ディオメディアで高校生なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのディオメディアで高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番のディオメディアで高校生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.1 1 ディオメディアで高校生なアニメランキング1位
風夏(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (431)
2142人が棚に入れました
両親がアメリカへ行くことになり、姉妹と一緒に暮らすため東京の高校へ転校生てきた榛名優。
内気で人付き合いが苦手な彼のコミュニケーションツールは、もっぱらツイッターでのやりとりがメイフィールド。
引っ越してきた街を散策していた優は、ツイッターのチェック中に目の前に現れた少女、秋月風夏とぶつかってしまい……。

内気で人付き合いが苦手な榛名優と、不思議な魅力を持つ少女、秋月風夏。
2人の前に現れる優の幼馴染、氷無小雪。

音楽が紡ぎ出す新たなラブストーリーが今、始まる――。

声優・キャラクター
Lynn、早見沙織、小林裕介、小松未可子、斉藤壮馬、興津和幸、高橋美佳子、大西沙織、本渡楓、日笠陽子、沼倉愛美、三橋加奈子、中村太亮
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊「少年」マガジンに連載中の、「恋愛」ストーリーです

「WHITE ALBUM2」「NANA」などが好きな方は合うかもしれません♪

ちなみに私は、「涼風」は未視聴なんで、そこを踏まえてのレビューはできないっす。

また、原作は「読んでる」というより、「知ってる」程度(たまに立ち読みでパラパラ~)で、別にファンではないです。

《以下ネタバレ》

【各話感想】
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【視聴終了】
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【総評】
ラブコメというよりは、わりと真剣な恋愛アニメ。ただし、あくまでターゲットは中学生の男子って感じです。良く言えば純粋でストレートな恋愛感情と表現、ストーリー。悪く言えば、深みや苦味の点で物足りなさを感じます。

まあ、現在進行形で少年の方と、今でも少年の心を持ち続けられている大人の方にはオススメできるっすね♪ ⬅「これはあくまで、アニメ限定の感想です」

【余談(成増懐かしいな♪)】
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【余談2 原作ネタバレにつき、視聴注意】
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【追記 原作ネタバレ2】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 36
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ラブコメ王(笑)の古き良きラブコメを堪能しつつ、音楽に注目[完走後追記]

<事前チェック時>
知ってた?MX視聴者はこれと「BanG Dream!」連続放送だよ!おい、局編成www
どちらもバンドがテーマだよ!!
これはどっちが視聴後の余韻で勝てるか。
音楽とキャラクター性の真向勝負!

「風夏」は原作読んでるけど、どこでendのつもりか全く読めない。
中盤まで良かったんだけど、最近の原作急展開は糞化してるからなぁ。アニメ化で良改変できれば良いけど、そもそもその前にendなら関係無いし。

こちらは男女混合バンドでネタバレレビューを読む目指す話。
本格派バンド音楽に期待。

<4話迄視聴>
ラブコメのあるバンド音楽ものです。
ヒロインの女の子と、ボーイミーツガールした男の子が居て、段々親しくなって行く。だけど、男の子には幼なじみの女の子が居て、ずっと離れていたけど片想いされてて再会したら…って絵に描いたような三角関係。
ちなみにヒロインにも幼なじみの男の子がいるけれど、彼は立派なホモなのでセーフw要所要所で有能すぎるホモです。これはちゃんとゲイと言わなきゃいけないやつか。あ、主人公と違ってイケメンです。ライフセーバーへのナンパの顛末が気になりますwww
ちなみに幼なじみの女の子以外は同じ高校の同級生です。

シチュエーションはいちいち往年のラブコメ風味(笑)
ラッキースケベやりすぎだろう!これだからラブコメ王は!(あ、これCMで言ってるんだからね?一体誰が命名したんだか)
まあこの辺は生暖かく見守って。

音楽を軸に展開するけど、4話でその出来に納得した。
いや、OPと同じ曲歌ってるんだけど、風夏バージョン初披露だったから、cv.Lynnにロックが似合ってて、ちょっと荒いけど歌が上手いのにはビックリ!
キャラと全然声変わるから、別人?と思ってクレジット確かめたくらい。
Lynnはボイスサンプル聴いたことあって全然演技下手だったんだけどねぇ。まあ今期の風夏の演技面は今のところ特に気にならなかったけど。
最初はよくメインに選んだなって思ってたから、歌でオーディション選んだのが分かって良かったよ。

このOP、そもそもが憧れの伝説バンド「ヘッジホックス」(活動休止中)が歌ってる体で演出されてるから、歌手は沼倉さんだけど、出番があればvocalたま役になるのかな?本当にそこまでストーリーが進むか分からんが。
OPの沼倉さんも堂々とした歌いっぷりで格好良いね。

つか、今回クレジットちゃんと見てビビったのが、マイファスことMY FIRST STORY(のSHO)が編曲って!個人的に驚き!だからあんなにロックっぽかったのか。(いつものフライングドッグ系と違う)
でもSHOっていたかな?って思ってググッたら1人活動休止中(笑)こんなとこで何してんのw
ちなみにマイファスはvocalがhiroって言って、ワンオクのtakaの弟で、フェスで知ったんだけど。
泥臭い頃のワンオクに似たとこあるから、ワンオク好きならお勧め。
アニメでは信長協奏曲のOPやってたかな。

まあ、4話ライブシーンは余計な楽器入ってるwとか突っ込みはありつつも、ちゃんとベース入ってないというか、主人公棒立ちwなのもオツでして。(いきなり弾ける訳無いからね、着実にやって欲しいね)
先輩バンドに間借りしたのもあって、まだ自分達のバンドの形が見え始めた段階。(パート決めしたトコ)
今から正式メンバーでの初ライブが楽しみだ☆

(ちなみにcv.早見さんの歌は想定範囲内。今後シリーズが続けば、ハジける方向で期待。)




2017.4.2追記(最終話完走後)
・・・・1回書いた感想が保存前にPCリセットされてしまったので(泣)手短に。
いやあ、なにがビックリしたって原作とは違うIF展開に衝撃でしたねぇ。(この衝撃は原作読者しか味わえないw)
何とか1クールで納めなきゃいけないってところで、残り数話での新展開にどうなることかと思ったら、ちょっとご都合な粗もあったけど、何とかオチをつけるという意味では、綺麗にまとまってたかと思います☆
でも全てを無理やり納めたので、2期をやる気はさらさら無いなと。
(無理やりというのは、風夏のソロデビューの件まわりで風夏の感情の機微が雑すぎたりして、身勝手さばかりが目立つ結果に。契約違反も何のその、まんまとバンドごとプロデビュー契約に変更されてて、原作の一番面白い部分は無かったことになるね。)
最初からこの脚本だったら、何のためにアニメ化したのか少々疑問を感じたが。(こっちのルートから原作購入を煽れるようには思えないんだが。怖い物見たさの人が購入するのか?)

それにしても風夏とのイチャイチャが後半全然無くなったからどういうことかと思ったし。順番変えてたね。
自分は、原作ルートが結構好きでして絶望からの優クンの頑張りとか結構好評価だったんだけど。
最後までアニメルートで優クンが歌わなかったのはがっかりだよ。
せめて「Fair Wind」で風夏とハモってみれば良かったじゃない。
原作の肝である、優クンの歌がアニメルートで存在すらしないのは原作のかなりの部分を否定しているように感じられなくもない。
ただでさえ、本作で影が薄かった主人公の隠れた才能を見せてみろw
(まあ自分から告白しに行ったのは男気見せたのでプラス1。)

でも、だからと言って風夏が幸せになるのを否定はしない。
上記の気になる部分を解決してくれれば尚良かったという話しだけどね。

それにしても、アニメルートのたまちゃんが女の執念むき出しで怖かったんだがwww
優クンに押せ押せなのは、原作も同じだからいいよw
いち早く風夏が恋のライバルだと見抜いて、あそこまで先手打って牽制してくるとは。(アニオリ)
幼馴染以前にこういう恋愛物だとそういう策略キャラは噛ませ犬になるよね。
ネタバレレビューを読む


それにしてもバンドシーンが凄く良かったね!
何といっても楽曲がとてもバンドっぽくて楽しい。ノリやすくて爽快で熱い曲!そして、Lynnの歌唱力が飛びぬけてた!これならリアルでライブで聴きたい感じ。
(これからLynnは歌唱系アニメのオファーが増えるのでは。)
作画も止め絵が多いにしても、表現という意味では最低限保たれていたし、自分としてはコンテや演出した人がライブの雰囲気を分かってるというかそういうところに感銘を受けるよ。
風夏のマイクを逆さにした持ち方から、MCでの自己紹介で楽器隊が自分の楽器でアピールするとことか、ライブの小ネタがあるあるで楽しい。
「Fair Wind」からの特殊EDはめちゃくちゃリピートしまくってるw
(原作読者しか分からないたまちゃんの「ラビッツ」始動。でも、ソロ活動を引退した彼女も新たなステージを感じさせてはいたから、アニメ組にも良かったのでは。)


全体として、原作だと優クンの物語になってたけど、アニメだと風夏の物語だったね。
ラストの台詞はこのルートなら大したことないが、原作では回想と相まって切ない台詞だった。まあ大したことないと言っても、綺麗なまとめ方としては一涼の風を吹かせた形。良い締めになったんではないでしょうか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この大冒険…個人的には嫌いじゃありませんでした…

