スタジオディーンで親友なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスタジオディーンで親友な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番のスタジオディーンで親友なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.0 1 スタジオディーンで親友なアニメランキング1位
これはゾンビですか? OF THE DEAD(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1881)
11409人が棚に入れました
銀髪の不思議な少女・ユーと出会ったことで殺人事件に巻き込まれゾンビとして蘇った主人公、相川歩の巻き込まれ型ゾンビ生活を描く。2期のキャッチコピーは「LOVE250%増量! 今度は学園だ!!」。「妄想ユー」の起用は継続されており、今作ではCパートでの「妄想ユー劇場」で妄想ユー達とユー本人による掛け合いが展開される。

声優・キャラクター
間島淳司、野水伊織、月宮みどり、日笠陽子、金元寿子、吉野裕行、清水愛、下屋則子、山口理恵、美名、喜多丘千陽、生天目仁美

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今期しか観てないから しゃーなしだなっ

いったい、どう表現すればいいのだろう?
1期を観ていないから余計にわからないのかもと、
最初はそう思っていたけれど、もしかしたら
観ててもわからないかもしれないと思った。

そのくらい、支離滅裂だし、突拍子もない出来事の数々が起き、
どっちの方向を向いていたらいいのか、悩んでしまった。
でもでも、不思議に惹かれるものがある。
そして部分部分では、けっこう笑えたりもしている。
何かを期待してしまうような、このまま切ったらもったいないような。
これっていったい、何なのだろう?
そんな半信半疑のまま後半に突入してしまった。

wikiによれば、殺人事件に巻き込まれ、ゾンビとして蘇った主人公
相川歩の、これまた巻き込まれ系のゾンビ生活を描きつつ、
ラブコメディとして展開していく物語。

ただ、バトルを前提としたダークな雰囲気の作画は美しいし、
好きな要素も意外といくつかは、あったりする。
で、個人的にはクリスの存在が面白いと思った。

でも最後までなかなか集中して観ていることができず
上の空になってしまってることが多かった。
このタイプの作品って、好きな人はすごく好きなんだろうけれどね・・
苦手って言い切れるほどではないし、嫌いなわけじゃないけれど
個人的にはもう少し、萌え要素がクールな作品のほうが好きなので。。

まぁ・・今期しか観てないから しゃーなしだなっと思ってくだせえ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ギャグが多めで1期よりも面白かった♪

あらすじ


地味な高校生の相川歩は、ある日連続一家殺人事件に巻き込まれて
殺されてしまうが、その直前に出会った
ネクロマンサーの少女・ユーの力によりゾンビとして蘇ったうえ、
魔法の世界から来たというハルナからは魔装少女に任命される。
さらにそこへ現れた吸血忍者のセラも加わり、
彼女たち3人と同居することになった。

そしてネクロマンサーのユーによってゾンビに、
天才少女ハルナによって魔装少女にされた主人公・相川歩であったが、
最近は平穏な日々を送っていた。
だが、運命は彼に安息の日々を許さなかった。
吸血忍者のセラ、学園妻のトモノリ、ネットアイドルのサラス、
優等生の平松妙子といった美少女ヒロインたちに加え、
学園に出没する謎の"妖精さん"が、
彼を新たな困惑の日々に巻き込もうとしていた…。



感想 


カオスなギャグこそが真骨頂。
2期は最後まで笑わせてもらった。
ストーリーは意外にしっかりしてるのかもしれないけど、
そんなのどーでもよくなるくらい、笑える場面が連発。
文化祭にメイド喫茶にコンパ、終盤ほど面白いかも

いつの間にか豪勢なハーレムなんだけど、
鈍感じゃないうえにきちんと気配りしていて
嫌味がないのは絶妙だと感心

女の子はみんな
相変わらず可愛いし
新キャラも可愛かった
妄想ユーも良かったな~

恋愛描写も1期より
増えていてとてもよかったです

1期のようなシリアスを無くし
最後までノリとギャグで通したのは正解なのだろう。
もともとそういう部分が受けたのだろうし、
ギャグオンリーにしたの良かったと思う
シリアスな展開も嫌いじゃないけどね

1期よりもギャグ演出がはっちゃけていて、
よりこれゾンらしくなったと思う。
ギャグのテンポも良くて見やすかった

コメディなので
深く考えず楽しむ事が出来て
肝心のコメディ部分もツボで
面白く満足のいく出来だった

ただその代わりに
最後が中途半端に
終わってしまった事だけが残念
でもこれが3期へ繋がる事を期待しましょう

3期もあることを
期待して待っています
早く見てみたいです!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

デレが増えるのは良いことですね

ストーリーの大まかな流れは1期とほとんど同じです。
女装して、敵を倒して、ラブコメって・・・
まぁそんな感じです。

1期と比べて歩に対して、女性キャラの「デレ」が多くなったんじゃないかと思います。
これは俺にとって嬉しい展開でした(*´∀`)
どんどんデレてくださいw

とりあえず喫茶店でのデレさせたら勝ちの話は最高だったね。
特にセラがいい!
料理をもっと食べたいと歩に言われて素直に喜ぶ姿がめっちゃ可愛かったです。
珍しくユーのデレも見れましたしね。

まぁなんやかんや言ってますが、結局のとこ一番可愛いのは友紀なんですけどね!(`・ω・´)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

81.2 2 スタジオディーンで親友なアニメランキング2位
昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (904)
4160人が棚に入れました
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!?

声優・キャラクター
関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

流行に阿らない作品?(NHKで実写ドラマ化、10/12より放送)

同タイトルの漫画が原作らしい。(原作未読)
このレビューは1期目のもので、2期目の制作が決まっているらしい。

本作の登場人物には落語を演じるシーンが必要な人がいるわけだが、それらのキャストのオーディションでの当落基準に「落語を演じられること」というのがあったらしい。

その真偽は確認していないが、それが信じられるくらいにキャストは落語を熱演している。

そして本作品の登場人物のの人間臭さと、噺の中の登場人物の人間臭さとが重ねあわされるようなストーリーにはなかなか重厚感があると思う。

キャラクターデザインはおそらく原作を踏襲しているのだと思うが、いわゆる「アニメ絵」風ではない。だがそれは「キャラクターデザインの問題」であって、作画が悪いということではなくむしろ良い。

演出や美術なども近年の作品にはあまりない感じであまり似ている作品は思い浮かばない。(もしかしたら『御先祖様万々歳!』とかは少し似ているかも? でもあれはもっと「舞台劇風」な画面だしなあ…。)

いかにも老舗のスタジオディーンが制作しているっぽい作品である。

とにかく作品全体から「世の中に愛される『落語』であって欲しい」という願い、危機感みたいなものが随所に感じられることと「落語は人生そのものだ」みたいな娯楽としての落語の意味みたいなものがにじみ出ている。

