ドジっ子で変身なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのドジっ子で変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月06日の時点で一番のドジっ子で変身なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.7 1 ドジっ子で変身なアニメランキング1位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (652)
2401人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 59
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友人曰く覇権アニメ

いきなり魔族に目覚めたとか言われてもねえ。
魔法少女にかけられた呪いのせいで生活費が制限されているという割ときつい仕打ちうけてる。だから、血を邪神像にかけろとか言ってたし、まさかきららなのに血みどろの戦いがあるのか?と思ったけれど、魔法少女と魔族の温かい交流が見られるほのぼのとした作品。

名前がシャドウミストレス優子になって角が生えても周囲が違和感なく接してることにびっくり。適応力高い。

ご先祖様の扱いが結構雑なところは面白かった。{netabare}変なところに足が生えてカサカサ動くあたりとか。{/netabare}

お父さん・・・{netabare}段ボール箱だったのかあ。何気なく使っていたことにびっくり。だから、強度高かったのか。しかも、シャミ子をずっと応援してたナレーションが父ヨシュアだったのは感動的。見守ってる。{/netabare}

友人が覇権アニメと言いたくなる気持ちも分からないでもないという感じ。安定のきらら枠の中でも面白いと感じるほうだった。DVDの重版が決定したらしいし、人気があることも伺える。

OP
町かどタンジェント 歌 shami momo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
ED
よいまちカンターレ 歌 コーロまちカド[シャミ子(小原好美)、桃(鬼頭明里)、リリス(高橋未奈美)、ミカン(高柳知葉)]
OP割と好きだったかも。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ご近所まぞく、はじめました!ある朝突然闇の力に目覚めた女子高生・吉田優子は一族にかけられた呪いをとくため魔法少女を倒すことになってしまった!!だけど相手は命の恩人!?そもそもく勝てそうにない!?ポンコツ系庶民派まぞくとクール系筋トレ魔法少女が織りなす日常系マジカルコメディーはじまります!!!

1. 優子の目覚め!家庭の事情で今日から魔族
どこにでもいる普通の女子高生・吉田優子は、ある朝目が覚めるとツノと尻尾が生えていた。パニクる優子に母・清子が告げたのは衝撃の事実。「吉田家は古代より闇を糧とするもの……封印されし『闇の一族』の末裔なのです」一族の封印を解くべく、闇の力に目覚めた優子と一族の宿敵・魔法少女との戦いが今、幕をあける……?

2. スポ根ですか!?万物は流転する
魔法少女・千代田桃との歴然とした力の差を見せつけられたシャミ子。桃を倒すため特訓を決意したのも束の間、いつの間にか近くで話を聞いていた桃に勢いで決闘を申し込んでしまう。決闘の日は週末。果たしてシャミ子はそれまでに強くなれるのか!? そして増額してもらったシャミ子のお小遣いの行方は!!?

3. 悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨
休日に惰眠を貪っていたシャミ子は自分の名前を呼ぶ何者かの声に気づく。まどろみの中で目を開けると、そこにはなんとなく見覚えのあるツノと尻尾の生えた金髪の女の子が! 「余はおぬしの祖先‼ 闇の一族の始祖だ‼」ご先祖さまはシャミ子が魔族として目覚めてからの活動について何か言いたいことがあるようで……

4. 心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力
ご先祖像に謎のスイッチがあるのを発見した桃は、自分が対処できるうちにと迷わずオン! 出し抜けな桃の行動に文句を言うシャミ子であったが、不意に気が遠くなり……気づくとそこはご先祖様のいる封印空間!? 謎のスイッチの正体--それは、ご先祖様が子孫の体を借りて戦うことができる「ごせんぞスイッチ」だった‼

5. 町内は罠だらけ??崖っぷちまぞくの新たなる能力
バイト代で桃への借金を完済したシャミ子。残りのお金で良子にプレゼントをしようと商店街で待ち合わせするも、いつの間にかついて来ていた桃を良子に目撃されてしまう! 良子に語っていた魔法少女との戦いの話が盛りに盛った嘘だとバレてしまうのを恐れたシャミ子は、桃を魔法少女ではなく親友として良子に紹介するのだが…

6. あすへの決意!!重いコンダラ止まらない
リリスの企みに乗せられて桃の潜在意識へと侵入することになったシャミ子。目的は桃が起きたあと自ら生き血を献上するよう暗示をかけること。しかし侵入した空間はヘドロまみれで、そこにいたのは今よりも髪が長くて背の小さい子供の桃だった! 戸惑うシャミ子、果たして思惑通り桃の生き血を手に入れることができるのか!?

7. 桃色メソッド!!丸いタイヤは運命の輪!
シャミ子の活躍により一族の封印の一部が解除された! 「吉田家家訓! いいことあった時は家族で鉄板を囲むのがテッパンです!!」清子の申し渡しで喜びを分かち合う吉田家。しかし、一得一失。魔力が減少した桃との約束で町を守るのを手伝うことになったシャミ子の修行は一段と厳しくなり、そして、新たな刺客も--!?

8. 呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!
新たに現れた魔法少女は桃が助っ人に呼んだ陽夏木(ひなつき)ミカンだった! ミカンの持つ“呪い”に翻弄されながらも打ち解けるシャミ子。そして、ミカンも加えたある日の放課後トレーニングの最中、いつにも増して強引な桃に尻込みしながらも、ミカンが漏らした桃の秘密を聞いたシャミ子の心に、ある思いが生まれる--

9. 期末テスト!!今日の私は頭脳派まぞく!
桃に認めてもらいたいシャミ子は、頭脳戦で勝とうと期末テストでの勝負を申し込む。思いのほか成績の良い桃に負けまいと必死に勉強に励むシャミ子だったが、本番前日、リリスからある提案が……。果たしてシャミ子は悪魔の囁きに乗ってしまうのか!? そして、ミカンの言う“桃に内緒で付き合ってほしいこと”とは!?

10. ご先祖は進化する!!メガネが映す暗黒部屋
小倉しおんに強引にラボに連れ込まれたシャミ子は、ご先祖様の新しい依代を作ることに。シャミ子が心を込めて作った依代の出来栄えや如何に!?また別の日、調子の悪くなったパソコンを見てもらうため良子を連れて桃の家へと出向いたシャミ子は、桃が魔法少女であることを良子に打ち明ける決心をするのだったが……

11. 夢ドリーム再び!!桃色防衛線を突破せよ
桃の心を開く決意をしたシャミ子は再び桃の潜在意識へと突入する。しかし、そこに居たのは覚醒状態の桃だった。話し合いの末、浮かび上がったシャミ子の家の秘密。鍵は母・清子だと確信し吉田家へと向かう桃。そして、覚悟を決めた清子の口からお父さんの謎が今、明かされる!!

12. 伝えたい想い!!まぞく新たなる一歩!!
自分自身の戦う理由をやっと見つけられたシャミ子は傷心の桃を追いかけ町を奔走する。放っておくと自分の前から居なくなってしまいそうな桃。引き留めるため、シャミ子は桃を探すことを決意する。町を見下ろせる高台で桃を見つけたシャミ子。果たしてシャミ子が桃に語る誘惑の言葉とは--? そして桃の返答は--

投稿 : 2024/07/06
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過去最弱の魔族(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系らしい、ほんわかしたファンタジーギャグ日常系アニメ。

期待値は高くなかったのですが、ギャグがなかなかに面白く、妙な中毒性がありました。

今期(2019夏)のダークホース枠ですかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、ギャグの質が高かったです。

爆発力ある笑いというより、クスりとさせられるギャグの連打。しかも、あったかい。一括返済を却下されるとか、「人を傷つけない笑い」に感心しました。そもそも、「必要最低限しか稼げない呪い」という設定がユニークな上に、「医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げる」という親切具合が絶妙なラインでした。貧乏ネタは、下手すれば人をバカにしたようは不快さが漂うけど、ちゃんと笑える、微笑ましいモノになっていました。

あと、シャミ子の立ち位置。普通なら、ボケキャラだと思う設定ながら、周りが変人ばかりなので、ツッコミにまわっていました。「困りツッコミ」とでも言いたくなるような、微笑ましく笑える秀逸なツッコミキャラ。実はシャミ子が1番常識人だというところが(笑)

それから、シャミ子が「実は巨乳」というのも、なかなかにポイントが高い。そういうアニメじゃないからそこまで押さないけど、ああいうアワアワポンコツ系が、「脱げば凄い」というのは、アリですよね(笑)

ラストの2話は、ややシリアス系というか、ストーリーを追いかけてきました。最初は、「日常系ギャグで通した方が良いのでは?」とも思いましたが、結果、ちゃんと笑えてしっかり感動できる、素晴らしいクオリティに。まさか、語り手が父親だったとは、、、メチャクチャ素敵なオチやん♪

これは、一期でも綺麗にまとまってるし、二期もできる流れだし、素晴らしいね。いやはや、最初に観たとき、ここまでハマるとは思いませんでした♪
{/netabare}

【余談~ シャミ子のレシピで作ってみたw ~】
{netabare}
ちょうど家に材料全部あったんで、10話の「シャミ子風焼きうどん」を作ってみました(笑)

材料「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

細かい分量や手順は示されていないので、映像から読み取れる範囲と、あとは目分量でw

①電子レンジで、冷凍庫うどんを3分解凍。

②めんつゆ+オイスターソース+砂糖+酒の、調味液を作っておく。

②野菜ときのこは一口大に切り、ツナ缶の油は切っておく。
(映像から、調味液にツナの油が浮いていないため、捨てると判断。後でごま油入れるから、油っぽくなりすぎないようにかな?)

③うどん、野菜、きのこ、ツナをフライパンに入れ、ひたひたになるくらい、調味液を入れる。
(正直、この段階でめんつゆやオイスターソースを、しかもあの量入れるのは疑問。でも、なるべく映像通りに。おそらく、水分を飛ばしながら、炒め煮みたいにしていくものと考える。その方が麺に味が染みるからかな? ただ、オイスターソースと合わせること考えると、めんつゆはかなり薄目でOK)

④蓋をしめ、しばらく過熱。
(まあ、この行程もよく分からんが、映像通りに。少し煮込みます)

⑤蓋を開け、強火で炒め、鍋を振り、水分をとばしていく。

⑥水分がとんだら、最後に、ごま油を回しかけ、生姜を入れて完成!

では、実食!

