ウイルスで擬人化なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのウイルスで擬人化な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番のウイルスで擬人化なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.2 1 ウイルスで擬人化なアニメランキング1位
はたらく細胞(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (996)
4881人が棚に入れました
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。
人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のTVアニメ化!誰もが共感できる、細胞擬人化ストーリー!

声優・キャラクター
花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、M・A・O、千葉翔也、能登麻美子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Eテレで流せってばよってなもんよ

2018.09.30記


原作未読

人間体内の細胞の活躍を描いた擬人化もの。

・めっちゃよう知ってます
・単語は知っていて、役割はなんとなくわかる気がする
・単語だけは知っていて、何してるかはわかりません
・初耳です

数多の細胞を登場させながら、細胞の役割や性格をコメディ交えながら紹介していくスタイルです。
主人公はドジっ子赤血球♀と好戦的な白血球♂のお二人。
{netabare}
「死ねェ!この雑菌がぁぁっ!」
「ばいばい菌だ キリッ」
{/netabare}
第一話、白血球のセリフで継続視聴決定です。


で、この作品。デフォルメしたキャラ達がとても魅力的です。
その名の通りか、ガチムチ海兵隊ばりのキラーT細胞。
ちゃん付けするのが妥当な血小板ちゃん。
いつも笑顔で返り血を浴びてるマクロファージさん。
{netabare}ヒロイン赤血球の幼少時代から変わらぬ美貌を保たれてるマクロファージを井上喜久子さんが演じられてるのも個人的にはツボです。{/netabare}
きりがないので、続きは作品観てください。
デフォルメはキャラのみならず、体内の風景をマンションなどの構造物内だったり川や丘などの自然風景に見立てたりしてます。

私達がイメージしやすいようなキャラや風景画の設定、タイミング良く説明書きのテロップを挿入するなど置いてけぼりにさせない工夫。学術寄りな細胞というネタを丁寧に処理していました。


キャラの魅力に引っ張られながら以前の自分よりちょっと賢くなれてラッキー、みたいな作品です。
雑菌退治で若干血しぶき舞えど、子供と一緒の鑑賞に耐えうる内容にはなってるかと思います。



そして、地味ながら評価すべき物語の構成。

第1話「肺炎球菌」
第2話「すり傷」
第3話「インフルエンザ」
第4話「食中毒」
第5話「スギ花粉アレルギー」
第6話「赤芽球と骨髄球」
第7話「がん細胞」
第8話「血液循環」
第9話「胸腺細胞」
第10話「黄色ブドウ球菌」
第11話「熱中症」
第12話「出血性ショック(前編)」
第13話「出血性ショック(後編)」

{netabare}1話でおおかたのキャラを登場させての軽めのエピソードを導入とし、2~5話でなじみ深い症状をエピソードとして持ってきながら、3話のナイーブT細胞活性化では細胞の成長段階を、4話好酸球の活躍から替えの効かない存在である細胞の役割を説明してます。{/netabare}
{netabare}6話では本作の主人公赤血球・白血球の幼少時代?を8話では赤血球の仕事内容を描いたりしてキャラを深掘りしてたりします。そして7話のラスボス感。しっかり中締めもします。{/netabare}
{netabare}10話以降は前半の軽めの症状から一転して、深刻な症例を持ってきます。細胞たちが置かれる環境が深刻なものとなり思いもかけぬシリアスな展開です。
余計なお世話ですが、大丈夫ですかね?外の人。
最終話2つの展開と結末は、これまで細胞たちの活躍ぶりを描いていたからでこその説得力と言ってもよく、単発エピソードの連続という作品の特徴ながら、構成の妙を感じた次第です。
「私は最後まで酸素を運ぶよ。それが私たちの仕事なんだから」赤血球ちゃんの良き先輩ぶりには目を細めました。{/netabare}


OPはキャラソン、EDはClariS。


“今日も細胞たちは元気に働いてます”

全話観終えると、自分の体内に向かって一礼したくなりますね。
ためになって面白い。こういった作品は日中など子供たちが観れる時間帯で放映してほしいものです。


“いつかまた会う日まで ばいばい菌だ”