すごく面白かったが、これがアニメ作品として売れるかどうかは良くわからない。売れたら良いね…。

2018.10.6追記:
10/12よりNHK ドラマ10枠で連続ドラマとして放送されるそうです。さて、どうなることか…?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

実写映画化してもヒットしそうな印象を受けた=シナリオとテーマ性に長けたリアル系のアニメ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
落語をテーマにした、唯一無二の作品。

声優さんの力を感じる、名作。

アニメ史にキッチリ残すべき作品だと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、ド正面から「落語」に向き合ったアニメってのは珍しいですね。第1話で「出来心」という演目をまるっと見せてしまう(そして、それを楽しんで観られてしまう)驚き! 落語そのものの魅力に自信がある、もしくは伝えたいって気持ちが伝わります。

私は落語には疎いです。実際に落語を観たのも寄席に行ったのも付き合いで数回ってところです。好きな咄家さんもいません。素朴な疑問として、(初見ならまだしも)「ストーリーが分かっている話を何度も聞いて面白いのか?」というものがあります。

それを落語好きな友人に話を聞いてみると、「落語は音楽。歌だって、好きな歌手の好きな歌なら何度でも聞きたいって思うし、ファンなら、年月を重ねるごとの変化、その日の体調や気分によって微妙に変わる歌い(話し)っぷりを楽しめる。それから、同じ曲でも歌い手が変われば、カバー曲みたいで楽しめるよね。客との関係性(即興性)も、例えればジャズだよ」と言われました。

なるほどな~と思うました。私の大学時代の(文学部の)恩師の持論で、「ミステリーは基本的に古典になり得ない」というものがありました。それは、「ミステリーとは基本的にストーリーを楽しむもので、一度読んでオチが分かってしまえば再読しようと思えない。でも、ストーリーが分かっているのに何度も読みたくなる文章というのは確かにある。それは、表現の妙だったり言葉のリズムであったり、そこに日本語の美しさ、心地よさがある文章だからである。そういう作品こそ、再読にも再々読にも耐えられ、読解にも値し、古典になっていける作品である」というものがありました。

アニメでもそうですよね~。例えば私は、「とらドラ」とかストーリー分かっていても何度も観ちゃうけど、あれは「とらドラの空気感に浸りたい」ってのが大きいんですよね。耳に目に、心地いいんですよ。

落語の魅力ってのも、そういう類いのものなのでしょう。「昭和元禄落語心中」にも、そういう「落語の魅力」が詰まっていました。

また、ストーリー的にもそれぞれの登場人物が辛い過去を抱え、その傷を落語を通して乗り越えていこうともがく様子には感動を覚えました。七代目八雲の苦悩、血の繋がりを越えた師弟愛。そして、八代目八雲(菊比古)と助六との友情を越えた絆。月と太陽のような対照的な二人。菊比古が助六に、助六が菊比古に抱く、嫉妬やら憧れやらの混ざりあった複雑な感情。そして、女の怖さ、愛憎劇。偏愛。死。所々、落語の話を元ネタにしたようなストーリーも。(一期の)ラストはちゃんとコメディで占める。なんだか色んなものを詰め込んだのに、それを一本の筋としてまとめきった素晴らしい脚本。それ自体が落語のような物語でした。

最終話でいきなり与太郎が真打ちになってて、? って思ったけど、よくよく考えれば、「前座→二枚目→真打ち」の流れは菊比古編で描いているわけだから、あえてスパッと切ったのは英断ですね。そして与太郎を使い、助六が経験できなかった、真打ちになってからの苦しみや喜びを表現する、と。うん、無駄がない。

さらに、戦争という時代を描いた社会派の物語としても一見の価値あり。戦中戦後に、落語などの日本の伝統的な娯楽産業がどのように落ちぶれていったか、また、その中で落語を残そうともがく人々の様子。終戦後に初めて行われた寄席の緞帳が上がった時の、「何も無ぇ時代だからこそ、舌三寸の落語の腕の見せ所よ」という助六の台詞にはグッときた。昔、ある咄家さんが、「座布団一枚と扇子に着物があれば、どこででも落語は出来る」と言っていたのを思い出し、落語の強さを感じました。

う~ん、このアニメはやっぱり、タイトルで損している気がする。私も、「元禄」「心中」あたりにひっかかってて、視聴を避けてましたし。あ~、観て良かった♪

最後に、やはりこのアニメで光ったのは声優陣の凄さでした。いや、だって、落語になってるしね(汗)どれだけ練習したんでしょう? 凄いね、声優って。

2期決定らしいですね。1話最後に八雲が、「長い夜になりそうだ」と言っていたけど、(2~3話の過去編かと思っていたのに)ここまで長い夜になるとは思わなかった(笑) 2期前提ってことだったのでしょう。2期ではきっと、与太郎の成長が見られるのだろうし、楽しみです!!
{/netabare}

【余談 ~実写化した場合の配役案w~】
→以前書いた文章
多分、いつか実写化するはず。そして、この中の何人かは当たる気もする(笑)

→やっぱり実写化されましたね。実際の配役は、

八代目 有楽亭八雲(菊比古)…岡田将生。
有楽亭与太郎…竜星涼。
小夏…成海璃子。
みよ吉…大政絢。
有楽亭助六(初太郎)…山崎育三郎。
松田さん…篠井英介。

でした。アニメ放送当時に希望した、私の配役案と、どっちが良いですかね?(笑)

{netabare}
与太郎編の配役。 ( )内は第2希望

与太郎→生田斗真(小栗旬)
八雲→堺雅人(佐々木蔵之介)→白髪バージョンは無しの方向でw
小夏→二階堂ふみ(戸田恵梨香)
松田さん→近藤正臣(中原丈雄)
ヤクザ兄貴→やべきょうすけ(千原ジュニアw 落語大好きだし)
ゲスト出演→春風亭昇太(か、林家たい平。笑点メンバーのガチな落語を観たい人は多いはず。落語界にもメリットはある)


菊比古編の配役(妄想)

菊比古→二宮和也(窪田正孝)
初太郎→桐谷健太(山田孝之)
七代目八雲→立川談春(風間杜夫)
みよ吉→菜々緒(仲間由紀恵)

こんな感じでどうでしょう(笑) 全体的に(原作に比べて)年齢層高めになっちゃったのと、与太郎と小夏、菊比子とみよ吉の年齢が逆転しちゃったのが難点ですが、イメージ重視の配役です(だって、10代の演技力無いジャニタレには落語は無理そうだし、そうなると、相対的にアラフォー女優さんになるけど、それで若い人を呼べるか疑問にも思うから)。

さて、レビュータイトルの件ですが、素直にそう思いました。このアニメ、とても良いアニメで久々に(このすば以来の評価5で)夢中になれましたが、このリアリティある作風に重厚なストーリー。冷静に考えればあえてアニメである必要はないとも思いました。むしろ、実写向きでは?

