クリスマスでアルバイトなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのクリスマスでアルバイトな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のクリスマスでアルバイトなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.1 1 クリスマスでアルバイトなアニメランキング1位
であいもん (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (308)
908人が棚に入れました
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷た い態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。 京都を舞台に心温まる絆の物語。
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

心地いい時間

タイトルだけみて、ばらかもんの続編だと思ったのは内緒

京都の和菓子屋が舞台で、和菓子屋の居候の少女一果と、上京から戻った和菓子屋の一人息子の和のハートフルコメディ

これは個人的な今期の優しさNo.1アニメです。

原作も読みましたが、殆ど原作通り。
多少変えてあったり時系列を変更されてる部分はありますが、違和感ない。

多くの場合
原作を読んでてアニメ化されたら何かが違うとかあるし、逆にアニメから原作に入るとアニメがかなりカットかれていたりしてショックを受ける場合がありますが、この作品はそれらが一切ありませんでした。
その辺に凄く高評価をした作品です。

【一果と和】

一果の父は彼女を和菓子屋に預けて蒸発。
母は離婚していました。
それでも彼女は父を探し続けながら和菓子屋でお世話になっていましたが……彼女は最初は和を嫌います。
理由は……

和が10年前に店を出ていった事があるからです。
彼には彼なりの理由と意味があったのですが、それを知る前の一果は……和への第一印象は悪くて……彼女はその理由を

{netabare} 「店から逃げて、お菓子から逃げて、好き勝手して、責任放棄して、そんな無責任な大人にウチは負けへん」と考えていたからです。

それはきっと、そんな人間を彼女は知っているから……父親です。{/netabare}
彼女は父親と和が被って見えたのでしょうね。

{netabare} 一果の父は「子供は手間がかかるし役に立たない」と言ったそうなんです。{/netabare}
親が絶対に口にしてはいけない言葉……いゃ、思ってはいけない言葉だと思うんです。
何かに悩んでいた時に出た言葉だとしても許せない言葉だと思う。

それでも、酷い事をいわれても……捨てられても……彼女が父を探す理由が私はずっと気になってました。

{netabare} でも、一果の思い出の中の父は優しい姿が多くもあるし、父を間接的に嫌う?反面、父を探したり父との約束を守ろうとしたり……
やっぱり寂しいのかな?
一果にとっての血の繋がった父って1人しかいなくて……そんな父がどんなに最低でも彼女にとってはたった1人だし、まだ幼いし寂しいのかな。 {/netabare}

ある日、一果はマナーの悪いお客さんを注意したのですが……恐らくその客の腹いせで、大量に注文を受けたのですが、誰も取りに来ないと言うイタズラにあいます。

{netabare} 一果は子供だから気にしないでいいと周りの大人達に言われますが、1人で町に売り込みへいきます。
理由は「責任に大人も子供も関係ない」って理由なんですが、しっかりした小学生ですね。

確かにその通りではあるんですよね。
厳しい言い方すると、子供が何かをしたら大人が責任を取るものだと思うし、子供が気にやまないようにしてあげるのが大人の勤めだと思うのです。
でも、責任って言葉だけを突き詰めたら子供にだって間違えなくあるものです。

でも、彼女が責任に拘る理由はやっぱり父親にあるのでしょうね。 {/netabare}

売り込みに出た一果はお饅頭が売れずに子供扱いされていた所に、和がギターを持って登場して手伝ってくれる。
素敵なシーンですね⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝


【みつる】

彼女は和菓子屋でアルバイトする学生さん。
ギターが好きな女の子で動画サイトにupして演奏動画を上げて正体を隠して少しづつ有名になっていたけど、正体がバレかけてバイト先にイタズラ電話が増え始める……それを、気にした彼女は……

バイトも辞めて音楽も辞めて曲も削除して……彼女は全てを捨てようとする。
バイトに迷惑もかけたし動画は身元特定されたら怖いからで音楽は……

{netabare} 家庭が大変なのに自分だけが好きな事をするのは申し訳ない……それは彼女が元から持っていた悩みだった。 {/netabare}

それを聞いた和は「どうせ諦めるんやったらその勇気、他の事に使ってみいひんか?」と、言い家まで乗り込んで、彼女の気持ちと自分が両親に感謝している事を伝えて和はみつるの家族に頭をさげる。

{netabare} でも、別に両親は反対してなくて、直ぐに認めてくれて応援してくれた。{/netabare}

もしも、彼女は両親に話さず好きな事をあきらめていたら、きっと後悔していたと思うんです。

それに勿体ないって思います。
伝えずに終われば好きな事を勝手に諦めていた。
反対されない事も、応援してくれる事も知らずに自分であきらめて……

でも、和のアシストで両親と話して好きな事を諦めずにすんだ。
やっぱり大切な事って伝えないと伝わらない。

よく聞く言葉で言いたい事がある人が「言っても無駄」とか「どうせ聞き入れてくれない」って諦める人が多いんですよね。
そうして勝手に自己完結して言わずに終る。

結局、これって毎回思うけど勿体ないよね。
確かに例え結果が見えてても、それって絶対じゃないよね?
もしかしたら、確率低くても聞き入れてくれるかもしれないし、伝える事って、聞いてもらえるし、自分の気持ちや考えを知って貰うって事も含まれてると思うんだ。
少なくとも、僕は私はこう思うって。

だから、このエピソードを見て私は、やっぱり伝える事の大切であったり伝えない事の勿体なさである事を考えさせられるエピソードであると思います。


【一果の母】

突然、一果を迎えに来た母。
最初はね。
今の今まで何をしてたんだ!ってのが第一印象でした。
最低な母親なら追い返せばいいって思いましたが、母の理由を聞いて……これはそうはいかないなぁ〜って…………

{netabare} しっかり頭さげれて、娘を探しだして、無理に勝手に娘に会うこともしない。
母親の言葉には、一果の事を大切に思って居るのが伝わりましたね。

結局、和達が母親に引き渡す事を決めたのも一果への想いが本物で大切に出来ると感じたからなんですよね。

でも、私がお母さんが一果を本当に大切に思っているんだと感じたのは、一果の気持ちを優先した事です。
連れ戻すのが目的だった。

でも、一果と2人で話をして、彼女は娘が和菓子を好きな事をしった。
和菓子をもっと知りたい気持ちを知った。
今が幸せな事を知った。
緑松が彼女の大好きな場所なのを知った。

だから、彼女の気持ちを優先して今の家族から引き離す事はしなかった。
あれだけ、娘を大切に考えていて、離れていた時間を悔やんでいたくらいだから、きっと本当は一緒に暮らしたかったと思う。

それでも、娘が1番大切だから娘の気持ちを優先して、娘が幸せで居られる場所に託す事が出来る母としての強さであり優しさを感じることが出来る人だと思いました。 {/netabare}


【運動会】

和は一果を大切な家族だと思っています。
一果が寂しくないように気にかけて何かがあれば力になってくれる。
彼は一果の父親代わりになれたらと考えてはいるけど、中々一果は認めてくれなくて、それでも、徐々に和にも心を許していく。
それが、目に見えて感じるのは運動会の話で一果から親子競技に誘われるのは嬉しかったでしょうねw

【和菓子教室】

生徒さんの親子教室で母が娘の失敗を笑ってばかりいるお母さんが居ました。
お母さんは悪気はありませんでした。
子供をついつい可愛くて笑ってしまう。

笑う……笑う事って楽しいとか面白いとかいいイメージがあるけど、笑う事が全ていい事じゃないのもまた事実で笑う事で誰かを傷つけてしまう事がある。

それが善意だろうと悪意だろうと、そんなものは伝わらなきゃいけない人に伝わらなければ何の意味もなくて…………
笑う人に悪意がなくても笑われる人が悪意だと思えば、それは悪意で……

和は子供の頃に将来の夢の発表で、和菓子職人になりたいと発表すると友達に笑われてしまいます。
それを、先生が「悪気が無くてもそれが可能性を潰す」と笑った生徒にお説教をします。

和はこの言葉に凄く救われたみたいです。
私はこのセリフを聞いて、確かにそうだよなぁ〜って感じました。

確かに、将来の夢って誰かにとっては笑えてしまうくらいのものかもしれない。
誰かにとって意味不明でも変でも、本人にとっては本当に真剣な夢なんですよね。

悪意がなかろうと、あの時笑われたから、って理由で、夢を持ってる人が、もしも夢を追いかけられなくなったり、笑われたからって辞めようと思わせてしまったら、本当に可能性を潰す事になる。
だから、可能性を潰す事になるって言葉には納得させられました。

お母さんと娘も最後は和解出来たし良い話でした。

【和の過去】

和はバンドをしていました。
それでも芽が出ることもなくて……
だから、無理矢理仲間から解散を突きつけられてしまいます。

{netabare} でも、本当は仲間達は、和が和菓子が大好きで実家の和菓子屋を気にかけていたのを知っていて、このままバンドを続けるよりわって解散したって話は凄く良い話だなぁ〜って。

自分の夢が中々実らなかったとしても……
その場所は……仲間は……居心地よくて壊したくない場所だと思うんです。
出来れば、ずっとずっとこのままでって……私なら思ってしまう。

でも、本当にその場所を大切で仲間を大切にするのなら、その場所を壊してでも仲間の背中をそっと押してあげる事が大切なのだと思いました。{/netabare}
しかも、その事実を和が知らないって演出がまたいいね

【クリスマス】

一果は母からクリスマスを一緒に過ごそうと提案される。
でも、一果は母との約束は怖いといいます。
{netabare} 母は、約束を仕事で毎回キャンセルするから一果にとっては、母との約束は怖いものに変わっていた。

子供も解ってはいるんです。
仕事なら仕方ないって……でも約束の度に毎回毎回約束を破られると、その約束が薄っぺらく見えてきます。
約束してもどうせ意味ない、自分より仕事が大事なんでしょう、など考えてしまいます。

だから、一果にとって母は仕事が1番だと考えてしまう。
でも、今回は約束も守ってくれて本当に嬉しかったんじゃないかなって。{/netabare}

ただ、一果親子のランランは、和の無自覚三角関係により一瞬乱された事を和は知らないのでしたw


【和の元カノの佳乃子】

京都で再会するのですが……

彼女は和がバンドを解散させられて夢を諦めてた頃に父親が入院したと聞いて、実家に帰る決意をします。
別に、別れる理由が何があったわけではありません。

{netabare} 和は「俺……実家に帰って和菓子作るわ、せやし俺と一緒に実家行……」

佳乃子「ごめんね。私洋菓子が好きなの……さよなら」と部屋を出ていく。 {/netabare}

これで、別れてしまう。
実は、これはお互いにお互いを振ったように思ってるのですが、実はお互い振ったつもりもないのてすが、このシーンって、佳乃子の乙女心が凄く現れてるシーンだと思いました。

皆さんは、どちらが振ったように見えますか?
パッと見は私には佳乃子が振ったように見えます。

しかし、佳乃子は和の夢をずっと応援していた。
そんな人がバンドが解散したから実家に帰ろうなんて言い出したら、今まで応援してたのにどうして簡単に諦められるの?って感じて怒ってしまうかもしれません。

そして、さよならは別れではなくて……
少し突き放しただけなんですよね。
和は別れるつもりはなくて一緒に行こうと言いたかった。

でも、佳乃子も解ってて、それでも1人で決めるんじゃなくて相談して欲しかっただけなんですよね。
2人の事だもん。
一緒に考えさせて欲しいって思う。

そして、考え直して追いかけて来て欲しかった。
それか部屋で待ってて欲しかった。
そうしてでも自分の事を選んで欲しかった。

でも、佳乃子が部屋に戻ると和はいなくて……
それってなんか寂しいです。
和だって別に未練ないわけじゃなかったと思う……作中では決意が鈍らないようにと言われてましたね。
そう考えると和に振られたって感じるかな?って……
そうした佳乃子の乙女心がよく現れたシーンだとおもいました。

みつるちゃんと三角関係になりつつあるのですが、恋愛要素もこの作品の見所です。

【誕生日】

一果は和の誕生日に、一果の誕生日に一緒に居られるチケットを送ります。
3月26日……和と一果は出掛けます。

ひらパーです。
であいもんの聖地になりましたねw
{netabare} ひらパーで、一果は迷子の子供を見かける彼女は優しい子だから気になったのもあるけど頬っては置けなかったのは自分と重なったからかな?

そんな中、一果は和とはぐれてしまう!
彼女の中に恐怖を思い出した。
また、置いていかれたのではないか和がそんな大人ではない事は解っているけど、それでも1人されるのは、やはり恐怖です。
和を見付けた一果は必至に和の服を掴む……二度と逸れないように。 {/netabare}

後は、遊園地で和の事を店員さんにお父さんと言われて否定する一果……
きっと恥ずかしかったんだろうなぁ〜w

{netabare} でも、別のたい焼き屋さんでお父さんと誤解された時は否定しませんでした。
それは多分……一果の中に芽生えた小さな気持が芽を出したのでしょう。

一果「もぅ、面倒やし今日はそれでいいです」と否定しないでいてくれた。

夕方から今日だけ、お父さんの時間。
和はずっとお父さんの代わりになりたかった。
一果の中でホントのお父さんはお父さんで、それでも和なりの父としての優しさが届いた瞬間でした。{/netabare}

誕生日の夜……

{netabare} 和は「お父さんも今がその時やないだけで、会える時はきっとくる」と言います。

何か確信がある訳でもないけど、多分和の中ではそんな気がしてるのでしょうね……いいぇ、そうであって欲しいのでしょうね。


一果「安心できる場所やから私はここで待ててるんです。」

うん、一果って凄く傷ついたと思う。
父に美味しいお善哉を食べようと連れられて来た緑松……彼女は、食べたいと言わなければ父と離れなくてすんだのでは?と考えた事もありました。

確かに、親子が一緒に仲良くいられるのなら一緒が幸せだし、親が子供を見捨てたり…親と子が離れ離れとか、そんな悲しい事はあってはいけない事だしあって欲しくない。

それでも、だからこそ一果には出会えた人達がいて、自分の夢を見つけられて、家族のような存在が沢山出来たのもまた事実。
だから、この言葉を聞いた時に、悲しい事もあったけど、緑松に来た事は彼女にとって幸せだったのだと感じました。{/netabare}


この作品は本当に素敵な物語が多く今期は沢山の良作アニメがありましたが、中でも個人的に上位です。
アニメだけで見ると、ラストはある意味、中途半端に感じる部分がありますが、私は素敵な終わり方だと思いました。

{netabare} 一果のパパと再会が果たせてないので{/netabare}
そう言う意味では半端ですが、私の高評価ポイントがそこで、原作では再会を話してますが、アニメ最終回後〜再会までのエピソードの中に、それぞれの気持ちや意味が見えてくるので深みが出るので、それらのエピソードをアニメ化してないと深みがでません。
{netabare} だから、1クールならここで切り上げて無理に再会させなかった事に安心しました。{/netabare}

後、この作品はホントに悪意がなくて例え意味不な事があってもホントの気持ちを最後に見せてくれるって点も高評価です。

EDもなんか凄く心地いいですね。
作品にあってるし、後EDは止め絵が殆どなんですが、1話から見ていくとEDで1クール分のエピソードのヒントが詰められてるギミックも面白いてすね。
何話で誰が出るとか、何話がこんな感じの話しかな?とかw

1つ悪い所を出すなら1クールである事かな?
2クールで父との再会までして欲しかった。
けど、1クールで凄く出来もいいし、この作品を知れたって事もあるし私として満足な作品です。

是非是非続編をして欲しいですね。
私はこの作品を見てるとなんだか気持が心地よくて、ずっと見られそうな感じがして凄く好きです(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)
レビュータイトルは作品を見た率直な感想にしてみました。

もしも気になってるって人が居たら是非見てみてください。
私の中の人にオススメした作品のリストにも個人的に入ってますw

原作読んでアニメ見てるとなんか、凄い京都弁が移りそうなるw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ばらかもんは一切関係なし

バンドマンで一旗挙げるぞで上京。ありがち。夢破れるのもありがち。
こういうときに親の跡継げる可能性があるというのは有難い。セーフティネット。存続できているか分からんが。

子供だから何も分からんと思って説明もせずに消えるなんて親の責任果たしてないぞ。分かっていないように見える子供でも案外理解できているものよ。一果の場合はアダルトチルドレンみたいなものか。
大人って難しいです。単に年齢重ねただけの人たくさんおる一方で若いのに、しっかり考えていることが分かる人もいる。後者になりたい。
本来は責任果たすのは大人の役目。
この作品見て最初の感想。

2話でバイトしているJK
3話で東京で付き合っていた元彼女。{netabare}あれ洋菓子が好きなんじゃ?別れたんと違うんか。しかも京都に転職なんて。{/netabare}こんな女性おるのか?

