デフォルメでアイドルなTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のデフォルメでアイドルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月09日の時点で一番のデフォルメでアイドルなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.8 1 デフォルメでアイドルなアニメランキング1位
BNA ビー・エヌ・エー(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (297)
1013人が棚に入れました
21世紀、それまで歴史の闇に隠れていた獣人達がその存在を明らかにし始めていた。普通の人間だった影森みちるは、ある日突然タヌキ獣人になってしまう。人間たちから逃れるために向かった獣人特区『アニマシティ』は、十年前に獣人が獣人らしく生きるために作られた獣人のための街。そこで人間嫌いのオオカミ獣人・大神士郎と出会ったみちるは、彼と行動を共にするなかで、人間の世界にいた頃には知らなかった『獣人たち』の悩みや生活、喜びを学んでいく。なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。

声優・キャラクター
諸星すみれ、細谷佳正、長縄まりあ、石川界人、高島雅羅、村瀬迪与
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

東○喰種いちご味

+ultra枠


兎と狼 → 鯨に見立てた龍 → タヌキと狼(今回)

伝統の鳥獣戯画の精神で世界に打って出るつもりなんでしょうか。
+ultra枠はアニマルものが続いてます。TRIGGERのオリジナルアニメ。
中島かずき氏の系譜『グレンラガン』『キルラキル』でいかんなく発揮されたケレン味はそのままに1クールですっきりまとめた感のある作品。尺の関係でお得意の宇宙まで風呂敷を拡げることはままならずでしたが賢明な判断と言えましょう。

人間と獣人(半獣半人)が共存する世界を舞台に両種族の反目を描く意欲作です。マジョリティが人間なので必然的に獣人が被差別対象となるわけですが、じゃあ獣人が虐げられる理由ってなに?と問われるとぼやっとしていて即答しづらい。このへんの理由を知りたいのは日本人だからかも。欧米だとナチュラルに差別があるので気にしないのかもしれません。逆に自分は理由が気になるのでこのへんおざなりだと没入感が削がれます。
差別の質の議論は長くなるためさらっと私見だけ述べると、日本の場合“異なる者への警戒”がメインでコミュニティに溶けこんでしまえばOKなところがあります。転じて欧米ですと階級や人種で明確に上下があることになってます。有色人種の使用人は“モノ”であるとの意識が刷り込まれて何代も続いてきたわけで、教育でどうこうしようにも時おり差別意識の根深さが顔を出します。今(2020年6月)アメリカで起きていることはまさにそんな感じですね。

どうしても差別/被差別というやや重めのテーマが作品を通じて流れているように私は感じていた分、TRIGGERらしいいつもながらの勢いとテンポでアゲていく手法とは相性が悪いように感じました。
よって評価は中の中。作品に通底するテーマを重要視すると物足りなさが残る。しかしながら、伝統芸ともいえるキャラや演出で魅せるやり方はは健在でかつ1クールで綺麗に収まってる点は評価したいかしら。そんな感じです。
どんなお話か他の作品で例えてみると

例① 悲壮感の欠片もない『東京喰種』

喰いはしませんが設定は似とるのであります。

{netabare}・獣人は圧倒的少数で個体としては人間より強い
・主人公が医療の力で人間から獣人へ
・獣人コミュニティはいわば修羅の国
・両者の反目と融合を模索する物語設定
・人間側のラスボスが実は…{netabare}(和修一族かいっ!){/netabare}という展開{/netabare}

例② 製薬会社性悪説

ゾンビ化はしませんよ。言葉遊びです。 

{netabare}主人公がタヌキかアライグマかいまいちよくわかってないのですが、英訳するとracoon dogもしくはraccoonとラクーンです。で製薬会社がいっちょ物語に深くかんでます。この際みちるを全面に出して“アニマシティ”をタヌ…“ラクーンシティ”とスタイリッシュに。“獣人化ウィルス”を“T(タヌキ) - ウィルス”と語感を整えても良かったかもしれません(適当)。
念のため注釈加えとくと出典はバイオハザードです。{/netabare}



前述の“作風”と“テーマ”との相性の悪さに拍車をかけたのが主人公の「頭お花畑」っぷりかしら。
{netabare}第一話からして祭をぶっ壊されて自分も殺されかけてんのに、敵方を助けようみたいな展開がどうも性に合いません。{/netabare}
ある意味、定石なんですけどね。そこからの成長が楽しみだったり見どころだったりするので気にしなきゃ無視しちゃってかまいません。それはつまり、そこクリアされてれば楽しめるってことでしょう。


■声優さん

主役の諸星すみれさんと細谷佳正さんはこの際スルー。
バルバレイ・ロゼ市長役で高島雅羅さんがフル回転で登場されてます。スポット出演の多い印象だったので貴重な気がします。貴重といえばみちるの親友なずなでの長縄まりあさんですかね。てっきりロリ声専任声優(失礼っ!)かと思ってたのですがJK年代らしい発声もできるんですね。当たり前のことなんでしょうが勝手に驚いてました。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.07.02 初稿
2021.03.07 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 55

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

TRIGGER作品は期待を裏切らない(笑)

キルラキル、リトルウィッチアカデミアでお馴染みの「TRIGGER」の作品。

二転三転する物語は、最後まで目が離せず、秀逸でしたね。

作画はTRIGGERですからね。良く動く。表情豊か。
非の打ち所がありませんよね。

声優さんも良かったと思います。
主人公・みちる役の諸星すみれさんは、今後ご活躍を期待したい声優さんの一人ですね。

キャッチーなOPは作品は作品のイメージともピッタリです。

お気に入りの棚へ直行の作品です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

複雑な世界を単純化して問題を提起したことに、一定の価値はあったとは思うが。

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
ジャンル分けは、難しい。

獣人だけが暮らす街、アニマシティでの生活を通し、世界を見つめていくという話。

アニオリ作品。テーマとしては小難しいのですが、そこはTRIGGERというふりかけをかけていますから、わりと勢いでも観られます。

小難しいことを考えて観るも良し。ノリと勢いで楽しんで観るも良し。中途半端とするかハイブリッドとするかは、貴方次第(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
基本的に、映像表現のセンスが良く、TRIGGERらしい迫力や勢いもある、クオリティ高いアニメだと思う。

このアニメは、獣人を描いているようで、人間社会を描いている。

「差別」「宗教」「ボーダレス」。内包するテーマは、とてもアニメ1クールで解決できるような軽々しいものではないので、いずれも問題提起で終わったような印象だったが、かえってそれが、「難しくなりすぎない」絶妙なラインだったのかなとも思う。

ただ、本作で一番惜しかったのは、「人間社会」を断片的にしか描いていないところだ。

獣人が人間から差別されるというのは、獣人が個体として人間より強いことと、人間が圧倒的に多数派だから。数の暴力。それはまあわかるとして、

「獣人は人間の恩恵を受けていないのだろうか?」

という疑問があった。アニマシティは獣人だけが住む街なのだが、アニマシティを作るための資材は? 重機は? インフラの維持は? 食料や水は? 経済は?

