オカルトで魔術なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のオカルトで魔術な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月17日の時点で一番のオカルトで魔術なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.3 1 オカルトで魔術なアニメランキング1位
世紀末オカルト学院(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (707)
3549人が棚に入れました
『世紀末オカルト学院』(せいきまつおかるとがくいん)は、A-1 Pictures制作の日本のTVアニメ。1999年長野県長野市松代の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院(しかし、怪現象がしばしば起こるため、周りからは「オカルト学院」と呼ばれている)。そこの学長や生徒は日夜オカルト研究に明け暮れていた。しかし、学長死去後、オカルト嫌いの神代マヤが就任し、学院にやってきたその日に2012年からやって来た内田文明と出会う。そして2人は学院内の怪現象に遭遇しながら、内田が1999年にやって来た理由を知ることになる。

声優・キャラクター
日笠陽子、水島大宙、茅原実里、高垣彩陽、花澤香菜、子安武人、高橋広樹、小林ゆう、矢作紗友里、矢島正明

ブランドン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヘタレからの脱却

「超展開」という言葉が出る作品は
紙一重だと思います。

この作品に関しては(*^ー゚)b グッジョブ!!
でしたw
「超展開」場面はやはり「おいっww」
とツッコミましたがタイトルがタイトルだけに
ありなのかもしれないと納得してしまいました。
(´・ω・`)))そぉーだぁょねーーw

主人公はヘタレですが様々な事件を経験することで
彼の成長振りを伺えます。
個人的に好きなキャラはJKでした。
子安さんよくこんなキャラ引き受けたな…
いいキャラだけど(笑´∀`)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメノチカラ第3弾

始まる前から七爆死入りは確定事項だったオカ学ですが
奇抜な展開に始終目を離せず、最終章では一気に化けました
キャラデザからして受け付けないとほざいていた私は煮え湯を飲まされました
燃えあり、笑いあり、涙あり、オリジナルとしては大いに楽しめました

ソラヲトナイトレに続いて制作はA-1 Pictures
絵の動かし方うまいですね、乱れもないし
それにこだわっているところといえば
あのオカルト雑誌「ムー」が公式監修しているところですかね
オカルト描写は非常に丁寧に作ってあったと思います

10話のあかりちゃんには泣かされましたね
それから最終回の最後のシーン、作戦本部出てから後の流れにも泣かされました
というか最終回はそれ以外にも、スプーンを持って奴らに挑む文明とか
絶好のタイミングでかかるフライングヒューマノイドとか
心にくるものがありました

OPは中川翔子と。。。曲自体は結構いいものです
EDは、なんなんですかね、惨事で、ロリショタだからって惨事は駄目だろう惨事は
実写EDは失敗するって、ストパニからまるで成長していない
そして予告BGM、女性キャラたちが歌う、懐古ソングの数々
特に花澤さんのアジアの純真は良かったですね、あれ?花澤さんが上手いだと!?

声優は日笠陽子ですが、けいおん声優は躍進してますね
あと予告にて
あかりちゃんの声を当てる的な企画があったけど
(新人)ってなんだよ(新人)って
それはなしでしょう。。。わかりませんて。。。

ま、キャラクターといえばJKですよね
いやもう、かっこいいの一言につきます
9話の顔芸は反則級
この時期はヒラコーにJKにと、イメケンじゃなくても漢なキャラ多いから良かったです


アニメノチカラはこれで終了となりますが
前々作のソラヲトや今回みたいな良作アニメだったら
意欲的に作っていってほしいです

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

harass さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

深夜アニメ?らしい変化球

 放映前はシリアス気味な非萌のキャラデザインのせいでまったく期待されていなかったのだが、
思ったよりもコミカル性が強く、逆にキャラデザインのせいで表情が豊かに感じ、顔芸が楽しめた。

 イカガワシイオカルトを題材として使うことで世界観に深みと非現実感がでてよかった。特に初回初見時のワクワク感は非常に高かった。

 ただし最終話あたり展開の唐突感・無理やり感があったのは確か。

 個人的な見所 マヤの百面相と太もも テラ子安 メガネメガネ 松本大本営跡地 フラットライナーズ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