この作品の原作は未読ですが、アニメ化された時の反響が大きかったので良く覚えています。
それに、この作品に登場する「風夏」は「涼風」に登場した秋月大和と朝比奈涼風の娘…
そして声優さんはLynnさん、はやみん、小林裕介さんと旬なメンバーで構成されている…
これで盛り上がらない訳がありません。
視聴が楽しみな作品の一つでした。

でも、アニメ化の発表と同時に拡散した噂の中には、物語の行方を決定付ける悲しい…なんて言葉じゃ全然足りないような出来事が起こる、というのもありました。
本当は物語の核心となるコアな情報は極力入れずに視聴するのが私のスタイルですが、この作品では既に脳内インプットされてしまったので、そこに辿り着くまでの過程を含めて視聴しようと考えていました。

物語は主人公である榛名優が秋月風夏の通う学校に転校してくるところから始まります。
人との付き合いをあまり得意としない優は、いつもスマホに向かってばかり…
確かにスマホの中ではどんな自分にだってなれる…そんな場所だから当然居心地も悪くありません。
だからどれだけ自分を曝け出しても…どれだけ自分の素を出さなくても良い場所…
逆にそんな場所の方が自分の本音を言いやすいのかもしれません。

そんな優にとって革命の日となった出来事…それは転入手続きのため訪れた学校の屋上で秋月風夏に出会ったこと…
彼女を一目見て思ったのが「お母さん似」だという事…
高校の時の涼風も可愛かったですが、風夏は涼風に輪をかけて可愛い…というのが第一印象でした。
出会い頭のハプニングはお約束…という事で。

物語の進行に伴って気持ちが強くなったのは、とにかく風夏ちゃんが良い子であるという事です。
いつも元気で真っ直ぐで…
何より自分の気持ちを物凄く大切にしていて絶対に流されない…そういう芯の強い子は個人的に大好きです。
そして風夏ちゃんの元気は伝染するんです…一番変わったのは間違いなく優だと思います。
だって一人で携帯に向かっている時間が激減したから…

でも激減した一番の原因は、「バンドを組んでライブをやる」というメンバー共通の目標ができたから…
私も高校時代にはバンドを組んでいたので、音楽の楽しさは知っているつもりです。
部屋で曲の練習をしている時は正直あまり好きじゃありませんでした。
音量を絞らないと近所迷惑になるし、音が一つしかないから薄っぺらだし…
もちろん練習しないとみんなの足を引っ張るし、今まで出来なかった事が出来た時は素直に喜べたんですけどね…

でもバンドの楽しいのはみんなで音を合わせる事…
私の担当はギターだったので、ベースの音、ドラムの振動、キーボードの音色に歌が乗ると音の深みが一気に増すんです。
スタジオの独特な雰囲気もやる気を後押ししてくれた気がします。
振り返ってみるとライブの回数も片手くらいでしたが今でも良い思い出になっています。

少しレビューから逸れてしまいました…
音を合わせる楽しさ…この魅力は魔物なんだと思います。
一度憑りついたら…まるで中毒患者の様に諦められなくなる…
それに、バンドの中に光る宝石があればなおさらです。

The fallen moonの宝石は何といっても風夏ちゃんの歌声で決まりでしょう。
Lynnさん歌上手すぎるんですけど…
Lynnさんメチャメチャ恰好良いんですけど…
曲も歌詞も恰好良い…だけどそれだけじゃないこのバンドならではの魅力を引き出していたのは間違いなく風夏ちゃん…

だから回を積み重ねるたびにどうしても思ってしまいます…
なぜみんなで一緒に歩んだ先に待っているのが絶望なの…?
誰も…何も悪い事なんかしていないのに…

でもこれまでだって胸を痛めてきた人がいない訳じゃありません。
気持ちが伝えられないから思いを歌に込めてきた…
言葉にはできない気持ちも歌でなら届けられるかもしれない…ううん、届けたい…
思い続けた時間の長さなら絶対負けていないのに…
一緒に夢を叶えようって約束したのに…

全てを上手く…なんてできなかったけれど、一番根っこの大切なところで作り手の皆さんは大冒険をしてくれたと思います。
当然賛否両論…意見が飛び交っていましたが、この反応は当然だと思います。
でも個人的には嬉しかったです。
だって、もう十分にこの作品から悲しみを受け取っていましたから…
これ以上の悲しみはもういらないと本気で思っていましたから…

オープニングテーマは、沼倉愛美さんの「Climber's High!」
エンディングテーマは、中島愛さんの「ワタシノセカイ」と氷無小雪の「雪花火」
原作者の瀬尾さんは、今回作詞を担当されていたようです。
この作品に対する意気込みが感じらえる気がします。
一方、カラオケではオープニングにチャレンジしてみました。
沼倉さんの曲といえば、「魔法少女育成計画」の「叫べ」で撃沈したのが記憶に新しいです。
歌詞の曲への乗せ方が独特で、中々タイミングが掴めないんですよね…
今回は前回より聴いたつもりだったんですけど、やっぱりイマイチでした。
こういう曲を恰好良く歌えたら良いのに…

1クール12話の物語でした。
初めから1クール作品を見据えていたと思えるくらい、しっかりと1クールの中で纏まっていたと思います。
作画も綺麗で好感が持てました。
アニメーション制作は「ディオメディア」さん…
直近では艦これ、迷家、ガーリッシュナンバーなどを手掛けられています。
どれも綺麗な作画の印象が強い作品ばかりです。

もし、次があるのなら原作を忠実に再現するバージョンも見てみたいと思いました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21

79.1 2 ディオメディアで高校生なアニメランキング2位
カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1676)
10853人が棚に入れました
かつて神を殺してその権能を得、カンピオーネと呼ばれる高校生・草薙護堂。平穏な生活を送ることだけを望む彼だが、自称「愛人」のエリカによって荒ぶる神々との騒動に巻き込まれることになる。
ネタバレ

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

10話の感想追加

1話見て割と素直に見れた。ただ最後のほうが
?????何??何なの?え?
だから何?わけがわからないよ。説明してよ!?

という状態だったので作中からこれだけ分かればどうにかなるのかって事を調べてみた。

サブタイトルにあるように
まつろわぬ神々と神殺しの魔王のお話。
まつろわぬとは、従わぬ者という意味。

『草薙護堂はカンピオーネである。
 カンピオーネとは神殺しに成功した者に与えられる称号。
 王の中の王。 何人からも支配されない魔王である。
 この物語は、カンピオーネとなった少年と彼を取り巻く少女達の物語である。』
OPナレーション マダオ


『その者は覇者である。天上の神々を殺戮し、神を神たらしめる至高の力を奪い取るがゆえに。
 その者は王者である。神より簒奪した権能を振りかざし、地上の何人からも支配されえないがゆえに。
 その者は魔王である。地上に生きるすべての人類が、彼に抗うほどの力を所持できないがゆえに。
 その者はカンピオーネである!』
1話EDナレーション マダオ

1話最後を解説するとネタバレレビューを読む

OP「BRAVE BLADE!」 桜川めぐ(2nd Single)
ED「Raise」 小倉唯(1st Single)

10話ネタバレレビューを読む
今回もリリアナさん大活躍。いっきに株上がったじゃねーかw

9話ネタバレレビューを読む
見事なリリアナさん押し回であった。

8話ネタバレレビューを読む
短いけどサービス回があった。この程度ならアクセントになっていいのかも。

7話ネタバレレビューを読む
よめがひとりふえましたまる
次回は『海だ。水着だ。温泉だ。温泉だー。』 大事な事なので(ry

6話ネタバレレビューを読む
戦闘シーンばかりだったけど嫌いじゃない。

5話ネタバレレビューを読む
あ、あれ・・・?
キャッキャウフフは・・・?(´・ω・`)

4話ネタバレレビューを読む
なんか楽しむ部分がナレーションのマダオボイスになっている気がするw

3話ネタバレレビューを読む

2話ネタバレレビューを読む

1話ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最終話鑑賞済み。総評的な物。

原作ノータッチ。

総評的な物。
・当初はヒロインに萌えられるアニメかな?と期待しておりましたが・・・。何といいますか、やたらとキスするだけのアニメだったような後味。
・神殺しという設定は面白そうだったのですが、如何せん、神話や伝承などの知識が無いと、微妙に分かり辛かった印象です。
・原作ではわからないですが、アニメでは展開も色々早すぎた感が否めません。各魔女やら媛巫女が主人公に付く理由がハッキリせず。
・主人公のスキルについても解説が少なくて、イマイチ盛り上がれないポイントだったかと。全明かしして欲しいとまでは言いませんが、できる物についてはちゃんと説明して欲しかったかな?と。
・「2期やりたい」みたいな終わり方ですが・・・個人的には続きを是非、とは思えないですね。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今まで見たアニメの中で一番キス濃いなw

普通の男子高校生の主人公は
祖父の遺品を持ち主に返そうとするが
いろいろあってその遺品を利用して神になってしまう話。


正直、神話はある程度知っているので
説明は多少分かったが、それでも
聞いていると眠くなってくるので
もっと工夫して欲しいですね。

そして接吻したら目が覚めるというパターンw




この作品で一番大事なところは
タイトル通り「キス」なのですが
それが途中からそれだけになってしまい
「キス」だけでいえば
エロアニメよりエロいと感じてしまう始末。


キスをする理由というのが
キスをすることで愛を送り主人公が強くなる
というわけではなく
敵を知れば強くなるらしく
その敵の知識があるヒロインたちから
キスをされることで情報が送り込まれ
主人公が最強状態になるらしい。

