シュールで下ネタなおすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのシュールで下ネタな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のシュールで下ネタなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.3 1 シュールで下ネタなアニメランキング1位
生徒会役員共*(第2期)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1503)
9441人が棚に入れました
少子化の影響で女子校から共学となった私立桜才学園高等部の学生・タカトシは、ひょんなことから生徒会副会長に就任する。しかし生徒会のメンバーは変人ばかりで…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心、椎名へきる、斎藤千和、日野未歩、平野文
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

桜の花言葉を知ってるか♪

1期も1期でしたけど、2期も2期ですね(笑)
この内容を続けるのってある意味すごいです

そしてOPがテンポが良くて何気にかっこいい^^
ポチリしちゃいました。

ラストは、生徒会を{netabare}1年間やってた{/netabare}みたいな
感じだったけど、{netabare}2年間{/netabare}じゃなかったっけ?(笑)
{netabare}歳をとらないパティーン{/netabare}で行くのかな^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

前作と変わらず安定の爆笑下ネタアニメ^^

2期絶賛視聴中です^^

1話を見た感じ1期と変わらず安定の下ネタ連発ですw
もちろん前作と変わらずとても笑えましたw
むしろ作画が前より良くなった気がします!
視聴継続決定ですね!

自分がこの1期の作品のレビューを初めて見たとき
えっ、下ネタだらけのエロアニメ?と書いてあり
アニメを見るのにとても抵抗があったのですが
とりあえず一話だけでも…と思い見てみたのですが
エロっぽい描写やあざとさも全く無くて
普通の学園コメディアニメじゃん…と思った矢先
高校生の少女がとんでもなくエロい下ネタを
連発してきてとても驚きました。

だけどそのエロっぽい描写やあざとさも全く無いのに
めっちゃどエロい下ネタを連発してるギャップ感が
たまらなくツボってこのアニメにハマってしまいました。

まだ見てない方はもちろん下ネタ嫌いという方も
下ネタはちゃんとピー音もついていて大丈夫だし
なにより笑えるので騙されたと思って見てみては
どうでしょうか?
※個人的には前作を見なくても楽しめると思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

高校生が下ネタ詳し過ぎw

原作:マンガ 既読

第2期目

全13話

ジャンル:学園下ネタギャグ


感想

今回は1期に比べてピー音少なかった印象なので、その辺は良かったな。

女子がしょっちゅう下ネタボケかますから、笑ってしまうよね!
普通、リアルじゃ男子の前では、まず言わない事を聴けるギャップが楽しめるんだろうね・・・。

しかし、高校生があんなにいろいろ下ネタの知識あるんだろうか?って思ってしまう
自分でもよく分からない下ネタギャグが出てくるので ^^;

原作4コマ漫画を毎週読んでますが、やっぱり???なのもあるので(苦笑)
今時の高校生は物知りなのかな? ^^;

好きなキャラは
ちっちゃいスズ と ウオミー

ストーリー性はないので、2期から見ても全然問題ないですが、
下ネタが嫌じゃなければ結構楽しめるかな?
まぁ、観る人を選ぶ作品なのは確かです。 ^^

3期 希望

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

85.4 2 シュールで下ネタなアニメランキング2位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (924)
4083人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

オープニングとのギャップが一番笑えた!

原作未読。最終話まで視聴。

3人の女子中学生を中心とした、かなりお馬鹿で、かなりドタバタなコメディ。
『OP詐欺ナンバーワン』の作品でもある(笑)。

主役を務める3人の美少女たち。
お世辞抜きで、(普通にしていると)とても可愛らしい3人組なんですが・・・。

可愛らしいとは対照的に、顔芸とドタバタで笑わせてくれる。
このギャップが一番の魅力でしょうね。

1話ごとに3~4の短編に分かれている構成も、そのぞれのエピソードにスピード感が出て良かった。

最終回も、{netabare}全くそれらしい展開もなく、いきなり終わっちゃう{/netabare}感じもこの作品ならでは・・・。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 74
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

非リア充女子の大暴走♪~Sorekara do shitano~

原作コミックは未読。

昔、『けいおん』などの萌え四コマ日常系原作アニメなんかが流行り出した時、
女子の青春に恋愛なんて要らない!ついでに男子も要らない!
さらに後に一部が先鋭化して、萌えの邪魔だから男子はアニメで描くな!
などと息巻く言説がやたらと目に付いて、
一応男子の成れの果てである自分は、そんな寂しいこと言ってくれるなよ~と
いじけていたわけですがw

純白ワンピースがよく似合う美少女三人が、
化けの皮を脱ぎ捨てて、見苦しく本性を曝け出して、
“部室”にて大放言する本作においては、
辛うじて男子の生存も確認できて、何だかホッとさせられますw

即ち本作は女子が戯れる日常系の亜種でありながらも、
男子もまた、非リア充女子が妄想する夢物語の一部として、
或いは{netabare}危険なガスを噴射する執事として、
または理路整然とした煽りスキルと正反対に容姿崩壊したアキバ系オタクとして、
はたまた女の園に潜伏した女装男子として、{/netabare}
存在することを許され、女子たちの下品な毒舌トークをいっそうややこしくしていますw

そんな中、十話で飛び出した
{netabare} 「女の子の友情はたっぷりの墨汁で書いたいつ破れてもおかしくない
書道半紙みたいなものだな」{/netabare}
との暴言は、これまで萌え日常系が積み上げて来た、
エターナルかつ神聖不可侵な女子の友情という理想郷を瓦解させる、
バルス級の大口撃w

定期的に毒を摂取しなければ生きていけない病んだ私にとっては、
一緒にやさぐれて、そうだ!そうだ!と悪酔いして喝采を送ることができる、
実に居心地の良い毒沼でしたw


作画は凡庸でしたが、変顔には異様に力が入っており、惨状をこじらせていましたw
可愛らしかった女の子の顔が、リア充への嫉妬にみるみる歪み、各種ゲテモノへの恐怖に蒼白し、
輪郭が崩れ、机上で溶解した挙げ句……{netabare}ダリの時計化w{/netabare}
乏しい作画ソースへの解決策などから定着したと思われる深夜アニメの変顔文化も、
ここまで来るとある種の前衛芸術?ですw


印象が強烈なキャラが多すぎて、どれも大体トラウマですがw
私が一人挙げておきたいのは生徒会長。
{netabare}明らかに当選圏外の小心者だったのに、狂気の応援演説wで会長職に成り上がった女子。
そんな彼女も今や“バナナ文書”をネタに表に裏に巧みに権力を振るう狡猾三つ編みメガネに。{/netabare}
地位が人を怪物化させる恐るべき一例。
生徒会長や町内会長レベルですら選出によっては毒沼にはまる地獄絵図が待っている。
教訓と共に清き一票を担うわが手をじっと見つめた。初春の朝……。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

JCたちの日常を描いた作品(と思っはいけません)

【視聴を終えて】
原作既読。

かわいい少女たちが歌う、とってもラブリーなOP。OP映像はとても綺麗で、女子中学生のうふふ、きゃきゃきゃな日常なんだろうな…と思わせておいて、OPの娘たちはどこへ行った?というくらい物語は酷い(誉め言葉)。

まさにOP詐欺だが、原作コミックも表紙詐欺(表紙の破壊力はOP以上だと思う)なので、これに合わせたのだろうと思います。

まぁとにかくゲスい。いちいち突っ込むのもめんどくさくなるくらい、お馬鹿で、ドタバタ。3人娘に、先生に、前多、将棋部、オカ研、生徒会…みんな変。顔の崩し方は他に類を見ないくらい酷い、特に華子の崩れ方は分かっていてもおかしい。

原作をちゃんと描いています。内容は見てもらって判断してほしいのですが、苦手な人はとことん苦手だろうと思います。展開は普通ならシリアスになりそうなものほど「んなわけあるかいっ!」って突っ込みいれたくいなります。まずは頭空っぽにしてふんわり見ているのが一番です。

ところで、青空を見た瞬間「ひばりくん」を思い出し方、仲間です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

69.4 3 シュールで下ネタなアニメランキング3位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3881人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ゲスの極み! (>▽<)b

原作  漫画 未読
青年漫画誌『イブニング』掲載中(2013年7月現在)

2期目 (1期視聴済み)

1話15分  全13話


シュール&ブラックギャグファンタジー

簡単に言えば、
役に立ちそうで立たない悪魔と、新人悪魔探偵のギャグファンタジー。


人間界では、マスコットキャラクターの様な姿の悪魔達なんだけど、存在自体がギャグにしか見えないから、余計面白く感じます。


アザゼルが、そりゃぁもう どうしようもないゲスだから、笑うしかないですw
(≧▽≦)vぶは!

ベルゼブブの役を神谷浩史さんが演じてますが、キャラが酷いのでイメージ崩れます^^;


内容は、モザイク有りの下ネタ・暴力シーン・流血シーン・女性差別・女性蔑視などがあるので、観る人を選ぶ作品だろうし、好き嫌いの激しい作品でもあります。

ギャグ系が好きな人にはオススメできますが、そうでないなら1話観て判断してみるのもありかな?


自分的にはこの作品、結構笑って観てたので好きな部類でした。(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

にしにし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

佐隈さん、悪魔使いが板についてきましたね

2期に入っても相変わらず、下ネタとボカシの入るグロ表現が笑いのネタとして健在してましたね。
これがないと「アザゼルさん」とは言えないですが。

芥辺探偵事務所では日常的に悪魔を召喚し、使役していますが、佐隈さんの悪魔使いとしてのスキルの成長具合が上がってましたね。
具体的には、使える悪魔には厚遇を、使えない悪魔(アザゼルさん)には冷遇をという線引がしっかりとされていました。
そのことについてアザゼルさんが度々佐隈さんに怒声を浴びせながら抗議するシーンがありました。
しかし、佐隈さんに冷徹に言い返されて押し黙るか、軽くあしらわれるかの対応を受けてましたけど。

だんだんと佐隈さんが芥辺さんに似てきている気がするのは気のせいでしょうか。

今回、アザゼルさんの彼女「きよこ」が登場しますが、さすがアザゼルさんの彼女をしてるだけあって、アザゼルさんに対していろいろとしてましたね。
より悪魔っぽいというか、強いというか。その行動を観てる分には笑えましたね。

今回も1期と同様に2期も15分の放送の尺だったのですが、アザゼルさんのアニメの内容を考えるとやっぱりこれぐらいでちょうどいいのかなとも思えます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

お下品ざます

1期観てないのでかなり憶測での判断になりますが、
人間界侵略に魔界からきた悪魔ご一行が織りなすギャグコメディの様です。
イカちゃんの悪魔バージョンだと思っておきます。

箸休め程度に観るつもりですが、
今期はこのジャンル事欠かないので箸休め休めになりそうです。
こっちの世界では彼らはあんな容姿になっちゃう設定なのかな?
軽く説明入れてほしかった。

【総評】
1期知らなかったのですが随分と品のない作品でビックリ。
底辺の笑いを追い求めてしまっています。
PTAが黙っちゃいない系です。
こういうのもアニメの幅を広げるには必要なんでしょうかね…。

小野坂さんはアニメだとトライガンのヴァッシュの様に
三枚目ながら格好良いイメージを持っていましたので衝撃的でした。

ヒドいもの見たさで観せる作品。
鼻をかんだティッシユを開いてしまうような魅力はあるとは思います。
ただ決してお勧めはしません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

85.9 4 シュールで下ネタなアニメランキング4位
かくしごと(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (779)
3004人が棚に入れました
ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。一人娘の小学4年生の姫。可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。それは……自分の仕事が『漫画家』であること。自分の“かくしごと"が知られたら娘に嫌われるのでは!?“愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場がはじまる――"

声優・キャラクター
神谷浩史、高橋李依、花江夏樹、八代拓、安野希世乃、佐倉綾音、村瀬歩、内田真礼、加藤英美里、浪川大輔、小澤亜李、本渡楓、和氣あず未、逢田梨香子、古城門志帆、原由実、小山力也、沼倉愛美
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

爽快なエンディングに、お見事!!

久米田康治原作、制作亜細亜堂。

父のかくしごとは下品なエロ漫画家、
娘の生誕を機に一生職業を隠すと決めた。
父と娘のちょっと愉快な日常風景。

原作のポップな絵柄と色彩に、
思わず手に取り見惚れた経験があります。
久米田デザインにはどこか魅了される。
思えば軸がぶれず美少女たちを、
コミカルに描き続ける作家でしょう。

定番であろう神谷浩史の声。
場面がジャンプを重ねイメージだけが、
色彩豊かに記憶に残る演出の数々。

大瀧詠一の「君は天然色」が流れる、
EDの爽快さはアニメ史に残る仕事である。

まさに思い出はモノクローム、
いったいどんな色が付くのでしょうか。

最終話視聴追記。
テンポの良い良質なコメディで、
時にほろりとする優しさも持ち合わせている。
オンとオフの差が情感を生んでいますね。
{netabare}母の存在が演出上効果的であろう。{/netabare}

父のかくしごとは慈愛に満ち溢れ、
心躍る音楽が僕たちを健やかに清らかにする。
制作会社の頑張りに称賛を贈りたい。

ひめごとはいつも夏の匂いがする。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 68
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かくしごとは楽しいですか?

アニメーション制作:亜細亜堂、
監督:村野佑太、シリーズ構成・脚本:あおしまたかし、
キャラクターデザイン:山本周平、
総作画監督:西岡夕樹・遠藤江美子・山本周平、
音楽:橋本由香利、原作:久米田康治

これまで久米田康治の作品は、
何度も手に取る機会がありながら、
結局1度も親しむことなくここまで来てしまった。
週刊少年サンデーを長年読んでいたので、
『行け!!南国アイスホッケー部』や『かってに改蔵』が
連載されていた頃は、雑誌を定期的に読んでいたのに
いつも飛ばしている漫画のひとつだった。
そして『さよなら絶望先生』や『じょしらく』は
アニメを録画したのにちらりと観ただけで、
ずっと放置したまま…
大人になってからは、ギャグ漫画と縁遠くなったのも
大きな理由だが、今回ようやく目にすることができた。

漫画家の後藤可久士は、小学4年生の娘、
姫とのふたり暮らし。
いつも娘の姫のことを第一に考えて懸命に仕事をしていた。
仕事はちょっと下品なギャグ漫画家。
姫から嫌われたくないために、漫画家であることを
ひた隠しにして、家を出るときはネクタイをして
会社員を装っていた。
可久士は、漫画家であることを「隠しごと」にしていた。
それは「書く仕事」だというわけだ。
{netabare}それ以外にも「隠し子と」という意味もあり、{/netabare}
タイトルにいくつもの意味を持たせている。

話題になったのはEDの『君は天然色』。
大滝詠一が同じはっぴいえんどのメンバーだった
松本隆に作詞を依頼した1曲。
はっぴいえんどとは、当時の日本語ロックの先駆者で、
細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂という面子。
全員が長年、日本の音楽業界をリードしてきた大物だ。
大滝詠一はアルバム『A LONG VACATION』の制作にあたり、
わざわざ松本隆の自宅を直接訪れて依頼したという。
作詞を快諾した松本隆だったが、
幼少から仲の良かった病弱な妹が心臓発作で倒れてしまう。
とても創作活動ができる状況になかった松本は、
大滝に断りの連絡を入れたたそうだが、
大滝は、レコードはいつリリースしてもいいので、
書けるようになるまで気長に待つと言った。
その後、数日で松本の妹は亡くなってしまう。

「思い出はモノクローム 色をつけてくれ」という詩は、
松本隆が妹の最期を看取った病院からの帰り道で、
沈み切った心情のなかで見た渋谷の街並みのイメージだという。
ラブソングでありながら、大切だった妹への想いがこめられている。
そういう意味では、作品にぴったりの曲といえるだろう。

EDアニメーションも当時のジャケの雰囲気を再現するなど、
こだわっており、80年代当時、
この曲が大好きだった人は歓喜だっただろう。
実際、現在耳にしても全く色褪せてないように感じるのは、
アメリカン・ポップスを自分のなかに取り込んで、
日本語の曲に昇華させているからだと思う。
この曲が面白いのはサビの部分。
何度聴いても違和感を感じるのだが、
それは大滝詠一の声の音域に合わせるため、
イントロで入っていく音が歌詞に入ったところで、
キーが下がるため。サビが低く感じて、特殊な印象を受ける。
カラオケで歌うと、さらにそれを感じることになる。
また、エフェクトのかかり具合で好みが分かれるが、
イントロから最後まで、とても洗練されている。

本編は可久士と姫のコメディが中心。
小学4年生の娘に漫画家であることを
ひた隠しにする様子に加え、アシスタントや
出版社の担当編集とのやり取りが描かれる。
個人的には素直で可愛らしい姫の様子に
癒されるのが楽しみな作品だった。
細かく挟まれる漫画家ネタや担当編集との
コメディにはそれほど食指が動かなかったが、
クスッと笑える楽しさがある。
そして、1話から高校生になった姫が
可久士の漫画が保管されていて、
姫のために用意された年齢ごとの箱がある
鎌倉の家を訪れるシーンが毎回挿入され、
その秘密が最終回に明かされる。
個人的にはこの構成はあまり好みではないが、
作品自体が地味な内容なので、
視聴者を引っ張るためには一定の効果があっただろう。

声優が参加して漫画のコマで展開される
マンガアニメがdアニメストアやニコニコ動画で観られる。
ピックアップした話を1時間ほど。
これを観ると作品の面白さや魅力が
より分かるので、視聴可能な人はぜひどうぞ。

子供を持つことの喜びがあふれていて、
女の子の子供が欲しくなる。
「かくしごと」で笑って泣くことで
大切な感情を思い出させてくれる。

※マンガアニメで気づいたタイトル
{netabare}原作でも有名な漫画をもじったタイトル付けをしていた。
ほかにもたくさんあると思うが、気づいたものだけ。

多重人格担当再呼→多重人格探偵サイコ
ハイケェー→ハイキュー
君はベッド→君はペット
徐々に奇妙な防寒→ジョジョの奇妙な冒険
僕だけがいないアシ→僕だけがいない街
七色インク→七色いんこ
レジャー→メジャー
レジャー2nd→メジャー2nd{/netabare}
(2020年6月27日初投稿)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可久士は姫に嘘

原作未読 久米田作品初体験


東北新幹線仙台駅からさらに盛岡方面へ下ること4駅。“水沢江刺駅”の発着メロディを{netabare}『君は天然色』{/netabare}にしようという具体的な動きがございます。おそらく早晩実現することでしょう。言わずと知れた本作のEDに採用された日本のスタンダードソングです。大瀧詠一氏は江刺の出身。


{netabare}『君は天然色』
作詞 松本隆 / 作曲 大瀧詠一

 くちびるつんと尖らせて
 何かたくらむ表情は
 別れの気配をポケットに匿していたから

 机の端のポラロイド
 写真に話しかけてたら
 過ぎ去った過去(とき)しゃくだけど今より眩しい

 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ
 もう一度そばに来て はなやいで
 美(うるわ)しの Color Girl{/netabare}


大瀧氏が松本氏に作詞の依頼をしてすぐに松本氏の妹さんが倒れたため、依頼を固辞しようとしたのを発売予定そっちのけで待ってくれたという有名な話があります。残念なことにほどなく妹さんは亡くなられるわけですが、看取った後に歩いた渋谷の街が色を失ってモノクロームに見えたとのことでした。そんな松本氏が立ち直るきっかけになったのがこの曲の創作に向き合うことだったそうです。
レコード会社から代役立てろ!と急かされるのを突っぱねた“はっぴいえんど”以来の友情話もさることながら、明るくポップなジャケットの裏で、透き通った哀しみが伝わってくるとしたらそんな事情があるのでしょう。