67.9 2 オカルトで魔術なアニメランキング2位
ダンタリアンの書架(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (717)
3928人が棚に入れました
蒐書狂(ビブリオマニア)である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書を引き継いだヒューイは屋敷の地下で静かに本を読む少女、ダリアンと出会う。彼女は禁断の『幻書』を納める『ダンタリアンの書架』への入り口、悪魔の叡智への扉だった……。

声優・キャラクター
沢城みゆき、小野大輔

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ゴシック―ロマネスク

ミステリー? いや、凝ったトリックも謎解きもないし、
魔法もの? といっても壮大な世界観もバトルもないし、
何やら不思議なアニメではある。
個人的な、ざっくりの印象で強いていうなら、
奇譚風に仕立てられた、正統派ヒューマンドラマといったところか。


幻書、というものをめぐって物語は展開する。
幻書とは、この世界にあってはならない禁断の書物で、
世界の秩序を変えてしまうほどの、恐るべき魔性の力を秘めている。

このアニメが最終的に人間ドラマとなる理由、それは、
各話それぞれの事件がつねに、おのれの歪んだ願望を遂げるために、
幻書のもつ強大な力を利用しようとする、世の人間たちが引きおこすものだからだ。

その結果、幻書を管理する立場にある主人公の二人が、
事件に巻き込まれるたびに、いやでもそこに見ざるを得ないのは、
人間のかなしい業であり、愚かさであり、狂気である。
二人とも、そうした人間模様を、どこか達観して眺めている風があって、
この作品を一貫する静かな、はかなげな雰囲気はどうもそこから来ているようだ。


ゴスロリ幼女に全部持っていかれた感はあるが、
主人公のヒューイはそれなりに魅力的なキャラクターだと思う。
一抹の影を帯びた、若くして老成してしまったような彼の人格の奥には、
確実に戦争の傷跡がある。この事実は11話で明らかにされる。
大空への無垢な憧れが壊されてゆく、この11話が、最も詩的で、美しい。
ラストは、来るべき次の動乱への予感をはらんで、張りつめた終末感を漂わせているようだ。

人間の最大の狂気としての戦争、どうやらこれが本作の隠しテーマであるらしい。
うっかり見過ごしていたが、全編見終えてから1話を見返すと、
過去のプレイバックの中に、しっかりと予示されているではないか!


舞台となる英国の風土を象徴する霧が、冒頭から立ちこめているように、
繊細な情景描写がストーリー以上に雄弁なのも、このアニメの特色だろう。
明暗のコントラストの効果は全編を一貫しているが、
とりわけ印象深いのは、しばしば描かれる月明かりの場面だ。
月は古来、狂気を象徴するものとされている。ここに、
隠しテーマの暗示を推測するのは、うがちすぎる深読みだろうか。


オープニングのソプラノ独唱に代表される、
静謐な作品世界のトーンを際立たせる音楽の素晴らしさも付け加えておきたい。
一方で、そうした雰囲気からは突出した異物のような、
エンディングの不気味な実写映像は何を意図しているのだろうか?

「この世界には知るべきでない事があるのです。」
・・・作中、ダリアンが時折つぶやく言葉だ。

決して見てはならない、知ってはいけない禁忌の領域の一端を垣間見せるために、
あえて実写を用いて、現実そのものに潜む禍々しさを象徴風に表現した、そう解したい。
おどろおどろしくも不思議に懐かしい、寺山修司の世界などに通じるものが感じられる。


最後に総評です。

いぶし銀のような渋さと、深い余韻が味わえる、玄人好みの秀作。
O・ヘンリーの短編などを好まれる文学愛好家には、特にツボかもしれません。
勿論、ダリアンの可愛さを愛でるためだけでも、断然、視聴する価値はありです。
(え? こっちが王道ですか? 失礼しました。)


(初投稿 : 2019/07/07)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

結局よく分からなかった(55点)

