テレポートで戦いなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのテレポートで戦いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月28日の時点で一番のテレポートで戦いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.4 1 テレポートで戦いなアニメランキング1位
東京ESP(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (544)
3095人が棚に入れました
貧乏学生の漆葉リンカはある日、空飛ぶペンギンとそれに追われる光る魚の群れに遭遇する。そして、魚の一匹が彼女に入り込むことでリンカは物質をすり抜ける超能力(ESP)を手にした。同じくESPを手に入れた先輩、東京太郎と共に彼女は超能力者によって起こされる様々な事件に遭遇することになる。

声優・キャラクター
木戸衣吹、三澤紗千香、河本啓佑、相沢舞、稲田徹、緒方恵美、田所あずさ、川原慶久、今野宏美、安原義人、井上和彦、中田譲治、玄田哲章、江原正士、麦人、緒乃冬華、平松広和

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やっぱりスターウォーズっぽい(個人的見解)

 第1話の序盤の展開を観て「喰霊-零-の二の舞か?」と不安になりましたが、さすがに今回は原作漫画の内容をアニメ化していました。

 改めて思ったことは、原作の瀬川はじめ先生のストーリーテリング能力のとてつもない高さです。"わかりやすくて奥が深い"という言葉が最もあてはまる漫画家の一人ではないでしょうか。

 その素晴らしい原作を、倉田英之さんをはじめとしたスタッフが見事に1クールアニメにまとめていると思いました。原作が完結した暁には、是非2期の放送を希望します。

 これは喰霊-零-における黄泉にも感じたのですが、教授の過去話を見るとどうしてもスターウォーズ・エピソード3が頭に浮かんでしまいます(笑)。

 声優陣は若手が多くて、詳しく知っている人は少なかったです。演技力も完璧とまでは言えませんでしたが、脇で支えるベテラン勢と上手くかみ合っていたのではないでしょうか。個人的には、「日常」のときから気になっていた相沢舞さんの、低音ボイスによる演技が光っていたように感じました。

 ほどよく笑えて感動できる、非常に質の高いエンターテイメント作品だと思います。

 P.S.大元がX-MENであることは、言うまでもありません。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 8

輿縷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白いけども、初見殺しw

「東京ESP」全12話 女性主人公 漫画原作

メッチャ簡単内容説明
主人公の少女がある日、空飛ぶ魚を目撃する。そしてその魚が原因で超能力(物語中のESPのこと)に目覚め、その魚をめぐる超能力者と人間の戦いに巻き込まれていく物語。

主人公の女の子は、主人公らしく正義感の強い純粋な女の子です。しかし、宿ったESPがすごい特殊な能力なわけでもなく、並外れた身体能力がある訳でもなく、年頃の女の子にしては父親の育て方でちょっと強いかなぁ、程度。決してチートではないですね。主人公なんだから、もっとずっとポジティブなのかと思ったら、案外そうでもない?きっと話数の都合上、物語を凝縮しすぎて、短期間に壁にぶち当たりすぎた事が原因だと思うのですが、なんか常に迷いまくっていた印象が私は強かったです。でもきっと根はポジティブな子なんでしょう。

キャラの個性もあり、必須事項が多いのに話数が少ないためか、物語の内容も凝縮されて、12話飽きる事の無い作品でした。

しかし、タイトルにも書いた通り、少し初見殺しだったかなぁ、と思います。
私は漫画はほぼ未読(最初の方をうっすら記憶している程度)でアニメを見ましたが、1話目で心が折れかかりました。1話目の置いてけぼり加減はひどい。泣く。しかし内容は超能力の原因が某人気アニメレールガンの様に、科学からできたのではなく、神話や神器等の方が原因の為、思ったより小難しい勉強の様な説明がなく簡単でした。
漫画未読の方は2話までとりあえず見ていただきたい。1話で切らないで〜

結構漫画が話題になったアニメなので、期待しましたが。中々バトルシーンとか、作画のクオリティーも高く裏切られた感はありませんでした。
ただ、あれで終わりじゃぁ、ないですよね?って感じ?裏切られたって言ったら、最終話の終わり方ですかね?最後は完結したのか、してないのか。。。終わったのか、全く終わってないのか。。。曖昧な終わった感を出されてもって思いました。
続編期待してます。としか言えない、言わせないラストでしたねwラストではなくここがスタートって感じですw

