ハードボイルドで相棒なおすすめアニメランキング 12

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハードボイルドで相棒な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のハードボイルドで相棒なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 ハードボイルドで相棒なアニメランキング1位
シティーハンター(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (353)
2153人が棚に入れました
最高の銃の腕を誇る伝説のスイーパー「シティーハンター」。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に「後が無い」という意味を込めた「XYZ」という暗号を書くこと。様々な問題を抱えた依頼人達の問題を冴羽リョウと槇村香のコンビが解決する。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、田中秀幸、玄田哲章、一龍斎春水、鷹森淑乃、冨永みーな

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Get Wildは優しさに満ち溢れた曲

不思議と、と言っては失礼ですが、このアニメは優しさに満ち溢れています。

主人公の冴羽獠は、射撃の腕は抜群ですが、どスケベで、女にだらしなく、おバカで、
それでいて、いつも周りを冷静に見ており、人一倍優しい男です。
そして、人間の弱さ、孤独な人間の寂しさを、よく理解しています。

本当に不思議なんです。
毎回、銃が使われるのに…、銃は人を殺すための武器であるのに…
いつも物語の最後になると、心が温かくなるのです。
獠の優しさが心に染み入ってくるのです。
そこが、このアニメの最大の魅力です。

エンディングは、小室哲哉さんのGet Wildです。
この曲も不思議なんです。
殺伐とした歌詞で始まりますが、なぜか優しさに満ち溢れています。
まさに、このアニメのエンディングにぴったりの曲です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ハードボイルド・・なんだけど・・・?

ハードボイルド・・聞いたことがあっても
「調べてみたけど、わかりにくかったよー」という方のために・・。

{意味}
1つは、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強くて妥協しないなどを表す言葉。
2つめは、黄身の両方ともしっかり凝固するまで茹でた卵
らしい。

「わお!固茹で卵・・美味しそう・・!」
・・ではなくて、この作品はきっと1つめの意味で正解でしょう・・。
ハードボイルド+コメディ系です。
{時にはロマンスもあったり、なかったり・・。}

「シティーハンター」
初めて見たのは5-6年前
アニマックスで「北斗の拳」の後にやっていて
ついでにみるかー、とおもったら・・めちゃハマった!作品です。

主人公の冴羽獠は新宿の裏社会の伝説的なスイーパー{始末屋}
だけど無類の女好き!!しかもイイ女を見つけると「も」から始まる言葉を言う・・という・・。{女の子にはこんなことかけませんので自粛(笑)}
まじめに・・もk・・言っちゃったら普通の女の子はドン引きしちゃうでしょ?気をつけなきゃ!{このレビューを見ている紳士、淑女の皆さん、冴羽のマネしちゃダメだよ(笑)}

まあ、この性格の主人公のおかげで話が暗くならず、
普段の真面目な表情などギャップがあるところに女性はときめいちゃうのでしょうね^^

{netabare} ここだけの話「殺さないのが心情」の冴羽ですが
第一話で確か愛銃コルト・パイソン357で一人本気でやっちゃってたような・・。シティーハンターはギャップのある魅力的なキャラが多くて、
冴羽獠はじめ伊集院隼人も好きです!あの、めっちゃごっつい強面だけどキュートなところとか☆可愛くて愛らしくさえ思える私は・・一体どうしたら・・。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミスター“もっこり”が私に刻み付けた諸々

原作コミックは後年、立ち読み程度。

銃など狩猟民族の趣味。農耕民族の私は草を食むのみ。
そんな捻くれた思考が渦巻きながらも、自分は何故、
過激なガンアクションやハードボイルドに惹かれてしまうのか?

その原点に遡ると、私が初めて視聴した、
本格的に実弾が飛び交うアニメでもある本作に辿り着きます。


正直、話の本筋はあまり覚えていません。
微かに冴羽獠(リョウ)と“海坊主”との過去辺りは思い出せますが、
後は“シティーハンター”リョウが香と言うパートナーがありながら、
依頼主の女性など、ありとあらゆる性格、属性、職業の美女に
「もっこり」などと言い寄っては、
香にトン単位のハンマーで制裁されるお約束ばかり浮かんで来ますw

ある話で{netabare}リョウが負傷して入院した病院で、
包帯グルグル巻きになりながらも、美人のナースさんに「もっこり」と鼻の下を伸ばして
傷口を広げるシーンがあって、{/netabare}子供ながらに呆れたのを覚えていますw

「もっこり」に秘められたオトナの意味までは、当時の私には理解し切れてませんでしたが、
裏社会の“掃除屋(スイーパー)”の兄ちゃんは、
綺麗なお姉さんが好きで堪らないのだなぁ~と言う固定観念は強烈に刷り込まれましたw

だから後年、映画『007』シリーズでボンドの女たらしぶり何かを目撃しても、
スパイとして裏の世界で暗躍するなら、まぁ、こんなもんだろうと特に驚きませんでしたw
お陰様でブロスナン氏主演作以降の『007』は全作観ていたり。


“海坊主”も私の心に深く刻まれたキャラクターです。
異性に対して積極的なリョウとは違い、女性に耐性がない“海坊主”さん。
大口径バズーカをぶっ放す褐色スキンヘッドのグラサン大男が
美女の前では照れて赤くなるところが可愛いですw

表世界では、「喫茶キャッツアイ」の店主として、
ムキムキボディにキュートなエプロンとかつけちゃったりしてw

一方で、喫茶店のキャラとも初遭遇だった当時の私。
本作は、喫茶店のおっさんとは、物を見分ける心眼を持ち、
豊富な人生経験により悟りを開いた傑物であると過大評価させるのに十分でした。
( {netabare} 失明しても足音だけで来客の素性を判定したり、
美女や猫の可愛さを察知する感覚は凄いと思います{/netabare})

後年アニメで、おっさん、喫茶店辺りが舞台に揃うと、
フィーバーして、つい評価に手心を加えたくなる性癖は、
“海坊主”から来ているものと思われます。


また私にとって本作は、TM NETWORKによるED主題歌『Get Wild』にて
小室哲哉氏の音楽との衝撃の出会いを果たした作品でもあります。

90年代に小室哲哉氏のプロデュース作がヒットチャートを席巻した時、
周囲は、TKサウンドに酔い痴れる人間と、
反発してバンド音楽などに立て籠もる人間に二分されたものですが、
私は圧倒的に前者でした。

毎回の引きから、EDイントロ&夜の街へと疾走していく流れが、余りにも格好良すぎます。
思えば、あれを喰らって、虜にならないはずがありません。


そして、何より、一度は人間をやめた男を、もう一度、人間に戻してくれた。
新宿は夜景も人情も素敵な街です。


以上のように、幼少期に観るアニメには、
後々の嗜好を決定付ける要素が多分に含まれています。
親御さんにおかれましては、子供に見せるアニメにはくれぐれもお気を付け下さいませw


まもなく公開される『シティーハンター』の劇場版アニメ新作。
今の時代に、新宿駅構内の伝言板はまだ機能しているのでしょうか。
何が再び「シティーハンター」を呼ぶのでしょうか。

心にそわそわした感覚を抱きながら、彼らとの再会に挑みたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

67.2 2 ハードボイルドで相棒なアニメランキング2位
マルドゥック・スクランブル 圧縮(アニメ映画)

2010年11月6日
★★★★☆ 3.8 (337)
1809人が棚に入れました
 『天地明察』で2010年本屋大賞に輝いた人気作家・冲方丁の出世作にして2003年日本SF大賞受賞の傑作サイバーパンク小説『マルドゥック・スクランブル』を、原作者自らの脚本でアニメ化する全3部作の映画プロジェクト、その第1弾。特殊な証人保護プログラムによって死の淵から甦った一人の少女娼婦が、不思議なネズミの捜査官と協力し、自分を亡き者にしようとした男の犯罪を暴くべく戦いを挑む姿を描く。声の出演は、ヒロインのバロット役に林原めぐみ、その相棒ウフコックに八嶋智人。マルドゥック市で生きる未成年娼婦、ルーン=バロット。働いていた店が摘発され、行き場を失った彼女は、カジノ経営をする資産家、シェルに拾われる。しかしその後シェルの非情な計画によって、彼女は車ごと爆破されてしまう。業火の中から辛うじて助け出されたバロット。彼女は、マルドゥック市の事件担当官ドクターとウフコックによって、特殊な強化繊維で再構成された人工皮膚を移植され一命を取り留める。これにより特別な能力も手に入れたバロットは、シェルの犯罪を追っていたドクターとウフコックの捜査に協力していくのだが…。

声優・キャラクター
林原めぐみ、八嶋智人、東地宏樹、中井和哉、磯部勉、田中正彦、若本規夫、かないみか、三宅健太、脇知弘

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いけど圧倒的に尺が足りてない。 全部見終わった感想です。

特殊な科学技術によって死の淵から甦った娼婦の少女が、不思議なネズミの
捜査官と共に、自分を亡き者にしようとした男の犯罪を追うってお話。

『圧縮』『燃焼』『排気』の全三部作で構成されている物語です。


まず最初に、この作品は全体的に暗めで内容的に重い部分も多いですし、
残虐な殺人行為や性的虐待など、暴力的でエログロな描写なども
結構あるので苦手な人は注意が必要です。



では、注意書きもしたのでココから感想w


かなり見るヒトを選ぶだろうなって作品ですが、なかなか面白かったです。

作品の持つ独特な世界観や雰囲気、綺麗な映像、スピード感あるアクションなど、
惹かれる要素の多い作品でしたが、この作品の一番はやっぱり映像ですね!!