なおキスをすることで治癒も可能だそうです。





見たことない、もしくは忘れた人のために
一応キャラ紹介。

護堂ーーー主人公。声は松岡さん。
エリカーーヒロイン。ナイト。声は日笠さん。
マリヤーーヒロイン。巫女。声は花澤さん。
リリアナーヒロイン。騎士。声は喜多村さん。
エナーーー最後に登場したヒロイン。巫女。




多分制作側は全く狙ってないと思うのですが
爆笑してしまった箇所を幾つか紹介します。


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<声優>
今回の小倉さんは違ったかな。
アテナの声は外見的にはそうかもしれないけど
口調は全然ダメだ。イメージと違いすぎる。

あとEDも歌われていたが
正直、これも違う。
自分が小倉さんに求めているのは
「変猫」のような歌とキャラだ。
声はかっこいいとは程遠いのでね。


あとは日笠さんの仕事ぶりがすごかったですね。
お疲れ様でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 29

81.9 3 ディオメディアで高校生なアニメランキング3位
アホガール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1000)
4592人が棚に入れました
幼なじみのあっくんが大好きで主食はバナナ、とにもかくにもアホすぎる女子高生・花畑よしこ。なんだかんだと面倒見がいい、と思いきやそうでもない、よしこの幼なじみ・阿久津明(あくつ・あくる=あっくん)。 そして、よしこに振り回される地味ガール・隅野さやか、あっくんを巡る恋のライバル(?)の風紀委員長など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる残念な日々を描く。

声優・キャラクター
悠木碧、杉田智和、原田彩楓、上坂すみれ、日笠陽子、浪川大輔、八代拓、千本木彩花、佐藤利奈、M・A・O、前田玲奈、井口裕香
ネタバレ

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「アホ」にはいろいろ詰まってますd(ゝω・´○)

久しぶりに見たら、やっぱり♪

犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー

喘息持ちだから、毛のある動物はアニメでも敬遠したいけど、この「犬」だけわ…

( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー


それにひきかえ、幼少期の「よしこ」が…

ウザ━━━(´∀`;)━━━!!!!

前に見た時は、そこまで思わんかったのに…これは体調悪い時は、頭に響きそうだから見れないやww

見直して分かったのが、「よしこ」だけが超アホで、「犬」以外はアホばかりだったww

あぁーーーー♪

「よしこ」みたいな丈夫なアホを…

殴りてぇ( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.


【「アホ」と「バカ」について…】
ネタバレレビューを読む

【「殴る」怒り方について…】
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【よしこが殴られて可愛そうと思う優しい人は…】
ネタバレレビューを読む

【このアニメは…】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真空のディスコミュニケーション

空前絶後のアホの子、というキャッチコピー通り、周囲の正論のことごとくを粉砕して我が道を行く「アホ」の主人公が爆笑を振りまくギャグアニメ。

腹を抱えて笑いながら、二度観したとき、ふと笑いの後にうそ寒いものを感じてしまうのは、爆笑の起爆剤になっているものが、主人公と周囲のディスコミュニケーションであることに起因しているようだ。


笑いについての研究は古くから行われ、単一の法則が確立するほど単純なものではないと言われているものの、最大公約数的な見解では、ギャグは、おおざっぱに言えば、価値観の衝突が生み出している。
価値観が衝突して、変形したりねじ曲がったりする、その落差が「笑い」の契機となるらしい。

「常識的な人物」と「変な人」の絡みで「笑い」を作り出すギャグの定型は、その産物だ。

本作においても、「空前絶後の」アホである主人公と、周囲の常識人との掛け合いは「定型」を忠実に踏襲しているように見える。
が、笑いの向こうに異様な感覚を与えてくるのは、両者の間にコミュニケーションが成立していないからだ。

コミュニケーションとは、互いの価値観をすり合わせる行為である、と言い換えることが出来る。
笑いを生み出すための「常識人」と「変な人」の絡みによる価値観の捻じ曲げも、コミュニケーションの一種だ。

体を張ったドつき合いの派手な映像で撹乱しながら、本作においては、主人公の「アホ」な価値観はいささかも変化を受け付けないし、幼馴染を代表とする常識人たちも、「アホ」の価値観に感染することが無い。

両者は激しく激突するものの、「笑い」を生み出すはずの価値観の歪みは発生しないままだ。

ギャグのシークエンスは、どちらかの価値観が変質して「落差」を生じさせる「笑い」ではなく、主人公への働きかけ=コミュニケーションを放棄するという、ディスコミニュケーションが「オチ」として繰り返される。

確かに「常識人」たちが持ち出す「常識」が、どこかで聞いたような門切り型で独創性のかけらもない「お題目」ばかりであって、「空前絶後の」アホに影響を与えられないのも不思議ではないように見える。

が、よく観ると、主人公が繰り出す口答えのような「屁理屈」もまた、手垢の着いた「定型句」ばかりだ。
若者向け産業の宣伝文句やリップサービスの中から、いくらでも採取してくることが出来るだろう。

従来のギャグの観点からは、固定した価値観を揺さぶって「笑い」を生み出す「歪み」を発生させる為に、非・常識人=アホの価値観は「独特に」ぶっ飛んだものであるべきだ。

が、「アホ」の屁理屈は、どこかで聞いたことがある門切り型という点で、全く「常識」と類型的な空虚な「お題目」であるという事態は、主人公を特徴付ける「アホ」の実質が、独自性を発揮する価値観の歪みではなく、一切のオリジナル性を持たない真空のような空虚さであることを示している。

その場その場で、もっともらしい口答えを返しているのは、常識を相対化する「アホ」の理屈ではなく、真空装置が空中から吸い寄せた、空虚に浮遊する「定型」の屁理屈の自動応答に過ぎない。

在りものの「定型句」を吸い寄せ続ける「空虚」さが、本作の「アホ」が意味するところなのだろう。

一切のコミュニケーション=常識との価値観のやり取りが不能であるのも、当然ということになるのだろうか。


「アホ」は何処まで行ってもアホだというコミュニケーションの断絶が「笑い」になってしまうのは、あるいは本作が鋭く時代性を取り込んでいるということかもしれない。

どれほど見え透いた嘘をつき続けようとも、突きつけられる事実を無視して平然と地位にとどまり続ける人物は、本作の主人公同様に、ディスコミュニケーションによって一切の干渉を拒絶して空虚な言葉の中に生きる無内容な真空=「アホ」の同類といえるだろう。

そんな「アホ」がのうのうと生きているさまを、視聴者はもう何年も前から見続けているのだから。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

愛嬌があって間の抜けた感じのええアホは2人かな

いや、これアホちゃうやろ。

私の認識で言えば

アホ→間の抜けた感じ、なんか許せる
バカ→頭が悪い、あんまり許せない

・・・っていうか『間の抜けた』って表現も難しいな、
言葉の意味、使用方法に地域差・個人差が大き過ぎる。

アホっぽい登場人物は大抵バカだ。

登場人物をアホとバカを用いて解説してみよう。

よしこ
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あっくん
 勉強がものすごいできる。ネタバレレビューを読む

よしこの母ちゃん
 よしこの人生を憂う人。ネタバレレビューを読む

〇さやか
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風紀委員長
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◎のぞみちゃん
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〇まもるくん、ただしくん
 男子小学生。小学生らしいアホさとまじめさも備えている。
 スタッフロールを静止して初めて名前わかった。
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不良のりゅうじくん
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るりちゃん
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いぬ
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28歳の女子教師
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◎ギャル
 かわええ赤毛のアホの子。いつも3人でいる。
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※◎ええアホ 〇いいアホ


よしことあっくんを中心にアホな出来事が起こる、よしこが起こす。

好きな回は
・あっくんとさやか
・よしこと小学生
・バナナの佐藤さん
・さやかとるりちゃん
・水着を買い物
・犬と映画
・夏祭り
・ギャルの恋バナ
・文化祭委員長決め
・遠足のおやつ
・犬とポメちゃん
・バナナフロペチーノDX
・犬と花

さやかちゃんと小学生と犬とギャル大好きだなぁ。
あと動きが派手な回は面白い。

さやかちゃんはかわえかわいそう、
小学生はアホなごむ、
犬は最高、絵的にアホ、
ギャルはアホかわええ。

あっくんがよしこにバイオレンスで
よしこがパンチラオンバーゲンセールなので
そういうの嫌な人はダメかも。


キャラがアホだけど、悪意のある人間がほとんどいないから平和に楽しめる。
けど悪意のない迷惑・犯罪行為ほど恐ろしいものはないけどね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

66.8 4 ディオメディアで高校生なアニメランキング4位
乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (542)
3528人が棚に入れました
白城学園の乃木坂春香は清楚で可憐、成績優秀なパーフェクトなお嬢様。だが、彼女には、アニメやマンガが大好きなアキバ系という秘密が!それを学園で唯一知るのが、春香と親しい(でも恋人未満の)フツー人・綾瀬裕人。\nそんな二人の三歩進んで二歩下がるピュアな恋愛模様と、周囲の友人たちとの楽しい日々を愉快に綴るラブコメディ。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

らぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶ・・・・

もはや「秘密」とは何の事であったのか忘れてしまいそうになるイチャイチャアニメ、第2期です。
結局、2人の関係に進展があるのやら無いのやら、よくわかりませんでしたが、X’masやバレンタインというラブイベントを経て、それなりに距離が縮まった気がします。
あーっ、もう!
君ら、ちゃんと告っちゃいなよ、ホンマに。


