ギャルゲーで幼馴染なおすすめアニメランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番のギャルゲーで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.6 1 ギャルゲーで幼馴染なアニメランキング1位
冴えない彼女の育てかた Fine(アニメ映画)

2019年10月26日
★★★★★ 4.3 (484)
2432人が棚に入れました
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。美術部に所属していながら、同人イラストレーターとして活動する澤村・スペンサー・英梨々と、学年一位の優等生でありながら、ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing software を結成。やっとのことで一作目を発表した――。英梨々と詩羽は大作ゲーム『フィールズ・クロニクル』を開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。blessing software 代表の倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンド icy tail とともに新作の開発を進めるが……。英梨々と詩羽の大作はどうなるのか? 倫也と恵の関係に異変が? はたして blessing software の新作の行方は?

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

冴えまくり彼女に萌えそびれた私

ついにここまでやってきた!

1期2期を経て堂々完結の劇場版。fine(フィーネ)と言ってる以上終わるもんは終わるのです。
完パケしてるためこれからの方はパッケージで視聴検討されたらよいシリーズものかと思います。

 冴えないヒロインは育ったのでしょうか?

完結編で求められるはこの一点。恐らくダブルミーニングで

1.加藤恵の魅力はさらに増すだろうか?
2.渾身のギャルゲーは完成するだろうか?

しっかり育っての大団円だったと思いますが、どうなるかはもちろん自分の目で確かめて下さいね。


“お約束”を登場人物使ってとことんコケにしながらその“お約束”をありったけ投入し
“オタク”をさんざんをこき下ろしながらもその“オタク”へ注ぐ視線がこのうえなく温かい。
そして加藤恵という唯一無二ヒロインが異彩を放っている作品です。一言で言えば尖ってる。

いったんラブコメとラベリングし経過を辿ればこんな感じでもありました。
1期→ラブ2:コメ8
2期→ラブ5:コメ5
これが劇場版では

 劇場版→ラブ8:コメ2

くらいでしょうか。これまでを踏まえた流れに無理はないしきちっとラブはキュン死不可避でしょう。
なのでTVシリーズからのファンは迷う必要ありません。迷わず行けよ!行けばわかるさ!

ちなみに私はさほどこの劇場版では踊れませんでした。尖っておらず只のめちゃくちゃきゅんきゅんするラブストーリーだったことが理由。

自分の過去レビュー読み返してもみました。どうやらこの作品にはラブtheオンリーを期待してなかったみたいです。己の心の姿勢の問題。
過去の私の評価は1期(3.7)2期(4.1)です。面白いかどうかの分岐は4.0。つまらないかどうかの分岐は3.5として、クリエイターの産みの苦しみとラブコメが調和した2期を高く評価しました。なおシリーズ通して加藤恵に萌えてはいません。
唯一無二ヒロインについては『擬似三次元女子』と評し1期レビューにまとめております。平たく言えば現実には存在しないリアリティ無き女子です。存在に現実味がないため“ラブ”が深いところに刺さらない。響かない。
作品の柱ギャルゲ作りも産みの苦しみはどこかに消え作業ゲーになってました。障害はトモヤくんのサボりですもんね。これは比重をラブに置いた結果ですから仕方がありません。


あくまで私の心の姿勢の問題ですからね。シリーズの流れを逸脱しない自然な展開。劇場版ならではのグラフィック。きちっとタイトルを回収しながらの大団円。本来なら減点要素はない。どれも及第点だったけど自分には引っ掛かりの薄い佳作でした。



※ネタバレ所感

■遅らばせながら…

気づいたこともありました。遅せーよ!

