ガンアクションで復讐なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのガンアクションで復讐な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月23日の時点で一番のガンアクションで復讐なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.1 1 ガンアクションで復讐なアニメランキング1位
BLACK LAGOON Robertas Blood Trail[ブラックラグーン-ロベルタズ ブラッドトレイル](OVA)

2010年7月17日
★★★★★ 4.1 (1275)
7099人が棚に入れました
日本の商社マン岡島緑郎は、東南アジアへ出張中に誘拐されたことをきっかけに、名も立場も捨ててロックとして、海賊まがいの運び屋「ブラック・ラグーン」の一員となる。 ボスで元軍人のダッチ、メカニックのベニー、2挺拳銃(トゥーハンド)の異名をもつガンマン・レヴィ、そしてロックと共に、改造魚雷艇「ブラック・ラグーン号」は南海の海(lagoon)を駆ける―!

にゃにょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ファンの方で耐えれそうなら…

お子様は絶対に観てはいけません。
大人でもスーパーハードが大丈夫な方だけOKということでお願いします。
テレビアニメを観て楽しめた方が更に楽しむための作品です。

タイトル通りに帰ってきた最凶メイドさんが大暴れするお話でした。
重い…重いです。
アレやらこれやらが更に激しくなっていましたので要注意!
黒くなってしまったロックが観れます。
レヴィはあまり見せ場がなかったように思います。

自分は何とか耐え切って観れましたが、これ以上になるともう自信がないかも…。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8

K・ケイ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

BLACK LAGOON の最上ストーリー

誰かを救うのは生半可な事じゃない。
特に『誰か』ってのが目に見える全てだとしたらな。

このエピソードはギャングのガンバトルと短評されるブラックラグーンのOVA作品だが、TVシリーズとは趣が少し違う。

この作品にはガンアクションの痛快さというよりもそれぞれの立場の悲哀や願い、そして何かを守ろうとする決意といったものが書かれていてむしろヒューマンドラマの色が強い。

人にはそれぞれ守るべきものがある。
利益、誇り、体制、そして大切な『誰か』
内容はTVでは放送出来なかった過激なものではあるが是非見てほしい、文句なしにオススメのストーリーである。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 10
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その狂気は愚かで恐ろしくもあるがとても哀しい

舞台は、タイの架空の犯罪都市ロアナプラ。
荒事も請け負う運び屋と、裏社会に属する組織や人物達が
繰り広げるノワール風のガンアクション、全5話のOVA。
過激な描写などが編集される前の
1話35分のロングバージョンのほうを視聴。

単体で観てもそこそこ楽しめるとは思うけれど、TVアニメ版のほうを
先に観ておくほうが人物関係や事情など、わかりやすいと思う。

凄腕の銃使い・レヴィのカッコ良さは健在だが、
今作での一番の活躍は主人公・ロック。
おぉ~そんなに変わっちゃうかってほどに
力強くダークに変貌したその瞳には、哀しい狂気を宿していた。

けど、最も哀しいのは最悪の狂気の塊である元メイド ロベルタ。
彼女の復讐心には、わずかながら同情もするけれど、怖すぎる。
精神的崩壊に加え、間違った飲み方の抗鬱剤のせいで
イカレ過ぎてしまった者には、どんな言葉も響かないようだ。
そんな中、若様の急激な成長も見逃せなかった。

派手なガンアクションシーンは圧巻。クールでしびれる。
やはりそこは、アニメならではと思う。

それから、いろいろな国のさまざまな組織が入り組んでいる話なので、
このシリーズを見慣れた人でも、最初はちょっと戸惑いそう。
しかし、よく練られたシナリオ、夜の美しい景色の中で起きる
激しい銃撃戦にどんどん惹き込まれ、あっという間の150分だった。

レヴィがロックにつぶやいた一言{netabare} 「ずるいぜ まったく」{/netabare}
ほんの少し垣間見えたせつない女心、
ロックは結局気づいてないんだろうなぁ。

余韻の残るラストが、良かった。
{netabare}
「生まれや育ちが似ている人間の違い、
 それはどんな人に出会えてきたかだ」

そして
「今じゃない いつかだ」
この一言につきるよね、どれもこれも。
{/netabare}
すごく印象に残る言葉の多い作品だった。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 59

71.2 2 ガンアクションで復讐なアニメランキング2位
トライガン [TRIGUN](TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (320)
2279人が棚に入れました
砂だらけの荒涼たる大地、容赦無く照りつける二重恒星からの日差し……ここは5つの月を従えた砂漠の星。人々は荒れた大地にしがみつき、血と汗で大地を湿らせながら細々と生きている。そのささやかな暮らしも、荒くれどもが銃をぶっ放して台無しにすることもある……ここはそんな世界。その過酷な世界に1人、赤いコートにトンガった金髪の、トラブルメーカーがいた。名をヴァッシュ・ザ・スタンピードという。彼は荒涼としたこの世界を放浪しながら、何かを探している。分かっているのは彼が凄腕のガンマンで、とてつもなくタフで、そして、筋金入りの平和主義者だということ。気のいい青年だが余りの傍迷惑ぶりに、付いた渾名が「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」。とうとう局地災害指定を受ける羽目になった彼には、保険会社からお目付け役が派遣される始末。しかし、彼には幾つもの秘密と、胸に秘めた決意があった。
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

目をそらすなよ。 君の今までの人生が、 どんな人々の思いの上に成り立っていたものか、 知らずにいられるほど、愚かでもないだろう。

原作が未だ終了していなかった為、アニメに際してはオリジナル要素を含んだ結末で話を終了させていますが、出来はかなり良いです。今堀恒雄さんの手掛けるOPは重厚なサウンドが心地良い感じで響き渡っており、素晴らしいものに仕上がっています。今ではすっかりメジャーなアニメ脚本家の黒田洋介の初期の代表作品でもあります。ちなみにタイトルは主人公ヴァッシュの私が作中で最も好きな台詞から引用したものです。

{netabare}主人公のヴァッシュは『不殺』の信念を持っていて、どんな状況であろうと、どんなに相手が外道でも、彼は不殺を遵守して戦いに望みます。ヴァッシュ自身の戦闘力は非常に高いものの、この主義が災いして、結果的に大怪我を負ったり、相手に苦戦を強いられるなどのケースもありましたが、それでも彼はその事について後悔を口にすることはありません。普段のヴァッシュのキャラは非常に明るくて、女好きの軽いノリのお兄ちゃんなのですが、真面目な所はバシッと決めます。声を担当している小野坂さんのメリハリとした演技が、ヴァッシュの良さを更に引きだたせていたといっても過言ではありません。