ちょっと負のオーラが強いので好き嫌いがはっきりしそうな感じです。ちょっと落ち込んでて、明るい主人公を見て気分転換にぃーとか、元気になりたい、勇気が欲しい人には、オススメできませんね;;

私はこちらも観てなかったのですが、どうやら喰霊-零-を観てから観ると、ちょっと楽しいのだそうです。喰霊-零-は2008年の秋アニメ 全12話です。観なくても全く支障はないです。逆に邪魔だって意見もある様ですし。。。

とりあえず、2話まで観ていただいて。。。
5話辺りから色濃くなりだしますので、やっぱ5話まで観ていただきたいですね。

まぁ、なんだかんだ言いましたが、嫌いになれないアニメですねw面白いですよ!w

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆超能力バトルアクション

アクションシーンはそれなりに楽しめます♪

もっとコミカルな展開だったらさらに楽しめたかなと
感じましたけどパンダエモンは面白かったです(*^^*)

原作/瀬川はじめ「月刊少年エース」角川書店

アニメーション制作/XEBEC

放送期間

東京(TOKYO MX )2014.7.12-9.27土曜1:35-2:05全12話


ノベライズ.角川スニーカー文庫


主観的評価(C)


追記欄_

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

64.0 2 テレポートで戦いなアニメランキング2位
ガッチャマン クラウズ インサイト(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (254)
1356人が棚に入れました
僕らは、僕らのことがしりたい。ぼくらの「国」には、「社会」がないこと「社会」と「世間」はちがう世界で生きているということ。情と理「悩む」のではなく「考える」ことが大切ということ。現代人は「速」すぎる 呼吸も浅く早いゆっくり深くが「僕ら」は苦手だ。

声優・キャラクター
内田真礼、石原夏織、逢坂良太、浪川大輔、小岩井ことり、平野綾、細見大輔、村瀬歩、丹下桜、梅原裕一郎、宮野真守、花澤香菜、杉田智和、森功至
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

はじめちゃん、器デケェ

想像通り円盤の初動売り上げ数、終わってるし(汗)
まぁ、内容が内容ですしねぇ。制作側もこの作品は博打なのは覚悟してたんでしょうし。
ストレートな問い掛けと解釈している層も居れば、秘めた悪意と感じた方もいる。かなりチャレンジングな作品と思うけど、まぁ中村監督らしいとも言えるというか。空中ブランコの10話に比べれば露骨じゃない気がしますけどねw

因みに放送前からみんなダイスキーなシャーロットが7K枚、のんのんが4K枚。なるほどと思う反面、意外とそんなもんなの?という点で興味深いというか。
モン娘が5k枚、オーバーロードが4k枚は予想外の健闘すわね。

六花の勇者といいコレといい、夏期に私の好きだった作品は惨敗なのが悲しいw
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 最終話見終えました。
私はしばらくアニメ見てない時期もあったので明言は憚られますけど、かなり異質なアニメだったんではないかと。
秘めたメッセージ性というのは良い作品には内包されてるものではあるけど、ここまで露骨・ストレートに表現されると観てる側も戸惑うとは思います。
それが国民性とか政治形態であるなら尚更。

 個々の見方で印象も変わるのは当然とは思いますが、私的にはこの作品は政治色に関してはニュートラルを貫き、個人の部分に関しては性善説に立つことに配慮した作品であると思ってます。
{netabare}
空気を換える為には、1期の立川事件の元凶であるカッツェの能力すら利用せざるを得ないという決断。
ラストではクラウズも使用解禁されくう様も依然として居て、共に楽し気にサッカーしてる。
首相に返り咲いたすがやんも相変わらずヤジの飛び交う国会で"全体責任の中にあんた達や自分たちも含まれている"と切り返す。
はじめとともにガッチャマン達にメタメタにされ"こいつらにはついてけないわ"と姿を消しかけたカッツェすら、はじめちゃんとともに復活。
ミリオネ屋でのウソ泣き演技も相変わらずワイドショーに喧嘩売ってんなと思いますけどね。

まぁ11話のゆるじいの戦争話とはじめちゃんの自己犠牲の部分はちとズルいかなと私も思ったけど、まんまと泣かされました。私、チョロイ(汗)

{/netabare}
どこか一つだけ切り出すと偏ってると誤解されそうな部分がある為、そうじゃないよと言いたいのを解りやすく表現する努力を惜しんでないと私は感じてます。

