アメリカでコメディなおすすめアニメランキング 32

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアメリカでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番のアメリカでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.2 1 アメリカでコメディなアニメランキング1位
血界戦線(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1198)
6997人が棚に入れました
異界(ビヨンド)と人界とが交差する変わり果てたニューヨーク、「ヘルサレムズ・ロット」。深い霧に閉ざされ、様々な勢力と様々な種族がせめぎあう危うい均衡の上に浮かぶ街。
クラウス率いる「秘密結社ライブラ」は、いつ破れるとも知れぬ世界の均衡を守るために様々な事件へと挑んでいく。

声優・キャラクター
小山力也、阪口大助、中井和哉、小林ゆう、宮本充、銀河万丈、折笠愛、内田雄馬、大塚明夫、石塚運昇、宮野真守、藤原啓治、緑川光、石田彰、釘宮理恵、水樹奈々、沢城みゆき、各務立基、こおろぎさとみ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

Twist&shout

何て騒々しい世界なのだ。
バットマンミーツエイリアン、
笑うジョーカーの狂騒劇である。
理屈脳を金庫にしまっておきましょう。
ど派手なバトルの厨二的アメコミ、
この躍動感が楽しい。

NY、3年前に起きた未曽有の大災害により、
異界と呼ばれる別世界へ繋がる大穴が開く。
そこはヘルサレムズロッド、
異界と現世が交わる混沌と煙の街。
これは世界の均衡を保つという名目で暗躍する、
秘密結社ライブラの知られざる活動記録である。

主人公レオナルドウォッチ。
「神々の義眼」を持つ少年。
しかしそれ以外は、至って普通の少年。
ライブラの面々が超個性的な人ばかりなので、
この設定が物語に活きてましたね。
一難去ってまた一難、レオくんお疲れ様です。

{netabare}ドンアルルエルとの異世界チェスをする話、
ハンバーガー好きの異世界存在ネジくんの話、{/netabare}
静かな物語も、とても印象に残りました。
劇中からシュガーソングとビターステップの
イントロが鳴った瞬間、興奮しました。

最低で最高な日々がまた帰ってくる。
くそったれな奇跡の街でひときわ大きな花火を。
世界中を脅かせて欲しいですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 60
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

甘くて苦くて目が回りそう…なんです♪

『甘くて苦くて目が回りそうです…♪』

心地よくてカッコイイ!!
気分が上がって何度も聴いてしまう…
そうです、中毒性…あり!ってことです♪

文頭を飾ったこの言葉は私が一気に心を掴まれてしまったED「シュガーソングとビターステップ」のフレーズです♪

これまで例外なく作品の中でアニメソングに出会っていましたが今回は逆になりまして・・・

アニメソングの甘い誘惑に誘われて視聴を決めたのです。
OPとED共に素晴らしい楽曲と映像に仕上がっています。

もしお時間がありましたら是非曲だけでもどうぞ
とオススメしたいのです。
ハイ、こちらです。
ED ;「シュガーソングとビターステップ」
OP;「Hello,world!」

EDではキャラクターが思い思いのダンスを披露していて私も踊りだしたくなるような楽しさが溢れた映像
楽しいリズムとビートに病みつきになりました~!


そして物語ですが私の大好きなジャンルSFです。

舞台は世界で最も危険な都市。

主人公の少年はふとしたきっかけで世界を救う秘密の組織と出会い、そこから物語が動き出します。

アニメだからこそ堪能出来る非日常の光景!
規格外キャラクターたち!(たまにちょとキモチワルイよ)
胸騒ぎが止まらない緊迫感!
華麗なアクションで魅せます…よ!

そう、この世界の均衡を保つために戦う姿がスリリングに描かれていて私を熱狂させるのです。
けれど、それだけではありません。
人びとの苦悩や葛藤を映し出したドラマも折り込まれているのです。

予測出来ない!そんなSFと人間ドラマが絡み合って展開していく作品でした。
{netabare}
個性が抜群のキャラクターが集結
メンバーとのコミカルなかけあいも必見です。
また、クスリと笑いを誘う要因に必ずザップが絡んでいるのは…お約束ですか?

私のお気に入り回は2話あります。

・ネジ君とレオとの友情回
公園のベンチに仲良く肩を並べる二人。頬をピンク色に染めて幸せそうに4個のハンバーガーを均等に食べるネジ君…うん、ホントに可愛すぎです♡

思わぬ事件が起こりお互い記憶が消えたはずなのに、それでもまた二人は出会う…種族の垣根を超えた友情は見ていて心を動かされ、時にホロリとさせられました。

・レオ&ホワイトのデート回♡
世界救済の戦いの行方も気になりますが、
レオとホワイトの関係がどのように進展するのかも興味が尽きないところでしたね。
5話では心の距離が縮まり
身体を寄せてレオの肩を抱き寄せるホワイト
映画のワンシーンのようでとってもロマンティック
エンディング曲が存分に気持ちを盛りあげるように流れ出します。
その一瞬で私の心は取り込まれて曲と共にこの作品で一番お気に入りのシーンとなりました。

エンディングに使われている「シュガーソングとビターステップ」は、あにこれユーザーさんの2015年の曲ベストに多くランクインしているんですよね。
遅まきながら私も曲と出会い。
今回ストーリーに付加されたことで心に何倍も残る曲となりました。

エンディング映像は赤い緞帳にスポットライトがあたり結界キャラクターがダンスのステップを踏み、楽しいステージを作り上げるのです。
中盤にミステリアスなホワイトの憂いを含んだ視線の先に映る映像が印象的でしたね。

また、作品の世界観をピタリと表現したオープニング曲「Hello,world!」に合わせてレオの成長がドラマチックに美しくつづられていきます。
「ハロー どうも 僕はここ」
成長し駆け上ったレオ。メロディと伸びやかな声とが相まって開放感が溢れる大きなスケールで魅せるのです!!
最終話を観た後にこの映像を見返してみると胸が熱くなってしまいました。

~レオの軌跡~
深い絶望を抱えていたレオがこの街でライブラに参加して試練を乗り越えることで希望の光が見えて、同時にメンバーとの間には強固な絆が生まれましたね。

絶望の淵を這い上がり、自信を手に入れたレオがブラックとホワイトの明かされた過去に終止符を打つために後押しをします。
それはレオが成長するために大きな意義のあることでした。

エンディング、私にとって愛着のあるキャラクターになっていたホワイトとの別れには寂しさを感じましたが、皆にとってはこれが良い幕閉めだったのだと信じています。
{/netabare}
原作ではホワイトとブラックは登場しないとのことで、これからチェックしてみようかなと思っています。
感想レビューはいずれ、まんがーれに投稿しますね。

血界戦線の新作アニメ「王様のレストランの王様」も期待値大で視聴しようと思います♪


マーマレード&シュガーソング

ピーナッツ&ビターステップ

甘くて苦くて 目が回りそうです♡

南南西を目指して パーティーを続けよう

世界中を驚かせてしまう 夜になる

I fell 上々 連鎖になってリフレクト♫

投稿 : 2024/06/08
♥ : 60

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

☆豪華☆

最初はこの寒いノリについていけず
どうしようかと思ったけれど
曲が良すぎて惰性で見ていた。
まずOPにバンプでEDにユニゾンと
これだけでも豪華なのにも関わらずBGMが素敵。
今期はOPが優れてるものが多いけれど
EDは今期一番だと思う。
声優は最初、銀魂にしか思えずこれもまた
見るのが辛かったけれど
(原作者の希望?らしい)

5話です。
ここで、映画ネタも絡めてきました。
キャラやストーリーに動きもあり
展開も良かったしノリもこの回は良かったと思います。
まだ途中ですけど…話さえなんとかなればお気に入りに行くレベル。

どういえば良いのかわからないけれど
うまくいけばバッカーノ+フリクリなどの作品と
肩を並べられた作品かもしれない。
5話以降の話の展開次第だけど

曲はいい。
サントラ購入してもいいと思うくらいに。
デスパのOPも良かったけど
このEDも良い。
パーティソングやらクラブミュージックやら
好みなのでつい甘くなりがちになってしまう…

ボンズ制作で背景の感じも好み。
お金かかってますってすぐわかるアニメなので
見なきゃ損かもしれぬと思いながら見ておる次第です。

追記欄

6話良かった。泣いた。
8話笑えたし、師匠が良いキャラ。
  できればこの調子で最後迄お願い。
11話 ホワイトの写真にビバップキャラが写ってる模様(未確認)
   

三ヶ月かかってようやく最終回
話は置いとくとしても、作画は劇場レベルだし
音楽が良かった。
12話の中で好きな話もあったので個人的に得点は高め。
もっと話に内容があればお気に入りだったのにな。


OP「Hello,world!」
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲 - BUMP OF CHICKEN、MOR / 歌 - BUMP OF CHICKEN

ED「シュガーソングとビターステップ」
作詞・作曲 - 田淵智也 / 編曲・歌 - UNISON SQUARE GARDEN

投稿 : 2024/06/08
♥ : 52

83.8 2 アメリカでコメディなアニメランキング2位
小林さんちのメイドラゴンS(第2期)(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (555)
2064人が棚に入れました
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴン・トール。大好きな小林さんに時々(嘘。たくさん)迷惑を掛けながらも、なんとか人間社会に溶け込み立派に(嘘。そこそこに)メイド業をこなしていた。同じドラゴンのカンナ、ルコア、ファフニール、エルマたちも、それぞれ自分の居場所を見つけて、人間たちと異種間コミュニケーションを満喫していた。そんなまったり、たまに激動の日々を送っていた頃。小林さんに、新たなドラゴンの脅威が襲いかかる―。

声優・キャラクター
田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、髙橋ミナミ、嶺内ともみ、小野大輔、中村悠一、加藤英美里、後藤邑子、石原夏織

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

スーパーちょろごんずに追加メンバー!

== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
「S」の付かない『小林さんちのメイドラゴン』の続編となる2期目。原作漫画『小林さんちのメイドラゴン』はスピンオフ作品を含めて月刊コミックフラッパーズの看板連載になっています。

京都アニメーションとしてはいかんともしがたい理由により武本監督から石原監督に交代となっていますが、シリーズ総監督として武本氏の名前はクレジットされています。

1期目終了から本作まで間がけっこう開いたからか、本作でのキャラの初出でキャラ名がテロップ表示されるのは親切設計ですね。

2期目ともなると混沌勢、調和勢、傍観勢といったドラゴンたちの間の勢力争いといったこの作品ならではの設定も特に説明もなく当たり前に出てくるのですが、それでも日常パートでの笑いも取ってくる謎のバランス感覚は健在ですが、何とはなしに監督交代の色みたいな物は感じなくもないです。

原作漫画では3巻巻末で登場のイルルが新たなドラゴンとして加わって、ここまで多少のエピソードの原作からの入れ替えなども交えつつ、原作4~6巻辺りのエピソードを中心として、イルルが人間界に馴染む過程を含めた人間とドラゴンたちの間の異種族間コミュニケーションによる人外日常コメディーとしてアニメも楽しんでゆくことができそうです。

ただ今のところの印象では、1期目よりも本作の方が原作のテイストに近いシリアス目の成分多めな感じを持っています。

OP主題歌『愛のシュプリーム!』の歌い出しがラップだったのはビックリでしたね。背景アニメーションも、監督の違いによる色みたいな物は感じました。

本作は最終話まで観る予定です。
== [第4話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.10.1追記:
第12話(最終話)まで観終わっていましたが、更新が遅れていました。

喋ってる人間とは直接関係ないところで、キャラがいちいち細かい所作で動きまくる。良い意味で頭のオカシイ演出と作画でした。京アニしか、勝たん。

ストーリー/エピソードに関しては必ずしも原作に忠実というわけではなかったんですが、もうメイドラゴンはこれで良いのかもしれない…。
(それでも全体ストーリーに関わる、キーになるエピソードはちゃんと拾われてはいます。)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 48

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

感謝と感動

ドラゴンと人間と共生を描いたコメディ作品。

シリアスパートに賛否があるようですけど、それは第1期から変わらずだし、「今更何を?」って感じ。
新キャラ・イルルも、第1期では扱いの悪さだけが目立ったエルマも良かった。

そして何と言ってもカンナちゃん。
面白可愛かった。



【あまり触れたくはないのだけれど・・・】
あれから2年。
OPには本当に感動した。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「変わらない」って、実はすごいこと。

OPは、メイドラゴンらしい良い味がでていました。
曲の冒頭は、耳に残りますよね。
カンナちゃんは、相変わらず可愛いです。
他のドラゴン娘たちの乳は、相変わらず大きいです。
しかし、もはやここまでくるとエロを通り越して、エロくありません。
トールのしっぽと同じ類の「なにか」になってしまっています。
こうなると、別の何かを求めカンナに人気が集まるのも頷ける気がします。


1期では、小林とトールが各々自分の気持ちに答えを出すと言う話でした。
二人は、生まれ育った世界が違うのに一緒にいてもいいのかと悩みました。
でも、最後は、「一緒にいたい」と決心したのでした。

一方、2期は、大半が面白系エピソードですが、少しだけシリアスです。
小林とトールの間に急に重い話が入ってくるように感じるかもしれません。
しかし、これは二人にとって必要なエピソードなのだろうなと思います。
やはり、付き合いが長くなってくると、いつかは、こう言う時がきますよね。
相手のことが、面倒くさくなったり、重く感じてみたり・・・。
むしろ親密になってくればくるほど避けて通れません。
二人は、これを乗り越えられるかどうかがこの物語では試されます。
もし、ここでお互いが「重いな」って思って距離を置いてしまったら・・・。
所詮、それまでの仲だったと言うことになってしまいます。
さて、二人の結末は如何に・・・?


確かにギャグ作品でシリアスエピソードは必要かと言う話はあります。
でも、そう言う意味では、1期も重い話はありました。
ですので、メイドラゴンとは、そう言う話だと納得できれば大丈夫でしょう。
ただ、1期は、そのシリアスの描き方がたぶん上手かったのだと思います。
つまり、シリアスを上手く日常ギャグの中に溶け込ませていたと感じます。
逆に2期は、シリアスとギャグの境目がはっきりしちゃったのでしょうね。
そのため違和感があったのだと思います。


ところで、2期は、いろいろ翻弄された作品でした。
しかし、拍子抜けするほど良い意味で前作と変わっていませんでした。
「変わらない」って実はすごいことなのだと思います。
それは、一度途切れたものをもとに戻すには相当な努力が必要なはずだからです。
また、2期は、暗い過去や努力の痕跡を視聴者に感じさせませんでした。
そう言うところも、また、プロフェッショナルの仕事だなと感心させられます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 40

74.1 3 アメリカでコメディなアニメランキング3位
トイ・ストーリー(アニメ映画)

1996年3月1日
★★★★☆ 3.9 (186)
1697人が棚に入れました
いずれは出現すると思われていた全編フルCGの長編アニメは、やはりディズニーからやって来た。CG工房として有名なピクサー社が、ディズニーのバックアップを受けて、オモチャを主人公に勇気と友情と笑いと感動の小品を作り上げたのだ。 カウボーイ人形のウッディ(声:T・ハンクス)はアンディ少年の大のお気に入り。だがそれも誕生日プレゼントでアクション人形バズ・ライトイヤー(声:T・アレン)を手にするまでの事だった。NO.1の座を奪われたウッディは何とかバズをこらしめようとするが、バズはバズで自分が本物のスペース・レンジャーだと思い込んでいる有り様。そんな二人がふとしたいざこざから外の世界に飛び出してしまう。なんとか我が家へ帰還しようとする二人だが、なんとアンディの隣に住む悪ガキのシドに捕まってしまった……。 ひょんな事で子供部屋から飛び出した二人のオモチャの奮闘が実に愉快に描かれているが、自分がオモチャだという事に気づき愕然とするバズや、シドの部屋に住むいびつな人形たち(まるでフリークス)など、子供向けとは割り切れない描写が多々あり、大人でも、いや大人だからこそ存分に楽しめる作品と言っていいだろう。フルCGアニメという技巧に溺れることなくしっかりとシナリオが練られているのが何より良い。もちろん、その技巧の部分も実に驚異的で、特に屋外の雰囲気など実写と見紛うようなクォリティだ。何度でも見たくなるような作品というのが、この映画の最大の褒め言葉のような気がする。尚、劇場にもかかった日本語吹替版ではウッディを唐沢寿明、バズを所ジョージがアフレコしており、想像以上に良い効果をあげている。

声優・キャラクター
ティム・アレン、トム・ハンクス、ドン・リックルズ、ジム・ヴァーニー、ウォーレス・ショーン、ジョン・ラッツェンバーガー、アニー・ポッツ、ジョン・モリス、所ジョージ、唐沢寿明、名古屋章、永井一郎、三ツ矢雄二、大塚周夫、戸田恵子、市村浩佑

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

名作の宝庫ピクサー映画の入門としてお勧め

日本では1996年公開のディズニーのフルCG映画です。
一言で言うとおもちゃの大冒険です。

もし自分の知らない間におもちゃたちが勝手に動いていたらという
多くの人が1度は思ったことがあることがこの作品制作の出発点だと思います。

例えばあなたが全長30センチくらいのおもちゃの人形になったとします。
あなたの部屋はたちまち巨大なアスレチック施設に変貌するでしょう。
犬や猫なんて虎のように恐ろしい凶暴な動物になるでしょうし、
おもちゃを乱暴に扱う子供なんてもはや悪魔です。
母親はさながら自分の運命を握っている神様のようなもので
「汚いから捨ててらっしゃい」なんて言われた日にはこの世の終わりです。

アメリカの中流家庭が舞台になっているのですが、
大きな家に大きな庭、
バースデーパーティーには綺麗にラッピングされた大きな箱のプレゼントの数々、
大きなテーブルに並ぶご馳走と
なんというか羨ましくなるような豊かさですねw

私も小学生の頃2週間程アメリカに行ったことがありますけど、
子供にとっては本当に刺激的で楽しい国なんですよねw
たくさんのおもちゃに囲まれ、アミューズメントパークも刺激的です。
ピザやハンバーガーといった子供にとっては大喜びの食べ物。
広大な公園でバーベキューパーティー。
肉が焼けるまでの間にフリスビーを投げながら公園内を駆けずり回ったり、
人もあまりいないので大声で叫んだりしても迷惑にならないですしねw