作品に戻って『かくしごと』とこの曲。
とある理由でモノクロ世界の住人に堕ちてもおかしくない主人公後藤可久士(CV神谷浩史)とそんな彼にカラフルな色をもたらす娘さん後藤姫(CV高橋李依)との関係性が曲制作往時の秘話とシンクロします。

また前述の制作過程をどっかで覚えてたこともあって
大笑いとまではいかずクスッとできる塩梅のギャグだったり、
テクニカルな大瀧の曲みたいな詰め込みすぎちゃう?くらいの小ネタ投入だったり、
そして作品全体のポップさに隠れてる中で毎話顔を覗かせる哀しみのようなものだったり、
曲と作品との関連がよく出来てるなぁと感じた私です。
小ネタといえば毎度のサブタイもそうですね。漫画作品のタイトルをもじっていて、そのチョイスがど定番というより知ってる人は知ってる良作ばかり。あにこれやってる人は全部わかりそうなやつ。


なんだろなぁ…
すごいバランスがいいんですよ。過去作知ってると笑えるギャグ、わかりやすいボケ、通好みでマニアックなやつ、とベースとなるギャグのパターンが豊富だと感じます。そしてどれ一つ腹を抱えて笑うような破壊力はなし。
これは褒め言葉です。作品の主題が“お笑い+たまにいい話”でも“お笑い+最後にいい話”のどちらでもないから。一定レベル以下に抑えたギャグにしてるんでしょう。作品の早い段階でシリアス展開を想定できる演出だったのでギャグに全振りしたような中盤だと後々白々しく感じてたかもしれません。
それに“下ネタ漫画家”という本作の設定も絶妙だったかと。これが仮に“エロ漫画家”だったとすると一気にばれるばれないのサスペンス色が強くなって同じくバランスが悪くなってたと思います。


不満らしい不満はないかも。つまり満足。
作品の具体的なことあまり語ってない感想で恐縮ですがお察しください。それと自分は『絶望先生』含め過去作品を一切知らずに突入してますが充分楽しめたことを申し添えておきます。お薦めの一品です。




※余談

■永井博、鈴木英人、わたせせいぞう

夏のリゾート感たっぷりなイラストというジャンルがあるとしたら始祖にして御三家なんでしょう。オマージュ利いてるなぁと感じる場面多数でした。
あと細かいところであの人のモデルは東山魁夷ですよね。東山ブルーで有名な人。御三家もそうでしたし、イメージカラー“青”で統一されてました。


■刺さった父親の一言

愚直に娘が一番で最優先。素敵な父親じゃないか。

{netabare}第一話
アシ「いつも、俺は世間には迎合しないって言ってるくせに!」
父「はー?俺は姫に迎合してるだけだ」{/netabare}


■刺さった娘の一言

そう受け止められる娘さんに育ったことがもう…

{netabare}第六話
《ただ…父・母・娘の3人の家族が、平凡な日常を暮らすお話でした》
「つまらない日常こそが。一番の…夢物語だったのです」{/netabare}



さて、発着メロディ『君は天然色』に送り出されて上京する若者はその後の人生でどんな色をつけていくのでしょうか。
よく東北の人は寡黙だとか我慢強いとかいいますが、ことこの駅を使ったであろう著名人はごちゃごちゃ前に出てくるような人はいなさそう。職人気質な方ばかりな気がします。
例を挙げると「吉田戦車」「大谷翔平」「桑島法子」あたりw

だいぶ見劣りはしますが、約20年前にまさにこの駅から東京へと向かった10代の私もそのうちの一人。どんな色をまとうに至ったのか少し気になります。



視聴時期:2020年4月~6月 

-----
2020.12.19追記
《配点を修正》-0.1

その後無事に採用されたようで、2020年10月1日から導入されたとのことです。

東北新幹線の発車メロディー導入は、郡山(キセキ)、福島(栄冠は君に輝く)、仙台(青葉城恋唄)、一ノ関(夕暮れ時はさびしそう)、盛岡(ダイジョウブ)、新青森(青森ねぶた囃子(ばやし))に次いで7駅目。


2020.06.21 初稿
2020.12.19 配点修正/追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

67.2 5 シュールで下ネタなアニメランキング5位
おそ松さん 第2期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (273)
1124人が棚に入れました
2016年に幕を下ろしたTVアニメ、“おそ松さん”が戻ってくる!!
波乱を呼んだ第一期終了から時は経ち、イヤミとチビ太が目にしたものは…
はたして前回を反省し、6つ子たちはちゃんとできているのだろうか……?

クズでニートなオトナに成長した6つ子を主人公として一話完結で描く、笑えて、泣けて、ほっこりも出来る、予測不能なギャグ・コメディ。
第一期を手がけたスタッフ・キャストを再集結させ、川流ちな記憶を残した6つ子たちが、さらにパワーアップして帰ってきます!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

1話を観て

<2024/6/3 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.2→3.2 100点満点換算で60点)

ED曲がやはり異様でしたね

前期のROOTS66 Partyは
宮田和弥、大槻ケンヂ、増子直純、田島貴男、斉藤和義、渡辺美里、スガシカオ、ABEDON、吉井和哉、トータス松本、斉藤由貴とか

後期のThe おそ松さんズは
高橋幸宏、鈴木慶一、大貫妙子、矢野顕子、奥田民生、柴咲コウとか

ほとんどがこれまでアニメに縁がなさそうな大御所(大槻ケンヂと斉藤由貴は別として)

おもしろい通り越して異様でした


<2017/10/7初投稿>
視聴中なのでまだ評価は3のままです。

1話目のテイストは6人のお披露目という意味で一期の1話とほぼ同じ。

ただ、やはり懲りたのか著作権版権的な暴れ方はかなり減ってます。
(放送できないんじゃ意味ないしね)

全般的におそ松ワールド。
そのうち銀魂とのコラボとかやるんじゃないか?という感じのノリです。

こういうノリがお好きな方なら。
(私は好きです)

<2018/4/21追記>
一応見終えました。
途中飛ばし飛ばしですが。
やりたい放題でしたね。
ED曲のミュージシャンが豪華すぎて笑いました。
このアニメは誰向けなんだろう?
世代も性別もターゲットがぐちゃぐちゃな・・・笑
でもそこも良いところ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

少年! お前は思ったより曖昧透明。一生全力モラトリアムな童貞ニートと、どっちが自分の色をもっている?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
各所で、好評やら苦情やら、様々な意味で話題となった1期は、ギャグアニメとしては、(商業的に)近年でもトップレベルに成功した作品ではないでしょうか。

その2期に当たる作品です。

視聴者の慣れの問題もあるかもしれませんが、1期に比べるとややスケールダウンした感はありますが、それでも充分に楽しめましたよ♪

ブラックジョーク、エグい下ネタ、パロ、メタ系の笑いに不快感を覚えない人ならば、オススメできます♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
全25話の多くを占めるギャグ回より、むしろ、たまにある感動回の方が印象深い。

8話目、十四松がイルカショーに挑む話。私が十四松好きなのもあるけど、なんかホッコリしたし、「意外とスパルタ~」は笑ったw

16話目、金子ちゃん回。金子ちゃんは勿論可愛かったけど、トト子ちゃんの好感度がメッチャ上がった。ワガママで強引なトト子ちゃんが、少しだけ大人になったし、オチ含め、「短所も魅力になり得る」と思った。

18話目、イヤミが盲目の少女を助ける話。もしかしたら、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしたのかもしれない。

21話目、母親が、六つ子の誰かを施設に入れようか悩む話。ダメな子でも可愛い。母の愛を感じた。

24話目、父親が倒れて、六つ子が自立を考える話。この六つ子の暮らす世界は、ある意味「夢の世界」なんだと思った。モラトリアム全開だからね。勿論、我々視聴者の多くは世知辛い現実に身を置いているわけだけれど、だからこそ、アニメの世界でモラトリアムを卒業しようとしている六つ子達に感動(共感)も覚えたし、寂しさも感じた。


と、この辺が印象深いエピソード。なんだったら、24話の雰囲気でしんみりと終わらせるのもアリだと思ったが、まあ、またバタバタしてくれて、ラストに「はなまるぴっぴ」も聞けて、観終わった後はかなりスッキリした。

ただ、「こいつら、ニートで童貞のくせに、なんか、(自分より)楽しそうに生きてるな」と思って、自分の生活を省みてしまった。それがレビュタイ。

確かに、自分はあの六つ子よりはまともな人生を送っているとは思うけど、じゃああの六つ子ほど、日々を色鮮やかに、楽しんで生きているのかと問われれば、自信がない。なんて、そんなことを考えるアニメではないんだけれども(笑)

1クール目OP「君氏危うくも近うよれ」は、名曲「はなまるぴっぴはよいこだけ」に迫るほど、クセになる良い曲。2クール目OP「まぼろしウィンク」もなかなか良い。どの曲も、A応Pさんらしい楽しさがあった。

ますますダレるかもしれないけれど、もし3期があったらと、楽しみに待ちたいと思います!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
おそ松さんが、おそ松くんのパロw おい、ファンをディスるなよ(笑) 一松だけ、どしたw 2回ともw 実写の衝撃w 1話目から、カオスw OPは、「はなまるぴっぴはよいこだけ」に比べれば落ちるけど、そこそこ耳に残りますね。

2話目
ユーチューバーなんて、倍率何倍かって話だが、あんだけできればなれるだろw まあ、通報されるわなw 失業保険w 内蔵で個性を表すなやw ブラックジョークだな~。

3話目
クソ下ネタだな(笑) ○○ホール、大丈夫か? 大丈夫か!(笑) 確かに珍しい組み合わせ。一松、ジワジワ好きになってきたんだよな(笑) 照英(笑)

4話目
またかい(笑) 親の悩みには触れたくないって(笑) 良い夫婦だよな(笑) お? 1話ぶち抜き? 新しいね。

5話目
最恐のVR、皮肉が効いてて良いね。てか、グロい(汗)

6話目
音w 友達は江戸時代の制度(笑) ちょっと良い話。たまにこういう回があるから気を抜けない。オチも効いてたしね。

7話目
安定の原始松w 逆に良く、「くれ」って読めたなw 三國志分からん人もいるでしょうね。まあ、私も漫画の知識くらいしかないけどw エロいんじゃなくてゲスいんだよ!(笑) 賢者タイムw シェー(笑) チェリーハラスメントw トッティは、トッティが大好きだよ(笑) おそ松の純情が、弄ばれたw

8話目
蝿、サイズでかいんかい(笑) 化け物ばかりw いや、下ネタより、大谷翔平さんはダメだろ(笑) 無駄に荘厳な音楽w 安定の十四松回。思ってたより、スパルタ~(笑) 流石に、城みちるさんは、キャスティングできなかったのかな? 照英さんはいけたのにw

9話目
一松の正論が負けてるw おそ松だけターゲット(笑) ゲームセンターの話、どんな話だよw ラリってるのか?(笑)

10話目
実は兄弟の中で一番カラ松が微妙だったんだけど、今回で好きになった。

11話目
チビ太、チョロい(笑) ホラー映画w

12話目
ハゲネタ(時間軸)、続くの? 十四松回、好き♪ 意外と感動回が多いんだよねw でも、ダヨーン&デカパン回は、尺長いわりにあんまり面白くないんだよな。

13話目
後は自分達、笑えたw 餅つき、正月早々にやるネタか(笑) 昔話を汚すなよ(苦笑) この、一人いないネタは、1期でもやったからな。化物語かw 各アニメの戦力外って、大体分かるデザインにするなよ(笑)

14話目
実松、いつの間に9話目まで(笑) ダサハラ(笑) 十四松が出てくとややこしくなる、確かに(笑) 流石、おそ松w 自意識松(笑) この六つ子、対等に見えて、微妙に兄弟関係あるのも良いよね♪ ED、石膏ボーイズ
(笑)

15話目
ユーマ3人がユーマを探してるw イグニッション(笑) カラマツタクシー。オチは微妙かな。ここでまた茶髪ネタかw

16話目○
コブラじゃね~か(笑) ハ、ハタ坊なのか(笑) 美味しんぼじゃね~か(笑) ケータイから出てくるとこ、怖いわ(笑) トト子の解釈(笑) トト子、怖いって(笑) トト子、号泣。キン子は確かに可愛いけど、こうなると、やはりトト子に感情移入。良回だな。

17話目
ユーマはイマイチ。十四松の、家(笑) ホラー、オチなしかい(汗)

18話目○
メッチャ良い話なんだけど(笑) これ多分、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしやがったな(笑)

19話目
これ、若干、トランプさんを風刺してるのかな? バレンタイン、メッチャ良い話(笑) やや、腐が入っているが、まあ、ギャグとして面白いから、よし(笑)

20話目
財布のくクダリは笑ったw 確かに、イマイチ(笑)

21話目○
母の愛だね。なかなか良い話。トッティ、その作戦、前もやったよね(笑)

22話目
おい、名作への酷いパロ、やめろ(笑)

23話目
ダヨーン、ちょっと良い話からのダークな落ち。イヤミ、超メタネタ。フランスをディスるなよ(笑) おそ松やチビ太、旧作のキャラだけでワチャワチャやってるのが良いね♪

24話目○
ホントの日常を描き、日常の終わりを描き、本当の日常が始まる。夢の世界の住人と、夢の終わり。

25話目
まあ、オチはこんなところかな。ハナマルピッピが流れたところは、定番だけど嬉しかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シェー・ダヨーン・ダジョー・バーロー

全25話

おそ松さんの2期です。1期から観なくても大丈夫だと思いますw

大人になった松野家の六つ子とイヤミやチビ太、トド子ら仲間たちの日常・非日常を描いているお話です。

1期と同じく1~2エピソードを1話で完結するので観やすいです。

1期のイケメン声優に、はちゃめちゃな展開で大人気となったおそ松さん、2期も相変わらず下ネタとブラックな展開ばかりでしたw

2期は個々のキャラに焦点を当てる回が結構ありましたね。{netabare}(理不尽でしたが、イヤミの回はオチまでかっこよかったです){/netabare}

色々なシュチュエーションも「おそ松さん」らしいドタバタコメディ、終盤はやっと改心したかと思えば、オチはやっぱり酷かったですねw

25話と長丁場、硬軟織り交ぜて飽きのこない楽しい作品でした。

OPは、2曲でA応Pが歌っています。

EDは、3曲でイヤミ音頭以外は非常に豪華ですねw
調べたら1曲目は、大槻ケンヂ、田島貴男、斉藤和義、渡辺美里、スガシカオ、吉井和哉、トータス松本、斉藤由貴さんなど、3曲目は高橋幸宏、大貫妙子、矢野顕子、奥田民生、柴咲コウさんたちがボーカルで爽やかな感じの曲なのですが、画は酷いことになっていますw

最後に、シェーはもう古いざんすかw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

58.9 6 シュールで下ネタなアニメランキング6位
初恋モンスター(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (220)
985人が棚に入れました
ネガティブ女子高生とイケメン小学生の初恋を描く下宿ラブコメディ。超お金持ちの令嬢高校生・二階堂夏歩は、小学5年生の高橋奏に恋をしてしまう。初恋同士のふたりが織り成す切なくてアブナイ恋の行方を描く。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、堀江由衣、杉田智和、森久保祥太郎、村瀬歩、岡本信彦、石川界人、鈴村健一、津田健次郎、緑川光、江口拓也、蒼井翔太、茅野愛衣、武内駿輔、野水伊織、大塚明夫、和井みずき
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これはたぶんモンスターで間違いない・・・(作品的に)

1話がピークで面白かったです。
とても小学生らしい会話、語彙の足りないお下品なセリフの数々・・私にはとても書けませんが・・。
えぇ・・小学5年生の頃をリアルに思い出しました。

ヒロインの二階堂 夏歩ちゃんが黒髪ロングのビジュアルなので”どこかで(他のアニメで)お会いしませんでしたか?”と思いました。

高橋 奏くんが小学5年生にとても見えない見た目でしかも身長173センチもあって彼女いるリア充なのがもう、世の中信じられないですね。
{netabare} フラフープ200回まわしに失敗し別れを告げたり(なんて安易な考え)、ピアニカで自作のラブソングを演奏するとか発想の勝利ですね {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

○○モンスター

1話目から下品なフレーズが飛び交います。
EDも同様な趣向。
そしてそれは最終話に至るまで揺るぎませんでした。
肝の据わった作品です。
小学生が主人公ということなのだけど、低俗過ぎて笑えません。
痛々しい限りです。

キャラも度が過ぎて、見るに堪えません。
うじうじしていたり、傲慢だったり、変態的だったり。
ちょっとついていけません。
ていうかイライラします。

これをいっちゃぁおしまいですが、あんな体格の小学生は存在しません。
{netabare}最終話のBパートでヒロインがすべてぶちまけてたけど、早く気づきましょうよ。{/netabare}

唯一の楽しみが小学生役の杉田さん。
低音が魅力の小学生なんて、超シュール。
ノリノリで演じてる杉田さんの姿が目に浮かんで、にやにやがとまりませんでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「好き」の質に差はあるのか…

この作品の原作は未読ですが、ほっちゃん、かやのんが出演される知り視聴を決めた作品です。
作品のジャケットは半袖体操着と半ズボンが全く似合っていない男性が映っていましたが、初恋モンスターというタイトルを含め、どんな作品なのかが全く分からないまま視聴に臨みました。

この物語の主人公は、ほっちゃん演じる高校1年生の二階堂 夏歩…黒髪ロングが似合う純情可憐で少し線の細さを感じさせる…そんな女の子です。
彼女は高校入学を機に親元を離れ東京で一人暮らしを始めることになったのですが、東京に来て早々、車に轢かれそうになったところを男の人に助けて貰ったんです。
夏歩は助けてくれた容姿端麗な男の人に一目惚れして思わず告白してしまったのですが、その男の人…実は小学5年生だったんです。
こうして全く小学5年生に見えない少年と夏歩の物語が動いていきます。

思い返してみると、小学5年生の頃に好きだった人…もう名前も顔も思い出せませんが、確かにいたと思います。もちろん相手は同じ小学生でしたけれど…
そして高校生になり、小学5年生が恋愛の対象だったかというと全くそんな事はありませんでした。

やっぱり小学5年生と高校生では組み合わせが凸凹なんだと思います。
普段は全く考えた事はありませんが、何故凸凹だと思ったんだろう…と考えてみました。

まず相手を「好き」という気持ちは小学生、高校生とも変わらないと思います。
好きな相手に対する優先順位という視点で見ると、確かに小学生の頃は女の子と何かするより男の子と遊んでばかりいた様な気がします。
それでは高校生になったらどうか…と考えてみると、勉強や部活に明け暮れていたので、決して好きな人優先という訳ではありませんでした。

「LIKE」と「LOVE」の違いがあるかという視点で見ると、小学生、高校生共に「LIKE」側に片寄っていると思います。「LOVE」に含まれる「無償の愛」や「何かをしてあげたい」を貫き、その言動に責任が取れるほど自立している訳でも、人間的に成長している訳でもありません。
でも年齢を重ねていくうちに好きに「LOVE」の要素が含まれていることを踏まえると、「LOVE」の比率は小学生より高校生の方が高いのかもしれません。
その比率の差が「質」の差だと感じる原因なのかもしれませんね。

小学5年生と高校1年生ってたった5歳しか違わないんですよね。
だから今この瞬間だけ見ると差があるように見えますが、少し長い目で見ると年の差を感じない関係になれます。
そう考えると凸凹に感じるのはタイミングの問題だけみたいですね。

でも、今この瞬間だって現在進行形の二人には大事な時間なんですよね。
だからこそ物語にもなるんでしょうけれど…

完走して振り返ってみると、夏歩を愛でる作品だったように思います。
小学生のみんなはやたら大人びいているので、見た目とやっている事のギャップは半端無いし、夏歩に辛く当たるドSかと思いきや突然流れが変わったり…
特に後者…大学生なのにまるで好きな子にちょっかい出している子供みたいに見えちゃいましたよ。
そう考えると、実年齢は別にして精神塩嶺的な子供がたくさん出てくる作品だったように思います。

だから夏歩の事だって平気で傷付けるんです…
気丈なフリをしていますが、心の中はどれだけ荒れていた事か…
そしてこの手をキャラを演じたらほっちゃんの右に出る者はいないんじゃ…と思えるくらい、夏歩のイメージにピッタリだったと思います。
要所で夏歩に対する救済があったのが視聴している側にとっても救いでした。

オープニングテーマは「イノセント」
エンディングテーマは「キミに捧げる鎮魂歌」
どちらも蒼井翔太さんが歌っています。
オープニングをカラオケで歌ってみようと思いましたが、キーの高さに断念しました。
恰好良い曲なのに…残念です。

1クール12話の物語でした。ほっちゃんの魅力が詰まった作品ですので、ファンの方には外せない一作だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

69.9 7 シュールで下ネタなアニメランキング7位
Back Street Girls -ゴクドルズ-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (261)
935人が棚に入れました
極道渡世に身も心も捧げた生粋の極道3人が、性転換&全身整形してアイドルデビューすることに!
仁義なきアイドル渡世コメディ!

