父親の命を捨てるのでなく命を懸けた行動が彼の心を変える。
それは迷惑をかけた仲間でも誰でもなくまず自分を自身が許すこと
やけくそになり命を差し出すのでなく今を懸命に生きることが本当の償いだということを学んでいく。
正直放送当時の年齢のまま見てもピンとこなかったと思います、だからこそ今見れてよかった(´;ω;`)
(ただクラッシュタウン編に7話は長すぎだよ)



そんなこんなで紆余曲折の中仲間も集まり新たな一歩を歩むうえで選んだのがWRGPの出場
すぐ終わったチーム・カタストロフや最終章につながるイリアステルとの対戦は例外としてこれまでの
集大成とも言っていい捨て回、かませなどといった要素は微塵もなく互いが全力を尽くしあいしかも
三者三様のデュエル内容やそれぞれのが背負う背景。


自分が心情的に一番ぐっときたのは「チーム太陽」とのデュエル
都会と田舎という差はありながらも廃材を集めDホイールを作ったという共通点、なにより田舎のコンプレックで
この大会に参加したのではなく地元の誇りを自信をもって受け継ぐためにまず自分がどこまで行けるか知りたいという
熱い動機、そして強力な効果を持ってるが召喚条件が厳しく簡単に手に入るがゆえ注目されなかったズシンを
弱小モンスターを駆使しながら戦うという戦術とキャラの背景とのシナジーが素晴らしいが
戦術、戦略という点では「チームユニコーン」も素晴らしかった。
相手に勘違いさせるという高度な番外戦術、これまでの1対1のデュエルとは根本的に違うということを遊星達に
熱い洗礼として浴びせたチームとしての完成度は作中随一、結果的に敗着となってしまったが1人1人が
歯車に徹することで見えにくくなっていた勝負へのこだわり、熱がチームメイトの後押しもあり最後に
見られたというのも良し。


強敵感でいうと「チームラグナロク」に軍配が上がります。
ラスボスの挑戦権をかけたデュエルなのですが選ばれし者特有の矜恃、またも引き合いに出しますが
シャーマンキングでいうガンダーラが初めて登場した時のようなあいつらやべー感(だって持霊が全員神様ですからね)
実際北欧神話をモデルにした「極神」カード群はビジュアル面、またカード効果の制圧力共に
プレッシャー抜群で絶望感はんぱなかったです。





それからこれも忘れてはいけないWRGPの試合と試合の間に挟まれることになったがシネシネ団を引き連れた
プラシドの強襲とそれによってクリアマインドを会得した遊星によって召喚された「シューティング・スター・ドラゴン」の
お披露目回、自分の貧弱な語彙ではとてもその凄さを伝えきれないので5D'sのことを言ってるわけではないが
あまりにぴったりなので「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 」より
桐乃先生の言葉を引用させていただきますm(__)m

「一期のラストバトルなんて死ぬほど燃える挿入歌に合わせてめちゃめちゃヌルヌル動くのに、キッズアニメなめんな!」

そう!その通り!!舐めてかかると火傷する
( ´,_ゝ`)プッたかがカードゲームで大げさなとか
( ´,_ゝ`)プッカードを創造とか馬鹿じゃねーのなんて言わない言わせない、楽曲の熱さ凄さがそのまま
作中の説得力に還元される音楽の強み、てゆーか本当はいけないことだけど見たことない人がいたら
動画サイトで「Clear Mind 」で検索したら映像付きで転がっていると思うのでぜひ見てください
それくらい作画こそヌルヌルとはいかないものの本作の中でも
いやシリーズ通しても一二を争う屈指の激熱シーン。



その後色々ありすべてが決着し新たな一歩を踏み出すため終生のライバルのジャックとのデュエル
このデュエル自体見ごたえ十分だがどちらが勝ってもいいと自然に思わせてくれる脚本のなんと
素晴らしいことか・・・
そして絆を結んだ仲間ともそれぞれの道に進むための別れ、その時遊星が言い放つ
「ここから先は俺たちが作り出す未来、走り続けようぜみんなライディングデュエルアクセラレーション!」
という言葉、普通だったら何を大げさな、というか意味不明なんですが遊星達が歩んだ道程を見た後では
ここまで力強く、勇気づけられる言葉があるだろうか