ヴァッシュだけでなく、超がつくほど個性的なウルフウッドを初めとする魅力的なキャラクター達。ウルフウッドはヴァッシュをも凌ぐ人気を誇っており、特に巨大な十字架を思わせる外観の異様な武器『パニッシャー』はそれだけで戦艦級の破壊力を持ち合わせており、ヴァッシュとはまた違った量で圧倒する戦闘スタイルは非常に見栄えのするもので、格好良かったですね。ヴァッシュとは時々考え方の違いから対立する事もありましたが、ウルフウッド自身も軽いノリのあんちゃんという出で立ちなので、ヴァッシュとは『名コンビ』といっても差し支えない絡みを見せてくれました。ただ惜しむらくは原作・アニメ共に死亡してしまうのですが、原作の死に方が素晴らしかったので、当時はまだそこまで話が進んでおらず、死に方をオリジナル展開にしなければならなかったアニメでのウルフウッドのラストは見劣りしてしまうなというのが、少し残念です。

また当時はアニメの作画が今の様に綺麗でなかった為、ウリでもある戦闘シーンの『動』の迫力がいまいちな点があったのは否めません。その代わりといっては何ですが、1VS1のような『静』の迫力は場の空気を全面的に押し出す事で、緊迫感を高めるような工夫をしておりました。例えば登場人物の表情で場の雰囲気を一変させるような演出もしていたとかですね。その点に関しては良い仕事をしてくれた印象ですね。{/netabare}

投稿 : 2025/02/22
♥ : 19
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

極悪人を許す行為と殺す行為 どちらが正義か悩み葛藤する物語

この物語はガンアクションがありますが、とても温かい内容です。

主人公のヴァッシュ・ザ・スタンピードは、最強と噂される凄腕ガンマンです。
だが彼は平和主義者で、どんな時でも人を殺しません。

不殺の信念を貫く彼は、全身のいたるところに生傷が絶えません。
ときには激しい怒りを感じ、悔しい思いもします。
それでも彼は、自分の信念を捨てることはありません。

私だったら、こんなに体が傷つけられて悔しい思いをするのには耐えられません。
きっと不殺の信念を捨てるでしょう。

ところで、どんな極悪人でも決して殺さない彼の判断は、周りの人をも不幸にしていきます。
なぜならば、彼の行く先で、必ず彼に挑戦し名を上げようとするならず者が現れ、
そのあおりを受けて周りの人が傷ついたり死んだりするためです。

だから彼には「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」というあだ名がつき、彼が通った場所は局地災害指定となります。
しかも彼には600億$$の賞金がかけられます。


ヴァッシュは、3人の仲間(?)と一緒に旅をします。
一人は小柄な女性のメリル・ストライフ。もう一人は大柄な女性のミリィ・トンプソン。
彼女ら二人は、保険協会の災害調査員です。ヴァッシュが事件に巻き込まれ「災害」が発生した際の査定をします。
もう一人は牧師のニコラス・D・ウルフウッドです。

みんなとても温かく、ヴァッシュは3人を信頼し、仲間だと思っています。
だがウルフウッドの本当の目的は、{netabare}ヴァッシュを葬ることでした。{/netabare}

ウルフウッドは牧師ですが、極悪人を平気で殺します。
そうすることで、多くの人を救える確信を、彼は持っています。
実際に、その判断のおかげで、ヴァッシュたちが救われたこともあります。
ウルフウッドの強烈な魅力に、私は圧倒されました。


ウルフウッドの信念とヴァッシュの信念とが異なるところが見ものです。
どちらが牧師なのか、疑ってしまいます(^_^;)

まだ見られていない人は、この物語を見て、おおいに心を葛藤させてください。
きっと心に残る物語となるでしょう。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 30

peko さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これがガンアクション!

◆12話まで視聴◇
興味本位で観始めたアニメ。
90年代のアニメはやっぱりいい味出しますね^^*
最初はほのぼのした感じのガンアクションで、
ヴァッシュ(主人公)が銃を撃った時、
「やっと撃った!!!」
みたいなw
中盤からこのアニメの本領発揮です!
駆け出すようにストーリーが進み始め、どんどんのめりこんでしまいます!
過去に何があったのか、今何を思って生きているのか、、、決して普段はかっこいいとは言えない主人公ですが、だからこそ修羅場になると!!!!@@
目が離せなくなります!
るろ剣の剣心のような主人公だと思って頂ければ☆ミ

私もまだ途中ですが、もし観ていない方は是非観てほしいです^^*
90年代アニメもまだまだあなどれないな♪と感じさせてくれる作品です。

◆17話まで視聴◇
 
だんだん回想シーンが多くなってきて、トライガンの話の方向性が見えてきました。

「そ・・そうだったのか(°Д°)!」

という過去の話があり、ヴァッシュについて、ヴァッシュの周りの人間関係についてより深みが増してきた!という感じです。

観れば見るほどトライガンの魅力にはまっていきます^^*
最終話がどうなるか、想像がつきません♪ワクワク♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 6

62.6 3 ガンアクションで復讐なアニメランキング3位
エル・カザド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
1124人が棚に入れました
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者で1人の少女に巨額の賞金が懸けられていた。その少女の名はエリス。数多くの賞金稼ぎたちが彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにし、ふとしたいきさつから他の賞金稼ぎから救うことになる。そして、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことをきくという条件で、かくして賞金首と賞金稼ぎの、奇妙な逃避行が始まることになる…。

声優・キャラクター
清水愛、伊藤静、久川綾、三宅健太、宮野真守、三木眞一郎、立木文彦、井上麻里奈

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真下三部作の三作目

MADLAXよりよっぽど良かったけど、NOIRよりは面白くない。そんな感じです^^;
考えて見ればこの三部作、すごい似たり寄ったりだったなーと思います。でも、色々試行錯誤してもっと面白くしようと考えてるのが伝わってきましたね。
音楽はこれに合ったのをしっかり使ってますし、作画も表現するに足る物になってます。
声優さんの演技もなかなか良かったです。
正直なところ25話の感じを見て、これはいつもと同じか?と思わされましたが、最終話をしっかり作ったところはかなり評価できると思います。
もしMADLAXを見てもういいかなって思った人がいるとしたら、もう少し!もう少し見てやってください!
少なくともMADLAXよりはいい作品ですから^^;

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ガンアクション+魔女のアニメ 「いえっさー!」

全26話、真下監督美少女ガンアクション3部作の3作目。

賞金首で魔女のエリスと賞金稼ぎのナディの旅の物語。

他の2作品よりもキャラがとても個性的で丁寧にしっかり描かれているのが印象的でした。
特にエリスちゃんの純粋無垢で天然が入っている不思議ちゃん具合がたまらなくよかったなあ♪

ガンアクションとは言うものの、各キャラの心のつながりや動き、絆が深まっていくところなんかは、時間をかけてじっくり描写しております。
感情を持たないエリスちゃんが、少しづつ感情を持ち始め、ナディとの距離が近づいていくところなんか最高でした。