基本的に本作は、告白こそしていませんが誰が見ても恋人同士の2人を見守ることには変わりがありません。
1期のようなアニメオタクにまつわる話も少なく、普通の学園ラブコメの様相です。
家族公認、友人公認のカップルですので、大きな障壁となるものもなく、ただただラブい様を見せ付けられるだけです。

そればっかりだと芸が無いので、この2期ではキャラを増やして、
イチャイチャ回、サブキャラ回、イチャイチャ回、サブキャラ回、・・・・
と、適度にエロを交えながら変化をつけてあります。

サブキャラが主役のときは春香の出番は殆どなく、主人公のメガネがモテっぷりを増強する回。誰構わず優しさを振りまく罪作りなヤローですw

モテモテハーレム状態ですが、恋のライバルとなり得るサブキャラも登場せず、基本的に皆に応援される恋。
これが本作の味でありウリなので、前作同様、安心して視聴できました。


不必要なところで無駄にエロい事。
時々、オタクウケを狙ったようなパロディが入っている事。
この点が敬遠される要因ですが、それが気にならないなら充分楽しめる作品。

半裸で抱き合うようなシチュェーションには何度も遭遇しているのに、キスすらしていない不思議なカップル。
イライラしながらも暖かく見守ってください。そういのを堪能するラブコメです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

乃木坂姉妹にメロメロ (@≧Д≦@)

第2期:全12話

ネタバレ感想
ネタバレレビューを読む
最後に一言
玄冬さんのエヴァネタ めっちゃ吹きました(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

さらに能登かわいいよ能登

1期同様に「能登麻美子」演じる乃木坂春香がとっても可愛い作品です。

◆1期と比べると・・・
まず真っ先に思い浮かぶのが、エロの描写が随分と増えました。
ちょっとした事で簡単に下着が見えてしまうようなシーンがたくさんありました。
これはファンには嬉しいのか?それとも要らない要素なのか?
その判断は見る人によりますよね。
そしてサブキャラの描写が増えたため、主人公とヒロインのデレデレシーン・・・というよりは乃木坂春香のシーンが少し少なくなってしまったのは残念でならないです。

◆1期よりも良かった点・・・
やはり「釘宮理恵」がこの作品に加わった事です。
この作品では二役やっていますが、どちらの役もとても良かったです。
一役は「とらドラ!」視聴済みの人にはとっても嬉しいネタ、もう一役はセリフはほとんど限られているのですが「釘宮理恵」の可愛らしさがとっても出ていたキャラでした。
また他にも別キャラの「エヴァ」ネタや「おねティ」ネタなどいろいろ楽しめる内容でした。

◆1期2期に共通する事ですが・・・
この作品、悪者に当たるキャラがとにかくタチが悪いです。
この2期でも、かなりイライラするキャラでした。
それに加え主人公の不甲斐無さ・・・。
後半は相当もどかしい気持ちにさせられました。
物語を盛り上げる為に陰険に描いたのでしょうけどね・・・。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

66.2 5 ディオメディアで高校生なアニメランキング5位
はんだくん(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (562)
2823人が棚に入れました
書道の大家の息子にして、自らもその道で活躍する 高校生書道家・半田 清。
学校ではその近づきがたい佇まいから
孤高のカリスマとして 一目置かれているのだが、本人はそれを 「嫌われている」 と思い込んでいた・・・。

本編の6年前を舞台に、「ばらかもん」の主人公、都会育ちの若きイケメン書道家・半田清舟の高校生時代を描くコメディ。

声優・キャラクター
島﨑信長、興津和幸、柿原徹也、細谷佳正、山下大輝、広瀬裕也

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

勘違いと思い込みから始まるネガティブ青春ギャグコメディ!

この作品は「ばからもん」のスピンオフ作品ですが、本編とは何の関係もありませんので、この作品から入っても問題ないと思います。

長崎県の五島列島…島民は気さくで優しく自然が豊かで時間がゆっくりすぎていく中で、書道家の半田清は自分探しの旅に出る…

本編のばからもんはこんな感じでしたが、このスピンオフは半田清の高校時代を描いた物語になっています。

もともとは友人の心無い一言が全ての元凶になっているのですが、半田くんは自分が学校中の嫌われ者だからといって、誰も寄せ付けないオーラをビンビンに放ちながら高校生活を送っているのです。

面倒な事も嫌いだし、もちろん争いも苦手…
そんな半田くんは、何故かその手のトラブルに巻き込まれてしまうんです。
もちろんトラブルも大嫌いな彼は穏便に事を済ませようとするか、逃げ出そうとするか…
つまり極力関わりたくない態度を前面に押し出しながら必死に抵抗するのですが、運良く…運悪くかもしれませんが、全てが好転的に回ってしまうんです。

半田くんは物事が好転的に回ったことなどツユ知らず、そそくさとその場を立ち去ってしまうので彼が気付く術も無いのですが、彼の言動には人を心酔させる何かがあるのでしょう…
半田くん…実は相当人気者なんです。
知らないのは本人だけ…だからこの作品の面白さの一つはそのギャップにあると思います。

でも私が彼の言動以上に面白かったのが「半田軍」の存在でした。
半田くんに心酔しきったメンバーで構成された軍団…その結束は鉄壁です。

頭脳明晰でテストは常に学年1位であると共に半田軍の司令塔でもある相沢 順一
元モデルの超イケメン男子…二階堂 礼緒
高校1年の頃の可愛らしさは微塵の欠片もないほど怪力男に変身した筒井 あかね
半田軍で唯一半田くんに心酔していない近藤 幸男

みんな最初は半田くんを知らなかったり、自分の力量の方が上だと半田くんをライバル視していた人ばかり…もちろんイザコザも一度や二度ではありませんでした。
でも半田くんが絡むと事態は好転してしまい、結果的に出来た産物が「半田軍」という訳です。

普段の半田軍は確かに上記の4人の男子生徒…
ですが、半田軍が真に本領を発揮するのは女子が加わってからだと思っています。

この作品の一推しキャラは…金城 美代子さんで決まりです。
半田くんの隣の席の彼女…勉強も出来て友達も多い普通の女の子だったのですが、席が隣であるが故に半田くんとの大切な思い出が出来ちゃったんです…

そこからの彼女は魅力たっぷりです…
決して表舞台で派手な事はせず付いた二つ名が「イレイサー」
そしてその二つ名こそが彼女の真価であり、進化し続ける彼女の勇姿…もう堪りませんでした。
こういう立ち位置のキャラ…私は大好きです。
CVが本渡さん…というのもポイントが高い要因でもありました。
「かみさまみならい ヒミツのここたま」の四葉こころちゃんを演じていたのは知っていましたが、私が彼女を初めて見たのはレガリアの特番でした。
しっかりとMCを努めていたのが印象的で、その後結局「競女!!!!!!!!」の特番もしっかり視聴してしまいました…
今後の活躍が楽しみな声優さんです。

そして図書委員の比良山 かすみ…決して出番の多いキャラではないのですが、何と言ってもCVがくぎゅ…一度登場した時の存在感は半端ありませんでした。

オープニングテーマは、Fo'xTailsさんの「The LiBERTY」
エンディングテーマは、鈴村健一さんの「HIDE-AND-SEEK」

1クール計12話の作品でした。そういえば、ばからもんの半田 清のCVは小野大輔さんでしたが、はんだくんでは島﨑信長さんに代わっていたのは意外でした。
これって、例えば「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」の声優さんが「プリズマ☆イリヤ」では門脇舞以さんじゃなくなってしまう…くらいの大事件じゃないですか。
イリヤは本編であろうがスピンオフであろうが、もう門脇さん以外は考えられないのに…
こういう事もあるんですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 18
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

超高校級の人嫌い書道家少年が、カン違いで崇拝される系の学園コメディー

長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く「ばらかもん」…の、スピンオフな学園コメディー全12話です。
ばらかもんの主人公の高校時代のお話、自分は嫌われ者だ(と思い込んでいる)半田君を、本人が知らぬうちに周囲が祭り上げる感じ。
変則的な俺TEE系?
…ばらかもんの先入観や第1話を抜きにしても、コメディーとしてイマイチ性に合わなかったです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ばらかもんの公式スピンオフなのですが主人公を半田君にする必要性を感じない

それほどばらかもんとの接点が全くない。

半田君が学生時代の話なのでばらかもんの舞台やキャラとの接点がある方がおかしいのだが…それでも面影がなさすぎて一言で言うなら「なんか違う」という感じです。

別に悪くはないんですよ。作品の色としては「すれ違い系勘違い系」のギャグ作品で決して悪くはないのですが…半田君や川藤とかばらかもんのキャラを使う必要性を感じないんです。半田君の性格もばらかもんとはなんか違うし、半田君の最大の特徴として字が上手という特徴があるもののそれを絡めた話はごくごくわずか。「ばらかもんの半田清舟」のキャラクターや特徴を全然活かしていない。だから例えば半田君をオリジナルキャラにしたとしても何も違和感なく作品として成立します。つまりただの学園ギャグ作品と、ばらかもんの公式スピンオフの学園ギャグ作品との差別化が全然できてないんです。
だからばらかもんのキャラを使う必要性を全く感じないしそれなのに公式スピンオフとか語っちゃってハードルを上げてしまっているから話は悪くないのに期待外れ感がいなめません。ただばらかもんだとかスピンオフとか抜きで一作品として観ても悪くないというだけで特に突き抜けたものもありません。

ギャグのスピンオフをやりたかったのなら進撃中学校とかころせんせーQの様に、きちんとオリジナル作品のキャラクターがきちんとオリジナル作品の性格を基盤にもったまま舞台を変えたギャグ作品する方が面白かったのではないでしょうか?
逆にばらかもんのキャラがほぼ出ない半田君の学生時代を描きたかったのなら普通の学園青春ものの方がよかったように思えます。

実際色々なスピンオフの作品が世の中に出ていますが、元の作品のキャラがあまり出ない作品はシリアスな作品が多く、ギャグ作品は元の作品のキャラのまま舞台だけ変えるような作品が多い気がします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

68.2 6 ディオメディアで高校生なアニメランキング6位
僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (466)
2241人が棚に入れました
純愛・下ネタ・ラブラブコメディ!
普通の学校生活を送り、普通のクラスに属し、普通に恋をし、意を決して告白する……そんな至極まっとうな青春を謳歌していた篠崎遥。だが恋をした相手だけが『普通』ではなかった――。
溢れかえる下世話なワードの数々! あからさまに湧き出るエキサイトな性知識!
だが、すべては健やかで円満な恋人であるため――そう、これは紛うことなき純愛の物語!

