セル画おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのセル画成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月09日の時点で一番のセル画おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.7 1 セル画アニメランキング1位
GTO[ジーティーオー](TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (426)
2812人が棚に入れました
高校時代は親友・龍二と共に「鬼爆」として湘南最強の不良だった鬼塚英吉。
ひょんな事から教師を目指すこととなり、臨時教員として採用される。
様々な問題を抱えるクラスの3年4組の担任となり、生徒との対立や嫌がらせ、その生徒自身が抱えている苦悩、あるいは学校内に発生する困難やトラブルに巻き込まれながらも、自身の持つ人脈・悪運・頭脳・腕力・コネ・行動力等を総動員させ、受難を見事に乗り越えて、生徒達の信頼と人望を得ていく「Great Teacher Onizuka」の破天荒な物語が始まる。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こういう、「2期」は素敵だと思う♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
2期、といってもアニメの話ではなく、原作漫画です。ヤンキー漫画の主人公が、学校を卒業した後、就職して、別漫画の主人公になる。素敵じゃないですか?

鬼塚は、元暴走族ならではの破天荒な方法で、問題児達を救っていきます。かなりのご都合主義を含みながらも、それ以上の爽快感、時折飛び出す、真理をズバッとついた名言に心が熱くなります。まあ、ドラマ「ごくせん」にハマった人なら間違いないでしょうね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
漫画で、ですが、「湘南純愛組!」からのファンで、あの「鬼爆」の「鬼の字」がまさか教師になるとは……と、現在30代としては正しい態度で視聴を開始しました。

個人的に好きな台詞は、(正確ではありませんが)「テメーら(教師)にとっては生徒なんて、たかが400分の1かもしれねえけど、ガキどもにとっちゃあたった1人のセンコーなんだよ!」という鬼塚の台詞。良いこと言うな~と。

教育もののアニメ(とも言えないですが)は珍しいので、かなり古いアニメですが、一見の価値ありです!

あと、OPの「Driver's High」は、個人的にはL'Arc~en~CielでNo.1の神曲ですよ! これを爆音にして運転してると、ついついスピード違反してしまいます(オイオイw)
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34

ピングー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gグレート・Tティチャー・O鬼塚

笑いあり笑いあり笑いあり
名言あり
感動あり
こんな先生いたらいいなの理想郷
確かにこの人はGTOだ
最高の教師だ

投稿 : 2025/03/08
♥ : 12

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

当時の中学生の気分と教育崩壊を鮮烈に描いた教師モノの名作。

 作画が結構ひどくて笑いました。アニメとしては1999年の本作。ガンダム、マクロス、ナディアとかもそうですけど、深夜以外のアニメって結構ひどいのがたまにあります。人気が出たのか30話以降は比較的安定してきたので、そんな中ではマシなほうなのかもしれません。

 ただ、本作は雅、麗美、朋子という3人の美少女がいい作品なだけに作画が良くないのは作品の良さを半減させています。あと雅の青髪が黒いのもちょっと残念です。

 本作は、いわゆる切れる17歳と言われる1999年に大事件(※下記参照)が起きたことをきっかけに注目された世代です。1982年生まれが問題視されています。1996年の作品で中学生ですから、まさに世紀末の中学生の恐ろしさというテーマが垣間見られます。時代を知るための資料としても貴重です。

 また、14歳が1995年のエヴァで注目された時期でもあり、牧歌的な中学校を舞台とした学園物から離れ(過去は不良はいましたが彼らがやるのは非行。本作はほぼ犯罪になっています)、教師の敵としての中学生というのは今見ても非常にインパクトがあります。ギャグとシリアスを上手くミックスしながら時代を描いた本作原作は教師モノの作品の名作と言えるでしょう。

 菊池と麗美は天才なだけに、かえって型にはまらない鬼塚に傾倒してゆきますが、雅の不気味さは原作では最後まで迫力がありました。テレビ版ではその辺がちょっと甘い気もしますが。

 不良という分かりやすい反社会行為ではなく、優等生の方が裏でひどいことをしているという描き方が当時としては斬新でリアルだったのでしょう。バブルが崩壊して信じられる年功序列のレールが崩壊した時期を感じ取れます。

 また、教育の機能が崩壊したという文脈でも教頭にカリカチュアライズされていますが、彼の家族や学校での立場・振舞は教師=聖人ではなく、サラリーマンであり、保身し、安易で短絡的な結論に飛びつく小人として描かれます。当然、親たちや大人たち全般のネガティブな側面が描かれています。