タイトル通り出会いを大切にしたいと思える作品だった。
主人公のモテ具合は?なところもあるけど、嫌味がなくて割と好きな作品でした。
一果が可愛い。佳乃子も素敵。


以下は完全に取り留めのないしょうもない感想
{netabare}
催眠術は笑。完全に余計なことしているような気がする
女装が勘違いを招いてちと切ない。
みんな大好きプールでの水着回
片思い中と元カノに挟まれるの気遣うな。お互いに考えていることが笑。女性の怖さを垣間見る。なんでモテるんやろ?にちょい納得
ばあちゃん非常に元気。
地域の運動会。ほんとの親じゃなくても応援は嬉しいよね。生まれより育ち
実の母親が引き取りに来る。でも、娘の幸せを願う気持ちが強いので、そのままいても良いよと。やっぱ父親が糞。お母さんも自分の都合はあったけど、娘の幸せを考えることができる人で良かった。お菓子で和解できたし。
完璧を求めてしまう助っ人の女性職人。愛想が悪いし、ガラスのハート。お客さんもズバッと言うね。店先で口論はまずかった。憧れの人は父と見せかけてもう一人のベテラン職人まささん。和は相変わらず。
元カノは茶道教室に通っている。そこでの話から付き合う以前の過去回想。酔っぱらって気分悪いところを水買って介抱したことで好意を抱き、偶然再会したことを機にお付き合いとは。別れを切り出したけど、愛想をつかしたわけではないと。というかお互いに振られたと思ってるんだね。まだお互いに好意あるのね。憎いなコノヤロー。
それにしても栗の被り物に対する執念が凄い。
一果の誕生日は過ぎてた残念。でも母からクリスマスプレゼントしかも会会うことに。一方で和は誕生日近い。意外と微妙な祖父との柚子にまつわる思い出。美弦も佳乃子もやはり狙ってるな。モテモテ。二人からのプレゼント。ここにもちょっと女性の怖さが…。
10話はお正月。知り合いとしてってことなら練習で作ったお菓子渡すのもセーフ。実はバレてるの笑。次は小梅という元芸者を探す人の話。あの小梅ちゃんおおばあさんだったとは。梅っていいよね。梅干しはしわしわかもだけど、美味しい神食材じゃ。
体調崩した和。憧れのバンド先輩との思い出。美弦が看病。妄想駄々洩れ。佳乃子も見舞いに。同棲時の思い出。体調崩すたびに思い出すんかい。一果も父との微妙な思い出について回想。父親代わりの和とも打ち解けてきたな。
一果の誕生日は和からドライブで枚方パークをプレゼント。企画したサプライズをいつも通り?ぶち壊す。とはいえ、なんだかんだ楽しめているけど、まさかの迷子。一人でも大丈夫と強がるけど、辛いときはしっかり甘えましょう。大人も子供も。和を見つけた瞬間に駆け寄って服の裾をぎゅっと掴んで離さないところに集約されている気がする。父親と勘違いされて嬉しい限りね。良い笑顔も見られて最高です。もしかして一果の実のお父さんって憧れのバンドマン先輩なのかな?
{/netabare}


OP
菫 坂本真綾
ED
ここにある約束 ayahoと曽我淳一によるスペシャルユニット「であいもん」
挿入歌
薯蕷饅頭の歌
オーランドー 栗ManJu 納野和 (島﨑信長)
八重に咲く 堀河美弦(鈴木みのり)
坂本真綾さん出産おめでとうございます。本好きのほうでも主題歌お疲れさまです。しっとりとした始まり方で良き。
ayahoさんのことは存じ上げなかったけど、一部界隈では既に人気を博していたとか。若干19歳くらいだったと思うけど、伸びやかできれいな歌声良いですね。
饅頭の歌は謎。栗へのこだわりがすごい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決めた納野和。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・雪平一果が、納野家に居候をしながら働いていた。和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷たい態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。

1. 和と一果
京都駅前で納野和を行方不明の父親と勘違いしてしまう雪平一果。父親と見間違えたその和が、まさか一果がお世話になっている和菓子屋「緑松」の「跡取り?息子」だったとは。「緑松」で一緒に働くことになった和と一果にちょっとした事件が起きる。

2. 四葩に響く
「緑松」で働く女子高校生、堀河美弦と一果。二人が洗い場で楽しげにしている姿を見て羨ましがる和。 美弦は「緑松」でのアルバイトを家計に足しに大家族を支えている一方で、音楽活動をしていた。 その音楽活動が騒動を巻き起こす。

第三話 夏宵囃子
朝、登校途中、バスに乗り込む父親らしき人物を見かけた一果。 一果もそのバスに乗り込み様子を伺うも、寝入ってしまう。 父親を見失った一果が着いたのは大原三千院。そこで意外な人物と出会う。

4. 風青し 暑気払い

5. 第五話 おしょらいさん
仕事が休みの一果と美弦は街で偶然、和の元恋人、松風佳乃子と出会う。初対面の美弦と佳乃子と一緒にランチをすることになった一果。美弦と佳乃子はお互いに和の話で盛り上がる。二人の微妙な雰囲気に戸惑う一果。

第六話 芋名月

第七話 秋色に舞う

第八話 くり回顧

9. 一陽来復
クリスマスが近づくある日、一果に母からもみの木とメッセージが届く。約束が果たされなかった幼少期を思い出し、母と約束することを怖がる一果だったが、和の言葉に背中を押され、「待ってる」と母に伝える。「柚子羊羹」をきっかけに和は、祖父との会話を思い出しーー

第十話 春待ち偲ぶ
年が明け、正月を迎えた「緑松」では、御菓子「花びら餅」が売られていた。予約分だけの販売だったが、飛び込みで一人の男性がお店にやってきて…男性の亡き母への想いに思い立った和はーーその後、山國神社へ初詣に向かう「緑松」の人々。そこで一果がお祈りしたこととはーー

第十一話 よきかな

第十二話 春暁に鯛

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

和風な群像劇

{netabare}
和菓子屋に戻ってきた和と、複雑な事情を持つ一果との交わりを描いた心温まる人情劇。朝ドラとかでやってそう。

全話通して安らかな空気感が漂っていて、悪意のあるキャラも一切出てこないし人の優しさを描いたような作品。
基本的に一話完結形式だけど、ハズレに感じた回は一度もなく、かなり高水準で安定していたと思う。
それもあってか結構人数がいた気がするキャラ達全員が印象に残ってる。
特によかった回は6話、7話

6話は母が一果を迎えに来る回だが、緑松の皆も一果を引き留めようとはせず、母も一果を無理やり引き取ろうとせず、どちら側も一果のことを一番に考えていてあくまで本人の意思にゆだねるのが本当に良かった。
わざわざ引き取りに来る時点で一果のことを考えての行動だしね。
短絡的な作品なら母を悪として描くんだろうけど、この作品はそんなことはせずに両者共に共感できるようになっていて、この優しさ自体もこの作品のコンセプトに合ってる。
月見団子とぼたもちでどちらであろうと本質は変わりないことを表現するのも良かった。

7話は頭の固いバイトの子と、少し問題のある母親の話。
Aパート、Bパートとも相手が持っている問題点を和が優しく正してあげる回だったが、両パートとも和の過去や経験を活かしてのアドバイスで説得力があった。
Aパート、実際ああいう個人の和菓子店での接客の場面になると、私市のような機械的な対応よりも、和のような柔軟な対応の方が好まれそうだし、一果の指摘も尤も。けど、私市もしっかりとそのミスを反省して次に繋げるし、各キャラの成長が描けていていい。
Bパート、他人の母親相手でもはっきりと指摘出来たり、しっかりとしている部分はしっかりしている和。
過去だけを見るとダメダメだけど、この回に限らず他人のダメな部分には優しくアドバイスをしたり、常に他人のことを考えて行動したり、良い部分の方が沢山あるのでダメ男ながら憎めないキャラだった。

本筋の話、一果の父に関しては解決しなかったけど、そこは2期に期待。
最終回は和が一果にとっての父の代わりのような存在になれたことが仄めかされて終わりと、話に区切りはついていたかな。
二人の仲がより強固になったのが感じられて良かった。
ここまで一果にやさしく接してきたことが功を結んだのか、他人との関わり方と言う点でダメダメな和自身の成長にも繋がっているとも取れるのかな。

それと、主題である和菓子の作品への絡め方が非常に上手かった。
それぞれの和菓子の持つ意味や特徴をストーリーと絡めて描かれるのが話の作りこみを感じられて良かった。
和菓子の細かな知識などが多分に含まれているので、和菓子を扱うアニメ、和菓子屋としてのお仕事モノとしての出来も申し分なかった。
和菓子だけならず、サブタイも毎回本編の内容を抽象的に表せていて細かなところまで作りこまれてる作品だなと。
特に10話、うめかの成長に絡めて、未開紅という和菓子がテーマになっているのも良かったし、春(=梅の開花時期)待ち忍ぶというサブタイも本編に寄り添えていた。

ストーリーもしっかりしてる上に、一果ちゃんや美弦が可愛いので萌えアニメとしても最高でした。
少し小学生っぽくないところもあれば、ちゃんと年齢相応なところもある一果ちゃん好き。
どこか抜けてる和と他人に冷たい一果の会話が面白い作品でもあった。
和の間抜けな行動がギャグにもなっていて純粋に見ていて楽しい作品でもあったかな。
父の話が気になるのでぜひ続編を。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
OPいいな。何アニメなのこれ。和菓子?
やっぱヤニカスってくそだわ。720円...? EDもいいな。

2話 ☆10
今やってるプリキュアにいそう。この子高2? 特定厨さぁ....。
和風な雰囲気でネットが題材奈の面白いな。
バイトの子めっちゃかわいい。一話の完成度が高い。

3話 ☆9
この子小学生なんかよ。小学生なのに随分大人だな。修羅場やんけ。
みたらしめっちゃ食べとった癖に。和菓子に詳しすぎだろ。
洋菓子の方が好きとはw 祇園祭で父と会いそう。

4話 ☆7
このロリコンが。ナンパ 怪しすぎる。女装で草。土用餅好き。
あいつとは遭遇しないのね。

5話 ☆8
年齢差ありすぎじゃねw この家みんな出ていきすぎやろ。

6話 ☆10
小学生らしくないよな。おはぎ入ってる弁当w
まあ引き取りだわな。
両者とも変な引き留めとかせずに一果にゆだねるのが寒い系の作品じゃなくていい。
関東って月見団子も違うのか。
ぼた餅と月見団子の話は家族のことを表してるのね。

7話 ☆10
このダメ男が。頭固い人って接客には向かんな。
おい客の前で喧嘩すんな。いや、和菓子陳腐か?w
てか小学生が良く陳腐とか言う言葉知ってるな。
これ絶対小学生にはむずすぎるでしょ。一回ミスったら終わりそうだし。
マジで難易度高いだろw このママなに。あの言動肯定するの?
ちゃんとよその母に間違いを指摘できる当たりなんだかんだダメ男ではない。
A、Bパートとも自分の経験や過去を活かしたアドバイスで説得力がある。

8話 ☆8
初対面の相手の顔とか絶対覚えられないよな。
あの栗確かに替えがなさそうだw バイバインじゃねーか!!!
日本妖怪のコスプレとかマニアックすぎんだろ。
ここ最近ずっと高水準で安定してるな。

9話 ☆8
誕生日一人の僕はどうすればいいんですか。小学生あるあるの券。
あくまで母と平和な雰囲気なのが本当にいい。年齢差がありすぎる。
そこは和菓子にしろよw 栗かぶれ。

10話 ☆10
物は言いよう。寛容な仏さん。食べるなww ロリは最高。
今回オチは読みやすかった。けどほんと雰囲気がいい。

11話 ☆8
俺かよ。必然とは。だから信頼してた緑松に預けたのか。
子供っぽくない一果。和の方がよっぽど子供っぽいまである。
一果の父の役目を和が担った感じで仲がより強固になったように感じる。2期で再会までやってほしいなこれ。

12話 ☆9
こういうとこだけ小学生っぽいの可愛い。
桜餅って関西と関東で違うんだ。ひらぱーw
父のような存在になれたということを暗示する展開が良き。二期が欲しいな。

曲評価(好み)
OP「菫」☆8
ED「ここにある約束」☆7.5
9話ED「オーランド―」☆5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

61.9 2 クリスマスでアルバイトなアニメランキング2位
そにアニ-SUPER SONICO THE ANIMATION-(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (482)
2397人が棚に入れました
大学の講義が終わり、アルバイト先へと向かったすーぱーそに子の本日のお仕事は雑誌グラビア撮影。
水着姿でがんばってポーズを取る彼女に対して、もう少しアピールが欲しいという雑誌担当者から予備の衣装が入った袋を渡される。
期待に胸を膨らませながら袋を開けたそに子が見たものは…。

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

只のキャラクターPVアニメだと思ったら大誤算

まずスーパーそに子というのは何ぞや?という所から。

スーパーそに子はニトロプラスの音楽イメージキャラクターとして作られた女の子です。ニトロの音楽イベントは必ずと言っていい程出演していますし、ルックスの良さも相まって個人のキャラクターとしても人気があります。グラビアアイドルとしての一面も持っていて過去にその側面を題材にしたゲームがニトロプラスから発売されたりもしました。

3.11の東日本大震災の時はニトロプラスがそに子名義で復興応援ソング等も発表しています。このように至る所でニトロ関係のイベントではその顔を見ない時はない看板娘です。

で、アニメの話に移りますが、このように今まであくまでニトロプラス音楽のマスコット的扱いでこれまで売り出されていた為、いざアニメとなるとすっからかんのストーリーが展開されていくのではないかと不安の方が大きかったのが自分の中ではありました。

案の定1話とはいえ、そに子のPVの域を出ない作品としての始まりを迎えてしまい、視聴をその時点で切りたくなったのは言うまでもありません。

とはいえ今作を担当しているのが黒田洋介だったので、もう少し見てみるかと~2話・3話・4話と見続けるうちに作品の魅力が自分の中で段々と開花していきました。

特に4話以降はそに子のパーソナリティの形成に大きな影響を与えた音楽とある先輩との出会い、そして第5話ではそに子が音楽を続ける理由としての強い意思が彼女を密着取材していた記者に再び夢に向かって歩き出すきっかけをそに子自身は自覚していないとはいえ与えている・・・叶えたい夢とその実現にあたって伴う「壁」を社会人として葛藤する雑誌記者の等身大の姿を軸にした話になっており、シリアスな題材を上手く扱っていた事に驚きました。まさかこの作品でそういった話を目にするとは思ってもいなかった嬉しい誤算ってやつですね。

こうした作品だとキャラクターの掘り下げは結構すっとばす事が多いのですが、この作品の場合、あえて過去のそに子と現在のそに子を見せる事で、彼女が現在のような性格になるまで一体どのような成長を促す経験があったのかを描いてくれているので、天然さんなのに意識が高かったり、仲間との交流を大切にするのは過去にそういった事情があったからと視聴者的には納得できたりしますので、単なるPVアニメではないというのを実感させられるのには充分すぎる程でした。

彼女自身はグラビアアイドルをやっていたり、一方でバンド活動もする等、やりたい事を若さに任せてやっている様にも見えてしまい、そのせいで作品の方向性もややブレてしまっているように見えるのですが、実際には音楽活動が第一である事を本人が何度も明言しているので、結局はバンド活動を軸にした作品と見て良いのかもしれません。ただそれが視聴者に理解出来るのは勿体無い事に4話以降なので、もうちょっと早い段階でその部分を示していく事が出来れば視聴を打ち切る人も思い留まっていたのではないかなとその点が実に悔やまれます。

先程挙げた様なちょっと考えさせられる話だけではなく、そに子とその周りの人物を中心とした日常を淡々と見せる話や思わずツッコンでしまいたくなるギャグ回まで完備しており、作品のエピソードのジャンルの豊富さは流石「極上生徒会」も手掛けた黒田洋介と言えるかもしれません。あまり今期話題になっていない作品ですが、当初の予想に反して、かなり作りこまれているアニメ(作画も水準以上で今の所は頑張ってくれていて満足です)であるというのが現在の自分の抱いている評価である事をここに明記しておきます。

最後にアニメとは若干関係あるようで関係ない話になりますが、作中でそに子が所属している『第一宇宙速度』は実際にアルバムも出しており、自分も1stアルバムは所有しています。女の子でバンドというと『放課後ティータイム』とか連想される方が多いと思いますが、『第一宇宙速度』は『放課後ティータイム』とは音楽における方向性が全然違うので、そにアニを見ていて時折流れる音楽が気に入れば、アルバム等買ってみても損はないと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

時速28,400km(第一宇宙速度)でぶっ飛ぶ、すーぱー女の子

ニトロプラスのイメージキャラクター「すーぱーそに子」ちゃんのお話

この「そにアニ」は
「そに子」ちゃんが出ているゲームや漫画などの
メディアミックス作品のひとつということで
そに子ちゃんの日常のお話のアニメ作品ということになりますね
(断っておきますが上記に書いていることの半分くらいしか理解していません^^!)