1クール目は1話完結的で、本線の動きはゆっくりですが2クール目あたりから動き始めます。
エリスちゃんが色んな組織から狙われ続けますが、最後は綺麗に収束します。

音楽はNOIRやMADLUX同様梶浦由記さんです。
個人的には最終話綺麗にまとめすぎたかな?なんて思いました。(気になる伏線があったので)

エリスちゃんの「遺言があったらどうぞ」の台詞にナディとの硬い絆を感じました。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11

kotoba-巧 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

遺言があったらどうぞ

地上波で放送してたとき最も気になってたアニメだったが忙しく見れず・・・
ずっと題名もわからず気になったままだったが、最近やっとこの作品を発見して一日で全部見ました!
最後のナディの涙にはとても感動しました。
あまり評価されていないようですが、ほのぼのした中にも人間ドラマがあり、作画も良く、キャラもすきで自分の中ではお気に入りの作品です。
ただ1クールでもよかったんじゃないかと・・・



投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

75.1 4 ガンアクションで復讐なアニメランキング4位
アキバ冥途戦争(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (342)
995人が棚に入れました
1999年 春 かわいいメイドに憧れて、 ひとりの少女が秋葉原にやってくる。 世紀末の“アキバ”は、 多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。 メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、 今日もブヒブヒ営業中! 一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、 ドッタンバッタン大慌て。 推しメイドや調教師、 秋葉外生命体も現れて、 赤バットはフルスイング! これは、 全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、 渾身のメイドお仕事奮闘記。 「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」
ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

君の膵臓を借りたい

1999年春、
1人の少女が秋葉原にやってくる…

ー1話ー
P.A.WORKSのお仕事アニメと聞いて観たのですが...
ヤバすぎる(良い意味で)。
カオスすぎて、まだ消化しきれませんが、次回が楽しみです。
今期のダークホースになる予感。

ー5話ー
正直2話を観た時は、面白いけど1話のインパクトが強すぎたかな~、
と思ってました…

それでも、3話・4話・5話と来て、確信!
この作品めちゃんこ好きです(笑)

{netabare}2話→闇カジノ回
3話→八百長格闘技フィギュア回
4話→ブラック企業洗脳ネタ回
5話→羊たちの沈黙&ハッピーバースデー回

オリジナル作品だけあって、毎話毎話何が起こるか分からないワクワク感がたまらないし、安定のドンパチエンドも最高。

狂気の嵐子、on/offゆめち、ギャルしぃぽん、クズの店長、
主人公を囲む個性的な仲間たちもキャラが立ってます。
そしてパンダ… お前は一体なんなんだ!?(笑){/netabare}

OPとEDそして、{netabare}要所でのキャラソン{/netabare}も良すぎる。
本当にこのまま突っ走って欲しい。

ー10話ー
{netabare}6・7話→癖強赤バット登場&まさかのシリアス回
8話→ゾンビ宇垣整列熱唱野球回
9話→クズの店長お祭り回
10話→切なすぎる神回{/netabare}

ギャグ要素だけでなく、シリアス要素も入れてくる所は本当にさすが。
第1のターニングポイントが6話なら、第2のターニングポイントは9話でしょうか。
中盤から終盤に差し掛かる物語の見せ方が上手い!

それにしても10話は…{netabare}見入ってしまいますね。 末広&御徒町の正体に驚くとともに、あの結末、あのCパート…

次回からはいよいよ凪との全面対決でしょうか…{/netabare}

ー11話ー
{netabare}衝撃のラスト… そうか… そうだよな…
凄いわこのアニメ。{/netabare}

1週間どう過ごせば…
最終回どうなるのかな?

ー12話ー
{netabare}たぶん凪はなごみに殺されたかったんでしょうね…
でも死に方なんて選べないのがメイド道… 
笑ったら良いのか泣けば良いのか分からないこの最終話、大好きです(笑){/netabare}

最高にぶっ飛んだ最高のアニメでした。
久しぶりに毎週リアタイした作品が終わってしまうのは寂しいですが、
この時代にこんな狂った(←褒めてます)作品を観れたことに感謝です(笑)
またこういうオリジナル作品に出会いたいですね(^^)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 16
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とある科学の反社会砲(ハンドガン)

金曜夜九時、中野駅近くにある安い居酒屋のテーブル席にて。
三十代の男Aと、職場の後輩らしき二十代半ばに見える男B女Aが、
生ビールを飲みながら話をしている。
すでに何度かビールのおかわりをして、半分ぐらい出来上がっている感じ。