立ち並ぶビルや光を帯びた道路など近未来の街並、楽園での草木や水などの自然風景、
色鮮やかなカジノでの背景などなど、映像だけでも十分引き込まれる位の魅力が
ありました。 特に「楽園」での光と水の描写はすごくキレイ!!

それに、この作品の見所の一つだと思う 戦闘でのアクションシーンなども
とても綺麗で良かったです!!


ただ、かなり自分好みの作品ではあったのですが、ストーリー自体が
面白かったかと言えば、それはまた別の話で...


大筋のストーリーは良いのだけど、展開が速くて元々わかりづらい内容な上に、
描写不足、説明不足が加わって更にわかりにくなってます。
やはり世界観や設定、バロットやボイルドの能力、心理描写などの
説明不足は大きいですね。

それに、人物描写はもっと欲しかった... 一番描かれていたバロットにしても、
それでも足りないって思うし、せっかく魅力的なキャラがいるんだから
もっと掘り下げあっても良かったと思う。
まぁバロットの心情、不安定さや心の弱さなどを、言葉だけじゃなくて
目線の動きや仕草などでも表現してるのは上手いと思うんだけど、
やっぱり足りてない...

あと、ラストは少しあっさりしすぎだったかな... それに加えて最終決戦のBGMが...
BGMがヒドかった。 なんで最後だけ... それ以外は良かったのに...


そんな感じで、ストーリー自体に対しては 物足りなさを結構感じますね。
原因は確実に尺の問題なんだろうけど...


でもまぁ、一部では華麗なアクション、二部では楽園での映像美、三部ではカジノでの
緊張感ある心理戦など、それぞれ見所もあって良かったと思うので、
一概によくなかったとも言えないんですよねw

そう、悪くは無いんですよね、なんとも惜しい作品なんです!!


自分としては、残念だった部分を含んでも、差し引きで「見て良かった」って思えますが、
好みがかなり出ると思うので、人にはあまりオススメは出来ないかな。

ただ、この映画って原作読んだ後に見ると かなり面白いんじゃないかなって
思ったりします。 自分はすごく原作読んで見たくなりましたしねw

というか、おそらく読むと思いますww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

元少女売春婦のサイボーグが犯罪組織と戦う本格SF作品

2010年劇場公開 2011年に完全版が完成した 69分 R18指定

原作脚本 沖方丁 監督 工藤進 製作会社 GoHands

ルーン=パロットCV林原めぐみ
ウフコック・ぺンティーノCV八島智人

ディック風近未来SFアニメの定番設定が見られるが、
作者としてはウイリアム・ギブソン系サイバーバンクをイメージした模様です。
作者の沖方さんは本格SF作家としてデビュー、代表作はこれですが(日本SF大賞受賞)、
最近はラノベ系の創作活動を主としているようです。

相当昔(05年)にゴンゾでアニメ化と言われていたんですが中止、
結果として高レベル劇場作品になったので自分としては嬉しいです。

主人公ルーンは15歳(?)の売春婦で、犯罪組織により分解されかかったところを、
犯罪捜査官のイースターとネズミ型万能兵器ウフコックによって助けられる。

瀕死のルーンは禁止科学によって命を救われ、
電子干渉(スナーク)という能力とサイボーグの肉体となり、
「犯罪組織シェル」を追う者たちの一員となる。

ウフコックはネズミの知能を高めたものらしいが、亜空間に武器を貯蔵したりするちょっとあり得ないテクノロジーの産物。
ルーンのパートナーまたは武器として活躍する。

今回は臓器フェティシスト集団の誘拐屋とのバトルが見せ場となるが、
まるでラブクラフトの怪物のような異様な外観の犯罪者たちが気味良い、
いや、一般的には「気味悪い」になるのかな。

雰囲気のある作画とキャラデザ(やっぱディックっぽい)に、
良い構成のストーリーそしてリアルなバトルと、第一部としては申し分ない出来。
とても楽しめました。
続けて第二部、第三部も視聴意欲が沸きます。
「サイコパス」にも影響を与えたと思える銃器デザインは前田真宏さんです。
SFファンに超お勧め。そうでもない人もぜひ挑戦してみて欲しい逸品。

そして何よりも何よりも EDです!

日本国始まって以来最大の真の歌姫「本田美奈子」様の
「アメイジング・グレイス」日本語版 伴奏新バージョンが流れるんですよ。
涙が溢れました。

三部作ともにEDは本田美奈子です。 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

ゆうみん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

それは彼女の選択

あ。。あ。。あわわわわ。。すげぇ
こんなに興奮するアニメははじめてだよ

マルドゥック・スクランブルは日本SF大賞を受賞したSF小説の劇場版アニメ
内容はかなり過激でみんなにおすすめとはいかないかな
苦手な人もいるとおもう
でもおれのなかで最高のアニメ

単語でストーリーを表現してみるなら
サイバーパンク。未来。少女。売春。事件。謎。生きる。死にたい。苦しい。死にたい。愛。決意。選択。裁判。過去。
軽蔑。敵。グログロ。戦い。超人。最強。死にたくない。

こうやってみるとわかりやすく過激な内容だなーっておもう
でもおれはそういうの大好きだからこのアニメにどっぷり溺れましたよ
SFとかアクションとか好きな奴はっこういうどどどかーんとくるのが大好物なのさ

なにかと血みどろドロドロでほんとに見れない人はむりだとおもう。設定もドロドロなのさ
主人公の境遇がこの世の終わりだし
あんなにかわいいのに汚されきって。。。
とことんゲロドロだよ~
でもそのなかでやさしさや愛がかがやいてみえた

おれはこのアニメ最高っていいまくる
けど苦手な人は嫌いだろうね~
このアニメはひどく狂気じみた感があるからね

でもやっぱみんなみてほしいなー

これが一期の感想

感情的なはなしばっかになっちゃったから二期の感想は内容のついてはなせるといいな~

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

74.8 3 ハードボイルドで相棒なアニメランキング3位
マスターキートン(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (256)
1538人が棚に入れました
元SASのキートンがさまざまな難事件を鮮やかに解決していく推理サスペンス。原作=勝鹿北星、作画=浦沢直樹の人気同名マンガが原作。かつてイギリス陸軍特殊空挺部隊SASに所属していた平賀・キートン・太一は、現在は保険の調査員をしている。本当は考古学者をめざしており、考古学だけで食べていきたいのだが望みはかないそうにない。そんな太一は、保険の調査の仕事のほか、SASの要請や考古学の研究などで世界各地を飛び回り、数々のやっかいな事件に巻き込まれる。それらを太一はSASや考古学の研究で培った技術や知識、持ち前の機転で解決していく…。

声優・キャラクター
井上倫宏、桑島法子、永井一郎、菅原正志、辻親八、キートン山田
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

浦沢作品では一番好き

<2019/5/26 初投稿>
原作既読。

主人公の平賀・キートン・太一さんは名前からわかる通りハーフで母が英国人、父が日本人。

さらに多様な経歴、極めて高い経験値とスペックの持ち主です。

ところが容姿はどーみてもコテコテの和風で、お人好しでうだつの上がらないおにいさん。
今は冴えない考古学の大学講師という謎キャラです 笑。


キートンの経歴をもう少し書くと・・・

ネタバレというほどでもないけど一応閉じておきます。
{netabare}
オックスフォード大を考古学専攻で卒業(中退だったかな?)

在学中に大学で出会った英国人女性と結婚、一女をもうけるも離婚。

で離婚のショックでなぜか英国陸軍・特殊空挺部隊(SAS)に入隊、そこで伝説級の活躍。
実績と特にサバイバル技術が高く評価されSASの教官まで務めます。
(SASは米国のデルタフォースみたいなもんらしいです。)

でもなんか違うと思ってSASを辞職(除隊)。{/netabare}

そして今は日本に住み普段は大学講師をやりながら、たまに娘に世話を焼かれたりしながら、考古学の発掘調査に勤しむ毎日。

しかし大学講師だけでは食えないキートンはイギリスの保険会社ロイズ(※)のオプ(調査員)もやってます。

なので日本と欧州を行ったり来たり。
飛行機代だけで足が出そう 笑

そんなキートンが保険事故の調査や発掘調査などでさまざまな事件や出来事に遭遇、
時に事件を解決し、
時に出会った人々と暖かく柔らかい交流があったり、
せつないやるせない思いをしたり、
とかそんな話。

(※)正確にはロイズは保険会社や保険引受人の組合組織で、特定の保険会社ではありません。ちなみにロイズは世界最古の保険を取り扱った組織とも言われ、保険会社だけではなく個人、つまりお金持ちが保険の引受人として取引できるようになってます。日本の保険の常識とはかなり異なった組織・制度です。
キートンは個人の保険引受人からの依頼で調査を行うこともあり、物語に厚みを加えています。


原作は浦沢直樹さんの漫画なのですが、浦沢作品の中では一番好きです。

他にはMOSTERやPLUTO、パイナップルARMYも好きですが、本作はパイナップルARMYにやや近い印象。


浦沢作品の特徴は登場人物の表情。
無言のシーンでもどんな感情なのかが一目でわかる画力は流石です。
キャラクターの書き分けも完璧。
日本人と欧米人がパッとみで区別つくキャラクターデザインって案外少ないと思うんですよね。

