ショートショートで謎解きなTVアニメ動画ランキング 1

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62.8 1 ショートショートで謎解きなアニメランキング1位
誰ソ彼ホテル(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (34)
124人が棚に入れました
昼も夜もなく、一日中夕暮れに染まっている「黄昏ホテル」。 そこは、あの世に行くか現世に戻るか、行き先を決めかねている魂たちが羽を休めるために存在する生と死の狭間のホテル。 主人公・塚原音子は、自分が何者なのかどうしてここにいるのか、記憶を想い出せないまま「黄昏ホテル」に彷徨いつく。 従業員の先導で、宿泊部屋に案内されることに。 「部屋にはお客様の記憶にまつわる品があるはずです。それを手がかりにお客様の記憶を取り戻すことができるかもしれません。」 現世に帰るために探索し自分を想いだしていく中、とある事件に直面するーー
ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?

●その「手」だれの「手≪👁≫」

ふと思いつきましたが「左利き」ではないでしょうか?
目は【ホルスの左目👁】でしょうね。

矛盾する点が無視できない程度ある気もしますが、伏線という可能性もあります。



●「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?」

まずはキーワードを抽出してみます。

①誰ソ『彼』時
{netabare}②手鏡

④支配人
⑤「死も暴力もすぐそこにある」

⑥緋色の研究
⑦THE LOVERS

⑧パンジー
⑨占い

⑩「次にロビーに来るのは男か女か」
⑪刃物

⑫(重要参考人の)部屋
⑬塚原音子{/netabare}


この物語において一番重要な伏線は{netabare}①「誰{netabare}ソ『彼』」であります。

3話で入手した②「手鏡」にも重要な意味があって、もしかしたら鏡に映った世界が
「誰ソ『彼』ホテル」ということなのかもしれません。

④「支配人」の{/netabare}🔥の色が変わります。

⑥「緋色の研究」はコナン・ドイルの長編小説で、{netabare}⑤「死も暴力もすぐそこにある」
という状況を補完しているのだと推測できます。

登場人物は「犯罪」と何かしらの繋がりがあるようにも?思えます。

⑥「緋色」は「スカーレット」ですが、「赤『紫』色」を暗示しているとも考えられます。{/netabare}

⑦「THE LOVERS」はタロットカードの「Ⅵ恋人」、
一対の関係性あるパートナーがいることないし
その関係に割り込む存在がいるなら「三角関係」を暗示します。

⑧「パンジー」の花言葉には「思慮深い」「私を思って」「あなたのことで頭がいっぱい」
などがありますが、「{netabare} 探偵」を表すことも、「ストーカー」を表すこともできそうな
2面性があるように思えます。

①「誰ソ『彼』時」に⑧「パンジー」を見ると「支配人」の🔥のように
違って見える?こともあるという暗示なのかもしれません。

⑨「占い」には未来を予見する意味合いがあり、ギャンブラーの発言{/netabare}
⑩「次にロビーに来るのは男か女か」という賭けに繋がります。

ちなみにギャンブラーの予想は、次に「来る客」という意味では
{netabare}当たっていたと考えることができます。

①「誰ソ『彼』時」に来る客は、もしかしたら見誤ることもあり得るのかもしれません。{/netabare}

「タロットカード」は⑨「占い」で使います。
「Ⅵ恋人」「VⅢ死」「XⅨ太陽」はいかなる未来を暗示するのでしょうか?

⑪「刃物」は{netabare}3話の大外聖生の正体を表すものです。{/netabare}

猟奇的殺人鬼【ジャック・ザ・リッパー】を暗示する小道具でありますが
⑦「THE LOVERS」のカードとの関係性、あるいは②手鏡との関係性から
導き出されるもの、そこには危険な香りが漂います。

⑫「(重要参考人の)部屋」には、ものが少な過ぎのため捜査は難航しそうです。

{netabare}この⑫「部屋」は、そもそも被害者の部屋なのか?
それとも加害者の部屋なのか?さえ判然としません。

⑬「塚原音子」は恐らく何かしらの事件に巻き込まれた被害者であると推測されます。
そうしますと「被害者」に対して(対になる関係の)「加害者」が
「誰ソ『彼』?」ということになるかと思います。