全て獣人達は「自給自足」できているのだろうか? 人間を嫌う歴史的な背景や、彼らが迫害されてこの街に来たという経緯、つまり、「過去」はしっかり示されている。納得もできる。

でもじゃあ、「現在」は? アニマシティ以外に住む獣人達の意思や思想は?

アニマシティは、ある意味「偏った社会」だ。ここに住むのは、人間社会からはじかれた、或いはそこに染まることを良しとしなかった獣人達であり、彼らの意見が人間社会にとって厳しいものになるのは当たり前。

だからこそ、その「一部」の意見を「全部」のように見せるのは、ちょっと危うさを感じた。

「差別」という繊細なものを扱うのであれば、「アニマシティで暮らさないことを選択した獣人の意見」や、「アニマシティを排除しようとする人間の意見」「アニマシティを好意的に捉える人間の意見」、「人間社会と積極的に関わろうとするアニマシティの獣人の意見」など、様々な立場からの意見を中立的に見せ、視聴者に考えさせるべきだろう。

そういう意味で面白かったのは、第4話(人間社会に憧れるマフィアの娘が、人間社会に向かう話)。あれは最後に人間が完全に悪に描かれたけど、ああいう単話のエピソードを色々繋ぎながら、オムニバスっぽくまとめてくれたら、もっと評価は出来たなと思った。

私は基本的に、社会的に弱い立場の人間に感情移入してしまうが、それは心情的なものであり、社会システムとして何が正しいのかというと、そんなにシンプルに物事は決められないのかなと思う。

例えば、私たちの暮らす日本(東京)は、シンガポールに次いで「清潔な都市」とされていて、それは日本人のモラルの高さも大きいから誇って良いと思うけど、一方で日本は、世界屈指のゴミ輸出国であり、大量のゴミを海外に捨てている。それは恥ずべきことだが、ただ、日本のゴミを受け入れることで収入を得て、生活している人々もいるから、安易に否定もできない。

このように、世界は複雑に絡み合っているものだ。でも、このBNAの世界は、何か「二元的でシンプルな世界」に思え、そこが、物足りなさを感じた原因だった。

ポイント、ポイントでは「凄い」と思う要素はあった。例えば2話。風俗街のママの話。獣人の社会の原則は弱肉強食だから、メスの立場が限りなく低いという設定。本作では「正義」の側に描かれるアニマシティを、単なるユートピアにしないためには大切なエピソードだと思った。貧民街の野球チームも然り。

例えば7話。渡り鳥の兄ちゃんの話。渡り鳥獣人にもしっかり人権を与えられたが、渡り鳥獣人にとってはそれがいい迷惑で、人権に縛られることを嫌う獣人の話。「人権」は「人が生まれながらに持つ、人らしく生きる権利」だが、それはあくまで人間目線で、(それが好意や善意からのものであっても)価値の押し付けにしか過ぎないという指摘には、1本取られた。なんか、欧米を揶揄してるのかな?とも思ったけど、相手の文化や風習をしっかりリスペクトした上で、互いが生きやすいように妥協点を探るってのは大事だなと思った。

10話の、心の拠り所を、偶像(アイドル)に頼るというのは、無神論者からすればバカバカしいが、宗教にも社会の中で果たすべき役割はあるという、非常にフラットな視点も良かったな(私自身も、何の神様も信じていないが、神様を信じる人を否定する気はない)。同時に、ボーダレス社会のムリも描いていたし。

こういう良い話が散見されながら、うまく繋ぎきれなかったところが、本当に惜しい。シローを主軸に置いたバトル展開よりも、タヌキ娘が色んな考え方に触れ、自らの生き方を決める話が良かった。シローを脇役の1キャラで使い捨てるくらいの覚悟があれば、違ったな~と。

とはいえ、アニオリ1クールで、ここまでちゃんとまとめているアニメは少ないから、基本的に、良いアニメではありますがね。

あと、「そろそろ黒幕じゃない製薬会社」が観てみたいです(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
映像のセンスの良さは、流石TRIGGER。決してユートピアではない。獣を描くことで人間を描くのね。

2話目 ☆4
ふ~ん、獣人も人間の姿で過ごすんか。弱肉強食の獣人の世界で、メスの地位は低い。これ、獣人の先史を知りたいな。

3話目 ☆4
製薬会社は、大抵、黒幕(笑) 不満げな、分かりました(笑)

4話目 ☆4
おお、ここでちゃんと、歴史を抑えるのね。痒いところに手が届く。当然、こういう世代も出てくるし、人間社会に憧れをもったりもする。逆に、人間の若い世代では、獣人をもの珍しがったり、ファッション感覚で肯定的に捉える人もいる。

5話目 ☆4
TRIGGERらしいというか、熱い展開だった。ミチルに仲間ができた。

6話目 ☆3
銀狼。食い物もらわないと助けない奴が神様なわけない。うちら、何にだってなれる。なずな、なかなか裏がある。というか、普通の子なんだろうね。

7話目 ☆4
なるほど、人権があることが必ずしも良いことではない。人間の視点だもんな。カッケェやりとりだな。政治的な複雑さが増してきた。

8話目 ☆3
罪人と二人きりで会えるシステムなのがな。犬のお巡りさん(笑) まあ、シロー銀狼は分かりやすいけど。

9話目 ☆3
とにかく、ウソくせぇな(笑) キモいから(笑)

10話目 ☆5
ニルヴァジール症候群。本当か? ただ、筋は通っている。人間が獣人を差別し、獣人は人間を憎む。宗教、アイドル、心の拠り所。市長のやり方が一番りにかなってるよな。ミニアニマタウン計画。ボーダレスによる弊害。これ、アイドルとして注目を集めさせ、銀狼(偽者)をライブ中に殺害。全ての獣人にストレスを与え、暴走を促す。その上で、薬を大量に売る。そんな流れかな?