前述の通り欧州が舞台となることも多いのですが、その背景や会話、出てくる料理なども本当に自分がその国にいるような気分になれてしまいます。

基本1話完結のお話も、変な外連味はなく地味ですが、1話1話心に染み入る深みと温かみがあります。

いずれも高品質な短編の良作・佳作を何十本も積み重ねたような。


そんな原作をアニメでは丁寧に忠実に再現しています。

この「マスターキートン」
私は超有名作だと思ってたのですが、時間というのは情け容赦ないですね。

隠れた、というより時代に埋もれた名作だと思います。

今時のアニメとはかなり趣が異なりますが、「最近のアニメに少し食傷気味」「ストーリーのしっかりした物語を楽しみたい」という方にオススメしたい作品です。。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一話完結の仕事人

普段は柔和で実は…「能ある鷹は爪を隠す」キートンさん。かっこよすぎです。
離婚して未練タラタラなくらいがバランス取れてていいんでしょうか。

携帯電話などなくポケベルもあったかどうかの時代。
今の時代だと「この日本人すご過ぎww」などとすぐSNSに乗っかっちゃって顔が割れてしまうんでしょうか。

台詞で必要なことは語ってくれるので、作業しながらの「ながら観」にも最適でした。
(かわいい女の子も出てこないので画面に目が釘付けにはならないしね)
かと言って、大切な締めの部分では言葉で多くを補い過ぎず…という大人な引きの良さもありました。
味わい深くもアッサリとした一話完結式なので、そこをもっと掘り下げて長く観たいのに物足りない‼、という感覚を残す話もありました。



〜好きだった話〜

{netabare}4話・爺さん回
この老いぼれ、実は…のパターンで、婆さん回もあった。

5話・屋根の下の巴里
「人はどんな時でも学べる」というストレートな勤勉メッセージ。

7話・チャーリー
幼馴染との邂逅。最後、どんな風に受け止めていたのか。
嫉妬とか尊敬とか、…?多くを語らないで、ママへの一言が印象に残る。

12話・御婦人たちの事件
イギリスが舞台だから、ミス・マープルみたいなおばあちゃんも登場。

13話・穏やかな死
テロリストの使用する爆弾を造り続けてきた男の、ある日の気づきとは。手に汗握るスリリングさと、チョコレートの甘さと。もっと早く気づけやと言いたい。

15話・長く暑い日
キートン vs 孟犬。もうちょっと続きどうなったのか(とくに、犬のその後!)観たかった。
若き日の覇気あるキートンお父さんが、かっこよい。

18話・フェイカーの誤算
「一流の仕事人は…」が口癖の詐欺師。なんかおかしい。キートンが対決するのと思いきや、「一流」のこだわりにより二転三転。
ちょっとうまいこと行き過ぎだけど、正直者がバカを見ない話でホッとする。

19話・空へ…
めんどくさい鬱屈少年の話。
「こんなにいい天気なのに学校なんてもったいない」と言えちゃう娘はいいなあ。
平賀家が息子でなく娘なのが、何となく家風が分かるような気がする。

20話・臆病者の島
爺さんかっこいい!回。動きのキレがね。

21話・アザミの紋章
歴史上の逸話から探る人物像。見てきたかのような、個人的記憶のような演出の切り替わり、とても見応えがあった。アニメ独自の演出なのか、原作からなのか知りたいところ。巻物が動く演出はアニメだからな、面白さかな。

22話・シャトー・ラジョンシュ1944
「だんなさまのお考えになる事は、だんなさまが生まれる前から、わかっております。」
忠誠心ですよ…おとっつぁん(誰)!!(T_T)
戦火の中で採りごろの実を採りに行くとか、ほんのちょっとだけ、その気持ち分かる…。たぶん私の中のソレはみみっちいけど

25話・砂漠のカーリマン
キートン賢くかっこよすぎ。
砂漠の過酷なサバイバル。
砂漠に行く前に原作もぜひ熟読しておきたいです。でも砂漠にとても行きたくないです。

26話・家族
かつての金メダリストが夢から目覚める…冒頭のシーンが絶妙に切ない。
26話、27話、28話は面白いけどちょっと似てるかな。ヨーロッパの内紛や分断を下敷きにしていて深みが感じられるぶん、え、深刻な内容なのにもう終わり?ってなる。

33話・背中の裏町
女の求める父の姿。あえて真実を突きつけないキートンはんに惚れてまうで…

34話・瑪瑙色の時間
大人の情けなさやふがいなさを見ている子供達。たぶん私も見られてる。
「俺はもう一度立ち上がろうと思う。自分を憐れんでいる時間なんか、ないんだ。」うむ。

…しかし「瑪瑙」のグリーンて結構、人工染色されてるような…

35話・五月の恋
婆さんかっこいい回。
ここだけミセス向け恋愛漫画みたいなムードだけども。キートンの娘さんステロタイプなお節介やきだけども。

38・39話・狩人の季節
キートンと上官の邂逅。器用貧乏なんだねキートンさん。
あー、見終わっちゃった…という寂しさが募ります。
もっと長く見せて欲しいと度々感じていたものが最後に2話連続になると?時の流れは余裕をもって感じますが、そんなに内容のボリュームアップはしないものですね。むしろこれまでの一話完結の簡潔な強さを感じました。まことに勝手な話ですが。 {/netabare}


原作は、原案やら原作者やらの表記について一悶着あったらしく、長らく再版されなかったらしいですね。
とても面白かったので読んでみたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

私の人生の必読書。パイナップルアーミーも見たい。

浦沢さんの作品といえば、私にとっては「パイナップルアーミー」と本作。王道エンタメなら「ヤワラ」だが、大人で他にない独自性ならこっちだろう。


冴えない保険の調査員、その実態は元SASの特殊部隊サバイバル教官にして、考古学者になることを夢見るロマンチスト。主人公のキートンのキャラに本作の内容は凝縮していると言っても過言ではない。


キートンは有能で多くの問題を解決に導くがスーパーマンではない。その舞台がしっかり現実のヨーロッパに元づいているように、彼も地に足がついた存在だ。だから、現実の複雑さ、やるせな、決して安易な解決や救いがない面も描く。しかし、同時に夢見る心の素晴らしさ、理想を安易に捨てない人間の矜持も描く。


人間に対しても世界に対しても、積極的な面も否定的な面も描く。これが真に大人な認識と余裕といってよかろう。「ヤワラ」と同じく原作の良さを見事に映像化しているマッドハウスさんの仕事ぶりの素晴らしさも言うまでもない。


マッドハウスさんは、わかりやすい個性や作家性を誇るスタジオではないが、誠実な仕事を淡々とこなす偉大な匠といっていい、もっと賞賛されるべき会社だろう。


オススメエピソードは14話
「心の壁」

原作ではそこまで印象的なエピソードじゃなかったが、アニメはクライマックスで涙が止まらなくなった…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

67.5 4 ハードボイルドで相棒なアニメランキング4位
LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(アニメ映画)

2014年6月21日
★★★★☆ 3.9 (155)
839人が棚に入れました
今回の主役は孤高のガンマン・次元大介。ターゲット奪取作戦、強敵との対決、そしてルパンと“相棒”になっていく男の生き様を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描く。
秘宝「リトルコメット」を狙い東ドロアに潜入したルパン三世と次元。東ドロアは自国の歌手クイーン・マルタが、隣国・西ドロアで暗殺され、この事件を契機に、西ドロアと一触即発の緊張状態が続いていた。「リトルコメット」奪取に成功したルパンと次元。だが、逃走中に次元が狙撃されてしまう。次元を狙ったのは誰か?

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、山寺宏一
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あばよ、次元

小池健監督作品、原作モンキーパンチ。
ハードボイルドな大人のルパン。
キャッチコピー「あばよ、次元」

舞台はヨーロッパ、
東西に分断されているドロア。
秘宝「リトルコメット」を狙い、
東ドロアに潜入したルパンと次元。
歌姫クイーンマルタが西ドロア領内で暗殺され、
両国は一触即発の緊張状態が続いている。

ルパンと次元、まだ出会って間もない頃の話。
ハードボイルドへの原点回帰。
世界観が徹底されていて気持ち良い。
コントラストを強調した絵が素晴らしい。
シケモク、ボルサリーノ、コンバットマグナム。
粋なガンマンの浪漫が詰まった作品。

次元らしいセリフが聞けて嬉しい。

ラストはファンサービスでしょうか。
{netabare}有名なあのキャラ出て来ますよ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『~峰不二子という女』から『1stルパン』へ・・・新シリーズ幕開けの序章か!?

