コマーシャルで仲間なおすすめアニメランキング 1

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早速見ていきましょう!

87.5 1 コマーシャルで仲間なアニメランキング1位
TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (3368)
17327人が棚に入れました
都市シュテルンビルトは、様々な人種・民族・『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在する街。会社に所属するヒーロー達は、日夜会社の為にスポンサーを背負って、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争っている。そんなサラリーマンヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、能力発動の5分間はハンドレッドパワーを使える能力者。人気のピークは過ぎているが、ベテランなりに土地勘、経験値を最大限に生かしたパフォーマンスを見せる。会社の命令には従わなければならないのだが、現場判断で目の前の市民の為には器物破損も厭わない、我が道を突き進んでしまうワイルドタイガーは『正義の壊し屋』という不本意な煽り文句が付けられている。そんな虎徹を雇っていた寛大な会社が、突如吸収合併されることに。ヒーロー業一筋の虎徹、このままだと失業に・・・?

声優・キャラクター
平田広明、森田成一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、甲斐田裕子、福田信昭、横島亘、宝亀克寿、日高里菜
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

おじさん&バニーちゃん(88点)

全25話。
アニメオリジナル作品。

個人的満足点:88点
アニメ系統:熱いヒーローバトル

製作サンライズ。
キャラクター原案・ヒーローデザインを桂正和氏がつとめた。

ウイングマンから始まり、ビデオガール、DNA2、I'sと
美少女キャラがすばらしい作品が多い桂氏とおっさん世代には胸熱なわけだが、
どうも作品の雰囲気がアメリカンコミック風な感じで
ぱっと見X-MANか?というような設定・世界観を思わせ
どうにも受け付けないそんな第一印象であった本作だが
実際に1話視聴するとそんな考えは吹っ飛んだ。

まずはその斬新な設定。
ヒーロー物に違いはないのだが、そのヒーローが会社に雇われていて
事件を解決する場面をテレビで放送するのだ。

そんなわけでスポンサー企業もありヒーローたちの
着用するスーツにスポンサーロゴがバンバン入っている。

この作品はそのロゴに実際のアニメのスポンサーを
入れるという新しい試みをやってのけている。
このスポンサーがまたいい味になっている。

各キャラに愛着を持たせるのに一役かっている。
ペプシちゃん、牛角さんは特にスポンサーが光っている。

とそんな真新しい部分ばかりに目が行きがちではあるが
この作品の面白さはそんなところではない。
まずは、主人公の2人が非常にいいのである。

タイガー、通称おっさん、おじさん。
このおっさんが昭和を感じさせる、まさにおっさんなのである。
昔のヒーローみたいに人情味があり熱いのだがドジなのである。

バーナビー、通称バニー。
若くてクールで合理主義。
若くしてヒーローとしての才能を見せ付ける。
おっさんとは正反対の性格と立ち位置。

こんな凸凹な2人がコンビ組むことになり事件を解決していくのだが
その過程での2人の掛け合い、気持ちの動きが絶妙。

反発しながらも引き付けあう。
ベタな作りといえばそうなのだが、そこがまたなんともいいのである。
まさに王道の凸凹コンビなのである。

また、ストーリー構成も非常に良かった。
全25話だが、13話までで一区切りがあるためまったく飽きさせない。
ストーリーも単純で分かりやすく、まさに王道の展開を見せながらも
最後の盛り上がり、締め方もよく、清清しい。

そして、このアニメを見るときに注意していただきたいのは
ED曲が終わっても終わりでは無いので見逃さないで欲しい。
ED曲の後少し話しがつづく。
さらには次回予告でのおっさんとバニーの語りが面白い。
是非そこまで味わっていただきたい。

OP曲ED曲もかなりかっこいい。
個人的には前半OPの「オリオンをなぞる」がかなり好きである。
「ミッシングリンク」「星のすみか」「マインドゲーム」
もいい。
まあ全部いいってことでw

少々気になることといえば、謎を残した物が少しあるってこと。
何か2期を匂わせる感じなのだが。
劇場版製作が決定したので、そこに続くのか?
それとも、別に2期でもやるのか?
これからもまだまだタイバニから目が離せない。

個人的春アニメランキングで1話から不動の1位。
タイバニお勧めなので是非見てみてほしい。


と、まあ色々熱く書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

製作関係者の皆様、いいアニメを
「ありがとう!そして、ありがとう\(^O^)/」


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以下、ここまでの各話毎の感想。
ネタバレを含んでいるので、未視聴の方は
スルーを推奨。

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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 85

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ヒーローは職業!!斬新な作風ながら王道ヒーロー物としての魅力有り!!【総合評価:76点】

2011年春から夏、全25話で放送された作品

「NEXT」と呼ばれる特殊能力者達がヒーローとして活躍
通常のヒーロー物ならば、ここまでなのだがこの作品の面白い所は、スポンサーとの契約の下にヒーローとして活躍すると言った点です。
つまり通常思い浮かべるヒーロー、無償で悪を退治し平和を護ると言う概念とは少し違ってきます。

その活躍を特別番組「HERO TV」で中継、平和を護りつつも「キングオブヒーロー」の座を巡るランキング争いを行う、ヒーローでありながらも見世物でもあるという訳です。