 こういう時代のアンチテーゼとして、湘南の暴走族出身の鬼塚というある意味アンチヒーローが教育の破壊者として描かれます。この教育現場をぶっこわそうというマインドは原作者の意図がしっかり入っていると思います。既存の教師像を明確に否定…というより教師も人間であり性欲も金銭欲もある、と宣言した本作は、教師モノのアニメ…というよりコミックスとして高く評価できると思います。

 今だと40話以上の本作は全部見るのは辛いかもしれませんが、コミックスは25巻でブックオフ等でもまだ見かけると思います。絵柄も奇麗ですのでそちらの方がお勧めです。若干下品さの度合いが極端ですけど。

 ということで、原作込みでストーリーとキャラを4.5とします。アニメ版はちょっと言葉足らずだったと記憶しています。あとキャラデザが残念。
 ただ、その他の要素は3でいいかな。作画等は古くて見辛いしキャラは安定しません。2.5でもいいですけど、時代を考慮して。



 ※参照 神戸連続児童殺傷事件、秋葉原通り魔事件、西鉄バスジャック事件、岡山金属バット母親殺害事件の犯人がすべて1982年生まれ。1982年の呪いと言われています。キレる17歳、理由なき犯罪、メディア型犯罪も特徴になります。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 9

59.0 2 セル画アニメランキング2位
ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(TVアニメ動画)

2000年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (95)
463人が棚に入れました
上遠野浩平の人気ノベルを原作に、オリジナルストーリーで展開するサイキックロマン。多感な高校生たちの間に起きる不可解な出来事をオムニバス形式で描く。女子高校生たちの間で静かに広がっている噂があった。この街には“死神”ブギーポップが存在するという。それは、他愛ない噂のようでいて、奇妙に真実味があった。聖谷高校1年の殿村望都は、現実にブギーポップに出会った1人だ。内気で潔癖性のため、男の子が苦手な彼女は、心の底にある気持ちをずっと抱えていた。

声優・キャラクター
清水香里、浅川悠、浅野まゆみ、福山潤、能登麻美子、小林沙苗、程島鎮磨、渡邉由紀、吉住梢、近田和生、伊藤美紀
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ブギーポップとは何か

マッドハウス制作。

ブギーポップ以降、以前とまで言われる、
数多くの作家に影響を与えたラノベの金字塔。

ブギーポップとは何か、
負の感情の具現化・擬人化である。
思春期の不安定な心と、疲弊し蝕まれる現代人の心。
自分自身には決定的に何かが足りないと、
他の人にはあるのに自分には欠けていると、
欠けているものを誰かに埋めて欲しいと願う心。

人格障害、いじめ、壊れた家庭環境、
ピーターパン症候群、メサイヤコンプレックス、
{netabare}心の歪みが具現化され世界の敵として現れる時、
浮かび上がる「不気味な泡」それがブギーポップ。{/netabare}

主要キャラのスピンオフである為ご注意を。
等身大の少年少女が思い悩み、妬み、抵抗し、
大きな1枚の絵を完成させる群像劇であります。
彼らは外の世界を知らず私たちのみがそれを知る。
名付けえぬものに心を蝕まれたオムニバスである。
ゆえに世紀末の世相を掴む貴重なドキュメントだ。

{netabare}人の可能性は善にも悪にも平等に開かれている。
孤独の虫に、心を蝕まれないよう願うばかりだ。
自分を知ること、それだけでは正しい道ではない。{/netabare}

私たちに新しい可能性が開かれ、
苦しみの全てが終わりますように。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 57

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラノベの地位を確立した名作「ブギーポップは笑わない」の後日譚となるるオリジナルストーリー

2000年1月~3月にテレ東の深夜アニメとして放送された

原作 上遠野浩平 監督 渡部高志 構成 村井さだゆき キャラ原案 緒方剛志
制作 マッドハウス
 
OP「夕立」スガシカオ ED「未来世紀(秘)クラブ」杏子

テレ東は90年代から深夜アニメに力を入れ始めているが、この作品あたりが本格的深夜アニメのありようを確立したと言えると思う。

原作未読 ウィキによると原作のストーリーを知らなければ理解不能だということ。
同時期に上映予定だった実写劇場版とリンクの予定だったが、
映画の制作が遅れ、いろいろ手違いが起こった作品のようです。