この作品のことは
放送前の番宣で知ったのですが
そもそも

「そに子」ちゃんって何者?って

当然のごとく
そんな疑問が真っ先に浮かびました


ということで
ダラダラ書くのもアレなので
いきなり
「そに子ちゃんとはなんぞや?」という方のために
問題の“ブツ”のプロフィールをWikiからコピペしてw
その素性を探ってみることにしましょう^^


♪ルールル、ルルル、ルールル、ルルル・・・♪(なぜかBGM)

名前:すーぱーそに子
 たぶん“すーぱー”が姓で“そに子”が名
 その名称からしばしば誤解されるが
 大手電機メーカーのソニーとは何ら関係ない(wiki)

性別:女性
 意外と普通の設定
 「あにこれ」の“その他”設定みたいなものではなかった

生年月日:2006年10月14日(18歳) 天秤座
 偶然にも私の誕生日{netabare}とはまったく違います(もちろん生まれた“年”も){/netabare}

出身:東京都武蔵野市
 いったことありません
 ちなみにそに子ちゃんが通う学校は
 チャリ通に便利な某「亜細○大学」らしい

身長:158cm
 私より小さい^^

スリーサイズ:B90/W57/H87
 ・・・(怒

血液型:A型
 無駄に几帳面とか・・・

趣味:お風呂、猫と遊ぶこと、ゲーム
 猫と遊ぶ・・・きゃ~かわいい~(怒

特技:ギター、料理(和食)
 私も料理くらいできるわい(中華)

好きな食べ物:ラーメン(チャーシューメン)、マカロン
 チャーシューメンは猫の名前にするくらい好きらしい

お仕事:大学生
 その他グラビアモデルやゲームキャラの仕事をする傍ら
 『第一宇宙速度』のボーカル&ギタリスト担当の
 ミュージシャンとして活動している(wiki)

性格:おっとり、ちょっと天然
 私の所見です

ヘッドホン:
 ・いつも付けているトレードマークのヘッドホンは
  彼女自身には“認識されておらず”
  またそのヘッドホンのことには触れないというのが
  “暗黙の了解”とされている(wiki)
 ・ちなみにマネージャーの「北村」(きたむら)さんの
  般若のお面は思いっきり認識されてる
 ・ちなみに第一話での
  そに子のおばあちゃんが経営する居酒屋「つぇっぺりん」の
  壁に貼り付けてある幼少期の写真では既にヘッドホンがついている
  そに子のお母さんはさぞ痛かったでしょうね^^!
 ・ちなみに就寝時もつけたままである
  そのためなのか朝の寝覚めは非常に悪い
 ・ちなみに入浴時もつけたままである
  起用に髪を上げタオルを巻いている

声:すーぱーそに子
 担当声優は非公表らしい
 {netabare}ちなみに「山本彩乃」さんという噂がある{/netabare}


とまあ
こんな感じなのですが

見た目は(ヘッドホンを除けば)
ごくごく普通のかわいい女の子

特にその
ナイスバディは羨ましい限り

まさに
BQB(ボン・キュ・ボン)バディ

っていうか
正直に思ったことを言います








{netabare}太い^^{/netabare}









ま~~~~~~~~
私みたいな
BBB(QQQかな)バディ女の
僻み妬みだと思ってスル~してください(ToT

ふふ~ん
大学生なんて
私のストライクゾーン外ですよ~(っていうか大暴投?)


ということで
かわいい{netabare}デブ子・・・じゃなかった^^{/netabare}
そに子ちゃんの日常

観てやってください!!

あ~
お話の感想書くの忘れた~!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話視聴後。これはちょっとむりっぽい。他に時間を割きたいと思います。

挫折していますが、一応原作ゲームはプレイ経験有り。

断念しそうな気がしてきましたので、早めに感想だけでもと思いまして。それなら書かなくても・・・とも思ったのですが。
→結局視聴は断念することにしました。

2話視聴後-----
{netabare}
やはり・・・着地点がハッキリしないというのは、観る上で結構厳しいわけでして。
独り暮らし、大学生活、バイト(アイドル活動?)、手伝い、バンドと色々なことにチャレンジしている姿そのものは、うらやましいと思える部分もありましたが・・・。

ゲームを途中で投げ出してる身ではその資格は無いのかもしれませんが、アイドルがしたいのか?バンドがしたいのか? そこらをハッキリして欲しかった。

そに子自身(周囲の大半の人物含め)が『結構なお人よし』『良い人』なのは感じますが・・・色々優先順位がおかしくないかな?と思えるところがチラホラ。バイトの為に、先に入っていたバンドの集まりをキャンセルしてみたり・・・。
人間、何か1つに割り切れる物では無いとも思いますが、それでも欲張りすぎといいますか、都合良過ぎといいますか、詰め込み過ぎといいますか。

勝手な感想・思い込みではありますが、イマイチ魅力を発見できないので視聴を断念したいと思います。
もうちょっと切らないと回せない状態なので・・・尚更です。
{/netabare}
1話視聴後-----
{netabare}
高々1話を観ただけでこう書いてしまうのも乱暴なのかもしれませんが・・・『着地目標がまったく見えない、フラット過ぎる日常系』というのが初見の印象。
日常系と表したのは、あくまで『良く言って』です。

それと・・・結局視点をどこに置いて作ったのか、全くわからないですね。ゲームではプレーヤーはカメラマンになって、そに子とコミュニケーションをとっていく流れだったはずですが、そう言うポイントでもなさそうですし。

上記2点については、今後まだ変化がある可能性は否めないですが・・・このまま行くなら、間違いなく断念候補になると思います。

とりあえず・・・常時ヘッドホンをしていること(幼少時から)にはツッコミません。遅刻常習犯でも大目にみてもらっていることもスルーします。

が・・・クライアントが用意した『予備の水着』を映さないとか、どうなの?とw 「製品版でどうぞ」ってことですか?w チラッとでも見せて欲しかった・・・。

もう1点。
ED(?)にCGが用いられていましたが、全編その方が良いのでは? そに子と彼女の周辺以外、結構適当な画が目立っていましたし、何よりCGの姿のが自然に見えますので。
アニメ化ということで、原作そのままキャラデザそのままとは行かないでしょうが、正直違和感が凄いです。

次観て、継続非継続の判断してしまいそうです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

72.6 3 クリスマスでアルバイトなアニメランキング3位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1136)
5556人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘酸っぱくて、切なくて、胸がいっぱいになる作品


友達がいない歴16年・橘めい
学校1のモテ男・黒沢大和

そんな2人のラブストーリー。


大和くんの友達、中西くんがめいちゃんのスカートをめくろうとした→そばにいた大和くんにめくられたと勘違いするめいちゃん。→回し蹴り

少女マンガあるあるの出会いから始まります。

いきなり回し蹴りをしてきためいちゃんに、他の女の子にはないものを感じて、1話目から大和くんはめいちゃんに猛アタック。

だけどめいちゃんは、携帯のアドレス帳に自宅とバイト先しか入っていない、16年間、友達がいない女の子。

とりあえずアドレス帳には「黒沢大和」が増える事になるのですが、

めいちゃんは大和くんにとまどい、抵抗を続けます。

それからめいちゃんはストーカーにあい、大和くんにとっさの電話。そうしてストーカーを撒くため2人はキスをします。

ここまでがよく「好きっていいなよ」のあらすじとされる部分です。


★{netabare}私は再視聴で作品に良さに気付く事が多いのですが、この作品もそのパターンでした。

理由は大和くん。
大和くんがめいちゃんに猛アタックして、2人は恋人となるのですが、めいちゃんは友達いない歴16年に対して、大和くんは学校1のモテ男。
それも君に届けの風早くんタイプではなく、女の子と結構遊んでるタイプの男の子です。

そんな2人が付き合い始めて、めいちゃんはおどおど、大和くんは余裕の笑み。
恋人ができても女の子と出かけることもあるし、モテるし、そりゃめいちゃんの立場になって考えると、
「どうして私なんか…」ってなりますよね。
でも大和くんはキスしてきたり…

そんな大和くんに不信感を覚えてしまった私は、あまりこの作品の良さに気付けず…(もったいない!)

再視聴で大和くんにも悪気がないんだし、何より当事者のめいちゃんが幸せならそれで…ということに気付き、好きっていいなよってこんなに感動ものだったっけ?と涙しました。

それともう1つ、この後手つないで、キスして…と物語の先が見えて、冷静に視聴できたからかもしれません。{/netabare}


★この物語のテーマとなっている「人を信じるということ」
それは
ヒロインのめいちゃんにあてたものでもあり、大和くん、そしてライバルとして登場するめぐみさん。
色んな人に、というか観ている側の私たちにも、語りかけてくれているような、そんな気持ちになって、いろんな感情がわっと溢れてきます。

各キャラの「人を信じる」エピソードをかいたので長くなりました。ほんとに全部かいてあるので、視聴予定の方は注意してください{netabare}
☆大和くんと付き合うようになって、めいちゃんには、信頼しあえる友達・あさみちゃんができます。

{netabare}あさみちゃんは友達もいるし、大和くんとも仲のいい、華やかな子なんですが、それゆえに嫉む人だっているんですよね。

巨乳のあさみちゃんは、胸をたとえて「スイカ」とバカにされて、あげく大和くんの友達、中西くんに自分の事を「巨乳で可愛い」としか思われていないと思って…
でも中西くんは本当にあさみちゃんの事を可愛いと思っていて、背中を押してくれたのがめいちゃん。

あさみちゃんと中西くんは恋人になり、あさみちゃんとめいちゃんは親友になって、
めいちゃんはそれを「黒沢のおかげ」といって。
あさみちゃんにお揃いのストラップをもらって、嬉しそうなめいちゃんは本当に可愛らしかったです{/netabare}


☆それから、初めてのライバル愛子ちゃん。
{netabare}初めてのデート中、こちらもまたデート中の愛子ちゃんに出会って、4人でポウリングに。

そこで愛子ちゃんは、大和くんに好かれてるくせに、そっけないめいちゃんが気に入らなく、大和とは1度関係を持ったといい、動揺しためいちゃんは帰ってしまいます。

でもめいちゃんが大和くんに対して本気なのを認めて、それから話数を重ねていくごとに、めいちゃん、あさみちゃん、愛子ちゃんの3人で過ごすことが増えていますね♪3人とも恋人がいるので6人でいることも。{/netabare}


☆そして、一番やっかいだった、最大のライバル・モデルの「めぐたん」ことめぐみさん。
{netabare}人気読者モデルのめぐたんがめいちゃんの学校に転入。そして大和くんと出会います。
放課後、めぐたんは
「私ぃ~大和くんに一目惚れしちゃってぇ~、彼女がいてもいいから、付き合おうよ。私たち、ハイレベル同士で♡」

え?モデルやってるんだったら、大和くんじゃなくても、お気に召す人が周りにいるんじゃ?と思ったのはさておき。

大和くんは「そういう見た目しかみてないやつは嫌い。俺には彼女がいる」
と言いばっさり。
こうして観てみると、そうして1度目の視聴で大和くんの、こういう一途なところに気付かなかったんだろう…と思いますね笑

次の日めぐたんは「ごめんなさい」と謝り、大和くんとは友達になりたい、と友達に。もうこのときからすでに、悪い方向へ進んでいるのが見えますよね笑

それから大和くんをモデルに誘い、「めいがカッコいいって言ってくれてるし」と大和くんはモデルになって…
あさみちゃん達もやりなよ~と盛り上がってる中、不安だからといって止められないですよね。うん、いいと思う、とめいちゃん。

雑誌に、大和くんはめぐたんとカップルみたいに載っていることも多くて、もう観てるこっちがハラハラ。
2人ほんとのカップルみたい!橘よりどう考えてもめぐたんの方がお似合いだよね~
周りもそんな感じで、めいちゃんの耳にも入って。
それからめぐたんの家に大和くんが出入りしているろいう噂(これは本当)

やっぱりこんなとき支えてくれるのは、友達なんですよね。
あさみちゃんと愛子ちゃん、それぞれの慰め方で、めいちゃんも少し元気が出たみたいでとりあえずホッ。

これからも色々、もうほんとに色々あるんですが長くなるのでとりあえずは省きます。


そんなこんな、めぐたんでしたが、やっぱり大和くんが選ぶのはめいちゃん。
どうして私じゃないの?とあさみちゃんたちを誘って、めいちゃんを誘わなかったり、こわっ!女子こわっ!
愛子ちゃんがびしっと「私らはテメーのペットじゃねーんだよ」とびしっと言ってくれました!女子に人気が出そうなヒールキャラですね♪♪

ネット上でもめぐたん性格わるい、ブス、早くやめろ
と書き込まれまくって、(女子こわい!)
今まで、我慢してたポテチなどなどを買い込み、引きこもり、両親とも仕事先とも、連絡をたって、

そこで現れた“ももちゃん”という存在。ももちゃんは前からめぐたんのことを気にしていたんですが、幼なじみだったんですね!

そんなもももちゃんが家に来ても「あんただってバカにしてたんでしょ!」
と拒絶。大和くんがきて、ももちゃんはめぐたんに
「周りからどう思われたっていいじゃん!私はめぐが1番カッコいいって思ってるよ。」

めぐたんはやっと出てきて、ももちゃんはずっとみてきてくれてたのに、と気づきます。

大和くんを追いかけてきためいちゃんをひと睨み。
めぐたんにとってはすべての元凶だもんね。。

実はめぐたんも昔、ブスブス!と長身をバカにされていた過去があって、こうやったら可愛いじゃんと、声をかけてくれたのはももちゃん。

イジめてたくせに、可愛くなったら、なかったかのように声をかけてくる男子に嫌気がさして、スカウトをきっかけにモデルになって、、
自分は全部「めぐたん」を演じてきたんだと、髪をばっさり。

最後には、
えー大和くん今日風邪なの?お見舞いいこっかなぁ?
はいはい、とももちゃんに引っ張られるすごいいいキャラになってくれました☆彡{/netabare}


☆そしてやっぱりめいちゃんと大和くん
{netabare}めいちゃんが友達を作らなかった理由。それは小学生のころ、学校で飼っていたウサギに、クラスメイトがお菓子などをあげて、
ウサギが死んでしまって、どうしたの?という先生に
めいちゃんが~と言われ、それから人は人をすぐ裏切るから、
となったからでした。

そんなめいちゃんにまっすぐぶつかってくる大和くん。
実は大和くんも、中学生の時、1番仲の良かった友達がイジめにあって、表面上はみんなと一緒にイジめて、裏で話していて、結局その友達は転校してしまった過去があった。だからめいを見たとき、惹かれたんだと言いました。その友達も登場しますね♪

ほんとにどうして私は大和くんのこういうところを観てこなかったんだろうと思います笑

大和くんの妹、凪ちゃんは不登校で、学校は楽しいよって教えてあげたのはめいちゃん。人は人を裏切るけど、そんな人ばかりじゃないんだよって
きちんとわかってるめいちゃんだからこそ、できたのでしょうね。
{/netabare}

すごく長くなってしまいました…。特にめぐたんの話はすごく印象ぶかくて…
{/netabare}

OPはフルーツバスケットの主題歌などの岡崎律子さん。
とっても優しいメロディと歌声で、大好きです。

それからめいちゃん役の茅野愛衣さん。
大和くんに話しかかられて、照れながら「ぅん…」というのがとーっても可愛らしかったです。
あさみちゃん役の種田梨沙さんも「あ~またいちゃついてる~」とめいちゃんと大和くんをからかうのが、とっても可愛くて、きゅんきゅんしました!