  男A「オレ思うんだけどさ~、メイド喫茶ってけっこうヤクザな商売だよな」
  男B「あ、自分それわかります、センパイ」
  女A「あたし、行ったことないからわかんない。そうなんですか?」
  男A「そうよ。素人バイトが作ったオムライスやらなんやらでバカっ高い値段とってさ」
  男B「まあ、ふつうの喫茶店として見たら、ほとんど崩壊してるっスよね」
  男A「おまえさ、ちょっとこの焼き鳥に『おいしくな~れ、もえもえきゅん』って言ってみ」
  女A「はい? (棒読み調に)おいしくなあれ、もえもえきゅん」
  男A「食ってみ」
  女A「はあ……。もぐもぐ」
  男A「美味くなったか?」
  女A「(口に含みながら)いいえ。……てか、なるわけないですよね」
  男A「だろ? なのに値段が三割り増しとか倍とかなんだぜ」
  男B「チェキとか、メイドさんと一緒に写真撮るだけで千円とかっスもんね」
  女A「それ、めっちゃぼられてんじゃん。ま、かわいい子多いなら仕方ないのか」
  男A「うんにゃ。ぜんぜん」
  男B「まあ、並みならアタリって感じっスかね」
  女A「え゛そうなの? ふへえ……。そんじゃ、みんな何しに行くんですか?」
  男A「世界観の……共有?」
  女A「いや、質問形で答えるのやめてくださいよ」
  男B「あ~でも、わかるっス。その場の空気にカネ払ってるつ~か」
  女A「なにそれ。水商売よりタチ悪いじゃん」
  男A「だからヤクザだ、つってんの。水商売じゃなくて空気商売」
  男B「オンナ慣れしてないヲタって、カネ巻き上げるのカンタンっスから」
  女A「あこぎだ……ガチもんのあこぎだ……」
  男A「だからさ、いっそ、全部ヤクザが経営してるって方がすっきりすると思うわけよ、オレは」
  男B「あ~、それいいっスね。抗争とかあったりして」
  男A「メイドもみんな構成員でさ。上納金あつめんのに四苦八苦してたりすんの」
  男B「対立してる店のメイド、パンしちゃったりするんスかね」
  男A「そりゃあるだろ、カチコミとかもふつうに」
  女A「あのお~、オタクの人たちって、そんな物騒な店行くんですか?」
  男A「いやほら、そこは表の顔と裏の顔ってやつでさ」
  男B「きゃぴ~んなんて言われて大ヨロコビしてる連中っスよ。騙すのなんかわけないっス」
  女A「ん~……そこはまあ、そうかなあ。あ、生チュ-おかわりください」
  男A「でさあ、男だけでなく女の子もたまに騙されるわけよ。メイドに憧れて上京したりさ」
  男B「そいで、タコ部屋にぶち込まれて抗争巻き込まれたりっスね」
  男A「そ~そ~。そいでも『あたしは暴力キラいです』ってツッパったり」
  男B「そのくせ、やたら戦闘能力高かったりするんスよ」
  男A「んで、ムショ帰りの姉さんメイドに背中で語られたりするわけだ」
  男B「そいで『極道』ならぬ『メイド道』に目覚めたりとかしちゃうんスよね」
  男A「わかってんじゃねえかおい。まあ飲め飲め」
  男B「飲むっス」
  女A「(ためいき)はあ~っ。ほんと、男の子ってこういう話好きよねえ」
  男B「好きっス。アニメ化して欲しいぐらいっス」
  男A「ん? ん~~……ひょっとして、これ、いけんじゃね? アニメ化」
  女A「はあっ?」
  男B「おおっ」
  男A「だって、男ってヤクザもん好きじゃん? メイドも好きじゃん? だったらいけんじゃん?」
  男B「マリアー~~ジュうっ!」
  女A「いやいやいやいや。そんなもん、誰が板買ってくれんですか」
  男A「舞台をアキバにして人気声優とか使ったら大丈夫だって」
  女A「いやいや、アキバって萌えの街なわけでしょ? ヤクザって似合わないじゃないですか」
  男A「うんにゃ。アキバが萌えに走ったのって、この二十年ぐらいだから」
  女A「マジで? 昭和の話とかではなく?」
  男A「そ。それまでは小汚い電気街でさ~。設定を1999年ぐらいにしたら、雰囲気とかバッチシだから」
  男B「そっちの方が、おっさんヲタが懐かしヨロコブんじゃないスか?」
  男A「だよな。つ~か、おっさんヲタの方がカネもってるもんな」
  女A「も~。またそうやって他人(ひと)のサイフ覗き込むようなマネを」
  男A「なに言ってんだ、マーケティングだよマーケティング」
  男B「そうっス。カネのあるトコロからかっぱぐのは正統なビジネスっス」
  女A「あ、かっぱぐ言った」
  男A「よっしゃあ、なんか燃えてきた。おいおまえ、企画書かけ」
  男B「書くっス」
  女A「マジですか~。やめましょうよ、通りませんって。また笑われるだけですよ」
  男A「だいじょうぶ。ウチの会社バカばっかだからゼッタイ通るって」
  男B「通るっス」
  男A「タイトルは『アキバ冥途戦争』。あ、メイドはカタカナじゃなくって漢字。極楽浄土の『冥途』な」
  男B「ぎゃはははは。サイコ-っス」
  女A「え~~……」


というような会話が実際にあったのかどうかはわかりませんが、
おそらくはそんなグダグダ話だったのが本当にアニメ化までされちゃったのが、
本作『アキバ冥途戦争』であります。

制作はみんな大好きP.A.WORKS。
お仕事アニメに飽きたのか疲れたのか新機軸を模索中で、
前作『パリピ孔明』同様、みごとな迷走っぷりです。

面白いかどうかは、本当に「人による」としか言いようがなく。
僕個人としては、こういう
  『アホなことを大真面目にやる』
という作風は大好きですし面白いとも思うのですが、
本当にパンしちゃったりしてるので苦手なひとは苦手かもです。
(というか、安倍元総理の事件の後でよくOAできたなあ、と)

基本的な構成は前フリ(長げ~よ)のように、
血で血を洗う抗争を繰り広げる1999年の秋葉メイドカフェ業界で、
そういう世界だとは知らずメイドに憧れて上京したヒロインが、
ガチやばい環境に巻き込まれつつ自分の道を模索していく感じです。
(まあ、広義のお仕事系アニメと言えなくもなく)

お話は、だいたいは1~2話完結式。
ただし、その都度状況が変わって物語がうまく転がっていくので、
惰性的なワンパタ感はありません。

物語の中心は主人公が勤務するさえないメイド喫茶で、
多店舗展開しているケダモノランドグル-プの最下層に位置する『とんとことん』。
対立するメイドカフェグル-プとの抗争だの合併だの、
15年前の抗争事件の仇討ちだのという泥臭い背景を抱えながら、
必死にあがいて生きていくメイドたちの群像劇的なアレになっております。

  ふんっ、メイド+ヤクザなんて、
  どうせ中途半端なスラップスティックコメディなんでしょ、
  なんて思ってたら大マチガイ。

       毎回、人、死にます。ガチで。

  大真面目にメイドさんが任侠・極道やってるわけですよ。

  もちろんコメディ的な演出も随所にあり、
  なんでこんな街をケーサツが放置するかなとかツッコミどころも満載。
  おバカな設定をこれでもかとシリアスにやりきる、
  徹頭徹尾ブラック・ジョ-クに特化した、
  ちょっと類を見ない感じの『おバカ殺伐エンターテインメント』なのであります。
  {netabare}
  「幸せになろうなとどはメイドの道に入ったときから考えておりません」
   なんて台詞がさらっと出てきちゃったりして、
   脚本家さんもノリノリで書いているのがまるわかりですしね。
{/netabare}
  役者さんや制作者が口々に本作を『お仕事アニメ』と呼んでますが、
  それもまたブラック・ジョ-クで言ってるわけで、
  そこがわかんないとまるっきり楽しめない一本なのではあるまいかと。


僕的なおすすめ度は、
完全に『人による』という前提でAランク。

そもそもブラック・ジョ-クというのは、
アニメに限らず、基本的にあまり日本人ウケしないテイストなんですよね。

感性というか国民性というか、
『くまみこ』だってボコボコに批判されちゃうし、
天下の北野武監督だって、
ヴェネツィアで金獅子とるまでは国内で見向きもされなかったわけで。
(『ソナチネ』とか、めっちゃ面白かったんですが)

  ですから、たとえばバーホーベンの『スターシップ・トゥルーパーズ』あたりを
    こんなおバカな話にこんなカネかけて、ほっんとバカだね~
  などと(好意的に)笑いながら見ていられる方なんかにオススメの一本かなと。


ただし、ホントに類を見ない作風なので、世界観をつかむまでは一苦労。
エラそうに書いてる僕にしたって一話を見たときは

  えっと……なんじゃこれ?