全12話。
ライトノベル原作。原作未読。

個人的満足点:55点
アニメ系統:ダークファンタジー

舞台は1900年ごろ?のヨーロッパ。
「幻書」によって引き起こされる出来事を
主人公ヒューイとダリアンが解決する物語。

作品の雰囲気はかなり好みだったが
どうも、毎回、パターンが同じで退屈。
さらに、急に話がすっとんでいくので大筋が見えない。

7話では急に新たな登場人物と読姫が出てきて
またもや、話がつながらない。
11話も何の前触れも無く過去の話が出てきて
新たな読姫?出現。
12話で3人とも出てくるが何のことだか意味が分からない。
雰囲気はお気に入りだっただけに少々残念な出来だった。

しかし、ダリアンはいい。
この毒舌に沢城さんの声。
毎話、ダリアン見たさにアニメを観ていたのは間違いない。
過去の自分の感想みても、ほぼダリアンで吹いたw

音楽の雰囲気は非常に良かったが
EDの実写が少々違和感を感じた。

全体的に残念な作りだった。
お勧めではないが沢城さん好きなら
それだけでいけるかもしれない。


と、まあ、残念な内容になってしまったが
つまり、何が言いたいかというと

ダリアン=真紅+翠星石 つまり俺得w


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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。

作品の雰囲気は結構好み。
今後、どのように物語が展開するのか楽しみである。

ダリアンの声優さんが沢城さんなのも見逃せない。
個人的にはダリアン役の沢城さんはかなりツボだ。
ダリアン可愛いよダリアン。
(真紅+翠星石と感じ「ゴチです」と思ったのは内緒w)


2話視聴。
作品の雰囲気はかなり好みぽい。
だが、面白いかと言われれば今のところ、そこまで面白みを感じない。
それでもダリアンが好きだわ。
アニメの雰囲気とダリアンだけでしばらくはいけそうw
来週も継続。


3話視聴。(3話、4話)
ダリアンが可愛い♪
スコーンを出すのですっ!
スコーンは?
可愛すぎるw

展開は相変わらず幻書のからんだ事件。
少々展開に飽きてきてしまった。
が、ダリアンが可愛いので継続w

4話視聴。(5話)
物語は可もなく不可もなくかな。
ちょいとグロイ所もあるので
グロ耐性が全く無い人は気をつけたほうがいいだろう。

そんなことより、ダリアンの1つ1つのセリフがいいね。
あのしゃべり方で毒吐くのがたまらないw
ダリアン可愛いよダリアン。

5話視聴。(6話)
なんだか飽きてきたw
毎話幻書がらみで事件が起きて解決の繰り返し。
何かこうもっと盛り上がる展開にならないものかな。
でもダリアン可愛いのでがんばります。

7話視聴。(8話)
あれ、俺のダリアンは?
ダリアンが出てこないんだが・・・
ダリアーーーーーン。
変わりに幼女思考の変態とガラクタなるものが出てきた。
一瞬違うアニメ見てるのかと思ったw
どうやら、主役はダリアンだけじゃないようだ。
話によって違うみたい。
ダリアンは「黒の読姫」でガラクタは「銀の読姫」らしい。
まあ、ガラクタもいい味出てたのでこれはこれでよしとしておこう。

8話視聴。(9話、10話)
ダリアン復活\(^O^)/
久しぶりにダリアンの毒舌が惜しみなく炸裂。
毒舌を堪能できて満足。
しかし、毎話同じことの繰り返しかな。
盛り上がりに欠けるね。

9話視聴。(11話)
作画が変わったのかと思ったw
どうやら本の世界に入っていたようだ。
うむう、しかし、毎回代わり映えしない。

10話視聴。(12話)
今回は楽譜が幻書みたいな感じ。
そして、いつもとあまり変わらない。
10話だな内容は12話。
次で終わりなのかな?