「うむ、ウマイ。ただ、うどんはかなり柔らかめです。煮込みうどんの汁無しって感じかな。味的には、中華と和食の中間、やや中華寄りです。オイスターソース入れたからか、少し煮込んだからか、ちょっととろみが出たのが餡掛けみたいで旨かった。この料理、最後に入れる生姜がポイントですね。グッと味が引きしまりました。絶対に生姜が必要です」

「この料理、何気に考えられているのが、昆布つゆのグルタミン酸、ツナ缶のイノシン酸、きのこ類のグアニル酸と、三大旨味成分がちゃんと入っているところ。さらに、オイスターソース(牡蠣)の風味や旨味も加わるので、非常にバランスが良い。しかも、安い。ツナ缶1つで3人前って考えると、1人前130円くらいかな?」

「ただ、個人的にはやはり、もう少しウドンにはコシがあり、野菜はシャキシャキした方が好きなので、調味液を入れるタイミングはもっと後で良いし、量も少なくて良かったと思います」

結論

「好みはあるものの、アニメで作られる料理の中では、普通に作れる上に、トップレベルにウマイっす♪」
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ユルい日常系かな。ユウコのキャラが見処かな。

2話目 ☆


3話目 ☆3
家事スキル0(笑) ファミレスは必殺技みたい(笑) 魔法少女、良い子♪

4話目 ☆3
あの形状で、あのスイッチで、エロい意味での怪しさしかないんだがw 医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げるて、親切(笑) 後ろ、タコさんに像混ざってる(笑)

5話目 ☆3
一括返済、却下された(笑) メチャ良い子(笑) 兵法書w 尻尾でバレる(笑) 学校のPC教室の活用(笑) シャミ子、意外と巨乳(笑) ドーナッツ型の枕(笑) Aパートだけなら、☆4でも良かったんだけどな。

6話目 ☆


7話目 ☆4
残念な微調整w 酒びたしw 肉なしが貧乏の象徴は、もうないよな。野菜、高いし。オカラと小麦粉なら、小麦粉の方が安くない? 筋肉(笑) ちょろい(笑)

8話目 ☆3
新キャラ、良い子なんか。不器用なフォローw

9話目 ☆3
シャミ子、良い子だな~。ご先祖の小さな叫びw ちゃんと、ご先祖の分、お金払うんだなw

10話目 ☆4
尻尾のつかいかた(笑) テレパシーで丸聞こえ(笑)
ポイントカードまで作ってる(笑) よし、うどん、作ってやろう(笑) いや、りょうちゃん(笑) 顔芸までこなすか(笑) ふわたり銀行のペン(笑)

メモ「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。→昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

11話目 ☆3
少しシリアスというか、ストーリーを見せにきたか。これじゃない感は正直あるけど、まあ、ラスト2話をちゃんとストーリーでまとめようという姿勢自体は好きかな。それはそれ、これはこれ(笑) どんな寝言だよ(笑) 対峙と退治、アンジャッシュネタ(笑) オブラートを諦めないで(笑)

12話目 ☆4
素敵な最終回に、満足。これ以上良い話の闇堕ちもないなw まさか、語り手が父親だったとは、なんて素敵なオチだろう♪
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 38

75.1 2 ドジっ子で変身なアニメランキング2位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (664)
2961人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

原作と脚本と作画三拍子揃った低品質

原作未読で取り敢えず一話を見てみた

意味が、わからない……
クラス転移の経緯がOPで済まされる百錬形式ってのもさることながら、
「錬成師」ってのがどういう職業なのかも、ありふれてるって部分もよくわからない
ついでにいじめも陰謀も描写が一瞬程度だから主人公が闇落ちする理由も薄い
というか時系列が無意味に行ったり来たりしすぎて何を語りたいのか分からない

あらゆるなろう系のなかでもダントツに説明が不十分だし、ダントツに描写自体つまらない
盾みたいに這い上がるのを楽しむんだろうけど、そもそも虐げられる描写が薄すぎてテンプレをなぞる意志しか感じられない
オマケに「錬成!錬成!」とか叫んでるシーンも滑舌が微妙な上に場所のためか録音のためか反響が酷くて「先生!」連呼してるようにしか聞こえない

面白かった点は主人公が異常なまでに現状解説をし続けてくれるところかな
「左腕を食われた!」なんて言ってる場合かよ失血死するやろ!みたいな
「ナカノヒトゲノム」よりずっと実況のクオリティが高いのは思わず笑ってしまった

2話、3話視聴
{netabare}最終話まで2話以降の感想を書く気が無かったけどあまりにもあんまりなので追記
一言で言えば「センスの無さの見本市」

1話でおざなりだった転移の経緯が2話で軽く回想される
まあそのくらいしてくれないと意味不明なだけだしそこは当然
ただ、シナリオの進行上主人公とその他クラスメイトは別行動をとってるわけで、主人公視点の回想じゃないと意味がないだろうと

ダンジョン突入までの主人公の具体的な境遇はカット、転移直後の混乱や職業差別の描写はカット、メインは担任が萌えキャラめいたデザインだってことだけ
1話に登場してない担任の容姿なんざ誰が興味持つんだと
あのデザインだしOPにもでてるんだしどうせヒロイン紹介なんだろうけど、それならせめて主人公視点で回想して、主人公との繋がりを見せろよと
勇者()の道化ぶりと担任のヒステリーだけは伝わったけど、そこに主人公の思考が入らないから主人公の豹変の説明には全くなっていない

というか女キャラが負傷したわけでもないのに何日も眠り続けるとか最早病気だろうと
心労とかそんなのを考慮しても「ショックで何日も意識を失ってました!」なんて有り得るわけないだろうに
というかせっかく挿入した回想ですらこの女キャラと主人公の接点が描かれないから、何日も寝込むようなショックを受ける理由すらあやふやなまま

あとは主人公の行動
各種武器を作れる理由はもう(どうせ理由もないだろうし)気にしないけど、「裏切られたの!」の一言で全部信用するとか有り得ないだろうと
自分自身が裏切られたから同病あい哀れんでってことだろうけど、急激に性格が変貌するような人間不信なのになんで簡単に言い分を信じるんだ?
あれか?裸で金髪で幼女だからか?そのくらい性欲に正直な方がよほど理屈が通るくらいのチョロさ
オマケに強力な吸血鬼を封じるための枷すら簡単に破壊するわけだけど、能力の汎用性高すぎるだろうと
魔物食べただけでそこまで変貌するならそんな職業どこも「ありふれ」て無いだろうと
性格・行動・能力のどこを見ても滅茶苦茶で、どこぞの賢者の孫の方がまだ理解できるレベル

ついでに触れるとお前の故郷どこだよと
自分の故郷の言葉として「月=ユエ」なんて名を吸血鬼に付けたわけだけど、お前の故郷ってのはCCさくらの漫画の中なのか?
そのまま中国語ってことでも良いけど、その場合お前中国人だったのかよっていう疑問すらある
故郷=地球、人類みな兄弟!みたいなグローバル思想でも持ってんのかもしれないけど、お前それなら帰ってきた先がヨーロッパでも帰郷の実感をもてるのかと
銃に名前を付けるくらいの中二病患者だし、発言の一切が雰囲気だけのものって可能性が一番高いのがなによりアホらしい

あとは3話の戦闘全般
吸血鬼のユエはいくら何百年と封じられていたにしても弱すぎるだろうと
最上級魔法があまりにも弱い
弱点を狙ったとは言え、主人公の銃で一撃で倒せる相手に最上級魔法2発撃ってダメージは殆ど無しって…
強大な力を持っているから封じられたにしては弱体ぶりが酷い
新メンバーの強さを示す格好の機会なのに、そこすら見せ場を主人公に譲って仲間は無能として描かれるのは孫と共通する

あとは寄生植物戦
何簡単に吸血鬼が寄生されてるんだと
さっきも言ったけど、お前あまりの強さに封印されたんじゃなかったのかと
オマケに主人公は「魔物を食べてたから耐性が付いてた!」で寄生を無効化するし…
なにが問題って、寄生植物の能力は「魔物を操る能力」なわけで、操られる側の魔物を食べたところで耐性が付くわけがない
ここも、
「主人公は寄生されるけど、吸血鬼は上位種だから操られることなく主人公を助ける」
とすれば武器の威力で勝る主人公と、種族としての基本スペックで圧倒する吸血鬼って差別化ができただろうに
役割分担が出来ないならキャラを増やすなとしか言えない

ついでに作画が酷い
描きにくいだろう部分はざっくりカットして適当に繋ぐ、ちょっとでも動きを見せないといけないものはCGで誤魔化す、そんなんばっかり
主人公に刺さった杭が、抜けたとたんCGになって落ちたのを見たときはさすがに真顔になった
しかも発泡スチロールみたいな軽い動きで跳ねるし…
止め絵できれいに見せかけて、その実作画枚数を極端に削ることに執心してるのが見て取れる

音楽もセンスがない
いや、正確にはお洒落でセンスのある曲なんだけど、この作品には壊滅的に合わない
なんでイキリ主人公がドヤ顔で戦闘するシーンがムーディな曲なんだと
BEMみたいに世界観自体をお洒落にしようとしてるならともかく、そういう要素が皆無なのに曲だけ力を入れてダダ滑りしてる印象
加えて言えば、全編曲の雰囲気を統一すればいいのに、戦闘が終わる直前になると何故か普通のバトルアニメみたいな曲に変化するのも意味不明

あまりにも酷いから吐き出せるだけ吐き出したけど、要するに
脚本の視聴者への配慮の無さ
原作のシナリオの甘さ
作画の作り込みの甘さ
音楽のセンスの乖離
これら諸々が一通り揃ったような出来映え
こう言ってはアレだけど、このアニメで唯一面白いのは雑さの粋を極めたアイキャッチだけだと思う

こんな適当をやって枠をつぶすくらいなら邪魔にならないようOVAでひっそり作ってひっそり消えろと言いたいレベル
{/netabare}

最終話視聴
{netabare}評価については3話視聴時点と特に変更なし
気持ち悪い展開がより重篤さを増したな、という程度
ウサギの追加以降完全にハーレムアニメにシフトしていったけど、ハーレム展開が始まってからのほうがずっとキツかった

スマホ太郎くらい機械的にハーレムを収集する展開なら「馬鹿だなぁ…」と思いつつもまだスルーできる
そもそもスマホ太郎って、あの世界で生活するために繋がりを作って色々やっているからある意味ハーレムを作ろうが問題ないところがあるし
ただ、この作品の場合最終目標が「故郷(地球)に帰る」なわけで、そんなとこに化け物集団を引き連れるなんて控えめに言ってもアホかと
吸血鬼はまだ見た目に問題がないからともかく、ウサギ人間なんて即通報モノじゃないのかと

というかそういう諸々を全部無視したとしても、あのハーレムの作り方は本当に気持ち悪い
主人公が「好きなやつがいる」って言ったそばから「それでも良いからハーレムに加入する!」で主人公がやれやれ顔するって…
「俺は止めたのに女から寄ってきちゃうよーモテて困るわー」って普通に考えると気持ち悪いし最高にかっこ悪いと思うんだけど
主人公・ヒロインの性格や振る舞いも含めて作者の性癖披露会の場にしかなってない

あと、同級生ヒロインへの義理立てだけが目的で馴れ合うつもりが無いって言うなら義理立てを済ませたあとはサッサと帰れよと
同級生相手にマウントとってイキって悦に浸るためだけに同級生とのんびり帰るって思い切り馴れ合う気満々だろうと
「関わりたくないけど優しいから関わっちゃったーやれやれ強い俺ってば頼られて辛いわー」だけで最終話を終えるとかどういう神経してんだか

主人公の性格があまりにも場面ごとに一致せず、言行に一貫性がなく、そのくせ自尊心ばかり大きいのは純粋に不快
その点話はグチャグチャだけどストレスが溜まることがないだけチート魔術師のが若干マシだった
{/netabare}

そういうえば二期が決まったんだとか
どういう神経していればこれの二期なんかやるんだろうと思ったけど、最終話を見て納得した
これ、戦闘シーンがほぼ動かないから作画枚数殆ど要らないんだわ
基本は止め絵で、動くシーンはキャラが一人でクルクル回る場面くらい
あとはカットの切り替えで動きは全部省略
おかげでお絵かきして色塗りパパっと済ませるだけで寄ってたかって「作画綺麗!」って褒めてもらえる
そういうコストの安さと引き込んだ声優のラインナップで視聴者を釣り上げて、中身がどんな汚物でも評価してもらえるってことなんだと思う

投稿 : 2024/07/06
♥ : 14
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

いつもの

1話感想{netabare}
なんかおっかなびっくり状態で前情報はなるべく入れずにアニメを視聴。
「ありふれた~」って言うから農家かな?と思ったら全然違ってた。
どこがありふれた職業なんだろう?