とか思っちゃいましたし(一話切りした方、けっこう多いのでは)。

頭の上に『?』マ-クを浮かべながら2~3話ぐらいまで視聴して、
そうかそういうことかと腑に落ちてからは、
なんとなく目が離せなくなって、
4話あたりで自信が確信にかわった次第であります。


そう思って見てみると、キャスティングからしてブラックジョークそのもの。

主役である和平なごみ(近藤玲奈)さんを囲む『とんとことん』のメンバーは、
・万年嵐子(ムショ帰りで35歳の新人メイド)
  →佐藤利奈さん『とある科学の超電磁砲』御坂美琴役
・ゆめち(店のエースメイドにしてバクチ打ち)
  →田中美海さん『ハナヤマタ』ハナ・N・フォンテーンスタンド役
・しぃぽん(銃火器の扱いが得意なガングロメイド)
  →黒沢ともよさん『響け!ユーフォニアム』黄前久美子役
と、極道とは真逆の出世作もってる役者さんばっかだし。
いやほんと、アクセラレータもまっつぁおのベクトル変換であります。

その他の役者さんも、ゲストキャラに至るまで豪華そのもの。

  クライマックス直前、10話まで生き残っていたキャラでいうと、
  高垣彩陽さんでしょ、それと皆川純子さん、小林ゆうさん、
  さらにはパンダの中身が平野綾さんだったってのに思わずびっくり。
   {netabare}
  で、準主役だった佐藤利奈さんも11話でぶっすり。
  皆川純子さんも最終話でパンされて、
  いやほんと、近藤さん、よく最後まで生き残ったもんだ。
{/netabare}
  それまでにあえなく死んじゃったキャラも豪華ケンラン。

  諏訪部順一さん、内山昂輝さん、
  喜多村英梨さん、石見舞菜香さん、竹達彩奈さん、小松未可子さん、
  生天目仁美さん、小倉唯さん……{netabare}
  高橋李依さんなんか「はい」「ありがとうございます」の台詞二つだけで、
  出てきて30秒でパンされちゃってるもんなあ。 {/netabare}

  まあ、役者さんというのは基本的に
  こういう『おバカを真面目にやる』という芝居が大好きなので、
  みんな大喜びで演ってると思いますが。


映像は、1999年秋葉原の『小汚い感』がしっかり出ていてよき。
作画や動きは……まあ、こんなものかしら。
あと『パリピ孔明』でコレジャナイ感が強かったモブキャラですが、
メイドカフェの客層の『たいしたことなさ』が見事に表現されています。
やっぱP.A.WORKSさんはパリピじゃなくてこっちですね。

  あと、殺されちゃたけど、内山昂輝さんの演じた取り立て屋、
  キャラデがとってもナイスです。
  いやほんと、当時ってこんなやつばっかだったんですって。


音楽はOP・EDとも、映像との合わせ技で出色の出来。

OPは世界観をばっちり表現できてますし、
ただ歩いてるだけなのにガラ悪さが伝わってくる最初のカットが秀逸。
作画はもうちょい頑張れ。

  EDは、わかる人にはわかる、爆笑必至のド演歌になっております。
  歌詞もよくできているし、
  なごみが銃弾ポトリと落とすカットは拍手喝采もの。
  そしてなんと言っても、
  これを唄っているのがレールガンこと佐藤利奈さんなのがサイコ-です。
   (佐藤さん、楽しかったろうなあ)

  最終話だけ歌唱が近藤玲奈さんに変わっているところも、
  本編のシュ-ルなエンディングと合わせ、
  いやあ、芸が細かい。
   (近藤さん、時系列に合わせて歌と最後の台詞、声かえてますしね)  


というわけで、僕的には大ヨロコビの本作なのですが、
賛同していただける方はけっこう少ないだろうなあと思っております。
何度も言うけれど、日本向けの作風じゃないんだもの。

  ガイジンさんなら手を叩いて喜びそうだけど、
  これ、海外番販売れるか?
  大手はまずムリだからやっぱネット頼みしかないような……。

だからまあ「なんで作った?」という声はいつまでも続きそうだけど、
こういうチャレンジ精神は大事です。
よくやった、P.A.WORKS。

あと、MX、KBS京都、サンテレビと、
こんなヤバいアニメを地上波が三局も流してくれてるのというのは、
ほとんど奇跡みたいなものではあるまいかと。

まあ、KBS京都は地上波で唯一、
あの『異種族レビュアーズ』を定時枠で完走した局ですしね。
なんでもアリっちゃアリなのかも知れません。

  そういえば『異種族レビュアーズ』も本作と同様、
  誰得なのか皆目わからず、
  作ったり演ったりしている人間が一番楽しそうなアニメでしたね。

  まあでも、
  制作も役者も最初から匙を投げているような作品が多い昨今、
  こういうアニメは希少であります。

  出版社だの声ブタだのが喜んでいるだけで、
  制作者や演者はこれっぽっちも楽しくない、面白いとも思わない、
  そういうアニメを日々『プロ』として粛々と作っているわけですから、
  たまにはこういうご褒美、
  キワキワの作品があってもいいんじゃないかと拙は思うわけです。

    はあ? なに言ってんの。こっちゃカネ出してんだよ。
    いいから原作どおり作りゃいいんだよ、
    たかがアニメに芸術家みたいなこと言ってんじゃねえよ。

  なんて真顔で言うやつら、ほんとにけっこういますしね。

  ここだけの話、

               誰かパンしちゃってくれないかしら。    

投稿 : 2025/02/22
♥ : 26

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なぜ、令和の現在にこれが通用すると思った!?(褒め言葉)

第6話まで視聴終了した時点で、このレビューを書いています。

たぶん企画主導はCygamesで制作現場はP.A.WORKSが仕切っているんじゃないかと思われるオリジナルTVアニメ作品です。

昭和の昔には「任侠映画」というジャンル(菅原文太とか高倉健が出演していたような奴)があって、今では「反社会的勢力」の一言で世間から白眼視されるいわゆるヤクザないしは暴力団と呼ばれる人たちを描く劇場公開作品が普通に全国ロードショーとなっていました。

映画のタイトルには「現代」とか入っていてもその時代そのものは50年くらいは前のことですね。

近頃のアニメでは『ハイスクール・フリート』の納沙幸子のように「任侠映画が好き」というキャラ付けがされる(そのせいで広島弁っぽい言葉で喋ったりする)ことはあっても、今はストーリーそのものが任侠映画たり得るとはなかなかに考え難い時代ではあるわけです。

しかし暴力団組織をメイド喫茶の各店舗およびその系列店グループ、組織構成員を店長やそこで働くメイドで置き換えることによって、本作では「任侠映画」的なストーリーをほぼ再現しています。そこに「メイド喫茶」という設定で味付けしている感じで、一種のパロディー作品と言えるでしょう。

たとえどれだけ「フィクションです」とお題目を唱えてみても現代のヤクザが出てきてこんな話をやったら放送倫理規定上看過し得ないストーリーなのでしょうが、年代を1999年、舞台を秋葉原、登場人物をメイド喫茶のメイドとすることで「どうやったってこんな話はフィクションでしかあり得ないでしょう?」というエクスキューズの下にストーリーを成立させています。

なお、ストーリーに関しては歴史考証的にしばしばおかしな点があり、本作最大のツッコミどころは「嵐子さん(35歳)が20歳の頃の秋葉原にメイド喫茶なんて影も形もないよね?」という点で、そういう意味でも本作は「任侠映画のパロディー」として観るのが正しそうな気がします。

とはいえ「兄弟杯」の代わりがじゃんがらっぽいラーメンとか、笑わずにはいられないですね。ただ、任侠映画まったく知らん人が笑えるのかはわかんないです…。

2023.1.1追記:
この作品らしいといえばらしい最終回でしたね。銃撃されても歌って踊れるなごみさんの根性と頑丈さ、ハンパない!