2期もあるのかな?期待したいです。



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2019.03.14追記
《配点を修正》


仕事 = はたらく

日々黙々とこなしてんなぁと思えば、単調に見える作風も渋みがあるということか。
2018年12月には1話だけの特別編も放送されました。

息子はオラオラな白血球に、娘はドタバタな赤血球に興味を引かれたようで、今でもたまーに話題にのぼることもあるくらいです。




視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ

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2018.09.30 初稿
2019.03.14 追記
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 92
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

インナースペース

David Production制作。

価値観が多様化した現代では、
万人が求める大きな物語は死に絶えるのか。
ニッチな層に、ニッチな物語に鉱脈を求める。
ある意味、時代の必然である。

舞台は身体の中、細胞たちは、
あなたの為に一生懸命、黙々と働いている。
初回は物語・声優・音楽良し、
上々の立ち上がりですね。
血小板のキャラクターが特に素晴らしい。
小宇宙である人体、立派なサイエンスコメディだ。

ここから新しいものが生まれるのか、
優れた一手であることに期待しています。

2話~6視聴追記。
細菌から血管の中の平和を守る。
{netabare}かさぶたの偉大さは知っていたけど、
まさかこうやって、見せられるとは。
インフルエンザやスギ花粉と今日も働く細胞、{/netabare}
マクロファージ、ステロイド素晴らしい造形だ。
キャラクターがほんとに良いですね。

最終話視聴追記。
主題歌がやたらと耳に残る、
愉快で素敵なコメディだと思います。
こういうのもありでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 82
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お勉強しながら血小板ちゃんに癒される作品

原作未読。最終話まで視聴。

体内の細胞の働きを、分かりやすい擬人化アニメで紹介してくれる作品。
{netabare}赤血球が雑菌に襲われ白血球が助ける的な話ばかりだった気もしますが、{/netabare}とても面白かったです。

内容は教育用アニメっぽいけど、しっかり面白いのは凄いなぁと感心しながら視聴しました。

作画は、とても安定していて、力が入っている作品だな、というのが伝わってきました。

豪華な声優陣もとても良かったです。

血小板ちゃんに癒された方の多いんじゃないでしょうか?
かくいう私も、その一人です(笑)。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 73

72.5 2 ウイルスで擬人化なアニメランキング2位
はたらく細胞BLACK(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (324)
1211人が棚に入れました
毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!!飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか?これは、あなたの体の物語――。

声優・キャラクター
榎木淳弥、KENN、日笠陽子、Lynn、内山夕実、鳴海崇志、久保ユリカ、椎名へきる、ブリドカットセーラ恵美、平川大輔、津田健次郎

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

不健康な生活、やめますか? それとも人間、やめますか?

今日から不健康な習慣やめよ・・・
きっと誰もがこんな感想を持つアニメ

後半ちょっとマンネリ感がでてきたけどかなりオススメ。面白いです
ある意味どんなホラーアニメよりも怖い
身体の仕組みに詳しくなるし、身体に気を遣うことの大切さをわかりやすく教えてくれる良い教育アニメですねー!

身体の状況が本編と比べて劣悪なため、細胞たちの雰囲気もかなりサツバツとしています
でもはたらく細胞の魅力はそのままに、違ったテイストで特に自分の健康に不安がある人にとっては身近な題材で、本編よりも楽しめる人も多いかも?