主人公はワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹
最盛期を過ぎた中、地道にヒーローとしての活動を続けていたある日、所属会社がヒーロー事業部の売却
ヒーロー事業に新規参入を果たした企業に雇用されるも、バディ・ヒーローとしてコンビを結成する事を条件に課される。
バーナビー・ブルックスJr.
全く同じ能力を持ちながらも、ヒーローとしての思念は正反対。
市民を第一に考える虎徹に対し、見世物である事を前提としポイント稼ぎを第一に考えるバーナビー
考え方が正反対とあり、当然の様に反発するコンビですが、他のヒーロー達との交流や協力。
ヒーローとは別のやり方、犯罪者には死の制裁を加えることを正義と掲げる所謂ダークヒーロー・ルナティックとの闘い
バーナビーの抱える過去に纏わる事件を通して徐々に互いを良き相棒と認め合っていきます。


物語としては、大まかに言えば二部構成
個人的な意見としては、前半の方が盛り上がっていた感じを受けますね。
とは言え、後半戦も前半戦との繋がりのあるしっかりとしたストーリー展開で十分に面白かったです。
前半戦、後半戦、どちらの敵も歪んでいながらもある意味、正義と言えるかは分かりませんが信念を貫こうとしてます……
要所、要所で正義に関して考えさせてくれましたね。
全体を通していえるのは突拍子も無い設定を急に出してこない、しっかりと細かなところまで触れていて、ストーリーが非常に作りこまれていますね。

虎徹のキャラクターは終始、素敵ですね。無駄にヒーローっぽくカッコいい言動を取ったと思えば、調子はずれな言動で笑いも取ってくれる。
脇を抱える他のヒーローも個性に溢れ、ストーリー中でしっかりと各々にスポットを当ててくれていて、各ヒーローの魅力も見せてくれています。

ヒーローと呼ばれていても人間としての弱さをしっかり持っている。
そんな完全無欠のヒーロー描かずに逆に人間味を持たせたヒーローと言うのが非常に良いと思いました。
ヒーローは職業と言う設定の為、シュールな笑いが多々あり、今までの王道ヒーロー物には無い良い味を出していて、そこがこの作品最大の魅力でしょう。
勿論、王道のヒーロー物としての熱い展開も魅力的!!
王道のヒーロー物を好む方は勿論、ヒーロー物に然程興味の無い方、どちらでも楽しめる無いようです!!


作画については、少々アメコミ感を感じさせますが、自分はそこまで気になりませんでしたね。
と言うよりも、以外に作画のレベルは高めですね。
主人公のヒーロースーツはメカっぽく、流石はサンライズと言った仕上がりですし
まぁ、アメコミ感に対し、こればっかりは少々好き嫌いが出やすいかもしれませんが……

この作品、自分も視聴を最初から断念していた作品です。
しかし、ランキングなどを考慮して視聴してみれば、こんな面白い作品を見逃していたのかと後悔しました。
25話ありますが、一気に視聴してしまいました。
未視聴の方、ヒーロー物の醍醐味である熱い展開と、ヒーローは職業であると言うことから生まれるシュールな笑いが非常にうまく融合した良作です。
是非とも一度視聴してみる事を強くオススメ致します!!


上手く纏められてない気もしますが、ここまでとします。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 63

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

只のアクションヒーローものじゃないんです!  (`・ω・´)キリ  

サンライズ制作

全25話

ジャンル:アクションヒーローもの

キャラクター原案が「ウィングマン」「電影少女」「I"s アイズ」「ZETMAN」
等、漫画家の 桂 正和さん。

内容は 映画の「X-Men」みたいに、NEXT(ネクスト)と呼ばれる特殊能力者が、企業をスポンサーにしてロゴを背負い、犯罪者を退治するヒーローものです。

スポンサーって言っても、作品中の架空のものではなく、
SoftBankや、amazon.co.jp、Calbee等
リアルにある企業なので、発想が斬新で面白いです。


主人公は、小学生の一人娘がいる 
鏑木・T・虎徹
年齢的にも もう いいおじさんです。

虎徹とバディを組む
バーナビー・ブルックスJr.
若くてイケメンだが、クールな現実主義者で、虎徹の事を「おじさん」と呼び、仲は良くない 

二人は、正に凸凹コンビで、事件を解決していきます。

自分は、よくドジを踏む三枚目キャラの虎徹が、渋くてカッコよく見えました。
いい味出してます^^
声優の平田広明の声も渋く、凄くキャラに合っていて良かったです。

娘を想う父親の件では泣けました。
(自分にも娘がいるので感情移入です^^;)

他にも、おねえキャラや、天然、ツンデレ、人見知りの見切れキャラ、タンク系、僕っ娘 等
個性豊かなキャラがいて、見ていて飽きず面白かったです。

ストーリーも、ギャグあり、シリアスありで楽しめるし、
最初は、二人の仲が良くないけど、段々と信じ合えるバディに成長していく所も見所です!

雰囲気はアメリカンヒーローっぽいので、そっち系が嫌いじゃなければ十分楽しめます。

アクションヒーロー系が好きな人には勿論ですが、
そうでない人にも オススメできる作品です!
(=´ω`)ノシ 


OP:「オリオンをなぞる」(第1話 - 第13話)歌 - UNISON SQUARE GARDEN

  「ミッシングリンク」(第14話 - 第25話)歌 - NOVELS


ED:「星のすみか」(第1話 - 第13話)歌 - 藍坊主
  
  「マインドゲーム」(第14話 - 第24話)歌 - 珠妃 Tamaki


「星のすみか」は好きでCD購入しましたw (*´ー`)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 52
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