声優・キャラクター
悠木碧、市来光弘、武田羅梨沙多湖、山田奈津美、八木侑紀、長妻樹里、長谷美希、水谷麻鈴
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトルで損してる予感

1話感想「女に向かって穴呼ばわりなんてあなたも相当な男ね」
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2話感想
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4話までの感想
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8話までの感想
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最終回までの感想
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総評・これだけ読めば良いかも
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

Oh, yeah~~!

香坂秋穂(こうさか あきほ)、高校2年生。成績優秀・スポーツ万能でクラス委員長。しかし生真面目な性格と硬い表情、常識離れした言動に周りから引かれてしまい何時もボッチ状態。
そんな彼女に同じクラスの篠崎遥(しのざき はるか:女の子の名前みたいだけど普通の優しい男の子)は高1の頃から片思い。
夕暮れの校内、遥は思い切って秋穂を呼び出して(交際)告白。ドキドキしながら返事を待つも、あっさりとOKした秋穂・・・だが、
秋穂「とりあえず『48手』を全て暗記しますね。」
 遥「48…へ?」
そう、彼女は幼少のころより母親から英才教育ならぬ「excite」教育を受けており、秋穂のTPOにそぐわない、むしろKYな「excite」の発言に良識人の遥はツッコミを入れたり振り回されたり・・・・・波乱な交際が始まります。
秋穂「ナニに突っ込むというのですか?!」

※【48手】日本古来から伝わる「性交の体位」。印度にも似たような「カーマ・スートラ」というものがあるらしい。体位によって男の子か女の子が出来やすいというのは実際問題無いと思う。
※【excite(エキサイト)】本来の意味は「興奮する・刺激する」。放送上は露骨に「エロ・エロティック・卑猥・猥褻・淫語」と言わせづらいのか、全てのイヤラシイ意味合いが「excite」として代替語されてるみたいです。


原作は序盤チョット読みしましたが、4(または5)コマ漫画。
「処女でビッチ」だから「しょびっち」なのだろうか?えたんさんの言うように「性知識」はあっても「経験が」がなく、「excite」トークで盛り上がり本番では尻ごみする女子というのは確かに「耳年増」のようですね。
しかしタイトルにするなら『僕の彼女がマジメ過ぎる耳年増な件』より『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』の方がオシャレ感(?)があるような気がします。

※【bitch(ビッチ)】米国では古くから憎い相手や気に入らない事を罵倒するときに叫ぶ「son of the bitch!(サノバビッチ:牝犬の子)」という汚い言葉がありますね。「Fuck You!」と並ぶ児童教育に良くない(聞かせたくない)言葉です。
牝犬=節操なく交尾させたがる=ふしだらな女、という意味合いから「母親がクズならテメーもクズだ!」という相手を侮辱する最上級の罵り言葉のようです。
昨今、日本でも浸透してきた「ビッチ」という言葉。自由過ぎた社会のせいでヤリたい事をやるのもいいんですが、節度・節操も無くなり、礼儀も知らず人を見下し、ブスな下地に厚化粧、快楽と享楽を追い続け馬鹿笑いし続ける女性が、なんと増えたことか!(大和撫子はもう居なくなった!)
そんな社会風潮のせいで「ビッチ」という言葉は「嫌な女」の別称として定着しているのかもしれませんね。やや「ふしだらな女」の方が強そうですが・・・
本作では日常会話に、やたらめったら真顔で「excite」ワードをブっこんでくる秋穂なので、視聴者側から見ればビッチかもしれませんが結構「ピュアピュア」そうですね。彼女の「尽す姿勢」が意地らしい❤(似たようなキャラで「棺姫のチャイカ」のアカリを思い出しました)


何にせよ本作は「はじギャル」と同じくPV詐欺のようなアニメ。
番宣では面白そうに見えても本編は絵コンテ・作画が拙いせいで結構グダグダな感じ。(遥なんてしょっちゅう猫背気味になってるし、キャラと対象物との対比が時々????と思えますし)
最初は下ネタと巧くない画のせいで嫌悪感がありましたが、それを補う溢れる泉の如く湧き出る「excite」トークが段々面白く思えてきます。
見慣れてくると分かってきましたが、ややチープなラブコメ日常の至る所に「excite」地雷が埋まっており、うっかり踏んで(ツッコンで)大爆発(大爆笑!)というパターンのようです。
それがもう、楽しくて楽しくて楽しくて・・・
軽く見流すのにはちょうど良いのですが、私は根がムッツリの為にリピート視聴して爆笑してます(笑)

過剰下ネタとして有名な、
あの『生徒会』(ただの学園コメディだと思ったら、トンでもなかった!でもエロ画は無し)や、
あの『猥褻テロリスト』(AVネタも多かったが画もそれなりに良かった)に比べて、かなり劣ってはいますが「異世界はスマートフォンとともに。」程度の劣化版みたいに思えます。

本作を見て、
嫌悪感をもつようなら『お子ちゃま』か『普通の人』。
ソコソコ冷ややかに笑えるなら『普通の大人』。
深読みしたり、経験があったりして大爆笑するなら『普通に立派な汚い大人』なのかもしれません。(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

純愛♥下ネタ♥ラブラブコメディー!

この作品の原作は未読ですが、悠木さんがメインヒロインを演じると知り、即視聴を決めた作品です。

しかし、2017年を振り返ってみると色んな悠木さんを見せて貰った1年だったのではないでしょうか。
中でも以下の2作品は回想して振り返ってみると悠木さんにしか務まらなかったと言わざるを得ない作品だと思います。
冬アニメ:幼女戦記(ターニャ・デグレチャフ)
夏アニメ:アホガール(花畑よしこ)
もちろん悠木さんが出演されているのはこれだけではありません。
ACCA13区監察課のロッタちゃん、サクラダリセットの相麻菫、キノや3月のライオンの高城めぐみなど作品の中でのキーパーソンとも言える役を次々とこなしていく彼女…

でも幼女戦記やアホガールの様に視聴者に強烈なイメージを植え付けた秋アニメは、間違いなく本作だったと思います。
なぜなら登場人物の一喜一憂…或いは一挙手一投足における悠木さんのリアクションが作品から伝わってくるイメージ通りだったから…
悠木さんは成績優秀かつスポーツ万能の高校2年生の美少女である香坂 秋穂を完璧に演じ切られていた…と言っても過言では無いと思います。

この悠木さんの演じる香坂 秋穂…これが中々の曲者なのです。
何故なら知識だけのエロさなら、思考・発言を含め同年代の連中の遥か斜め上をぶっ飛んでいる…くらいが彼女に対する適当な表現だと思います。
そのくせ、超美少女でビッチなのですから始末におえません…

でも時折彼女の魅せる可愛らしさ…あざとさ120%である事は百も承知しているのですが、悠木さんの演技に我が牙城が崩されていくのが感じられます。

その他のキャラも立ち位置こそ違うものの、基本的なキャラ設定は主人公を取り巻きとしてキャッキャウフフを繰り返すお姫様たち…

そう…言ってみれば、萩村すず不在の「生徒会役員共」といったところでしょうか。
私は生徒会役員共を視聴した当時、あれを「ゆるい下ネタ」とレビューで記載しましたが、ユルさで言えばこの作品の方に軍配が上がると思います。

思い返すと、生徒会役員共は途中で何を言っているかが分からなくなるくらい、会話の途中で様々な効果音が挿入されていましたから…

そして、ツッコミ役が篠崎 遥ただ一人しかいなかったのもインパクトという切り口で見てみると弱かったと思います。
なぜなら、ボケとツッコミ以前に主人公とヒロインの間にはある一定の関係が存在していて、どちらもその関係を壊したくないと思っています。
まぁ、当然といえば当然ですけれど…

それに遥の元々の優しさが、周囲のキャラのボケに対する仇になってしまった点もあると思います。
生徒会役員共における津田タカトシは、突っ込むときはあらゆる感情全てを蔑ろにしていました。
その方が結果的にボケも映えるんですよね。

そういう中で唯一の異色が本作品における星川聖夜…
確かに物語におけるインパクトには十分成り得たと思います。
けれど、こっちの方が良かったかと問われるときっと答えは違うような気がしてなりません。