たぶん、タバコ、ダメ、ゼッタイ!とかそういうポスターを見せるよりよほどこのアニメのほうが効果あると思う

私は人間やめたくないので、健康に気を付けます!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BLACK de 連想

あらかじめお断りしときます。筆が進みません(当社基準)。

ナレーションが能登麻美子さんから津田健次郎さんへ
赤血球が女子から男子へ…ざーさん出てきません
逆に白血球は女子へと変貌

別の体だからという理由でした。『はたらく細胞』スピンオフ作品です。
“BLACK”といえば富山のご当地醤油ラーメンが真っ先に思い浮かぶ私ではありますが、こちらの作品はおそらくブラック企業の“BLACK”を念頭に置いてます。
不摂生だったり、過度のストレス下にあると身体にガタがくると言われてますけど、それを見える化しちゃったぞな全13話。よって“WHITE”な世界からは想像つかないくらい酷使されてる細胞さん達とのお付き合い。ラインナップはこちら↓


 {netabare}第1話 喫煙、細菌、終わりの始まり。
 第2話 肝臓、アルコール、誇り。
 第3話 興奮、膨張、虚無。
 第4話 最前線、淋菌、葛藤。
 第5話 過重労働、脱毛、錯乱。
 第6話 腎臓、尿路結石、涙。
 第7話 カフェイン、誘惑、嫉妬。
 第8話 ふくらはぎ、肺血栓、機転。
 第9話 異変、水虫、働く意味。
 第10話 胃潰瘍、友情、喪失。
 第11話 自暴自棄、痛風、反乱。
 第12話 復帰、心臓、終焉。
 第13話 心筋梗塞、蘇生、変化。{/netabare}


正直な話
真面目な話
いやいや変な話ぃ

これまで観てきた「やれ鬱アニメだ」「胸糞展開だ」「グロ注意!」などの作品群なんて鼻で笑っちゃうくらい陰鬱とした気分になりました(自分基準)。何話か観ていたたまれなくなって視聴ストップしたのは私史上初です。
理由は明快。宿主と自分がそう変わらず実際死にかけたから。そもそも真っ先に醤油ラーメンを想像してしまう自分の浅はかさを省みて自己嫌悪に陥るのです。
だがしかし作品は悪くありませんよ。人相悪めの血小板ちゃんが悪態ついてたり、過酷な環境だと人心が荒廃してくる様子なんか元々の『はたらく細胞』との良い対比になってます。
“人間(細胞)は環境の生き物”だなぁってのが良くわかる良品でした。



※一言

生活習慣変わるよね、マジで



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

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2021.04.29 初稿
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

本作を視て我が振り直そうか

<2021/1/20 初投稿>
原作未読。
1、2話視たときは「面白いんだけど自分の不摂生を顧みて暗い気分になってしまいそう」で素直に楽しめなかったのですが。

第3、4話は神回 笑。

<2021/3/21 追記>
全話見終えました。
面白いんですけど、やはり見てて心痛くなるところ多数 笑。

自分は昨年の正月にタバコやめて。
昨年秋頃から体調に不安を感じて
以前は毎日飲んでいたお酒を、かなり減らし。
ダイエットandウォーキングandプチ筋トレを毎日。
食べ物や睡眠にも気を使い始めました。

おかげさまでかなり体調良くなってきましたが、それでも本作見ると心にグサッときますね。
幸い水虫、痛風、毛髪は大丈夫そうなんですが。

やっぱ健康って大事だわ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

70.6 3 ウイルスで擬人化なアニメランキング3位
はたらく細胞!!第2期(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (298)
1197人が棚に入れました
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。人の細胞の数、およそ37兆個(新説)。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球…….そこには、知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」のテレビアニメ第2期!誰もが共感できる、体内細胞擬人化ストーリー

声優・キャラクター
花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、能登麻美子、小林裕介、石田彰
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

はたらけ!!細胞

原作未読

1期で「こんな頻繁にアクシデント起こると宿主大変よね~」と老婆心ながら思っておりました。
ドラマチックだとそれはそれで困るので落ち着くべきところに落ち着いたと思われる2期です。


話は変わりますが、ためしにリアルで離任の際に白血球さんの「ばいばい菌だっ!」を送ってみたら、「あ!はたらく細胞ですね」と間髪入れず。
2年前くらいだったか、中目黒の駅前で“細胞”と書かれた白Tシャツ着てた人を見かけてみたり。
最近もアニメで覚えたネタが入試で出てました、とニュースなったり一般浸透度の高い本作。
人間の体内を擬人化するというアイディアと表現っぷりが面白かった作品の続編です。