2012年春期に27年ぶりのテレビシリーズとして放送された『~峰不二子という女』でキャラデザを務めた小池健が監督
監督とは『REDLINE』でタッグを組んだジェイムス下地が音楽を担当


物語の7日前
緊張関係にある隣国に平和活動のため訪れていた歌姫、クイーン=マルタから個人的にボディガードを依頼されていた次元大介
だが彼女は凄腕の殺し屋、ヤエル奥崎によって狙撃され絶命してしまう
謎に包まれたプロフィール、やけにフォーマルで奇妙な出で立ち、サイコロで出た目に従って殺害までに使う弾数を決めるという銃の腕前
ヤエル奥崎がクイーン=マルタの次に標的したのは、なんと次元大介だった・・・


原作漫画や『~峰不二子という女』の作風を意識し、現代ではなく1970年代が舞台
お馴染みのテーマ曲は流れずハードボイルドなストーリー、アダルティな描写、グロテスクな描写が絶えず、とにかく人がバンバン死ぬアクションスリラー的な要素も含んでいます
みどころはガンマン同士の対決ってことでモチロン銃撃戦
アルファロメオGTVとマセラティ・ボーラのカーチェイス
それと【ぬるんぬるんのローションの中でもがく“全裸”の不二子ちゃん】(´∀`)b
ルパンシリーズというよりは『~峰不二子という女』がお好きだった方には特にオススメしたい1作です
かくいうオイラも前作がとても好きだったので今作には満足b


前作では本筋と並行してルパン一味の出会いが描かれていましたが、今作では「次元、死す」等と大袈裟なキャッチコピーを掲げておきながら、ルパンと次元が如何にして“相棒”となったのかが描かれるバディものとなっております
ちなみに五右ェ門は出ません


原作や初期シリーズに習って、表立って社会に報道されている“悪”の裏には必ず“真の悪”が潜んでいて、それらとルパンが対峙する・・・という単純なストーリー
オチが『007』的なガジェットってのは良い意味でも悪い意味でもルパンらしい
しかしながら25分×2の短い時間の中でよく魅せてくれたものだと拍手です
尚且つラストに待ち構える“ある男”の登場によって
『峰不二子という女』

『次元大介の墓標』

「初期ルパン作品」
という時間軸を成立させ、旧作シリーズファンへのサービスもこなしてみせました
(ココで言う「初期ルパン作品」とは監督が『1stルパン』と明言してますが、今後ありうるやもしれない旧作のリブートという意味でしょう)
今後は『VSコナン』のようなファミリー向け路線と並行して、こういったアダルティーな新生ルパン三世シリーズも展開していくと見受けられます


しかしまぁ、単館1週間限定上映ってのはいくらなんでもナメてる気がしましたけど;(延長はされましたが・・・)
これはOVAなのか?映画なのか?オイラにはワカリマセン┐(´~`)┌


最後に一番のお気に入りのシーン、寡黙で冷酷なヤエル奥崎がやたら美味そうにステーキを頬張る場面が好きですw
久々に画面の中の食べ物にヨダレがw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

時の流れは残酷

劇場版『カリオストロの城』以来このシリーズからは遠ざかっていたが
本作『次元大介の墓標』を視聴してみた。
私のとってはルパン役が栗田貫一さんに変ってからはじめてのルパン3世であり
また不二子や今回は出番が無かった五右衛門の担当声優が変ってはじめてのの作品。

TVシリーズ第一作の時、視聴率が振るわず途中からテコ入れとして参加した
宮崎駿が改変して作ったコミカルな宮崎色が強いルパン3世が原型のストーリーに
慣れ親しんだアニメ「ルパン3世」のファンにはとても違和感があるであろう
歴代のアニメ『ルパン3世』とは違いどちらかと言えばモンキーパンチが書いた
原作に近い雰囲気の全編ハードボイルドな物語と渋いキャラデザで
実に私好みの作品でしいた。

作画は手間を掛けたであろう丁寧な仕上がりで、アクションシーは俗に言う
ヌルヌル動く作画と迫力のある画面構成が相まってとても満足できる絵が
良かった。
ストーリーも歴代の作品のように突飛なご都合展開にならないストーリーが
とても満足できるストーリーだったが、いくら次元がメインの物語とはいえ
五右衛門が出てこないのはちょっとさびしいな。

そして本作で惜しむのはキーマンである「次元大介」の担当声優である御年81歳
の小林清志さんの声の衰えかな、本作で次元大介の第一声を効いた時の感想は
「おじいちゃん」としか思えず、しかも滑舌も悪いのでさらに老けて聞こえて
しまっているのは残念。
TVシリーズ第一作製作時に担当声優が変更になった旧レギュラー陣とは違い
旧レギュラー陣の中でも一番古くパイロットフィルムから関わり、ルパン担当
声優だった故山田康雄氏などと作ってきたキャラクター像には敬意を払うが
そろそろ担当声優の交代も考えた方がよろしいのではないかな
事実、不二子や五右衛門、銭形は高齢を理由に交代している。
栗田貫一さんが演じているルパンを始めて見たが、もう代役のルパンではなく
立派なクリカンのルパン3世なっていて、また不二子役を交代した沢城みゆきさん
の演技も他の担当している役とイメージが多少かぶってしまう事は否めない
けど満足できるものでした。

本作は2012年に放映された『峰不二子という女』の流れを汲んでいるらしい
ので、当時はスルーしていたが改めて視聴してみようかと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

69.2 5 ハードボイルドで相棒なアニメランキング5位
ルパン三世 ワルサーP38(OVA)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.8 (131)
769人が棚に入れました
某国副大統領の誕生パーティーに潜入したルパン。まんまと建物内に忍び込み、金庫のロックを解除した瞬間、銭形警部率いる警官隊に取り囲まれる。「なめたまねをしてくれたなぁ、ルパン!」と、予告状を手にルパンに迫る銭形に対し、「ん~なモン出した覚えがねぇ~んだよ。だから今日はそいつを確かめに来たの」とルパンは意気揚々と答える。ルパンがなんと言っても銭形が信じるはずもなく、警官隊がルパンに飛びかかる。閃光弾で警官隊を目つぶしにしたルパンは、ひらりと身をかわして逃亡。銭形・警官隊とオニゴッコを展開する。だが、突然パーティー会場に謎の暗殺集団が現れて殺戮を繰り広げる。混乱に乗じて屋外に脱出したルパンに銭形の銃口が向けられる。「追いかけっこは、もうおしまいだ!」と銭形がコートの内ポケットにある手錠に手をかけた瞬間、建物の二階から銃声が鳴り響き、銭形の胸を銃弾が撃ち抜いた。銃弾が発射された方向にルパンが見たものは、手の甲にタランチュラの紋章のある手に握られた、シルバーメタリックのワルサーP38だった。
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
ルパンが特殊な毒を投与され、とある島から出られない身体にされる。「ルパン三世を裏切った過去の相棒」が登場する作品。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル9作目(1997)、ルパン中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。

【あにこれ評価(おおよそ)】
68.8点

【個人的評価】
トップクラスの閉塞感で怖かった作品。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 「もうルパンはこの島から出られないの!?あんなに自由だったのに、もうマスクしないとお外で泥棒さんできないんだ!」という我ながら可愛らしくハラハラドキドキしながらみた作品。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

かなりシリアスで重い話です

「自由」をテーマとする作品。
今回は財宝や秘宝などを盗む事にはかかわらず、ルパンが過去に決着をつけるといった内容です。
いつものおちゃらかルパンはこの作品にはいなく、シリアスでかっこいいルパンが見れます。
見終わった後に心打たれるものがありました。
ルパンシリーズの中でも最高傑作のひとつです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

貴様だけは容赦しねぇ、ワルサーは2丁もいらねえんだ

個人的に、テレビシリーズ映画OVA含めて一番好きなルパン。
カリオストロもいいんだけど、大衆向けのエピソードよりも泥棒稼業らしくアングラっぽさが光る話のほうが好みなのだ。
謎の暗殺集団。各国政府の極秘事項になっている謎の島。島のガスに反応する毒薬。大量の金塊。衛星から狙撃されるレーザー。と、色々無茶もやってるけど、なかなか見ごたえのある話だと思う。
とっつぁんを狙撃した犯人が誰なのか。ルパンの過去にも関わっているその人物を探し出すフーダニット的な要素もあって、こいつ怪しいなーとかあれこれ予想しながら見るのもけっこう楽しいと思う。

いつも飄々としているルパンにしては珍しくも、殺気を漲らせるシーンが見られる。
タイトルの台詞なんかはなかなかの鳥肌ものだと思う。
ルパンのテーマ曲に沿ってナイフアクションや肉弾戦が流れるシーンは演出作画共に大変よく満足な代物だったと思います。
ルパンが好きな人には是非ともお薦めしたい作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

71.0 6 ハードボイルドで相棒なアニメランキング6位
スペースコブラ(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (156)
656人が棚に入れました
戦いの記憶を消し、平凡なサラリーマンに身をやつしていたコブラだったが、アクシデントに巻き込まれたことをきっかけに再び冒険のスリルを求めて宇宙へと旅立つ。折りしも悪の組織ギルドが謎のイレズミを背負った三姉妹捜しに躍起になっていた頃、コブラはそのひとりジェーンと知り合う…。

声優・キャラクター
野沢那智、榊原良子、藤田淑子、小林清志、高島雅羅、加藤精三、内海賢二

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本気で欲しかったサイコガン

懐かしの作品
当時まず連載時の原作を読んで衝撃を受けました。世界観もさながら、出てくる女性のコスチューム、少年時の私には大人の世界に足を踏み入れるかの様な想いを今も憶えています。
内容は、最終兵器の探索、クリスタルボーイとの死闘、ラグボール、海賊ギルドの首領サラマンダーとの対決、当時食い入る様に観ていました。
歳バレですが、リアタイ視聴時、最終回が小学校の修学旅行とかぶり、クラスの男子半分ぐらいで行かんとこうか?となったのを憶えています。ですが私の家に買ったばかりのビデオデッキがあり、後日毎日のように上映会があり、古き想いでの作品です、当時は飽きもせずに繰り返し繰り返し観ていました(^^)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒューッ!