お2人のが好きな方はぜひチェックしてくださいね♡ ♥/●´v`)┃(´v`●\♥♡

長くなりましただが、読んでくださった方、ありがとうございます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
----------------------------------------
<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
-----------------------------------------
<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

------------------------------------
<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
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<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
-------------------------------------
<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
--------------------------------------

<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
-------------------------------------
<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 63
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

典型的チャラ男&ビッチ像を眺めるアニメ

純愛ものを期待している人には基本的におススメできない。
この作品の楽しみ方は、ちょっと偏った見解によって生み出されたかのようなキャラクター・恋愛観を、
少し離れた位置から生暖かく傍観する感じがよろしいかと思います。
ある意味作者のこういうのを描きたい!みたいのがその都度わかりそうなので、
穿った見方で読み解こうとするレビュワーにとっては良い題材、もしくは曲者かもしれない。
そういうわけで感想たくさん書けたけど、やっぱり色んな意味で上級者向けアニメ、という感じ。

以下視聴時感想
{netabare} 君に届けに邪気を振り撒いたような・・ってそれもはや君届じゃないけど、キャラの立場的にはそっくり。
怪物君といい {netabare} ウサギ死ぬのといきなりキスするのは {/netabare} お約束なのか。
今期は対比するのが面白いアニメが多いかも。怪物君の主人公は自らの意志で
他人と関わろうとしなかったけど、こちらはトラウマを抱えて他人と関われないタイプ。
そしてお相手の男はあからさまにいけ好かないイケメン君で、
この時点で対等ではなく、上から目線感がヤダー。女視点だと王子様なのこれ?

都合のいいことに{netabare} ストーカーが、都合のいいことに電話番号が!
イケメン展開のために都合のいい悪を用意するっていうのが、もうシナリオにあんまし期待できない。
しかもストーカー実質何もしてないし見せつけたっただけやんwwあれで解決した気になるのはおかしい。
主人公ちゃんもトラウマのわりに対人スキルが結構高い。2日目ですでに普通に会話できてるよ。{/netabare}

ただ見所は演出が凝ってる気がする。音楽切って電車ブオーンとかコマ割ったり。
定番でもそれなりに面白そうではあるけど、私的には怪物君の方がいいかなー。

ー2話ー
{netabare}ウオエアアアアアアアアアアアアヴォエアアアアア キャラも展開も節操が無さ過ぎて胃がキリキリ
開幕から終わりにかけてもがき苦しんだ2話。君に届けと似た境遇なのになんだろうこの差は。
人の事を考えてる、思いやってる?いやいや、理性もリミッターもない短絡思考な人しかいないの?!
主人公もかなり直球だけど唯一まともに見える。イケメンさん回想の時の髪型なら良かったよwww
最後のアレは「これは○○の分、これは○○の分、そしてこれは俺の分だァーッ!!」的な
少年漫画展開を思い出した。少女漫画風にするとこうなるのか。もうやだこのアニメwww{/netabare}

ー3話ー
{netabare}道を歩くだけでイケメンイケメン言われてるwwwww
過去語りのカメレオンのように過ごしてきた……それはまぁわかるが、
ならどうして今そんな浮いてるのか?!チャラ男になってる意味はないよね……!?
新キャラの女は尻軽女のステレオタイプで、これは作者による風刺なのか皮肉なのかと思う程。
惚れる理由がまたちょろいwwwともかく周りを下げて、主人公を際立たせる構成なのかなぁ。
こういうのが絡んでくる原因を作ってるのは外面ばかり良く言行の軽い黒沢くんのせいなわけだが。{/netabare}

ー4話ー
{netabare}もはやつっこむ方が無粋なのかもしれないが……
まず第一に黒沢くんは早川くんのどこをみて紹介しようと思ったのか?
さらに状況把握してるわけでもないのに「たかがあんな女」発言だけで手がでる大和氏。
こんな理不尽な態度にでたら余計な恨み買って、結果めいに迷惑かかると思うんですが。
一方で盗み聞きしつつ追い打ちをかけるめいさんぱねぇ。
めいさんがバッサバッサと人の悪を斬り捨てる勧善懲悪的なアニメなのかもしれんね。{/netabare}

ー5話ー
あれ……!?今回いい話だった。どうしたことなの……こんなの好きなよらしくないよ……。
もしかして恋愛が絡まなければいい話書けるんじゃないのかこれ。

ー6、7話ー
あ、これこそ好きなよwwwあさみっちさんいい子じゃないか、大和よりこちらの良さに気付くべきやで。

ー8話ー
グアアアめんどくさいwwwこういう色恋沙汰は嫌やなほんと……。でも少しありそうなのか生々しい。
これこそが好きなよ……!とな怪や神はじとは一線を画すベクトルが、何か存在する……!

ー9話ー
{netabare} めいさんもう完全に落ちてますよね。成就した恋ほど語るに値しないものはないとは四畳半のお言葉。
完全にのろけ話になってるが、この先は嫉妬に狂う人やぽっと出ライバルとの取り合いが見所になるよう。
愛子さんはすっかり姉御肌キャラになってるけど、自分のこと棚に上げすぎではないのかこれ。
仕返しの考えは別に悪くないと思うけどなぁ、めいさんがそれっぽいこと言って、
さも正しいことを諭した風になってるのが解せぬ。あなた反撃で後ろ蹴り喰らわしたでしょうに。
そりゃやられたことを別の誰かにやる、っていうならやってきたやつと同じことだが、
やってきた相手に対してやり返すのは同じことではないだろ……。 {/netabare}

ー9話ー
{netabare} 海君がいいやつすぎて、もはやめいも大和も霞む。 {/netabare}

ー最終話ー
{netabare} まさかのギャグ回wwwシュールでシリアスな笑いにかなりツボった。
最初の頃は刺激的な展開が多かったのに、最後になるにつれ丸め込まれていく感触。
どちらかというとアンチな感想を書いていたのに、ここにきて、この作品に対して言わなければならんのか
案外……好き、だったよ {/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

67.2 4 クリスマスでアルバイトなアニメランキング4位
デンキ街の本屋さん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (860)
4383人が棚に入れました
「コミック専門書店 うまのほね」

そこではみんな何かのマニアだったり、コアなファンだったりと濃い目のキャラ多し。

新刊を並べたり、シュリンク掛けたり、女子力の低さに戦慄したり、エロ本大好き人間なのかと問い正したりと、真面目(?)に楽しく働きつつ、あだ名で呼び合う男子と女子の仲も急接近しちゃったり!?

イってるギャグと胸キュンな恋愛模様が止まらない、書店青春ラブコメ!

声優・キャラクター
高森奈津美、津田美波、竹達彩奈、相沢舞、佐藤聡美、小林ゆう、逢坂良太、松岡禎丞、富田貴洋
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

特化型キャラ同士の日常ラブコメがいい感じ!テンポも程よい〜

こういう恋愛が入りつつも恋愛に偏りすぎない
フワフワした日常のようなお話が私好み^^*
パロディも多くて楽しい!!
職場の雰囲気がいいのも素敵なところです。
個人的にはカメ子ちゃんが一番好き♡
(鑑賞2度目)

❁⃘❁┈┈┈┈┈INTRODUCTION┈┈┈┈┈❁❁⃘
マンガを愛する書店員達の赤面青春★ラブコメディ!!
「コミック専門店 うまのほね」

そこではみんな何かのマニアだったり、
コアなファンだったりと濃い目のキャラ多し。
新刊を並べたり、シュリンク掛けたり、
女子力の低さに戦慄したり、
エロ本大好き人間なのかと問い正したりと、
真面目(?)に楽しく働きつつ、
あだ名で呼び合う男子と女子の仲も急接近しちゃったり!?
イってるギャグと胸キュンな恋愛模様が止まらない、
書店青春ラブコメ!(公式引用)
❁⃘❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁❁⃘


◆1話
{netabare}
エロ本Gメンとか!
エロ本ソムリエとか!
私もソムリエによって自分に隠された何かを
ぜひ引き出されてみたいものですw

先生×海雄くんのフワフワした関係性、
このド定番な感じがむしろ良い。
{/netabare}


◆2話
{netabare}
ソムリエ君と腐ガールちゃん見守りたくなるー!
腐ガールのゾンビフェチがハイレベルすぎるし
海雄の顔に施したゾンビメイクは笑ったw

デンキ街で行われた大残暑見舞い大会の各競技が
一癖も二癖もあって楽しそう〜実在するなら参加したい!
ソムリエと腐ガールの "また合体しよう" は
意味深が激しくて恐ろしいwww
小学生ぽい腐ガールが高1って判明。
{/netabare}


◆3話
{netabare}
クリスマスに予定のない人(全員)はカントクの家に集まって
コスプレ必須のクリスマス会を朝まで行う。
こうした賑やかな職場メンバーを見ると本当に憧れます^^*

翌朝みんなが帰ったあとも
カントクの家で本読んだりゲームしたり当たり前のように
居座ってるひよたんが可愛すぎていいキャラしてる♡
この2人って進展あるのかなw

元旦の仕事終わりに2人で初詣へ行った
先生と海雄の進展もいかにして、、♡
{/netabare}


◆4話
{netabare}
各々でおすすめの棚作り。
カントクの魔法でひよたんがBLに染まりつつあるw

バレンタインに腐ガールがソムリエにチョコを渡せないまま
ソムリエは帰路を猛スピードで歩いていく。
カントクに気遣いで早上がりにしてもらった腐ガールは
それを追いかけるけど速すぎて結局家に到着し家に上がる。
チョコは渡せなかったけどもう1つの漫画の方と
いつものお礼は伝えることが出来た腐ガール♡

家まで追いかけてした時点でチョコ渡せる雰囲気なのに
勿体ないなぁー!でもそこがいいなぁー!くぅー!
って感じで観ちゃいましたw
腐ガールが帰ったあと漫画を天に掲げて涙するソムリエ、
ファン達からのチョコとは比べ物にならないくらい
腐ガールからの漫画は嬉しかったんだろうなぁ(*´ω`)
{/netabare}


◆5話
{netabare}
海雄「春は!!パンツの季節なのです!!!」
確かにパンチラシーンって春に多かった気がしてきたw

ある雨の日に上半身裸でびしょ濡れのソムリエが出勤。
その訳、、ソムリエと捨て猫の淡く切ない出会い良かった〜

うまのほね元従業員でカントクの元カノでもあるつもりんが
サイン会の挨拶で事務所に来ていて、
その後うまのほねのお手伝いもしてくれるけど
カントクの元カノと知ったひよたんはソワソワした様子。
気になってる人の元恋人と働くなんて
大抵の人はあまりいい気分しないよねぇ:(´◦ω◦`):
3話でクリスマス会の準備をカントクが本格的にしてた時
その理由を「こういうのが好きな人がいた」みたいに
言ってたの思い出したんだけどそれってつもりんの事かな。
ひよたんの心情はどうなるんだー!!
{/netabare}


◆6話
{netabare}
先生が新人連載を狙っているが締切に間に合いそうになく
うまのほねのみんなが力を貸してくれてギリギリセーフ!
個人の目標を応援するのは簡単だけど
そこに手まで貸してくれる職場って素晴らしすぎる。

後半は、原稿が出来上がるまで泊まり込みをしていた
先生のことをお店の監視カメラでチェックして女子力採点。
メガネを服で拭くのが減点だと知って落ち込む私www
{/netabare}


◆7話
{netabare}
夏コミの帰り、
うまのほねメンバーにつもりんを加えてみんなで銭湯へ!
ひよたんと先生と腐ガールが全裸大公開という
とんでもハプニング起こしましたね〜\(^o^)/
全ての銭湯や温泉が同じルールだとは限らないぞ
ということを深く学ばされましたw

カントクがひよたんといい雰囲気にしてるのを
見てしまったつもりんは飲んで飲んで飲んで酔っ払いに。
カントクと2人になったつもりんが昔に戻れないかと問うと
「好きな人がいる」と断ったカントク、、の後ろにいた
ひよたんがこの会話を聞いてしまったー!!!
つもりんそんなに好きじゃなかったけど
カントクの膝を涙で濡らすつもりんを見るのは辛かった。
昔から好きな人には
意地悪したり怒ったりするのがカントクなのかぁ〜

その後の仕事ではひよたんがより一層カントクを意識しだし
変なおっぱいの話をし始めるの可愛かったなw
ひよたんが飛び出してった後に
残されたカントクが顔を赤らめてるのも最高だった♡
{/netabare}


◆8話
{netabare}
前に送った先生の原稿は新人賞に選ばれなかったけど
見込みがあるという事で担当さんがついてくれて、
担当さんのすすめで漫画家のアシスタントをする事に。
両立が難しいからシフトは減ったけど
辞めることにはならなくて良かった^^*

先生は自然な流れでつい海雄を映画に誘ったものの
後にそれはデートだと気付いてしまう。
気合い入りすぎてるように見えないような
ラフな服を考えるも、、先生のラフさイメージが壊滅状態w
染みとか破くとかサンダル左右バラバラとか何事!!
ひよたんたちの助けも入るが、
最終的に何故か海雄が呼ばれどの先生が好きか選ばされる。
海雄としてはメガネが萌えポイントだから
メガネの先生には毎日萌えていると言い、原点に戻ったw
{/netabare}


◆9話
{netabare}
ひよたんが熱出してお休みしカントクが看病に来てくれる。
お決まりイベントで特に何も無かったかな〜

クリスマスお独り様対策を徹底するうまのほね書店。
今年はクリスマス会が開けないからと
その鬱憤をここに晴らすカントクw
外に並ぶお客様たちの対応をしている所に、
エロ本Gメンがサンタの格好をしてやって来た。
手に持った大きな袋には
役目を果たせず回収されただけのエロ本たち、
ここなら役に立てるのではないかと持ってきたそう。
お店の利益にはならないがカントクの判断でその大量の本を
配布する事にし、お客様たちは幸せそうに帰って行った。
お客様の中に子連れがいたのには笑ったw
{/netabare}


◆10話
{netabare}
バレンタインのチョコ作りを
うまのほね女子メンがつもりんから学ぼうとするものの
とてつもなく滅茶苦茶で楽しかったw

今回のバレンタインではカメ子が
カントクにチョコを渡すことができ、
ホワイトデーのお返しで亀のキーホルダーを貰って
それを "宝物" だと口にするカメ子可愛すぎたー!!!

ひよたんとカントクがコンビニへ行ってる間に
店長が戸締りをして帰ってしまい2人は書店に入れず
何だかんだでネカフェのカップル室で朝まで過ごす事に。
無防備なひよたんに迫る振りをしたカントクに
おおお!ついに我慢の限界か!?ってなったけど、
キャラじゃないことしてる本人は恥ずかしくないのか?
と思ったら直後に顔を赤らめててホッとした(*´`)
カントクは私の答えが出るまで待ってくれる人だから
というひよたんの言葉は強かったな〜
{/netabare}


◆11話
{netabare}
ソムリエとエロ本Gメンは小学生の頃
既に出会ってたんだ〜(^o^)
テーマはエロ本なのに2人の仲が感動的なの面白いw
エロ本Gメンが途中で転校することになって
2人が交換した本をまだお互い大事にしてるけど
現状、それぞれ相手をちゃんと認識できてるのかな?