まぁそんなことよりもですよ、よしもときんじ+アスリードじゃねーか!
よ し も と き ん じ じゃねーか!!!!(二度目)
うっわこれズルい、「あははこの人じゃしょうがないw」と何やっても許せちゃう監督じゃん。
アームス(アニメスタジオ)はやってるんだかやってないんだか分からん状態だし、アスリードってポストアームスよね、これも文句言いにくいw
ってかそういう文句言われにくいスタッフを選んだ?(言われにくいというか、言い疲れちゃったというか…ISUCAとかsin七つのナントカとか)
あいや、“勇しぶ”は結構マトモだったと思うけどね。
さすがにアニメ業界も手を打ってきてる…のか?
“バルキサス”の流れから考えると適任だったりして。

ってことでカット割りがおかしいのはいつものことです、もう監督の名前見た時点で諦めるしかない。
むしろ乳首出なかった方が異常にすら思えるw今後出るのか?(出ても光ってるけど)
レベルアップってそういうことじゃない…そもそも「経験値ってナニ?」ってとこから説教かましたいけどそれはよしもときんじも分かってるでしょう。
まだ始まったばかりであまり言うことも無いけど、コッソリ梅津泰臣が参加するなんてこと、ないかなー?
…ってかアームスって今どうなってんの?{/netabare}

5.5話までの感想{netabare}
えっ、このタイミングで総集編!?
リアルの事件に配慮してってことではないっぽい。
しかも監督がよしもときんじって…これはどうしても“sin七つの大罪”を浮かべてしまうんだけど…あっちは4話と10話の後に総集編や特番だったか。
そのうち声優にボーリングやビリヤードやらせるのかな?…アートランド…うっ頭が。
いやまぁこういうのって経営?が悪くて監督に責任あるかどうか不明だけどね。
作画崩壊で有名な“いもいも”は監督が制作の社長なので言い逃れできないけど、よしもときんじは経営に首突っ込んでるのかね?
ひょっとして「ヤバい案件」の請負人だったりして?

ところでどれだけの方が“sin七つの大罪”を全話見たんだろう?
シリ構は別だけどやっぱり似通ってる部分はあって、分かりづらさというか表現のヘンチクリンさはどっこいどっこい。
ここに文章投稿してる方…そうでなく人と会話するだけでも「果たしてこっちの言わんとしてることは相手にちゃんと伝わってるかな?」ってのは気にすると思うのだけど、よしもときんじはどうにもそれが、変。
必要なカットが足りてなくていちいち脳内補完が必要で、それでもsinは「毎回新悪魔の紹介してけばいい」という大雑把な条件をこなして一応サマにはなってた。
が、こっちは…うわぁい。

と、ちょいと気になって更に調べてみたら、監督よしもときんじ作品には鈴木雅詞がシリ構やってる作品が多いみたい。
先のsinもシリ構じゃなくてメインライター名義だけど組んでる、ああ全然気にしてなかった…。
それ誰?というと空鍋で有名な“シャッフル”や“GIFT”の人…“みなみけおかわり”の方が有名?
キャラを闇堕ちさせるのが持ちネタみたいで、以前やってた“ロードオブヴァーミリオン”も作品としてはイマイチだったけど、今改めて思うと「全キャラ初期段階から闇堕ち状態(頭のおかしい不愉快なヤツしか居ない)」ってコンセプトなのだとしたら徹底してたなぁ、と。
この作品にうってつけじゃん!と思うのだけど、よりによって別の人…な、なんでー?
ってことで、鈴木雅詞がシリ構やってたらもうちょい見れたモンになってたんじゃないかなー?と思うとちょっと残念。

あーそうそう内容についてだけど、総集編やったお陰で話が理解できた気分。
最初からこの展開・時系列順で本編やれば良かったのに…と思わなくもない。
逆に時系列ゴチャゴチャいじくってたのはキャラの性格に一貫性がなくて矛盾が生じるのを誤魔化すためだと思うのだけど、総集編をやったせいで暴いてしまったような?
い、いいのかこれ?{/netabare}

6話感想{netabare}
うわぁ、このウサギのノリは…“サムライブライド”のカネツグや“sin七つの大罪”のレヴィアタンだ。
何度か別の作品の感想で書いてるけど「残念キャラ」が自爆かますネタは嫌いじゃないのだけど、それが行き過ぎてキャラいじめになってるアレ。
ウザいを通り越して「なんでそこまで不快に描いちゃうのよ」と、見てるこっちが頭抱えたくなるアレ。
sinに関しては↑で散々挙げてる通りスタッフが一部一緒だし分からんでもないが、サムライブライドは…アームス繋がり?え、ここで!?
なんでこう行き過ぎたキャラいじりをやってしまうんだろう、これに関しちゃ原作関係なくアニメ制作側のやらかしだと思うのだが。{/netabare}

最終回感想・総評{netabare}
いつものよしもときんじ。
絵描き上がりの監督…特にバイオレンス&エロスをメインとした人、梅津やバリの延長線としてはこんなもんかと。
だからといって評価甘くする気も無いのだけど、アームス・TNK・アスリード辺りはもう「こういう作風」として確立してると思った方が気が楽かと。
そうさねぇ、一騎当千とクイーンズブレイドとハイスクールD×Dを全部と、ついでにサムライガールズ・ブライドとsin七つの大罪と閃乱カグラ東京妖魔編も見れば「いつも通りっスね」で殊更に批判するのもバカバカしくなるというか。
(一騎当千に関してはシアの声が浅野真澄に聞こえて仕方無いのも手伝ってるかも?)
1話の意味不明さも“プリズムアーク”(監督:バリ)に比べれば生っちょろいし、説明の下手さも“弁魔師セシル”(監督:梅津)の有罪判決後の扱いの表現に比べれば全然マシ。
むしろ上記の一連の作品群の中ではWHITE FOXの力か作画良い方だったりするもんだから、これまた余計に酷評しづらい。
敢えて言えば「乳首シーン無いじゃん」って方のが気になる、というか評判悪いのは乳首が無いから?とさえ思えて来たり。
いわゆるお色気アニメとしては及第点だけどそこからお色気を抜いた感じで、果たしてそれで何が残るの?と言われるとなんとも言葉に詰まる。
あと同期に“異世界チート”が放送されてたのも大きいかなぁ、あっちは「まともに“アニメーション”を作る気はありません」って態度で、それに比べれば大分マシ。

内容に関してはハイDと良い勝負かと。
おっぱいおっぱい煩かったのを「ふっ」に置き換えて、部長一筋だったのを子猫一筋にした感じ。
但しやっぱりミュウはキモいね、SAOのユイか“盾の勇者”のフィーロと同じ声優使ったら逆にウケたんだがさすがに避けた?
ってかよしもときんじ監督作品だと小倉唯って“機巧少女~”の小紫や“sin七つの~”のバブやってて結構馴染みがある感じ、一方日笠はどこにでも居る感じ。
そうそう、それと同期放送の“コップクラフト”に川村敏江が居てビビったんだけど、こっちでも9話で関わってるらしいのだがそれは驚かななかった。
“ロードオブヴァーミリオン”の鈴木雅詞繋がりか、普通によしもときんじが顔広そうなので。
でもってこれ以上の内容については二期を見てからかな~?
二期決定といっても別にアニメの評判が良くて決定したんじゃなくて最初から決まってたことでしょ、BD発売決定ってのと同じ。{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 16

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

つまらないけど、一応最後まで見る

虐げられるところとか迷宮から脱出する過程とか割と大事なところをあっさり流しているせいなのか、全体的に構成が微妙で話がよく分からない。つまらない。それでいて、無駄な好奇心から最後まで見てしまう。
むしろ、原作を改悪しているのでは?わざと面白くないように作っている気がする。同じ時期にやってた異世界~も一緒な気がする。
制作側からの挑戦だね。←一体どこに対して?

自宅のエアコンつけたら、ゴキブリが落ちてきて頭からその光景が離れない。そのせいでつまらないと感じたんだろうな。いや、絶対違うな。でも、どこが具体的に面白くなかったか指摘できるほど見てない。割と流し見だったから、フィーリングの問題か。登場人物がごちゃごちゃしているような。そこかなあ。
それでいて、2期決定とはやりますねぇ!!

楽曲と声優は一応評価できる。

OP
FLARE 歌 Void_Chords feat.LIO
ED
ハジメノウタ 歌 DracoVirgo


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい--!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす--。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!--そして、少年は“最強”を超える。

1. 第1話 奈落の底の化け物
クラスメイトと共に異世界へ召喚された”いじめられっ子”の少年・南雲ハジメはクラスメイトの裏切りにより、迷宮の奈落へ突き落とされてしまう。奈落に潜む魔物に襲われ、必死に逃げるハジメ。しかし、錬成師という地味な能力では太刀打ちできるはずもなく、重傷を負ってしまう。異世界でも最弱の彼は心身共に絶望の淵に立たされ--。

2. 第2話 パンドラの箱
「邪魔するものは誰であろうと必ず殺す」--生きて帰るため、そう誓ったハジメ。変貌を遂げ、強化された能力で錬成した武器・ドンナーを使って、次々と魔物を倒しては喰らい、自らをさらに強化していく。一方、香織はハジメを失った現実を受け入れられないでいた。そして、迷宮を突き進むハジメは、異様な雰囲気を持つ扉を見つける。

3. 第3話 黄金の吸血姫
運命的な出会いを果たしたハジメと吸血鬼の少女・ユエ。突如魔物の強襲を受ける二人だが、ハジメの強化された力とユエの吸血鬼の力を合わせて退ける。お互い”裏切られた”者同士、信頼を築き始める二人。そして、地上への道が迷宮の最深部にある可能性をユエから教えられたハジメは、さらに迷宮の奥へと進んでいく。

4. 第4話 最奥のガーディアン
襲ってくる魔物を倒し、ついにオルクス大迷宮の最深部100階層に到達したハジメとユエ。そこで待ち受けていたのは、六つの頭と長い首を持ち、赤黒い目と鋭い牙を備えた巨大な化け物・ヒュドラだった。二人は錬成した武器と魔法を駆使するも、苦戦を強いられる。そんな中、ハジメはヒュドラの不意を突いた攻撃からユエを庇い--。

5. 第5話 反逆者の住処
ヒュドラとの戦いで気を失ったハジメは、見知らぬ場所で目を覚ます。ユエに尋ねると、戦闘後、「反逆者の住処」と呼ばれる場所への扉が開いたのだという。二人は地上への道を探すため、辺りを散策し始める。一方、訓練を経て強くなった香織たちは、ハジメを失ったオルクス大迷宮65階層に到達し--。

6. 総集編 オルクス大迷宮
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、「錬成師」というこの世界では地味な能力に加え、訓練で向かったオルクス大迷宮であるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落の底に突き落とされてしまう。絶望の淵のなか、ハジメは吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす。

7. 残念なウサギ
オルクス大迷宮からユエと共に地上へ帰還したハジメ。しかし、喜びも束の間、何やらワケありな兎人族の少女・シアと出会い、一族の危機を救ってほしいと依頼される。次の大迷宮攻略のヒントになると考えたハジメたちは彼女の依頼を受けることに。一行はシアの故郷・ハルツィナ樹海へ向かうことになったのだが--。