①誰ソ『彼』時に見る「緋色」とは何色なのか?
ということが重要なのかもしれません。

すべての矛盾の原因も恐らく①「誰ソ『彼』時」にあるように思えます。{/netabare}{/netabare}

もしかしたら?「猟奇的殺人鬼」を捕まえるはずの
タンテイハ死んでイナイ❓のかもしれません。




●すきすき193の秘密

「だけど喧嘩はからっきしだよ三級品」
というのはアニメ「一休さん」OPソングであります。

本作の死亡フラグについては「とんち」が効いており攻略に苦労しましたが
{netabare}予想通り【数秘術】が機能していたようです。

この前は「サックス」
今回は「メリケンサック」であります。

一休は「19」
三級は「39」と変換できるならば
「サックス」「サック」は「39」と変換できることになり
「39」→「3×9」=「9×3」=「9+9+9」
ゾロ目の【999】は{/netabare}死亡フラグであったということが導き出されるわけであります。






●【フリーメイソン】にありがちなこと

「ルテホ彼ソ誰」
「誰ソ彼ホテル」

このような「アナグラム」はよく使われます。
要は暗号文みたいなものです。

「数秘術」もよく使われます。
アイドルグループ「3Q」のライブチケットに記載されていた数字は{netabare}
3rd 12月20日 12時開場 13時開演 8千円 15列28番

但し1話のシーンでは12月の「12」は手に持った時に数字が指で隠れるので除外して計算します。
3+20+12+13+8+15+28=99
「99」のゾロ目が出たので計算成功です。
9+9=18

高校の学生証に記された数字は
3学年8月16日生まれ
3+8+16=27
27を3で割ると9+9+9でゾロ目になります。

また、計算の仕方を少し変えてみまして
16をまず(1+6)にしてからたし算しますと
3+8+(1+6)=18{/netabare}

次は推しアイドル「365シスターQ」に隠された数字を計算してみます。
{netabare}「Q」は9に変換、「シ」「スター」は「4」と「☆」に変換
導き出される数字は、「36549」です。
「星」は「数秘術」を暗示する記号でなのしょう。

3+6+5+4+9=27
27ですので3割って9+9+9とします。

音子に関する数字は
27=9+9+9→【999】
18=6+6+6→【666】

「6」と「9」は鏡写しの関係であります。
発想は「アナグラム」と同じだったりします。{/netabare}

【999】=「ルテホ彼ソ誰」
【666】=「誰ソ彼ホテル」

{netabare}「369」の法則によれば
3=誕生
6=維持
9=死滅
ということでありますが、【18】=【666】が「生存フラグ」
なのは確認できたものの、「9」が死亡フラグとして使われたかは
未だ確認が取れていません。

2話での生存フラグがよりわかりやすく
①ギャンブラー旦那の部屋番号「206」→2+0+6=8
②部屋においてあった2つのサイコロの目「4」と「6」→4+6=10
①+②=8+10=18

①皿に乗ったハンバーグと付け合わせ野菜の合計→1+(2+3+2)=8
②借用書の金額250万と100万そして利息10日で1割→250+100+10+1=361
361→3+6+1=10
①+②=8+10=18

実家で母親が運んできた食事ハンバーグ1、付け合わせ野菜5、みそ汁の豆腐4
①1+5+4=10
②「サンゴ」35→3+5=8
①+②=8+10=18{/netabare}

数字以外の伏線として「望遠鏡」が【プロビデンスの目】を暗示するものとして
使われており、この「未来視」は{netabare}生存フラグを表すものであるようです。

4話では部屋番号「205」と「202」→2+0+5+2+0+2=11
【11】のゾロ目は【ゲート】を表しまして、
この回で初めて地獄【門】が開かれるのであります。

角が生えたバーの女メノウが「瑪瑙」を表すならば「アゲート」という意味を持ち
【ゲート】=【11】と関係があるかもしれないという憶測が成り立ちます。

本作において紫色と緑色が際立って印象的ですが、緑色の瑪瑙は「モスアゲート」
と呼ばれ、古代エジプトでモスアゲートは生命の象徴とされ、不死や再生を
意味すると考えられていたらしいです。

そうしますと緑色関係者はこの後波乱展開ありということを暗示するのでしょうか?

5話のシンデレラの回では背景の絵画などにトリックアート的な未来予想の画像が
朧げに刻まれているような気がしました。

二人が崖から飛び降りているような感じの絵とか、岩の上に横たわる人物の絵とか
あと、シンデレラは「死んでれら」と言わんばかりに「シャンデリア」がまるで逆さ吊りになった
シンデレラみたいな感じで背景に置かれていたのも死亡フラグを表していたと
いうことなのかもしれません

それと同じようにオルゴールみたいな小物を開けると中のシンデレラ姫が回転もしくは
反転していましたが、これも最後にひっくり返って真っ逆さまに墜ちて逝くシンデレラの
姿を暗示していたということなのかもしれません。

シンデレラは「灰」かぶり姫ですが、4話の時にも石「灰」が押し入れから流れ落ちてきて
死滅消滅のフラグを表していたとも考えられます。

6話では「サックス」奏者が黄泉に旅立ちますが、死亡フラグは恐らく「天使のラッパ」
だったのかもしれません。

生存フラグは【18】=【666】
地獄ゲートの開門フラグは【11】{/netabare}
あとは死亡フラグを特定するだけでしょうか?