与太郎は、ジャニーズでもイケメン若手俳優でもいけそうだし、小夏も、若手の人気女優(清純派女優の新たな一面を見せるとか)いけそうだし、(8代目)八雲に関しては、堺雅人さんにしか思えない(笑) あとは、リアルガチな大物咄家さんをゲスト出演させれば、話題は作れる。最近は落語ブームで、若い女性も観に行くらしいですし、中年以降の落語ファンにもウケそう。イメージは「ちはやふる(劇場版)」。

ストーリー(八雲と助六の過去編)を短縮(か省略)させて、(おそらく2期で描かれる)与太郎の成長にしぼれば映画の尺でもいけそう! そしてヒットしたら、八雲&助六の過去編をスピンオフで劇場公開(笑) もしくは、先に八雲&助六の過去編を公開。続いて後編として与太郎編を公開(アニメ通りの構成)。うまくいけば、落語ブームという社会現象を起こせるかもよw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

時代の波にのってかえていく者と 抗いかわらぬ者

 原作は未読で、落語はあまり詳しくないのですが、故桂枝雀さんの落語はおもしろかったですね。 それと笑点のTVは大好きという程度です。

 さてアニメの方ですが、1話でグッと引き込まれてしまいました。
 
 作画もキャラ達も良くて 登場人物の声優さん達の声の演技はさすがですね。聞き惚れてしまいやした。艶っぽい声にぞくぞくしたり いきよい良く乗った声にこちらも楽しくなったり OPの音楽は毎回 ワクワクさせてくれました。そして ノスタルジーを誘う 穏やかなEDが流れるいいね。  


 他人の人生を垣間見る。まさに人生いろいろ。 でも自分もそこに居合わせているような感覚を与えてくれるアニメでした。2期が楽しみです。



 初老の菊比古さんシブくて素敵です。^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

71.6 3 スタジオディーンで親友なアニメランキング3位
らんま1/2(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (353)
2287人が棚に入れました
中国で修行していた父・早乙女玄馬とその息子・らんまが天道家にやってきた。だがしかし、そこに現れたのは巨大なパンダとかわいい女の子?? 中国での荒行で不思議な体質になった、らんま16歳。日本にやってきたこの日から、次々と登場するライバルたちと戦う日々が始まるのです…

声優・キャラクター
山口勝平、林原めぐみ、日髙のり子、高山みなみ、井上喜久子、大林隆介、緒方賢一、鈴置洋孝、島津冴子、山寺宏一、鶴ひろみ、佐久間レイ、関俊彦、永井一郎

ゆーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

海外でも大人気

留学先で流れていたので初めて見ました。かなり昔の作品なんですねぇ
音声日本語で字幕がイタリア語でした。
高橋留美子先生は海外でもとても人気ですよd(・・〃)

30年も昔のアニメなのに絵も可愛いしキャラクターも可愛いし話も面白かったです(*´▽`*)
あんまり古さを感じないのが凄いですねぇ

犬夜叉とかとは違って1話で完結するエピソードが多めで、途中から見ても楽しめます。

らんまカッコいい!
あかねちゃん素敵☆
うっちゃん可愛い☆
シャンプーも可愛い☆
パンダも可愛い☆

次々といいキャラクター出てきて高橋先生の引き出しすごいですね

水をかぶると女の子になって、お湯を被ると元に戻る。
これって、女の子として生活するほうが安全よね

名前すら聞いたことないアニメだったので、偶然流れているのを見てこのアニメに出会えて本当に幸せでしたっ☆
かなり長いアニメだったので眠る時間がだいぶ削られました(p.-)(ρ.-)(p.-)(ρ.-)ねむねむ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメにハマったキッカケ

6歳の時に初めてキッズステーションで見てありえないぐらい熱狂的にファンになったのがらんま1/2。
最初の第一話あたりからとても今では恥ずかしくて直視できない
お風呂DE☆対面シーン{初めてあかねはらんまが男だったと気付くシーン}
をリビングに家族の前で堂々と見ていた自分が 勇者 のように思います。

{netabare}良牙が初登場シーンで今までロングヘアーで可愛かったあかねがあることで、とても不思議な
ショートカット!!
になっちゃうのが当時とてもショックでした・・。 {/netabare}

水をかぶったら女になっちゃう主人公の乱馬がすっごくかっこよくて
初恋は乱馬☆
という方も多いでしょう。{もちろん女らんまもものすごく可愛い!}
私もそのうちの一人です。(〃ω〃)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

当時は女の子が見るマンガだと思ってました(笑)

タイトル通り女の子が見るマンガだと思ってました(笑)
少年サンデー連載なので間違いなく少年マンガなんですけど(笑)

水をかぶると女の子になるという
とても分かりやすいシンプルな設定と
格闘技を軸に描くドタバタラブコメですが
周囲のキャラが個性的で飽きさせません!

一番の見所は乱馬くんとあかねちゃんの
素直になれない恋愛模様でしょうね♪
見ていて歯痒いことこの上無いです(笑)
この不器用さが可愛くて見続けちゃいますね!

コナンくんと蘭ちゃんのようです
(あ、これもサンデーか(笑))

コミックもおすすめですよ♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

65.1 4 スタジオディーンで親友なアニメランキング4位
地獄少女 三鼎[みつがなえ](TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1913人が棚に入れました
最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。
深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。晴らせぬ怨みや世に不条理はつきもの。納得できない理由や状況に抗えぬままに悲惨な運命を辿る者は多い。
地獄少女=「閻魔あい」は彼らの悲痛な叫びを聞きとげ、依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「地獄流し」へ至る方法を語る。ただし、「その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる」とも言う。
地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…。

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もうおなかいっぱいです

流石に飽きてきますね... この話の流れが毎回同じ感じの内容は...
1期~3期まで各26話で 全78話ですもんね~ 飽きてきてもしょうがないw

え~と、今回の「三鼎」の内容としては、ちょっと微妙な感じでしたね。

今回は依頼者の恨みを抱く理由が、些細でしょうもないモノが多く、
話が軽くてイマイチ面白味が感じられませんでした。

まぁ22話の双子の話とかすごい好きだったし、面白かった話もあるんだけど、
前作までに比べると割合低いな~って思います。

それに、今回のメインキャラである『ゆずき』はあまりパッとしないですし、
地獄少女の閻魔あいは出番が少なく印象が薄くて残念でした...