腐ガールの石頭がソムリエの頭にぶつかって
ソムリエが倒れてしまう。
うなされるソムリエに付き添う腐ガール、
腫れたおでこを見てそのままチューしちゃった♡!
ソムリエは捨て猫に唇を舐められる夢を見てて
キスされたことには気づいていない様子。
{/netabare}


◆12話(最終話)
{netabare}
酔いつぶれて1つ前の駅で降りた先生は
海雄と一緒にそのまま海雄の家で休むことに。
とうとう大胆且つウハウハイベントかと思いきや、
膝枕や頭なでなでは2人にとって大胆なことだけど
進展としてはそうでもないこの少しづつな感じ良かった〜

お花見は綺麗にまとまったな〜
海雄に空気を読みすぎるとって言うカメ子、
本当はもっと仲間に入りたいのかもしれないし
いつの間にか撮影者としてのポジションを
気に入ってるのかもしれないし、
カメ子の本当の気持ちはわからないけど
自分を大事にすることを忘れないであげてほしい(>︿<。)

最後の店長の朝礼すごかったな〜
とにかく、すごかったな〜としか言いようがないw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本屋とラブコメ

秋葉原?の本屋で働く従業員と時々、客の話。
従業員同士のラブコメ展開多め。

印象に残ったキャラクターは腐ガールかな。文字通り?でゾンビ好き。腐女子ではない。
エロ本Gメンとソムリエ回も面白かった。

万人受けするかは置いといて、そこそこは楽しめるのではなかろうか。

OP
齧りかけの林檎 歌 竹達彩奈
ED
two-Dimension's Love 歌 denk!girls(高森奈津美、津田美波、竹達彩奈、相沢舞)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. ラブ&エロス フォー オール/ナイトメア ビフォア カルナバル
本屋さんのお仕事、それはもちろん本を売るコト。自分の欲に正直な人々が集まるデンキ街では、エロ本だって大切な商品だ!名作から薄い本まで取り扱う「うまのほね」に、もの凄い速度でエロ本をチェックするエロ本大好き人間…じゃなかった、行き過ぎた表現を取り締まる通称エロ本Gメンが忍び寄る!ラブ&エロス・フォー・オール!エロを必要としない人間なんていない!!

2. Deep Deep Night/デンキ街は燃えているか
やたらと変なイベントが多いデンキ街。そのイベント四天王的な一角「大残暑見舞い大会!」 賞金で欲望を満たすために、燃えるうまのほねの面々。早くしろ貴様ら誰とニャンニャンしてたんだ、このビッチめが…、なにニャンニャンする相手がいないって?やかましいわー。嫁は二次元にいるだろ、いいかげんにしろ!わりとすぐにやってきた水着回!賞金のために小宇宙的なものを燃やすぜ!

3. Party Hard/ひおたんよ家に帰れ/エンドレス・カルナバル
クリスマス会(回)?いやコスプレ回だー!ミニスカサンタにはロマンがある!そしてマニアックなコスにも需要がある!でも「うまのほね」が売るのはギャルゲーだぁぁー!1年の時間を置いて発売された大人気ギャルゲーの続編。恋人と1年振りの再会に目を輝かせるお客さまたち。これはもう純愛といって差し支えない!全年齢版だし!ひおたんもおもわず涙する、メリークリスマスでありますです!

4. キングオブPOP/chocolate panic
バレンタイン!またの名を全国統一女子力テストセンター試験ファイナルアンサー決勝戦!女子力が足らず参加できない女子など、うまのほねにはいない!…いないよね?最大の女子イベントを前にフワフワまたはソワソワもしくはガーンガーン(落ち込む音)するうまのほねのオンナノコたち。恋する乙女の女子力ゲージはフルマックス!魅せろ超必殺テレ顔コンボ!

5. 春にパンチラ/I am Rain/ざわめき
パンツが嫌いな男子なんていません!(名言)もちろん海雄もパンツ大好き!(語弊はありません)そんな海雄に「パンツが見たいか…」と照れながら言う先生ちゃん。いったい二人に何が…? そしてついに「彼女」がやってくる!うまのほねの過去を知るミステリアスな女。そして他の追随を許さない圧倒的な女子力!しかもどんどん上がってるだと…?ちっ、こいつはスカウターの故障だぜ。

6. 宿はなし/Secret Paradise
先生ちゃんのトレードマークでもあるジャージが数日変わっていない…だと…。なぜなら、新人賞に投稿するマンガを描くためにうまのほねに泊まり込み、女子としてあるまじき「毎日同じ服」をやらかしてしまった先生ちゃん。かつてない程のデスマーチを乗り越えるために、うまのほねの面々が全面バックアップする!あと女子力の低下が酷いので、つもりんの女子力アップ大作戦、はっじまっるよー。

7. いざ銭湯へ…/胸がいっぱい
夏コミカ、それは会場内に雲ができるほどに暑いイベント!なので温泉回だー!!汗の流すためだから仕方ないね、温泉必要だね。うまのほねはお江戸温泉物語を応援しています!そして夏のせいなのか浴衣姿にあてられたのか、転がりだすカントク×ひおたん×つもりん×カメ子の複雑な恋模様。ドキドキが止まらない青春の行方は果たして…?って男1人に女子3人かよ!リア充爆発しろ!!!

8. 眠る人/I am Rain 2/ラフさりげなく
初デート…ぐはぁあああああ!!!やめて、先生ちゃんのライフはもうゼロよ!うっかり海雄とデートの約束をしてしまった先生ちゃん(本当にうっかり)何を着ていけば良いのかさえ分からず、ならばいっそラフでいいんじゃないか?…と、SAN値チェックもしないまま迷走してしまう。そんな甘酸っぱい出来事に精神が削られるなか手を差し伸べたのは…?ラフさが欲しいか、欲しいならくれてやる!!!

9. Koijanaino/やあ、調子はどうだい/雪の降る夜
ひおたんが風邪!?バイトを休んだひおたんを心配して看病にやってくるカントク。家に上がって雑炊まで作ったりと、普段とうって変わって優しいカントクにドキマギしてしまうひおたん。しかしラブコメの波動はどこへやら、朦朧としてひおたんが倒れてしまう急展開に!助け出すために扉を蹴破り、ひおたんを抱えて夜の街を走るカントク。そんなカントクに心が揺れるひおたんで…。

10. ワンダフル・チョコレート/chocolate philosophy/飴色の部屋/眠れぬ夜につかまえた
バレンタイン!4話でも同じことを叫んだ気がするよバレンタイン!リベンジとばかりに素人は決して手を出してはいけない超高難易度ミッション「手作りチョコレート」大作戦に挑む先生ちゃんだが、案の定手に負えず倒れる。無茶しやがって…。こんな時はやっぱりつもりんだ!つもりんを出せ!と、いう訳でつもりんのバレンタインデーお菓子教室、はっじまっるよー!?

11. 小さな頃から/暴かれた生活/唇のソレ
子供時代の想い出。それは美しく、儚く、ほろ苦く、そしていつまでも心に残り続ける。そう…、たとえその想い出がエロ本であっても! まさかのGメン幼女時代エピソード!そして突然、急展開を迎えるソムリエ×腐ガールの恋模様!これは応援せざるを得ない! 胸キュンラブコメの急加速が止まらない、てか止める気なんてなかった! がんばれ(ハート)がんばれ(ハート)、萌え尽きる準備はできてるぜ…?

12. 隠者の書庫/桜が咲いたら/Welcoming morning
桜が咲いたから花見をします。風に揺れる花びらのように心を揺らしながら…コスプレ大花見大会だぁぁぁ!! 海雄、先生ちゃん。カントク、ひおたん。ソムリエ、腐ガール、そしてカメ子。もちろんつもりんもGメンも参加だ!! 甘酸っぱい想いが交錯し、青春の日々はこれからも転がり続ける。胸キュン書店員ラブコメのキャッチコピーに偽りなし!デンキ街の本屋さん、大団円です!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

れのん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「コミックうまのほね」を舞台とする日常系ギャグ&ラブコメ

 2014年10月 ~ 12月 放送(12話)
 原作 漫画 水あさと 「月刊コミックフラッパー」連載
 監督 佐藤まさふみ   シリーズ構成 ふでやすかずゆき
 制作 シンエイ動画

 原作未読

 知人がおもしろかったと言っていたので、何気なくみはじめました。
 ほんとにおもしろかったです。何回も笑いのツボにはまりました。気軽に観れるアニメです。自分は、漫画やサブカルにあまりくわしくないので、逆に楽しめました。

 秋葉原を連想させる電気街にある漫画専門店「コミックうまのほね」を舞台に、7人の個性的な店員たちの日常を描いた日常系ギャグ&ラブコメ。登場人物たちが、みんなあだ名で呼ばれているので、親しみやすい。

 舞台が舞台なので、えっちな話題&描写がけっこうあります。それがライトでなく直球だったりするので、人によっては難点かな? 苦手な人もいると思います。ただ、そういう話題&描写が、ギャグになっている場合も多く、自分はけっこう笑わせてもらいました。人によって、作品との相性はあると思いますが、男性だけでなく女性も楽しめる作品だと思います。 

 ストーリーがあるような、ないような作品です。設定を1話で把握したあとは、どの回からみても、とばしとばしみても楽しめると思います。日常系色が強いので、同じ回でもAパート・Bパート …… が、たいてい別のエピソードです。

 作中で三つのカップルのラブコメが微笑ましく進行します。ラブコメとしては、だんだんいいかんじにはなってきますが、最終話まで中途半端。しかし、こういう、どろどろのない、雰囲気を楽しむラブコメは、自分は好きですね。
 あと、昔の恋人への思いを捨てきれない つもりん や、ただ一人他のカップルをそっと見守る立場の カメこ の二人について、せつない想いもしっかり描かれていました。ギャグテイストの作品としては、ここらの心理描写はなかなかのもの。


 自分の一押しのキャラは、ひおたん(cv 高森奈津美さん)

 「ひおたん」は、オタクに詳しくないので非オタからきたあだ名。
 純情で、いつもカントクにイジられ、しかも無防備すぎる性格。たとえば、まだつきあってもいないカントクの家で二人きりになっても、まる一日、無邪気にくつろいで遊んでいたりする(3話)。微笑ましいけど、大人の女性としてどうなのよ?
 だいたい、ひおたんは、えっちな会話とか えろ本とかに 激しく赤面する性格なのに、がんばってみんなの会話についていこうとするから、ぶっとんだ発言で自爆しちゃうんですねぇ。


*他の主要キャラ …… わりとピュアな人たちだが、みんな、ちょっとへん、、、、いや、だいぶへん。

 うみお(cv 逢坂良太さん)…… 漫画&ゲームを熱烈に語る主人公。
 カントク(cv 松岡禎丞さん)…… アルバイト店員たちを統率する正社員。好きな子はいじりたくなる。
 せんせいちゃん(cv 津田美波さん)…… 漫画家志望。その超絶的女子力不足が、くりかえしネタになる。
 カメこ(cv 相沢舞さん)…… いつもカメラを持っていて、店員たちの日常を記録している女性店員。
 ソムリエ(cv 富田貴洋さん)…… 驚異的な漫画知識を持つ、無口な男性店員。
 ふガール(cv 竹達彩奈さん)…… ゾンビが大好きな、16歳の女子高校生。

 つもりん(cv 佐藤聡美さん)…… ラノベ作家の元店員。酒癖がおそろしく悪い。

 店員たちはしょっちゅう残業したり、ずいぶんがんばって仕事している。きつい仕事だけど、漫画・サブカルを愛しているからこそ、続けていけるということでしょうね。最近3期が終わった某ファミレスの店員たちより、ずっと仕事しているよヘ(゚∀゚ヘ)

 日本の誇るオタク文化 & ヘンタイ道のどまん中で、一生懸命はたらいている様子が、コメディになっているんでしょうね。


 あとひとつ、作品紹介としては、自分が大事と思ったこと。
 
 全12話のうち、自分には、すごくおもしろかった(笑わせてもらった or 心理描写がすぐれていた)回と、それほどではない回があり、かなり差がありました。自分の好みとしては、2話のデンキ街運動会が、少々ムダに下品すぎたような気がします。しかし、ここで切るのはもったいないかも。

 自分の好みで、特によかったと思う回は、3話、5話、7話、9話、10話。

 12話(最終話)のCパートは、主要キャラの中の人ネタのコスプレ大花見大会と、店長による全店員対象のむちゃくちゃな朝礼。


 op曲の「囓りかけの林檎」(歌 竹達彩奈さん)とop のアニメーション、自分はとても好きです。
 また、作画は丁寧な印象はないかもですが、慣れるとこの作品らしいあじわいがあると思いました。

 とにかくときおり会話が絶妙で、いろいろ、笑わせてもらいました。何回か爆笑して笑いがとまらなくなり、呼吸が苦しくなって困りました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

70.7 5 クリスマスでアルバイトなアニメランキング5位
こばと。(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (521)
3357人が棚に入れました
ある一軒のアパートに、とある目的のために奮起する少女が1人やって来た。彼女の名前は花戸小鳩。彼女の目的は「行きたい所」に行く為に、人間の傷付いた心を癒しその心で「ビン」を一杯にすること。
お目付け役の謎のぬいぐるみ・いおりょぎと共に早速傷付いた心を癒そうとするも、極度の世間知らずかつ天然な小鳩はやることなすこと空回っては、いおりょぎに怒られてばかり…。
そんな時「よもぎ保育園」の園長・沖浦清花と保育士の藤本清和に出会い、そこで雑用担当のバイトをすることになる。

声優・キャラクター
花澤香菜、稲田徹、前野智昭、折笠富美子、桑島法子、中島愛、神谷浩史、三木眞一郎、小山力也、浪川大輔、吉野裕行、斎藤千和、成田剣
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「わたしにできること」

容姿も性格も可愛い少女が、周囲の人々の心を癒していく様子を、ほのぼのと緩い気持ちで眺めて楽しむアニメだろう、と思い込んで、あまり期待せずに視聴を始めた本作ですが、いま考えると、その第1話から、OP『マジックナンバー』の30秒あたり、「好きなときに歌いたいだけなのに」という歌詞が流れたあと、雨の中で立ち尽くす少女が、ふっと横顔を上げる、その頬(ほほ)に、水滴に混じって、白糸のような涙が伝うシーンが挟まれていることに、もう少し注目すべきでした。

序盤は明るくて元気いっぱいだった少女の表情が、中盤過ぎから次第に曇りはじめ、終盤には人知れず《もの思い》にふけりがちになってしまう、その過程が自然に描かれていて、胸が締め付けられるような切ないシーン、それから「ああ良かったね」と手を叩きたくなるシーンも十分以上に堪能できました。


◆期限付きの「契約」と、少女の「願い」

「いおりょぎさん」という犬の縫いぐるみの形のマスコットを伴って、神様との契約により、季節が四つ廻るまでの期限つきで地上に降り立った謎少女・・・という設定は、よくある「魔法少女」のフォーマットどおりなのですが、この「こばと」という少女は、魔法が使えるわけでもなく、超能力があるわけでもない、無力な存在です。

こばとにできることは、いおりょぎさんの助けを借りて、傷ついた人々の心を癒すこと、そうすれば、癒された心はコンペイトウに形を変えて、ビンに集まってくる。
そして、ビンいっぱいのコンペイトウを期限内に集めることが出来れば、こばとは「行きたいところに行く」という自らの「願い」を叶えることができる、それが神様との「契約」。

だけど、こばとは・・・

←ココ、まだ本作を視聴されてない方々は、【絶対ネタバレ回避】が賢明です。
事前情報はこれで十分と思いますので、早めに視聴を開始しましょう。

※予(あらかじ)め断っておくと、本作は、『CLANNAD AFTER STORY』や『四月は君の嘘』のような、人の死をダシにして視聴者を無理やり泣かせにかかるアザトい構成(両作のファンの方には申し訳ありませんが)にはなっていません!