左腕にサイコガンを持つ、宇宙海賊コブラの活躍を描くSFアクション。

とにかくコブラがカッコいい。
1982年の作品だが、今見ても充分面白い。
宇宙が舞台になっていても違和感がそんなにないのは、今も昔も思うところはそんな変わらないからかな。

敵味方問わず、魅力的なキャラクターやストーリーを是非堪能して頂きたい。
全31話を見るのに躊躇するなら、取り敢えず1話を見て「ラグ・ボール」編を見る事をお勧め。


それでは、次回「別のレビュー」でまた会おう^ー^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いわゆる「アメコミ」

少年ジャンプにおける銀魂やシティーハンター、北斗の拳などのいわゆる劇画路線の開祖である。その前にもいろいろ劇画はあるが「アメコミ」や「バンドデシネ」を意識した画面作りは「コブラ」のヒットから始まっている。

バンドデシネ作家のエンキビラル、メビウスやアメコミ,SF作家のフランクフラゼッタ、ボリス・ヴァレホなどの絵と酷似している。。。。だけでなく、ヘビーメタルやロックに詳しい人なら知っていると思うが、70年代から80年代にかけてのバンド系のレコードの表紙は必ずと言っていいほどSFやファンタジーのオタク的なイラストがそのまま使われている。

と、言うのも。。。だいたい有名どころのロックシンガーは実はかなりのSF、ファンタジーファンであり小説やらパルプ雑誌を読みふけりながら葉っぱと酒と女にラリっているというとんでもない人が多い。リア充なんだかオタクなんだかわけわからないが、海外のファンは日本と違ってオープンであり、ギークやナードはどちらかといえば小心者を指す言葉になっている。

そういったカウンターカルチャーと呼ばれる文化は日本にも波及し、80年代を席巻した。音楽にしろ、漫画にしろこの頃の作品はやたらとアメコミ調で、世界は荒廃しており、男は皆モヒカンで世紀末な格好で、女はビキニアーマーを着ている半裸のねーちゃんなのである。

寺沢武一先生は、これに関して「私はバーバレラ(フランスの60年代エロティックSF漫画及び映画)から影響を受けた」と言ってたらしいが、確かにそれは出発点ではあるものの、全体的には当時のフランスSF漫画雑誌メタルユルラン(英題:ヘビーメタル)調であり影響受けてないはずがないのである。北条司や荒木飛呂彦、三浦建太郎、原哲夫。。。挙げたらキリがなくなるくらい影響を受けている。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

67.3 7 ハードボイルドで相棒なアニメランキング7位
ヒートガイジェイ(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (76)
509人が棚に入れました
ジュドの都市安全管理局中央司令部本部長シュン・アウローラは、新たに特務課を設置し、弟のダイスケ・アウローラをそこの準職員に任命した。シュンはアンドロイドのジェイをダイスケの相棒とするが、実はジュドではアンドロイドは禁止されていた。しかし、激増する犯罪に対処するため、シュンは特例としてジェイの製造を命じたのだった。父をアンドロイドに殺された過去を持つダイスケは、ジェイになかなか心を開くことが出来なかったが、数々の難事件を解明するうち、次第にジェイをかけがえない相棒と認識するようになる。
やがて、父の暗殺の背景に、ジュドの実質的な支配者であるセルジュ・エチゴの存在があることを知ったダイスケは、謎に包まれたエチゴの正体を探るべく、その身辺を調査し始める。

声優・キャラクター
松風雅也、菅生隆之、千葉紗子、阪口大助、三木眞一郎、小林沙苗、藤原啓治、清水愛、三宅健太
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

漢-HEAT GUYS-

~story~
近未来都市国家ジュドを舞台に、都市安全管理局所属
ダイスケ・アウローラ(主人公)とジェイ(アンドロイド)との友情を主軸とし
様々な熱い男達のドラマを織り交ぜ展開するハードボイルド物。

数々の事件を解決しながらメインストーリーに入って行くのだが各話、楽しませてくれる
商品先物取引・美女カード事件・マフィアの跡目争い等、刺激があります。
{netabare}メインストーリー終盤、仲間が集い同じ目的に向かう様はシビれます。 {/netabare}

~voice actress~
千葉紗子さん
撲殺天使ドクロちゃん歌ってる人とは思えないw
ED曲も演技も素敵です。

松風雅也さん
主人公に合ってるナイス、イケメンボイス♪

~character~
敵も味方も町の住人すら魅力的

~drawing~
12年前の作品なので作画は今のクオリティーと比べると当然落ちますが
シナリオが色褪せないので充分。

~music~
OP・ED・主題歌が良く、Jの世界観に合ってます。


久しぶりに視聴したが変わらず面白かった
ビバップのスパイクとは違った男が見ても惚れる主人公
今の若い世代、女性にも見てもらいたいアニメです。

また、忘れた頃に・・・

Let's meet again nice guy

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

漢は評価されていない事を他人のせいにしてはいけない

素敵です。
ハードボイルドの世界にターミネーター2のような設定を持ち込んだ快作。
飄々として腕の立つ主人公と、イカツい最強アンドロイドの相棒とが織り成すアクション活劇&ヒューマンドラマ。
もうね、”漢”と書いてオトコ、GUY っす。

ハードボイルドといえば、ルパン三世やカウボーイビバップが有名ですが、正直、話の淡白さが気に食わないので、個人的にはこっちの方が私は好きです。

本作は舞台が都市に固定されています。(主人公も公僕です)
話は基本的に1話完結ですが、舞台が動かないため使い捨てキャラが少ない。
主人公の周りに居る街の人やライバル、悪役、お助けキャラなどなど、2度3度と登場するので断然愛着と思い入れが育ちます。
また、父親の仇を探すという本筋ストーリーがあるため後半になる程引き込まれる面白さがあります。
終盤で、今まで絡んでた人が集まってくる展開もすごく好み。


ただし、個人的には大好きですが、この作品があまり評価されていないのは納得。
客観的にみて払拭し難い欠陥があるのは否めません。

濃いキャラデザイン。
男も女も超濃厚ソース顔(古いw)です。おっさんはこれでいいんですが、若い女性とか子供とかは・・・・キツい。
好みの問題ではありますが、これだけ特徴的だと作画崩壊も目立ちます。

声優がヘタクソ。
主人公とヒロインの声優さん・・・最初、どこの素人アイドルを連れて来たのかと思いました。(一応本業の方なんですね)
脇を固める声優陣が上手いだけに、拙さが余計目立ちます。棒読み口調で粋なセリフ吐かれても・・・ねぇ?


でもね、こういうのは1クールも我慢すれば馴れるんですよw
ハードボイルド好きな貴方! 細けぇこたぁ気にしないで最後まで是非見続けてください。

ジェイならきっと、こう言います。
「漢は少しぐらい気に入らないからといって途中で投げ出すものではない」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジェイ「漢はヒートガイジェイを観なければならない。」 高品質作品 

物語:4.2 作画:4.3 声優:3.8 音楽:4.2 キャラ:3.8 【平均:4.1】                           (69.0)

ジャンル        :ハードボイルド、ヒューマンドラマ、アクション
話数          :全26話
原作          :赤根和樹、サテライト
アニメーション製作 :サテライト
監督・シリーズ構成 :赤根和樹
キャラデザイン    :結城信輝
メカニックデザイン :竹谷隆之
音楽          :TRY FORCE
主人公声優      :松風雅也
OP           :「FACE」作詞・作曲・編曲・歌 - TRY FORCE
ED           :「心の隙間」作詞・作曲 - 拓磨 / 編曲・歌 - wyse
             :「ひかり」作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - 千葉紗子

参照元         :Wikipedia「ヒートガイジェイ」
公式ページ      :https://www.bandaivisual.co.jp/hgj/main.html

【あらすじ】
 都市安全管理局特務課の準職員ダイスケ・アウローラは頻発する犯罪を未然に防ため、ジュド唯一の正規登録アンドロイド“ジェイ”と共に日々の公務に当たっていた。ダイスケとジェイは混沌とした社会の秩序を保つべく、漢の熱き正義で闇の世界に殴り込みをかける。

【特徴】
①刑事もの
②ヒューマンドラマ
③凝った映像演出(3DCG、線画、魚眼レンズ)
④アクション
⑤BGMの種類が豊富

【特徴の補足】
①主人公であるダイスケは街の犯罪を未然に防ぐ保安官の仕事をしている。そのため主要な内容はダイスケとジェイの捜査となる。因みに警察はダイスケの所属する課とは別に設置されており、ケンという刑事も登場する。
②各回毎に捜査の対象となるキャラクターが登場する。尚、一期一会の出会いとなるキャラクターも居れば再び登場するキャラクターも居る。各回毎のストーリー構成は序盤で伏線を張って最後に回収するタイプもあれば、順を追って締めるタイプもある。また、1話完結の話もあれば、次回へ続く場合もある。
③本作最大の特徴は話の繋ぎ目で3DCGを積極的に使用していることである。話の繋ぎ目のためセリフが無く、3DCG映像のみに集中できるようになっている。3DCGの演出意外では、勢いを表現するシーンでは線画にしたり、変哲の無い会話シーンでは魚眼レンズ調の作画にしたりなど視覚に訴える演出が多い。尚、唯一の難点は使い回しが多いこと。
④アクションシーンに拘っており細やかな動作が魅力。此方も③と同様に凝った映像演出のうちの1つ。
⑤BGMはアジアの民族音楽であり、コーラスの入った曲が多い。