ただ、このシリーズって、作品全体を通してのストーリーの〆的な話が
ラスト3話位に毎回あるんですが、そこは今回もそれなり面白かったかな。

でもそれって、ひたすら一話完結で同じ流れの話が続くから、ストーリー性のある終盤を
いつも以上に面白く感じてるだけなのかもって思ったりもしますww

まぁ今回の「三鼎」は、全体的に見てもあまり良かったとは思えない内容でした。
これなら2期で終わっておくべきだったのかもしれませんねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

深く、重みのある美学を感じた

{netabare}
二籠で紅林拓真を地獄に流すことができず、人面蜘蛛に地獄へ連れて行かれたあいが、蜘蛛の命令かは??だが、次の地獄少女となるべきのゆずきに憑依して地獄少女になることを本人に気付かせるという設定からストーリーが展開されていく感じです。

御影ゆずきをメインにしてストーリー展開がなされる。怨みを晴らすために地獄通信を使う人々の浅はかな私怨をゆずきは感じ取り、地獄少女の存在意義を否定し続ける。親友の秋恵が地獄に流されたときも、ゆずきは地獄少女を憎み否定する。ゆずきの地獄少女に対する憎悪を閻魔あいは肌で感じ、心から彼女の境遇の不憫さに心を痛めていたに違いない。
 
やがて、あいはゆずき自身に自分が彷徨える霊体であることを気付かせるため、少しずつゆずきの幻想世界を削っていく。そして思い出したくないゆずきの過去を本人に思い出させる。
 
両親の不遇な死を目の当たりにして誰も助けてくれない人々を憂い嘆きながら幼い生涯を閉じたゆずきの過去はただただ可哀想で涙が溢れた。
 
そのゆずきが閻魔あいの跡継ぎとして地獄少女となるが、感情や私怨を禁じられている地獄少女のしきたりを守ることができず、ゆずきは地獄に送られそうになる。一連の彼女の行動を観てくると、彼女の優しさや倫理観・正義感を押し殺して地獄少女になるのは無理だろうと思っていたので、至極当然の成り行きであったと思う。
 
閻魔あいは掟を破り地獄送りにされそうなゆずきを助けるために、自らを犠牲にしてゆずきを成仏させる。ゆずきはこの閻魔あいの愛情を受け止め安らかな気持ちで成仏する。この閻魔あいの優しさに感動せざる得ない。愛は地獄少女から解放され成仏する道を捨て、ゆずきを助ける。愛はゆずきの境遇が自分の過去と類似していることもあり、見捨てることができなかった。
 
地獄少女の最後は二籠でもそうだったが、いつも淡々と地獄へ送る閻魔あいが唯一心を乱す事象が展開される。『自分と似たような境遇』の人を地獄へ流すことができない愛の弱さ、地獄少女としての不完全さを露呈させる。
 
しかしこれが重要な点だ。淡々と表情を変えずに冷徹に不条理な私怨で送られてきた人々をも地獄へ送る冷徹な感じさえ漂う閻魔あいの根底に灯されているかすかな炎が、自分の過去と重なる事例にあったときに燃え上がり、本当の人間としての自分に戻る。
 
愛は村人を焼き殺した自分の怨念を心から後悔し、そのような私怨を自分と同じ境遇の人に持って欲しくないのだ。そういう人(ゆずきや紅林拓真)を成仏させたいという気持ちが捨てきれず、地獄少女としてはあってはならない最大限の優しさと情をかける。この時にあいがどのような人であったのか、どのように感じながら地獄少女を続けてきたのか・・・と慮ると心が苦しくなり胸が詰まる思いになるのだ。

地獄少女の核心は、人間の怨念の醜さ、不条理さ、命に対する尊厳の希薄さ、やがて背負う自分の罪の重さ(死んだあと地獄へ落ちる)も考えずに地獄少女を通じて怨みを晴らそうとする人々の心の弱さと恐さ・・・その部分がピックアップされがちだが、そこが見所ではないと私は思う。
 
破ってはならない掟に縛られていても、自分と同じ道を歩ませたくないという気持ちから地獄に流すことができない閻魔あいが本当に愛おしい。完璧な仕事を全うするよりも、全てを失っても自分の人間としての感情を優先させるということ・・・地獄の使者となっても人としての尊厳を持たせた所に、高貴な美学を感じたし、実はこれが地獄少女の命題ではないかと思った。
 
この美学に至るまでのプロセスが完璧だったのが二籠で、三鼎は二番煎じな感も否めない為、若干減点というところだ。それでもこういう『重みのある人間性』の表現の仕方はとても好きだ。
 
地獄少女は私にとって、とても重みのある深い内容でした。閻魔あいの深く慈愛に満ちた本来の人間性に最後は涙しました。閻魔あいには救いのない話でしたが、それが地獄少女のストーリーの高貴さなのでしょう。 
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

素晴らしい作品群です。理不尽動機ストーリーの三期です。

個人的にはテレビシリーズのアニメとしては最高峰ともいえますし、
一部の作品は何度でも繰り返して見られます。
能登麻美子をはじめとした声優さんたちの怪演も良かったです。

この三期についてはストーリー的には残念ながら一期、二期よりも出来は落ちて、イマイチな回もあったようです(今では認識が変わって三期が実は一番面白いかもと思うようになりました。ただつまらない回があったのは事実です)。
まあ、一期・二期とは作品の趣がだいぶ変わって、賛否両論ですし、好きな人は「三期が一番面白い」と言いますし、嫌いな人は「地獄少女シリーズに入れたくないくらい嫌い」と両極端な傾向があります。
四話の「兄貴」を見てどう思うかが分かれ目かもしれません。声優さんも地獄少女ラジオで「こんな事で流すの⁉」と言ったくらい酷い動機でした。
それと、音楽も結構好きです。最初は気に入りませんでしたが、聞き慣れているうちにだんだん好きになりました。一番好きなのは一期のEDですが。

三期の平常回で個人的に気に入った話しは「スペシャルレディオ」「兄貴」「兎と亀」が三大傑作で少し落ちて「狂った果実」「はぐれ稲荷」「うつせみ」「うしろの正面」「華と月」などです。ラスト展開も二期ほどではないがなかなかに好きです。

さて、個人的には三期でももっとも好きな部類に入る「スペシャルレディオ」ですが、
この回を評価する人は地獄少女ファンの中でも正直、少ないかもしれません。人によっては単なる「凡作・駄作」だという人もいるかもしれませんね。
しかし、私はあまりの依頼者の意味不明の思考・行動が怖かったです。
「はぐれ稲荷」も電波回でしたが、この回はそれをサラッとやってたのが何だか怖かったです。
最後にはなんだか、ラジオに抱き着いて「女の顔」になってたのがきました。
依頼者の思考が描写されなかった一期の「病棟の光」を除いては最も、対象者を流した動機に理解が苦しむ作品でもあります。
それとあとで知った事ですが、この回の依頼者の少女の声優が実に意外な人物でした。
なんと、今をときめく {netabare} 悠木碧 {/netabare}なんですよね。
こんな10年近く前の作品で今や超売れっ子の彼女がこんな奇怪な少女の役をやってたのが個人的には驚きでした。