でも、この作品はそんな事をジャッジする事を求めている訳ではなくて、そういう事も含めて"考えてる?"という事の問い掛けな訳で。
そこに対して"考えてるよバカヤロウ。アニメでそんな事説教される筋合いはねぇ"という層も存在する訳だし、正直あにこれのレビューも大荒れ必至??と思ってたんですけどね。
意外とレビュー少なくて閑散としてるトコ見ると、この作品自体が興味持たれてないっぽいのが作り手側と受け取り側の体温差感じるというかw
まぁ、こんな作品求めてないよって事なんでしょね。

私的には、学もなければノンポリのテキトウで単純なオッサンなんでこの作品大好きです。私は15年夏期はコレが一番すね。

終盤、絵が怪しくなってましたけどねぇ。もしかして時間足りなくて1期の悲劇再来かとヒヤヒヤしました。
円盤全予約しちゃったので絵のリテイクしてくれる事祈るばかりです(汗)


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11話観ました。
私はこの展開は正直予想外でした。1期の性善説に寄るところは今回も同じでしょうけど。

{netabare}
はじめちゃんという存在は昭和天皇の暗喩?と言うのは以前から話題には上がってましたけどねぇ。或は戦犯なのかな?
まとめサイト炎上しそうな展開ですね・・・
{/netabare}

 いずれにせよ良くも悪くも賛否大きく分かれる作品になった事は、この11話で明確になりましたね。
私は主義主張は置いておいてこんなアニメをキー局で放送した事自体スゲェと思ってますし、金出してもイイと思ってます。

この作品、みんなが皆「良かった・面白い・賛同する」なんて事有り得ないと思ってます。そんなの気持ち悪い。

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10話観ました。
相変わらずラディカルというか、なんつーか(汗)
ワイドショーに完全に喧嘩売ってますね。
各々のガッチャマンの戦う理由が一つの方向に収束してゆく様はゾクゾクしましたです。
ゆるじいとつばさの会話、そう来ることは判ってたけど反則っス。
昼飯喰いながら居間で観てたんですが、嫁さんと子供の前なのに涙腺がw

 クラウズの時は制作スケジュールが破綻して総集編みたいなの入れざるを得なくて、結果最終話が批判の嵐だった訳ですがインサイトは綺麗に〆てくれと祈るばかりです。
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 今月末位から今期の作品のBDがリリースされ始めますが、コレは3話/巻なんすね。この売り方への賛同と作品の制作側へのお布施として買おうかなと思いつつ、丁寧でいい作品なのに苦戦しそうな六花の勇者を応援すべきかなとも思ったり(汗)
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来ましたね。国民総サル化w
観てた方は皆予想してた展開ですけど、毎回ラストの引きの強さにホント感心します。観てる方で多分今までの展開を失望してる人は居ないのではと思う程、視聴者を意識した巧さだなと。
流石に内包したテーマが過激すぎて嫌悪感抱く方も居るのかもしれませんが、私的には期待通りの面白さです。

でも人気無さそうですね。説教臭い話にゃ皆興味無いって事かなw
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サドラにおまかせボタン、キテマスねw
マジで面白いと思うんですが、あんま観てる方少ないんですかね。
メッセージ性強すぎて毛嫌いされてるんでしょうか?
作品への視聴者の気持ちの吸引という点で抜群な作品なのに。
未だにガラケーのオッサンの私がそうなんだから、今の若い方なら心苦しいぐらい身近なテーマだと思うんですよねぇ。
ラストの締め方で賛否分かれるでしょうが、私的には今期一番先が気になる作品です。(六花の勇者は犯人捜しで今クールは終わりそうな全体構成だし)
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 どうでもいい話ですけど、1話登場時、3話の観衆の吹き出し様吸い上げた後の変身後のゲルちゃんの姿ってアクマイザー3のザビタンっぽいすよねw
まぁそれは置いといて、やっぱゲルちゃんのあのシビリアンストーム(?)とか言う技は今後の展開にアレなんでしょね。
序盤から飛ばしますね、ガッチャマンw
面白いです。
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1期のクラウズ騒動の後の拡散が招いた負の側面の話の様ですが、私は楽しめてます。逆に1期が楽しめなかった方は2期も無理かも(汗)
この期に及んでガッチャマンクラウズが旧ガッチャマンのリメイクと思って敬遠してる方は居ないと思いますが、もしそう思ってる方なら、一度目を通した方がイイと思います。

はじめちゃんの2話にも表現されてたニュートラルな思考故のグレーな心の色をメインにしてくのか、つばさの普通の子・ゲルサドラちゃんの無垢な平和主義の路線で行くのか、或は両方を巧く纏めて来るのか楽しみです。
もしかして、そんな素人予想覆すスゲェ展開となったら最高すね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 24
ネタバレ