かわゆいアイドルに姿かたちは変われども、身にしみついた極道の生き方が行く先々で嵐を巻き起こす!?

「ヤングマガジン」(講談社)連載の『Back Street Girls -ゴクドルズ-』(ジャスミン・ギュ著)がまさかのアニメ化!

声優・キャラクター
小野大輔、日野聡、興津和幸、貫井柚佳、前田佳織里、赤尾ひかる、藤原啓治
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

昭和の香りが漂う経済ヤクザを揶揄した異色ギャグw

作品概要
●原作:週刊ヤングマガジン(講談社)

●原作者:ジャスミン・ギュ

●アニメーション制作
J.C.STAFF
{netabare}

監督:今千秋
【代表作品】
・監督
ひぐらしのなく頃にシリーズ
純情ロマンチカシリーズ
のだめカンタービレシリーズ
他多数

シリーズ構成:山川進
・脚本
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕

キャラクターデザイン:クレジットなし

キャスト
山本アイリ / 山本健太郎: 貫井柚佳 / 小野大輔
立花マリ / 立花リョウ:前田佳織里 / 日野聡
杉原チカ / 杉原 和彦: 赤尾ひかる / 興津和幸
犬金鬼万次郎:藤原啓治
以下略
{/netabare}

原作一部既読

エピローグ
たまに、本作が掲載されている『ヤングマガジン』を、食堂や喫茶でしか読んだことがない程度の原作認識だが、いやいや、まさかこれがアニメ化されるとは思わなかったw
暴対法施行以前、ヤクザが肩で風を切っていた時代を知っている、アラフォー以上の世代にはネタ的にツボかもしれない。
芸能興行とヤクザ、以前は密接な関係があったことを踏まえると笑えない話しでもあるな。
それにして、極道をネタにしたギャグなんて、あまりにもコア過ぎるし、ファン層も限られると思うのだが、『ひぐらし』の今監督、流石巧く料理した。これは、お見事というしかない!
私、メッセージ性やストーリー性の強い作品の考察レビューは得意なんだが、ギャグの評価は苦手分野。
しかし、2018アニメはギャグの名作が多く、そうも言ってられんからレビューする罠。

ツボをついたギャグなら物語で高評価する。

原作に合わせてワザと劣化させた作画演出もさすがJCスッタフ!これも見事だ。
全体的に低クオリティに見えるのは、昭和チックな演出を意図してのことだろう
下手な者が描いて下手になるのは当たり前だが、上手な者が下手に描くのは【技】なんだよ。
あと、2018夏季のアニメは『あそびあそばせ』や『ぐらんぶる』のように【顔芸】がトレンドになったね。
本作も、ゴクドルズ三人の可愛い女の子の表情と、ゴツイヤクザのオカマの表情を切り替える作画演出が見事だった。

今季、奇しくも『ひぐらし』を制作した「ディーン」が正統派アイドルアニメを制作し、今監督が別会社でギャグアイドルアニメの監督をやったシンクロニシティ的な偶然も面白いね。

しかし、世が世なら本作関係者はコンクリート詰めにされて、どこかの湾に沈められてたかもよ(笑)

本作、Netflixが配信をしているが、製作に出資、関与しているのかな。
まぁ外資も善し悪しだが、反社会団体にスポットを当てた、この手の作品をアニメ化するのは国内企業なら引くな。

☆極道、サムライ
これ、現役や元現役が現役を呼称する単語。
☆ヤクザ
社会的な表現。
☆暴力団
法律、マスコミの公的用語。
まぁ、どれも同じこと。

☆任侠、仁義
ヤクザが守るべき道徳律。

【笑いのツボ】
{netabare}
本作は、なんたって「オトシマエ」が性転換で、「アイドル」にさせられた元極道が繰り広げる笑いと涙の物語がツボに嵌まるか嵌まるにある。
エロ、下品満載の本作だが、1970代に流行した大橋巨泉や前田武彦らのナンセンスギャグの系譜だね。
そういや、ゲバゲバ90分。今あんなの放送できないだろうな。
即BPOに放り込まれる。
極道だった、引退して立花マリの親父(実父)がまさか自分と同じように、オカマになっていたとか、これモロ、ナンセンスギャグなんだよ。
極道の本分は「漢」(おとこ)であるところ、女にさせられた上に、アイドルまでやらせられた三人の悲惨な心情は見ているだけでも面白い!(爆)
それにしても「犬金」の作詞能力やマネジメント能力は実社会でも通用するな。
ただし、パワハラはいかんw
この三人が男だと知らずに、マネジメントさせられている「マンダリン木下」の道化役もツボだった。

更に、組長「犬金」の鬼畜ぶりも合わせて【他人の不幸は蜜の味】という皆が持っている実に下衆な心理を擽り、ここを徹底して突いた演出が本作の特色であろう。
鬼畜「犬金」が恐妻家だった回は笑ったな。
奥さんの大物演歌歌手「田中なつ子」のキャラデザ・・黒柳徹子まんまだったが、おいおい叱られるぞ(笑)

いやいや、マジ正気のサタデナイト!w

本作では「オトシマエ」を意味する「旅客機が海外へ飛び立つ」この暗喩だが『パタリロ』でも表現は違うが、よく用いられていた暗喩手法で個人的には懐かしく、そしてウケタ。

また、インパクトのあるOP曲とOPで一瞬「キャンディーズ」を彷彿差せる古臭いアイドルダンスの影絵作画で、本作がただモノではないオーラーを放つ演出となりGJだ。
しかも、今監督がOP画のモデルになるってあの人何考えてんだかね?w
そういや、今監督は「花」に相当なこだわりがあるそうだ。
OPも花が散りばめられている、監督の趣味なんだな。
{/netabare}
基本、一話完結のギャグアニメだから内容によっては好き嫌いは出てくるし、アイドル役三人のキャラ設定にもう一捻り工夫が欲しかったかな?

更に春アニメ『ヒナまつり』はインテリヤクザ「新田」の描写不足で消化不良感があったが、本作でスッキリしたという、意図せず偶然に作品同士が連携したことも本作の評価を上げた点かもしれない。

【蛇足な雑感】(ここ読まなくても全然構いません。)
{netabare}
ヤクザは本当に社会にとって不要なのか?
ヤクザは一般市民にとっては確かに怖ろしい存在であり、多くの方々はそりゃ絶対反対だろうが、社会を成立させるには「必要悪」の存在も是認しなければならないときもある。
どんな社会でもドロップアウトをする者がいるが、その一つの受け皿がヤクザであった事実を忘れてはいけない。

我が国でヤクザが長らく許容されていたのは、上記の他に、アウトローの秩序でアウトローの暴走を防ぐことと、彼らを可視化させることで、警察当局のコントロール下に置く意図があった。
地下に潜られると取り締まりが困難になることは、かつての共産党(日共)退治を通して当局が体験的に得ていた知恵でもあった。
因みに、共産党退治とは「治安維持法」で日共の壊滅を目指し、徹底的に取り締まったが、結局、地下に潜られてしまった苦い経験のことだ。

ヤクザも当局の方針を理解していたことから、抗争が生じても当局の勧告で寸止めでやめたり、捜査情報を流したりなど、持ちつ持たれつの関係を築き上げていた。
また、ヤクザ同士の抗争の場合、殺人を犯しても異常に量刑が軽かったのも、こういう方針の一貫だ。
しかし、それに待ったをかけたのは国内世論ではなく、あまり知られてはいないが、アメリカ様なんだよ。

■日米構造協議■
聞いた事がある方も多いと思うが、バブル期、我が国の経済力の台頭に業を煮やしたアメリカが、我が国の経済システムを根こそぎ改造しようとしてはじめたのが、円高誘導のプラザ合意とこれだ。
で、これとヤクザとどういう関係があるかというと、アメリカは表のマネー以外に巨額のアングラマネーも問題視していた。
この、アングラマネーを握っていたのがヤクザであり、アメリカは我が国政府に対策を要求してきた。

時にバブル期、経済ヤクザの台頭で暴力団の民事介入が問題視されはじめた。
当時は「民暴」ともいったが、ぼったくりバー、総会屋、地上げ、闇金、手形のパクリ、示談屋、不良債権回収、不動産転売屋など民事におよそ非合法手段で介入し稼ぐ手口だが、世論の批判とアメリカの要求に抗しれなくなった政府は、ついにヤクザの民事介入を本格的に取り締まる「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴対法)」を成立、施行した経緯がある。

ここでは、ヤクザ非合法化は「外圧」であったことを強く述べておきたいことと
、臭いモノに蓋をした結果、当局が危惧したとおり裏社会の統率が乱れ、マフィア化した「半グレ」や「中国系マフィア」がのさばってきた現実を考えると、我が国の裏社会を統制してきたヤクザを必要以上に追い詰めることは、得策ではないのだろうと思う。

アメリカがシナふっかけた貿易戦争も、かつての日米構造協議同様、オンリー1は絶対譲らないアメリカの強い意志なのだろうな。

そういや、自宅の周辺に六代目系の事務所があるな・・・

おっと、この辺で筆を止めて置こうw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何でもするとは言いましたけど・・・

原作未読。最終話まで視聴。

究極のパワハラ系コメディ。
正直、滅茶苦茶な設定で、出オチ感が半端ないですけど、なかなかどうして、最終話までかなり笑えました。

1話5分程度のショートコメディの詰め合わせ。
テンポが良さが際立ちます。

画は驚くほど動きません。

ただし、それを補って余りあるほどの声優陣の勢いのあるツッコミが、個人的なツボです。


あと、第7話のOPが、とても良かったです(笑)。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

極道、ダメ、絶対(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
初めてタイトルを見た時は、「極道の娘達が正体を隠しながらアイドル活動をする話」かと思いましたが、全く違いましたね(笑)

極道が性転換し(女性)アイドルになるというナンセンスギャグアニメ。映像は意図的な紙芝居というか、漫画を意識したものになっています。そのため、あにこれ的には作画の評価が落ちるのだろうけど、一風変わった作画のアニメとして、というか、ヒデェ下ネタアニメとして、なかなかに楽しめる作品でしたよw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
完全に、設定重視の出オチ系のギャグアニメかと思わせておいて、実際に序盤~中盤までは退屈な回も多かったけど、終盤(7~10話)はキワイドイネタが多く、かなり笑えました。まあ、クソみたいな下ネタばかりでしたが(笑)

とりあえず、犬のセッ○ス1週間と肛門爆弾爆発と虹色の立ちションは酷かったです(笑)

全部をヒデェ話にするのではなく、たまに(その回の最後のエピソードを)良い話っぽくしているのが、物語に厚みを与えていましたが、、、良い話になりきれてないのが、なんとも(笑)

あと、OP、楽しくて好きなんだけど、どこかで聴いたことあるな~、なんだったかな~と思っていたけど、ついに気が付きました。「ゴットタン」という番組で、バナナマンの日村さんが演じる、「ヒム子」のマジ歌っぽいんですよね(笑)

それから、OPのシルエットは3人とも、カツラをかぶった今千秋監督自身が躍った映像を加工したものだそうです。普通、監督がやるか?(笑) もういい年でしょうし(失礼)w でも、それを知ってからOPを観ると、なんか不思議な(イケナイものを観ている)気分になりますw まあ、本作は「可愛いアイドルに見えて実はオッサン」が売りですから、「可愛いく見えて実は監督」ってのは、狙ったのだとしたら、かなり面白いジョークだなと(失礼)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
極道の娘のアイドルユニットかと思ったら、極道の性転換とは(笑) まあ素手なら、どんなヤクザも一人では、オタク30人には勝てないわな(笑)

2話目
顔パンツ(笑) 陰毛に白髪(笑) 最後、ちょっと良い話(笑)

3話目
演技、上手い(笑) 人生リセット(笑) 最後、良い話?(笑)

4話目
サバイバル(笑) 被害者の会、二人(笑)

5話目
チカ、人気あるな(笑) 研究生(笑) アンジャッシュ(笑) 良い話?(笑)

6話目
人間の発想じゃない(笑) これまででは一番笑ったwだから、アンジャッシュ(笑)

7話目
OP、どうした(笑) メンタル改造(笑) シマ、でこんな素敵な歌を作るなや(笑) 親分、格好良すぎだろ(笑) 流石、今千秋って(笑)

8話目
ドッキリの連鎖(笑) 悩み重いわ(笑) 肛門疾患グランドスラム(笑) 新たな扉開けるなや(笑) 爆弾爆発(笑)

9話目○
うんこ座り、見せるなや(笑) 立ちション、ひでぇ(笑) 良い話だ(笑) 弾道ミサイル級って(笑) 現実的過ぎる解決案(笑) 花グッズ(笑)

10話目
ヒデェファンばかり(笑) このイベント、ダメだろ(笑) ファザー、ヒデェよ(笑) オチ、キレイに決まりましたね。テッテレ~(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

66.3 8 シュールで下ネタなアニメランキング8位
てーきゅう 第8期(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (160)
733人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部の押本ユリ、テニスが出来ないボケマシーン・新庄かなえ、何でもお金で解決するお嬢様・高宮なすの、好物はパンツというド変態・板東まりも。テニス部のはずなのに練習せず、ユリの弟・陽太やライバル校も巻き込むハジけた日常を送る。

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜、小倉唯、石原夏織、喜多村英梨、逢坂良太、中島由貴

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もっと続けたい!?

もう八期かぁ。
なんて感慨に浸ってる場合じゃありません。
なんか年々早くなっているような気がします。
これはてーきゅうの進化か自分の老化か。

今期もいろんなキャラが登場しますが、早すぎて把握できません。
それはともかく、ユリちゃんが活躍する回は面白い。
四方から繰り出されるボケを拾う姿は、エースを狙えの岡ひろみ(ゲスト出演あり)か?
ということで、ユリちゃんのボケを数えました。

今期総数155個、最大は95面の29個。
OP曲を除くと90秒だから、なんと約3秒に1回のボケ。
まさにギネス級です。

笑っているうちにネタの2つ3つを聞き逃すこのアニメ、いつまで続くのかな?
そういえば、OP曲は2種類?
「日本語わかりません!」と「アイラブ香川県!」ってことでよろしいでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

深夜のサ○エさんw

原作未読 全12話 1話約2分のショートアニメ

8期です。話数も最終話が96話と長く続いていますね。

この作品は、何処から観てもお話に関連性がないので、途中からでも観れます^^

相変わらずのてーきゅうしないてーきゅう部の面々、他キャラも多くなりましたがメインキャラの存在感は突出してますね。

カオスな内容、早口で展開も速く目を離すとあっという間に終わります。

OPは2曲、サブキャラの新聞部のうどん子と宇宙人のトマリンが歌ってます。楽しい曲ですね。

最後に、マンネリ気味ですが、ここまでくれば逆に放送しないと物足りない感じがします。続いてほしいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

8期まで見て新たなる発見が…

この作品の原作は未読です。本編の中で「聞き取れないところは原作で確認して下さい。」とテロップも流れますが、原作を読んでいる時間は無いのでアニメで何とか聞き取ろうとしています。

この作品ももう8期…1期が放送されたのは2012年の秋アニメなので4年で8期…
この他に「高宮なすのです!」や「うさかめ」もあるので、毎年2期以上制作するペースじゃないと追いつきません。
本編のペースも最速ですが、制作スピードも全くヒケをとっていない作品も珍しいと思います。

今回レビューを書くためにwikiをチラ見して知ったのですが、2期から6期までは未放送分が2話ずつあるんだそうです。
これまで毎期12話ずつ積み上げてきて今回8期…ようやく100話の壁が見えてきたと思ったら、未放送分を踏まえると106話まで積み上がっていたんですね。

この作品…きっとテニスをしないからこれだけ長寿作品になっているんでしょうね。
100話を超える作品…深夜枠では「ジョジョの奇妙な冒険」くらいではないでしょうか…?
でも8期まで続いた作品は他に無いと思います。
私が知らないだけだと思うのですが、ちょっと作品が頭に思い浮かびません。
そういった意味では新たな金字塔を打ち立てる作品…という事になるのでしょうか。

そんな8期ですが気になったキャラが一人…
小倉さん演じるトマリンです。最初登場した時にはこの超高速台詞に小倉さんはついていけるのだろうか…とそんな事ばかり気にしていました。
普段おっとりとした役柄を演じる事が多いので…

だからトマリンをそういう目でしか見てこなかったんです。
ところが、8期のオープニング…ようやくトマリンこと小倉さんに順番が回ってきて、そのオープニングアニメを見た時です。

トマリンは歌詞に合わせてちょっぴり動くだけ…
この作品だから映るのも一瞬です…
でも私にとってはその一瞬で十分でした。

…そう、可愛いんです。
これまでこの作品のキャラをそういう目で見た事がありませんでした。
でもそれに気付いたらもう止まりません…
トマリンと言えば無邪気な笑顔で笑っている姿が印象的ですが、その一挙手一投足全てが可愛く見えてきてしまったんです。

これまで何度も見てきた筈なのに気付かないなんて…
自分の味方の甘さを痛感した作品になりました。
そんなトマリンの可愛らしさの気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
サビの♪宇宙~ 宇宙~ 経歴詐欺~♪にも注目してみて下さいね。

主題歌は、近藤うどん子の「グルテン哀歌(エレジー)」と、トマリンの「ニホンゴワカリマセン」
「僕は国家権力には屈しないぞ!」と決意を叫んだトマリンに軍配です。

1クール全12話の物語でした。
これからもどんどん続けて他のショート作品の牽引的役割を担う作品になる事を期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

72.5 9 シュールで下ネタなアニメランキング9位
さらざんまい(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (315)
1236人が棚に入れました
舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ"に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

声優・キャラクター
村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

煌めけ、太陽肛門

幾原邦彦×ノイタミナ。
制作MAPPA&ラパントラック。

この生命も世界もきっとパロディだ。
{netabare}人の世の裏側「欲望フィールド」を舞台に、
奇想天外な物語が展開されまず興味は尽きない。{/netabare}
自閉した群衆はピクトグラムで描かれ、
素性も知れぬものたちがこの星を運行している。

少年たちが商店街の河童像を、
破壊してしまったことから物語が始まる。
その不思議な色彩の世界で、
少年たちは尻の中に太陽光線をきらめかせる。
これこそが「太陽肛門」である。

欲望を生産するのだ。
尻の中から欲望を生産するのだ。

最終話視聴追記。
娯楽性を担保し謎が牽引する物語である。
考察は必要もなく丁寧に語られています。
{netabare}人は尻子玉で繋がっている。
それを失うと世界とは繋がれない。
世界の外部へと弾き飛ばされるためだ。{/netabare}
未来は欲望を繋ぐものたちだけが手に入れる。

人も社会も、繋がれば傷付き失う、
それでも希望はその先にあるということでしょう。
始まらず終わらず、繋がらない絶望への反撃か、
世界はいつだって試されているのだから。

このエールはきっと、
始まらないあなたへ贈る太陽光線なのでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

三匹が掘る!

