2016年度のゲーム原作おすすめアニメランキング 25

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2016年度のゲーム原作成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番の2016年度のゲーム原作おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.9 1 2016年度のゲーム原作アニメランキング1位
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(Webアニメ)

2016年7月7日
★★★★☆ 3.8 (519)
2406人が棚に入れました
世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ"。彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。「おめでとうございますっ! あなたはちょうど、250万人目のお客様です!」突如現れたロボットに警戒する男・“屑屋"。貴重物資を回収することを生業とする彼は、【封印都市】に潜入中、都市を徘徊する戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃にあい、このプラネタリウムに迷い込んだのだった。「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。 満天の星々がみなさまをお待ちしています」星すら見えなくなった滅びゆくこの世界で、彼はそこで何を見るのか。1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然。そこで起こった奇跡とは――。

声優・キャラクター
すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

壊れているのは誰であったか? 壊れてしまったのは何であったか?

planetarian
プラネタリウム内で星空について解説を行う人を表す言葉
プラネタリウム解説員、星空解説者等とも称される。

ゲームが発売されてプレイした当時、私は初めてこの言葉とその意味を知りました。
一介のplanetarianであるほしのゆめみが願った事
その願いの行き着く先に何があるのか…
それが気になってしまった時点で、私はこのゲームの虜になっていたのでしょう。
物語を進める手が止まらず、最後に一息付いてしまう程、夢中で読んでいたあの時の事は未だに覚えています。

それから、満を持して配信された今作『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』
ゆめみちゃんが動いてる!!
屑屋に絵が付いてる!!
と、最初はファン的思考で存分に盛り上がったのですが、観ていく内にプレイした当時の感性が見事に甦って参りました。
1番危険なのはロボットに出会った時と肝に銘じていても、心動かされずにはいられない、屑屋の人間的心理
人間の忠実な僕として全うする事に生涯を捧げた、ほしのゆめみのロボット的心理
対極的な存在の1人と1機が出会って、心移りしていく人間といつもと変わらないロボットの対比が最初はとても悲しかった…
しかし、その感覚にコペルニクス的転回が生じるのは、話も中盤に差し掛かってからの事
ゆめみちゃんは決して変わらない。
こちらがどんなにその日その時の気分で相手にしても、彼女はいつも穏やかで心優しく、人間の為に尽くそうとしている。
変わらない存在と言うのは、確かに私達人間からするなら、「気味が悪い」「悲しい」等の気持ちに陥る事もあるかもしれません。
しかし、死んでしまいたいと思ってしまう程、嫌な事があっても、もう続けていられないと感じる程、苦しい事があっても…
花菱デパート屋上プラネタリウム館に行けば、必ずそこに彼女がいる…
決して変わる事のない、同様の明るい笑顔で私達を出迎えてくれる…
変わらない存在と言うのは、人間にとってはネガティブ要素も含んでいる物です。
しかし、同時にそれは、どこかホッと心安らぐ存在でもあるのではないでしょうか?
最終話のあのシーンで私はどこか、そんな感傷に陥ってしまいました。
彼女の「思い出」がたくさん詰まった振り返り描写
彼女が1人の人間のように感じられたあの描写
ゆめみちゃんの全てでは無いにせよ、送ってきた日々に触れ、そこで分かる、彼女のずっと変わっていない優しさの結果
それは人間に愛され、感謝される彼女の姿
あそこで嘘ではない、穢れていない「真の感情」が私に届いたのかもしれません。
大変、感無量と言える作品でした…

そして劇場版の『planetarian~星の人~』
この映画は総集編+αと言った感じで、総集編部分は配信アニメと異なった演出、作画こそ成されていながらも、ストーリー展開は実質同じ
既存映像7割、新規映像3割で構成された映画です。
新しい映像がそれだけと言う事に、行く気のしない人も、もしかしたらいるかもしれません。
しかし、断言します。
その3割の映像を観る為だけに、映画館へ赴く価値は十分にあると!!
近くにいてくれる誰かは現在、存在しない。
独りで世界中を旅し、世界の美しさを語ってきた星の人にとって、誰かと共に生きた思い出は大変貴重な物
孤独と向き合った彼の心の支えとなった唯一の物が、彼女との過去であり、約束だった。
ゆめみちゃんの様に「思い出」を記録する事なんて、人間には出来ない。
しかし、大切な記憶だけを取捨選択して留めておく事は出来る。
それが星の人にとっては彼女との「思い出」であり、「約束」だったのです。
誰かが傍にいるのが当たり前でない社会だからこそ、世界凶変で狂った世界だからこそ、それは前に進む原動力となる。
そして、その小さな力が1つの系譜を紡いでいく…
自分自身の為に、3人の子供達の為に、そして彼女の為にやった事が報われていった展開には終始、涙が止まりませんでした…
屑屋改め星屋の彼が贈る物語、とても心に沁み渡る物だったと感じます。

思えば、初めてこの作品に触れた時から約10年の月日が経ちました。
当時、アニメ化決定の朗報を聞いた時は嬉しく思うと同時に、ある1つの疑問が湧いてきた物です。
「何故、今更このマイナーな作品をアニメにするんだろう…?」
私の様なゲーム時代を知る物からしたらビッグニュースでしたが、あまりに驚きすぎてそういった不思議感覚で埋め尽くされるのも致し方ない事
確か、その時はアニメをやる球が無くなってきたからだろう…と言う、如何にもネガティブな理由で思考を中断したのです。
しかし、劇場版まで見終えてようやく「現在」「この時代だからこそ」アニメにした理由が分かりました。
作中で繰り広げられている世界は、私達が生きている世界の「現在」であり、「未来」なのですね……
現代世界に生きる私達も主人公である彼と同じ
今の私達は屑屋であり、星の人であり、planetarian(惑い人)なのかもしれません。

今作を振り返って観て、改めて私は思います。
本当に壊れているのは、誰なのか…
本当に壊れてしまったのは、何なのか…
自分でそう豪語するゆめみちゃんでしょうか?
汚い事をしていかないと生きていけないと語る屑屋でしょうか?
人類全体、ロボット全体、それとも作中の世界でしょうか?
もしかすると、誰も、何も壊れていないのかもしれません。
この『planetarian』と言う作品を見終わった方はそれぞれ、特有の想いがあるかと思います。
その想った事、考えた事をどうか、決して無駄にしないで欲しい。
過去の「思い出」として置いておくのではなく、星の人の様に現在まで続く「記憶」として生き続けて欲しい…
偉そうな事は言えない私が、観た方に贈るたった1つの「願い」です。
このアニメと映画、共に私の胸に永久に留まり続ける作品となるでしょう。

最高のアニメをありがとうございました…

PS.
映画館へ行ったならパンフレットは必須!!
また、ドラマCDを聴くか、小説版を読むかで詳しい描写、ゆめみちゃんのお仕事記録、教会にあったロボットの意味、そして星の人以降の話が楽しめます!!
興味のある方は是非…

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ゆめみのこころ

プロローグ(公式サイトより)
{netabare}
舞台は近未来。
全地球規模の人口超過と宇宙開拓の破綻が原因で、30年前に世界大戦が勃発。人口は激減し、厚い雲で覆われた地表では、止むことの無い雨が降り続いていた。

そんな世界にある自律型戦闘マシンが跋扈する危険な都市を、一人の男が訪れた。そして、身を隠すために侵入したビルの中で、ある施設を発見する。
プラネタリウム──昔、満天の星々を眺め人々が心を癒やした空間。そこで彼を一人の少女が迎えてくれた。
少女の名は「ゆめみ」。30年もの間、訪れる人が誰もなかったプラネタリウムで、客を待ち続けていた解説員ロボットだった。

彼は「ゆめみ」に乞われるまま、動かなくなってしまった投影機を直すために、時を忘れて修理を続ける。降り続く雨のなか、静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々…。

遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす。人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?
{/netabare}

感想 (ネタバレを多量に含みます)
{netabare}
【導入~屑屋の主人公はゆめみと出会い、プラネタリウムを修理する】
屑屋と聞いて、「井戸の茶碗」が頭によぎりました。まあ全く関係ないんですが。

さて、ほしのゆめみについて。

まず、ロボットと人間、そのズレ。主人公との会話中にもそのマニュアル的な対応が目に付き、感情表現はありますが、人を疑うということを知らない。そうすることはプログラムには無い。人のために作られて、決して人に危害を与えない過去の遺物は主人公にどう映ったのでしょう。

「はい、少しだけ壊れています」この言葉はガラクタの花束を主人公に渡した時の言葉です。確かにガラクタを渡したり、同じことを繰り返したり、壊れているように見えます。ですが、彼女が自分を壊れているとしたのは、それが理由ではなかった。

次に屑屋の主人公

性格は現実的で、余裕が無い感じ。
導入部分ではゆめみに対して、ロボットだからしょうがないか、どうせ理解できないだろうという感じです。
そんな主人公が、なぜかプラネタリウムを修理し始めます。

【プラネタリウムは直り、ゆめみは星空の世界への案内を始める】

主人公はゆめみとのやりとりで少しずつゆめみの事が分かり始めます。

少しずつ主人公はゆめみに対しての考え方が変わっていく。

館長たちは旅行に行って帰ってこないのだと信じるゆめみに、イラつきを覚える。
どうしてでしょうか。廃墟と化した都市に人が戻ってくることは無いと主人公は知っています。ゆめみがどんなに人間の帰りを待っていた所で、無意味になってしまうし、館長たちは捨てていったのに、こんなにも帰りを待っていることに、それはおかしいと怒りのようなものが沸いたのでしょうか。

ロボットは与えられた業務をこなすだけだと分かっているはずなのに。

一度は直ったプラネタリウムでしたが途中で電力の消失により、力尽き、ゆめみの案内を頼りに主人公は星を思い浮かべます。明瞭で、とても楽しい時間が流れます。

「神様、天国を二つに分けないでください」
ゆめみの願い事は死後の世界があるなら、ロボットと人が一緒になって、また私は、人のために働きたい、そう願っています。ゆめみは本当に人が好きなんだなと思えます

【廃墟の都市からゆめみを連れ出そうとするが、道中でゆめみは壊れてしまう】

一度はゆめみをおいて、廃墟の都市を抜け出そうとします。ですが、この廃墟の町で彼女を置いてきぼりにしていいのか?ゆめみがここにいても、客はもう二度と来ないだろう。彼女にまたプラネタリウムを案内させたい。

それくらい、主人公はゆめみに情が沸いてしまいました。

主人公はゆめみを連れ出します。どんなにゆめみが歩みが遅かろうと、その歩調に合わせて共に歩きます。

そして道中に、戦闘ロボットが現れます。主人公はゆめみを隠し、ロボットに戦いを挑みます。その最中、この都市を抜けた後、ゆめみとどう生きていくかを考えます。それは、とても楽しそうなゆめみとの将来です。

主人公は一旦は首尾よくロボットを破壊しましたが反撃により足をやられてしまいます。そして、戦闘ロボットに近づくゆめみ。戦闘ロボットがゆめみに気を取られた一瞬に、主人公は戦闘ロボットを破壊します。
どうして隠れていなかったかと問われるとゆめみは
「私達ロボットは人の幸せに作られていて、彼(戦闘ロボット)もほんとうはあんなことしたくなかったはずです」

ここでちょっと泣きたくなりました。ロボットは人の幸せのためにつくられている、そのルールから、そうプログラムされているだけだったとしても、ゆめみはロボットの心を思いやった。それは、ロボットとして必要なことなのか?
このとき、ゆめみのなかに「こころ」があるような気持ちになりました。

ゆめみは無くなっていく時間の中、走馬灯のように、来店したお客様を思い浮かべます。それは、プラネタリウムを見た人たちとの思い出。人が幸せそうにゆめみに話しかけている、楽しそうな思い出。

ゆめみは自分のプログラムが壊れているから、もう人は戻って来ないという結論を出しているんだと、思っていました。プログラムを否定する、人を好きというプログラム。それは、本当にプログラムなのだろうか?心なんじゃないだろうか。

ゆめみは嬉しいはずなのに、泣く機能があったら泣いているでしょうと言います。
心があるのだとするなら、別れに対して、心が泣いているんだと、そう思いました。

{/netabare}

長文を読んでいただきありがとうございました。とてもいいアニメでした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

壊れてしまった世界の中で心を探す二人の物語

もしかしたら、そう遠くない未来の世界のお話。廃墟の中で出会った青年とロボットが心を取り戻し、見つけていく物語。主人公は名も無い※1屑屋の青年。人々から見捨てられた場所「封印都市」でロボット"ほしのゆめみ"と出会います。

ゆめみさんはプラネタリウムのアナウンスロボットという事もあって、他作品で描かれるロボット-人間と比べなんら遜色の無い、あるいはそれよりも様々な面で勝っている万能ロボット-と比べて性能があまり高くない様です。歩く事に関しても、基本的にプラネタリウムから外に出ず、平らな床のみを歩く事を想定して作られているらしく、段差などがあるとすぐに転んでしまいます。(でも階段は下りられる。瓦礫とかが苦手。)他の運動能力も人間の水準よりは劣る様に見え、私達のいる現代のロボットの延長上にあるかも知れない、未来のロボットという印象を残します。

また、ゆめみさんは、それほど高度なものではないものの、AIを搭載しているらしく、経験によってちょっとずつ学習でき、意思や感情の芽生えとも取れる成長の兆しも見受けられます。そんななので私は赤ちゃんを見守っている様な目で、ゆめみさんを応援したくなる気持ちになってしまいました。

屑屋の青年との邂逅を経て、時間をかけてゆっくりと変化するゆめみさんの一挙手一投足は繊細で愛おしい。登場時では、本当に、本当に、本当に語彙の乏しかったゆめみさんも、経験を積むにつれ、選ぶ言葉にも変化が表れ、他者に対する思いやりもプログラムされた一方通行なものではなく、柔軟な形に変化していっている様子が見受けられました。生身の人間にしたってすぐには変われないもの‥。あるきっかけを境に劇的な成長を遂げるドラマチックな描写も作品によっては楽しいものですが、人が、ロボットが、一歩一歩着実に成長する姿や、3歩進んで2歩下がる成長の軌跡を見守るのも私は好きです。多分わたしは酔っているのだと思います。

ゆめみさんの持つ穏やかで優しげな物腰は予めプログラムされたものを規範としている様ですが、スリープ前にゆめみさんに優しくしてくれた館長さんたちからの影響も少なからず受けている様に思えました。

屑屋の青年については、初対面のゆめみさんに銃を向けたり、ゆめみさんの"イエナさんです"という言葉を聞いただけで、恐れ身構えたりするなど、※2数々の死線を潜り抜け、神経過敏になっているぴりぴりとした心情が見て取れました。荒廃した「封印都市」で生き残る為に身に付けた必然の反応だったのかも知れませんが、よく言えば警戒心が強く抜け目が無く、悪く言えば人を信用出来ず、怖がりである人の特徴であるとも言えます。ゆめみさんだけでなく彼の成長も同じく、温かな目で見守って行きたい気持ちになれました。いつかその険しい顔つきが、笑顔に変わる日が来る事を願いたい。

表題が暗示する美しいプラネタリウムの描写、朽ち果てた都市の残骸の描写、作中音楽として流れた、いつくしみふかき{netabare}と最終話の星めぐりの歌{/netabare}など、世界観の表現も儚くも美しく感じられ素晴らしかったです。

屑屋さんとゆめみさんと一緒に歩んだ短い旅の記憶は、一生忘れえぬ思い出となり、私の心に残り続けるでしょう。夜空の星を見上げる時、星の世界に想いをはせる時、泣いてしまいそうになる理由がまた一つふえてしまいました。

ゆめみさん、屑屋さん、ひと時の夢を見せてくれてありがとう。


※1:いわゆるジャンク屋の様なもの。荒廃した都市から使えるものを回収し売却する事を生業とするらしい。

※2:屑屋の青年、かなりの手練です。後半に登場するロボ、シオマネキの(恐らく)行動予測による先読み掃射を反転移動で何度も回避してました。臨機応変な思考の出来る人間相手や高速思考の出来るロボには通用しない回避方法ですが、この世界のロボの性能、行動パターンを熟知した上での戦い方に見えました。この場面から見出される様に、シオマネキの思考の柔軟性、反応速度が生身の人間のそれと比べて劣る部分もあるという所からも、本作に登場するロボたちが現代の延長上のロボである事、ゆめみさんとの共通点を感じさせます。

※:暗視ゴーグルを始めとする屑屋の青年の装備、風貌、メカのデザイン、荒廃した都市と雨、空っぽの二人の出会いなど、往年の名作ロボットアニメ「装甲騎兵ボトムズ」を思わせました。でも本作「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」は活劇描写を極力廃し、屑屋とゆめみさん、二人の成長や歩み寄りを静かに描く作品の様です。Wiiゲーム「FRAGILE ~さよなら月の廃墟 ~」も思い出しました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 39

72.7 2 2016年度のゲーム原作アニメランキング2位
planetarian ~星の人~(アニメ映画)

2016年9月3日
★★★★☆ 3.9 (377)
1903人が棚に入れました
始まりは、どこかの国が放った遺伝子細菌兵器であった。やがて、その報復として核弾頭が使われ終わりのない世界大戦がはじまった。地上では星すら見えなくなり、雨が降り続く世界へと変わっていった。滅びゆく世界の中、空から降り続ける雨は、気が付けば雪へと変わり人々の暮らしは地下へと移っていった。
かつて貴重物資を回収することを生業とし“屑屋”と名乗っていた男は、若いころあることがきっかけで、多くの人々に星の素晴らしさを伝えるようになり、訪れる集落で星の世界を語り継いでいった。いつしか人々は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そんな彼は、ただ一つの“心残り”を持ちながら、世界を旅していたが、志半ばにして行き倒れてしまう。
一方、地下集落に住むレビ、ヨブ、ルツは外の世界に興味津々。大人たちに隠れて、地下の集落から抜け出て外の世界を探索していた。降り積もる雪の世界の中で興奮冷めやらぬ中、三人は埋もれていた一人の老人を発見する。
彼は、三人に助けられて、無事一命をとりとめた。そして、村の長エズラと話をしていく中で、彼が星の人と分かり歓迎されることになる。
「あなたを歓迎します、星の人」

無邪気に話しかけてくる、レビ、ヨブ、ルツ。三人と話していくうちに、若いころ自身が訪れた【封印都市】のことを思いだしていった。そこは、世界大戦初期の遺伝子細菌兵器の影響で、人々から放棄された街。彼は、まだ見ぬお宝を求めて、探索していた最中、追跡していく戦闘機械(メンシェン・イェーガー)から逃れて、デパートのプラネタリウムに迷い込んだのだった。
そんな彼の前に、一人のロボットの少女が現れた―。

「プラネタリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。満天の星々がみなさまをお待ちしています」

星すら見えなくなった滅びゆく世界で、彼は何を見たのか。

一人の男が生涯を賭して旅する中で、出会ったものとは ― 。

声優・キャラクター
すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

人生は思い通りにいかず儚いものであるということだろうか

世界観:5
ストーリー:4
リアリティ:4
キャラクター:5
情感:6
合計:24

<あらすじ>
始まりは、どこかの国が放った遺伝子細菌兵器であった。やがて、その報復として核弾頭が使われ終わりのない世界大戦がはじまった。地上では星すら見えなくなり、雨が降り続く世界へと変わっていった。滅びゆく世界の中、空から降り続ける雨は、気が付けば雪へと変わり人々の暮らしは地下へと移っていった。
かつて貴重物資を回収することを生業とし“屑屋”と名乗っていた男は、若いころあることがきっかけで、多くの人々に星の素晴らしさを伝えるようになり、訪れる集落で星の世界を語り継いでいった。いつしか人々は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そんな彼は、ただ一つの“心残り”を持ちながら、世界を旅していたが、志半ばにして行き倒れてしまう。
一方、地下集落に住むレビ、ヨブ、ルツは外の世界に興味津々。大人たちに隠れて、地下の集落から抜け出て外の世界を探索していた。降り積もる雪の世界の中で興奮冷めやらぬ中、三人は埋もれていた一人の老人を発見する。
彼は、三人に助けられて、無事一命をとりとめた。そして、村の長エズラと話をしていく中で、彼が星の人と分かり歓迎されることになる。
(公式サイトより)


Webアニメ(ちいさなほしのゆめ)の続編ということで引き続き視聴しました。
そちらを先に見たため、総集編的な作画の使い回しが多い(ほとんど2度目の視聴をしたようなもの)のは気になります。飛ばしたかったのですが、違いがあるかもしれないと思い、全て視聴しました。プラネタリウム解説の部分はやはりいいですね!

多くのプラネタリウムでは既に録音放送となっていて、前回はそれをAIロボットにさせる意義があるのかについて若干疑問に思っていたのですが、可愛らしい容姿で、動いて、イレギュラーな対応もしてくれて、入り口でマスコット的対応もしてくれるのはなかなか効果的だと思うようになりました。

さて、以下、辛口コメントになります(好きな方には申し訳ございません)。
老人は{netabare}やはり前作の主人公(屑屋)でしたね。しかし、容姿はもちろん、声や口調がかなり変わってしまっていて、同一人物として見るのに抵抗ありました(どこかのシーンで一人称が「わたし」ではなく「俺」となっていた所は良かった)。途中のエピソードも入れてもらいたかったです。

主人公が老人になっている時代において、プラネタリウムの技術を持つ人は主人公だけのようでしたが、「星の人」とまで言わせるほどに、それを生業にすることはできるのでしょうか(しかも、プラネタリウムを投影するための暗幕すら持っていない?)。また、本当の星空を知らない人が多くなっていく中、その投影に「綺麗」という以外の付加価値を感じられる人がどれだけいるでしょうか。星の見える世界を生きている我々でさえ、星空を見たい欲求は(たとえ、見られなくなったとしても)、そこまで大きいと感じないのが実際のところかと。

このあたりの世界設定は、前作に増して、あまり考えられているように思えませんでした。また、主人公の後継者を見つけたいという思いは理解できるものの、子供たちが星の人になりたいと言うことに共感できず、主人公たちが目指したい方向に気持ちが寄り添えませんでした(むしろ、大人たちの反応が当然である)。

最後の妄想?による再会シーン、感動的ではあるのですが、この物語の締め括り方としては至極残念。物語主義者から見れば夢オチみたいなものです。ゆめみから抜いたメモリーカードを、外見が違っても(ゆめみと同タイプの躯体があったとすればいいだけの話。元々ベタなのだから、ここはベタでいかなきゃ)、自動人形に差し込んで、現実世界で再会するシーンが見たかったし、そのために見ていたといっても過言ではなかったので。

自動人形を見つけてから、メモリーカードを挿し、ゆめみが起動し、その言動を子供たちも見て、星の人を継承する、という流れまでやるのは尺もかかりますが、Webアニメの再放送に使った時間を圧縮すればできなくはなかったはずです。

耳のスロットを確かめようとするシーンまで描いているので、もしかしたら、上記展開を望む人に向けて、人生(物語)は意外性をもって終わるということを表現したかったのかもしれませんが…。

あと、女神様が老人の枕元で祈りを捧げていたのは、なぜなのでしょうか。その動作理由が不明です。子供たちは星の人を継ぐと宣言しますが、投影機の使い方や星座にまつわる神話等の説明に関する知識のない彼らに何が継承できるのでしょうか。{/netabare}

とりあえず、全部見たい人にWebアニメ版は視聴不要。本作だけ見ればよいですが、上記の不満点が大きかったので、おすすめはしないです。

(参考評価:3.1)
(視聴2020.6)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

星の人の物語は続いていく‥

かつて屑屋を名乗り、やがて星の人と呼ばれる様になった老人の、長い旅の果てに辿り着いた終着点、ある集落での出来事、※1ヨブ、レビ、ルツ、3人の子供との交流を老人の回想を交えて描きます。

物語には新しく加えられたカットも多数有りますが、回想シーンが多くを占めていますので、完全な新作を期待するなら、すでに「Planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を視聴済みの人にとっては物足りなく感じるかも知れません。

私はというと、前もって予告編に目を通していたので、総集編+という内容になるのかな? という気構えが出来ており、抵抗無く視聴する事が出来ました。「ちいさなほしのゆめ」の内容がほぼ全て収録されていますので、この作品に初めて触れる方はこちらから入っても良いかも知れません。

上映時間2時間程の内、約1/3だけが追加カットになります。なので続編や新作としてでなく、新編集版、ディレクターズカットとしての視聴をお勧めします。

物語の舞台は「ちいさなほしのゆめ」の終幕から40~50年後の世界。冒頭の子供達3人組が登場するシーン、教会の地下シェルターを中心に作られた集落で生きる朗らかな人々の描写からして、物語の雰囲気は過去パート-ちいさなほしのゆめ-にある荒涼とした無人都市にたった二人という、寂しげなものとは大きく異なります。

そんななので現在パートの方は、見方によってはジブリ作品とか世界名作劇場の一場面を見ているかの様な、穏やかな空気に満たされている印象を受けました。登場人物も増えていますので「ちいさなほしのゆめ」ではほんの少ししか触れられていなかった世界の現状や、そんな世界の中で希望の見出せない、変遷していく人々の心についても、僅かながらですが情報の開示がありました。「ちいさなほしのゆめ」の世界観を補完する側面も持ち合わせている作品なのではないかと思います。

人にせよ、ロボットにせよ、いつかは死に、壊れていくもの、消えていく命が後に残る者に何かを託すという事、子供を残したり、物を作ったりするという事だけじゃなく、言葉によって、関わりによって知識を残すという事、それも命を残すという事。

この作品では、そうやって脈々と受け継がれる命のリレーの中に、人もモノもない交ぜになって紡がれていくという、そんな当たり前の世の理を、殺伐と絶望ではなく、静けさと希望をもって優しく描いている様に感じました。その語りかけは深く心に染み入るものでした。

願わくば遠い未来のお話、いずれ自分が命を失う時、誰かに何かを渡して、笑って死んでいければなと、そんな感慨に耽ってしまうブリキ男なのでした。


※1:旧約聖書に含まれる書の題に見られる名。作中にはエズラ、エレミヤの名も確認出来ます。いずれも預言者や祭司などの名を指します。こういった名付けは、彼等の住んでいるシェルターの上に教会があるという事に起因しているものと思われます。

※2:作中には人間以外の動物が登場しません。絶滅してしまったのでしょうか? でも動物が天国に行けなかったらと思うと寂しい気がします‥。本作ではロボットのゆめみさんを通して、人間にのみに与えられるというキリスト教の天国の概念に対して、問いを投げ掛けている様にも感じました。

{netabare}
終幕近くの星の人の台詞「例の門、二つじゃないだろうな?」
この一言から、屑屋さんがゆめみさんの事を生涯愛し続けていた事がはっきりと伝わってきました。‥泣くしかないですね。

物語終了後のスタッフロール、宇宙(そら)を飛ぶソーラーセイルはどこへ向かうのでしょう、速度を速めたり遅めたり、明るくなったり暗くなったり、延々と続く命の輝きを象徴しているかの様にも思えました。
{/netabare}

久しぶりに映画鑑賞した感想
{netabare}
今回劇場に足を運ぶに際して、予め(初めて)ムービーチケットというものを購入しておきました。普通の前売り券として使えますが、加えてネット上から視聴席の予約が出来るというスグレモノ。でも劇場によっては上記のネット予約が出来ないとの事、私の住んでる近所の映画館ではそれが無理だったので、ただの前売り券と化しました。でもムービーチケットは普通の前売り券と違ってカード型、ゆめみさんカードもらえたので少し得した気分でした。

上映中に奏でられる音楽は全て素晴らしいものでしたが、シオマネキの杭打ち機のアスファルトを突き破る音、レールガンの轟音は強烈でした。屑屋さんの感じたであろう耳鳴りも観客の私にそのままの形で伝わって来ました。家でのほほんとアニメを見る事が好きな私にとっては、良いのか悪いのか、若干の緊張感を覚えました。映画館での視聴を予定している人は覚悟すべし(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

星とAIと浜松と

<2018/11/18 初投稿>
原作はゲームらしいですね。

keyのアニメは根本的に自分と合わないようなのですが、本作は完走できました。
珍しい作品です。

keyが苦手な自分がなぜ見始め、なぜ完走できたか

・星やプラネタリウムが好きだから見始めました
・よく知ってる場所が出てきたので見続けられました
・シナリオが落ち着いてて良い感じだったので完走できました

核や細菌兵器かな、などが使用された戦争により荒廃した地球が舞台。

おかげさまで、常に空は分厚い雲で覆われ、
寒冷化が進み、
シェルターの外はマスクなしでは生きられない、
ナウシカの世界より住みにくそうな世界になってます。

当然、星空なんか見えない。
つまりそこに生きる人々は
「星空なんて見たことないから知らない」

そんな世界のお話です。


というわけで気になったポイントを二つほど

まずは「よく知ってる場所」のことからです。
予備知識無しにボーッと見てたら「封印都市」のシーン。

あれ?これ、アクトシティだよね。
これは松菱デパート?
市街戦もこれはどう見ても「浜松市」の駅そばだ!
テンション上がりましたよー。
だって私、浜松出身ですから。

浜松って特筆するようなもんが鰻と餃子くらいしかない地味な街なんで、まさか映像作品に使われるとわっ!

でもよくよく考えたら、枯れて寂れた「封印都市」にぴったりのロケーションかもしれません。
だって全く盛らずに現実のまんまでも十分に枯れて寂れてるし 笑。
人口は60万くらいいるはずなのに豪勢に再開発されたはずの浜松駅周辺の寂れっぷりはなかなかのもんですよ。

評点は浜松補正で少し高めです 笑


もう一つはAI

「自我を持つ一歩前のAI搭載ロボ」という今の時代にマッチしたテーマを扱ってます。

昨今のAIブームの前から様々な映像作品で「自我を獲得したAI」が描かれてます。
ですが、「その一歩手前のAI」を取り上げ上手く物語にした作品は意外と少ない。
そんなところが気に入ってしまいました。

ほしのゆめみというゆるキャラみたいな名前の自立型の案内ロボが出てきます。

お客さんの質問や要望に都度応える学習機能付きの人型チャットボット。
チャットボットとしては今実用化されてるものよりちょっと高性能な感じ。
なので明確な自我はありません。
ロボとしては人間そっくりの外観と挙動で、現在より格段に高いレベルにあります。
これが本作のヒロイン。

封印都市で半ば朽ち果てたプラネタリウムに配置されたままほったらかしにされてました。
何十年も放置されてたせいか壊れかけ。

主人公はこの壊れかけのRadioなゆめみさんと出逢います。

今、AI業界は機械学習の面で大幅な飛躍を遂げました。
データを与えると自分で考える機能のこと。
でも人間のような自我を獲得するにはまだまだ道のりは遠いようです。
そこで自我を持つAIの前に「意味を理解するAI」の開発が必要とか言われてるそうですが、これが猛烈に大変らしい。
10年や20年のスケールじゃ無理なんじゃないのという声もあるそうです。
(つか、「意味を理解できたら自我の獲得と殆ど同義なのでは?」と私なんかは思ってしまうのですが。)

ゆめみさんはまだ「物の意味を理解する」能力までは獲得していないようです。
ですがその一歩手前ぐらいまで行っている感じ。
主人公が求めるものを必死に理解しようとしてるようにも見えます。

そんなゆみめさんと触れ合ううちに主人公はゆめみさんに「自我」のようなものを感じてしまったようです。
チューリングテストのように。

そんな二人のやりとりが物語になっていくわけですが・・・



不満もあります。

正直言えばキャラデザイン苦手ですし。
シナリオも後半はちょっと冗長。
最後の方はしっくりとはきませんでした。

でも、
チャレンジングなテーマで、
上手くまとまっていて、
ちょっと心に残る。

そんな良作だと思います。

<2018/11/18 追記>
主人公の声を大木民夫さんが演じられてたのを思い出しました。
昨年他界された名優です。
それこそ数えきれない数の役を演じらた名バイプレイヤーでしたが、個人的には「灰羽連盟」の「話師(わし)」役が心に残ってます。
本作、大木さんの主役でしかも遺作というだけでも作品の価値が上がってると思います。
なので評価値を引き上げました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 50

67.2 3 2016年度のゲーム原作アニメランキング3位
Rewrite(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (686)
3474人が棚に入れました
緑化都市、風祭。文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は、神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。

そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。

都市を上げての収穫祭。

巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は記事のネタ集めのバイトを始めることに。風祭では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。

同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。瑚太朗はオカルト研究会の会長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。

それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。瑚太朗はまだ気付かない。それが誰も知らない“真実”の探求へ繋がっていくことを。

──書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。

声優・キャラクター
森田成一、斎藤千和、篠宮沙弥、喜多村英梨、すずきけいこ、朝樹りさ、花澤香菜
ネタバレ

reath さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

今後が楽しみな作品

原作プレイ済みなので、大体のストーリーの流れは把握してます。
ただ、アニメはオリジナルストーリーになるらしいので、話の終着点とかは予想できません。

非常に伏線が多く、わかりにくい内容になっていますが、まとめ方としては大いに満足してます。

これからどう展開していくのか楽しみです。

さてそれでは各話感想と所々解説みたいなものをします。
もしかすると後々明かされることもあるかもしれませんので、アニメだけで理解したい人、原作をやる予定の人は閲覧注意です。

アニメが分かりにくいから、実際どうなってるんだってばよ。と気になる人は若干のネタバレ交じりになると思いますが、見てみてください。アニメでは端折られている設定を少し書きます。

第1話
{netabare}まず地球の壮大な話から始まり、廃墟の町と篝にリボンで貫かれる夢。ここは原作になかったところです。初めにここを持ってくるのは新鮮でした。その後小鳥の母親から小鳥の捜索をお願いされ、小鳥を公園の中の森まで探しに行きます。小銭の音聞いてゾンビのように突いてくる小鳥可愛いw 原作でも可愛かったですがアニメだと動きも相まって余計に可愛いです。

その後篝に布団もぐり込まれたりするホラー表現。もちろんこれも理由のある行為なのですが、それはまた後程語られるので今はわからなくても問題ありません。

その後ちはややルチア、静流などが登場していき、メインヒロインが続々紹介されていきます。ちはやが力持ちであったり、ルチアが手袋をしているのにもちゃんと理由があって、それは後の個別エピソードで語られるので今は特に気にしないでください。

主人公瑚太郎は、夜な夜な侵入してくる篝(幽霊?)に怯えていて、解決法としてオカ研の魔女(朱音)を探すことになります。
オカ研部室のスイッチや設備なども映像化されてすごいよかった。アニメは結構テンポよく進んでいくので見てて飽きませんね。

瑚太郎がオカ研のアンケートに書く質問の「世界 自分」の二択は、原作では重要な選択肢で、{netabare} ここでルート分岐が決まります。{/netabare}アニメだと多分そんなに関係ない。

その後ちはやに街を案内したりします。{netabare}ちなみにここで小鳥さんが瑚太郎とちはやから距離を置くように描かれているのもしっかりとした伏線です。{/netabare}

ちはやとの案内のあと、魔女様と会うために夜の学園にくる瑚太郎ですが、ここで急に変な空間に放り込まれます。アニメだとわかりにくいのですが、瑚太郎が篝から逃げているとき廊下を駆け抜けるシーンですが、どれだけ走っても突き当りにぶつからないくらい廊下が異様な長さになっており、窓も割れなければ教室にも入れない、異空間になっていて原作でも瑚太郎はそのことを認識しています。

そしてワラワラと現れる謎のモンスターや妖精たち。急にファンタジーになる世界。
実はこれこそがこの作品の核になる要素でして、1話でこのシーンを見せることでリライトは普通の学園ものではないという事を示しています。

わかることは今の主人公では絶対に太刀打ちできない強大な力を持ったモンスターであり、あの時篝に助けてもらわなければ本当に危ないところです。

{netabare}
ちなみにこの場面は原作にもありますが、出てくるのはもっともっと後半のそれも個別ルートに入ってからの展開でして、その時は篝も登場していません。
{/netabare}
ここがアニメと原作の明らかに異なる部分なのですが、本来はもっと色々あってから登場するものだったので、序盤にいきなり持ってこられても混乱するのは当然でしょう。ただ、設定的にはこの時点でこうなることはあり得るので、
特に問題はないでしょう。

ここでよくわからないこの展開に引き付けられるか、ここで分からないといって切ってしまうかが、この作品に合うか合わないかの基準になるでしょう。

1話としては十分に伏線を貼れていると思います。そして最後に朱音の登場で1話終了。

1話を簡単にまとめると リライトはこんな感じの話ですっていうのを示した感じです。要するに日常的な学園生活をしていて突然よくわからない存在や空間に放り出されたりする。そういう謎を瑚太郎と一緒にどんどん探っていく話なのです。

この話に引き込まれるならリライトは十分にあっていると思うので、ぜひ視聴を継続してみてください。

ちなみに原作をやった方がいいという原作プレイヤーがいますが、自分はアニメだけでも十分理解できるものになるだろうと思います。
(まあ細かい点は端折られますが、大筋はまとまっています。細かい部分や設定の深みに触れたいのであれば原作をプレイすべきです。アニメではそこまで表現できないでしょうから。
{/netabare}

第2話
{netabare}2話は一言でいえば、オカ研にみんなを誘う回でしょうか。それぞれのキャラ紹介と共にオカ研に入ってきたりする理由が語られます。式紙効果で篝の夜這い対策もちゃんとできましたね!
主人公が超能力やオカルトに興味があるのは篝の件やモンスターだけじゃなく自分の能力についてもですね。
まあ、おっぱいを揉むことも目的の一つではあるんでしょうが。
結構セリフ一つ一つに意味があって、伏線になっているんですが、それも後々のためにとっておいてといった感じでしょうか。
2話は特に難しい話はないですが、1話で妖精たちと出会った階段下の扉の先は本当はただの物置であんな広大な地下ではなかったことが分かりますね。
{/netabare}

第3話
{netabare}今回はまた色々新たな展開がありますね。咲夜の登場やミドウの登場などですね。第三話も伏線のオンパレードで、なかなかこの時点ではネタバレになるため解説はできない部分も多いのですが、ツチノコの話は釣り糸持っていた人がただ模型を動かしていただけなので、ガセネタということになります。(別にあの人がツチノコを釣ったわけじゃない)
ルチアの地球委員長の環境活動がクローズアップされますが、環境問題もこの物語に関わる重要な伏線ですので、その点も注視してみるといいかもしれません。

その後の犬のシーンで初めて瑚太郎が能力を使いますが、これが主人公の〝リライト〝能力です。
{netabare}ちなみにリライト能力は自分の体を作り変える能力で、筋力アップや視力アップなど行うことができますが魔法のような能力ではなく、体を作り変える能力のため後戻りが出来ません。(自分を元に戻すように書き換えることはできない)そのため主人公はすでに一般人からはかけ離れた身体能力を有しており、それを日常生活で出さないようにしているため主人公は常にへらへらして本気を出さないことに理由づけをしています。
実は幼少期に運動会で早く走るために足を強化してしまい、大騒ぎになったことがあり、それ以来主人公は自分の能力を隠して生活しています。
(原作ではこの時点でこの説明をしているので書きました){/netabare}{/netabare}


第4話
{netabare}ここからは個別ルートに入ります。まずは静流ルート。
{netabare}原作では、個別に入る前に色々皆とオカ研活動をしてある事件を境に個別ルートに入るのですが、そのある事件はシナリオ分岐に大きな影響を与えるため、原作通りではここでシナリオ破綻が起こってしまいます。なので本来もっともっと後に展開されるはずの個別ルートの内容をここで入れてしまうため、ちょっと唐突な印象になり、静流ルートの展開急過ぎてちょっと変な感じがしますね。
また、実はこの静流ルート原作ではルートロックがかかっており、小鳥シナリオを終えてからでないと解放されないため、本来はプレイヤ―が非日常を受け入れた後の話になってくるため唐突感がより強かったのだと思われます。{/netabare}
この物語では静流の過去と能力の話が入ってきます。静流の能力は大きく二つであり、一つは治癒能力。もう一つは記憶を操作する能力。また静流と西九条先生がこの話でとある組織に属してることが分かります。

静流の過去話はあくまで能力の説明のための話なので、過去話は不幸で感動する話っぽく描かれていますが、原作でも別にこの部分で泣ける話ではないのです。そもそもこの話は原作でもあくまで個別の前半部分なので、ルート一つを丸々1話に収めたわけじゃないです。なので無理にここで感動しようとしなくてもいいと思います。

そもそも今回の作品はいつものKEYらしく泣ける場面で泣く、という単純なはなしにはなっていなくて、物語を理解したとき初めて切なさがこみあげてくるような作りになっています。

つまりまだまだ道半ばという感じです。
1クールのため駆け足感が確かに強いですが、駆け足だから感動できないというわけではないだろうと思うので、ここは慎重に見てほしいところです。
{/netabare}」


第5話
{netabare}さて今回は、ルチア編の話です。最初からかなり演出が凝ってます。ルチア編はシナリオライターの竜騎士07さんが得意とする、ホラーミステリー的に進むので、1話としてまとめるにはいい話になっていると思います。

原作だと、ひぐらしのなく頃のような主観と客観を織り交ぜながら、ホラーと謎で展開していく、ミステリー風の作風で、シナリオとしてなかなか読み越えのある面白いシナリオでした。

アニメではそういう叙述トリックが使えないので、映像作品として見せる感じにしてましたが、こういうまとめ方だと犯人モロバレですね。

ルチアはある時点で振れたものを腐らせてしまう毒を持つことになります。
この毒の能力と、窓やガラスを割る能力は実は別で、{netabare}ルチアの本来の能力は超振動という、空気を振動させる能力です。{/netabare}

ルチアシナリオもこれは前半のシナリオで後編はまた展開の変わった話になります。(アニメで表現されるかは微妙だけど)

そしてここにきて、ルチア、静流、西九条先生がガーディアンという組織に属している事が分かります。

また鍵というキーワードやガイアという組織名も出ました。
まだ個別ルートも半分消化してませんが、ここから先は多分大きく展開が変わってくるでしょう。

6話以降どういう風に話を展開していくのかわかりませんがドキドキしながら今後追っていきたいと思います。

{netabare}多分あと1,2話で、この作品の神髄が表れますよ。{/netabare}{/netabare}

第6話
{netabare}
今回は、ルチアデレからのオカ研活動、そして最後は不穏な感じで、っていうこれから動きだしそうな感じで終わってますね。

前半のルチアデレは結構好きですね。実は自分暴力系のヒロインってあんまり得意じゃないんですが、ルチアは、嫌悪感からの暴力>好意から恥ずかしがりの暴力に変わるので、そういう転換の仕方としての表現は結構好きです。(嫌いな暴力の仕方についてはCLANNADの杏のあれなんかはダメですね自分)

オカ研活動は面白いです。原作だと特に笑い袋の話のところで、小鳥がモノマネネタだったり、色々なギャグをかましてくれるので、それがすごく好きでした。

吉野は、原作だと痛すぎてなんか、主人公と合わせて厨二臭さがちょっと苦手だったのですが、アニメだとあっさり目でネタとして結構活かされでいいかもしれませんw

さて、虹川の話では環境問題について色々出てきます。この辺は現在の世界の問題としての問題提起でしょうか。人間はエゴイストな生物(個人単位で見ればいい人もいるが)なので、いざ環境問題と言われて、ハイじゃあ皆で環境のために努力しましょうね といわれてなかなかできるもんじゃないです。(以前環境問題について調べたり、テーマとして研究していたこともあり、人間が意識的に環境問題について考えることの難しさを思い知りました)

それこそ他の星に住む、という発想が生まれるくらい、地球環境は人間には住みにくくなりつつありますね。

ガンダムの話になって申し訳ないのですが、この辺は宇宙世紀誕生の由来とも似てます。結局、人間の数を減らしたり、地球に負担を掛けないようにするには人間の数をまとめてどっか外にやらないとダメなのかもしれませんね。
70億近い人間が文明的な生活をするには地球という星はあまりにも小さすぎるのかもしれません。

ただ、地球は変わったとしても人間などが住みにくい星になるだけで、地球という一つの視点で見れば、一つの時代の変化に過ぎないわけですので、やはり人間が生きるためにどうするか・・・っという点が問題なのでしょう。

その一つは、人間が文明をより発達させ、自然に頼らない生活をできるようにすること。あるいは自然環境をよりよくする発明をすること。(今現在色々な研究がおこなわれています)
これは人間が自ら生きる環境は自らで作りだそうという発想で、今の文明は捨てられないから、より発展させて”人間にとって”より住みやすい環境を目指すものです。ある意味人間(それももしかするとごく一部の人だけ)のために他のすべてを犠牲にしてもいいという発想かもしれません。

逆に人間が衰退し、地球自体が人間以外の生物にとってもいい環境になれるように原点回帰しようという思想もあります。これは今自分たちが享受してる文明を捨てていき、環境を破壊しないレベルまで文明生活のレベルを落とすことを言います。(言い換えてしまえば、弥生時代レベルまで環境をもどすレベルの話)あるいは、すべては自然のまま、自然の流れなのだから人間もあがかずに自然の掟に従って、滅びるときは滅びようというものです。こっちは人間も動物の一種なのだから自然に逆らわずに自然のままで生きようという感じですかね。

こういう哲学的な問答は、今までのKEY作品の麻枝氏のつくりとは明らかに異なり、田中ロミオ氏の考え方や作品のつくり方がかなり色濃く出ています。(なので今までのKEYとはだいぶ毛色の違う作品になっているのですが)

さて、色々謎や伏線もちりばめられ、OPのシーンもちょっと回収され、今後どうなっていくのか気になる展開。

そして最後の新聞部の井上が3日間森から帰ってこない・・・?
次週から本当に楽しみです。

あ、ちはやと朱音の個別がそういえばまだでしたね。小鳥?さてはて。
{/netabare}

第7話
{netabare}
井上失踪事件から、オカ研の活動停止と解散、井上捜索からの魔物の出現とガーディアン、ガイア所属のそれぞれのヒロインの対立。
物語が大きく動きました。原作だとここが共通ルートの最後です。日常は終わり、原作ですとここからそれぞれのヒロインのルートに入っていき、その後の展開を見ていく事になります。

アニメでは瑚太郎は、ガーディアンの事情はちょっとは知ってますが、ガイア側に対しては全く情報がない状態です。

7話の展開で全体的な勢力がはんめいしたので、理解していない人のために補足説明を書いておきます。

●ガーディアン
超能力を持った人たちの組織。所属しているのは 静流、ルチア、西九条先生
目的は世界を破滅へと導いてしまう”鍵”を捜索して何かしようとしている勢力。人類を守るために行動している。
世界の破滅を受け入れようとしてるガイアとは真っ向から対立している。
ガイアが所持する魔物と呼ばれる生物と渡り合うために、超能力と戦闘力を備えている超人集団。

●ガイア
ガーディアンと敵対している組織。詳細は不明(まだ語られていない)所属してるのは、ちはや、朱音、咲夜。
まだ情報は出ていないが、どうやら魔物と呼ばれる生物はこちらの勢力の物らしいことが分かる。
どうやら森で活動していたようだが、何の目的かは不明。
瑚太郎もこれまでに度々襲われている。
小鳥の事も狙ったので、小鳥はガイアではなさそうだ。

でも小鳥はなんだか何かを知ってそうな雰囲気。

とりあえずこんな感じですね。

4話と5話で静流とルチアの個別には触れたのに、6話以降ちはやと朱音の個別には触れなかったことはこの対立があるからでしたね。

7話で、ちはやと朱音がガイア所属とわかったので、多分8話以降はちはやと朱音の個別もちょっとかじるのでしょう。

ちなみに自分が一番好きなヒロインは小鳥ですが、小鳥の個別はちょっと特殊なのでやるとしたら最後かもしれません。

でもメインは篝だとすでに公式でアナウンスされてしまっているため、もしかすると小鳥のシナリオはかなり端折られるかもしれない・・・悲しい。
ともかく、来週はどんどん今までは不明だった異世界が語られていくと思うので、今まで置いてきぼり食らってた人も多少は理解できる話になっていくかもしれません。

ガイア組の話もなかなか面白いですのでご期待を。

{/netabare}


第8話
{netabare}
OPも変わり、いよいよ後半戦という感じですが、今回は篝ちゃん回と、溜め回でしたね。
篝ちゃん部分はアニメオリジナル、それ以外は大体原作の設定にそってストーリーが進行している感じですね。
原作では、篝ちゃんはここまでおしゃべりじゃないので(ファンディスクの篝ちゃんはこんな感じの性格ですが)本編にファンディスクの篝ちゃんが登場した感じですね。
(篝ちゃんの性格が急変したのは、隕石が当たったのが原因なのかな?原作にはないからよくわからない!)

篝ちゃんは覚醒すると本当に謎キャラネタキャラ化するのですが、「しーすー」や「ヒーコー」は定番として、まさか海原雄山ネタを持ち出すとは思わなかったw

篝ちゃんはファンディスクだと大体こんな感じの子のなので、別に個人的に不自然さはないのですが、ファンディスクだからのノリだと思ったら本編でもこのノリでいくのねw

ブランコのシーンもとてもよかった。

さて、ストーリーの方は、井上生還、日本マーテル会でのガイアの集会、ガーディアンの魔物との闘いなどが描かれ、最後森で小鳥が何かしている様子が描かれました。

井上については、かなり端折られてしまってますが、井上は失踪している間、かなり壮絶な経験をし、命の危険にさらされるサバイバルを生き抜いており、精神的にかなりやられてしまいます。記憶が混濁してるのは、精神的にかなりやられてしまったためだったかと思います。

その後記憶を消されたことになってるみたいですね。

井上は自分が残した証としてメモリを瑚太郎に託します。
そこで、ガイアの魔物や不思議な異世界についての情報を残します。

ルチアと、静流をはじめ、ガーディアン勢はいつも通り。
朱音とちはやについてはガイアでの様子がちらっと見えました。
ガイア側も結構色々重要な登場人物がいまして・・・

また色々ややこしくなりそうですが、まあ、ゆっくり見ていくしかないですね。
小鳥に関しては後に色々語られると思うので、今回は触れないでおきます。


アニメオリジナル展開といっても、篝ちゃんは原作ではあまり本編に絡んでこなかったのが、ヒロインとして絡んでくるって感じで、基本的な流れは原作通り進みそうですね。

ただ、原作は各ルート毎に結末がかなり違うので、それをどうまとめるか。
そこが見ものですね。

今後も情報量色々増えてきますが、アニメ初見組の皆さんも・・・頑張ってついてきてくれたらと思います!

{/netabare}

第9話
{netabare}
自分の予測だと瑚太郎今度はガイア組に寄るのかなって思ったけどそんな事なかったぜ。

完全に複数のルートごちゃ混ぜにしながら小鳥ルートを大枠にして進んでる感じですね。
色んな立場から物語を見れるのである意味新鮮です。

さて、今回の解説。
取りあえず序盤、瑚太郎たちをつけていた、ギルパニ、今宮(赤髪眼鏡の人)、チビモス、は其々、ガイア、ガーディアン、ドルイドと3勢力が追いかけている構図になってます。

今回判明したドルイドは、小鳥だけです。小鳥は幼いころ、家族旅行の帰りに事故にあい、瀕死の状態で、ドルイドの記憶に触れ、ある願いを叶えてもらう代わりにドルイドとして「鍵」を守る使命を負わされ、ドルイドの知識とパワースポットの力で、様々な魔物を生み出して結界を張り、隠れて「鍵」を守護しています。

ガイアとの大きな違いは、ガイアは様々な思惑や過激な思想に則った宗教団体で、別に鍵を守ることを絶対の使命にしてるわけではありません。

一方ドルイドは「鍵」を守護するのが義務であるので、それが破られたらどうなるか・・・って部分でしょうかね。

また目的もガイアとは大きく異なります。

魔物は、人の生命を消費することで出現することができます。
そのため最後のシーンは、あの巨大な恐竜を動かすために、多くの人がどんどん人の生命を消費させていっていました。

さて、次回からは多分、色々戦闘シーンが来そうな予感。残り話数も少ないのでどう決着するんでしょうかね。楽しみです!

