サイバーでシリアスなおすすめアニメランキング 2

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計測不能 1 サイバーでシリアスなアニメランキング1位
サイバーパンク エッジランナーズ[Cyberpunk Edgerunners](Webアニメ)

2022年9月13日
★★★★★ 4.2 (148)
360人が棚に入れました
テクノロジーと人体改造が一般化した巨大として、多くの犠牲を払い困難を乗り越えながらアウトローの傭兵――すなわち“サイバーパンク”の道を歩んだ少年の物語を追う。

seya さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

視聴後の喪失感…

ゲームは触り程度しかプレイしてないけど、全く問題なく楽しめた。
全10話で綺麗に纏まったストーリー。
まずオープニングから格好良くて、ワクワクする。

過激描写があるけど、スパイス的な味付けになっているので、あまり抵抗感を持たずとも楽しめる。
あとは、よく動く作画、個性の立つキャラ、演出で飽きさせない工夫が感じられる。

脚本に関してはクライアント側の意向も大きいと思うけど、間延びする部分が無いから一気見してしまった。
このアニメに長尺な日常回、サービス回は求められてないと思うし。

タイトル通り、視聴後の喪失感が半端ない…

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

Sophia さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

サイバーパンクとして最高の作品

土台となる世界観の設定が、元から評価がかなり高い作品の映像化となると、造り手としてはなかなかに難易度が高いと思うが、100点以上の完成度だと思う。視聴に並行してゲームもやったが、しっかりcyberpunk 2077の映像化作品になっている。
サイバーパンク系のSF作品はブレードランナーにはじめ攻殻機動隊等々素晴らしい作品があるが、このcyberpunk edgerunners は哲学的、社会的要素は少ない。あくまでナイトシティという舞台でアンダーグラウンドに生きる人間にフォーカスしたヒューマンドラマ。
この作品の素晴らしいところはキャラクターの魅力、エログロ規制が少ないことによるアングラ感や強烈なインパクト、適度な尺なのでだれずにテンポよく進む話、独特というか斬新な演出の4つが大きな要素だと思われる。
対象年齢が高いことによる忖度がない結末も良い。
本当にどのキャラクターも魅力的に書かれているが、特に主人公とヒロインは素晴らしい。恋愛ストーリーとしても100点の作品。
ゲームをやらなくともアニメだけは見るべき。近年ここまでの良作は無かった。描きたいことを描ききった感がすごい、その熱量分見終わった後の喪失感もすごい……

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ついに一皮向けたNETFLIXのオリジナルアニメ

~
 V(ヴィー)と共に過ごしたナイトシティのあの喧騒、あのマシン、あの色彩、あの銃声。そしてあのコール音。まるであの頃のナイトシティを聖地巡礼しているような感覚を、ミクスチャーされた多彩な音楽、そして、「TRIGGER(トリガー)」によるケレン味溢れるアニメーションがより開かれたスケール感で体験させてくれる。サンデヴィスタンの描写や、ダイナミックな構図、ヒロインを始めオッさんに至るまでのデザインセンスが最高にクールで、実にTRIGGERらしい魅力で満ちている。女の恋心と男の野心を描いた本作において、ナイトシティでは金さえあればどちらも手に入れることができるが、一寸先は夢幻。まさに「どう生きるかではなく、どう死ぬか」を体現した街。破滅に向けて振り返ることのできない「ならず者」たちの美学が、長寿大国の日本に生きる我々の価値観に突き刺さる。共感ではなく理解してあげることができなければこのナイトシティと付き合っていくことは難しいだろう。

個人的評価:★★★★☆(4.0点)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 9

62.0 2 サイバーでシリアスなアニメランキング2位
RINGING FATE(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (23)
81人が棚に入れました
心に強い執着を持つ人は、死の間際に、生と死の狭間にある崆くうという世界へ導かれる。 その世界では、メカを操縦して戦う”運命のリング”と呼ばれるものがあり、優勝者には生き返るチャンスが与えられる。 無邪気な少女・要かなめは崆に落ちるが、そこで偶然に最凶のヘルメット・サブローと出会い、二人で手を組み”運命のリング”で生き残る道を探り始める。過去きおくがなきゃ、今までの人生の意味がない。私は未来を取り戻すために闘うー

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ネクスト・ジェネレーション

bilibiliで9300万再生、評価9.7/10のモンスターアニメ襲来
サイバーポップな正統派全年齢バディロボットSFアニメ

あぶねえ、ただのロリコンアニメかと思ったぜ

日本では絶滅した王道ロボットバトル。設定は死後の世界からバトルで優勝して生還を目指すと至ってシンプル。用語や画面に中国っぽさが残るのはやや残念。全年齢なのでもちろんリョナ描写はないしメロドラマでもありません。