蛇足
{netabare}個人的には「スペシャルレディオ」は私には物語の主旨とは別の意味でショッキングな話しでした。ラジオの番組の裏側の世界を知ってしまってかなりのショックを受けました。
そういう意味で主役の少女に感情移入してしまいました。主役の少女が奇怪な行動を取った気持ちがなんとなくわかるような気がします。ショックのあまり軽く気が狂ったのでしょうね。
私はまだ若い声優さんたちがよくあんなに面白いラジオ番組が作れるなあといつも感心していつも特にアニメ系のバラエティラジオ番組とかフリートークCDを聞いていたのですが、
実際は「完全台本」とまではいかなくても、おそらくは「放送作家」による台本の部分と打ち合わせの部分がかなり多いんじゃないかと思うようになりました。{/netabare}

蛇足その2
この地獄少女三期の主人公とも言える御景ゆずきですが、女性ファンを中心に批判的意見が多いです。
OPでも「謎ダンス」というシーンがあり、それにケチを付けている人もいました。
私も昔は「影が薄い」と思ってましたが今では大好きです。
ちなみに、彼女は二次作品のCR地獄少女やゲームの地獄少女でさらに魅力的に描かれてます。
特にPS2の地獄少女澪縁はファンならプレイしておく事をお薦めします。

あとCR地獄少女の静寂の花火という歌は神曲ですね。
検索して聞いてみてください。

蛇足その3
この地獄少女三期は「地獄コント」が冴えてます。
なかでも六話の「私のセンセイ」のサスケふうのは良かった。
しかし、一期で地獄少年ジルの猛攻撃を食らっても平然としていたあいが女生徒のキックくらいで大ダメージを負う矛盾は良く指摘されてます。
あと第十二話の「地獄のグラフ」は話し自体は地獄少女全話の中でも最もつまらないくらいの作品ですが、実写を使った地獄コントは必見です。

蛇足その4
三期は平常回は批判が多いですが、13話、24~26話のメインストーリー回は面白くオススメです。

蛇足その5
やや批判的意見ですが、 {netabare} 一期、二期では人情味に溢れていた三藁がやたら標的者・依頼者に冷たくなっていたのが気に入らなかったかもですね。
一期、二期では「同情の余地のある標的者」には基本的には制裁(地獄コント)がなかったのですが、三期ではそういう標的者も制裁される割合が多いです。
例えば、更生して自分の罪を土下座までして謝罪したアイドル歌手、ただ自殺を止めただけで逆恨みで流された少年などもたっぷりと制裁されてました。
母親がふしだらな生活をして我が子に嘘を強要し家事を押し付けてたのを見かねて先生などに相談するように薦めていた少年が流された時も三藁と山童ときくりは「君は心配しているふりして野次馬根性でクビを突っ込んでるだけだ」とか言って標的者責めまくりでした。彼はそんな考えではなかったように思えるんですけどね。

二期での「絆」「沈黙のまなざし」での一目連、「黒の轍」「この国のために」での輪入道、「悪女志願」での骨女のような標的者もしくは依頼者を気遣った優しさや人情味はどこかに行ってしまってましたね。そこだけが残念でした {/netabare}

蛇足その6
三期ではとにかく地獄流しで理解に苦しむような「奇妙な動機」の話しが多いです。
むしろ、いかに変な動機で地獄流しが行われるかが主眼みたいなもので、
三期の監督であり原作者のわたなべひろしさんの考えが反映されてます。
わたなべさんは地獄少女のテーマは「理不尽」「不条理」であるとも言っていて、一期、二期の「勧善懲悪(依頼者も流されるとはいえ)」中心な物語とはかなりニュアンスが違っています。

例えば二話で「電気屋の亭主が妻を虐待していて、少年が善意から亭主を地獄流ししたあとに電気屋の妻が失踪した理由」を聞いた時は驚いたものです。
理由{netabare} 電気屋夫婦は実はSM関係にあり、電気屋の奥さんは激しい虐待を受けながらも実は夫を愛していたため夫が消えた悲しみで失踪した {/netabare}

さらに最近、その魅力を発見したのは「兎と亀」という回です。
とにかく酷いデンパ動機と、大した落ち度もない標的者に対する、屈辱的とも言える地獄コントの制裁に戦慄しました。
おとなしくてスローモーな依頼者の性格にも恐怖を感じました。「こんな子がこんな残忍な事をするなんて」と思いました。
平常回では兄貴やスペシャルレディオをも抑えて最高傑作かもしれません。
とにかく動機があとで聞いた時に驚きました。
動機{netabare} 兄が「大きくなったらお前を俺のお嫁さんにしてやる」 という約束を忘れていたから{/netabare}

「うつせみ」という回も驚きでした。
驚いた理由{netabare} 誰もがモンベア婆さんが元凶でを流されると予想されてたのに意外な黒幕と元凶が居てそちらが流された{/netabare}

「華と月」という回は異色回。
理由{netabare} 双子のどちらがどちらを流したか最後まで明かされなかった。どちらが流したか想像する事で物語の構図が大きく変わる{/netabare}

三期の舞台について
{netabare}「ゆずきは幻を見せられていた」そうですが、三期の賽河原 市であった地獄流しや事件に関しては全て本当にあった話しなのは間違いないでしょうね。ゆずきと関係のない場所や状況や人間関係で起こった話しが多すぎですし、
ここからは私の推測ですが、ゆずきは自分が幽霊だという事を他人に認識させない能力を持っていたのだと思われます。ただその力が終盤に失われていったという事でしょうか?{/netabare}

追加
不思議なもので、四期を見終わったあとはそれまで一番評判が悪かった三期が大好きになってしまいました。
① 理不尽・不条理ストーリー&動機、依頼人はデンパばかり
② 地獄コントがパワーアップ、ターゲットが善人だろうと同情できる人物だろうとかまわずフルボッコの理不尽さ
③ ゆずきが魅力的、前半は体からあいが出てきて、後半は地獄流し阻止に努力しようとし、最後に地獄少女になって暴走する
④ 出来の良いサイドストーリーのPS2ゲーム、地獄少女澪縁がある

今では一番嫌いだった、三期が一番好きになってしまいました。

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あと、よろしかったら、私の一期、二期、四期のレビューも読んでおいてください。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

63.5 5 スタジオディーンで親友なアニメランキング5位
封神演義-仙界伝(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (92)
568人が棚に入れました
今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君であった。しかし邪心を持つ絶世の美女・仙女妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になってしまった。悪政を続ける紂王と妲己。国は乱れに乱れた。そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。太公望は持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、「宝貝(パオペエ)」という仙界の必殺兵器を使い、共に封神計画を進めていく。しかし順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していくのであった…。

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

土曜の朝でした

毎週楽しみに見てました。少し重たい話なのにキャラが愛らしいですよね。特にかばとかw

強烈に残っている印象を少し‥・
武器の名前もかっこいいです。猫がおどろおどろした雰囲気を作りだしていました。次週はどんな展開になるのだろうかとwktkできるアニメでした。

幼い頃には少しストーリーが難しく理解できない内容もあったと思います。

漫画も読んだのですが、もう一度アニメも見てみたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

@かな さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

土曜の朝に。

漫画(藤崎竜さんの)を持っていて、それを読んでわくわくしてたまらなくなりました(o´∪`o)

アニメの作画はちょっと残念ですが、
他はわたしからすると完璧です!