{netabare}ストーリー展開がそもそもギャルゲーだったんですね。
加藤恵を模したヒロインでゲーム作ってるのに、お約束やフラグのギミックで遊んでいるって指摘してたのに、すこーんとこの観点が抜けておりました。

振り返ればエリリルートや詩羽先輩ルートを経てからのメインルートが劇場版の位置づけでした。
ギャルゲと思って1期から振り返ることは意義があるように思えます。{/netabare}


■高校生のスケジュール管理

納期より大事なものはあるっ!→いやそんなもんねーよ!
自由すぎるトップに翻弄されてた加藤恵が工程管理表を手にしていたのに驚いた。有能ですねこの子。

{netabare}項目を大中小分類に分けていて、分量(カット/差分)、月での区割り(上旬中旬下旬)のシンプルなやつ。

ええ一時停止してガン見しました。高校生にしてゴールから逆算して考える発想があることに驚き。
それでも人生の先輩ヅラしておせっかいを焼きたくなりましてちょっと失礼…

 {netabare}追加したほうがいい項目 → 担当者、予実、マイルストーンいやクリティカルパスかしら
 修正したほうがいい項目 → 区割りを日単位{/netabare}

自由人を縛れるかはまた別の話っす。{/netabare}


■エモかったとこ

もっとも胸を締めつけられたのはここ

{netabare}エリリが「トモヤがいても描ける」と淋しそうに目線を落としたところ

想い人との関係が深まるのと反比例しイラストが描けなくなってったエリリでした。クリエイター魂を優先し袂を分かった2期のクライマックス。整理すればエリリルートの終焉。
それが今は描ける。ちょっとしたボタンの掛け違いで別れる関係もある。今だったら素直に飛びこめるのに、でも今の自分があるのはあの時の別れがあったから。このジレンマがたまりませんでした。{/netabare}


■紅坂朱音(CV生天目仁美)のお仕事

ほんとにトモヤの…ひいては作品の魅力はこれでした。

{netabare}「クソみてぇなキモヲタの妄想を垂れ流せるのがお前の強みなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「鳥肌が立って恥ずかしくなって目を背けたくなって…」
「それでも読めちまうのがお前のクソシナリオなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「真のキモヲタは絶対お前についてくる」
「今は上手くなろうとするな」
「キモいまま突き進め」
「てめぇの妄想をそのまま垂れ流せ」{/netabare}

S.ジョブズの劣化版みたいなキモヲタ主人公のキモイ情熱をもっと見たかったのでした。
でもそれを望むのは酷なのかも。ヒロインと一緒に陰キャの代表選手みたいなキモヲタも人間的に成長したものと思うようにしました。

末永く爆は…いやなんでもありません。



※閑話休題

なんだったんだろう?

{netabare}題字協力 松岡禎丞 茅野愛衣{/netabare}



視聴時期:2020年10月 

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2020.10.28 初稿
2021.08.26 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 49
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これが本当のメインヒロイン

原作未読

いやぁー面白かったw

お話のざっくり概要
サークルで冬コミに向けてギャルゲー制作お話
1期2期で陰に潜んでた加藤恵が
その真の最終形態へ変貌!つ…強すぎるヒロイン力
あ~胸がキュンキュンするんじゃ~
だいたいそんな感じ

集大成となっているので1期2期を楽しめた方は
絶対に楽しめる内容になっていると思います。

見せ場の作画も凄い気合が入ってて綺麗だった
松岡さんの演技は相変わらずキモいけどw
なんていうかその分、シリアスな所が際立って
恵の可愛さを引き立てたように思います。

感想
{netabare}
まさかの冒頭からの飯テロ…
そして浮気をバラされるというテロwww
なんてか恵の満面の笑顔は少し怖いよね(苦笑)
うん。
お二人のスタッフロールは大分下になってたww

合鍵…朝食…
つーか、もう既に嫁だよね?