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クラウズとインサイト。

第一作目の「ガッチャマンクラウズ」の続編ですが、私は、第一作と本作、両方そろってこその「ガッチャマンクラウズ」だと思います。

前作の教訓を生かして、途中で観るのを止めずに、ちゃんと最後まで観ました。
(前作は途中で一度放棄してしまいました。確か3話目か4話目だったとおもいますが、仮に嫌に思っても踏ん張ってみてください)

全体を通して、内容も充実して、メッセージ性もある良い作品なので、前作からしっかりと観ることをお勧めします。色々考える所があって面白かったです。


【ガッチャマンクラウズの作品全体を通して感じた事】
感じた事を一言二言で表現するのであれば、「個別」と「同一」ということでしょうか。

{netabare}
世の中、全体に対して無関心で、各自別々に自分のしたい事をする。欲するままに動く。要するにこれが個別化です。そうしたら世の中ろくなことがおこりません。
また反対に、世の中、みんなが全体に合わせようとして、皆が同じ方向性に向かう。全体の空気を読んで自分を押し殺して、同じ一つのことに合わせようとする。これが同一化。でもそうしようとしても、当然合わせられない人もでてきます。それでも、皆の意見を一つにまとめたいと思ったら、後は大多数でまとまった人達が、少数派を排除するしかありません。
{/netabare}

人がバラバラになる個別化も、人が一つにまとまろうとする同一化も、結局は偏りすぎるとロクな事にならないなぁと、本作を観ていて思いました。実際は、各々が自分の意志を持つこと(個別)も大事ですし、また全体のことを配慮すること(同一)も大事です。個別化と同一化、個別と全体、これらは反対語ですから、一方が成り立つ時、一方は成り立たないと普通考えます。……が、実際には相対するものは、切っても切り離せない関係。つまりこれらは両輪で、片輪になった瞬間にいろんなものが崩れるのかなとも思いました。

ちなみにタイトルのcrowdsは群衆や大衆とかいう意味で、イメージとしては色々な人達がごちゃごちゃした感じがあります。またinsightは洞察とかいう意味がありますが、facebook等でもページインサイトという単語が使われていますが、そこにどれぐらいの人がアクセスしたかなど、数字としてグラフとして表してくれます。統計として全体の意見が見えやすくなるわけです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

考えるっす! ゲルちゃんだけの答え、きっとあるはずっす!

1期でばら撒いたクラウズ騒動の負の側面の話に焦点が置かれています。
この点が1期の話でどうしても消化不良だったので、気になっていました。

人の可能性を信じるか?
はたまたクラウズを封じ、人の悪意がもたらす犠牲を避けるのか…?
彼らがどんな答えを見せるのかが楽しみです。
1期よりもより高度に政治的な内容になっていて、面白い事は面白いんですが退屈に感じる人はいるかもしれませんね。
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5話視聴。いやぁ懐かしいですね、麻生さんの時の失言、漢字叩きネタ。
クラウズ擁護派のODが消されたり、マスコミのやり口が中々ゲスい所も社会風刺になっていますね。
{netabare}そして、ゲルサドラ君が見事当選…!
うーん、宇宙人が総理大臣とはね…。
まあ、現実に考えればそんな事は……。

ん? 宇宙人が総理大臣?

ぐッ!