本作からはそういった如何にもなアメリカらしい豊かさとか楽しさとかを
端々から感じましたw 

ストーリー自体は結構単調なものなのですが、
キャラの大仰なしゃべりだったり、流石のアクションシーンだったり、
ただ観ているだけですげーおもしろいです。

子供向きの作品なのかもしれませんが大人も充分楽しめます。
というか私はこういう言い方はあまり好きじゃないです。
本当におもしろいものは子供も大人も関係なくおもしろいんです。
そりゃ理解の差はあるでしょうけど、
それでも名作というのは子供ながらになんか凄いって感じるものがあると思います。
大人が子供騙しだと思っているものは実は子供も騙せていないものが多いんじゃないですかね。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、
「トイ・ストーリー」は1よりも2が、2よりも3の方がおもしろいと言われている作品です。
ピクサー映画は名作の宝庫と言われており、
それこそワクワクするようなおもちゃ(作品)がたくさん詰まった宝箱のようなものかもしれませんね。
もしあなたがピクサー映画に触れたことがないというのであれば、
その宝箱から最初に取り出すおもちゃに私は「トイ・ストーリー」を勧めたいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

初めて好きになったディズニーアニメ

1996年日本公開の劇場アニメーション。
有名な作品なので長々と書くのは避けますが、1から3までどれも面白くて、たまに見たくなります。
最初に見たのは地上波放送だった記憶が。

ストーリーとしては王道でシンプルで、キャラクターの個性が状況を動かして行くところが好きです。ウッディにもバズにも葛藤や挫折があって、どちらにも感情移入しやすいです。

アメリカの生活感がしっかり描かれていたり、子どもの充実した楽しそうな姿が見ていて楽しいです。
子ども達はおもちゃを丁寧に扱っているわけじゃないですが、ある程度は当たり前のことだとおもちゃたちも受け入れているのが凄く良いです。私は見ててヒヤヒヤしちゃうんですけど、それは当たり前のことなんだよなあ、と。

だからシドは見ていてもっと怖い!w
懲らしめ方は確かに反則なんですが、はっきり怖い思いをして、「もう少し思いやりを持ってよ」と言われないとああいう子は理解しない気もする。視聴者の子ども達へのメッセージも強く含まれている感じですよね。


今はそんな事もないんですが、子どもの頃はディズニーあまり好きじゃなかったんですよ。
日本のリミテッドアニメが肌に染み付きすぎていて、海外のフルコマのぬるぬるした動きがどうも苦手でした。全体的に娯楽性に特化しているのも、子どもの頃は好きになれなかった理由だと思います。
製作がピクサーでフル3DCGだったからかもしれませんが、トイ・ストーリーって雰囲気がそれまでに見たディズニーアニメと違っていて印象に残りました。
おかげでディズニーに抵抗が無くなった気がします。
私としてはちょっとした記念みたいな作品かもしれません。(2016.3)

ティン・トイの感想を移動しました。(2018.3.15)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

世界初となるフルCGによる長編アニメーション映画

{netabare}私事として「紅の豚」を最後にアニメ(や漫画)を観ない生活をずっとしていたと記憶してましたが
これは観てます、当時VHSビデオソフトを購入してますw{/netabare}

アニメーション制作の旗手Wディズニー(&ピクサー社)の本気、

題材・主役たちが「オモチャ」という事が項を成し、
3DCG作品のウィークポイントと思われる質感重量感もクリア。

今視聴、考察してもこの時代にこのクオリティは流石です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

76.0 4 アメリカでコメディなアニメランキング4位
GREAT PRETENDER(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (352)
1481人が棚に入れました
自称"日本一の天才詐欺師“枝村真人。その日も相棒の工藤と2人で浅草観光に来ているフランス人に詐欺を仕掛けてひと儲け…のはずが、逆に騙され大金を奪われてしまう。その男はローラン・ティエリー、マフィアさえ手玉に取るコンフィデンスマンだったのだ。ローランが仕掛ける桁違いの<コン・ゲーム>に、枝村は巻き込まれていく…!!

声優・キャラクター
小林千晃、諏訪部順一、藤原夏海、園崎未恵
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アット ピンホール

WIT STUDIO制作。
キャラクターデザイン貞本義行。

ロス・シンガポール・ロンドン…、
世界を股にかけた壮大なコンゲーム開幕。
ローランが仕掛けた桁違いのマネーゲームに、
自称天才詐欺師・枝村は巻き込まれていく。
良質なクライムエンタテイメント。

絵の強さ、色彩の強さに驚きます。
巻き込まれ型のドタバタ劇の中で、
コミカルな演出が効果的に発揮されている。
カラフルなBLACK LAGOONでしょう。

音楽も素晴らしい。
ED曲がフレディマーキュリーって。
彼の透き通った伸びやかな声が夏に心地良し。

娯楽性抜群のシンガポール編から、
舞台はニース、そしてパリへ。
そこは本物の芸術と贋作の世界。
{netabare}若き日のシンシアと画家トーマスの記憶。
夢への情熱と悲哀、愛、決別。{/netabare}
きっと若き日への追悼の物語だ。
降り積もる雪のように心に染みて泣ける。
誇りを胸に生きたいと願う僕たちの物語である。

最終配信視聴追記。
チームはこうして生まれた。
愉快な面々の懲りない犯罪劇終幕。
楽しむには続けて観ることをお勧めしよう。
ラストカットも素敵ですね。

ぜひ皆さんもお楽しみ下さい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

映画好きに与ふる書

+ultra Netflixオリジナルアニメ

クライムエンタテイメントだそうです。コンフィデンスマン(信用詐欺師)の話。悪いやつらしか騙さんよってやつです。石川五右衛門みたいな義賊を想像すればよろし。違うか…
コンフィデンスマンと聞くと、杏ちゃんに三下り半を突きつけられた某氏を真っ先に思い浮かぶ私です。どうやら脚本同じ人みたいですね。そんなにTVを観ない私でも本作の脚本・古沢良太氏の手掛けた作品『コンフィデンスマンJP』『リーガル・ハイ』は知ってます。

全23話。Netflixで先行公開し地上波で後追う最近増えてきたかたちですね。チームで悪党を騙していく方式で4部仕立て。各々ターゲットが変わります。

【構成】
{netabare}#1~#5
 CASE1:Los Angeles Conection
#6~#10
 CASE2:Singapore Sky
#11~#14
 CASE3:Snow of London
#15~#23
 CASE4:Wizard of Far East{/netabare}

配分もほぼ等分にした3エピソードが1クール強使った前半。残り1クール弱の後半で集大成的なものをぶち込む構成の2クールとなります。受け取る感覚としてはオムニバスに近い。
1話完結では薄味になる。クールで一まとめすると間延びする。1エピソードで数話使ってたボリューム感はちょうど良いと思いました。

詐欺師を自認しながらどこか詰めの甘い枝村真人(CV小林千晃)が主役。通称エダマメ。そんな彼とローラン・ティエリー(CV諏訪部順一)が出会うところからスタート。
あとはもうそつない作り。クライムエンタメの王道「え!?あんたも仲間だったの?」方式で仲間たち{netabare}、アビゲイル・ジョーンズ / アビー(CV藤原夏海)、シンシア・ムーア(CV園崎未恵){/netabare}が集結していき、ターゲットとの化かし合いを繰り広げることになります。

そつな過ぎて物足りなさを感じるかもしれません。
詐欺師の話です。このテの作品に期待する「え!?まじすか?」感…これが圧倒的に不足してます。
{netabare}いわゆる“全てはローランの手の中で踊ってました”的結末。{/netabare}ジャンルのせいにしますが、どんでん返しの有無が作品評価に直結するこの世界において低評価が多数舞いそうな予感がします。{netabare}スリル演出なら生命の危険を感じたCASE1はまだしもそれ以降CASE2とCASE3は抑えめ。若干の物足りなさを感じる要因になってました。{/netabare}この感覚ってアニメに限らず映画・ドラマその他映像作品に多数触れてる方ほどその思いを強くするかもしれません。『スティング(1973)』の約50年遡ってコンゲーム系の傑作なんてわんさかあるわけです。

一方で、いろんなもの視聴してきて良かったなぁ~、と相反する仕掛けも散りばめられてます。
作品タイトルとEDタイトルの一致なんかもそう。元ネタはプラターズらしいですね。世界で一番有名な「オンリーユー」唄ってる人達。

{netabare}・OPなんてディカプリオの映画タイトルバックぽいし
・マフィア絡みだしCASE1タイトルは『フレンチコネクション』を意識
・タマナシの『アンタッチャブル』デニーロ(アル・カポネ)ネタとか
・FBIに「内通者になれ」って言われるの『スティング』にあったな
・「一本の刀じゃ…」と坊主のセリフ。これ『七人の侍』三船敏郎のセリフでもある

…映画の小ネタがあんなところやこんなところに。{/netabare}


知ってるからこそ物足りなく、知ってるからこそクスッと笑える。この矛盾がおもしろい。
…なんか上からですみません。
素直に鑑賞すればすんなり楽しめると思いますよ。しつこいようですが“そつない”のです。


古沢氏はアニメ初脚本とのことです。“初”なんです。
表現する媒体が違えば慣れたフィールドとの違いに戸惑うことはあるでしょうけど、一流どころになるとその違いが楽しくなってくるのではないでしょうか。本作でも背景画なんてやや青味少なめのわたせせいぞう風なファンタジックなデザイン。実写畑からやってきたら新鮮でしょうね。もちろん演出にどこまで首突っ込んでるかは不明ですがこれ本人悪ノリしてるだろうなというのが一つあることに気づきました。それは

{netabare}これ実写でやったらどんだけ予算いるのさ(笑){/netabare}

セットが大掛かりです。VFX使うにもけっこう値が張りそうなところ。プロデューサーがほうぼうで頭下げて金策に走らんでも実現できちゃうところがアニメのいいところなんだろうなぁと思える内容でしたね。いい意味で「遊んでるなぁ」がわかります。
いったん今回脚本は無難に済ませたけど次は冒険するよ、というような発展的展開を期待したいですね。それこそ『PSYCHO-PASS サイコパス』でみせた本広克行氏のパフォーマンスのように、実写で実績があるクリエイターの活躍を見てみたいです。新しいもん見れそうじゃないですか?

…とここまで書いて、ながらで点けてるTVから「残酷な天使のテーゼ」が流れてきました。『エヴァンゲリヲン』再放送の時間です。触れるの忘れておりました。キャラクターデザインは貞本義行です。

物足りないとエラそうに言いながら並の凡作よりは脚本めっちゃしっかりしてますからね。ここは明言しときます。前段の期待は本作でもきちっと仕事しているのが見えるから言えることなのです。後々に「あーこの頃から(名作メイカーの)片鱗はあるよね」となるかどうか、そうなってほしいなと期待を込めたい佳作です。



■一口で総評

{netabare}嫌悪の湧かないご都合展開。カッコよさやクールさを全面に出したクライムサスペンスならたぶんNGだったでしょう。コミカルが主成分だったからこそ救われた。
CASE2&3の緊張感の無さがイマイチだったがそれを打ち消すCASE4だったと思う。言い方変えれば中盤が面白かったらもっと…ってことです。{/netabare}


※余談

■中之島重工製作所

これも小ネタの範疇かもしれません。

{netabare}エダマメが飛行機エンジニアの修業をした場所です。名前負けしてそうな町工場。
カタギに戻ろうと日本でお勤め(服役)した後に斡旋された工場で修業。新しい人生を踏み出したと思いきやそれすらローランのシナリオでした…っと。

工場のおやっさんとの会話でぴーんっとくるもんありません?

「飛行機もやるんですか?」
「まあな。戦争からうちはプロペラひと筋だ。車は食うためにしかたなくよ」

{netabare}中島飛行機…と言いたいのですね。わかります(笑){/netabare}{/netabare}

{netabare}スバル(富士重工業)の前身となる戦中の企業っすね。たしか研究所の跡地は大学になってたような…{/netabare}

あーなるほどそういうことか。

{netabare}跡地に建った大学とは…国際基督教大学。略称はICU。

{netabare}I see you . (オラ、お前見てっぞ)

全てお見通しってことでした。おあとがよろしいようでm(__)m{/netabare}{/netabare}



視聴時期:2020年7月~12月 リアタイ   

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2020.12.05 初稿
2021.10.01 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメで「コン・ゲーム」は珍しい。今クールのダークホース枠?

[総評]
ハリウッド映画ではそこそこあるけどアニメでは珍しいコン・ゲーム物ということで、それなりに楽しく視聴できました。

作中でやっていることは詐欺であり犯罪で間違いないのですが、古くは「石川五右衛門」や「鼠小僧」など、犯罪者を主人公とする物語は日本にもないわけではないので受け入れられる素地は日本にもあるんじゃないかとは思いますが、海外の方がウケる作品であるようにも思われます。

現在の邦画の制作予算で逆立ちしても、本作を含めちゃんと作ったアニメを超えるレベルの映像作品は作れないと思われるので、そういう意味で「プアマンズ・ハリウッド」作品とでも呼ぶべきジャンルが確立しつつあるのかもしれないです。

ロケ用のセットやSFXで頑張るよりは、アニメを作る方が絶対に安いと確信できます。ただ、従来のアニメ好きが好む作風とは一線を画している気がするので、本作を楽しめそうな視聴層にどうやって周知を図るのかが課題なのかもしれません。

本作が地上波放送されたフジテレビ系列での「Ultra+」や『イエスタデイをうたって』や『体操ザムライ』が放送されたテレビ朝日系列での「NUMAnimation」などの枠にはそういった志みたいなものを感じるので、今後の展開に期待したいところです。

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー] ==
第2話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

本作はNetflixがお金を出して作ったオリジナル作品らしいです。TV放送はされていますが、Netflixの配信が先行していますね。

タイトルと曲使用とどちらが先に思い付いたかわかりませんが、ED主題歌にはかのQUEENのフレディ・マーキュリーが歌う『The Great Pretender』が使用されています。

コンフィデンス・マン(confidence man: 虚偽の事業などを持ち掛けてお金をだまし取るようなタイプの詐欺師)が主役、いわゆる「コン・ゲーム」という分野のお話です。

映画ではハリウッド作品などでも『スティング』など有名作品はいくつかあると思いますが、日本ではそれほどメジャーな分野ではないと思いますしアニメでとなると心当たりはありません。

主人公の枝村真人(えだむらまさと: 通称エダマメ)は、日本で訪問タイプの詐欺師として生計を立てています。

ある日たまたま外国人旅行客をカモろうとして失敗、意気消沈しているところを突如拠点にしているアパートを取り囲まれてしまい、このままでは警察に捕まると慌てて日本を脱出してロサンゼルスへ高飛びするという導入でした。

ということで、本作の主な舞台はアメリカはロサンゼルスといったことになるようですね。

作品分野が分野なのか、脚本・シリーズ構成にはアニメ畑の人ではなく主に実写ドラマ、映画の脚本を書いている古沢良太さんを起用しています。脚本作品として有名なのは『リーガル・ハイ』、私が好きな脚本作品は『外事警察』です。

キャラクターデザインはエヴァで有名な貞本義行さん、監督は『91Days』の監督だった鏑木ひろさん、制作スタジオは「WIT STUDIO」ということでなかなか俺得な製作スタッフですね。

『91Days』同様に実写作品寄りのストーリーにはなりそうですが、この設定で日本のスタッフが作品を作るなら絶対に実写よりアニメの方が安くつくと思います。

この先どう転ぶかは良くわかっていませんが、ありきたりなありふれた感じのアニメ作品にはならなそうな期待でいっぱいです。
== [第2話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

69.5 5 アメリカでコメディなアニメランキング5位
モンスターズインク(アニメ映画)

2002年3月2日
★★★★☆ 3.8 (165)
1453人が棚に入れました
舞台はモンスターの世界。毛むくじゃらの青いモンスターサリーと、その相棒である一つ目モンスターマイクは、大企業であるモンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で働いている。モンスターズ・インクの業務内容は、無数に保持している“人間の子供の部屋へ通じるドア”からモンスター達を送り込み、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーに変換、モンスターの世界にへ供給するというもの。この世界では「人間の子供は危険」とされており、怖がらせるのが仕事であるモンスター達は、同時に子供達を恐れてもいる。サリーはこの会社で誰からも尊敬される「ナンバー・ワンの怖がらせ屋」である。

昨今、テレビやゲームなどの影響からモンスターを怖がらない子供が増え、会社の業績は悪化していた。そんなある日、サリーは人間の女の子(ブー)がドアの向こうからこちらへ入って来る場に居合わせてしまう。サリーとマイクは、彼女をなんとか人間の世界に戻そうと奮闘する。

声優・キャラクター
ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル、メアリー・ギブス、スティーヴ・ブシェミ、ジェームズ・コバーン、ジェニファー・ティリー、ボブ・ピーターソン、ジョン・ラッツェンバーガー、フランク・オズ、ダニエル・ガーソン
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いかした相棒

よく考えると

幼児が恐怖から泣き叫ぶ絶望のエネルギーを世界の糧とする とか

異世界に紛れ込んだ幼女をボストンバッグに詰めて持ち歩く とか

監禁して泣き叫び続けさせるための装置を地下で開発 とか

拉致、拉致に継ぐ拉致 とか

これジャパンアニメテイストで作ったらどんだけエグいんじゃ…


などと低俗な見方をしてはいけません。(しないよ)
すいません。
私は独身の頃 劇場で2、3回観ました。久々に、子供に観させるつもりが…自分が見入っていました。


コワモテのサリーが、紛れ込んだ見知らぬ子供を気にかけて、ただ面倒に気を揉んでいただけのはずが、いなきゃ心配いれば安心、それが愛着に変わって…という気持ちが、短時間の中で無理なくよく表現されているなぁと思います。

いつもその隣りにいた、口の達者な道化役、ひとつ目玉の奴。あいつとの友情がいいんですね。共に追放された先でブチ切れて感情を爆発させるところも、とても必要な事なんだなーと感じました。

決まりごとより優先すべきことを漠然と感じ取って、黙って身を投じられるサリーに対し、説明や瑣末な都合を気にしてガタガタとした考えのならし作業が追いつかない目玉の奴。
お互い生き方が違う事は承知だったのが、子供を挟んだ時に(そして、窮地だからだね)露呈する溝。付き合いの長い自分のことも、少しは振り返ってくれよっ!という主張も虚しく、相方は特攻にいっちまう…
サリーはもう少し優しいひと言をかけられたらよかったのか?
しかし、ここで友達でいることを諦めない目玉の奴が、偉かったと思う。こんな相棒関係、いいですね。

どこでもドア…じゃない、会社とつながる子供部屋ドアの使い方が便利すぎですが、無数のドアを駆け抜ける様子は圧巻で、使わなきゃ損ですね。

ラスト、エネルギー問題は{netabare}子供を泣かすより笑わせる って、笑いの{/netabare}センスが試される専門職になっていました。


エンディングが、さも俳優たちによる映画撮影だったように「NG集」なのもウィット効いてましたね。

それにしてもこの作品はケモノのモフモフ表現が秀逸でした!^ ^


(スミマセン、しばしサンキューのお礼にいけてません)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界中の子ども部屋のドアは、モンスターの世界とつながっている♪

2002年公開のピクサー製作映画。

15年前の作品というのが信じられない!