11話目 ☆4
1話の涙は、感涙か。なるほど、人間が獣人になる恐怖と、獣人が人間になる恐怖は、等価か。

12話目 ☆3
ラストは力業で大団円。まあ、それも良し。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 32

68.0 2 デフォルメでアイドルなアニメランキング2位
うまよん(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (141)
460人が棚に入れました
「うまよん」は、スマートフォン・PC向け漫画サービス「サイコミ」にて連載されている、メディアミックスコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」の4コマ漫画を原作とした新作ショートアニメ。個性豊かなウマ娘たちが繰り広げる日常エンターテイメントを、漫画とは異なるオリジナルストーリーでお届けする。2020年7月7日(火)よりTOKYO MX、BS11にて放送される。

声優・キャラクター
和氣あず未、高野麻里佳、Machico、前田玲奈、高橋未奈美、鬼頭明里、佐伯伊織
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

高松宮記念より体感短いかもしれない

ショートアニメ 短距離1,200m


3分くらいでしょうか。『ウマ娘』ファン向けのスピンオフ。
作ってる人がTV版本編を作った人たちと違います。内容はまあだいたい3分でできるようなコミカルテイストで当たり障りのないやつ。
面白いわけでもないが酷評するまでもない。新聞の四コマみたいにさっと観て切り替えて次―みたいなノリで臨むにちょうどいい作品です。

というわけでサラッと流しながらだったんですが、
たぶんスペちゃん一回こっきりだったような!?
もしかするとサイレンススズカさんも!?
キャラ博覧会みたいな多キャラのコンテンツでもあるので万遍なく登場させる意図があったのでしょう。お気に入りがいらっしゃったら探してみるのも面白いかも。頭身が本編より少ないのでうっかりスルーしてしまうかもしれませんよ。
本編を好きだった方がとりあえずストックしておいてなにかしらの拍子に箸休め的なものを欲した時にでもどうぞ。3分ものの宿命ですね。


※ネタバレ所感…ってほどでもありませんが

{netabare}第5話ラーメン二郎インスパイア系なお店での大食い大会…店名は『ミハロン』というのね。
当方もっぱら競馬は門外漢で例によって受け売りですが、“上がり3ハロン”という言葉があるらしく。
残り600mのタイムを指す意味みたいです。この回に登場したのは、スペシャルウィーク・オグリキャップ・タイキシャトルの3頭。これでみんな末脚がバケモンだったら

{netabare}「さすがウマ娘さん。あんた芸が細けーよ!」{/netabare}

となるのですが真相は如何に?{/netabare}


気になったのでおかわりいくと、

{netabare}第6話登場の牛丼屋は店名『大本命』。庶民的なお食事処が続きます。
出走馬はファインモーション、キングヘイロー、メジロマックイーン。これでみんな大本命だったら…

{netabare}ってみんな現実では例外なく大本命ですもんね。3分で楽しめるG1です。{/netabare}{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 地上波リアタイ 

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2020.11.07 追記

どうやらスペちゃん何回か出走してたようです。その他、競馬ファンだからこそニヤッと出来る仕掛けもあった模様です。そしてそして…2期政策決定との報もありましたね。


2020.09.23 初稿
2020.11.07 タイトル修正/追記
2022.02.19 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 45

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

名馬の背景をもつ60頭のキャラがベースの日常学園アニメ

アニメーション制作:DMM.futureworks・ダブトゥーンスタジオ
監督・キャラクターデザイン・総作画監督:宮嶋星矢、
原作:Cygames

Cygamesによるメディアミックスプロジェクトである
『ウマ娘 プリティーダービー』。
アニメ終了から2年が経過したものの未だゲーム化には至らず、
次第に忘れ去られようとしていた。
ある情報では、コンテンツプロデューサーが
退職した影響もあり、ゲーム化が遅れに遅れているとか。

そんな状況を打破する目的もあったのか、
今度はWeb漫画サイトサイコミで毎週更新されている
公式4コマ漫画によるアニメ化を敢行。
3分のショートアニメで、アニメーション制作は、
PA.WORKSからDMM.futureworksに変わっている。

キャラクターは60頭(人?)分デザインされている。
ただし、キャラに社台グループの所有馬や
ノースヒルズ、金子真人オーナーなどの馬は登場しない。
つまり、ディープインパクトやハーツクライなどは、
認可が下りなかったということらしい。
個人的にJRAはコラボ企画の認可に厳しくない印象だが、
プロデューサーがやり方を間違えたのかもしれない。
そもそも牡馬が全頭牝馬になっていることに
ファンからは、どうしても拒否反応が出てしまう。
ファンの評判として、よしだみほの
『馬なり1ハロン劇場』とは大きな違いに見える。

いずれにせよ、少数派であろう
アニメファンで競馬ファンでもある身として
レビューしておきたい。
とは言いつつ、私はゲームをやらないので、
あまり関係ない立場なのかもしれないが。

物語としては、競馬とはそれほど関係ない
ウマ娘たちの日常コメディともいえるようなもの。
ただ、馬同士の組み合わせは、同年代のライバルや
兄弟姉妹、脚質などでキャラをまとめながら構築している。
例えば1話目は本編でもライバルとして描かれた
スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーの三頭が
登場する追試による対決の回。
アホの子として描かれたスペシャルウィークが可愛い。
7話目ではBNW(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、
ウイニングチケット)のライバル3頭がカブトムシ捕りに
興じるというストーリー。
元気なウイニングチケットが印象的だ。

そしていちばんの注目回は、やはり逃げ切りシスターズの第9話。
スマートファルコンがリーダーのアイドルユニットが
新メンバーを探して奔走するのは微笑ましい。

坂路の申し子として知られるミホノブルボンは、
現役時代の異名を意識したサイボーグのような
造形のクールビューティ。
マルゼンスキーは、メンバーに入るのに四苦八苦。
それは、外国産の持ち込み馬であるため出走できなかった
日本ダービーが背景に見える。
賞金もいらないし大外でもいいからダービーに出走させて欲しい
(その年のダービーは28頭立てで大外は圧倒的不利)
と懇願した史実を意識した描写だろう。
日本ダービーを逃げ切って勝った快速のアイネスフウジンは、
なぜか田舎娘風。バーゲンを目指して快速を飛ばす。
そんな超一流の逃げ切り馬のなかで
リーダーのスマートファルコンだけが
ダート馬のため、全頭で競ったときに
いちばん足の遅い描写になっている。
サイレンススズカは、このシリーズのなかでは、
冷静なツッコミ役に徹している。

ラストに流れる『逃げ切りっ!Fallin' Love』。
ついDLしてしまった。
快速メンバーらしく、高速のBPMで作られており、
逃げ馬にふさわしい楽曲となっている。

そのほかには金色のたてがみと尾が目立ち、
容姿の美しかったゴールドシチーがモデルとして
活躍するなど、ところどころに馬の背景を
とらえて表現しているのは競馬ファンも注目だ。

基本的にはキャラ立ちしたアイドルたちによる
日常・学園ものショートアニメ。
ウマ娘たちが、肝試しや早食い、障害物競争などに
挑戦してキャラに沿ったコメディを見せてくれる。
あまり何も考えずに観ても、それなりに楽しめるだろう。
ちなみにお話が終わったあとに、ウマ娘がひとりずつ
自己紹介的な話の振り返りをするぱかチューブがある。
これもゲームを意識した仕込み。
どういう経緯なのか本編の2期も決まったという
ニュースも飛び込んできた。
今回のショートアニメでメインキャラだった
トウカイテイオーが主役で、
ライバルにメジロマックイーンを据えた物語。
引き続き注目したい。
(2020年10月3日初投稿)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 38
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