軽く1期の評価振り返り。良かった点↓

①構成が抜かりない
 振り返りですよ。誰もが知ってる症例を序盤に投入し中締めのがん細胞(CV石田彰)を挟んでシリアス寄りで締める良い構成でした。イズムは2期も健在です。

{netabare}第1話「たんこぶ」
第2話「獲得免疫」「バイエル板」
第3話「デング熱」「ニキビ」
第4話「ピロリ菌」「抗原変異」
第5話「サイトカイン」
第6話「悪玉菌」
第7話「がん細胞Ⅱ(前編)」
第8話「がん細胞Ⅱ(後編)」{/netabare}

ご参考までに1期はこちら↓
{netabare}第1話「肺炎球菌」
第2話「すり傷」
第3話「インフルエンザ」
第4話「食中毒」
第5話「スギ花粉アレルギー」
第6話「赤芽球と骨髄球」
第7話「がん細胞」
第8話「血液循環」
第9話「胸腺細胞」
第10話「黄色ブドウ球菌」
第11話「熱中症」
第12話「出血性ショック(前編)」
第13話「出血性ショック(後編)」{/netabare}

1期説明済みの内容はおさらい程度に触れるものの、抑えに抑えてます。その分Aパート/Bパート別のエピソードに小分けして濃縮されるかと思いきや情報量は増えることなく、さはさりながらの単純労働。

 体内に侵入した雑菌を退治する話
 その指揮系統やメカニズムの説明

いたってシンプルな繰り返しです。だからこそ尊い生命の営みなのですがエンタメとなると話は別?
早晩飽きがくるわけでして、その萌芽は確実にあったかしら。
1話1エピソードから1話2エピソードに。そして全8話と短距離逃げ切りは判断としては正解だったと思います。同期放送の『はたらく細胞BLACK』とセットで取り扱うことでコンテンツの魅力は増すことでしょうし、面白い試みでした。


②デフォルメしたキャラが魅力的
 細胞の機能を模した見た目や性格付けが秀逸でした。例えば幼児デフォルメの“血小板”ちゃんは集まって(凝集)機能する実際のそれのイメージと合致します。ステロイドを無機質なロボにしたりとなんとなくイメージの湧く例えのオンパレード。キレッキレのねずっちだと思えばよいです。

 地味に配役も良いです。好塩基球(CV杉田智和)なんて最高です。他石田彰さん、長縄まりあさん、行成とあさんなどこのポジにはこの人だろうなって人が配役されてる気がしますね。


なお、これから観ようという方は1期から通しで鑑賞してもあっという間だと思いますよ。
前述①②は大きなブレなしで楽しめることもあり、基本評価は1期と変わりません。


※そんななかで2期の良かったとこ

■オマージュが過ぎる(笑)

もちろんニヤッとしました。
{netabare}ニキビ回⇒北斗の拳。種もみとか出てきそうだったYO
がん細胞回⇒エヴァンゲリオン。石田彰さんがカヲルくんでした{/netabare}


※2期の悪かったとこ

■キャラ変?

やっぱり愚直に己の仕事を黙々とこなす面白さが削がれてたかしら。
{netabare}とりわけ白血球。というか白血球のみ。
血小板ちゃんのお仲間“うしろまえ”ちゃんに肩入れしたり、乳酸“菌”では判断がブレブレだったり。
ちなみに話を展開する上で不自然に見えるわけではないのです。
舞台や設定に工夫があって、その土台でシンプルな仕事をするのが自分の感じるこの作品の面白さだということだったみたいです。{/netabare}

普通はキャラの違う側面を出すと魅力が増すものですが不思議とそうはいかず。
むしろもともとの体内細胞が違う動きをしちゃうのを“がん”と呼ぶのでは?となんとなく納得。


良い部分悪い部分は以上です。
繰り返しなりますが、同期放送の『BLACK』とセットでの鑑賞が推奨です。ある意味1期から続けてなくても何とかついていける2期でした。
{netabare}そういえばスーパーモチベーターに鼓舞される血小板たちで締められる第1話でしたが、鼓舞どころかいきなり最前線で死にそうになることの連続『BLACK』との良い対比になってます。一緒に観てほしいとの作り手の意図も感じました。{/netabare}