両作とは、感動のポイントが違う、というか、感動の種類が違う、というべきか(個人的には「感動のクオリティ」が違うと表現したいくらいです)、それはともかく、本作は2クール全24話をかけて、非常にゆっくりと(その分説得力は高く)、こばとの心情推移を描き出すので、何となく話の筋は予想できても、いざそのシーンまで来ると、やはり心にグッと来るものがありました。

いやあ、CLAMPさん、実によく分かっていらっしゃる。


※以下、猛烈ネタバレ。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=================== こばと。 (2009年10月-2010年3月放送) ====================

 ------ OP「マジックナンバー」  ED「ジェリーフィッシュの告白」 -----
{netabare}
第1話  …願う少女。 ★ 桜が満開の公園にこばと登場、藤本さんとの出遭い
第2話  …コンペイトウの輝き。 ★ 園児(俊彦君)の心を癒す回 *3
第3話  …雨の贈りもの。 ☆ 片想い気味の女子高生の心を癒す回
第4話  …青葉のときめき。 ☆ 琥珀のデートを助ける回、こばとの時間制限
第5話  …ホタルのやくそく ☆ 孤独な絵本作家の心を癒す回
第6話  …小さなかくれんぼ。 ☆ 保育園への不審な電話、こばと自身が園児に癒される回
第7話  …やさしいひと。 ★ 藤本さんの友人の大学生(堂元さん)の心を癒す回
第8話  …こねこの子守歌。 ★ アパートの大家さんの双子達の心を癒す回
第9話  …夏の記憶。 ☆ 仲直りしたい女子高生達の心を癒す回
第10話  …オルガンと少年の日。 ★ こばとが藤本さんの少年時代を少し知る回
第11話  …探偵 花戸小鳩。 ☆ ケーキ店の店長&店員の心を癒す回
第12話  …銀色の瞳。 ☆ いおりょぎさんの憂鬱
第13話  …天使と守り人。 ★ 古い銀杏の木霊を癒す回、この頃からコンペイトウ集めが滞り始める
第14話  …黄昏の探しもの。 ☆ 芋を盗んだ少年の心を癒す回
第15話  …秘めたる祈り。 ★ 清花(さやか)園長の病気とこばとの記憶、こばと自身が藤本さんに癒される回
第16話  …謎の生命体。 ☆ 保育園の立ち退きのピンチとバザー回、藤本さんの笑顔に気付く
第17話  …謎の生命体、2号。 × 続き、安易な脚本引延ばし(いおりょぎさんの冒険)が残念
第18話  …木枯らしのぬくもり。 ★★ 堂元さん告白回、こばと気付かずスルー *1
第19話  …ホワイトクリスマス。 ★★★ こばとへの一番のプレゼント *2{/netabare}

 ------ OP (変わらず)      ED「わたしにできること」 -----
{netabare}
第20話  …旅をするひと。 ☆ バレンタイン・デー、こばとの逢いたい人 ※『ツバサ』一行登場回
第21話  …春の足音。 ★ 清花園長&ヤクザの息子(沖浦さん)の心を癒す回
第22話  …さよならの日。 ★★ 保育園取り壊し回、こばとの心の痛み
第23話  …こばとの願い。 ★★★ 再び桜満開の公園(期限の到来、藤本さんのコンペイトウ回) *4{/netabare}

 ------ OP (変わらず)      ED「あした来る日〜桜咲くころ」 -----
{netabare}
第24話  あした来る日…。 ★ 6年後の春の話{/netabare}
-----------------------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)2、★(良回)9、☆(並回)10、×(疑問回)1 個人評価 ★★ 4.6


◆考察メモ(※OPは一度も変わらないが、EDが二度変わることに注目)

本作のEDは、第1話から第19話までずっと「ジェリーフィッシュの告白」となっており、2クール作品としては異例。
その後に、第20-23話EDは「わたしにできること」に切り替わり、最終第24話だけED「あした来る日〜桜咲くころ」となっていて、これらは制作側の何らかのサインと考えるのが妥当である(→考察の最大のポイント)
因みに、EDが切り替わる直前の第19話および第23話が、私の基準ではともに《神回》評価となりました。


◇「ジェリーフィッシュの告白」(第1-19話ED)

{netabare}*1:第18話に、堂元さんのこばとへの告白がある。

{netabare}「こばとちゃん、いつも周りの誰かのことを心配してるね。優しくて、真っ直ぐで、こばとちゃんはいつも一生懸命だ。」
「はあ。」
「こばとちゃん、こばとちゃんみたいな女の子、好きだよ。」
「(笑顔で)堂元さん、有難うございます。」
「え?」
「お蔭様で、ちょっと元気になれました。」
「どういたしまして。」{/netabare}

→堂元さんの「好き」は、likeじゃなくてloveなのに、こばとは全然分かってなくて、そこも面白いのですが、ここで引いてしまう堂元さんも好印象かも。


(《複数形》 jellyfish,jellyfishes)
1 a 【可算名詞】 【動物, 動物学】 クラゲ.
b 【不可算名詞】 (食べ物としての)クラゲ.
2 【可算名詞】 《口語》 意志の弱い人.

→つまり、ジェリーフィッシュ(=意志の弱い人)は堂元さん(第7話「やさしいひと。」より)となるので、このEDは堂元さん視点の歌とみると一番しっくりくる (※こばと、いおりょぎさん、藤本さんはいずれも意志が強いため)

*2:第19話までに、こばとは藤本さんのことが気になって肝心のコンペイトウ集めに全く身が入らなくなってしまい、いおりょぎさんの怒声もうわの空になってしまう。

{netabare}「私、かえって藤本さんを傷つけてしまったみたいで、また藤本さんに嫌われてしまいました。それが、それが・・・なんでこんなに苦しいんでしょう・・・」
「そんなに、清和のことが気になる?」
「つい、考えてしまうんです。藤本さんのこと。何故だか分からないけど、考えると胸が痛いんです。」
「そうか。」
「堂元さん?」
「こばとちゃんへの一番のプレゼントが、今ようやく分かったよ。」{/netabare}

※このあと第20-23話まで、EDが「わたしにできること」に切り替わる。つまり、

「ジェリーフィッシュの告白」 →※堂元さん(=おそらく男性視聴者の代理)視点の歌
「わたしにできること」 →※こばと視点の歌 ・・・と思う。{/netabare}


◇「わたしにできること」(第20-23話ED)

{netabare}魔法も超能力もない「こばと」に「できること」は、裏や下心のない優しさで周囲の人々に接すること。
それが、こばと自身も気付かないうちに人々の心を癒してしまう(*3:第2話、いおりょぎさんのこばとへのアドバイスより)。

{netabare}「優しく・・・したんでしょうか。私・・・」
「裏や下心があるのに優しくしても人は癒されねえし、お前はお前のしたいようにやってけばいいんだよ。」
「はい。」{/netabare}

だけど、そんなこばとの優しさも、彼女にとって一番気がかりの藤本さんには届かない。

{netabare}「おい、ひとつ言っておく。同情や好奇心なら来るな。迷惑なんだよ、可哀想だの大変だの思われるのは。」
「そんなこと、思ってません。」

・・・(中略)・・・

「やっぱり、私のやっていることは、人を癒して差し上げることなんかじゃなくて、むしろ、迷惑なんでしょうか。」
「藤本さん、何か傷ついていそうでした。けれど、藤本さんは迷惑だとおっしゃってました。」
「まあ、人によるかもな。」
「世の中に、傷ついている人と傷ついてない人がいるとして、傷ついている人の中にも、癒されたい人と癒されたくない人がいるってこと、知りませんでした。」
「んで、お前はどうしたいんだよ。」
「私は・・・」
「お前は癒したいんだろうがよ。なら癒せよ。」
「いいんですか。」
「いいも悪いも、んなことは実際に癒してから考えろ。」
「はい(笑顔)。」
{/netabare}

こばとは本作の中で、まず序盤には琇一郎を想う琥珀の姿勢から、それから自分への堂元さんの姿勢からも少し、そして何よりも清花園長と沖浦さんの姿勢そしてそれを見守る藤本さんの姿勢から、少しづつ恋愛感情を知っていくことになるが、藤本さんの心を癒せず、彼の力になれない自らの心の痛みが、実は恋の痛みであることをなかなか自覚できない。

藤本さんはこばとの気遣いを自分への同情や好奇心と思い込んで「迷惑だ」と頑なに拒絶し、こばとの心を苦しめるが、清花先生は保育園の取り壊しのあと「藤本君の力になって欲しい」と、こばとの肩を押す。

そして、第22話終盤で再度藤本さんに拒絶されたのち、第23話を迎えてようやく・・・
→琥珀のセリフ「こばとちゃんは選んだんですね」。

こばとにできることは、いおりょぎさんの助けを借りて、周囲の人々の傷付いた心を癒し、ビンいっぱいのコンペイトウを集めて自分の願いを叶えること。
でも、こばとは、コンペイトウを集めることよりも、期限の日まで「大切な人」である藤本さんの傍にいて、少しでも彼の力になること、を選んだ。
→これが、こばとの選択。

→「わたしを大好きでいてくれる人たちの所へ行きたい」から、「わたしの大切な人のそばにいたい」へ、こばとの願いが変わってしまった。


*4:第23話後半の公園のシーンで、ようやく藤本さんは、こぼとの気持ちは同情や好奇心ではなかったことを理解する。
→そのとき藤本さんは、こばとを必死に引き留めようとするが、それと同時に、それまで傷付いて頑なになっていた藤本さんの心が、こばとの真心に触れて氷解し、巨大なコンペイトウになって、こばとのビンを満たす。
→そして、こばとは神様との当初の契約どおり「行きたいところに行く」ことになり、藤本さんの目の前で姿を消す。{/netabare}


◇「あした来る日〜桜咲くころ」(第24話ED)※EDとしては最終話だけだが、第1,13,19話で重要な挿入歌となっている

{netabare}第22話の冒頭、こばとが幸福そうな寝顔で見る夢の中で、ピアノを弾く藤本の後姿を嬉しそうに見詰めるまだ幼いこばとが描かれており、そこが、こばとが行きたい場所(私を大切にしてくれる人がいる所)であることを暗示している。
→この夢のシーンが、最終第24話での6年後の春の二人の再会につながる。
(つまりアニメでは、こばとは藤本さんとの公園での別れよりも10年前の世界に転生したことになる。)

※なお原作では、二人の再会は、こばとが転生した16年後の春となっており、アニメよりも納得がいくラストとなっている。{/netabare}


◆総評:本作は繰り返しの視聴に耐えうる《感情描写系の名作》

例えば、第19話の真ん中付近に、ヒロインのこばとが急にシクシク泣き出すシーンがあるのですが、1回目の視聴時は私はこのシーンはほとんど何も感じることができずに見過ごしてしまいました。
ところが2回目の視聴時には、その前後でのヒロインと相方のそれぞれの心情が自然に推察できるようになっていて、この何気ないシーンにも少しばかり心が動かされてしまいました。

要約すると、本作はヒロインこばとを中心とする一人ひとりの登場キャラクターたちの心情推移が、作品全体を通して実に整合性が取れていて説得力のあるものとなっており、繰り返し視聴することにより、そうした一つ一つのシーンでの心情の読み取り精度も次第に高まっていくので、作品から得られる感動自体も増していく作品、と個人的に結論づけたいと思います。

二転三転する派手なシナリオ展開よりも、数人の登場キャラたちの自然で納得のいく心情推移を腰を落ち着けてじっくり鑑賞するのが好きな方には特にお勧めできる作品です。


◆(参考)歌詞メモ

◇「ジェリーフィッシュの告白」歌詞(short ver.)

{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=aIStKxQS5AE
作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:宮川弾/歌:中島愛

人はみな飛んでみたいのに/重力に騙されてるんだ/誰もほんとは飛べるんだよ
あのコがあんなに哀しそうなのは/自分の影をどこかに忘れてきちゃったからかも/それなら
アリガトウ、って君に言えたら/アリガトウ、って君が笑えば/行ったり来たり  うれしくなる/君がシアワセになる
心配なんていらないよ  いっしょにいるから
うれしくっても涙がでるなんて、不思議だ{/netabare}


◇「わたしにできること」歌詞(short ver.)

{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=7sgyvTUTpUk
作詞・作曲:宮川弾/歌:中島愛

無くしたものと/集めたものの狭間に/あなたの笑顔 落ちていたの/届きそうで届かない
とんでいけるわけじゃないし/笑わせてあげたいだけなのに/役立たずのこの翼/なんのためにあるのだろう
あなたのそばで笑うよ/わたしにできること/あたためるだけでもいいのかな/せめてつつみたい
気付くの そのための翼と/今こそわたし 笑うよ{/netabare}


◇「あした来る日〜桜咲くころ」歌詞(short ver.)

{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=Sw_adAyjkqY
作詞:新居昭乃/作曲・編曲:はまたけし/歌:花澤香菜

春に咲く花 夏広がる空よ/心のなかに 刻まれてきらめく/朝に降る雨 窓を閉ざす日にも/胸にあふれる ひかりは雲の上
喜び悲しみ すべて抱いて歩いてる/私の手と君の手を 強く繋ぐもの/私を導く 遠い遠い呼び声よ/微笑むように 歌うように/響く風の音
秋は水辺に 冬こずえに潜む/世界の奥の 限りない優しさ/夜が来るたび 祈りを捧げよう/あした来る日を 静かに迎えよう
私を導く 遠い遠い呼び声よ/ほほ笑むように 歌うように/響く風の音/喜び悲しみ 全て抱いて歩いてる/私の手と君の手を 強く繋ぐもの{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 49
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

一気に心に流れ込む感じ

1~19話くらいまで1話完結で進行していくので、好きな人には申し訳ないが、少し流していいかな、見なくてもいいかなという感じだった。しかし、EDが「ジェリーフィッシュの告白」から「わたしにできること」に変わる20~23話で一気に感動を覚える展開に。まず、前者も良曲だけど、後者の歌詞がすごく響く。23話の最後で{netabare}こばとの集める金平糖が足りなくて行きたいところへ行けなくなるはずだったけど、藤本の心が癒されたことで満たされたはいいけど、1年を人間界で過ごすうちにこばとの願いが変わってしまった。それなのに、藤本の目の前から消えなければいけない。とは言え、最終話でこばとのことを思い出した藤本と再会できたが。琥珀と同じく、別れても何度も出会える運命かも。{/netabare}

藤本は幼少期の心の傷が原因なのか知らないが嫌な奴過ぎる。もう少し優しいキャラクターだったら途中も見やすかったのに。{netabare}クリスマスに嫌な思い出あっても、大学生になってまで引きずるもんなのか?{/netabare}

OPのマジックナンバーの軽快さは好き。

1. …願う少女。
桜の花びらが舞い散る春。とある公園に突如現れた、おしゃれで可愛い天然少女、花戸小鳩。小鳩は自分の望みを叶えるため、いおりょぎから傷ついた心を集める『ビン』を貰うべく、適正テストを受けることに…。そして、ひょんなことから、公園で行われていたお花見会場の出店をお手伝いすることになり―――!?

2. …コンペイトウの輝き。
なんとか適性テストに合格し、『ビン』を手に入れた小鳩。さっそく、いおりょぎとともに傷つき、困った人々を探しに街へ出かけるが、人の心を癒す方法がわからず、失敗の連続で途方に暮れる小鳩。そんな時、偶然通りかかった「よもぎ保育園」が人手不足と聞いた小鳩は、お手伝いをさせてもらえることになったのだが……。

3. …雨の贈りもの。
長雨が続く中、土管の中で雨宿りをしていた小鳩といおりょぎ。そこに「よもぎ保育園」の園長・清花がやってきて、小鳩に親友の千歳が管理人をしているアパートを紹介する。親切にしてくれる清花のためにも、“保育園”のお手伝いに向かう小鳩はその路中で剣道具を持った少女と出会う。少女はどうやら悩み事があるらしく…

4. …青葉のときめき。
今日も小鳩は『ビン』いっぱいに“コンペイトウ”を集めるため、傷ついた人々を探しに行く。突如、何かに心を奪われたかのように立ち寄った、小さな教会。そこで小鳩は、天界で最も美しい心を持つ天使「琥珀」に出会う。涙を流していた琥珀とお友達になった小鳩は、琥珀の心を癒すため、涙の原因を調べることに。

5. …ホタルのやくそく。
小鳩はよもぎ保育園の園児達へ絵本を読んであげることになった。でも、なかなか上手に読めず藤本からも嫌味を言われる始末。小鳩は園児達に喜んでもらうため、いおりょぎと絵本を読む練習をしていた。そんな時に恋人を失って傷心の童話作家に出会った。絵本を書く気力すら失っていた、 彼の心の傷を知った小鳩は……。

NR
言語: 日本語 再生時間: 24 分 初公開日: 2009年11月10日
その他の購入オプション
6. …小さなかくれんぼ。
初夏。小鳩はよもぎ保育園のみんなと、遠足へ出かけることになった。近くの公園で、楽しく遊んでいたところ、園児の満里奈ちゃんが行方不明になってしまった。小鳩は藤本と、懸命に満里奈を探すが、なかなか見つからず…!?一方その頃、いおりょぎは保育園のトラブルの原因を探るべく、一人で玄琥の所へ向かうことに。

7. …やさしいひと。
藤本がよもぎ保育園に忘れた大学のレポートを、小鳩は清花先生に頼まれて、学校へ届けることになった。藤本を見返すため、張り切って探していた小鳩は、大学で藤本の友人・堂元崇に出会う。彼も一緒に藤本を探してくれることになったのだが何故か、いおりょぎは不機嫌になっていて……?!

8. …こねこの子守歌。
小鳩は、街中で段ボールの中で心細そうに鳴いていた、一匹の子猫を見つけた。いおりょぎや藤本からは「手を出すな!?と言われたものの、ほおってはおけず、子猫をアパートへ連れて行くことに……。そこで小鳩は、アパートの管理人・千歳の双子の娘、千帆と千世に子猫のことを相談し、新しい飼い主さんを捜すことになり!?