この物語の起点である1980年代の秋葉原は完全に「電気街」でした。当時電子部品やそれを組み立てる工具などを実際に買いに行っていたのが懐かしいです。

因みに1984年当時当時64Kbit D-RAM 8個セット(つまり計64KB、MBではない(笑))が1万円ほどしました。

で、メイド喫茶なんてありましたっけ…(笑)?
という意味では本作は紛うことなきファンタジー作品です!
(まあ、面白かったから、良いか(笑)。)

あと、暴力団にまつわる思い出といえば、何度か夫婦でも利用してた新神戸オリエンタルホテル(当時: 今は買収で違う名前)のティーラウンジで、銃撃戦があったというニュースを聞いて「もう行くの止めよう」って話をかみさんとしたくらいでしょうか…。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 37

77.6 5 ガンアクションで復讐なアニメランキング5位
カウボーイビバップ 天国の扉-COWBOY BEBOP(アニメ映画)

2001年9月1日
★★★★★ 4.1 (587)
3344人が棚に入れました
時は2071年。一向に減る気配のない犯罪者、太陽系全域にまで拡大した行動範囲に警察組織が対応しきれなくなったため、賞金首制度(通称:カウボーイ法)が制定された。スパイクとジェットの2人は賞金首を捕まえることで生計を立てる賞金稼ぎ、いわゆる「カウボーイ」であり、漁船を改造した宇宙船ビバップ号が彼らの移動手段兼住み処となっている。数百万ウーロンの大物を捕まえることもある一方、その荒っぽいやり方に巻き込んだ一般市民からの賠償請求も多い彼らに余裕はなく、日々賞金首を求めて太陽系を東奔西走していた。

声優・キャラクター
山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵、磯部勉、小林愛、ミッキー・カーチス、石橋蓮司
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ランタンに祈りを託す

ボンズ制作、SF×探偵物語。
大人も楽しめる重厚な物語とお洒落な音楽、
演出に酔えますね、その意気込みや良し。

2071年、火星。
ハロウィンを目前にしたアルバシティで、
{netabare}正体不明の爆破テロ事件が起こる。
史上最高額の懸賞金が懸けられた犯人を追って、
ビバップ号の面々が動き始める。
不穏な動きを見せる陸軍部隊、浮かび上がる真相、{/netabare}
これは哀しい過去を持つ亡霊の仕業なのか!?

TVシリーズ全26話を通じて、
数多くの人種が登場し多様な文化が描かれている。
ここでも情報収集にイスラムのスラムが登場、
この雑多でまとまりのない世界観が好きです。
音楽が馬鹿げた力を発揮していますね。
サントラは映画版に軍配を上げたい。
OPの「ASK DNA」最高でしょう。

古代ケルト人が秋の収穫を祝い、
悪霊を追い払う宗教的儀式だったハロウィン。
{netabare}黒装束の哀しい男が見たものは、
夢なのか、幻なのか、
収穫祭の始まり、燻り続ける火種の終幕。{/netabare}

ジャックオーランタンに祈りを託す。
唇を噛み締めています。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 50

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ラストの格闘シーンはアニメ史上「最高」

まあ、それ以降も「NARUTO」や「ワンピース」や「鋼の錬金術師」でも作画枚数が以上に多い時はあるが、連携を基にした格闘の連続撃やワンテイクの長回し、カメラアングルはこの時に確立したと思ってる。

普通のアニメは長回しすると作画の粗が見えてしまうので毛嫌いされるが、本作はとことん追う。しかも今の時代のようにイラストレーターやフォトショップなどのPCでの加工ではないので、セル画に彩色し1カットずつ撮影しているので途方もない予算と手間暇が掛かる。今の時代ではまずありえない。

非常に高密度でレベルの高い作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 24
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

カウボーイビバップ 天国の扉

Knockin’on heaven’s door
カウボーイビバップ22話-23話くらいのストーリー

ビパップ観てなくても見れそうだけど
いくつかアニメ見てからの方が更に楽しく見れます。
私は15話くらいまで観てから視聴しました。

劇場版なのでTVアニメよりアクションが多く
{netabare} スパイクがモップ使ったりほぼ殴り合いに近いけれどw {/netabare}
その部分だけ巻き戻して観たいくらい画面が華やかでした。

TVアニメ版のようなビバップ号クルーがクローズアップではなく
史上最高の3億ウーロンという巨額の懸賞金がかかった
劇場版の新キャラのヴィンセントや色んなキャラが出てきます。
もう一度スパイクの格好良い姿が観たい!という方にオススメです。

個人的にOPの「Ask DNA」がお気に入りで
これが聴きたいがために録画残していた程です。
Amazonで探してもデジタルミュージックストアに無い・・!
CDを買わないと・・と迷いました(笑)

ただの感想↓
{netabare} とにかくアクションシーンがなめらか(*´▽`*)
スパイクのかっこよさと気風の良さが見事に表現されていました。
ストーリーはちょっと物足りないというか長いけど
途中辺りから夢中になりました(*゚▽゚*)

ヴィンセントに捕まったフェイが縛り付けられて
特殊なウイルス的ガス(・・忘れちゃったw)が部屋に満ちて
死にそうなフェイに自分の免疫を渡そうと
ヴィンセントがキスするシーンが官能的すぎて
テーブルに思わずガンッと頭を打ちましたw
ヴィンセントさん色っぽいよ・・(〃ω〃)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/22
♥ : 39

63.7 6 ガンアクションで復讐なアニメランキング6位
アップルシード APPLESEED(アニメ映画)

2004年4月17日
★★★★☆ 3.5 (178)
961人が棚に入れました
公安警察組織に所属しているデュナンとブリアレオスの活躍を描いた近未来サイエンスフィクション作品。
22世紀。世界は第五次世界大戦を経て荒廃し、北大西洋(アリゾナ州とカナリアの間)の人工島オリュンポスに設置された総合管理局が台頭、世界をその影響下に置いている。主人公である女性隊員デュナンと戦闘サイボーグであるブリアレオスは総合管理局の内務省部隊、ESWAT(ESpesialy Weapon And Tactics)に所属して対テロ作戦などに加わる。その中で巨大な計画、旧大国の策謀が明らかになっていく。

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

MVA

核大戦後の荒廃した世界を舞台にした、SFガンアクションアニメです。
3DCGと表情までキャプチャーした、モーションキャプチャーを使用した、当時最先端の技術を使ったアニメでもあります。

大まかな内容としては、
大戦を経て荒廃した世界で、理想郷とも呼べる、文明を維持した都市に保護された主人公二人が、都市の治安維持機構に所属しテロ組織と戦う
というのが大まかな流れでしょうか?