フィーネみてて思ったのは
1期2期と違い恵の表情バリエーションの多さ
それだけ感情を表に出すようになったって事かな
ハッキリ言わないめんどくささがリアリティあって
更に恵を愛おしい存在に押し上げてますね~

しかし、あの高坂茜というおばさん、劇場で
オ〇ニー、オ〇ニー連呼しすぎじゃないですかねw
隣に座ってた女性の方の反応が気になって
妙にソワソワしちゃうでしょw

涙の作画はどれも渾身の出来ですね。
恵のセリフで特に印象的だったのは
「特別じゃないから、いいと思った」
ってのです。めちゃくちゃ恵らしいと思った。

特別じゃないから自然に好きになって
好きになったから倫也に自分の他に特別があるのを
大切にしてあげたい気持ちと
自分を特別に思って欲しいという
両方の感情で揺れてます。切なくて愛おしくて
本当に本当のメインヒロインでした!

しかしスタッフロール後のドッキリには見事に
引っかかりましたw

え!?別れちゃうの??って困惑しました…
…ラブストーリーは突然にが流れるまではw
さらっと自分をメインヒロインに据えようとするw
その後の10秒ぐらいの下りとか
ウタハさん最後まで冴えカノらしさを貫きましたね

最後は笑顔で終われる良い構成でした~
{/netabare}

えーと、もともと恵は凄い可愛いかったですけど
ほんとにフィーネでは完全ヒロインですw
是非、劇場でキュンキュンして下さい♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブコメ

<2019/11/4 追記>
映画館で配布された小冊子(原作者による超短編 第2話)読んで評点引き上げました。
↓の方で「物語はご都合主義でイマイチ」とか書いちゃいましたけど、原作の方はそこら辺もっと掘り下げてるのかも、と思えて。
原作読んでみようかな。

<2019/11/4 初投稿>
あにこれで軒並み高評価なので重い腰あげて観てきました。
映画館で映画見るのはいつ以来だろう?

テレビ版は二期まで視聴済み。
といっても本放送で観ただけなのでかなり忘れており。

始まってすぐ
「あれ?どういう状況なんだっけ?」
「このパワハラ姉さんはどういう人だっけ?」
「あれ?下の名前で呼び合ってるけどそんな関係だっけ?」
とクエスチョンマークだらけに。

それでもなんとか思い出して楽しんできました。

一期のレビューでも書きましたが
「冴えない彼女」という新しいヒロイン像が秀逸ですね。
気がついたら人ん家に居つく「ぬらりひょん」ヒロイン。
その魅力は余すところなく発揮されてたのではないでしょうか。

ところで映画館の帰りのエレベーターで
「加藤って面倒だよね。だから推しにできない」
とか盛り上がってる高校生ぐらいの男の子たちがいました。
彼らを横目に
「ラブコメではその面倒くささが美味しいのにわかってないなー」
と秋刀魚のハラワタの旨みのようなこと思ったり。
そう思ってしまうぐらいラブコメとしては◎でした。

ゲーム制作の物語そのものははっきりご都合主義で今ひとつなんですが、まあ観て欲しいのはそこじゃないんだろうな。
(私がギャルゲとかコミケとかに無縁なせいかもしれませんが)

映像は相変わらず綺麗です。

最後のエンドロール。
使用楽曲に「ラブストーリーは突然に」が入っててあれ?
とか思ってたら・・・ちょっと笑かされました。
使い古されたバラエティのコントのよう 笑。

やはり映画館で映画観ると楽しいですね。
良い一日になりました。。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 37

66.6 2 ギャルゲーで幼馴染なアニメランキング2位
Myself ; Yourself -マイセルフ・ユアセルフ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (627)
3606人が棚に入れました
W県の南端に位置し、太平洋に面した人口5000人ほどの閑静な田舎町「桜乃杜町」に生まれ育った少年「佐菜」は、幼馴染の少女「菜々香」や従姉の「麻緒衣」、男友達の「修輔」、その姉「朱里」らと共に毎日楽しく暮らしていた。
 小学5年の時に両親の仕事の都合で東京へと移り住んでいた佐菜は、5年後単身で再び故郷へ戻ってくる。そこで彼は初恋の相手だった菜々香との再会を果たしたが、彼女は5年前のような優しい笑顔を佐菜に向けることはなく、それどころか彼に平手打ちを浴びせたのだった。

ロロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OP詐欺

かなり前に見た作品ですが、今評価しても総合的に見て結構おもしろい、好きな作品でした


というのは、ただのラブコメでは無かったってところです。あまりいうとネタバレになりますので控えますが、内容は衝撃の展開をしていきます
予想を何度か裏切っていきました
そのすごさだけで言うと『ひぐらし』ほどのすごさがありました(見てない方すいませんw)
そういう意味で退屈にならないで楽しめて見れますが、その衝撃の展開には鬱要素がかなり入ってますので苦手な人は注意してください


そして題名にあるOP詐欺の意味を実際に見て理解してもらえればうれしく思います
そのOPだけでもかなりいい曲で、何度か聞いているうちに
大好きになりました
だから音楽の評価5にしました

あと個人的に残念だった点をいうと、内容が詰め込まれすぎていて、最後の方がおしかったなというところです


好き嫌いが分かれそうな作品ですが、1度見てみる価値がある作品だとおもいますよ















投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想

全13話。学園・恋愛・ラブコメもの。

あらすじ
心に傷を抱えていそうな主人公の日高 佐菜が昔住んでいた土地に5年ぶりに戻ってきて、
当時遊んだ仲間たちと再会しそこから新たな物語が始まる。

前半は雰囲気が学園ハーレムものか?と思わせるような雰囲気があり、
明るく楽しくほのぼのとした爽やかなラブコメ展開で進んでいきます。
その中で、後半の展開を予感させる伏線が多く張られていました。
この前半はかなり良かったと思う。

中盤の8話から物語は動き始めます。
後半は前半の明るい展開からがらりと変わって、暗くて重く鬱でシリアスな展開。
また、登場人物のキャラに暗い過去のトラウマがあって、少しドロドロ展開にも。
この中で物語の真相が明らかになっていきます。

そして、駆け足ぎみでEDへと向かいます。
これはラストで評価を下げた作品かと思います。
後半をもう少し丁寧に作ってくれたら良いと思いました。

各話にしっかりとした伏線が張られていて、その回収もそれなりで良かったかと。
でも、1クールものにしては伏線の量が多すぎかも。

全体的には昼ドラを軽い萌えアニメにしたような感じでしょうか。

感じたことなんですが、キャラが多い割に尺が足りないですね。
話を詰め込みすぎていて、後半では話をまとめきれていないと思います。
特に主人公とヒロインの話についてはもっと丁寧に描いて欲しかった。
この作品は2クールで観たかったというのが正直な感想です。実に惜しい作品かと。

この作品は様々な悩みや不安を抱く思春期の登場キャラ達の葛藤と成長に、
人間の心の中に棲む闇などが描かれていて、
特に葛藤の部分が純粋に描かれていて見所であり良かったと思います。

OP曲は結構良い曲でした。

山あり谷ありの起伏のあるストーリー展開で結構面白かったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

マイユアの感想

放送時期:2007年9月~12月
ゲーム発売:12月 未プレイ

ゲーム原作だと思われてるっぽいけどちょっと違うみたい。


◎感想
この手のゲーム原作(準拠?)の作品って
登場人物が重い過去(トラウマ)を持ってることが結構あります。

ただ大抵の作品は、それぞれのキャラ攻略ルートに入らないと
主人公が気づいてあげられなかったりします。

しかし、このアニメではそれぞれのヒロインの過去を活かしながら
1つの物語にしてるのは見事だなと思います。

他の方もおっしゃっているとおり中盤までやや退屈なのが
残念なところ。

私は8話以降は楽しんで見れました。
私はポストの話が一番好き。

恋愛モノ好きで鬱展開ちょっとあっても大丈夫なら
見てみてもいいんじゃないかな。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

