あんちょび さんの感想・評価
3.6
人と妖が存在する異世界“あまつき”
漫画原作による妖ファンタジー作品。全13話。
あらすじ"φ(・ェ・o)
{netabare}鴇時(ときどき)は最先端技術を利用した次世代型博物館・大江戸幕末巡回展を訪れる。
そこはCGとの合体により特殊なゴーグルをかけることで幕末を体験できるテーマパークだった。
ところが散策の途中、鴇時は突如現れた妖や鵺に襲われ幕末に似てはいるが
人と妖が存在する異世界“あまつき”に飛ばされてしまう。
鵺から鴇時を救ってくれた少女・朽葉(くちは)や同級生・篠ノ女紺(しののめこん)と出会い
元の世界へ戻る方法を探す鴇時。その中で“人”の側である姫巫女・銀朱(ぎんしゅ)や
“妖”の側である梵天(ぼんてん)と出会い、鴇時は自らの使命を知ることになる。
元の世界“彼岸”に帰るために “あまつき”の破壊者となるか、
“あまつき”を守るためにその主となるか。
鴇時が取る行動とは――。{/netabare}
妖や幕末を舞台にした話が好きなことから視聴しました。
少しクスッと笑えるところもありストーリーも面白く楽しく観ることができました。
多くの方が仰るようにここからという所で終わっているように思われます。
2期はないようなので原作へということでしょうか…(;ŏ_ŏ)
主人公の鴇時、通称"トキ"はのんびり屋で何事にも真剣にならないお気楽者な性格で。
けれど、あまつきでの出来事から少しずつ変わっていく様子が描かれています。
5話あたりでトキが"白紙の者"ということがわかり話が発展していくのですが
ここら辺から少しややこしくなったような気がします。
少し流し観してたらあやふやになってきてしまって(´-ω-`;)
人、妖、天 それぞれが存在する"あまつき"
これからトキはどの道を選ぶのか…
色々と続きが気になります!
まだ話も途中な所ですし原作を読んでみたいなと思います。
メモ"φ(・ェ・o)
{netabare}
【登場人物:CV】
*六合鴇時(りくごうときどき):福山潤
*篠ノ女紺(しののめこん) :遊佐浩二
*朽葉(くちは) :朴 王路美
*梵天(ぼんてん) :諏訪部順一
*沙門(しゃもん) :中田譲治
*平八(へいはち) :野島健児
*露草(つゆくさ) :森久保祥太郎
*空五倍子(うつぶし) :小杉十郎太
*銀朱(ぎんしゅ) :鈴村健一
*真朱(しんしゅ) :松岡由貴
*佐々木只二郎(ただじろう) :大川透
*鶴梅(つるうめ) :井上麻里奈
*黒鳶(くろとび) :桐井大介
*紅鳶(べにとび) :小林ゆう
*白緑(びゃくろく) :成田 剣
*蘇芳(すおう) :三宅健太
*狗神(いぬがみ) :田中敦子
*今様(いまよう) :五十嵐麗
*主殿(あるじどの) :宮本 充
*煤竹(すすたけ) :石野竜三
*藍鼠(あいねず) :松風雅也
*夜行(やこう) :喜多村英梨
*鵺(ぬえ)
【本作における用語】※wiki引用
*あまつき
鴇時達が飛ばされた帝天に支配されている世界。
梵天が「雨夜に出る月みたいに有り得ない場所」“あまつき”と呼び始めた。
あまつきの正体についてはまだ色々とあるようで…
*彼岸(ひがん)
鴇時達のいた世界。ヴァーチャルが発展した現代の近未来である。
銀朱が夜行との会話から着想を得、この世界のことを「遥か彼方にある岸辺」“彼岸”と呼び始めた。
*妖(あやかし)
あまつきの世界における妖怪達。
・獣妖(じゅうよう)
獣や虫に似た姿を持つ妖怪の事。
樹妖と主従関係を結んで初めて、縄張りを得ることが出来る。
・樹妖(じゅよう)
樹木の精霊。本体とは別の身体で現れる。獣妖よりも霊格が高い。
本体である樹木を傷つけると樹妖も傷つけられる。
*体と心
体とは、肉体・物体等の外側の形。
心とは内側、そのもの自体の情報(運命)が刻まれている、経験や記憶の形。
帝天から与えられたそれらが集まり世界が作られ、世界にも運命が出来る。
*天網(てんもう)
帝天が描いたこの世"あまつき"の設計図でありこの世の行く末を描く網。
またこの世の全てのものの心に刻まれている其々の運命。
それらが視える者は帝・告・梵・暁の四天と白紙の者である鴇時だけである。
*坂守神社(さかがみじんじゃ)
全国の神社仏閣の総本山。唯一幕府直属の陰陽寮が肩を並べる。
前天座である白緑が住む「狭間の森」が人界との壁が極端に薄く、
彼が人の地へ這い出ることを恐れ、創建された。
黄泉比良坂の上を守る意味から「坂守」神社。
*陰陽寮(おんみょうりょう)
幕府直属妖怪退治組織。
妖怪を重要視する幕府の要人は数少なく、将軍と一部の権力者の断行で作られた。
江戸に跋扈する妖怪による変事の解決、坂守神社の動向を探りその意図を将軍に伝える役目を主としている。
【主題歌】
オープニングテーマ
「Casting Dice」 - カンノユウキ
エンディングテーマ
「名まえのない道」 - 引田香織
挿入歌
「とおりゃんせ」 - Lynne Hobday{/netabare}