実は今まで観たことなかったのですが、
人気シリーズなのも納得しました^^

90分ほどの作品です。


● ストーリー
モンスターたちが暮らす“モンスターシティ”。

モンスターシティの社会を豊かにしているエネルギーを生産しているのは、
“モンスターズ・インク”という大企業。

「世界中の子どもの部屋へ通じるドア」をたくさん持ち、
そのドアを通じてモンスターが子どもをおどかし、
子ども達の悲鳴をエネルギーに変換していた。

子どもを怖がらせる半面、モンスターたちにとって、
人間の子どもはとても恐ろしいものだとされていた。

子どもの悲鳴を集める業績No.1のサリーと、
サリーの親友であり、アシスタントであるマイク。

業務が停止した作業場でサリーは、
残されたドアから1人の女の子が
モンスターの世界に足を踏み入れてしまう現場を目撃してしまう。

周りに見つからないように女の子(ブー)を家に戻すため、
サリーとマイクは奔走することになる。


設定はとてもお見事!

ドアを変えれば行く子ども部屋も変わるというのは、
おもしろいし、夢もある^^

そして子どもたちを脅かすのがモンスターの仕事、というのは、
すっと受け入れられる設定である一方で、

モンスターたちが徹底的に子どもたちを恐れているというのは、
普段抱いているモンスターのイメージとはギャップがあっておかしい♪


設定はとてもいいけれど、
ストーリーは中盤飽きました。

幼いが故に己の危機など全く気にせず好き勝手動くブーと、
冷や冷やしながら行動するマイク&サリー。

そんな、似た展開がしばらく続いたからです。

なので、ストーリーの評価はそこまで高くありませんでした。
途中までは…!!

山場({netabare} ブーとのお別れ {/netabare})、
そしてラスト({netabare} 子ども達の笑い声を集めるという方向転換&ブーとの再会 {/netabare})へのストーリーの展開の仕方が私はとても好きでした!

幸せな気持ちになれるように物語を着地させること、
ピクサーの映画はとても上手だと思います。

この作品が好きになりました^^


● 声優
日本語吹き替え版では、
サリー役は石塚英彦さん、
マイク役は田中裕二(爆笑問題)です。

どちらもいい!

特にマイク役の田中さん、うますぎww

マイクはうぬぼれ屋なロマンチストで、独り言がとても多いのですが、
そんなめんどくさいキャラによくマッチしていましたww


● エンドロール
作中にも笑えるギャグが散りばめられていましたが、
私が1番笑ったのは、エンドロールです。笑

エンドロールで流れるのは、
NG集&作中シーンのパロディ。

いやもう、これ面白すぎるww

本編を見た人だけがおまけで楽しめて、
最後の最後まで楽しませよう!という製作者の心意気が素敵♪


● 音楽
【 主題歌「君がいないと」/ 石塚英彦&田中裕二 】

この作品のための主題歌というだけでポイント高いのですが、
また曲の完成度が高いのよww

歌というより、
サリーとマイクのかけ合いデュエット。

ここでも石塚さんと田中さんの演技が光っています☆

原曲聞いたことないけど、
原曲より完成度高いのではないかと疑っていますw


● まとめ
ピクサーの作品は、
年代を感じさせないですね。

この作品の前作である『トイ・ストーリー』も、
次作である『ファインディング・ニモ』も…。

公開されてからかなり時間が経っていますが、
今観てもかなり楽しめました♪

続編である『モンスターズ・ユニバーシティ』も楽しみです^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ピクサーの名作 本当のキラは...

DVD買ってよく見てました
2枚組の奴で、制作秘話も全部ではないけど見ました
NGシーンは面白いですwww
アニメネプテューヌやブラックジャックにもあります

キラは{netabare}外にいるとは限りません
社長と社員の差し金です

会社を救うんだったら1000人だって誘拐する?

おい社長、アンタの経絡秘孔を突いた...{/netabare}

あの子と別れたけど...ありがとな、マイク
もっとアニメにNGシーン入れてもいいくらいだ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

55.2 6 アメリカでコメディなアニメランキング6位
Rio-Rainbow Gate![リオ レインボーゲート](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (301)
1374人が棚に入れました
巨万の富を得るために世界中の人々が集まるエンタテインメントリゾートホテル「ハワードリゾート」。リオ・ロリンズはそのカジノの美少女ディーラーで、「勝利の女神」と呼ばれていた。リオは偉大なディーラーである母に近づくため、13枚集めるとMVCD(Most Valuable Casio Dealer)の称号が贈られる伝説のカード「ゲート」の収集に挑戦する。

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

不味い作品

萌っ萌えカジノアニメ。
ディーラーが「勝利の女神」でカジノ経営が成立するのか?が最大のツッコミどころです。

ストーリーが破綻気味で、何か煮え湯を飲まされている気分になり、5話くらいで視聴中断。
再開後も、間違ってプラスチックを食べたような苦々しい感覚を味わいました。

声優陣が豪華、主題歌はテンポ良し。
と勢いはありそうだったのに・・・。
味付けが良ければもっと違う作品になったものの。
残念です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ちょっと惜しい気もするが・・・

案外声優陣はいいし、キャラもいいと思う。
 
リオがディーラとして成熟していく過程とか
 
もっと真剣なカジノ勝負を話の中心にして
 
くれた方が、見応えがあったのに惜しいなぁ・・・。
 
しかし、これはこれで楽しいのです。
 
アーニャとか、抜群のカード捌き以外はドジ
 
ばっかりだし、ドジるタイミングとかなかなか

良くて、笑わせてもらいましたw
 
ショートカットは好みではないが、リオは
 
好き。ショートが似合うキャラだと思う。
 
全体的にギャグの方に重点が置かれていて、たい
 
して感心する所はないけれど、女の子はかわいい
 
です。

後半のリナとリオのエピソードはなかなかいい話で
 
した。

期待しないで見ると楽しめるかもしれません。
 

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

Rioの好感度Upの為のアニメ

Rioがいろんな相手とディラー勝負をしていくお話。

ストーリーは大したことはないんですが批判するのも大人げないと思うアニメ。
まぁ彼女広告塔ですから変に癖付けない方が良いでしょうし。

人気声優さんも多いですので、気軽に声優さんたちの掛け合いを楽しめば良いんじゃないでしょうか。
健全な範囲でお色気もあります。
敢えて挙げるならRioの裏表の無いよい子ぶりが見所でしょうかね。

オススメとは言いませんが気軽に暇つぶし程度の気持ちで観るのが良いでしょう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

73.0 7 アメリカでコメディなアニメランキング7位
こどものおもちゃ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (177)
1142人が棚に入れました
『こどものおもちゃ』は小花美穂による少女漫画作品、またはこれを原作にしたテレビアニメ。略称は「こどちゃ」。人気タレントである少女と、そのクラスメイトで大問題児である少年を中心に進むドタバタ学園ストーリー。本作は、1996年から98年にかけてテレビ東京系にて放送された人気アニメ「こどものおもちゃ」の後半、中学生編。集英社刊『りぼん』に連載された小花美穂による原作コミックを「おじゃる丸」の大地丙太郎監督がアニメ化し、大地監督の代表作と言われるほどの高い評価を得た。アイドルタレント・倉田紗南の波乱に富んだタレント人生と学校生活を中心に、いじめや離婚などアニメでは扱いにくい問題も丁寧に描いている。芸能界という舞台設定から実在芸能人も多数出演。準レギュラーとしてぜんじろうが出演していた他、TOKIOの松岡昌宏、篠原ともえ、ショッカーO野、声優(綾乃花丸小路智美)役で西村知美が出演している。また、八嶋智人も端役で出演。

声優・キャラクター
小田静枝、木野花、内藤玲、天野慶子、中崎達也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こどもだってこどもなりに、こどもだからこそ悩んでいます

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
以前、「12歳。ちっちゃなムネのときめき」を視聴断念したのち、レビュー(笑) こっち「は」良い作品ですよ♪

同じように断念した方に、少女漫画原作にも、似た設定のアニメにも、良い作品はあるから観てほしくなりました(古いアニメなんで作画は完敗ですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公やヒロイン達は、「12歳。」と同様に、12歳の小6。また、同じように、恋愛に迷走していきます。

しかし、根本的に違うのは、「こどちゃ」は、その表題通り、「こどもの恋愛」を「こどものおもちゃ」として、捉えている点。つまり、「恋愛ごっこ」である自覚。

登場人物達も、「恋愛ごっこ」であることに薄々気づきながらも、付き合ったり別れたりします。しかし、その中で、「本当の恋愛」を見つけていきます。付き合ったり別れたりも、じっくりと長い時間やエピソードを重ねていくので、感情移入ができるのです。

ラブコメっぽいですが、実はシリアス系の恋愛モノです。

彼ら、彼女らは、全員が(大人によって負わされた)心の傷を抱えていて、それが、微妙に歪んだ人間を形成しています(そこをどう乗り越えていくかも見所のひとつ)。

終盤、「あの人物がああいう状況になるのは」、胸が苦しくなりました。

小学生ならではの、不安定な心情を上手く書ききり、と同時に、ドキッとさせられるような大人びた発言もします。確か、原作を読んだのは中学生くらいでしたが、今でも内容はバッチリ覚えています。

私は原作→アニメなので、原作の方が感動できましたが、アニメも十分におもしろい!

一方、「12歳。」は、冒頭で「大人でも子供でもない」って言ってましたが、、、なんだろう? 大人が偏見混みでみた子供って印象で、「アニメじゃない」って歌ったのに一番アニメアニメしていた、ZZみたいでした(いや、ZZにも良さはありますが)w

少し話がそれましたが、私の知る限りの少女漫画で、一番胸が切な苦しくなりました。いや、個人的には「NANA」より切なくなりましたよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供の視点から見た大人の社会

{netabare}OPと絵柄は想像できない程ヘビーな作品でした。小学生でありながら、芸能界の子役として活躍する紗南のちょっと背伸びした感性と、過去の体験から子供として大人を毛嫌いする羽山の年相応の感性といった、立場や考え方が異なる2人の小学生の目が捉えた現代社会の問題は様々な角度から切り取られ、時にシリアスに、時にコミカルに表現されていました。正直子供向けの作品としてはテーマがあまりにも共感しにくいものであったと思うのですが、そこは放送当時小学生だった私でも何故か楽しめていましたね。思えば思春期という、社会に意味も無く反抗したくなる(この場合、学校とか親とかですが)よく分からないエネルギーに満ち溢れた自分達の代弁者的な役割をこのアニメに無意識的に求めていたような気もします。大人に反感ばかり持っていた子供ではなくなってしまった今、この作品をきちんと見返すと、一体どういう気持ちになってしまうのか、少し怖くもありますが。こういうのがあるから、少女漫画は侮れないんですよねえ。少年向け漫画とはまた違った持ち味が今も昔も変わらずにあるのは、素晴らしい伝統だと思います。

時に辛い問題を抱えながらも、紗南を初めとした子供達はそれはそれはバイタリティに溢れていて、逃げずに向き合い、そして解決に向けて全力でぶつかっていきます。全力でぶつかる事を子供達は厭わない。大人になると全力で物事にぶつかるのは中々難しい物です。そういう意味では子供の方が未熟という既成概念は捨て去った方がいいのかもしれません。実際この作品は大人に向けての子供の視点からの問題提起な部分も含めているので、情けない大人に対する子供からの辛口のエールという見方も出来ます。

私が子供だった時は、全員が全員そうであったとは言いませんが、親の背中を見て、大人は凄いんだなという印象を持っていました。所が年を重ねるに連れて、大人のボロみたいなのも見えてきたりして、凄いと思ってたけど、実際そんな事はないのかも?みたいな疑問が出てきたりして。そういう微妙な心情を見事に表現した『こどものおもちゃ』。大人から見れば生意気な作品だと思いますけど、反面耳が痛い作品でもあります。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作ファン

アニメ<原作
原作の作画がキレイだからアニメだと
少し大雑把に見えてしまいました。。
でもストーリーは好きです。
キャラも大好き。女の子向けのアニメ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

68.2 8 アメリカでコメディなアニメランキング8位
トイ・ストーリー3(アニメ映画)

2010年7月10日
★★★★☆ 3.9 (132)
1139人が棚に入れました
CGアニメの先駆けとなったディズニー/ピクサーの人気ファミリー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。成長しておもちゃを卒業した主人アンディの手を離れ、ひょんなことから託児施設へ寄付されたおもちゃたちを待ち受ける絶体絶命の危機と心温まる絆の物語を、手に汗握るアクションと感動のストーリー展開で描き出す。声の出演は引き続きトム・ハンクス。監督は前作や「ファインディング・ニモ」などで共同監督を務め、これが長編単独初メガホンとなるリー・アンクリッチ。 ご主人様のアンディと楽しい時間を過ごしてきたおもちゃたち。しかし、17歳になったアンディは、すでにおもちゃで遊ぶこともなくなり、また大学へ進学するため引っ越しの準備をしていた。そして、アンディの一番のお気に入りだったウッディだけが彼の引っ越し先へ持って行かれることとなり、バズや他のおもちゃたちは屋根裏部屋行きに。だが、ある手違いで危うくゴミに出されるところだった彼らは、ウッディの説得もむなしく、サニーサイドと呼ばれる託児施設行きを決断する。ロッツォというクマのヌイグルミに迎えられ、新たな遊び相手が出来たことを喜ぶ一同。ところがそこは、おもちゃを破壊する凶暴な幼児ばかりの、おもちゃにとってまさに地獄といえる場所だった。ひとりその難を逃れていたウッディは、仲間たちの危機を知り、急いで彼らのもとへと向かうのだったが…。

声優・キャラクター
唐沢寿明、大塚周夫、日下由美、辻萬長、所ジョージ、松金よね子、小野賢章、三ツ矢雄二、永井一郎、東地宏樹、勝部演之、高橋理恵子
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ハンカチがびしょ濡れになるまで・・泣いた。

「トイストーリー3」
ディズニーピクサーのトイストーリー3作目

前作までと同じコメディに今までなかったシリアス感がプラスされて
アンディが大きくなったことによって変わる日常と
おもちゃの人生のリアルさ、切なさを感じると同時に
観ていて温かい感動を味わいました。
1作目出た時に丁度生まれた世代なので
アンディと同じ時系列で大人になって観ることが出来たのが嬉しい。

開始早々ウッディの彼女ポジションの
羊飼い「ボー・ピープの行方」がセリフの一部で伝えられ
{netabare} 赤ちゃんの部屋に置くランプの一部だから、
すでにほかの家に譲られてしまったらしい {/netabare}
捨てられたり、あげられたりするおもちゃのリアルを感じた。

↓ここからただの感想文(笑)♪

笑ったシーンww
{netabare}
たくさん笑えたシーンがあったけど
特にケンとバービーの出会い&一目惚れに爆笑して
バズのスペイン語モードに爆笑した(笑)
それまで涙にぐっしょり濡れたハンカチ持って泣いてたけど
最後のバズのダンスに思わずハンカチをテレビに投げて
「ふははッwww」って大声で笑った。
{/netabare}

泣いた場面 ラストのネタバレ有り
{netabare}
ラストシーンが近くなると泣ける
ここ最近泣かなかったのに
実際2回ボロボロになるまで泣いた。

1回目ごみ捨て場で燃えそうになったシーン
バズが目で「たとえ燃えて消えても一緒だ」
みたいな・・無言で伝えて皆で手を繋いで、死を待つようなシーン
ダメだ・・もう泣くっ(泣)

あのロッツォとかいう※※(自粛(笑))熊のせいで
ゴミ捨て場に連れてかれて
「結局あいつ逃げやがったぞッ卑怯者!おこだよ怒!!」って
観てて怒りが湧いた。
まぁ、「皆が仕返ししようぜ」て言って
ウッディが「仕返しする価値もないさ」と
言ってたのが大人になったんだなぁ・・としんみりした。
あの熊の結末にインガオーホー!って思った。
最後はお決まりの改心&いい奴になるのかなと思ったら
見事裏切られた。人間もすぐに変われないってことなのか。

2回目アンディがボニーにおもちゃをあげるシーン
おもちゃを大事にする子だと聞いて
アンディは宝物をあげることを決意する。
バズ、ジェシー、レックス、ハム達の説明とエピソードを話しながら
・・一人一人とさよならする。
おもちゃを心から大事にして心優しく育ったアンディの人柄が垣間見えるシーンだ。

一通り渡したら箱の中に大学に連れて行こうとしていた一番の宝物
ウッディが入ってることに気づく。
ボニーはウッディと前に会っていて「欲しい」と訴えてくる
アンディが困った表情をして、他のおもちゃと違って一瞬躊躇するのがわかる。
結局一番の親友をボニーに託した。その姿はもう大人そのものだった。