{/netabare}

第10話
{netabare}
もう完全にアニメオリジナルですね。咲夜をはじめ、オカ研メンバーが集結しつつありそうな展開です。
最初は咲夜との特訓。この辺は、ちはやルートですね。ガイアの組織の話は朱音ルート、咲夜の話はちはやルートなので、一応全ルート踏んでいる感じです。

咲夜は何だかんだで色々面倒見てくれたり助けてくれるので、なかなかいい感じです。小鳥の独学の結界や隠蔽率の強化のアドバイスなどは、原作にもなくて、こうして小鳥が篝や咲夜と仲良くなっているのを見るとすごくほほえましいです。

原作では、かなり辛く悲しい感じに進むのですが、アニメでは全然そんなことなくコメディ調に進んでますね。
ただ、最後ミドウとルチアの戦闘シーンがあり、ルチアも生死不明というシリアスな感じもあります。

原作だと、限りなくリアルな世界観の中に、不自然すぎるファンタジーでかなり恐怖感を煽る文章だったり演出だったりしたのですが、アニメではあんまりそういうのを感じられないので、普通のその辺のバトルアニメになっちゃってますね。

まあ、まだまだ色々と隠された謎はあるんですが、残り2,3話で回収して終わりって感じになりますかね。

見た感じ原作のトゥルールートに行かなくても終わってしまいそうな雰囲気なので、完全に原作とは別と切り離して考えたほうがよさそうです。

のこり2,3話ですが、どういう結末になるのか、観てみたいと思います。
{/netabare}

{netabare}ちょっと全体の感想。
やっぱりただでさえ原作もKEYのなかでもかなり要素の多いRewriteという作品。必要最小限の展開は抑えているとはいえ、逆にいえば必要最小限しか表現してない。多くの人は感情移入や物語に入り込む前に、次の展開次の展開とどんどん進んでしまうため、作品に入り込むことが出来ていない。

4クールあったCLANNADでさえ、かなり駆け足に感じた自分にとってはリライトの本編を1クールにまとめるのは色々無理がある。

このペースだと、アナウンスはされてないが多分二期やると思うが、売り上げが芳しくなくて、二期打ち切りになる恐れもあり、そうなると色々謎と伏線が回収されないままよくわからない作品として評価される最悪の結果となるかもしれない。

考察系の作品はアニメ化するのが難しく、視聴者が訳が分からないまま取り残されてしまい、わからないから駄作扱いされる作品がある。

個人的にはうみねこのなく頃にという作品がそれで、真実の赤字と青字のシステムがあり、悪魔の証明、ヘンペルのカラスなど、一つ一つの事象や謎を考察しながら進めていく作品の性質上、アニメでこれを表現するのは不可能で、結果、ほとんどの初見は訳が分からないで終わり、2期も制作されることがなかった非常に残念な結果になってしまって世間からは忘れ去られてしまった作品がある。

リライトはうみねこほど複雑怪奇ではないが、尺の都合上必要な話しか盛り込めなくなっており、余韻がまったくない。
そのため、視聴者はついていくので精いっぱいで、なかなか作品そのものに入り込むことができない。

7話まで視聴してシナリオは楽しいと感じる人がいても、アニメ作品として評価するとやっぱり微妙で、これはやっぱり尺の都合やアニメ化に向いていない部分も多かったせいだと思う。

リトバスも、野球ミニゲームやバトルミニゲーム。真人と遊ぶ日常描写がおもしろいのが原作人気につながっており、アニメだとそのあたりが全然表現できてなかったため、アニメのリトバスの評価はあまりよくない。

やっぱり何でもかんでもアニメ化するのは、アニメ化に向いてる作品とそうじゃないものがあるから、その辺も十分考えてからアニメ化した方がいいのかもしれない・・・。

まあ、でも何だかんだでリライトのアニメは楽しんでいますけどね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

混沌を詰めたおもちゃ箱

冒頭の独白シーンからループものである事を匂わせる物語。

key作品については造詣が浅いので、他にも似た作風のものがあるかも知れませんが、主人公の瑚太朗を含め登場人物のほぼ全員が何らかの秘密やトラウマを抱えているように見え、バトルものの要素を除けばクラナドに少なからず似ていると思いました。瑚太朗が中心となり、キャラ達の心を解いていくお話になりそうです。

瑚太朗は色々なものを達観視した態度と少々乾いた印象があり、大きな秘密も抱えている様です。一方で弱者に寄り添う姿勢があったり、かなりのお調子者でもあったりするので、クラナドの朋也と陽平、両者の性質を併せ持つキャラに見えました。どちらかというとギャグ担当の陽平の要素が強いので、いじられ役になったり、バイオレンスギャグの犠牲になったりと中々に多彩な男です。おっぱいとか言うし‥。そんななので委員長キャラの前で調子に乗って余計な事を言ったり、不謹慎な行動をしたりして、必然的にアッパーカットで吹き飛ばされたり、コンボでボコボコにされます。まぁ‥必然というかお約束ですね(笑)

瑚太朗の相棒?の吉野晴彦も中二病に中二病を上書きした様な面白キャラです。現在わずらっている中二病をいじられると怒りますが、過去の中二病時代をいじられると「やめろぉぉ~」と苦しみ出します。瑚太朗と吉野、いじり役といじられ役に、ものの見事にはまってしまっていて事あるごとに笑かされました。1話、ギャグパートの回想シーンに移行する時の画面のゆらゆら表現と効果音も地味に面白かったです。ドラえもんとかの古典的なアニメ表現と似ていて、安心感を覚えるからかも知れません。

本編に関して、初回からおもちゃ箱をひっくり返した様に、次々と不思議なものが飛び出すので、関連性が全く掴めず、頭がこんがらがり、話についていくのが大変でした。読み辛い文体の本とか固有名詞満載の本を読んだ時にも私はこんな状態になりますが、第一話の時間的な長さも相まって、後半はちょっとだけ眠くなってしまいました。

~2話、3話~
{netabare}
2話、3話は登場人物や世界観になじむ為に作られた様な回で、ドラマ的な見所はそれ程ありませんでしたが、おかげでキャラの特長については概ね把握出来ました。それにしても女の子の制服、かわいいけれど学校生活にはちょっと不向きな感じがしました。特に※パゴダスリーブ。

あと2話ラストの「性格が悪いわけでも根が暗いわけでもない」という評価の中に瑚太朗が自分自身も含めていた所には違和感を感じました。(事実がどうあれ)続く「今この時期にしか出来ない事」という台詞については瑚太朗の私見という事で容認出来ましたが‥。

また3話、執事キャラの咲夜が買い物帰りにレジ袋を手に提げているのを見て少し残念な気持ちになりました。エコブーム時にはエコバッグ持っていた人(アニメの中でもちらほら?)が結構いたのに、最近では見かける事が少なくなってしまったと改めて痛感。そもそもエコバッグなど買うものではなくて、ぼろくて着られなくなった古着のすり減ってない部分とかから作ったりするのがベストなのですが、買ってしまった物は最後まで使って欲しいもの。他のアニメでも殆どのキャラが当然の様にビニール袋をぶら下げて歩いているのを見ますが、とても不合理で、高度経済成長期、言い換えれば使い捨て時代の名残としか言い様がありませんので、キャラの知的程度がどうしても劣って見えてしまいます。(個人的にはアイスクリームならアルミ張りの保冷バッグに入れている方が瀟洒で、画としてもカッコ良いと思う。)

エコビジネスとかいううさんくさい言葉と、その資本主義精神にのっとった非情な強欲性の所為で、かえってその危機を疑われてしまった環境問題ですが、大量生産、大量消費という経済のあり方、エネルギー活用の仕方は、森林の減少やそれに伴う野生動物の死滅、大気、海洋、土壌汚染、ゴミ問題へと直接繋がり、自然環境を確実に蝕んでいる事実があるので、地球委員長じゃないけれど、人類一人一人の小さな努力の積み重ねはその打開策として必要不可欠な要素である気がしてならないと思ってしまうブリキ男なのでした。

※:イギリスのヴィクトリア朝中期~末期に散見されたドレスなどの袖のデザイン。肘までは筒型で、手先にいくに従ってスカートの様に裾広がりになっている。とても優雅な印象。パゴダ(pagoda) とは仏塔を指す英単語。
{/netabare}
~4話~
{netabare}
今回は金髪でツインテール、眼帯を付けたオッドアイの少女、静流に焦点が当てられたお話でした。彼女の持つ秘密と過去について触れられています。提示された謎の内、いくつかが形を取り始めた様です。
{/netabare}
~5話~
{netabare}
静流回に続いてルチア回。前回静流の回想シーンにて登場した正義の組織?の正体、その一端が明かされる。さらに"Key"という言葉も‥(ギャグじゃないよ)そしてもう一つの組織"ガイア"とは一体? keyを巡る2者による戦いになるのだろうか? 謎はまだ多く、散らかしたおもちゃの整理状況はまだ半分といった所、本格的な物語の進行はこれからといった感じです。

回を追う毎に謎が氷解していく様は肩の荷が下りる様で嬉しいのですが、謎を担う一人一人のキャラに割く時間がとても短く、急ぎ足であると感ぜられる事も無きしも有らず。クラナドでは一人につき最低でも3話位かけて丁寧に描かれていたので、納得に至る事が出来ましたが、Rewriteではこれまで1話ずつ、ゲームの概略の様にならないか少し心配です。

でも続けて観て行きたいと思います。次回も楽しみです。
{/netabare}
~6話~
{netabare}
前半のだいたいはお約束のハーレム展開と不毛なギャグ、後半は環境問題についてのお話。愉快キャラ吉野も登場したのに前半のマンネリなギャグは上滑り感が強く、悪ノリが過ぎていてあまり楽しめませんでした。

後半、地球環境の汚染に触れていた点ついては中々に貴重な回だったと思います。3話の感想でも少し触れましたが、大量生産と大量消費は経済を回すため(税金回収)の装置(人呼んでルーブ・ゴールドバーグ・マシーンとも言う)でしかない様に私には思われます。これによって生態系が破壊されれば、いずれ経済すら成り立たなくなります。

古くから宇宙船地球号という例えが有りますが、地球という宇宙船の空調とかエンジンが壊れかけていて修理を必要としている時に、乗組員同士で権利争いをしている様な有様では解決されるべき問題だって置き去りにされるより仕方ありません。まぁ、ありていに言えばおばかとしか言い様が無いです。

今回作中で取り上げられた土壌汚染の話(作中では原因はまだ不明)ですが、これも生産性を追及して負のスパイラルに陥った結果、取り返しの付かない様な事態になった似た様な話が現実にもあって、除草剤と遺伝子組み換え植物の利用(レビュー下段参照)による農地およびそれに付随する河川、海など周辺地域への汚染拡大がそれにあたります。汚染は今も着々と進行している様です。

ブリキ男は小さな家庭菜園で野菜やハーブを栽培してますが、肥料は枯葉や枯れ枝、生ゴミなどとお菓子などの乾燥剤に使われている生石灰のみ。無農薬栽培で良質の作物が収穫出来てます。(収穫量は程々ですが)店売りの大きさだけ馬鹿でかい野菜と比べると別の食品と思える程に味が濃くて美味しいです。金儲けの事とか躍起になって考えるのでなければ、化学肥料とか農薬、除草剤や遺伝子組み換え植物など、別の知恵を使えば(アイガモを使って雑草、害虫の駆除とかが出来る合鴨農法とか絵的にも面白い)必要ないのでは?と考えてしまいます。

終幕近くの朱音会長の憤りは分からないでもありませんが、ネトゲジャンキーで不毛に遊びまくっているので、説得力がちょっと足りませんでした。人類死すべし発言やアイス投げるのも良くない。もったいないじゃないか‥。
{/netabare}
~7話~
{netabare}
今回はバトル多め、オカ研解散?という事態も相まって、物語のターニングポイントとも取れる回でした。

ガーディアンとガイア、二つの陣営の顔ぶれ、介入する第三の力が見え隠れし、平和な表層で繕われた緑化都市の舞台裏で着々と進行して来た"何か"がバランスを崩し、動き始めた様です。

それにしても身体能力を何度か書き換えて強化している瑚太朗のダッシュに一瞬で追いつくなど"地球委員長"ルチアさん超人? 超人でした‥(笑)

次回からは急展開となる事が予想されます。刮目してみるべし。
{/netabare}
~8話~
{netabare}
OP、ED刷新され、バトルものの雰囲気を強めた印象でした。初回から登場していた妖怪少女も今回をもって喋り始めます。もっと幼い声を想像していましたが、意外と大人びた張りのある声、名前は自称"かがりちゃん"記憶を殆ど失っているらしい‥。

物語は緊張感を増し、今回もルチア&静流コンビのバトルパートが少し有ります。静流のバトルコスチューム、他作品の金髪ツインテ(正確にはツインテじゃないけど)の誰かさんの衣装に似ている‥。でも静流ちゃん、怪獣に視線誘導は通用しないぞ! ガイアの人たちと戦う時には有効かも知れないけれど‥多分‥。

そしてギャグパート、吉野VSかがりちゃんの※タイマン勝負。孤高の狼、吉野でも、やっぱり相手が悪すぎました。あわれ。顛末は見てのお楽しみ。あと瑚太朗、吉野の優しさに少しは気付いてやって欲しいとか思いました。

小鳥も只者でない事が分かったり、意外な人がガーディアンの一員だったりと、謎が解けていく一方で、新たな謎が提示されるという展開でした。次回も目が離せません。

※:語源はman to manの変形「マン対マン」の上略、「対マン」の様です。

古代中国において"互いに向かい合って憤る"意味とされる「対懣」から来ているというのは作り話らしく(中国語辞典でも検索不可)雑学本由来のしょーもない知識を鵜呑みにした不良少年たちによって広められてしまった俗説だそうです。活字になっているからといって一定の信憑性があると思ってはいけませんね‥。

私の記事にもいくらか誤りはあるかも知れないので、見つけたら指摘して頂けると嬉しいです。
{/netabare}
~9話~
{netabare}
今回も前半はギャグ満載のお話。ギャグと言えば吉野。イイタイミングで登場し、中二病全開台詞で不良を魅了、追跡者を巻く役割も一応果たしてました。今回ばかりは瑚太朗も恩を感じた様で、去り際に小鳥の事を吉野に伝える気遣いもあって、中々よい子ちゃんでした。

6話の森の中のよどみの原因、小鳥と篝ちゃん、ちびモス、ぎるとぱにの正体等も次々と明かされます。さらにkeyが何者なのかも。こういう事は最後に取っておくのがセオリーというものですが、敢えてここでばらしてしまうのには訳があるのかも知れません。まだまだ謎は有ります。

終幕近くではガーディアンOBの面々のお目見えがありましたが、一人だけ違和感を覚える人が‥。スーツ姿にハチマキ頭に巻いて肉まん食べていた人、忘年会とかにいるおじさんにしか見えなかったけど"ガーディアン最大戦力"の一人なんだからやっぱり強いんだろうなぁ‥(笑)

解消された疑問もある一方で、もう一つのおもちゃ箱の中身が散らかされた様な印象を受ける回でしたが、物語が架橋に入った感のあるこの先は、緊張感もテンポも殺してしまうので、私的にはギャグはもう少し控えめにした方が良いような気がしてしまいました。

ただ面白い情報が‥、1話先行上映会の舞台挨拶で瑚太朗役の森田成一さんは「7話は前半中の前半」という言葉を残しているそう。2期があるなら、この運びで問題ないのかも知れません。

それと森田成一さん、アドリブで台詞言ってる箇所も結構あるらしいのです。瑚太朗から感じられる若干のアツ苦しさはその為?‥アドリブの内容はともかく、瑚太朗というキャラを生きたものにしている印象があるので尊敬の念に堪えません。瑚太朗からは、みんなに置き去りにされるのを怖がっている心情が滲み出ているのです。

次回にも期待。
{/netabare}
~10話~
{netabare}
相変わらずギャグ色は消えず、前半は緊張感ゆるゆるでしたが、後半、物語に大きな流れがあります。

ガーディアンとガイア陣営の面々が割れ、それぞれのキャラのそれぞれの陣営での立ち位置も明確になりました。いずれの組織も一枚岩ではない様子、二元論的な価値観を持つ無慈悲な人たちばかりがメンバーでなくて良かった‥。独断で暴走する人もちらほらいて、両者とも組織としての優秀さには欠けますが、もし世界の命運が何らかの組織の手に委ねられる事になるとしたら、※冷酷無比な軍隊などよりもこんな人達のいる組織の方がずっと良いって思ってしまいました。途方も無い話ですけど‥。

終幕近く、フードの男ミドウと対峙するルチアさんの姿が‥。5話にてその片鱗を垣間見せた超絶能力が、戦いの中でその真価を発揮します。強さのスケールが違う、このひと‥。ミドウの"バケモノ"という言葉をかみ締め、自らに架せられた呪いの如き力を解き放っていくルチアさん。その凛として勇ましい佇まいに涙腺が緩んでしまいました。しかし、そんな彼女の優しさから悲劇は起きてしまいます。

風雲急を告げる展開、ルチアさんの運命やいかに!?

※:個人が、ある組織に属しているからその組織の意向に従うという傾向は、機能的、合理的思考を徹底している会社とか軍隊とかの中にはいかにもありそうなものですが、それは何かを殺して何かを生かすという二者択一の選択の上に成り立っているもの‥。例えば某国の海兵隊内では、躊躇なく人を撃てる様に意識改造する事がブートキャンプのメニュー(新兵の訓練プログラム)に組み込まれているという。このケースでは同族殺しを忌避する本能を黙らせて、理性でそれを殺すという事になります。そんな事が出来る、させる人間って恐ろしい‥。
{/netabare}
~11話~
{netabare}
正義の使者ふっかーっつ! 地球委員長ここにあり! ガーディアン、ガイアの境を越えて、友情で結ばれたオカ研のみんなと篝ちゃんのおかげでルチアさんは命を取り留めました。一安心。

でも、相も変わらずこのアニメにはベタなギャグパートがつきもの、瑚太朗は感謝の気持ちをハグで表現する悪癖があったり、都合良く(わざととしか‥)女子達の入浴シーンに出くわすというハーレムものの主人公につきものの特性を十二分に備えていたりするので、かがりちゃんに二度しばかれました。まぁ‥今回も自業自得ですね(笑)

ルチアさんとの戦いで深手を負ったミドウですが"地竜"なる強大な力を手に入れ、さらに二人のフードの男を伴いKey奪還に出撃します。凶暴な男なので何をするのか分からない。トリックスターの役回りになるのかも知れません。

そして過去に生きた同族の思念を受け継ぎ厳格さを強めた朱音会長。しかし迷いの片鱗は見える‥。オカ研会長としての意志を取り戻す事は出来るのだろうか?

最初の混沌とした雰囲気から離れ、良くも悪くも正統派なバトルものとして落ち着いてきたRewriteですが、未だ多くの謎を残したまま。今後の展開にも注目して行きたいと思います。
{/netabare}
~12話~
{netabare}
ミドウの憎しみは自らの悲しみを苗床にしたもの。平和を当然の様に享受する"生ぬるい世界"に生きる者達への憤り。悪人は約束を守りませんが、ミドウは朱音会長との約束を守りました。彼をただの狂人、悪人と断じる事など、生ぬるい世界に生きる私にはとても出来無い事でした。

時代を経て受け継がれる憎しみの連鎖は、記録されこそすれ、個人的な記憶からは消えた方が良いのかも知れません。当事者のいない憎しみに振り回されながら、次々と新たな憎しみを生む世界など、悪夢以外の何者でもありません。そんな世界に生き、憎しみにまみれて生きる人生など悲しすぎます。
{/netabare}
~13話~
{netabare}
唐突に訪れる終末を描いた最終回でした。世界は目まぐるしく変わり、滅びの道に転がり落ちていきます。

篝ちゃん一人の命を救うのか、世界を救うのか、2者択一を迫られる展開、他の物語でも度々描かれるテーマですが、無謀で優しい主人公は大抵は二兎を追うもの‥。しかし瑚太朗の選択は‥。嗚咽を飲み込みながら搾り出した瑚太朗の慟哭は愚か者の叫びですが、心の琴線に触れるものがありました。

江坂さんを始めとするガーディアンの人たちが世界の滅びを止めるために篝ちゃんを殺害しようとするのを冷酷に感じる人もいるかも知れませんが、一人の命と世界およびそこに住む全ての命を天秤にかけた時に下される判断としては正当なものであると言えます。「君のためなら世界中を敵に回しても構わない」という台詞はセーフですが「君のためなら世界を滅ぼしても構わない」には優しさが感じられません。自分と目の前にいる人の事だけしか念頭に置かず、他の命を軽んじている響きがあるからです。

いずれにせよ、こんな選択が一人の人間に委ねられるなど、ファンタジーの中だけの話。もし実際の世界でいつか終末の時が訪れるのならば、その滅びは緩慢で目立たず、真綿で首を絞められる様にゆっくりと我々を蝕む事でしょう。誰が選択するという訳でもなく、名も無い人々の無数の選択の積み重ねの必然の結果、いつの間にか後戻り出来ない「ポイント・オブ・ノー・リターン」に達してしまう様に私には思えるのです。

一人か世界かなんて、神さまとかじゃないと考えても仕方の無いテーマですが、ただ単に愛情の大きさを世界を引き合いに出して表現している様なニュアンスも感じられるので、私には誇張の様に思えてしまう事があります。私が冷たい人間だからなのかも知れませんが‥。

幸いこの物語では終末は一幕の終わりに過ぎず、新たな第二幕へと続く様です。願わくば、瑚太朗というたった一人の少年に重荷を背負わせず、思慮ある多くの人々の想いが最良の選択を導き出さん事を‥。

来年公開2期の筋書きの書き換えに期待したいと思います。
{/netabare}


本作の舞台となる「風祭市」は緑化都市という事もあって、作中に登場する"緑を守ろう委員会"とか"地球委員長"とかの語が示唆する様に、環境汚染についても若干ながら問題を提起していくのかな?とか少しだけ期待してます。

総じて謎の多い物語であり、視聴欲をそそられました。どのキャラにもそれぞれの魅力が感じられるので、視聴を続けていきたいと思います。

以下は情報の整理の一助として掲載。

4話までに登場した不思議なもの一覧
{netabare}
夢(ループ前の出来事? 擬人化した式神)
幽霊?妖怪少女(透明になれる。戦闘能力がとても高い。)
森にいた不思議生物。(外見はうりぼうみたい。瑚太朗は見覚えがある?)
鳳ちはや(魔導書らしきものを所持。怪力の持ち主。)
瑚太朗のフラッシュバック(黒いセーラー服姿の神戸小鳥。)
妖精(投棄されたゴミから生まれたと自称する"ぎる"と"ぱに")
巨大怪物1(クトゥルー神話に出てきそうなタコ足怪物。)
式神(朱音の手で紙で作られた依り代)
使い魔(フードの男の使役していた狼の様な姿の怪物)
巨大怪物2(4枚の翼を持つ蛇の様な空飛ぶ怪物)
超能力(身体能力の強化、治癒、記憶操作)
正義の組織?(銃器などで武装。リーダーともう一人は日本刀、斧らしきものを手にしていて異質。)
{/netabare}
登場人物の一覧、補足など
{netabare}
神戸小鳥‥‥癒しキャラ。両耳の上に大きな花を飾っている。「緑を守ろう委員会」の人。
鳳ちはや‥‥頭に飾った羽根とブレザーが目印。力持ちで魔導書?持ってる人。
此花ルチア‥クラス委員長。もとい地球委員長。静流の守り手でアッパーカットの人。極度の潔癖症?
中津静流‥‥金髪でツインテール、オッドアイの少女。さんまと瑚太朗が好き。
千里朱音‥‥オカルト研究会の会長で魔女。絶大なる権力者らしい‥。
鳳咲夜‥‥‥ちはやの兄を名乗っているが? 執事キャラで瑚太朗が嫌い。
江坂宗源‥‥謎多きアンティークショップの店主。片眼鏡のおじさま。エキセントリックな面も‥。
津久野‥‥‥本業はどこかの事務員。副業でUMAハンターをしているという。朱音と面識がある様です。
{/netabare}
~除草剤と遺伝子組み換え植物の関係について~
{netabare}
ベトナム戦争で使用された悪名高い"枯葉剤"の製造メーカーでもあるモンサント社による遺伝子組み換え植物によるビジネスは、除草剤"ラウンドアップ"およびネオニコチノイド系農薬とそれに耐えうる遺伝子組み換え植物の種(主に大豆やトウモロコシ)をセットで販売する事で成立します。除草剤の使用により、植物はほぼ全て死滅し、遺伝子組み換え植物だけは生き残ります。しかし近年では自然淘汰の結果、耐毒性を身に付けた雑草が現れ始め、それを駆除する為、除草剤の使用量はさらに増加傾向にある様です。

ラウンドアップに含まれるダイオキシン類は人体実験が許されていないので、※それ程有害ではないという見解もありますが、動物実験の結果においては催奇形性が確認されており、人体への影響も疑われています。またネオニコチノイド系農薬は特に浸透性、残留性、毒性が強く、昆虫の神経のみならずヒトの脳への影響も懸念されているという。近年話題になっている蜂の大量死もネオニコチノイド系農薬が原因であると、日本では金沢大学教授の山田敏郎氏の研究によって確認されています。

自然分解されない除草剤の成分が蓄積し、汚染された土壌では遺伝子組み換え植物以外の植物の生育が困難になり、種の多様性が失われます。以後その土地では、通常の作物(遺伝子組み換えでない)はほぼ収穫不可能となります。(遠い先の未来には再生するかも知れないが、汚染されていない土地に戻すのは非情に困難で、現時点では不可逆的と言える)また河川や海へ流出して、二次的な被害を引き起こす可能性もあり得るという。

世界全体の作物栽培面積(大豆、トウモロコシ、綿、ナタネに限る)3億5000万ha、それに対して、遺伝子組み換え農業による作物栽培面積は1億7400万haと言われています。(ISAAA発表2013年のGM=遺伝子組み換え作物栽培データ)全体のおよそ半分の土地が汚染されているという事になります。こんなんで地球、人類、動植物たち大丈夫なのでしょうか?

上記の除草剤による汚染に加え、潅漑農業のリスク、塩類集積による塩害も植物の生育出来ない土壌を着実に作っていると言われています。生態系の破壊や食糧問題など心配です。

※:1996年、ニューヨークにてラウンドアップの「土壌に蓄積されない」「人や環境への有害な影響はない」とするモンサント社の主張には「虚偽」かつ「誤解」を招く広告と判決が下されている。

2007年にフランスで起訴のあった、モンサント社の"生分解性できれいな土壌を残す"というラウンドアップの広告に対する裁判でも、フランスの最高裁は虚偽広告と判決している。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

待っていたKey作品…そして終わったあと

Keyの作品は大好きです。アニメだけですが鍵っ子に入るかなと思っています。keyの原作ゲームはすごく良いと言われてますが、ゲームまで手を出したら時間がいくらあっても足りません…。Rewriteは原作内容面白そうだったので、楽しみにしてました。
何でも原作とは少し変えるそうで、どんな話になるのでしょうか。

1話…顔見せ
{netabare}とうとう始まりました。登場人物紹介といったところです。キャラデザインはいかにもkeyっぽくて良い感じです。篝がキーになるようですが、今回は一言も発せず。そういや、中の人は別作品で主役だったな…。
千和さん、この作品は甲高い方でした。そりゃこのキャラでひたぎ声出されてもね…。振り幅広い声優さんです。{/netabare}

2話…式神トモコ大活躍
{netabare}物語に参加するメンバーがオカ研に集まるという話。これが本当のスタートだと思う。なら先週の一時間に詰めておけよと思ったが…。篝の役割がいまいち分からん…。
序盤の日常に細かい笑いを入れてくるあたり、やっぱりkeyっぽい。ハーレムくさいが、ルートあるゲームと違ってアニメだし、単純なハーレムにはならないと思うが…篝のくだりは笑いました。寝っぺはダメでしょ(笑){/netabare}

放送開始前に麻枝さんが退院されたとか。よかったです。大変な病気だったようですね。この作品には原作で絡んだようですが、回復されて新作作ってほしいです。

3話…中二病でも?
{netabare}ダークフレームマスターと邪王真眼が出ていた気がするが…
前半が日常パートで、後半がシリアスパートになる回でした。日常パートはヒロインたちとの戯れとなぜかツチノコ探し。さらに登場人物増え、どれもキーになりそうです。
後半は一気にシリアス展開。胡太郎が能力を使いだします。何が何だかよくわからないまま不思議ワールドへ突入。能力は相当な負担がかかるような感じです。
keyのことなので、ちょこちょこシリアス伏線を張りながら日常の前半を進んで、後半怒涛のこれでもか展開になるのでしょう。
いまだに篝の声がまともに聞けませんね。花澤さんの声はorangeで我慢してね?ということか。{/netabare}

4話…パンの耳は貧乏の定番なのか
{netabare}静流の過去話の回でした。親が親で無くなる…切ない話です。相変わらず篝は「はむ」の一言だけで。
ヒロイン達の過去と能力を明らかにしていくのね。リトバスパターンで進めていくのか。違う話を差し込んで飽きないから良いですけど。{/netabare}

5話…バキューン!!は卑怯
{netabare}作画も良いし、ルチアED可愛すぎです。力入れたな…。
ルチアの能力についての話でした。ホラーっぽくもあり、推理ものっぽくあるという、すごく面白かったです。謎の確信についても少しずつ明らかになってきました。ただ、今回は篝無し。なんか篝出ないのも寂しい…。吉野の何気に良いヤツぶりもキャラづくりが上手いです。

かなり展開が早いようなので、付いていくのが精一杯かも知れないですね。原作を理解していれば違うのでしょうけど。この早さはkeyの特徴でもあるのでkey好きには気になりませんがはたして…。{/netabare}

6話…日常からの核心へ
{netabare}前回の約束事、ルチアのメイド服手作り弁当から入りました。律儀だ。ルチアと静流に挟まれ、ハーレム状態からオカ研活動でお笑い日常。で、オカ研活動で行った森で今後の核心に触れるような出来事が有り、新聞部の井上が森で行方不明に…
さすがはkey。日常と思わせておいて核心に流れが行く。胡太郎の過去、小鳥と朱音の違和感、篝の存在、森の謎、怒濤の後半に向けて流れができてきました。{/netabare}

7話…怒濤の始まり
{netabare}key1クール、後半怒濤の攻撃が始まりました。
森に消えた井上絡みでオカ研が活動停止の憂き目に。井上を探せばオカ研がなんとかなるのでは…とオカ研メンバーで森へ。そこに表れた怪物みたいな物体。撃退して、何だかんだで篝出てきて、小鳥にも篝見えて、会長と千早はルチアたちの敵と分かって…。
もうね、急にファンタジーバトルになった。一気に流れてついていくので精一杯。でも面白いです。{/netabare}

8話…篝がしゃべった!!
{netabare}キーパーソンであろう篝がようやく話に加わりました。ビジュアル的に撫子や天使ちゃんに寄せるのかな?と思っていたら、普通に花澤さんで笑ってしまいました。篝は予想以上に不思議ちゃん。原作を離れたようなので、どんな存在になっていくのか楽しみです。
井上は無事でした。ただ、記憶を消されてしまい、何があったのかも分かりません。胡太郎のことも忘れてしまいました。それでも胡太郎にデータを渡すことだけは意識に残っていたようです。また、小鳥の存在も大きな影響を与えそうです。
オカ研メンバーはバラバラです。でも、静流も朱里もオカ研には思い入れがあるようで、最後はこのあたりが鍵になるき気がします。
物語も核心に入ってきたようで、見逃せないです。{/netabare}

9話…これからの終幕に向けてどう転がす?
{netabare}かなり混沌としてきました。やはりkey名物の1クールすっ飛ばし終結に向かうのでしょうか?
篝は予想以上の不思議ちゃん。key作品の中でもダントツに近い不思議ちゃんではなかろうか?ラストのキーパーソンになるのは違いないと思いますが、小鳥、ガイヤ組、ガーディアン組と分かれてしまった彼女たち三竦みとどう絡んでいくのか気になります。
胡太郎と小鳥の関係も気になります。原作では年齢差が実は…の関係だったと思いますが、原作に沿うのでしょうか。そいうや、胡太郎のリライトの能力についてはまったく明らかになっていないんですよね。さてさて…{/netabare}

10話…ヒーコーは旨いのです
{netabare}安くても旨いものは旨いのです。
サクヤが結界破って侵入。実は朱音による護衛の指示。もはや朱音はガイヤが合わないようだ。
胡太郎はサクヤと特訓。鍵が篝とはっきりし、篝も
なにかを思い出しそう。
ガーディアンも結界の存在に気づいて森へ。ガーディアンの連中が結界破ろうとした瞬間、ルチアが表れ…ルチアぁぁぁぁぁ…な最後。

話がゆるいので進まないのかと思ったら、急にシリアスになります。もうね、この作品はこのパターンで通しそう。ただ、なんとなく先が見えてきたかも。結局は落ち着くところのに落ち着きそうです。{/netabare}

11話…混沌になるのかな?
{netabare}ルチアが生きてました…良かった。
事態はガーディアン、ガイア、小鳥たちと三竦み。小鳥たちにはルチアとちはやが加わり、朱音はガイアの精神に取り込まれそう。ガーディアンも攻撃体制整えて。篝がガイアの歌声とリンクしそう…
ユルいんだけど、まとめると混沌なんですよね。これがこのアニメの不思議なところです。でも、最後の2話は怒濤になるんだろうな…{/netabare}

12話…敵が味方で味方が敵で、ごちゃごちゃじゃ…
{netabare}話をまとめると…ガイアが襲ってきて、ガーディアンがやってきて、篝が破壊しそうな雰囲気出しはじめて、静流がオカ研に加わって、怪物たちが街を襲いはじめて、最終回へ…
もうね、ごちゃごちゃ。やっぱり安心安定のkey怒濤のラスト。こんな話、3話くらい使っても問題ないくらい…というよりは3話使いなさい。ミドウの話とか、小鳥の両親とか、ドルドイの話とか、ガイアの婆さんの話とか、朱音の話とか…待て、余裕で5話行けるぞ。
もはやkey好きでないとついていけません。えっ? はい、key好きです。{/netabare}

最終回…あらあら、混沌トンで終わった
{netabare}一回見ただけではまとめきれないほど、よく分からない流れでした。
怪物はサクヤが変身?したもの、ガイヤもガーディアンももはや存在の意味すらなく、朱音はいつの間にか憑依されて世代交代すんでしまっているし、篝は戻ったり狂ったりしてるし、吉野が頑張って、ルチアが参戦して、篝が木になって、胡太郎は力尽きて、最後はみんな消えちゃうし、地球はなくなりそうだし。そして突然の二期予告。

飛ばしまくったなぁ…サクヤの件も朱音の件も、視聴者の想像任せだもん。一応の伏線張ってあったけど、理解するまでタイムラグできすぎるくらいです。恐るべしkey。{/netabare}

制作決まってものすごく楽しみにしてたんだけど、期待値が高いほど終わった後の表現が難しいアニメでした。世界観が大きいので、とても一期じゃ無理だし、かといって、これでは二期も心配です。ルチア、会長ルートまでは本当に面白かったです。オリジナルがきつかったですね。シナリオもですけど、制作全体に問題あったように思います。どうせ二期なら他のルートも流して二期に繋ぐリトバス方式の方が良かったのではないかなと思います。

かといって二期もあるので、待ちます。リトバスのように一期があってこそ二期が面白くなった例もあるし。世界観が大きいので本当はもっと長く作ってほしいんですけどね…惜しいと言わざるを得ない一期でした。

でも…key は大好きです。念を押すように、念じるように、二期が面白くなりますように。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 53

63.3 4 2016年度のゲーム原作アニメランキング4位
少女たちは荒野を目指す(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (592)
2892人が棚に入れました
神奈川県、金沢百景。風光明媚なその地で学生生活を送る少年、北条文太郎には、将来の夢がなかった。やりたいことを見つけられない、そんな焦りを抱き始めていたある日、彼はミステリアスな同級生の少女から、一緒にゲームを作らないかと持ちかけられる。その提案に、初めて何かを成し遂げることができるかもしれないという予感を感じた文太郎。そして、彼はついに一歩を踏み出した。いざ往かん。この世の荒野に、仲間たちとともに――。

声優・キャラクター
山下誠一郎、千菅春香、花澤香菜、明坂聡美、佐藤聡美、豊永利行
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

う~ん見たかったのとは違ったかな

このアニメはPV見たときから注目していてまず数々の話題作を世に送り出してる
ライターであり仕掛け人タカヒロさん企画、アニメでは人類は衰退しましたで有名で
エロゲ業界からも評価が高い田中ロミオさんがシナリオ担当、きんいろモザイクや
ろこどるなどを手掛けてる個人的に大好きな脚本家綾奈ゆにこさんがシリーズ構成と
しかも勝手知ったるエロゲいやもとい美少女ゲーム業界の舞台裏を描いてくれるということで
「荒野を目指す」というタイトルが示すようにバクマンやSHIROBAKOのように
精神力はゴリゴリ削られそうですが甘くない現実に立ち向かいながら
夢を形にしていく過程みたいなのが見れると期待してました。

{netabare}実際一話はすごい良かったです、夕夏のさりげないアドリブで彼女の演技力の高さが
表現されてたし脚本は文太郎が書いたということ、さらに学校やバイト先の振る舞いで
自然なキャラ紹介をしていてよかったです。それに毎日忙しくしていても
道を定められない不安な感じや、夕夏の「一日二十四時間じゃ足りない」なんて
言葉にはまだまだやり足りない飢餓感というか若々しいパワーがあふれていて
その才能なりエネルギーなりがこれからぶつかり合って一つの作品ができていくのかと
いい滑り出しだと思いました。

しかしそこからの展開というのがいまいち想像していたのとは違う、キャラ紹介が若干
唐突なのはその後のプロットもあるであろうからまだいいとして、
まず彼らの役割分担というのがあまり見えてこない、プロデューサーである黒田さんが
関係各所の根回しとか今の流行りとかニーズとかを見て受けそうな
題材を企画、なのかな?ライターである文太郎が細かくストーリーを肉付け、それ以外の人も
各々の受け持ちを担当というのはいいんですが作中ではイマイチその役割分担が機能してないように感じた。
特に黒田さんの役割って売り上げが大きく左右される大事な舵取り役だと思うんですが
残念ながらあまりその大変さとか細かいディティールが感じられなかった
(プロデューサーの仕事を作中の手掛かりから勝手に想像しました間違ってたらすいません)
夕夏も後半まで遊ばせているのももったいないと感じたし、声優という役割ゆえの性質なので
彼女の責任ではいがもっとフォローとかの役与えてもいいんじゃないかと思いました。
作ってるゲームがどんなものかもイマイチ不明瞭なのでゲームが完成しても
作り上げた喜びの共有というものができなかったし缶詰などそれっぽいイベントはあるが
ゲーム作りの実際というものが作中であまり見えてこなかった印象です。

中盤の安東の一件にもあるようにキャラが未成熟な点も気になりました、
高校生なのでそういう点も差し引いたとしても黒田さんが説得を丸投げしてるのはちょっと・・・
それは本来彼女の役目だと思うしコミュ力低いのを自覚しているとしても
ライターである文太郎に負担かけるのはダメだろうと、しかも彼女が発起人なんだし
無理してでも大人になんないと、これに限らず俯瞰目線のまとめ役って描くの難しいと思いますが、
裏では仕事してるかもですが作中では後から文句つけるだけという役回りに見えてしまうんですよね。


それに一話で覚悟した社会の厳しさや壁といったものが作中では感じられない
後半とあるライバル会社とゲームの本数勝負をするんですけど実際の社会ってこんなわかり易い
敵はいないがでも日々戦っていかなければならないしオリジナルブランドとして
自営するのであればなおのことだと思うんですがわかり易さを重視したにしても極端すぎる
エンタメとして本数勝負するのはいいと思うがお互い業界内の噂とかもあるので
もう少し自然な形で持って行ってほしかった。

さらにここら辺から自分が見たかったものとの齟齬が一番出てて、ゲームの本数勝負で
仲間たちが売れ行きを心配してる時、黒田さんが自分たちの作ったゲームは
ライト層をターゲットにしてるから本数勝負では有利だと発言するんですがまず作るゲームを
どの層のニーズに応えるかターゲットを絞る段階でライターとプロデューサーが一戦交えて欲しかった、
ライターをやってるなら通に認められたいと思いますがみんなに知ってもらうには
圧倒的にライト路線のほうがいい、そこでライターと商業視点のプロデューサーとの
ぶつかり合いがほしかった、同人活動特有の溢れる情熱のバチバチと
生々しい舞台裏を描いてこそ「荒野を目指す」なのではないか。

ライターの文太郎がプロデューサーの黒田さんの方針を最初から受け入れていたということは
初めからそんな路線を狙ったものではないというわけで、実際個性的な仲間たちとの
取材にかこつけたデートや海での合宿や幼馴染の夕夏との淡い恋心など
ライトなラブコメとして楽しく見れました。

PV見て勝手に内容を想像して文句言ってりゃ世話ないんですけど
一話はすごくよかったし期待してた路線だと思ったんだよなぁ・・・

ちらとも業界っぽいものを見せないのは逆説的によっぽど夢も希望もないところなのかな
などと益体もない事を邪推しつつ、いい言葉も多くて例えば黒田さんが創作論を聞かれ

「物作りとはコスト」

と答えるんですがそれが対価に見合った人材と作品ができるという
プロデューサー目線の意図かそれともかけた情熱に見合うだけ作品は応えてくれるという
意図の発言か作中で明らかにならないし夕夏に

「限られた時間内に結果を出してこそプロ」

というんですが、思わず身につまされるいい言葉だと思うのですがその後の展開が仲間と一緒に
頑張るみたいなマイルドで口当たりがいい感じになっていて、それもいいと思うが
その言葉を引っ張り出すんならプロとして自立する夕夏の姿が見たかったし
他にもいくつか胃にズーンとくるいい言葉があるんですがそれを言葉でなく彼らのゲーム作りの
過程で感じたかった想いが強いです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

作りが安易。交代で誰かトラぶって収拾→結束強まる!は飽きる

5話まで視聴しての感想です~
本来は見終えてから評価したいんですが、このあたりで物語の路線&内容が見えてきますからね。

高校生がギャルゲーを作るという設定が「冴えカノ」と似たアニメ、でも内容は落ちる(涙 という評価が世間一般ぽいですね。
たしかに、これをまったく否定できない。しかも、“落ちる”という残念な部分も。。。

個人的には初回1話はおもしろかったんです。
黒田さんからシナリオライターとしての才能を見出されて、自分の可能性をみつけた気になる北条くんであるとか、冴えカノの中二病満載なギャグ路線と似ていても違う道を行く作品なんだなと。

とにかく物語の軸となる黒田さんと北条くんがまじめですからね。
この2人が周囲に振り回されながらも、リーダー要素発揮してまとめあげていくんだと思っていました。

ただ、、、チームの発起人である黒田さんが何をしているのかよくわからない人が多いんじゃないかな。
そして、文句いうだけで何もしてないように思えるんじゃないかな。
そこがこの作品が低評価なところじゃないかな。

以下、2話以降のネタバレ含みます

{netabare}

北条くんが絵師のうぐいすをみつけてきたときも、ワタシはすでに知っていた! みたいなワカッテマシタ発言をするけど、そこ違うよねと。チームでやるんだから、どんどん協力して候補集めて、その中からでも北条くんに選ばせてもいいんだし(交渉も)、これでうぐいすをみつけてこれなかったらどうしたんだろう。

彼女は自分を大きくみせたいのかもだけど、実際は何してるのかわからなくて、小モノぶり感がすごいんです。それにため息ばっかついてるし。

4話~5話の安東さんの件もそう。安東さんとも衝突するだけしておいて後始末は北条くん任せ。納期をまもるのは黒田さんの仕事では? それでも反省すらしない。。。

で、決定的だったのは、オーバーワークで悩むうぐいすが誰かに相談したかったのだけど、部室に黒田さんと北条くんがいるのに、北条くんに行ったことですね。黒田さん、あなたは誰からも信頼されていないことに気がつかないとダメだよ。

で、ふと思うんです。冴えカノがきちんとおもしろい部分はおもしろかっただけに、その違いを。黒田さん的キャラとかぶっていたあの子(名前忘れてすみませんw)との格の違いを。なんだかんだぶつかりながらも、冴えカノメンバーは自分たちで処理して、うまく折り合いつけてましたよね。

次で折り返しの6話です。
ここから黒田さんが魅力をみせて、北条くん以上の存在感をだせれば盛り上がるはずだけに、そこ期待して評価はまだしません!

~ {/netabare}

~久しぶりの追記です。10話の感想~ ネタバレ含む
{netabare}
体験版の配布が完了して、プレーしたユーザーの感想を
読むのが楽しい充実のシーン。
しかし、平穏な日々は長くは続かず…。

同時に体験版を配布していたメーカーとの懇親会ぽいお茶会で
露骨な引き抜きに面食らう面々。
それもかなり強引で、ついにブンタが女社長に
水をひっかけて攻防勃発!

でもね… こんな非常識な人は業界にいませんよ…
まじで悪いイメージつくからやめて欲しい。

みんな自分の作品と会社にプライドもってのぞんでますよ。
それも作品ができたばかりでしょう。
作りたいものが作れず悩んでるとかなら別ですが~。

それにあの女社長、アレコレいいふらして騒ぐとか言ってたけど、
あれが初めての迷惑行為じゃないのは想像できるし、
すでに業界でもトラブルメーカーとして有名人なんじゃないのかな。
(会社は立ち上げたばかりで無名だとしても、過去があるはず)

だとしたら騒いだところで被害うけるのは相手なんですよね~。
悪評つけるつもりがブーメランで社長の名前が拡散して、
あああ、その人知ってるよ!てなるのがオチ。

本当、子供だましの脚本はやめてほしいw
毎回順番っこで誰かがヘマして苦労して、みんなで助け合う…
このパターンを繰り返すのはどうしてなのか。

まずこの作品の関係者にこそ、アニメの作り方を勉強してもらいたい。
{/netabare}

まさかのラスト! 
これでいいのか・・・でもゲームは完売続出だそすだからいいのかw
{netabare}
ゲーム完成直前になったところで、まさかの黒田さん
売上猫ばばプランが発覚!

えええ?! プロに徹しようとか言い続けてたのに
あんただけは詐欺師のプロ目指してたのか?! て感じ。
これでもうこのアニメに絶望しました。

そりゃ文化祭で配布するんですかレベルならわかるけど、
それはないわ。

たしかにみんなが参加した理由は金銭目的ではないけど、
だからしていいことではない。
それをあっさり許すメンバーも
お花畑ぽいなぁ~。

こーいうことをきっちりできないと、
いつか今度は自分が持ち逃げされますよw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

六波羅が目指した荒野には何があったのか・・・

この作品の原作であるゲームは未プレイです。「少女たちは荒野を目指す」というタイトルの荒野に反応して「サバゲー系なのかな?」と勝手に想像していましたが、蓋を開けてみると全然違う内容でしたね^^;
それでも、千菅さん、花澤さん、明坂さんにさとさとさん・・・この声優さんの布陣を見て視聴しないという選択肢はありませんでしたけれど・・・^^;

この作品のwikiでのジャンルは「学園、青春」と極めて大雑把な括り・・・
これでは大概の中高校生が出演する作品のジャンルがこれになってしまいます^^;

この作品は、高校生が共同で美少女ゲーム(以下、ギャルゲー)を制作していく・・・という内容のモノです。
ギャルゲーを制作していくという切り口は、2015年冬アニメで放送された「冴えない彼女の育てかた」と同じです。
後は何を軸足に描いていくかで評価が変わってくるところだと思いますが・・・

完走して感じたこと・・・ゲーム制作をアニメ化するって難しいと思いました。
「冴えカノ」は、メンバーの内面とメンバー内での出来事が中心に描かれていて、ゲーム制作に関してもメンバー内での掛け合いを踏まえるなどゲーム制作の要素は薄いと思います。
一方、この作品はガチでギャルゲーを作り上げる・・・ある意味スポコン要素も織り込まれています。
それぞれの役割も明確に分かれているので、「原画さんって凄いな^^」とか「シナリオライターって大変そう・・・^^」という印象を持つ事はできますが、ゲーム制作における選択肢は「0」か「1」しか無いため、ガチで作れば作るほど先が見えちゃうんですよね・・・^^;

でもそれが悪いとは決して思いません。「モノづくり」を進めていく上で避けては通れない「産みの苦しみ」がしっかり描かれている事の裏返しですから・・・^^
新しいモノを生み出すのは並大抵の事ではありません。
ましてや相手はゲーム・・・一朝一夕で完成するモノでもありません。
大切なのは初志を貫徹する事・・・なのですが、これは言うほど簡単ではなく、己を律し、様々な欲望に打ち勝って初めて手にする資格が得られるのだと思います。

「産みの苦しみ」が大きければ大きいほど、達成感も比例して大きくなります。
苦しいことに背を向けるのではなく、敢えて立ち向かう姿勢は好印象だったと思います。

そして、もう一つ好印象だったのはゲーム制作という過酷ではあるが平坦な道のりの中で発生する出来事がとても大切に描かれていた事です。
ゲーム作りのメンバーなんて早々集まるとは思えませんし、ましてや高校生なら尚更です。
〆切を守る・・・当たり前の事ですが、この当たり前の事ができない社会人が増えているのも事実です。
周りができるのは頑張っている人を盛り立てて応援すること・・・だって仲間なんですから・・・
そういう「皆んなで一緒に・・・」という空気はとても良かったと思います。

ですが、ゲーム制作の途中で発生した外乱・・・荒野における常識と厳しさを織り込みたいという意志は感じましたが、内容的には結構えげつなかったと思います。
これを高校生に聴かせるのは酷なんじゃ・・・と正直思ってしまいました^^;
その後の大きな原動力になった・・・とも思えますが、内容的にはもう少しライトでも良かった様な気がします^^;

北条 文太郎、黒田 砂雪、小早川 夕夏、安東 テルハ、結城 うぐいす、甲斐 亜登夢の6人で命名したチーム「六波羅」。
彼らの一世一代の勝負の行方は如何に・・・^^?
気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、佐咲紗花さんの「WASTELANDERS」
エンディングテーマは、六波羅女性陣による「世界は今日もあたらしい」
どちらかというとノリの良いオープニングの方が好みかな^^
エンディングの可愛らしい歌詞も捨てがたいですけれど^^;

1クール12話の作品でした。原作ゲームは2部構成になっていて、アニメ化は第一部のみを対象に制作されたそうです。今回制作したゲームはミニサイズ版で、その資金を基にフルサイズ版を・・・と言っていたので、2期のストックはあるようです。
後は円盤の売れ行き次第・・・というところでしょうか^^;
ゲーム制作に対する熱い気持ちが好きだったので、続編が制作されたら是非見たいと思います^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

63.8 5 2016年度のゲーム原作アニメランキング5位
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (371)
1878人が棚に入れました
超一流の才能を持つ高校生たちが、閉鎖された空間の中で”コロシアイ”を繰り広げる様子と犯人を見つけ出すための学級裁判を描いた推理アクションゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の新作アニメ。シリーズ完結編となる今回は「未来編」「絶望編」の2部構成。新キャラクター登場のほか、ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の人気キャラである希望ヶ峰学園77期生たちの姿も描かれる。

声優・キャラクター
柴田秀勝、森川智之、藤原啓治、藤田咲、中原麻衣、諏訪部順一、水瀬いのり、江口拓也、本郷奏多、釘宮理恵、三宅健太、斎藤千和、日笠陽子、緒方恵美、松風雅也、TARAKO、貴家堂子
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

モノクマさんお久しぶりですヽ(*´∀`)ノ

一度でいいからみなさんにはこれから殺し合いを始めていただきますって言われたい!!(笑)

1話 {netabare}
超高校級の絶望ねー( ̄∀ ̄)
それの対抗が未来機関…希望ヶ峰学園の卒業生が中心なのね
以前の作品のキャラクターも健在ねヽ(*´∀`)ノ
主要キャラクターの数どんどん減ってくパターンね

未来機関名前覚えられるかな~
万代の声wwwwwwwwwwwwww
苗木君造反の疑い?個性強いなぁwww
宗像さん…なかなかNo.2って感じ

苗木15人も匿ってたの?
苗木が本当に超高校級の希望か疑ってるのね!!
おっと噂の苗木キタ━(゚∀゚)━!いきなり拘束、反逆行為で…
物騒だなー…
苗木、朝比奈、霧切、葉隠懐かしい顔ぶれだなー

雪染ちゃんかわいいな(*´`)
雪染ちゃんは絶望の連中の先生だったらしい
宗像は未来機関の希望
雪染さんは好きなのね宗像さんのこと

おっと本部を襲う不審な揺れ
さらに女子トイレの個室にあった警備員の死体
敵はもう懐の中に…

葉隠は変わらないな~(笑)このお気楽感w
外部とも警備員とも連絡取れず…閉じ込められたー
さらに会議室にも催眠ガス…いきなり未来期間全滅?w

みんな目覚めた時には手には爆弾が…
おっと、お久しぶりですモノクマさん(笑)
声変わっちゃったのだけは残念よね
絶望の反撃ってわけね

未来機関の人で全員で殺し合いをしてもらうことに~
二度あることは三度あるwたしかにwww
おっといきなり被害者
第一の被害者はやっぱり雪染さんかー
死亡フラグ立ちまくりだったもんなw

{/netabare}

苗木 誠(なえき まこと)
第十四支部所属。希望ヶ丘学園78期生。元・超高校級の幸運。コロシアイゲームで絶望を打ち破ったことから「超高校級の希望」と呼ばれている。絶望の残党を匿ったとして、未来機関から糾弾されている。特別な才能を持たないが、前向きなのが唯一の取り柄。

2話{netabare}
自らの命を絶つ選択を迫られた苗木…

いつもいつも凝ってるよな~…(笑)
襲撃者っぽいやつ殺してみれば~(笑)
モノクマっていつも身体張るよな~( ̄∀ ̄)ノ

未来機関の行動は世界中に筒抜け…あの時と同じってことか
モノミでたーヽ(*´∀`)ノ月光ヶ原さんよりも上のハッキング技術w
モノミも見るも無残な姿にwww
いやはや…面倒なことになったものだねぇ
完全に閉じ込められ、裏切者がいる状況
ここにいる人間に拘束など無意味

毒で万代死んじゃったよ~(笑)あっけない(笑)
自分の弱点をさらすのもリスク
多数決ってこういう状況だとダメよね…暗愚
半分以上は苗木が犯人だと仮定する

絶望を滅するためとはいえ「死ね」とは…
お互いお互いで殺しあってたら本当にしょうもない
苗木のNG行動きついよなw
朝日奈こういうとき行動力凄まじいなw

ゴズさんまでも殺す勢いだな宗方
まったく物騒だなー…
月光ヶ原もこっちにつくみたいね(*’ω’*)

さてさて次の犠牲者は誰かな?
疑心暗鬼の殺し合いの始まり始まり~
天然ジゴロよね苗木w
外には葉隠もいるだろうしな


おっと犠牲者は朝日奈?…
{/netabare}

宗方 京助(むなかた きょうすけ)
未来機関の副会長・第二支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の生徒会長。冷徹で、淡々と職務を執行する。カリスマ性にあふれており、未来機関では実権を握っている。誰よりも「超高校級の絶望」に怒りを抱き、憎んでいる。

3話{netabare}
朝日奈紛らわしい…
っておい本命に殺されたのは素顔がわからないグレートゴズ…

とりあえず邪魔したから殺されたって感じよね~ゴズ
流流歌と惣之助はそういう関係?
朝日奈ナイスバディだな~(/ω\)
物騒担当は苗木なのねw
本来の放送設備を使ってみんなに事件を伝える

右に曲がるのが月光ヶ原のNG行動らしい
朝日奈はパンチとキック食らったら終わりなのね…
いやーこの状況だと結構やばいよな
秘密は分かち合ったらソウルメイト

朝日奈の察知能力すごいな~(*’ω’*)
月光ヶ原も共に囮役に

葉隠難を逃れてたwwwwww
おっと外もなんか物騒だったwww

じいさんに霧切、御手洗か
強すぎる希望は時に絶望に近づくものか
いがみ合ってる場合ではない…

響き渡る苗木の放送…
江の島にあったから絶望になったのあの子たち?
絶望を治すプログラムを施してきたのね苗木は…
流流歌と忌村は因縁もちなのね
黄桜さんも飄々と生き残ってるな

おっと逆蔵と霧切たち
苗木と宗方が遭遇
殺し合いの始まり?