※余談

■実体験

{netabare}ラオスやカンボジアをバックパック旅した時、ツレがデング熱を発症しました。たしかに白血球が基準値の半分とかすごい減ってたのを思い出しました。{/netabare}


■どうでもいい振り返り

よく○年ぶり待望の2期!みたいな作品ってありますけど、
{netabare}リアタイ視聴して「2期望む」となり数年越しで続きを楽しむって後発の新人アニヲタな私としては今回が初体験かも。厳密にはどうか知らんがスパンが半年くらいだったりわりとすぐ続きがあったようなのが記憶にありますね。
たしか『オバロ』『ちはやふる』『シュタゲ』あたりはだいぶブランクあったと思いますけど、リアタイでファンになって数年後に再会!みたいなこれまで諸先輩方が経験したであろう感慨深さを今後自分も経験できるようになるんだろうなとしみじみ思うところです。{/netabare}

本作は2年と半年ぶりでした。



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

-----


2021.03.28 初稿
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ホワイト企業ですら、365日24時間勤務で無報酬というブラックっぷりが、私達の体(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
体内組織やウイルスなどを擬人化した、「学べるアニメ」の2期。

全8話と短いので、あっという間に観られます。

が、ちょっと物足りない感じもありますね。8話で終わることに対して、色んな説が言われてますが、多分、原作使いきりの予定通りなのでは?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
マンネリを防ぎたいという狙いは分かる。し、それは必要だろう。

ただ、その方策として、「各キャラクター(細胞)を深める」というのは、どうなんだろう?

赤血球、白血球、血小板、キラーTなどは、(本作においては)いわばレギュラーと呼べる細胞なのだが、そこのドラマで盛り上げることに注力していた。

この点に疑問。本作の魅力は、「体内の仕組みを楽しく学べる」はずなのに、その学びの部分がかなり減り、楽しくの部分ばかり深めてしまった。

本シリーズに限っては、新キャラをどんどん出していく、シンプルな形でのマンネリ防止が望ましい(まあ、それがBLACKなのだが)。もっと普通に、筋肉痛とかハウスダストとかで良いから、身近な症状を楽しくアニメ化してほしかったな(原作になくても、アニオリとかで出来なかったのかな?)。

とはいえ、乳酸菌のクダリまでは楽しかったんだけどね。可愛いし、一般細胞君の心理描写も良いし。

問題は、ラスト2話のガン細胞ですよ。

まず一度戦った相手なので、新発見は少ない。んで、「ガン」という、多くの人の命を奪っている、人類最大の敵とでも呼べる存在に、少しの同情の余地を残していた。

これは、ドラマ性を追っかけた故の弊害だと思う。敵キャラを魅力的にすれば、確かにドラマチックにはなるのだが、本作は勧善懲悪で良いと思うんだよな~。

私もそうだが、ガンで肉親を失った身からすれば、憎しみしかないわけで、ガン細胞カヲル君を、優しくは観られないんだよね。それが、☆4にしなった最大の理由です。

あとはまあ、新型コロナだよね。

「アニメでやるかやらないか」は、会議には出たんじゃないかな? ただ、CM観る限り、最新刊に収録され、アニメには物理的に間に合わなかったのでしょうし、まだ正体がハッキリしないものに対してアニメで描くことは、ある意味で不誠実。間違った情報を流して社会的に悪い影響を与えてしまうのを危惧したのであれば、誠実で堅実な判断でしょう。納得はしています。

それでもやっばり、あえて触れてほしかったな。アニメなんて所詮虚構の世界なんだから、そこの中でくらい、スカッとコロナをやっつけて欲しかったと、私は思いました(最後に字幕で、正しい情報を流して注意を喚起するとかね)。