そしてボニーとおもちゃで遊ぶ姿が泣ける。
おもちゃとしてもアンディに最後遊んでもらえて嬉しかったんだろうなぁ
このシーンがあまりにも感情移入して泣いた。
例えば小さい頃トイストーリー見ていた男の子が
いつか父親になり息子を連れて映画館に足を運んだら
間違いなく号泣するだろう。
アンディ、きっといいパパになるよ。
{/netabare}

大人になることは子供だった時の自分を忘れていくことだから
アンディが大人になってしまう3作目を見るのが怖かった。
{netabare} ジョンスミスが不在で進行するポカホンタス2や
エリック似のアリエルの娘リトルマーメイド2による
続編に対する警戒心が強かったのもある {/netabare}
今まで避けていたけどディズニーチャンネルで
放送してくれたので本当に観てよかった。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

子ども向けアニメのひとつの理想の形

2010年日本公開の劇場アニメーション。
最初に見たのは映画館でした。友人が「今回のトイ・ストーリーは大人のほうが感動するらしい」と言ったのがきっかけで二人で見に行きました。

エンターテイメント性とメッセージ性のバランスがとても良い作品ですね。
メッセージ性を明確に感じますがが押し付けがましくなく、感動もしますが描写もくどくないです。
子どもとおもちゃの関係はこの3作で綺麗に纏めていますし、1からの積み重ねが活きているのが良いですね。私は3が一番好きなんですが、1から順番に見るのが当たり前という感覚になってます。三部作映画のお手本ですよね。
誰もが経験するようなことがベースになってるので共感もしますし、世界観や雰囲気も、何処にでもありそうで何処にもない幸福感が切なくなります。

ロッツォのラストについては不幸せな終わり方ではないのはわかりましたが、どう解釈したら良いんだろう?と思っていたらオーディオコメンタリーに一つの回答が!レンタルでも見られるので、興味のある方は是非。

製作スタッフのオーディオコメンタリーを見ると、ビジュアル面もストーリー面も真剣に作っていて、悪い作品にはならないなあと思います。
「何を伝えたいか」がしっかりしていて、「どう伝わるか」も考えて作られているのがよくわかります。だからこそ解釈が分かれるような点がほとんど無く、本作の魅力と強みになっているのでしょう。

3で重視されたのが人間の描写で、本作は3DCGの進歩が素晴らしいです。
1からは15年も経っているんですね。人のモデリングと動きが目覚ましい進歩で、子どもが本当にかわいらしいです。
スタッフもそれは凄く意識していたそうです。
確かに、表情と仕草からキャラクターの気持ちがしっかり伝わってこないと、本作は素晴らしいものにはならなかったかも知れません。

全体として子どもが見ても楽しめて、大人が見ても共感できるようになっています。
親子で見ても楽しめて子どもが大きくなったらまた新しい発見があることが、子ども向けとして理想的だと私は思っていますが、本作はそういう作品になっていると思います。(2016.3)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

夢を現実にしたピクサーの精髄

初まりの物語が完全に一つの円となって閉じた。今まで見てきた3Dアニメが全て色褪せるほどの傑作。


何も無い所から、自分たちの実力で夢を現実にしたピクサーの精髄。メインだけでなく、悪役も、脇役も魅力的なキャラクター、ワクワクドキドキさせる脱出劇、押し付けがましくない泣きの部分。オマケの「ディ・アンド・ナイト」までテーマも、そのシンプルでありながら巧みな表現も文句無し!。


夢のような、ピュアな心に帰れるまさに大人も子供楽しめるアニメーション。個人的にはおもちゃならレックスがピカイチ、ボニーも凄く可愛いくてグッド。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

62.5 9 アメリカでコメディなアニメランキング9位
エル・カザド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (173)
1115人が棚に入れました
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者で1人の少女に巨額の賞金が懸けられていた。その少女の名はエリス。数多くの賞金稼ぎたちが彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにし、ふとしたいきさつから他の賞金稼ぎから救うことになる。そして、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことをきくという条件で、かくして賞金首と賞金稼ぎの、奇妙な逃避行が始まることになる…。

声優・キャラクター
清水愛、伊藤静、久川綾、三宅健太、宮野真守、三木眞一郎、立木文彦、井上麻里奈

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ガンアクション+魔女のアニメ 「いえっさー!」

全26話、真下監督美少女ガンアクション3部作の3作目。

賞金首で魔女のエリスと賞金稼ぎのナディの旅の物語。

他の2作品よりもキャラがとても個性的で丁寧にしっかり描かれているのが印象的でした。
特にエリスちゃんの純粋無垢で天然が入っている不思議ちゃん具合がたまらなくよかったなあ♪

ガンアクションとは言うものの、各キャラの心のつながりや動き、絆が深まっていくところなんかは、時間をかけてじっくり描写しております。
感情を持たないエリスちゃんが、少しづつ感情を持ち始め、ナディとの距離が近づいていくところなんか最高でした。

1クール目は1話完結的で、本線の動きはゆっくりですが2クール目あたりから動き始めます。
エリスちゃんが色んな組織から狙われ続けますが、最後は綺麗に収束します。

音楽はNOIRやMADLUX同様梶浦由記さんです。
個人的には最終話綺麗にまとめすぎたかな?なんて思いました。(気になる伏線があったので)

エリスちゃんの「遺言があったらどうぞ」の台詞にナディとの硬い絆を感じました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

☆リリオ可愛い♪

ロードムービー的な美少女ガンアクションです。
なんかまったりのんびりのガンアクションで
面白いです。捨てがたいアニメですね。(*^^*)


監督/真下耕一

シリーズ構成/金巻兼一

キャラクターデザイン/菊地洋子

音楽/梶浦由記

アニメーション制作/ビィートレイン


OP 「 光の行方」

ED 「 romanceque」

放送期間
2007.4.2-9.24月曜25:30-26:00テレビ東京(全26話)

漫画「チャンピオンRED」秋田書店


主観的評価(B)



追記欄_

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真下三部作の三作目

MADLAXよりよっぽど良かったけど、NOIRよりは面白くない。そんな感じです^^;
考えて見ればこの三部作、すごい似たり寄ったりだったなーと思います。でも、色々試行錯誤してもっと面白くしようと考えてるのが伝わってきましたね。
音楽はこれに合ったのをしっかり使ってますし、作画も表現するに足る物になってます。
声優さんの演技もなかなか良かったです。
正直なところ25話の感じを見て、これはいつもと同じか?と思わされましたが、最終話をしっかり作ったところはかなり評価できると思います。
もしMADLAXを見てもういいかなって思った人がいるとしたら、もう少し!もう少し見てやってください!
少なくともMADLAXよりはいい作品ですから^^;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

72.1 10 アメリカでコメディなアニメランキング10位
ズートピア(アニメ映画)

2016年4月23日
★★★★☆ 4.0 (188)
1097人が棚に入れました
体の大小や、肉食か草食かに関わらず、動物たちが平和に共存する大都会ズートピアを舞台に、夢を信じる新米警官のウサギ・ジュディが、夢を忘れた詐欺師のキツネ・ニックと共に、ズートピアに隠された驚くべき事件に挑んでいく姿が描かれる。

声優・キャラクター
上戸彩、森川智之、三宅健太、玄田哲章、竹内順子、高橋茂雄

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これが本当の《意識高い系・社会派アニメ》。やるなディズニー!

本作については、一時あにこれの2016年春シーズン作品ランキング1位になっていたことから、個人的に結構気になっていたのですが、わざわざ映画館に足を運んで鑑賞するに至らないまま、いつの間にか上映期間が終わってしまいました。

それが先日、たまたま視聴する機会があり、これが私の事前の期待を遥かに超えて興味深い内容だったので、これは早速、紹介レビュー書かなくちゃな、と思った次第です。

さすがのディズニー作品・・・というよりも、むしろこれ、アメリカじゃないと到底、発想が生まれないし企画も制作も通らない種類の作品だったんですね。

幾ら金が掛かっているのか分からないフル CG技術は勿論秀逸だと思いますが、それよりも本作の場合は、シナリオが実に見事で、見ていて何回も「う~ん、そう来たか」と唸ってしまいました。

だいたい、CG技術だけなら『アナと雪の女王』で既に同等なものを見ていますし、私の場合は、以前書いたレビューのとおりアナ雪のシナリオは実は大して評価していません(・・・というより字幕版と日本語吹替版の2回も鑑賞したにも係わらず、アナ雪は私の頭の中ではとっくの昔に風化した作品になってしまっています)。

だけど本作は、たった一回視聴しただけなのに、かなり鮮明というか、今後もきっと長く忘れられないだろうな・・・と今から確信できる程の強い印象が残りました。

それは、アナ雪に代表される「安心できるけど詰まらない」印象(私だけ?)のディズニー作品というよりは、アメリカという国と社会が現実に地上に存在し、そしてそこへの“問題意識“と、しかしそれでも、それを努力して乗り越えようとする制作者側の“希望”とが滲み出ているようなコンセプチュアルな作品、“日本という国と社会”があってこそ生まれる見事なアニメ作品(*1)があるのとパラレル(平行)な関係で、現代の“アメリカという国と社会”があってこそ生み出された作品・・・という風に私には見えたわけで、そういう意味で、本作こそ正真正銘の《一見の価値がある作品》と個人的に捉えたいわけです。


◆「被害者ビジネス」「弱者利権」「ポリティカル・コレクトネス」「ソーシャル・ジャスティス」

要は、こういう言葉に少しばかり関心がある人にとって、見応えのある作品ではないか、と私には思えたわけです。

そういう意味で本作は、日本のアニメ作品の中でも《社会派アニメ》とか《意識高い系》と一部で評されており、私も実は以前に少しばかりの期待をもって視聴してみたものの、結局「何だコレ?こんな浅い内容で終わっちゃうの?ガッカリだなあ・・」という感想にしかならなかった作品群(あえて具体名は出しませんが)とは、完全に一線を画す作品に個人的には見えたわけです。

ちょっと解説すると、「被害者ビジネス」とか「弱者利権」というのは、読んで字の如くですが、“自分が被害者だ・弱者だ”ということを(それが事実かどうかはともかく)殊更に強調し感情的に捲くし立てることによって、相手側のまっとうな理屈に基づく異論反論までをも遮断して、自分の都合を押し通すタイプの問題行為であり、とくにアメリカでは、1960-70年代のいわゆる「それまで差別され抑圧されていた人々」の「解放の時代」が一段落したあと、1980年代に入って以降に、今度はそのやり過ぎの反動として顕在化してきた問題で、政治的あるいは社会的に「ポリティカル・コレクトネス(政治的適正さ)」とか「ソーシャル・ジャスティス(社会的正義)」とは何か?ということを巡って、長々と真剣な議論が続けられ、司法的ないし政治的な判断が時に示されたり、双方の部分的な合意がこれまで積み重ねられ続けている重要かつセンシティブな事柄です。

そういう点で、アメリカとは国や社会の成り立ちや在り方に違いのある我が国の場合は、問題意識そのものが、アメリカに比べるとどうしても浅く甘い感じになってしまい、問題の片方の側だけ(つまり自称「弱者」の側の主張だけ)をやたらに扇情的に強調するだけのタイプの作品がこれまで目立っていた(今も目立っている)ような印象が個人的にはあり、前述のような《社会派アニメ》とか《意識高い系》とされる作品について、これまで視聴済みだけれども特に評価すべきほどの感想も持てず、かといって別に酷評するほどの感想もないので、そのまま放置してきた作品が幾つかあるわけです。

その点、本作は、私にとってほぼ初めて、肯定的な意味で《社会派アニメ》として高く評価したい作品となったわけで、そういう意味では、自分がこれまで高評価を付けてきた、自分が何度も見たくなる《大好きな作品》というわけではないので、個人的な評価点数をそうした種類の作品の限界と決めている4.4としました。

公式サイトによれば、8/24にBD/DVDがリリースされるそうで、それを機会に、より多くの方に視聴していただきたい個人的な《お勧め作品》となりました。

(*1)日本ならではの作品・・・それは主に、世界基準だと異常なくらいに“感情描写が繊細な”作品群と個人的には考えています

投稿 : 2024/06/08
♥ : 37

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ズートピア。それは草食動物も肉食動物も、みんなが仲良く暮らし、誰でも何にでもなれる街。

2016年公開のディズニー映画。

動物がメインだし、
子ども向けかと思ってあまり意識していませんでしたが、

これは面白かった!!

大人も子どもも、
どの世代も純粋に「面白い!」と楽しめる作品です^^

120分ほどの作品ですが、
時間を長く感じずに、ずっと楽しめました♪


● ストーリー
肉食動物が草食動物を襲い、
草食動物が肉食動物を恐れていた時代は、昔のこと。

今は肉食動物と草食動物が共に暮らしている。
最初に仲良く暮らした街が“ズートピア”。

ウサギのジュディ(♀)は、
警察官になることを夢見た女の子。

周囲から無理だと言われてもあきらめず、
夢を叶え、ズートピアの警察官になったジュディ。

詐欺師でキツネのニック(♂)に協力させて、
14匹の動物が行方不明になっている事件の解決に乗り出した。


ジュディが警察官になる過程もひとつの大きなストーリーだし、

ジュディが警察官になってズートピアで働き、
ニックと出会い、
行方不明事件に関わることになり、
ほとんど残されていない手がかりを追っていく…。

とにかくストーリーが目まぐるしく動いていきます。

そしてその展開ひとつひとつに、
次へつながる重要な手がかりが隠されていて、面白い。

次から次へと何かが起こる怒涛の展開というよりも、

「これで一件落着。」と息がつけると思ったら、
実はもっと大変なことになっているじゃないか、な驚き。

とにかくよくできたストーリーなんです。
伏線の張り方&回収の仕方が上手い!

夢をあきらめないことの大切さを説いていたり、
アメリカの人種差別を匂わせる部分もあったり、
テーマも奥深く感じます。

かわいい動物のお話かと思ったら
それは大きな勘違いで、

ざっくり言うと、
警察官が大きな事件を解決するために奔走するお話でした。


● キャラクター
夢見ることをあきらめず、夢を心の支えにしている、
前向きなウサギのジュディ。

彼女の夢を信じる心は、
何よりも彼女を強くする。大きな行動力を生み出す。

そんな彼女の姿に共感したり、
励まされたりした人が多いはず。

私もジュディ大好きです♪


そしてジュディのパートナーとして活躍するのが、
キツネのニック。

詐欺師です。悪いやつです。頭の回転を活かしたスカした野郎です。

なのになぜだろう、
物語が終盤になればなるほど、ニックがかっこいいんだよな~。

「やれやれ、しょうがないなあ。」なキザな表情が
たまらないんですけど(*´Д`)ハァハァ

一緒にいて頼りになるところもかっこいいのだけどね♪

キザなんだよな!ナルシストなんだよな!

キツネにここまで感情入れ込めるのは、
ニックが初めてです(*´Д`)


主要人物である2人はもちろん、
他の動物もいいキャラしてる♪

個性や性格がしっかりしていて、
動物というより人間みたい。

だけど動物の特徴も残していて、
それがいい味出してます♪

ニックの友達であり、免許センターの職員でもある
ナマケモノのフラッシュが特に私のお気に入り♪

動きも会話もスローすぎて、
大爆笑でしたwww

表情の変化がスローで流れるというのもなかなか斬新♪
ひたすら楽しませてもらいました^^笑


● 作画
毛並み感といい、
表情といい、

もはやアニメなのか?と思ってしまうほどリアル。

アクションシーンも見ごたえあるし、
ズートピアも不思議な街だし、
いろいろな動物が登場するし、

抵抗なく楽しめました♪


● 音楽

【 主題歌「トライ・エヴリシング」 】

英語版ではシャキーラが、
日本語版ではDream Ami(E-girlsの元メンバー)が歌っています。

英語版はかっこいいし、
日本語版では歌詞の意味がよくわかるから感動するし、

私はどちらも好きです^^

ズーラシアンブラスとコラボしたバージョンも好き♪


DVDには、
BGMが収録されたスタジオでのインタビュー映像が入っています。

これを観ると、
BGMをもっと楽しみたくなりました♪


● まとめ
観た人の話を聞いたことがなかったし、
観る前はそれほど楽しみにしていなかったのですが、

実際に観てみるととても楽しめて、
心に残る作品となりました♪

大人も子どもも楽しめる作品であることは、
間違いなしです^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

新・伏線の教科書

2D吹き替え版を劇場鑑賞。


物語における伏線の張り方は二種類に大別されると思います。

一つはバチン!バチン!と音が聞こえるくらい、
これ見よがしに伏線を張り、受け手にもろに意識させるパターン。
ホラーや泣きゲーなどに多い伏線です。

もう一つは受け手に伏線と意識させないようにヒタヒタと伏線を張って、
受け手のガードがら空きになった脳天に向けて伏線を起爆させ、
心の奥深くにテーマやメッセージを食い込ませるステルス(隠密)型の伏線です。


“ウサギ初”の新米女性警官の奮闘記であるこのディズニー映画はどちらかと言うと後者。
ステルス伏線の巧妙な使い方で鑑賞者を魅了し、楽しませる逸品です。

元より、本作はそれぞれの動物らしさという世間の先入観で、
外見や行動パターンが構築されたアニマルキャラたち。
○○らしさ、ありのままという固定観念。
それらを何にだってなれるというズートピアの理想や、
主人公ウサギ警官による夢パワーで、揺さぶったり、乗り越えたりするのがテーマ。

そのため、伏線を秘匿するための化けの皮は街中にいくらでも転がっています。
大体、ウサギ警官の相棒からして、キツネの詐欺師w
ステルス伏線にとってはズートピアは圧倒的なホームグラウンドなのであります。


が、それ以上に、伏線を張るスタッフの技術が老獪過ぎて素晴らしいです。

単なるアメリカンジョークかと思いきや物語の重要な鍵だった。
この程度なら特にハリウッド等ではよくある伏線技術。

ですが、本作ではさらに、伏線回収されたと思ったら、実は回収こそが次の伏線でもあった。
あるいは回収された伏線は一本に過ぎず、実はあの場面にはまだ伏線が隠されていた。
その他、小物を活用した伏線の刷り込みも多彩。
サバンナの生態系並に多種多様な伏線技術が
小気味よいテンポで披露され飽きさせません。

伏線回収のタイミングも上手いの一言。
例えばジョークのネタに偽装した伏線。
それを場面の印象を忘れかけた頃に、コツンと伏線回収して、
ノーガードのハートに喜怒哀楽や社会風刺を突き刺してくる。

こうした手練手管の限りを尽くしたエンタメ精神が実にお見事。
伏線回収で私がこんなに舌を巻くのは、
私的伏線のバイブル『ダイ・ハード』一作目以来かもしれません。


ちょっとした詐欺が横行するストーリーだったからなのか、
伏線を張るのって、何だか詐術に似ているな。
という着想も得てしまいましたw

でもこういう詐欺だったら大歓迎♪
振り込め詐欺は多くの人を騙して、金品を奪い、泣かせます。
でもズートピアの詐術の如き鮮やかな伏線技術は、
せいぜい私の心と主題歌ソングのダウンロード料金をかっさらうくらいw
実に気持ちよくキツネにつままれ大満足な劇場映画鑑賞。

スタッフには万感の想いを込めてこの“詐欺師”め!という謝辞を贈りたいと思います♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

63.1 11 アメリカでコメディなアニメランキング11位
ヘタリア The Beautiful World(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (132)
919人が棚に入れました
「ヘタリア」アニメシリーズ、待望の新作! “キラ☆キラ"をテーマに、パワーアップした「ヘタリア」が帰ってきた! !