各話の語り手が変わり、セカイ系不思議ストーリーとして初めから理解する気が無い人(わたしのような)なら雰囲気アニメとして楽しめます。

主役のブギーポップは清水香里 ブギーポップファントムは浅野まゆみ
他に能登麻美子、伊藤美紀、田村ゆかり、浅川悠、など新旧世代が共演。

毎回、意味が判然としないミステリーゾーンが描かれ、最終話に向かって収束していくはずが、映画版の不備などで構想が狂ったらしい。

もはや原作を読まなくては理解は無理とのこと。

リアルな描写の少年少女たちが黄昏の空間へと紛れ込んでいく。

あなたもトワイライトゾーンに踏み込んでみませんか?

そして、18年ぶりに「ブギーポップは笑わない」が復活。
本作品は「ブギーポップファントム」というオリジナルストーリーだったので、
今度こそ上遠野浩平の小説がアニメ化されるのか、どうなのか?

主役「ブギーポップ/宮下藤花」に悠木碧 霧間凪に大西沙織
監督は夏目慎吾 制作はマッドハウス

「新世紀エヴァンゲリオン」「最終兵器彼女」と並ぶセカイ系の名作が、
今度こそ再現されるのかどうなのかは、見てのお楽しみでしょう。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 24

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

西尾維新の原点

化物語など物語シリーズの原作者こと西尾維新がこの作品の原作者である上遠野浩平を執筆業を志した決定打であったと度々インタビューで答えている。

注意点

それから原作の『ブギーポップは笑わない』および『夜明けのブギーポップ』の後日談を描いたオリジナルストーリーであること。
同年公開の映画版とリンクするメディアミックス企画であり、原作の場面や台詞も登場するがその一部は映画版のそれに基づいているようです。
原作と同様に各話の語り手が異なり、全ての話を見ることで事件の全体像が浮かび上がってくる構成となっているが、小説本編を読んでいないと内容をほとんど理解できない。
感情移入が難しいです。
(『笑わない』の部分は映画版によって補われるはずだったが、公開が遅れたため構想が狂ったらしい。wikiより引用

なんとも難解なアニメです。原作未読な為か…
子供が大人になるにあたって切り捨てた部分をやっつけるのがブギーポップ?
大人への階段を登ることを促すのがブギーポップ?
心の闇を食う少年を倒すブギーポップ
なんだろう心理的描写で言うと物語シリーズには似ているのは感じました。
恐らく作者のいとをくむには小説及び映画を見ないとわからないのでしょうけど。
なので評価は3です。
全部見てないので良くわからないのですけど、多角的視点で物語を書いてるのは面白いですね。
まぁその分感情移入がしづらいのが難点なんですけど、恐らくその辺りもこのシリーズ全部を見ていけばきっと面白いのでしょう。

物語シリーズが好きな方はこのシリーズを読んでアニメをみてみるのもお勧めかもしれません。
なんか羽川さんみたいなキャラも出てきますしね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 15

59.9 3 セル画アニメランキング3位
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (44)
267人が棚に入れました
『それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』(それゆけ うちゅうせんかんヤマモト・ヨーコ)は庄司卓の手によるSF小説、及びそれを原作とする漫画・アニメ。
相対未来の30世紀を舞台に、銀河に進出した人類の二大勢力であるTERRAとNESSの間で繰り広げられている人の死なない戦争に、主人公である現代世界の女子高生山本洋子とその仲間達がTERRAの宇宙戦艦のパイロットとして活躍する。

声優・キャラクター
高山みなみ、林原めぐみ、宮村優子、松本保典、勝生真沙子、玉川砂記子、かないみか、鈴木真仁、根谷美智子、江原正士、麦人、神奈延年、石森達幸、ゆきのさつき

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

人の死なない戦争。

とりあえず 声優さんは この時期の頃だったら
  高山みなみ・林原めぐみ・宮村優子と
そろってたので 十分に良かったと思います。

内容は 未来から戦争の手伝いをしてくれと
頼まれた 主人公が 戦艦に のって 戦争に参加する話。

ただ 戦争の内容が 領地争い 。
人が死ぬ事がない 戦艦同士の 戦いによって勝敗を決めるというもの。 危機感とかは薄くはなる感じがあったけど
死なないってのは 気楽に見れて良かったかなと。