あとはまあ、放送時期的に、BLACKと相乗効果ってのも少しはあったけど、どちらかと言えば、比較されてBLACKの方が面白いってなるデメリットの方が大きい気がします。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
毛細血管は路地(笑) 菌汁?(笑) でーん(笑) 似てる(笑) 後ろ前ちゃん(笑) 巨核球、初耳。熱い展開(笑)

2話目 ☆4
獲得免疫、コロナを意識? 予防接種のイメージが上手い。

3話目 ☆4
ヒスタミンを出す、ヒステリーな細胞(笑) デング熱、まんまやん(笑) バイバイキンの、正しい使い方(笑) ニキビとは、また。ニキビは世紀末のイメージw 膿って、そんな悲しい。立ち上がった(笑)

4話目 ☆4
なるほど、乳酸菌だから、にゅー(笑) 伏線だったのか(笑) プリン体、そのまんまプリン(笑)

5話目 ☆4
乳酸菌、めっちゃ可愛い。NK、メンタル弱い(笑)

6話目 ☆


7話目 ☆3
ガン細胞と再戦。

8話目 ☆2
エヴァオマージュとかしなくても、普通に面白いはずなのにね。

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

にゅ〜!

原作未読 全8話

はたらく細胞!!の第2期です。関係性から1期も観た方がいいですが、2期からでも大丈夫かと思います。

色々な細胞を擬人化して、色々な症状で起こる様々な人体内の出来事を描いています。

今回はどちらかというと白血球さんが主人公のような感じでした。

NK細胞とキラーT細胞の掛け合いは相変わらずでしたねw

{netabare}乳酸菌ちゃんは、{/netabare}どこかのご当地キャラみたいな感じでしたw

最後はあのキャラとの闘いで終わっていましたね。

OP 1期と同じく主要キャラたちで歌っています。ED こちらも1期と同じくClarsさんが歌っています。

最後に、テレビで観ていたら高校の授業教材で学生がこのアニメをみなさんで観ているところがありました。医療系の大学でも単行本が全冊あってみんなで読んでいるそうです。この前薬局に行ったら冊子にもなっていましたね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

68.0 4 ウイルスで擬人化なアニメランキング4位
はたらく細胞 特別編「風邪症候群」(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (152)
774人が棚に入れました
同じ作業を繰り返すだけの毎日に飽き飽きしていた一般細胞の前に、ステキな帽子をかぶった謎の細胞が現れる。
その細胞は白血球やキラーT細胞らにいたずらを仕掛けようと一般細胞を誘う。
日頃のうっぷん晴らしをして楽しむ一般細胞。だが、このステキな帽子をかぶった細胞はいったい何者なのか・・・

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

特別編「風邪症候群」今度の敵は…!?

本作品は、2018年の12月27日に放送された新作特別編です。
「人間の身体の中には、約37兆2千億個もの細胞たちが、毎日毎日24時間365日元気に働いています。」
すっかりお馴染みとなった能登さんのナレーションは本作品でもしっかり踏襲されています。

特別編とはいえ、構成的には本編にもう1話増えた感じ…
ただ敢えて違いを探すなら、本編では香菜ちゃん演じる赤血球AE3803が迷子になったところトラブルに遭遇する、というパターンがよく見受けられましたが、今回はその構成ではありませんでしたね。

キラー細胞が大きな掛け声で身体を鍛え、血小板ちゃんが一生懸命身体の修復を行うという、今日も身体の中はいつも通り…
実は、本編ではあまりスポットが当たりませんでしたが、体内には特別な役目を持たない一般細胞がいるんですよね。
アニメ本編では、「細胞」と書かれたTシャツを着ていて、赤血球から酸素を受け取るシーンで何度かお目見えした細胞です。
この一般細胞の役目はひたすら細胞分裂を繰り返すのが役目なので、仕事に変化が全く無いんですよね。
24時間365日同じことを繰り返していたら誰だって飽きると思います。
いえ、リアルでは飽きて貰っちゃ生命活動の維持に問題が生じるので困るんですけどね。