おもしろくもあり、緊迫するところはすごい引き込まれました!

いい作品ですよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

原作よりは

地味です 

相変わらず太公望弱しw

死人ですぎ

OPは良かったです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

63.7 6 スタジオディーンで親友なアニメランキング6位
DNA2 何処かで失くしたあいつのアイツ-ディエヌエーツー(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (67)
311人が棚に入れました
DNAが人に無意識の行動指令を与えることが解明され、DNAの書き換えによって人の行動を制御する技術が確立された、63年後の未来。63年後の未来は人口増加により、子供を2人以上作ったら死刑という法律が作られるほど、人口過密に悩まされていた。そんな時代に、女性を虜にするDNAの持ち主メガプレイボーイ(以下、メガプレ)が、すでに100人以上の子供を残していることが発覚する。100人以上が持つメガプレDNAにより人口増加に拍車がかかることを危惧した政府は、“DNAオペレーター”葵かりんを過去の時代に派遣し、最初のメガプレDNAの持ち主である男のDNAを書き換えることにした。しかし、その男である桃生純太は、女にモテず、さえない、おおよそメガプレとはほど遠い人間だった。かりんは予定通りに仕事を果たしたはずだったが、実はDNAを書き換える弾(DCM弾)を取り違えており、純太はメガプレに覚醒する片鱗を見せ始める。
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

超有名ビッグバンド二組を育てた迷作

シャランQの名曲シングルベッドがEDと劇中BGM
ラルカンシェルのデビュー曲が OP
とまあ、なんと贅沢な OP&ED

これは元々知っていた情報なのだが
本作については見ていなかった

以前から気になっていたんだけど、ようやく見ることが出来ました

内容は
22世紀の日本は 人口爆発で人口増えすぎて困っていた
そんな中、様々な女性と付き合い子供を100人産ませる
メガプレイボーイという(以下メガプレと称する)存在がいた
その系譜を辿ると 20世紀に 桃生純太という高校生が 最初のメガプレ
ということを突き止めた時間管理局
その桃生純太のメガプレ化を阻止するべく、20世紀にタイムマシンにより
エージェント を送り込み 純太のDNAを操作することでメガプレ化阻止を目論む
このエージェントがかりんちゃんという女の子 メガプレ純太に惚れてしまい、ミイラ取りがミイラになるというお話

ターミネーターのオマージュなのかな
ポンコツヒロイン自ら過去に飛び 主人公純太がメガプレにならない様に行動するわけだが
ことごとく失敗 その結果 余計メガプレになってしまうという話だから
完全にターミネーターと同じ道だ(ターミネーターはポンコツじゃないけどね)
純太は何もしなければ、全然もてそうにない、ダメダメな男子高校生だったんだけどね
女性アレルギーでちょっとエロい物みたりすると吐き気を催しゲーゲーしちゃうくらいダメダメな男だったのに

キャラデザ
ヒロイン、サブヒロイン含め女の子は 4人
未来から来たかりんちゃん、幼馴染の亜美ちゃん 亜美ちゃんの友人で新体操部のことみちゃん、学年一の美女 倫子ちゃん
みんな、なんかエロゲを連想させるキャラデザ でもエロゲ原作では無くジャンプ連載漫画だった。

純太のキャラデザは ドランゴンボールかい!!と思うほど
悟空に良く似ている
特にメガプレに変身するシーンなんか、そのまんまじゃないか!と思ったわ
変身することで腕っぷしもサイヤ人の様に強くなる
もちろん バトルするスーパーサイヤ人的敵キャラも準備されている
倫子の元カレでプレーボーイの竜二
{netabare}ポンコツかりんちゃんが メガプレ抑止DCM(Dna Controll Medicine)弾
を純太に向けて発射するのだが、純太への気持ちに心が揺れ
手元が狂い 竜二に命中してしまう
{/netabare}竜二はその影響で特殊能力を手に入れ サイヤ人化し
倫子の心を奪った純太に復讐しようとする

作画は、昔の作品なんで 画は綺麗じゃない


感想
しかし、これほど、BGMと内容が合わない作品も初めて見た
というか、BGMのシングルベッドが良すぎる
純太がメガプレに変身して、女の子を口説く時に流れるんだけど
歯の浮くセリフを言ってる時にこの曲のオフボーカルバージョンが流れる
確かにリアルで女の子口説く時に使うなら効果的かもしれないが
アニメじゃやっぱり、全然合わない
でも、そこが笑えるんだけどね
そういう風に女の子口説く奴って、女の子から見たら
私と同じ様に バッカじゃないの!!って思ってるんじゃないかと思ったわ
そうは言っても 流石に最終回でアミちゃんとのラブシーンで流れた時だけは
合ってたな、まあまあの感動シーンだったからね

なんだかんだ言って結構笑えたし面白かった

ラルカンとシャランQのファンなら話のネタに観てみるのもいいかも^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆90年代の隠れた名作?

メガプレイボーイの遺伝子を書き換えるために未来から
来た葵かりんとその男の純太を中心とするラブコメ☆


ハーレムの雛形みたいな感じで面白い作品です(*^^*)
エンディングでシャ乱Qが歌うとき静止画像なのが
時代を感じます。


製作-パオハウス


日本テレビ1994.10.7-12.23全12話+OVA 3話
17:30-18:00

主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

toto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

op,edがいいばっかりに

op:[Blurry Eyes]-L'Arc〜en〜Ciel
ed:[シングルベッド]-シャ乱Q

といった名曲なのだが、そのぶん本編が少し見劣り
してる感じが否めない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

56.0 7 スタジオディーンで親友なアニメランキング7位
悪偶 -天才人形-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (67)
216人が棚に入れました
平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。



声優・キャラクター
芝崎典子、松井恵理子、高木渉、安元洋貴、井上喜久子、M・A・O、水野理紗、内田彩
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

中華アニメって・・・。

当たりハズレが多い(と言うか、ハズレの方が多い)って分かっていながら、”この作品こそは”なんて思いながら視聴開始・・・。
はてさてこの作品は当たりかハズレか???

