クリスマスで家族なアニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のクリスマスで家族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番のクリスマスで家族なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.2 1 クリスマスで家族なアニメランキング1位
東京ゴッドファーザーズ(アニメ映画)

2003年11月8日
★★★★☆ 4.0 (668)
3459人が棚に入れました
自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾ってしまう。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。

声優・キャラクター
江守徹、梅垣義明、岡本綾、飯塚昭三、加藤精三、石丸博也、槐柳二、屋良有作、寺瀬今日子、大塚明夫、小山力也、こおろぎさとみ、柴田理恵、矢原加奈子、犬山イヌコ、山寺宏一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドブネズミは美しかっただろうか?

劇場版オリジナル


それは年の暮れのこの物語と同様に全くの偶然でした。
・・・ともったいぶる必要はなく、年末に録り溜めてたものを観忘れていたのを思い出してついぞ最近観ましたというやつです。

私にとっての初“今敏”監督作品になります。
タイトルだけは記憶にあって、とはいえ氏の作品とは知らずにOPクレジットを見て気づいたくらい。
その氏についても早世したアニメ監督らしい、程度のニワカ全開、先入観なし状態で鑑賞突入です。

絵は独特。このタッチはけっこう好き。
ん?劇伴がたまに邪魔してセリフが聞き取りづらい。
声は職業声優さんではないのね。劇場版あるあるなのでそのへんはスルーしよう。


≪クリスマスの奇跡≫タイプの作品、と使い古されたモチーフながら、主人公がホームレスの三人という面白い組み合わせ。
ひょんなことから捨てられてた赤ん坊を拾った三人が、赤ん坊の親を探しにいく道中で、ハプニングが起こりすったもんだしながら、自身の過去にも向き合い、最後は≪クリスマスの奇跡≫タイプらしい、ちょっと心温まる終幕を迎えた良作でした。

おそらく監督も狙ってたのかもしれません。
多少のご都合主義は“クリスマスだしね”で私の場合納得しました。基本、ちょろいんです。
それで手に入れたのがテンポの良さ。92分あっという間です。すったもんだは一つや二つではありませんでしたが、ありえない都合の良さで見事に収束していきます。エンタメはこれくらいでいい。


そしてテンポの良さと相性がいいであろうドタバタコメディやアクションムービーといった方向にあまり舵を切らなかったのがこの監督のすごいところなのかもしれません。
ホームレス三人の主役たち。ギン(CV江守徹)、ハナ(CV梅垣義明)、ミユキ(CV岡本綾)の過去を掘り下げます。赤ん坊という家族の幸せの象徴みたいな存在を媒介にして、宿無しに身をやつした経緯とそれぞれの家族への思いが明かされていく中盤以降がなんとも心に沁みるのです。
本作とそれほど変わらない時期に公開されてる実写映画『ホテルビーナス』とも共鳴するような

{netabare}“社会の底辺から愛を叫ぶ”{/netabare}

心の繋がりを描いた物語でした。社会の繋がりの最小単位である“家族っていいよね”が根っこにあるので、クリスマス映画としての評価が高いのも頷けます。

{netabare}それぞれ三人に帰ることのできる場所を用意してあげたのもクリスマスらしくて良いですね。{/netabare}

なによりそれぞれの家族がいるのと同じいやそれ以上に、このギン、ハナ、ミユキの三人もひとつの家族でした。っていう家族愛をちょっと斜めから捉えた視点もけっこうお気に入り。

社会の最底辺から社会の最小単位を見つめた本作。
監督の他の作品にも興味をそそられますし、テーマや絵柄、そして先述のテンポの良さとクリスマスムービー的な立ち位置を鑑みると、非ヲタ一般人の敷居も低そうな作品です。



■この声あてなら不問
・その1 ハナちゃん
 梅ちゃんの起用は卑怯。そのまんまですやん。
 {netabare}「ろくでなし」熱唱。いつ鼻からピーナッツ飛ばすかワクワクしてたぞ!{/netabare}

・その2 ミユキ
 岡本綾さんがキャスト名に出てきてビックリ。
 当時めっちゃ好きでした。活動期間短かったのも「あの時期の人!」って感じがして懐かしさを誘う。


■日本のホームレス
諸外国と比較し恵まれてます。残飯にはありつけるしダンボールハウスを敷設できる材料や場所に事欠かず、共○党に頼めば党にほぼピンハネされますが生活保護にもありつけます。
ガチで底辺ではあるものの日本社会は優しいし、働けとは思いますが、それはそれでいいと思ってます。海外はそうはいきません。まぁ悲惨の一言です。
また、そういう環境からなのか文化の土壌の違いからなのか、私は後者の影響が強いと思うのですが、日本のホームレスは“良心”が残ってるほうでしょう。