8. ライセン大迷宮
新たにシアを仲間に加えたハジメたちは、迷宮があると噂されるライセン大峡谷を訪れる。偶然にも迷宮の入り口を発見し、攻略に挑むハジメたち。しかし、かなり曲者な迷宮の主、ミレディ・ライセンが仕掛けたトラップに苦しめられてしまう。数々の罠を潜り抜けた先でハジメたちを待ち受けていたものは--。

9. 過去との再会
ライセン大峡谷の迷宮を攻略したハジメたちは、商業都市フューレンを訪れる。街の冒険者ギルドから、北の山脈地帯で行方不明となった冒険者の捜索を依頼されたハジメ。一行は捜索に向かう途中、湖畔の町・ウルに立ち寄る。そこでハジメはオルクス大迷宮で離ればなれとなったクラスメイトたちと予期せぬ再会を果たす。

10. 黒竜を穿つ者
冒険者捜索のため、クラスメイトや愛子先生と行動を共にすることになったハジメたち。一行は、ギルドの情報をもとに北の山脈地帯に向かう。ハジメたちはそこで魔物による破壊の跡と、かろうじて生き延びていた冒険者ウィルを発見する。話を聞くと、漆黒の竜に襲われたという。その日の夜、ハジメたちの前に巨大な黒竜が現れ--。

11. 女神の剣
美しき竜人族の女性・ティオから、ハジメたちはウルの町が魔物の大群に襲われる危機にあることを知らされる。魔物と戦う準備に取り掛かるハジメは、その仕上げとして、住民たちの前で愛子を豊穣の女神として祀り上げる。戸惑う愛子であったが、住民たちの士気は高まっていく。そして遂に、魔物の群れとの戦いが始まる。

12. 化け物たちの休日
魔物の大群に勝利したハジメたちは、ウィルを送り届けるため、フューレンの街に帰還する。愛子を救ったシアへのお礼も兼ねて、ハジメは二人でフューレンの観光区へデートすることに。デートの途中、地下から人の気配を感知したハジメは、シアと下水道を調べてみることに。そこには薄汚れた海人族の女の子・ミュウがいて

13. 忍び寄る影
ミュウを救ったハジメたちはイルワの手紙を届けるため、宿場町ホルアドのギルドを訪ねる。そこへ、必死な形相をしたクラスメイトの遠藤浩介が現れる。遠藤は迷宮で魔人族に襲われた仲間たちを救うため、助けを呼びに地上へ戻ってきたのだという。ハジメは実力を知った遠藤に、協力を求められるが--。

14. 無能の無双
女魔人族・カトレアに苦戦する香織たちの前に姿を現した白髪眼帯の少年。それはかつて迷宮の奈落に落ちて死んだと思われていたクラスメイト・南雲ハジメだった。それぞれのクラスメイトがさまざまな感情を抱くなか、かつて無能の烙印を押されたハジメが圧倒的な力で魔物たちを蹂躙していく--。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

71.1 3 ドジっ子で変身なアニメランキング3位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (264)
1564人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ヒロインのお姉さんキャラからママキャラへの“変身”が一番印象的でした。

同じく'90年代の『なかよし』連載少女マンガ原作の大ヒット作『カードキャプターさくら』のヒロイン(木之本桜)が7歳年上の兄もちの典型的な“妹”キャラだったのに対して、本作のメイン・ヒロイン(月野うさぎ)は3歳年下の弟もちの典型的な“姉”キャラだったんですね。

まあ本作の場合は、“弟”の方は非常に影が薄くて、第1期の初め以外は余り活躍の場がなく、第2期の途中以降は月野家に居候することになったヒロインの“妹分(※実は・・・)”にすっかり喰われて登場機会すらほとんど無くなってしまうのですが笑。

そして、その“妹分”は第4期に入るとメイン・ヒロインっぽくなってしまうとともに、本来のヒロインの方は“姉キャラ”から更に“ママキャラ”に進化してしまう・・・という(※劇場版『劇場版SuperS 9戦士集結』に顕著です)。

・・・って、内容をちょこっと書き出しただけなのに、何だか本当に凄い展開ですね笑。


◆視聴アドバイス

原作マンガの連載開始が1992年2月、TVシリーズ放送開始が1992年3月というから、第1期はもう26年も前の作品ということで、作画や演出は流石に古臭いです(因みにシナリオもかなり冗長です)。

そして放送当時、爆発的なヒットを記録したアニメの方は、5期200話+劇場版4本という長寿シリーズとなった後、1997年2月にTVシリーズ終了(原作マンガも同年3月に完結)。
しかしその後も、TVシリーズをベースにしたミュージカル上演や原作マンガをベースにした実写TVドラマの制作が断続的に行われ、2014年からは原作マンガのシナリオをベースにしたアニメ・リメイク作『美少女戦士セーラームーンCrystal』の制作が始まって、現在もその第4期「デッド・ムーン編」 (劇場版前後編)の制作が進行中・・・。

・・・ということで、旧作の方を今から新規で視聴してみよう、という猛者には別に何もいうことはありませんが、この名前だけは誰でも知っている超有名シリーズを自分も少しは齧(かじ)ってみよう、と思っている方には、この際思い切ってリメイク作の方を先に視聴して観ることを強くお勧めします(※作画・演出が良いことに加えて、原作マンガに準拠した第3部完結まで(全39話)のシナリオに全く無駄がなくサクサク視聴が進むはず)。

そして、そのうえで、更に旧作の方も見たくなったら、あとは気の進むままに視聴していけばいいと思います。
作品内容については、新作の方のレビューに詳しく書いているので、以下は、旧作の纏まらない「雑記帳」として上げておきます。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ        武内直子(『なかよし』1992年2月-1997年3月連載)
シリーズディレクター  佐藤順一(無印・R途中)、幾原邦彦(R途中・S・SuperS)、五十嵐卓哉(セーラースターズ)
シリーズ構成       富田祐弘(無印・R・S)、榎戸洋司(SuperS)、山口亮太(セーラースターズ)
脚本            富田祐弘、柳川茂、隅沢克之、杉原めぐみ、榎戸洋司、山口亮太、吉村元希、神戸一彦、前川淳
キャラクターデザイン  只野和子(無印・R)、伊藤郁子(S・SuperS)、爲我井克美(セーラースターズ)
音楽            有澤孝紀
アニメーション制作   東映動画{/netabare}


◆作品別評価

◇1.『美少女戦士セーラームーン』TVシリーズ期別評価
{netabare}
(1) 無印         ☆ 3.7 (1992年3月-) (計46話) (ダーク・キングダム編)
(2) R           ☆ 3.6 (1993年4月-) (計43話) (魔界樹編、ブラックムーン編)
(3) S           ★ 4.1 (1994年4月-) (計38話) (デス・バスターズ編)
(4) SuperS       ☆ 3.5 (1995年3月-) (計39話) (デッドムーン編)
(5) セーラースターズ ☆ 3.8 (1996年3月) (計34話) (ネヘレニア復活編、シャドウ・ギャラクティカ編){/netabare}
----------------------------------------------------------------
 総合評価    ☆ 3.7 (1992年3月-97年2月) (全200話)

※このようにTVシリーズは、第3期(S)がダントツで面白く、だいぶ離れて最終作(セーラスターズ)、そして第1期(無印)の順に評価が高くなりました。

◇2.『劇場版 美少女戦士セーラームーン』作品別評価
{netabare}
(1) 劇場版R        ☆ 3.7  (1993年12月)
(2) 劇場版S かぐや姫の恋人 ☆ 3.7  (1994年12月)
(3) 劇場版SuperS 9戦士集結 ★ 4.3  (1995年12月)
(4) 劇場版SuperS外伝 亜美 ☆ 3.6  (1995年12月) ※(3)と同時上映{/netabare}
----------------------------------------------------------------
 総合評価         ☆ 3.8   (計4作)

※劇場版は、第3作が最も印象に残りました(残り3つは可もなく不可もなく)。


◇3.リメイク作『美少女戦士セーラームーンCrystal』期別評価
{netabare}
(1) 第1期   ★★ 4.5 (2014年4月) (14話) (ダーク・キングダム編)
(2) 第2期   ☆   3.8 (2015年2月) (12話) (ブラックムーン編)
(3) 第3期   ★   4.3 (2016年4月) (13話) (デス・バスターズ編){/netabare}
---------------------------------------------------------
 総合評価  ★   4.3         (計39話) 


◆主要キャラ一覧(敵キャラは除く)

※とにかく長大な作品なので、初心者は視聴を始めるに当たって、善玉キャラであるセーラー戦士とその仲間たちだけでも予め名前と人数を把握しておくと便利です。

◎セーラー戦士(無印で登場)
{netabare}
(1) 月野うさぎ (セーラームーン(月) / プリンセス・セレニティ / ネオ・クイーン・セレニティ) ※主人公、第1話で覚醒
(2) 水野亜美 (セーラーマーキュリー(水星)) ※第8話で登場
(3) 火野レイ (セーラーマーズ(火星))     ※第10話で登場
(4) 木野まこと (セーラージュピター(木星))  ※第25話で登場
(5) 愛野美奈子 (セーラーヴィーナス(金星)) ※第33話で登場{/netabare}

◎セーラー戦士のサポート役(無印で登場)
{netabare}
(1) 地場衛 (タキシード仮面 / プリンス・エンディミオン / キング・エンディミオン、月影の騎士)
(2) クイーン・セレニティ
(3) ルナ
(4) アルテミス{/netabare}

◎セーラー戦士(Rで登場)
{netabare}
(1) ちびうさ (セーラーちびムーン / ブラック・レディ) ※第60話で登場
(2) 冥王せつな (セーラープルート(冥王星)) ※第75話で登場{/netabare}

◎セーラー戦士(Sで登場)
{netabare}
(1) 海王みちる (セーラーネプチューン(海王星)) ※第90話で登場
(2) 天王はるか (セーラーウラヌス(天王星)) ※第90話で登場
(3) 土萠ほたる (セーラーサターン(土星)) ※第111話で登場{/netabare}

◎セーラー戦士のサポート役(SuperSで登場)
{netabare}
(1) ダイアナ{/netabare}

◎セーラースターズとその仲間(セーラースターズで登場)
{netabare}
(1) 星野光 (セーラースターファイター)
(2) 大気光 (セーラースターメイカー)
(3) 夜天光 (セーラースターヒーラー)
(4) ちびちび (セーラーちびちびムーン)
(5) 火球皇女{/netabare}


◆各話タイトル&評価(TVシリーズ)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======= 美少女戦士セーラームーン (無印) (1992年3月-1993年2月) ======