虚ろな言葉の先にあるのは希望かはたまた絶望か…
{/netabare}

月光ヶ原 美彩(げっこうがはら みあや)
第七支部支部長。元・超高校級のセラピスト。希望更生プログラムを作った関係者の一人で、極度の人見知り。自分の言葉で話さない。期生数は不明。

朝日奈 葵(あさひな あおい)
第十三支部所属。希望ヶ丘学園78期生。元・超高校級のスイマー。元気いっぱいのムードメーカー。やや感情的になりやすいが、仲間を信じ、守りたいという気持ちがが人一倍強い。ドーナツが大好き。本部招集される予定はなかったが、代理で出席となった。

4話{netabare}
葉隠君はハブられてますwwwwwwww
宗方と苗木の戦いが始まるのかな?
さらに霧切たちには逆蔵が…
天願のじいさんも御手洗も霧切も叶う相手じゃないよなw

76期生同士で争ってるし
月光ヶ原と朝比奈も逃げまどい
天願の会長案外武闘派?かっこいいな爺さんw
朝比奈たち霧切たちと合流

苗木、宗方に確保される
さらに苗木は餌…殺されてないならまだ交渉の余地がある
宗方も苗木が襲撃者だとないことはわかってるのね
襲撃者は自由にゲームをやめることができるわけね
苗木は大切なコマなわけだ!!

天願の爺さんやるなー(^-^)
苗木を助けるために会長参上

霧切は霧切にしかできないことを務める
また二手に分かれたのね
黄桜さんどこにでも飄々と現れるな
苗木お姫様だな(笑)

おっと逆蔵の復活早いな
76期生同士の戦いは苛烈になってきたな
流流歌と十六夜、忌村過去に何があったのかね?
宗方と会長の戦いは決着…

月光ヶ原が苗木を助けるために捨て駒る
容赦ない一撃だことw

天願のじいさん突き刺さってるな…これまでか
悪運は宗方のほうが強いらしい
おっと裏切者は月光ヶ原?それともただの傀儡?
{/netabare}

霧切 響子(きりぎり きょうこ)
第十四支部支部長。希望ヶ丘学園78期生。クールな性格で、ミステリアスな雰囲気を持つ。探偵らしく常に冷静に状況分析を行い、最善策を見つけ出す。他人と積極的に関わらない主義だったが、コロシアイゲームを生き残った仲間のことは信用している。

天願 和夫(てんがん かずお)
未来機関会長・第一支部支部長。元・希望ヶ峰学園学園長。機関の中心人物。苗木たちをスカウトし、絶望の残党を発見した。行き過ぎた絶望の殲滅を嘆いており、これ以上争いの起こらない世界を目指している。

5話{netabare}
流流歌、惣之助、忌村…76期生メインの話かな?
前回絶望編で仲たがいしたきっかけは知ったしな~(*´▽`*)
お菓子が食べれないのか忌村…お互い依存と理由の関係…そして今は…

忌村を止めるのは超高校級の鍛冶師だった惣之助カッコいいな(笑)
おいしいお菓子を食べるために♪

昔の天願はもっと強かったらしい…どんだけだよw
絶望を駆逐できないから…
絶望をなくすために…戦争をなくすけど…戦争がなくなったくらいじゃ…

苗木と朝比奈の前に逆蔵が…
朝比奈戦えるのかwww
忌村もはや妖怪だなぁ
匂いで居場所もわかるとか…

自分の取り柄が認められないと不満になるよな~
流流歌の観察力はさすがだなー☆彡
忌村のNG行動は影を踏まれること
NG行動バレるとやりづらくなるね!

宗方は天願を絶望と判断したみたい…
葉隠はぶられてるなー(笑)
惣之助偶然にも秘密の出入り口発見してるー
食べると死んじゃうのか…お菓子

流流歌も宗方を殺したいのね
恩人を守るためにどんだけ薬のんだんだよw
お互いになんですれ違っちゃったのかね?この二人は…

もう見境なしだな忌村
月光ヶ原の攻撃も苛烈だなぁ
操ってるやつ絶対メンヘラ(笑)

天願は襲撃者を知ってたのね
いや真実はまだ…
天願と宗形…決着
宗方の計画とは?

3人目の被害者は忌村…
{/netabare}

忌村 静子(きむら しずこ)
第四支部支部長。元・超高校級の薬剤師。希望ヶ峰学園76期生。テンションが低く、ぶつ切りの言葉を並べてしゃべる。マスクをしているので表情も読み取りにくく何を考えているのかわからない。

安藤 流流歌(あんどう るるか)
第八支部支部長。希望ヶ峰学園76期生。元・超高校級のお菓子職人。頭の回転が速く、お菓子で人を釣る交渉術が得意で、彼女の作るお菓子には麻薬並みの中毒性があるといわれている。裏切られることが何よりも大嫌い。

十六夜 惣之助(いざよい そうのすけ)
第九支部支部長。希望ヶ峰学園76期生。元・超高校級の鍛冶屋。無口で流流歌以外と交流しようとはしない。武器開発を得意としており、コートの中には暗器がたくさん仕込まれている。

6話{netabare}
葉隠しぶといな~(*‘ω‘ *)久しぶりに占い発揮したけど…その真価は(笑)

宗方とちさ先生と逆蔵…はいい仲間
ちさに刀を突きさして…お墓の代わりかな?
苗木どんだけもうトラウマ持ってるんだよw
苗木と月光ヶ原と朝比奈は一緒か

霧切と御手洗そして黄桜は一緒かー
ゴズさんのマスクの下見てみたかったわー
霧切さん3人目の犠牲者を探す
軽口のやつほど危ない可能性も
黄桜と霧切相性悪いよね

犠牲者がたくさん…惣之助さんも殺されてたのね…
忌村も死んでて流流歌は生きてたのね(*´▽`*)
苗木嘘の希望で励まされてる…嘯いてるなー
これはゲームじゃない壊してしまえばいい!!苗木案!!

外の未来機関の人に連絡を取ることにー
出た!十神久しぶりだな~
全世界に中継されてないのね
ジャヴァウォック島、災難なのはモノクマと宗方の方…苗木はゴキちゃん並みw

月光ヶ原の本人の死体が発見された…
いまいるのが偽物
十和もなか
ふかわと苗木の妹こまるが十和シティーにいるのね
一網打尽もできそう

{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)
第十支部支部長。希望ヶ峰学園77期生。元・超高校級のアニメーター。天願にスカウトされて未来機関に入った。気弱だが正義感にあふれていて、世界を希望で満たしたいと考えているが、それ故に思い悩むことも多い。

7話{netabare}
塔和モナカは江の島盾子の信者だったのね
そして絶望の因子、2代目江の島盾子を名乗る

元・超小学生級とか(笑)
急にこまるたちの話になってるw
希望でも絶望でもない少女(*‘ω‘ *)
冬子はジェノサイダー翔の方が強いなw
でこまるwお兄ちゃん大好きっ子なのねw
それにしても塔和シティー恐ろしい場所
文学少女まだ十神のこと好きだったのねw想像の腐川wwwwwww誰だよ?
十神支部長代行勘はいいみたいw

十神は外部から絶望の残党と未来機関を探る
モナカのアジトわっかりやすw
こまるちゃんのツッコミエッジきいてるなw

塔和モナカとこまる、腐川の戦いが…え?モナカの降参?(笑)
どうせ戦ったって希望が勝っちゃうから降参とかw
さすが現代っ子w辞めるときはあっさりバーン!!

モナカちゃん…すごいきったない部屋に住んでる~w
希望とか絶望とか黒歴史扱いw
モナカは関係ないらしい…この子は傍観者
月光ヶ原を殺したのはモナカちゃんらしい
ダメ人間だな(*‘ω‘ *)大人にされちゃったモナカちゃんw

苗木のせいでほかの仲間が死んじゃう
ぐぐれかすwwwwモナカの撤収の仕方www
宇宙でニートになる少女塔和モナカwww唐突かよw
冬子もこまるもよく食らいついてるなw

考えるのを辞めたらニートになるのか(*‘ω‘ *)
OVAみたいな回だこと

月光ヶ原の画面に急にこまる
コロシアイゲームを生き残った誰かが苗木のせいで死んじゃう…

霧切に迫る…怪しい影…
{/netabare}

十神 白夜(とがみ びゃくや)
第十四支部支部長代行。希望ヶ峰学園78期生。元超高校級の御曹司。外の世界で絶望の残党と戦い、復興のため力を尽くしている。相変わらず高圧的だが、コロシアイゲームを経て少しだけ人とのつながりを大切に思えるようになった。

苗木 こまる(なえぎ こまる)
苗木誠の妹である普通の少女。壊滅した都市・塔和シティーにてオトナとコドモの戦いを治めながら苗木誠が迎えに来てくれるを待ってる。

腐川 冬子(ふかわ とうこ)&ジェノサイダー翔
未来機関研究生。元・超高校級の文学少女。壊滅した都市・塔和シティーにて苗木こまると一緒に暴動の鎮圧のため奮闘している。自分の中にジェノサイダー翔という殺人鬼を宿している。腐川と翔は記憶を共有できないが、感情は共有できるので、初めての友達であるこまるをとても大切に思っている。

塔和 モナカ(とうわ もなか)
元・超小学生級の学活の時間。月光ヶ原に成り代わってコロシアイゲームに参加していた。

8話{netabare}
数年前のどこかの戦場?学園?黄桜さんの話か?
人は簡単に吹っ飛びやがる

葉隠本当にしぶといな~( *´艸`)ノ
十神も外にまで来たみたいだね
こまるは迎えに来てくれるのを待ってる…

おっと苗木の前には片目の宗方
マシーン月光ヶ原と宗方戦闘開始w
今のうちにここから離れるが吉
宗方刀に奥の手とか仕込んでるのかよw

十六夜惣之助の罠すごいのな
離れるよりも調べることが先
流流歌が調査の邪魔を…?そして曲者?
さらに逆蔵までも合流とはな(排除目的)

やっぱり逆蔵には戦闘では勝てないな
おっと黄桜さんもなかなか鋭いな~
しかもNG行動まで教えちゃうとはな~

なかなかの策士黄桜…こいつの方が曲者だね
いや流流歌も侮れないな
黄桜さん霧切を助けるために左手を…開いてしまって
約束を守り…散る
かっこいいやんけ

逆蔵も流流歌の手ごまに…
流流歌の特性スイーツは麻薬みたいなものか
逆蔵の意志の固さすごいな

十六夜惣之助を殺したのは安藤流流歌
彼はNG行動で死んだのか
そして襲撃者に殺されたのは忌村
食べ物を口にするがNG行動か

流流歌の動機は秘密の出口

流流歌のNG行動は誰かがゲーム会場の外に出ること
霧切もまた油断ならない

探偵は冷たい

いよいよ侵入口は開いたが罠が作動…
死ぬのは誰だろうね…十神、葉隠…
{/netabare}

黄桜 公一(きざくら こういち)
第三支部支部長。元・希望ヶ峰学園スカウト担当。苗木たちを未来機関にスカウトした。気まぐれで何も考えていないように見えるが、勘がとても鋭くここぞという時に頼りになる大人。なれなれしいのが玉に瑕。

逆蔵 十三(さかくら じゅうぞう)
第六支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。。元・超高校級のボクサー。荒々しい性格で、プライドが異常に高い。宗方の右腕的存在であり、彼の目指す理想の未来機関のためならばどんな汚れ役でも受け持つ

9話{netabare}
モノクマあらすじ~総集編?ではないのねw
やっぱりしぶとい葉隠wwww
あの爆発でも生き残るのね~( *´艸`)

逆蔵が空けた扉の先は海?
ここもまた出口ではなかったのね…
霧切はあれが偽物だと見抜いていたのね
この中は海中だとも見抜いていたのか

大掛かりな準備だこと~
きっかけは些細なことから
怪しいのは副会長宗方?

ロボット月光ヶ原死にそうだな
絶望を滅ぼす修羅となった宗方
黒幕は果たして宗方なのかな?
霧切は苗木との合流を…頼りなさそうだけど瞬発力はすごいのね
恥ずかしい話の途中で合流とかw

希望は伝染するのか~
まったく霧切は苗木のこと信じてるのな~(*´▽`*)

逆蔵は宗方の様子がおかしいのに…
宗方に刺される逆蔵…すごい全部絶望のせいに殺す気かよw

流流歌は逆蔵が刺されるところ見たのな~
結局みんな裏切り裏切られる
惣之助はカッコいい死に方だと思うぞ
流流歌とんでもないくそやろうだな
でもここまでかもな…

朝比奈力持ちだな~(‘ω’)ノ
もうすすタイムリミットだけれども…
霧切から希望を宿される

そしてお時間…
次の退場者は安藤流流歌

おっと苗木が目覚めたときには霧切はNG行動で…
霧切のNG行動えげつないな
モナカが言っていたことはそういうことだったのか

宗方さんからの誘い…
宿された希望を胸に立ち上がる苗木
もはや最終決戦はすぐだな
{/netabare}

葉隠 康比呂(はがくれ やすひろ)
第十四支部所属。希望ヶ峰学園78期生。元・超高校級の占い師。とてもマイペースでなぜコロシアイゲームを生き残れたかわからない男。直感で占いをするが的中率は30%。髪を結いメガネをかけてイメチェンをしてみたが、臆病なのは相変わらず。

10話{netabare}
苗木と霧切…これは過去回想?
ゴミが頭の上にあっても輝いてるな霧切さん…毒で倒れる…

霧切の思いを胸に決意の顔の苗木…
割り切れるわけないけど…希望を託されたなら前に進むしかない…
朝比奈と御手洗を残し…

月光ヶ原の残骸を見て一瞬ビビるが…前に進む苗木
希望の考え方は違うのな~
苗木と宗方ぶつかるしかない…運命なのかな

苗木と宗方の衝突
接近戦じゃ苗木不利だよな~
霧切の残したのは希望だけではなかったみたいね

熱を帯びた刀に、暗器とか宗方―w
苗木早くも足を撃たれる
まだ幸運という名の悪運はつきてない苗木
だったがここで…

苗木を殺せない宗方
宗方のNG行動は扉を開けてはいけないか…
だからといって…苗木が絶望だと決めつける宗方
もう聞く耳なしだなwww

絶望を消しても希望は生まれない…
天願は襲撃者知ってたのか!!一人ではない…
未来機関全員が襲撃者だと…
全員が…みんな絶望に染まっていた?どういうこと?

希望とか絶望とかうっせーなw
相手がなんだろうとその出会いには感謝を♪
宗方の悲しい雄たけび…戦意喪失か

いつから間違った方向に進んでいたとか
襲撃者の正体を突き止めていた霧切さすがだわ!!

急にジャバウォック島w
{/netabare}

万代 大作(ばんだい だいさく)
第十一支部支部長。希望ヶ峰学園66期生。元・超高校級の農家。コミカルな見た目と、とてもかわいらしい声を持つ心優しい男。「イチゴの種も3個まで」などの自作のことわざも言うが、その意味は誰にもわからない。

グレート・ブズ
第十二支部支部長。希望ヶ峰学園69期生。元・超高校級のレスラー。未来機関所属前はプロレスラーとしても活躍していた。恐ろしい牛の顔のマスクをしているが、性格も口調も穏やかで丁寧。ただし、怒らせると怖い。

11話{netabare}
また少しさかのぼり…苗木たちが希望ヶ峰学園から脱出したころ…
この頃にはもう絶望は…

襲撃者の正体は…つまり襲撃者は自分…自殺
犠牲者のすぐそばにはモニターが…自殺と関係している?
苗木自分で自殺しないように縛って…w
自棄にはなってない…確信ある選択
霧切のためにもこまるのためにも生き残る…
そしてタイムリミットの時間か

モニターにはモノクマ?すべての特典に録画
襲撃者の特典は…これは催眠なのかな?
苗木気づいたら別の世界?に

そこには辛辣な霧切、久しぶりだなあのアイドルの子
ここは絶望の世界なのかな?(‘ω’)ノ生きてることを否定される世界か
世界が血に染まる…普通の精神ならもたないよな…
てかナイフどっから落ちてきたよw

自殺を促す世界か…これも一種の催眠か
おー逆蔵生きてたか(‘ω’)ノ
結局、襲撃者なんていなかった…みんな自殺させらていた…

モニターの近くにいた人が最初に起こされて絶望に染まり死を選ぶのか…
みんなただ踊らされていただけ…
逆蔵手首ごと落とすとはな、てかよく生きてるな

未来機関の創設者天願和夫が黒幕?誰もが襲撃者になりうる
やつが絶望の残党だったという真実?
雪染も逆蔵も天願も…まぁ逆蔵は脅されてただけど…

非常用照明に切り替わりモニターの電源が落ちる
逆蔵最後の力を振り絞ったのか…

宗方は逆蔵の元に…
さらにバングルまで外れて…
逆蔵の功労っぷりな最後のな
後悔したときにはもう遅い…

外は外でてんやわんやだな~
人を洗脳させる映像…御手洗が何かかかわってる?

御手洗もまた利用されてたのかな?
そして天願からのメッセージ?生きてるの?
{/netabare}

雪染 ちさ(ゆきぞめ ちさ)
第五支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の家政婦。健気でお人よしで頑張り屋な性格。天然な一面を持ち、張り詰めた未来機関の空気を和らげることもある。動機である宗方のためなら命も惜しくないと考えている。

12話{netabare}
この作品数年前多いな~
絶望の詰まったビデオを…
人を自殺させるビデオ…この二つが天願の手に
これを渡したのは雪染先生か…この時にはもう洗脳されていたのね

死んだ人から送られてきたのは…
天願の希望は希望ヶ峰学園の生徒だった(‘ω’)ノ
天願黒幕かよwww悲しく悲しくてついやったのかよw

絶望から逃げた御手洗は…御手洗は何を知っているんだか?
絶望のビデオを作っのは…絶望に染まった子たちもビデオを見せられたのか
天願さんでさえ絶望のビデオの江ノ島盾子の犠牲者

御手洗は希望のビデオとか作ってたんかいw
江ノ島と逆…希望のビデオは人の心を変えてしまうものだが…
それでも絶望には勝てないから…苗木みたく強いわけではない…

洗脳使えば最強じゃねーか御手洗
NG行動が枷となっていたのか
世界の希望のために…御手洗の正義も尖ってるなぁ

朝比奈に抱き着かれてる苗木w
お、宗方戻ってきたのか(‘ω’)ノ
天願どっちだよw御手洗に希望のビデオを使わせることだった?
結局どっちだよ(*´▽`*)?

御手洗を追い込むために…殺し合いをしたのか
希望のための殺し合い、全人類の洗脳とか
それは人間なのか?それとも…?

宗方さん捨て駒ってる~
宗方が隠れた部屋は会議室…雪染のもとに舞い戻ったな
修羅から侍になった宗方さんかっこよすぎだろww

朝比奈銃で撃たれて…生き残ったなよくここまでw
苗木を送る朝比奈…限界だったか
希望同士で何やってんだかなw

家政婦は見たタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちさは絶望だったのか
御手洗に希望のビデオを流させるのがこの殺し合いの目的か…

77期生を仮想世界に送ったんかーい
それすらも天願の罠だったのか
ちさの踊りっぷりな…

え?これで終わりっすか?(笑)
起承転け…で終わりなの?(‘ω’)ノ

うおw葉隠しぶとすぎだろwwwwwww
よかった十神も無事だったみたい(笑)
こいつらはしぶとい(*´▽`*)ノ

未来編はここで終わりだけど…希望編につながる
{/netabare}

モノクマ
謎に包まれたクマ型のぬいぐるみ。白い半身は普通のかわいらしい雰囲気だが、黒い半身は邪悪な表情をしている。未来機関同士のコロシアイゲームをしかけるが、真意、目的、操ってる人間などすべてが不明。

モノミ
謎に包まれたウサギ型のぬいぐるみ。未来機関にゲームを仕掛けてきたモノクマを敵視しており抵抗するが、語尾が「~でちゅ」や「まちゅ」などの赤ちゃん言葉なのでいまいち決まらない。

いやー霧切さん死んだときにはもうこの作品終わったなと思いましたね…でも…
ダンガンロンパの象徴であるモノクマがあんまり出てこなかったのが
残念ですかね~

それにしても葉隠はしぶといw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まるちゃんと、タラちゃんと、シンジ君。凝った構成。

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追記(ネタバレあり)
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2周目の感想。

改めて見て、良いアニメかどうかは分からないけど、
ダメな部分も多々あるかもだけど、最高のアニメでした。

2周目なので謎解きの部分は分かった上で。

{netabare}
---------------
未来編の主人公は誰か? って考えた場合、「御手洗」かなと思ったけど、
やっぱり「宗方」かなぁ。
宗方、ボクサー、雪染、未来編ではやはりこの3人が中心だったと思いました。
宗方が主人公で、ボクサーがヒロインでしょう。
その間に雪染さんがいるのでした。

同じように、絶望編(+希望編)の主人公は誰か。
ヒナタ(カムクラ)とナナミでしょう。
こちらもお話の中心に雪染さんがいます。

---------------
絶望編は第5話で「エノジュン」が登場してから、終わりの始まりでした。

エノジュンは前作のアニメと違って外見が可愛くなってました。
ブラ出しキャラは変わらずだけど、ベロ出しキャラはやめたようです。
OPでエノジュンがフーッとチビキャラの77期生を吹くところで、ふわっとする髪の毛が可愛いです。
その後の77期生のキャラが上から絶望的に降って来て、
真ん中からコマエダが堕ちてくるところが好きです。

エノジュンはメタ発言も多いし、ふざけてるし、ふざけまくってるキャラですが、
かといって愉快犯ではない、目的の為には容赦ない鬼畜ですね。
でも勝っても負けても絶望を味わえる最恐キャラの1人。

コマエダも似たようなキャラです。
幸運の僕がこんな不幸を味わえるなんて、なんて僕はついてるんだろう。
絶望と希望、よく似ています。

最恐だけど、ふざけていて、でも、ふざけ過ぎていない、
単なるおバカキャラじゃないところが、なんか好きだなぁと思います。

絶望編の第8話「偶然にも最悪な再会」で、
エノジュン、コマエダ、
この超ボス級のチートキャラが対峙します。
コマエダが海外で偶然拾った拳銃をエノジュンに向ける。
こんなのでやられる絶望だとしたら、希望の踏み台としてふさわしくないと。
緊張感のあるシーンでしたが、
そこにカムクラが登場。
カムクラの方がコマエダより一枚上手のようでした。
”幸運くらい僕も持っていますから”というセリフが印象的でした。

その後、絶望編は先生の洗脳や、ナナミのオシオキタイム、
結構キツイ描写が続きました。
絶望編というだけあって、元々こういうゲームだし、そういう流れはしょうがないのかなと思います。
絵が綺麗な分、エロチックでもあり、グロチックさも増していたように思います。
特にナナミに関しては、血がピンクでも人によってはキツく耐え難い描写だったかもしれないです。
個人的には先生の脳をいじってるのがキツかったです。
映像を無理やり見せるのは時計仕掛けのオレンジだと思いますが、脳をいじるのは
なにか元ネタがあったんでしょうか、ちょっとわからないです。

絶望編はそんな感じでした。

---------------
未来編は、第1話で雪染が死ぬところが、宗方にとって絶望だったのかなと思います。
このストーリが始まる前に、世界が絶望に染まっていて、その絶望を経験していた
という背景もあると思いますが。
絶望を殲滅させる為に宗方は躍起になっています。

しかし、宗方は苗木君に教わります。
あなたは絶望しか見ていない。
あなたには希望が見えていないと。

正しいとか正義とかって話はよくあるけど
希望っていう言葉を出すのはあんまり見たことないかもしれないです。

そして未来編の第10話で、
宗方は、絶望を殲滅させる為なら雪染との思い出だって消し去ってやると言います。
それに対し苗木君は、雪染さんを消し去るなんて言うな、と。

僕は霧切さんが絶望に染まっていたとして、たとえ霧切さんを殺さなくちゃいけなくなったとしても、
”霧切さんに会えて良かったって思うから”

と言います。

このセリフにすべて集約されると思います。

ここのシーンで絵が良いなと改めて思いました。
大事なシーンでセリフに説得力を持たせる為には、声だけじゃなく絵も大事だと思います。

雪染さんは絶望に染まっていました。
それは絶望編を見れば分かることです。
でも良い先生でした。
それも絶望編を見れば分かることです。

教室に居ないクラスメイトを全員教室に集め、予備学科のヒナタ君を助け、生徒を励まし、
ナナミをクラス委員長に指名し、みんなでゲームをしたり、色んな思い出を作らせてくれました。
絶望編のEDの写真はその象徴だと思います。

絶望に染まっていたとして、
全部”無かったこと”にしちゃいけないんです。
それは絶望に染まることより、ずっと悲しいことです。

苗木君に説得され、宗方は憑き物が落ちたように目の色も戻りました。

ここは仮に雪染ちさと宗方との回想シーンを入れたくらいでは足りないかもしれません。
やはり絶望編として別のストーリで話数を割いてきちんと雪染ちさを描いていること、
未来編と絶望編、交互にそれを見て、徐々に雪染ちさが分かっていったことが効果的だったと思います。

ここで宗方が主人公だったんだろうなと思いました。

そして、襲撃者はいなくて全員自殺だったことが判明。
その後は、逃げちゃダメだと絶望を希望で上書きしようと御手洗が暴走してしまう。
で、希望編へ続くという感じでした。

---------------
希望編はナナミが全部持っていった感じでした。
船のシーンでヒナタ(カムクラ)の横にナナミが現れるところは、ちょっと泣けます。
BGMの入り方がよくて。

1周目は、御手洗がクラスメイトに迎えられて、それはそれで良いなと思ったけど、
2周目はまた違った風に思えました。

ヒナタ(カムクラ)とナナミの会話のシーンで、絶望編第1話で2人が出会うシーンを思い出しました。
そこでこの2人が主人公だったんだろうなと思いました。

ダンガンロンパ2のゲームでは、ナナミはコンピュータープログラムのAIだったのかな?
ダンガンロンパ2ではナナミは実在しないAIキャラだった、しかし、このダンガンロンパ3のアニメで
ナナミが実際にいた人物だということが判明したということかな?
ゲームではナナミの性格が違うのかな?
ちょっと詳しくないのでわかりません。

未来編、絶望編、希望編とあったこの作品、最後は、
未来は絶望か希望かわからない、
”何が起こるかわからない未来の中に、僕たちは一歩ずつ進んでいく”
――大切な人のことを思いながら、
というエンドでした。

そしてエピローグで霧切さんは実は生きていたというオチで終了。

EDの曲がhide。なんでhide?
死んでるからかな?
でもいい曲だと思います。

雪染先生やボクサーのこと、時々でいいから思い出してあげて欲しい。

---------------
おわりに

全体として、未来編と絶望編で緩急あるのが良かったと思います。
暗い、明るい、暗い、明るいといった感じで。
最終的にどっちも暗くなりますが、希望編は明るく締めてくれました。

エノジュンやコマエダなど、ふざけ切ってるけどブレないキャラがいて、
希望を与えない容赦ない絶望、どんなに絶望的でも希望を見出す、
そんな一歩踏み込んだストーリーが、あまり他では味わえないものがあると思いました。

この作品のテーマというか、一番良かったシーンは
やっぱり未来編の第10話の苗木君のセリフのシーンだと思います。

あとエノジュンについてですが、
エノジュンというのは分析能力が凄過ぎてすべて予測できてしまう、
先の先まで全部わかってしまうから絶望しているというキャラだったかな?
少しうろ覚えです。
希望は予定調和だからつまらないという主張だったと思います。
自分も、シリアスなのにハッピーエンドが先に見えている、そんな予定調和はつまらなく感じるので共感してしまいます。
かと言って絶望を望んだりはしませんが。

”確かめたいんです、希望と絶望、どちらが僕にとって予想がつかないのか”(絶望編第11話より)
これはどういうことだったのかな?
ダンガンロンパ2のゲームをやって確かめるしかないのかな?
また気が向いたら3周目も見てみようかなと思います。

{/netabare}
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追記おわり
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最初の感想。

前作のダンガンロンパが面白かったのでこちらも視聴。
前作はモノクマがドラえもんでしたが、今作はモノクマが「ちびまるこ」のまるちゃんです。
さらに「サザエさん」のタラちゃんも出てきます。
まるちゃん目当てで見始めましたが、まさかタラちゃんまでいるとはびっくりです。

このアニメは、
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』
の3つで一つのアニメです。

見る順番に特徴があって、

未来編1話 → 絶望編1話 → 未来編2話 → 絶望編2話 →
未来編3話 → ・・・

といったように、「未来編」と「絶望編」を1話ずつ交互に見ていく構成となっています。
(全部で24話分あります)。

まず、この交互に見ていく構成が非常に面白いと思いました。

特に「未来編」、「絶望編」として、OP、EDも別々のアニメとしてはっきり分けた所が思い切ったことをしていると思います。
また2つのアニメを同時期、同クールに放送していたことも思い切ったことをやっていると思います。
1クールで24話は相当なハイペースだったんじゃないかなと思います。

「未来編」と「絶望編」に分けている特徴としては
・時系列が別のストーリーラインが存在すること
・未来編が現在、絶望編が過去という位置づけで、登場するキャラクターが異なる
・しかし、未来編と絶望編に共通して登場するキャラクターがいる
・その共通して登場するキャラの背景が少しずつ明らかになっていき、それが2つのストーリーにリンクしていく
といった感じで、見ていてシナリオが本当によく出来ていると思いました。

また「未来編」と「絶望編」でOP、EDの雰囲気が違うのも面白いと思いました。
「未来編」のOPはロックな感じの曲で、EDは絶望的な感じの映像です。
「絶望編」のOPは、シャレオツな映像にほんわかした曲で、これが一番好きです。
「絶望編」のEDは、超高校級の「幸運」狛枝君こと緒方恵美が歌ってます、これも結構好きです。
「希望編」のEDは、この声まさかと思ったらあの人でした。

絵は前作のダンガンロンパに比べると、等身が5頭身から8頭身になって
子供っぽい絵から大人びた綺麗な絵になってます。

ストーリーはアニメオリジナルのストーリーとのことです。
自分は原作はどのシリーズも未プレイですが、
本当は、原作のゲームもちゃんとやった方が登場キャラや内容をもっと理解した上で楽しめるんだろうと思います。
特に未来編の苗木誠が77期生を救ったという話がすっぽ抜けてるので、そこはたぶん救ったんだろうなと脳内保管するしかなかったです。
ちなみに77期生は絶望編の主要キャラたちです。

ストーリーの内容は前作のアニメみたいなテンポの早い推理モノではないです。
未来編はデスゲーム+ミステリーで、テンポは割とゆったりとしていると思います。
テンポが早くてダイジェストにならない所がオリジナルのいいところだと思います。
デスゲームなのでグロい面も多いですが、誰が黒幕なのかを考察する余地があり、結構引き込まれます。
こちらの主人公はシンジ君で、まるちゃんとタラちゃんも出てきます。

絶望編は最初はコメディタッチで、中心人物の元・超高校級の「家政婦」の教師、雪染ちさがいいキャラしてます。
あるキャラが登場してからは、こちらは血がピンク色ですが、だんだん絵的にもストーリー的にもグロくなっていきました。
まさに絶望です。
こちらも結構ストーリーに引き込まれます。
中2みたいなカムクライズルや狛枝君というキャラもユニークで魅力があります。

未来編、絶望編、どちらにも登場するキャラが何人かいます。
そのキャラがどういうキャラなのか、そのキャラにどういうことがあったのか、それが徐々にわかっていくところがこの作品の肝だと思います。

声優は豪華です。
タラちゃん、まるちゃん、シンジ君、タルちゃん、本丸、忍たま乱太郎。
他にもたくさん有名な方が出ています。

最初はまるちゃんの声が目当てでしたが、
これだけ凝った構成、シナリオとは思いませんでした。
このシリーズが続くならもっと見たいなと思いました。
ゲームの方も機会があればやってみたいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

未来に託すのは絶望…それとも希望…?

この作品は「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の続編に位置する作品です。
物語の内容に直接的な繋がりはありませんが、前作から登場するキャラの説明は一切無いので、前作を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

本作品は「二つのシリーズを同時期に、同時進行させる」と言って制作された片方になります。
試みとしてはとても面白いと思います。ですが、気になるのは2作の同時制作によるクオリティの低下です。
これまでアニメ本編の放送と劇場版の上映が同時に行われた作品もありましたが、スタッフの休み返上での重労働によって何とか期日を守ってこれたのが実態です。
絶対大変…と思っていました。
事実相当大変だったろうと推察しています…ですが、クオリティに影響が出る事は無かったと思います。

未来編は、元・希望ヶ峰学園の関係者や生徒(OB・OG)たちによる世界再生を目的とした「未来機関」が設立されているのですが、その未来機関の幹部数名がモノクマによって隔離された極秘施設の中で、未来機関に紛れ込んでいる絶望の残党を炙り出すためのコロシアイゲームが再び始まってしまうのです。

でもこのゲームはただのコロシアイではありません。誰も死なないと、残った人の中からランダムに毎晩一人抽出されて殺されてしまうんです。
しかも、全員NG行動が設定されたバングルを腕にはめられた事により行動に制限が生まれ、それが大きな足かせとなって未来機関のみんなにのしかかってくるんです。
1期の学級裁判とオシオキも救いがありませんでしたが、今回のデスゲームはそれ以上でした。

この作品では1作目にも登場した元超高校級の「希望」である苗木 誠、苗木と一緒に初代「ダンガンロンパ」を生き抜いた霧切 響子や朝日奈 葵といった懐かしい面子に再び会う事ができます。
この作品も登場人物の多い作品ですが、前作からの継続キャラもいるので、新しいキャラ全部は覚えられませんでしたが、主要なキャラは頭に残り易かったと思います。
学校のクラスを取り上げているので、必然的に覚えなきゃいけない人物は多くなるのですが、この作品はその点の構成が上手かったんだと思いました。

この作品を視聴して感じるのは、どんなに危機的状況に陥っても…自らに課せられたNG行動がどんなに理不尽であっても、人は希望のために頑張れるという事と、そんなモノでは胸に秘めた決意や約束を反故になんてできない…という事です。

ややもすると、ただ痛く苦しいだけのコロシアイ…になってしまう可能性も十分に孕んでいました。
実際に痛みも苦しみもありました…
でも咄嗟に身体が動いてしまうのは、保身の時だけじゃないんです。

そしてそこがこの作品の難しいところ…
みんなは苗木に生きて希望を繋げる事を望み、彼自身もみんなのその言葉を糧に逆境に立ち向かっていきました。
本当は誰一人として死んで良い人なんかいないんです。
でも苗木の通ってきた後には夥しい死体の山があるのも事実です。

ゲームとはいえ、本気で殺し合っているんです。
犠牲が出ない方がおかしい…のは分かっているんです。
一人でも仲間の犠牲を少なくする事がこれからの希望に繋がるんです。
けれど、本当に彼が希望なら今回彼の取った行動は最善だったんだろうか…
一番仲間の死なない方法だったんだろうか…
そう考えると…目の前での出来事に圧倒されてしまい良く分かりませんでした…が結論になりそうです。

完走して振り返ってみると…霧切さん、やっぱ恰好良かったです。
霧切さんの恰好良さ…気になる方は是非本編でご確認下さい。
少なくても自分にできない事をやってのける…凄い人でした。

オープニングテーマは、黒崎真音 feat.TRUSTRICKさんの「DEAD OR LIE」
エンディングテーマは、TRUSTRICKさんの「Recall THE END」
どちらも重厚なサウンドが特徴の曲で、現在どちらも車で聞いています。

1クール12話の作品でした。希望と絶望…お互い相反している一方、どちらも必要不可欠ですが、多すぎても少なすぎても人を不幸にする存在と考えると、普通が一番…などと思ってしまいました^^;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

64.6 6 2016年度のゲーム原作アニメランキング6位
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (349)
1865人が棚に入れました
あらゆる分野の超一流の高校生を集め、育て上げるために設立された、政府公認の特権的な学園「私立希望ヶ峰学園」。
この学園には、超高校級の才能が集まる「本科」と、高い学費を払えば誰でも入れる「予備学科」が存在していた。
才能だけでなく、正確も個性的な本科77期生。
しかし彼らは才能のみに固執することなく、「人生に大切なことは、才能ではなく、人との関わりで人格を磨き、
思い出を作ることである」ということを学び、それぞれ普通の高校生らしく学園生活を謳歌していく。
水面下では謎のプロジェクトの遂行、学園による学科差別が横行していた。
才能を渇望した予備学科の少年・日向創。彼に起こる運命的な出会いが、学園を、未来を予測もつかない方向へ導いてしまう。
これは、人類史上最大最悪の絶望的事件に至るまでの物語。

絶望で終わる、希望の物語。

声優・キャラクター
朴璐美、岸尾だいすけ、小林ゆう、緒方恵美、三森すずこ、細谷佳正、杉田智和、茅野愛衣、花澤香菜、安元洋貴、荒川美穂、福山潤、三石琴乃、小清水亜美、本郷奏多、高山みなみ
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こっちでは雪染先生フル回転(沙*・ω・)

こっちのほうがダンガンロンパっぽい
この子達が絶望に変わっていくさまみたいですね~

1話 {netabare}
希望編と繋がってるのかな?
おっと雪染さん指導のナレーション
最大の絶望と希望の物語か、最大の絶望の生徒見てみたいですね!!

雪染、霧切学園長に、黄桜
なんだろう未来編ではあっさり死んじゃったけどこっちではいい味出してくれそう
いやーいきなり4人だけのクラスとか(笑)
先生どんだけ生命保険入ってるの(笑)
濃いクラスだなぁwww

この学園、授業に出なくていいとかどんだけ楽なんだよw
さすが元超高校級の家政婦が先生w
腐ったミカンって言われてみたいw保健委員の子w
王女何を期待してたんだww極道に引けを取らない雪染先生
みんなでほかの生徒を迎えに行くことに~

男子トイレには化物がwwwwwwwwww
超高校級のマネージャー何歳だよw
シェフの個性wwwこいつバイかwwwww
体操部っていうか野生児よね(笑)
ソニアって天然に相手を傷つけるのね
オイルの臭いは女子嫌うw
田中やばいやつだー
音楽室でBBQの発送はなかったァw
先生も案外ノリいいよねw
剣道家の子の名前ペコ山ってwwww

極道の子ツッコミ属性決定だな~
花村完全にボケ(笑)というかバイ(笑)
メカニックかわいそうキャラかw
超高校級の幸運、これで勢ぞろい?

クズではなく腐ったミカンw(沙*・ω・)
残り二人いるのか!!よくここまで人を集めたものだ
最近のデブは箸でポテチ食うのな
万策尽きたーwwwwwwwwwwwwwwwwwww
御手洗って希望編のやつと同一人物?
最後の一人は…なんていうか無個性っぽそうな黒制服?
いや女の子のほうか

レトロゲーム知ってる人いると嬉しい氣持ちわかる
超高校級のゲーマー( ・∀・) イイネ!
予備学科…一般の生徒らしい
御手洗の逃げ足の速さwww

日向、才能を欲しがってるのね~
才能がありすぎる人とない人
ななみさんぐーかわ(*´`)
生徒集めるのに一日wwwww

この頃から雪染と宗像はそういう関係なのね~ヽ(*´∀`)ノ
{/netabare}

雪染 ちさ(ゆきぞめ ちさ)
第五支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の家政婦。健気でお人よしで頑張り屋な性格。天然な一面を持ち、張り詰めた未来機関の空気を和らげることもある。動機である宗方のためなら命も惜しくないと考えている。

2話{netabare}
雪染先生にヘルプコールが(笑)
黄桜さんの逃げ足の速さwww

クラスでは乱闘騒ぎwまさに学級崩壊w
実践に近いトレーニングならいいんだ(笑)
特製スープ呑んだらムキムキにw
みんなめちゃくちゃw御手洗どこでもアニメの仕事w
ちさの役目は予備学科のお金の流用についても調べること
どうでもいいけど七海ちゃんかわいいカワ(・∀・)イイ!!

みんな教室で待っててくれてるのね(*’ω’*)
先生の情報網はすごいなw
日向から予備学科について聞く先生( *´艸`)
日向は何かの計画に招かれているのね?普通を恐れるなか…

教室でゲーム大会(・∀・)イイネ!!
スマブラ?っぽいな(笑)
七海ちゃんいい感じに向きが(笑)
幸運すげぇ~(笑)
先生もゲームちゃっかりやってるw
爆弾投げまくる女子会w
こんなフリーダムな教室うらやま(笑)

なんかエロい方面になってきたw
弐大のおっさんww
媚薬入りのエロエロスープw
西園寺さすが( *´艸`)
ほもーもゆりーもw
希望って気持ちいねw
花村のポジション(笑)

ゲームの中の技を使いこなす才能があるのねんw
あーいう経験は初めてじゃないのねwさすが先生w
学級委員は千秋ちゃん♪
(悲報)ソニアは処女じゃない模様w
案外積極的な千秋ちゃんなのである( *´艸`)

{/netabare}

七海 千秋(ななみ ちあき)
ゲームならオールジャンルでいけるゲーマー。気を抜くとすぐ眠ってしまうというくらいマイペースで、人とのかかわりは攻略法が決まらないから基本的に苦手と感じている。「ギャラオメガ」というシューティングゲームが大好き。

3話{netabare}
何もないのも「才能」だったりしてね…
今日は日向メインかな?
日向に話しかけてきたのは転校生の…口の悪い女の子( *´艸`)
超高校級の妹w九頭龍の妹なのね~(*’ω’*)あー、自称ねw
才能ないのを諦めてない…本科に行きたいのね!!

おっと…真昼狙われてるのか…喧嘩は真昼が原因
才能って言葉に敏感だな~予備学科の連中
凄まじい口撃合いだったな~
佐藤ちゃんいい子だなぁ~(*’ω’*)

九頭龍なつみか!辺古山は九頭龍の関係者だったのか(笑)
澤田ちゃんは空気読めないのねwww
日向と千秋はゲームする関係続いてるのね(=゚ω゚)ノ
才能がなくても希望がある…か

なつみと佐藤さん…喧嘩してるな~( *´艸`)
本科に行くっていう絶対的信念があるのね
兄に置いて行かれるのが嫌なのね…隣に立つために本科に行きたいのね…
おっと…事件発生殺人事件…九頭龍なつみが不審者に殺された…

なつみを殺したのは…佐藤?それとも…
とりあえず事情は何か知ってそうだよな
佐藤は学校に来ず…遺体となりけり
警備部に見た顔がw日向カス扱いされてw

九頭龍組の事件はもみ消されようとしている…
逆蔵も雪染には逆らえないのね…w

日向は胸をはれないけれど…
人口の才能、人口の希望になる
{/netabare}

日向 創(ひなた はじめ)
希望ヶ峰学園に憧れていて、予備学校に入った生徒。才能を持たないため自分の人生をつまらないと感じており、ある条件を理由に学費免除で入学した。向上心のない予備学科の雰囲気に馴染めず、ひとりでいることが多い。

4話{netabare}
一年に一回の実技試験…みんなそんなテンションじゃないよなー

狛枝から中止を要請されるけど
そりゃムリだよなー
自分で何とかするって?

七海ちゃん日向が来なくて寂しいのね
花村を買収するw狛枝ww
おっとこっちでも忌村出たー(笑)
昔は仲良かったの?流流歌と十六夜w
いやこれは利用してるだけか
悪女だなぁ~流流歌
あーこれで色々と事件が起きてあーいう感じになって退学かー

おっと…さらにバック交換www
忌村と狛枝…ついてない?
実技試験って何をするんだろう?
下剤も爆弾もなくなって残ったのは身体向上薬
犬ってでかいと怖いよねw

自分のせいにならずに爆発事件で実技試験中止
狛枝すげぇな。絶対的幸運の持ち主だな
才能主義だなー(^-^)狛枝…

逸材3人が退学処分…なるほどねん
狛枝無期限の停学
黄桜も処分、ちさ先生も予備学科に…

慕われてるなーちさ先生
先生やってるな~(^-^)

{/netabare}

狛枝 凪斗(こまえだ なぎと)
超高校級の幸運。学園に抽選で選ばれた。飄々としていて、掴みどころのない性格。自称「超高校級の超高校級のマニア」でもあり、超高校級の才能の持つ希望の力を信じている。

5話{netabare}
今日は御手洗回かな~

ちさ先生は予備学科に行っちゃったのね~
半年もこっちですごしたのね…苦労したのね…半年経つの早www
希望ヶ峰学園の評議員が怪しいのかな?
神座プロジェクト?日向退学処分?どういうことだろう…ね

またちさ先生はあのクラスの担任に
黄桜はスカウト主任にここでなったのね
狛枝は音信普通らしい…

来期の生徒が…
あの初期のダンガンロンパの…
パートナー気取り(*´▽`*)
歓迎されてよかったね~ちさ(*´▽`*)ノ

七海頑張ってたんだなぁ~(´◉◞౪◟◉)b
西園寺成長期おそー(笑)
罪木ちゃんはいじられ役wソニアも封印されるべき存在にw

御手洗…二人いるの?痩せてる方が本物?
最後に信じられるのは脂肪と糖質w
おっとここで来たのか江の島w江の島たーいむ♪

戦場むくろ…超高級の軍人
ナレーション風wwww
この二人のスキンシップは過激だなぁw

どんだけ御手洗根を詰めてるんだよ…
罪木ちゃん、御手洗に壁ドンされて連れ去られる事案発生w
無事保険委員の仕事を(^-^)

偽御手洗は超高校級の詐欺師だったのね
罪木ちゃん脱ぎたがりだな~(笑)
そして純粋などじっこだこと(*´▽`*)
そして詐欺師御手洗イケメンw

こっちでも苗木登場
江の島ナレーション風にハマってるのねw

日向実験サンプルになってるのね
七海に誇れる自分になるために

{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)
超高校級のアニメーター。神アニメーターとして有名だが、締め切りにおわれているためいつも部屋に引きこもっている制作をしている。気弱で正義感にあふれた真面目少年だが、個性的なクラスメイトには翻弄されっぱなし。

罪木 蜜柑(つみき みかん)
超高校級の保健委員。人に奉仕することを生きがいとしている保健委員。自分に自信がなく健気すぎる性格が災いし挙動不審になってしい、学園に入学するまでに友達が恵まれなかった。よく転ぶためあちこちに怪我をしているどじっ子。

6話{netabare}
ダニが作り出す希望は果たして希望か絶望か…かもくらいづる

七海はまだ日向を待っているのね…一途だなぁ(´・ω・`)
かわいそうなくらい一途だなぁ…

九頭竜とペコさんは熟年夫婦みたいな関係
澤田ちゃん(*‘ω‘ *)
ちっちゃい方が西園寺ちゃんかわいかった(*´▽`*)
ちさも逆蔵も探ってるのな…ちさの愛情は宗方に無限大
そしてひとつの恋が終わりを告げる…
狛枝はそのうち戻ってくることになってるらしいwww

ちさ先生忍び込むならドア閉めないとwww
行方不明になった評議委員江の島のところに٩( ‘’ω’’ )و
目をスプーンでくりぬいたら…

超高校級の希望の人造計画…着々と進んでるのね
妹わがままだなぁw
簡単に希望ヶ峰学園の深奥にたどり着く江の島
かもくらいづるに一目ぼれ?(笑)

逆蔵以外は信用するなか…
バカデブスwwwwwwww
かもくら強烈に強いなぁ~
絶望は未知…超分析力あるが故の能力
絶望は甘い蜜、絶望的に運命的な出会いか…

御手洗の夢はまだ実験段階らしい
江の島返り討ちにあってるし
「待っている」か…

ど貧乳変態女の超高校級の軍人か…(・∀・)イイネ!!
江の島と御手洗急激な出会い
{/netabare}

九頭龍 冬彦(くずりゅう ふゆひこ)
超高校級の極道。国内最大の指定暴力団、九頭龍組の跡取り。蒸れたり慣れ合う事を嫌っているため、クラスのメンバーとは少し距離を置きたがっている。仁義をお門しており、信用できる相手であれば心を開き協力してくれる。

辺古山 ペコ(へこやま ぺこ)
超高校級の剣道家。大人の男でも適うものはほとんどいないと言われる程の剣道の達人。科目であまりクラスメイトと関わろうとしないが信頼はしている。常に竹刀を持ち歩いているが、剣道部というだけでなく別の大きな理由があるという。

澤田 唯吹(さわだ いぶき)
超高校級の軽音楽部。人気ガールズバンドでギターを担当していたが、音楽性の違いにより、現在ソロ活動をしているアーティスト。彼女の歌は好きと嫌いがハッキリとわかる。常にハイテンションでクラスのムードメーカー的存在でもある。

7話{netabare}
江ノ島に見つかった御手洗(*゚▽゚*)
アニメを馬鹿にされるのはムカつくよね御手洗
普通に江ノ島たち家に呼んでるしwwwwwwww
覇権確定(笑)円盤にコレクション割られる(笑)
ど変態貧乳女って姉にいうのかよw

直接脳に干渉させるアニメ
人を魅了させるアニメーション( ´艸`)ムププ
江ノ島に目をつけられちゃった御手洗であった…いやエロ怖い女だな江ノ島盾子

田中封印されてるだけのことはあるなwクマさえも操ってるw
ソニア染まってるな~、狛枝のヌードw砂漠で何をしてるんだか~
輝々攻めるな~wwwwwwwwww
ドーナツとバナナwwwwwwwww
御手洗が突然消えたらしい…罪木ちゃん戦場と鉢合わせ…

逆蔵の部下が失踪したらしい…
翼授かってる~?(*´▽`*)
罪木さん捕らえられてるwwww
なんか似合ってるw

江ノ島の分析力すげぇな(*´▽`*)
姉の蔑まれ方な(笑)
マウスパッドにするなり抱き枕にするなりってwいいなぁw
懲りずに江の島はカモクラをデートに誘いに♪

猫のかぶり方w絶望のすばらしさを見せるとか…
そこにはほかの生徒もいて(*´▽`*)
生徒会なのかwリアルコロシアイゲームwwwwwwww
一人目は晒しだよなwダメ押しの動機の塊で脅し殺し合わせる
希望ヶ峰学園の生徒会の絆は…どこまで持つかな?