原作未読。最終話まで視聴。

立ち上がりは面白いと思ったんですけど、だんだんと尻すぼみ・・・。
というのが正直な感想です。

設定が目新しかったし、独特のキャラデザも中華風な感じで悪くないと思っていたんですけど・・・。

中盤の、{netabare}町が悪落ちした辺りから、羅布が再修業を命じられた辺りから徐々に尻すぼみが始まった気がする。
物語が、突然幼稚になったというか・・・。

結果が見え見えのバトルが長々と続くのもキツかった。{/netabare}

終盤の、{netabare}超展開というか、”大急ぎ”感は凄かった。
バトルシーンをもう少し割愛すれば・・・、って思っちゃう。
もう少し丁寧に描けたんじゃないかって・・・。{/netabare}

あと、{netabare}中途半端なエンディング。
まさか、まだ続くの?{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作を読んでみたくなる

2018年夏アニメ。全12話。
中国のウェブ漫画のアニメ化。
独特だけど不思議な魅力がある作品です。

「悪偶」とは、生まれ持った才能ごと人間を小さな生ける人形にしたもの。悪偶を体内に縫い込めば凡人でも仮初の天才になれるという代物です。この世界では、残酷な手段で悪偶を作る「裁縫師」と悪偶を救う「救済者」の戦いが繰り広げられていました。
主人公であるバレリーナ候補生の愛は、親友・町が悪偶を持っていたことからその戦いに巻き込まれ、「救済者」となる決意をします。

全体のクオリティは高いとは言えないものの、独特の設定と世界観はなかなか魅力的で、一風変わった異能バトルものとしても興味深いアニメ。
ビジュアルが特徴的で肌に合わないと視聴が辛いかな、という印象です。原作の魅力をアニメにするのは難しかったのかも。クリスティ・ロスのキャラクターデザインめっちゃ好きです。
放送直前特番で少しだけ原作コミックが見られたんですが、ちょっとグロテスクなんだけど美麗な作品のようですね。原作読みたいなあ。

{netabare}
原作者が中国人故かもしれませんが、キャラクターの行動の動機付けが面白いと思いました。人間関係の基礎である「情」と契約の基礎である「論理」とのバランスが特徴的で、独特の雰囲気を醸し出してますね。理解しにくい部分もあるし、命のやり取りの中で交換条件の話がいきなり出てきたりして結構シュールでもあるけど。
ですがどのキャラクターも「何のために戦うのか」がかなり明確でした。

私は愛と町の友情がどこに行きつくのかが一番気になっていました。
主人公の愛が能力も思考も凡人であることがこの物語の肝なのだろうと思います。愛と町はお互いに無いものを持っていて、考え方も正反対。普通に生きていく上ではそれがいい刺激になるのでしょうが、「悪偶」によって二人とも人生が変わってしまい、最終的には道を別つことに。二人の関係性の変化は割と王道で心理描写も納得しやすかったです。
そんなに重要なキャラじゃないだろうと思っていた人物に意外な秘密があったり、重要人物だったりすることもあって予測できない面白さもありました。

ただ残念だったのが、物語を切りのいい所まで進められなかったこと。色々な伏線を回収できていませんし、今後活躍しそうなキャラクターも顔見せにとどまっていたり、今後の成長が見られそうなキャラクターが再登場せずに終わっていたり。{/netabare}

続きが見たいけど…どうなんでしょうね。
ちょっとだけ期待してみたいと思います。(2018.11.12)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悪偶に魅せられた偽りの「天才」たち! 虚飾を剥ぎ取れ「救済者」!

この作品の原作は未読です。
あにこれで画像を初めて見た時、独特なタッチの作品だなぁ…と思っていましたが、中国テンセント発の作品だったんですね。
アニメーション制作は日本のスタジオディーン…
テンセント×スタジオディーンの組み合わせは、「霊剣山」に続く第2作目になるそうです。

この作品のキャラデザは個人的にあまり好みではありませんでしたが、それで切るのも勿体無いので、まずは2~3話まで視聴してみることにしました。

確かにキャラデザや作画のタッチはあまり好みではありませんでしたが、物語の設定の一つに強く惹かれ…結果的に気付いたら完走していた作品です。

強く惹かれた設定とは、この作品のタイトルにも起用されている「悪偶」の存在です。
誰しも自分の将来に希望を持って頑張った時期があると思います。
若しくは、例えば学生時代などの期間限定でしか手に入れられない名誉や思い出が欲しくて頑張った人もたくさんいると思います。

そして運が結果に作用する事もありますが、概ね努力に見合った分の結果が得られたのではないでしょうか。
その結果が限界…だとは思いません。
もっと努力すれば…と後悔する気持ちがゼロじゃないなら、その人はその気持ちに真摯に向き合い、更なる努力と研鑽を積み重ねる事で、人は更に飛躍していけると思います。

そして精一杯努力してきて…目標との乖離が埋まらないそのラインが限界なんだと思います。
この限界という壁に阻まれ、そこで夢を諦めた人は私を含め数多くいると思います。
こうして自分自身と立ち位置を人は知っていくのだと思います。

ですが、その結果にどうしても甘んじられない…
自分の限界の遥か先に手を伸ばしたい…
この物語で登場する「悪偶」は、こんな人の欲望を叶える道具なんです。
その方法はとても簡単で開花させたい才能にマッチした「悪偶」を裁縫師が身体に縫い付けるだけ…

そして「悪偶」とは、その道の天才を攫ってきて「裁縫師」の邪悪な魔術によって人形の姿に変えられた元人間…
全身の骨を砕かれ、血を抜かれていますが、不死の術によって命だけが維持されている存在なんです。
手足に自由は無く話もできない悪偶は、生きたまま他人の体内に埋め込まれ使われ続ける…

一般的にはそこまでして後天的な才能を得たいと思う人はそう多くはないと思います。
努力して得られた結果が分相応な結果なのですから…
だからその結果を受け止めるだけの度量が求められる訳です。

だけど、世の中そんな綺麗ごとばかり言っていられないのもまた事実…
これまでを振り返った時、喉から手が出るほど欲しいモノをどれだけ諦めてきただろう…
でもこの処置はあまりにも非人道的…
だから悪偶を開放するために「救済者」が立ち上がり、「裁縫師」vs「救済者」の物語が動いていくのです。

完走して振り返ってみると、キャラデザは寧ろこの物語には合っていたように思います。
そしてこれまで中国発の作品は、特別な異能力や血筋を引いているなど、先天性チート系の主人公作品が高い割合を占めていると思います。

その様な作品が横行する中、凡人が天才になる夢を見たいと考えるのは、ごく自然の発想なんだと思います。
だから出るべきして出てきた作品…なんだろうと思いました。

この物語の主人公は、親友と共にバレイダンサーを目指し日々努力を惜しまない愛ちゃん…
ですが、どれだけ努力を積み重ねても親友との実力差は開くばかり…
ある日、友人の実力の源が悪偶である事を偶然知ってしまい、「裁縫師」vs「救済者」の戦いに巻き込まれていきます。