9. …夏の記憶。
よもぎ保育園は夏休み。小鳩がいおりょぎを洗っていると、『夏祭り』のチラシが風で飛んでしまった。そのチラシをアパートの前を通りかかった、女子高生に拾ってもらう。彼女は親切にも手が濡れていた小鳩に、ハンカチを貸してくれた。しかし、小鳩はそのハンカチを返し忘れてしまい、その女子高生に会いに行くことに……。

10. …オルガンと少年の日。
アパートでお布団を干していた小鳩はいつもドジっぷりで朝から大騒ぎして隣人の藤本からも、いつも通りの嫌味を言われる始末。小鳩は少しでもよもぎ保育園のお役に立てるよう、園のお布団も干しに出かけることに。よもぎ保育園に着くと、そこには清花先生がいて。いつもいじわるな藤本の、小さい頃の話を聞かせてくれた。

11. …探偵 花戸小鳩。
よもぎ保育園のお手伝いを終えた小鳩は、藤本の机の上に置いてあった、アルバイト雑誌を見つけ、藤本のように保育園を助けるため、アルバイトを探すことに。千歳に相談すると、『チロル』の店長・植田弘康を紹介してもらう。店員がケガをしてしまい、人手不足で困っていたので、働かせてもらえるようになったのだが。

12. …銀色の瞳。
いつものように、小鳩のカバンの中に入っていたいおりょぎに、満里奈ちゃんが可愛いリボンを結んでくれた。不機嫌ないおりょぎに、小鳩はまったく気がつかなくて―――。一方、くまのバームクーヘン屋に、玄琥をたずねて銀生があらわれた。どうしていおりょぎは、ぬいぐるみの姿のまま、小鳩と行動をともにしているのか?いおりょぎの真相を聞きに来た、銀生の目的とは?!

13. …天使と守り人。
秋のにおいを感じながら、いおりょぎとお散歩をしていた小鳩は、路中で立派なイチョウの木を見つけた。さっそく小鳩は、積み木の取り合いでケンカをしてしまった、俊彦くん達を連れて、きれいに色付いたイチョウの落ち葉を使い、お絵かきをすることに―――。ところが、みんなで落ち葉を拾っていた時に、このイチョウの木が切られてしまうことを知った小鳩は・・・・・。

14. …黄昏の探しもの。
今日はよもぎ保育園のお芋掘りの日。初めてのお芋掘りに、朝から張り切って準備をしていた小鳩。でも、相変わらずの的外れな行動で、いおりょぎにツッコミを入れられてしまう―――。畑に到着し、みんなで楽しくお芋を掘っていたところ、小鳩は見慣れない少年を見つける。藤本が声をかけると、少年はお芋を持って、あわてて逃げてしまうのだが―――?!

15. …秘めたる祈り。
小鳩は管理人の千歳から、綺麗な折り紙をたくさんもらった。でも、遊び方を知らない小鳩は、よもぎ保育園の飾りを作るため、その折り紙を切ってしまう。いおりょぎに怒られて、遊び方を知った小鳩は残った折り紙を、よもぎ保育園へ持って行くことに。翌日、保育園に到着した小鳩は、清花先生に折り紙を渡したものの、体調の悪そうだった清花先生が、急に倒れてしまい・・・・・!?

16. …謎の生命体。
よもぎ保育園のお手伝いを終えて、アパートに戻った小鳩は、管理人の千歳から千帆と千世の学校で行われる『バザー』の話を聞いた。『バザー』を開いて保育園の借金を返すことを思いついた小鳩は、さっそく清花先生たちへ提案することに。藤本から「やるだけ無駄だ」と冷たく言われてしまい、落ち込む小鳩だったが清花先生が、賛成してくれて。

17. …謎の生命体、2号。
バザー当日。いおりょぎはバザーで売れそうなモノを調達しに、玄琥のもとへ行くことに。「くまのバームクーヘン屋」は、瑞祥がお店の手伝いをしなければ追いつかない程の、大盛況!?生までもが、バームクーヘンの配達にかり出されていた。いおりょぎは、あまりの馴染みっぷりに呆れるものの、玄琥たちはまったく気にしていない様子で!?

18. …木枯らしのぬくもり。
季節は冬。街角に飾られているクリスマスツリーを見て、大喜びの小鳩。保育園に到着すると、以前も嫌がらせにやって来た、借金の取り立て屋が門の前に立っていた。藤本は、ただ立っているだけの取り立て屋に、何もできず悔しさをこらえていて。園の中では、園児たちがクリスマス会の飾り付けを行っていた。堂元も準備の手伝いに来てくれたのだが…。

19. …ホワイトクリスマス。
クリスマス会の準備も順調に進み、毎年サンタさんになっている藤本は、服にアイロンをかけていた。小鳩は、目が合うとすぐにそらしてしまう藤本の態度が、少し気になっていた。そんな時、園の前で待っていた堂元に呼び止められる。帰りが夜遅くになったため、堂元が小鳩のアパートまで送ってくれることになったものの、街中を歩いていた二人の前に偶然、藤本が現れて?!

20. …旅をする人。
まだ肌寒い2月のある夜。小鳩はいおりょぎに、コンビニでチョコレートが載っている雑誌をたくさん見かけたことを話した。いおりょぎからバレンタインデーの話を聞いた小鳩は、よもぎ保育園でバレンタイン会をやろうと、藤本に相談する。お金に余裕が無い保育園のためにも、小鳩はチョコレートの材料を分けてくれることになった「チロル」で、お手伝いをすることになり・・・・・!?

21. …春の足音。
いつも通り、小鳩がよもぎ保育園でお手伝いをしていたところ、以前に「園は潰す」と脅してきた、沖浦和斗が現れる。話し合いに来たのだと告げる沖浦に、小鳩と藤本は警戒するものの、清花は沖浦の話を聞きいれてしまう。納得のいかない藤本は、沖浦の事務所に向かうが、事務所の前で沖浦の部下・宮田に呼び止められて・・・・・。


22. …さよならの日。
小鳩は清花と二人で、よもぎ保育園のお片付けをしていた。藤本はアルバイトを増やし、以前にもまして忙しくなったため、保育園には現れなくなっていた。忙しそうな藤本を心配していた、小鳩は・・・・・!?一方、いおりょぎは「コンペイトウ」を集める期限を延ばしてもらう秘策を考え、玄琥のいる「くまのバームクーヘン屋」へ向かうが―

23. …こばとの願い。
アルバイト中に、怪我をしてしまった藤本を心配した小鳩は、毎日早朝から藤本の部屋を訪れていた。怪訝そうな藤本をよそに、小鳩は張り切って藤本のお手伝いをすることに。コンペイトウを“ビン”いっぱいに集める期限が近づき、焦るいおりょぎを尻目に、小鳩は藤本をお散歩に誘った。公園に到着したものの、藤本は相変わらず迷惑そうな様子で……!?

24. あした来る日…。
季節は春。ガブ城ヶ崎のアパートにも、桜の花びらが一枚ヒラヒラと舞い落ちる。早朝、小鳥の鳴き声で目を覚ました藤本は、布団の上でぼんやりと天井を見つめ続けていた。大学へ向かったものの、なぜか授業に集中できず、手元のノートは白紙のままで……・。その後、アルバイトでピザの配達をしていた藤本は、路中で清花に出会い。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

フーカム さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ネタバレ無しのレビューって限界あるな…

一生懸命考えた…
でもネタバレを含めるかで内容が変わり過ぎてしまうから無理だという結論に至った…

とりあえず心温まる話、伏線や意外な展開が好きな人にオススメ

最後の2話内容が詰まっているため序盤はあまり面白さを感じない作品だと思うのでプロローグだと思いながら最後まで見切って欲しい(でも重要ではある)

 ここからは自分なりに思ったことなど感想
多分間違ってることもたくさんあるとは思うので違っていたら教えてもらえると嬉しい
{netabare}
 まず、「こばと。」というタイトル
これは少し入れ替えると "ことば" という単語になる
また、この最後の句点の "。" はそれを臭わせるためのリードになっているのだろう
そして、鳥のカバンを持ち歩いていることやタイトルロゴにある鳥からもわかるように
手紙のような簡単なメッセージを運ぶ"伝書鳩"とも掛けられているのではないだろうか

言葉とはそもそも意思疎通のための手段である
これらからこの物語に(前半の内容になるが)キャッチフレーズのようなものをつけるのであれば

        「コミュニケーション」

といった感じなんじゃないかな?
作品を見ていてコバトはとてもいい子だと感じる
それは見た人であれば言わずとも分かるであろう
 第一話
コバトはイオリョギに人間界での常識力をテストされる
しかしコバトは失敗し迷惑ばかり掛けてしまうような子であった
にも関わらず人の心を引き寄せるものがある
つまり、それこそがコミュニケーション能力なのだ(実際には迷惑でなく癒しに繋がっている)
でもそんなコバトにも1つだけ得意なものがある

        「歌を唄うこと」

歌は詩からできておりこれも"言葉"やそれを届ける"伝書鳩"を印象づけるものの一つなのだと思う

 続いてフルネームについても

        「ハナト コバト」

ここから連想されるもの、、、そう

          「花言葉」

そして花といえば"謎のうさぎさん"が持っていたあの花
ちなみに保育園の回で植えていたりAパートBパートの繋ぎや物語中に出てくるうさぎが持っている向日葵(ひまわり)の花言葉は

       「私はあなただけを見つめる」

割としっくりくるのではないでしょうか?

さらに保育園でのバザー回でコバトは違う意味で”謎なうさぎ”を作る
このことからコバトと謎のうさぎさんは何かしら強い関係がある気がする(よくわからないw)

 さて、随分と長い余談となってしまったw
ここからは物語について話していきます!

そんなコバトちゃんなのですが悲しいことに既に死んでしまっっており、人間界には「行きたい場所に行く」という願いを叶えるために、「ビンいっぱいに傷ついた人の心(コンペイトウ)を癒して集める」という試練を受けに来ました

この試練は最終的には藤本の心の傷を癒すことで完了するのですが
ここで藤本の心の傷とは一体何だったのか?
私は大切な家族である両親に捨てられ孤独を抱えていた背景から

         「大切な人がいないこと」

ではないかと思いました
つまり、コンペイトウが藤本から現れたということは大切な人ができた

      「こばとが藤本にとって大切な人になった」
 
ということではないのでしょうか?

そして私はこうも思うんです
そもそもこの試練は藤本1人のコンペイトウだけで十分であり他のコンペイトウはただの前座に過ぎないのではないかと
もっといえば
こばとの願い「行きたい場所(一番の傍にいたい人の居るところ)に行く」を叶えるためのもの
だから、「お互いが大切な人だと認め合うこと」に意味がありそれこそが本当の試練だと
物語中でもまだビンいっぱいではなかったはずなのですが、藤本のコンペイトウによりそれ以外の今まで集めた全てのコンペイトウが液化しビンいっぱいになっていく描写があります
そこでイオリョギが

   「コンペイトウが…貯まっていく…」

という表現をしていることからもこの仮説が正しいのではないかという裏付けではないでしょうか?

そしてコバトの目的であった「行きたい場所」というのは、死んだコバトが「生きたい場所」だったのではと解釈しました

疑問に感じている人もいるかもしれないですが、記憶を失った藤本に残されたコンペイトウはだれのもの?

私は"藤本とこばとの2人で1つのもの"だと思っています
その根拠はコハクの

 「生まれ変わる度に再び巡り合い心が惹かれるんです
   前世の記憶は失っていたとしても同じ魂を持った人だから
          魂の赴くままに道を進む限り何度でも…きっと」

ということばにあります
そして最後に息子夫婦を失くした人の孫であり遺産相続人というシチュエーションでコバトの生まれ変わりが現れます
このときコバトの生まれ変わりは藤本と同様に大切な人が周りからいなくなり傷ついているでしょう
そして藤本からコンペイトウを渡され歌うことで記憶が甦りコンペイトウが消滅します
それは

 「大切な人がここにいることを思い出し、
     お互いが大切に思い合うことで2人で1つの魂が癒された」

からだと私は思う。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

61.6 6 クリスマスでアルバイトなアニメランキング6位
ミス・モノクローム(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (462)
1934人が棚に入れました
ミス・モノクロームはもともと声優・堀江由衣のライブイベント「堀江由衣をめぐる冒険Ⅲ~Secret Mission Tour~」の中で登場したキャラクターで、色のない世界を司っており、世界をモノクロに染め上げようとしている。ツアーの終了後もキャラクター展開が続き、今回「堀江由衣がキャラクター原案」の作品としてアニメ化されることになった。
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

超展開すぎて先が読めません

5分枠のショートアニメ
キャラクター原案は"堀江 由衣"さんが担当
もちろん声の方も担当しております

アンドロイドの"モノクローム"は使用人と一緒にお城に住んでるお金持ち
テレビに映る"KIKUKO"を見て、自分もアイドルになってもっと前に出たいと決意
果たして彼女はトップアイドルになれるのか!?


モノクロちゃんはアンドロイドだけあって数々の特技を持っています
が、どれもアイドルには役に立たないものばかり(>_<)
違うものを目指せばいいのに

彼女のマネージャーを務める、コンビニのエリアマネージャー"マネオ"
彼は不憫ですねww
コンビにだけでも大変なのに、彼女に振り回されていろんな仕事を取ってくる羽目になります
しかもほぼ失敗に終わり、謝ってばかり
いい人すぎるよマネオマネージャー

そしてこの作品の最大の長所
それは先が読めない超展開(面白いかどうかは別にして・・・)
アイドルを目指して頑張ってるはずなのに、宇宙人が襲来してくるお話があるなんて普通じゃない!
他にも超展開がたくさんあったので飽きない作品になっています
そもそもショートアニメだから飽きることはないけど

好きなキャラはモノクロームちゃんだな
これからもトップアイドル目指して頑張ってもらいたいですね
多分無理だけど・・・


以下ちょっとした感想

第1話
{netabare}モノクロームはお城に住んでるお金持ちなのか・・・
アイドルになりたい→マネージャーが必要→裏切られて一文無しにww
そして次はコンビニ店員へ
超展開すぎて面白い!
{/netabare}

第2話
{netabare}マネオ早速仕事とってくるとかなかなかやるな
ルーちゃんが逝ったああああああああ
悲しみを覚えたテラシュールwww{/netabare}

第3話
{netabare}あれ?
ルーちゃんが復活してる!?
どういった経緯で蘇ったのか知りたいですな
エボリュタすごいな
これからは皆エボリュタを使おう{/netabare}

第4話
{netabare}ねんどろいどに私はなる!
あれだけいろいろ作れるならそっちで商売したほうがいいのでは?
あれはゆるキャラというより萌えキャラですよ
カワイイ!{/netabare}

第5話
{netabare}ハロウィンですね
コスプレですね
僕は定番だけど巫女さんがいいです!
キャーキャー言われるアイドルになれてよかったねww{/netabare}

第6話
{netabare}エキストラ・ドッキリの仕事が出来るまでに成長したモノクロームちゃん
むしろマネージャーさんがすごいのでは?
寝起きドッキリではまさかの展開
モノクロームちゃんの霊圧が消えた・・・{/netabare}

第7話
{netabare}今回は小道具ですね
うん、掃除用具じゃ輝けないね
野菜とか完全に39さんじゃないですか(゚д゚lll)
アイドルになるために遠回りしすぎ{/netabare}

第8話
{netabare}もうアイドル目指さなくてもいいんじゃないか?
あれだけのスペックがあれば前に出れるでしょwww
足速すぎだよ
地球を超えて火星進出とはね・・・
{/netabare}

第9話
{netabare}再び宇宙人襲来!
え?人類が消滅してしまった・・・・・
どうせ夢オチだろと思ったら、まさかの超展開でした
それにしてもなんでお前単三電池持ってるの?{/netabare}

第10話
{netabare}一応テレビに出てモノマネするまでに成長してるなんて( ゚Д゚) ス、スゲー!
握手会をやることに決めたモノクロちゃん
なぜかアームレスリングの選手にスカウトされ、なぜか「そこから腕力を使う競技の引っ張りだこに
相変わらず先が読めませんww
{/netabare}

第11話
{netabare}波を避けるルーちゃん可愛い
モノクロちゃんは食品の成分が完璧にわかるのか
その能力を活かした仕事をするのか!
と思ったら全く関係ない仕事に就きやがったwww{/netabare}

第12話
{netabare}あのクズが再び登場
193億円・・・
アンドロイドと永遠の17歳
歳を取らないという共通点があったのか!(笑)
KIKUKOと出会えたことにより、これからさらに活躍することでしょう!
頑張れモノクローム!!{/netabare}

第13話
{netabare}変態おじさんからモノクロちゃんへまさかのお知らせ
ついにCDデビューΣ(゚д゚lll)
ファン第一号(?)もできたみたいだし
彼女の活躍はこれからですね
あ、サンタだ!!{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アイドルタイム【Idle Time】

3話までは最高だった。

それ以降は、撃ち上がった花火のパラシュート感がある。
決してつまらないわけではないが、どう風が吹いても上にはいかない感じ。

◇ショートアニメ、全13話、アニメオリジナルかな

アンドロイドのモノクロームが、アイドルのキクコのようなスーパーアイドルを目指す話。
それを支えるパートナーのルーちゃんとマネオマネージャー。

見所は、
唐突で予想外の展開、感情も行動も能力も豊かなルーちゃん、マネオマネージャーの敏腕っぷり。
あと、モノクロチェックのスカート、かわええ♪

短いので、良かったら、ミテ・ミマシヨーネ☆


☆今期の楽しんだアニメランキング☆
{netabare}過去の感想で途中経過を載せていたので、ついでに結果も公表♪

1 のんのんびより
2 てーきゅう3期
- - - - - - - - - -薄い壁
3 ぎんぎつね
4 ミス・モノクローム
5 物語シリーズ
----------壁
6 てさぐれ部(12/28 11・12話放送!!・・・だよね?)