コロシアイの絶望はすさまじいな~(*‘ω‘ *)
よくわかんないキャラのコロシアイwww
チェンソーで自爆とかウケるw

絶望のすばらしさを堪能させてあげた江の島盾子であった

内部ではもみ消し合いが始まったのね…
ここで黄桜に約束させたのか

希望ヶ峰学園の実態が明らかになってしまった
煽り方わかってるなー江の島盾子パレードの始まり始まり
不穏な空気が伝染し始める…
{/netabare}

江ノ島 盾子(えのしま じゅんこ)
非常に飽きっぽい性格の「超高校級のギャル」。「絶望だけが予想のつかないものであり自分を楽しませてくれる」と考えている。大切なものや大事に積み上げたものを壊すことに無上の喜びを感じていて。世界を絶望に染め上げることを夢見ている。

戦刄 むくろ(いくさば むくろ)
江ノ島盾子の姉。海外の傭兵部隊「フェンリル」に所属し軍人として生活していた。兵士100人に匹敵する戦闘力を持つとされている。江ノ島の絶望を理解しており、自分を殺そうとする妹を心から愛している。

8話{netabare}
罪木ちゃん仕えさせられてるwww
秩序のカオスによる崩壊…たしかに気持ちいいかもな(*‘ω‘ *)

罪木の様子がおかしいのに気付いているが…御手洗は…
御手洗が見てしまったのは生徒会コロシアイの動画…
罪木、完全にこれ洗脳されてるな(笑)
艶がすごいなー(*‘ω‘ *)♡

予備学科のデモが…パレード
みんなさすがに罪木が来ないことを心配して…
さすがにみんな怖かったり不安になったりするよな

罪木ちゃんにあんなことやそんなことされたい٩( ‘’ω’’ )و
あー…姉と扱い同列なのなwwww
プレゼン受けるwwww
そしてもう逃げられない御手洗…
世界を絶望に陥れる…
そしてクラスメイトでコロシアイをしてもらうと脅されちゃ…

十二神将wwwハムスターwwwww
このタイミングで狛枝wwww再会www
噂の罪木と遭遇してた狛枝
ペコちんだけ呼び止められて…

おっとクラスには誰もいなくて…
みんなは罪木を探しに外へ…

警備部に逆蔵と宗方も合流し…これは不味いんだろうな~
雪染先生は生徒探してそれどころじゃないよな~
朱音、飽きるの早いなw弐大優しいなwww

さすが幸運wwwwww
狛枝地下への隠し通路見つけちゃうとかwwww
狛枝と七海ちゃんは地下に…ここはどこにつながっているのか…
狛枝本当はわかってるんじゃね?疑惑な٩( ‘’ω’’ )و

おっと…御手洗がいて…江の島盾子と遭遇

戦場の相手は辺古山が相手してるのね(*‘ω‘ *)
狛枝はどこまで知っているのか…いい人選だこと
ここにも希望を守るものがいたとはw
どっちかっていうと宗方よりの考え方よね

希望の踏み台かどうかのテスト
カモクライズルも幸運を持っているのか
狛枝逆にやられたけどさすが幸運死なずには済んだのね

七海はカモクライズルの正体に気づいたの?
御手洗逃げてきたのね…ここで逃げちゃったことが…なーる

家政婦は見てしまう…のかな?
運命に誘われるがままに地下へ

あー七海ちゃん…
{/netabare}

西園寺 日寄子(さいおんじ ひよこ)
超高校級の日本舞踊家。日本舞踊界期待の若手で、海外でも多く公演している。しかし、その高校生らしからぬ容姿と可愛らしい声からつめかける客層はかなり偏っているらしい。見た目と裏腹にかなり残酷な性格で、自分より弱い生き物に容赦ない。

ソニア・ネヴァーマインド
超高校級の王女。ヨーロッパの小国・ノヴォセリック王国からの留学生。本物の王女としての風格があり、彼女を見ていると思わず跪きたくなるほど。本人は時刻で同年代の友人がいなかったため、学園生活を素直に楽しんでいる。日本のトレンディドラマが大好きで、若干日本語がおかしいことも。

左右田 和一(そうだ かずいち)
超高校級のメカニック。機械類にとても強く、いつもエンジンなどをいじっている。派手な外見に能天気な性格だが、意外と小心者。変わり者が多いクラスの中でツッコミ役に回ることが多い。ソニアに好意を抱いているが、全く相手にされない報われない男
9話{netabare}
七海は日向に会えてうれしいんだけど…
七海ちゃんに江の島盾子は刺激が強すぎるだろ…
先生いいタイミングで来たな~
そして捨て駒るつもりだろその優しいほほえみ

雪染先生たどり着いたけれど…
江の島盾子の手のひらの上でみんな躍らすつもりだな
罪木に辺古山…おっと罪木ちゃんがそこにいるということは
絶望に染めるとは…死にたくなくても死ぬということ
戦場さすがだな(‘◇’)ゞ
素敵な絶望育成計画だな

先生奪還作戦が侵攻してるけど
狛枝心折れちゃってるな…
辺古山も止めるけど…絶望の規格外に…
これは命にかかわる事案だけど、引き際はここでいいのか?悪いのか?

御手洗詐欺師wwwwww素顔wwwwwwプロレスラーみたいだなw
狛枝の黒幕体質やめとけよwソニアの命令は絶対な左右田www
クラス一致団結して先生を助けに向かう

宗方は江の島盾子が黒だと確信するが…
雪染先生捕らえられて洗脳ビデオ見させられてるな
H×H以来だなこういうのwww
雪染先生ここで…死んだのな…容赦ない人は好きよ戦場さん

おっとここでデモ生と遭遇とか
弐大と田中で大丈夫かな?ついに封印を解くのか田中w
御手洗追いかけられてこれは絶望…江ノ島は御手洗にお別れを言いに来ただけ
お払い箱ってやつかー(‘ω’)ノ

ビデオ完成してたのか
御手洗のビデオのせいでクラスメイト全員が超高校級の絶望に…
洗脳も核レベルに使い方を間違ったら危ういものだな
御手洗は脅されてたから…何の責任もないのか…逃げるのが絶望
これはこれで完成か
おー逆蔵いいとこで登場するな(‘ω’)ノ

御手洗も悪運強いなぁ
逆蔵と江の島盾子衝突

罪木…急に様子が…あーあ七海ちゃん
七海と雪染が合流
由々しき事態
向かう先は希望か絶望か
{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)詐欺師
狙った人間の声、雰囲気など、すべてをまねることができる詐欺師。体つきだけは本人と似ても似つかないのだが、なぜか騙されてしまう。入学当初は別の人間の姿を借りていたが、現在はアニメーターとして過ごしていた。

封印されし田中(ふういんされしたなか)
超高校級の飼育委員。どんな動物でもてなずけ、絶滅危惧種の繁殖にも成功下したことがある天才。動物を会話もできると言う噂がある。マフラーの中には破壊神暗黒四天王というかわいらしいハムスターが4匹住んでいる。名前は封印されし忌名のため口にしてはいけないといいう。

弐大 猫丸(にだい ねこまる)
超高校級のマネージャー。色々な学校を転々としながら、様々な運動部でマネージャーとして活躍してきた伝説のマネージャー。彼の腕にかかれば無名の不良校ラグビー部や廃部寸前の野球部が全国大会優勝チームになるまで成長する。声と体がやたら大きく豪快な性格だが、胃が弱くトイレにこもっている。

10話{netabare}
雪染先生怖いようww
これから七海ちゃんが絶望に染まってしまうかと思うと少し心があれよね(‘ω’)ノ

逆蔵敗北…逆蔵の弱みは愛してはいけない相手に…
逆蔵の弱みまで握っているのか~
おっと…弱みを握られた相手は…動かすの簡単だな
裏切るか秘密をばらされるか…

田中と弐大も合流、罪木も戻ってきて
なるほどなるほど導き手は二人か
七海は先生、ほかのみんなは罪木が

先生はもう絶望だったのです!
七海が連れてかれた先には江の島盾子のモニターが
絶望のビデオ…最後のピースは七海?

そしてほかのメンツは学級裁判風の…
七海お仕置きタイムって…デスダンジョンとか死ぬだろうに…
江ノ島盾子に目をつけられた…まだ…諦めてない七海ちゃん

希望を打ち砕くのが目的
身体を拘束させる映像とはやるな
あー…これでみんな絶望に染まっていく

ゴールって絶対罠だろ…これ
七海ちゃんあっけなくゲームオーバー…
狛枝が一番染まりやすそうだよねwwwww

七海まだ生きてたのか…
最後の最後でカモクラ?日向?
いやーかわいい女の子の死に際はやだな~
{/netabare}

終里 赤音(おわり あかね)
超高校級の体操部。ダイナミックな体つきをしたスーパーアスリート。実力派一流だが、気まぐれで気分を乗らないとすぐやめてしまう問題児である。頭の中はほぼ食べることと戦うことで占められている。

小泉 真昼(こいずみ まひる)
超高校級の写真家。写真で様々な賞を受賞している現役のプロカメラマン。人物写真は得意だが、自撮りは恥ずかしいから好きではないらしい。友達思いで面倒見がよくしっかりもののため、クラス以外にも友達が多い。男子に対しては少し厳しめ。

11話{netabare}
逆蔵は宗方の元に戻るが…裏切ることに…
雪染も江ノ島盾子を白だと言ったがために…
人を信じると裏切るは…希望と絶望の物語

江ノ島盾子完全に乗っ取ったのな学園をw
普通に授業やってるしw絶望の種たちは芽吹く
世界はこれから絶望に染まっていく中でエールとかw
カオスな世の中になったもんだ(‘ω’)ノ

みんな希望と絶望ごっちゃだなw
別れはいつも唐突にw
カモクラの記憶を消しとくのはつまらないから
希望と絶望の観測者か

霧切父はここに残るのな…
これが自殺ビデオか
わーい人間の雨だ~(‘ω’)ノ
ここはもう絶望の箱庭なんだな

これでノーマルダンガンロンパにつながるわけか(*´▽`*)
波のある幸運かー…江ノ島盾子は絶望に傾けばなんでもいいのな
雪染さん女優だなw

これは何エンドなんだろうねw

なるほど最後は希望編か!!
{/netabare}

カモクライズル
学園が作り上げた人工的な天才であり、希望の存在。あらゆる才能を持つ代償として、日向創としての人格は消されてしまった。何を考えているか、すべてのことが見えてしまうためなにもかも退屈に感じている。

雪染先生がピエロすぎてかわいそうだったりなかったり…
洗脳されるところはなんか興奮した(笑)
戦場と辺古山のバトルはもうちょっと見たかったかな~
絶望編の方が面白く見れました(*´▽`*)

みんな結局染まっちゃったのよね~

EDのサビのところついつい口ずさんじゃうよねw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ターゲットは77期生…人為的絶望が彼らに襲い掛かる…

この作品は「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の続編に位置する作品です。
この作品と同時に方向された「未来編」と合わせてみると、より内容が理解できると思います。

物語は、74期生として学園を卒業した雪染ちさが、77期生の副担任になるところから始まります。
1期や未来編で登場した苗木や霧切さんが78期生なので、一年上の学級という事になります。
78期生も超高校生揃いでしたが、77期生も負けず劣らず個性派揃いです。

この作品で希望ヶ峰学園の構図が明らかになります。これまでの作品は超高校級の生徒にばかり触れてきましたが、この学園には超高校級の生徒が入学する本科以外に「予備学科」が存在しています。
特別な才能を持っていなくても入学できる代わりに、高額な学費を支払わないとで在学できない学科なんです。

でも在学中に才能が開花すれば本科に転科できるというシステムや学園のネームバリューから予備学科には本科以上の学生が在籍しています。
誰にも負けない自分自身の唯一無二の才能…誰だって憧れますよね。
そういう人の心の隙をついたビジネスが成立する時代でもある、という事がいえます。

一方、本科の学生は勝手し放題…自分の才能さえ伸ばせばあとは何の縛りも無いのだから当然といえば当然です。
でも、元超高校級の「家政婦」である雪染ちさがその愚行を許しませんでした。
最初は強引にクラス全員を出席させるところから始め、それを定着させていく…
雪染ちさの努力の甲斐があって、クラスに全員が揃うようになり、超高校級の「ゲーマー」である七海 千秋が学級委員に選出するという、超高校級でありながら普通の学校生活の楽しさも感じられるようになっていったんです。

ちょっと前からみると凄いクラスの変わりようですが、それが雪染ちさの才能なのでしょう…
中でも一番彼女に触発されたのは、学級委員になった七海 千秋でしょう。
もともと引っ込み思案な彼女は全然クラスに溶け込む事ができませんでした。
そんな彼女がクラスを纏めようと一生懸命尽力するんです…

クラス全員が「自分たちは一つになれる」事を実感した瞬間だったと思います。
何人たりとも自分の前を歩かせない…そんなクラスのみんながこぞって七海を推したんですから…
実はこういう展開…ムッチャ好物なんです…もうウルウルで視聴していました。

その頃、予備学科設立に真の目的や、超高校級の「絶望」である江ノ島盾子の登場により、一気に状況が変わっていきます。

江ノ島盾子は自らを超高校級の「絶望」として、様々な企みから人を陥れようとします。
そのやり方には一切の慈悲は無く、相手が最も嫌がることを最も嫌がるやり方を選択するんです。
彼女が生まれ持った「超分析力」が、より酷い方に導いていくんです。

本来、絶望とは「希望を全く失うこと。望みが絶えること。」であって、壊す事じゃありません。でも、江ノ島盾子は平然と壊し続けるんです。
中には「絶望」ではなく「ただの一方的な暴力」にしか見えない場面もありました。

例え希望を失っても、壊れていなければまた立ち直れます。立ち直ったらそこから希望に向かって歩いていく事だってできるんです。
でも「壊す」という事は人からそれすら奪う事なんです。
人として他人に干渉できる範疇を大きく超えている彼女を見ているのは正直不快でした。

その気持ちがピークを迎えたのは、七海 千秋と雪染 ちさに対する仕打ちを見た時…
特に七海…何故彼女がこんな仕打ちを受けなければいけないの、と思うと悔しくて涙が溢れて仕方ありませんでした。
みんなのところに行きたい…彼女の思いはそれだけなのに…
でも…七海は決して絶望はしていなかったと思います。
そうあって欲しいと願うばかりです。

オープニングテーマは、binariaさんの「カミイロアワセ」
エンディングテーマは、狛枝凪斗の「絶対希望バースデー」
オープニングの作詞:Annabelさん、作曲:やなぎなぎさん、は初めて見る組み合わせなので新鮮さを感じました。

1クール11話の作品でした。レビューを書くためにwikiをチラ見して気付いたのですが、未来編と絶望編はもともと一つの作品を1話おきに分割してできた作品のようです。
1話から23話まで、1,3,5,7…の奇数話が未来編で、2,4,6,8…の偶数話が絶望編になっているそうです。
そういう視点でこの作品を視聴してこなかったので、リアルタイムで視聴している時に知っていれば見る順番も考えたのに…と思いました。

そして全ては「希望編」に繋がっています。
どの様な結末が待っているのか…視聴するのが楽しみです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

希望ヶ峰学園関連のダンガンロンパシリーズ最終作として、素晴らしいエンディングでした。シリーズの中で一番好きです。

シリーズ1作目をアニメ視聴済、2作目をゲームクリア済。
下記は絶望編・未来編・希望編全部まとめてのレビューです。

# 評価できる点
- 江ノ島盾子の「超高校級の(超人類級の間違いでは?)絶望」が克明に描かれた事
- 推理ものからの脱却
- 笑いによる緊張緩和

{netabare}
- 江ノ島盾子の「超高校級の(超人類級の間違いでは?)絶望」が克明に描かれた事
江ノ島盾子及び
「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」「人類史上最大最悪の絶望的事件」について、
1作目・2作目ではその凶悪さ・悲惨さが殆ど伝わらなかった。
伝聞形式であったためであろう。

1作目のアニメでは江ノ島の正体が終盤で明かされる事、
又視聴者にリアルに伝わったのが
クローズド環境でのデスゲーム主催者という程度の凶悪さであった事で、
上記「事件」については殆ど伝聞形式でしか表現されなかった。
暴力・出血描写がマイルドに抑えられていたことも相まって、
彼女の不条理で狂気じみた凶暴性が
如何に周囲を「絶望」させるかがいまいち伝わらなかった。

2作目では更に彼女の扱いは酷く、
最終バトルで仮想世界上で巨大女子高生として描写され、
誤解を恐れずに言えば殆ど単なるギャグの様になってしまっていた。
(2作目のエンディングが一種の夢オチであったことも作用しているかもしれない。
「卒業」/「強制終了」の選択という形で
現実世界に爪痕を残す「夢」ではあったけれども)

それに対し本作は、江ノ島が如何に息をするように殺人・誘拐・脅迫・洗脳を行い、
上記「事件」に至るまでの過程が克明に描写された。

周囲が容易に洗脳され、
彼女の良いようにご都合的に話が進み過ぎていて、
警察は何をしているんだと突っ込みたい所ではあるが、
そのようなリアリティ無視も含め、
彼女が彼女であるための
「絶望が定義付け」であることを存分に描写出来ていたと思う。


- 推理ものからの脱却
特に1作目に顕著であったが、
途中まで推理ものとして一定程度のリアリティを担保しながら進んでいたものが、
最後に江ノ島や希望ヶ峰学園の外の状況という荒唐無稽が導入され、
白けてしまった感は否めない。
2作目は1作目視聴済みの上、
夢オチであったがゆえに逆に面食らわずには済んだが、
やはり巨大江ノ島などは要らなかったのではなかったかと思う。

本作では推理要素は「襲撃者は誰か」という一点に絞られており、
映像による自殺の強要というトリックとなっており、
中途半端にリアルな推理が混在する事による白け感はなかった。
要するにこのトリックにリアリティはないが物語全体で語られた表現とは整合的・説得的であった。
寧ろB級少年・青年漫画的な勢いで最後はハッピーエンドに向かって収束してくれたのが好印象だった。


- 笑いによる緊張緩和
モノクマ声優がTARAKOさんに変更になったことから、
作中にちびまる子ネタパロディが出てきたり、
シリアス過ぎる展開の中清涼剤を提供してくれた。

また全然笑えるシーンじゃないのだけども、
ちさ先生の洗脳シーンがまんま『時計じかけのオレンジ』だったり、
洗脳済みの77期生の会話がなんだか笑えたりと、
狂気の中に笑いが混在するスタイルは好物であり素直に楽しめた。
{/netabare}

# 不満点
- ある登場人物の行動理由・見通しの甘さが説得的でない
{netabare}
元希望ヶ峰学園学園長・天願である。
周辺情報やスピンオフ等読んでいないので私の読解不足かも知れないが。

未来機関幹部の殺し合いの報を聞かせ、
御手洗に「希望」のビデオフィルム放映を決意させ、
人類補完計画じみた事をさせようとしたという流れ。
しかも御手洗自身が現場に来てしまったせいでその計画が中途半端に頓挫するという。

なんだか遠回り過ぎるし、
結局どういう動機でこの計画を企図したのかがよくわからなかった。
物語の核心であるだけに説得力がより欲しかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

64.9 7 2016年度のゲーム原作アニメランキング7位
Fate/Grand Order ‐First Order‐(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (299)
1840人が棚に入れました
西暦2015年。魔術がまだ成立していた最後の時代。人理継続保障機関・カルデアは、 魔術だけでは見えない世界、 科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐために成立された特務機関。人類史を何より強く存続させる尊命の下に集められた多くの研究者たちの成果によって、人類史は100年先までの安全を保証されていた。だが。何の前触れもなく――カルデアで観測を継続していた未来領域が消失。人類は2017年で絶滅する事が判明―――いや、 証明されてしまった。その原因と思われるのは西暦2004年の日本の地方都市・冬木。ここに、 今まではなかった「観測できない領域」が現れたのである。カルデアはこれを人類絶滅の原因と仮定し、 特異点の調査・解明、あるいは破壊を目的とした任務“聖杯探索"―――グランドオーダーを発令する。

声優・キャラクター
島﨑信長、高橋李依、川澄綾子、米澤円、鈴村健一、杉田智和

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

聖杯戦争の感じられないジャケットと冠名の間にある矛盾…

この作品は、2016年の大晦日に「Fate Project大晦日TVスペシャル -First & Next Order-」として放送された作品です。
放送された内容は、長編テレビスペシャル「Fate/Grand Order -First Order-」と、短編テレビアニメ『年忘れぐだぐだオーダー』の2つに分かれていましたが、本レビューは長編テレビスペシャルを対象にしたモノとなります。

物語は、人理継続保障機関「カルデア」に主人公である藤丸立香が訪れるところから始まります。
実はカルデアでは2015年にとんでもない事実を知ってしまったのです。
それは「2016年に人類が滅亡する」という事…
その後の研究により、2004年に発生した日本のとある街での出来事に端を発している事が分かったのです。
その出来事とは冬木市で起こった聖杯戦争…
そして聖杯戦争が人類史に歪みを発生させ、その積み重ねが人類の滅亡に直結していると…

この事実を知ったカルデアは、「霊子転移(レイシフト)」による時間遡行のテストに漕ぎ着けると共に、「英霊召喚システム・フェイト」によってマスターがサーヴァントを召喚できるシステムを構築…
人類の滅亡を回避するにはレイシフトによってマスターを聖杯戦争と同じ時間軸に送り込み、召喚したサーヴァントにより聖杯戦争に介入…そして人類史の歪みを修正できる仕組みを作り上げたのです。

カルデアに集結したマスター候補は48人…その48人の双肩に人類の未来が課せられ物語は動いていきます。

一口にマスター候補と言ってもレベルはピンキリみたいです。
例えば、遠坂凛の様にマスターの資質を持ちつつ、魔術師としても一流な候補もいれば、本作の主人公の様にマスター候補の資質のみで魔術が全く使えない候補もいます。

これまでFATEシリーズを視聴した事のある方なら聖杯戦争の過酷さはよくご存じだと思います。
聖杯戦争は確かにサーヴァント同士の戦いではあります…ですが、同時にマスター同士の戦いでもあり、常に危険に晒されるマスターの能力は高ければ高いほど戦いを有利に進める事ができます。
逆を言うと、ずぶの素人が行って良い場所では無いという事です。

それでも、藤丸の様な魔術師としては全く素人でも候補に選出されるという事は、よっぽどカルデアがこの事態を重く見ているからにほかなりません。
でも本当に大変な事ってうまく運ばないんですよね…
カルデアは未曾有の危機に巻き込まれてしまうんです…

このGrand Orderのストーリーは良く寝られていると思います。
冬木市で起こった聖杯戦争…この作品のファンの方ならすぐ頭に思い浮かぶほど印象深い争いでした。
この作品は、私たちの知る聖杯戦争のサイドストーリ的位置付けになっているんです。
まさかこれまでの聖杯戦争に新たな分岐が派生するなんて発想は誰も持たなかったと思います。
なので展開に対する驚きもありましたが、多くの説明が無くても展開が頭に入ってきたんだと思います。

そしてカルデアを襲う未曾有の危機も全くの想定の範囲外の出来事です…
でもこの危機があったからこそ、本編でのサーヴァントの魅力が増したと言えるのではないでしょうか…?
それは、藤丸とずっと行動を共にしてきたマシュもそうですが、むしろ冬木市にレイアウトした以降にこの設定が本領を発揮したのではないでしょうか。

何故なら聖杯戦争は聖杯の奪い合い…その目的のために死力を尽くすという本来の目的以上に、聖杯戦争の…そしてサーヴァントの存在意義が深まりましたから…

そしてサーヴァントの魅力…これは前作までのレベルがしっかり維持されていたと思います。
新キャラのマシュはこれからまだまだ大きくなっていくのだと思いますが、冬木市の聖杯戦争に参加していたサーヴァント…本作ではごく一部にしか出会えなかったのが残念です。

新キャラのマシュのCVは高橋李依さんが担当されていましたが、今回レビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ…
元々マシュのCVは種田さんだったのですが、療養に伴って配役が変更になったんだそうです。
これまで「WWW.WORKING!!」近藤妃は水樹さんに変更された認識はありましたが、マシュも変更になっていたとは知りませんでした。
でもマシュは種田さんが抜擢される理由が納得できる役どころだったと思います。

長編テレビスペシャルと言いながら見始めたらあっという間に終わってしまった感がありましたが、今後の展開が期待できる終わり方も良かったと思います。
このGrand Orderの続きもアニメで見たい…と激しく思いますが、それは少し贅沢なのかも…

何故ならこの特番で「Heaven’s Feel」が全3部作で劇場公開されること…
そして「Fate/Apocrypha」の2017年アニメ化が発表されましたから…
このFATEシリーズの新作アニメ…視聴が楽しみです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつかは失うと知ってるから、あたりまえの日々は何より美しい

Fateシリーズのスマホゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」のアニメ作品。
FGOアニメは複数あるのですが、本作はFGOアニメとして1作目で、FGOのメインストーリーの一部分が原作となっています。
テレビ放映された作品で全一話完結、これまでアニメ化することなかったFGOの特別制作アニメとして1作のみ作られたような感じですね。

FGO第一部のチュートリアル、"炎上汚染都市 冬木「序章」"のアニメ化です。
西暦2015年 人類を継続させる目的で設立された人理継続保障機関フィニス・カルデアでの研究の結果、"人類は絶滅する"という結論が証明されます。
原因が西暦2004年の日本の冬木市にあると「近未来観測レンズ・シバ」により観測されます。
それを受けて、カルデアは霊子転移(レイシフト)という技術による時間遡行を計画します。
また、時間遡行の際、英霊召喚システムを以て人類史に対し多大な影響を与えた英霊の力を借りるため、その適性を持ったマスター候補たちを集め過去に送り込もうとします。
主人公はマスター候補の1人「藤丸立香」で、マスター候補生たちを集めて計画の説明中に居眠りをしたことでカルデア所長の「オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア」に部屋から追い出されますが、その後、カルデアが何者かによる攻撃を受け、主人公を除くマスター候補生たちは全滅してしまう。
カルデアの職員である「マシュ・キリエライト」は、そこで大怪我を負うが、主人公の命だけは救うため、サーヴァントと取引をして融合し「デミ・サーヴァント」となる。
画して、立香とマシュ、オルガマリーは、2004年の冬木にレイシフトする、という展開です。

FGOは未プレイでどういうキャラが出てくるくらいしか知らず、本作で初めて触れました。
ゲームの前提知識はほぼ無い状態で視聴しましたが、まあ専門用語と独自設定のオンパレードで、ついていけなかったというのが正直なところです。
丁寧に見ていれば理解はできると思うのですが、ゲーム同様アニメも本作はチュートリアルな感じで、『ここは基盤部分なので、知っていないと後でついていけないよ』 ということなのかなと思います。
特にレイシフトするまでは状況説明が長く、主人公と同じタイミングで居眠りしそうになります。
ちなみにカルデアの所長・オルガマリーは幼女なので、私も居眠りしてたら幼女に怒られるご褒美が欲しいところですね。

レイシフト以降は召喚された英霊たちが登場します。
FGOといえば、元ネタガン無視の偉人女体化ソシャゲくらいの認識でいたのですが、登場するサーヴァントは以外にも、Fate/stay nightでおなじみのセイバー、アーチャー、ランサー、ライダーさんです。
ただしsnとは違ってランサーのクラスはキャスターとなっており、ライダーもランサーとして召喚されています。
世界線とやらが違うのか、切嗣や綺礼も登場しません。
ただ、アーチャーやキャスターのランサー(紛らわしい)が、やたらメタな発言するのは笑いました。

ググりつつなんとか内容を理解できましたが、FGOプレイ済みの方が楽しめるのかなと思います。
ただ、FGOプレイしている友人曰くには、FGOやっててもシナリオ部分はぶっちゃけスキップしてるので、設定とか知らんと言ってました。
FGOのシナリオを、アニメ化してリブートさせた、と見るのがいいのかと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

原作(ソシャゲ)知らんけど、とりあえずここから。

【ストーリー・キャラ】

FGOバビロニアが気になったので、‐First Order‐を視聴してみました。
ソシャゲのチュートリアルとかから始まる、FGOの最初の話ってことで良さそうです。

簡単に言うと、『人類絶滅の未来を阻止する』という話。その、これから戦いが始まるよー
というのが本作のFirst Orderでした。FGOの導入。まさにチュートリアル。

本編ステイナイトと、他にも色々あったスピンオフをアニメのみで見てきましたが、
展開の説明は結構詳しくあっても、今までの作品から考えると何が起きとるんや!という内容でした。


とりあえずこのFirst Orderでは壊滅的に魅力の無い主人公でしたが、主人公がマスターになる
というのはやはりFate。そしていろんなサーヴァントが出てくるということになってきそうです。
First Orderでは見覚えのあるサーヴァントで安心しましたが、どんなサーヴァントが召喚されて
いくのかというのは楽しみではありますね。魅力無い主人公というのも、
今後どう成長してくのか、またそもそもどういうキャラなのかというのが、
この導入だけだと少し触れたくらいなので、楽しみ要素だと感じました。


「特異点」というワードがストーリーで多く出てくるようになると思いますが、
アニメ化されてるバビロニアというのも特異点の1つだったりして云々かんぬん。
正直話がややこしくごちゃごちゃして来そうですが、アニメだけでなんとか理解していきたいですね。


【他】

ソシャゲ原作なので、TVアニメや劇場アニメ化が進むとキャラ祭りになってきそうで、
それはそれで楽しみかなと思います。

制作はLay-duceということで、今までのシリーズやスピンオフとまた違った制作会社。
キャラデザとかも似てるキャラもいれば、ちょっと違う雰囲気のキャラもいます。
続編なのか知りませんがMOONLIGHT/LOSTROOMも同じみたいです。
また、2019年秋放送のバビロニアではCloverWorks(A-1)なのでそっちの方が期待できるw


ちょっとシリーズファンから見ると新要素が多いですが(なんならプリヤよりも)
FGOになんとかついていきたいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

67.9 8 2016年度のゲーム原作アニメランキング8位
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (354)
1641人が棚に入れました
人の目には見えない霊的な存在「天族(てんぞく)」に囲まれて育った人間の青年・スレイ。
「かつて、人間の誰もが天族の姿を見ることができた」という伝承を信じる彼は、
古代の謎を解明し、人と天族がともに生きる世界を実現したいという夢を抱いていた。

ある日、生まれて初めて訪れた人間の都で妙な事件に巻き込まれたスレイは、
なりゆきから石に突き刺さる聖剣を引き抜き、世界の災厄を払う「導師」となる。
重き使命を刻み込む胸の中、人と天族の共存という夢はより熱さを増し——

仲間とともに、「導師」は大冒険の旅路への一歩を、今、踏み出す。

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣、小松未可子、下屋則子、福圓美里、小野大輔、津田健次郎
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界が闇に覆われるとき…世界を救う導師現る

テイルズシリーズ始めてみます!!
とにかくこの作品は絵が奇麗で期待大です!!

0話{netabare}
中世ヨーロッパ風な建物ってなんでテンション上がるんだろう(/・ω・)/

若い王女は利用される立場なのかもな…
政治はいろんな思惑があってやだな~
黒い霧はよからぬことの前触れなのかもしれない

最近の姫様はか弱いだけじゃやっていけないみたいね
姫を襲ったのは妖怪?魔物?

偵察に出した近衛の騎士を捜索するために…
姫たちは追いかけてきたのね…
あの黒い霧は気づいたらあそこにあったらしい
街の様子も住民もどこかおかしい?

黒い霧はすべてを飲み込む…
学者のおっさん下にいたからまだ無事のようだが…
黒い霧はアリーシャ姫をめがけて追いかける?街もこのままだと飲み込まれてしまう

地脈の均衡が崩れかけているらしい

謎の少女の正体は?姫たちには見えていないみたいだけど
混沌の扉を開く?
夢のような現実…黒い霧はすべてをのみこむ…
そこに希望は一つも残らない…後に残るのは絶望のみ

プロローグ的なお話ですかね?(/・ω・)/
{/netabare}

1話{netabare}
お姫ちゃん悪運は強いよな~
あの黒い霧に2回襲われてるのに生き残ってるんだから
たどり着いたのは遺跡…来るときに盛り上がってた場所かな?

姫の近くにいるポンポン何?魔法使えてるけどw
おっと今度は蟲に襲われる姫様…姫様遺跡の奥へ…
遺跡の奥はお花畑?導師の紋章がある?動いたしw光ったしw
さらに入り口が何たるゲーム的展開www

天空の断崖絶壁を駆けまわるとか少年すごいな
スレイにミクリオか
スレイは普通の人間らしいが…ミクリオは?
遺跡探検はじーじに封印されてる
探検も調査も禁じられる…って言われると行きたくなっちゃうよな

人間と天族の話を綴った天位見聞録
ミクリオは優等生っぽいけど結構やんちゃなのねw

姫は暗闇の中をただ進む…先の見えない闇の中…ここはどこ?
そりゃ叫びたくなる気持ちも…

スレイ身軽だなぁ~
スレイとミクリオが壁画のところにいたら雷が…
さらに姫も…そこにいるのかな?

じじさまも大変だのう
この姫昨日から死線超えすぎだよねwもう何回死にかけてるのか
魔法使いだったのねミクリオ

人間とのかかわりも禁じられてるのね
おっとスレイたちと姫様の出会いはここから
スレイのイケメンっぷりなw惚れるわw
透明な橋とかかっこいいな

導師とは?
{/netabare}

スレイ
外界から隔絶された天族の杜イズチに暮らす、天族に育てられた人間の青年。高い霊応力を備え、天族を知覚できる。子どもの頃、導師伝承と古代遺跡について記録された「天遺見聞録(てんいけんぶんろく)」を偶然手にし、それ以来、古代遺跡に興味を持つようになる。大陸中の伝承や歴史に詳しく、古代語を読むこともできる。純粋で心優しく、困った人を見ると放っておけない

2話{netabare}
スレイはただの人間です٩( ‘’ω’’ )و
ここは天の都と呼ばれている神殿…
もはや世界は救えない?

スレイ以外は見えていないみたい…
超常存在を畏敬の念を込めて「天族」と呼ぶ
イヅチの村…姫様必死だなぁ…

天族の助けを求めここにきたのかな?
まぁ村人からしたら…災いを運ぶ存在になるよな…人間
普通の人間には天族と意思疎通を運ぶことは難しいのね

ハイランドの都レディーレイク
聖剣の伝承が残る街の出身の姫様
スレイとミクリオはいいコンビなんだろうな
スレイのまっすぐさは心配なんだろうね…
天族は…

姫様の髪おろした姿も奇麗だな(/・ω・)/むしろ好み☆彡
でも縛ってるのも好き…
目の前で仲間が死ぬ姿はトラウマものですな…
伝承は結局おとぎ話なのかなー

そりゃ足もすくむわなw
導師の紋章が入った手袋…
下界が闇に覆われようとしているのなら…導師は必ず現れる

スレイのような人が伝承にあるような導師なのかもしれない…か
おっと…天族の村に侵入者…姫様を追いかけてあいつもきたのか
憑魔強いやんw走り方がコメディで好きだわw
スレイやるやんwww

憑魔のメインディッシュ=アリーシャ
スレイはいい人だからなぁw黙って村を出るの巻…と思ったらミクリオもw
アリーシャを探す旅にw
スレイ×ミクリオで本が描けそうw
結局村のじーじツンデレよなw
ここから世界を冒険する物語が始まる(●´ω`●)」
{/netabare}

ミクリオ
赤ん坊の頃からスレイと共に成長してきた天族の青年。スレイのことを、兄弟同然にして無二の親友であり、さらにライバルであるとも思っているため、スレイと言い争いになることもしばしば。スレイの言動に冷静な指摘を加えたり苦言を呈したりする役回りを自認している。スレイの影響で古代遺跡に興味を持つようになった。水属性の天響術(てんきょうじゅつ)を操る。

3話{netabare}
スレイとミクリオ…湖の乙女の街に到着

スレイのお上りさん具合
商人はフリーパスで入れるのね
セキレイの羽(/・ω・)/
人間にはお金が必要…この商人の女の子は只者ではないんだろうけど
レディーレイク聖剣祭で大盛り上がり

レディーレイクは穢れで満ちているらしい
天族のミクリオにはきついらしい
さらに憑魔もこの街に…
スレイの命がけの感じすごいなw

憑魔はアリーシャを標的にすることはないが…
姫殿下の暗殺は実行されてる最中
姫は戦争をする気はないが…他の人たちはそれを由としない
先取防衛のため姫の暗殺が…

聖剣の近くに可愛い女の子
彼女も天族(/・ω・)/湖の乙女の剣を抜けるものはいず…そして穢れはさらに充満

アリーシャ姫が聖剣祭を開いた理由は…
おっと姫様がしゃべるたびに穢れが…負の感情から…
穢れの充満が実体化?憑魔出現

普通の人には見えてないみたいね
憑魔を浄化できるは導師だけ…
さらにこの状況に転じてアリーシャの暗殺が…

スレイこの場の打開を任される
湖の乙女の名前はライラ
人と天族が一緒に幸せに暮らせる世界が夢だから…
スレイ、聖剣を抜くことは…とてつもない戦い…果てしない宿命を背負い
導師になる…スレイ
導師になったスレイ髪伸びたな(笑)
そこではないよな(笑)
フォレスメイヤー

スレイ力を使いまくったからな…倒れる

次回予告のライラかわいいな
秘密です♡ (笑)
{/netabare}

ライラ
「引き抜いた者は導師になる」とされる伝説の聖剣に宿っている天族の女性。長い間導師の資質を持つ人間を待ち続けている。優しさと落ち着きを兼ね備えた大人の女性だが、少々天然なところもある。穢れの影響で人や生物が変化した魔物「憑魔(ひょうま)」に関して豊富な知識を持つ。火属性の天響術を操る。

4話{netabare}
スレイようやく目覚めたらしい…3日間高熱にうなされてたらしい
アリーシャが助けてくれたのか(/・ω・)/
アリーシャから感謝の気持ちを込めて服が送られる☆彡
やっとOPと同じ服装になったな

馬子にも衣裳…(笑)
ミクリオにライラ…アリーシャには見えない
スレイをつなげば天族の声を聴くことができる?
ライラの声が聞こえないのは…
スレイの集中力が足りないせいらしいw

まだまだ導師として力をつければもっといい方法が
アリーシャは才能があるから声を交わすことができたのかもしれない

スレイ街へ
導師の出現は民たちにも伝播し…
スレイ調子が悪いみたい…街に出てから
これが穢れの影響…別の穢れ?

遺跡が穢れているのは?
評議会は導師を狙ってるみたいだな…
遺跡探検はお手の物

ハイランド王家の紋章による封印の扉のその先に…
何が待ち構えているのかな?

ドラゴンは厄災の化身らしい
この遺跡の中に憑魔?蝙蝠?
憑魔化した蝙蝠の大群きりがない
ライラの炎威力すごいな(/・ω・)/

契約したことでスレイの負担はあがっているらしい
ライラ…スレイの中に入れるのねw
天族との契約は力を得れるが代償もある

この遺跡の穢れはこれで終わりではない…さらに奥に…遺跡の真実が…
権力に立ち向かい葬られていったものたちの遺骨が…
それが王家との…
ライラはこれを見せたかったのね
源泉…災禍のけんしゅ…それを鎮めることが導師の使命
スレイの答えを導き出してほしい

レディーレイクの穢れの浸食はもう…すぐそこまで…
遺跡の外も大時化…いや黒い霧なのか
廉潔なアリーシャ

評議会の目的はアリーシャを王政から外すこと…か
災厄はそこまで迫っている…
{/netabare}

アリーシャ・ディフダ
グリンウッド大陸の北東部を治めるハイランド王国の、王位継承権の末席に位置する王女。母親の身分が低く王族内での地位も低いなか、権力の腐敗を見逃せない生真面目な一面が大臣たちからは煙たがられている。この災厄の時代に、希望と指導力、諦めぬ強さを示すことが自らの役目だと考える信念の人。自身を姫ではなく国に尽くす騎士と捉え、堅苦しい言葉遣いをするが、本来は明るく女性らしい人柄。

5話{netabare}
1回ゼスティリアのお話はお休みで…ベルセリアのお話をやるみたいですねん

深い闇の底にいるのは…ベルベット
アルトリウス?退魔師?

ベルベットの戦闘力はたいしたものらしい
業魔から没収したものを…
世界に何が起こっているのか?退魔師とかどうでもいいらしい
ベルベットの狙いはアルトリウスのみ

アルトリウスが行った儀式により世界は変わったらしい
精霊シアリーズがベルベットに手を貸す理由とは…?
そしてベルベットのもとに新たにもう一人…なかなかできるやつみたい
こいつは「刀」を探してたのな

業魔を収容した監獄島からの脱出
それが最初の目的だが外には退魔師が待ち構えているのは必然みたいだな
即席パーティーとか悪くない

脱獄をするには囚人を解き放ち混乱を作り…船を出す隙を作らない
敵の削減と分散も
脱獄したのはいいけど出た先は巨大な塔の天辺…

あの高さから落ちて軽傷で済むなんてw
いや骨は折れてるかwww
制約…は呪いと紙一重

一等退魔師の船が監獄島に…

EDがテイルズオブゼスティリアのたぶんゲーム映像のやつだ~(/・ω・)/☆彡
{/netabare}

ベルベット・クラウ
かつては、飾り気のない気さくな性格だった女性。3年前にある事件に巻き込まれ、それ以来笑顔を見せることはほとんどなくなり、つねに怒りと憎しみを抱くようになった。事件の日に謎の力に飲み込まれた結果、左手が人外のものへと変貌。普段は包帯でそれを隠している。

6話{netabare}
脱獄者は結構多いみたいね٩( ‘’ω’’ )و
シアリーズとオスカー
ベルベットVSオスカー
一級退魔師…どれほどのものなのか

オスカーさんの構えかっこいいなw
喰魔ね…業魔を食い続けるもの
オスカーさんはアルトリウス信者だな
弟は生贄にされたのね…ベルベッドそりゃ世界にもアルトリウスも恨むわな
おっと…どこかで見たことあるドラゴンが!!

ドラゴンは喰魔に呼び寄せられたのか?それとも…
あーあドラゴンに船をつぶされてしまって
シアリーズは自分の道を生きるつもりらしい

おっとwなんかコメディ調の魔女が(笑)
極楽から地獄~(笑)キャラ濃いなぁ(笑)
自称大魔法使い相手されてないw
ドラゴンは抑えてられるような代物ではないみたいね
オスカーさんも満身創痍

ベルベッドでもドラゴンには…
シアリーズさん命を賭けて…
っていうかドラゴンの破壊力なw

魔女っ子にロクロウさん来てくれたw
マギルゥさんねwww
シアリーズさんベルベッドを守るために…

前に進むために自分を喰らえか…
聖隷シアリーズを喰らいベルベッドパワーアップ?
さすがのドラゴンは骨が折れる相手みたいだな

ベルベットクラウ業魔も聖隷も退魔師も食らい尽くす災厄の喰魔
ドラゴンも倒してきっちり船を奪ってるのな~(笑)

ちょっとゲームしたくなってきたなw
っていうか絵奇麗すぎだろwww
王都を目指す一行…
こちらの物語も始まる
{/netabare}

ロクロウ・ランゲツ
明朗快活で自由奔放な業魔の青年。監獄島に収監されていたが、ベルベットと脱獄の際に知り合い、愛刀の「號嵐(ごうらん)」を見つけてくれた借りを返すためとして行動を共にすることになる

マギルゥ
自ら「大魔法使い」と名乗る正体不明の女性。「マジギギカ・ミルディン・ド・ディン・ノルルン・ドゥ」と名乗っている。

7話{netabare}
話は戻ってテイルズオブゼスティリアの方へ…

黒い霧は王宮へ…アリーシャさん狙われてるなぁw
スレイは止めるつもり…手はないけど止めるしかないよな~
竜巻の中にドラゴン?破滅と死をもたらす象徴ドラゴン…

バルドロ卿…食事に誘うとかw絶対何かあるだろ~w
街の被害は…レディーレイクが穢れに満たされるのも時間の問題みたい
アリーシャを遠ざけようと…

スレイはドラゴンを追うつもり
アリーシャはマ―リンドへ行くことに…
ミクリオとライラ…スレイは導師となって運命を背負っている
遠い存在になってしまったのか?

スレイとミクリオ今の関係ではいられないみたいだと思っているみたい
ミクリオがスレイにしてあげられること…それは…
ミクリオは一人でどこに…

スレイの実直さと信頼感な
ミクリオはガラハドの遺跡の聖遺物を取りに行ったみたいだね
スレイのために…

伝説の手がかり
霊峰レイフォルクそこを目指すことにスレイ
トレンジロングス…うねうね~

ミクリオを襲う憑魔は…
アリーシャは天族の声聞けると嬉しそうだな
トレンジロングスの憑魔うねうね~
スレイに少しずつ箔がついてきたな

マ―リンドは疫病に…この国で2番目に大きな町だった
スレイの出自も気になるな~
天族にも得意不得意がある

人間がなぜ天族を知覚できなくなってしまったのか…
災厄は人の心が生んでしまったのかな?
それぞれが目指すところへ

月が奇麗だこと
おっとミクリオが目指した遺跡は近くにあったみたいね
{/netabare}

8話{netabare}
水の遺跡とはまたミクリオにふさわしい
霊峰も穢れに満ちているみたいね…傘と女の子が直線状にw
ライラの知り合いの…女の子?ってことはエドナって子も?
憑魔どこにでもいるのな~

オーガの憑魔かな?
スレイの攻撃は通じてないわけではないが…
おっと一撃で葬るその力…なんかもう一体ザビーダってやつ出てきた
憑魔を殺すことが流儀のザビーダと殺さずに救えた道があるというスレイ

エドナとザビーダ、何かあるのね
領域?穢れの?
ザビーダの狙いは黒き龍かな?
この龍はエドナの兄アイゼンって天族らしい

実体化したドラゴンは浄化できない…ずっとこのまま…
だから死ぬことで楽になるやつもいるってことか
どうすることもできないっぽいな~
下界にも天族いっぱいいるのな

ミクリオが発見したのは弓?
浄化の力がないと憑魔には対抗できない?
おっと弓には浄化の力があるっぽい

レディーレイクに現れたのはまた別のドラゴンらしい
スレイの実直さはバカともいえる
人間とかかわりすぎたから…ドラゴンに?
ドラゴンを浄化する方法はどこにもない…
本当は殺してほしくはないけど…どうしようもない

ザビーダとアイゼンはやりあってるみたいだな
ドラゴンの浄化に挑むつもりなのねスレイ
なんとかしないと…やらなくちゃいけない

最後の最後で理性を少し取り戻したのかな?
とどめを刺さなかったけど…
ザビーダもエドナもドラゴンを元に戻せる術を探していたが…
だが世界にはまだ希望はあるかもしれないね

陪審契約?エドナと
兄を救う方法を探す旅に
感情の抑揚がない子だけどこういう子好きよ♪エドナ
{/netabare}

エドナ
地属性の天響術を操る天族の少女。基本的に他人を信用せず、無機質で大人びた態度を取ることが多く、容易に本心を掴ませない。かなりの毒舌家でもあり、人をイジって翻弄し、戸惑う姿を見ることを好む。性格は極めて冷静だが、唯一の家族である兄のことになると、感情的になる一面も。お気に入りの傘には、謎の「ノルミン」というマスコットをぶら下げている。

9話{netabare}
マ―リンドへ向かう橋は嵐で落ちてしまい…
川の迂回路を目指すアリーシャ
ミクリオは無事聖遺物を手にできたみたいですねん(/・ω・)/

次はローレンスを目指すみたい
聖遺見聞録はスレイにとってのバイブル
浄化とはどういうことなのか…?

穢れを自らが理解する…それに対しての導師としての答え…
まだまだ導師としては半人前
スレイの資質はたしかなものだが純然たる理由のため…壊れやすいw

ノルミン天族っていうんだ!あのぷにぷに
見かけによらず強い力を持ってるのな
しかも関西弁wwww
ノルミン天族のアタックか
この子性別的にはメスっぽいけどw

アリーシャを助けるためにスレイは…
あの嵐は黒い霧によるもの?
おっと水も穢れ始めている?
またもや憑魔の黒き龍?今度は蛇?ウロボロス

エドナの力を借りてウロボロスに挑むスレイ
おっと怪獣大戦になってきたな
ドラゴンパピーあれで…
でもパピーなら浄化は可能みたいだけど…

マルトラン
マーランドはドラゴンパピーが飛び去った…
エドナの力を遣えばなんとか…

アタックもライラとは知り合い?わけあり?らしい
こいつオスか(笑)
スレイとミクリオが再開するのは近いかもしれないね

マ―リンドの穢れはドラゴンの領域レベル…
疫病の原因はパピー…

アリーシャは無事みたいですね
アリーシャ声が聞こえるみたい
スレイの霊能力が高まったみたい

運んできた薬も効かなく…アリーシャも負の感情に…
聖なる大樹を巣くうつもりのパピー…
パピー…ドラゴンになる寸前らしい

アタックとミクリオの前にも憑魔の群れが…
ミクリオがいれば…弓の神器で撃ち落とせるのに…
ミクリオが来るまで…時間を…

こんな急いでの陪審契約w以下省略w
スレイにミクリオの力も加わりいざ対峙
ドラゴンパピーを穿つ水の矢見事なり

さすがスレイとミクリオって感じだな(●^o^●)
{/netabare}

アタック
いつも兜をかぶっているノルマン天族。ライラとはなにか関係があるみたいだが…?