まぁ、聖夜が頑張るたびに悠木さんの冴えわたるリアクションが拝めたので、結果オーライなのかも知れませんけれど…

でも、ヒロインのご両親…高坂夏雄と冬美さん…
この二人の関係はある意味夫婦の有り方における理想形なのではないでしょうか。
もちろん、結婚してからずっと…という訳にはいきません。
社会人としての自分…家庭人としての自分…その2足のワラジを履きこなすのは生半可ではありませんし、段階に応じて変化していく子育てに対し、柔軟に馴染んでいかなくてはなりません。
子育てがひと段落して、優先順位が子供より自分たちに傾けられるようになった時、夫婦の関係がこの二人みたいだったら、きっと楽しいし充実した毎日が過ごせるのだと思います。

見どころとツッコミどころが満載のこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、悠木碧さんの「永遠ラビリンス」
エンディングテーマは、pua:reさんの「恋のヒミツ」

この作品も角川10話枠作品でした。
終わり方…纏まりは綺麗だったと思います。
でもあまりにも平坦に進んで、そのまま終わった感じがするので原作の販促…という意味ではもう少し先の展開を予感させる場面が見れた方が効果はあった様に思います。

いつも思いますが…やっぱり声優さんて凄いですね。
アニメが好きで良かったと実感できる作品だったと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

75.4 7 ディオメディアで高校生なアニメランキング7位
ドメスティックな彼女(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (477)
2067人が棚に入れました
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。叶わぬ想いと心の中へ押し込み、ふと誘われた合コンに参加した夏生は、そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。そんなとき、父が再婚することに。父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、なんと陽菜と瑠衣だった……。ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。

声優・キャラクター
内田真礼、日笠陽子、八代拓、佳村はるか、小原好美
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なんとなく観てみただけだったのにとっても面白かった°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

このアニメずっと知らなくて,なんとなく観てみたら凄く面白くて一気見しちゃいました!!
ジャンルとしては「クズの本懐」とか「恋と嘘」と同じ括りにしたいかな。

このアニメで1番好きなのはキャラクターデザインです。
特に,陽菜,瑠衣&ももがほんとに可愛いです。
陽菜先生は文句なく可愛いんだけど,瑠衣のネイビーの髪に赤い瞳(ちょい吊り目)っていうのが可愛いと思いました。
夏生はダメではないけど,普通かな。
整った容姿とのことなのでイケメン設定みたいですけど…。
あとは桐谷先生!!色っぽすぎ!!

次にストーリーです。
正直,このアニメはたまたま観ただけだったので期待とかは全く無い状態で観始めたんです。
なので,最初の無理がある設定も「ハイハイ。アニメでよくあるやつね。」って感じでスルーしてました。
普段からアニメをいっぱい観ている人は耐性がついていてスルースキルもあがっているかとも思うんですが,わたしはというと観終わった今思い返してみると確かに突っ込みドコロ満載だよね(;・∀・)
まぁ,学校の先生に恋してるのは良いとして,お父さんの再婚相手の連れ子がその先生で…いやもうその時点で十分なんですよ。
それなのに,その上合コンで出会った娘と初体験をしちゃって,その初体験相手が自分が恋している先生の妹とかもうとっ散らかりすぎですよね,ごちそうさまです(!?)。←お腹いっぱいという意味。
逆に良いなと思ったのは,
アニメでこういう連れ子同士で同居ってなったら,大抵親が新婚旅行で世界一周に行ってくるとか,いきなり海外赴任になって子どもを日本に置いていくっていう超絶無理矢理親を排除する展開になりがちなんですが,そういうのが無かったし,ちゃんと子どもを大切に想ってくれている親なんだなぁって思うところもあって,そこは良いなと思いました。
あたしはアニメとか小説とかに接する時,大体誰かに感情移入してストーリーを進んでいくっていうのがけっこうあるんですが,今回は夏生目線で見ちゃってました。
個人的にはハーレムアニメの主人公が嫌いで,かつわたしは女なのに…って思ったんですが,夏生はとにかく優しいんですよね。
ハーレムアニメの主人公が好きになれないのって,女目線で見ると,大抵どこが良いのか全然理解できないのになぜか可愛い女の子たちにモテまくるのが謎過ぎてイライラを掻き立てるってところにあるんですけど,夏生に関しては優しいから女の子達もまぁ好きになっちゃうのも分かるなって,最初はそう自己分析していました。
でも,優しいハーレムアニメの主人公なんて他にもいるだろうしなぁって思って,よくよく考えてみると彼らとの1番の違いって叶わぬ片思いをしているところなんですよね。
むやみやたらにモテるだけじゃなくて,本当に好きな人には振り向いてもらえていないっていう…。
だから応援したくなっていたんだと思います。
(イケメン設定というのは後で知ったんですが,モテるのにそれなりの理由があったのね。って納得。)
でも,やっぱり好きになれないところもあって,それは流されやすいっていうところ。
陽菜先生や瑠衣に対してはっきりモノが言えないところがどうにもイライラしてしまいました。
陽菜先生に対しては「いや。そこで怯まないでもっとガンガン押せよ!!そうしないとこんな高嶺の花と付き合えないよ!?」って思ったし,
瑠衣に関しては
夏生よ。あなたは先生が好きなのに何で初めて会った女とやっちゃうわけ!?―って思いました。
まず,そんな女の子いないし居たとしても怖すぎるでしょ!!
逆に考えたらさ,瑠衣は誰でも良いから男とやるために合コン来てたのかなって思っちゃいました。
その時点であたしは瑠衣のことがどうしても好きになれなくて,それは最後まで変わらずずっとイライラさせ続けてくれましたね,彼女は。
ただ,先生みたいなロングヘアの優しそうな,それも主人公が恋してる相手って最終的には当て馬的な位置に行っちゃうんですよ。
で,結局ハキハキとものを言うボブの子の方が自分の素を見せれるとか気付いてそっちに行っちゃうパターン。
テンプレですよね。
終始夏生を応援していたわたしは夏生が陽菜先生を好きなこともあるし,もともとロングヘアの優しそうなキャラが好きなのもあって,いつ瑠衣の方に気持ちが傾いていくんだろうって決めてかかって,ずっとハラハラしながら観ていました。
陽菜先生はもう可愛いしきっとお料理とかお裁縫とか得意で女の鑑みたいな人なんだろうなってイメージだったんですが,実はお酒大好きなところとかお笑い芸人さん推しなとことか料理が苦手だったり,あたし的にはそういう等身大のOLさんっぽいところが逆に好感度大でした。
逆に瑠衣は最初凄く淡白でクールなイメージだったのに,常に夏生に付きまとっているというか,彼女面するようになって,そういうところがどんどん嫌いになっていった原因です。
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で,陽菜先生なんですが…
まず,陽菜姉とか呼ばずに居てくれてありがとうと夏生に言いたい。
先生呼び&敬語だと禁断の愛って感じが出て興奮できるけど陽菜姉だともう姉弟になっちゃうからさ。
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で,その禁断の愛についてなんですけど…
賛否両論あるとは思うんですが,こういう創作物の中ではわたしは中学聖日記みたいだなって思って拒否反応起きないどころかむしろきゅんきゅんできました。
現実だといけないことだよなって思うけど,卒業さえしてしまえば良いんじゃないかなって思う。
高校生の時の先生も,奥さんが教え子だったし,大学生の時も友達が中学の時の先生と付き合ってたんだよね。
まぁどちらも卒業してからだと思うけど…。
だから,個人的な考えとしては一概に先生と生徒の恋愛がダメだとか考えたくないのです。
逆に,その想いが本物なら卒業まで待てるでしょ!!とも思うから,在学中にどうにかなるってのはやっぱどうかなって思うのよね。
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けど,瑠衣役の声優さん。実はあまり声好きじゃないんだけど(透き通るような声じゃなくてまろやかな声),それ以上に演技うますぎません!?
集中して観てるのに時々あまりにリアルに演じるものだからハッとして現実に引き戻されます(笑)。
アオハライドの時もそう思ったのだけど。
おまけとしましては…
桐谷先生がほんとに色っぽくて(キャラもさることながら声も!!),好きでした。
常に生徒に対して丁寧語で話すところとか良いよね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
桐谷先生の恋愛…気になる★
なんかお家にお邪魔すると,寝室に毎回違うセクシーな美女が居そうなイメージだけど…(笑)。

アニメ自体のレビューは以上です。
ですが,これ続きが気になって調べてみたら…
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まじで夏生あり得んヽ(`Д´)ノ
―と思うので,仮に2期やるとしても観ません。
ショック受けるだけだから。
長いレビュー読んでいただきありがとうございました♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

見る度に『不快指数』がドンドン上昇してしまうから困ったもんだ!(苦) あ~~ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく~~~!・・・・・・・・・・・・

2019.03.31[初回UP]
2019.04.02[加筆修正]

円盤(BR/DVD)は販売されません。コミック22~25巻特装版についてるQRコードをスマホアプリ「PlayPic」でダウンロード視聴になるようです。 TV未公開映像もあるらしいので、当然放映出来なかった「カラミ」もあることでしょう!
正に「内容」も「販売」もイヤラシイ!!!(まあ、生産在庫になるコストは無いだろうし、新しい試みなのでしょうが・・・ん~~なんか腑に落ちない。)

父子家庭の文学好きな高校生「藤井夏生(ふじい なつお)」。現在、若き女教師「橘陽菜(たちばな ひな)」にディープでゾッコンな片思い。彼女が時折見せる物憂げな表情が気がかりな夏生。
ある日友人とカラオケ合コンに誘われた夏生。場の雰囲気に馴染めず、同じ心境の「橘瑠衣(たちばな るい)」と共に抜け出し誘われるまま彼女の自宅へ。(瑠衣の面影が陽菜に似ていたのもホイホイついていった理由の一つ)
瑠衣の経験の無い若者=子供扱いというコンプレックス(?)を払拭するため、夏生に性交を提案。こうして双方、味気ない初体験(SEX)を済ます。
そんな折、夏生の父・昭人が再婚話を相談。亡き実母に対して特に強い思慕はなく、父の幸せを願って承認する夏生。
そして両家顔合わせの日、父の再婚相手・都樹子の連れ子姉妹を見て、なんとビックリ!
姉は、憧れの先生・陽菜。(^O^)/
妹は、成り行き初体験の相手・瑠衣。(;一_一)
子供たちの事情を知らないバカップルな両親と、それぞれ気まずい思いで一つ屋根の下で新しい家族(家庭)の生活が始まった。
こんなん絶対コジれるに違いない!