生と死の狭間の世界にまつわる物語です。
「デス・パレード」に近い雰囲気あるかもしれません。

恐らく見る人を選ぶ作品。
言葉では表現するのが極めて困難。

作風はオカルト系、そしてサイコホラー寄りです。
変化球来ますので、油断は禁物。

趣味がいいかと言うと、微妙なラインです。
独特な不思議な世界観は悪くはないかもしれません。

ミステリーの要素もありますが変則的なため、
変に期待はしない方がいいかもしれません。

ネタバレなしで見た方がいいでしょう。

{netabare}フリーメイソンを彷彿させる{/netabare}要素ありますのでいつもの【数秘術】が多用されています。
しかし今回の【数秘術】かなり難しいです。

視聴に当たっては雰囲気が自分に合うか合わないかで決めるのがいいかもしれません。

本作最大の強みはどう転ぶかわからないところでしょう。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5話 何で見てるかわからないけど見てる。桃河りかさんが良いのかなあ?

1話 やりたいことがぼんやりしている感じ。2、3話で考えます。

{netabare} うーん、記憶で自分を思い出すプロセスにもうちょっと深味があればなあ…が第一印象です。何かないとドラマも寓意もメッセージも感じられません。推理に面白さがあるのでもいいですけど、推理という以前になんとなく思い付きが鋭いという程度です。ヒロイン本人の謎を解き明かすのかもしれませんけど。

 スタイリッシュコメディや軽妙なショートショート狙いで外しているというか…キャラもユニークな様で比較的テンプレ感はあります。

 全体的にやりたいことがぼんやりしている感じがしますので、第1話がキャラと世界観の紹介だけだとすると、第2、3話でどんな方向性にいくかですね。 {/netabare}


2話 作品のヒネリ方は結末じゃなくてプロセスにしてほしい。

{netabare} ヒロインに特殊技能があるわけでもなく、話に寓意やテーマがあるわけでもなく。「地獄少女」「笑うセールスマン」のような因果応報の毒があるわけでもなく。「食堂もの」のように食べ物とセットでヒューマンドラマを見せるわけでもなく。

 刑事ものや弁護士もののような雰囲気はありますが、事件そのものの謎解きそれ自体はご都合主義でしかないです。2話で言えば、パチンコ玉、ハンバーグ、電話…なんのヒネリもありません。人情噺が延々と続くだけなら作品としては成立していない気がします。

 これが企画を通った意味が分からないのですが、この後何かあるんでしょうか。3話は確認するかもしれませんが、今のところ視聴するには私には面白さが見いだせません。

 興味のポイントはヒロインの素性なんでしょうけど、その種まきくらいはしてほしいしです。結末だけ奇異だというなら意味はありません。もし結末だけなら、もっとドロドロした話とかメッセージ性が欲しいなあ。

 あとは実は、1話2話…と続く登場人物が全部ヒロインの先祖とか関係者でヒロインの生まれた理由やヒロインのアウトラインそこからが解き明かされるなら、いいですけどね。

 ヒロインが事件の犯人か被害者か、自死したか、風俗とか、ビッチとか、家族の問題とか…そういうのならもういいです。うーん、ヒロインの正体にカタルシスを得るためにはヒロインへのフォーカスが足りない気がします。

 別解として、例えばSFでヒロインが原因で世界が滅亡しかけて…みたいな仕掛けがあるならいいですけどね。それじゃ「ダンガンロンパ」か…

 この作品は現状ではあまりに退屈です。ここで一応、中断ということにします。たまにチェックして面白そうなら見ますが、さかのぼっての視聴がアメバのプレミアムが前提ならあきらめます。{/netabare}


3話 中断にしたいんだけど、なんか引っ掛かるんですよねえ…

{netabare} 一度中断したんですけど、結局気になるので見てしまいました。黄泉との境にあるホテルの世界観の醸し出す雰囲気は悪くないし、作品の大きなテーマであるヒロインの過去に興味がないわけじゃないです。エピソードもまあまあです。が、なんて言うんでしょうか。「だから、何?」なんですよね。