10話{netabare}
無事再会を果たしたスレイとミクリオ
ライラとエドナはお留守番、まずは水の浄化を始めるみたいね
3日も潜り続けてるのねw

スレイがずいぶん導師っぽくなってきた?
ただ民衆からは導師として尊敬の念を向けられてるみたいね
エドナに坊や扱いされてるミクリオw

おっさんがドラゴンパピーになってたのか…
マ―リンドがなぜこういうことになったかは覚えてないみたい
最初は些細なことからだったみたいだけど…

ノルミン天族は調整役らしい
昔は仲間がいっぱいいたみたいだが…散り散りになってしまったみたい
穢れをきちんと浄化するには1年以上かかるらしい

アリーシャはいい人だなぁ
スレイを心配するライラ…壁が立ちはだかったときがね…
おっと見たことあるセキレイの羽の商人たち

ロゼさんの商人魂は本物っぽいけど…
バルトロ卿が兵を動かしたみたいね…開戦
物資を相手から奪うことで補給するとか…
アリーシャとスレイで止めに行くつもりだったがライラは反対

人が真の意味で穢れる…その意味を知らないスレイを戦場へ連れてくのはね…
おっと街にまだ穢れの気配?人から生まれた憑魔の穢れ…

憑魔の人間としての姿も見えるが…
攻撃するたびに憑魔の穢れがスレイの中に…
憑魔になった人を浄化するのは穢れを代わりに受け入れるということ…
導師は孤独そういうことか…

アリーシャは戦争を止めに行くつもり
マルトラン先生もご同行

ミクリオ坊や略して「ミボ」

アリーシャにまた暗殺者が差し向けられる
憎しみの募りが穢れの元か

戦場に行って戦争を止める…揺るがない意志だね
戦争を止める…先取防衛…
アリーシャの信念揺るがないな~

暗殺者をも仲間に迎え入れるとはなw
アリーシャ姫だなぁ
ロゼさんもやっと登場

戦場へ
{/netabare}

ロゼ
商人ギルド「セキレイの羽」の主要メンバーで、大陸中を旅している。商売をしながら旅を続けてきたためか、二刀短剣を使った戦いは護身の域を遥かに超えている。屈託がなく前向きでマイペースな性格。人付き合いがいいが、自分の意見をしっかり持っており、信念に従って行動する

11話{netabare}
いざ戦場へ
アタックさんは街に残るみたいね
エドナに意地悪されたいだけの後生だった

グレイブガント盆地へ
兵力差は15倍か…ことによっては自国の兵と剣を交えるかもしれない
スレイとはちがう実直さだよなアリーシャ
軽口をたたけるうちはまだいいよな~٩( ‘’ω’’ )و

導師は噂とは違うみたいw
ドラゴンを平らげたことになってるスレイさんw
導師のご利益って( ´艸`)

予想より少し多い兵力
ロゼは行く末を見守るつもりみたい
でも大馬鹿は嫌いじゃないって感じよな

戦争がはじまる前なら手伝えるが
開戦していたら手助けはできない…これが導師としての…
ミクリオは感傷的にw
あれやこれやと事態が動きすぎて…

戦争を無事止めることができたら遺跡探検へ
導師として越えなければならない壁だと…戦争を避けたかったものだが…
敵も味方も狸ばっかりだな

戦争は始まってしまっているみたいだな…戦の仲裁は難しい
アリーシャは将軍の元へ
スレイは自分のやれることを…これが初めて目の当たりにする戦場

負の感情のオンパレードだな
いたるところで憑魔が生まれている…
アリーシャはランドン師団長の元へ…

停戦協定を命令するが…聞けない
アリーシャとロゼだけだけどまぁ大丈夫だろう

スレイが感じる憑魔の穢れは甚大じゃないんだろうな
姫とロゼ二人相手にあの様ですかい
だけどじり貧だよな~

戦争を必死で止めるスレイ
アリーシャも報われないよな~
アローレインかっこいい~٩( ‘’ω’’ )و
浄化しきったと思ったが…戦場は甚大なもの
さらに巨大な領域を持つ穢れが…しかも人間の憑魔
人間の姿見えないとはな…あれが災禍の顕主

アリーシャとロゼの近くにいる天族
畳みかけてきたなぁw
{/netabare}

マルトラン
「蒼き戦乙女(ヴァルキリー)」の異名を持つハイランド王国の女性騎士。アリーシャの師匠であり目標とする人物でもある。

12話{netabare}
姫様とロゼを守るのは…
アリーシャ姫…刺されて…
ロゼも本気だな~…停戦命令~

巨大な穢れ…これほどまでの邪悪な領域を持つのは災禍の顕主
スレイをここで死なせるわけにはいかないな…
これはまだスレイが相手するには早いだろうに

災禍の顕主のゴリラ具合wライオンかw
導師スレイ、災禍の顕主に挑むが…
3人の力をもってしても災禍の顕主には傷一つつかないとはな

災禍の顕主は穢れを引き寄せる…集まった穢れをスレイに…
人間の穢れ…強さか…人と天族が共に暮らす世界はとても遠いな~
アリーシャの血が止まらない…これは…

こんな時でも戦いを止めることだけに…こだわって…聖人だな
ロゼは導師を探しに、姫を助けるために
どこにでもいるのなルナールの憑魔さん

人間の業に果てはない…とりあえずは見逃してくれるみたいだけど
このままじゃスレイたちじり貧だろうな~
ロゼと帽子の天族しゃべれるのな

なんとか生き残ったスレイさすがだな٩( ‘’ω’’ )و
アリーシャの血に染まった天遺見聞録
なんとか生き残ってほしいよなアリーシャさん

あー目覚めてよかった
まだ死なないでね…( ;∀;)
アリーシャはレディーレイクに戻り政治の世界で戦うらしい

アリーシャとスレイ従士の契り
笑顔のアリーシャ(・∀・)イイネ!!
これで天族も見えることに٩( ‘’ω’’ )و
たまにはハッピーな感じも(・∀・)イイネ!!

ランドン穢れ落ちしてるしwww
スレイも怒りに身を任せるなんてことあるのね…
そのまま攻撃したら…
最後の最後で導師として٩( ‘’ω’’ )و

ロゼからの頼み事?
ローランスでの取引に導師を使うというwさすがw
ミクリオとエドナのジト目な~(笑)
あいつとの絡みは2期ってことで~
{/netabare}

今までテイルズシリーズを食わず嫌いしていましたが
ちょっとゲームをやってみたくなりました٩( ''ω'' )و
2期にも期待大☆彡

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最大の魅力はキャラクターの関係性。第2期が今から楽しみ

2016年夏期放送のテレビアニメ。第1期13話。
ゲームが原作です。

ゲームゼスティリアは未プレイですが、内容の賛否については一通り調べました。
キャラクターに関する批判点はほぼ改善されていますが、短縮や改変が多いので再現されていないエピソードも少なからずあり、1クールで進んだのは本筋の序盤あたりまで。

世界観や設定の説明を最低限にして、ストーリー展開と味方キャラクターの関係性を重視した作りで一貫しています。
説明不足で進む所もあるので、直感的に「こういうものなんだろうな」くらいで見られないとストレスがたまるかも知れません。
ベルセリア編とても好きなのですが、ゼスティリア本編の詰め込み具合を見るに、特番とかで別にやってくれたほうが嬉しかったかも。今後ちゃんとクロスすると良いなあ。

ストーリーは王道でしっかり考えて構成されています。
再度一周したら必要な描写を入れ込むためにかなり余裕のない展開をしているのがわかりましたが、毎週見ている時にはそう感じなかったのが凄い。
王道過ぎて淡白に感じる人もいるようですが私は逆で、一つのシーンから想像をめぐらせ繋がりを見つけていくのがとても楽しかったです。

キャラクターデザインは、複数人のキャラクター原案を上手く調整して違和感のない絵柄に落とし込んでいて、とても魅力的だと感じました。
映像面ではたまに手描きが浮いてしまうことはあるものの、繊細なCGの背景と手描きのキャラクターを上手く馴染ませていてとても綺麗。特にドラゴンの造形・動きの懲りようと重量感は一見の価値ありです。

【キャラクターについて】
{netabare}
パーティーメンバーの入れ替わりなどあるので大雑把ですが、スレイが主人公・アリーシャが準主人公で二人の関係性はストーリー的にも柱のひとつで、それぞれに同性で年齢の近いサポート役(戦友)にミクリオとロゼがおり、見守る年長者ライラとエドナの存在があります。
皆がフォローしあっていてとても印象が良い。そして第2期でスレイとロゼの関係がどう描かれるかも注目所でしょうね。

スレイは意思の強い心優しい青年で、怒りをあらわにするのがいつも誰かの為であったり、戦闘の際ためらいなく仲間を庇ったりと誰からも愛される主人公像です。そして純粋で世の中を知らない故に脆く、穢れかねない危うさを持つという点が魅力を増します。憑魔化したランドンを浄化した後剣を収めるスレイの少し苦い表情は印象的で、これで乗り越えられたのかも気になるところ。

ミクリオとスレイはお互いへのライバル心や少年らしい意地が見ていて楽しい。
ミクリオはライラやエドナとのやりとりも少し背伸びしてる印象で微笑ましいです。初めてアリーシャがライラやミクリオの声を聴いた時の「君の感謝はちゃんと伝わっているよ」の言葉に和んだので、もう少しアリーシャとの交流があってもいいなあ。

アリーシャは自分の無力に苦しむことはありますが、騎士として様々なものを見てきているため実は芯の強い王女でした。穢れとは何か、感覚的に理解しているのかも知れないとさえ感じます。
スレイや天族との交流が前半では主に描かれるため、ロゼとの対峙までアリーシャの強さに気がつきにくいのですが、狙った構成だとしたらとても面白い。

ライラはスレイの決断を尊重する懐の深さや、他者への思いやりを印象付ける描き方になっています。導師の導き手としてスレイに隠していることもまだあるのでしょうが、スレイの心身を案じているからこそ話せないでいると感じられる所もあり、胸の裡を吐露する相手としてエドナがいるのもとても良いですね。
個人的にはライラはある意味最も重要な立ち位置だと思うので、とても良い方向に変わっていて嬉しいです。

エドナの斜に構えた態度もアイゼンの一件を丁寧に描写したことで納得できましたし、人間嫌いに見える部分も、実際には人間を理解した上で諦め半分悲しさ半分という見せ方になっていて好印象。
友人を救うために手にかけようとするザビーダの複雑な心境もとても良かったです。

ロゼはバルトロ卿の依頼を受けた理由が説明不足に感じられるのが残念ですが、自身を必要悪と割り切っているのかな。普段の姿は現実主義的ながらさっぱりした女の子として嫌味なく描写されています。深刻さを増すであろう第2期を少しでも明るい雰囲気にしてくれることを期待しています。
デゼルの掘り下げは第2期までお預け。

災禍の顕主とサイモンについてはこれからに期待ですが、あんなに普通の悪役になるとは思わなかったなあw
{/netabare}

【演出について】
{netabare}
全体的に演出も好きでした。
王家の紋章の短剣や街中にはためく導師の紋章の旗など、紋章の使い方が印象的です。
アリーシャがスレイに弱音を吐くシーンが二度ほどありますが、その際騎士の紋章をあしらった上衣を脱いでいたり、スレイの導師の衣もそうですが、誇りであると同時に背負うものとして、背中を大写しにする演出を意図的に使っています。

あと最終話はとても良い。
初見ではドキドキしていて気づかなかったのですが、アリーシャは腰の後ろに天異見聞録を差して常に持ち歩いていて、それが盾になって命を取り留めているんですね。スレイとアリーシャにとってバイブルとも言える天異見聞録っていうのがイイ!
ベタベタではありますが、第0話で伏線が張ってあったことには気がつきませんでしたw

アリーシャが死んでしまったのか助かったのかわかるまでのシーンは、初見では大丈夫だと思いながらもひやひやしながら見ていましたが、二度目の視聴時には、アリーシャが目覚めるのを待つ間スレイも同じようにアリーシャと出会ってからのことを思い返しているように感じられました。何度か丁寧に視聴すると違う感動があります。
{/netabare}

【第2期に期待すること】
{netabare}
スレイは導師として穢れを払い、アリーシャは王族として穢れの原因を少しでも取り除くという方向性が描かれたので、この先はお互いに役割を補完しあい状況が好転する過程が見たいですね。

穢れは人が生きる上でどうしても産み出してしまうもの。憎しみや怨みのみならず恐怖や悲しみも穢れの元ですから、人間が居る限りこの世界は「詰み」の状態なのですよね。
世界全て浄化することは出来ない以上、第2期でどう結末を迎えるか、ゲームと同じなのか、変わるのかも含めて注目しています。
{/netabare}2016.9.29

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

キャッチフレーズは「伝承はいつしか「希望」になる」

この作品の原作ゲームは未プレイですが、PVを見た時から視聴を決めていた作品です。
アニメーション制作がufotableさんなので、クオリティの高さは折り紙付である認識は持っていました。でもPVの中には思わず息を呑んでしまう程の美しい世界が広がっていたのです。
当時未視聴だったテイルズシリーズ前作の視聴に熱が入ったのも、全てはこのPVを見たから…といっても過言ではありません。
こうして満を持して視聴に臨みました。

この物語の主人公は、幼いころ天族たちの住むイズチに引き取られ天族と一緒に生活を続けてきた人間のスレイ…
彼の趣味は、幼馴染であるミクリオと一緒に遺跡探検をすることでしたが、ある日いつもと同じように探検していたところ、人間の女の娘が倒れているのを見つけるのです。
彼女の名前はアリーシャ・ディフダ…アリーシャは地上で起こっている厄災や異変を治めるべく、「導師」の存在を信じ探していました。
「導師」とは、天族と言葉を交わし、この世の厄災を祓う力を持った存在…
でもそんな稀有な存在は一向に現れず、いつしか人々からはおとぎ話の中の存在の様に扱われるようになっていました。

そんな彼女との出会いをきっかけにスレイとミクリオは人間の住む下界に降りる決心をするのですが、地上についた彼らの前に広がっていたのは、お祭りによる人々の活気と穢れによる瘴気でした。

ちょうどそのころ、湖上の街レディレイクでは「導師しか手に出来ない聖剣」を引き抜く聖剣祭が開催されていました。我こそは…と思う人が次々と剣に手をかけますが、誰も引き抜く事はできません。
それもそのはず…その聖剣は「湖の乙女」として祀られていた天族の女性そのもので、人間は遥か昔に天族と対話や視認する術を失っていたのですから…
だから彼女が見えないばかりか、彼女の問いかけにも人間は答えられないのです。

聖剣祭の最中…突如憑魔が出現し周囲を瘴気で満たしていきます…
そんな中、スレイが聖剣の前に立つと、「湖の乙女」である天族のライラが剣を引き抜く意味をスレイに伝えます。
「剣を抜く」という事は導師になる事を選択する事…導師としての力を得る事ができるが、そしてその道は決して平たんではない事を…
それでも「人と天族が幸せに暮らせる世界を作る」事が目標だったスレイは聖剣を引き抜き…導師として生きていく事を選択して物語が大きく動いていきます。

これからスレイの導師としての活躍を漫喫できる…と思っていた矢先、全くこれまでとは異なる展開…まるで全く異なる物語が始まったかのような状況に少しビックリしてしまいました。
調べてみると、この作品と関連のある「テイルズ オブ ベルセリア」の登場人物の物語だったようです。このゼステリアと今後どの様に物語が絡んでくるのかが楽しみです。
ベルセリアの主人公であるベルベット・クラウは同じ主人公でもスレイとは対極に位置するキャラみたいでしたから…

この作品の作画の素晴らしさについては先に触れましたが、登場するキャラも魅力的です。
イチオシは、かやのん演じるアリーシャ・ディフダ…ハイランド王国の王女で、騎士としての凛とした雰囲気と言動が堪らなく恰好良いのです。
有言実行するアリーシャ…それは彼女が命の危機に晒されても決して揺らぐ事は無く初志を貫徹させる…
そんな彼女の言動に強く惹かれながら視聴していました。
これからスレイの導師としての長く険しい旅が始まっていく訳ですが、王女である彼女は導師と共に歩む道より国や民を優先させると思うんです。
ホントはスレイと共に歩む彼女の勇姿を見続けたい…が本音なのですが、少し難しいかもと思っています。

小松未可子さん演じる商人ギルドのロゼも外せません。
理不尽を決して許さない彼女の片鱗…1期ではほんの少ししか見ることができませんでした。
アリーシャから真意を引き出し、彼女の覚悟を見届けるために同行して…十分過ぎるくらい気持ちを受け取って…それでも止まらないアリーシャを本気で心配する彼女…
これからの活躍が楽しみな一人です。

ミクリオ、ライラ、エドナら天族の動向も見逃せません。
特にライラ…ゲーム版のCVは松来さんだったんですね(wikiより)…
天に召されてもうすぐ一年…振り返ってみると時間の流れの速さを感じずにはいられません。

オープニングテーマは、FLOWさんの「風ノ唄」
エンディングテーマは、fhánaさんの「calling」
どちらも大好きな曲でカラオケでもチャレンジ済です。
少しきーは高いですが、歌っていて気持ちの良い歌だと思います。

1クール13話の物語でした。嬉しいのは既に続編の放送が2017年に決まっている事です。
1期はきっと導入部という位置付けなのだと思います。
これからの導師の旅…そして抱き続けている目標の顛末に注目したいと思っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

61.6 9 2016年度のゲーム原作アニメランキング9位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1360人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レアドロこいこいセブン

{netabare}ファンタシースターはオンラインじゃないやつ、いわゆるアルゴル星系シリーズはやったけど、オンラインは一切やってません。
誘われたこともあるけどなんかデザインが自分好みじゃなかった。

でもって本作。
1stキャラよりサブキャラのほうが強くなってしまうとか、序盤はネトゲあるあるネタが続くけどかなりテンポが早い。
ソロの正体バレはええw
最終回付近に持っていっても良かった気がするが…さすがにそれだと丸分かりすぎて今じゃ引っ張るネタにはならないと判断したのかな?
ってことで後半は「ゲームだと思ったらゲームじゃなかった」「ゲームの世界が現実に溢れてきた」という展開。
このネタも数多あれど、SEGAってことで自分はどうしても“ゴールデンアックス”や“獣王記”を連想してしまってちょっと笑える。
というか自分はゴールデンアックス(初代AC版)のエンディングのその後を描いた作品なんじゃないかなー、と思ってたり。
一応序盤から、ゲーム内の小動物が現実世界で見えたり、素質持ちがキャラメイクすると自分ソックリなのが作れるとか伏線を張ってはあるのだけど、どうにも序盤のネトゲあるあるネタとの2本立てにしたせいか急ぎ足感が…。
特にエンタングル(ゼーガペイン用語、こっちでは何て言ってたっけ?)したのとそうでないのとの違いがよく分からない。
終盤援護に駆けつけた「仲間」はあくまでゲームの一環ってノリだったんだよね?
エンタングルしてないヤツは単なるプレーヤーキャラクターであって、やられてもゲームオーバーになるだけでプレーヤーは死にはしないんじゃない?
って思うとどうにも緊張感が…空手部がどこまで理解しててどう説明したのか曖昧なのがモヤモヤする。
また、ソロの出番が中盤以降全然無くなってしまったのは悲しい…PSO2の設定知らんけど、会長が囚われた時に「バカめ、こっちのキャラのが強いんだよ」とアカウント切り替えネタとかあっても良かった気が。
それ言ったら空手部部長が空手部部長ならではの活躍をしなかったのもそうか。
でもってラスボスは…へぇ、こっちでもダークファルスなんだ。
って、それの攻撃が…天帝レーザー!?しかも友軍が撃ったのはフォトンレーザー?フォノンメーザー?えっフレナってこんなの撃ってたの?
最後は声神谷浩史キャラになにかウラがありそうなことを匂わせつつエンド、ここら辺は「詳しくはゲームをやってね」ってことだろうか。
恋の行方については自分はまぁ、うん…アイカが“デートアライブ”の八舞姉妹(どっちがどっちかは忘れた)に似てるなぁ、くらい。

「ゲームだと思ったら実は現実」や、ヒロインがラスボスに囚われてそれを救う等、お約束──言い方変えればテンプレのオンパレードで、意外性らしい意外性はほぼ無い。
アニメに見慣れた人には退屈なんじゃないかな。
逆に言えば…再び言い方変えれば「教科書みたいな内容」なので、基本を知っておくという意味では見てみてもいいかも?
かくいう自分はなんだかんだいってこういう系って好きで、(それがウケるために)もうちょいハジけた展開があれば良かったのに…とちょっと残念に思ったり。

それはそうと、NPCの双子「パティエンティア」なんだけど、片方の声が阿澄佳奈なのは覚えてたのだけど、もう片方が井口裕香なのは最近(2019放送のエピソードオラクルにて)知った。
あれ、これって…“モンストアニメ”のサンメタ姉妹と一緒じゃーん!
多分こっちが元ネタ…気付かんかったあああ!
モンストって結構パロネタ、というかソシャゲ自体が何かウケたらすぐにパクるのが常みたいなんだけど、「パクられる=メジャー」ってことを考えるとPSO2ってやっぱメジャーなんですかね?

追記
ちょっと前の作品なので思い出しながら↑を書いたんだけど、書いた後になって更に思い…出した!
「ゲームだと思ったら現実だった」というメタネタではあるのだけど、そうはいっても原作はしっかりと存在するゲーム。
そのせいか「利用規約に背く行為を推奨する内容」は避けられてて。
この作品で一番それを感じたのは「他人が他人のキャラを操作する」が無い。
主人公がソロを操作するとか、ラスト侍が奥さんのキャラを使うとか。
要は作中すぐ横でスマホでPSO2をプレイしているシーンがちょくちょくあり、「そこは○○するんだよ、ええい見ておれん、ちょっと貸してみろ」みたいなことが起きてもおかしくない状況で。
それやっちゃうと実は規約違反なんだけど、別にそこまで言われないだろと。
この気持ちは何で言えばいいんだろうな、アニメで車を運転する時はシートベルト着用させないといけないみたいな「そこまで気を使わなきゃイカンのか?」という息苦しさと言うか、お行儀のよさが地味さに拍車をかけてた気がする。
それをやっちゃうと垢買いや中華ボット(プレーヤーが交代で鉱石掘り)、レベル上げ代行を認めることになりかねないので避けたのかなぁ、と。
会長が多重起動するくらいはしても良さそうだけどそれも無い。
そこら辺を攻めれば「え、それやっちゃっていいの?」と注目度と言うか面白さは増したんじゃないかな?
逆に言えば、そういうことができない限り「大人しい地味な作品」からは脱却できない気が…ゲーム原作ではないラノベ原作等には勝てない気がする。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想。ホンッットウニ、可もなく不可もなくw 良いところは挙げられないけど、悪いところも探せない、かな? 強いて良い部分を挙げれば、販促なのに、リアルに重点を置いた勇気。SAOとかログホライズンと違い、あくまで「ゲームをしている人間の普段」を描いているのは新しかった。あと、安っぽいギャグが逆に笑える時もありました。でもまあひとつ言えることは、どんなゲームであれドハマりすりゃー成績は落ちる(最低でも上がらない)よ、普通にw
{/netabare}


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
{netabare}
ここからは、アニメに何にも関係ない、更にはPSO2にすら関係ない、ただ単にオンラインゲーム全般への日頃の疑問を呟くだけ(笑)

まず結論から。オンラインゲームを否定するわけじゃないです。ただ、オフラインゲームにも魅力はあるから、ゲーム会社には、もっと力を入れて欲しいだけです。

私は基本、ネットゲームはやらないです。いや、全キャラが完全無課金のゲームあったらやりたいですけど。なんか、結局は重課金者に勝てないのが、悔しくて。まあ、ただのヒガミですねw

それとは別の理由もあります。亡くなった、女優の淡路恵子さん(ドラクエ好きで有名)の言葉。

「ドラクエがオンラインになって、すごく残念。一人になりたいからゲームしてるのに、ゲームでまで人と繋がりたくない」

という言葉には完全に同意。普段、人と多く接する仕事してるんで、一人の時は、一人になりたい。でも最近、オフラインで面白そうなゲームが、本当に少ない(_ _)

ドラクエ、FFは、オフラインの牙城を守って欲しかったです。同じ内容で良いから、オンラインは別タイトルでやれば良いのに。

あと、オンラインゲームって、基本的に時間と空間を越えられないって思います。

オンラインゲームの良さって「それぞれが自分の物語を楽しめること」にあると思うんですが、逆に言うと、「まったく共通の体験をしている人がいない」とも言えます。

例えば私などは、初対面の同年代の方(男性)と呑む機会があった時、まず好きなゲームを聞いたりします。大抵プレーしてるんで。すると、例えば「ドラクエ5で、ビアンカとフローラどっちを選んだか」とかで大盛り上がりできます。どっちも同じ経験してますから。

あと、オフライン(昔のゲーム)って、プレイ環境に格差がないじゃないですか。みんなが勇者になって、世界を救えるし。でも、オンラインだと、どうしても、費やせる時間やお金、ハードの状況なんかが関係してくるんで、ちょっと生臭くなるんですよね、話が。強いギルドにいたとかいないとかで、それが現実世界でも多少なりとも優劣ついちゃうから、初対面にはフリにくいですし。

ゲームって、本来、現実逃避なわけなんだけど、オンラインゲームって、どうしても現実が反映されるんで、「じゃあ現実で良いじゃん」ってなっちゃうんです、私は(だから私は、興味の中心がゲームからアニメに移ったのかも)。

オンラインゲームにはオンラインゲームの良さがあるから、それはそれで全然良いです。でも、オフラインにはオフラインの良さもあるから、そっちも頑張ってほしい。ホント、それだけなんです。

オフラインの良さはストーリー性です。近年のゲーム作家は、多くのプレイヤーを満足させるシナリオを考えることを放棄し、設定とグラフィックだけを用意し、肝心のストーリーを考える部分はプレイヤーに丸投げしてる気がします。ゲームが、本来の役目である現実逃避の役割を十分に果たしてないから、ゲームにクリアに伴うカタルシスがない(オンラインゲームにはゴールがない)から、ゲームがリアルを侵食している情況が生まれるんですよ、ドンドン(机を叩く音)!

ハッ(゜ロ゜; 若い人たちが引いてるw

でも、ここ10年くらい、思ってたことが言えてスッキリ(笑) とにかく、「ゲームはやりたいんだけど、やりたいゲームがない」生殺し状態なんですよね、ずっと。

好きなゲーム(パッと浮かんだやつ)
・幻想水滸伝1~3
・タクティクスオウガ
・ロマンシングサガ3
・ファイヤーエンブレムシリーズ
・クロノトリガー
・スペクトラルフォースの初期の方
・テイルズオブファンタジア
・ヴァルキリープロファイル
・信長の野望(三國志)
・FFは、4→7→5→9→6→10
・ドラクエは、5→6→4→3


最近(でもないけど)では、「閃の軌跡」シリーズは、なかなか良いゲームでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30

55.4 10 2016年度のゲーム原作アニメランキング10位
ディバインゲート(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (236)
1079人が棚に入れました
聖なる扉「ディバインゲート」が開かれたことにより、<常界><天界><魔界>3つの世界が交わり、欲望や争いの交錯する混沌が訪れた時代。秩序回復のために支配層は「世界評議会」を結成。統制されたかりそめの平穏のもとで、「ディバインゲート」は誰もその実体を知らぬ都市伝説と化した。そのなかで世界評議会のもとに集う「適合者」と呼ばれる少年少女たち。ディバンゲート「扉」に自らがたどり着くことを信じる者たちである。敬愛する父の死に疑いを持ち再会を信じるアカネ、凄惨な過去のため人と距離をおくアオト、過去と向き合い真実を知りたいミドリ。彼らは、それぞれが心に抱える傷と向き合いながら「扉」を目指す。ディバインゲートにたどり着いた者は、世界を「リメイク」しその望みをかなえることができるという。その扉の先には何があるのか。扉にたどり着いたとき、世界は変わるのか。変わるのは、自らの抱える過去なのか、それとも未来なのか。少年たちはすべてを知るために歩み出す――。

声優・キャラクター
柿原徹也、斉藤壮馬、伊藤かな恵、竹達彩奈、雨宮天、吉野裕行、中村悠一、小清水亜美、渕上舞、阿澄佳奈、吉田有里、鳥海浩輔、石田彰、遊佐浩二、KENN、田所あずさ、村瀬歩、笹本菜津枝、高岡瓶々、清都ありさ、一木千洋、白井悠介、末柄里恵、乃村健次、桑原由気、志村知幸、花江夏樹、悠木碧、櫻井孝宏、釘宮理恵、緒方恵美、ゆかな
ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

広く浅く、ゲーム原作のアニメ化の難しさを如実に表した作品。

ソーシャルゲームが原作となるアニメ。全12話。

くぐった者の願いを叶えるという<ディバインゲート>
各々の願いの為にゲートを目指す少年たちと世界を変えようとする大人たち。
様々な思いの中、神々をも巻き込んで<ディバインゲート>へ…


僕は元々ゲーム原作の作品は1クールでまとめるのが非常に難しいと考えています。
世界観の説明、キャラの多さ、その個々の背景、同時進行するストーリー…
最終目的をどこに置くかにもよりますが、プレイヤーを悩ませ苦しませ、その先に達成感を与えると同時に次の目的も与える。
それには多くのストーリーがなければ物足らず、必然的にエピソードの取捨選択を迫られまとめるのが困難になる。
そんなゲーム原作の難しさが悪い方に出てしまったのが本作だと思います。


メインキャラが3人。
アカネ、ミドリ、アオト。序盤は一番重い過去を持つアオトに焦点が絞られていましたが徐々に他の2人にもスポットが当てられて行きます。

更に別の話ではアーサーを中心とした円卓の騎士12名とアーサーの協力者としてロキ、オズの2人も登場。

序盤でもこの人数ですので個々に対する掘り下げはほとんど時間を取れず、中盤になっても「こいつ誰だっけ?」と首を傾げる事も。。
ロキやオズの立ち位置も不安定で、目的をもう少しはっきりさせてやれば言動の意味が理解出来たのではないかと思います。

多すぎるキャラに対して愛着の持てるストーリーを押し出せたのはアオトのみ。
ここはアオトをメインに据えて、他は割愛する方法の方が良かった気がします。

ゲートに関しても不明な点が多い設定ですが、かなり後半になっても結局なんなの??となる始末で、全体的に説明不足が目立っていました。
2期への布石なのか本線では意味のなさそうな伏線(ヒカリとユカリ)もあり、未解決のストーリー(アリトン)もあり、どうにもまとめきれていない印象が残りました。

やはりゲーム原作はゲームの宣伝も兼ねる現状と既にプレイされている方へのサービスも含めて多くのキャラとエピソードをこなしたいのだと思いますが、アニメ作品として作る場合は敢えて焦点を絞った方が逆に全体の世界観が掴めるように思います。

神話や童話を取り入れたやや中二的ファンタジーな世界観は嫌いじゃないですし、最後の3人の決断も悪くはなかったと思いますが、掘り下げ不足による感情移入がまったく出来ていない状態での視聴はいくらかダイジェスト気味な事も含めて薄味な作品に仕上がってしまったのではないでしょうか。


キャラが多ければ個性も様々。
スポットを当てられるのは少数ですが、サンタクローズはなかなか良いキャラだったと思います。
アーサー絡みでのエピソードもあり裏切る事のない存在としての安心感、何より子供たちに夢を与えるサンタが釘バットで殴り込みって(笑)
CV:櫻井孝宏さんは狙い通りハマっていたと思います。

作中ちょくちょく入るポエム。
こちらはCV:緒方恵美さんですが、ポエム内容によっての低い声高い声の使い分けが素晴らしかったです。
抽象的なポエムはあまり好きではないのですがこの作品に於いては各キャラの説明や心情もカバーする意味でも役に立っていたので良かったと思います。


まとめ。まとめよう。。
序盤から重い話が多く、説明も足りていない状態で手放しで楽しめる作品ではありませんでしたが、バトルシーンなどは作画とCGを使い分けてなかなか楽しめました。
声優陣もしっかりと実力のあるキャスティングで安定感があります。
色々駆け足で勿体ない箇所もありますが、雰囲気は良かったと思います。








独り言:
{netabare}サンタどうなったんだろ。。

ED曲の映像がエピローグ的な感じになってて、ミドリがオズにエレナのリボンを渡しているシーン。
個人的に補完した設定ではオズはエレナ=ドロシーを含む5人の「家族」がいます。
その大切な家族の死で過ちに気づき北欧神を弱体化させ老化したオズ。
そのオズに大切な親友の残したリボンを返したミドリ。
いいシーンだと思うんですけど、EDの一部でしかないし、家族設定を明かしていないのでその愛情の深さが伝わらない…
勿体ない。

「大いなる力」で生き返った円卓の騎士たち。
その力誰が使ったの??
その力でアカネの親父とかドロシーは生き返らせられないの??

というか、ゲートくぐらないんじゃ親父たち無駄死にじゃないの??? {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

少年と少女は歩き続ける・・・全ての願いが叶うディバインゲートのその先を目指して・・・

この作品の原作ゲームは未プレイです。レビューを書くためにwikiをチラ見して初めて原作がゲームだと知ったのですが、ゲームにするのは少々難しい内容の様に思いました。
ディバインゲートに向かって進んでいく・・・という点については、目標があるので分かり易いと思いますが、様々なキャラが色んな形で絡んでいくんですよね・・・ゲームではきっとアニメ化されていない物語も用意されているので、ゲームをプレイすれば全容が分かるかもですが、正直ゲームのイメージが沸かなかった・・・が本音です。

でも、キャラデザはどちらかというと好みな方・・・特にショートカットの女の子がストライクっぽい・・・
後にこの女の子を伊藤かな恵さんが演じると知り視聴を決定した作品です。

この物語では、ディバインゲートと呼ばれる門が大きな鍵になっています。
何でもこの門の先に辿り着くと何でも願いが叶うとか・・・
「大金持ちになりたい・・・」
「異性からモテたい・・・」
「世界を平和にしたい・・・」
人間の欲求は底無しなので、きっと叶えたい願いは次々に出てくると思います^^

アカネ(CV:柿原徹也さん):炎の属性持ちでイフリート(CV:小清水亜美さん)が守護。
ミドリ(CV:伊藤かな恵さん):風の属性持ちでシルフ(CV:あすみん)が守護。
アオト(CV:斉藤壮馬さん):水の属性持ちでウンディーネ(CV:渕上舞さん)が守護。

この3人の主人公はディバインゲートを目指して進んでいきます。
目指す彼らの動機は私が先述した願いなんかよりもっと純粋でしたけれど・・・
そしてゲートを目指すのは3人だけではありません・・・
アーサーを名乗る男もまたゲートを目指す事を決め・・・物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると・・・少し難しい作品だった様に思います。
まず、1クールなのに登場人物が多すぎて名前がさっぱり覚えられませんでした^^;
名前もですが、皆さんが所属している組織・・・それぞれの関係も残念ながら^^;
主人公と守護精霊までは全く問題ありません。
伊藤さんやあすみんの演技が目一杯堪能できたと思います^^

でもここに特務機関ナイツ・オブ・ラウンドや世界評議会の面々が出てくる上、物語の展開上、場面と時系列があちこち飛ぶんですよね・・・^^;
こうなってくるともう駄目です・・・途端に訳が分からなくなってしまいました^^;

たくさんの登場人物を否定している訳ではありません。
皆さん入り乱れてのバトルシーンなんかは作画の大変さは伝わってきますし、釘宮さん、悠木さん、水瀬さんといった声優さんも大活躍してくれるので、今目の前で起こっている事の見応えは十分なんです。

登場するキャラに焦点が当たると記憶にも残りますが、それが無かったキャラの印象はどうしても薄くなってしまいます。
やっぱり1クールでは尺が短すぎたのかもしれません・・・^^;
こういう世界観の作品・・・嫌いじゃないだけに少し残念です。
でも、このレビューで名前を挙げた声優さんの演じたキャラは魅力的だったと思います。
悠木さんの演技とか・・・もう流石といしか言い様がありません^^
キャラに生命を吹き込む声優さん・・・その大切さを再認識しました。

オープニングテーマは、ヒトリエさんの「ワンミーツハー」
エンディングテーマは、vistlipさんの「CONTRAST」
オープニングを歌っているのは男性ですが、女性の視点で書かれた歌詞の歌で、もう格好良過ぎです^^
初めて聴いた時にビビっときて気に入ったので覚えてカラオケでチャレンジしてみましたが・・・キーも高いし歌うのが物凄く難しく玉砕してしまいました^^;
こういう曲がサラッと歌えるようになりたいのに・・・まだまだ修行が足りないようです^^;

1クール12話の作品でした。物語としては難解な部分もありましたが、ラストは綺麗に纏まっていたと思います。あまりにも綺麗に纏まっていたので、販促が目的・・・という印象はあまり受けなかったように思います。
もう少し尺が取れていれば、間違いなく評価の変わる作品だと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

EGA2:50 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

必要以上に意味深に表現しているせいで厨二成分だけが悪目立ち

◆ストーリー

聖なる扉「ディバインゲート」にたどり着いた者は望みを叶えることができるという。少年少女たちは、それぞれが心に抱える傷や過去と向き合いながら聖なる扉を目指す。

◆レビュー

第1話{netabare}

・物語/キャラ

この作品には、下記の厨二要素が含まれております。
①元気な炎使いの主人公
②主人公とペアを組む風使いの少女
③親殺しの過去をもつクール系氷使い男子
④氷使いの男子がイタコのように呼び出す謎の少年
⑤唐突に始まる謎ポエム
⑥円卓を囲む謎のキャラたち(なんか強そう)
⑦円卓の中に氷使い男子と因縁がありそうな男子
⑧登場人物が割とみんなポエマー
⑨重要っぽく繰り返される謎のキーワード「ディバインゲート」

正直、どこかでみたことあるような厨二要素のある少年漫画とかゲームの展開が思い出される作品。2chの厨二コピペとかが浮かぶようだ。厨二要素は嫌いではないが、これでは、ただごった煮にしただけであり、痛々しさしか残らない。もっとひねってほしい。最終的にソードマスターヤマトにならないか心配。

・声優

豪華なんじゃないかな。うん。

・音楽

前情報は何も知らなかったが、主題歌のイントロを聴いた瞬間、作曲者がボカロPであることを確信した。案の定wowaka氏であった。

・総括

ソシャゲ系のアニメは大体コケているが、この作品も例にもれずという感じである。コメントありのサイトでツッコミのテンプレが生まれるなら観賞に耐えうるかもしれない。
{/netabare}

第2話{netabare}

・総括
なぜ微妙な感じになっているのか、観ていてなんとなくわかった。
何でもない内容まで意味深に表現しているため、厨二成分のカッコよさを殺して薄ら寒い感じになっている。例を挙げるのであれば意識と無意識がどうのこうのの部分。要はキャラクターの行動原理を回りくどく言い換えただけで、単なる表現のかさ増しにしか感じられない。「なんで助けようとしねえんだ!」→「トラウマがあったんだよ」くらいで片が付く表現。意識無意識の話が設定に大きく関わってくるなら別だが、特にそんな様子もなさそう。そして、謎ポエムがその薄ら寒さにとどめを刺している。

あとはキャラ一人ひとりの背景の描写が流れ作業っぽくなってるので、イマイチ感情移入もできない。キャラの背景を見せるのにとりあえず回想シーン出しとけ感があってくどい。とある言動やキーワードに必要以上に反応させるとか、闇を垣間見せる方法はいろいろあるような気がするのだが……。ちなみに全員に闇持たせても、それを克服させるプロセスが、作風的にも登場するキャラ的にも普通になりそうで期待できないかも。

もっとストレートな演出・表現方法であれば、それなりに少年マンガっぽい王道アニメになってたかも。 {/netabare}

第3話{netabare}

・総括
さらにキャラ増えてた。残りの3人もゲームでは主人公らしい。わけわからん。
緑色メイン回。悠木碧のヤンレズキャラは珍しい。つーか緑色さん何も悪くないんじゃ……。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

56.6 11 2016年度のゲーム原作アニメランキング11位
聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (194)
1048人が棚に入れました
剣と魔法が支配するクナアーン大陸。そこには協力な三つの国が存在していた。聖アモリア王国、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国の強力な三国である。三国の力は均衡状態にあり、いずれか一国で変事が起これば、大陸全土に戦火が広がるのは目に見えている。クナアーン大陸には、各地に出没し大地を焼き、破壊をほしいままにしていた邪竜と恐れられるダガンゾートが存在していた。10年前、ヒイロの両親バイロとキスミテーテをはじめ魔導士たちはダガンゾートを封印しようと魔法の儀式を行ったが、何者かによって邪魔が入り、封印に失敗した。のちにこれは「バルバゴアの惨劇」と呼ばれる。幼いヒイロはギルーに助け出され、両親の仇を討つために剣の修行に励む。そして10年後、16 歳になったヒイロは、邪竜退治の旅に出ると勝手に家を出るヒイロ。そんなヒイロにギルーはしかたなくついていくしかなかった。邪竜ダガンゾートを探し出す旅の道中で、ヒイロは様々な種族の人々と出会い、いつしか仲間となってダガンゾート討伐を目指すのだったが…。果たしてヒイロは、自らが負った宿命に打ち勝ち、ダガンゾートを倒すことができるのだろうか…?!

声優・キャラクター
松岡禎丞、M・A・O、内田真礼、楠大典、小笠原亜里沙、咲野俊介、伊瀬茉莉也、沼倉愛美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品・・・原作はゲームだったんですか^^;?

この作品の原作は未プレイです。事前情報は声優さんだけ・・・松岡さん、M・A・Oさん、内田真礼さん、伊瀬茉莉也さんが出演される事を知り、殆ど条件反射的に視聴を決めた作品です。
何も考えず脊髄で行動するから、毎期の視聴数がとんでも無い事になっている自覚はありますが、一度視聴スタイルが定着してしまうと、中々変えられないんです。
特に期の変わり目は未視聴作品が一気に溜まってしまっていますが、レビューを書きながら気長に視聴していきたいと思っています^^;

この物語の舞台はクナアーン大陸・・・この大陸は聖アモリア王国、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国という3国・・・
そして何とか3つの王国の危うい均衡が保たれていました。

この大陸には最悪の災いが・・・それは邪竜と呼ばれるダガンゾートが村や街に猛威を奮っていたのです。
その事態を重くみた魔導師たちはダガンゾート封印しようと試みますが、妨害を受けて作戦は失敗・・・
その場に居合わせた殆どの魔導師が生命を落としてしまったのです。
その魔導師の中には、この物語の主人公でるヒイロの両親も含まれていました。
作戦当時は年端のいかない子供だったヒイロ・・・そして月日な流れ、両親の仇討ちのためヒイロが立ち上がり・・・物語が動いていきます。

松岡さんが主人公であるヒイロ役を演じられていたので、主人公無双系なのかな・・・と思いきや全然そんな事はありませんでした。
それどころか、自らを「剣士」という割に腕前はどちらかというと残念系だったような・・・^^;

そんなヒイロの仇討ちの旅に同行する華がサラート(CV:M・A・Oさん)と、エリン(内田真礼さん)です。
サラートは長く青い髪に青い瞳をした謎の美少女で、ヒイロの事が気に入ったようで、良く行動を共にしています。
感情を表現するのが苦手なサラートですが、ヒイロ達との旅の中で変わっていく彼女を見るのもこの作品を堪能する上でのポイントになっているかと思います。

そしてエリンの同行する理由は・・・こちらは物語の中で明らかになっていきます。
一癖ありそうな彼女ですが、根は優しい女の子なんだと思って視聴していました。
なんといっても演じてるのが内田さんですし・・・(//∇//)

でもこの旅の中で一番変化を遂げたのは、何といってもヒイロだったでしょう・・・
本人は一流の剣士を目指して日々の鍛錬にも耐えてきました。
それでも、剣術の腕が一向に上がらないんです。
どんなに下手な人でも毎日必死に練習すれば、それなりに上達すると思います。
でもヒイロはどんなに頑張っても上達しないんです・・・
一体それは何故なんでしょうか・・・
剣術のセンスが無い・・・確かにそうかもしれません。
でも実際にはセンスなどという言葉では表し尽くせない位の業が存在しており、感想して振り返ってみると、物語の核となる部分だったように思います。

ヒイロの背負った業とは・・・気になる方は是非本編でご確認下さい。
色んな事に納得できる物語の構成だったと思います。

でも物語終盤の展開・・・流石にこれには胸が痛みました。
きっと一番知りたくなかった事だったのかもしれません。
そして絶対に見たく無かった場面だったように思います。
紆余曲折を経た事の顛末は如何に・・・?

オープニングテーマは、内田真礼さんの「Resonant Heart」
エンディングテーマは、三森すずこさんの「Xenotopia」
どちらも文句無しに格好良い曲で優劣は付けられません。
この曲の発売前に内田さんの満面の笑みがネットの情報っとして流れたのが
印象的でした。
先日のカラオケでオープニングを歌ったので、今度はエンディングにチャレンジしてみたいと思います。

1クール13話の物語でした。中盤まで「もしかしたら1クールでは終わらないかも」と思っていましたが、物語的には一区切りついたところまで描かれていて良かったと思います。
でも、物語は未だ続くようです。
彼らの旅がこの先どうなっていくのか・・・もしそんな続編があるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

何とコメントすべきか。観終わってみて、何故完走できたのか謎・・・。

原作ゲームは当然ながら未プレイ。

「ソシャゲ」ベースのアニメって何があるのか?と
調べてみましたら・・・意外とあるものですね~。
記憶にあるところで「戦コレ」「GF」などなど。
というか「シンデレラガールズ」も元はゲームじゃないか、とw
(アイマスというコンテンツが
僕の中では何でもアリな形になっているのでしょう)

採点や感想や-----
●物語●
{netabare}
物語の舞台になる大国や
スケールの大きそうな龍の話などにちょっとは期待してましたが・・・
色々歩き回った挙句に、結局主人公PT対悪徳商人に終始したかな?と

親の仇討と形見を回収したい主人公サイドはともかく、
ラスボスサイドは・・・結局何が目的だったのやら。
荒稼ぎ?戦争?龍の力?
{/netabare}

●声優・キャラ●
{netabare}
黒い剣士で松岡ボイスって・・・
某SAOかよ!?と思いましたがw
結局自身は剣士というより魔導士向きという、
何という宝の持ち腐れ・・・。

ヒロイン?のサラートはひたすら謎の娘さんでしたが、
最終的には人間らしい表情も見れるようになって・・・。
ダガンゾートさんには悪いですが、
ある意味ハッピーエンド的な要素があって
最後まで視聴した身としては、救われたかな?とも。

ギルーはとことん苦労する役だったかな。
稼ぎに食事に戦闘に。
暴走とはいえヒイロに斬られたり。

シャリシャルーは
ナンブーコに利用されるだけされて、
もっと酷い結末を迎えるかな?と思ってましたが・・・。
(若干発言がどうかと思える)部下達が残ってくれて
裏切られるだけのキャラでは無く良かったかな?
(城の崩壊に巻き込まれてる部下達も沢山いたので・・・)
{/netabare}

●作画●
{netabare}
原作がどんな画風なのか知らないわけですが・・・。
個人的にはそれほど不満を抱くほどではありませんでした。
(そこまで注目してたわけではなく、片手間で視聴してた面も)
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
OP・ED共に、
聴けば「あぁ○○さんね~」と分かり易い歌声で。
BGMについては・・・イマイチ印象的な物は無かったかと。
{/netabare}

●感想・総評●
{netabare}
何故完走できてしまったのか、自分で全く分からないw
スケジュール的な側面では有利だったとは思う。
(はいふりがストックになっていたのに、こっちはマメに消化してた)

正直、他の人に薦められる作品では無かったと思う。
色々謎な展開、強引な展開、ムチャな展開ありますし。
(なので録画は残っていない)

ヒイロとサラート。ヒイロの身体の謎。
その辺りで何とかモチベを保っていたのかもしれません。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

まさかのギャグアニメ展開! 何もできない&しない主人公は弱いですw

グリーのソシャゲーが元ネタのアニメみたいですね。
第一話をみた限りではまったく期待できなかったんですが、3話まできたところで気がつきました。

このアニメは、いかにも俺Tueeeぽいけど、実はものすごく俺Yoeeeなんですよね。
だって大剣背負って振り回してる割に、スライム一匹倒せないんですもん。
グリムガル以下ですよ。

以下ネタバレで~

1-3話~ 回が進むほど情けない主人公が暴露される新パターン
{netabare}
口だけは達者のビッグマウス。
願いは両親を殺した邪竜ダガンソードというけど、いまのままだと100年たっても無理そうです。

しかもしていることが地味。
街の守衛にあっさり捕まって牢にいれられるんですが、俺が脱出させてやると息巻くから
何をしてくれるかと思ったら、スプーンじゃないけど似たような物で壁をホジホジ穴あけはじめましたw
脱獄するのに半年から一年かかりそうです。
映画の大脱走か! と突っ込んでしまいました。

2話の終わりからヒロインが登場しましたが、これがまたまともに口も聞けない話せない
意志の疎通が無理っぽい不思議ちゃんキャラで笑えます。
彼女がいると魔法が使いにくいとか、出自ふくめていろいろ秘密がありそうですが~。

で、ふと思ったんです。
作品のイメージは全然違うんですが、これは冬アニメだったかで見た新妹魔王と同じ感覚だと。
1話で視聴をやめようと思ったのに、気がついたら完走していたパターンになるかもしれませんw
{/netabare}

4話~ 巨大モンスターを前に何もしなかったのに、一番どや顔する主人公
{netabare}
もうこの主人公はダメでしょw
剣術の稽古をしましょうといわれて、ついに拒否しはじめましたw
早く竜を倒したいようだけど、自分の実力がわかっていない?
しかもいまだにスライムすら倒せてないし。。。

後半は、このアニメでまさかのお風呂回!
奇しくも同日放送のアニメで、ばくおんもハンドレッドもお風呂回で、アスタリスクではアヤトの全裸が見られました。誰得週間なんでしょうかね。

その温泉で巨大モンスターが現れるんですが、ここでも主人公は剣すら握らず爺やに相手させて、自分はヒロインのもとに直行! モンスターを倒した報酬シーンでは、なぜか一番どや顔してましたねw
あああ、良くも悪くもダメな主人公だわ。
もうちょっと頑張ってほしいw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

57.3 12 2016年度のゲーム原作アニメランキング12位
アンジュ・ヴィエルジュ(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (192)
928人が棚に入れました
"ある日、世界は連結した。
突如として開いた門と、5つの世界の連結。
私たちの住む青の世界:地球
夜と魔法が支配する黒の世界:ダークネス・エンブレイス
祈りと神々が守護する赤の世界:テラ・ルビリ・アウロラ
科学と電脳が管理する白の世界:システム=ホワイト=エグマ
武器と軍隊が統治する緑の世界:グリューネシルト
天使、悪魔、妖精、魔女、女神。お伽話の中にしかいなかった存在が、現実のものとして現れた。時を同じくして、特殊な能力:エクシードに目覚めた少女たちが、それぞれの世界に出現しはじめる。彼女たちは『プログレス』と呼ばれ、その保護・育成を掲げる巨大学園都市『青蘭学園』に集められた。この学園で少女たちは出会う。ともに絆を紡ぐ仲間たちと。5つの世界共通の敵、世界を終焉へと誘う『ウロボロス』に。この世界は、失われようとしている。それを救えるのは、選ばれた少女たちのみ。"

声優・キャラクター
寿美菜子、原由実、豊崎愛生、立花理香、ブリドカットセーラ恵美、田村ゆかり、相坂優歌、石原舞、生田善子、高橋李依、山本希望、伊藤静、悠木碧、茅原実里、花澤香菜、佐倉綾音、上坂すみれ、早見沙織、相沢舞、佐藤沙耶
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲーム紹介アニメとしてひとつの形?