\/\/\/\/\/V字スラッシュ!

 コッペリオン
 GT


私には自分の好みの作品を見極める眼すら備わっていないようだ、ぐふっ{/netabare}


-----
昔の感想→{netabare}

2013.10.23 21:31
≪こんなおもしろい作品を見逃していたとは、ミス・シターヨ≫
ストーリーが主軸としてちゃんとあるショートアニメは初めてかも。
シュールギャグアニメなのかも知れんが。

タイトルは無理やりwww

展開が予想できない、という作品は結構あるが、
「そうきたか!ブフッwwwww」
って完全に方向性すら予想できないネタと言うかオチをもってくるのはすごい。

EDはもっと可愛くしてほしいw
なんか現実に引き戻される。実写じゃないのに。多分CG・・・だよね。

それも含めて、シュールギャグストーリーなのかな。



どうでもイイ話、今期の楽しんでいるランク(10/23)→{netabare}

1位 モノクロ
2位 てーきゅう

満足↑↑凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸の壁

3位 ぎんぎつね
4位 のんのんびより

楽しい~~~~~~~~~~~~~~♯の壁

5位 てさぐれ部
6位 コッペリオン

まあまあーーーーーーーーーーーーーーーー
微妙==================
つまらん・・・・・・・・・・・・・・・・
↓切った/\/\/\/\/\/\/\/\

maui GT

⑩⑨⑧⑦⑥⑤④③②①○○○○○○○○○○

別枠 『物語シリーズ』



・・・ショートアニメ好きかも☆☆☆☆☆
なぜかショートアニメは軒並み評価が4を越えないのだが、
この短い時間だから成せる巧みwの技というものを理解してもらえないのだろうか。

どうでもいいが、放送が終わった作品で本文は褒めている?のに3点のまんまだと結構、虚しくなるwww
点数付け忘れ、とかもあるだろうし、やっぱココのサイトの評価(点数)ってあてにならんな。

なんとなく「この人がこう言っているから観てみようかな」と、
「こういう傾向の感想が多いから観てみようかな」って見方がイイ気がする。
ついでに言うと、特に、3点台の感想があてになる。

・・・モノクロのED、見慣れるとかわいいもんだなww
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

MONOCHROME THE METAL IDOL

2013年10月~テレビ東京、ニコニコ動画にて放送 全13話(1期)
2015年7月~ 東京MX、BS11(USAT枠)にて放送 全13話(2期)
2015年10月~東京MX、BS11(USAT枠)にて放送 全13話(3期)


皆さんおはクローム。ミス・モノクロームのレビューをするヨ~

元々は堀江由衣さんがキャラ原案したライブ限定のマスコットだったのが
グッズ化、ソシャゲ出演等を経てアニメ化という特殊な経緯をもった作品。
他アニメにゲスト出演したり、ゆるキャラグランプリにエントリーしてたり
オタク界隈では結構な存在感を放つミス・モノクローム。

今回アニメを視聴して彼女のキャラクター性は中々興味深いものがあった。
売れっ子アイドルを目指すアンドロイドの女の子のミス・モノクローム。
オートチューンで加工された抑揚が抑えられた声には無機質なイメージを持つが
意外と微細ながら豊かな表情変化が垣間見える。
もっと前に出たい!というストイックな上昇志向を持ち合わせており
それに至るバックボーンも突飛ながらしっかり存在している。
1話で全財産を騙し取られたり、マネージャーを探していたらいつの間にかコンビニバイトしていたりと
ぶっ飛んだ設定なのに本人は全く意に介さずひたすらトップアイドルを目指すために
頑張る姿は微笑ましくて応援したくなる。

ただ本作は全般的にギャグ作品。
モノクロームがスーパーアイドルであるKIKUKOからインスピレーションを得て
マネージャーのマネオに新たな活動の提案するのだが
大体が本人の思惑とは全く違う方向で成功を収めてしまい
格闘技世界チャンピオンになったり、宇宙人の進行から地球を守ってしまうこともある。
恐ろしいほど出鱈目な展開が多いがテンポは穏やかに話はサクサク進んでいくのが特徴的。
2期に入ってから明確にトップアイドルになるためのサクセスストーリーが展開していき
モノクローム本人にも性格の変化が現れる。
自分的には好意的に受け取ったのだがやはりギャグ作品としてはパワーダウンしてしまった。
物語が進んでキャラクターは随分増えたが、ミス・モノクロームとその相棒であるルンバのルーちゃん以上に
自由に動かせるキャラを作れなかったのが原因だと思う。
ただ人間サイズの電池くん回やマグロのカマから生まれた真暮郎回など
2期以降もマジキチ回がたまにあるので油断できない。


【総評】
どこに着地するのか分からないギャグは凄く面白い。
と同時にデビューからアルバム作成、ライブツアー成功のプロセスに大きな感動は得られなかった。
{netabare}1番最初のお客さんが変わらずライブに来てくれる{/netabare}というのはベタで良かったが。
あまりショートアニメを多く観てるほうじゃないけど比較的作品の雰囲気に合った
テンポ感をもって作られているのが印象的ではあった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

65.4 7 クリスマスでアルバイトなアニメランキング7位
虹色デイズ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (245)
1299人が棚に入れました
夏樹・智也・恵一・剛はいつもつるんでいる高校生男子4人組。
部活動もなし、勉強もそこそこに、楽しい毎日を過ごし中♪

そんな4人の目下の関心事はやっぱり恋愛!

違うクラスの杏奈に片想いをしている夏樹は、みんなからいじられつつ奮闘するけど…!?

声優・キャラクター
松岡禎丞、江口拓也、島﨑信長、内山昂輝、津田美波、内山夕実、茅野愛衣、石上静香
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キャラが薄い!? イマイチ魅力が伝わってこないキャラ達

 個人的に面白いとは感じたものの、引き込まれなかった作品。(以下やや批判的なキャラについての感想)
{netabare}
 そもそも主人公カップルにイマイチ共感できない。
 好きになるきっかけも唐突だし(現実もそんなもんだけど…)、少女漫画なのに主人公の「なっちゃん」が顔以外あまり格好良くない…。それもあって小早川さんが「なっちゃん」に惹かれていく理由もピンとこない…。
 小早川さんも「感情が表に出せない不器用系キャラ」のテンプレみたいなところがあるのですが、顔を除けばさほど可愛いとは思えなかった。
 そういうわけで、個人的に主人公カップルを特別応援する気になれず最後まで視聴する感じになりました。
(「君に届け」等、少女漫画の「勝ち確」カップリングを見守るアニメは好きなんですけど、キャラの魅力があればこそですよね。魅力が感じられなければどうでもいい気持になってしまいます。)
 
 あと「けいちゃん(ドS男)」のキャラクターもなぁ…。
 鞭を持ち歩く男子高生とか…友達になれないわぁ…。性格も掴みようがなく無機質気味で、最後までよく分からないキャラでした。個人的に作中で一番苦手。
 彼の相手である希美も苦手。漫画だと深堀されているんだろうけど、好きになるきっかけが適当過ぎるし…。彼女の魅力は全然伝わってきませんでした。

 個人的にカップリングが面白かったのは、「まっつん」×「まりちゃん」のカップリング。
 「まっつん」は恥ずかしいセリフを堂々と言う気持ち悪さ?とチャラさ?を含め、男子4人組の中で一番面白いキャラだと思います。めげずに積極的にアプローチしてる感じも好感が持てる。(※イケメンにのみ許されるしつこさ)
 「まりちゃん」の序盤の過剰なブロックと口の悪さはドン引きものでしたが、壁が大きいほどカップリングとしては見物な部分があるので、物語的に二人の進展は気になりました。

 最後に「つよぽん」×「ゆきりん」のカップリングですが、語る面の少ないカップルでしたね。最初から最後まで安定していますし…。
 2人とも気が利くタイプなので、キャラ的にも嫌いになれないタイプのキャラでした。(オタクですしね!親近感沸きます!)
{/netabare}

 こんなわけで、キャラに魅力を感じなかった自分は、なかなか物語に引き込まれなかったですね。顔立ちは男女とも完璧なんですけど、顔以外の+αの魅力がほぼほぼ伝わってこなかったです。

 音楽面は、お世辞にも良くはなかったかなぁ?OPはなかなかですが、EDが…。男性声優のEDとか結構好きなもの多いんですけど、「歌唱力が足りてないなぁ」と感じる曲が多かったです。

 作画も怪しさを感じる部分が多かったですね。さほど気になりませんが。

 声優は男側が特に豪華です。(個人的にお気に入りの声優はいませんが…)
演技は可もなく不可もなくって感じです。

 ただ、ショート?アニメである故の「軽さ」も手伝って、割と毎週楽しめたのも事実です。(30分アニメだったら完走してない気がします。)

 総評として、少女漫画なのに男性が主人公なアニメなので、男性も比較的に見やすいアニメになっていますし、恋愛系作品が好きならチェックしてみてもいい作品だと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

無限の可能性から一番欲しい答えを導き出す努力をしてみようよ・・・

この作品の原作は未読ですが、出演される声優陣が男性・女性共に豪華だったので視聴を決めた作品です。

羽柴 夏樹(なっちゃん) CV:松岡禎丞さん
松永 智也(まっつん)  CV:江口拓也さん
片倉 恵一(けいちゃん) CV:島﨑信長さん
直江 剛 (つよぽん)  CV:内山昂輝さん

小早川 杏奈 CV:津田美波さん
筒井 まり  CV:内山夕実さん
浅井 幸子  CV:石上静香さん
松永 希美  CV:かやのん

そして視聴して、この手の作品が放送されるのが久しぶりである事も相まって、ショート作品ながら続きの気になる作品でした。

クリスマスの夜、羽柴夏樹は好きな女性との待ち合わせをすっぽかされ、寒い夜空の下、身も心も冷え切っていました。そんな中、街頭でティッシュを配っていた女性が、そんな彼を見かねてティッシュを差し出すのです。彼女の名前は小早川杏奈・・・
なっちゃんと小早川さんは、ここで運命の出会いを果たし物語が動いていきます。

でも動き出した早々になっちゃんはビックリ・・・何故なら小早川さんは同じ高校の生徒だったからです。
意中の人が身近にいる・・・それってとっても嬉しい事だと思います。
こうしてなっちゃんと小早川さんを中心に少しずつ輪が広がって、気が付けば何かと一緒に行動するグループが出出来上がっていました。

でも、そこで生まれた恋心はなっちゃんだけではありませんでした。
色んな思いと恋心が交錯していくのですが、この作品に温かさを感じるのはここからです。
決して気持ちを焦らせません・・・
そして、ゆっくり・・・ゆっくりと気持ちを育んでいきます。
ややもすると、進展が無いのはグループ交際における弊害のせい・・・?
とも解釈できそうですが、自分の気持ちばかり優先させて、せっかくできたグループの絆に綻びができるのが怖いから・・・と思うと納得です。
皆んな自分の事は大事・・・だけど、それと同じくらい仲間の事が大好きなんです。
比べることなんかできません・・・

私の脳裏を横切った類似の作品は「君に届け」です。
本当に大切な気持ちだから、簡単な言葉では表現できないし、絶対諦めることだってできない・・・
この作品で描かれている恋心は、そんな儚さを併せ持っていると思います。

そして誰もが自分の心を簡単に理解できるか・・・というと決してそんな事はありません。
気付いて咀嚼するのに時間がかかったり・・・そもそも気付いていなかったり・・・
だから時には一生懸命自問自答する事も大切なんだと思います。
そして「分からない」を「分からないまま」に決してしない・・・それが人間的な成長を促す結果に繋がるのだと思います。

自分の思いに気付く・・・そこから始まる恋の物語・・・
気になる方は本編でご確認下さい。

2クール全24話の作品でした。15分枠だったので、フルサイズだと1クール相当の作品です。
久々に気持ちの良い「きゅんきゅん」を味わったような気がします。
連載は未だ続いているようです。
皆んなの恋の顛末を見届けるまでは気持ちを切らす事ができません。
続編・・・ある事を期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いろいろな意味で「戦略の巧みさ」は感じる

【レビューNo.20】(初回登録:2023/1/14)
コミック原作で2016年作品。15分枠で全24話。
「イヴの時間」のレビューを書く過程で、「ショートアニメって他に何かあったっけ?」で浮かんだ
のが本作。レビューの素材としては意外と面白そうなので・・・
「男子4人」を主要キャラに置いた構成は、別冊マーガレット連載作品ではかなり珍しいらしい。

(ストーリー)
クリスマスデートで振られた夏樹。(原作では金目当ての女だったらしい)
(落ち込んでいる)そんな彼にティッシュを差し出すサンタコスプレの女の子。夏樹はカノジョにプ
レゼントするはずだったマフラーを、その寒そうな格好の女の子に渡してその場を去る。
その女の子は同じ学校に通う杏奈だったことから、夏樹は杏奈のことを意識し始める。
そんな夏樹にチャラくて女好きの智也、笑顔の裏にドSな一面を隠した恵一、マイペースオタクの剛と
いった男子高校生4人の友情や恋愛を描いた青春ストーリー。

(評 価)
・主要キャラ「男子4人体制」の巧みさ
 別冊マーガレット連載作品では異例のことのようだが、いわゆるグループアイドル戦略。4人いれば
 誰かに推しがつくよねっと。それに物語の中心は夏樹と杏奈の甘酸っぱい恋愛模様ですが、
  ・夏樹:乙女チックで夢見がちだが、恋愛に奥手で内気
  ・杏奈:無口で天然な一面があるが恋愛には鈍感
 こんな2人でどうやって話を面白く進めていけと?
 そこで男子4人の恋愛模様や友情を絡めることで、物語をバランスよく展開していこうと。
 この戦略が当たっているから原作が売れてアニメ化まで至った訳で、観ていてJC、JK、JDあたりには
 刺さるんだろうなあという感じなので、ターゲットを明確にしてその層を捉えている点は見事。
・15分枠という巧みさ
 はっきりいってしまうと、個人的には「浅い感じの凡庸な作品」というのが率直な感想。しかしこれ
 リアルで追いかけていたのですが、「特別観たいわけじゃないが、15分だしまあいいか」って感じで
 結局完走しちゃうんだよね(笑)。15分×2クールだから尺的には30分×1クールでも作れたはずです
 が、30分だと正直きつかったと思います。ちょうどいい頃合いで終わる、このサイズ感がなかなか
 巧みだと思いました。それに2クール引っ張れるというのも結構メリットがあったように思います。
 (逆にいうと「15分では物足りない」とは思えなかったのだが・・・)

個人的には杏奈のキャラデザが好みだったのと、「ファーストフード的なお手軽青春ラブコメ」みたい
な感覚だったので、ストレスフリーで観れるのが一番のウリかなあって評価ですね。
(ストーリーも綺麗に流れていく感があるので、それもストレスフリーの要素の一つですかね。)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
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