何を?ってそれは言わぬが花。
主人公らネーミング元ネタがまんま『三匹が斬る』でした。

そもそもの視聴動機は「ノイタミナ」だからとわりとノーマーク。幾原邦彦監督作品も当方初です。


いつから芸術に哲学というものが持ち込まれたのだろう?

と思うことがあります。美術館では音声ガイドオプションが当たり前となり、クラシック音楽も“解釈”というものが幅を利かせております。
たまには小難しさより見たまま感じたままの分かり易さを求めたくもなりますが、今回の芸術作品もところがどっこいなわけであります。

・・・抽象的な作品のレビューはちょっとやっかい(愚痴)。もといおそらく解釈いろいろで面白いレビューが数多く出てきそうなタイプ、というのが視聴後印象。


本作『さらざんまい』は浅草と上野の中間合羽橋近辺の東京下町で繰り広げられるカッパのお話。
そんなスタッフの悪ノリから生まれた浅い話かと思わせといて、それこそ正真正銘の“カッパ淵(岩手県遠野)”の水深よりかは深いと思われるちょっぴり良いお話でした。


 “テーマは繋がり”


物理的に、精神的に、「繋がること」の定義も定まらない中、善玉も悪玉も大切に思う人との結びつきを求めて苦悩します。そして「繋がるとは何ぞや?」は毎話形を変えて繰り返されます。
{netabare}カパゾンビから抜いた尻子玉をケッピに転送する時の“漏洩タイム”。インターネットでも送信する時にはネットワークを繋げる必要があるわけでして、ここで繋がるということは、不必要または心を抉られるネガティブ情報にも触れることでもあるという暗喩。
「繋がること」を無条件に賛美するでもなく、それでも「繋がること」で乗り越えられる未来に希望を見い出す内容でした。{/netabare}


合わせて面白いと感じたのが、対抗する概念であると作中で位置づけられていた


 “愛と欲”


このへん踏み込むと長くなってしまうので、今回は、皿っとサラッとさらざんまいでぃっしゅ 
※注 シラフです
{netabare}結局のところ両者を明確に分かつことはなく、むしろ一緒だねというミスリードでした。{/netabare}


この繋がりだなんだであったり、愛と欲であったり、小難しい(っぽい)のは実は話数がだいぶ進んでから自分は気づいたよというのがお伝えしたかったこと。
伏線でもなんでもないものにしばらく気づかなかったのです。
{netabare}私みたいに後から気づいた方でも、最終盤ではこれでもかと出てくるので序盤中盤100%スルーしてても問題ありません。{/netabare}

その理由は他に気を奪われていたから。小難しい(っぽい)のなんて感づく暇もないくらい圧倒的な映像表現に目がいき、中身より見た目に気を取られておりました。


 “高揚感と生理的嫌悪感”


こちらが交互に押し寄せると言ったほうが適切かもしれません。そのへんは観りゃわかる(笑)
似たようなところで、“芸術”といえるかは微妙ながら映像表現はシュールです。醸し出す雰囲気はやや淫靡かしら。
{netabare}第2話で女装がばれたり、第3話でガチホモ展開きたり、序盤からついていけません。{/netabare}
{netabare}だいたい肛門突入からの液体ブシャーッ!なんて妄想たくましい自分には相当きついものがありました。{/netabare}
目が釘付けになるんだけれどなんか嫌っ!という感覚。



とここまできてふと感じた大事なこと。
結局のところ“哲学”なんてどこへやら、見たまま感じたままを楽しめてたことに気づきました。
哲学なんて仰々しいもんではないでしょうが考察するには楽しそうな作品。繰り返しますがかっぱ淵程度の深さです。


曲はEDがすこぶる良いですよね。FM横浜でのthe peggiesのライブをラジオ経由で聴きました。MC含めて上手に空気を作っていて、将来楽しみなアーティストさんです。
実写とアニメの融合したED映像については、深夜の人気のない都会の景色をもってくるのが通ですよね。グッときます。
例えば深夜遅くだったり朝まで飲んで家路につこうかという時。周囲に人っ子一人いない景色を見たことのある諸氏は多かろうと思います。

 “世界の中に自分ひとり”

という感覚になった経験ある方いらっしゃいませんか?自分にはあります。そこにきて曲題『スタンドバイミー』“そばにいて”です。
{netabare}毎度ED直前の「繋がりたいけど○○」メッセージを最終回で全投入してくる演出もGOODでした。{/netabare}



もう少し考える系の作品だと注意がそちらに行ってたかもしれません。
生理的嫌悪感がその他の要素を上回らない限り、このシュールなアニメーションを楽しめるんじゃないかと思います。
クールで一本くらいは欲しいかな~と私が思っている “作家性の強い作品” という位置づけです。
この目新しい感じ。好奇心という名の欲望を手離すな!と劇中からの引用で締めることにしましょう。



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2020.01.27
《配点を修正》+0.1


視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.21 初稿
2019.07.16 修正
2020.01.27 追記/配点修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

何となく目が離せない作品

== [下記は第6話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
ノイタミナ枠のオリジナルTVアニメです。幾原邦彦監督作品ということで話題になっているようです。このレビューを書いている時点では第5話まで視聴終了しています。

矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人がカッパ王国第一王位継承者を自称するケッピと出会ってそれぞれの事情でカッパにされてしまい、元に戻るためには「カッパゾンビ」と戦えと言われる羽目に。

ということで毎話様々な欲望を持った人間が変異したカッパゾンビと戦うことになります。

他に主な登場人物としては毎回占いを披露するアイドル吾妻サラ、一稀の弟の春河、謎の警官二人組(新星玲央・阿久津真武)などです。

本作でもカッパゾンビの発生、カッパへの変身などでバンクシーンが多用され、毎話での新規作画が抑えられているようです。

登場人物が皆、それぞれの内面に向かい合う話になるようですが、バンクのせいなどもあって人によっては退屈に感じるかもしれません。

が、なんとなく目が離せず観続けてしまっています。でもたぶん観終わってみるまでちゃんと評価はできない気がします。そういう意味では『輪るピングドラム』なんかと似たようなところがあるかも。
== [第6話まで視聴時レビュー、ここまで。] ==

無事に最終回まで完走。

結局のところ人の縁、つながりといった辺りがテーマの作品なのだろうかと思います。私としてはわりと楽しく観られました。

EDでのミニチュアセット実写+画像処理を使った背景や、モブを記号的な人型で描くなどのシャフト制作の作品なんかでもやりそうな風味の演出がありましたね。

歌舞伎の見得のような「さらざんまい」のアクションやサラちゃんの「当世の本流とはほど遠いけどビミョーなカワイさ」など、スタイリッシュとダサさの狭間をいくような雰囲気はけっこう好きディッシュ!

挿入歌でミュージカル風に話を進めてみたり、個人的には面白ポイントは多々あったとは思うのですが、どうも「これは面白いよ」と他人に薦めるような感じの作品でもなかったなあというのが正直な印象です…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

69.3 10 シュールで下ネタなアニメランキング10位
宇宙戦艦ティラミス(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (215)
789人が棚に入れました
人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、
自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、
いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。

宇宙暦0156年、地球連邦政府が祖母星グランマースから
史上4度目のコンタクト(4th note)を受けたその年、
【メトゥスの民】との抗争は本格化していた。
終わらない戦い、増え続ける犠牲……。

そんな戦況を打開する為、颯爽と一人の青年が戦場に降り立った。
彼の名は、スバル・イチノセ。
宇宙戦艦【ティラミス】の眉目秀麗・成績優秀な若き天才エースパイロットである。

全人類の希望は、彼に託された。

――だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる青年で……。


声優・キャラクター
石川界人、櫻井孝宏、諏訪部順一、江口拓也、大塚明夫、新井里美、中田譲治、桃井はるこ
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

クソ笑った超絶ギャグアニメ

原作:漫画/放送期間:2018年4月-6月/全13話/制作:GONZO

キービジュアルやタイトルからしてロボ系かと思い込んで敬遠していたけれど、ちょっと調べたらショートアニメ&ギャグ作品ということで視聴したところ、ロボ系苦手とかそんなもんまったく関係なしに楽しめる超絶ギャグアニメでした。

あらすじをちらっと見るには、宇宙戦争やロボ系かと思ってしまうので、私のように端から敬遠されている方も多いと思われますが、約7分ほどのショートアニメなので、とりあえずご覧になって頂きたい。(もちろんギャグには合う合わないがありますが)

視聴開始したらすぐさま毛色が違うことが解かります。正直、第1話は微妙だと思っていたけれど第2話からハマってしまいそのまま一気に観てしまい全13話があっという間に終了。寒いネタのハズレ回もあったけれど私としてはほとんどがツボってしまうアタリ回だらけでした。

ちなみに涙が出るほどクッソ笑ったのは {netabare}「すぐ絶対って言うな」のくだりw くだらなすぎるけど、{/netabare}こういう奴ホントいますわなw

登場するキャラクターも主人公のスバルをはじめ、イカしたキャラばかり。紅一点の爆乳美女・リージュ(声:遠藤綾)も捨てがたいけれど、{netabare}やはりスバルの兄・イスズ・イチノセの残念なイケメンキャラが最高すぎる。{/netabare}

声優さんもナレーションの大塚明夫さんなどそれぞれがいい味を出し作品を盛り上げており、なかでも中田譲治さんと能登麻美子さんがよくこんな役どころを引き受けたものと感服してしまった。

この第一期を逃していたことで先日放映を終えたばかりの続編となる『宇宙戦艦ティラミスⅡ』もノーマークだっただけに遅ればせながら面白い作品に出会えて嬉しい限り。続けて第二期も視聴したいと思っております。


▼キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
パッカー(PAC2-AR):桃井はるこ
ナレーション:大塚明夫

▼制作
原作:宮川サトシ/漫画:既刊7巻
作画:伊藤亰
監督:博史池畠
シリーズ構成・脚本:佐藤裕
キャラクターデザイン・総作画監督:横山愛
アニメーション制作:GONZO

▼主題歌
オープニングテーマ「Breakthrough」歌:スバル・イチノセ(石川界人)
エンディングテーマ「DURANDAL」歌:スバル・イチノセ(石川界人)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かなり笑える作品でした

原作未読。最終話まで視聴。

宇宙戦艦ティラミスのエースパイロット「スバル・イチノセ」。
今日も専用機「デュランダル」に乗り込み、戦場へと向かう・・・。

主人公・スバルと宇宙戦艦ティラミスの仲間たち、そして敵まで巻き込んだ、”日常系コメディ”。

そう。この作品はあくまでもコメディなんです。(笑)
何気にカッコいいOPやEDがもったいないくらいのコメディ。(笑)
内容とは裏腹に声優陣が豪華なコメディ。

ロボアニメが苦手な私でも楽しめる作品でした。
この作品に関しては、ショートアニメなのも良かったと思います。

2018年10月より第2期とのこと。
楽しみにしています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

地球は青かった。兄弟(ふたり)はアホだった。

この作品の原作は未読です。
公式HPのTOPページを見ると、キャラデザはシリアス系なのですが、二人の男が串カツを持ってソースを漬けようとし、その背後ではキャベツが散乱しているところから、この作品の方向がギャグであることは想像が容易です。

でも、完走してwikiをチラ見するまで、この作品が2016年7月の「このマンガがすごい!WEBオトコ編」の第3位にランクインした作品であることは全く想像できませんでした。

物語の舞台は未来の宇宙…
人類は「地球連邦」と「メトゥスの民」の勢力に分かれて宇宙大戦が繰り広げられています。

この物語の主人公は、地球連邦のエースパイロットであるスバル・イチノセ…
公式HPのTOPで串カツを握っている一人です。

見た目はイケメン…だと思います。
エースパイロットと呼ばれるだけあって、デュランダルという専用機を縦横無尽に操る技術は流石の一言です。

ですが、天は二物を与えず…

彼は神懸った技術を与えられた代わりに、与えられなかったのが協調性だったんです。
チームの中で最年少という立ち位置も不遇の一つだったのかもしれません。

彼が選択したのは「引き籠ること」
彼がどのような引きこもりなったのかは、本編を見てのお楽しみですけれど…

完走して思ったこと…
この作品は短編で良かった…ということです。
別に面白くない訳ではありません。

新井さんのどこの地方か分からない方言は、個人的にかなりツボに入りました。
主人公は石川界人さんですし、能登さんや遠藤綾さんも出演されていますから…
でもなんだろ…全体的にテンションが高いからでしょうか?
フルサイズの作品だったら、途中で息継ぎのできない感じだった気がします。
展開が綺麗じゃなかった…というのも理由かもしれません。
綺麗じゃない作品を敬遠するつもりはありません。
ただ…生理的にあまり綺麗じゃないのは不得意みたいです。

でも、巷での評価は決して低く無いと思います。
何故なら、10月から2期が放送されますので。
まぁ、物語が中途で終わっているので2期も見ますけれどね…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

75.3 11 シュールで下ネタなアニメランキング11位
よふかしのうた(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (389)
1345人が棚に入れました
「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。」 女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。 さらには、夜に眠れない日々が続いている。 そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。 夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。コウは夜に居場所を見つける。 そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる。 彼女は、夜の住人・吸血鬼。 コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。 「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」 夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。 「俺を吸血鬼にしてください」 ナズナは吸血鬼になる条件を教える。照れながら。それは…… 「人が、吸血鬼に恋をすること!」 果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!? ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる__
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『夜の街』『耽美』『フェティシズム』『好きになるとは?』

<2022/8/5 初投稿>
原作は未読。
点数はとりあえず5話まで見てのものです。

放送開始前のCMの時から気になってたんですよね。
ノイタミナだから高品質は約束されてるだろうし。

いざ見てみたら、楽しい
「面白い」より「楽しい」作品。

『夜の街』
まず夜の雰囲気が好き。
中学生の頃ぐらいから、夜の街とか夜明け前の紫色の空とか大好きで。
意味もなく徹夜してました。
ANNとか聴きながら

本作では夜の色彩がかなり極端。
でも夜に不慣れな子供の眼からすると、真夜中の街灯や自販機の光ですら相当に刺激的なもんです。
中学〜高校の頃思い出します。

『耽美』
耽美とは
「美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること」
なのだとか
漫画漫画したキャラデザなのに、妖しくやらしー美しさを追求しようとしてる。
それがなぜかうまくはまってる。
(この原作者さんの描く女性キャラって妙な色気感じますよね。寄り目だからかな?)

『フェティシズム』
吸血という偏愛の象徴のような行為。
吸血鬼ものの漫画・アニメとか絶えないですけど、それっておそらく「血を吸うという行為に妖しい魅力を感じる人」が多いってことですよね。
本作では一際やらしく、じゃなかった妖しく描かれてます笑(吸うとこは隠してるけど)

こうしてみると「謎の彼女X」とちょっと似てる気がしてきた。
謎の彼女は夜ではなく夕暮れで、血ではなく涎(よだれ)ですが

OP「堕天」、ED「よふかしのうた」はCreepy Nutsの楽曲も映像もクセになる。
他の方のレビューに書かれてたの読んで知ったのですが、本作、元々Creepy Nutsの「よふかしのうた」に触発されて作られた漫画だったんですね。
どーりでぴったりなわけです

そしてED映像。
なずなのイラストにだんだん色がシミのように広がっていくところ
これ、いいなー。
なんか何度も見てしまう

毎話変わるアイキャッチもいいですね。
雰囲気のある丁寧なイラストがかなり良い。
アイキャッチのセンスが良いアニメって、中身も面白いこと多い気がするのは気のせいでしょうか。
「シドニア」とか「DARKER THAN BLACK」とか
今季なら「リコリス・リコイル」もそう


というわけで、あんまりストーリ展開を楽しむ感じではなく、かといって日常ものともちょっと違う本作

自分は『夜の街』『耽美』『フェティシズム』を楽しんでます。

<2022/8/26 追記>
第7話まで見ましたよ。

{netabare}「コウが吸血鬼になるには、コウがナズナを好きになってる状態で、ナズナがコウの血を吸うこと」
{/netabare}
となっておりますが。
前から、これ少し違うんじゃないの?と思ってるのです。
つまり{netabare}「コウとナズナが相思相愛の状態で、ナズナがコウの血を吸うと、コウは吸血鬼になれる」{/netabare}となっておりますが

そうではなく
{netabare}「恋の仕方を知らないのは、コウだけではなくナズナも。そんな二人が恋の真似事を積み重ねながら・・・」{/netabare}という感じだったら可愛らしいなーとか思ったり

実際のとこ、どうなのかはわかんないんですけど
なんかこの方がニヤニヤできそうではなかろうか?

という願望でした。

あと、酔っ払い三人組モブに子安さんがおるとこもツボw

<2022/9/2 追記>
第9話まで見ました

なぜかの「浪漫飛行」
どっちかと言えば「夜間飛行」って感じだけど、まあでも浪漫飛行は名曲ですよ。

それにしても9話良かったですね。
ここまでで一番良い。
ここに来て本作のテーマみたいなものが見えた気も。
良い〜
なので評点UP↑です♪

あとダルオくんの声は吉野さんでしたか
EDテロップ見るまで全然気づかなかった
やっぱよっちんさんは凄腕声優ですね

<2022/9/16 追記>
11話見ました。
また予想外な展開。
ここに来て{netabare}ヴァンパイアハンター{/netabare}Dや、{netabare}傷{/netabare}物語のような展開とは

なんか「ほんわかあったか〜いスープにドライアイスぶち込んだ」ような展開

嫌いじゃない
むしろ好物

<2022/9/30 追記>
最終13話見ました

9話のレビューでも書きましたが、本作の大きな柱となっているのは「人と人との関係」なのかなと

友人関係とか、好きになるとは、とか
そんな人と人の間に芽生える感情について、
先入観やいろんな前提を取り払って、
突き詰めて考えてみようと

もちろんそれは玉ねぎの皮を剥く作業にも似た、不毛な考察ではあるのですが

そういうのも結構楽しい

あとですね
{netabare}コウくんはおそらくもう吸血鬼になりかかってるんでしょうね。
11話の閉まった学校の門を飛び越えるシーン
最終話の歩道橋から飛び降りて猛スピードで逃げ去るシーン
人間離れしてますし。
つまりもう、なずなのこと好きになってんじゃないの{/netabare}

原作がまだ連載中なので、終わりという感じの終わり方ではなかったのは残念。
続き見たいけど、好き嫌いの好み分かれる作品のようだから2期はないのかも。

原作読もうかな。。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

闇夜の憧憬

【感想】
キャラデザとか色使いがだいぶ独特だけど、賑やかなキャラクターが多くて楽しくて雰囲気がいい大好きな作品!
「夜更かし」の魅力が作画と音楽とキャラクターの雰囲気の良さで見事に表現されているところがこの作品の素晴らしいところだと思います

ラブコメとしては「愛」っていうより「憧れ」って感じが強くてあんまりラブコメって感じがなくて、これは同じ作者の「だがしかし」にも同じものを感じたので、ラブコメの面白さよりキャラクターのやりとりを楽しむ作品な気がしました
「だがしかし」は大好きな作品で、本作品も雰囲気は似てるので「だがしかし」が合うならこれも是非見てください!