ヨーコの出撃 の時の 「Get Ready Go!」
は割と好きでした。あと口癖の
    「誰に喧嘩売ったか教えてあげる!!」

御堂まどか の異常なまでに光るデコ演出も良かったです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 3

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

色彩や作画、キャラデザはゴージャスですが内容は微妙かも。

 とにかく画面が素晴らしい。まず色彩ですね。1999年の作品でセル画の最後の輝きともいえる時代の深味がある色彩。そして、SFならではの光の表現。心理の状況なども含めて色彩感覚が素晴らしくて、それだけで見る価値はあると思います。

 また、キャラデザは極端な萌えでないリアルに寄せつつもちゃんとキャラ化した感じです。キャラ毎の個性も髪型や色彩でごまかすのではなく、ちゃんと魅力的に描けていました。

 作画はその女性たちを魅力的に見せるオタク的な努力が隅々にまで行き届いていました。時々紙芝居回もありますし、ド派手に動くわけではないですがキャラに命が吹き込まれている感じがたまりません。SF表現も非常に迫力がありました。

 という感じで、本作はまず画面がとにかくゴージャスなのが特徴です。


 作品についてです。小説原作が1993年発刊が開始です。「エヴァ」「ナデシコ」などとの類似性は感じるのですが、本作の方が先です。ラノベの元祖の1つであるスレイヤーズが1990年ですから、本作の歴史的価値はあると思います。これ以前に似た作品があるかと言われるとどうなんでしょうね。その点ではオリジナリティがあります。

 ゲームライクのバーチャル戦争という命の危険が無い戦争。そして、時間の概念として多分不確定性原理を念頭に置いたパラレルワールドの考えかたが入っている設定など、SFとして今はそれほど驚かないかもしれませんが、当時としてはここまで丁寧に描いているラノベは無いと思います。


 ストーリーです。個々のエピソードはウエルメイドなんですけど深味がない。時間の概念とバーチャル戦争という面白いハードSF的要素はセンスオブワンダーなのかも知れませんが、今見るとやっぱりかなりの古さを感じます。そして、女子高生との組み合わせが上手く引き出せなかったかな。全体的にキャラが騒いでいるだけの話に見えてしまいます。
 
 で、そのキャラです。ヒロインの洋子のキャラがうるさすぎですが、そのうるささにキャラとしてのバックボーン的意味がない。そして我儘勝手への嫌悪が好感度を完全に上回ります。調整を失敗した「ナディア」や「ルイズ」ですね。綾乃なんかもキャラの導入は良かったんですけど、どうもさらっとプロフィールを撫でているだけに感じます。主要キャラ全般にキャラの濃さの割に裏付けが弱く物語が見えてこない感じです。

 今回、印象に残っている前半は飛ばし飛ばしで後半を中心に見返しましたが、やっぱり作品のストーリーは古いです。作画やキャラデザはほれぼれします。声優さんも林原めぐみさん、宮村優子さんのエヴァコンビに、コナンの高山みなみさんとゴージャスです。

 つまり、作りはものすごくいいラノベアニメなんですけど、なんか、今見てもあんまり面白くないです。当時(といっても見たのは多分2006年くらいだと思います)すでにそれほどだった気がします。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 3

うっちゃり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人の死なない戦争

全26話。遠い未来における人の死なない戦争に巻き込まれてる現代の4人の女子高生。そんな彼女たちは、ゲーム感覚で参加していたが次第に戦争に影響を与えていくことに…。

それぞれのキャラクターが個性的で魅力的、そして声優陣が豪華!
山本洋子(CV:高山みなみ)
御堂まどか(CV:林原めぐみ)
白鳳院綾乃エリザベス(CV:宮村優子)
松明屋紅葉(CV:雪野五月)

OP「天使の休息」も耳に残る良曲だと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 1

71.0 4 セル画アニメランキング4位
らんま1/2(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (82)
242人が棚に入れました
早乙女乱馬と、天道道場三女の天道あかねは親が決めた許婚同士。

しかし乱馬にはある悩みが...。 中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、 水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまっていた!? 乱馬とあかね、そして個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー、ここに開幕!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

千差万別我愛你

平成初期のアニメのリメイク、お話の舞台は80年代の東京だそうです
旧作は知りませんが有名な作品なので気になっていました。
EDテーマが好き、女乱馬とシャンプーがかわいい

乱馬とあかねを取り巻く周りのキャラクターは色んな愛の表現で好き好きいって迫ってきて大騒動に発展する騒々しいラブコメバトルアニメ
テンポの良い掛け合い、個性的な設定に面白そうなキャラ、声優は大御所ばっかりだし作画は良いし歌もいいしとてもいいアニメでした、どんどん面白いキャラ増えてきて、これ絶対もっと面白くなっていくやつじゃないですか
続きが早く見たい!