69.7 3 ギャルゲーで幼馴染なアニメランキング3位
神のみぞ知るセカイ『天理編・前編[再会]・後編[邂逅]』(OVA)

2012年10月18日
★★★★☆ 3.8 (556)
3307人が棚に入れました
ひとりの幼馴染みとの再会が新しい未来への扉をひらく
桂馬のお隣に引っ越してきた幼馴染み・鮎川天理。
十年振りの再会にも素っ気ない桂馬だったが天理の心のスキマを攻略せんと駆け魂隊のノーラが襲ってきて事態は一変。天理にはもうひとりの少女・ディアナが宿っていたのだ。ノーラから逃れるうちに学校のシアター地下にやってきた二人。そこで桂馬はディアナの口から十年前に起きた出来事を知る。

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

3期を見る前に見てほしいです

このOVAは天理との出会いと
女神の話です

3期の女神編を見る前に
ちゃんと観ておいて欲しい作品

女神編ではカットされている
女神についての説明などもあるし

これを見てからの方が
3期を見ても理解しやすく
見やすいと思う

まぁ二話分しかなくて話数は少ないが
天理好きには充分楽しめる作品だと思う
でもOVAだし本の限定版に付いてたものなので
もう見る方法無いのかな?

これを見た人は3期も見て欲しいですね
3期も面白くて良いですよ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47

リクポテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

3期への重要な布石です(v_v)

コミック原作 既読

神のみシリーズのOVA第2弾
前編と後編の2話構成になっています。

今回新たなヒロインが登場します。
桂馬の幼なじみ?というよりかは昔家がお隣同士だった鮎川天理(あゆかわてんり)。
彼女は今までのヒロイン達とは少し違い、さらに3期につながる重要なキーです。

恐らくこれを見ないと3期の出だしが全くついていけないと思います。

前作のOVAもそうですが、攻略一辺倒だった神のみシリーズに変化が訪れるこれまた重要な話です。もし3期を視聴するのならば、最低でもこのOVA2弾の天理篇だけでも見ることをオススメします(^_-)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

Smog さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

新たに魅力的なヒロインが登場。コミック付属で前後編に分けたOVA2期。

コミック原作。
コミック付属で販売されたOVA天理編・前後編2話についてのレビューです。

ギャルゲーを極めた主人公が、そのスキルを活かして現実世界の女の子を落としていく物語。
メタな設定にすることで、ありがちな世界観による違和感を薄めるというアイデアが斬新な作品です。

一番の見所は、新たに登場したヒロインの魅力でしょう。
作中では「よくあるネタ」としてメタに扱われているヒロインの個性ですが、とても魅力的でした。
ギャルゲーをプレイしない僕にとってかなり斬新だったのですが、本当によくあるネタだったのでしょうかw
しかしよくもまぁ、毎回毎回バラエティ豊かにヒロインを用意できますね。
作品の世界観ゆえに違和感はありませんし、改めて設定の練られ方が秀逸な作品だと感じました。

ストーリーについて、ベタな展開にも関わらず、引きが強いです。
OVA2期については、ヒロインの魅力がその最大の要因になっている気がします。

作画について、1期2期OVA1期同様に安定していました。
全体的に動きが少ない印象でしたが、違和感はありませんでした。

音楽について、OP/EDが印象的でした。
eyelisさんの透き通った歌声がキレイなメロディラインにのって相乗効果を生んでいました。

OVA1期を知人から借り、これといってインパクトを感じなかったのでOVA2期は別にいいかと思って放置していた作品です。
ところが知人に強烈にプッシュされ、半ば無理矢理DVDを押しつけられましたw
なんだかんだと、とても楽しませてもらいました。
せっかくですので、原作購入も検討したいと思います!

1期2期OVA1期を見ておくとより楽しめるネタが仕込まれています。
1期2期OVA1期を楽しめた方にぜひオススメしたい作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33
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