好きなキャラクターはアキラ!

あまり細かいこと気にしないで雰囲気を楽しんだほうがいいとおもいます!

【私は「よふかし」のアキラと「だがしかし」のサヤちゃん推し】{netabare}
わたしはアキラがとても好きです、コウが夜の世界の魅力にとりつかれていて昼の世界「学校」からドロップアウトしていくのは「友達」として良くないと思って止めてあげてるけど
一方でコウのナズナへの憧れの強さも気づいていて、「友達」として応援してあげている
気持ちを一番尊重してあげつつも、コウ君が「昼の世界」とのつながりを完全に絶ってしまわないように気遣ってあげている
こんなに友達想いな子なかなかいなくて、天使に見えます!

ナズナもいいキャラだけど私はアキラとのラブコメのほうが見たいかも

これって「だがしかし」も似たところあって、ココノツが憧れるほたるさんよりも、
そばでずっと見つめて誰よりココノツを気遣っているけなげなサヤちゃんのほうがずっと可愛いと思ってます

なんか本命じゃないほうのけなげなサブヒロインってすごく応援したくなっちゃうんですよね
最後には泣くことになっちゃうかもだけど、きっとあなたの大切に想う気持ちは相手に伝わるよって

慰めにもなってないけど、そんなピュアな気持ちを持った子はきっといつか幸せになれると私は信じたい
{/netabare}
【シナリオ】{netabare}
ナズナも好きなキャラクターです
下ネタ大好きで恋愛トークNGで恋愛経験がない女子なんて現実にいるのか?って思うけど
男慣れしていてピュアな恋愛が逆に恥ずかしい子ならまだわかる

コウ君はよふかしへの憧れ、夜の街の徘徊、吸血鬼との接触
ただなんとなくで危険なことに首を突っ込んでいき、あんなにいい子が見ててくれるのにアキラには目もくれずナズナに吸血鬼にしてほしいって
破滅願望でもあるのかな?
なんでこんなになんとなく生きてるのかわからなくて、なにがしたいの?って思っちゃう
ナズナに惚れて誘惑されちゃったのならわかるんだけど、それもよくわからないし
ちょっとコウ君の気持ちに共感できそうにないです・・・

だがしかしのココノツもミステリアスで神出鬼没なほたるさんにずっと憧れっぱなしで、作者のこだわりがあるのかもですね
わたしにはよくわからなくて度し難いです

そして、吸血鬼ってとても危険な存在なわけですが、なぜか二人のことを見逃してくれます
アキラが優しくしてくれて強くは止めてくれないから今度は探偵っていうかなり強引なキャラクターが表れて阻止しようとしてきます
でもやっぱり二人にとってそんな障害ってわけでもなくて
結局は二人だけの世界なのかなー?って思うとラブコメとしては微妙かなって思いました

でもコウ君の憧れの気持ちがどんな形であれ彼の成長につながって欲しいなって思います
{/netabare}
【夜更かしの魅力?】
※アニメのシナリオとは関係ない話です、よふかしの魅力についてちょっと考えました
{netabare}
夜の街ってワクワクよりも怖いってイメージのほうが強くて私は共感はできないけど、理解はできるかも?
同じ場所なのに昼間とは違う景色、暗闇を照らす色とりどりのネオン
寝ちゃったら今日は終わり・・・今日をこのまま終わらせるのはもったいない、それなら出歩いちゃおう♪
気持ちはなんとなくわかる

だから「寝れないのは今日に満足していないから」って言葉に、納得しちゃいました
私は夜中に外出歩かないけど、寝る前にアニメもう一話見ようとか、ちょっと音楽聴いてから寝ようとか、明日着ていく服どうしようとか
寝るのもったいない気がしてついいろいろしているうちに遅い時間になっちゃうことは多くて、夜更かししたくなる気持ちはよくわかる

ほとんどの人は寝ている時間なのに外をブラブラ遊びあるく背徳感
私の実家は夜7時には街灯がなくて真っ暗ですが都会だと夜中でも明かりが消えることなくて、
田舎者の私はそれだけですごい!って気持ちが高揚してしまいました

旅行中に立ち寄る深夜のサービスエリア、まだ誰も客がいない早朝のコンビニ、カラオケでオールした後の誰もいない街並
昼間に比べて空いてる施設少なくて残念なはずなのに、なぜかテンションが上がっちゃいます
それはまるで、自分ひとりで町を貸し切りにしたようなVIP感

夜には不思議な魔力があるように思います
{/netabare}
【作画】{netabare}
都会の夜空がすごいギラギラしてますねー、夜の世界のワクワク感を鮮やかすぎる色で表している気がして表現が面白いと思いました{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世間体の影に隠れたモヤモヤが気持ち良く吸い上げられる感じ

眠れぬ不登校中2男子が初めて繰り出した深夜の世界にて、
出会った吸血鬼ナズナと共に夜更かししたり、
自分も吸血鬼にしてもらおうとナズナちゃんに恋しようしたりする。
同名連載コミック(未読)の連続アニメ化作品(全13話)


【物語 4.0点】
不良と“普通”の間のグレーゾーンを巧みに言語化。

この作品、字面にすると、どうしても非行少年の話に見えて伝えるのに難儀します。
主人公・夜守コウは学校にも行かず、露出の激しいヒロインと、夜の街を徘徊。
挙げ句、{netabare} 添い寝マッサージ店で無届けの未成年就労してみたり、
ラブホに女を連れ込んで?{/netabare} みたり。
ヴァンパアキラーが策を弄するまでもなく、補導案件ですw

ですが、夜の世界に身を委ねていると、
コウは、人間社会で普通でいるために皆が我慢している諸々を我慢しなかっただけ。
共感できる心情が多数掘り起こされ、それが作品特有の居心地の良さにつながっています。

主人公の世代設定から学園生活への折り合いが焦点になりますが、
第六話は社会人にとっても刺さる内容でした。
{netabare} 疲れ果てているのに上司の呼び出しに応じようとする白河さんを止めようとする件。
昔、辞めた会社で上司の無茶振り出社命令無視して、高速爆走した夜を思い出して、{/netabare} ウルッとくるものがありました。
人間やめて普通でいるくらいなら、まともじゃない自分を大事にした方が良いに決まっています。

……と、安心しきった所で、終盤、夜の吸血鬼の世界が如何に危険か?永遠が如何に退屈か?
コウがこのまま人間やめて良いのか?
{netabare} 吸血鬼になれる期限は一年{/netabare} など聞いてない契約詳細や現実を突きつけて自問させる構成も○。

グレ切らない塩梅もまた心地良かったです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ライデンフィルム

目を引くのが背景のきらびやかに美化された夜の街並み。
深夜帯が未知の領域だった頃の憧れを思い出させてくれます。
色彩設計・滝沢 いずみ氏は『物語』シリーズのカラーデザインなども手掛けてきた色のプロ。
蛍光紫、グリーンなど極彩色を配し、夜の世界の非日常感を際立たせる。

ゆったりしたムードの中、稀に差し込まれるバトルアニメーション。
スピード感、部位欠損を伴うグロと、思い切りが良く、ここは吸血鬼の世界なのだと目が覚めます。


【キャラ 4.5点】
ヒロインの吸血鬼・七草 ナズナ。
まぐわうだの、ちちくるだの、{netabare} 先っぽだけだからだの、ズッコンバッコンのできちゃった婚{/netabare} だのw
大胆なファッション同様、自重しない下ネタは吸血鬼仲間からも呆れられる程。

ところが、いざ恋バナとなると{netabare} 恋愛学一生赤点レベル{/netabare} のポンコツぶりw
夜のフライト同様、アップダウンの激しい性格で、会話劇にリズムを生み出す。


ナズナちゃんと三角関係の様相を呈するコウの同級生女子の朝井 アキラ。
超早起きの破綻気味の生活サイクルで、夜更かし中のコウと早朝に鉢合わせる。
夜の街に出歩くのはいけないことで、朝早いと殊勝な心がけだと思われる。
これもまた世間体の欺瞞を突いたキャラ設定。

ナズナとアキラ。イカれた夜の世界と、真っ当な朝の世界。
早朝のせめぎあいを眺めながら思索にふけるのも楽しかったです。


【声優 4.5点】
ヒロイン・ナズナ役の雨宮 天さん。
セクハラオヤジ同然の?濁声までカバー。芸域の広さを改めて思い知らされました。
これならベテランになってからも、村の大ババ様役とかで貫禄を示してくれそうです。

ナズナちゃんの際どいボケにツッコむ夜守コウ役の佐藤 元さん。
メインどころを射止めるだけのキレの良さと心情を汲む繊細さを併せ持っています。
この春放送のTVアニメ版『君は放課後イムソニア』でも不眠症の主人公少年役を演じるそうで、そちらも楽しみです。

楽しい夜の世界に波乱をもたらす喫煙私立探偵・鶯 餡子(うぐいすあんこ)役の沢城 みゆきさん。
こちらも粘着質な濁声で脅しをかけてくる芸域の広さを見せる。
将来、天ちゃんとハードボイルド物とかで共演するのを見たいとか思ってみたり。


戸松 遥さん、喜多村 英梨さん、伊藤 静さん……。
ナズナの吸血鬼仲間のキャスト陣も男を誑(たぶら)かす外面を操る妙演で魅せる。
そんな豪華吸血鬼キャスト陣の中で、あざといロリ成分を提供するのが小繁縷(こはこべ)ミドリ役の大空 直美さん。
メイド喫茶ナンバーワンを射止めたという巧みな話術も再現。
吸血鬼コミュニティーを狂わせるだけでなく、私も眷属になってもいいかも?と魔が差しそうになったりw

蘿蔔(すずしろ)ハツカ役の和氣 あず未さん。{netabare} 性別の壁を超える{/netabare} ボクっ娘ボイスもハイレベルでした。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は出羽 良彰氏。
夜のムードを壊さない静かなシンセの音色が程よいスパイス。
ですが命のやり取りをする場面ではギターを唸らせて踏み込んで来ます。

主題歌はOP「堕天」、ED「よふかしのうた」共にCreepy Nuts。
そもそも本作は「よふかしのうた」を元に構想されており、このタイアップEDは言わば“逆輸入”。
さらに、夜と、コウとナズナ二人のムードが極まった時に流れる「ロスタイム」も上々の挿入歌で、まさにCreepy Nuts無双。

勢いに乗じて?Creepy NutsのR-指定とDJ 松永のご両人はキャストとしても出演。
中々の話術で、{netabare} ナイトプールでナズナちゃんナンパしてましたw{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

61.8 12 シュールで下ネタなアニメランキング12位
てーきゅう 第5期(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (226)
1076人が棚に入れました
テニス部でありながらテニスをほとんどしない女子高生4人組を描いたコメディの第5期!!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2回目

今期は2回ずつ観て見た。
2回目は、1回目にスルーした箇所が理解できる。
2回目の方がより笑えることがわかりました。
このアニメ、最低2回の視聴が必要です。

OPは花澤さん歌う「Qunka!」
花澤さんを堪能するいとまもない変態カオス曲。
「花澤さん、この仕事断りなさい。」といいたい。
ちなみに、この歌、4期放送時に既に発売済。
流石てーきゅう、仕事が早いな。

途中、新キャラみたいな方が登場。
と思いきや、よくよく調べて見ると2期で既出。
どうも、早すぎて見落としていた模様。

「5期終り」の一瞬の掛け声とともに来期は6期か。
てーきゅうといえども、6期の前に7期はできないだろうな。
6期は3回ずつ視聴してみよう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

殆どテニスしていないのに・・・いつの間にやらもう5期です^^;

タイトルにも記載しましたが、どうしてタイトルが「てーきゅう」なのに全然テニスをしていないんですよね^^;
それなのに5期まで続いてる・・・これってホントに不思議な現象です^^;
主題歌を含めて1話2分程度の中に内容がぎゅうぎゅうに押し込められているので、濃密な2分間を体験できるところが人気の秘訣なのでしょうか^^;?

この作品は、これまで殆ど亀井戸高校テニス部の4人に焦点を当てて描かれてきましたが、今期は4人以外のサブキャラにも焦点が当てられているのが、前期までとの違いです。

亀井戸高校テニス部
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)

気になったサブキャラ
トマリン(CV:小倉唯さん)

5期まで来てテニス部の掛け合いの構成がようやく把握できました^^;
基本的に新庄 かなえと板東 まりもがボケ担当で、なすのさんは腫れ物にはあまり触れず、ツッコミ担当がユリ・・・という感じです。
主題歌のアニメを見ていても、激しく弾けているのはかなえとまりもですもんね^^;
今期も二人のボケにはしっかりと楽しませて貰いました^^

でも、今期個人的に一番気になったのは、トマリン演じる小倉さんでした^^;
この作品は展開、テンポ、セリフといった全てにおいてハイスピードなんです。
この作品のスピードに小倉さん・・・ついていけるのかな^^;?
が率直な疑問でした。
これまで小倉さんが演じた作品で、超特急なセリフのキャラは居なかったと思いますし・・・^^;
と、なんかドキドキしちゃいましたが・・・小倉さん、一生懸命で良かったと思います^^

主題歌は板東まりもの「Qunka!」
パンツ好きの彼女らしい曲だったと思います^^
でも、フライドパンツって・・・^^;?

1クール12話で1話2分のショート作品でした。
既に現在6期が放送されtれいますが、この作品・・・どこまで続くんでしょうね^^;
もちろん、引き続き6期も視聴する予定です^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

いつでもどこでもハイテンションコメディ

原作未読 全12話 1話約2分のショートアニメ

てーきゅうの5期です。1期から観なくて大丈夫ですw

テニス部に所属する4人が中心になって、テニスをしないw 非日常を描いたコメディ作品です。

4期から出て来たキャラも出てきます。内容は相変わらず早口のハチャメチャな展開ですね。

箸休めにどうぞ〜

OPは、板東 まりも役の花澤香菜さんが気合いを入れてw 歌ってます。

最後に、お話もまりもが多く出ているような感じがしましたね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

79.0 13 シュールで下ネタなアニメランキング13位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1765)
8275人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

<最終回まで視聴完了> 思い切り笑えて面白かった!

<最終回を観て全体の感想>

もう終わってしまうのか・・というのが正直な気持ち。
観る前までは原作も知らなかったし、まるで期待していなくて、
でも、友人達が揃って「面白い!」と太鼓判を押していたので
観てみたら・・・すぐにすっかりハマってしまった。

時事ネタ満載、ブラックジョークだらけだけど随所に萌え要素もあり
後半に大抵来る街角探訪的なコーナーも興味深く、かつ面白く大好きだった。

それぞれのキャラも観ていくごとに濃くなっていき
物知りで実は一番ボーイッシュだったりするガンちゃんとか
可愛い外見や言動の裏の声が笑わせるキグちゃんとか
毎回の私服が可愛くてキャラとのギャップを感じさせるマリーさんとか
ネガティブ思考に陥りやすいククルちゃんとか、
けっこうツボだった。

2期があったらぜひまた観たい!
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<11話の感想>

11話にしてサービス回?水着から始まった!
がしかし、そこは・・・
やはり相変わらずの面白さ。今回は特に笑い転げる羽目にw

私服で街探訪コーナーと勝手に私が名づけているシークエンスで
今回、彼女達が出かけたのは「武蔵境」
マリーさんのマリンルックがめちゃくちゃかわいかった♪

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<10話までの感想>

相変わらず時期設定が前後したりとごちゃ混ぜだけれど
「こまけーことは気にしない」ことにしましたw
それよりここ数話、めっちゃ面白い。
ギャグの相性が良いってことかもしれないけれど、大いに笑えた。
10話での歌舞伎町がまた懐かしく・・
ゆる~い会話をしながら街をぶらぶらする彼女達を見ながら
ふと、『アド街ック天国』とか『モヤモヤさまぁ~ず』を思い出した。
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<8話の感想>

内容はすごく面白かったし大笑いしたんだけど、
ちょっと待て・・先週、しまい忘れたお雛様のことだったよね?
で、なぜに今週はお正月???なんか時間がちぐはぐすぎて
雑な感じがちょっとな・・と思った。

え?「つまんねーこと気にするなよっ!」ってか

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<7話までの感想>

オリンピックの影響で間延びしてしまったが
7話は久々、ピリっと引き締まった感のある笑いが楽しかった。
特に築地に出かけた彼女たちの面白トーク、魚政編がいい。
また、最初の頃賑やか過ぎてあまり好みじゃなかったOPもEDも
耳慣れるとけっこうテンション上げるのには良かったりして。
ちなみに、個人的にはマリーさんがお気に入り♪
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<5話までの感想>

舞台はどうやら新宿3丁目の末広亭。
長いことあのあたりに行ってなかったけれど
落語家の女の子たちにスポットを当てたのは新鮮。

原作は「5人の女子落語家たち」を主人公にしたギャグ漫画作品。
冒頭や途中で何度も登場する「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため
邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」
の言葉通り、さもありそうな日常の、女の子たちのおしゃべりを
撮影したかのような演出と内容なのだけど、
これがけっこう国際情勢や古い事件、社会風刺などなど
ブラックジョークを随所に散りばめており、そこが一番笑いのツボだったり。
ただ、原作の時期と今現在にズレがあるせいで、風刺ネタとしては
古いものがあるのも事実。そこはちょっと笑えないかな。

話題の最初はほんとうに、どうでもいいことで。
落語と私どっちが大切なの?とか、
例えば犬派か猫派か、とか、めがねについてとか、他愛もない話のはずが
いつのまにか、まったく別の結論へと流れていったり、
ガールズトークではもう当たり前のような、
コロコロ話題が変わっていく様など案外リアルだなと思った。

落語家なので、ほんの数秒は落語を披露しているが、楽屋でのシーンがほとんど。
時には歳相応の私服で外に出て
原宿などあちこち歩き回ったりしながら
やっぱりどうでもいいおしゃべりをしている
そんな彼女たちがとても面白い。そして興味深い。

4話は古い社会風刺であまり笑えなかったが、
5話はけっこう笑いのツボの相性が良かったのか、面白かった。

5人それぞれのキャラもハッキリ分かれており、どの人の視点に立つかでも
また印象が変わってきそうな気もした。
この5人のひとりひとり、自分の身近にそっくりな性格の人がいて
同じようなセリフを言うものだから、
なおさら内輪ウケのような感覚で笑ってしまっている。

まさか最終回までこの調子だったら、文句のひとつも言いたくなるけれど
きっと要所要所でメリハリをつけた展開と演出になるのかも?と。
むろん、そうであって欲しいのだけどね・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちん、とん、ちんとんしゃん♪

若手女子落語家の楽屋での会話劇を中心に東京の場所(観光名所)紹介を全員で行くというお話です。落語の部分はちょっと、ほんのちょっとしかありません。

OPもハイテンションで物語もハイテンション、EDもハイテンションというイメージです。

内容は「海と山どっちが好き?」なんて他愛のない会話から、話を掘り下げていることが中心ですね。

感想は「楽しかったー!」です。

{netabare}
キャラクターでは波浪浮亭木胡桃(はろうきてい きぐるみ)の2面性が好きでした(腹黒いですねw)
{/netabare}

これからテンション上げていこう!と思う時に観るといいかも知れません^^

話題が現在のお話が多いので、観るなら今がタイムリーかと思いますよ^^

レビュー読まさせていただいた方、ありがとうございました。面白い作品でした。

え〜「アニメ」とかけまして「春夏冬」と解きます。
その心は、どちらもあき(飽き・秋)がきません。

お後がよろしいようで〜

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

打ち切りじゃないんだからねっ!!