ぐァァァァアッ! 頭がァァァッ……!{/netabare}
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7話視聴。
{netabare}ここで共産主義化ボタンとはやってくれますね…。
ゲルちゃんの顔色がまさか共産主義化のサインだったとは。
うーん…。やってくれます。こっから少数派排除って事になって、クラウズの有益さに気づく展開でしょうか?{/netabare}
やっぱ面白いっすねぇ…。正直1期を超えるのは難しいかなと思ってたんですけど、全然そんな事はなかったです。既にこの段階でも、総合力が1期より上回りつつある勢いです。
ただ、はっきり点数を上げきれないのはスガネがダラけてるせいですね。お前はいつまで一人ギャルゲーやってるんだと言いたくなりますw
お前がイチャイチャしていいのははじめちゃんだけだから(おい
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8話視聴。今の所今期ナンバー1、っていうか今年1位になる可能性すらありますね。今の段階でもそれくらいの歯ごたえを感じます。
一件友好的に見えるこの生物、無害な存在に見えるし、話してみると実に親しみが持てる。分かり合える楽しい存在。
だけど…。
{netabare}えてしてそういう奴ほど、腹の中で何を考えているかわからないもんだ。
ラストの10秒間で、その甘っちょろい思考をひっくり返される衝撃…! これが共産主義に逆らった者の末路よォ!! って事ですな。
これから何も言えなくなる窮屈な国が出来上がるって事なんですかね。
アッハッハッハッハ…。赤い思想はこりごりだと思いました。
そういえば前の選挙では共産党が結構議席増やしてた気がするんですよね。現実にも忍び寄るくうさまか…(ぼそ{/netabare}
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9話視聴。やっとあの頃のスガネ君が戻ってきたみたいで安心しました。
{netabare}ガッチャマンである事でちやほやされていたのが、ここに来て急にのけ者にされてしまう。
前々から種を撒いていたようですが、この時の為の展開だったようで改めてストーリー展開の上手さについて感心させられます。
気づいたスガネが、ジョーさんの窮地に駆けつける…!
1期でも思いましたが、やはりこのコンビは素晴らしいですね。
「俺、空気読めてませんかね…」何て言っちゃってまあ…。バカ野郎! お前はそれでいいんだよ…!
そして、再び動き始めたリズム君。赤クラウズ復活なるか?またしても面白い展開になって参りましたね…!{/netabare}
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10話視聴。
{netabare}有能なリズムと、変わりゆく空気。ゆるじいの言葉はあの世代を生きていた人だからこそ重みがありますね…!
ざーさんお帰り! ゲルちゃんに吹き出し様がはじめて宿ったのは、今まで自分の考えを持っていなかったゲルちゃんが始めて自分なりの答えを出したという演出なんでしょう。
ここ、すごく良かったです。ジーンと来ましたよ。
そして決意する翼。今回初めて怒り任せじゃなくちゃんと変身できたのもやっと正式なヒーローになれたって事の表れかな。
それにしても、るいが堕ちてたのは演技とかじゃなくてガチだったのか…。
まあしかし、ここまでの流れはほぼ完璧。後は、締めをよくさえしてくれれば文句なしですね。{/netabare}
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11話視聴。ここに来てかなり大胆な展開に打って出ましたね。
2期になってはじめちゃんの活躍があまりないのでそろそろかなとはおもってたんですが、流石にこれは読めませんでしたわ…。
{netabare}あのカッツェにすら「殺さないっす」と言っていたはじめちゃんが、ここに来てゲルちゃん殺す宣言。
ただごとじゃないなとは思ってましたが、まさかカッツェの能力でゲルちゃんに変身してやられ役をうって出る事になるとは…。
今回の敵は国民の空気って事で、単なる勧善懲悪じゃ終われないだろうなとは思ってました。
根本の原因である国民の意識を変えなければ、危うい状況はいつまで経っても終わらない。ガッチャマン世界じゃなくて、僕らに対しても言ってますねこれは。
その国民性を変える、意識改革のために犠牲を買って出たはじめちゃん。
賭けみたいなもんですが、その行動は皆の意識をどう変えるのか?
次回のサブタイは、いよいよ副題にもなっているinsightですね。{/netabare}
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最終話視聴。
{netabare}これは……素晴らしい着地だったと思います!
受け止めて、時間をかけてじっくりと考えて、決断する。
その描写がすごく丁寧に描かれていたと思うし、僅差でゲルちゃんが残れた事の感慨深さもありました。
最後の策は強引なやり方ではありますが、1期のように性善説に頼り切ったものでもなく、ガッチャマンおよび国民達の知性ある決断があったからこその感動なのだと私は感じました。{/netabare}

エンタメ作品としては多少とっつきにくいですが、そもそもアニメに政治要素を加えて娯楽作品として成立させてる事自体が凄いのでそこは気になりません。
むしろあれだけ高度なメッセージをよく大衆向けに落とし込んだものだなと感心します。
惜しむらくは作画が一部良くないシーンが見受けられた事くらいか。
翼ちゃんのキャラについてはちょっと悪い面ばかり出て好評価はしにくいかな?という感じではあるのですが。
ヒーロー物でありながら、その「ヒーロー」ですら一要素でしかなく。
高度な政治メッセージ性として昇華させた近年稀に見る傑作だと思うので、私はこの点を高く評価したいです。


このアニメで世界はアップデートされたのか?
そんな事はわからない!
だけど、みんなの意識も少しずつ変わっていけばいいなと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15
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