内容より次回予告が気に入ってました。

私は「ウマ娘プリティーダービ」とても楽しく観ていました。
そして本作品。
実は正直、あまりよく思っていません。
前作品では可愛さの中に強さを感じたもので、キャラクターの観念が崩れてしまいそうで、こういう物語はどうかなと思います。
代わりに次回予告は毎回楽しみにしてました。
CGのウマ娘達はそれぞれアピール満点でしたので良かったです。
パカチューブメインのゴルシちゃんは {netabare}やっと最終話で出てきました。{/netabare}
次期作品Season 2も決定しています。
キービジュアル1枚を観る限りは、友情、努力、感動を魅せてくれるに間違いはないようです。非常に楽しみ。
そしてヤングジャンプで連載中の「シンデレラグレイ」もグッとくる作品なので是非アニメ化を期待しています。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 29

53.2 3 デフォルメでアイドルなアニメランキング3位
アイドルマスター シャイニーカラーズ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.3 (145)
146人が棚に入れました
私たちは手を伸ばし、 空へと飛び立てることを知った――。 生まれたばかりの4つのユニット。 手を取り合う個性と個性。 絆で結ばれた新人アイドルたちは、 “光”を目指して一歩を踏み出す。 出会いという奇跡がおりなす、色とりどりの輝き。 どこまでも繋がる大空の下、新たな翼が羽ばたき始める。

声優・キャラクター
【イルミネーションスターズ】
櫻木真乃:関根瞳
風野灯織:近藤玲奈
八宮めぐる:峯田茉優

【アンティーカ】
月岡恋鐘:礒部花凜
田中摩美々:菅沼千紗
白瀬咲耶:八巻アンナ
三峰結華:希水しお
幽谷霧子:結名美月

【放課後クライマックスガールズ】
小宮果穂:河野ひより
園田智代子:白石晴香
西城樹里:永井真里子
杜野凛世:丸岡和佳奈
有栖川夏葉:涼本あきほ

【アルストロメリア】
大崎甘奈:黒木ほの香
大崎甜花:前川涼子
桑山千雪:芝崎典子

プロデューサー:夏目響平
七草はづき:山村響
天井努:津田健次郎

さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

約束されたつまらなさ

先行上映見ちゃってるからもうぶっちゃけるけど、苦痛なんだよなぁ…

キャラをろくに掘り下げられてないのにこのキャラ凄いだろ?的なのを見せられる出来の悪いロードムービーみたいなクソアニメ、やるなら原作シャニマスを遊べ。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 3
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

逆に原作が気になったw

原作未プレイ
評判悪いのは承知ですがアイマスだから...と視聴。思ったより早く観終わったので一安心(?)。面白くなかったです。

一番ダメだったのはキャラがひたすら薄いことです。なにかヘイトを買うようなことをした訳でもないですが、終始キャラ描写が杜撰でキャラの味付けが無いに等しく全く感情移入できず、結果的に誰1人魅力の持てないものになっていました。
特に真乃とPは酷かったです。真乃はライブでもセンターに抜擢されたりと中心に立つことが多いキャラにも関わらず、なぜセンターなのか等の説得力のある理由付けがないため全く納得できず、真乃自身も内気なキャラなので余計に違和感が生じてます。
Pに関して、過去作のP達はアイドル達としっかり信頼関係を結び、アイドル以上に成長してると言ってもいいようなP達でしたが、今作のPは必要な時に出てきて話を回してるだけで半分モブみたいになってます(見た目もモブっぽいし)。信頼が深まるような描写は4話以外皆無でアイドル達とPの関係性が過去作と比べ、とんでもなく薄っぺらいです。こんなキャラ達がストーリーを動かしても当然つまらないですよね。

展開が面白かったりしたらまだ良かったかもしれませんが、この作品のストーリー展開は非常にあっさりとしたものばかり。おまけに説明不足も目立つのでたまにどうしてこうなったのかわからない展開もあります。アイドル達のサクセスストーリーとして流れ自体は決して悪くはなかったですが、その流れに起伏がなさすぎるせいでとても淡々としていてただただ薄味です。過去作に比べてドラマがなさ過ぎるんですよね。デレアニとかはだいぶシリアスでしたが、その分キャラにドラマや葛藤などがあって濃く、話もとても締まってました(そのせいで賛否両論だったり)。今作はキツいシリアス展開は全くない代わりにドラマや盛り上がり所もない、つまらなさだけが伝わってくる残念な内容になっています。他の方も言ってるように4話は普通に面白かったですよ。でもそれだけです。

話の内容は述べたように酷いものですが、話以外の細かい部分で粗が目立っています。
BGMがずっと荘厳です。そのせいで雰囲気がどこか単調になっており退屈で、明らかにBGMが場違いなシーンも多かったです。音響監督さんについて調べてみると、どうやら音響監督は初のようで。そのせいでかなり影響が出てしまったのではないかなと。そうでないと信じたい

OPEDも色々文句があります。まず、OPの映像がちょっと怖い

https://youtu.be/1V0_81XYS8M?si=lOKssfmvP7HShI2E

全体的な雰囲気は決して悪くないですが、問題は1分12秒のところです。twitterとかでハンコ絵とか言われてましたね。ちょい引きの絵で観たら違和感薄いけどアップになるにつれて段々と違和感が増してくるホラー仕様w 身長差あるはずなのに変わってないから頭だけ付け替えたみたいになってます。というかコメント欄でもボロクソに言われてるのヤバいですね...
EDは映像が毎話ダイジェストみたいになっていて手抜き感が出ています。曲もなぜかOff Vocalとかいう意味不明仕様。たまにEDの曲が物凄く暗い回があったりして、その回は本当にお通夜みたいな後味にさせられました。実際にニコニコに観に行ったらちゃんとお通夜って言ってました。
そのお通夜みたいな終わり方をした7話は内容も酷いです。{netabare}前の6話でW.I.N.G.に臨む!ってところで終わったので続きをみたらライブシーンすらまともに見せずに全員敗退で反省会という、内容もキャラがただ落ち込んでるだけで何したいのかわからないですし、ライブシーンを見せなかったのは少しイラっときました。{/netabare}
こういった細かい部分でこだわりが感じられない部分が気に食わなかったです。

纏めると、酷い作品です。ストーリーもキャラも薄味でひたすらつまらない。BGMの謎仕様やEDの手抜き感だったり、細かい部分でも粗の目立っていて原作ファンに失礼だし、ファンが可哀想です。
個人的には原作ゲームが逆に気になりました。キャラデザの可愛いキャラも多かったですし、原作のほうはストーリーの評判がすごく良いので、このアニメと比べてどのくらい良いのか見てみたい気もします


1話
{netabare}導入としてはかなり躓いてる。

冒頭から主人公が長々と語ってました。最初から既に少し退屈で全然頭に入らなかったw

複数のユニットがWINGを目指すストーリーらしい。

中盤、Pが主人公ポジの娘を勧誘しますが、誘った理由がよくわからないうえに、誘われた主人公がどんなキャラかもわかった状態じゃないから唐突さが生じている。ちょっと下手くそ。その後の展開はもっと下手くそ。キャラの心理描写が全く描かれてないから何で勧誘を受けたのか謎という。前作では出来てたことがなんで出来ないの?