制作はJ.C.STAFFで原作は漫画です。
ジャンルはギャグです。


女子落語家5人の楽屋での話を中心に繰り広げられる会話劇。


原作は内容を「さよなら絶望先生」の久米田氏が、イラストを「とらドラ!」のヤス氏が担当しています。
可愛い女の子5人がひたすら駄弁る物語ですが、「絶望先生」同様に時事ネタの風刺がやたらに多いです。
時事ネタについては結構元ネタがわかりやすいので問題ないです。
パロディネタもありますが超メジャーどころしか出てきません。
鮮度が大事すぎるので今見たら一昔前のネタが多いかもしれません。

結構キャラが立っていて良いです。
毒の強いことをキャラが言いますが、萌え要素は多分にあるのでキャラ萌えも可能です。
個人的にはマリーさんが蒙古斑かわいい。
佐倉さんが最高に嵌っていて、以降彼女の演じるキャラが全部マリーさんに聞こえる不思議w

Bパートでは東京各所にメンバーが出向くというオリジナルのことをやっていますが、これがなかなか。
勉強になりますよ。
けれど東京に住んでいないと全くもってどうでもいいかもしれませんねw

放送時にはよくこんなネタを地上波で流せるなという放送コードに引っかかりそうなネタも散見され、別の意味ではらはらさせられた印象があります。
OP、EDは良曲で雰囲気に合っています。
ももクロの曲で初めてアニメに合っていると思いましたw


総括して、風刺ギャグがお好きならハマるかも。
鮮度が命なので今から見るのは微妙に遅いかもしれませんが、まあ気にしないで見てやってください。
かなり「絶望先生」っぽい作品です。

「結局お前はこの作品を楽しめたのか?」
「つまんねーこと聞くなよ!」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

72.9 14 シュールで下ネタなアニメランキング14位
ちおちゃんの通学路(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (432)
1816人が棚に入れました
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下”な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ開幕!

声優・キャラクター
大空直美、小見川千明、本渡楓、大地葉、篠田みなみ、皆口裕子、間島淳司、飛田展男

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゲーム『アサ〇ン△リード』に染まった女子高生のエクストリーム登校コメディ。

第1話を視聴。漫画原作は読んだことないのですが、ギャグ作品のようです。

第1話とその次回予告を見た限りでは、30分の放送枠内で2~3エピソードを消化していく、『この美術部には問題がある!』や『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』などと似たような形式になるようです。

内容的には作品タイトル通り、主人公の三谷裳ちおが登校するときに見舞われる様々なトラブルをネタにしたギャグ作品です。

ちおちゃんのモットーが「クラスで悪目立ちをせず、中の下あたりのポジションをキープしてひっそりと高校生活を送りたい」ということらしいのですが、目立つこと不可避ではと思われる様々なトラブルに時に自ら飛び込み、時に巻き込まれトラブル回避に四苦八苦するという感じのお話のようです。

またゲームをやり込んで夜更かしをしているようで、そのせいで登校時間が遅刻ギリギリになったり、現実には難しいゲームキャラの動きを想像して試そうとしてみたりといったことにもなるようです。

自爆、自虐系のギャグが大丈夫そうならけっこう楽しく観られそうですね。

2018.9.27追記:
自ら「エクストリーム登校コメディ」と銘打つだけあってほとんどのシーンが登校時のものでしたが、稀に自宅の自室のシーンなどもありました。

タイトルに含まれるちおちゃんだけではなく野々村真奈菜(ののむら まなな)とのコンビで主人公みたいなところもあり、またそこに外見ではそうとわからない非常識人である細川雪(ほそかわ ゆき)、ヤンキーの安藤とその妹、久志取先輩、篠塚先輩などが加わってシリアス要素ゼロの徹底したコメディ作品としては知り切った感じです。

作画の評点は3.0になっていますがそこはもう割り切った感じで、作品には合っていると思います。

<余談>
最終話EDでクレジットの背景に流れているアニメを観ていて『ミニモニ。THE(じゃ) ムービー お菓子な大冒険』を思い出したのは私だけに違いない…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2018夏アニメ。JC、JK対決は(私的に)こちら(笑)

副題「エロを感じないパンチラを見たことがありますか」

物語は JKちおちゃんの日々の通学途中。
巻き込まれ体質+ドツボにハマってしまう性格で
毎回、空気読めないキャラたちに引っ張り回されるお話です。
もしくは、みずからややこしくするお話です。

特に親友のまななとはお互いのかるーく足を引っ張り合って
現状の「中の下ランク」から脱出させないやり取りがとても面白かったです。

夏アニメ「あそびあそばせ」と比較してしまいましたが、こちらの方が素直に笑えました。
どちらも脇の匂いの物語がありましたけれど、
JCの方は「スパイシー」(刺激臭)
JKの方は「ジビエ」(野生臭)でした。作品の爽やかさの違いですね。

爽やかをそれ程求めないのであれば是非(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ブラッディ・バタフライ

原作未読。最終話まで視聴。

第1話の前半の話は、正直、”微妙”だと思った。
第2話、安藤が登場した話は、腹を抱えて笑った。

という感じで、面白い話とそうでもない話が入り混じっている印象でした。
これが、合う・合わないということなんでしょうけど・・・。

ただ、想像していたよりも面白い作品だったと思います。

登場人物が痛々しい曲者揃いで、こちらも合う・合わないがある気がします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

63.2 15 シュールで下ネタなアニメランキング15位
ぽてまよ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (165)
792人が棚に入れました
ある日、森山素直が学校に連れて来た不思議な女の子「ぽてまよ」。言葉はほとんど話せないが、そのかわいさで一躍クラスの人気者に。しかし、人の心が読めるぽてまよは、密かに素直に憧れているクラスメート・夏みかんには気を許さない。そんなある日、ぽてまよと同じく不思議な女の子が現れる。巨大な鎌を持ち、無言で何でもぶった斬る恐い子だが、素直たちのクラスメート・高見盛京の作る「ぐちゅ玉」になついてしまったことから「ぐちゅ子」と名付けられる。
この物語は、そんな「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」、そして素直たちとクラスメートとの日常を描く、ほのぼのギャグ漫画である。

声優・キャラクター
花澤香菜、辻あゆみ、喜多村英梨、川澄綾子、甲斐田裕子、釘宮理恵、時田光、岡本信彦、近藤孝行、井上喜久子
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ほにほに、ほにほに、ほにほー

御形屋はるかによる漫画を原作としたJ.C STAFF制作

の作品です。全12話、各2エピソード(ただし9話は

3エピソード、12話は1エピソード)構成となっています。

原作未読。

BDBOX発売を記念してニコニコで一挙放送されたのを視聴。


ある日、素直が学校に連れてきた不思議な女の子「ぽてまよ」は

その可愛さで一躍クラスの人気者になる。そこにぽてまよと同じ

雰囲気を持つ女の子が現れる。その女の子は高見盛京の作る

ぐちゅ玉(トリュフ)になついたことからぐちゅ子と名付けられる。

そして素直たちを取り巻く友人たちなどとの日常が展開されて

行くのだった・・・


ぽてまよって花澤さんがやっていたんですね。なんとなく聞いたこと

のある感じはしていましたが、どうも分からなかった感じでした。

たんたんと進む日常をギャグで描いた作品なのでシュールなところが

多々ある感じでした。


OPは可愛い感じでぽてまよにうまく合っている雰囲気で良かったです。

それとぽてまよの名前の由来にそんなところかよってツッコミを

入れてしまいました。


ラストにちょっとイイハナシを持って来るのかという感じでしたが

そこはただイイハナシだなぁで終わらさない感じだったので良かったと

思います。

◆個人的点数評価 74.713点

余談(ニコ生でアニメの後に放送されたBDBOX発売記念イベントのこと)

{netabare}
イベントには監督さんたちとぽてまよの花澤さんとぐちゅ子の

辻あゆみが出演していました。花澤さんが出てきてぽてまよの

セリフを言った時にうん?なんか微妙に違うかと思ってしまい

ました。似てる人っていうコメがめっちゃ流れて爆笑ものでした。

ただそれだけですw こっちは作品の中ですがモブに梶さんがいて

全然変わってないそのまんまだとなっていました(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癒し系と思って見てみると・・・

謎の二頭身生物のぽてまよやぐちゅ子がとにかく可愛くてしょうがない。
花澤さんの演技も最高。ただゼーガペインのカミナギもそうだけど、この頃の声はもう出せないんだろうな・・・

最後までぽてまよたちの生態の秘密が明かされることはなかったけど、
ちょこまかと動いて愛くるしさを存分に振りまくマスコット的な役割は十分に果たしているので、文句はない。

でも単純にマスコットを愛でる癒し系アニメというわけではなく、
謎の生物をあっさりと受け入れてしまう世界観というか、脇を固めるメンツがなかなかに強烈な変態揃いで。
重度のシスコン、ガチホモ、妄想ポエマー、やたら甲高い声を発するドSお嬢様の釘宮理恵などなど。
ナレーションの井上喜久子に{netabare}「透けティクビ」{/netabare}なんて言わせてしまうところもポイント高い。

全体的にブラックなネタや下ネタも多く、しかも良識あるツッコミ役がいないので
何ともいえないシュールな雰囲気を醸し出している。
可愛さや癒しを求めて見てみると、相当面食らうんじゃないだろうかw
終盤はシリアスで感動的なエピソードもあり、演出の良さもあって不覚にも涙ぐんでしまった。

また、本筋とは独立して描かれるモブキャラ三人娘の話が相当ツボにハマった。
どことなく気怠い平和ボケな雰囲気で脈絡のない言動を垂れ流してるのが面白いし、
それをアクが強いキャラ達によるシビアなコメディ空間に時折、絶妙の間で挟んでくるので
いい感じに脱力できるというか。この作品、緩急の付け方がホント上手いんだよなぁ。
個人的にはぽてまよとかよりも、この三人娘の話の方が至高の癒しを味わえた気がしますw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おしりフリフリほにほにダンス♪ いつか笑顔の花が咲く♪  【ねこ's満足度:82pts】

ある日森山家の冷蔵庫から出てきた不思議な生物。
パン好きな主人公・素直はその生き物に”ぽてまよ”と名付けます(ポテマヨ味から命名)。
そんな”ぽてまよ”と個性的すぎるキャラたちによる日常を描いた、なごみ系コメディです。

基本はほのぼのテイスト。
ぽてまよ&その同種(?)のぐちゅ子の可愛さはまさに反則級で、
この二匹(?)を観られるだけでも十分この作品の価値はあります。 ほにほにぃ♪(cv花澤香菜)

ところがこの作品、なか②奥が深いというか、ただのキャラ萌えアニメではありません。

まずは、ひとクセもふたクセもあるキャラクター。
主人公の素直は勿論、妄想少女に重度のシスコン弟、チアリーダーな男子に、ホモ男くん。
さらにはドSで毒舌なお嬢様など、萌え系とは思えないほどの濃いメンツが揃っています。
(ちなみにくぎゅの「バカ犬」はこの作品でも聞けます。超高音ボイスですけどw)
ギャグに関しても、結構シュールで下ネタも普通に投下。
その穏やかな作風とは裏腹に、意外と大人向けな作品といった印象です。

一方で、たまに挟んでくる心温まるいい話。
主に素直とその父親、または亡くなった母親とのエピソードだったりするんですが、
口数少ない素直だからこそ生きる絶妙の”間”が、その暖かさにより拍車を掛けてる気がします。

アナタはぽて派?それともぐちゅ子派?{netabare}わたしはぐちゅ子の妹?派(笑){/netabare}
癒しも萌えも、笑いも涙も兼ね備えたハートフルな良質アニメです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

62.4 16 シュールで下ネタなアニメランキング16位
アフリカのサラリーマン(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (142)
479人が棚に入れました
サバンナも食物連鎖もカンケーない。日本的社会を生きるアフリカのサラリーマンの汗と涙の社蓄コメディ☆アフリカの大手企業に勤める、ライオン、オオハシ、トカゲの3人もとい3匹が織りなすのは、荒ぶる暴言&奇行で日本人的社会を突破する日々。プロジェクトの無理強い、容赦ない減給・・・。人間以上に世知辛いサラリーマン生活を、アニマルたちが大奮闘! 日本中のサラリーマンが共感すること必至! サバンナも食物連鎖も完全に忘れ去った、アニマル会社員の日常がここに!!
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

暴言と奇行(苦笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
様々な動物が擬人化されたキャラクターが織り成す、ギャグアニメ。ブラックなネタを中心として、パロやシュールや時事なんかも。

笑いのツボが合うかが、ギャグアニメの場合大切なんで、とりあえず1話だけ観てみて、笑えれば最後まで観てもいいし、クスリともできなければ、以降を見る必要はないかと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
人気声優陣を使い、酷いことを言わせていくのは、「おそ松さん」に近いか。

笑ったネタ。

BBQ 「ライオン先輩も虫食べるよ→どこ情報?→ライオンピーー」

って、ディズニーに怒られるぞ(笑)

こういう、自分が損するだけなものは良いけど、全体的なギャグとして、「当たり障りがある」ものが多い。一部では、女性蔑視とも言われているようだし。

好き嫌い分かれる作品でしょうね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アフリカに単身赴任したサラリーマンと動物との触れ合い話と思ったら全然違いましたw

原作未読 全12話

アフリカの大手企業に勤めているサラリーマンたちの日常を描くギャク作品。ただしそのサラリーマンたちは色々な動物で描かれています。

主人公はライオン、サブキャラがトカゲとオオハシ、他にも様々な動物が出てきます。見た目は完全に動物ですが、行動はほとんど人間ですねw

個人的にギャグはそれほど受けませんでしたw

でも、オオハシのような身勝手キャラが多かったのは面白かったですね。

今期放送中の同じ動物擬人化作品のBEASTASとはえらい違いですw (実は2つの作品は録画して続けて観ていましたw)

OPはオオハシ役の下野紘さん、EDはライオン役の大塚明夫さんが歌っています。

最後に、今回オオハシ役は下野紘さん、鬼滅の刃の我妻善逸役と同じく早口キャラが多いですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

下野紘劇場

原作未読。最終話まで視聴。

ドタバタコメディ。
かなりブラックなネタもあるので好みが分かれるかも。

個人的には、Cパートの『アフリカのJK』がお気に入り。
本編よりの面白かった(は言い過ぎかな(笑))

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

57.3 17 シュールで下ネタなアニメランキング17位
殺し屋さん(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (191)
867人が棚に入れました
「依頼があれば、何でも殺す」をモットーに活動を続けるが、夏休みの宿題や主婦の家内労働を 殺すことまで、その活動は幅広い。自他共に認める日本一の殺し屋と、それを取り巻く刑事や被害者や同業者や通りすがりの人や警察犬などのさまざまな人間(犬)模様を描いた物語。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、藤田咲、金田アキ、大川透、藤原啓治

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シュールな殺し屋さん

原作未読 全10話 約3分のショート作品

タイトル通り、主人公の通称:殺し屋さんと殺し屋さんに関わる人たちのお話です。
かっこいいOPと劇画調のキャラデザでシリアスな作品なのかと思いましたが、内容はギャグ作品でしたw

勘違いや殺し屋さんの性格や趣向で発展するお話が多くて大笑いするほどではないですが、楽しく観れました。

短い作品なのでサクサクと観れると思います。

箸休めにどうぞ^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

依頼を受ければ何でも殺します!

シナリオ担当の一條マサヒデと作画担当のちく.による

4コマ漫画を原作とする作品です。

5分枠のショートアニメで全10話、原作未読。


殺し屋をしている佐々木竜一と弟子や他の殺し屋仲間、

刑事等との関わりなどを主に言葉遊びや駄洒落での

ギャグ風に描いた感じです。


一話が実質3分切る中で、二つないしは三つの4コマ

漫画がそのまま入り込んだ感じで場面展開がされていく

ので起承転結が分かりやすい感じでした。

それに言葉遊びや駄洒落がネタのほとんどになっている

ので(逆さまから読んでみたり、違う変換であらぬ方向に

考えてしまったりなど・・・)

分かりやすい分しょーもない雰囲気がものすごく漂って

いる感じでした。


カット割りが4コマそのものだったのでテンポがとても

良かった作品でした。

それとOPが意外とカッコよかったり・・・(思い違いかも)

最後にしょーもないギャグだけれどもテンポが良くて

サクサクっと楽しく見れた作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

呑気が漂うハードボイルド

4コマまんが原作。
漫画アクションという、オタとは無縁な大人が読む老舗の漫画雑誌に掲載されています。
(ちなみに、クレヨンしんちゃんも最初はアクションに掲載されていました)
大人向け雑誌といっても内容はおバカなギャグ漫画。
敏腕な殺し屋である主人公と愉快なサブキャラたちが繰り広げる小ネタの連続、ショート作品です。


殺し屋という設定で実際に殺人もしますが、殺伐さは皆無。
腕は一流なのに、何かと可愛らしいパーソナリティの主人公がとにかく素敵です。
雑誌のカラーにマッチした、一見ハードボイルド風のタッチの絵柄で行われている、ものすごく庶民くさいネタ。
見た目とのギャップを笑うオーソドックスな方式のギャグですが、それが上手くハマっています。
語彙も豊富だし間の取り方もいい。
殺し屋さん以外のキャラクターも何処か必ず抜けている方々ばかりで、登場人物全てがボケ担当です。


ロクに動かない安いアニメーションですが、それでいい。
のんきで平和なおバカ、それでいてハードボイルドな雰囲気の3分間をお楽しみ頂く箸休め作品。
こんなのは、笑わせちゃった者勝ちです(^_^)b

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

66.2 18 シュールで下ネタなアニメランキング18位
おそ松さん(第3期)(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (94)
323人が棚に入れました
赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、6つ子が大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞。でもどこか憎めない松野家の6つ子が繰り広げる日常を描き、社会現象を巻き起こした。あれから5年―。TVアニメ第2期、劇場版「えいがのおそ松さん」を経て、待望のTVアニメ第3期が2020年10月より放送決定! お馴染みの冴えない6つ子たちは、今作でも色々間違った方向に大暴れ!? そして、松野家に新たな変化も訪れる…? あの問題作が今、再び!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子、井上和彦、くじら
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まず、ギャグアニメであることを思い出そう。

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
下ネタ、ブラックなネタが満載のギャグアニメの3期。

1期から全部観てます。

13話の総集編で1期からのおさらいをしましたが、それを観て思うのは、1期>2期>3期と、徐々につまんなくなっていることと、「はなまるぴっぴは よいこだけ」はやっぱり名曲だなということだね。

ちょっと皮肉でした。本作のつまんなさが強調されました。

もちろん、面白かった回もありました。もしかしたら、これまでのシリーズで1、2番に好きだったかもしれません。

レビューでは、「おそ松さん」に私が求めるもの、不要に感じるものをまとめたいと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
おそ松さんで、下手にテーマ性やストーリーを引っ張ると失敗するな~という感じ。

まあ、マンネリ防ぐというも大事だし、そこは難しい塩梅なんだけど。

ただ、個人的には、おそ松さんには、「純粋なギャグアニメ」でいて欲しかったなと思う。その中でたまに感動回を挟むのが、また良い。

本作は、まず「AI(シャケとウメ)」のストーリーが縦軸となり、シリーズの新たな面となっていた。メッセージは簡単。

「役に立たないモノは不要なのか」

それはニートであり、自我を持ったAIであり。

「僕らも(社会的弱者)も生きている」

個人的にニートは嫌いなのだが、本作はギャグアニメだから、そこに目くじらを立てようとは思わない。むしろ、「ギャグアニメなのに、直接的に社会性を追いかけた」ことが気になった。

私はそんな高尚なことを、おそ松さんには求めていない。

おそ松さんには、もっとクダラナク、もっと下品で、もっと危うい、風刺の効いたネタを期待したい。おそ松さんは、怒られるくらいでちょうど良い。

そういう作風の中に「不意打ち」として「高尚なネタ」をぶち込んでくるから、響く。だのに、自ら「これから社会派アニメを始めるよ」と、ハードルを上げてどうするの? 