11話視聴。(13話)
ヒューイの過去の話かな?
何か意味がよく分からなかった。
来週まであるみたい。
ふむう、なんだか微妙だなあ。

12話視聴。
結局最後も意味が分からず終了。
まあ、ダリアンが可愛いので、許すとしようw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

color さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ジジイだまれなのです

幻書という魔法の本みたいなものを巡って謎解きしたりバトルする物語。
気の強い美少女とその娘に振りまわされる青年という構図は現代のデフォルト。

全体的に目新しい要素はなく設定は単純明快でわかりやすい。
シナリオはよくできていて裏設定もしっかりしていることが窺えます。
インパクト不足とも言えますがその無難な感じがわりと好きな作品でした。

たまに主人公が出てこない(他のキャラに代わる)回があります。
ダリアンの悪態と紳士ヒューイでもっているような作品なのでその構成は不思議と思わざるを得ません。
2クール作品であれば自己紹介回で済むんですが、1クールの貴重な数話を削ってやるようなものではなかったかなと思います。

ありがちな雰囲気アニメの中でも、平均より若干下だと思います。
個人的には好きなので2期で伏線回収してくれればいいのですが...多分ないよね(苦笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

63.8 3 オカルトで魔術なアニメランキング3位
シュヴァリエ(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (166)
1107人が棚に入れました
真実と忠誠の名において、私はお前に報復するときは18世紀、革命前夜のフランス。国王ルイ15世の御世――ヴェルサイユは栄光に輝き、セーヌ河の偉大な流れとともに、パリは美しくもおぞましい混沌に満ちていた。ある夜明け、一人の女性が亡骸となって、セーヌ河を流れ着く。彼女の名はリア・ド・ボーモン。棺桶の蓋には謎のアルファベット――《PSALMS》(=詩篇)が刻まれていた。その弟、デオン・ド・ボーモンは秘密警察に所属し、パリを騒がす淑女連続失踪事件の謎を追っている。姉もまたその犠牲者の一人だった。やがて、捜査を続けるデオンの前で禁忌の歴史が幕を開けるのだった……。


声優・キャラクター
泰勇気、水野理紗、成田剣、松元惠、佐藤晴男、喜多村英梨、稲田徹、櫻井孝宏、涼風真世

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

女装の先駆けとなった実在する人物が主人公

冲方丁の原作を元にWOWOWで数年前に放送された全24話のアニメ作品。

実在の外交官であるシュヴァリエ・デオンが主人公。
綿密な時代考証に基づく18世紀ヨーロッパの国際情勢など、
歴史的事実をベースに創作も加味され、
錬金術などのオカルトが交錯する世界観は個人的に大好物なので、
すぐに惹き込まれ、放送当時は毎回夢中になって観ていた。

主人公である青年 デオン・ド・ポーモンは、歴史上
美しい女装を武器として成功した外交や女装の騎士の伝説を残しているのだが、
この物語の中では、何者かに殺されてしまった姉 リアの魂が時折自分に憑依し、
その間だけは剣の腕が上がるだけでなく、声や仕草も性格も、リアに変わるという設定。

で、その剣術の強さを武器に、仲間である銃士とともに
姉の死の真相究明をしていく、というお話。

剣術だけでなく、詩篇と呼ばれる書物を利用した魔力的な戦術がなかなか面白く、
EDの音楽も個人的にかなりお気に入り。

登場人物は、サンジェルマン伯爵、ルイ15世、ポンパドール夫人、
カリオストロ、ロシアの女帝エリザヴェータやエカテリーナなど、
ほかにも、史実に残る名前がゾロゾロ登場。
それだけでもすごく楽しかった。

ちなみに制作はProduction I.G。
脚本も深みがあって見応えは充分。
騎士道、世界史、中世ヨーロッパ、ゴシック、錬金術、革命・・
なんてキーワードがお好きな方には特にオススメ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 43

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真実と忠誠の名において

フランスに忠誠を誓う騎士であるデオン・ド・ボーモンが姉の死の真相を探るべく機密局員として捜査することになる。

Production I.Gの良作群の中でもとりわけ真面目な作品。
緻密な時代考証に練りこまれた脚本が魅力。詩篇と呼ばれる呪文を用いた戦闘はあるものの、本作にはあまり派手さがなく淡々と進むのでじっくりと作品を楽しめる人向け。
史実に忠実というわけではないんですが、実在した人物も多数登場しフランス革命までの道筋を描いた作品として非常に見ごたえのある作品でありました。