まだどんな内容・ノリか分かってない段階で1話を見ると、情報量の多さに忌避感を覚えるかも。
が、ご安心を、出てくる固有名詞の殆どは覚える必要はありません。
これってなんだろ、企画の段階で原作?のカードゲームの用語をこれだけ入れろって指示があったのか、合わない人は見なくていいよと早めに篩にかけた優しさなのだろうか。
因みにあらすじというか、イントロダクションを自分なりに分かりやすく噛み砕くとこんな感じ(何気に2話までのネタバレ入れちゃってるけど)

ドキドキスペースに幻魔が現れて、各ワールドをぶつけようとしてるんだってさ。
それに対抗すべく各ワールドで選ばれた勇者と補欠がマジマジワールドに集結。
ところが勇者達が揃って洗脳されてダサイダー状態に!
いま、補欠たちが立ち上がる…

元ネタはラムネ&40(と幻魔大戦)、アバンで出てくるこの作品世界の宇宙の映像がまんまラムネでどうしても想起させられてしまうんだよなぁ。
けど、こっちのがずっと取っ付きやすくない?
妙に固有名詞が多い割にはストーリーは驚くくらい単純。
各ワールド間でパワーバランスがどうこうって話もないし、一見多く見えるキャラもこれとこれが同じワールド出身って抑えとく程度でいい。
どうしても覚えないといけないこの作品特有の設定はαドライバーくらいで、これも作中親切に説明してくれるので戸惑うことはないかと。

{netabare}で、そんな感じで形成された全体の印象は──。
1年放送するアニメの中だるみの際、サブキャラのお当番回なんてのをよく見た記憶があるのだけど、なんかそればっかりを集めたような雰囲気を感じました。
3から10話までね。
んで、それ以外の本来メインストーリーになる部分を1・2話とラストに集約したって感じ。
そう考えれば1話が情報過多で「ウゲッ」ってなるのは当然かと。
どうしてこういった形態を選んだかは不明だけど、作品のノリ(方向性とでもいうべき?)が分かれば普通に楽しめると思います。
1話でひと通りのキャラ(会員名簿)を見せて、気に入った(ご指名)のオンナを当番回で活躍させますね、って作り。

ただこの作りだと問題なのは、気に入ったキャラの当番回が終わってしまうとこれまた続きを見るのが億劫になるということ。
個人的にお気に入りはレミエル(僕は友達が少ないの小鳩みたいなの)だったのだけど、これの当番回の6・7話が終わった後はなーんか見るの面倒でした。
メカ女やモチベ0軍人の当番回なんか見てもしょうがないって気持ちが…軍人姉妹のコントでどうにか持ちこたえたけどさ。
ここら辺の当番回の順番はちょっとミスってる気がする。
個人的な好み抜きにしてもレミエル回は後ろに持ってくるべきだったような?
1話が壁で、更に目当てキャラの当番回終了後がまた壁になってる気がします、1話ほど高くはないけど。

んで以上が構成に関しての感想、以下は内容についての感想。

他の方も書いてるけど風呂のシーンがやたらと多い、生活の拠点は風呂だと言わんばかり。
けどパンチラはない(多分)ので、円盤になっても光や湯気解除はないだろーなーというのは察しがつくため誰得な状態に。
何故こんな企画通したんだろう?
そして風呂シーン以上に気になるのが青蘭島、というより学園「以外」の住人が出ない、この世界を守るという割には、守るべき人々の姿が見えない。
紗夜がエクシード(異能)に目覚める以前の「思い出映像」で辛うじて出るだけで、現在進行形の世界の住人は青蘭学園の住人以外出ない。
2話の襲撃で学園以外の人間は滅亡したと言われても問題ないような?
いっそ青蘭島が地図から消えて、みんな死んだことに気付かず戦ってる気になってる、ってほうのが信憑性高そう。
予算の問題なのか、カードゲーム側で設定されなくて余計なことを描けないのか、なんかアニメ艦これと同じ匂いが…。
ただでさえこれといった理由なく女の子ばっかりって時点で人を選ぶのに、ここら辺も壁になっちゃってる気がする。

それと戦闘内容だけど、対戦相手は基本同郷(同属性)対決になります。
できれば属性の違った者同士での対決にしたほうが面白いし、画面の見栄えもするのになぁと思うも、もしそうだったらそれこそ全キャラをしっかり覚えなくてはいけないため、1クールで描くには情報過多になるので避けたんだろう、と判断。
そして勝利して相手の闇落ちを解消させてめでたしめでたし、ってなった後に「私なんてまだまだね、それに引き換え天音は…」と天音ヨイショが始まります。
そうそう、それと大体勝利の際には紗夜がおいしいところを持っていって、結果レズの標的とされます。
ここら辺はもう様式美としてツッコムのは草々に止めました。

総評としては、話そのものよりも構成が面白い作品でした。
今後ソシャゲ原作のアニメが増えるみたいでどんなパターンを組んでくるのか楽しみなのだけど、こんなパターンもあるのかと知っておくのもいいかも?

余談・主役の紗夜が物凄くセイントオクトーバーの黒ロリに見えてしまうのだけど何故なんだろう?
多少似てるけどそこまソックリってワケでもないのに…{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5つの世界で育まれてきた絆と新たな絆が織りなす物語…

レビューを書くためにwikiをチラ見した時に知りましたが、この作品…原作はカードゲームだったみたいですね。全然ゲームだという感じのしない作品だったと思います。

この宇宙には5つの世界があった…
夜と魔法が支配する黒の世界…祈りと神々が守護する赤の世界…科学と電脳が管理する白の世界…
武器と軍隊が統治する緑の世界…そして青の世界、この地球…

この様なくだりで始まるこの世界は、ウロボロスによって突如5つの世界が不安定になり崩壊へと向かい始めていました。
それを食い止められるのは、固有の特殊能力であるエクシードを持つプログレスと呼ばれる特殊能力者だけ…
そこで世界各地のエクシードが青の世界の養成機関に一同に集められ、崩壊を阻止すべく日夜奮闘しています。

物語は、5つの世界から新たに集められた5人のプログレスと、そのプログレスと絆を結ぶことによって力を強化できる1人のαドライバー…駆け出しのチームが中心となって動いていきます。

エクシードの力に目覚める…決して誰もが手にできる力ではありません。
自分は他人には無い力を手にすることができた特別な存在…
きっとそんな優越感を感じずにはいられない、エクシードとはそういう貴重な力…
きっと誰もが色んな夢や希望を抱いて養成機関の門を叩いたことでしょう…

ですが実際には、プログレスとαドライバーによって構成されるチームは、強さと経験に基づくランク制度が導入されており、駆け出しのチームと最高ランクのチームとの力の差は歴然としていました。

ウロボロスという未知なる生命体との戦闘は命懸けです…
戦場に赴き生還してきた経験はチームにとって貴重な糧であり、その積み重ねによって力と絆の強さを育んできた訳ですから当然といえば当然です。

だからこの養成機関に来て一番最初に感じる事は「上には上がいて、全然自分なんかは特別じゃない」ということです。
これをすんなり受け入れられれば良いんですけど、人の気持ちってそんな単純じゃありませんよね。
だっていつでもどこでも特別でいたい…これだけが唯一自分の支え…という人もいる訳ですから…

一生懸命努力して…努力して…それでも上に進めない…
自分はこんなにも強くなるための努力をしているのに…
そう考えたくなる気持ちも分かります…
でも、この考え方…破綻にしか向いていないんですよね。

駆け出しのチームがこのパターンにハマった典型的な事例でした。
強くなるための努力…確かに必要です。
でもそれだけじゃダメなんです…
だって6人のメンバーあってのチームなのですから…

ちょうどこの頃、ウロボロスに新たな動きが見られ事態は大きく動いていく事になるのですが、目の前に広がった光景は「最悪」でした。
その最悪を免れる事のできたのは、絆の浅い駆け出しのプログレスだったんです。
彼女たちに課せられたのはそれぞれの世界を救わなければいけないという重責…
それだけではありません…
世界を救うためにはこれまで育んできた絆と対峙する必要があったのですが、闘う前から結果は絶望的…だってランクが違いすぎるんですから…

それでも世界と絆を守るため、5人のプログレスはそれぞれの世界に向かうのですが、正直見ていて心が痛みました。
全てが変わり果てていて…瞳の奥で光る赤がとても冷たくて…これまで感じた事の無い憎悪と、聞いた事の無い言葉が容赦なく5人の胸を抉っていくんです…

それでも5人のプログレスは抗い続けました…気付いたんです…
チームは5人ではなく6人…だから絶対に成し遂げなければいけない事が彼女たちにできたたから…
彼女たちの思いの先で待っているモノとは…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Love is MY RAIL」
エンディングテーマは、L.I.N.K.sさんの「Link with U」
どちらも甲乙付け難い良曲だったと思います。

1クール12話の物語でした。ウロボロスによって引き起こされた最悪は物語的に面白かったと思いますし、こういうのは個人的に好物です。
正直ラストの展開はベタだったと思います…でも良いんです…
彼女たちの熱い思いがしっかりと感じられたから…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友情!努力!そして風呂!

今期のカードゲーム原作アニメ。

今年の冬に放送されていた「ラクエンロジック」と同じでカードの中の世界の話みたいなのでカードは特に関係なし。

あにこれでは大分不人気みたいですが個人的には結構好きな作品。

登場人物の気持ちがストレートに伝わってくる良い作品だと個人的には思います。

努力や友情を力に苦難を乗り越えていく感じが個人的に好きでした。

サービスシーンも多いのでそういうのが苦手な人にはあまり向いていないとは思いますが...。

お気に入りキャラはエルエル。

鈴木このみさんは今回も難しそうな曲を歌っています。


1話目感想
{netabare}
本編の半分以上が風呂シーンという凄い1話だった。ほんとに風呂シーンばかりで常に謎の光が仕事をしていました。

ある意味びっくりした1話。

追記

漫画版の1話を読みましたが漫画版の風呂シーンの謎の光は主人公の仕業ということになっていました(笑)

さすが光を操る能力...{/netabare}

2話目感想
{netabare}
今週も安定の風呂シーン多めの話かと思いきやラストでまさかの展開へ...

さすがに天音がここで退場なんてことはないと思いますが、次回が気になる展開ではありましたし、1話よりは良かったと思います。

ここからシリアスなアニメになっていけば面白くなりそうな気もしますが果たして・・・。

勝負の3話になるのかな。{/netabare}

3話目感想
{netabare} 天音はしばらくお休みといった感じになりそう。闇堕ち美海は良いキャラだった。紗夜はここから強くなっていくのかな。今後の展開が楽しみ。 {/netabare}

4話目感想
{netabare}
闇堕ち状態になると本音を言うようになるのか。まぁ基本正論なんだけど。シリアスだと思ったらギャグっぽくなったりと色々惜しい印象。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
ついに血を吸ったアルマリア。初めては紗夜。アルマリアメインの話だったけどそれ以上に今回はエルエルが可愛いかった印象。次回辺りエルエル回になりそうな予感。 {/netabare}

6話目感想
{netabare}
アルマリアはすっかり紗夜にデレたなぁ。そしてレミエルの精神攻撃でエルエルが...。エルエルは立ち直れるのか、次回が気になる。

豊崎さんと悠木さんの演技も相まってとても良かった。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
エルエル回その2。エルエルがレミエルに真っ直ぐ向き合いレミエルの闇落ちを解くことに成功。二人の気持ちが伝わる良回だった。そして毎度お馴染みコントコーナー。こちらも相変わらず面白い。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
アルマリア、エルエル回が終わり次はステラの話に。ステラもその2人と同じく紗夜ハーレムに加わるのかな。コントコーナーも相変わらず面白いし話自体も結構ちゃんとしてるから個人的には今期上位の作品になりつつある。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ステラ回その2。ステラが大切なものに気付けたようで良かった。正直展開自体は毎回同じなんだけど結構面白い。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
ナイア回はまさかの1話のみ。他の4人と比べて元々が強かったみたいだからあまり掘り下げる必要もなかったのかな。紗夜に攻略されなかったのも初。そしてコントコーナーは今回で終わりなのかな。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
1話、2話の頃と比べると紗夜は本当に成長したなぁ。そして美海が再び闇堕ち。まさかの美海ラスボス展開か。来週は最終回。紗夜たちは美海と天音を救うことが出来るのか、最終回も楽しみ。
{/netabare}

12話目感想
{netabare}
全員集合の最終回らしい最終回で良かった。いつも笑顔だった天音も実は色々考えてたのか...。友情や努力といった分かりやすい熱い展開が個人的には好きな作品だった。
{/netabare}

総評
{netabare}
基本的にはメイン5人の尊敬する先輩や大事な友達が闇堕ちしてそれを救うという展開が10話まで続くので退屈に感じてしまう人がいるのも分かりますがそれ故ストレートに登場人物の気持ちが伝わってくる作りになっていて良かったとは思います。

最終回も最終回らしい最終回で意外性はないものの王道といった感じて好きでした。

世間的にはあまり評価されていませんが個人的には2016年夏アニメの中でもお気に入りの作品でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

59.8 13 2016年度のゲーム原作アニメランキング13位
逆転裁判 その「真実」、異議あり!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (224)
854人が棚に入れました
奇想天外な事件に巻き込まれた依頼人たち。主人公の新人弁護士、成歩堂龍一が彼らの容疑を晴らすために立ち上がる。被告人は有罪なのか、無罪なのか…。成歩堂は依頼人を信じ、ライバル判事らと法廷で熱いバトルを繰り広げる。絶体絶命のピンチに追い込まれ、万事休すかという瞬間、「異議あり!」の言葉と共にわずかな証拠から、ムジュンを突き、華麗なる逆転劇を巻き起こす!

声優・キャラクター
梶裕貴、悠木碧、玉木雅士、中村千絵、岩崎征実、奈良徹
ネタバレ

ちっち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

原作ゲームの面白さを消しさった駄作

先に結論から申しますと、ゲームの面白さ、特に演出と音響が改悪された作品です。特に追求の曲はゲームを楽しまれてる皆さんは、とても好きな方はかなり多いと思います。私も追求の曲を聞くだけで、テンションあがりまくります。アニメでは最初のほう以外、ほとんど使われておりません!
2も見まして、シナリオは省略されたものの、全体としてはよいのですが、ゲームでのハラハラドキドキが全くない駄作です。2で終わって、ホッとしてますが、3はぜひ、監督や製作会社変えてほしいです。
いまのままのクオリティーなら、逆転裁判のBlu-rayとか、出してもたぶん売れませんよ。
ちなみに、原作のゲーム逆転裁判はとても面白いです。

逆転裁判1から6、逆転検事など原作がとても好きだっただけに、非常に残念な作品。監督は宇宙兄弟やドラえもんといった爽やかあっさりなアニメが得意な方なので、内容が濃い作品の演出が難しいのは仕方ないことかもしれないかなと。ただ、こんなにも駄作になるなら、他の監督のほうが良かったかと。

逆転裁判はキャラクターの名前からもわかりますが、銀魂のように、ふざけたところとシリアスなところが共存しているゲームなんです。
ゲームをやったことない方には、普通のアニメに見えるかもしれませんが、本来のゲームの中での白熱する裁判バトル、ぶっとんだ面白キャラクターの持ち味の良さを見事にイレイザーしてます。
中でも特に音響と演出が最悪で非常に淡々とした、とても面白みのない仕上がりになっています(逆転、そしてさよならの2ndは、なぜかとても演出が改善されてますが)、逆に反面教師的にみると良いでしょう(笑)
声優キャスティングはゲームと違ったところから、嫌な予感はしてましたが、裁判バトルではなく、ドラマの裁判を見ているような感覚で、小さい子どもやお年寄り向けなアニメを意識しているようです。ある程度の劣化は仕方ないとしても、バックミュージックがミスマッチで、特に見せ場の追求の音楽が全くいかされてなく、ひとえに監督は逆転裁判のゲームを楽しんでやったことない人なんだと思う作品です。ゲームをやったことない人に、全く面白さが伝わらない非常に残念な作品でした。
脚本は再現性はそこそこ、だけど、許せない改変もあります。もともとゲームはとても良い脚本で、よい改変もあるのは少しは評価できますし、声優さんはとてもうまいのでミスマッチを越えて、慣れれば気になりません。作画は酷いですが。
個人的には銀魂の製作陣なら、歴史に残る作品になり、カプコンも株をあげたでしょうが、この作品はゲームの良さを消す駄作なので、カプコンの製作のかたはもっと残念なのではと思います。願わくは、カプコンさんがこのレビューがみて、逆転裁判2アニメ製作は別の製作陣に変えてほしい、、一ファンとしては、切実な願いです。残念ながら、良くなるかなと期待して見るたびに溜め息がでる駄作でした。

追記
御剣編でのカルマとの初裁判の回は意外に良かったです。追求の音楽がきちんと使われていて、指パッチン、ボケ突っ込み、解説が分かりやすい、間の取り方やテンポも、他もいろいろ細かいですが演出がちゃんとして、え、どうした?と驚いてます、、もうどうせなら指突きつけて、謎の風が起こる演出そのものも変えても良かったんじゃと(笑)
これまでの違和感が少なくなって、素直に見ることが初めてできたかもしれない、、この回は良かったと思いますので、少し点を上げましたが、カルマの最後かあまりにあっけない、盛り上がらない、原作と違い、最後の証拠品の扱いが雑、エピローグも雑、音楽はダメダメ、原作知らなければ、もう少し点は上げたかもですが、あまりに酷い出来なので、どうなんでしょ、、
ちなみに、演出が良かった回は演出が山内東生雄という方でした。逆転裁判って演出かわるとけっこう変わるのかも?、、そしてダメだしした回の演出調べていくと、アニメにあまり関わってない人が演出してたり、、そりゃこうなるわって監督仕事してなかったの?、、アニメの世界はわからないですが、、なんかほんとに監督交代してほしいと思います。 ちなみに逆転裁判6は、、5くらいの面白さでした。オチが案外分かりやすかったので、ハラハラ感はちょっと低めです。これまでと全く違う裁判でしたね。私は2が一番好きで、次に3、1、あとは同じくらいです(笑)
{netabare} 演出や音楽もさることながら、一番残念を通り越して、腹が立ったのは、トノサマン編の最後。犯人の動機が語られないまま、単なる悪のおばちゃんが犯人で終わったこと。ゲームやったとき、こんなになんともいえないやりきれない感じのシナリオはゲームながら素晴らしいと思ったものです。

アニメしか見てない方は、なぜ憎むほど、イブクロに対しヒメガミが酷い仕打ちをしたかがわからなかったでしょう。最後にヒメガミがすっきりした顔になったかがわからなかったでしょう。
そもそもたんにお金儲けのために、脅迫してまで、イブクロをただ同然で、しかも悪役ばかりをやらせて働かせていたわけじゃない。そこには愛する人を失った悲しみと怒りを抱えながら、イブクロを憎むことでしか解消できなかった、なんともいえない物語が存在したんじゃないかと邪推できるような、エピソードが存在しています(そんなに長いエピソードじゃないのにこれを飛ばす理由がわからないです。ゲームでは自白タイミングの前に挿入されてます)。
あと、ニボシにイブクロがなぜ罪をきせようとしたのか(この事件は本来、ヒメガミをイブクロが殺してニボシに罪をきせる事件になるはずでした。つまりイブクロはそれだけ悪意と嫉妬があり、人物像としては良くないです、、おばちゃんのなかでは美化されまくりですが)。
これらエピソードをいれない監督には、これから先の素晴らしいシナリオをアニメ化してほしくないなと思いました。
ミツルギ編(さよなら逆転)でも相変わらず描写、演出が薄いです。ミツルギはナルホドウには知ってほしくないことがたくさんあり、心境としては、ナルホドウに助けてほしい反面、恥ずかしさや後悔というトラウマなんかが邪魔して、とても悩んでいて素直になれないツンデレなところが、だんだん変わっていくところが見所で、そういう演出が薄すぎる気がします、、
ゲームではそのあたりのミツルギの可愛さとジレンマで悩む、セリフにタメがでていて、そこでミツルギが悪いやつではないというのがわかるのですが、アニメでは終始冷静すぎで可愛いげがないのです。ゲーム内では冷静に見えて、いわゆるバカ真面目で天然なところが漏れだしてハートフルになってます。…笑いたければ、笑うがいい! どうした、、とか(笑) カルマとの狂気的でスリリングな戦いがあっさりとした演出で終わりそうな予感してましたが、、一回目バトルは意外に良かったですが二回目バトルは説明だらけの流すような感じで盛り上がりにかけます、、時間ないのは分かりますが、探偵パートや余計な指パッチンで風起こすとことかも少し削って、裁判バトルをちゃんと作ってほしい、、
カルマを倒す最後の証拠品は、原作はすべての証拠品がカルマに奪われる前に、マヨイちゃんが唯一守
った証拠品で、決して、盗みに入るようなシーンはありません、、盗みはダメでしょ、、

追加のシナリオもですが、矢張は爽やかすぎて、、、やつは女好きが際立つ節操なし残念バカな事件の影にやっぱり矢張なやつです。いわゆるイレギュラー的なジョーカーキャラクター、憎めない馬鹿キャラなんですが、アニメではかなりおとなしい善人キャラクターなのが、残念です。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミステリを期待してみると残念な結果になると思う。基本的にはギャグ作品だと思っていい

視聴断念につき点数評価対象外

☆☆☆放送開始時レビュー☆☆☆

今回のアニメの原作である初代逆転裁判は2001年にDSで出たゲーム
発売当時遊んでいましたが
まさか今頃になってアニメ化するとはびっくりですね

原作は4で主人公がナルホド君じゃなくなって面白さが半減して
5で戻ったと聞いてもそのままやる機会がなく今日に至っている感じです

1話見た感じだとアニメを観ているというよりは
作品のチュートリアルでも受けているような感覚
おそらくこのアニメ自体が逆転裁判シリーズのチュートリアルなんでしょう

人気シリーズとして6作が発表され
リメイクやスピンオフ、コラボなども含めると相当な数の作品が出ています
しかし長く続くシリーズではありますが
登場人物などは共通しているため
興味はあるけど続き物を1から手を出して追いつくのは大変・・・
なんて思っているような層はなかなか手を出しにくく
固定ファンだけが買っているような感じなのだと思います

だから今までシリーズをふれたことのない人に向けて
ゲームの魅力を伝えるというのがこのTVシリーズの趣旨なのだと思います
おそらく初代あるいはリメイク版を基調にして1クールやって終わる感じではないでしょうか?

一番問題となるのはゲームとアニメというプラットホームの違い
ダンガンロンパでも同じようなことを思いましたが
自分で隅々まで探し回って手に入れた情報と
アニメから垂れ流される情報では
頭に入りやすさが全然違います

緻密なミステリ色の強い作品であれば
それでもしっかりアンテナを広げて観ていけば
それなりのカタルシスを得られるものだと思うんですが
この作品の場合割と無茶苦茶な展開が多いので
真面目に推理しながら観るには向いていないと思います
むしろその突拍子もない無茶苦茶な展開こそがこの作品の最大の魅力なので
ギャグテイストの強い作品として楽しんでいくのが正解だと思います

なので原作信者視点だと
1話の展開やなんかはあれで問題ないと思います
問題はそれ以外の部分ですね

まずはキャスト変更
ナルホド君の声が梶って・・・
オリジナルキャストじゃなきゃヤダ!
とか駄々をこねるつもりはありませんが
さすがにイメージからかけ離れている気がします
サイバンチョもかなり微妙ですね
それに対してアウチとヤハリはだいぶしっくりきました
後はマヨイとイトノコがどうなるか・・・?

もう一つ残念だったのはOP
放送時間的に夕方なので
あんまり期待はしていなかったんですが
まぁそれにしてもあれはちょっと・・・

同じ音楽にしてもBGMは基本作品のもののアレンジなので
こちらはすごく懐かしかった
トノサマンのテーマとか流れるのが待ち遠しいですねw

そんなわけであまり過度に期待せずに継続して観ていく予定です

☆☆☆1期クール終了時レビュー☆☆☆

最新作の宣伝も兼ねて
1クール使って無印をやって終わりかと思っていたら
普通に逆栽2に入るみたいなので
ちょっとこの辺で撤退しておきます

放送開始時点で期度がかなり下がっていたので
決してその期待度を下回っていたわけではありません
しかし、このまま続けても得るものがあまりに少ないので
ここで断念することにしました

しかしトノサマン関連は割と良かったというか
おばちゃんやキュータがいい感じだったのでファンとしては満足
おばちゃんにはちゃんと宇宙服で光線銃撃って欲しかったけどw

13話のアニオリ(と言っても原作者監修付)
はハートウォーミングなエピソードで
なおかつ最後綺麗に2につなげるあたり上手いなぁと思いました

とはいえやっぱり原作やってるなら原作で十分だし
原作やってないならこんなの観てないで原作やったほうが楽しめます
ゲームはハードから買わなきゃいけないから厳しいという人は
プレイ動画でも見てみれば
アニメじゃところどころかいつまんでいる部分が
よりわかりやすくなりますし
カットされてる小ネタもたくさんあるのでオススメです

未プレイの4以降もアニメ化されるようなら
もしかしたら戻ってきてみるかもしれないですw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「異議あり!」→2クール放送されるとは思っていませんでしたが、視聴するとそれなりに楽しめる作品でした…

この作品の原作ゲームは未プレイです。最初は正直視聴するかを悩んだ作品でもありましたが、2話で悠木さんが登場して継続を決めて作品でした。
当初は1クール作品だとばかり思っていたので、まさか2クール作品になるとは思いもよりませんでしたけれど…

この物語の主人公は、梶裕貴さん演じる弁護士の成歩堂 龍一が、御剣 怜侍や狩魔 冥といった名検事と言われる人たちを相手に弁護人の無実を証明していく…そんな感じの作品なのですが、成歩堂と一緒に法廷に立つ綾里姉妹が抜群の働きで成歩堂をサポートする様が個人的には大好きな作品でした。

綾里姉妹は2人で従姉妹を含めると3人が作品に登場します。
長女:綾里 千尋(CV:中村千絵さん)
次女:綾里 真宵(CV:悠木碧さん)
従姉妹:綾里 春美(CV:久野美咲さん)

この声優さんの組み合わせだと、どうしても「七つの大罪」が頭に浮かんできてしまいます。
メリオダスの梶さん、ディアンヌの悠木さん、残飯処理騎士団団長ホークの久野さん…
こういう繋がりが発見できるのもアニメを視聴する上での面白さだと思いますし、作品における声優さんの重要性が認識できると思います。

物語は一つの事件を複数話で回収していく…こんな感じで進んでいくのですが、タイトルに「逆転」と付いている通り、いつも崖っぷちでの闘いを成歩堂は強いられています。
事件が難しいからか、検事につけ入る隙がないのか、学習しないからかは分かりません。
けれど、パターンは概ね似たり寄ったりです。

その代わり、扱う事件は突拍子の無いモノばかりで、ピンチに窮するのはいつも真宵ちゃん…
個人的には悠木さんの活躍が見れるから全然構いませんが、真宵ちゃんはずいぶん不憫な役回りだったと思います。

原作ゲームは12歳以上を対象とした作品だったようですが、アニメは子供向けに改変された事から原作から大幅に変更された設定もあるようです(wikiより)。
休日夕方に放送された作品だったので、止む無しの処置かと思いますがそれで面白さが損なわれたかと問われると決してその様な事は無かったと思います。

確かに登場人物の言動を見ていると、明らかに子供を意識したようなシーンもありました。
ですがこの作品の特徴でもある「最後まで絶対に諦めない」というスタンスが終始貫かれているので、展開はベタでも思わず先が見たくなるんです。

それでは成歩堂は弁護を依頼してきた人の無実を淡々と証明していくだけではありません。
裁判の内容が十人十色である様に、依頼者もまた多様化している上、あくまでも成歩堂は真実を明らかにした上で正義を守る、というスタンスを決して曲げる事が無いため、そこが面白さに拍車をかける展開も用意されています。

愚直に己の信念を貫き通す…そのために時には必要以上に苦しむ事になってもその苦しみを受け入れるのは是とすべきなんだと思います。
決して器用な生き方ではありませんが、自身の成長への近道だと確信しています。

2クール計24話の作品でした。
実際の法廷の様な緊迫感…は決して濃くはありませんでしたが、子供から大人までそれなりに楽しめる上、お気に入りの声優さんによって面白さが倍増する作品だったと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

66.1 14 2016年度のゲーム原作アニメランキング14位
劇場版「艦これ」(アニメ映画)

2016年11月26日
★★★★☆ 3.7 (162)
791人が棚に入れました
海を蹂躙する謎の敵「深海棲艦」。
在りし日の艦艇の魂を胸に抱き、その脅威に唯一対抗できる「艦娘」たち。
艦娘たちの拠点「鎮守府」の存亡をかけ双方が激突した「MI作戦」では特型駆逐艦「吹雪」の括約もあり艦娘たちが勝利を収めたが、その激戦以降、彼女たちの戦いはますます熾烈なものとなっていった。

MI作戦の成功を足がかりに、鎮守府の戦力は南方の海域に進出。
敵泊地の攻略を続け、その戦域を少しずつ拡大していた。
その中で新たな前線基地に集結し、次の作戦に備える艦娘たち。
戦いを経て成長し、そして新たな戦力も加わり続けて作戦に成功を収め意気上がる彼女たちだったが、目標とする海域に重大な異変が発生していることが判明する。
そこで艦娘たちを待ち受けるものとは―――。

声優・キャラクター
上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、佐倉綾音、竹達彩奈、東山奈央、野水伊織、日高里菜、谷邊由美、大坪由佳、中島愛、洲崎綾、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、川澄綾子
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

邂逅…そして希望。

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:

【作品DATA】

{netabare}
《Staff》
製作総指揮-井上伸一郎
原作-DMM.com POWERCHORD STUDIO /
「艦これ」運営鎮守府
原案/コンセプト-田中謙介
監督-草川啓造
脚本-花田十輝、田中謙介
キャラクターデザイン-井出直美、松本麻友子
メカニックデザイン-宮澤 努、諸石康太
音楽制作-フライングドッグ
主題歌-「帰還」西沢幸奏
アニメーション制作-ディオメディア
製作-「劇場版 艦これ」連合艦隊司令部
配給-KADOKAWA
公開-2016年11月26日
上映時間-90分

《Cast》
上坂すみれ-吹雪、蒼龍、飛龍
日高里菜-睦月、如月、龍驤
タニベユミ-夕立
竹達彩奈-大和
藤田咲-赤城、時津風
井口裕香-加賀、利根、筑摩、天龍、龍田
佐倉綾音-長門、陸奥、川内、神通、那珂、島風
野水伊織-翔鶴、瑞鶴
大坪由佳-古鷹、加古、北上、大井
東山奈央-金剛、比叡、榛名、霧島、鳥海、愛宕、高雄、綾波
洲崎綾-青葉、暁、響、雷、電
中島愛-衣笠
川澄綾子-大淀
小倉唯-天津風
ブリドカットセーラ恵美-鈴谷、熊野、夕張
種田梨沙-明石、妙高、那智、足柄、羽黒
堀江由衣-間宮
{/netabare}


【introduction〜公式HPより〜】

{netabare}
海を蹂躙する謎の敵「深海棲艦」。

在りし日の艦艇の魂を胸に抱き、その脅威に唯一対抗
できる「艦娘」たち。

艦娘たちの拠点「鎮守府」の存亡をかけ双方が激突した
「MI作戦」では特型駆逐艦「吹雪」の活躍もあり艦娘たち
が勝利を収めたが、その激戦以降、彼女たちの戦いはます
ます熾烈なものとなっていた。

MI作戦の成功を足がかりに、鎮守府の戦力は南方の海域に
進出。
敵泊地の攻略を続け、その戦域を少しずつ拡大していた。

その中で新たな前線基地に集結し、次の作戦に備える艦娘
たち。
戦いを経て成長し、そして新たな戦力も加わり続けて作戦
に成功を収め意気上がる彼女たちだったが、目標とする海
域に重大な異変が発生していることが判明する。

そこで艦娘たちを待ち受けるものとは――。

吹雪の、そして艦娘たちの物語は、今、新たな海域ヘ!

{/netabare}

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【公開前のきもち】

{netabare}
TVアニメ版では賛否両論様々な意見が飛び交いました
「艦これ」。
今回の「劇場版 艦これ」
はっきりと申し上げまして、私、楽しみにしています♪
ある意味「聲の形」、「君の名は。」よりも楽しみにして
いた作品かもしれません。

「ある意味」ではですよ〜w

その「ある意味」の理由の半分以上は私自身が現役提督で
あり、自分の育てた艦娘達がスクリーンの中を縦横無尽に
駆け回る姿が見たい!
あのキャラの声優さんのセリフを劇場で聴きたい!
劇場であの主題歌を聴きたい!
迫力の戦闘シーンを劇場で観てみたい!
原作ゲームをやっていても意味のわからない設定の謎が
知りたい!
などなどありますが、一言で申し上げるならば、

「艦娘に逢いたい…」

これが半分です。
だって本当にみんな可愛いくて面白くてカッコイイん
ですもの♡

特に現役提督の方はこの気持ち分かって頂けると思います。
今まで殆どゲームとかやった事がなく、友人からの薦めで
何気に申し込んだら当選して始めた艦これ。
何日かやってみたもの中々成長しない艦娘に痺れを切らし
遂には1年近くの放置プレイ。
釣った魚に餌をやらない無責任な提督…。

TVアニメ版の艦これを視聴してから再びどこからともなく
現れたやる気スイッチ♪
えっ、何々、改二になると容姿も変わるしセリフも変わる
ではないか!
それに1年を通して色んなイベントもある!
なにこれ、面白いぞ!
こんな感じですw

恐らく他のゲームも似たような感じだとは思うのですが、
なにせ経験の少ない私には少しずつ成長していく彼女達が
日に日にとっても愛しい存在になっていったんです。

恐らくTVアニメ版の艦これは5周はしたと思います。
最初の1、2回では私自身楽しめた所もありましたけれど、
それなりに不満を覚える所もありました。
でも3回、4回って観ていくと意外とこれが細かい。
原作のゲームとしてのネタ、史実を交えたお話などなど。
焦点を絞るのが難しくて凄く作るのが難しい作品だったん
じゃないかって、私は思います。

特に史実に関して絡めたネタとか様々な御意見はあるかと
思いますが私は艦これを視聴した事でもっと深い歴史の
事実を知る事が出来ました。
この事だけでも私は感謝しています。

見れば見るほど色んな要素を絡め難しい作品の脚本を担当
された花田十輝さんはやっぱり…凄いかな…?
素人の意見ですが…。

でも今回の「劇場版艦これ」
1つの物語として語るなら最重要課題の一つでもあり、
私にとっても1番と言って良いほど興味のある「深海棲艦」
の謎にも深くツッコむみたいなので楽しみです。
本当かなぁ?
本当なのぉ?

半信半疑な私!どっか飛んでけ〜!
花田さんお願いします!
今は楽しみな気持ちでいっぱいなんですから。

そして主題歌「帰還」歌うのは西沢幸奏さん。
凄く素敵な曲ですね。
もうこれを劇場で聴くと私涙溢れちゃう自信があります!
あくまでも内容次第ですけれど…。
まだ半信半疑な私がいるw

そしてそして現役提督さんには更に楽しみなのが今回の
劇場版で初登場となる艦娘達も何人かいる事ですね♪

公式の本編予告でも登場してますけれど、あの娘とあの娘
とあの娘…。
「俺の嫁」的な提督さんには有頂天外!歓天喜地!
な作品になるかもしれませんね。
私もその1人かも…w

でも私が一番気になっているのがHPでのキービジュアル。
通常6人編成で1つの艦隊を組み戦いに挑む艦娘。
キービジュアルに映っているのは5人…。
何かのサインなのでしょうか…。
今作の舞台となるのは史実でも度重なる激戦が行われた
アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)。
不吉な事は考えないようにしよう。うんうん。

おそらく私にとっては今年最後となるアニメの劇場版。
トリを飾るのは「劇場版 艦これ」。

「気合い!入れて!行きます!」
{/netabare}


【ネタバレなし感想】

{netabare}
公開3日目。
なんとか時間を作って行って参りました劇場版「艦これ」
もちろん私的にお約束のレイトショー。
お値段もリーズナブルで何しろこの貸切状態に近いのが
大好き♡
300席くらいあってお客さんは15人くらい。
少なっ…まぁ月曜日ですからね。
しかも私以外は全て男性。おぉっ…。
ふむ、皆さん提督さんなのかしら…。
そんな事を考えつつ、お話はスタート。

って、いっぱいいっぱいお話ししたいんですけれど、
ネタバレなしででちょこっとだけ。

まず全体のイメージとしてはTV版アニメ艦これとは
かなり違うかも。
TVアニメ版で豊富にあったコミカル&萌え的な要素が
かなり削られています。
完全オリジナルストーリーで、一言で言うならばかなり
シリアスです。
そしてハラハラドキドキです。
そして泣けます…。私的に涙が出たシーンが2回、
胸にグッときたシーンが3回くらいありましたから。
(涙脆くてごめんなさい…。)

TV版のあのお話しはこの為の伏線だったんだとか、
艦娘の新たな秘密、深海棲艦の謎など約1時間30分の
上映時間の中にギュッと詰め込まれていると思います。

このストーリー、私的に大好きです。

そして劇場版で新たに登場する艦娘達。
これは特に現役提督さんには本当たまらないと思います。
登場した時、私も思わず声が出そうになりましたから♪

キャラデザはTV版と比べてちょこっと修正が入っている
感じかな?
いくつかのシーンであれっ?て思う作画の時もありました
けれど、やっぱり艦娘、可愛いですね♡何をしても可愛い
くてカッコいいです♪

そして艦これと言えばやっぱり声優さん。
今回も一人何役も頑張っています。
(これが見所の一つでもあるんですけどね♪)
私的には日高里菜さんと東山奈央さんの演技がとても印象的でした。

そんな艦娘達が大スクリーンの中を馳け廻るシーンを盛り
上げる迫力のBGMと音響。

TV版アニメでもそうでしたけれど戦闘シーンはかなり
クオリティが高かったと思います。
劇場版だけにさらに製作陣の力の入れようが伝わってきま
すね。
そんな力の入ったバトルシーンが全体の半分位はあるかな
っ?て感じです。
私も初見でそこまで確認は出来ませんでしたけれど、細か
い所にまで手が入っていて、後で見直しても色んな発見が
あったりして楽しめる作品だと思います。

主題歌【帰還】
優しくて力強い曲に切なくて胸が熱くなる歌詞。
劇場版艦これの世界観を見事に表現した楽曲が
西沢幸奏さんの素敵な歌声と共にこの作品を優しく包んで
くれます。

この主題歌が流れている間、色んな事を考えました。
というか、見た方々それぞれがこの作品から発せられる
メッセージに対して色んな解釈が出来る作品かなって思い
ます。
TV版アニメには無かったテーマ(ごめんなさい、もちろん
それなりにはあったと思うのですが…)がこの作品から
感じられます。
ディオメディアさんにとっても初めての劇場版アニメ。
原作がブラウザゲームで設定自体もアニメ化するのが
難しい作品だったと思います。
私もファンでありながら少なからずの不安がありました。

特にストーリーでね…

でもこの作品でTV版アニメではあやふやだった設定や
世界観が出来ていたのが何よりも本当に嬉しい。

敢えて言うならば、艦これ原作ブラウザゲームをやって、
色んな艦娘を覚えて、更に史実をそれなりに知ってから
この作品を見るといっぱい楽しめるのでしょうけれど、
アニメからだけ入った方にはストーリー的に多少分かりに
くい点もあるかと思います。
それでもTV版アニメよりもはっきりと設定を打ち立てて
いましたし、この続編となる二期に期待を持てる仕上がり
だったと私的には思います。

それなりにツッコミどころも多く、言い出せばきりのない
作品かもしれませんが、それでも私的には提督としての
プラス査定が入っているとしてもかなり楽しめた作品です。

現在、劇場版と同時進行で製作中のTVアニメ2期がまたま
た楽しみになりました。
行けるなら2回目、「気合い!入れて!行きます!」

また時間のある時、【mio's café】追記したいです♪
{/netabare}


【mio's café】
〜工事中〜


〜アイアンボトム・サウンドとは〜
興味のある方は見てね♪

{netabare}
【アイアンボトム・サウンド】
アイアンボトム・サウンド(英語: Ironbottom Sound)
は、ソロモン諸島のサボ島、フロリダ諸島の南方、ガダル
カナル島の北方に存在する海域(海峡)のことです。
太平洋戦争中、日米の大消耗戦となったガダルカナル島の
戦いにより多数の艦船、航空機がこの海域に沈み、海底を
鋼鉄の残骸が埋め尽くしていることから、
アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)と称されるように
なりました。
現在は、スキューバ・ダイビングの名所として有名に
なっています。


【太平洋戦争時この海域で行われた主な海戦】
{netabare}
・第一次ソロモン海戦(1942年8月9日)
・サボ島沖海戦(1942年10月11日 - 12日)
・第三次ソロモン海戦(1942年11月13日 - 15日)
・ルンガ沖夜戦(1942年11月30日)
・い号作戦・フロリダ沖海戦(1943年4月7日-15日)
・ルンガ沖航空戦(1943年6月7日-16日)

{/netabare}

【この海域に沈んでいる艦船】

《大日本帝国》
{netabare}
・暁 - 吹雪型駆逐艦。第三次ソロモン海戦で沈没。
・吾妻山丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第一次増援輸送船団(第2師団)で沈没。
・綾波 - 吹雪型駆逐艦。第三次ソロモン海戦で沈没。
・伊号第一潜水艦 (初代)
・伊号第三潜水艦
・鬼怒川丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第二次増援輸送船団(第38師団)で擱座。
・九州丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第一次増援輸送船団(第2師団)で擱座。
・霧島 - 金剛型戦艦。第三次ソロモン海戦で沈没。
・笹子丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第一次増援輸送船団(第2師団)で沈没。
・高波 - 夕雲型駆逐艦。ルンガ沖夜戦で沈没。
・照月 - 秋月型駆逐艦。
第四次輸送作戦(鼠輸送)で沈没。
・比叡 - 金剛型戦艦。第三次ソロモン海戦で沈没。(自沈)
・宏川丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第二次増援輸送船団(第38師団)で擱座。
・吹雪 - 吹雪型駆逐艦。サボ島沖海戦で沈没。
・古鷹 - 古鷹型重巡洋艦。サボ島沖海戦で沈没。
・巻雲 - 夕雲型駆逐艦。ケ号作戦で沈没。
・山浦丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第二次増援輸送船団(第38師団)で擱座。
・山月丸 - 陸軍徴用軍隊輸送船。
第二次増援輸送船団(第38師団)で擱座。
・夕立 - 白露型駆逐艦。第三次ソロモン海戦で沈没。
{/netabare}

《連合国》
{netabare}
・アーロン・ワード - グリーブス級駆逐艦。
い号作戦で沈没。
・アストリア - ニューオーリンズ級重巡洋艦。
第一次ソロモン海戦で沈没。
・アトランタ - アトランタ級軽巡洋艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・バートン - ベンソン級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・ブルー - バッグレイ級駆逐艦。
1942年8月23日、駆逐艦江風の雷撃により沈没。
・キャンベラ - ケント級重巡洋艦。
第一次ソロモン海戦で沈没。
・コルホーン - ウィックス級駆逐艦。
1942年8月30日、日本機の攻撃により沈没。
・カッシング - マハン級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・ド・ヘイヴン - フレッチャー級駆逐艦。
1943年2月1日、日本機の攻撃により沈没。
・ダンカン - グリーブス級駆逐艦。サボ島沖海戦で沈没。
・ジョージ・F・エリオット - 輸送船。
・グレゴリー - ウィックス級駆逐艦。
1942年9月5日、駆逐艦夕立の雷撃により沈没。
・ジャービス - バッグレイ級駆逐艦。
1942年8月9日、日本機の攻撃により沈没。
・ジョン・ペン - 輸送船。
・カナワ - 給油艦。
1943年4月8日、日本機の攻撃により沈没。
・ラフィー - ベンソン級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・リトル - ウィックス級駆逐艦。
1942年9月5日、駆逐艦夕立の雷撃により沈没。
・モア - 掃海艇。
1943年4月7日、日本機の攻撃により沈没。
・モンセン - グリーブス級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・ノーザンプトン - ノーザンプトン級重巡洋艦。
ルンガ沖夜戦で沈没。
・プレストン - マハン級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
・PTボート5隻-PT-37,PT-44,PT-111,PT-112,PT-123
・クインシー - ニューオーリンズ級重巡洋艦。
第一次ソロモン海戦で沈没。
・セミノール - タグボート。
・サーペンス - リバティ船。
・ヴィンセンス - ニューオーリンズ級重巡洋艦。
第一次ソロモン海戦で沈没。
・ウォーク - シムス級駆逐艦。
第三次ソロモン海戦で沈没。
{/netabare}
この作品に限らずミリタリー系の要素を萌え要素と絡め
ゲーム、漫画、アニメ等様々なコンテンツが溢れかえる
現代の日本。
その手段に対しては様々な意見や見解があるかと思います。

だからと言って決して身構えて観なくてもいいし、単純に
アニメとして楽しんで、そして1人でも多くの方がこの歴史
を知り、感じて頂けるきっかけになれば良いと私は思いま
す。

繰り返してはいけない悲劇。

アイアンボトム・サウンド。
海底の奥深くで…。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 40
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

如月轟沈は完全に赦された!

初日初回の舞台挨拶ライブヴューイング付き上映に行ってきました

舞台挨拶そのものではなくライブヴューイングにしたのは
終演の少しあとから渋谷クアトロで
TV版劇場版と楽曲を提供した西沢幸奏のトーク&ミニライブがあったからなんですが
前売り券使えず場合によっては特別料金を取られる舞台挨拶と違って
前売り券そのまま使えてとってもリーズナブルだし
アップで映してくれるので話し手の細かい表情までよく見えて
劇場後方で見るよりよっぽどいいような気がしてなりませんでしたw

劇場版の内容はTV版の完全な続編です
TV版を見ていない人は先にそちらを見るべきでしょう
TV版単体では見る価値のあるアニメとは思えませんが
それを見ないと劇場版をしっかり楽しむことは難しいです

したがってこのレビューは
TV版は見終わったけれど
劇場版はまだ見に行っていない
という提督さんを対象に書いていきます

ですから劇場版に関するネタバレはタグを使って配慮しますが
TV版については見終わっている前提で進めますので
TV版のネタバレが嫌な人は
続きを読む前にTV版1クール見てきてください

劇場版の舞台はソロモン諸島
吹雪を溺愛する変態提督は北方の作戦に駆り出されているとかで
劇場版には一切でてきません!
部隊の作戦指揮などはすべて長門さんが行います
まずこれでTV版で不評だった部分が一つ解消されましたw

TV版に続いて主役は吹雪さんということになっていますが
劇場版のメインは睦月・如月姉妹の物語といって良いです
如月を轟沈させてしまったうえで
そんなこと忘れてしまったかのようにギャグパートを展開していたことが
TV版最大の汚点だと思いますが
劇場版は全体的に終始シリアスで
ゲーム世界の根幹にかかわる{netabare}轟沈した艦娘と深海棲艦の関係{/netabare}が明かされ
睦月にとっては{netabare}如月喪失を再び味わうことになる{/netabare}過酷なシナリオ
しかし、エンドロール後のラストでは・・・つдT)

これをしっかりTV版に収めていれば
あんなに酷評されることはなかったでしょうね
しかし、 {netabare}深海棲艦だったころの記憶を残す加賀さん{/netabare}など
TV版の段階ではなかった設定を
劇場版前に後付けした感もぬぐえません
睦月と如月の物語としては劇場版はパーフェクトです
これをTVアニメの終盤でやっていれば
物語の評価は大きく変わっていたでしょうね
如月轟沈に怒りの声を上げていた人たちは
轟沈させたことそのものよりも
轟沈したことに大した意味がなかったこと
の方に怒っていたわけなので
こういうふうに物語の核心部分に絡めてくれるならば
睦月・如月派の提督達も満足でしょう
もっとも相変わらずにゃしぃじゃない方の睦月なのが
人によっては許せないかもしれないですけどねw

映画の舞台は鉄底海峡(アイアンボトムサウンド)
つまり本作主人公吹雪を含め
日米両陣営の多数の艦船と航空機が沈み
海底を埋め尽くしていることから名付けられた海域です
{netabare}そこに沈んでいるはずの艦娘達の口から
アイアンボトムサウンドの名前が出てくること自体が
ある意味今回のお話の伏線でもあるわけです{/netabare}

大和が主力艦隊に入っていたり
ミッドウェーで沈んだ船たちが参加していたりと
史実からかけ離れている部分もありますが
史実の1次~3次ソロモン沖海戦を元ネタにしたシーンも多く
詳しい方はニヤリとできる仕上がりになっています

北上・大井
{netabare}ゲーム内では重雷装巡洋艦として
史実ではありえない大活躍をするガチレズコンビですが
実際には重雷装巡洋艦としては大した戦果を挙げられず
ソロモンの頃には高速輸送艦に改装されていました
敵地での部隊再編成の際に
護衛艦として回航部隊に編入されたのはその影響でしょう
{/netabare}
比叡
{netabare}夜戦の中で探照灯で敵を照らす比叡
これは第三次ソロモン沖海戦の際に
実際に比叡の取った行動です
敵艦隊を探照灯で照らすことによって
友軍は大きな戦果を挙げることができましたが
その代償に比叡は集中攻撃を受けることとなり
ソロモン沖の鉄屑の一つと成り果てました
比叡がこの作戦の旗艦であったことも踏まえ
比叡の行動がもたらした損失は戦果を上回ると判断され
海軍のホープでもあった西田艦長は
その責を問われ予備役とされ(つまりは強制的な退役)ました
西田を将来の大和艦長にと考えていた山本五十六長官は
「比叡1隻を失うことより、西田を失うことのほうが、海軍にとって痛手である」
と抗議しましたが撤回されることはなく
その山本も半年後にソロモン視察にやってきたところを
暗号漏洩がもとで暗殺されました
{/netabare}
夕立
{netabare}攻撃行動に出ようとした北上の横をすり抜け
単身特攻した夕立ちゃん
あれは北上さんじゃなくても「駆逐艦うざい」って言いたくなりますねw
史実の夕立は第三次ソロモン海戦の中
視界の悪さから僚艦を見失い
気が付いたら敵陣の中に単騎で突っ込む形になっていました
しかし何が起きたかわからなかったのは米軍も同じだったようで
日本軍の艦隊を確認し砲撃に移ろうとしていた米駆逐艦カッシングは
目の前をすり抜けていく夕立に驚き慌てて転進しますが
これがかえって米軍内の混乱を招きます
結果敵味方乱れての乱戦となり
夕立は激しいダンスパーティの中で
比叡によってくっきりと照らされた敵艦船を次々撃破
軽巡1隻・駆逐艦1隻撃沈、軽巡1隻・駆逐艦2隻撃破(日本側報告)
の大戦果を挙げたところで力尽きて沈みます
夕立の「パーティしましょ!」という一見呑気なセリフは
その武闘派としての側面を知っているとまったく意味が違って聞こえるでしょう
ちなみにパーティの最中に僚艦長良より誤射を受けた夕立は
「僚艦だが撃たれたからには撃ち返していいか?」
と訊いて慌てた艦長に止められたなんて逸話も残っています
まじ武闘派脳筋ヤバイ(・x・;
{/netabare}

激しい戦闘を乗り越え
主役たる吹雪さんがメインになる
劇場版のクライマックスのシーン!