原作は未読ですが、少年マガジンで連載中。夏生の「大学編」になっているようです。(こんなんだと読む気もない)
ナントカ視聴完走したものの、直近一か月は物凄くイライラさせられました。主人公たちと近い世代の方々にとっては「他人の不幸な恋愛事情」として楽しめたかもしれませんが、私は鬱憤が溜まるばかりでした。
ラブストーリーの中でもとりわけ『怒ストラクで大嫌い!!』な分野です。
それでも観続けた理由として、汚い大人の私はエロ・シチュエーションはチェックしておきたいのです!(笑)
しかし、やはり二次元メディアは「イイ物・楽しい物」を観たいものです。コレは直球で『嫌な物・愚か者』をさんざん見せられた感じ。



そんなワケで私の(個人的な)『怒り』心境!!
ネタバレレビューを読む

そんなわけで、動画も多少ぎこちないところが気がかりで、OPの「カワキヲアメク(「渇きを叫く」と読むらしい)」は純真な無知と渇望は美しいと賛美してるような印象が嫌に感じますし、
良く言えば「こんな事にならないように気を付けよう」「愛は責任がかかるモノ」ともいえるし、
悪く言えば「調子コイてっと惨めになるんだぜ、バーカっ!」という悪意、もしくは『みっともない奴等を晒しあげる』ような感じでした。(あくまで個人の感想です)


『愛』の重さや責任・覚悟が貫けず、中途半端な行為は「惨めな結果」を生み出し、決して幸せになれないという恋愛教訓劇のようでした。


しばらくは後味の悪さが後遺症になりそう。願わくば、頭のスミから記憶を早く消したいです。



同じ【不】純愛ラブストーリーとして「クズの本懐」は詩情、心象演出に「風格」があって視聴は苦しかったケド、まだ「ドメかの」よりは好感に思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

IよりHが先にくるなんて、アルファベットみたいな奴だね

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
シリアス系の恋愛、というか、90年代「禁断」系のドラマみたいなノリ。ですが、こう、、、「アニメの良さ」をあんまり感じない作品でした。むしろ、実写でやった方が、(90年代とかだったら)ウケたと思います。

なんというか、アニメなんかだと意図的に避けてきたような人物達をたくさん出して、アニメでは避けてきたような展開をさせることで、個性を発揮しているような作品に感じました。

つまり、「刺激的な展開」以外には魅力や個性を感じなかったということ。大体、こういう世知辛いのは現実で間に合ってるんで、アニメでまで苦しみたくないんですけど(苦笑)

シリアスなテーマの(ていうか条令違反的な)恋愛をライトなタッチで描いてるから、若干茶化しているように感じなくもない。そこもマイナスポイント。

ちなみに、ドメスティック=家庭的な・家族内の、であり、バイオレンス(暴力)とは関係なし。と、作者も述べているらしいので、一応。

あと、レビュタイは、確か「学校へ行こう」というテレビ番組で言っていた人がいて、上手いな~と思い、記憶してました。ABCDEFG「H(セックス)」「I(愛)」JK...ってことです、一応(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 34

69.0 8 ディオメディアで高校生なアニメランキング8位
あひるの空(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (178)
708人が棚に入れました
バスケットボールでは決して有利ではない小柄な体格の車谷 空。身長を理由に中学時代スタメンに選ばれることのなかった空は、高校バスケ部に期待を膨らませて九頭龍高校、通称クズ高に入学。ところがバスケ部はほとんど機能停止状態。とてもバスケをできる環境ではなかった。しかし、空はバスケへの熱量で、クズ高バスケ部メンバーとぶつかり合いながらも、共に成長していく。次々に直面するあらゆる困難に、クズ高バスケ部メンバーはどのように立ち向かって行くのか…!?

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、小西克幸、谷山紀章、宮野真守、八代拓、堀井茶渡、KENN、千本木彩花、谷口夢奈、遠藤綾
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

乙女と不良が交差するとき

原作未読


出た!“新丸子橋”
リアル正式名称は“丸子橋”

橋名板をでかでかと映してくれたおかげで一発判明。本作冒頭で登場して以降ちょくちょく顔を出すその橋は、渋谷-横浜間を繋ぐ東急東横線の途上にあり東京都と神奈川県の県境/多摩川にかかった橋です。
本作と同時期放送『フルーツバスケット』でも登場したり、少し前の『荒ぶる季節の乙女どもよ』ではヒロイン達の通学路で使われてました。これがさもありなんと言いますか。『荒乙』ヒロインたちは神奈川県川崎市側から橋を渡って、東京都大田区側にある高校に通っている設定なんですね。それがどういうことか『荒乙』未視聴者向けに少しだけ触れるとヒロイン達はとってもいい子で普通の高校に通学中って前知識が僕らにはある。
これが橋を渡らずに川崎に留まるとどうなるかはサムネからお察し。ヤンキーが出没するちょっぴりスラム感の漂う設定へと変貌します。
なお川を挟んだ東京都大田区側はズバリ“田園調布”お金持ちの住む所です。少し川崎をフォローするなら丸子橋を渡って次の次の駅“武蔵小杉”は住みたい街ランキング上位エリア。本作のメイン舞台です。


 川崎市中原区アニメ


高校では今はどうか知らんけどその昔ギャルが軒並み持っていた“法政バッグ”の法政二高が有名。
…のっけからすみませんでした。めっちゃ土地勘のある地域だったもんでつい(^_^;)


本題に戻ります。
神奈川を舞台にメインどころで不良がからむ高校バスケのお話です。あの金字塔との比較しそうなところをぐっと堪えて楽しみましょう。あっちが海近くならこっちは川沿い。
別物には違いありませんが、それでも気になる方向けに一つだけ優位なものを。少なくともヒロインは確実にこちらがかわいいかと存じます。

黒髪ロングなんです。近くの女子に聞いてみてください。加齢とともにロングはしんどくなってくる。若さや青春の象徴ロングヘアーです。それなのに部活だからと髪をまとめなければいけないのでだいたい束ねっぱなしと出し惜しみします。ロングな黒髪はところどころでしか披露しないというこの贅沢。
さらにこの子ひょんなことから女の命“前髪”を無残に切られてしまいます。しかもやらかした前髪のまんま物語はしばらくネタバレレビューを読む続くのです。前髪決まらないから学校休むリアル女子を見てきた私には衝撃でした。で学校マジックが発動。決まらない前髪を気にしない美形女子はモテる結果に。高校生なんてまだまだ素材に吸い寄せられるのです。教室でぶーちゃんがその美形女子に「ぜんぜん前髪平気よ。それに○○そんなん関係なく美人だし…」と言ってるのに聞き耳たてて、心の中で「うんうん」と頷いた経験は皆さんにもおありでしょう。

 若さの象徴“黒髪ロング” + “前髪気にしない”女子

これを一例に距離感がより高校生(等身大)に近いバスケアニメになってます。全50話とけっこう長丁場ですよ。原作はまだ完結してないので途中までですが、これまで二回ほどアニメ化を断り今回は原作者納得のアニメ化だったとのことです。


少なくとも長編のスポーツものに期待するものは満たせるのではないかと思います。

バスケバカな主人公車谷空(CV梶裕貴)がいて(冒頭)
休眠状態のバスケ部を掘り起こしていく
主人公に感化されて才能が徐々に集結していきネタバレレビューを読む
強豪との練習試合もやったりなんかして(当然序盤)
インターハイ予選に臨むことになるネタバレレビューを読む

1クールものと違い展開を急いでません。このへんを“停滞”って捉えるのはちょっと違うと思っていて、豊富に話数がある分“弛緩タイム”が用意されてるくらいで捉えてます。計算されつくした50話を否定はしませんが、それってずっと緊張を強いられことになり集中がもたないのではと思ってます。
行ったり来たりを楽しみながら腰を据えて楽しむ話数と思って堪能するのにちょうどよい。


不良ものにありがちな家庭環境トラブルが影を落として…みたいなのは薄め。
一度は好きなバスケに背を向けてたり、そもそも何かに打ち込んだ経験の無い連中の物語です。
彼らがこれまでの人生の中で無駄にしてきた時間の重さを見せつけられる場面は多々あり。試練にさらされる回数は他のスポーツものと比較して多いほうでしょう。
ありがちな一つ勝ったらさらに強い相手、的なライバルのインフレがなく、その分バスケットボールに向き合うことで自身の生き方を見つめ直すような内容になってます。まだ高校生なのに。

やってしまったことは元には戻らない。
しかしそこから逃げたままで果たしていいのか?