今回の物語は、そんな一般細胞にスポットが当てられています。
退屈でたまらない一般細胞がふと目にしたのは…格好良い帽子を被った細胞でした。
その細胞が何をするか…これが実にしょうもないんですよ…
ところが、普段刺激の無い一般細胞にはそれが面白くて堪らないんです。
面白く感じるのは一般細胞だけでなく、私たち視聴者もなんですけどね。
こうして2つの細胞はすっかり意気投合し…物語が動いていきます。

これが今回の敵である「ライノウィルス」の常套手段らしいですよ。
彼はどの様な功名な手口を使って陥れるのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

特別編も円盤の発売が予定されているみたいですね。
私の知っている範囲ではamazonプライムビデオ(350円/話)やNetflixでも視聴できます。

強いて注文を付けるとすると…もう少し香菜ちゃんの出番が欲しかったかな^^;
公式HPでは、この特別編の放送・配信記念として「#わたしの風邪予防」キャンペーンが開催されています。
参加すると、本作品の特性壁紙&アイコンがプレゼントして貰えるみたいですよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたらく細胞の特別編

特別編ということで、主要キャラが全員出演。
必然的にそれぞれの出番は少なくなっちゃって、通常回よりパワーダウンした印象。
地味な一般細胞にスポットライトを当てたのも、地味な展開に拍車を掛ける。

ウィルスに感染した細胞も免疫細胞に排除されることを擬人化アニメで見せられると、ちょっと可哀想だなって。

あと、血小板ちゃんは今日も可愛かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

風邪を治す薬はない。

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
「はたらく細胞」らしいというか、まあ、本編の中の1話にあっても違和感はないですね。可もなく不可もなく。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
でも、本編に比べるとちょっと面白くはなかった。特別編ということでたくさんキャラ出した分、薄くなった感じ。風邪ってのも、インパクトに欠けるし。最後、やっぱり道に迷ってた赤血球ちゃんは可愛かったけどw

むしろ、本編にも出ないキャラ出すとか、キャラを生かした単なる日常系にした方が面白かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

65.3 5 ウイルスで擬人化なアニメランキング5位
ガラスの花と壊す世界(アニメ映画)

2016年1月9日
★★★★☆ 3.6 (205)
1033人が棚に入れました
原案は、新進気鋭の創作ユニット「Physics Point(フィジクスポイント)」によるシナリオ&イラストレーション作品『D.backup(ディー・ドット・バックアップ) 』。2013年に募集された「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」の大賞作品。

声優・キャラクター
花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なぜ1時間にしたのか…

主要キャラクター
デュアル-cv.種田梨沙
ドロシー-cv.佐倉綾音
リモ-cv.花守ゆみり
スミレ-cv.茅野愛衣

感想
なんの予備知識もなしに視聴したのですが、とりあえず一言……難しい!
何も考えずに視聴できるタイプの作品だと思っていたので、開始5分でついていけなくなりました 笑
題材としてはITを扱っているので、プログラマーなどパソコン関係に詳しい方は、1回の視聴で理解できるのかもしれませんが、私含むそうでない方は完全に理解するには最低3回は視聴する必要があると感じました。
そもそもITなんてほとんどの人が興味ないのになぜこれを選んだのかが疑問ですね。

ぶっちゃけ私のように1回しか観に行かないよというような方は、ストーリーは理解できないものだと割り切って、高水準の作画やドロシーのハミ乳を楽しんだ方が良いと思います。日常パートもあったのでそこは満足してます。後半話が進むにつれて、服がエロくなっていくのはあざといのでマイナス。
声優さんの演技はとても良かったです。花守さんは初見でしたが、特に下手だとは感じませんでした。後はドロシーがごちうさのココアにしか見えない…あやねる最高!

総評
1回観ただけで理解できるような作りにして欲しかったですね。1時間という尺では厳しかったのだろうか。まあ本命はガルパンでしたから、どんな出来であろうと特に思い入れもないのでノーダメージなんですけどね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

擬人化美少女プログラムもの・・・という新たな萌えジャンルを創出?