機密局員の面々も騎士としての魅力がある。
デオンに姉リアが乗り移って剣を振るう姿は美しい、デオンもまた愚直なまでの忠誠心
騎士としてフランスに忠誠を誓う彼らだがそれぞれに忠誠の形があり、それを貫こうとする様はまさに「騎士」そのものであったと思います。ロビンだけは騎士じゃないけども、彼が騎士に憧れそして騎士に疑問抱き苦悩する様はラストにつながって行く。

ミステリーとしても非常に面白いですが、当時の西洋史に興味がある人ほど楽しめると思います
ただ本作はバッドエンドではないものの、ハッピーエンドとは言いがたいので、その辺は人を選ぶかもしれないですね。
アニメというより小説を読む感覚で視聴できる名作です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21
ネタバレ

星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自分には合わなかった

なんかやけに評価高い人が結構いるので気が引けるんですが・・・

作画はこの制作時期では実写映像入れ込んだり、自然な感じでCG使ってたり色々挑戦しているし、エンディングなどの音楽もそれなりに好きな方なんですが・・・・

普通のちょっとした知識があるだけで最初からオチが分かってしまうような出落ち設定、これいかに。つーか有名人すぎる・・・・・

{netabare} 革命家が四銃士→あぁオチは革命ね→じゃぁ黒幕は王様か→あぁまじだった。主人公のアンナに対するナレーションが懺悔で過去形→あぁ死ぬのか→あぁ死んだ{/netabare}

んで実際予想通りだったんでストーリー評価を下げました。

旅の目的のどんでん返しは予想通り
革命の最後のオチは史実通り
2クールの中弛み

どんどん自分の予想通りに進んでくのは見ていて詰まらないし、つらかった・・・

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

56.0 4 オカルトで魔術なアニメランキング4位
悪偶 -天才人形-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (67)
216人が棚に入れました
平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。



声優・キャラクター
芝崎典子、松井恵理子、高木渉、安元洋貴、井上喜久子、M・A・O、水野理紗、内田彩
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作を読んでみたくなる

2018年夏アニメ。全12話。
中国のウェブ漫画のアニメ化。
独特だけど不思議な魅力がある作品です。

「悪偶」とは、生まれ持った才能ごと人間を小さな生ける人形にしたもの。悪偶を体内に縫い込めば凡人でも仮初の天才になれるという代物です。この世界では、残酷な手段で悪偶を作る「裁縫師」と悪偶を救う「救済者」の戦いが繰り広げられていました。
主人公であるバレリーナ候補生の愛は、親友・町が悪偶を持っていたことからその戦いに巻き込まれ、「救済者」となる決意をします。

全体のクオリティは高いとは言えないものの、独特の設定と世界観はなかなか魅力的で、一風変わった異能バトルものとしても興味深いアニメ。
ビジュアルが特徴的で肌に合わないと視聴が辛いかな、という印象です。原作の魅力をアニメにするのは難しかったのかも。クリスティ・ロスのキャラクターデザインめっちゃ好きです。
放送直前特番で少しだけ原作コミックが見られたんですが、ちょっとグロテスクなんだけど美麗な作品のようですね。原作読みたいなあ。

{netabare}
原作者が中国人故かもしれませんが、キャラクターの行動の動機付けが面白いと思いました。人間関係の基礎である「情」と契約の基礎である「論理」とのバランスが特徴的で、独特の雰囲気を醸し出してますね。理解しにくい部分もあるし、命のやり取りの中で交換条件の話がいきなり出てきたりして結構シュールでもあるけど。
ですがどのキャラクターも「何のために戦うのか」がかなり明確でした。