だから本作のレビュタイに、「まず、ギャグアニメであることを思い出そう」とつけた。私はこのシリーズが好きだから、4期も期待したいが、それは、「おそ松さん」の4期であってほしい。

さて、ここまで酷評めいたことを書いてきたが、全てを否定するわけではなく、面白い回もあった。ということで、以下、好きだったネタベスト3。

3位 4話「一松ラジオ」
アイタタタタ(笑) 黒歴史確定となる一松ラジオに爆笑w かなり細かいところにもこだわっているし、巻き込まれたトッティの不憫さも笑えるw これをもしカラ松がやっても、あまり笑えなかったかもしれない。一松がやるところに、価値があったと思う。

また、同じ回の「松代の罠」も良かった。なんだかんだ、ニートでも息子と過ごせる松代が、楽しそうで幸せそうなんだよな。


第2位 5話「帰り道」
結婚式の帰り道、6つ子達の会話。感動回やシリアス回に分類されるかもしれないが、これまでのどれとも違う、「リアル回」「本音回」と言っても良いかも。笑える部分はなくとも、本作で真っ先に思い出すのは、なぜかこの話ですね。私自身の、年や立場もあるのでしょうが。


第1位 11話「ピザ」
「もしピザを頼むなら何にする?」という暇潰しの会話が続くだけなのだが、これが抜群に面白い。ピザの選び方1つで、6者6様の六つ子の性格を、ここまで的確に表現することに脱帽。また、途中でまさかの「カラ松の本性」が出てきて、それにビビる5人の様子と合わせて、かなり面白い。これは、「一松ラジオ」と逆で、一松やおそ松なら面白くなくて、カラ松だから面白い。それだけ、この6人のキャラクターがそれぞれに立っているということでもある。正直、この回はこれまで3クールの中でも1、2番に好きな話だった。


ということで、制作さん。各話の繋がりとかメッセージ性とかどうでもよくて、1話完結で良いから、この辺のクオリティの話を積み重ねる、「シンプルなギャグアニメ」で十分に面白いことを誇りと自信にして、制作してくれたら嬉しいです!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いきなり嘘しかついてない(笑) ゼーレ=制作委員会(笑) この流れで、三話くらい本当に監督変えたら(4話から復帰)、アニメ史に残ると思うけどな(笑) 鬼滅パロか、早いな。最後の白い粉は、流石に笑ったw

2話目 ☆2
5男の黄色い人は、なんかやってる(笑) まともというか、地味な3人だけどな(笑) そういう意図がなくても、医療従事者をいじるのは、時期的にちょっとマズイかな。仕事量を減らすためというよりは、仕事の効率を高めるためにAIがあり、余った労働力は他にまわすのが社会のためだろうけど。

3話目 ☆2
シリアス路線? AI、引っ張るんだね。

4話目 ☆4
セルフラジオ(笑) 扉二枚(笑) なんかんだ、母親も楽しそうなんだよな(笑)

5話目 ☆4
結婚式の帰り道の感じ、けっこう好きだな~。

6話目 ☆3
嘘「は」言ってない(笑) 男か女か言ってないだけ(笑) 宝の地図があったら、宝探しは面白くない。怖いよ~(笑)

7話目 ☆3
短編集。父さんの仕事はちょっと面白かったw どんなシステムだよ(笑) 十四松知事のやつは、政治家の答弁を皮肉る社会的な側面があって良かった。

8話目 ☆3
まあ確かに、シェーは偉大だよな。第七世代(笑) 家事野郎(笑) てか、何気に一松が一番ちゃんとしてるよな、いつも(笑) 母さん、何気に母さん冥利につきてるよな~w

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆5
ピザの話、好き。6つ子の性格をピザ選びだけであそこまで的確に表すのには脱帽。

12話目☆3
前半のメインテーマだね。役に立たないならいらないの?

13話目☆
総集編を観て思うのは、1期>2期>3期と、徐々につまんなくなっていることと、「はなまるぴっぴは よいこだけ」はやっぱり名曲だなということだね。

14話目☆3
キラキラファントムストリーム(笑) 十四松が困ってる(笑) 逃げた、ピザの話が生きてる(笑) 久々にチョロ松のクズなところが(笑) 金魚を飼う(笑) まあ、無駄に熱帯魚飼い始めて後悔する奴いるよな(笑)

15話目☆2
まず、ギャグアニメであることを思いだそう。

16話目☆4
兎と亀の話、切なすぎるだろ(笑) 謎が多いというか、謎しかない(笑)

17話目☆3
芋煮なら、山形、醤油だろ? まあ実際、優勝したければ、どこかの山形料理店に行って、芋煮をテイクアウトするのはアリだろうな(笑) 山形の花笠入れてくるのは良いね。芋煮って、花見みたいなもんで、雰囲気ものというか、純粋に料理としては、イマイチの印象(笑)

18話目☆3
おそ松は、特徴のないリアルクズ、だもんね(笑)

19話目☆3
十四松、犬と大差なし(笑)

21話目☆3
シンデレラ。王子にキレたのは面白かった(笑) バカが声をかけ、ブスが呼応する(苦笑) 宝物持ち逃げ(笑)

22話目☆4
あぶない刑事パロ(笑) 十四が殉死(笑) かくれんぼとか、こういうネタはなかなか面白いよな。公園のトッティは見つけられねぇけど、キャベツ畑は分かった(笑)(笑)

23話目☆3
年俸5万4000円(笑) 違いが分かる男達(笑)

24話目☆3
ここまできて、普通に鬼滅パロとかやられてもな。ダイ大、放送時期に合わせたの? 大事なのは、ネタ順(笑) あれは漫才ではない(笑)

25話目☆4
谷川俊太郎「春に」(笑) これでヒマが潰せる。逆に言えば、6人なら=孤独でないなら、クソニート生活にも耐えられる。仮想通貨って、そういうことか(笑) これで良いんだけどね、日常系で。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

大人になれない彼らの魅力

1期・2期ともに流し見しています。
男性も女性も楽しめる作りをしていますが、声優目当ての女性ファンが多い作品ですね。

2期はネタ切れか?って思うような微妙なネタが多かったけど、3期は面白い回が多くて六つ子の魅力が十分に伝わってきたのが良かった。

パロネタが多いのは相変わらずだけど、1期2期に比べたら気を使っているみたいで、六つ子は成長しないけど作品は大人になった感じする。

女性ファンが多い作品なのに下ネタがえぐすぎる。
女向けの下ネタじゃなくて、完全に男向けの下ネタなんですよね。
このアニメ小学生の女の子にもすごい人気あるんですよね。
一期の時にまだ小学生だった妹が下ネタって知らずに口にしてたことがあって、大恥かいてました。
なので意味がわかってない小さな女の子にこれ見せるのは大丈夫なのかなー?って思ってしまいます。

トト子とにゃーちゃんがオナラしてるところも結構引いた。
アイドルだし、女の子でしょ、自覚持って!!

キャラクターはおそ松が好きです。
カラ松はいいキャラだけどあの恰好は痛々しいかも。

シナリオはブラックジョークとシュールさと不条理ギャグが魅力で、わからないネタも多かったけど面白い回はホント面白い。

この作品の良いところは、結構芸が細かい。背景で変なことやっているキャラクターがいて注目してみたら、実は1期で登場していてその後日の姿を描いていたりとか。メインの話の裏でモブキャラのストーリーが進んでいるんですよ。そういう細部のこだわりに作品愛が感じられて良いですね。

忙しくて何度も見返す時間がないけど、お時間あるなら何度も見返すことで新しい魅力を発見できると思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

いよいよ何を見せられているんだと思わされる

何を一体見せられているんだと思いつつも最後まで見てしまった。

時代の流れに合わせてなのかAIが登場してAIネタを多めに。

脚本もテキトーに作ったのでは?と思ってしまうようなものが前回や前々回に比べ増えたような気がする。

実松さんがあることを楽しみにする以外はうーんとなるようなネタ満載だったかな。意義不明なネタ多いような?赤塚先生だから許してくれるだろうって作中で言ってもんなあ。まあ実際、許してくれそう。
{netabare}シェーの面白さを解説してくれっていうネタは着眼点が良いとは思ったんだけど。なんだかなあ。しれっと橋本にゃーが子供いるのもびっくりではあった。
南へっていう話も謎だよなあ。前にも似たような話あったみたいだが、結局殺すんかい。{/netabare}

個人的には実松さん大好きでずっと待っていたが、16話にしてようやく。あの暗い世界観がなんかツボ。ほんと救われない世界観。
記憶を抹消されて実コップになって事故死から復活?仕組まれた事故。
今期はロボット関連の内容が多いからコップとして登場させたのかな。
映画のエンドロールみたいなの流すけど、完結ですか?
まじでなんだこれ?でも、好き。

最終回は意外といい感じで終わったようには思った。


OP
nice to NEET you! A応P
6つ子の魂ナユタまで A応P
ED
Max Charm Faces 〜彼女は最高♡♡!!!!!!〜 Shuta Sueyoshi with Totoko♡Nya & 松野家6兄弟
Amazing Intelligence 〜クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△〜 オムスビ with おそ松さんオールスターズ typeAではAIロボとしてのオムスビ、typeBではニートAIとしてのオムスビが合いの手やセリフを担当。
挿入歌
マジック天使マジヘライッチー 五條真由美
Great Victory ~大いなる勝利~ AIJ

A応Pは相変わらず良いですね。ファンサービスもよいグループだし、応援している。
EDは映像が特に前半クールの猫が可愛くて好き。



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
日本一有名な6つ子の伝説、3度目の開幕!!!!!!今度はかつてない新展開が待ち受ける!?2015年、赤塚不二夫生誕80周年記念作品として、 赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、6つ子が大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。 20歳を過ぎてもクズでニートで童貞。でもどこか憎めない松野家の6つ子が繰り広げる日常を描き、社会現象を巻き起こした。あれから5年-。 TVアニメ第2期、劇場版「えいがのおそ松さん」を経て、待望のTVアニメ第3期が2020年10月より放送決定!お馴染みの冴えない6つ子たちは、今作でも色々間違った方向に大暴れ!? そして、松野家に新たな変化も訪れる…?あの問題作が今、再び!


第1話 降板
あの“おそ松さん”が再び戻ってくる!! とっても優良な作品で、無害で、誰も傷つけることなく、登場人物はみんな性格が良く、教育番組としてもおススメできるパーフェクト・ジャパニメーション… これはあの“おそ松さん”なのか……?

第2話 お届け物
ある日、松野家に2体のAIロボットが届く。これからはAIと共存する時代と言い出すAIだが…。

第3話 「評価値」\「マジック天使 マジヘラ イッチー」
「評価値」双子のAIロボットのウメとシャケにはまったく洒落が通じない。なんとかしたいカラ松、チョロ松、トド松だが・・・!?\「マジック天使 マジヘラ イッチー」どこにでもいる女子中学生の一美。突然手に入れた魔法天使の力を使って…!?

第4話 「一松ラジオ」\「コンビ結成」\「松代の罠」
「一松ラジオ」ド深夜。おもむろにラジカセを取り出した一松が話し始める!?\「コンビ結成」いつもいがみ合っているトト子とにゃーが、まさかの展開に…!?\「松代の罠」小腹が空いた6つ子が深夜に勝負をかける!

第5話 「まぁな」\「帰り道」
「まぁな」物思いにふけっているトド松。その理由は近所のドラッグストアに・・・?\「帰り道」いつもとは違うスーツを着た6つ子。結婚式の帰り道で6つ子それぞれ思うことは・・・。

第6話 「客引き」\「最適化」\「マッサージ」
「客引き」イヤミからの誘惑にサラリーマンのおそ松とカラ松は・・・。\「最適化」一松に好かれようと双子のAIロボットは懸命に奮闘するが・・・。\「マッサージ」おそ松は十四松にマッサージをお願いするのだが・・・。

第7話 「こぼれ話集3」・美容室・立っち・夜道・松造の仕事・ボイス機能・十四松知事
短い話をいろいろ詰め込んだ「こぼれ話集」。

第8話 「南へ」\「高尾山」
「南へ」デカパンとダヨーンのコンビが復活。舞台は南へ・・・。\「高尾山」高尾山へ行く6つ子の波乱万丈珍道中。

第9話 「シェー」\「衣装」\「家事をやろう」
「シェー」シェーの意味が分からない双子のAIロボットは・・・。\「衣装」衣装をめぐってトト子とにゃーは口論となり・・・!\「家事をやろう」松代を怒らせてしまった6つ子。機嫌を取るために家事をするのだが・・・!?

第10話 「ZANSU」\「人狼」
「ZANSU」巨大アスレチックの大会「ZANSU」にイヤミが挑戦。そこに登場したのはまさかのあのキャラクター!?\「人狼」バスローブ姿のカラ松が狼に襲われた!そんな事件にまさかのあの名探偵が復活!?

第11話 「やれよ」\「ピザ」
「やれよ」ようやく「シェー」を理解したと思った双子のAIロボットだったが・・・。\「ピザ」頼みもしない宅配ピザのチラシを見ていた6つ子たちはなぜか大いに悩んでいた!?

第12話 AI
ある日、突然双子のAIロボットが姿を消す。6つ子に迫る選択。衝撃のクライマックスがここに・・・!

第13話 あけおめ松さん
なにもせず、だらだらとお正月を過ごしたい人の最高の暇つぶし集!?

第14話 「ワカサギ釣り」\「死闘」\「キラキラ ファントム ストリーム」
「ワカサギ釣り」ワカサギ釣りに来ていた6つ子であったが、魚が釣れる度に不思議な出来事が…!?\「死闘」多くの雪が積もっていたある日、おそ松の背中に雪玉が当たる。すべてはそこから始まったのだ…!\「キラキラ ファントム ストリーム」チョロ松はある日、何かやることを見つけてキラキラしている人を見て、自分も何かやることを見つけてキラキラしなきゃいけないという圧力に押し流されていた。

第15話 「コスプレ松」・しょうがない警察・てやんでぇいメイド・ノーチャンス裁判・蚊転生・おじさん・オレオレバーテンダー・謎の多い料理店
さまざまな職業になった6つ子たちのコント集。

第16話 「実コップ」\「ナンマイダー来襲」
「実コップ」近未来犯罪都市、アカツカシティ。この都市である労働改革が水面下で進められ、オフィスの平和は奪われようとしていた。そんなある日、命令だけに忠実に従うロボ社員、実コップの開発に成功した。\「ナンマイダー来襲」ある日の松野家。宇宙人のナンマイダーたちは6つ子に姿を変えて紛れ込んでいた。果たして松野家の運命、そして世界の運命は…!?

第17話 「オムスビの新ネタ1」\「芋煮」
「オムスビの新ネタ1」一松とトド松にネタを見てほしいとお願いをするオムスビだったが…。\「芋煮」芋煮、それは大の大人が味の最高峰を目指す究極の食べ物だった。そして今まさに「芋煮グランプリ」の幕が切って落とされるのだった!!

第18話 やめておけ
最近おそ松のことが気になっている橋本にゃー。それを聞いたトト子は急遽、他の6つ子を招集するのだが…!?

第19話 「解散の危機」\「すもう部屋」\「犬」
「解散の危機」A1グランプリの予選が始まるのに、ネタが全然思い浮かばないオムスビ。お互いイライラも募りだして…。\「すもう部屋」相撲部屋「松部屋」に入ってきた新人力士のトド松。一人前の相撲取りにするべく、兄弟子たちは悪戦苦闘するが、トド松は…!?\「犬」野良犬ワン太と楽しく遊んでいる十四松。

第20話 「チョロ松記念館」\「耳かき」\「柿」
「チョロ松記念館」チョロ松のすべてが一堂に会する記念館。そんな記念館になぜかトド松がいて…!!\「耳かき」耳かきをしてほしいとおそ松にお願いするカラ松だが…。\「柿」病に伏していたハタ坊は、毎日病室の窓から柿の実が木から落ちるのを見ていたのだった…。©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

第21話 「いいのかな」「楽屋」「トトデレラ」
「いいのかな」イートインにいるチョロ松と一松。果たしていつまで居座り続けられるのだろうか…。/「楽屋」お笑いライブの出番を終えたオムスビ。ネタ直しを楽屋でやることにしたのだが…。/「トトデレラ」むかしむかし、ある国に本音しか言えないとても正直者のトトデレラがいた。そんな彼女はいつも…。

第22話 「拾った」「やりたい刑事」「かくれんぼ」
「拾った」100円を拾った十四松。彼はこの後、重大な決断をする…!?/「やりたい刑事」慌ただしいとある警察署に2人の名物刑事がいた。その名はオソとジューシ。彼らは今日も危険な事件をいろんな角度から追うのだった!!/「かくれんぼ」異様な緊張感の中、おそ松は急に「かくれんぼしよう」と言いだして…!?