滅茶苦茶な設定をギャグみたいな展開と一緒に単純明快に説明しきった手法がすごい、1話で引き込まれて、次々と現れる奇人変人によって出来上がっていく極上の舞台にワクワクする

娘の部屋をノックもしないで急に入る父親にビックリ、許嫁っていうのも全然聞かないし、今のアニメではあまり見ない感じの暴力とかもあって昔のアニメなんだなーって思う

顔は変わってるっぽいけど、髪の毛の色も変わってる? アイラインいつの間に引いたんだろう? 
本人の身体が女に変化するんじゃなくて、別人の身体になってるのか変身なのかな?
父のパンダ化なんて道着とかメガネとかどこ行ったんだろ?衣装もセットなら乱馬は服そのままっぽいし、謎

{netabare}
旧作アニメがかなり長いことは知ってたので恋の進展もスローペースかな?って身構えてたけど、意外とあかねと乱馬が両想いっぽくなるの早かった、あかねが意外にも露骨にやきもち焼くから王道な恋のライバルキャラのリョウガとシャンプーですらつけ入る隙なさそうなので、二人の恋に割って入るキャラは出てこなさそうだけど、どこまでこの面白さを続けていけるのか注目してます

{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 17

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

懐かしい作品のリメイク。

らんまと言えば、自分の少年時代にやっていたアニメで
リメイクと聞いたときは嬉しくなったものです。
当時はアニメだけでなく、ゲームもよくしていました。
ゲームボーイの熱烈格闘編、スーパーファミコンの格闘ゲームでは
友達とわいわいと楽しんだものです。

さて、声優さんですが、多くが当時のメンバーで
構成されていて、すごいなと思いました。
ネットフリックスだから、制作費も潤沢なのでしょうか。
新しい人選でいうと、九能小太刀役に挑んでいるのは佐倉さん。
とてもマッチしていました。

あとは、高橋留美子先生のギャグは今の時代でも笑えますね。
今後も魅力的なキャラが出てくるので楽しみです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 9

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

決して悪くないけど、小さくまとまってしまった感じ

タイトル通り。

うーん、正直、先に発表された「うる星やつら」よりはずっと良い。普通に面白い。
だけど、1989年のオリジナル(と言わせてもらうが)より上かと聞かれれば、作画は確かに上だけど、それ以外は全てオリジナルが上回っている。

なんというか、こじんまりまとまってしまったというか、当時の振り切れた感のパワーは感じない。適度によくできたアニメという感じ。

「うる星やつら」もそうなんだけど、あえての原作に寄せた漫画的な演出は失敗だと思う。やはり漫画とアニメは見せ方の根本が違う。塩梅が難しいのはわかるが、どうしてもパワー全開のオリジナル版があるために、それと比較してしまうし、単純に面白さが当時ほど伝わらない。

ヒット作のリメイクはどれだけ難しいのかがよくわかる。まあ、それは宇宙戦艦ヤマトでとっくの昔に証明されているのだけど。ダメだった作品をリメイクで素晴らしい作品に昇華させることはできる、劇場版マクロスとか。だけど、金字塔的によくできた作品をリメイクするのは無理がある。特に高橋留美子のアニメ化作品は全て金字塔的に成功しただけに・・・。

あと倫理観とか全て80年代の原作をリスペクトするなら、導入時点で、テキストで80年代を言うのではなく、80年代に入り込む演出が必要だったと思う。たとえばベタなやり口だと、アルバムを開いて思い出を振り返る的な。なんにせよ、導入演出がないから、80年代の倫理観とか、そういうものが入り込まない。今の子はおかしいと思うだろうし、当時を知る自分たちも、え?なんで中途半端にしてんの? となってしまう。

いやー、本当に惜しい。声優もオリジナルキャストが主演を固めているから、声の違和感は感じないだけに惜しい。

ただただ、惜しかった。配信だけにして、「バブルへGO!!」じゃないけど、導入演出でうまく時代を飛ばして、倫理観も80年代の原作のまま突き進むべきだった。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 3
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