どういう人物なのかわかるキャラが1人もいないのがダメ。特に主人公は心情の変化が多いくせしてその過程の心理描写がないから感情移入が全くできない。

EDの曲は良かった。映像は全体的には良い感じだけど最後らへんはハンコ絵とか言われてたw

色々酷いけどとんでもなくつまらないって訳じゃないから視聴継続。1話24分のはずなのに30分くらいに感じた...{/netabare}


2話
{netabare}冒頭に前回のあらすじらしきものが流れました。
「どこまでも続きそうな毎日の中...」???
前回のあらすじなのに前回の話にないことが語られるとは... もうダメだなこれ

今回の内容は1ユニットがMVを作る話。ファンに向けて、加えて自分達のライブが観に行けなかった人達にも観てもらえるかも、という理由ですね。

でも知らない間に凄い監督に話が通ってます。アイドルに「苦労したんじゃない?」って言われてますけど、Pが苦労してるようなシーンが一つもないせいでご都合主義を誤魔化せてない

リーダーポジの娘が自分達はこうじゃない?みたいなこと言うシーンがあったけど...知らんがな!
キャラ描写が薄過ぎてどんなキャラ(ユニット)かも知らないしほぼ感情移入が出来ない。こういう話はキャラ見せしてからするのが普通でしょ

曲とMVは良かったです。それにキャラが可愛い(見た目と声だけ)。あとはソーセージ焼いてるユニットのシーンはちょっと面白かった。でも話の内容は違和感出まくりで既に駄作の域に片足突っ込んでます。

今回も長かった...{/netabare}


3話
{netabare}前回のあらすじ、セリフを断片的に取ってきただけでわかりづらい。あとBGMが無駄に神妙というか荘厳というか。本編もずっとこんな感じのサウンドの気がするな、と思ったら本当にずっとこれ。どうなってるんだ

普通に薄味な内容だったけど悪くなかったんじゃないかな(良いとは言ってない)。イベントの締めにライブするのは謎だけど

ユニット名が覚えづらい。放課後クライマックスガールズしか覚えてない。放課後クライ〜のシーンは面白いから印象に残りやすいのかな?

ED映像が用意されてないようです。曲も何故かOff Vocalというねw

間違いなくお盆休みの無駄遣いしてるなあ...{/netabare}


4話
{netabare}前回のあらすじとEDはずっとこんな感じらしいのでもう首は突っ込みません。

IlluminationStarsは知らない間にギスギスしてますね...シーンが断片的だから展開がいちいち唐突。

でもメインの放課後クライマックスガールズはだいぶ今までのと比べてだいぶマシでした。製作陣のお気に入り?

今回の内容に繋がるまでの導線がとてもしっかりしていたので話の唐突感がないです。何より、ヒーローショーにPが参加するのが良かったです。今までの話はアイドルとPの関係性が明確に深まる描写が乏しかったので。

今回は良い話でした。この作品のキャラが初めて魅力的に見えました。この後もずっとこんな感じで頼みたいところだけど、評判がこんなに悪いってことはこの調子ではいかないのかな...w{/netabare}


5話
{netabare}ヒーローショー→1日駅長は急に人気になり過ぎじゃない?

謝るシーンは悪く無いかもってなるけど、なんで謝るの?とはなった。理由説明の心理描写がなかったからちょっと唐突だったかな。キャラ描写が薄っぺらいからねw あと話段階踏んで無いのにギスギスしてる状態の話されても。

後半は薄味だけど悪くなかったんじゃないかな。でも3人の心理描写が語られるシーンは取ってつけた感出てました。加えて真野の心理描写がやっぱり謎。ライブシーンはデレマス7話の展開みたいなのをちょっと期待してしまったw 未央の挫折から色々経て13話の手紙のシーンが大好きなので

もう終わりかなと思ったら半分だったときの絶望感よ{/netabare}


6話
{netabare}前回(これまで)のあらすじがちゃんとしてる!?って思ったら内容はこれまで通りでした。残念

WINGの準備回。
薄味です。キャラ描写が杜撰だから過程の描写が全く締まらない。キャラの強い想いが乗ったセリフ言うシーンとか何も響かない。WINGに向けての準備1話で終わらせるなよ。駆け足過ぎる気がする。薄い

訛り気にしてた娘がどうして訛りを気にしなくなったのか、とかがわからないのがこの作品です。

曲はすごく良い。作画はCGだから良し悪しはよくわからないんだけど、違和感なく普通に観れるからクオリティ高い方なんじゃないかな。声もアイドル全員可愛いし個性的。でもストーリーはかなり酷い。薄味説明不足つまらないの三拍子、つまらないのが一番効く...{/netabare}


7話
{netabare}はぁ〜〜〜〜〜(クソデカため息)倍速再生したい...

地味だけどBGMがかなり辛い。曲自体は悪くないんだけどもずっと同じようなサウンドで退屈...

ライブシーンはチラッと映されただけでほぼ無し。それでライブ後に一喜一憂されてもねぇ。申し訳ないんだけども果穂ちゃん泣いてるシーンで笑ってしまったw

「WINGからまだ一週間も経ってないのに、変わりましたね。」って具体的には描かれてないんだよね。

もう終わりだみぃ。ライブシーンとかBGMとかEDとかの細かい部分ではっきりした。この作品には愛がない{/netabare}


8話
安定の薄味。でも今回は薄味すぎて語ることがない。キャラが可愛いだけ。強いて言うなら最後のシーン、なんで真野がセンターなの?


9話
{netabare}真野がセンターな理由がわからない。「真乃なら、みんなを繋ぐことが出来るんじゃないかと思ってる。日和とめぐるを繋いでくれたみたいに。」???
真野ってなにかセンターに選ばれるような事したかな?途中モブと化してたような... 「日和とめぐるを〜」の部分が理由なんだろうけど2人が以前どうなってて、そこに真野が入ってどう解決したのかとかが不明だから理由が納得しきれない。あと、単に人数足りなかったからとかそういうんじゃなかったんだねw

アンティーカがいつのまにかデレマス2期目っぽくなってます。しかもあっさり結論付けたw たったの一言でデレマスの内容を模すのかよ...