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ダーク・キングダム編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 - - - - - OP「ムーンライト伝説」、ED「HEART MOVING」 - - - - -
{netabare}
第1話 泣き虫うさぎの華麗なる変身 ★ セーラームーン誕生(月野うさぎ)、タキシード仮面登場
第2話 おしおきよ!占いハウスは妖魔の館 ☆
第3話 謎のねむり病、守れ乙女の恋する心 ★ ジェダイトのラジオ放送にうさぎ乱入笑
第4話 うさぎが教えます!スリムになる法 ☆
第5話 妖魔の香り!シャネーラは愛を盗む ☆ 
第6話 守れ恋の曲!うさぎはキューピッド ☆
第7話 うさぎ反省!スターの道はきびしい ☆
第8話 天才少女は妖魔なの?恐怖の洗脳塾 ★ セーラーマーキュリー誕生(水野亜美)
第9話 うさぎの災難!あわて時計にご用心 ☆ 
第10話 呪われたバス!炎の戦士マーズ登場 ★ セーラーマーズ誕生(火野レイ)
第11話 うさぎとレイ対決?夢ランドの悪夢 ★ ※三人娘のコメディが◎
第12話 私だって彼が欲しい!豪華船のワナ ★ ※同上
第13話 女の子は団結よ!ジェダイトの最期 ☆
第14話 新たなる強敵、ネフライト魔の紋章 ☆ 
第15話 うさぎアセる!レイちゃん初デート ★ 元基(ゲーセン兄貴)と衛が大学の同級生と判明
第16話 純白ドレスの夢!うさぎ花嫁になる ☆
第17話 モデルはうさぎ?妖魔カメラの熱写 ☆ 
第18話 進悟の純情!哀しみのフランス人形 ☆ うさぎの弟(進悟(小学5年))のエピソード
第19話 うさぎ感激!タキシード仮面の恋文 ★ なる&ネフ関係始まり、「遠い昔の記憶」初出
第20話 夏よ海よ青春よ!おまけに幽霊もよ! ☆
第21話 子供達の夢守れ!アニメに結ぶ友情 ☆
第22話 月下のロマンス!うさぎの初キッス ★ D国大使館の仮面舞踏会
第23話 流れ星に願いを!なるちゃんの純愛 ★ ※演出の粗雑さは残念×
第24話 なるちゃん号泣!ネフライト愛の死 ★ 
第25話 恋する怪力少女、ジュピターちゃん ★ セーラージュピター誕生(木野まこと)、虹水晶と妖魔7人衆
第26話 なるちゃんに笑顔を!うさぎの友情 ☆{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「プリンセス・ムーン」 - - - - - - - -
{netabare}
第27話 亜美ちゃんへの恋!?未来予知の少年 ☆ ※OP映像のセーラー戦士が5人に
第28話 恋のイラスト、うさぎと衛が接近? ☆ 
第29話 大混戦!グチャグチャ恋の四角関係 ☆ まことの片恋、元基(ゲーセン兄貴)の恋人
第30話 お爺ちゃん乱心、レイちゃんの危機 ☆ 
第31話 恋されて追われて!ルナの最悪の日 × ※脚本が安直
第32話 海野の決心!なるちゃんは僕が守る ☆ ルナの打ち明け(月の王国からの使者、月のプリンセスと出遭う必然)
第33話 最後のセーラー戦士、ヴィーナス登場 ★ 偽Sムーンの罠、愛野美奈子(セーラーヴィーナス)参上
第34話 光輝く銀水晶!月のプリンセス登場 ★★ 二人の身バレ、プリンセスの目覚め
第35話 よみがえる記憶!うさぎと衛の過去 ★ 前世(シリバーミレニアム、騒乱、転生)
第36話 うさぎ混乱!タキシード仮面は悪? ☆ 囚われのエンディミオン、謎の豹変(タキシード仮面)
第37話 めざせプリンセス?うさぎの珍特訓 ☆
第38話 雪よ山よ友情よ!やっぱり妖魔もよ ★ タキシード仮面の謎の行動
第39話 妖魔とペア!?氷上の女王まこちゃん ☆ 
第40話 湖の伝説妖怪!うさぎ家族のきずな ☆ うさぎ一家の温泉旅行、オルゴールの記憶、太古の妖怪
第41話 もう恋から逃げない!亜美と衛対決 ☆
第42話 Sヴィーナスの過去、美奈子の悲恋 ☆ クイン・メタリア復活間近、セーラーVの英国の友人
第43話 うさぎが孤立?S戦士達の大ゲンカ ☆ ※脚本・作画・演出とも年代相当の粗雑さ×
第44話 うさぎの覚醒!超過去のメッセージ ★ クイン・セレニティとの対面、前世の記憶回復(王国壊滅、転生) ※同上×
第45話 セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦 ★ 極地へ、対DDガールズ戦 ※有名なセーラー戦士続々死亡回
第46話 うさぎの想いは永遠に!新しき転生 ★★ ダーク・キングダム本拠戦、エンディミオン死亡、銀水晶の力の解放、転生と記憶の喪失{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)17、☆(並回)26、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.7

◇視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
作画・演出は年代相当に古臭いけど、中学2年の主人公(ヒロイン)がアホ可愛くて割と好印象。
・第10話視聴終了時点
ようやくOPで初回から出ていた三人娘(うさぎ・亜美・レイ)が揃って以降のコメディが格段に面白くなる。
・第34話視聴終了時点
ドラマチック展開で初の★★評価(優秀回)。
・第46話(第1期の最終話)視聴終了時点
うさぎのセリフが結構グッとくる(2度目の★★評価)。
作画・演出の悪さを乗り越えてのこの感動はやはり凄いと思う。{/netabare}


※1年前に時間が巻き戻って、うさぎ中学2年の4月(桜の季節)

========= 美少女戦士セーラームーン R (1993年4月-1994年3月) ========

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 魔界樹編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
{netabare}
第47話 ムーン復活!謎のエイリアン出現 ☆ 謎の転校生、うさぎ記憶回復
第48話 愛と正義ゆえ!セーラー戦士再び ☆ セーラー戦士4人の記憶回復
第49話 白いバラは誰に?月影の騎士登場 ☆ 謎の騎士登場
第50話 うさぎの危機!ティアラ作動せず ☆ 
第51話 新しき変身!うさぎパワーアップ ☆ クイン・セレニティとの再会(銀水晶再取得)
第52話 狙われた園児!ヴィーナス大活躍 ☆ セーラーV活躍回
第53話 衛とうさぎのベビーシッター騒動 ★ 
第54話 文化祭は私のため!?レイ女王熱唱 ☆ 
第55話 月影は星十郎?燃えるまこちゃん ☆ 
第56話 衛のキス奪え!アンの白雪姫作戦 × ※脚本・作画・演出とも残念
第57話 放課後にご用心!狙われたうさぎ ☆ 
第58話 すれちがう愛の心!怒りの魔界樹 × 魔界樹暴動 ※脚本・作画・演出とも残念
第59話 めざめる真実の愛!魔界樹の秘密 × 騎士の正体、衛の記憶回復 ※同上{/netabare}

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ブラックムーン編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
{netabare}
第60話 天使?悪魔?空から来た謎の少女 ★ ちびうさ登場、アヤカシ4姉妹長女コーアン来襲
第61話 うさぎ大ショック!衛の絶交宣言 ★ 未来都市クリスタル・トーキョー、ちびうさ抹殺指令
第62話 戦士の友情!さよなら亜美ちゃん ☆ 亜美のドイツ留学話
第63話 女は強く美しく!レイの新必殺技 ☆ 火川神社の巫女さんアルバイト回
第64話 銀水晶を求めて!ちびうさの秘密 ☆
第65話 恋の論争!美奈子とまことが対立 ☆
第66話 うさぎの親心?カレーな三角関係 ☆ 
第67話 海よ島よバカンスよ!戦士の休息 ☆
第68話 ちびうさを守れ!10戦士の大激戦 ★ ブラックムーン・ルベウス&アヤカシの4姉妹vs.セーラー戦士
第69話 目覚めよ眠れる美少女!衛の苦悩 ☆ 自暴自棄のうさぎ、うさぎを避ける衛の謎
第70話 愛の炎の対決!マーズVSコーアン ☆ ルベウスのコーアン切捨て 
第71話 友情のため!亜美とベルチェ激突 ★ ※「アヤカシの四姉妹の面汚しよ」
第72話 非情のルベウス!哀しみの四姉妹 ★ 
第73話 UFO出現!さらわれたS戦士達 ★ 
第74話 ルベウスを倒せ!宇宙空間の決戦 ☆  
第75話 謎の新戦士セーラープルート登場 ★ 時空の扉の守護者(冥王せつな)、ちびうさの心の世界へ
第76話 暗黒の魔力!エスメロードの侵略 ☆ うさぎケーキやけ食い回
第77話 想いは同じ!うさぎと衛の愛再び ☆ ※マンネリ展開が続く
第78話 ヴィーナス美奈子のナース大騒動 ☆
第79話 アルテミスの冒険!魔の動物王国 ☆
第80話 恐怖の幻影!ひとりぼっちの亜美 ☆
第81話 暗黒ゲート完成?狙われた小学校 ☆ ちびうさの小学校転入・未知のパワー発動
第82話 未来への旅立ち!時空回廊の戦い ★ ※ようやく話が大きく動く
第83話 衝撃の未来!デマンドの黒き野望 ★ 30世紀のクリスタルトーキョー、暗黒惑星ネメシスのブラックムーン来襲 ※急展開で面白いが脚本自体は稚拙×
第84話 ワイズマンの魔の手!ちびうさ消滅 ★ 魔道師ワイズマンの謀略
第85話 暗黒の女王ブラックレディの誕生 ★ 再び20世紀の東京へ
第86話 サフィール絶命!ワイズマンの罠 ☆
第87話 愛と未来を信じて!うさぎの決心 ★ プリンス・デマンドの離反
第88話 光と闇の最終決戦!未来へ誓う愛 ★ ※脚本自体は大味×
第89話 うさぎ達の決意!新しき戦いの序曲 ☆ ※R総集編+新シリーズ(S)のPV{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)14、☆(並回)26、×(疑問回)3 ※個人評価 ☆ 3.6

OP「ムーンライト伝説」
ED「乙女のポリシー」


◇視聴メモ
{netabare}
・第2期の序盤(魔界樹編)は、原作マンガには一切ないオリジナルエピソードだが、脚本・作画・演出とも拙劣さが目立って流石に視聴を続けるのに忍耐が必要でした(この部分のみの個人評価 × 3.3 くらい)
・ちびうさ登場以降(ブラックムーン編)は、まあまあ見られる展開に。{/netabare}


※うさぎ中学3年の4月(桜の季節)

========= 美少女戦士セーラームーン S (1994年3月-1995年2月) ========

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ デス・バスターズ編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 - - - - - OP「ムーンライト伝説」、ED「乙女のポリシー」 - - - - -
{netabare}
第90話 地球崩壊の予感?謎の新戦士出現 ★ うさぎ中3進級、ダイモーン来襲、火野レイ大ピンチ
第91話 愛のロッド誕生!うさぎの新変身 ★ デスバスターズの目的、うさぎの新ロット出現{/netabare}