【総括】
 物語の舞台であるジュドの街に関する設定と街を統率する組織や勢力などの設定がしっかり設けてあり、壮大な世界観だけでも見応えがある。また、本筋は様々なキャラクターの思惑が交錯する中、ダイスケとジェイが街の暗部を暴くというシナリオであり、暴くまでの過程はジェイやその他のキャラクターと出会い、様々な事柄を解決して行くといった構成のヒューマンドラマである。長所は凝った映像演出と多数用意されたBGM。またストーリーの粗も無く全体的に高品質であることが伺える作品であった。


【思った事・蛇足】

視聴開始直後は『カウボーイビバップ』の影響を強く受けていると感じたが
最終話視聴後には一部影響を受けているかなと思える程度だった。


強く受けていると思った理由は4つ。
ハードボイルドを謳っていること。
一期一会系のサブストーリーが多数あること。
アクションシーンが多いこと。
BGMの種類が豊富であること。


しかし最終話まで観ると
アクションが派手なこととBGMの種類が豊富なこと以外は独自性を感じた。
特に物語の後ろ半分はイメージと異なる展開となりました。


それから3DCGについて1つだけ言及すると
2002年時点では十分な水準にあることです。
当然現在の水準と比べるとちゃちに感じると思いますが
私は正直なところ13年近くも前の作品がココまで作り込んでいることに驚きました。


ストーリーのみ面白い作品もありますがヒートガイジェイは
「やはりアニメはアニメーションなんだから映像的に面白い方が良いに決まっている」と
そう思わせてくれる作品でした。


●赤根和樹監督
私が知っているところでは
『ノエイン もうひとりの君へ』
『鉄腕バーディー DECODE』の2作ですが
どちらも勢いのあるタッチで描かれた作画が印象的でした。
本作は上記2作より前の作品ですが勢いのある作画は健在です。


●声優
有名な声優が多数出演しています。
気になった方は上部記載の公式ページ「Staff&Cast」を参照して下さい。


●ダイスケ・アウローラ 声:松風雅也
シュン・アウローラはダイスケの兄であり都市安全管理局中央司令部本部長。
ダイスケはシュンによって特務課の準職員に命じられジェイと共に事件の真相を探る。
性格は楽天的でマイペース。
かつて武闘派マフィアのボスだった将軍に育てられ武術は達者。

性格のためかハードボイルドものと感じさせないが
あまり表に出さない正義感に漢らしさを感じる。


●ジェイ 声:菅生隆之
サムネイル画像の紳士。
身長230cmもあるアンドロイド(作中ではマシーン)。
そして主人公であるダイスケの相棒。
「漢は~なければならない。」が口癖。
彼には「漢の覚書」プログラムがインストールされている。(適当)
尚、彼の個性は開発主任のアントニアによって形成された。
基本的に硬派で渋いが女性には優しい紳士。
お茶目な一面もある。
イメージは洋画『ターミネーター』でシュワちゃんが演じたT-800。

声を担当した菅生隆之さんですが
その声は馴染みのある声だと思います。
人によっては洋画の渋い俳優の顔が思い浮かぶかもしれませんが
私は缶コーヒーが頭に浮かびました。


●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-42.html

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

66.6 8 ハードボイルドで相棒なアニメランキング8位
星方武侠アウトロースター(TVアニメ動画)

1998年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (82)
445人が棚に入れました
到星歴と呼ばれる時代、人類が宇宙を、星々の間を、広く駆け巡る世界。辺境の惑星センチネル3にて、トラクターから人間関係まで、何でも引き受ける便利屋のジーン・スターウィンドとジム・ホーキンスは、ある美女からの依頼を引き受ける。しかしその依頼には裏があり、ジーンたちはアウトロー・ヒルダと宇宙海賊との危険な諍いに巻き込まれる。

よると さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

もっと評価されるべきなアニメ

私が初めて深夜アニメで見たアニメでございます。

作画はセルなのに綺麗。

主人公ジーンたちが賞金稼ぎかなんかで、ヒロインと出会って宇宙船に乗って、宇宙を巡るという話だったはずです。

SFにしてはなかなか良い方じゃないですか。

ただ知名度は低いみたいなので、もっと評価されるべきアニメだろうなあって思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

小鳥遊六花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

超短期決戦アニメ!?

とにかく主人公の男気がカッコいい(o^-')b ☆

見た感じはSFもので私の苦手な長編アニメになるかと思いきや、意外に短編だけどそこに戦闘シーンを惜しげもなく詰め込んできずいたらもうラスボス!?(*_*)短期間でスカッと楽しみたい人にはええかも(^^)♪     

他の主人公を支えるキャラたちの個性や話もバラエティ豊かで最後まで見飽きしなかった(*^^*)

宇宙戦争だけどガンアクションや剣技、格闘、呪文と色んな戦法があったり、主人公たちの生い立ちや用語などを話以外にもOP前に説明してくれてたのも自分が見続けれた理由。

OPやBGMの音楽などもイメージに合ってたしとくに文句なしwついつい最終回のその後も気になるような作品でした↑(^^_)ルン!

漫画あったらもっと詳しく見てみたいな(*^^*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

知名度はイマイチながら良作です

多分私が初めて見た深夜アニメがアウトロースターです。

この当時はあまりアニメを見ていなかったのですが、アウトロースターはビデオ録画して毎週楽しみに見ていました。
今でも好きな作品の一つです。

それまでのSFアニメで私が見たことのなかった、グラップラー・シップ同士によるバトルやアウトロースター号のコックピットデザイン、また{netabare}メルフィナが透明ポッドに入ってナビゲートする(しかも裸!!){/netabare}という設定も、私にとっては新鮮でした。

キャラクターも皆個性的で魅力がありましたが、私は特に鈴鹿がお気に入りで、鈴鹿のバトルシーンで流れるテーマ曲も、疾走感と共に哀愁漂う感じで良かったですね。

私的にはこの作品は、サンライズの中でも良作だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

72.2 9 ハードボイルドで相棒なアニメランキング9位
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(アニメ映画)

2019年2月8日
★★★★☆ 3.8 (89)
383人が棚に入れました
裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンター冴羽獠は、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槇村香と様々な依頼を受けている。そこに、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。美女の依頼を快諾した獠だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題…。亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。しかし、獠は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出し…。一方、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。そして、傭兵達は何故か亜衣を狙うのだった…敵の正体を探る冴子が直面する巨大な陰謀!来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器――御国の登場により、すれ違う獠と香。シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか!?

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、玄田哲章、小山茉美、飯豊まりえ、山寺宏一、大塚芳忠、徳井義実
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

4Dで“もっこり”♪

劇場版“もっこり”大ヒットを祝して云々……との理由で
今月から4D版の上映も始まった本作。

正直、この作品、別に4Dいらんやろうwと訝しみつつ、
昔、色々と世話になったアニメだし、
お調子者のノリには付き合っておこうと、
【4DX/2D】でリョウたちと再会を果たして来ました♪


内容は新宿を舞台に、改めてこの街の価値を再確認しつつ、
往年のメインキャラ、キャスト、主題歌を一通り動員した、
お祭り映画の色彩が強い展開。
銃撃戦、カーアクションなども派手で、4Dともまずまず好相性でした。

“もっこり”を始めとしたギャグも盛りだくさんで楽しませてくれました。
銃弾や、砲弾、爆弾だけでなく、トンボや、カラスや、ハンマーも良く飛んでいましたw
“もっこり”に対する香の超重量級・制裁の衝撃が首筋に違和感として残っていますw


一方で案外だなと思ったのは敵の小物感。
いや……彼にしたって、グローバル規模で、
新宿を火の海にできる人材やテクノロジーを大集結させている。
ついでにキャストも大物なわけで、決して小物ではないはず……。
なのですが、これまでシティーハンターと対峙してきた敵には、
もっと肝が据わった奴がいた。それに比べると……。
といった感じで私の過去の記憶の美化とも相まって、
どうしても敵を軽んじている自分がいましたw
本作に関してはリョウが本当にピンチだなと手に汗握るシーンはなかったかなと……。
むしろ、{netabare}香の“もっこり”対策トラップの方がよっぽど凶悪かとw{/netabare}

そんな程度じゃ、シティーハンターを狩り、新宿を喰らうなど、
ましてやリョウと香の仲をどうこうすることなどできやしないだろう。
ハラハラドキドキより、リョウたち相手なら、そうだよな~。そりゃそうなるだろうな~。
と同窓会気分で微笑ましさを覚えながらの鑑賞となりました。

まぁ、敵さんも色々と軽率だったからこそ、
新宿で絶対に突っかかっちゃいけない人間や、攻撃しちゃいけない店に、
もれなく突っ込んでいったりして、
例のカフェオーナーまで巻き込みながらパーティーが盛り上がったとも言えるわけで、
その点は良い余興になったと感謝はしていますがw


お祭りの中でも、現代、未来のテクノロジーとの関わりについてテーマも垣間見えました。
リョウたちとガジェット、ロボットとの掛け合い?から、
現代仕様にアップデートされた主要人物のキャラクター性や、
それでも不変のポリシーなどが開拓、再発見され、その点もニヤニヤさせられました。
せっかく進歩した文明の利器。破壊や争いではなく、
“もっこり”……いやw人類の生活向上やエンタメに役立てて欲しいものです。


相変わらず“もっこり”100%?なノリなので、
今の時代、お子様連れの母などに薦めたりするのは躊躇われるアニメですがw
一部で“実質本編”と評されていると言うEDと併せて、ファンが懐かしむには最適な、
過去の人気アニメ、久々の復活作としては上々の劇場版だったと思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「七つの海を統べる王」と「新宿を守るスイーパー」