この物語はホームレスが人として大事なものを失ってないよね、が土台となってる話になるので、そもそもその設定を受け入れられる背景がなければ成立しなかったんじゃないかなあ、と感じます。



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2019.08.03追記

視聴時期:2019年2月初頭
その後、今監督の作品を3作立て続けに観てどれも面白かったです。
そんな素敵な出会いのきっかけを与えてくれたのが本作でした。
ご都合主義なところはクリスマスが免罪符ってことで良いと思います。
今度は12月に観ることにしようかしら(^^)



2019.02.10 初稿
2019.08.03 追記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

きよしこの夜

今敏監督作品、制作マッドハウス。

希望を1枚、カードで支払い、
海外から溜息を取り寄せた。
これはなかなかの上物である。
やがて部屋中が憂鬱で一杯になった。

感覚を麻痺させて生きよう。
出来るだけ静かに目立たぬように生きよう。

{netabare}クリスマスに赤ん坊を拾った。
赤ん坊はなぜ力一杯泣くのだろう!?{/netabare}
それはきっと生きる為の放熱だ。
今敏監督が描きたかったのは、
その放熱そのものかも知れない。
誰もが傷を抱えて生きている、
弱さを抱えて震えながらも前へ前へと。

少し換気をしよう、憂鬱で一杯だ。
ストレスを抱えたたくさんの現代人に、
素敵なクリスマスプレゼントなのだろう。

コミカルでハートフルな聖夜の奇跡、
これは雪降る夜の、奇跡の物語なのだ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 48

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ホームレス3人組のコメディ調冒険活劇in真冬の東京

故・今敏監督のアニメ映画で2003年の作品です。
「パプリカ」や「パーフェクトブルー」は浅はかと言い張る
ちょっと偏屈なアニメというより映画マニアの友人から勧められて視聴しましたw

「あらすじ」(知っている方は飛ばしてください)
酔っぱらいの呑んだくれおやじのギンちゃん、
元ドラァグクイーン(男性が女性の姿で行うパフォーマンスの一種)のオカマのハナちゃん、
そして家出女子高生のミユキ。
新宿でホームレス生活を送っているこの3人がクリスマス・イヴの夜に
ゴミ捨て場に捨てられていた赤ん坊を発見する。
子供を育てることが夢であったハナちゃんは赤ん坊に勝手に「清子」と命名するも、
やはり実の親を探そうとホームレス3人組が真冬の東京を奔走するという物語。

上記の通りこの作品には、格好良い主人公も可愛いヒロインもいません。
いるのは、小汚いおっさんと同じく小汚いおっさんのオカマと
お世辞にも可愛いとは言えないホームレス女子高生の3人です。
そして舞台はファンタジー世界でなく真冬の東京です。

設定からしてすさまじいです。
全然わくわくするような話じゃないって思うかもしれません。
けれども下手な冒険活劇なんかより余程冒険しちゃってますw
すげーわくわくさせられます。もう単純におもしろい。

このホームレス3人組はそれぞれ複雑な事情を抱えており、
ホロリと来る人情話もあれば、ド派手なアクションもあります。
3人のやりとりなんかにクスリと笑ってしまうこともしばしば。
これぞまさにエンターテインメントです。

3人が清子を拾ってから行く先々で様々な奇跡が起こります。
ご都合主義とも言えるかもしれませんが、
それは「これはアニメーションだよ」ということを強調するために
意図的にそうした演出にしたようです(友人談)
真偽の程は定かではないのですが、どっちでもいいでしょう。
まぁクリスマスの奇跡ってことでw

日本のアニメ映画と言えば、ジブリ作品や最近では細田守監督の作品が有名ですが、
それらの作品に決して負けてないクオリティ、そして感動がこの作品にはあります。
いや、それ以上と言っても決して過言ではないでしょう。(但し全盛期のジブリ作品を除く)
辛いことがあって悩んでいたり、落ち込んでいる人には特にお勧めです。
元気をもらえますよ。

この作品を観て僕は今敏監督が亡くなったことは日本アニメ界にとって
あまりに痛すぎる損失だったということを改めて実感しました。
紛れも無く天才、間違いなく本物。
そしてこの作品を始め今敏監督の作品は後世まで語り継がれていくでしょう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 47

71.2 2 クリスマスで家族なアニメランキング2位
思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ映画)

2020年9月18日
★★★★☆ 3.7 (63)
286人が棚に入れました
偶然出会ったタイプの全く違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟の【理央】と由奈の幼馴染の【和臣】は同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき――切なすぎる恋が動き出す。