アクションシーンはかなりのものです、アクションだけ取れは僕の中で10、いや5本の指に入るんじゃないでしょうか?

内容はないこともないですが、まあアクションアニメなんでそれほど濃い内容ということもないです。

楽しみ方は人それぞれかと思いますが、僕はミュージックビデオとしてみると楽しめるんじゃないかと思いますw
実際結構すきなアーティストが楽曲してて、よかったです。
Basement JaxxとかBOOM BOOM SATELLITESとか。
特にBasement JaxxのGood Luckは流れるシーンとセットでいい演出だったともいます!

あまり内容を気にせず、アクション、音楽、演出を楽しめば楽しめる作品だと思います。

タイトルは、Music Video Animationです。
そんなジャンルはないですよw、ただの僕の感想です。

こんな人におススメ

SFの人
ミリの人
ロボの人
アクションの人
エレクトロの人

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8

らびえぬす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

士郎正宗作品では一番好きです

攻殻機動隊も勿論好きなのですが、アップルシードの世界感・倫理観が一番好きです。

ヒトの幸福の追求・理想社会を目指した結果、バイオロイドを創造し全てがほぼ解決した社会を構築したつもりが・・・・

ヒトはやはり、争うことをやめることができず乱れる。

形は全然異なりますが、現実の人類社会を痛切に風刺しているのが本作品の源流だと思います。

そういった意味で、攻殻をより根源的に追求したアップルシードが私は好きです。

ただ、アニメ化にあたっては、かなり圧縮する必要があることから原作のそういった部分が、少し抑制されています。
また3D化については、人により善し悪しの判断が異なるため、ここも評価が分かれるポイントでしょう。

どちらを先にしても良いですが、原作も併せて観るとより世界感が理解できて楽しめるのではないでしょうか。

評価は本作品(アニメ)についてとして評価しています。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5

フローズン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人間臭くていい

・全編CGを見たのはドンキーコング以来(笑)
・技術の発達した未来を描いているがキャラ達が人間なのに変わりはなく、とても人間臭い。
・主役2人の性格や感覚がとても親近感湧きやすく好きだった
・おはなしはそこまで込み入ってなく、わかりやすい
・CGのモデリングは好き嫌いあるだろうが個人的には好き
・BGMもかっこいい

・主役2人はすごく好きだが、他キャラが好きになれなかった
・途中で若干飽きが来る程度のダレはある

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5

60.0 7 ガンアクションで復讐なアニメランキング7位
マイアミガンズ(TVアニメ動画)

2000年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (21)
104人が棚に入れました
舞網警察署所属の美少女警官・桜小路妖と天野ルウが巻き起こす、ドタバタ犯罪捜査劇!

声優・キャラクター
豊口めぐみ、田村ゆかり、小形満、田中理恵、西村知道、大沢千秋

70.1 8 ガンアクションで復讐なアニメランキング8位
グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー(アニメ映画)

2020年11月27日
★★★★☆ 3.7 (52)
289人が棚に入れました
トーカ(獅子ヶ谷桐花)は、SORDメンバーたちと共に海外合同合宿に参加するも、その予定は変更され、脱走者・グミ(九真城恵)を追う作戦に参加することとなる。
任務に際しトーカは、両親との記憶や、昔の友人・シホとの果たされることのなかった約束と邂逅し、グミの境遇に想いを馳せる。それぞれが交差する中、トーカの導き出した答えとは――?

声優・キャラクター
佐倉綾音、三森すずこ、内田真礼、南條愛乃、名塚佳織、種﨑敦美、井澤美香子、代永翼、長妻樹里、小見川千明、依田菜津、友永朱音

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『ビルマの竪琴』の美少女アニメ版が完成したと聞いて!!!「みもり~ん、一緒に日本に帰ろう~」途中から『コマンドー』か『エクスペンタブルズ』になってるとか言いっこなしよ?

エロゲでお馴染みの『グリザイア』シリーズの全年齢版、かつ現在進行形で展開中の『グリザイア:ファントムトリガー』のvol.3をアニメ化した61分の映画です
↓ちなみに2019年にvol.1とvol.2をアニメ化したのが前作になります↓
https://www.anikore.jp/review/1907909/
過去のシリーズとの接点は希薄で、さらには前作のダイジェストも劇場では流れますのでイキナリ今作から観始めても良いと思います


美浜学園に通う生徒達は皆ワケあり
国家諜報機関の汚れ仕事を担うSORD(ソード)と呼ばれる殺し屋として育成されている
前回の事件を機に新たにSORDとなったマキを加えた美浜学園は修学旅行…という体裁でフィリピンのジャングルで山岳訓練を控えていた
しかし合同で訓練を行うはずだった聖エール外国人学校から脱柵兵の捜索依頼をされる事に
脱柵兵の名は九真城 恵(クマシロメグミ)通称グミ
実は以前の作戦中、現地で捨て兵にされてしまい、復讐心を燃やして敵を1人で壊滅し、ゆくゆくは自分を捨てた上司を殺害するのでは?と恐れられているスナイパーだった
グミと一緒に捨て兵にされ戦死したのが、かつての自分のパートナーだと知った美浜のスナイパー、トーカ
トーカは同じスナイパーであるグミの暴走を止めるべく作戦に参加するが、その内心では複雑な想いをめぐらせるのだった…


前作に引き続き、ハイクオリティな美少女ガンアクションが炸裂するGun&Girlsアニメです
単純に女の子が銃をぶっ放すアニメが好きな人は観て損は無いでしょう


前作の助監督であった村山公輔が新たに監督デビュー
脚本はあおしまたかし
もちろんキャラデ総作監は渡辺明夫、ですが前作と違いパート作監は複数に分担でされてます
それでも相変わらず作画クオリティは超高水準で安心しました
作画が良い、という言葉は今作の為にあるとすら感じます


物語はグミの姿に自分の過去を重ねていくトーカ、
孤独な戦いを続けようとする古風な軍人気質のグミ、
そしてSORD達のあまりの非日常的日常風景に翻弄される有坂先生ェ…
という3つが並行して進む群像劇になっています
さらにグミと同じ聖エールの生徒達も作戦に加わり、登場人物は一気に増えていくのが群像劇スキーには堪りません
特に新キャラの1人、ベルベットちゃんに小見川千明というキャスティングが憎いですねw
彼女達のシュワルツェネッガーかスタローンかって活躍にも注目です


グミに帰投を願う仲間達からグミの無線へ「一緒に日本へ帰ろう」という言葉が掛られるのは『ビルマの竪琴』を彷彿とさせます
グミがハルトと逢って初めて発した台詞も横井庄一さんから発せられられた流行語が元ネタでしょう
これを小見川千明や三森すずこに言わせたのが面白過ぎますw
次の『ガルパン最終章第3話』でも同じことをやるんじゃないか?とけみかけは踏んでますがさてどうでしょう?