 - - - - - - OP(変わらず)、ED「タキシード・ミラージュ」 - - - - - -
{netabare}
第92話 素敵な美少年?天王はるかの秘密 ★ はるか&みちる(高1)本格登場
第93話 うさぎの憧れ!優美な天才みちる ★ はるか&みちるの使命
第94話 純な心を守れ!敵味方三つ巴乱戦 ☆ 宇奈月ちゃんのピュアな心の結晶
第95話 恋のおたすけはムーンにおまかせ ☆ 珍しい一般人メイン回(海野君&なるちゃん)
第96話 冷酷なウラヌス?まことのピンチ ★ 木野まことのピュアな心大ピンチ
第97話 水のラビリンス!ねらわれた亜美 ☆ 水野亜美のピュアな心大ピンチ
第98話 友達を救え!ムーンウラヌス連合 ☆ ネプチューン大ピンチ
第99話 男の優しさ!雄一郎、レイに失恋? ☆ 
第100話 S戦士をやめたい!?美奈子の悩み ☆ 愛野美奈子大ピンチ
第101話 うさぎ涙!誕生日にガラスの靴を ★ うさぎ大ピンチ、タリスマン出現か?
第102話 奪われた純な心!うさぎ絶体絶命 ★ 続き、タキシード仮面大ピンチ、カオリナイト敗北
第103話 やって来たちっちゃな美少女戦士 ☆ ちびうさ再登場
第104話 友達を求めて!ちびムーンの活躍 ☆
第105話 力が欲しい!まこちゃんの迷い道 ☆ 
第106話 運命のきずな!ウラヌスの遠い日 ★ はるか&みちるの出遭い
第107話 芸術は愛の爆発!ちびうさの初恋 ☆ 天才芸術少年との恋
第108話 うさぎのダンスはワルツに乗って ☆
第109話 衝撃の刻!明かされた互いの正体 ★ 美奈子のピュアな心、セーラー7戦士身バレ
第110話 ウラヌス達の死?タリスマン出現 ★ 冥王せつな再登場、みちる&はるかのタリスマン
第111話 聖杯の神秘な力!ムーン二段変身 ★ 3番目のタリスマン、聖杯出現、ユージュアル死亡、土萠ほたる登場
第112話 真の救世主は誰?光と影のカオス ★ 沈黙のメシア、ほたるとちびうさの出遭い 
第113話 妖気漂う家!美少女ほたるの秘密 ★ 外部太陽系3戦士の実力、内部太陽系5戦士の団結力
第114話 アイドル大好き!悩めるミメット ☆ 
第115話 沈黙の影!?あわき蛍火のゆらめき ★ ほたるの生い立ちと苦悩
第116話 嵐のち晴れ!ほたるに捧げる友情 ★ ほたるとちびうさ達のピクニック、植物園の騒動
第117話 より高くより強く!うさぎの応援 ★ ほたるの憧れの陸上選手 
第118話 魔空の戦い!セーラー戦士の賭け ★ 虚数空間に飛ばされたほたる&ちびうさ、いかさまトランプ勝負
第119話 沈黙のメシア覚せい?運命の星々 ★★ 地球破滅の予知夢、滅びの戦士セーラーサターン 
第120話 異次元からの侵略!無限学園の謎 ★ 土萠教授の過去、メミット消滅
第121話 心を奪う妖花!第三の魔女テルル ☆ テルル消滅
第122話 愛を信じて!亜美、心優しき戦士 ☆ 第四の魔女ビリユイ
第123話 破滅の影!沈黙のメシアの目覚め ★ 第五の魔女シプリン&プチロイ、奪われたちびうさの心、ミストレス9覚醒
第124話 迫り来る闇の恐怖!苦戦の8戦士 ★ 時間停止、タウ星系ファラオ90接近
第125話 輝く流星!サターンそして救世主 ★★ 聖杯奪取、セーラーサターン復活、真のメシア
第126話 新しき生命!運命の星々別離の時 ☆ ほたるの生まれ変わり、はるか&みちるとの別れ
第127話 戦士の自覚!強さは純な心の中に ☆ ちびうさお別れ会、ダイモーン生き残り退治(ちびうさ出戻り){/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)20、☆(並回)16、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1


※うさぎ前作と同じく中学3年(*ただし本作は「ちびうさ」が実質的な主人公)

======= 美少女戦士セーラームーン SuperS (1995年3月-1996年3月) ======

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ デッドムーン編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 - - - - - OP「ムーンライト伝説」、ED「私たちになりたくて」 - - - - -
{netabare}
第128話 運命の出会い!ペガサスの舞う夜 ☆ 美しい夢の中に隠れ住むペガサス、謎の敵来襲
第129話 スーパー変身再び!ペガサスの力 ☆ 本基お兄さんの恋人(レイカ)ピンチ
第130話 守れ母の夢!Wムーンの新必殺技 ☆ 
第131話 ペガサスを捕えろ!アマゾンの罠 ☆
第132話 お似合いの二人!うさぎと衛の愛 ☆ 衛の大学の同級生サオリ
第133話 アルテミスの浮気?謎の子猫登場 ☆ ダイアナ登場
第134話 まことの友情!天馬に憧れた少女 ☆
第135話 触れ合う心!ちびうさとペガサス ★ ペガサスの宿主
第136話 衛を守れ!忍者うさぎのヤキモチ ☆ 
第137話 あやかしの森!美しき妖精の誘い ☆
第138話 天国まで走れ!夢の車にかける愛 ☆ 
第139話 目指せ日本一!美少女剣士の悩み ☆
第140話 ミニが大好き!おしゃれな戦士達 ☆{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「゛らしく゛いきましょ」 - - - - - - - -
{netabare}
第141話 恋の嵐!美奈子のフタマタ大作戦 ★ 
第142話 秘密の館!愛のメニューを貴方に ☆
第143話 天馬を信じる時!4戦士の超変身 ★  
第144話 きらめく夏の日!潮風の少女亜美 ☆
第145話 プリマをねらえ!うさぎのバレエ ☆
第146話 十番街の休日!無邪気な王女様 ☆ アメジスト王国の王女 
第147話 運命のパートナー?まことの純情 ☆
第148話 巨悪の影!追いつめられたトリオ ★ フィッシュ・アイの横恋慕、女王ネヘレニア覚醒間近、アマゾン・トリオの真の姿
第149話 夢の鏡!アマゾン最後のステージ ★★ アマゾン・トリオ消滅
第150話 アマゾネス!鏡の裏から来た悪夢 ☆ アマゾネス・カルティット来襲
第151話 真のパワー爆発!亜美 心のしらべ ☆ 亜美のパソ通フレンズ
第152話 炎の情熱!マーズ怒りの超必殺技 ☆ 火川神社の巫女見習い(奈々子)
第153話 恐怖の歯医者さん?パラパラの館 ☆
第154話 夢対決!美奈子とまこと絶交宣言 ☆ ビーナス&ジュピターの新しい力
第155話 恐怖を越えて!自由へのジャンプ ☆
第156話 夢を見失わないで!真実を映す鏡 ☆
第157話 ペガサスが消えた!?ゆれ動く友情 ★ ちびうさ&ペガサスの絆
第158話 天馬の秘密!夢世界を守る美少年 ★ うさぎ&ちびうさ入替り回、夢の世界エルシオン
第159話 ちびうさの小さな恋のラプソディ ★ 囚われのエリオス
第160話 大人になる夢!アマゾネスの当惑 ☆
第161話 動き出した恐怖!闇の女王の魔手 ★ 新月の闇(デッドムーン)、日蝕の始まり
第162話 闇の震源地 デッドムーンサーカス ★ ジルコニアのゴールデン・クリスタル奪取
第163話 鏡の迷宮!捕えられたちびムーン × ※ネヘレニアの唯の逆恨みの話だったの? 
第164話 黄金水晶出現!ネヘレニアの魔力 ☆ エリオス実態化、ネヘレニア封印解除
第165話 クリスタル輝く時!美しき夢の力 ☆ ちびうさの呼びかけ、ムーン・クライシス・パワー ※シナリオの大味さはイマイチ×
第166話 夢よいつまでも!光、天に満ちて × ネヘレニアの真の姿・告白 ※こんな残酷な話だったとは・・・{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)9、☆(並回)27、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.5


※うさぎ高校1年の4月(桜の季節)

== 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ (1996年3月-1997年2月) ==

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ネヘレニア復活編 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
{netabare}
第167話 悪夢花を散らす時!闇の女王復活 ★ 危険な流星群、外部惑星系3戦士復活
第168話 サターンの目覚め!S10戦士集結 ★ ほたる急成長、白き月の王女(エターナルSailor Moon)顕現
第169話 呪いの魔鏡!悪夢にとらわれた衛 ★ ちびうさ消滅の危機
第170話 運命の一夜!セーラー戦士の苦難 ★ ネヘレニアの悪夢との戦い
第171話 愛ゆえに!果てしなき魔界の戦い ☆ 続き
第172話 愛のムーンパワー!悪夢の終わる時 ★ 続き ※シナリオそのものは稚拙×だが嫌いではない展開{/netabare}

  ^^^^^^^^^^^^^^^^^ シャドウ・ギャラクティカ編 ^^^^^^^^^^^^^^^^
{netabare}
第173話 別れと出会い!運命の星々の流転 ☆ 衛のアメリカ留学、スターシードとファージ化、セーラーアイアンマウス登場、セーラースターライツ登場
第174話 学園に吹く嵐!転校生はアイドル ☆ 人気アイドル3人組スリーライツ転入
第175話 アイドルをめざせ!美奈子の野望 ☆
第176話 ファイターの正体!衝撃の超変身 ★ 演出家あかね(シスター)のピンチ
第177話 星に託す夢とロマン!大気の変身 ☆ 天文学者ワタル先生のピンチ
第178話 ルナは見た!?アイドル夜天の素顔 ☆ 
第179話 敵?味方?スターライツとS戦士 ☆
第180話 呼び合う星の輝き!はるか達参戦 ★ 
第181話 セイヤとうさぎのドキドキデート ☆
第182話 宇宙からの侵略!セイレーン飛来 ☆ 謎の“妹”ちびちび、セーラーアルーミナムセイレーン&レッドクロウ登場
第183話 死霊の叫び!?恐怖キャンプの怪人 ☆ レイの兄のピンチ
第184話 ふたりきりの夜!うさぎのピンチ ★ アオイ接近、セーラー戦士うさぎ宅集合
第185話 大気絶唱!信じる心を歌にこめて ★ 姿を現さないプリンセス、大気の大ファン(みさちゃん)
第186話 ちびちびの謎!?おさわがせ大追跡 ☆ 
第187話 輝く星のパワー!ちびちびの変身 ★ 野球大会、真のプリンセスのエナジー?
第188話 恐怖への招待!うさぎの夜間飛行 ★ うさぎ&セイヤ見バレ、スターライツ&セーラー戦士見バレ、セイレーン消滅
第189話 使命と友情の間!S戦士達の対立 ★ レイの占い恋愛相談、セイヤ負傷
第190話 明かされた真実!セイヤ達の過去 ☆ 
第191話 光の蝶が舞う時!新しい波の予感 ☆ 
第192話 夢一直線!アイドル美奈子誕生!? ☆
第193話 うばわれた銀水晶!火球皇女出現 ★ 十番高校学園祭、レッドクロウの逆襲、ブラックホール暴走 ※シナリオ自体は大味×
第194話 銀河の聖戦 セーラーウォーズ伝説 ★ バラの騎士、うさぎ号泣
第195話 火球皇女消滅!ギャラクシア降臨 ★ スリーライツ解散コンサート、スターシード奪われる
第196話 銀河滅びる時!S戦士最後の戦い ★ ギャラクシアの異空間へ、内部太陽系4戦士消滅、地球を司るスターシード
第197話 銀河の支配者 ギャラクシアの脅威 ★ 衛の消息、はるか&みちるの異変
第198話 消えゆく星々!ウラヌス達の最期 ★ 伝説のセーラー戦士
第199話 希望の光!銀河をかけた最終決戦 ★ 希望の光
第200話 うさぎの愛!月光銀河を照らす ★ {/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)20、☆(並回)14、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「セーラースターソング」
ED 「風も空もきっと…」