運良く、DCコミック原作「アクアマン」と少年ジャンプ黄金期のハードボイルド漫画「劇場版 シティーハンター」を観せてもらった。

どちらも共通するテーマは「世界を救うのは自分自身であり、行動が英雄を作り上げる」ということであった。

DC「アクアマン」は1941年から現在まで続く漫画ではあるものの、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンとほぼ同期なのだが、評価が著しく低いヒーローであり、本国でもパロディにされるほどなのだが、今回大真面目に舵を切り、「国を統べるものの資質」や「英雄」とはなんたるかを説くスーパーヒーローの王道のテーマを扱っており、試写会の反応は大変素晴らしい絶賛の嵐だった。

「シティーハンター」もしかり、客層はアクアマンよりは年齢層が高いモノの、1980年代バブル期の男の格好良さとはなんたるかを得意の下ネタをはさんでコミカルにそしてなによりハードボイルドとして描く。

普段は三枚目のダメ男がイザとなると頼りになる二枚目と変身する姿は「美味しんぼ」の山岡士郎しかり、キン肉マンしかり、コブラしかり、長年の男の夢の具現化した存在である。

どちらも「男の美学」を忌憚なく掲げる姿に人は大いに感動するだろう。

しかしながら、苦言を呈せば作画がイマイチ良くなく30周年記念なのに手を抜いているところが結構目立ったところだ。あと、ネタバレになるのであまり書かないが、終盤の盛り上がりは結構良いものがあるものの、序盤のギャグの連続が少々今の時代には寒い。しかも滞りなく連続で見せてくるあたりも食傷気味だった。

しかし、両者に共通する「男とはこうあるべき」のような哲学が今やない時代に改めて提示されると、我々男子というものはそれに呼応してしまう性なのである。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ターゲットは30代40代かな。 本編を知ってる人がより楽しめる作品!

「シティーハンター」が20年の時を経て帰っていた!!
それも、エンジェルハートではなくシティーハンターという形で!!
香がいる……

私自身は大まかなストーリーは知ってる、アニメや漫画を全て視聴した訳ではなくにわか勢だ。
全然にわかでも楽しめる作品ではあったが、シティーハンター大好きな人たちは私なんかよりも遙かに楽しめたのではないかと思う。

■懐かしの音楽
今作では、アニメ映画にしては挿入歌が多めの仕様だった。
しかも、それはシティーハンターで使われていた曲!!
これで上がらない人はいないでしょ!
全曲は知らなかったが、それでも熱くなった。

■物語はコメディの割合が高め
締めるとこはもちろんビシッと締めているが、全体を通して冴羽獠はもっこり~ってしてる時間の方が長かったと思う。
それがかえって、かっこいいシーンを際立たせてくれていた。
冴羽獠無双だった。

■キャッツアイとのコラボ
これも今作の魅力の一つだろう。
まさか、一緒に観られることになるとは……
ありがとうございます!!
他にも、海坊主やファルコンなども登場していた。

昔すごく好きだったな~って人には是非是非観てもらいたい。
そして、知らない人たちもこの映画きっかけで本編の方にも手を出して欲しい。
ちなみに、私の入場者特典は香でした。
どちらかといえば、獠がよかったかも……

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

58.8 10 ハードボイルドで相棒なアニメランキング10位
コヨーテ ラグタイムショー(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (64)
307人が棚に入れました
人類が外宇宙にまで進出し、己の運と腕だけで一攫千金を夢見るコヨーテと呼ばれる無法者達がしのぎを削る、宇宙開拓の時代。銀河統合政府と植民地解放軍の間で戦争が続く惑星グレイスランドには、伝説の海賊王ブルースが遺した100億宇宙ドルが眠っていると噂されていた。コヨーテならばその名を知らぬ者はいないと言われている、通称ミスターとその仲間達は、ブルースの娘である少女フランカと共にブルースの遺産の回収に挑んだ。犯罪集団クリミナルギルドのマルチアーノ率いる殺し屋集団も、ブルースの遺産を狙って動き出す。しかし、統合政府は戦争を終結させる為、グレイスランドに光子爆弾を投下すると宣言。

声優・キャラクター
大塚明夫、広橋涼、堀内賢雄、関智一、湯屋敦子、下屋則子、沢海陽子

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ufotable版カウボーイビバップ

このアニメは簡単に言えばufotable版カウボーイビバップでしょう。

ufotable代表近藤光氏がプロデュース、構成、脚本、作詞ともう自分の好きな事をこれでもか!と盛り込んでいるのが伝わってくるというか。

コヨーテと呼ばれるならず者集団のベースは特攻野郎Aチーム。
主役のミスターはハンニバルのまんま。
ビショップとカタナはなんとなく白バイ野郎ジョン&パンチの雰囲気もある。
ブルースの最初の子分のスワンプはブルース・ブラザースで牧師役だったジェームズ・ブラウンだろう。

キャラデザは平井久司氏風でCV広橋涼ちゃんのフランカはめちゃくちゃかわいい。

1話のインパクトは特にすごくて、俺たちは天使じゃないも醸し出しつつ、ナウシカのオームかよ!?
マルチアーノ12姉妹なる殺し屋集団の登場場面は、フタコイオルタナティブのOPだよな(笑)
女性捜査官アンジェリカの補佐役のチェルシィのちょっと間が抜けた感じはR.O.D 大英図書館のウェンディだよ(笑)

銀河統合政府と植民地解放軍の間で戦争が続く惑星に隠された遺産を巡っての三つ巴の追跡劇は、途中ちょい緩い回もあったけどそれほど気にならなかったし、ミスターとアンジェリカの追いつ、追われつだけではなく、カリ城のクラリス状態。やつはとんでもない物を盗んでいった。貴方の…
自分好みの内容だったので文句無しです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

53.6 11 ハードボイルドで相棒なアニメランキング11位
BLADE ブレイド(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (47)
220人が棚に入れました
吸血鬼ハンターのブレイドが、母を殺した吸血鬼たちに復讐を挑む。ブレイドは自身も吸血鬼とのハーフとして生まれつき、それによる優れた身体能力が大きな武器でもあるが、その反面度々吸血衝動に苛まれ苦悩することになる。

声優・キャラクター
大塚明夫、坂本真綾、磯部勉、阪脩
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Exciting!

マーベル・コミックの『ブレイド』を原作としたマッドハウス制作アニメ

実写映画版を観る前にこちらを観てしまいましたが、
アベンジャーズなどマーベル系やアメコミ好きな私は楽しめました。
アクションはあまり動かず静止画が多いかな・・最終回はよく動いてました!
ブレイド登場シーンなど画面が「赤」に染まるシーンが多くてちょっと観てて目が痛くなりました・・(笑)
{netabare}色彩効果的に考えると、赤は興奮作用があって、
ブレイドの持つ強いエネルギーと太陽の光さえ克服した
半分ヴァンパイアの血と心の奥底に眠る想いや復讐を意味するのかも、と思います{/netabare}
血の描写が多く、真っ赤な画面は夜中に観るとさすがに怖いので録画して昼間に観てました。

アニメは1クールで全12話。
ジャンル;ハードボイルド・スーパーヒーロー・シリアス

<ざっくりとしたあらすじ>
出産直前にヴァンパイアに襲われた娼婦から産まれたブレイドは
ヴァンパイアと人間のハーフの伝説の「デイ・ウォーカー」となった。
母を襲ったヴァンパイアに復讐するために、形見の銀のナイフと剣を手に
「ヴァンパイア・ハンター」として戦う話。

<にわか的なただの感想や気づいたこと> {netabare}
アジア舞台なので、エリック(ブレイド)が奈良で柳生流の剣術を修行して
和風な剣使いしてたり不思議。背中に刺す剣かっこよすぎ!
エリックの過去や他のそれぞれのキャラの過去がよく練られていて
あまりの悲惨さに何とも言えない気持ちになった。

ヴァンパイア・ハンターのマコトが悲しすぎる(´;ω;`)
エリックとくっつくと期待しちゃった。
最後の場面でマコトの形見のナックルを手にして戦うブレイドに鳥肌。

諸悪の根源ディーコン・フロストがとことんマッドで狂ってる
共感さえしない極めた悪なのが何とも・・
悪の闇が濃い分エリックの真っ直ぐさと正義が輝いて見えた(*´ω`*){/netabare}

<余談>{netabare}
ミュータント登場回がありまして、ピンときました。
やはり調べたら、同じマーベル作品なのでアニメ版ウルヴァリンから
X-MEN所属のミュータントのローガンとブレイドの同門で
ウルヴァリンにも登場した美影桔梗が引き続き登場していたようです。{/netabare}

評判はあまり・・のようですが、
ブレイドの過去や今時珍しいハードボイルドを味わえるアニメなので
アメコミが好きな方や妥協しないハードボイルドなヒーローの生き様を見たい方にはオススメしたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ハードボイルドなおっさん(65点)

全12話。
マーベル・コミック『ブレイド』が原作。原作未読。

個人的満足点:65点
アニメ系統:ハードボイルドバトル

吸血鬼と人間のハーフとして生まれることとなった主人公が
母を殺した吸血鬼に復讐心を抱き“ヴァンパイアハンター”
となり悪の吸血鬼たちと戦うといった話。

話の作りは単純明快であまり考えずに見ることができる。
王道といえば王道な作り。
母の仇を討つために戦うといった設定も実に分かりやすい。

主人公も最近のアニメにはめずらしく
ハードボイルドに設定されているのである意味新鮮味すら感じる。
話の内容も終始シリアスに進行する。
1話からブレが無いのは好感がもてる。

一方、バトルシーンがなんともお粗末な印象を受けた。
あの止め絵は演出なのかもしれないが
バトル物ならもう少し動いてもいい気がした。

音楽は作風にはマッチしていて良かったのではないだろうか。
歌が無いのが少々残念ではあるが、それもまた演出と考えれば許せる範囲。

個人的には全体的にはまあまあいいんじゃないって印象だった。
あにこれでは恐らく人気ないだろうとも思うし
今の若い人にも受けないだろうとも思う。

そういうわけでお勧めはしないが、興味があればどうぞ。


とまあ、色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

ハードボイルドなおっさんがかっこいいんだよ!