真野達が歌い終わった後のPには一体何が見えてたんだろうw

もう終わりだろうなと思ったらまだ半分くらいだったのが苦痛でした。全然盛り上がらない薄味なストーリーがずっと続いてます
本当ごめんなさい。Pが喋ってるシーンだけ倍速再生してます。{/netabare}



10話
{netabare}合宿頑張りました〜って内容でした。もう薄味は言い飽きた

タイトル回収しましたけど、それが本当に何も響かない。キャラ誰1人描けてないし、ぽっと出の花火でタイトル回収はどんなにいい作品でもダメだと思う。流石に酷いw

今更だけどEDの曲が無駄に荘厳でしんみりする感じなのは何か理由があるの?(7話のEDはなぜか曲調暗かったしw){/netabare}


11話
{netabare}最初の回想?夢?とにかく何w 窓の外みて羽が舞って、そこで目覚める。何の暗喩なんだ...

ファン側の描写も少ないからこんなにファンいたんだってなるな。ある意味唐突

ライブ回なので語ることがあまりない。ライブシーンの作画(映像)と曲はクオリティ高いのが救い。{/netabare}


12話
{netabare}連続で舞台に出て、体力は大丈夫なんかな。過去作で体力云々の話があった気が。

何も響かないライブだった。アンコールのシーンはひどく退屈に感じてしまった。デレアニのライブシーンは本当に感動したのにな...(デレアニ評判悪くて悲しい) ライブシーンの出来自体は良いんだけど多人数でずっと横並びなのは見栄えしないなw

ラストに知ってるけど知らないキャラが出てきて終了。既存のキャラ全然掘り下げれてないくせにキャラ増えるの?

2期は評判悪かったら観ません{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 2
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

先行上映視聴者の感想として

先行上映3幕見た身なので先んじて言います。
Twitterでも批判がちらほら見られた時点でなんとなくお察ししている方もいると思われますが、めちゃくちゃつまらないです。

{netabare} 新規曲OPのみ、12話通して虚無、ユニット毎の話で印象に残るものが放クラの話くらいしかない、やたらテンポ悪いし間が空きすぎ、CGが拙い等、手抜きやアニメとして問題だらけで到底見られたものでは無い。 {/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 2

69.6 4 デフォルメでアイドルなアニメランキング4位
魔法少女サイト(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (401)
1504人が棚に入れました
学校でクラスメイトからのいじめを受け、家では実の兄からの虐待に耐える日々を送る中学生の朝霧 彩(あさぎり あや)。いつも死ぬことばかり考えていた彼女は、ある日、不気味なWEBサイト「魔法少女サイト」と出会い、魔法の力を秘めた”ステッキ”を手に入れる。彩は魔法の力を手に入れたことで、同じくステッキを持つクラスメイトの奴村露乃(やつむら つゆの)、そして他の“魔法少女”とともに苛烈な運命に巻き込まれていく――。

声優・キャラクター
大野柚布子、茜屋日海夏、鈴木愛奈、芹澤優、山崎はるか、岡本信彦、鈴木達央、中尾隆聖、安里勇哉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

過酷な運命に翻弄される魔法少女たちの行き着く先

アニメーション製作:production dóA、
監督:松林唯人、シリーズ構成:伊神貴世、
キャラクターデザイン:渋谷秀、
音楽:井内啓二、原作:佐藤健太郎

魔法少女まどかマギカから広がったダーク系・魔法少女ものの作品。
設定としては魔法少女育成計画に近い印象。
不幸を背負って生きてきた少女が、ある日サイトによって
ステッキによる魔法少女の力を手に入れ、
様々な争いに巻き込まれ、翻弄されるという物語。

4話まで視聴した感想だが、物語の端々から陰惨なシーンを喜んで描写する
というような気持ち悪さが滲み出ている。
そして、最初の設定やステッキの能力などが、もう使い古されたネタばかりで
面白味がないため、より惨たらしくインパクトのある方向に
持っていくような気がする。
WEB連載から週刊少年チャンピオンに移籍したということで、
本流から大きく外れたところにある作品というのは理解できるが、
この後、よほど上手くやらないと、ただの趣味の悪い、
物語として成立しないような作品になりかねない危うさを孕んでいる。

ただ、こういう「バトルロワイヤル」のようなストーリーの能力モノは
案外、継続して視聴できてしまえるというのはある。
今後の展開にもよるが、おそらく最後まで見てしまうだろう。

5話~12話レビュー
{netabare}結論から言うと、危惧していた通りの展開になってしまった。
まどマギの形をとっただけで、より陰惨でインパクトのある
ストーリーにしようと考えているだけなのが透けて見えてしまう。
何を目指しているのか、よく分からない。

いちばん良くないのが登場人物の気持ちや心情が
致命的に描けていないということ。
これは私が物語を鑑賞するときの大前提なのだが、
どんな世界の人間であっても、その背景をしっかりと考えて、
「人間」を描いてさえくれれば、物語に入っていくことができる。
しかし、この作品においては、そういうことを
最初から放棄しているようにしか見えないのがとても残念。
多くのキャラの行動原理が分からない。
テンペストを防いだり、サイト管理人を打倒するという
最終目標は共通しているものの、
それ以外の面で一緒に戦うなんてとても無理だと思えてしまう。

例えば、私がいちばん引っかかるのは、魔法少女を殺しまくった
潮井梨ナが簡単に仲間になってしまうこと。
こんな自分のことしか考えない奴と共闘なんてできるわけがない。
もし共闘させるのだとしても、それなりの過程が必要。
それをすっ飛ばして、軽いお調子者の潮井梨ナが仲間になるのを
簡単に受け入れる展開は、どう考えても無理だと思う。
また、にじみんが簡単に彩の兄にだまされてしまう展開にも
首をひねった。復讐に燃えている人間が、
あまりにも簡単に秘密を打ち明けてしまう。
もう少し、それらしいストーリーがないと納得できない。

結局、この作品がやりたかったのは、兄のような強烈なキャラを出して、
インパクトを与えたいだけなのだ。
全話を通して、計算しつくして構成されたまどマギとは比べるまでもない。
露乃が自分の身を挺して仲間を助けるところも、
あまりにもとんでもない展開だった。これでは感動することはできない。
{/netabare}

全話を通してのレビュー
まどマギという魔法少女ものとしては飛び抜けた作品があるので、
同じ方向性のものはやり方が難しいと思う。
より陰惨で過酷な運命を描くのは構わないのだが、
キャラの行動や考え方の描き方が浅すぎるため、
色々なところで引っかかってしまうのが残念な部分だった。