日丸屋秀和の描く驚異の大ヒットコミックス「ヘタリア Axis Powers」(幻冬舎コミックス刊)をアニメ化。
世界各国を擬人化した「キャラクターの魅力」や卓越したギャグセンス、さらに「感動」や「ときめき」まで詰め込んだショートアニメーション。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

段々とキャラアニメになってきた

”国”を擬人化した、のんきでシュールでありながらも、結構ブラックなジョークを含んだショートアニメ。
歴史とお国柄を反映したキャラをみるのが楽しい一風変わったシリーズ作品です。

じつは5期にあたる本作。
製作スタッフが一部変更になっています。
ちょっと絵柄が濃くなったかんじですが・・・バカっぽさと毒が確実に薄くなっています。


5期まで続いて何となく、擬人化から離れていきました。
風刺的なネタは相変わらず扱いますが、”国”を皮肉っているというより、もう確立してしまっているキャラをイジっているだけになってましった様相。
ヨーロッパの中世史から近代史をベースに、危険な毒を振りまいていた前作に比べるとイキオイが無くなったなぁ・・・と思うのは、慣れてしまったせいなのか、作風が変わってしまったせいなのか。

ただ、アニメーションとしての質は向上してます。
少し丸みが増して色彩が濃くなった作画は好みのわかれるところですが、総じて安定していました。
まぁ、面白キャラを見る作品なので、作画の良し悪しはあまり関係ないのですが、1期当初の頃のお手軽感から比べると随分と”アニメらしく”なってます。

元々キャラは腐女子ウケしそうな男子キャラばかりでしたが、今作では女の子にも結構スポットがあたっていて、エピソードにも絡んできます。
これはこれで可愛いのですが、やはり無難というか毒はない話が多く、イマイチ物足りなく感じてしまいます。
というか、キャラが入り乱れて、誰が”国”で、誰が人間なのやら、よーわからん状態にw
なんか、世界観が変わってきてます。


色々と多彩になってきてますが、やっぱり枢軸3国同盟トリオ(イタリア、ドイツ、日本)がでる話が一番面白い。
この3人はキャラ立ちが抜群なうえに仲がよく、イタリアのボケをドイツや日本がフォローするという役割が出来上がっていて、コメディがサマになります。
もっと彼等の活躍を・・・と、思いますが、そもそも偶像劇的な構成で風刺をするのがお決まりなのであまり特定のキャラに寄った作り方はしないのが少し残念。
一応、主人公はイタリアなんですけどね^^


面白いは面白いですが、正直ちょっと飽きてきた感は否めない。
もっと近代の風刺など(ギリシャの破綻や中国の経済成長)も入れて黒いネタをやると面白いと思うのですが・・・・シャレで済まない気もします^^;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エンディングに力が入ってますね

視聴中

実は4期までキチンと見ていなかったりする 

一度映画版も含めて見直そうと思う。

作画は… まぁこんなもんなんでしょうか?

戦車の最初のカットがすごかったから「すごいやん」って思っていたら2カットから手抜き感が半端なかった件w

とりあえず国がたくさん出てくるのでそれを把握しつつ見てみます

視聴完了

1話1話が短くてさっくり見れた。やはり一度3期まで見直してみようかと。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

Beautiful? キャラが子どもっぽくて可愛いからPretty Worldで良いと思うよ

(2013.1/29 1話:それぞれの戦場)
ドイツ、本当は手裏剣に興味津々じゃないかwww
日本のセーラーも似合っていて可愛いな(゚ー゚)(。_。)ウンウン

ドイツの科学力スゴイな!
「ナチスの科学は世界一チイイイ!」って感じwww

イタリアの戦車、デザイン重視かよ!てっきりフランスかと思った(゚д゚;) しかも実用性ないしwwww

(2013.2/5 2話:学園ヘタリア 進め!新聞部! 前半戦)
シエスタ部(昼寝部)、とか部活じゃないwwww

まぁ、ロシアは覇権争いからはシエスタしちゃってますけどwww

それにしてもEDのイタリア、よく動くなヾ(~Q~;))((;~Q~)ノ


≪全話視聴後≫
世界史好きなら楽しめるとは思います。

けど、私は歴史は好きな方ではないので楽しむって感じではなく息抜き程度でしか観てないので肝心の物語は5話ぐらいしか覚えてないです^^;
 ちょい役ですが、佐藤利奈さんの声はいつ聴いても良い声です(*´▽`*)!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

58.9 12 アメリカでコメディなアニメランキング12位
HEROMAN ヒーローマン(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (91)
716人が棚に入れました
アメリカ西海岸の町に住む少年ジョーイは、豊かではないが日々ささやかで平和でちょっと退屈な日常を過ごしていた。\nある雷雨の夜、ジョーイの家にカミナリが直撃、数日前ゴミ捨て場から拾った古びたロボットのオモチャが巨大化し、不思議なパワーが宿る。ジョーイはオモチャを「ヒーローマン」と呼び、幼い頃から憧れたヒーローが現実に現れた事にワクワクするのだった。\nしかし、これは全ての始まりにすぎなかった。やがてジョーイとヒーローマンは遥か宇宙の彼方から襲来し地球に忍び寄る、恐るべき侵略者との戦いに身を投じていくことになる…。

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

HEROMANを観かえして

2010年、テレビ放送時にリアルタイムで観ていた好きな作品

気の弱い主人公ジョーイが奇跡の産物であるロボットと出会って悪い敵から世界を救うという話。

原作はスパイダーマンを生み出したスタン・リー
制作はボンズ
キャラクターデザインはベイマックスをデザインしたコヤマシゲトさん
リアタイ視聴時は意識していなかったが今考えると錚々たるチームである。

本当は1年放送するはずだったのに、リーマンショックの影響で2クールになってしまったというのは有名な話だ。

物語は超王道で観ていて熱くなれるし話も分かりやすい。
主人公がとにかくかわいいので、ピンチになると応援したくなっちゃうのが他の王道ヒーローアニメにはないところかな。

主人公ジョセフ・カーター・ジョーンズ(ジョーイ・ジョーンズ)の名前について、後から知ったことだけど、スパイダーマンの流れから、イニシャルが名前と苗字で同じ文字が来るらしい。
つまりはJ.J.になる訳だけれど、それってJOJOじゃない?
そこまで意識していたら面白いね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

じか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

王道

王道を往くアニメで、終盤すこし急いだ展開にはなるもののストーリーは良くできていて主人公ジョーイの成長が描かれている。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

にゃんだば〜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アメリカ版 ドラえもん

操作は、ジャイアントロボ。
スペックはドラえもん。

アメリカスタイルのドラえもんの挨拶は、グーパンチ!

見所は主人公(♂)が一番かわいい事と、ヒロインのお兄さんの扱いがひどすぎる事。

それにしても、メタルなお姉ちゃんのやさしい音色のベースとはなんだったのか・・・。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

67.6 13 アメリカでコメディなアニメランキング13位
リトル・マーメイド(アニメ映画)

1991年7月1日
★★★★☆ 3.8 (73)
653人が棚に入れました
“ディズニー・ニュー・クラシック”と称される、近年のディズニー・アニメの流れを作るきっかけとなった作品。童話としてはスタンダードな人魚姫の素材をディズニー風ミュージカルにアレンジして描いている。アメリカ本国で大ヒットを記録し、しばらく低迷していたディズニー・ブランドがこれで息を吹き返した。ヒットの要因は、現代風の軽快なテンポや、レゲエをふんだんに使った音楽のノリの良さ等様々あるが、中でも注目されたのが、従来の説教臭さを一新し、主役の人魚姫を中心にティーンエイジャーの青春ドラマとして仕上げた点。これが、アメリカでは十代二十代の観客の絶大な支持を集め、以後ディズニーの大作が注目を集めるようになった。'82年に大量採用した新人スタッフを大胆に投入したのもこの作品からで、その効果がよく出てリニューアルに成功した。映画の成功を受けてTVシリーズ化もされている。

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Part of Your World

リトル・マーメイドの主題歌Part of Your WorldやUnder The Seaは飽きるほど聞いているのですが、全編見たのは初めて。英語・字幕無しで視聴。
原作はラダーシリーズ・レベル1・アンデルセン・クラシックスで既読w

地上に憧れを持つ人魚のお話。

原作はバッドエンドなので、原作魔改造のディズニー版の方が好き。
喜怒哀楽の感情が全て詰め込んであるのはディズニーとして当然ですが、喜怒哀楽の山と谷が次々出てきて2時間で10回は泣けますw

アリエルは好奇心旺盛な思春期の女の子。アリエルが地上への憧れを漏らす度に切なくなり、何度もため息が出てしまいます。アリエルがたまらなく愛おしい。父親のトリトンとの微妙な関係も必見。意外と細い父と思春期の娘の描写があって驚いた。

男なのに何故だかディズニー・プリンセス物が大好物なんですが、アラジンとリトル・マーメイドどっちが好きかと言われると辛い選択かも知れない。もっと早く見ればよかった・・・色々挙げるとキリがないのですが、100回見ても泣ける文句なしの名作。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

色がたくさんあふれててきれい!

やっぱりハッピーエンドで終わる!
これが一番の指示する理由です。

アリエルの友達の魚たち、
とくにヤドカリが面白くてかわいくて好き。

魔女(悪役)も倒されるからすっきりする!

アリエルのお父さんが人間にしてくれるという粋な計らいが
良い!!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

悪くはないけれど

「人魚姫」の話があまりに有名なだけに、オリジナリティはどうしても薄れる。今や大人気のキャラクターであるアリエルは確かに可愛いけど、全体的に雰囲気が軽いので、人魚姫の悲哀さがなく物語りに重みがない。近年のディズニー映画に通じて言えることだが、今風の音楽や演出にかたより気味なので映画として濃密さに乏しい感じがする。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

63.1 14 アメリカでコメディなアニメランキング14位
ヘタリア Axis Powers 第2期(OVA)

2009年7月18日
★★★★☆ 3.7 (104)
591人が棚に入れました
世界中の問題を、各国で協力して解決するための“世界会議”。その席上で、若くエネルギッシュなアメリカがリーダーシップをとる。\nしかしあまりに個性的なアメリカの提案策をうけ、出席者たちはそれぞれに意見を出しあい、会議は混乱におちいっていく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

耳に残る

EDがやたら耳に残るのは、一気に観たからでしょうか(笑)
相変わらずの面白さです。

上品なおぼっちゃまっぽいオーストリア、
質実剛健だけど根は優しいドイツ、
礼儀正しく控えめながら、実は芯が強い日本、
ちょっとナルシストで世渡り上手?なフランス、
けっこう細かい部分も描かれているわりに、
かる~く観れてしまうのが良いです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

lemonade さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

国際交流のために見るアニメ

内容はあまり面白くないです。というかつまらないです。

ただ、外国人の思考パターン、関係とかいろいろ分かるのでそこは面白かったです。

5分アニメですぐ見れます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

御黒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ふわふわっと世界史のお勉強

世界史すきにはたまらない!
アニメ好きはこれで世界史を勉強したのでは?みたいな

私自身現在留学中なのですがへたりあの描く国民性っていうのがとっても分かる気がします 
残念な事にイタリア人の友人はいませんが…

腐向けとか気にせず男性にも是非みてもらいたいです

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

66.6 15 アメリカでコメディなアニメランキング15位
レジェンズ 甦る竜王伝説(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (88)
566人が棚に入れました
『レジェンズ 甦る竜王伝説』(レジェンズ よみがえるりゅうおうでんせつ)というタイトルで、2004年-2005年までフジテレビ系で放送。
【ストーリー】かつて地球上には「レジェンズ」と呼ばれる伝説のモンスターが存在した。しかし、レジェンズたちは「レジェンズウォー」という戦争の末、「ソウルドール」という結晶体に姿を変え長い眠りについていた。
そして現代、レジェンズは伝説の魔道具「タリスポッド」を使って復活(リボーン)させることが出来ることが分かった。各レジェンズはトルネード(風)、ヴォルケーノ(火)、ストーム(水)、アースクエイク(土)、スピリチャル(光)、ネクロム(闇)の六つの属性を持っており、各属性のタリスポッドを扱うことが出来る人間は「サーガ」と呼ばれる。

声優・キャラクター
井上和彦、岡村明美、那須めぐみ、鈴木真仁、南央美、齋藤彩夏、土井美加、山口祥行、渕崎ゆり子、天野由梨、竹本英史、前田剛、中野裕斗、沢城みゆき、石井康嗣、澤田博幸、安原麗子、松山鷹志

ひいろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

引き込まれる

一見子供向けっぽい絵とあらすじだけど、むしろこれは大人向けアニメなんじゃ・・・??と見続けていく内に思うようになりましたww

めっちゃ面白いです。
話が進むにつれどんどん引き込まれていきます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

白帝 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

こんなのが子供向けアニメなわけがない!!

見事に騙されました。

初めはコメディ調で物語が展開していくのですが──

大人になってから観るべきアニメだと思います。

とにかくハイクオリティなアニメを〝楽しみたい〟けど、昨今のアニメはどうにも薄い──という人が、まず初めに観るといいと思います。

子供に夢を届けるのが、〝子供向け販促アニメ〟の鉄則だと思います。

少なくとも私はそう思います。

感受性の強かった子供の頃の私には、ダイレクトに伝わり過ぎました。

今でも〝風が吹く〟と、この作品を思い出します。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

相田ふみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これは見るべき。

「笑いあり、涙あり。」という言葉が一番しっくりくるアニメ
序盤はギャグ全開で飛ばしてきて笑かしてくれますが、中盤のストリーの濃さはすごいです。
人の心情の描写がとてもよくできていて見てて飽きないしどんどん引き込まれます。
最終回までに何回か涙を流しました。
作画は雑に見えますがあえてそうしてる感じで世界観をよく表していると思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

62.4 16 アメリカでコメディなアニメランキング16位
ヘタリア World Series(OVA)

2010年3月26日
★★★★☆ 3.7 (92)
529人が棚に入れました
世界中の問題を、各国で協力して解決するための“世界会議”。その席上で、若くエネルギッシュなアメリカがリーダーシップをとる。\nしかしあまりに個性的なアメリカの提案策をうけ、出席者たちはそれぞれに意見を出しあい、会議は混乱におちいっていく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

世界の国々を擬人化した歴史コメディ

日丸屋秀和による漫画を原作にしたアニメ作品。

まず、「ヘタリア」というタイトルの語源は、
第二次世界大戦におけるイタリア軍の惰弱さを評して
「へたれなイタリア」の意で用いられたのがはじまり。

よくぞここまで。っていうくらい各国の擬人化がよくできていて、
中には、こんな扱いして良いのだろうか?と心配になりつつも、
ストーリーには無駄がなくて面白い。
それぞれの国の持つ気質とか、国民性や口癖、雰囲気などがそのまま。

例えば日本なら、物静かで真面目、趣味は空気を読むことと機械いじり。
見た目は若くても年配だったりするところや、
長い間の鎖国は「長い間引きこもっていた」と表現され、
自分の意見や感情をあまり表に出さないものの、
食べ物や二次元のオタク話には身を乗り出して豹変する・・といった具合。

世界の歴史が得意な人にはさらに現実味を帯びて楽しめるはずだが、
なにも歴史など知らなくたって、キャラそれぞれの日常も描かれ、
オリジナルエピソードもいっぱいなので、充分楽しめると思う。

また、時折ブラックジョークも散らしながら、
簡潔明瞭に歴史や国際情勢も学べてしまうのがいい。
だけど、ポーランドの描き方にちょっとだけ違和感。
作者にそのあたりの意図をぜひ、お聞きしてみたいところ。

そしてEDがやたら耳に残るのは、一気に観たからか(笑)
相変わらず、中毒になりそうな面白さ。

上品なおぼっちゃまっぽいオーストリア、
質実剛健だけど根は優しいドイツ、
礼儀正しく控えめながら、実は芯が強い日本、
ちょっとナルシストで世渡り上手?なフランス、
けっこう細かい部分も描かれているわりに、かる~く観れてしまう。

イタリア人が観ても喜んで笑ってくれそうなキャラ設定。
特にイタリアの南と北の関係とカラーの違いには、
昔から映画などでもよく語られることなので、ニヤニヤしてしまう。

個人的には、スイス、オーストリア、リヒテンシュタインの中欧編が好きで、
ハンガリーとイタリアの関係には、親近感が湧いてみたり、
北欧の5国の関係はなんだか、友達関係の裏側を見たような気もしてww

1期から3期へと回を追うごとに登場する国々も増え、
把握するために何度も公式サイトを行ったりきたりしながら
本編を観ていたが、人物が多いわりにはちゃんと楽しめた。
ちなみに、登場人物が多い分、声優陣もかなり豪華です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