私は愛と町の友情がどこに行きつくのかが一番気になっていました。
主人公の愛が能力も思考も凡人であることがこの物語の肝なのだろうと思います。愛と町はお互いに無いものを持っていて、考え方も正反対。普通に生きていく上ではそれがいい刺激になるのでしょうが、「悪偶」によって二人とも人生が変わってしまい、最終的には道を別つことに。二人の関係性の変化は割と王道で心理描写も納得しやすかったです。
そんなに重要なキャラじゃないだろうと思っていた人物に意外な秘密があったり、重要人物だったりすることもあって予測できない面白さもありました。

ただ残念だったのが、物語を切りのいい所まで進められなかったこと。色々な伏線を回収できていませんし、今後活躍しそうなキャラクターも顔見せにとどまっていたり、今後の成長が見られそうなキャラクターが再登場せずに終わっていたり。{/netabare}

続きが見たいけど…どうなんでしょうね。
ちょっとだけ期待してみたいと思います。(2018.11.12)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

霊幻道士には届かず・・・

2018.07.29記


3話で断念・・・せざるを得ない的な。。。

呪術とか○○師とかChinaならではのオカルティックな要素を盛り込んだなにか。

1話観た時に「これは完走むずい」と思った通りの展開となってます。
良くも悪くも made in CHINA です。

ケチのつけようはいくらでもあるかもしれませんが、chineseが共感するだろう要素がふんだんに盛り込まれているので、作画その他のツッコミどころを乗り越えて、比較文化の観点で視聴すると意外な発見があると思います。

{netabare}例えば3話で、瀕死の状態から目覚めた“町”の横でモブがなんかしら話しかけている。そんなの一切無視して“町”は「殺す、、殺す」と連呼すること数分。いくら“愛”に裏切られたと思ってもちょっと異常なくらいの執着を見せます。

まぁ 観てるほうはヒキますわな

せめてモブと会話くらいするとか、目覚めてよくわからない環境にいるわけですから、自身の置かれた状況を確認する所作をするといった描写ならわかりやすいのですがそうではありません。
これがchinese視点だと、

「町!あんたの気持ちようわかるわー」

になります。
これは同族とみなした人物はとことん守る、裏切らないという彼らの基本の倫理観に基づく描写だったりします。逆に裏切ったらただの他人よりも憎し!ってやつですね。{/netabare}

悪偶(あぐう)という設定自体は悪くないし、良くも悪くもクセがあるので世間一般に流通している作品群とはまた違います。

セリフ回しで感じる違和感はchineseにはしっくりくる
物語の展開で感じる違和感もchineseにはしっくりくる

日中の相互理解はこういうところからかもしれません(大言壮語)。

自分はせめて、キョンシーが出てくる往年の香港映画みたいなつかみがあったら観れたかもですが、今のところないので撤退します。



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2019.02.26追記
《配点を修正》


2018年観てきたアニメの中でも群を抜いて意味不明でした。
一方で、これだけ尖っていると印象も薄れず、変な気分にさせられる不思議な作品です。

誰にも知られずひっそりと埋もれていくであろう作品でしょうが、一点褒めるとしたら、OPですね。あれはカオス!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

中華アニメって・・・。

当たりハズレが多い(と言うか、ハズレの方が多い)って分かっていながら、”この作品こそは”なんて思いながら視聴開始・・・。
はてさてこの作品は当たりかハズレか???

原作未読。最終話まで視聴。

立ち上がりは面白いと思ったんですけど、だんだんと尻すぼみ・・・。
というのが正直な感想です。

設定が目新しかったし、独特のキャラデザも中華風な感じで悪くないと思っていたんですけど・・・。

中盤の、{netabare}町が悪落ちした辺りから、羅布が再修業を命じられた辺りから徐々に尻すぼみが始まった気がする。
物語が、突然幼稚になったというか・・・。

結果が見え見えのバトルが長々と続くのもキツかった。{/netabare}

終盤の、{netabare}超展開というか、”大急ぎ”感は凄かった。
バトルシーンをもう少し割愛すれば・・・、って思っちゃう。
もう少し丁寧に描けたんじゃないかって・・・。{/netabare}

あと、{netabare}中途半端なエンディング。
まさか、まだ続くの?{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
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