05
おおそうきますか

生還を諦めないカナメとクウで満足しようとするエデン。というよくある二項対立にしないのもいいですねー。生前でなくクウでの追憶に囚われたアヤコ。三者三様の生き様が交差する人間ドラマをこんなかたちで表現するとは。アニメの文法があまりに違いすぎる。

しかし生に執着があるからこそクウにいるわけで。それをわざわざセリフで復習してることから、エデンにもアヤコにもクウにいる明確な理由があるはず。そしてそれを覆すほどの思い出がアヤコを縛る。アヤコが全てを思い出したとき、はたして彼女の選択は…。

エデンのようなおちゃらけキャラには壮絶な過去があるのがお約束。到着時にエデンのカンが普通より極めて少なかったということから、ほぼ全ての記憶を失うほどに凄惨な人生だったことを匂わせる。

愛によって進もうとするエデンと、愛に縛られ動けないアヤコ。みんなだいすき美しき対比ィ。明るい画面のくせに壮絶な設定なのだが、顔面アップでギャン泣きさせて感情を揺さぶるッな安いメロドラマをやらないのですこぶる見やすい。

王道市場は中国韓国に任せた。ジャパンにはメダリストがあるのでロリコン市場は安泰。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

ひっく さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ポテンシャル

死後の人間が集まる世界で、現世に強い未練を持った者たちがロボット格闘技に勝ち抜いて自身の生き返りを目指す話。自身の記憶をベットして試合を行い、勝てばベットした分だけ記憶を取り戻し、負ければベットした分だけ記憶を失う。

生前の記憶の無い状態でこの世界に来た主人公の女の子とロボット化する謎の鉄仮面が、お互いの素性を知らぬままにタッグ組んで少しずつ関係性を深めていくバディもの。それと同時に、主人公が謎の熊に弟子入りして特訓をし、強くなるために鍛えていくスポ根の側面、自身の失われた生前の記憶と鉄仮面の過去や本当の目的を紐解いていくミステリーの側面が組み合わさりながら話が進んでいく。

まだ序盤視聴中でこの先どう転ぶかまったく分からないけれど、表現の節々からポテンシャルを感じるというか、既存の発想の枠からはみ出た所へ連れていってくれそうな、ただごとじゃない直感を受け取ったので密かに期待している作品。とりあえずバトルの作画がめちゃめちゃタイトでかっこいい。全体的にややコミカルなタッチで進む中、唐突に挟み込まれる実写パートから正体不明のシリアスさが感じられ、まだ明かされていない引き出しがあることを予感させられる。

現時点でほとんど注目されてない中国のアニメだけど、僕みたいなロボットアニメ門外漢の心を揺さぶってくる何かがあったので共有されたい。


3話時点追記
もはやアニメの枠を超えているけれど、本当に心を締め付けられた。たぶん名作になります。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 2

Rera さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

命運挙台

原作は時光代理人制作チームによる中国作品。
原題は「命運挙台(ミンウンチェンタイ)」。
2023年に制作され、bilibiliにて公開。
設定は少しわかりにくいが、死と生の狭間の世界の話のよう。
異世界+メカバトル。メカは自立型AIのような感じで、「メカウデ」を思い出すような造形だが、こちらの方が精緻でかっこいい。
作品から感じる世界感が日本のそれとは違うし、構成や演出も独特なので、日本人は少し違和感を感じるかも。
キャラクターがとにかくよく動くしよく喋るので感覚的にはディズニーなどの3DCGアニメに近いような気がする。
日本でも「BEASTERS」「ガルクラ」「Ave Mujica」のように質の高いフルCGアニメが作られるようになったが、レベル的には中国の方がかなり上を行っている。本作がどのくらいお金がかかっているかわからないが、資金的に日本でこのようなCGアニメを制作することはおそらく難しいだろう。
日本は2Dアニメを中心に作っていけばいいのかもしれないが、こういう作品が日本国内で作られるようになれば、日本のアニメ業界も少し変わっていくのではないかと思う。
(3話視聴後)
大熊の記憶を通して、ストーリー構成がはっきりと示される。何度負けても何度も青=実娘に挑み続ける。実写(記憶の世界)とアニメ(崆=死と生の狭間の世界)を交互に描くことにより、大熊の娘に対する後悔と償いが描かれる。そして最後の敗戦。乾をすべて娘に授け、乾が尽きたときすべての記憶が失われる。大熊はそれで満足だったのだろうか。
ぐっと来るストーリー展開と構成に正直驚かされた。「時光代理人」を作ったスタッフによる作品というのがよくわかる。今後が楽しみになった。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
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