声優・キャラクター
鈴木毬花、潘めぐみ、島﨑信長、斉藤壮馬

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

雨に降られても、アイツにフラれても死にはしないさ。……チョット痛いけどね……。

実写劇場版→本作→原作コミックレンタルの順で見ました。

【物語 3.5点】
全12巻の原作少女コミックを2時間程度に全て詰め込むなど土台ムリ。
よって一本の映画として成立させるには、
印象的な場面のシチュエーション変更も含めた
思い切ったシナリオ組み替えが必須になる。

本作は少女漫画のムードを残すことを重視した構成。
恋する少女二人の友情。
少女漫画特有の乙女の悶々、キュンキュンなモノローグも極力取り入れる。


ここは、一人語られる乙女心をジックリ咀嚼したい所ですが、
この尺では、モノローグを消化する間など取れるはずもなく……。

ツギハギになったキモチを想像力で繋げるのに苦慮している内に
話が進んでしまう感じで、私とはやや相性が悪かったです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作 A-1 Pictures(←アニメ映画まで鑑賞した主たる動機)

恋愛と青春により世界が変わる。心情描写に説得力を持たせるため、
背景美術が、心を投影できるだけの四季の変化などを描き出す。

特に理央のトラウマなどとも結びつく雨の描写には注力。
“雨粒デザイン”なるポジションを新設し、
『SAO』シリーズのアクション、エフェクト等を担当してきた柳 隆太氏を起用。
一粒一粒に光が宿るアニメならではの表現がヤマ場を彩る。


人物デザインは原作の雰囲気再現と作画カロリー省エネの両立を目指す。
忙しい展開の中でもコミカルな顔芸も織り交ぜられ一服の清涼剤に。


【キャラ 3.5点】
女子重視。

原作の高校生の女子2人、男子2人のメインキャラクター構成→
主人公女子2人+男子2人にアレンジした感じ。

朱里に、恋愛と天秤にかける家族への想いを象徴するジュエリーボックス。
由奈に、幼少より恋心を育んだ絵本の王子様が登場する空想世界の演出強化。
など女子にはアニオリ設定や演出追加でキャラを補強。

一方で和臣の進路に影響を与えた兄・瑛士や、
和臣の恋路における成長の劇薬になった朱里の元カレ・亮介については、
アニメではキャラごと削除されている。


【声優 4.0点】
山本朱里役・潘 めぐみさん、山本理央役・島﨑 信長さん、乾和臣役・斉藤 壮馬さん

お馴染みのキャスト陣が安定感のある演技を披露する中、
目を引くのは、市原由奈役で、メインキャラは初となる新人・鈴木 毬花さん。

由奈は恋をすることで、最も成長し、性格変化し、周囲にも影響を及ぼす難役。
オーディションにて“満場一致”で選出されたという触れ込みに違わず、
そつなくこなす辺り、非凡な物を持っているのでしょう。

後年、本作が振り返られる際は、彼女の初主演作として語られるのかもしれません。


あと、朱里の母役の久川 綾さん。
家庭不和を招く神経質なママさんボイス。
どうもご馳走様でしたw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は野見 祐二氏。
『耳をすませば』を観てアニメーターを志したという黒柳 トシマサ監督にとっては、
少女漫画アニメ映画化の本企画と合わせて、音楽もこの上ないご褒美か。

小規模オーケストラ編成にてクライマックスでもしっかり心情を盛り上げて来る。
一方で修羅場では、その音源をかなりド直球な昼ドラ風味に消費w


主題歌はBUMP OF CHICKENの「Gravity」
心情を直接語らず、状況や仕草を詳述することでより心情を浮き彫りにする、
相変わらず詩的な歌詞世界で揺れ動く青春を好表現。
他に挿入歌もありムード向上に寄与。


【感想】
率直に言って、私は一本の映画としては
実写版の方がまとまりがあり見やすいと感じました。
実写版は、少女漫画原作の恋愛物から、
恋路や進路を遮る大人の身勝手が作る空気をより強調するための、
演出強化、キャラの途中退場などが施され、
青春群像劇として一般化を目指した構成。
少女漫画慣れしていない私にとっては
実写の方がリズムを掴みやすかったのかもしれません。

よって、『ふりふら』初めてで、少女漫画はチョット……という方で、
声優にも興味がなく、漫画の実写化もOKな方には実写版をオススメしたいです。
(←エラく限定的なオススメ範囲w)