擬人化から擬ホニャララ化へ…完全なキャラ遊び

本サイトでは「Axis Powers 第3期」となっているが、実際は3期・4期に当たるヘタリアWorld Seriesのことだと思うので、こちらにレビューを書くことにする。

前期Axis Powersでは、「戦争を笑いのネタにすることには抵抗を感じる」旨のレビューを書いたが、本作では戦争色はかなり薄くなったという印象を受ける。

だが、本来こういう「国」を擬人化したのなら是非描いてほしい、過去の様々な歴史的出来事から現代に脈々と続く「へ~、そうだったんだ~!」的な各国の関係性だとか、風習などを描くエピソードもまた、残念なことに薄くなってしまったように感じる。

では結局、何が最も印象に残ったのかというと、それぞれ個性の異なるキャラクター達が、何やかんやとじゃれ合ったりする様子や、擬人化を通り越して遂に「擬ネコ化」までさせることで、明らかに女子ウケを狙ったな…ということである。

国を擬人化させるというアイデアと、1話5分で「何気に世界の歴史が学べちゃう」と、ストーリー次第では非常に有意義なコンテンツになれそうな作品だけに、一部の視聴者に媚びたような内容になってしまったのは残念の一言に尽きる。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5
ネタバレ

annabanana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

安定の面白さ

前期に引き続き、安定のおもしろさ(笑)
私は国籍豊かな環境で育ったので、こういう国民性を風刺したジョークをとても身近に感じるうえ、実際あるあるな特徴ばっかりなので、ヘタリアは全作品非常に気に入りました。

一部の大人のお姉さんはキャラクターのカップリングでこの作品をエンジョイしてるので、ホモ作品と言われがちですが{netabare}(実際原作でもちびたりあのストーリーは明らかにホモだし){/netabare}、その要素なしでも十二分に楽しめると思います。

あと、私はあんまり世界史に詳しくないので、これでちょっとだけ勉強させてもらってるっていうのも評価のポイントです(もちろん焦点が偏っていることも、正史の表層しか触れていないことは十分承知です)。
実際これを見て、世界史に興味を沸いたのは事実ですし(笑)
BASARAといい、歴史上の人物とかをイケメンにすると勉強する気が起きるのはなんででしょうか(笑)

ただ今期からキャラクター(国)が増えたので、そこのところはちょっと戸惑いました。
個人的な意見ですが、顔の書き分けがあまり上手じゃないので、非常に似ているキャラが多く(特に主人公級ではないヨーロッパ諸国)、国名とキャラの顔が一致しないことも多々ありました。
でもまあイケメンだから全て許す。

個人的に好きなキャラはロシア、ドイツ、日本です(*^ω^*)

5期の製作が決定しているので、とても楽しみにしています♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

71.1 17 アメリカでコメディなアニメランキング17位
SING/シング(アニメ映画)

2017年3月17日
★★★★☆ 3.9 (51)
349人が棚に入れました
人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなハリネズミなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。

声優・キャラクター
内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、斎藤司、山寺宏一、坂本真綾、田中真弓、宮野真守、谷山紀章、水樹奈々、大地真央

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

SING(歌って)。最高の音楽ショーの開演です♪

ユニバーサル・スタジオの子会社である、
イルミネーション・エンターテインメント製作の長編作品・7作目。
2016年公開。

音楽が関係する作品なのは知っていましたが、
これほど音楽にあふれている作品だとは♪

海外アニメなので、洋楽のカバーが多いです。
音楽を存分に楽しめて、大満足です^^

110分ほどの作品です。
日本語吹き替え版を視聴しました。

DVDには短編アニメーションが3本入っていたりと、
特典も充実しています^^

短編も面白かった♪


● ストーリー
コアラのバスター・ムーン(♂)は、
幼い頃に見た舞台に魅せられ、劇場主となった。

しかし、劇場の経営は振るわず、ピンチだった。

起死回生をかけ、
歌のオーディションを行うことにしたバスター。

10万ドルの賞金を目指して、
歌自慢のアマチュア達がバスターの劇場に集まった。


登場するキャラクターは
みんな動物です。

だけど、表情も動きも、
まるで人間のようです。

支配人のバスター、
そして、音楽に関する夢を抱えてきた動物たち。

心のどこかで夢をあきらめていた。
そんな彼らのエピソードで構成されたストーリー。

とんとんとスムーズに流れていく展開、よかったです♪
面白かった♪


≪ ライブ ≫

音楽がメインなので、
歌うシーンが非常に多いです。

特にライブシーンは、
20分ほどじっくり時間をかけられていて、
もはや本物のライブです。

1曲終わるごとに、
素晴らしい!!!と拍手を送りたくなりました。

というか、気が付くと普通に体を揺らしながら楽しんでいて、
すっかりノリノリになってましたw

歌うだけではなく、
ライブの中でもストーリーが進んでいる演出も素晴らしい。


● キャラクター&声優
ストーリーも面白かったですが、
そのストーリーを作っていくキャラも楽しい♪

私のお気に入りは、
25匹の子豚の母親・ロジータ(♀)です^^

子育てや家事に追われる主婦業と、
歌の練習を両立させるたくましさ。

まさに母は強し。尊敬します。笑


歌がメインということもあり、
声優さんも歌が上手い方ばかりです。

というか、MISIAのような、
本職が歌手な方も声優として参加しています。笑

それだけ歌唱シーンに力が入れられていて、
ライブシーンは何度繰り返し見ても飽きませんでした。

最高でした。


ところで、トレンディエンジェルの斎藤さんがグンターを演じているのは、
「グンターさんだぞ。」を言わせるためですよね?笑

いやでも斎藤さん、
歌がすごくうまくてびっくりしちゃった。

豪華な声優陣の中でも、
後れをとっていませんでしたね。

グンターのキャラにもよく合っていたし♪

グンターと斎藤さんのコラボ動画、
ナイスコンビすぎて笑ったわwww
(↑公式サイトで見れます^^)


● 音楽
これはもう、
聞いてくださいとしか言えません。笑

音楽が好きな人には、
たまらない作品だと思います。

私はすっかり魅せられました。

吹き替えを担当された声優さんたちが歌った歌が
日本盤サントラにも全曲は収録されていなかったのが
とても残念でした。


● まとめ
最高のショーを見せてもらいました^^

アニメーション、演出、歌、歌声。
どれもが大満足です。

続編も製作中だそうなので、
期待して待ちたいと思います^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『LA LA LAND』でも『MOANA』でもなく『SING』という選択肢 今回“も”吹替がアツイ!!!

『ミニオンズ』『ペット』と世界的ヒットを続けざまに出しているユニバーサル発イルミネーション制作の3DCG長篇映画の最新作
コメディ映画や洋楽PVを多く手掛けるガース・ジェニングスが監督
擬人化された動物キャラクター達が暮らすアメリカ西海岸風の街を舞台に落ちぶれた劇場の再建をかけて素人の集まりが歌謡ショウを繰り広げるという音楽映画
途中、物凄くリアルな“洪水”の描写があり、それが見どころの1つなのですがあらかじめ断っておいた方が良さそうです
ちなみに既に続編の製作も決定しています


オンボロの劇場を運営するコアラの支配人、バスター・ムーン
彼は劇場の再建を掛けて一世一代の大博打を打つ
それは、誰も観たことのないショウ
一般の参加者から選び抜いたまだ見ぬ才能を持つ素人歌手を発掘し、ショウで発表するというものだった
賞金を誤魔化し、電気を盗電し、強引な買収まで行い彼は計画を実行に移す
オーディションでバスター・ムーンに選ばれたのは5組
家事と育児に追われる日々で疲弊しきっていた豚の主婦、ロジータ&彼女とペアを組むこととなったまるで正反対の性格のコミカルな豚のダンサー、グンター
ギャングのボスである父親にしごかれながらも、胸の内には歌手になることへの憧れを秘めた心優しいゴリラの青年、ジョニー
彼氏にコキ使われながらも、共に売れないパンクロッカーとしての巡業を繰り返すヤマアラシの少女、アッシュ
経験者であることを鼻に掛けてお高く留まる欲張りなネズミのジャズミュージシャン、マイク
音楽一家の長女で美声を持ちながらも内気で極度のあがり症の為に実力を発揮出来ずくすぶり続けているゾウ、ミーナ
そしてショウの成功を信じる楽観主義だが、ショウへの情熱だけは人一倍なバスター・ムーン自身を含めた6組の主人公達が織り成す音楽エンターティメント!


動物擬人化コメディということで『ズートピア』みたいなノリを想像していただけると分かりやすいかと思います
そして『LA LA LAND』や『モアナ』という風になぜか同時期にミュージカル映画が集中してしまった中で、今作は明白に音楽映画、しかも群像劇というジャンルを貫いているので他作品との差別化はちゃんと出来ています


つまり『天使にラブソングを』や『スウィングガールズ』や『フラガール』と同じです
ぶっちゃねこの手の映画の構成はほとんど完成されてしまっています
この半世紀ぐらいほぼテンプレート化されていて、今作も例に漏れず“特に物珍しさを感じる映画では無い”ことは断っておきます


具体的には
人生の低空飛行を続けてい主人公らが

音楽の楽しさに目覚め上昇志向で目標を目指す

だが思いがけない大トラブルに巻き込まれ一時はドン底に落ちる

最後のチャンスをモノにすべく全力で大舞台に挑む

ハッピーエンド
正直ネタバレでも何でもないので、今作もこーゆー映画の類と思っていただくのが正解でしょう


さて、では何が今作の魅力なのでしょうか?
まずひとつは劇中で流れるBGMや実際にキャラ達が歌う楽曲が、一部のオリジナル曲を除き世界的ヒットを飛ばした人気洋楽の原曲やカバーや日本語訳で、ソレが実に64曲も流れるということです
古いところではフランク・シナトラやビートルズ
懐かしいところではシンディ・ローパーやワム!
新しいところではレディー・ガガやケイティ・ペリーやカーリー・レイ・ジェプセンやテイラー・スウィフト
あとネタ的な役どころとしてきゃりーぱみゅぱみゅが3曲ほどかかかります(笑)
これだけで豪華なサントラが出来上がることが容易に想像出来ると思います
洋楽ファンなら高揚のあまり劇場でジッとしてるのが辛いぐらいです
しかもこれを動物キャラが真顔で歌っているのが笑いどころw


そして、歌う映画ということで本家アメリカのキャストも豪華
楽天家なバスター・ムーンはコメディもシリアスもこなす名優として数々の受賞暦を持つマシュー・マコノヒー
豚の主婦、ロジータ役に妖艶な魅力のリース・ウィザースプーン
傲慢なネズミのマイク役は『テッド』の監督とテッド役を兼任したセス・マクファーレン
悩めるティーンエイジャー、ネズミのアッシュ役は少佐、またはブラック・ウィドウことスカーレット・ヨハンソン
ゴリラのジョニー役には名門演劇学校出身の若手イギリス人で『キングスマン』で注目を浴びた、タロン・エガートン
ゾウのミーナ役にはyoutubeやオーディション番組で注目を集めた話題のシンガーソングライター、トリー・ケリー
コメディアンなグンターには、同じくコメディアン、そして声優としても人気なニック・クロール


『モアナ』のモアナ役には日米共に疑問が残った中、今作はなんとも気合の入ったキャスティングで申し分ないですね
ちなみにガース監督自身はカメレオンの受付嬢(200歳)ミス・クローリー役で出ている


で!ユニバーサル発イルミネーション制作の映画といえばやはり吹替版の出来が素晴らしいことはもはや周知の事実ですよね!?
昨年の『ペット』の吹替は今年度の「声優アワード」を受賞したことも記憶に新しい
今回もその大きな期待に応えてくれています!


バスター・ムーン役がコメディもシリアスも出来るマシュー・マコノヒーなら、日本ではウッチャンこと内村光良だ!


内気が故ほとんどセリフをまともに喋れないミーナ役
誰だ?このヘンテコな声の主は?
しかし歌いだすとすぐ分かる圧倒的声量、ってまさかのMISIAじゃねぇか!w


アッシュ役には東宝シンデレラ、長澤まさみ
昨年の『君の名は。』でもいい仕事してました!
ラストに彼女が歌うオリジナルソングは日本語詞に翻訳され、本編の彼女の心境とマッチしていて思わず泣いちゃいましたね;;


大きな体に優しい心と柔らかい歌声、ジョニー役にはスキマスイッチの大橋卓弥
ゴリラの姿と美声とのギャップが溜まりません


グンターさんには歌うま芸人として一躍有名になったトレンディエンジェルの斉藤さん!


おおっと???何も芸能人だけが主役じゃないぜ!本業のプロ声優も豪華な顔ぶれです


家弓さん亡き今の世、マイクが歌うフランク・シナトラの曲を物真似出来る声優・・・といえばやっぱり山ちゃんこと山寺宏一
彼がいるのに劇中で『バックトゥザフューチャー』のオマージュを入れたのは偶然が生んだ奇跡なのか、思わず笑いました
(山ちゃんは『BTTF』の吹替でマーティーもドクも演じたことがあります)
また、このマイクというキャラが「実力はあるが性格は最悪」という美味しいキャラで、彼の問題児っぷりは恐らく次回作に引き継がれることでしょう


ロジータは歌が上手い人妻!(だが豚だ!)
ソコにまさかの坂本真綾を連れてくるとは恐れ入ったwww
まさか真綾が豚を演じる日が来るとはwww
真綾が歌うテイラー・スウィフトの大ヒット曲「シェイク イット オフ」は聴き逃せない!
しかもデュエット相手が斉藤さんなのがまたなんともwww


その他にも田中真弓、宮野真守もおいしい役どころで登場
物語の鍵を握る引退した伝説の歌手、ナナ・ヌードルマン役として大地真央を起用するのはニクい


ちなみに『ペット』でもやってくれましたが水樹奈々、柿原徹也、村瀬歩、木村昴、佐倉綾音がネタ的に一瞬出てくる(ホントどうでもいい役w)ので探してみてほしいです


あと藤原文太こと石塚運昇さんが息子にドラテクを指南してるのも狙ってやってるとしか思えないw


『モアナ』の場合、いつものディズニーらしさを残しつつ意外性のある物語で中盤以降引っ張っていったのに対し、今作は純粋な意味で【可愛いキャラが!豪華なキャストで!!楽しい歌を歌う!!!元気の出る映画!!!!】というところに重きを置いていることを評価したいと思います


音楽映画って先にも言った通りもはや新鮮味に欠けるジャンルではありますが、“これぞ王道”と呼べる映画が毎年一本ぐらいあってもいい
そう感じさせてくれるパワフルな作品でした

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なにこの歌唱力の素晴らしさ!!まるでコンサートを見に来たみたい!!

☆映画館の吹き替え版にて見ました☆

〜あらすじ〜
動物たちの住む街を舞台した昔は栄えてた劇場を再建するため、オーナーのコアラが奮闘する物語

コアラのバスター・ムーンは自分が持つ劇場にすっかり客が減り没落していた
しかし心から劇場を愛するバスターは、劇場を守るため、世界最高の歌唱コンテストを開催し最後のチャンスに賭けようと決意する
さまざまな事情を抱える動物たちが、歌に夢をかけて活躍するミュージカル・コメディ。



CMで見て、歌がよかったから

外国の歌聞けるし?楽しそうだし?よし見よう!
と、映画館へ
しかし、そんな軽い気持ちで見た「SING!」は
ただの、ミュージカル映画ではありませんでした…!

{netabare}
まずはなんと言っても声優さんの歌唱力!!
なんですか!?いや、正式には声優さんじゃない人もいます
とにかくすごすぎ!
プロ顔負け!?って言えるほどでした!(日本語版)
しかも、何ヶ国でも上映しているSINGですが、歌を変えたり日本語にしたのは日本だけなんです!!
日本…すごすぎるっ!


〜今回のSING 歌について〜
歌はざっくり言って最初と最後の2回にあるわけですが、どちらも本当に引き込まれます!

特に最後!屋外でみんなと協力して作った劇場
そして成長した動物達が歌った歌…
本当に最高でした…
動物達それぞれに思いが込められていて…
ライブに行った後の余韻を感じた気分でした…

{netabare}
☆ゴリラ(ジョニー)
最初は父ともどもと悪党の手下で、仕方なく手伝っていたわけですが、こっそり抜け出してコンテストをしている間に父達が捕まってしまい、父に見捨てられてしまいます…

しかし!!
最後の歌を歌った時!父もその歌を聞き、惚れて、脱獄します!

「ジョニーだ…!俺の息子ジョニーだ!!」

そう言って、牢屋の格子?を手で(笑)壊し、ジョニーの元へ!
そして無事?に再会!
あのゴリラとゴリラの再会には感動しました(T_T)
ゴリラ〜(;∀;)
しかも、父は歌声に惚れて、ジョニーを息子だと認め、仲直り?したのです!!
本当によかったです〜(T_T)


☆ゾウ(ミーナ)
最初はおとなしくて人前では歌えなかったミーナ
コンテストでは歌えなく、照明係でパシられたわけですが(照明係うまかったです、いやほんとに!)なんと2回目の時にはみんなと一緒の劇場に出て歌えるように!!

しかも歌い出したらこの上ない素晴らしさ!
フィナーレだったこともあり、とても盛り上がりました!!

ゾウがジャンプした時は舞台が崩れるかと思いましたが、なんとか保ち、無事終わることができました!!!いやぁほんとにすごかったです!


☆ハリネズミ(アッシュ)
恋人とロックなギターをやっていたわけですが、アッシュだけ、コンテストで選ばれた為、恋人はショックかやけになりアッシュを降ってしまいました…

最初は落ち込んでいたアッシュでしたが、最後の歌には思いを込めて、そして吹っ切れた感じだったので見ててとってもじーんとしました!

そして、その歌を聞いていた元彼もカッコいいと気にいり再び惚れ直していた…!?
アッシュの服もかわいかった…ですよ笑


☆ブタ(ロジータ)
超超ちょ〜子沢山なわけですが、(なんと25匹も!?!?)とっても家庭思いの良いお母さんなんだと思います♪

家族多めの家庭でコンテストに行くため子ども達の面倒が見られなくなってしまう…
そこで考えた発明がいつもやっている事を機械化すること!