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◆劇場版タイトル&評価

========== 劇場版 美少女戦士セーラームーンR (1993年12月) ========

全1話 ☆ 3.7 ※約60分

OP 「ムーンライト伝説」
ED 「Moon Revenge」


=== 劇場版 美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人 (1994年12月) ==

全1話 ☆ 3.7 ※約60分 

OP 「ムーンライト伝説」
ED 「Moonlight Destiny」


== 劇場版 美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結! (1995年12月) ==

全1話 ★ 4.3 ※約60分 

OP 「ムーンライト伝説」
ED 「Morning Moonで会いましょう」


= 劇場版 美少女戦士セーラームーンSuperS外伝 亜美ちゃんの初恋 (1995年12月) =

全1話 ☆ 3.6 ※約16分

ED「゛らしく゛いきましょ」

投稿 : 2024/07/06
♥ : 9
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

少年少女の夢と希望に満ち溢れた、アニメ史上最後の国民的ブーム作品

自分の知る限り、セーラームーン以降名実ともにここまで幅広く人々に支持されたアニメはほぼ存在しないと思います。

大人子供・オタク非オタク問わず、誰もに認知され影響を与えたという意味で非常に偉大な作品であると言えます。

この作品の肝は、今までの少女漫画にあるような乙女チックな世界を残しつつ、少年漫画で用いられる要素や展開を盛り込んだことであると思います。

力強い女性像を以て、男女の役割を逆転(ヒーローがヒロインに取って代わられる)させた斬新さは、他のアニメと比べても格別です。


女性の牽引する社会を象徴するような、90年代を代表するアニメの一つです。


このアニメは他のアニメにはない、優雅な世界・装飾・人間性に富み、そして心を揺さぶる強烈なパワーに満ちています。
武内先生のセンスと佐藤監督の手腕・そして冨田さんの構成力が合わさって成立した奇跡のようなものだと感じました。


物語は、ごく普通の中学生「月野うさぎ」が人間の言葉を喋る不思議な黒猫「ルナ」と出会い、謎の敵「妖魔」と戦うため美少女戦士に選ばれることから始まります。

その後うさぎの周りの世界や敵の内情が明らかになっていくことで、話のスケールがどんどん大きくなっていく所が特徴です。
始まりと終わりで全く別の雰囲気の作品へと変貌しています。

よくセーラームーンは女子版ドラゴンボールなどと言われていますが、

・話のスケールが無限に大きくなっていく(地球→銀河系→宇宙)
・パワーのインフレが激しい
・主人公が最強である

この辺りが特に大きい共通点のような気がします。また戦士の集まりという意味合いも似通っています。

ただセーラームーンの場合は、敵を含め一つの大きな世界に巻き込んで帰結するので、話の広がりと共に深みも増していくように思います。


変身少女という設定に加え、多彩なコスチュームとアイテムそして前世から続く世界や想い人という様々な要素が、上手く合致して一つの形に集約されていることが素晴らしいです。

雑多な要素が詰め込まれているのに何故か違和感がない。アクの強い作品だというわけではないのが不思議です。


セーラー戦士やタキシード仮面の、一度聴けば忘れないような名乗り口上や必殺技の数々。

彼女たちだけでなく、妖魔を含めた敵のバラエティに富んだデザインとキャラクターも人気の一因であると思います。


作画は今見ると拙さを感じる部分もあると思います。加えて作画監督によってかなり差が出るので、回によっては別人に見えることも。(安藤さんと中村さんが顕著です)

ですが、伊藤郁子さん・只野和子さん・香川久さん他錚々たる面々が揃っていて、クオリティ自体は高いです。

キャストはゲストキャラ含め名の知れた方ばかりで、やはり安定感があります。シリーズ通して見ると凄まじく豪華な顔ぶれに。



このアニメを見ていると本当に体の底から元気が湧いてきます。少女漫画の枠組みを超えて愛されるのは、男女双方が憧れる強さが詰まっているからです。

リメイクで初めてセーラームーンに触れた方は、是非こちらも見ていただきたいと強く思います。




本編に関して。
{netabare}
まず始まってすぐ、OPの‘ムーンライト伝説’。

この曲はこの後のシリーズでも歌い手と映像を変えて使われますが、この一番最初のおどろおどろしい前奏・映像とDALIさんの歌声が最高です。今にも妖魔が飛び出してきそうな迫力です。

それから1話のうさぎの変身シーン!あそこまでカッコイイ変身シーンは他に見たことありません。BGMも映像も素晴らしくて、バンク(使い回し)でも不満が出ない出来だと思いました。

そして欠かせない必殺技の数々。非常に計算されたポージングでどの角度から見ても映えるアクションです。初めは同じ技しか出てきませんが、段々と増えていくのも楽しみです。


段々増えていくといえば、他のセーラー戦士たち。どのセーラー戦士も登場回のインパクトが強く、非常に印象に残るものとなっています。

特に印象的だったのは最後のセーラー戦士、セーラーヴィーナスの登場する33話です。

他の戦士が皆動けず、正にトドメを刺されるという直前で登場。流石もう一人の主人公(セーラーV)、というような鮮烈な回でした。



セーラー戦士の他に欠かせない人物といえば、うさぎの親友大阪なるちゃん。この子はシリーズが進むにつれ、セーラー戦士でないため段々出番が少なくなってしまう不遇なキャラなのですが、この第1期においては間違いなく重要なキャラです。

彼女が偶然敵組織ダーク・キングダムの四天王の一人、ネフライトに恋い焦がれることから始まります。この叶わぬ恋の結末、24話は自分にとって45・46話以上の衝撃でした。

また彼女はネフライトを抜きにしても、いわゆる親友キャラとは思えないほど魅力的な女の子だと思います。実際13話・一度目の節目以降、段々と出番が増えていくなるちゃんにすっかり釘づけになっていました。
セーラー戦士特有の制約がないため、逆にのびのびとした自然体の女の子に感じられたからでしょう。とにかく作中一番好きなキャラです。


後半に入って、ついにうさぎや衛の関係、真の正体が明らかになっていきます。ここからのタキシード仮面が最高にカッコイイです。正に紳士というべき振る舞いに、男であっても惚れずにはいられない位だと思います。


四天王との闘いが終わり、ついに敵の本拠地で最終決戦。ここからの展開は知っている人も多いかと思います。セーラームーン史上最も賛否両論が飛び交い、評価を一変させた瞬間です。
個人的にはこれぐらいの悲惨さは闘いの上で仕方ないだろうと思っています。ただ、これをお茶の間で流すのは確かに問題になってもしょうがないとも思います。


他の方も触れられていますが、この肝心要の局面においてうさぎ役の三石さんが降りられてしまったことが残念でなりません。
ただ、このタイミングで辞めざるをえなかった三石さんの無念と大役を突然任された荒木さん(ちびうさ役)のプレッシャーを考えると責めることはできません。
後にカセットコレクションにて、三石さん自ら声を当てた音源が発売されたことでこの問題は補完されています。


本筋以外の部分で触れることといえば、ED主題歌。
前期(~26話)の‘HEART MOVING’と後期(26~46話)の‘プリンセス・ムーン’。どちらも名曲ですが、前期のHEART MOVINGの方がうさぎと衛の出逢いを感じられて好みです。

そしてシリーズ通してセーラームーンの音楽を担当した有澤孝紀さんの存在です。セーラームーンの影の功労者と言えます。
彼の手掛ける音楽は非常に多彩で、ときにドラマチックにときにセンチメンタルにアニメを盛り上げてくれます。
セーラームーンのサントラ・ミュージックBOXは中古で高値で買っても決して損はしない出来です!素晴らしい!
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

世界に衝撃を与えた女児アニメ。アニメ史的重要作品です。

 世界に衝撃を与えた少女アニメです。ただ、何が?と言われるといろんな視点があるようです。

 アニメそのものは女児向けで全部見るのは辛いので、以前ある程度見た記憶と、気が付いた時にぽちぽちと全体の四分の一くらい確認しつつ、WIKIなどで補完していますので、ストーリーやキャラについては深く触れません。

 ただ、アニメ史的には超重要作品だと思いますので、一応記録としてレビューしておきます。ですので、評価はオール3のままにしておきます。機会があればもうちょっと見やすくなったリメイク版で確認しようかなあ、と思います。

 まずコスチュームのセンスです。2017年のフィギュアスケートの国別対抗戦で当時のロシアの女王、メドベージェワがセーラームーンの衣装でエキシビジョンを滑ったのは衝撃でした。セーラームーンの衣装というのは、スカート短くてセーラー服の格好で性的なイメージなんじゃないかと心配になりますが、しかし、アートの国フランス人などから見てもかなり美しいそうです。このスタイリッシュな衣装が欧州人の好みにあったのか、非常に人気だそうです。
 また、幾原氏の作品に共通ですが、露出が多いのに性的でないというセンス・デザインは重要かと思います。

 LGBTです。作中、レズもゲイも出てきて、それが当たり前のような感じなのが特にアメリカで受けたようです。1992年ですから当時は珍しかったと思います。

 作品について、私の視点では本作は女性が前面的に前に出て戦った最初のアニメではないかという点です。後にプリキュアへとつながってゆきます。それ以前の魔法少女ものは、もちろん少女が主人公で魔法を駆使して敵をやっつけたりしますが、こういうバトルは無かったのではないかと。身体性をもって敵にあたってゆく、あるいは女性が常に脇役だった「戦隊もの」からの脱却のような設定だったことが、時代に合っていたのかなあと思います。

 原理主義的な正統フェミニスト(エセではない)界隈では、なぜ、徴兵されるのは男ばかりで女性が徴兵されないのか、という問題があります。それをフェミニストが主張しないのはおかしい、ただ、それを主張するのが本当に正しいのかというジレンマを感じているようです。

 本作はそういった思想性はさておいて、女性が最前線で命をかけて戦う、を体現したアニメです。「ベルサイユの薔薇」では、女性は男装して戦わなければなりませんでした。こちらもフランスでは大人気らしいですが、本作は女性戦隊が主体的に最前線で戦う、というカッコよさが、欧米の女性から受けたのかなあと思います。

 一方で、まだタキシード仮面、転生がどうこうもありますが、王子様が出てきます。幾原氏は後に「少女革命ウテナ」で否定することになりますが、本作はまだ、少女マンガ的王子様の形式は残っています。活躍しないのが幾原氏らしいといえばらしいです。
 こういう少女的恋愛の対象としての王子様要素が、反発を買う場面もあるみたいです。

 女児に人気の要素は良く分かりません。コスチュームや変身シーンやスティックが受けたというのはなんとなく想像がつきます。そして女児でも美的センスは侮れないので、世界共通の審美眼があったのかもしれません。あるいは女性が戦うというのが痛快だったのかもしれません。

 とにかく、歴史に名を遺す少女アニメでした。

 

投稿 : 2024/07/06
♥ : 8

62.1 4 ドジっ子で変身なアニメランキング4位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (518)
3024人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2024/07/06
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2024/07/06
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

64.6 5 ドジっ子で変身なアニメランキング5位
対魔導学園35試験小隊(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (694)
4145人が棚に入れました
魔力を持つ人間が滅びようとしている世界ーー武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端査問間』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そして、そんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ばれる、劣等生たちの寄せ集めだった。しかし、ある日、『魔女狩り』の資格を有する超エリートの拳銃使い・鳳桜花が入隊してくる。隊長であるタケルは、桜花たちと魔導遺産回収の任務に赴くのだが-ー。