ステッキやソウルジェムのような手法は、
まどマギはもちろん、ハンターハンターのクラピカの
エンペラータイムの能力も思い出した。

良かった点は、あまりにもダメな主人公の朝霧彩が
少しずつ成長して強くなっていくところ。
ステッキの使用すらためらっていたが、{netabare} 最後には仲間を助けたり{/netabare}
(ここの描き方も突っ込みどころ満載なのだが)、
強い決意が見えた点は面白かった。
また奴村露乃との友情関係の描写も悪くはなかったのではないだろうか。
酷評になってしまったが、2期がもしあったなら観てしまうかも。
何となく観てしまえる作風なのだ。
こういう方向性のアニメがいくつも企画されるのは、
製作側の考え方としては、分かる気がする。
(2018年6月18日初投稿)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 52
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

診断は軽めの鬱系!ということで (-.-)

2018.06.24記


原作未読

魔法少女の冠がついたものを観るのは2作目。普段は食指が動きません。
1作目はおのずと知れたまどかマギカさんです。
二匹目のどじょうを狙っての視聴でございます。

けっこう身も蓋もない不幸を背負ってしまった少女のみに開かれる「魔法少女サイト」経由で魔法少女になってしまった女の子たちの不幸の物語。
第一話から陰湿ないじめ描写が展開されて、同時にサイコな連中がわんさか出てきます。第二話で魔法少女の仕組みと世界観設定の簡易説明があってわりと親切なので、そこで合わなさそうだったら切っても良いと思います。

当初私は乗り切れなかったのですが、最終二話分くらいで巻き返した感があり、一概にダメとは言い切れません。

「不幸だね~不幸だね~」のキラーフレーズ、嫌いじゃないんですよね。



-----
2018.11.16追記
《配点を修正》


穴沢虹海役の芹澤優さんが、同クールでの3D彼女ヒロイン五十嵐色葉役もされていたのが印象的。天と地みたいなテンションの差を堪能してました。

観る側(私)が終始ローテンションだったのは作品の鬱描写が「とりあえず凄惨なの見しとけや」みたいな製作陣の意図を感じたため。もしかすると原作の問題なのかもしれませんが、私には軽く見えてノリきれませんでした。
{netabare}一方で、管理人とは実は?の終盤展開は好印象です。どっかで観た気もするが。。。{/netabare}


朝霧彩、奴村露乃、潮井梨ナ、にじみんあたりを中心に展開していました。一応仲間として同じくらいの数の魔法少女が出てきてパーティを組んでたものの、こちらはほぼモブ扱い。
代わりにヒロインの兄を思い切り取り上げて印象的なキャラに仕立てたのか、視聴者にはこの変態お兄ちゃんのインパクトが強く残る結果になりました。これはこれで成功だったのかも。


あと作品のキーワード“テンペスト”も謎が残ったまま。
2期あっても観るかどうかは微妙なところ。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 42
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

胸糞注意

原作:漫画(週刊少年チャンピオン)/魔法少女、ダーク・ファンタジー/全12話/アニメーション制作:production dóA

原作は未読。あらすじにもあるように序盤はイジメ描写から物語がはじまるので胸糞注意。

大きな声で言うべきことではないが、こういったダークな要素の強い作品は好物とあって全12話をぶっ続けで一気に完走。{netabare}登場するキャラクターもざっくばらんでそれぞれに個性があり、なかでも彩は主人公らしく応援したくなるようなキャラだったし、その兄貴はクソっぷりがイカしていました。(デスノ・月を極悪にした感じで)

ただ、作中では不可解なシーン・演出面で雑に感じてしまった箇所が幾つかあり、見せ場と思われる場面が陳腐なものに。最初に感じたのは、第2話中盤で潮井梨ナとの戦闘シーン。ここで彩は、相手を殺したくないとステッキを使う事を躊躇しながらも、あっさりとステッキ使用。全体を通して演出おかしくね?と突っ込んでしまったシーンが多々見られたのが残念だった。

制作会社を軽く調べたところ、「production dóA」は、Wikipediaにはまだ登録されていない新規? のアニメ会社の模様。

かなり辛らつ気味になってしまうが、物語としてもどこかで観た事があるような展開や設定も多かった印象。似ているなんていう作品なんて星の数ほどあるのでさして問題とは思わないが、同じジャンル・魔法少女系の作品と似通っているというのはあまり美味しくは頂けない。

ちなみにラストでのクソ兄貴がウホッされる結末は良かったw プライドの高い彼にとってはこの上ない制裁となったことでしょう。

原作を読んでいないので、あくまでこのアニメに関しての評価になるが、色々と残念な部分が多かった一作でした。ただ、一気に完走してしまったという事実からも結局は楽しんで観ていたことも間違いないので、もし続編が制作されたらきっと視聴している自分がいると思います。


▼キャスト
朝霧彩:大野柚布子
奴村露乃:茜屋日海夏
潮井梨ナ:鈴木愛奈
穴沢虹海:芹澤優
雫芽さりな:山崎はるか
雨谷小雨:原由実
燐賀紗雪:M・A・O
泉ヶ峰みかり:本渡楓
水蓮寺清春:松井恵理子
滝口あさひ:Lynn
朝霧要:岡本信彦
美炭貴一郎:鈴木達央
サイト管理人漆:中尾隆聖
サイト管理人弐:悠木碧
サイト管理人捌:キズナアイ
直戸圭介:安里勇哉{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 25

60.4 5 デフォルメでアイドルなアニメランキング5位
ぷちます プチ・アイドルマスター(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (234)
1069人が棚に入れました
「アイドルマスター」に出てくるアイドルたちそっくりで、でも頭身が低い謎の生き物「ぷちどる」と、765プロ所属のアイドルたちの日常風景を描く4コマ漫画「ぷちます!」をアニメ化。
原作漫画は人気ゲーム「アイドルマスター」のスピンオフコミックで、電撃マオウに連載されている。
もともとは作画を担当している明音による二次創作キャラクターたちだったが、公式によって認められてスピンオフの一つに組み込まれた。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

13人(+1人)のキャラ追加、チャリーン¥

THE IDOLM@STERの二次創作から派生したスピンオフ作。
2頭身の何やら可愛らしい生き物と、765プロの面々が織りなすショートコメディ。
成り立ちがファンのためのパロ作品なので、本編視聴が大前提となりますがショート作としてはよくできてます。
「ぷちどる」達の可愛らしさ。
IDOLM@STERの各キャラとの絡み。
元キャラの特性を現したぷちの性質。
765プロの全アイドルが出演のため声優ももちろん超豪華。
1話が2~3分の短編ですが、平日に毎日放送という形式なのでボリュームも結構あります。(全64話)


