Yulily さんの感想・評価
4.1
星空の魅力を感じられます!
宙のまにまに
宙(そら)と読みます
視聴のきっかけは2015年2月の半ばに長野県軽井沢市での冬の花火と同時に煌(きら)めいた星が目に焼き付いたからです。
ネタバレは一切ありませんが軽井沢での日記なので閉めます。
{netabare}
真冬の花火を見に軽井沢へ。この日の軽井沢は白い地面と凍てつくような寒さでした。
東京では見られない星が瞬き幻想的な空気に包まれていた気がしました...
冬の花火に心ときめきながら、冬の夜の空の色ってあるのかなっ?て...
帰りの新幹線でレビュアーさんが星空に注目と書かれていたレビューをふと思い出し「宙のまにまに」を視聴することにしました。
私の疑問の答えがこの作品にありました。
{/netabare}
「星」がこの物語の最大のテーマになっています
ごく普通の男子高校生、大八木 朔(おおやぎ さく)は星の知識が全くないのですが、星が大好きな明野 美星(あけの みほし)に天文部に入部させられてしまいます。
どこまでも明るく、ひたすら真っ直ぐな美星。皆を巻き込む力はすごいです。
彼女を中心とした天文部の観測会、合宿など仲間同士でワイワイ本当に楽しそう!
星空を見上げ美しさを鑑賞したり、天文部って大きな望遠鏡を用いる天体観測だけではないのですね。
夜空に瞬く星を眺めながら部員が話す古(いにしえ)の星座の物語聞き入ってしまいました。
手を伸ばして、頭上に広がる星々に線をつなぎたくなってしまいます。
動物や神話の登場人物が浮かび上がることでしょう...
太古の人々も空を見上げ星と星をつないだのかなと考えるだけで感慨深くなってしまいます...
宇宙とは本当に神秘に満ち溢れています
人が流れ星に願いをかけてしまう心もそれに近いのでしょう...
私もいつか見たこともない星が瞬く場所で星空散歩をしてみたいと思うのです。
星空に囲まれて美しいシーンが沢山ありました星の魅力を感じられる素敵な作品でした。