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以下、各話の感想。
ネタバレが含まれている場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
吸血鬼と人間のハーフである主人公が
母の仇をうつといった展開のようだ。
絵柄的には好きではないが、
主人公ブレイドがハードボイルドでかっこいい。
なかなか期待できるかも。

2話視聴。
ブレイド今回もハードボイルドぶりを発揮。
そして、刑事さんがよかった。
しぶい。
シリアスな展開にハードボイルドなキャラ達。
今後の展開でどうもっていくのだろう。
展開しだいでは楽しめそうだ。

3話視聴。
ノアが渋くかっこよかった。
セリフ回しがなんか好きだわ。
ブレイドの過去も少し明かされた。
地味に面白いかな。

4話視聴。
ブレイドの過去がかなり明かされた。
ブレイドが背負っている闇がベタだがいい感じ。
これ結構面白いんだが、人気はなさそう。
やはり絵柄が受け付けがたいんだろうと思う。
ストーリーはしっかりしてそうなので継続視聴したい。

5話視聴。
二の太刀キターw
以上w

6話視聴。
そろそろワンパターン化してきた印象。
もう1つ動きが欲しい感じ。
というところで来週何か動きそうな気配。
来週ぐっと動いてくれればまだまだ面白ろそう。

7話視聴。
さすがおっさんw
こういう恋沙汰にはうといw
そこがまたいいのではあるが。
頼りになる相棒、そうだよなw

8話視聴。
おっさん柳生流だったのかよw
兄妹弟子との対決はどうなるのか。
来週はおっさんの師匠の話が出てきそうだ。
これは興味深い。

9話視聴。
師匠。
バンパイアになってなお弟子に技を伝えるとは。
ついに三の太刀修得。
しかし、ブレイドピンチ。
残りもあとわずか、最後まで楽しませてくれそう。

10話視聴。
4本牙が元人間だったとは!
そして、まことががががががが。
まさか、まさか。
どうなるんだ。
さあ、クライマックス。

11話視聴。
まことぉぉぉぉぉ
なんという切なさ。。。
このシリアスな展開悪くないよ。
来週4本牙倒して終わりって感じだろうけど。
どんな閉め方してくれるのか楽しみ。

12話視聴。
いやー実にストレートな終わり方だった。
最後のセリフに思わず吹いたw
なんか、はずかしーって感じでw
最終話の戦闘は結構動いてたんでちょっとびっくりした。
毎回これぐらいやってほしいね。
まあ、結構面白かったよ。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

期待してなかった分、結構面白かったw

全12話。

映画版があるらしいが未視聴。

スパイダーマンやX-MEN等で有名なマーベル・コミック作品。読んだことはありません。

アメコミは苦手ですが、主人公のおっさんはちょっと格好いいかもw
しかしバトルアニメと思われるが少し動きが弱い気がします。結構静止画で誤魔化してる感が・・・ それともこういう演出なのだろうか?アメコミなのだか初っ端から刀で切り捨てたときに『一の太刀・残月』とか出ちゃってますが(((( ;゚д゚))))アワワワワ
アメコミを日本風にアレンジしてるんでしょうか?
内容は吸血鬼を退治するヴァンパイアハンターのお話みたいですね。
まぁ王道的なバトルアニメって感じで好感触です。

やはり作画がちょっと微妙な感じがしますが結構面白いと思うんですがね。
あにこれ内では人気ないですね(;・∀・)

他の方のレビュー見るとアニメにした意味なしとの意見がちらほら・・・

映画版知らない私は素直に楽しめましたが、恐らく映画のほうが面白いのかな?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

64.3 12 ハードボイルドで相棒なアニメランキング12位
HERO MASK(Webアニメ)

2018年12月3日
★★★★☆ 3.3 (38)
127人が棚に入れました
刑事ジェームズ・ブラッドの前に現れた謎のマスク。
そして、それを持っていたのは、存在してはいけない人間だった。
マスクとは・・・一体・・・?
美しき街を舞台にしたクライムアクションここに開幕!

声優・キャラクター
加瀬康之、甲斐田裕子、森田順平、高野憲太朗、内山昂輝、青山穣、菅生隆之、仲野裕、渋谷はるか、志村知幸、烏丸祐一、藤井ゆきよ、宮寺智子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スタジオぴえろ制作の完全オリジナルアニメーション

NETFLIXで独占配信されている作品です。
前からずっと視聴したいと思っていましたが、中々機会が無く視聴できませんでした。
今回この作品が視聴できたのは、コロナ禍の影響で今期放送予定の多くが延期を余儀なくされた結果、視聴時間にゆとりができたから…
あにこれの「見たい」棚に入れている作品なので、コロナが無くても視聴する予定でしたけれど。


首都警察・特殊捜査部(SSC)の有能だが型破りな刑事・ジェームズは、
恩人の女性検事の殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす《マスク》をめぐる謎に辿り着く。

そこに立ちはだかる、かつてのSSCの相棒・ハリー。
彼は、巨大企業・ライブ社の人間となっていた。
そこでは、主任研究員・コナーが《マスク》開発を違法な方法で進めていた。

ジェームズたちSSCは、ライブ社会長・スティーブンが雇った武装集団による度重なる妨害を乗り越え、
《マスク》研究にまつわる人物関係を突き止め、
ついにそのライブ社の陰謀の核心へと迫ろうとするが……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

かなり本格的なミステリー・サスペンス作品です。
そしてこの作品もR15なんだそうです。
NETFLIXって、年齢制限のハードルが少し高過ぎなんじゃありません?
確かにドンパチやり合うシーンはありますが、普通に民放で放送される映画とほぼ変わらないレベルですよ。
…と思って少し調べてみたら、ヴァイオレト・エヴァーガーデンもR15指定だったり。
現在放送中の「とある科学の超電磁砲T.」もR15指定…
フルーツバスケットや食戟のソーマはR12指定でした。
もしかして年齢制限があるのはアニメだから!?

こうなると全年齢に適したアニメが無いかが気になります!
もう少しググってみるとありました…
「よりもい」「魔入りました、入間くん」「のんのんびより」
全年齢適応作品がゼロでは無いのは分かりましたが、ホント平和チックな作品ばかりですね^^

すみません、思い切り脱線してしまいました^^;

「HERO MASK」というタイトルから想像できるのは、マスクを被ったヒーローによる勧善懲悪モノ…
という感じなのですが、これまで視聴している限り私の想像は1㎜も合っていないようです。

主人公のジェームズ・ブラッドはバリバリの刑事で、いつでもどこでも素顔丸出しです。
ヒロインのサラ・シンクレアも検事なのでマスクとは縁遠い存在…
但し、SSCが追いかけている事件の渦中にはマスクが潜んでいますが、どうもそのマスクの尋常じゃない感じが半端無いんですよ。
他にもこのマスクには秘密が隠されていそうな感じがします。
この辺りはPart2で明らかになるのを期待しています。

1クール全15話の物語でした。
尺の長さを気にせず作成できるのも、NETFLIXの旨味だと思っています。
本作品も第1期は全15話…TV放送なら枠をはみ出しかねない話数ですからね。
引き続き、Part2を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

とにかくスタイリッシュ

Netflixで先行配信されていたアニメの地上波放送。
とにかく雰囲気がいい。おそらくパリあたりを参考にしたような街並み、ファッション。
そして欧米人の登場人物。まったくもって日本的なものが何もない。
ストーリー的にも緊張感ある展開で目が離せない。
しかしながら、セオが死亡してからの展開がなぜかスロー。
スゴウデが出てくるまでの数話は必要?
ホワイトボードに関係性を記載するシーンとか、すごいと思うけど、
文字を書くだけのシーンを延々と流しても、面白くないけどなあ。
結果だけで十分でしょう。
謎演出が多かったが、全体的にスタイリッシュな作品でした。
スゴウデの女性、めちゃくちゃカッコ良かった。
(ほんとうにクレジットにスゴウデと書いてあるので)
最後は超法規的措置で悪の親玉を退治。いいのかそれで?
あと、次につなげるかのような謎の残るラストシーンは蛇足だと思うぞ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

とっつきにくい 60点

キャラに名前を出すなど、もう少し補足が欲しいですね。
洋画をアニメに変換したタイプですが、実写の方が役者の味を出せれば面白いかもしれません。

目的が明確では無いように感じられ、今ひとつ作品に入り込め無いですね。
主役不在で話が進んでいる気がして、各キャラの良さが感じられないので、薄っぺらく感じられました。

もう少し盛り上がるような展開ができないものか、15話が長かったです。
その割に印象強いシーンが無いのが残念な限りです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2
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