内容はお気楽なコメディです。
ぷちの生態が話の中心なのですが、画面への出番はアイマス本編のキャラ達がかなり多い。
言うなればぷちはネタふりであって、結局はアイマスの各キャラを面白おかしくイジるのが主体になっています。
ライトなノリのギャクですが、そこそこ面白く明るく楽しい雰囲気。
結構笑える良質な出来で、ぷちの可愛さがそれに華を添える形になります。
ただ、笑えるといっっても、それはパロディの元ネタ(キャラの性格など)が頭に入っているのが前提。
アイマス未視聴状態での視聴もアリといえばアリな造りにはなっていますが、人物の解説などは無いため、ネタの半分はスベることになりそう。
ぷちの可愛さも、元々のキャラをどうデフォルメしているかがキモなので、ともかくアイマスを見てから見たほうが無難です。
まぁ、本編を見ないでこれを見る人も少ないとは思いますが^^


キャラもの作品の要素の強いアイマスに、さらにキャラを付け加える(倍になる)という恐ろしさw
ああ、またキャラソンが増える、CDが出せる・・・・、とまぁ商魂逞しいことです^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 15

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぷちどる、超可愛いです。そして、色々能力を持っていて非常にほしいです!!っあ でも自分に似たのはほしくありませんね・・

ストーリー

この物語は「THE IDOLM@STER」に登場する765プロのアイドル達そっくりな姿をした謎の小さな生き物が765プロダクションにやってくる物語です。

私の感想

はじめはこの作品の意味がまったく分かりませんでした。そもそもぷちますと言う存在が理解できませんでした。けれど、この作品を見ているとそんな事気にする事がないと気づきました。はい。そうです。この作品は「深く考えたら負け」な作品です。ありのままの作品を楽しみましょう。

この作品のキャラクターデザインはアニメ「THE IDOLM@STER」とは少々違い、3頭身より大きいキャラクターはいませんでした。少々物足りない時もありましたが、これはこれで可愛かったです。そして、なんだかアイドルっぽくはありませんが、それは気にしないでください。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は一話一話が二分弱という少々短めの作品ですが、64話とかなりボリュームがあるので、見終わったあととても気持ちがいいです。

エンディング

「あ・り・が・と・YESTERDAYS」
美希とあふぅ、春香とはるかさん、ちっちゃんと律子 そして、まこちーと真 がメインのエンディングです。このエンディングでそれぞれのキャラクターをきちんとそれぞれの関係をきちんと説明しています。それぞれの人間側とぷちどる側が同じ事をしているだけのエンディングののですが、これほど可愛いとは思いませんでした。多分見た人全員この現象が起こるでしょう。

「TODAY with ME」
亜美&真美とこあみ&こまみ、千早とちひゃー、雪歩とゆきぽ アーンド 響とちびき で提供されている見事にほほえましいエンディングです。このエンディングではアイドルたちがコタツの中でぷちどるたちを頭にのせババ抜きをしています。私のその場にいたいです。

「Maybe TOMORROW」
たかにゃと貴音、いおと伊織、みうらさんとあずさ、やよとやよい そして、 ぴよぴよと小鳥 が主演する本当に可愛いエンディングです。私がとくに気に入っているエンディングでもあります。なぜなら、私のお気に入りのキャラクターのいおと伊織の神をおろしたところが見れたからです。これは非常にレアな一面です。そして、この用にアイドルたちとぷちどるの日常がとても可愛く見られます。しかし、残念ながら、ぴよぴよと小鳥は最後に一瞬しか見れません。悔しいです!!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 13

Etzali さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

「THE IDOLM@STER 」が好きな人にはお勧めできるかも?

(2013.1/11 1話~9話)

(ぷちます! 1話:ちっちゃなぷちどる)
ゆきぽ(雪歩のプチドル)とあふぅ(美希のプチドル)という謎のペットを拾って戻ってきた亜美&真美。一瞬、律子さんの服が○ーソンの(店員)クルーの制服にみえたwww

(ぷちます! 2話:いつものふうけい)
ゆきぽは穴を掘ってはそこに入って寝る習性があり、あふぅは若干の腹黒さがある。
そして、P撃沈www

(ぷちます! 3話:さわやかなはじまり)
肩叩きをするゆきぽが可愛かった、ただそれだけ。

(ぷちます! 4話:くうかくわれるか)
美希が海外ロケから帰ってきた。美希とあふぅがおにぎりを奪い合うシーンの作画は凄かったwww

(ぷちます! 5話:てあわせ)
そしてPは、生ゴミへ…

(ぷちます! 6話:かいしょうなし)
Pを慰めるゆきぽが、やっぱり可愛かったwww

(ぷちます! 7話:わーるどわいど)
これ何(72)?→小さくなった千早(ちひゃー)

(ぷちます! 8話:いろいろなたいけい)
タイトルから千早に対しての悪意がwww

(ぷちます! 9話:いいなかま)
あふぅとちひゃーが喧嘩してたけど…ぷちどるの体型、皆同じに見えるけど違うのか?(゚д゚;)

今期、ショートアニメ多いですね^^;(計5作品)

(2013.1/20 10話~14話)

(ぷちます! 10話:なぜかむじんとう)
弥生とPに無理やり無人島に連れて来させられたいおり。
「捕られたどぉ~」って魚(゚д゚;)! まぁ、カワイイから許す。

(ぷちます! 11話:ぞっこんらぶ)
春香のプチドル何であんなにたくさんいるんだ? 主人公だから?

(ぷちます! 12話:のこされたひと)
「生臭っ!」「べちょ~ん(-_-;)」たくさんいたはずの春香のプチドルは食べられたんか…(゚〇゚;)マジ!? ってかPの扱いwww

(ぷちます! 13話:いつもどおり)
「はるかさん」、水を掛けると増えるって増えるワカメみたい…(^δ^)ププッ

(ぷちます! 14話:ききいっぱつ!?)
増殖した「はるかさん」を抑え付けてたのに、またPが…

(2013.1/25 15話~19話)

(15話:もうかんべんならぬ!)
律子もしかして、Pの事…

(16話:のどかないちにち)
今の時期、鍋美味しいよねぇ(*´▽`*)

(17話:ぷちどるのことば)
響、動物の言葉だけじゃなくて、ぷちますの言葉も分かるんだな^^;

(18話:ちゃん♪ちゃん♪)
場の空気に流された小鳥が悪いwwww

(19話:どっさりふっさり)
ん?何で猫耳(^・x・^)?

※64話まで1行レビューを続けるのが面倒なので、19話以降は観終わってからという事でwwwヾ( ´ー`)ノ~ばーい

(2013.3/29)
64話長いと思いきや意外とあっという間な印象。
小鳥さんのプチマスが可愛かったですwww

それにしても、極端に出番の少なかったプチマスもいましたね^^;

64話なんだからもう少し均等に出演機会を増やしても良かったと思えます。

春香さん、増えるワカメみたいでしたwww
主人公?なのに、この扱いって…どうなんだろう?

投稿 : 2025/03/08
♥ : 10
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