ありがちな設定、ベタ過ぎる展開
煙に巻いたような抽象的な演出・・・

ここにきてついに馬脚を現してしまったようです
そこまでの戦闘シーンも戦術・戦闘両面ですごく良かっただけに
その全てがこんなくだらないもののために行われていた
という衝撃的な事実に頭が痛くなりました

他の艦娘達もまるで何かをやり切ったような達成感に満ち溢れていましたが
吹雪の個人的な事情を解決することが
主力艦隊を半壊させてまで得た戦果であることに
何の不満もないのでしょうかね・・・

TV版の不満点を一つ一つつぶしていったような劇場版でしたが
謎の吹雪推しに関してだけは何一つ改善されていない感じです
終盤の吹雪パートの部分がストーリー全体の評価を1.0点くらい押し下げました
クライマックスさえ良ければTV版の欠点がすべて改善された傑作
2期に向けて順風満帆の劇場版だといえただけに
実にもったいないことをしたように思いました

しかし細かいファンサービスなども多く
全体としては十分合格点だと思います
私自身はすでに退役した提督ですが
現役の特にTV版に不満でいっぱいだった提督さん方には
ぜひ見てほしい一本になっていると思います

おまけ:舞台挨拶のキャストトーク
{netabare}
声優さんたちのお話などをさらっと覚えている範囲で載せておきます

藤田咲(赤城・時津風)
自身も提督業を営んでいるので
自身の配役と無関係の艦に対しても詳しく
司会進行にうってつけの人材と思われていたのですが
あまりに艦これ愛が強すぎて
ことあるごとに自身の艦隊の話を出しながら脱線!
元提督としてはとてもうれしいですが
舞台挨拶の司会進行としてはいろいろアウトですw

上坂すみれ(吹雪・蒼龍・飛龍)
主人公吹雪さんに関しては
もう一人の吹雪のセリフもあって
やはり自身のキャラとの掛け合いが難しかったそうな
収録の時にマイクが周りをずらっと囲んでいて
上坂:航空戦に強い陣形みたいだった
藤田:ああ輪形陣ですね
とまさに艦これならではのコメントw
今回は史実ならミッドウェーで散っているはずの
二航戦の二人としても出ていたので
蒼龍のあの色っぽい被弾セリフが聞きたかったんですが
残念ながら今回作中では無傷だった模様

井口由香(加賀・利根・筑摩・天龍・龍田)
天龍ちゃんの抜刀シーンが印象的だった
瑞加賀が楽しかったとのこと
すみぺのマイク輪形陣の話の時に
何を思ったか突然すみぺの周りで
マイク役をやり出したのが面白かったw

佐倉綾音(長門・陸奥・川内・神通・那珂・島風)
収録では以下アドリブ
というのが結構多かったそうで
アドリブで那珂ちゃんのセリフをたくさん入れたそうな
しかし蓋を開けてみれば
他の人のセリフの裏で「那珂ちゃんも~」
と言っているのが一言だけ使われたのみで
あとは尽くボツになっててショックだったとのことw

東山奈央(金剛・比叡・榛名・霧島・高雄・愛宕・鳥海・綾波・敷波)
キャラ数最多の9艦
摩耶さまがいれば全艦コンプリートだったので
お祭りのシーンのガヤで摩耶さまの声を入れていいか聞いたら
摩耶はここにいませんと言われてしまったそうなw
ソロモン自体は摩耶も参加しているはずなので
そこにいてもいいような気がしたのですが
ちゃんと調べてみたら北方戦線から帰投した後で南方へ向かい
ソロモンは第二次からの参戦だったので
映画序盤のシーンでの発言は許されなかったんですね!
厳しい(@@;

野水伊織(翔鶴・瑞鶴)
いつも加賀さんに五航戦と呼ばれていたのに
戦闘の中で瑞鶴と呼ばれたのがすごくうれしかったそうな
ちなみに藤田咲のお気に入りシーンは
木の上に座る少年っぽい瑞鶴ちゃんだってw

タニベユミ(夕立・村雨)
名前を呼ばれての挨拶が「ぽ~い」
で場を沸かせる
そして次の番の大坪に挨拶をパクられるw
夕立のダンスパーティが映像化されたのが
とっても嬉しかった様子でした

大坪由佳(古鷹・加古・北上・大井)
加古の戦闘シーンがかっこよかった
TVだとレズレズしてばっかりだった北上大井が
まじめに戦闘しているシーンが多くて新鮮
などと話してました

中島愛(衣笠)
ガッサさんが登場したことにより
アニメ初参加のまめぐ
衣笠さん以外はほとんど潜水艦ばかりなので
「ゴーヤも出して欲しいデチ!」
デチいただきましたー!d(><

日高里菜(睦月・如月・龍驤)
映画のクレジットの順に演者が並んでいて
順番的には野水の後でしたが
「言いたいことはたくさんあるだろうから」
という司会藤田の計らいでラストに
まぁ事実上の主役といっても差し支えないですからねw
やっぱり睦月と如月に関して
ああ言った結末を迎えられたことがとてもうれしかったとのこと
たしかに睦月のピンチに現れて戦う如月とか
あるいはエンドロール後のシーンとか
TV版であまりに不遇だったのがすべて報われた感じですよね

ライブヴューイングとはいえ
前売り使えて無料でこれが見れるのは
ほんと美味しすぎて申し訳ないくらいの舞台挨拶でした{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この夜の海。その先に…

この作品はテレビアニメ版の続編に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
待ちに待ったレンタルがようやく開始されたので、早速借りてきて視聴しました。

艦娘の轟沈…深海棲艦との闘いを宿命付けられた彼女たちにとって決して目を背けてはいけないこと…
潜り抜けてきた死線の数々が、否が応でもお互いに結び付きを強くします…
そして艦娘のみんなはその結び付きをとても大切にしています…

再開を約束して出撃して…その約束だけを心の支えにして帰りを待ちわびる…
ですが志し半ばで散ることを運命付けられた艦娘が、溢れんばかりの思いを残しながら沈んでいく姿を目の当たりにしました。
簡単に諦めた艦娘なんて、ただの一人もいなかったと思います。
だって、陸に残してきた仲間が…大切に思っている人を悲しみのどん底に突き落とすことになるのが痛いほど分かっているから…
だから捜索も死に物狂いだったんだと思います…
でも、どんなに頑張っても手の届かないことってありますよね。
この戦いが命懸けであることを認識するには十分過ぎるくらいの出来事の先には、心を痛めながら帰ってくるはずの無い仲間を待ち続ける姿とたくさんの大粒の涙が待っていました。
テレビアニメ版で放送されたこのシーンが頭によぎるのには理由がありました。

きっと艦娘の根幹に関わる出来事といっても過言ではないストーリーが劇場版では展開されるから…
そんな摩訶不思議な出来事から物語は動いていきます。

ストーリーは劇場版の短い尺ではありましたが、しっかり練られている上、「どうして深海棲艦と戦わなければいけないんだろう」という疑問に対する一つの答えを見る事ができたので、見応えは十分だったと思います。
ですが、その答えを実行する、となると正直相当心が折れると思います。
いえ、きっと正しい答えを選択できない人がいてもおかしくない…自発的に実行できる人はきっと一人もいないんじゃないかと思いました。
よくまぁ、こんな酷い設定が考えられると逆に感心しましたけれど…

キャラデザは相変わらず綺麗です。でも、あまりに登場する艦娘が多いのと、似かよった艦名ばかりなので主要キャラ以外は殆ど覚えられませんでした。
劇場版の上映時間は約90分なのですが、テレビ版より登場人物が増えているんです。
テレビ版ですら覚えられなかったのに…私に覚えきれる訳がありません。

でもキャラについてはこの作品ならではの楽しみ方があると思います。
それは出演されている声優さんが複数の艦娘を演じているので、そのキャラを演じている声優さんは…という視点で見るとグッと面白さが増すと思います。
特に日高さん、井口さん、あやねる、東山さん、洲崎さん、種田さんたちは5種類以上の艦娘を演じ分けているのですが、声優さんの持つ独特の特徴で直ぐ分かる艦娘もいれば調べて初めて知った艦娘もいたり…

そして作画も綺麗でとても丁寧に作りこまれているという印象です。
とにかくたくさんの艦娘が登場するので、戦闘シーンは「これでもかっ」と言うほど迫力満点です。
そして日常パートは全般的にシリアスなシーンが多めでしたが、この作品の根幹とも言える内容に触れているのでこれは止む無し…

でも、ここまで視聴してきて、この作品の評価が真っ二つに割れている理由が分かったような気がします。
私は原作ゲームは未プレイですが、アニメを視聴された方の中にはゲームをプレイされている方もきっと多いと思います。
レビューの冒頭で触れましたが、自分のお気に入りのキャラには轟沈して欲しくない…が本音だと思います。
それでは、絶対誰も轟沈しない…とすると今度は緊迫感が欠けてしまいます。
でも、私たちは常に死と隣り合わせである事はテレビアニメ版で嫌というほど思い知らされました。
だから、轟沈の標的になるのが次は自分のお気に入りかもしれない…そう思うと視聴するのが怖くなると思うんです。
そう考えると、この劇場版の轟沈に対する設定はとても素晴らしいと思います。

痛みが全くなかった訳ではありません。
今回もたった90分の間でたくさんの涙を見てきました。
でも世の中にはどんなに非常な事でも「受け入れなければならないモノ」があるなら、それは今回の終盤に起きた出来事だったのではないでしょうか。
だって、受け入れる事が終焉に直結する訳じゃないから…

多くの血と涙の先で艦娘たちを待っているモノとは…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

現在2期の制作も進行中だと風の噂で聞きました。
これまで特型駆逐艦の吹雪が主人公でしたが、今回の劇場版を見ると次回作は必ずしも吹雪が主人公じゃなくても面白い展開が期待できるのではないかと思います。
この劇場版が見応え十分だっただけに、次回作にも期待したいところです。
首を長くして次の情報を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

61.2 15 2016年度のゲーム原作アニメランキング15位
刀剣乱舞-花丸-(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (156)
791人が棚に入れました
時は西暦2205年。歴史改変を目論む“歴史改変主義者”による、過去への攻撃がはじまった時代。
歴史を守る使命を与えられた“審神者”によって“本丸”に集められた、最強の付喪神“刀剣男士”。
本作はそんな彼らが、とある本丸を舞台に、時に笑い、時に迷い、ひたむきに生きる姿を描く“花丸”な物語です。

声優・キャラクター
市来光弘、増田俊樹、新垣樽助、山下大輝、入江玲於奈、間島淳司、興津和幸、濱健人、斉藤壮馬、石川界人、泰勇気、山下誠一郎、佐藤拓也、粕谷雄太、前野智昭、逢坂良太、高橋英則
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

刀の扱い方等、剣道部的に太鼓判を押してあげましょうw

[文量→大盛り・内容→各話感想中心]

※各話感想に剣道部的レビュー有w

【総括】
擬人化もここまできたかという感じ。今、日本は刀剣ブームらしく、全国で「刀剣展」が行われているようですね。しかも、観覧者の大半は女子(刀女子)。人気にあやかった(むしろ作った?)アニメ(ゲーム)ですね。

見るからに乙女ゲーム原作と分かる作風。刀の擬人化? 「艦隊これくしょん」の刀版、男版かなw

冒頭ではっきり「史実と違います」と言ってくるのが、なんか丁寧で好印象w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
刀を扱うアニメだけに、刀の扱い方は概ね正しい印象。というか、ちゃんと調べて作っているな~と、好印象♪ 刀の元ネタを知っていると、クスリと笑えるエピソードもあります。

難点としては、キャラ数が多過ぎて誰が誰なんだかつかみきれないこと(でもEDで補完しようという丁寧さはあります)。ただ、ゲームの販促と考えればそのくらい説明不足感があるほうが良いのかな? 現に私は、少しゲームやりたくなりましたし(剣道部的には艦これより惹かれるw)。それに、(いくら剣道部とはいえ)全ての刀剣の由来を知ってるわけじゃないから、Wikipedia検索しながらの視聴でしたが、歴史的なことも色々知れて楽しかったです!

総括して、ゲーム原作、乙女向けとしてはトップレベルのクオリティを誇る良日常系アニメ。

爽やかな可愛さのあるOPや、毎回変わるEDも良かったです。販促&ファンサービスとしても成功では? 艦これで言うところの轟沈的要素もなく、どの刀も大事に扱われている印象で、(原作ゲームの性質上)それぞれ思い入れのある刀剣男士が違うファンとしては安心して観られると思います。また、たくさんの刀剣男士をバランスよく出したことで、程良い説明不足感が出て販促にも繋がると思います。例えば、「神撃のバハムート」などは、アニメとしてのクオリティが高すぎてアニメだけで充分に満足しちゃうけれど、「刀剣乱舞」はベースが日常系なので、良い「抜け感」とキャラへの愛着がもて、「アニメ→ゲーム」の流れを作りやすい気がします。

ラストまで、大変、平和な作品でした。男子でも女子でも、普通に楽しめると思いますよ♪
{/netabare}

【各話感想(剣道部的レビュー有w)】
{netabare}
第1話
冒頭、池田屋の中での切り合いがありましたが、なかなかの好印象。狭い室内では刀は縦に振れない(袈裟斬りは出来ない)ので、基本は突き、振ったとしても横に薙ぐのが基本です。そのへん、しっかり描かれていた印象。まあ本当は、脇差しか短剣、短槍を使うのだけど、それはちょい格好悪いしねw 刀をメインに扱うアニメだけに、その辺はちゃんと観ていこうかな~と。

上記理由から、池田屋に行く際、短刀(今剣)や脇差し(にっかり青江・鯰尾藤四郎)、沖田総司所有の刀(加州清光・大和守安定)をメインに選ぶのは正しいし、大太刀(石切丸)を選らんでダメだったというのも、初心者には優しいレクチャーで好印象。

第2話
へ~、そうやって刀剣男子は生まれるのか。刀剣ならではの悩みというか、現在に残る名刀のほとんどは、実際に使われていない(鑑賞用・褒美用の)刀だしね。

第3話
日常系として、かなり良かった。わらしべ長者のくだりは、最後の宝が「思い出(仲間と笑顔で過ごすこと)」っ、温かいな。桜のくだりは、ギャグかと思ったらなかなか洒落たことをする。冒頭の四つ葉のクローバーとラストの万葉桜の「1万分の1」をかけてきるとか、なかなか良シナリオでした。

第4話
基本的には日常系のアニメなんだけど、「沖田総司の死」という縦軸はうっすら作っていますね。兼定の突きの理論は正しい。刀を横に倒して突くのはあばら骨の間を通しやすくする為です。剣道の場合、突きであろうと左手小指と薬指に一番力が入るけど、竹刀(刀)を横にする突き方は通称「平突き(ひらづき)」と言って、確かに右手の人差し指と親指に力を入れるんだよね。お見事! ただ、残念ながら安定の平突きは刃の向きが逆では(平突きは通常刃を外側(右側)に向けて捻り込むように突くけど、安定の突きは刃が内側(左側)を向いていた。あれだと力も入らないし軌道も安定しない。まだ下手くそっていう描写なのか、単純な作画ミスか)? Bパートのよろず屋大喜利は笑えたw

第5話
久々にバトルがありましたね。なんか、バトルがあるとストーリーがちょっっぴり進む感じ? 新キャラの三日月村は、良いキャラでしたね! 国宝の三日月……実物を観てみたい!

第6話
うどん、長いってw ギャグ要素からめつつ、ラストは良い話でしめるのが定番になってきたね。

第7話
まさかの水着回w 錆びるぞ(笑) 一期一振の「待つ方と待たれる方ならば、どちらが苦しいか」の元ネタは太宰治ですな。

これは太宰が、共に借金をした壇一雄に、「東京に金を無心に行くから待っててほしい」と言って、壇を人質にして東京に行ったのに、ついぞ帰らず、業を煮やした壇が東京に行くと、太宰は井伏鱒二と呑気に将棋を指していた。その様子に激怒した壇に対して太宰が言い放った衝撃の言い訳が「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。」……流石、太宰のクズっぷり(笑) でもここから、名作「走れメロス」が生まれたわけですから、それも流石。

ということで、一期一振兄弟達のような素敵エピソードはないので、悪しからず(笑)

第8話
バトルシーンはちょっと手抜き? 「全てを笑い飛ばせる程に強くなりたい」って、ちょっと良い言葉だね。

第9話
なんだこの誰も悪くない話w いつも「魔法少女育成計画」の後に観てるから、落差が激しいんだが(笑)

第10話
THE・日常回ですね。話数的に、平和に過ごせるのもラストかな。

第11話
やはり池田屋事件が本筋。さあ、どんなどんでん返しがあるか、期待します! ちなみに、剣で銃に勝てるとは思わないけど、PSの「ブシドーブレードⅡ」というゲームでは、刀対銃のガチバトルが出来て楽しいw さあ、初の2話跨ぎ。どう終着させる?

第12話
ここにきて日常系をはさんでくるか。各刀剣男士の最後の顔見せですね。戦闘シーンは、これまでと作画が違う感じ。暗さとアップとヌルリとした動きが映画っぽいな。沖田総司が突きで刀を折るシーンがあったが、なかなかおもしろい。よく「日本刀は2、3人斬ればすぐ折れる」とかいうけど、あれは嘘。司馬遼太郎の小説にあるだけで、実際はもっと切れる(最上大業物で、七人をまとめてぶった斬ったという記録もw)。普通に考えれば、包丁だってマグロ5~6匹おろしても大丈夫だしね。ただ、下手くそがダメな刀で切れば1発で折れますが、それでも突きは折れにくい。骨にさえ当てなければ、基本は折れない。まして、沖田総司は「三段突き」で有名な剣豪。突きで肋骨や背骨に当てるほど下手じゃない、はずの沖田が突きで刀を折るってことは、よっぽどのbad conditionだったのでしょう。それが伝わってきました。

そっか、大和守安定は、池田屋に行けなくて、沖田総司に別れを言えなかったのが後悔のもとなのね……って、ん? てか沖田総司は池田屋で結核が悪化して吐血(史実ではない)、その後3年間はバリバリ活躍し、病状が悪化。池田屋から4年後に死亡しているはずだから、池田屋で沖田総司を助けても歴史的には問題ないのでは(笑) まあ、べつに歴史がどうこういうアニメではないけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

艦これと比べると初心者にも分かりやすい

あえて「艦これ」と「刀剣乱舞-花丸-」と比較してみる。
どっちもゲーム発でキャラ大勢。
自分はどっちもゲームは未プレイ。
艦これアニメは初回数話で切ったので、花丸も同じくらい見てから考えてみた。

そこで見えてきたものを自分として大事な順に書き出してみる。

⚫︎ゲームでの決め台詞がアニメに挿入されていても初見でも違和感が無い
…艦これでは、唐突すぎて日本語がおかしいくらいだった。

⚫︎花丸の世界観の分かりやすさ
…艦これでは敵が良く分からなかった。何のために戦ってるのかも導入部分では不鮮明だった。
また花丸劇中では刀から本当に人間化している描写には驚いた。

⚫︎誰得シリアスと日常のバランス
…これはもう皆言ってるけど、花丸では日常に全振りしてるから、最初からそういうスタンスで臨める。振り回されない。
シリアスの後に何事も無かったかのような日常で白ける事が無い。

以上をもって、刀剣乱舞という世界観への導入と、またその中でも花丸は1つの世界という位置付けに成功しているように思える。
元々ゲーム上でしっかりしたストーリーラインがあるわけでは無いそうなので、アニメ化には非常に難しいところだった。
固定ファンにとっては、それこそ千差万別の推しキャラへの肥大化した妄想があるわけだから、今更提示されたキャラクター像に異を唱えるのは分かりきったもの。誰もが納得するものなど作れようが無い。
それも飽くまで花丸という一つの本丸ですよという形で、別の世界線を提示することが出来たと思う。

また途中からもキャラがどんどん追加されてくが、ストーリー上は違和感無く、謎(顕現システムが何となくしか分からない等)はあっても日常物にとっては重要じゃないのでスルーできるレベル。
またキャラの整理がしやすいのと、EDでの組合せキャラにより刀匠や時代性でカテゴライズできるなどと勉強になった。
ちなみに、OPとEDでの力の入れ方は女性向けで上位のレベル。しかも毎回EDが変わる。

制作:動画工房としては、できれば本編でもう少しキャラの日常系の動きをやって見せて欲しい。三者三葉レベルは変態すぎるから、NEW GAME レベルで。

元々のゲームファンにとっては設定など細かいところまで隅々と楽しめる作りになっているのは間違い無い。
できれば、どなたか初心者向けに注目ポイントとその解説をまとめて欲しいものだ。

そうは言っても、花丸は初心者にとっては来たる「刀剣乱舞(仮)/ufotable版」への前哨戦でキャラ把握に非常に役立つと思う。
今はまだアニメだけで推しキャラを決めるには早い気がするが、広く浅くお気に入りを作っていけば良い段階に思う。

(2016.11.04 上記記載 ※評価は最終話まで通してぶれず。)


以下、完走後おまけ追記(自分的メモ)
{netabare}
<お気に入りシーン>
・~全体的に~安定と清光のJK感。
・~全体的に~どんどん限界値が追加されていく主の引きこもり設定。
・~2話ED~いい声の男性陣の歌唱で落ち着く曲。蝶のCG綺麗。『心魂の在処』(長谷部・宗三左文字・薬研)
・~5話~ホスト回のコスプレにノリノリのメンツ。
・~6話~博多藤四郎の博多弁でおぼこいところと、健康的なショタのエロスを見た時に、あぁここのスタッフは大丈夫だ(?)と思った。
・~7話~AWT48。Pが″秋元家”出自の鳴狐w寡黙キャラかと思いきや、色々とやらかしてくれる。
・からの~7話特殊ED~『恋と浄土の八重桜』(粟田兄弟11人:各藤四郎、五虎退、一期一振)イチ兄がセンターらしき貫禄。そして各キャラの個性溢れる表情や動き。桜の花吹雪をバックに扇子が印象的な舞踊と宴会芸が混じり合った楽し気な「夢」オチw歌詞と情景が非常にマッチして作画レベルがなかなか高い!
・~8話~動物は全てリアル寄りで可愛くしてくれるものと思っていた先入観を打ち壊す青い鳥のキャラデザw適当に描いた感が溢れるのに、うざいけど可愛いという微妙な線を突いてきたのはしてやられた感がアリw
・~8話ED~雰囲気が超好き!!妖とか怪しげで。通路の灯篭の灯が揺らいでいるのとか、灯篭や妖だらけの室内中央に現れるにっかりの影とか、PVとして非常に良い。長く見ていたい。『にっかり妖かし数え唄』(にっかり青江 ※幽霊退治戦隊の合いの手は要らないかなw)
・~11話~まさかの沖田君本人が顔出しで登場w(安+清÷2の顔)&すっごくシリアスです!刀が銃で戦ってるよwな人(陸奥守)と、すわ歴史改変か!の会合。
・からの~11話特殊ED~シリアスな歌無し楽曲が臨場感を高めて良いね。すっきりした安定の止め絵もタッチが変わったかのようで新鮮!※挿入曲タイトル記載無し。
・12話もそうだが、全体的にちょいちょい出る山姥切が可愛いなw
・~12話~11話に続き、シリアス戦闘シーンがなかなか動いてて良きかな。無事に最後はほのぼの日常系で温まるシーンでEND。安定の極修行とかいうやつ一瞬で出戻りで匂わすだけ(ゲームより先行なので)だったけど、2期が出たらそこの修行内容見てみたいw

<ドン引きシーン>
・~6話~うどんミュージカルの間延び感。テンポが不安になるほど悪い。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

このアニメは、とある本丸のとある刀剣男士たちによる、花丸な日々の物語です

お舟の次は刀ですか、手を変え品を変え、オタクも凝りませんね。
DMMゲームスとニトロプラスが作ったのが本作で、お舟は角川ゲームス。
まぁ元々お舟のヒットを受けて作ったらしいんですけど、馬鹿の一つ覚えで同じようなものが乱造されて、それに対して律儀に群がる人達の意志の薄弱さを嘆かずには居られません。


<物語>
「艦これ」や本作の事をずっとソシャゲだと思ってたんですけど、これらはブラウザゲームなんですよね。
ブラウザゲームのアニメ化っていうと「MOE」や「PSO2」といったMMOのイメージですけど、こういったのと同系統って認識で合ってますかね。
さて、物語に関して思うのは、花丸と謳うのであれば、最後まで日常に徹すれば良かったんですよ、何故中途半端にシリアスを入れるのか。
序盤の毒気の無さは日曜日の夜に丁度いい塩梅だったんですがね、基本的には明るくて元気なキャラしか居ないということで。
時代背景を何だかよく分からない時空の狭間に設定することで、年代考証の矛盾を適当に解消しているのは英断だと思います。

<作画>
"全ての日常アニメは動画工房に任せてくれ"と言わんばかりの気概を感じます。
ゆるほもでもゆるゆりでも何でも御座れという感じで、まぁ特に崩れずに良かったと思いますよ。

<声優>
今を時めく若手男性声優が軒を連ねて居るのでしょうか、中には名前を存じ上げない方もちらほら。
お舟の方は兼役も多かったので、本作においては声優には力を入れているという事でしょうか。
声優に関して一つ、博多藤四郎の声優が、如何にも変声期の最中の中学生って感じで、驚きのマッチ具合でした。
博多はそこまで人気が出るとも思えない容姿(って失礼にも程があるんですけど)で、それなのに登場回は作画も気合いが入っていて、印象に残りました。

<音楽>
OPは梅津さんが手掛けてますね、乱ちゃんが髪を構っているカットが好きです。
曲は美少女動物園にありがちなワチャワチャした曲をそっくりそのまま男声に変えたものです。
EDは1話毎に違う曲が用意されている仕様でしたが、何一つ記憶に残っていません。
EDって1クール以上触れてやっと脳に刻まれるものだと思ってるので、こういうやり方は豪華ですけど勿体ないですよね。

<キャラ>
薬研贔屓で炎上したり、同田貫の家紋のミスで炎上したり、腐女子の方々もこの期は随分と忙しそうでしたね。
談論風発は大いに結構ですが、皆さん、花丸ですよ~、はっ、なっ、まっ、るっ。
この頃よく使われていた"お墓を立てる"って言葉は、未だに理解しかねてるんですけど、要は推しのキャラがアニメで動いていて眼福が死因となったって感じですかね。
推しのキャラが不遇な扱いを受けてお墓を立ててた人も散見されたので、いやはや腐女子の方々が使う言葉は難解です。


男が本作を見ても何が楽しいんだろうって感じです、まぁ日本刀を知る切っ掛け作りとかには最適なのかもしれませんね。
歴史上の著名人が所持していた刀の記述なんて、そんなに残ってるものなんでしょうかね。
日本刀図鑑がある訳ですから、元ネタの歴史を追える設定資料集みたいなのがあれば楽しそうです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

63.3 16 2016年度のゲーム原作アニメランキング16位
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (119)
612人が棚に入れました
2010年6月に発売された人気ゲームソフトを原作とし、2011年7月に第1期、2013年に第2期、2015年に第3期シリーズが放送されたテレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』シリーズ。登場するアイドルたちは、数多くのファンと共に愛と夢を育み、感動を共有してきました。そして2016年秋、新たなアイドルグループを迎えたうた☆プリワールドが、伝説となるべく再びステージへと戻ってきます…!

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、緑川光、小野大輔、代永翼、内田雄馬、高橋英則、木村良平、山下大輝、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、杉田智和、若本規夫
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤバイ4期本気で獲りにきてる、時々スベってるけど。[完走後追記]

1期〜3期はながら見してたから、正直舐めてたけど、4期何があった⁈
シリーズ断トツで面白いぞ!

2期なんて正直たまに寝てしまう時があったが、3期カルナイから歌も良くなり始めて、ヘブンズ再登場ではっちゃけつつも演出良かったから可能性はあったけど、まだまだストーリーが安定してなかったし。
それで蓋を開けたら、4期は3話まで外れが無いのは全く予定外なんだが。
え、まさか円盤前期超え行くの?
円盤どころか、各種CD発売にカルナイ単独ライブまで。ワールド広がりすぎ!
この一作で極限まで女子の財布が絞り取られるだろコレ。
今期女子向け戦場で、前作までの出来ならトップ陥落の可能性もあったんだが、これは…

シリーズ中どんどんユニット増やすから、絶対途中で破綻するだろと思ってたんだけど、シリーズの期をまたいで良く再構成出来たなと。もし1クールだけで3ユニットいたら絶対纏まらなかったろうに。これが次があるという強みか、底力か。

3期はスターリッシュより先輩ユニット、カルナイに焦点を当てて、かなり先輩キャラ達の人物掘り下げしてたし、4期は宿敵ヘブンズまで出て更にスターリッシュの影が薄くなるのかと思ったら、3つ巴展開で上手い具合に3組絡ませつつ、新登場のヘブンズ各キャラをスターリッシュに絡ませて新キャラの掘り下げに入ると!
キャラ増えてもスターリッシュを捨てずに整理できるようにしてあってかなり構成が上手いわコレ。(7+4+7=18キャラだよ!)
そして各ユニットももう一回り成長できそうな話しを組み込んでるから熱血要素があって大変よろしい。

作画も上々で安定、声優は芝居だけじゃなくて歌のレベルが一段上がった‼︎
3話のハモりがやばい。宮野さんだけでなくて、内田雄馬さんがここまで歌えたのかと!
いやいや、アニソン基本聴かない勢(普段はロキノン系)なんだが、良い意味で驚きです。ヤバイです。

正直、自分が過去シリーズ見れてこれたのは、女子向けナンバーワンのキャラ作画力…
絶対キャラだけは崩さない鉄壁の作画と、うたプリによって確立された省エネ止め絵の妙(動かないと文句言われないギリギリのライン)を楽しむためだけに見ていたようなものだが、まさかここまで今期でシナリオを練られてくるとは!

シリーズ見てないと視聴は辛いかもだけど、やっぱりアイドル物でうたプリは無視できないと分かったので、3期まで乗り越えてから是非4期見て欲しい。
(この時点での評価4.2)

-----完走後追記-----

4話~8話 ※部分的に酷評注意
{netabare} このあたりは、3話までの評価を覆したくなるくらい酷い出来だった。まあ、ある意味このシリーズのお約束か。眠くなるパターンだった。
作画がうたプリなのにびっくりするくらい崩れまくってて、スタッフどうした?!10月危機がここまで来たのか?って思ったよ。
ちょっとカメラ引いただけで、すぐコイツ誰だよ?ってなってたりして。
後付けで書いてるから、記憶が定かでないところもあるが許してほしい。

また翔ちゃんギャグ要員かよ。シリーズ全編格好良いとこなくない?なんですぐ肉体勝負すんの?そして肝心のコラボキャラソン(翔&大和)まさかのカット?!作画班死んだ?翔ちゃん担当回割り食いすぎじゃない?脚本もつまらん。

セシル回はいつも通り歌いながらくるくる~
シオンはクールそうな顔して何この不思議ちゃん。。。頭悪そう。
シオンcv.山下の歌声は好きなんだけどな。実は、セシルcv.鳥海の歌声は私的にキツイのん。あ、キャラソン(セシル&シオン)復活した。ますます翔ちゃんが不憫すぎる…

レン回はドラマ対決ちょっと面白かったw
天才肌ヴァンかー。訛りが…喋ると下町のあんちゃんぽい。見た目はダンディで非常に好みなのに残念!2人して春ちゃん♀に両サイド壁ドンするなよw
キャラソン(レン&ヴァン)はダンディズム溢れていい感じだね!両者とも美声すぎる!

那月回はついにサツキと人格統合!キャラ付けの一つだったのに、次シリーズから那月回どうなるんかね?
このあたりから今作でシリーズ終了かと予想してたわ。
ナギはいつも通り生意気可愛い。そりゃナギからしたら那月が二重人格なら分けわかんないでしょうよ。あんまり親密度上がってない2人。
キャラソン(那月&ナギ)ではハロウィンイメージ映像が格好可愛い☆那月&ナギVSサツキがラスボスヴァンパイア的構図、よきかな。

真斗回。綺羅との名家対決。真斗が甘ちゃんすぎた。経済的な財閥なら後継者問題はどうでもなるけど、血筋が物を言う由緒正しい名家だと大変だよな。なんかいい風にまとめてるけど、これ根本的なお家問題解決してないんだが。
キャラソン(真斗&綺羅)は和風ソングで、和装に舞踊+ピアノで良い感じ。客席に魂飛ばしてんのはシュールだけどw
{/netabare}


9話~11話 ※一部BL注意
{netabare} 満を持してのチームリーダー、音也回!まさか3話連続でやるとはなぁ!
そしてまさかまさか、音也が闇落ちするとは!!ゲームやらない自分には思いもよらなかったよ!
目が覚めた。というか、離れかけた心がまたうたプリ5期に戻ってきた回だったね。音也だからこその意外性とかが良かった。
瑛一が裏のある変態かと思ったら、素でやってたんかーーーい!ってのが1番の驚き。壁ドン・興信所(ストーカー)・頬ナデナデ・背後からのハグ、瑛一ってヤンホモだよな?音也をレ○プ目にしやがって。
そして闇落ちしつつキャラソン(音也&瑛一)。2人とも甘い中~高音声だからいまいち深刻さが足りないっていうか、ラストカットが音也怖すぎ!!
当初から宣伝のキャラソンジャケット絵で音也笑ってないって指摘されてたけど、こういうことか!
そして他にも挿入歌がふんだんで大変良い。まだまだ家出中の音也に届けたいとばかりにスタリ曲「夢追人へのSymphony」が公共電波に流れるの非常に良い。歌詞と状況がマッチしていて、かつ超良曲。既存曲らしいのが信じられない!この為に作ったんじゃないのかってぐらいで、スタリ曲の中でこれが自分のNo.1になったよ。
そして、回復した音也を迎えに来た仲間とランナウェイ。外さないねーうたプリ流ギャグ。なんでひまわり畑(あけぼの公園・千葉を特定)~テレ朝ぽいTV局(六本木確定)まで全員して私服で走れんの?!誰か特定してたけど、40km弱・徒歩で8時間の距離。この後TV生出演てアホやろ。
最後はおバカ瑛一にイラっとしたレイジングが制裁でヘブンズに活動停止。
うん、なかなか面白かったw {/netabare}


12話~13話 ※ライブ語り増量中
{netabare} ライブステージングのレベルが更に上がったね!!リアルでもこのくらいのステージングでやってくれるのは上位レベルだと思うよ。ましてそれをアニメにするなんて、ここのアニメーターはライブというものが分かってるね!やっぱりうたプリと共にライブの表裏を見て成長してきた成果かな。
そして限界まで近づけた手書きとCGのキャラの統一性。これが本当に上手いなと。ギリギリまで分からないまでに仕上げてきてる。世のアイドルアニメはこれを参考にするべき。

まず、QUARTET NIGHT
カルナイはいつも良曲だから好きだわ!
衣装は白が主体。さすがの貴族風衣装!これを着こなすのはカルナイしか居ない(笑)
これがまさかのプロジェクションマッピングの演出に使われるとは、演出もよう考えたわ!!
中央天井の四面モニターが旋回しながら4人のアー写が順番に出る演出もニクイね。これぞ上級アイドル!
堂々たる威厳と、セクシーさを兼ね備えているダンス。光と影の演出も良い。
ステージ上にカミナリかプラズマ出た時にはひゅう♪って口笛吹きたくなったわ。まじ最高すぎる!!!

HE★VENS
ヘブンズの曲も良いよねー。好きな系統だわ。
今回のは特に瑛二cv.内田のソロパートが素晴らしい!!さすがユニット1の歌ウマ。
衣装は青と白のミックスでお洒落普段着に近いけど、さすがスタイリストが整えたって感じがして良い。
そしてダンスの構成がまた素晴らしい!ダンスガチ勢が完コピしたくなるやつ!スタイリッシュかつ勢いのあるグループって感じが良く出てる。
青い炎が通しで演出に使われてて、ユニットカラーにもマッチしてて非常に良い。さすがインフェルノ!(曲題:不滅のインフェルノ)
ただ尺が短すぎて、若干の物足りなさを残したのが惜しい。訳:もっと見たいぞ!

ST☆RISH については、まさかのEDがB面だったのかよ!4期にして初めてのイレギュラーだよ!!
そしてこのA面曲、スタリのTVシリーズ中で上位レベルで良い曲だよ。特にトキヤcv.宮野と那月cv.谷山のファルセットに痺れる!
(キャラソンとか買ってないから他は知らないけど。)
衣装は黒を基調に、近衛兵みたいな個々のキャラ特徴に合わせたお洒落なデザイン。アイドルとしてしつこくない、リアルでステージ衣装にしても格好良いだろうね。
最初の導入で静けさの中にサイリウムがポツポツと点灯していくのも良い演出。否がおうにも期待が高まる!
しかし、ここにも作画力の衰えが見られたのは非常に残念だった。よりによってメインユニットの大トリライブステージなのに。ちょっとカメラ引いただけで、メインユニットの顔が崩れるなんて。そこはキメて欲しかったのに!
CUTは人数多いから画面2分割に納得。でもポージングとか格好良く描かれていて作画リソースをギリギリまで減らしながらもダンスも良い感じで魅せてきた!
ただし、止め絵アップにしてしまって見えないとこでやってたダンスを全体を見せてくれたら絶対痺れる格好良さのはずなのに、これかなり勿体ないよ!まあ難しいの分かってるけど。(作画リソース問題)
7人が星を描くとこも曲に嵌ってタイミングがドンピシャ!非常に気持ちが良い。もう客への煽りとか本物のライブレベルだね。

そして、やっぱりEDも来た!まさかの全ユニットでの合唱!!まじかよ!
アンコールみたいな扱いでぶっこんで来るとは中々面白かったよ。まさかのTシャツ衣装w

ライブ以外については、まあシャイニング居るだけで可笑しいのはずるいけど、世の乙女がときめくハグシーン、、、いやこれをハグとは認めん!もう恋人抱きだろ。音也発情すんなw
真斗がなんかエロくなった。あ、片髪耳にかけてるからか。
顎クイッでおぅふっとなるのは、さすがカミュ様w

ストーリーはスタリ優勝は分かってたからそれはいいけどさ、(本当はカルナイに明け渡してくれた方が面白かったんだけど/ステージ完成度的な意味で。)
捻りも何も無いけど、司会者がヘブンズは辞退です言ったそばから華麗に登場!登場の仕方が色々おかしいw
ヘブンズ復活もうちょっと掘り下げればいいのに。レイジングは一体何をしたかったのか。多くの社内スタッフがヘブンズの味方になって裏切られてんじゃん。業界のドンじゃなかったのか。案外力ねーな。
そもそも自分とこのユニットのヘブンズ辞退させてたらその時点でシャイニングの勝ちで、お前もその場に居る必要ないんだぞ?
まあ最後は改心して大団円だったけど。 {/netabare}


以上で、初めてネタバレ込レビューで渾身のネタバレ隠し感想書いてみた。
本当時間がかかるね、これ。読む方も時間かけてくれてありがとう。

ちょっとアイドルアニメ担当者には、最終話感想だけでも読んで欲しいわ。
これを見て、アイドルアニメの有り方を考えて欲しい。本気でアイドルアニメ作れないならそこに2匹目の泥鰌は居ないよ。

そしてうたプリ4期、山あり谷ありだけど、パフォーマンスで全て許されたw
次シリーズ続くようなので期待☆次はSSS(オリンピック・仮)のオープニングショーが舞台だね。
<最終評価:物語3.0↘ 作画4.0↘ 声優4.5↗ 音楽4.5↗ キャラ4.0→>

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

全身で音楽を感じる輝き。彼ら全員が、伝説の星、レジェンドスター!!

「うたの☆プリンスさまっ」4期です。

ストーリーは3期の続きです。
3期のラストでお預けとなった結果発表から物語はスタート。

リアルタイムで楽しんでいた人にとっては、
1年半待ったことになりますね^^;

4期は全13話です。


● ストーリー
国際的スポーツの祭典“Super Star Sports”、
略してSSS(トリプルエス)。

大会のオープニングアーティスト選考審査ライブで歌ったST☆RISH(スターリッシュ)、QUARTET NIGHT(カルテットナイト)、HE★VENS(ヘブンズ)。

正々堂々と戦い直したいという申し出により、
3組による決戦ライブが決定した。

公平を保つため、3グループとも決戦ライブでは、
七海春歌(ななみ はるか)作曲の新曲を歌うことが決まった。

決戦ライブに向けて、
己のグループの音楽を高めるそれぞれのグループ。

そんな中、ST☆RISHはHE★VENSとのデュエットプロジェクトを行うことが決まった。


HE★VENSは2期で3人グループとして登場していたのですが、
新メンバーが加入して7人グループとなりました。

これまでのキャラで十分だったのにと、
新キャラには正直お腹いっぱい…。

ST☆RISHとペアを組ませて、
一人ずつ掘り下げようという構成ですね。

ST☆RISHも一人ずつスポットライトを当てられるし、
構成としては悪くなかったと思います。

でも個人的にHE★VENSメンバーには魅力を感じられなかったので、
内容は面白いと思えませんでした。

好きなキャラを楽しむという点では変わらないのですが、
お話には少し飽きてきたのかも^^;


乙女ゲームが原作なので、
主人公の春歌はおいしい立ち位置です。

作曲家として全グループに関わり、
アイドル達もみんな春歌が大好きです。

国民的アイドルのイケメン達にハグされても動揺しない春歌、
強者すぎます。笑


盛り上がったのは、
やはりライブシーンですね♪

ライブシーンの音質は何かこだわられていたのかしら?

実際のライブのような迫力と力強さを感じました。


いろいろと演出やストーリーの流れには突っ込みたくなるところが満載ですが、盛り上がるためなら現実的なことは一切考慮しない。

むしろ、細かなところにこだわっているとキリがないので、
そこは「うたプリだから」と笑いに変えましょう。笑


● キャラクター&声優
ST☆RISHが7人、QUARTET NIGHTが4人、HE★VENSが7人、
合計18人のキャラクターが登場します。

…18人って、数字にするととても多いですね。笑

ST☆RISHがメイングループなのですが、それ以外のキャラが推しでも楽しめるよう配慮されているのはすごい^^

私は1期からずっとST☆RISHの来栖翔(くるす しょう)を推しているのですが、今回も可愛かったです(*´ω`*)

でもやっぱり目立つシーンは少なくなっていますね^^;

声優さんは皆さん歌がうまく、歌唱シーンの演出はなんだか笑えるのに、声優さんの歌声かっこよすぎてもうそれで全てがよくなる魔力。笑


● 音楽
【 OP「テンペスト」/ 宮野真守(作中では、一ノ瀬トキヤ役) 】

今回も宮野さんの歌うOPです♪

学生の頃の制服で歌うST☆RISHが懐かしい♪


【 ED「マジLOVEレジェンドスター」/ ST☆RISH 】

いつもギャグ寄りに感じていたうたプリのEDですが、
今回はなんだかまとも…!w

普通にいい曲でした。

絶妙なダサさもなくなっていて、
なんだか少し寂しかったです。笑

今回一番好きだったのはこの歌だったかもしれません。

ライブで聴くとテンション上がりそうなのは、
「WE ARE ST☆RISH!!」の方かな^^

新曲のはずなのに、合いの手ばっちりで乗ってくるお客さんがさすがのファンすぎるww


その他、グループごとの楽曲やST☆RISHとHE★VENSとのデュエット曲など、とにかくたくさんの歌が流れます。

豊富な楽曲はうたプリの大きな魅力ですね♪

しかし今回は特にお気に入りの曲が見つからなかったことが残念でした。
どれも悪くはないんだけどなー。


● まとめ
キャラは増えすぎてて、お腹いっぱいです。
ST☆RISHだけでも十分だと思っているので。

カルナイはいい先輩敵立ち位置で、
HE★VENSはライバル的立ち位置と思えばいいのかな?

次は劇場版へ♪

4期ラストのST☆RISHの会話からすると、
3グループでライブをする話になりそうですね。

どんどん大きくなっていく彼らの成長から目が離せません♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

勢いありますねぇ…

この作品の原作ゲームは未プレイですが、これまで1期から視聴している事もあり今期も視聴する事にしました。ヒロインを演じるのが沢城さんである事も背中を押してくれているのですけど…

しかし、気が付けばこの作品も4期ですか…
こんなに続いて、さらに4期最終回では「新アニメプロジェクト始動!」との発表が…
これだけ人気があるのは原作ゲームの人気があるからだろうなぁ…とこのレビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ…
販売されているゲームが何種類もあるんです。
本編、続編、ファンディスク、音楽ゲームにアプリゲームまで…

最近、女性向けと思えるアニメが増えてきたなぁ…と思っていましたが、その巨大マーケットの一部を垣間見た様な気がしました。

なぜ女性はそんなにもお金をつぎ込む事ができるのでしょうか…
「わたもて」の芹沼さんの様な熱狂的なコアはきっとごく一部でしょう…
それに男性でも「ラブライバー」の皆さまのつぎ込み用は半端ありませんし…
これに関しては謎のままです。

今期のミッションは大きく2つ…
一つはST☆RISHとHE★VENS共同でのデュエットプロジェクトを成功させる事…
もう一つは、国際的スポーツの祭典・通称SSS(トリプルエス)のオープニングアーティストをST☆RISH、HE★VENS、そしてQUARTET NIGHTから1組を選出する事です。

デュェットプロジェクトは、お互いのユニットから選出された1名同士で歌を紡いでいくのですが、皆さん個性的な人ばかりなので、作業がちっとも前に進まないんです。
前に進まない理由はそれぞれ…ですが、中には耳を疑いたくなるようなのもありましたけれど…
何度「仕事なんだからもっとちゃんとやろうよ…」と思った事か…

でも結果的にデュェットプロジェクトは、それぞれが脱皮して成長する上で必要な事だったんだろうと思います。
個人が成長すればユニット全体のパフォーマンスが上がる…トリプルエスに臨むという事は、そういう事なんだろうとそれぞれのユニットも理解できたと思います。

この作品の熱狂的なファンの方には申し訳ないんですけど、私はあまりイケメンには興味がありません。
ST☆RISHこそだいぶ見慣れたので分かるようになってきましたが、その他は人を入れ違えてもきっと全く気付かない自信があります。
もちろんキャラ名も全く分からないです。

なんか、みんなイケメン過ぎて同じ様に見えるし、ユニット間でのキャラが被っているのが余計分かり辛くさせる様な気がするんですよね。

それじゃ何を楽しみに視聴していたかというと、七海の作る曲に魅かれて見ていた…といっても過言ではありません。
曲がメチャメチャ恰好良い…それにピアノの旋律がとても綺麗…
何曲かはピアノの旋律に本気でドキドキした事もありました。

だからこの作品はイケメンだけじゃない…楽曲も最高に格好良いから人気があるんだと思いました。
もちろん、沢城さん演じる七海…登場する人全てに好かれるという、ちょっと考えにくい設定の女の子ですが、一心不乱に譜面と向き合う姿勢は嫌いじゃありませんでした。

トリプルエスでしのぎを削る3組のユニット…女神が微笑むのは一体どのユニットなのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、宮野真守さんの「テンペスト」
エンディングテーマは、ST☆RISHの「マジLOVEレジェンドスター」
宮野さんのオープニングが良いんですけど、歌うのはちょっと難しそうです…
この曲の最後…余韻を残すかのように奏でられるピアノの旋律も鉱物でした。

1クール13話の物語でした。
「新アニメプロジェクト」という事は、メインヒロインは七海じゃなくなってしまうのでしょうか…
ST☆RISH自体が無くなったりとかはしないですよね、きっと…
続編…放送されるならまた視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

56.3 17 2016年度のゲーム原作アニメランキング17位
鬼斬(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (116)
565人が棚に入れました
舞台は、異ノ國・日本、少女たちが繰り広げる妖怪討伐バトルコメディ!
魑魅魍魎が跋扈する異ノ國・日本。「神喰い」と呼ばれる、地の底より生まれし魔物が、
万物の指導者である神に牙をむき人々に恐怖を与えていたが、三つの大結界に封印することで、
長きに渉る死闘に幕を閉じることが出来た。それから時は流れ、何者かによって大結界の一つが破られた。
再びの世界の危機に、少女たちが立ち上がった! !
静御前・義経・茨木童子・かぐや・あまてらすたちが神喰い・サタン討伐を目指す! ?
…各話5分で! !

声優・キャラクター
鈴木愛奈、松井恵理子、三森すずこ、橘田いずみ、原奈津子、中島由貴、中根もにゃ、木下望、小西克幸

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

静御前・・・良かったッス(//∇//)

この作品の原作は未プレイですが、可愛らしい女の子たちが飾るジャケットを見て視聴しようと決めていた作品です。

「これはこの世に厄災をもたらす神喰いと戦う少女たちの物語・・・」
この様な下りで物語が始まります。

レビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ・・・この作品のジャンルは「日本の歴史」だったんです。

確かに登場人物は架空の人も含めて歴史上の人物かもしれません。
でも、登場人物は全員女性なんです。

静御前、かぐや、あまてらす・・・はこの設定でも合点がいきます。
しかし、義経や茨木童子は・・・女性じゃありませんでしょう・・・
義経を知らない人はいないとして、茨木童子は酒呑童子の一の舎弟でかなりの美少年だったとか・・・

そしてサクラ・・・確かに女性ですけれど、どのサクラさんなんでしょう^^;?
私の頭の中ではサクラ大戦 花組の真宮寺 さくらしか思い浮かびませんでした。
でもこのサクラさんは歴史上の偉人じゃありませんし・・・

極めつけはジン・・・登場人物唯一の男性なのですが、どこの誰かが皆目検討がつきませんでした。
この作品における彼の扱いは独特・・・何といっても「声無し」でしたから^^;
声無しだからといって台詞が無い訳ではありません。
ちゃんと台詞はあるのですが、彼の発言だけRPGの台詞ウィンドウが現れて、そこに記載されるんです。
「フルボイスは女性のみ」とい注意書きもテロップされる徹底ぶり・・・ここまで潔いと逆に気持ちが良かったです。

物語は神喰いを根絶やしにするため彼女達が奮闘する・・・という展開なのですが、実際に奮闘するのは尺の約半分で残りの半分はグダグダ日常系・・・という感じです。
でも、キャラデザも可愛いし声優さんも頑張っているので、普通に楽しめる作品でした。
物語的にはガー子の話なんかは、私にとって思い切りストライクな展開でした。

静御前のCVだった鈴木愛奈さんのボイス可愛い・・・ググってみたら城下町のダンデライオンの幼稚園年中さんだった櫻田栞ちゃん役を演じられていたんですね。
そしてみもりん・・・演技がとても上手で流石としか言い様がありませんでした。

オープニングテーマは、STARMARIEさんの「姫は乱気流☆御一行様」
作品の雰囲気にマッチしたノリの良い曲でした。

1クール13話で3分枠のショートなので、サクっと視聴できる作品です。
視聴する人を選ばない作品だと思います。
グダグダ日常系が問題無い人にとって、箸休め的に視聴するのに丁度良い作品だと思います。
最後のテロップで「つづく」と記載がありましたが、右下が(嘘)となっていたので、続編は難しいのかな・・・^^;?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

おふざけが過ぎますぞ。

美少女たちが神喰いという化け物と戯れるアクション萌えアニメ。
鬼斬なんて怖いネーミングに惹かれたのが間違いの始まり。
ずばり、アニメの目的はゲームの販促オンリーです。

テンポの良いOP曲が癖になりそう。
美少女たちが踊り狂う、そして決めポーズ。
茨木童子、義経、静御前、かぐや、あまてらす。
もう名前なんて適当です。

どうもコメディータッチなのに、大部分が滑ってます。
くだらない上にわざとらしい演出が原因でしょう。
ただ、ナレーターさんのツッコミは笑えます。

なぜか舞台は九州から関西までと中途半端。
あれ、東日本は?
最終回に新キャラも登場。
まさか2期があるのかな。
勘弁して下さい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ゲーム販促作品

全13話 1話3分ほどのショートアニメ

この世に最悪をもたらす神喰いという化け物を倒す少女たちのお話ですが、半分ほどはキャラのおバカなエピソードが主となっております。

キャラには、歴史上有名な方たちの名前がついていますが全然関係なさそうです。

ギャク作品のようですが、あまり笑えなかったかったですね。

キャラ萌え作品みたいなのでキャラが気に入れば観てもいいかもしれません。

最後に、タイトルが仰々しいのでもっとシリアスなお話だと勘違いしていましたw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

55.7 18 2016年度のゲーム原作アニメランキング18位
学園ハンサム(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (137)
536人が棚に入れました
あの伝説の恋愛アドベンチャーゲーム「学園ハンサム」がTVアニメで10月から放送決定。

声優・キャラクター
花江夏樹、木村良平、鈴木裕斗、柿原徹也、野宮一範、鶴岡聡、楠大典、明坂聡美

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

30分程度で完走できますよ。

アニメーション制作:チーム欲求腐満
2016年10月 - 2016年12月に放映された全12話のTVアニメ。
1話あたり3分程度のショートアニメです。

原作は大学生のサークル(2008年当時)による同人ゲームであり、
一般人からも出資を募り、アニメ化が実現したそうです。

【概要】

男子校である私立薔薇門高校に転入してきた主人公は、
個性的な5人のイケメンと出会います。

主人公はノンケなのにBLな彼らからモテモテ。
この作品は男同士の友情や絡み、狂気を含んだナンセンスなやり取りを楽しむコメディです。

【感想】

一言で言えば“顎” この世界の美醜の基準は顎は尖っているかですねえ。
この世界なら、カイジは絶世の美男子?