最後にスタッフ主に監督の小野勝巳さんと脚本の吉田伸さんについて
個人的な印象ですが小野さんはその場のノリというかライブ感が特徴で瞬間的な魅力は十分だが長期スパンでの
整合性をとるのが苦手な印象で吉田さんは質実剛健な話作りだがキャラの暗部に注目しすぎ暗くなりがちな
印象でしたが本作では互いの苦手なところをフォローしあい長所を伸ばしあう理想的な関係だと思いました
と、いうわけで長丁場でしたが遊戯王5D's堪能させていただきました。

{/netabare}




・ライディングデュエルについて

決闘者(デュエリスト)視点から
{netabare}
本作で新たに導入された「ライディングデュエル」実際のデュエル面からみるとフィールド魔法
「スピードワールド」により魔法カードを使う際カウンターを消費するというMTGでいうマナの概念を
魔法カードだけ取り入れそれにより魔法カードの使用にデフレを起こし強力な魔法
例えば汎用除去を使いにくくしている印象を抱きました。
このルールにより必然的にデュエルはモンスターと罠の攻防中心となり読みあいの力が
勝敗の影響に大きく左右するようになった印象を受けました。
汎用魔法除去をある程度制限し除去るとしても罠だけにして読みあいの
余地を残すのはデュエルの緊張感を保つためにもいい判断だと思ったし
モンスター主体のデュエルでのチェーンの応酬は見栄えもいいしね
それにやっぱり今の環境は知りませんがロマンでありエース(だと思っている)切り札があっさり
除去られるのは実際のデュエルではあるあるですがアニメでそれだと味気ないですからね
(困ったときのドローソースにもなるしね)

{/netabare}

ビジュアル視点から
{netabare}
ライフポイントが減ると減速する仕様らしいのでデュエルにあまり詳しい人でなくとも
大まかな有利不利というのが先頭後方という形で見えてわかりやすいのかな
将棋の電王戦でもどっちが優勢なのかパラメーターで表示されてるらしいのでそんな感じに近いのかな
ただ走行不可能になったら負けというルールがあるにはあるが実際にそうなったのは
チームカタストロフのみでしかもデュエルするより相手を走行不可能にしたほうが早くねなんて疑問が
頭をもたげる場面も結構あり突き詰めていくとハリーポッターのクィディッチ並の欠陥競技なんですが
でもねぇ…そういう細かいことはいいんですよ、ライディングデュエル自体が醸し出す雰囲気がかっこいい
それだけでオールオッケー!やっぱり何かに騎行しながら風を切りモンスターを使役しながら戦うという
ビジュアル自体に本能的にかっこいいと思ってしまう何かがある!
車じゃダメなんですよ、地面と地続きでその振動を感じながら風を感じ制御し一体となって戦う
Dホイールじゃないと
特にかっこいいと思ったのはWRGPでのチームラグナロクの試合
観客の歓声と実況の勝鬨に包まれながら大将であるハラルドを下し突っ切る遊星の姿
この1シーンを見れただけでもライディングデュエルを導入した甲斐があったと思います
それぐらい痺れたシーンでした。



ルール的にも見た目的にも今までとがらりと違う新機軸の導入は勇気がいったと
思いますが良く決断してくれた。

遊戯王スレでは5D'sを見る前はバイクに乗ってデュエルするスタイルを小ばかにする感じだったが
最終回を迎え新シリーズを見るときには逆にDホイールに乗らないことを訝しがるという姿がテンプレの反応
らしいが自分も御多分に漏れずすっかりその症状にかかってしまったヾ(*´∀`*)ノ

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

楽しめました

未だにシンクロ召還のやり方が理解出来ていないのですがスターダストドラゴンやレッドデーモンズドラゴンにかなり憧れていて亜種もたくさん登場しますけど遊戯王はやっぱりドラゴンモンスターがエースだと格好いいなと改めて感じます
色々ぶっ壊れ要素もたくさんありますけどこれに関しては遊戯王あるあるだから気にしていませんね
突っ込みを言い出したらキリがないのが遊戯王のアニメの面白さでもあるし

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

takoaki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

遊戯王好きにはたまらない

見終わってからだいぶ経っていますが、書いてみようと思います。

え~と、まず、意外にストーリーがしっかりしていて面白かった。遊戯王に愛さえ持っていれば誰でも楽しく見れるはず。長いけど(笑)

今までと違い、ライディングデュエルという新しい方式でまた違う楽しみもあるし。感動もあるし。もと遊戯王プレイヤーとしてはまた、やりたくなってしまう、そんな内容でした。(小並感)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
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