本作のバンプ挿入歌の見せ場シーン。
昨今アニメ映画、特に青春物において多用される劇伴ソングについては、
私は、ま~たMVかと野暮なことは言わずに楽しまなきゃ損だと割り切る方。
ですが、本作については、流石にこの尺で
ジックリ歌ってる場合なの?という疑問も頭をよぎりました。


本作鑑賞後は、男子にも、もっと胸キュンさせろ~といったモヤモヤを晴すため、
原作コミックレンタルにも手を出し、無事キュン死しましたw
『ふりふら』に振り回された、この一ヶ月……悪くなかったです♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少女漫画っぽい展開は好き嫌いが分かれるかも。

高校生男女4人の恋ものがたり。

原作は別冊マーガレットで連載されてたみたいで全12巻。未読です。

少女マンガらしい展開が多くて好き嫌いが分かれるかも。


少女漫画が大好きでそんな恋に憧れてる引っ込み思案でおとなしい性格の市原由奈(いちはらゆな)。
明るくて元気で恋愛を現実的に考えてる山本朱里(やまもとあかり)。

性格がぜんぜん違う二人だけど、不思議と気が合って仲良くなって。

面白いなと思ったのはお互いに相手のことを「本当の恋が何か知らないんだ」って思ってるところ。
恋の捉え方がそれぞれ違うからなんだけど。

私はどちらかというと朱里メインな感じで見てましたw
でも恋に恋してるような由奈もなんだか羨ましいな。


あの頃にしか味わえない恋ってあるよね。

そんな昔の気持ちをちょっぴり思い出しながら見終えました。

あとEDのBUMP OF CHICKENの「Gravity」良かったですね♫

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

痛くて苦しくて、傷つけて踏み続けて

視聴前 少女漫画原作かぁ

視聴後 やっぱ私少女マンガきらいじゃないな

この話は全然タイプの違う女の子と偶然仲良くなった話
ジャンルは恋愛・学園・生徒
まずいいます。個人的には割と好きです。
少女マンガの何が面白くないかというと、少女漫画特有のご都合主義だと思うんですよ。あのご都合主義を取り除いて文を再構成したらきっとマシになるはずなんです。
そして本作。現実にも程がある。いや、果たして現実でこんなことがあるのか、私にはわかりかねますが、多くの人が想像している少女マンガとは違ったものを感じました。
少女マンガは少女のみが許された禁断の聖書だ、と中二の従姉妹がほざいていましたが、なかなか大人は足を踏み入れづらいですよね。まぁそれでも本作の壁は破っていいかなと思いますよ。
超がつくほど恋愛メインの話です。コメディシーンもあるっちゃありますが、少女マンガのノリなのであまり期待せず。故にこういう系に慣れてない方は悶えるかもしれません。前のカップルが映画を見た後より一層イチャイチャしてたのが腹立たしかったですが、ソレほどまでに本作は人間の恋愛心(果たして存在するのか)に鑑賞してくる作品でした。本作を見れば学生に戻りたいと一瞬でも必ず思います。

キャラはとても好きです。出てくるネームドキャラは全員ちゃんとした個性を持ち、物語に不可欠な存在となっています。超好印象。特にあかりちゃんが超可愛い。もう可愛い。語彙力がなくなるくらい可愛い。繊細のくせに自分の気持ちを抑えちゃって変に気遣ってしまう性格はたまらなく好きです。超かわいい。

どうでも良いかもしれませんが、このタイトル本当にすごいと思うんですよ。ジャンルの予想が容易にでき、あえて連用形で終わることで、続きを気にならせる、という手法。なおかつ(というか本命で)語感が最強。口に出したときの心地よさはエグい。

原作は咲坂伊緒さん。ストロボ・エッジやアオハライドの原作者ですね
監督は黒柳トシマサさん。船を編むなどの監督をされた方ですね
脚本は吉田恵里香さん。刀剣乱舞花丸や神の塔の脚本をされた方ですね
キャラデザは山下祐さん。うさぎドロップや終末のイゼッタなどのキャラデザをされた方ですね
劇判は野見祐二さん。耳をすませばや猫の恩返しを担当された方ですね
アニメ制作はA-1 Picturesさん。

作画は良かったです。雨の作画や光の演出など、難しく細かい作画なども丁寧に表現されており、臨場感のあふれる絵となっていました。動きも丁寧でしたし、ちゃんとものすごく鮮やかな作画で好印象です。
主題歌はBump Of Chickenさんの「Gravity」個人的にはもう少し違った曲のほうが良かったです
声優さんは豪華でした。キャラとよくあっており、キャラの魅力をひきたてていました。

総合評価 面白かった。やっぱ少女漫画は定期的に読むと面白い

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14
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