登場人物に銀髪に無精ヒゲの男性教師がいるのですが、
見たままがヒゲのついた大根みたい。

このアニメの“イケメン”は全員が刺さりそうな鋭利な顎でして、
殆ど見た目で出オチみたいなアニメですが、
原作ゲームサイトを訪れたところ、一部を覗いてキャラ紹介の絵柄が全然違うじゃん(笑)

顎の尖った志賀くんと顎の尖った校長のキャラデザ担当者がアニメ版の監督。
ああ、本来ならバラバラな絵柄な登場人物をアニメ用にキャラデザを統一しちゃったのかな?
と思ったら、アニメ版と同じキャラデザのスクショがあったりしてます。
わざわざゲーム版をプレイしたいとは思っていませんので、詳細は謎ですが。

実際にアニメを観たところ、キャラデザが酷いのは仕方ないとして、
作画枚数が凄く少なくね?ショートアニメなのに更に?と疑問だったのですが、
資金の集め方が特殊のスタイルで低予算アニメっぽいですね。

ネタアニメとして楽しめれば良いのですが、
個人的にはお笑いの傾向が自分には合わなかったかな?
ショートアニメなので間延びすること無く各話が終了したのは良かったのかもしれません。
自分の基準が絶対ではないですが、
マニアックな笑いをとるカルトアニメってのが最終回まで観た印象でした。

あ…!主人公の妹の声に妙に覚えが有ったのですが明坂聡美だったのですねw


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26
ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ニコニコで一時期ブームだったBLゲーのような何かのアニメ

 原作はBLゲー。ただし実際にはBL要素はかなり薄く(絵柄や作風がそうさせる)カオスなゲームです。
 一癖も二癖もあるキャラが織りなす男同士の恋愛を描いたり描いていなかったりするのが特徴。ルートによっては世界観がガラリと変わったり、選択肢によってはカオスな展開になる。言葉で説明するよりニコ動のプレイ動画か実際にプレイするのが早い気がします。

○主人公
 私立薔薇門高校に転入してしまった高校生。普通と見せかけてあまり普通ではなくサッカーの才能があったりする。
 キャラに対して辛辣なツッコミなどをする。

○西園寺 輝彦
 アウトロー教師で美術顧問。
 ファッションセンス以外はルートを含め案外普通な人。

○美剣 咲夜
 サッカー部キャプテン。
 学園ハンサムの顔的存在(多分)色鉛筆先輩とも呼ばれることも。
 暴力的な問題児だが主人公の消しゴムを拾う優しい一面もある。
{netabare} 咲夜ルートでは咲夜が部員と喧嘩をして顎で部員を殺害してしまい、主人公をも顎で殺害しようとする猟奇的な一面をみせる。 {/netabare}

○鑑 蓮児
 生徒会会長。
 あまり威厳を感じない生徒会長。

○早乙女 拓也
 幼馴染。
 声優の舌ったらずな演技が最大の特徴。カロリーメイトに情熱を燃やしている。

○志賀 慎吾
 もう一人の転入生。クールガイ。
 セリフ中に笑う時がある。
   {netabare} 世界観が変わるキャラの一人。夢の中で世界を救う戦士になる。
{/netabare} 

○夏目 次郎
 薔薇門高校の校長でセーブを担当するキャラ。アニメはセーブという概念がないので「ここでセーブするか?」というおなじみのセリフは聞けない、残念。
 主人公に「愛に性別は関係ない」というアドバイス(?)をする。

○優
 イケメン好きの小学生。
 薔薇門高校に勝手に侵入し校長と仲良くなったり、イケメン図鑑なるものを高校からパクったりするとんでもない小学生。
{netabare} そして男性である {/netabare}

○○潤 {netabare} 俳優の要潤のような化け物 {/netabare} 
 とあるルートに出てくるキャラ。アニメだと出てくるのだろうか。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

顎の尖り具合がカッコよさと直結(?)するアニメ

このアニメは同名のパソコン向け同人ゲームを原作とした
約5分枠の短編アニメである。
原作のゲームについて事前に触れておく、あるいは
少しの知識を頭の中に入れておくと内容が理解しやすいと
思われる。

ちなみに、このアニメは主音声と副音声の2つが存在する。
主音声の方は、プロの声優が担当している。
一般的に知られているのはこちらの方だろう。

反対に、副音声は、原作のゲーム声優が担当している。
ゲームに精通している方であれば、副音声の方が
楽しめるのではないだろうか。

このアニメが良いと感じたところは、誰が見てもネタアニメと
分かる内容を5分を言う短い枠内で収めようとしたことだ。
10分ならまだしも、これが20分、30分になると確実に
苦行物へと変貌してしまう。つまらなく感じた回の
方が多いのだが、変に尺を長くしようと悪だくみを
しているような感じは見受けられなかったため、
大きな不快感はなかった。

個人的に好きな回は、11話。内容としては
ハンサムボーイたちが、絵に描かれた自画像を元に
トランスフォームしていくという話。瞬時にやってのけるため
笑ってしまった。しかも、途中から人間以外の物にまで
トランスフォームする有様。私はとても楽しむことができた。
彼らの顎がとがっている意味が
やっと理解できたような気がする。(?)

OPとEDも比較的短く終わるので、記憶力がいい人なら
数話ですぐ覚えられそうだ。
しかも、EDに至っては映像までもが狂っている。
イケメンの肉体が異様なまでに伸びるのだ。
気色悪さを通り越して、不気味である。恐ろしや恐ろしや。

良くも悪くもネタアニメであることに変わりはない。
事前にこの作品をネタ枠として認知している方、
原作のゲームをプレイしていて、そこそこ面白かったと
感じてた方であれば楽しめると思われる。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

61.2 19 2016年度のゲーム原作アニメランキング19位
PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (70)
465人が棚に入れました
舞台は人々の欲望が渦巻く街――東京。
悪い大人たちを改心させているという「心の怪盗団」の存在が人々の間で噂されるなか、世間では物騒な事件が立て続けに発生していた。
そんなある日、「怪盗お願いチャンネル」に届いた1通の依頼をきっかけに、異世界の舞台に4人の高校生と1匹の黒猫が動き出す――。
原作ゲームともリンクする、完全オリジナルストーリー。


声優・キャラクター
福山潤、宮野真守、水樹奈々、大谷育江、杉田智和
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ペルソナ5クリア記念視聴o(^-^)o♪

PS4/PS3用ソフト『ペルソナ5』の
特番テレビアニメです。

ゲームの発売前に特番として放送されたアニメですが、
ゲームクリアしてから見ようと録画したまま温めてましたo(^-^)o

ペルソナ5のサブミッションの一つがアニメ化されています。

ペルソナシリーズは音楽がカッコイイのですが、
このアニメも音楽が良かったです♪
特に戦闘シーン。ゲーム中よく聞いた音楽が聴けて嬉しかったです!

作画も割と綺麗でしたが、
ゲーム内に差し込まれているアニメの方が綺麗だなと感じました。

ストーリーはいい感じにまとまっていたと思います。
面白かったです♪

***

ちなみにゲームはとってもとっても面白かったですo(^-^)o
3⇒4⇒5とプレイしてきましたが、
どんどん面白くなってきています。

キャラクターや世界観が魅力的で、
ストーリーやゲームシステムもとてもよく練られていると思います。

ただクリアにはノーマルモードで106時間かかりましたが…w(゚ロ゚;

アニメには関係なくて申し訳ないのですが、
ゲームの感想も少しのせておきますm(__)m
プレイされた方で興味のある方がいましたら(ღˇ◡ˇ))

【ペルソナ5 ゲーム感想】
{netabare} 以下、ゲームの重要なネタバレを含みます。
ご注意くださいm(__)m

<衝撃を受けたシーン>
{netabare} 明智君の裏切り。

そもそも仲間になった時は、
プレイできるとは思ってなくて、
とても嬉しかったですo(^-^)o

でもまさかの裏切り…orz
裏切者だとは全く気付かなかったので驚きでした。

その後、最終的に主人公たちを助けるシーンには涙。
そして生死不明(>_<)

主人公のことは気に入っていたみたいだし、
ラストまでに復帰しないかなと思ったのですが、
出てこなかったですね…残念。

でもここら辺、本当予想できない激動の流れでした…!
ちょっと震えるくらい衝撃を受けました。

やっぱりペルソナは面白いですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
{/netabare}
<好きなダンジョン>
{netabare} どのダンジョンも仕掛けがとても凝っていて良かったですლ(╹◡╹ლ)

特に好きだったのはシドウ・パレスの「客船」かな。
敵だけじゃなくて普通のお客さんとかもいるのいいですね。

キャラがネズミになってしまうのが面白かったです(笑)
ネズミになっても仮面つけてる!可愛い♡

でも敵に捕まったら何も出来ない!!
深く考えずに最初ネズミのまま捕まってしまって
何も出来ずGAME OVERになりました…(^^;
{/netabare}
<メインキャラクター感想>
{netabare} ペルソナ5は男女とも魅力的なキャラがいっぱいでした♡

●主人公(cv:福山潤)
…1番好きなキャラです(๑˃̵ᴗ˂̵)و特にビジュアルすごく好きでした!
 カッコイイのに髪の毛はふわふわでワンコみたいUo・ェ・oU
 プレイ中に何度か見惚れていました。

 男女からモテまくりでしたね♡さすが主人公!
 cvが福山潤さんなのも良かったのですが、
 しゃべらない系主人公なのでボイス少なくて残念でした(^_^:

●坂本竜司(cv:宮野真守)
…どちらかというと三枚目キャラポジションですが、
 カッコイイ声だな…と思っていたら声優さんが宮野さんでした。
 美声、聞き惚れました(ღˇ◡ˇ))
 
 スキル「マハタルカジャ」とっても役に立ちました!
 物理攻撃が有効な敵に重宝しました(^-^) 

●高巻 杏(cv:水樹奈々)
…ルパンシリーズの不二子ちゃんみたいでセクシー♪
 杏ちゃんは竜司との掛け合いシーンが好きでした。
 この2人お似合いだと思います(*´ω`*)

 スキル「コンセントレイト」をプラスした火炎攻撃は効果大。
 でも戦闘ではあんまり使わなかったかな。
 その前にやられたりしたので…ごめん杏ちゃん。

●モルガナ(cv:大谷育江)
…にゃんこ!にゃんこ!∩(^ω^∩)
 ラストで人間になった姿見られるかな!?と思っていましたが、
 にゃんこのままでしたね。

 モルちゃんも最後どうなるんだろうとドキドキしながら見ていました。
 結果、主人公とこれからも一緒にいられるHappyENDで良かったです♪

 後半戦では必須メンバーで、専ら回復役に徹してもらいました。
「ディアハラン」と「メディアラハン」のループです!

●喜多川 祐介(cv:杉田智和)
…時々差し込まれるアニメシーンがものすごい美形で驚きました。
 初回プレイで好感度MAXにいけた数少ないキャラです。
 性格は変わっていたけど美形だったので*⑅〃*❛ᴗ❛ *♪

 でも主人公が強い氷属性ペルソナを持っていることが多かったので、
 戦闘ではあんまり使わず…ごめん祐介。
 
●新島 真(cv:佐藤利奈)
…戦闘で1番使ったキャラになります。
 なにせ物理も魔法も強い!生徒会長カッコイイ!

 「マハラクカジャ」で防御力アップして、
 「マハフレイダイン」で攻撃して、
 「メディアラハン」で全回復まで!完璧♡

●佐倉 双葉(cv:悠木碧)
…女の子の中で1番のお気に入り♡
 恋人にしました*⑅〃*❛ᴗ❛ *♪
 金髪に眼鏡キャラ、好きです♡
 小っちゃくて可愛いし、デジタル系に強いのもGood!
 
 それだけにナビ役だったのが残念。
 操作したかったな~(>_<)

 でもサポートはかなり役立ちました!
 「ポジションハック」「ファイナルガード」で防げたGAME OVERもあったはず。
 ランダムサポートの各種スキルアップも助かりましたo(^-^)o

●奥村 春(cv:戸松遥)
…双葉ちゃんとどっちを恋人にしようか、
 ギリギリまで迷ったキャラになります。
 おとなしくて可愛いでも芯は強いご令嬢。好き♡

 戦闘では真に続いてよく使ったキャラになります。
「テトラカーン」「マカラカーン」をかなり使いました!
 通常攻撃よりも反射させた方がダメージ大きい敵もいたので(^-^)
 SPすごく消費しちゃうけど…。
「アムリタシャワー」も助かりました☆

●明智吾郎(cv:保志総一朗)
…主人公と対をなすキャラクター。
 かっこいいし結構好きだったんですけどね…(>_<) 
 でも悪役もイケメンっていいですね。

 わずかな時間ですが一緒にプレイできた間は戦力に加えていました。
 強かったし、装備もきちんと整えていたので、
 もう1度一緒に戦いたかったキャラです。

{/netabare} {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

ガイアのアース さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゲームへ益々期待してしまう!

元々ペルソナシリーズのファンなので、発売日に買うことは決定してあるのだけど、こんなもの見せられたら発売日前に欲しくなってしまうよ!

ただアニメ化してしまうのではなく、構成や展開に一ひねり加えてあって好印象

声優には然程興味が無いのですが、
主人公の声を担当した福山潤さんはとてもカッコいい声だと思いました。

主人公に名前を付けなかったり、極力性格を見せないようにしていたのは、
これからゲームを始めるユーザーの事を考えてくれてる気がして、嬉しかったです。

あと、これは尺の都合上しょうがない事なのだろうけど、
{netabare}
新島や双葉、春が登場しなかったのは残念。
彼女達はゲームで愛でることにします。
{/netabare}

ペルソナ5の購入を検討している人には是非見て欲しい!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

うち. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ペルソナ!

 ニコ生のタイムシフトで視聴。いつの間にか特番をやったそうですね。

 物語は男女四人と一匹の猫(?)が犯罪者の心を改心させる話で面白かったです。
 ペルソナの戦闘はよく動き、カッコよかったと思います、ゴエモンが個人的にグッド。

 彼らが行った世界はメメントスと言って人々の集合的無意識の世界だそうです、ゲームではランダム作成ダンジョンとして登場します。P4においてのテレビの中の世界と一緒ですね。

 P5がどういったゲームなのかという説明と宣伝のようなアニメでしたが面白かったです、ゲーム本編はもっと楽しいので興味を持ったらプレイをお勧めします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

63.3 20 2016年度のゲーム原作アニメランキング20位
SHOW BY ROCK!! しょ~と!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (101)
445人が棚に入れました
『プラズマジカ』『シンガンクリムゾンズ』といった、
アニメ本編に登場したそれぞれのバンドの日常が垣間見れるオフショットエピソードが満載!?のゆる~く楽しい『SHOW BY ROCK!!』スピンオフしょ~とストーリーです。

声優・キャラクター
稲川英里、上坂すみれ、沼倉愛美、佐倉綾音、谷山紀章、内山昂輝、柿原徹也、細谷佳正、早見沙織、松井恵理子、潘めぐみ、宮野真守、村瀬歩、逢坂良太、日高里菜、茅野愛衣、五十嵐裕美、村川梨衣、うえだゆうじ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

解子のルルルルーム♡

この作品は、「SHOW BY ROCK!!」に登場するキャラを深堀する作品です。
キャラの特徴を知らないとこの作品の面白さが半減してしまいますので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

「解子のルルルルーム♡」の印象が強烈だったので、完走直後は白栖川解子が頭から離れませんでしたが、ルルルルーム♡に出演したのはプラズマジカ、クリティクリスタ、トライクロニカ、シンガンクリムゾンズ、徒然なる操り霧幻庵のたった5回だけだったみたいですね。

このルルルルーム♡…ちょっと悪ノリ感があった様に思います。
クリクリのロージアちゃんなんて、どこまで突っ走るんだろう…と思いながら視聴していましたけれど…
でもCVが日高さんだけあって…ロージアちゃん、ホントに可愛いんですよね。
本当に暴走したのは11話でしたけれど…

個人的に残念だったのが、1期で一推しだった「徒然なる操り霧幻庵」の扱いです。
ダル太夫さん…本当はもっと恰好良いのに、ダルマ姿ばかりが目立ってしまって…
最後に徳の高いお言葉を頂きましたけれど、もっとミステリアスなダル太夫さんを見たかったのが本音です。

そしてルルルルーム♡の間に幾つかの話が織り込まれているのですが、贔屓のバンドのいる方には堪らない内容だったのではないでしょうか。
私的には4話の「竹馬の友」と6話の「運命の出会い」がツボでした。
登場してくれるのが、はやみん演じる阿と松井恵理子さん演じる吽…
4話は6話の布石となっており、二人が出会い…そしてお互いが必要な存在に昇華するまでが描かれているだけでなく、ダル太夫さんも登場するのだから堪りません。
「徒然なる操り霧幻庵」結成のきっかけ…気になる方は是非本編でご確認下さい。

この作品はたくさんのバンドが登場する作品です。
たくさんのバンドが登場するという事は、それだけ多くの声優さんが出演される訳ですが、出演されている声優さんの顔ぶれはとても豪華です。

プラスマジカ:稲川英里さん、上坂すみれさん、沼倉愛美さん、あやねる
クリティクリスタ:日高里菜さん、かやのん、五十嵐裕美さん、村川梨衣さん
シンガンクリムゾンズ:谷山紀章さん、内山昂輝さん、柿原徹也さん、細谷佳正さん
徒然なる操り霧幻庵:はやみん、松井恵理子さん、潘めぐみさん
トライクロニカ:宮野真守さん、逢坂良太さん、村瀬歩さん
これだけのメンバーが揃っていると、視聴する側は俄然気合が入りますが、作り手の方も同じなのではないでしょうか…

声優さんも豪華ですが、この作品はキャラデザの可愛らしさも特徴だと思います。
プラスマジカが歌う主題歌「ドレミファPARTY」が毎回流れる訳ですが、「Jan Jan」「Bang Bang」「Hyu Hyu」と声を掛け合うプラスマジカのみんな…
中でもシアンの可愛らしさはピカイチでした。

これまで徒然一筋でこのシリーズを視聴してきましたが、ここにきてシアンの株が急上昇しています。
普段はあまり感じないのですが、歌っているときのシアンが心から音楽を楽しんでいるようで堪らなく可愛いんです。
そんなシアンの可愛らしさが気になる方は是非本編でご確認頂きたいと思います。

1クール計12話の作品でした。2期への大きな弾みになったのは間違いないと思います。
引き続き2期の視聴を進めていきます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

秋からの2期に向けて!

☆☆☆放送開始時レビュー☆☆☆

秋から2期の決まっているSHOW BY ROCKですが
今期はキャラを使ったショートアニメになっています

ゲームなりアニメなりSB69の元からのファンに向け
ファンサービスを展開しつつも
全くのご新規さんにもキャラ紹介アニメとして観れる
というのが1話を見た感じの感想
まぁ5分アニメに多くを期待してはいけませんね

1期本編の時もカオスなギャグは結構詰め込まれていたので
(主にシンガンクリムゾンズ絡みですが)
サクッと観れるショートアニメですがそういう方面は
そこそこ期待していいのかも?

とりあえずは推しバンドである徒然なる霧幻庵が
どんな感じに扱われるのかが一番の注目ポイントですが

アニメ1期が終わった後に実装されたオリジナルバンド2種は
おそらく2期のメインキャラになるのではないかと思われます
BADVIRGINLOGICもARCAREAFACTも音楽的にはかなり好み
この2バンドがしょ~とにも登場するのかどうかも
ちょっと注目したいところですね
ゲーム内の情報がほんとに薄いので
チラ見せ程度でも出てくれるとうれしいですね

☆☆☆視聴後レビュー☆☆☆

全体的にギャグ方面に振り切れてるアニメでした
ショウバイロックシリーズの主役は一応シアンちゃんのはずですが
ショートの主役は有栖川解子なんじゃないかってくらい
うえだゆうじ無双してました
どうやらこれに味を占めてしまったようで
2期もこのままの有栖川一族でやっているようです

個人的には徒然結成エピソードがうれしかったのですが
ほかの話のインパクトが強すぎて
思いっきりかすんでしまっているのは気のせいでしょうか?

期待されていたBADVIRGINLOGICやARCAREAFACTは
ショートには残念ながら出てきませんでしたが
先行上映に行ったところ2期には1話から登場でした
アプリ組は2期要チェックですぞ!

作画のほうも1期以上のクオリティです
クオンテティの方を要求されない5分アニメなので
当然といえば当然ですね

音楽はまぁ悪くないんですが
放送に先駆けて発売・アプリ内実装されていたため
真新しさとかありがたみが全然なかったですね・・・

まぁあくまで2期の前座アニメだと思って
軽い気持ちで楽しむのが吉でしょう

ちなみにアプリのベストアルバムに
映像特典としてしょ~とのDVDがついてきています
DVDのおまけでベストアルバムがついてるのか
アルバムのおまけにDVDがついているのか
なんだかよくわからないですが

あくまで公式にはアルバムがメインでDVDが特典ということなので
ゲームアプリが主でアニメが従というスタンスは
アプリユーザーとしては評価したいところです

全部通してみても1時間かからないので
2期を前にキャラの復習をしたい方は
ベスト盤を買ってみるのもいいかもしれませんね!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

プラズマジカの出番が少ないぞ!!!

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r~~ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | え--い、シンガンクリムゾンズはいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | プラズマジカを映せっ! プラズマジカの歌いぶりをっ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/


\  ちゃんちゃん♪       /
\  ドレミファぱーてぃ♪   /

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r~~ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | ED…かわいいぞっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | まさに、このEDこそが本編っ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/

※クソレビューなので餌(サンキュー)を与えてはいけません

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

56.2 21 2016年度のゲーム原作アニメランキング21位
あおおに ~ じ・あにめぇしょん ~(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (64)
229人が棚に入れました
町外れにある無人の洋館、そこにはお化けが出るという噂があった。ひろしはどうきゅうせいのたくろうやたけし、そしてみかとともに訪れたその館の中で、奇っ怪な化け物「あおおに」に襲われてしまう。様々な謎解きを経て、彼らは館から脱出することができるのか、それとも・・・。このまま“あおおに"と一緒に面白おかしく館で暮らすのか!? 死してなお“あおおに"と戯れる4人の肝だめしライフが今はじまる。

声優・キャラクター
逢坂良太、水島大宙、喜多村英梨、森嶋秀太
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

スプラッターなギャグに萎え萎え。"肝試しライフ"ではない‥

nopropsによる※RPGツクール製のフリーゲーム「青鬼」が原作。本編2分くらい。

洋館に迷い込み、閉じ込められた4人の少年少女が、異形の存在の恐怖に怯えながら謎を解き、逃げ、脱出を試みます。

原作ゲームは、いつ現れるか分からない正体不明の存在"青鬼"と、それぞれが独断で行動するキャラ達の危うさ、胃が痛くなる様な執拗な鬼ごっこなどに静かな恐怖を感じる作品なのですが、アニメ版ではスプラッター描写をそのままギャグにしている悪趣味な印象だけが残りました。雰囲気の違いに唖然‥。
{netabare}
1話‥はゲームオーバー直行ルート。登場人物4人が全員死亡。見も蓋も無い殺戮ショーで、気分を悪くするだけでした。

2話‥「たけしガタガタ‥」はけっこう色々な所でネタにされてますが、それで発電って、つまらな過ぎる‥それに焼肉のたれとか‥(汗)今回も原作の皮を被った別のお話と言う印象でした。そしてやはりゲームオーバー直行ルート。閉口。
{/netabare}
元々は探索が主体のゲームなので、2話以降毛色の異なった別のルートが描かれるという事も十分あり得ると思っていたので、しばらく視聴していましたが、全然その兆しが見えず‥。3話続いた殺戮ショーと笑えないギャグにウンザリ‥。原作ゲームは割と好きだったんですが、アニメの方はまるっきり別物。見ていると毎回気分が悪くなってしまうので、この辺でやめときます。


※:90年代初頭からPCソフトとして発売され始めた自分でゲームが作れて遊べる素敵なゲーム。スーパーファミコン版やPS版とかもある。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

青鬼でありながらしっかりギャグをやっている良作

ホラゲー原作。内容はギャグに寄ったハピツリを想像してもらうとわかりやすいです。

ホラーやスプラッターな要素はあるものの魅せたいものはあくまでもギャグ、変に風呂敷を広げたりせずに1話1話ショートアニメの尺で綺麗に終わらせるため全話通して全くダレておらず、雰囲気は原作のホラーな雰囲気を残しながらもギャグに徹していていたため中途半端さは残らず、しっかりギャグ作品として楽しめる作りだった点が見事です。原作ゲーム内の設定やシステムを活かした展開も多く、特に最終回のオチがとても秀逸だったりと、しっかり原作リスペクトを感じる点が多く見受けられたのも良かったです。

1話2分くらいなのでおすすめ。☆はマジでこの評価です。面白かった!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

怖いのかどうなのかも分かりませんw

全13話 1話約3分のショートアニメ

人のいない洋館に閉じ込められた4人に異形の化け物「青鬼」が襲いかかるお話をコミカル描いている作品です。

仲間が青鬼に食べられても、悲壮感も何もなく軽いノリでお話は進んでいきます。

2頭身キャラでコミカルに描いていますが、かなりグロテクスな表現内容が多々ありますので観るときは注意してくださいね。

最後に、いくらコミカルに描いていても内容が酷いので笑えなかったですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

63.6 22 2016年度のゲーム原作アニメランキング22位
アイカツスターズ!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (50)
219人が棚に入れました
『アイカツスターズ!』では、新たな主人公・虹野ゆめをはじめとするフレッシュなアイドルが、四ツ星学園へ入学するところから物語がスタート。アイカツ界で大活躍する4人のトップスター・S4を目標に、新たなアイドル活動に励んでいく。

声優・キャラクター
富田美憂、朝井彩加、山口愛、村上奈津実、津田美波、諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

方向性にやや迷いが感じられた、シリーズ第2作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第2作目。全100話。
3年半続いた前作の後継作品ですが、キャラや舞台設定は一新しており、この作品から観ても全く問題ありません。
毎回オープニングに主人公の挨拶風の語り、CM前後のアイキャッチ、カードを使ってドレスメイクするアイカツシステム、3DCGによるステージシーンなど、作品の基本的な作りは前作のスタイルを踏襲しています。キャラデザは少し変わったものの、背景画は前作と同じ雰囲気なので、アイカツシリーズとしての違和感はありませんでした。
ストーリーは、第1部(前半50話)では、アイドル学校・四ツ星学園に入学した主人公・虹野ゆめが、仲間と切磋琢磨しながら学園のトップアイドルを目指すという王道の流れ。前作と大きく違う点として、四ツ星学園では各アイドルが目指す方向性によって歌組、劇組、舞組、美組という4つのクラスに分かれており、その各クラスのトップ4人がアイドルユニット「S4」となるという設定があります。最初は深く考えずになかなか面白そうな設定だなと思ったのですが、観続けていくと、実は結構これが物語の足枷になってしまったような印象でした。主人公世代の主要なキャラは、虹野ゆめ、桜庭ローラ、七倉小春、早乙女あこ、香澄真昼の5人ですが、それが4つのクラスに分かれてしまうので、全員が直接のライバルというわけではなくなってしまいます。また彼女らが目標とする先輩も合計4人もいるわけで、全キャラが1つしかない頂点の椅子を目指すというシンプルな物語に比べると、ストーリーの盛り上がりの度合いでは、かなり落ちるという感じは否めませんでした。また、前作のように、頂点に立てるアイドルが1人だけならば、それ以外のキャラは全員涙を呑むわけで、負けてしまうキャラがいても個々のダメージはそれほど大きいとは感じなかったのですが、今作のように頂点が複数あって、負けてしまうキャラのほうが少数となると、その不遇感はちょっと気になってしまいました。
一方、本筋に直接関係のない、個別キャラ回などには良いエピソードもあって、特に香澄真昼、二階堂ゆず、白銀リリィあたりを中心に描く回は面白い話が多かったと思います。
第2部「星のツバサ」(後半50話)では、巨大な豪華客船を校舎にして世界中の有能なアイドルを集めるアイドル学園・ヴィーナスアークが登場、それを率いる世界最高のアイドル「パーフェクトエルザ」ことエルザ・フォルテやその仲間たちと、四ツ星学園のアイドルたちが競い合っていくお話になります。こちらも個別のエピソードには良い話もあったけれど、本筋の面白さはそこそこといった感じでした。
キャラについては、アイドルたちは全体的に悪くなかったです。ただ、主人公が超えるべき目標となる白鳥ひめは重要ポジションのキャラにしてやや影が薄かったですし、最初は何か謎を秘めてそうだった学園長の諸星ヒカルはいつの間にかキャラが変わってしまい、歌組担任のアンナ先生はキャラの魅力で前作のジョニー先生に遠く及ばずという感じだったりと、要所でいろいろと惜しい部分はありました。
音楽は、OPが全5曲、EDが全4曲ありましたが、どれも悪くなかったです。特に、OPではMUSIC of DREAM!!!、EDではSo Beautiful Storyが好みでした。挿入曲では、香澄夜空の未来トランジット、香澄姉妹のSummer Tears Diaryがとても良かったと思います。
ステージシーンについては、前作の終盤には映像の完成度が非常に高くなっていたので、そのままの流れで楽しめるかと思っていたら、それまで外注(サムライピクチャーズ)だったCG製作が今作から自社グループ(サンライズD.I.Dスタジオ)に変更になり、作品開始時点ではクオリティがやや落ちたような印象でした。途中からはかなり良くなりましたが、それでも前作ほど魅力のあるステージシーンは少なかったように思います。
声は、二階堂ゆず役の田所あずさ、白銀リリィ役の上田麗奈が良かったです。
最後まで観終わって振り返ると、序盤の段階では、前作より少しシリアスな展開も視野に入れているような描写が所々であったのですが、途中から軌道修正して前作の安心路線に戻したような印象で、方向性にやや迷いがあったのかなと感じました。数年で視聴者がごっそり入れ替わる子供向け作品なので、無理に新しい要素を加えなくても良かったような気もします。また4月からはシリーズ第3作のアイカツフレンズ!が放送されるので、引き続き楽しみたいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「絶対アイドルの一番星になる! まだまだ、ワクワクが止まんないっ!」

この作品の前進はアーケードゲームとの事ですが、そのゲームをプレイした事はありません。
全100話…最初に見始めた時にはこんなに長寿番組になるとは思っていませんでしたし、見続けられるかも正直分かりませんでした。
やっぱり女児向けの色が強いと思っていたので…

でも気が付いたら毎週欠かさず視聴し続け、いつの間にか完走していました。
確かに子供向けの要素が強い作品で、深夜アニメとは一線を画す作品です。

この物語の主人公は、アイドルの一番星を目指す虹野 ゆめ…
白鳥ひめの大ファンで、「S4」になるのを夢見て幼馴染の小春と一緒に四つ星学園に入学し、憧れのS4の座を手に入れようとアイカツに日々取り組む毎日…

そう、この作品は自分の夢や目標に向かって努力しながら、時に友達…そして時にライバルである仲間と切磋琢磨しながら自分を磨いていく事に対して半端ない熱量を持っているんです。

それだけじゃありません…
仲間を思い合う気持ち…助け合う友愛の心…
何よりどんなに自分が苦しくても、笑顔で相手の事を喜べる大きな心…

アイドルの頂点を目指す上で勝負は欠かせません…
勝負する、という事は、当たり前ですが「勝つ」人と「負ける」人がいるということ…
本当はそのステージに到達する時点でそれは凄いことなのに…
勝負の結果は残酷には両者を引き裂いてしまう…

勝っても負けても気まずさが無い、って言ったらきっと嘘になると思います。
でも、この物語では敗者が勝者を称えるんです…
そして勝者も敗者に惜しみない賛辞を贈る…
だから、勝負がとても綺麗なんです。

でも、その境地に至るまでは…たくさんの紆余曲折がありました。
だって負けて悔しく無い筈なんてない…
相手も頑張ってアイカツをしていたかもしれない…
でも自分だって負けないくらいたくさんのアイカツをしてきた…
自分に何が足りないの…?
相手が持っていて自分が持っていないのは何…?

それだけじゃありません…
一緒に立ったステージで相手の輝きに呑まれてしまう…
きっとアイドルにとってこんな残酷な事はありません。
相手が凄いのは…絶対認められる…
でも自分が相手より劣っているとは絶対に思いたくない…
それに思いが届けられなかったことだってたくさんあった…
自分が足りないばかりに心に傷を残したことも…
どれだけ大粒の涙を流す彼女たちを見てきたか…

でも、たくさんの思いと涙の数だけ彼女たちは強くなっていくんです。
そして強くなったのは彼女たちだけじゃなく彼女たちを結ぶ絆も…なんです。

彼女たちがどんなアイドルになるのか…?
止まらないワクワクの先で彼女たちを待っているのは…?
楽しい事、嬉しい事ばかりじゃなかった…
でも自らの夢を手にするため決して怯まない彼女たちの雄姿…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌…挿入歌も含めてたくさんありました。
なのでお気に入りの曲だけ紹介します。

オープニングは、5番目の「MUSIC of DREAM!!!」
エンディングは、1番最初の「episode Solo」
「MUSIC of DREAM!!!」で大一番の勝負に臨むゆめのステージ…
絶対的強さと優しさを秘めたひめ先輩がステージで披露してくれた「episode Solo」
どちらも目頭が熱くなるくらい格好良かったです。

8クール全100話の物語でした。
気が付けば2年もの間、この作品と向き合ってきたことになります。
振り返って思うのは、「完走して良かった」の一言です。
アイカツシリーズは私がアニメを視聴する前からの作品なので、途中から視聴して付いていけるか心配でしたが、そんな心配は全く不要でした。

それと…完走できたのは声優さんの力も大きかったと思います。
主人公の虹野ゆめ役はとみたん、こと富田美憂さん…メイドインアビスでの熱演が記憶に新しいです。
ゆめの良きライバルである桜庭ローラ役は朝井彩加さん…ユーフォの加藤葉月でピンとくる人も多いはず…
幼馴染の七倉小春役は山口愛さん…NEW GAME!のひふみん、でしたね。
他にも上田麗奈さん、津田美波さん、諸星すみれさん、田所あずささんに大橋彩香さんも出演されています。
こう見ると声優陣も豪華ですね。

これから本作は、「アイカツフレンズ」に形を変えその意志が引き継がれていきます。
こちらも楽しみながら視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

馴鹿R さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エルザ様が圧倒的すぎる。

55話良すぎた。
エルザ様尊すぎてやばい、エルザサイズとかいうネーミングセンスもやばい。
opの終わりのエルザ様が翼広げるシーンのテテテテーテテ-テッテッテテテテーテテッテッテーのところが癖になってきたしどうしよ?
何よりもライブ、今回のライブやばすぎんよ、エルザ様、キャラと違くないっすか!?と思ったのもつかの間、さすがパーフェクトアイドル、個性を消した上で滲み出る個性こそとか言って基礎的な事しっかりやらせて、自ら滲み出る圧倒的セクシーさだけじゃなくて他の武器、圧倒的可愛さ見せつけれるエルザ様素敵。笑顔で腕フリフリまじスコ
みくるが美月に合わせるの神だったけど、圧倒的セクシーさを持つ美月がみくるに合わせるのはセクシーさがほかの要素より突出しすぎていて少し違和感があった。

だけど今回圧倒的セクシーさを持つエルザ様でもきららに合わせることになんの違和感も感じなかった。だからといって美月にセクシーさが劣るわけでなく、エルザ様を構成するセクシー以外の要素が総じて高いために他の曲にも対応可能なのだと思う。
自分の中でのアイカツランキングが
星宮いちご>大空あかり>エルザ様>美月になった。


下でボロクソ書いたことに謝罪
衣装メチャいい、やっぱり翼って大事だね。
小春ちゃんいらない子とか言ってごめんなさい。
ここからのスターズめちゃくちゃ期待してます(V)(*'ω'*)(V)

50話までの感想
アイカツよりもいいところ
キャラデザ
キャラデザに関しては時間が経てば勝手に流行変わってレベルも上がっていくから良くなっていて当然なので言及はしない。
男キャラの早期登場
男キャラに関しては高評価、恋愛対象に入りうる異性を登場させることで前作よりも主人公の感情の幅、ストーリーの幅が広がり、ライブバトル以外でのドキドキ度が高まった。

前作よりも劣る点

少ない
毎回同じ曲のバトルで退屈だった
衣装
少ない
s4までも同じ衣装ばかりで退屈な上曲も上記の通りで、ライブ全体がつまらない
学園長
何がしたいのかわからない
回想本気でやってでももうちょっとまともな解説欲しかった、映画のラストの台詞もわけわからん
小春
展開と主人公スランプのきっかけづくりのためだけの存在、いらなかった。


総評価
アイカツが好きで期待して見てきたが、正直つまらなかった。特にライブシーンが糞、アイカツでは新衣装や新曲の追加の度にライブでのドキドキが止まらなかったし、特にコンセプト衣装の個々に特化しつつも共通点のあった衣装は複数ライブでの盛り上がりをひきたたせていたが、スターズにはそれがない。ゆめとローラ、s4が揃っていててもライブ衣装にまとまりがなく、イマイチ一体感がなくライブシーンを楽しめず残念。あと幹部の扱いが雑、ホントただの秘書、アイカツでは出すアイドルにはちゃんと輝けるライブがあったのに、
あの程度の扱いなら出す必要なかった。



映画もメインのスターズよりも、アイカツの方が興奮した

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

61.7 23 2016年度のゲーム原作アニメランキング23位
モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (23)
81人が棚に入れました
ここは人とモンスターが共存する世界。モンスターを狩る者たちはハンターと呼ばれた。そのハンターの世界の片隅に、モンスターと絆を結び共に生きる者「ライダー」がいた。ライダーは、モンスターの秘められた力を目覚めさせることが出来る「絆石」を持ち、絆を結んだモンスター 「オトモン」と密かに暮らしていた。ライダーの村「ハクム村」に住む少年リュートの夢は、"世界一のライダー"になること。12歳になったリュートは「絆石」を授かる儀式を前に、最初の「オトモン」を自分で見つけようとする。心優しい幼なじみのシュヴァルと、同じく幼なじみで好奇心旺盛なリリア、リュートの相棒でお調子者のナビルーと共に森の奥深くへと足を進めたリュートは、そこでリオレウスと奇跡的な出会いをするのであった─。 「ライダー」と「オトモン」たちの絆を結ぶ物語が、今始まる!

声優・キャラクター
田村睦心、M・A・O、逢坂良太、高橋未奈美、杉田智和、水樹奈々、牧野由依、後藤哲夫、柳田淳一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

日曜日朝の子供向けアニメ(第2部突入 → 視聴終了)

タイトルの通り、『モンスターハンター ストーリーズ』(以下、「ストーリーズ」)というゲームの世界観に基づくアニメ作品。

普通の『モンスターハンター』シリーズが協力プレイによるモンスター退治などのクエストを中心とするゲームなのに対し、ストーリーズでは単独プレイあるいは1対1での通信対戦を行うゲームであり、また特定のモンスターをパートナーとして選ぶ(作中で「オトモン」と呼ばれる)という、まったく異なるゲームシステムになっている。

モンスターを狩る「ハンター」とは違い、オトモンを連れるプレイヤーの職業は「ライダー」と呼ばれる。

アニメ作中でも主人公はライダーであり、どうやらライダーとハンターのそれぞれの成り立ちや違い、ライダーとしてのモンスターたちとの調和などが話のテーマになるようだ。

録画機(Panasonic DIGA)が勝手に新番組を録画してくれる機能があったため、たまたま1話目を視聴することができたのでなんとなく観続けているが意外と悪くない(笑)。

2017.10.4追記:
普通の『モンスターハンター』シリーズには無い、「ストーリーズ」特有の設定と思われる異能ナビルー達である「ナンバーズ」が登場。途中、彼らの名乗りで尺を稼ぐダメ演出があり、ちょっと鬱陶しかったです。

「白き竜の伝説」編とでも呼ぶべき<第1部>が終了し、9月から「ブラックライダーズ」編とでも呼ぶべき<第2部>に突入。

ところでこれ、いつまで続くんです…?

2018.4.1追記:
約半年間の「ブラックライダーズ編」を経て、無事終了。そしてなぜか視聴の方も完走。

ゲームの側の設定に合わせてライドオン時に鎧を着るようになったり、「重ね合わせの儀」で他のモンスターの能力をオトモン(自分がライドオンするモンスター)の能力に付加できるようになったりしましたね。

主題歌がジャニーズWESTだったりと終始「子供向け」っぽい空気を醸し出そうとしつつ、番組最後の似顔絵コーナーでは「◯◯さん30さい」とか大きなお友達余裕展開なのは笑いを禁じ得ません。

お付き合いで観終わりましたが、「ずっと観てました」とか「モンハン好きです」とかでなければわざわざ観るようなものではないと思います。

あ、でもお調子者でいろいろやらかしてくれたマネルガー博士は意外と好きです(笑)。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメ版は見てないですが実写との情報なので

実写版のトレーラー見てきました
予測通りです、みなさんの予想にある通りなのです
ハリウッドスター中心の作りですよわははは、、、
ミラ・ジョボビッチ出ると中心に据えるよなそりゃ
モンスタームービーの主役はモンスターでしょうに
ジョーズを100回見せたいよまったく

装備もモンスターから剥ぎ取った素材感なくいまいちな出来でした
ただし、砂漠からドーンとわいてくるディアブロのCGはさすがハリウッド
モンハンマニアなら「ハリウッド骨格実装はよ」でしょうなあ
※CGは針がね的な骨格に、肉や装甲を付けたしてるだけであり、
 骨格が動くと連動して肉や装甲が動く、つまり骨格が本体です

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

くっく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なんか違うけど……………

「モンスターハンター」シリーズで初のRPGで、ほぼゲームと同時に始まりました。主人公たちはモンスターを操って、乗ることができる「ライダー」です。しかし、主人公リュウトは、相棒となるモンスター(オトモン)に悪戦苦闘。彼らは一人前のライダーになれるのか。

放送時間が日曜日の朝であり、ゲームの方も全年齢対象なので(基本的にモンハンは全て15歳以上)親子で楽しめる作品だと思います。ちなみに、モンハンをずっとやってきている人からしたらなんか微妙な作画(モンスターの絵)でしたが。まぁ内容はいいので見てみて下さい。

ああ、ダブルクロス発売楽しみだなーー

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

56.2 24 2016年度のゲーム原作アニメランキング24位
パズドラクロス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (15)
76人が棚に入れました
主人公がモンスターや仲間たちと繰り広げるアツい友情と成長の冒険物語が描かれる。

声優・キャラクター
吉永拓斗、柿原徹也、寺崎裕香、金田朋子、坂本千夏、雨宮天

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

パズルゲームがアニメでどう展開してくのか…

ゲームやらないので、どんなストーリーになるのか全くわからないので、純粋にアニメ作品として楽しもうっと♪

アニメ公式サイトでまだ中村さんのキャラが「?」になってたw
エースのお父さん…かな?
ゆうきゃんも父親役とかやるようになったんだなぁ。。。

相変わらずカッキーが少年役。可愛いカッコ良い声だもんね^^

*********
ギルド龍喚士試験の決勝、3人組(エース、チャロ、タイガー)vsランス編面白かった。

無事試験合格で龍喚士になったけど、このままトリオで活躍してくのかな?
ちょっとだけおまけ合格っぽかったし^^;

*********
子供ランスが超ーーーー!可愛かった。
デビとの出会いとか切なくてきゅんきゅん♪した^^

*********
「チャロとお化けの森」
死んじゃった若い龍喚士さんとトイケラトプスくんのお話が切なかった。


*********
間すっ飛ばして最終回まで一気に観終わりました!
ランスが洗脳?されて敵としてエース達と戦ってる間はすごくすごく辛かった!
また一緒に戦えるようになって、一段落したかと思えばまた新たな敵が…って最後の方はめまぐるしかったけど、ラストのタマちゃん、デビちゃんとの別れのシーンは切なかったーーー!


後半、なんかエースがめちゃめちゃ美人さんになってったのは何でだ?
ランスは最初から可愛いし美人さん♪

ポルノのOP、途中から変わった映像がちょっぴり懐かしみもあってカッコ良かった。

クロスオンする変身シーンは…美少女戦士か、スーパービッxxマンかと思ったよ^^


どのキャラクターも好きだったな~
ジェスト様もニュードもタイガーも^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

64.3 25 2016年度のゲーム原作アニメランキング25位
モンスターストライク THE MOVIE(アニメ映画)

2016年12月10日
★★★★☆ 3.7 (14)
56人が棚に入れました
物語の主な舞台は、「モンスト」が誕生したばかりの日本。主人公の少年少女が、世界を脅かす強大な敵と、互いの絆を信じて「モンスト」で戦う姿を通じて、友情とは本気で相手に感情をぶつけることだという熱いメッセージを発信していきます。

声優・キャラクター
坂本真綾、Lynn、村中知、木村珠莉、河西健吾、福島潤、小林裕介、山寺宏一、水樹奈々
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

島根ではよくあることです

ゲーム未プレイ。
2018年10月5日にモンストアニメ劇場版第二弾公開、ってことでそれを記念して?第一弾に当たるこの作品を9月30日から10月16日まで公式がyoutubeで無料配信することに。
いよっ、太っ腹!
ってことでやっとこさ見ることができました。

{netabare}劇場版とは別に本編に当たるものがweb配信されてて、そっちは全部見てたのですが…そこで幾つか疑問に感じる部分があって、勝手に想像で補っていたのだけどこの劇場版で多少ばかり解決されました。
元々宣伝で内容は大体察しが付いてたのですが…レンの失われた過去とオラゴンとの出会いとアキラの掘り下げってのは予想通り、それ以外にも本編に関わる部分がちょくちょくあって…あれ、これ両方見ないとアカンくないか?

・最初に出てたモンスターのサクラ、あ、こいつ妖精じゃん(“花咲ク絆ノ浪漫譚”参照)、本編の時は全然気付かなかった
・オラゴンの名付け親ミナミだったのか!
・作中「皆風」の看板が出てきてたので4年前にはミナミの親父は退役してた模様
・アキラの指輪も「始まりの指輪」だったのか!え、じゃあ本編の最後アカンのでは…
・ゲンマがおかしくなり出したのはこの時が原因か
・人間に扮してるゲノムが幻魔大戦のカフーみたい、意識してる?
・軍絡みに関しては本編よりも“マーメイドラプソディ”の方が関連強いかも?
・ってか特務自衛隊の偉い人、あれ劇場第二弾でボスっぽく振舞ってる人か?

それと劇場版見るまでは過去の偉人をモンスター呼ばわりするのがどうにも違和感を覚え、「最初の頃は技術も低くて下級のモンスターしか召還できず、その頃に名付けられた名残かな?」と納得させてたのだけど、思った通りそれに近いっぽい。
むしろもそれより予想以上だったかも?
秘密裏に球場跡で子供達に開発中のゲームのテストプレイと偽って遊ばさせてたの、あれを何て呼んでたかは不明だけど…その後アキラの持ってきた未来スマホで特務のエライい人が「モンスト」って名称を知る。
ひょっとしてタイムパラドックス?
意図的なね、ゼルダの時オカの嵐の歌(ムジュラのフラットはあくまでパラレルとして無視する)みたいな。
そうでなければ…劇場版第二弾で明かされてるのかねぇ?箇条書きの方で書いたようにセンジュ?っぽいので。

更には別の方向でもちょっとした発見があったり。
ちょいと前に“はねバド”ってTVアニメがやってて、スタッフがこれと同じ(監督・江崎慎平、脚本・岸本卓、制作・ライデンフィルム)で、なんでもスタジオを代表する作品を作ろうと気を吐いてたらしい(モンストじゃアカンのか?と自分は疑問)。
で、こっちの作品でのひとコマ、
レン「オレはお前達なんか居なくても一人でできるンだよ」
アキラ「レン…お前は甘えてるよ」
レン「どういう意味だよ」
アキラ「父親が居ないのがそンなに偉いのかよ!」
鉄雄「金田ぁ!」
金田「さんを付けろよデコ助野郎!!」
(後ろ2つはウソ)
うん、まぁ、うん。
これで味を占めちゃったのかな?と思ったり思わなかったり。

それとこれは原作ゲームが恐らくそうで、アニメに言ってもしょうがないんだろうけど…アーサーが女なのヤメテクレ、左上の画像のヤツね。
あとデトラビは分かるけどフォックスメタルは4年前のモンスターの方が強そうじゃね?
一度リセットでもしたのかな?
ガブリエルこの後解放されたのか?本編どうだったっけ…。

総評としては、自分はどうしても本編を見てる立場として「新たな発見があって面白かった」が、本編見てない人にはどう映るのかはちょっと分からない。
多分平行して見ないと分からないことが多いのでは…ってかゲームやってないと分からない部分も多いみたいだし。
この際だし本編も見て欲しいトコロ、公式がyoutubeで全話上げてるんだし…この劇場版の影響する範囲は第一期(2016)だけっす。
あと“はねバド”をおもしれーおもしれー言ってる人は見て損は………………どうだろ?{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はじまりの場所へ

私は原作ゲームは未プレイですが、世界中に利用者がいる「超」が付くほどの人気ゲームであることくらいは知っていました。
ですが、2018年9月時点でゲームの世界累計利用者数が4,500万人を突破したのにはビックリしました。
日本の人口に換算すると、約3人に1人がプレイしていることになるんですから…

ゲームも人気ならアニメも大人気…
毎週YOUTUBEから無料で配信されているんです。
これは相当の財力が無ければ出来ない事だと思います。

そして凄いのはその再生回数…
1期の1話は501万回、2期の0話が396万回、モンソニというスピンオフ作品ですら301万回の再生回数を叩き出しているんです。
字幕版の再生回数は外数になっているようなので、この数字は日本で再生された回数になります。

でも実際に作品を視聴すると、その再生回数にも納得できると思います。
熱いバトルに加え、友情や絆などの仲間を思い合う気持ちが「これでもかっ!」と言わんばかりに詰め込まれているんです。

現在3期の放送が始まっていますが、3期を視聴する前に劇場版を視聴しておこうと考え今回の視聴に至りました。

物語は、中学生の焔 レン(CV:小林裕介さん)、水澤 葵(CV:Lynnさん)、 影月 明(CV:河西健吾さん)、若葉 皆実(CV:木村珠莉さん)の4人組が中心となって進むのですが、この作品の時間軸は今から4年前…
まだこのメンバーになる前の彼らたちの物語が描かれています。

もともと明は初期からのメンバーではありませんでした。
そしてそれを引きずっているのは明だけ…
ほんの些細な綻びに端を発して物語が動いていくのですが、物語が4年前に遡る導入が素晴らしいです。
そこには4年前に起こった出来事の記憶と約束が脈々と息づいていましたから…

今から4年前…その頃のモンストはまだ開発段階でした。
レンたちは開発中のモンストで遊びながらゲームの開発に協力していたのですが、毎日通い詰めていた研究所に、4人が未だ行ったことのないエリアがあったんです。

やっぱり行きますよね、特に子供は好奇心旺盛ですから…
そうして奥に4人は進んでいき…そこから一気に物語が動き出しました。

昔見た映画の懐かしいワンシーンを思い起こす場面を幾つも経て、4人の冒険が進んでいきます。
とても長い旅です…小学生には到底辿り着けないと直感で分かる距離なんです。
子供だから体力もそこそこ…直ぐに疲れて動けなくなってしまう事もありました。

でも彼らは諦めないんです…
何故なら研究所を出るときに約束したから…
その真っ直ぐな気持ちが時に困難を招きもするのですが、時には奇跡を引き寄せたりもするんです。
思いは伝わる…
伝えなきゃいけない気持ちはちゃんと届けなきゃいけない…

彼らの冒険の先に何が待っているのか…?
子供向けアニメと侮ってはいけません。
たくさんの感動と共に、気持ちの温かくなる展開が待ってくれていますから…

上映時間103分の作品でした。
きっとモンストを未視聴の方でもきっと楽しめる内容だと思います。
視聴して良かった…と思える作品がまた一つ増えました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供たちの冒険ですよねぇ

 モンストをやっていると変な女の子とピエロみたいのが現れて、仲間の明が、過去の世界に巻き込まれたことから始まったです。

 他の仲間の小学生時代に行ってしまうわけです。そのほかの仲間たちは、子供らしくモンストしているわけであるです。

{netabare} 子供ながら近寄ってはいけない建物に入り込んだところから、陰謀だかに巻き込まれるです。その建物に入り込んだ時、レン、晴馬、葵は、悪そうな連中に見つからないようにしているのに、皆実とかいうのか後からついてきて、大声で呼んだりするからその苦労が無駄になってしまうです。これがあるから物語は進んでいくわけだけど、見ているだけでこういうのがいると、ふざけんな!と非常にイライラしたです。{/netabare}

 仲間たちで助け合って、トロッコに乗ったり、途中もめたりもしながら目的地に向けて、地元の人とかにも助けられたりする展開は、冒険というか?悪くなかったです。

 めでたし展開だったわけだけど、初めて見たけど私にはレンとか、明とか良く分からなかったなぁでしたです。押さないレンとお父さんが出てくるCNを見て、作画がよかったなぁと思って見に行ったですが・・・。
 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
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