声優・キャラクター
細谷佳正、上田麗奈、大久保瑠美、白石涼子、伊藤かな恵、野水伊織、遊佐浩二、山田奈都美、安済知佳、三木眞一郎、赤羽根健治、関根明良、津田健次郎、三咲麻里、三瓶由布子、小日向茜、中田譲治

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・・私と宿主は最強ですから」

この作品の原作は未読ですが、ラノベ原作の異能バトルラブコメ・・・このジャンルを認識した時点で視聴は決定なのですが、主人公に細谷さん、ヒロインに白石さん、伊藤さん、野水さんと強力なキャストが視聴を後押ししてくれた作品です。

物語の舞台は魔女を取り締まる「異端審問官」の育成機関である「魔導学園」
戦いのスタイルが剣から銃に移り変わる中、主人公である草薙タケルは刀しか使えず、周りからは半端物扱いを受けてきました。
この学園では小隊と称するチームで動き、任務に応じたポイントが与えられる事になっているのですが、タケルが率いる35試験小隊は、他の小隊に入れない劣等生で構成されており、ポイントもままならない状況でした。
そんなある日、この35試験小隊に何故か超エリートである鳳桜花が入隊してくるんです。
そしてエリートと劣等小隊の初の任務に赴き・・・物語が動いていきます。

まず、主人公のタケルが格好良すぎです^^
彼は家族や仲間をとても大切にしています。
「それを守るためなら世界中を敵に回してでも俺は守る・・・守らせて欲しい・・・」
そう有言する彼はそれを全力で実行しようとするんです。

彼の扱う刀は決して最新の武器ではありません・・・
きっと異端審問官としてこの道を極めていく上でのハンデになるのかもしれません・・・
でも、彼の情熱と気迫が・・・そんな事を微塵も感じさせないんです。

そして彼は強いだけではありません・・・
「俺にも半分背負わせてくれ・・・」
これまで誰にも言えなかったトラウマ・・・怒りで狂いそうになった出来事・・・覚えていないことに対する不安・・・
物語の進展に伴い明らかになるメンバーの苦しみを決して一人で背負わせようとはしないんです。

今まで35試験小隊は、周りから落ちこぼれの吹き溜まりのように思われてきました。
でもそれは全てを曝け出せなかったから・・・意地でも自分の考えを曲げなかったから本当に折り合う事ができなかった・・・
一人・・・そしてまた一人と心の内を明らかにして皆んなが本当の意味で繋がった時・・・きっとこの小隊は最強の小隊になるんだと思います。
・・・と思わせる位、主人公のタケルは格好良かったですね^^
細谷さんの声質も主人公に合っていると思いました。

そして小隊は主人公と以下の4人で構成されています。
鳳 桜花(CV:上田麗奈さん)
西園寺 うさぎ(CV:大久保瑠美さん)
杉波 斑鳩(CV:白石涼子さん)
二階堂 マリ(CV:伊藤かな恵さん)
タケルとヒロインの距離・・・物語の回を重ねるごとに確実に縮まっていきます。
劣等生の集まりといえど皆さん可愛い子揃いである上、容姿端麗、ロリ巨乳、すげー巨乳にちっぱいとどこにもスキがありません^^;
タケル・・・全く羨ましい限りです^^;

でもタケルが羨ましいのはこれだけじゃないんです・・・
表向きはタケルの妹とされているラピス(CV:野水伊織さん)の存在が半端ありませんでした^^
彼女の特性上、ヒロインの様に常に登場する訳ではないのですが、作品の中でタケルが格好よく見えたのは間違いなくラピスの功績だと思います。
「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・」
彼女のこの台詞を機に状況が一変します・・・ここから先は鳥肌モノの展開の連続です^^

オープニングテーマは、アフィリア・サーガさんの「Embrace Blade」
エンディングテーマは、いとうかなこさんの「Calling my Twilight」
いとうさんの曲、何て格好良いんでしょう・・・初めて耳にした時から完全にハマりました^^
今期のアニソンBEST10の上位に入る曲になると思います^^

1クール12話の作品でした。でも・・・伏線色々回収されていないですよね^^;
というか、謎を増やして終わったような・・・^^;
続編への布石なのでしょうか^^?
そうだと嬉しく思います♪

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20

浩平 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アスタリスクのような王道展開でもなく、キャバルリィのように目を見張る戦闘描写もないが、派手さは無いものの安定したつくりで個人的には最も心惹かれました

第1話を見た感想としては、面白いと思いました。
継続して視聴しようと思います。


第3話ではアクションたっぷりで面白かったです。
それにしてもラピスちゃん可愛いなぁ
ずっとあの低めのテンションでしゃべるのが、たまらない(*´ω`*)
そして有能感が溢れ出てる!

ところで、なんか想像してたのと違う方向にアニメが進み始めました。
予想外だけどかっこよかったです!!

そういえば、タケルはあんなに強いのに、なんで皆から馬鹿にされてる35小隊にいるんだろ??
その辺の事もいつか分かるのかな?

新キャラも出てきてますます展開が楽しみになってきました!!


第5話では長らく廃止されていた「魔女狩り祭」が復活!
祭りで使われる特殊貨幣が現金と交換可能と聞いたタケルは俄然、やる気を出し始める。現金には弱いわけね(笑)

お風呂からの流れはお約束だったけど、やはりああいう流れはニヤニヤが止まらりませんね(笑)

さりげなく「私というものがありながら!!」 とか言っちゃって完全に彼女気取りのマリちゃんも可愛らしい。

4話5話と尻上がりに楽しくなってきました。 掛け合いも相変わらず面白い。


第7話では、ハーレム展開が進む中、闇が深い感じの子の当番回となり見るのが楽しみでした。

戦績表を見て、作中ではかなり功績上げてるように見えるのにこいつらまだビリなのかとTVにツッコミを入れてしまいました。

『私が何をしていたか教えてやってもいいが、お前に真実を知る覚悟があるか?』
重要なシーンみたいなセリフですね。
『半分背負う宣言したくらいで、そこの奴らみたいに私が容易く落ちると思うなよ!』
容易く落ちたちょろいヒロインズが猛抗議です(笑)

さて、しばらく学校を休学すると言い残し、学校をあとにする。
居場所をつきとめるも、銃撃を食らってしまう。
うんうん、シリアスな展開になってまいりました。
そして、隠れ家へと急ぐ男と女が1人づつ・・・
このシナリオでまたヒロインが1人落ちるというわけですね、と思っていたら・・・!?
なんですと、このシーンでEDですと(笑)
次週どんな感じで始まるんだよ!!と、ツッコミをいれつつ、次週を楽しみに待っていようと思います。


さて、第9話ではヒロイン全員を攻略したところから始まります。

今回は、シリアス路線が続いた後のコメディ回でした(笑)
30分の中に短編2話という構成でした。

シリアスな戦闘も面白いけど、魔導遺産をめぐってドタバタするコメディ回もありですね。
ヒロイン全員攻略後のハーレム状態になってからの海回とか最高のタイミングです!

来週も期待です!ちなみに私はマリ派です。


第10話を視聴して、妹の様子が、いや・・・かなりおかしいんだが・・・

ハーレムに妹属性キャラが加わった!!
妹のために稼いでいると言っていたが、妹は拘束されている。魔女か何か?

最後の言葉には震えあがりました。
「ねぇ、お兄ちゃん。お願いがあるんだけどいいかな・・・」
「おう、なんでも言え。」
「せっかく皆が作ってくれた時間なんだ。今日はなんでもいう事を聞いてやる!」
「じゃあ・・・キセキを〇してくれないかな」

え、今なんて・・・

また続きが気になる引きで終わらせてくれました。
正にクライマックスと言ったところです。次回も期待が高まります。


第12話を視聴して、
兄の死という強烈なイメージに直面し、その力を暴走させる妹。
妹を殺さなければ、世界が危うい。
妹を救うために自分を犠牲にする兄。
世界のために妹を殺すのか・・・それとも・・・兄妹の運命は?

サブタイトル「限りなき願い」、妹死亡フラグびんびんです。


伏線を残しつつ、終わりを迎えましたがはたして2期はあるのでしょうか・・・?

投稿 : 2024/07/06
♥ : 17

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

設定や物語の作り込みが浅い

原作は未読なので、原作が悪いのかアニメのスタッフが悪いのか
いまいちわからないが、視聴していてわくわくすることも無く
平坦なシナリオ構成で物語が盛り上がらないとても残念な作品。

物語の骨格となる題材やキャラ設定はそんなに悪くないと思えるのだが
世界観や設定もどちらかと言えばス学園部活物にハーレム要素を継ぎ接ぎ
したような、あまりにもテンプレの枠にはめ込みすぎてシナリオ進行が
やっつけで雑に物語の創作をしたよう感じるのは私だけだろうか?

命を落としかねない戦闘や高度な潜入操作を行う異端審問官を養成する
養成機関なのに授業の内容が普通の学校のような授業内容だったり
そもそも35小隊じたいが正式な異端審問官に任官していない学生の身分で
指導員なしで第一線の捜査活動を行っている事に違和感がある
またチームで捜査や戦闘を行っているのにそんな事を微塵も感じさせない
ストーリー展開はある意味すごいな(笑)
それに命を落とす可能性があるバトル物なのに、まるで部活をしているような
シナリオなので物語に緊迫感が無いのは原作者の責任かな
中二病設定の異能力バトルファンタジーを否定するつもりは無いが、創作の
基礎部分が学校部活物の土台では、緊迫感がまったくなくなってしまい
とてもしょぼい物語になってしまっている。
まぁバトルや軍、警察に詳しくない作家が軽率に手を出して失敗をしてしまう
典型だろう

作画は、バトルアクション物なのにいまいち力が入っていない印象だな
戦闘を行う時は必ずと言って良いほど夜間に行っている、これは背景を
暗くして残像を残し動きを滑らかに見せるのと、背景を書く労力を
省くためだろう。まぁ手抜きだな
女の子のキャラデザはかわいくデザインされていて異論は無いが、バストを
無駄に強調した衣装デザインはいまいちだったかな
まぁ乳袋デザインを小ばかにした風潮に対するキャラデザのひとつの回答なの
だろうけど、ダン町の例の紐と良い今回はガンホルスターねえ(笑)
制服と良い、ラピスの衣装などは個人的に好きなだけにちょっと残念だな

声優陣の演技は全体的に不満は無かった、まぁ配役が良かったこともあるけど
音響監督が亀山俊樹さんなので、演技に波がある上田麗奈、大久保瑠美、
野水伊織あたりもきっちり仕上げてある
それに脇役に三木眞一郎さんや遊佐浩二さんなどベテランがきっちり締めて
いたのも良かった。

結論として
時間的制約もあったので第一話から1.5倍でまわしてしまったが、物語的に
面白くなる事もなかったので最後まで時短でまわしてしまったのは残念だな
個人的にはラブコメやそれに伴うハーレム展開などは嫌いではないし、物語の
着想や舞台設定自体はそんなに悪くはなかった。
ただ、創作の時点での設定や物語の作り込みが浅くて、ラノベ特有のどこかで
見たことあるような設定や創作になってしまっていることは否定できないだろう
アクションシーンの作画も手抜きかなと思えるシーンが多かっただけに残念だけど
一話目と二話目にあったラッキースケベ以外は露骨なローアングルなどの演出が
無かった事は評価したい。
原作が終了していないので伏線も撒くだけ撒いて何の回収もしないまま最終話まで
いってしまい続編を匂わせて終了しだけど果たして2期はあるのかな。
おそらく2期があっても視聴はしないだろうけど

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20
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