 部屋の記憶を探って何となくわかってしまうので、推理が秀逸なわけでもなく。寓意もないし、逆に不条理もない。その辺が見たあとで「ふーん」なんですよね。面白いかと言われれば別につまらなくはないけど、面白いとも言えない。

 ただ、逆にそれがひっかかるんですよね。何がしたいんだろう?と。もちろん、ヒロインの素性でしょうけど。ただ、エピソードの積み重ねに意味があるのかないのか。今回のゲストが部屋に残った理由は?そういう意味で何かあるのかもしれない、ということです。そもそも何か仕掛けがないと、こんな話を作品にしないだろう、という期待もあります。ちょっとですけど。

 正直、中断にしたい気もするんですけど、引っ掛かりがあってチェックはしたい作品だなあ。えてして5,6話辺りで展開がありあそうな構成だしなあ…。{/netabare}



4話 やっと動きましたね。女子高生・ライブ繋がりでなんかありそうな雰囲気ですけど…

{netabare} たしか、ヒロインの音子ってライブからの帰りに気が付いたらホテルにいたんですよね?今回のセーラー服の子がライブがどうのこうの言っていたのでやっとつながるワードが出てきました。また、女子高生繋がりもあるし。

 それと冒頭の教師が生徒に手を出して捕まったとか、交通事故で誰か死んだとか、ちょっと今後関連するかもしれないのが出てきました。前回のサイコ野郎が何やら暗躍していますし。

 そして最後は…ですけど、あれって結局、セーラー服の子が力を入れたってことなんでしょうか。そうじゃないと辻褄があいませんので多分そうでしょう。

 にしても、これはアベマのプレミアムか課金なんですよねえ。録画してないから2話3話が振り返れないなあ。まあ、ぼーっと見ているだけでもいいんですけど…ゲーム販促なんでしたっけ?ちゃんと終わりまでやるのかなあ…という心配がある反面、推理として成立する材料があるのかなあ…{/netabare}


5話 何で見てるかわからないけど見てる。桃河りかさんが良いのかなあ?

 うーん、やっぱりわからない。何がしたいんだろう?もうちょっと推理なら推理をちゃんとしてほしいなあ。推理をしているようで一直線に謎が小出しで出てくるだけだし。
 なんとなく設定が解き明かされるとか、EDを見るとやっぱりライブとかいろいろ繋がりはありそうなんですけど。名前が音子だし。

 毎話、私は一体なにを見ているんだろう感がすごいんですけど、見ちゃうんですよね。で、思ったのが、声優さんがいいのかなあ…桃河りかさんですか。全然存じ上げなかったんですけど、ハスキーが癖になるいい声ですねえ。私はあんまり声優さんにこだわりはないんですけど、この声はなんかいいんですよね。それくらいかなあ???

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

死役所では無くて、死営ホテル!?女は地獄逝き的傾向が酷い。

 7話まで観ました。2025.02.24

 主人公の塚原音子が好きなので観ていますが…。殺人鬼がなぁ…。

 現世で色々抱えた瀕死の人達が訪れて、あの世に行くか、現世に戻るかする間に滞在する謎のホテル…それが誰ソ彼ホテル!

 推理ものとしては、特にトリック等も無く、時間が経てばポンポンヒントが出てきて、ホテルに来た人達がどんな人物なのか明らかになっていきます。

 実に予定調和な世界なので、引っ掻き回すために殺人鬼を登場させたんでしょうが…。

 頭が良くて、その知能を嫌がらせのためにフル活用してくる上に排除出来ないキャラクターって、割と最悪な人物では?

 損得勘定抜きで行動し、悪意にのみ従っているなんて、怖すぎます。現状止められる人もいませんし…。

 このホテル、一応人を殺しちゃ駄目なルールがありますが、他のことに関しては、非常にザックリしているので、後出し設定を出し放題です。

 支配人や猿が言っていることも、本当かどうか不明なので、殺人鬼がルールを把握したら、死なない程度に登場人物達がいたぶられる拷問ホテルになりそうです。

 そして、全体的な傾向として、女性が酷い目に遭いがちです。7話のシングルマザーと言い、剣道部の女子高生二人組と言い、ストーカー女と言い…。殺人鬼も女殺しだしなぁ…。

 最初の方に出てきたタロット女以外、女性客はまともに生還してなくね?男性は生還する人が多い気が…。または、そもそも位人臣を極めた御大で大往生的なキャラばかり…。

 作為的なものを感じますが、女性向けなのかな?アニメのメインターゲットが良く分かりません。音子さんが酷い目に遭わないことを願いつつ視聴継続です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
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