1日でその機械を作るなんてすごすぎでした!(詳しくは劇場で…m(_ _)m)
あんな事が出来るものなんだと!
見てて感心しましたいやすごすぎでしょっ!!

そして最初は乗り気じゃなかったオス(斎藤さんだぞの人)ブタさんとも最後はノリノリに歌っていてとても感動しました!一瞬夫を諦めて浮気したかと…笑
でももちろんちゃんと夫とも仲良しですよ♡

私の中では1番と言ってもいいほどのお気に入り、(すごすぎる機械作ったから)尊敬できるキャラでした♪

長々とキャラについて書いてしまいましたが…
{/netabare}内容ももちろん良かったんですがもう一つ!すごいなと思ったことが!
絵の使い方!背景転換などの演出法がとっても上手くキレイで「はわわ〜」って見惚れるほどでした!
ほんとにすごすぎです!!!

などなど、話したいこと書きたいことはたくさんあるのですが…

とにかく!{/netabare}この歌の上手さ!絵の使い方!もちろん内容も!
笑いあり涙あり歌あり!の最高の映画だと思います!
歌の余韻も…!

まだ見てないよーって人は見ることをオススメしますよ♪
私は今回日本語版を見たわけですが、英語版もぜひぜひ見てみたいなと思いました♪

そして!!なんとなんと!
続編!
がやるんです!!!!(日にちは未定)
映画の最後に発表されてとっても驚きましたが、ぜひまた映画を見て、そして出来たらまたレビューに書いて出したいなと思いました♪

5/12のMステにも出てるんですよ…|*゚ω゚)ノ"
何度も歌が聞きたくなる♪そんなオススメ映画です♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

72.4 18 アメリカでコメディなアニメランキング18位
トイ・ストーリー4(アニメ映画)

2019年7月12日
★★★★☆ 3.9 (42)
341人が棚に入れました
“おもちゃにとって大切なのは子供のそばにいること"──新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズらの前に現れたのは彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう…。ボニーのためにフォーキーを救おうとするウッディを待ち受けていたのは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会い、そしてスリルあふれる遊園地での壮大な冒険だった。見たことのない新しい世界で、最後にウッディが選んだ“驚くべき決断"とは…?

声優・キャラクター
《日本版声優》唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子、竜星涼

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

無限の荒野へ。さぁ、行くぞ。

トイ・ストーリーシリーズ大好きで、蛇足になりそうと心配してた人間だが、これには文句なし!。むしろ、前まであった僅かな弱味を克服し、更にテーマを前に進めて見せるなんて!。前と変わらんようなことを年年歳歳やってるこっちとは次元が違う。


キャラは、今回はお馴染みのメンバーじゃなく新キャラに振ったの正解だろう。だってみんな良いキャラなんだもん。


ボーの素晴らしさはどれだけ語ってもたるまい!。彼女とウッディーのやり取りを見てるだけで、おもちゃと人形なのになんでこんなに胸を打たれるんだ!。台詞だけでなく、微妙な表情一つでも心に染み入る繊細さと上手さがある。


そして、本作で白眉なギャギャビー。今回の重要な更進ポイントだろう。今までも悪役なキャラは出たが、単なる悪役じゃない幅のあるキャラだったのに、結局排除されて終わりなところがあった。本作は、ついにその救済が描かれる!。


そして、ラストへ…。寂しいがこの物語を追ってきて、テーマの進行をわかってる者なら必然だろう。


バズの表情や台詞一つでもう泣けて仕方がない。しかし、歳をとり迷いながらも、殻に閉じ籠らず無限の彼方を目指すのがカウボーイには相応しい。


同日見たこの夏話題のもう一本より100倍キュンキュンし、1000倍エンタメしてて、10000倍テーマが味わい深かった。まぁ、当然なんだけど。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

62.2 19 アメリカでコメディなアニメランキング19位
カーズ(アニメ映画)

2006年7月1日
★★★★☆ 3.7 (47)
305人が棚に入れました
「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」のピクサー社がクルマの世界を舞台に描く冒険ファンタジー。監督は「トイ・ストーリー2」以来6年ぶりとなるジョン・ラセター。主人公ライトニング・マックィーンの声はオーウェン・ウィルソンが担当、またハリウッドでも指折りのクルマ好きで知られるポール・ニューマンもメインキャラクターの一人、ドック・ハドソン役で登場。 そこは、クルマたちが人間と同じように生活している<クルマの世界>。ピストン・カップの若き天才レーサー、ライトニング・マックイーン。自己中心的な性格が玉にキズの彼は、レース会場への移動中にふとした事故から小さな田舎町“ラジエーター・スプリングス"に迷い込んでしまう。いまや地図からも消えてしまったその町には、オンボロ・レッカー車のメーターをはじめ、見るからに風変わりな住民たちばかり。思いがけずこの町に足止めをくらってしまい、早くレース会場に戻らねばと焦るマックイーン。しかし、のんびりとした時間が流れるこの町で、奇妙なクルマたちと一緒に過ごすうち、マックイーンの心にも少しずつ変化が見え始める。

声優・キャラクター
ラリー・ザ・ケーブル・ガイ、ボニー・ハント、トニー・シャルーブ、パンツェッタ・ジローラモ、ボブ・コスタス、ダレル・ウォルトリップ、オーウェン・ウィルソン、チーチ・マリン、グイド・カローニ、デニーロ・デ・ジローラモ、ポール・ニューマン、山口智充、戸田恵子、赤坂泰彦、福澤朗、土田大、樋浦勉、浦山迅

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジョン・ラセターがセクハラ問題でDisney /Pixarを辞めた件

2018年6月8日にあがったニュースで、PixarAnimationStudioを牽引してきたアニメ監督ジョン・ラセターが
2018年いっぱいで退社すると発表されました。2019年6月21日に封切り予定である「トイ・ストーリー4」の
監督から降板された事を「D23 EXPO 2017」で発表された時も会場はざわつきました。その後休職を経て退職
退職発表のコメントでは活躍の場を変え何かをやるとだけ発言。ファンとしては再び新作が観られることを
期待できるようなコメントにも聞こえます。ジョン・ラセターの動向をこれからも注目していきたいですね。

宮﨑駿を崇拝するラセターは、世界も認める偉大な功績を持つアニメーターとして業界を牽引して来ました
状況は違うものの日本の代表的なアニメ監督、宮﨑駿が指揮を取らなくなったスタジオジブリのことを考え、
今回の出来事に重ねると多少の不安もある。今回の事は不祥事で退職なのが痛いが、世代交代は世の常で、
もしかするとラセターが居なくなり後続の才能が頭角を現すのだろうか? Pixarなので人材は豊富ですからね
彼がいなくなった後のDisney/Pixarが心配でもあり、新しい風の到来を待つ時期とポジティブに考えたい。

監督交代となった「トイ・ストーリー4」が初めてラセターが製作総指揮を取らない作品となっています。
ここが見極めのポイントかもしれません。

そんなラセターの作った世界で子供達に大人気の「カーズ(Cars)」第一作目です\(^^)/(どんな導入だ)
カーズは関係が悪化してきたPixarとディズニーが共同制作をしてきた歴史にピリオドを打つはずの作品であり、
ディズニー側の買収により完全子会社として安定的に制作を継続できたタイミングのタイトルでした。


『子供向け作品の定義』

舞台のモデルは「ルート66」

アメリカ、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた国道で、現在は国道としては廃道
それを元にした架空の舞台、ハイウェイ沿いにある寂れ忘れ去られた街の名は“ラジエーター・スプリングス”
優勝決定戦を一週間後に控えた期待の大型新人“マックィーン”と、忘れ去られた街の住人たちの偶然の出会い
興奮しすぎてオイルの油圧が上がっちゃう~!なんて台詞があるすべてが車基準の擬人化世界に詰まっている、
夢。恋。友情。バランス良く様々なドラマが詰まった、Pixar作品の中でも人気のあるタイトルですね。

ドラマの作りは丁寧でノスタルジーな後味が秀逸で心を掴まれます。扱った題材や込められたメッセージが
懐かしき青春映画を想起させる分、擬人化を用いたポップなキャラクターで子供が楽しめるようになっている。
一方で子供向け作品に内包した大人向けなテーマの“全年齢”を論理的に構築した作りが引っかかります。

本作品をべた褒めする評論家等はとても多く、プロにカテゴライズされる批評が知識として参考になるでしょう
踏まえた上で個人の意見は“家族が映画館に観に来た時に平均70点をとれる映画”を目指した作品だった。

「技術革新がめざましい」「名作映画を想起させる」「大人も子供も楽しめる」なんて評は上辺にしか過ぎず、
観た時に“面白い”か“面白くない”か?ただそれだけが作品の評価であってそれ以上でもそれ以下でもない。
世間の意見はそれに尽きます。大人からするとマニアックに掘り下げたり複雑な感情の絡み合いや毒気が欲しい
シーンもあるし、ご都合主義で冷めてしまうものもある。子供は懐かしい雰囲気や旧車の知識なんてわからない
子供向けアニメをいくつか観てきた中、カーズに対する腑に落ちなさが何なのかを解決できないままでした。

無理やり答えを出せば、融合ではなく乖離した面白さを目指したこと。前述の大人も子供も楽しめるアニメに
成功したものは子供向けのテーマに大人が感動するもので、あくまでも子供が主体の作品でなければならない。
大人の感動は当たり前で、それは大人が作っているからです。“子供だまし”である事と“子供向け”なのは
全く意味が違ってきます。わかりやすく言えば「はじめてのおつかい」は子供に密着して主人公として撮る番組。
製作するのも子供が頑張る姿や親に感情移入し泣いたり感動するのも子供ではなく大人である。そんな感じw

ここまで言ってなんですが平均70点取るってとんでもない事ですし、大ヒットしてるのでこれは好みの問題。
トイ・ストーリーやモンスターズインクに続く玩具の展開をし易いコンテンツをつくろうとし成功したのでした。

子供向けの根底にあるであろう大人に向けたアプローチを摘んで拾っていくハードルで観ていただけるのなら、
太鼓判を押してオススメできます。それすら洒落臭えんだと、己の業を自覚してる方は合わないと思います。


映画に限ったことじゃないですが琴線に触れるものって難しいですね。万人受けなんて言葉は無いんだな。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

スカルダ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いつも甥っ子と見るやつ

いつも6歳の甥っ子と見るやつ

真っ黒な画面から始まるオープニングのセリフ。
"Sigh...OK, here we go, focus, speed, I am speed.
1 winner, 42 losers. I eat losers for breakfast."
エースコンバット顔負けの無駄に中二病なマックイーンが大好きだ。

そしてギターを掻き毟りながらの、
シェリル・クロウのReal Goneは神曲。
アメリカンな雰囲気に一気に連れ込んでくれるオープニングは何度見ても神だ。

オープニングを過ぎると、何とも単調な場面が続いてしまう。
甥っ子と車種当てクイズをしているうちに、
二人で寝てしまう。

オープニングは何度も見ているのに最後まで見たことはない。
レースシーンが少なすぎて子供は途中で飽きちゃうんだよね。
子供には絶対見せられないが、TAXiやWild Speedの方が断然好き。
アニメだとサイバーフォーミュラとか(古

いつになったらカーズ2を見る日がやってくるのだろうか・・・
さ、シェリル・クロウ聞こうw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

72.0 20 アメリカでコメディなアニメランキング20位
ザ・シンプソンズ(TVアニメ動画)

1989年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (46)
303人が棚に入れました
1989年に開始したアメリカの長寿アニメシリーズで、今までにもエミー賞などの受賞履歴を持つ。ブラックユーモアや風刺を交え、社会派ドラマや家族愛、政治など幅広いテーマを題材としているホームコメディーだ。実在の俳優やミュージシャンなどもゲストで登場している。どこかにある街スプリングフィールドで生活するシンプソンズ一家。ぐうたらなダメ親父ホーマーや、いたずら大好きの長男バートら一癖も二癖もある連中のため今日も街は大騒ぎに。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

・・・シンプソンって アニメじゃなくてcartoon だぞ

英語の勉強だって良く見ていました。 

全てのキャラクターは黄色でデザインされていて、アジア人は薄い黄色、黒人は黒が少し混ざった肌の色でデザインされていて、人種差別だとおもいました。

けれど、ホーマーが繰り出すギャグはたま面白いです。

アメリカではかなり有名作らしいです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

rurube さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

アメリカアニメの代表作。

アメリカアニメの代表作。
家族愛・時事問題・政治など社会風刺がこの作品の特徴。
正直、日本アニメが此処までのクオリティーでシリーズ物を作るのは不可能だという事を教えられる。
一話作るのに半年間かけ必要経費も日本のアニメをはるかに凌駕する。
シンプソンズを見たことが無い人はぜひクリスマスや感謝祭シーズンの話を見て欲しい、家族愛やアメリカにおける絆がテーマになる事が多く取っ付きやすい内容。
それと政治色が強い作品を嫌がる日本人が多いがあくまで主張でありそれが正しいと思うかは視聴者が決めることでしたかない。これを見て友人や家族と考えを議論しても楽しめる。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

カーチス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

子供も大人も楽しめる大衆アニメ

この作品に出会ったのはまだ自分が小さい頃でしたが、数々のブラックなネタに衝撃を受けたのを覚えています。
中には家族愛をテーマにしたハートフルな話などもあるのですが、やはり楽しみなのはそのドタバタコメディ。
笑いのセンスなどは流石だなと思う部分もありました。
当然アメリカンジョーク等も多々出てくるので好みは分かれると思いますが(笑

海外のアニメなので字幕翻訳と吹き替えの表現にかなり誤差があったりするのですが、そこもまた両方楽しんでみるのもいいですね。

ちなみに後半になるほど内容や表現が大衆向けになっている気がするので、狂気に触れてみたい奇特な方は初期の話を視聴してみるのもいいかもしれません(笑

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

67.1 21 アメリカでコメディなアニメランキング21位
範馬刃牙(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (66)
245人が棚に入れました
数々の強敵との死闘を経て成長した刃牙は、地上最強の生物と言われる父・範馬勇次郎との対決の時が熟しつつあった。そして、勇次郎と闘う前の適当なスパーリング相手として、まずはMr.アンチェインこと、ビスケット・オリバと闘おうと考える。オリバが現在いる場所は、通称「ブラックペンタゴン」と呼ばれる、凶悪な犯罪者たちが集められた刑務所。刃牙はオリバと闘うために、ブラックペンタゴンに自ら収監されるが、そこにはオリバは勿論、他にも超弩級の猛者たちが待ち構えていた!!

声優・キャラクター
島﨑信長、大塚明夫、雨宮天、古谷徹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キンニク入れますか?

原作はつまみ食い

今回は分量少な目。Netflixで先行した後そのまんま地上波でやったものを視聴。
2022年現在。漫画のほうは第5部連載中。今回のアニメは第3部“範馬刃牙”編です。どうやら父勇次郎との因縁に決着がつくらしい。
原作は現在5部連載中で既刊130巻を優に超えておりスピンオフも含めたら熱心なファンでもないと追ってはなさそう。私も一桁巻なぞった程度なので“つまみ食い”と書くのも憚られるくらいです。

で、肝心のアニメについてわたくし途中参加ですがついていけてます。
第2部の“最凶死刑囚編”と“中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編”2つだけアニメでは拾っておりまして、第1部に相当する全48話は未視聴だったりします。でも大丈夫!

途中参加OK!で何がお伝えしたいかといいますと、良くも悪くもやってること変わらんのですよね。そのため以前書いたレビューとネタ変わらんのです。 
バトルものと聞くとアクションシーンの作画やら闘う理由やらがちゃんとしてないとつまらんのですが、このシリーズはあくまで

 あの手この手の強さの理由説明

これだけです。“目的”をこねくり回してないから長期連載となってるのでしょう。その分“手段”“理由”づけのアイディアがぶっ飛んでるってことが素晴らしいのです。
そんな作業を30年以上続けている原作者板垣氏のアイディア豊富なことよ。サンド伊達ちゃんの“カロリーゼロ”を大仰なコーティングして長年読者を飽きさせずやり続けているみたいなものです。


これまで経験したシリーズとの差はあまり感じません。ただクセは強いのでご注意くださいませ。
アニメ界の“ラーメン二郎”みたいなものかと。三田本店と神保町店を比較しても私には誤差の範囲。ターゲットに目を移しても行列40人くらいのとこに女性は2人ほどってところでしょう(実体験)。男子の血流を良くしそうなやつです。
良し悪しを超えてたまに食したくなるみたいな。ダメな人にはとことんダメみたいな。

自分は好きですね。
最終話のサブタイトルが『筋肉の向こう側』。これでお察しくださいませ。


※備忘
{netabare}・ほぼ刑務所内でVSオリバの構図
・オリバ彼女役に小山さん
・だいぶアメリカをコケにしてるのなんか好き
・ブッシュもどきがダラスの再現してたけどパパブッシュ利害関係者だったような…{/netabare}



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

-----

2022.04.02 初稿

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

筋肉500%って感じの暴力アニメ。ニガテ。

萌え?女子受け??感動的なシナリオ???そんな軟弱なもの必要ないってくらい突き抜けた筋肉と言う名の作品。

ちょっと見てもらえればわかるんですが、人をかなり選びます。私はニガテです。
ずっと筋肉と暴力と筋肉と挑発と筋肉と意地の張り合いと筋肉で、興味ない人にとってはホントにきつい。

今までのシリーズはニガテでも話が面白いところはあってみてたけど、今回のシリーズは盛り上げるだけ盛り上げて肩透かしな展開が続き話も特に面白くなかった。

かなり残酷な描写があってショックで真っ青になりました。
暴力もホラーも大丈夫だけどこういういきすぎた暴力は苦手。
筋肉の凄さを客観的に見せる演出ってわかってても、苦手なものはどうしようもないですね。

【作画】
相変わらずものすごい筋肉、まさに筋肉の鎧。 
人間じゃないでしょコレ。
筋肉が崩れることはなかったけど、作画が崩れることは結構ありました。
もう少し筋肉以外のことも考えて欲しいです。

【キャラクター】
キャラクターの魅力は健在で、どこまでもストイックな設定は好き。
鍛えすぎてとっくに人間の領域を逸脱してしまった人たちで、脳まで筋肉でできてそうですね。
{netabare}
凄く期待だけさせられたけど、ゲバルの扱いが雑で残念だった。
メインディッシュの前の前菜ですらなくて、ただの噛ませ犬でしたね。

なんだこの鉄パイプ、ぐ~にゃぐにゃだ~♪がツボでした。
{/netabare}
【シナリオ】
シナリオに期待する作品ではないです。わけわからないことが多い。
規格外の力持ったキャラクターが人間離れした力見せつけあって自己紹介するお家芸は健在。
でもその自己紹介がこれまでのシリーズ以上にしょうもなくて、小学生みたいな意地の張り合いしているのが見ていて退屈。
ハンカチ握ってバトルするのは本当にどうでもいいなあって思った。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作でもこれ以降はちょっと。。。

もはやほとんどこれ以降の「刃牙」シリーズは完全にコメディ化してしまっているので、トレンドには乗っかりにくいことが想定されます。

ギャグアニメとして観る分には面白いですが、老若男女様々な層にウケるほどの視野はなく、本当に一部の格闘好きや刃牙ファンにはおすすめできますが、特に女性層には全くおすすめできるどころか、いかんともしがたいでしょう。

ヤンキー漫画が衰退して、ヤンキー漫画に昨今のアニメのトレンドを入れた東京リベンジャーズみたいに、美男子、美少女路線はもはやアニメには必要不可欠で、若い世代ほどそういった要素を入れないと既に無理筋になっています。

なので、作画や演出が原作に沿ってそこそこよさげにしているのに対し、評価が低くなってしまいます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

70.2 22 アメリカでコメディなアニメランキング22位
インクレディブル・ファミリー(アニメ映画)

2018年8月1日
★★★★☆ 3.8 (32)
207人が棚に入れました
悪と戦い、人々を守ってきたヒーローたち。だが、その驚異的なパワーに非難の声が高まり、彼らはその活動を禁じられていた------。
 そんなある日、かつてヒーロー界のスターだったボブとその家族のもとに、復活をかけたミッションが舞い込む。だがミッションを任されたのは――なんと妻のヘレンだった!留守を預かることになった伝説の元ヒーロー、ボブは、慣れない家事・育児に悪戦苦闘。しかも、赤ちゃんジャック・ジャックの驚きのスーパーパワーが覚醒し・・・。
 一方、ミッション遂行中のヘレンは“ある事件”と遭遇する。そこには、全世界を恐怖に陥れる陰謀が!ヘレンの身にも危険が迫る!果たして、ボブたちヒーロー家族と世界の運命は!?