自分で蒔いた種を刈り取るというべきか、自分で自分のケツを拭くというべきか…

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スターティングメンバ―ほぼ全てがミッチー(※注:三井寿)みたいなもんですかね。バスケの技術的な側面よりもキャラ達のチャレンジする姿勢に心打たれる良作でした。
ゆるいところはゆるいのでそんなに堅苦しくはないですよ。
大人たちもこの未完成で危うい面々にしっかり向き合って導きます。顧問の先生。主人公空のお母さん。いい大人がいるアニメにハズレ無し。

see you next time で終わっていたし、ぜひとも2期を期待したいところです。



※ネタバレ所感

■きっと原作でも名場面だったのでしょう

とあるお別れのシーンがあるんですが、そこに至るまでの前フリ、渦中の演出、そして声優さんの演技。素晴らしいです。

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■(余談)川崎市中原区及び多摩川沿い

“新丸子”“(北)住吉”“千年”“新城”“小杉”等々、丸子橋を起点に3駅以内の狭いエリアが舞台。
番組最後のバスケット講座担当の川崎ブレイブサンダースの本拠地等々力アリーナや川崎フロンターレのホームスタジアムもこの中原区内にあります。
川崎って全国区の事件もあったりで物騒なイメージあるかもしれません。たしかに川崎駅周辺の川崎らしい川崎を舞台にした『RELEASE THE SPYCE』はやや物騒なスパイものだったり。『ゆるゆり』のキャラデザをもってしてもつい物語を物騒にしたくなるような魅力的な街です。ある程度エリア限られますけどね。ぶっちゃけ武蔵小杉近辺でヤンキーを見かけたことはありません。

首都圏でも山手線を起点に八王子方面、練馬や埼玉、千葉方面で土地の雰囲気は変わることでしょう。神奈川方面では多摩川を挟んで雰囲気が変わります。多摩川を横切る路線はけっこうあって

(品川発)→地名は多摩川を挟んでの地名
・京浜東北線/京急線 蒲田(東京)/川崎駅(神奈川) 
(渋谷発)
・東横線 田園調布/武蔵小杉近辺
・田園都市線 二子玉川/溝の口近辺
(新宿発)
・小田急線 狛江近辺/登戸
・京王線 調布や府中/聖蹟桜ヶ丘

けっこうあるんです。アニメの聖地でみるとイメージつきやすいかもしれません。
丸子橋起点にしましょう。
下流8kmくらいが川崎駅近辺エリアです。もうちょい下ると羽田空港。
逆に上流いってみます。北へ北へ! 丸子橋から5.0km遡ると田園都市線の二子橋。
『ハイスコアガール』ヒロインとのデート帰りに打ちあがる花火に遭遇したのがこの二子橋。“溝の口勢”という単語が踊っていたようにこのアニメは溝の口近辺が舞台でした。ここも実は川崎市。中原区ではなく高津区です。他にも『天体戦士サンレッド』もこのへんらしい。
その二子橋からさらに上流5.2kmほどいくと小田急線。川崎市多摩区へ。
このへんまでが川崎市、南北に広いのです。『さくら荘のペットな彼女』はここ登戸駅と隣駅がよう出てきます。河川敷に目を向けると『風が強く吹いている』で寛政大学駅伝部が寮スタートのトレラン目的地としたのがこのあたり。東京側ではあるんですけどね。

川崎市が関係する多摩川沿いの聖地だけでけっこうあるみたい。掘ればもっと出てくるでしょう。聖地同士が近いといろいろニアミスしてて妄想が捗ります。

小田急からさらに上流行ったら行ったで稲田堤の鉄橋『クズの本懐』、『ちはやふる』の府中、『一週間フレンズ』の聖蹟桜ヶ丘がぼちぼち多摩川沿いで、『とある科学の超電磁砲』学園都市のモデルとなった立川あたりまで範疇に入ってきますがまあこれくらいで。


最後に川崎に戻って…
この作品の刺身のつま:実写のバスケットボール講座。15秒にも満たない尺で毎回なにか1プレー動作付きで解説いれてくれるのですが、第3回目が“ダンク”と「おいおいできねーよ」と突っ込み待ちみたいな茶目っ気があって好きでした。
ブレイブサンダースの社長ってここにくる前は横浜ベイスターズの社長やってた人だったかと思います。横浜スタジアムに人を呼び戻した豪腕。あの手この手でアリーナに来てくれるような仕掛けを行っていてプロスポーツのマネジメントとしてとても興味深い教材です。あひるの空とのコラボもその一環なんだろうなと思いながら観てました。放送時間が平日の夕方と若年層ターゲットなのも関係してるかもしれません。等々力アリーナに足を運んだこともありますがバスケ観戦もなかなか面白いもんですよ。



視聴時期:2019年10月~2020年9月 リアタイ

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2020.10.04 初稿
2021.06.19 タイトル修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

存在意義を、示せ。

この作品の原作は未読ですが、有名なので作品名は知っていました。
今回、放送前から全4クールで放送されることを知り、視聴を楽しみにしていた作品です。


バスケットボールでは決して有利ではない小柄な体格の車谷 空。

身長を理由にスタメンに選ばれることのなかった空は、
高校バスケ部に期待を膨らませて九頭龍高校、通称クズ高に入学。
ところがバスケ部はほとんど機能停止状態。とてもバスケをできる環境ではなかった。

しかし、空はバスケへの熱量で、クズ高バスケ部メンバーとぶつかり合いながらも、共に成長していく。
次々に直面するあらゆる困難に、クズ高バスケ部メンバーはどのように立ち向かって行くのか…!?


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

完走後にwikiをチラ見した時に知ったのですが、この作品は「バスケットボールを題材にしたスポーツ漫画、ギャグ漫画」なんだそうです。
スポーツは理解できますが、ギャグの要素ってありましたっけ…--^^;?
皆さん至って真面目にバスケやっていたと思うんですけど…

私も小学生時代はバスケをやっていましたが、身長を理由に中学ではテニス部に入りました。
テニスもやってみたら面白いスポーツだったので、バスケットから離れたことに後悔はありませんでしたが、この作品を視聴すると、懐かしさからか身体がウズウズして仕方ありませんでした。
バスケやっていたのは、もうずいぶん前のことになるのに…

きっとこの作品の持つ熱量にあてられたからなんだと思います。
オッサンがはるか昔のいバスケ熱を思い出すくらい、この作品の熱量は半端ありませんでした。

身長が150㎝にも満たないという、バスケにおいて致命的なハンデを背負った車谷空…
そして、身長の低さを弱さの言い訳にさせなかった母の由夏さん…
身長159cmの元・女子バスケ日本代表プレーヤーに言われたら反論なんてできる訳ありませんよね。
でも、一番悔しい思いをしていたのは由夏さんだったのかも…

ですが、NBAの歴史上、最も背の低い選手の伸長は160㎝なんだそうです。
だから、空にだって努力次第では可能性がゼロという訳ではないと思います。

きっと、由夏さんもに日本代表の切符を手にするため、血の滲むような努力を積み重ねてきたんだと思います。
だから、もし出来得るなら同じ轍を踏んで欲しくいないと考えるのは当たり前です。
でも、結果的に自分と同じ道を歩ませてしまっている…これが悔しく無い筈がありません。
だからこそ、「大きく産んであげられなくて、ごめんね。」の一言が深く突き刺さったんだと思います。
この一言に私の涙腺は何一つ抵抗できませんでした…

この作品のもう一つのポイントは、主人公を取り巻きに魅力的なキャラが多いことです。
個人的一推しは、「トビ」の愛称で呼ばれている夏目健二です。
喧嘩っ早い性格と、協調性のないプレイスタイルが最初は好きではありませんでしたが、彼のバスケに対する情熱は人一倍強く、その強さは自らの性格をも変えていくんです。

それと、クズ高男子バスケ部の紅一点である七尾奈緒さんは絶対に外せません。
女子マネージャーと監督の兼業は正直尋常じゃないくらい大変かと思いますが、それをおくびにも出さず、常に一歩先を考え続けているんです。
女子力が高いのも彼女の魅力の一端だと思います。

個人的に早く立ち直って欲しかったのが藪内円先輩でした。
序盤~中盤における空の理解者…
出来ることなら、その路線を突き進んで欲しかったんですけどね。
その分、奈緒ちゃんの存在が際立ったと思っているのは、きっと私だけじゃないと思います。

オープニングテーマは、the pillowsさんの「Happy Go Ducky!」、flumpoolさんの「ネバーマインド」、BLUE ENCOUNTさんの「ハミングバード」、ACIDMANさんの「Rebirth」
エンディングテーマは、sajiさんの「ツバサ」、内田雄馬さんの「Over」、宮野真守さんの「光射す方へ」、阪本奨悟さんの「太陽ランナー」

4クール全50話の物語でした。
50話までアニメ化されましたが、彼らの本当の戦いはこれからです。
今回のアニメ化で原作のストックがどの程度残っているか分かりませんが、ここで終わってしまったらあまりにも中途半端なので、しっかり続編が制作されることを願っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

スラムダンクっぽい

1話の感想 ★★★★★ 5.0
バスケ部は不良のたまり場
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2話の感想 ★★★★ 4.0
才能の差
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3話の感想 ★★★★☆ 4.5
百春の過去
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4話の感想 ★★★★ 4.0
練習試合
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5話の感想 ★★★★ 4.0
空の弱点
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6話の感想 ★★★★ 4.0
実力の差
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7話の感想 ★★★★ 4.0
エース
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8話の感想 ★★★★ 4.0
退学の危機
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 11
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