今年1月の公開映画で、未だ上映中の劇場もあるのに、早くもバンチャで販売されていたので視聴してみました。
(本作は正味67分。TV放送アニメの3話分の長さしかなくサクっと視聴できました)

◆総評

設定はなかなか凝っていて興味深かったのですが、ストーリーは今ひとつ盛り上がりに欠けてしまった印象。
それでも、あれこれ考察しながら結局3回も見てしまったので、個人的には好きな部類の作品だったのでしょう。

※これから視聴する方への提言

何も考えずに1回目視聴

公式サイトのIntroductionのページの人物相関図とChronology(年代記)を確認する(※必須)。

2回目視聴

wikipediaその他の説明サイトや考察サイトを色々チェックしてみる。

3回目視聴

※これが一番楽しめる視聴方法かも。


◆考察

(1)本作終盤で、{netabare}以下の3世代の女性の姿をしたプログラムたちが、謎空間で会話していることに注意

①スミレ(祖母) ← O/SのViOSは、スミレの少女時代の姿で擬人化
②ダイアナ(母) ← 主要APP(アプリケーション・プログラム)だったmother.exeは、ダイアナの姿で擬人化
③リモーヌ(娘) ← mother.exeのバックアップ・プログラムのリモは、リモーヌの姿で擬人化{/netabare}


(2)終盤の謎会話シーンの考察

{netabare}※ウィルス駆除プログラムの片割れ(デュアル)が、終盤に何度も「スミレ」と呼びかけてるのは、実はスミレに擬人化されたViOSというプログラムに話しかけている、ということ。

※デュアルは、「自分たちアンチウィルス・プログラムは決められたアルゴリズム(論理演算手続き)に従うだけの存在であり、自由意志を持たない」とずっと思っていたが、スミレ(=ViOSの擬人化)から「貴方も自分で決められる」ことを教えられ、mother.exeに書き換えられる以前のオリジナルの姿に戻ることを選択する。

※リモは、mother.exeのバックアップ・プログラムだが、少女時代の姿の祖母スミレ(=ViOSの擬人化)のアドヴァイスを受けて、母ダイアナ(=mother.exeの擬人化)の「デュアルやドロシーがエラーを返したら(=mother.exeの命令に反する行動を起こしたら)、“知恵の箱”という仮想空間を強制フォーマット(初期化)する」という命令が完全に遂行される前に自らが消滅する、という選択をする。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美少女ウイルス駆除ソフトが駆け抜ける美しき世界

2016年公開の劇場版アニメ 67分

原案 Physics Point 監督 石浜真史 脚本 志茂文彦 音楽 横山克
制作 A-1 Pictures

仮想空間内でコンピューターウイルスと戦うソフトを擬人化した物語。

一般人が感動したアニメベストなんとかで見つけて視聴してみました。

人類滅亡後であるとか、知識の箱として人類文化をコンピューター内に保存しているとか、
恐ろしくありがちな設定で去年公開としてはSF性よりレトロ感覚が強いです。
科学的発想としては80年代レベルですが。

そのコンピューターソフトに人格が与えられ、ウイルスと戦うのですが、
はっきり言って「美少女アニメ」にしか見えませんでした。

リモ CV花守ゆみり 魔法少女育成計画のねむりん 鷲尾須美は勇者であるの三ノ輪銀
デュアル CV種田梨沙 新世界よりの渡辺早季 四月は君の噓の宮園かをり
ドロシー CV佐倉綾音 サイコパスの霜月美佳 ごちうさのココア

なかなかマニア受けする声優陣で好みなんですが、単なる美少女役に徹してるだけのような気もします。

仮想現実はいくつかの層に分かれていて、サイバーバンク系や不思議の国のアリス系、
またはゼーガペイン系などありますが、物語に対しては効果的ではないような気がします。
ひねりがないところが一般人向けなのでしょうか?

ともかく、美少女アニメとしては一級品で作画も素晴らしい。
なんとなく流すにはこれ以上ない可愛い雰囲気アニメでした。

泣ける? えっ!
 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24
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