そして『グリザイアPT』において最も重要視されてるテーマである生きる事、即ち食べる事、が今作でも健在です
61分の中でこんだけ飯テロを仕掛けてくる映画はグルメモノでもそうそう無いでしょう
下手にお腹が空いてる時に観ると辛いかもしれませんw


今作ではトーカが掘り下げられたので、このままクリスやムラサキのエピソードも是非このクオリティでアニメ化をして欲しいものです!
それでは、バイポッドになりたいっ!けみかけなのでした~

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『ファントムトリガー』のやりたいことがかなり明確になった良作

【レビューNo.163】(初回登録:2025/1/2)
ゲーム原作で2020年の映画作品。60分程度
前回OVAのレビューを書きましたが、2025冬アニメがゲームのvol.4からという
ことで、vol.3分の劇場版も押さえておこうかと。
(詳細は【レビューNo.162】OVA作品参照)


(ストーリー)
美浜学園の生徒たちは聖エール外国人学校との夏季合同合宿のためフィリピン
の山へ向かう。
しかしそこで脱柵した聖エールの狙撃手・グミを追う「脱柵者狩り」に協力す
るよう依頼を受ける。
10日前、グミは先輩・シホと共に武器密造組織の壊滅作戦に参加していたが、
作戦は失敗しシホが死亡。
生還してもCIRF基地司令から理不尽に略式裁判へ出頭させられてしまうことか
ら、グミはシホの仇を討つべくそのまま行方をくらませたのだった。


(評 価)
・今回はトーカが主役
 前回OVA第2話はレナ回でしたが、今回はトーカ回ですね。
 トーカはデレのないツン担当の小柄な狙撃手です。
 {netabare}・冒頭はトーカの回想で彼女の家族について語られ、父親との間にわだかま
  りがある描写がなされ
 ・またグミのパートナー・シホは、以前トーカが聖エール外国人学校に在籍
  していた頃のパートナーでもあったことが明かされる
 ・復讐を遂げようとするそんなグミに過去の自分を重ね、
  「復讐なんて割に合わない」
  という心境を吐露し、そのことをグミに伝えたいと願い
 ・自身の狙撃によりグミを追いつめ身柄を確保
 ・そしてムラサキとの会話劇で自身も父親への思いに一区切りをつけ
 ・処分軽減のため聖エールから除籍され、美浜学園預かりとなったグミの面
  倒をみることで、自身も過去にハルトの世話になったことを思い出し
  「誰かの背中を見て追いかける立場から誰かに背中を見せて引っ張ってい
   く立場になる」
  それが成長するということだと実感して物語が終わるという 

 それまでは周りと少し距離を置きクールに振舞っていたトーカが、グミの面
 倒をみることで生まれる柔らかな表情で締めるラストがホントよかったです。{/netabare}

 またグミも
 {netabare}「自分にはやらなければいけないことがあるのであります。~志半ば倒れた
  シホ先輩の無念たるや~その無念を晴らさずしてオメオメと日本に帰るな
  ど聖エールの恥さらしであります。」
 ・シホ先輩への強い愛情
 ・真面目で責任感が強くまた融通の利かない(不器用な)軍人気質
 ・ラストでみせる押し殺していた感情があふれ出す普通の少女らしい一面
 といったキャラ描写がしっかりしていてよかったと思います。{/netabare}


・アクションシーンはさすがの劇場版クオリティ
 今回は前回の大立ち回りで療養中のレナとマキはお留守番なので
 ・美浜学園側は狙撃手・トーカの後方支援(サポートはムラサキ)
 ・(山岳猟兵の育成をメインとした)聖エールの強襲班
 という部隊編成になっており、作戦指揮はハルトが担います。

 {netabare}第1目的はグミの身柄確保でしたが、グミの動きが予想以上に早かったので
 作戦は変更、グミを援護しつつ武器密造組織の殲滅行動に移ります。
 トーカの正確な狙撃も見事でしたが、修道服に身を包んだ聖エールの強襲も
 鮮やかでした。
 特に隊長ベルさんのイカレっぷりはなかなかにキャラ立ちしてましたね。

 やはり劇場版というだけあって、アクションシーンの作画は見応えがあり
 さすがでした。
 まあ相手に強キャラがいなかったので、電光石火で殲滅って感じでしたがw{/netabare}

 
前作のOVAでは見えづらかった『ファントムトリガー』としてのエッジが今作
ではかなり明確に描かれていたように思います。
・『グリザイアシリーズ』らしくヒロインたちを深堀しつつ
・”工作諜報員”という設定を活かし、アクションをより強く押し出していく
この辺りOVAでは少しぼやけた感じがありましたが、今回はかなりよくなって
いたように感じましたね。
レナとマキの活躍がなかったのが惜しまれますが、トーカををメインで魅せる
構成や聖エールとの相性を考えると妥当な判断とも言えますね。
新たにグミも仲間に加わるようですし、この冬アニメにも期待ということで。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

カエル、二羽鶏、牛丼

 前作「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」から一年以上たった今回、新しい仲間ができた続きとなるです。初めて見る人にも、何となくわかるような簡単な解説があるです。

 今回は、美浜学園の生徒トーカを中心に過去に振り返えつつ、グミという少女の過去と現在と対峙決着という展開、何やら濃い内容のようなお話だったです。前回出でてきた生徒は、脇役みたいなかんじになったです。

 トーカ自信と家族を物語る過去と、復讐を背負ったグミとの対比が描かれているです。
 トーカと出会ったグミが、最後どういう反応をするのか?このお話の結末を左右するです。この上ない宿命のようなこの二人の過去は、一人の人物を知る共通点と、運命においてやや深いものがあったです。互いを知った時どうなるのか?、「過去を打ち抜く!」とは何なのか?お話として、前作より面白みがあったと思ったです。

{netabare} 別に印象に残ったのは、任務において出てきた修道服の女の子たちが、言葉遣い、行動、性格においてのギャップも見所だったです。
 でてきた太ったおっさん?が、どこか存在感を示していたのも・・・です。{/netabare}

 戦闘においてやや順調で、少し思わぬことが起こりながらも、淡々と遂行されてしまうトーカが、デューク東郷とも一味違う狙撃で、一度狙われたら相手もおしまいというのを現したある意味での凄まじさを感じたです。

 結局、スターゲイザーというのが、良くわからなかったです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
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