第23話 「契約更改」「買い出し」「友」
「契約更改」「おそ松さん」の主力たちが、来シーズンに向けて製作委員会との契約更改に臨むのだが、今シーズンの活躍の評価に6つ子たちは…。/「買い出し」新しい服を買いに服屋に向かう6つ子。いったいどんな新作衣装を買うのだろうか…!?/「友」卒業式のシーズン。チョロ松は一本の大きな桜の木の下にいた…。

第24話 「帰ってきた新おそ松」「A-1グランプリ」
「帰ってきた新おそ松」第3期の1話目で葬り去られた新おそ松が復活。壮大な復讐のあとに残るものとは…!?/「A-1グランプリ」人工知能たちのあくなき挑戦「A-1グランプリ」。その決勝の舞台がついにスタート!ファイナリストにはオムスビの姿もあって…。

第25話 ひま
パジャマ姿の6つ子。最終回なのにすることがない。とりあえず着替えて外に出かけるのだが・・・。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

63.5 19 シュールで下ネタなアニメランキング19位
+チック姉さん(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (340)
1561人が棚に入れました
 「+チック姉さん」は、「ヤングガンガン」で連載中のマンガで、むちゃな発言を連発して部員を困らせる「姉さん」、怒ると手のつけられない「オカッパ」、おとなしい「マキマキ」という模型部に所属する3人の女子高生の日常を描くコメディー。

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

色物なアニメでした。

アニメーション制作: TYOアニメーションズ/バーナムスタジオ
2011年5月 - 2012年2月に6話公開され、OVAで+6話で全12話のwebアニメ。
原作者は栗井茶で、『ヤングガンガン』で読めるようです。
OP/EDを含めると1回3分弱です。

【概要】

高校の模型部に所属する女子高生3人娘(姉さん、オカッパ、マキマキ)が中心。
とっても失礼な言動によるコミュニケーションをやりあう人間関係を楽しむイロモノなコメディアニメです。

【感想】

これまたチープなギャグアニメを得意とする水島努が監督。
さて、「+チック姉さん」でイメージ検索してみてください。
ムカつくチビ女が出てきますね。姉さんこと主人公は汚い南千秋?
千秋に失礼かもww
OPで顔芸を色々と見せてくれて、それがとても面白い!

3人は頭に模型載せてるし、ギャグもくだらなさ過ぎて、
観なきゃ良かったかな?と思ったこともあったのですが、
謎の中毒性があり、思わず吹き出すことがしばしば。
双子とか野球部とか脇役が絡んでくると笑えてきた感じ。

このアニメのギャグ成分は、
“下品さ+狂気+キャラの容姿や特徴をあざ笑う”で組成されていまして、
割りと人を選ぶ内容かな?と観終わって思いました。
個人的には意外と面白かったです。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なんで頭の上に模型を乗せてるんだろう... !?

内容としては、模型部なのに模型をほとんど作らない
女子高生3人が繰り広げる学園ギャグアニメ。
Web配信で1話2分位の全12話です。

なかなかの くだらなさ で良かったと思います!!
少なくとも、自分はこういうの嫌いじゃないw
結構面白かったです。

ただ、ネタに下品なのモノも入ってたりするので、
好き嫌いはわりと出そうかな。
とはいっても、『アザゼルさん』ほどじゃないので、
普通に見れるとは思いますw

まぁ、一話一話短くて息抜きなどには丁度良いので、
興味のある人は一度お試しで見てみてください。

全部合わせても30分位なので、あまり笑えなくても
それほど損はないかと思いますw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

姉さんかわいい~(^0^)

原作未読。
原作はヤングガンガンで連載されていて、このアニメ化は1話2分程度のネット配信ショートアニメです。

◆この作品の概要は・・・
模型部に所属する3人の女の子の学園ギャグアニメです。
何故かこの3人の女の子の頭の上には常にプラモデルが載っかっています^^;

◆声優は・・・
姉さん    : 狩野茉莉
オカッパ   : 内山夕実
マキマキ   : 井上麻里奈(みなみけの南夏奈)
美しさの人 : 斎藤千和(化物語の戦場ヶ原ひたぎ)
2分のショートアニメに「井上麻里奈」や「斎藤千和」とはなんて贅沢な!
美しさの人に「斎藤千和」というミスマッチが笑えます(笑)。

◆総評・・・
ヤングガンガンの作品なので子供向けでくだらなく感じてしまうような内容なんですけど、なかなか笑えます♪
テンションが高く勢いのあるギャグで2分間の内容にもかかわらずインパクトがすごく感じられる内容でした。
ツボにハマる人にはトコトンハマるかも(^▽^)
私は第2話の姉さんの呆れる嫌がらせにハマりました^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

62.0 20 シュールで下ネタなアニメランキング20位
てーきゅう 第6期(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (204)
935人が棚に入れました
「てーきゅう」皆様に支えられて6期の放送が決定…!早口過ぎてついていけない超高速ギャグアニメ「てーきゅう」、2015年10月より第6期がスタート!亀井戸高校テニス部の普通じゃない女の子4人の抱腹絶倒の日常を描く。アホな先輩たちに振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった後輩の「押本ユリ」、テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン2年生の「新庄かなえ」、予想不可能な関西風ド変態2年生「板東まりも」、何でもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様2年生「高宮なすの」。もはや手がつけられなくなったアホ4人の、テニスをほとんどしないテニス部活動、そして学園生活がまた始まる…!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜、小倉唯、石原夏織、喜多村英梨

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品における大切なこと・・・

タイトルは「てーきゅう」なのに・・・殆どテニスをしないままもう6期です^^
初見の方からみたら完全に「タイトル詐欺」だと思いますが、1期からこの作品に慣れ親しんでいる人は、既にあまり大きな問題だと感じていないのではないかと思います。

私がこの作品を視聴を決めたのは、もともと学生時代のクラブ活動でテニスをしていたから・・・
「そふてにっ」もそうですが、慣れ親しんだスポーツを題材にした作品って気になりますし、応援したくもなると思います。

こうしてこの作品を知り・・・最初見たときにはビックリでした^^;
テニスをしない事もその要因の一つではあるのですが、2分間全力で走り抜ける作風に一番驚きました^^
アニメも声優さんも最初から最後までトップスピードなんです^^
まるで2分限定のタイムサービスで売り場が一気にごった返すみたいな・・・^^;

作品が始まると画面下に「聞き取れなかったキャラのあの台詞が気になる方は原作を♡」の様なテロップが流れます。
この作品において視聴者が台詞を聞き取れるかどうかは重要じゃないんです。
というくらい速さに拘っているんです。
そして、この速さ・・・明らかにテニスのテンポとかけ離れています。
これらを勘案すると、スピードを選択した時点でテニスはある程度捨てていたのかな・・・とも思いましたが、それじゃ最初から捨てていた事になってしまうので、きっと色々と大人の事情があったんだろう・・・と思うことにしました^^;

そして6期を視聴して・・・この段階において皆んながキャッキャウフフとテニスをしている場面が見たいとはあまり思わなくなりました。
カオスな展開と登場人物の予想外のリアクション・・・この作品において最も大切なのは、どれだけキャラを立たせるか、に尽きると思います。

新庄かなえ(CV:三森すずこさん)と板東まりも(CV:花澤香菜さん)は、登場人物の中でも台詞のテンポの早さが群を抜いていますが正にこの作品の大黒柱的存在です。
トマリン(CV:小倉唯さん)・・・今期も相変わらず可愛かったです。特にオープニングで見せてくれる満面の笑みは最高です^^

そして・・・今季は登場人物に大きな動きがありました。
巷では既に「兎亀高校テニス部」の存在が公表されていますが、その存在と今後の布石ともいえるシーンが描かれています。
今後はこちらのテニス部からも目が離せません^^

テーマソングは、アース・スター ドリームさんで「とってもサファリ」
個人的には4期の「ファッとして桃源郷」(新庄かなえ)、5期の「Qunka!」(板東まりも)の方が好みだったような・・・^^;

1クール12話の作品です。3分枠の作品なのでほぼ一瞬で1話が終わってしまう感じです。
さて、既にアニメ7期の放送が決まりました。
6期終了時点で72話まで制作されています。
これだけ続けば立派な長寿番組だと思います。
この作品がどこまで続くのか・・・楽しみです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

てーきゅうわるーどはつづく

原作未読 全12話 1話約2分のショートアニメ

てーきゅうの6期です。1期から見なくても大丈夫だと思いますw

テニス部部員4人を中心にカオスな日常を描いた作品です。

1期から観てますが、キャラが増えましたね〜

4人の回もありましたが、メイン1〜2人に他のキャラが絡むお話が多かったです。

今回は、久しぶりにテニスしてますねw(内容はいつものカオスな感じでしたw)

箸休めにどうぞ〜

OP アース・スター ドリームさんが歌ってます。曲名が「とってもサファリ」ということで作画もそれに合わせてジャングルぽい感じでしたねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やっと、面白さがわかってきた。

今期は3回繰り返し見てみた。
やっと、てーきゅーの本質がおぼろげながら見えてきた。
これ結構面白い?

連続性の高いシュールボケが主体。
ユリちゃんはキレの良いツッコミ専門。
ユリちゃん不在の時は、まりも先輩が否応なしにツッコミ。
たまになすの先輩が高速優雅にツッコミ。
でもかなえ先輩だけはボケまくる。
こんな感じ?

その他、どうも5人ぐらいボケキャラがいるみたい。
でも早くて名前は不明。

OPが相変わらず妙なハイテンション。
早いのに、本編より遅いので、スローに聞こえる不思議。

いつのまにか、7期が決まってたみたい。
いったいどこまでやるの?
次期は4回繰り返し見てみよう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

61.9 21 シュールで下ネタなアニメランキング21位
ひもてはうす(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (152)
580人が棚に入れました
東京・中野にあるシェアハウスで共同生活を送っているのは家主の紐手(ひもて)家三姉妹ときよ、きなみ、こころと、こころの同級生たえとみなも、そして、飼い猫のえにし。通称「ひもてはうす」を舞台に、個性豊かなメンバーが「どうしたらモテるようになるのか?」を日々悩みつつ、かしましく過ごすちょっと生々しい女子たちの共同生活コメディ。実はこの5人と1匹、不思議なチカラを持っていて……

声優・キャラクター
洲崎綾、明坂聡美、三森すずこ、水原薫、上坂すみれ、西明日香

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5人と1匹、ちょっとだけ生々しい共同生活。

この作品は、台詞のあるパートと大喜利パートに分かれた構成になっています。
最近だと同じく2018年秋アニメで放送された「でびどる!」と構成が似ていると思います。

違うがあるとすれば、「でびどる!」は大喜利パートでふかわりょうさんが出てきましたが、こちらの作品は、大喜利パートまで含めて「完全自己完結型」だったということでしょうか。

それと、これは推測ですが制作に要した期間に差があると思っています。
本作品の収録はプレスコで行われており、1年以上の制作期間を要したそうですので…

物語の舞台は、シェアハウスとなる「ひもてはうす」
こちらに3姉妹が住んでいたのですが、大学時代の友人2人が住むことになり総勢5人と猫1匹の生活が始まるのです。

5人と猫1匹を以下に紹介します。

本郷 たえ(CV:洲崎綾さん)
紐手 こころ(CV:明坂聡美さん)
紐手 きなみ(CV:みもりん)
紐手 ときよ(CV:水原薫さん)
新井 みなも(CV:上坂すみれさん)
猫のえにし(CV:西明日香さん)

シェアハウスでのみんなの主な話題は「どうしたらモテるようになるのか?」ということ…
これしか無い…とまでは言いませんが、台詞のある過半のパートがこの話題だったような…

私は成人して20代前半の若かりし頃、そんな話題で盛り上がった記憶はありません。
今覚えているその頃の記憶といえば…残業の日々で休日出勤が当たり前…
休みの日に会社に行くと、平日と何ら変わらずみんな出社しているのですから、入社したばかりの頃は驚いたモノです。
当時は厚生労働省の通達も無かったので、可能な限り仕事するのが暗黙の了解でしたからね…
土日…? 休日…? 何それ美味しいの…?
という暗黒の時代だった…ということは、本作品のレビューとは全く関係ありませんね^^;

この構成でショート作品…
特に大喜利パートに力を入れている作品だと台詞パートの面白さがイマイチなのでは…?
と懸念を抱く方がいらっしゃっても無理はありません。

でも大丈夫…この作品には日常パートに彩りを添える設定として、5人と1匹には不思議なチカラが備わっているんです。
どんなチカラかは見てのお楽しみですけどね…

そして大喜利…
一昔前までは、アニメで大喜利…の組み合わせの面白さがあまり理解できていませんでした。
個人的には感動する作品の方が圧倒的に好みだと思っていたので…
でも、今では大喜利ウェルカム…という感じです。

次に何が飛び出すか展開が全く読めない上、あの声優さんがここまで弾けるんだ、という新たな気付きのオマケつきなんです。
もう、これは貪るように見るしかないでしょう…
実際に本作品の大喜利は、かなり面白かったですよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「モテたいのー」
エンディングテーマは、「おうちに帰ろう」
どちらも、ひもてはうす住人一同が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
そういえば、11話だけエンディングのテロップが異色でした。
何故異色だったのか…これも見てのお楽しみの一つだと思いますよ。
しっかり堪能させて頂いた作品になりました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

某キャラの話し方が気になって仕方がないw

全12話 1話15分枠

監督さんがてさぐれ!部活ものを手掛けた方みたいで、同じ感じの作品になっています。

内容は本編とアドリブ編と2つに別れています。

主人公本郷たえは、就職を機に大学の友人である紐手こころと姉妹が住む家で共同生活を始めるお話です。

「どうしたらモテるようになるのか?」 ということで色々なことをしますがほとんど成功しませんねw

アドリブ編は、一つのことをお題にして声優のみなさんが素になって語っていました。

てさぐれ!が好きな方は、観てもいいかもしれませんね。

OP/EDは、ひもてはうすのみなさんが歌っています。

最後に、EDの画が毎回変わるのは楽しみにしていました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最初はつらかったけど、意外と行けちゃいました(^o^;)

全編3DCGのアニメ、本当に増えましたね~

動きが不自然だし、
原画?自体の違和感が大きくて
無理~っ!て感じは、あるのです。

この作品も同様で、
キャラデザも動画も
最初は「うわ~!」って感じでした。

見はじめてすぐ、やめようと思ってたんです。

でも何が幸いするか分からないものです。
超能力があって、非モテ!wwww
超能力を役立てないし、モテないのも楽しんじゃってる。
この設定が、なんだか絶妙に可笑しくて・・・

シェアハウスにつどった女子5人が、
それぞれ全員、いろんなタイプのエスパーなんですwww
そのうち一人は、
「私は何にも出来ないー」って言いながら、
えいっ!てリキんだら、
分身出来ちゃった(笑)
それも、大量に(大笑)

そして、凄いのが、もう書きましたけど、
みんなが超能力を何にも生かしてないんです。
全員非モテで、モテたい筈なのに!
そんな努力はしてなくて、
っていうか、変なデート喫茶みたいなところに行ったりはするのに
全然ちゃんとしてなくて、
せっかくの超能力も、
何の足しにもしない設定無駄づかい、
めちゃめちゃ可笑しくないですか(≧▽≦)?

そして、
リビングでみんなでワヤワヤする(パジャマパーティっていうことらしいです)場面になると、
なんだか無性に楽しいんです。

アドリブもだいぶあるのかな?ほとんどかも?
声優さんたちの地声とか不自然に作った声とか、
パーティの一発芸大会みたいwwww

しかも、不自然で気持ち悪かった作画が、
パジャマパーティのときになると
なぜだか妙にこなれてて、面白いんです。
これは見慣れてきたってこと?
それともCGで制作してる恩恵で、
作画しやすいからプレスコで録音してるおかげ?

なんだか、
こういうキワモノっぽいの、
実は好きかもって思わせてくれたお話でした。

エンディングのコスプレも、
これは何の作品だろう?って考えるの楽しかった(≧▽≦)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

68.4 22 シュールで下ネタなアニメランキング22位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (179)
931人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

{netabare}カンタム「超超超超超カンタムロボ参上!」
    「超超超超超カンタムドーーリル」
ジョン 「ドリルが尖ってない!?(CV檜山修之)」
カンタム「今の掘削ドリルはこうなのさ!」

からの板野サーカス!

オタク的には最高の掴みでしょ!!
その後のお話でもカンタムが関わってくれたら最高だったれど、それは欲張り過ぎか…

強くて、家事も仕事も出来るロボとーちゃんの生身にはなれない辛さ。自分がコピーであると知れたときのやりきれない想い。
そんなロボとーちゃんの心情を考えるとやりきれないよ。

コピーとわかった後で「どっちも父ちゃんだぞ」って言ってくれるしんのすけ。
ロボとーちゃん的には、嬉しいような、いっそ選ばないでいてくれば踏ん切りがついたような感じがした。
一方しんのすけは、本当にロボとーちゃんを一人の父親として見ていたから別れるなんて在り得ない訳で…{/netabare}

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

敵役がショボい

オトナ帝国までのしんちゃん映画が大好きで、特にヘンダーランドが一番好きな自分としては、久々の快作と聞いて期待していたのだが…。

なにより敵役がショボい。良い時しんちゃん映画は、敵役がとにかく印象的なのにそれがまるでない。映画だけのゲスト的なキャラも全然印象に残らなかった…。親子の繋がりといテーマも嫌いではないが、オトナ帝国の有名なシーンで十分やってしまっていると思う。もう感動路線は捨てて、ヘンダーランドの頃のバランスの良い、とにかくエンターテイメント作品として充実している路線をやった方がいいような

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

63.1 23 シュールで下ネタなアニメランキング23位
しかのこのこのここしたんたん(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (200)
476人が棚に入れました
都立日野南高校に通う女子高生、虎視虎子。 ある日の登校中、彼女は顔に冷たいものが当たるのを感じた。 ふと上を見ると、そこには鼻水をたらし、ツノが電線に引っかかって 身動きが取れなくなっている女の子が――!? うっかり変な『ツノ』の生えた少女・鹿乃子のこを助けたことで、 優等生(の皮を被った)虎視虎子の人生がかき乱されていく...... 一人の少女(元ヤン)が一人のシカ(?)に出会う ガール・ミーツ・シカ物語開幕!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

君に鹿の世話をする権利を与えよう

シュールギャグ×萌え×ギャグの脱力系アニメ

この作品の一番のツッコミポイントは
奈良じゃなくて東京なのかよ( *゜∇)ノ

ずっと寒いギャグで滑りっぱなし
ツッコミもワンパターンで出オチ感がすごい
でもゆるい雰囲気とキャラの可愛さでまったり見れて良かった

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

はちゃめちゃだけどキャラの可愛さと声優の好演もあり無事完走しました

放送前から中毒性の高いOPのループ動画でバズったりと注目度の高かった作品。

もっとも、肝心の内容はナンセンスネタやパロディーネタがありつつも、ことごとくスベっている印象で個人的には爆笑どころか一ミリも笑えないものとなっており、正直、途中で脱落しそうになったけれども、ひたすらボケまくるのこたんとツッコミ役で元ヤンのこしたんの掛け合いでなんとか完走出来ました。

なんというか、常識人であるこしたんがのこたんによって酷い目に遭わされるところは昔やってた「宇宙人田中太郎」を思い出すものがありましたね。

惜しむらくはシカ部の他のメンバーはそれなりに活躍してましたが、生徒会のメンバーが猫山田さんはともかくとして、それ以外の面々がもう少し出番とか欲しかったかな。そう考えると、娯楽部も生徒会もどちらもキャラが全員立ってた「ゆるゆり」は凄かったんだなと感じました。

と不満もありましたが、のこたん役の潘めぐみさんの怪演やこしたん役の藤田咲さんの好演が光る一本で、この二人の掛け合いが一番の見どころかなと。

はちゃめちゃかつフリーダムな作品ゆえ何も考えずに楽しむのが良いかもしれません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ぶっとんだ鹿アニメですが、完走できました。

OPのフレーズが、SNSでもけっこう話題になった作品です。

いい意味で頭のおかしい?ぶっとんだお話を堪能できました。
シカに焦点を当てた作者もすごいが、それを上手く演じきった
声優さんにも拍手ですね。

気楽に観られるアニメでしたよ。ぬん。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7
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