様々な人の想いが交錯すると共に、物語のスケールも次第に大きくなっていきます。
最終話の着地点はスタートからは全く予想できない意外な場所でした。
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、電気式華憐音楽集団さんの「prima dynamis」(プリマ デュナミス)
エンディングテーマは、芝崎典子さんの「ツギハギ」
オープニングの曲調は兎に角独創的です。
個人的にはエンディングのメロディーが好みでした。

1クール12話の物語でした。
思った以上に楽しめた…が作品に対する素直な印象です。
ですが、やたら中途半端…というか、これからっていうところで物語が終幕しました。
この終わり方は2期への布石…?
と思えるくらい続きの気になる終わり方だったと思います。
2期が放送されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

62.9 8 スタジオディーンで親友なアニメランキング8位
ハーメルンのバイオリン弾き(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (21)
135人が棚に入れました
月刊少年ガンガンに連載された同名コミックを『機動武闘伝Gガンダム」の今川泰宏によるシリーズ構成でアニメ化。青年ハーメルと少女フルートが暮らす辺境の村を魔物が襲撃。実は公国の王女であるフルートが魔物の狙いだった。ハーメルは特大のバイオリンによる魔曲を奏でて魔物を撃退し、フルートを公国へ送る旅に出発。だが到着したハーメルは大魔王ケストラーの息子として捕まってしまう。はたしてハーメルそしてフルートの運命は…。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、飯塚雅弓、辻谷耕史、緒方恵美、千葉繁、島本須美

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

悲愴

朝、カーラジオつけたらベートーヴェンの「悲愴」がかかっていてまして、このアニメを思い出したのです。

魔物を倒す力をもったバイオリンを弾くハーメルと仲間たちが魔王を倒しに旅する話。

クラシック音楽が効果的に多用されてましたね。やり場なく心理的に盛り上げる〜!っていうシリアスな勢いにひたって乗っていける人にはかなりはまった作品だったようです。

ビシ!バシ!と斜めに影の入った止め絵(キメ絵?)も多用されてたのも特徴。
出崎統的な、こういう演出なんだなと受け止めてましたが、動いてナンボの見方をする層からは駄演出とシビアにみらられてたようで…。

原作漫画はくだらないギャクてんこ盛りで、要所要所の締めでシリアスな感じでしたが、TVアニメ版はシリアス一辺倒。シリアス過ぎてやがて裏返ってギャクに手が届くかもしれない…という勢いでした。
でもなんか、本気の勢いが気持ちいい作品でもありました。

監督 西村純二、構成・脚本 今川泰宏、キャラデザ中嶋敦子、音楽 田中公平。


映画版はギャク演出も入ってるということで、今更ながら観たいような気もしてきました。
あ、原作続編出てたんだ?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今はいない子供のための子守歌

原作は渡辺道明による漫画作品。
アニメ版を全話見た後に、原作漫画を立ち読みしたのですが、本当に何もかも違うんですよね…。


原作はシリアスな物語の最中に随所に突拍子もないギャグが挿入される特異な作風に対し、アニメはギャグ要素ほぼなし(始めの4話くらいには少しだけあります)のシリアス一辺倒。元々が暗く重圧な物語であるのに、原作の持ち味でもあるギャグを一切抜いた為、全力投球のシリアスで鬱屈とした作品にアニメはなっております。

また、キャラクターの立ち位置や性格も異なっている為(ぶっとんだ原作キャラの性格が良い意味でも悪い意味でも”普通の人間”に解釈されています)ほぼ別人です。
原作の要素がほとんど無くなっている為に、所々で「黒歴史」「アニメなんてなかった」と言われるのも無理が無いかもしれないな…と思いました。



ただ、こちらのアニメ版は原作と違う作風ではあるものの、「ハーメルンのバイオリン弾き」を違う表現で描いた一つの物語として完成されていると見終えて感じました。

人と魔族の間で葛藤する主人公ハーメル、王女の宿命を背負わされたヒロインのフルート、憎しみと友愛を彷徨う親友のライエル、復讐しか知らない愛に飢えた孤独の天使サイザー等、主要キャラクターの愛憎や情念に満ちた描き方。

そして運命に翻弄され続けたヒロインの最後の選択がとても印象的でした。悲哀に締め括られる物語(後味が悪いとも言います)、主要キャラクター達の想いの報われなさがただただ虚しく、やるせなくなりました。人が死ぬ全滅エンドではないのですが、想いを昇華出来ずに今後とも過去に縛られて生き続けなければならない結末は、もしかしたら死ぬ事よりも辛いエンディングなのかもしれません。

最後の…
{netabare} バイオリンを弾きながら哀しげな表情をしているフルートが、もう胸に来ましたね。恐らく村での出来事が出て来るエピローグは、フルートの妄想なのではないかと思っています。あの時、使者を助けさえしなければ、魔族が復活しても愛するハーメルを自分の手で封印することはなかったでしょうし…。フルートは劇中何度も「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」と村の平和な出来事を回想していたので、余程あの日の選択を後悔しているのではないでしょうか。
「本当綺麗、まるで…」で終わる〆方もニクいです。台詞は「まるで夢みたい」と言いたかったのではないかなあと。恐らくあの台詞でフルートの妄想は終わるのだと思います。 {/netabare}

物語を彩る田中公平氏が手掛けるクラッシック音楽も素晴らしいこと!
随所合わせて奏でられる音楽は、儚く美しい世界観を格段に魅了的にしています。音楽は多彩な楽器を用いた、まさしくこの作品に相応しいものばかりに仕上がっていました。サントラが是非共欲しいところです。


主に賛否が激しく別れるのは作画…でしょうかね。作画の質やキャラデザは毎回安定しているのですが(中島敦子氏のキャラデザは耽美的で非常に美しい作画となっています)、兎に角このアニメ、動きが少ないです。静止画と動画のメリハリの演出は美しいと感じる反面、紙芝居と評される塩梅でもあるのでかなり好みが別れるところではないかと。

後は後半が駆け足気味なこと。少々説明台詞が増えて、余裕が無くなって来ている事が察せました。これはどうも、1年かけて製作するつもりが2クールになってしまったこともあるようです。それでも、物語を途中でぶん投げたり、二期に続くよ!と言わんばかりの尻切れトンボ状態で終わらずに、きちんと完結させたのは評価出来ました。



原作とは別物である為、アニメ版は評価が芳しくない模様ですが、美しい音楽・キャラデザ、暗く重い物語や、愛憎に満ちたキャラクター達の人間くささ、そして悲哀で余韻の残る物語の静かな終わり方に私はとても引き込まれて見れました。余談だと、たまーに鬱アニメとしてあげられています。強ち間違ってはいないかと…。
美しくも哀しいダークファンタジーが好きな方は是非。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8
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