 本作は、『Mr.インクレディブル』(04)で世界中を魅了した、ボブたちヒーロー家族に再会できる作品でもある。監督は、『Mr.インクレディブル』をアカデミー賞2部門(長編アニメーション映画賞、音響編集賞)受賞に導き、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)など実写アクションにも手腕を振るうブラッド・バード。

 笑いと驚きに満ちた、一家団結アドベンチャー『インクレディブル・ファミリー』。この家族が、スカッと楽しい夏を連れてくる!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パパよ、これがワンオペ育児だ。

スーパーヒーロー禁止法に象徴される、
異端者への風当たりに直面する超能力家族の奮闘を描く、
ピクサー映画13年半ぶりの続編。

基本的な構図は前作と同様。
外の世界に出てヒーローの居場所を取り戻しつつ、
内なる家事、育児に対応する内外二正面作戦。

ただ、一作目と違うのは、成り行きで、
外の仕事に打って出るのがママで、
家庭を守るパパと立場が逆転したこと。


イラスティガールの活躍を満喫したい方には良い構成だったと思います。
今回も良く手足が伸びておりましたw
力技で押す夫・インクレディブルに比べ、
伸縮自在でパラシュート化もする妻の特性、
体得した様々な乗り物スキルからは、
スタントなど多彩なシーンが展開。

さらにバリエーション豊かになった他の能力者との絡みで発揮される、
能力バトル、連係プレーの動きを遺憾なく発揮した
CG作画はパワー十分で、鑑賞者に豪華なヒーロー体験を提供してくれます。


一方、家を守ることになったパパに立ちはだかるのは、
末っ子の赤ん坊・ジャック=ジャック。
ヒーロー界でも稀有なマルチスキルから繰り出される
オテンバぶりは天才的過ぎて予測不能w

奔放なベビーの行動に、劇場観客席のお子様から歓声が上がる中、
振り回されるパパはやつれていくばかりw
さらには繊細なお年頃の長女のトラブルまで複合的に絡んで来て、
事態はこじれる一方……。

そもそも、何が問題だったかすら分らなくなる。
単独主夫業の苦難が凝縮され、いたたまれなくなりますが、
ここで挫けたらスーパーヒーローの名折れ。
家族の底力が発揮されるのはここからです。


シリーズの発端からして、
訴訟社会や、マイノリティといった社会問題との接点を感じる本作。
続編でも女性の社会進出などを内包して世間をチクリと刺激。

前作よりヒーローを取り巻く環境は前進してはいますが、
他方でスーパーヒーローに対する人々の過大な依存と幻想に対しては、
敵キャラを通じて釘も刺して来ます。

童心に爽快感を残しつつ、大人の頭にもしっかり課題を積んでいく。
十年経っても相変わらずインクレディブルはインクレディブルでした。


ところで、複雑化した家庭問題に煮詰まったパパが、
{netabare}最後に当てにしたヒーロー用スーパースーツデザイナー・エドナ。
彼女が発明した赤ん坊が次に何をしでかすか専用衣服から読み取り、
端末で可視化するシステムが画期的でした。

これ……スーパーヒーロー限定と言わず、全世界の子育てに悩む親御さんのために、
是非とも一般向けに改良&販売しましょう!{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上手くまとまってる。

前作からなんと14年後に続編を作るという、当時6歳の子どもならば立派な20歳の成人である。いやはや、ハリウッド映画の気の長さというものはすごい。

世界初のスーパーヒーローであるスーパーマンがコミックに登場してから今年で80周年であり、記念の年でもあるが、アメリカのスーパーヒーローブームは留まるどころか、勢いを増してユニバース化し、年に10本以上のスーパーヒーロー映画が軒を連ねるようになった。興味のない人にとってはどうでも良い話かもしれないが、

この「インクレディブルファミリー」も同様に観ていて非常に楽しい。

超能力は誰しもが一度は夢見たことあるだろう。空を飛んでみたい。。とか、ケタ違いのパワーを身につけたい。。とか。。透明になりたいとか。。なんでも良いが、そんな夢を叶えさせてくれるのが日米ともにコミックの世界ならではである。

本作は続編ながら、手抜きせずにアメリカンスーパーヒーローもののパロディーを織り交ぜて「サザエさん」的なお茶の間コメディに仕上げたという意味では非常にライトでポジティブなアニメーション映画だった。

さすが、ピクサー。外さない安定のクオリティである。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

家族が一つになるとき

 始まった少し後から、スピード感あふれるヒーローアクションが、凄かったアニメだったです。ヒーローアクションという題材の中に、家族というものの大切さを見せてくれた、正に異色のアニメだっと思うです。
 吹替版、字幕版で見たです。

 ヒーローが認められない法律のある世界の中で、悪者から町を守ることだけを考えて生きている、家族の姿は良かったです。

 その中において、支援者の手を借りて、働く母親の姿があったり、娘のためにしたことが仇となったり、子育て育児に追われ父親の姿があったり、両親を助けるために活躍する子供たちの姿が、印象的過ぎました。

 非常に個性あふれる親子で、ハラハラしたり、可笑しかったり目が離せない展開だったです。

 進み方は単純のようにも見え、よくこんな事が次から次へと起こるなぁという出来すぎた進行に思えたけど、親子で見に行って楽しめるアニメだと思うです。

 全体的にイラスティガール(ママ)の活躍が、冴えていたです。物語の進行上の成り行きで働くことを決意し結果を出していくのだけれども、ルフィーと同じ能力を持つ彼女は最高だったです。
 優れた洞察力にもたけ、それが悪者の黒幕の核心に迫りすぎたため、捕らえられ利用されてしまうほどだったです。
 人を助け、悪者と戦う姿は、非常にスリリングで良かったです。また悪者を叩きのめすだけではなく、何を言われたとしても、命を見捨てない姿勢は、私の知ってきたヒーローの手本だったと思うです。

 Mr.インクレディブルは、ヒーローとして活躍するだけでもなく、父親として家族のために何ができるのかを、日常を通して見せてくれたです。

 ヴァイオレットも思春期の女の子みたいで怒りっぽかったけど、家族が好きなんだなぁというのを最後にも見せてくれたです。

 ダッシュもジャック・ジャックも元気いっぱいで、いい味出してたです。ジャック・ジャックの愛嬌振りまく姿には、赤ちゃんらしい可愛さがにじみ出ていたけど、インクレディブル ファミリーでなければ、手に負えないと思ったです。

 終盤の海上での活躍は、手に汗握る展開で、Mr.インクレディブルの体を張った活躍も見所です。

 結果よし、スリル満点「これでいいのだ!」でしたです。吹替版の声優さんも役になりきっていて素晴らしかったけど、英語はあまりわからないけど、字幕版も捨てがたいものがあったです。これ、私なんか好きです。また見に行ってもいいかなぁです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

64.5 23 アメリカでコメディなアニメランキング23位
怪盗グルーの月泥棒 3D(アニメ映画)

2010年10月29日
★★★★☆ 3.8 (37)
164人が棚に入れました
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴るハートウォーミング・アドベンチャー・コメディ。監督は、共にこれが長編デビューのクリス・ルノーとピアー・コフィン。 大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン"を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。

声優・キャラクター
スティーヴ・カレル、エルシー・フィッシャー、ジェイソン・シーゲル

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

月を盗むぞ!

イルミネーション・エンターテインメント製作の
「怪盗グルー」シリーズの第一作目。

2010年公開です。

ミニオンが有名なのですが、
主人公は、グルーです。笑

90分ほどの作品です。


● ストーリー
世界一の悪党を目指すグルーは今、
“月を盗むこと”を目標にしていた。

バナナから生まれたミニオンたちや
サイエンティストのネファリオ博士と共に、計画を進めていた。

しかし、計画に必要な“縮小ビーム銃”を
新人悪党のベクターに横取りされてしまった。

クッキーの注文でベクターの家に出入りする三姉妹を見つけたグルーは、
彼女たちを利用することを思いつく。

養護施設から三姉妹を引き取り、共に暮らす。
果たしてグルーは、ビーム銃を取り返し、月を盗むことができるのか?


子どもも大人も楽しめる作品だと思います。

“月を盗むこと”というゴールに向けて、
やらなければならないことがはっきり示されているので、

子どもにもわかりやすいと思います。

いろいろな展開や要素があって、
長時間でも飽きない構成なのは、いいです。

だけど、ラストはあっけなく感じました。

月泥棒よりも、途中から三姉妹とのあれこれの方に
物語の主軸が動いたからかな。

月を盗む、なんて夢があっていいゴールだと思うけど♪
私もどうやって盗むのか、ちょっとわくわくしました^^

子どもには月泥棒を、
大人にはグルーと三姉妹の絆を。

世代によって
面白いと感じたり心に残ったりするシーンが違うかもしれませんね。


● キャラクター
ミニオン。集団を指すときはミニオンズ。
バナナから生まれた生物らしいです。

だからバナナが好きなの?共食いww

黄色くて、言葉は彼ら独自の言語を使い、
一生懸命だけどどんくさくて、でもめげないから憎めない♪

面白いことが大好きで、
いざというときにはすごい力を発揮する♪

おバカなところも含めて、
なんといっても彼らがかわいい♪

私はミニオンの走り方がツボでしたw
ちょこちょこ~と走るのが、かわいかったw


怪盗グルー。

悪党らしく、冷たいシーンもたくさんありますが、
結局はいい人という描写に落ち着きます。

三姉妹が改心させた、というよりも、
元からそんなに悪い人という印象はなかったな。

笑福亭鶴瓶さんが演じてますが、
初めて見た時からどうもこの棒読みが苦手で…。

演技が悪いのか、関西弁が悪いのか、

初めて見た時に感じた気持ち悪さは、
作品を観終わっても消えませんでした。


グルーのライバルになるのが、怪盗ベクター。

こいつはすごいのか、バカなのか、わかりません。笑

ここぞというときにヘマばかりして、
グルーにとってもベクターにとっても、
お互いの活躍する機会をぶっ壊していましたw

まあ、緊張感が長く続かず、
あっさり次のシーンに進めるという点では、プラスだったのかな。笑

今ひとつ輝き切れないキャラだったように思います。


● 音楽
テレビ放送で見た時には主題歌等は流れなかったのですが、
調べてみると日本語版の主題歌はRIP SLYMEが担当していたそうですね。

「Good Times」という曲を、
電気グルーヴの砂原良徳さんがアレンジしたものが使用されたそうです。

聞きましたが、他の洋楽からも浮かず、
かっこよさでも負けない一曲でした♪


● まとめ
今やミニオンが有名すぎますが、
主人公はグルーなのですね。笑

ミニオンがかわいかったので、
もっと活躍が見たいな♪

一家に一匹ミニオンがいても癒されそうですが、
彼らの場合は、集団でうじゃうじゃいるからかわいいのかもしれませんw

私には個体の見分けがつかなかったけれど…。笑

大人と子どもが一緒に楽しむには、
うってつけな作品だと思いました^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世紀の大泥棒グルーと3人の少女達との交流を描いたハートフルなコメディ。

あにこれのあらすじ
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴るハートウォーミング・アドベンチャー・コメディ。監督は、共にこれが長編デビューのクリス・ルノーとピアー・コフィン。 大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン"を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。

感想
とても面白かったです。怪盗グルーシリーズの1作目。今作以降も続編やスピンオフが作られています。イルミネーション制作。
グルーの悪党キャラ、吹き替えの鶴瓶さんの声もよかったですが、バナナから作られた不思議な生き物ミニオンたちの仕草も可愛かったし、三姉妹のマーゴ、伊ディアス、アグネスとの生活も微笑ましかった。そのうえすごい科学技術を持っているグルーが盗むために作るメカなども興味深かった。
悪党のグルーが三姉妹と触れ合うことによって徐々に優しくなっていくのもよかった。
家族で観られる、ハートウォーミングな映画でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

子供向け「アメリカンジョーク」

この怪盗グルーシリーズの良いところは全編に渡るアメリカンジョークがよくできていることだ。

日本人にはよくわからないだろうが、アメリカのスーパーヒーローが原色の明るい奇抜で突拍子もないコスチュームを纏っている理由は、一種の「ジョーク」なのである。まさに「冗談」なのだ。これはアメコミの作家もみんな言っている。

「イギリス人やフランス人のような、ヨーロッパの人たちはアメコミを表紙を見ただけで必ず笑ってこういうんだ。「こんなの冗談だろ?こんなバカみたいな衣装を着て敵と戦うのか?バカみたいじゃないか?」ってね。だから私はこう言い返すのさ。「もちろん馬鹿みたいなものさ。だけど楽しいじゃないか。これはちょっとしたゲームのようなものさ。ポーカーやってて、誰もトランプの絵柄にケチつける奴なんかいないだろ?そう言う奴は無粋なのさ。」


と、とある有名なアメコミ作家(MARVELやDCの古株)が言っていたが、元々アメリカはそういう文化なのである。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

67.4 24 アメリカでコメディなアニメランキング24位
ダンボ(アニメ映画)

1954年3月12日
★★★★☆ 3.8 (23)
162人が棚に入れました
スピルバーグが「1941」で、ロバート・スタック扮する厳格な大佐が本作を観て涙ぐむシーンを設け、オマージュを捧げている。完成度はともかく、最もシンプルにディズニーらしさを堪能できる漫画映画だ。陽気な“Casey Jr."を初めとする音楽もゴキゲン。ダンボが酒に酔ってサイケデリック・トリップをする、有名な“ピンクの象の夢"のシーンなど、表現にも先鋭的な部分がある。が、何より、サーカス団のオミソであるダンボが母親ゾウと引き離される場面は、先述の大佐のごとく涙してしまう。ネズミのティモシー(いい奴なんだ、これが)の助言で、大耳を使った素晴らしい才能を開花させる情景は、泣けない方がおかしい。YOU CAN FLY……宮崎駿ならずとも、漫画映画は飛ばずばなるまい。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

見る時期で印象が変わった作品

幼いころに見た時はとにかくダンボが可愛らしかったこととピンクの象が怖かったくらいしかなかったが、今見るとけっこう重い話だったんだなと気づかされる。耳が大きいということだけでほかの仲間の象から差別的な扱いをされ、さらに子供の悪戯から守ろうとした母親のジャンボからも引き離されてしまうダンボがなんとも悲しくて仕方がないし、見ていてこれは人間にも当てはまることのように思え、子供向けではあるが、子供だましではなくちゃんと大人にも伝わるメッセージのある作品だと素直に感じられた。ほかの動物たちと違って主役であるダンボに一言もセリフがないのが印象的だが、それも映画としてなかなか効果をあげていたと思う。ダンボを励まし、支える存在となるティモシーが実に良く、たとえ自分と違っていても他人の気持ちを思いやることの大切さというものをダンボとティモシーの関係を通してうまく描いているし、この「自分と違う他人を認める」ということが本作のテーマではないかと感じた。ティモシーに促されてジャンボの檻の前に来たダンボがジャンボに子守唄を歌ってもらうシーンがとても感動的だ。そしてコンプレックスであった大きな耳を翼にして空を飛ぶクライマックスのダンボのなんとも嬉しそうな表情が忘れられない。まさにコンプレックスを最大の武器にした瞬間で見ていて思わず笑みがこぼれた。ちなみに幼いころに見て怖かったピンクの象のシーンはストーリーとほぼ無関係なのだが、今見てもなかなかインパクトがあり、幼いころに見て怖かったのも納得。でも、今見るとそれが逆にシュールで面白い。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

emuuwaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

久しぶりに

久しぶりに。
動物たちの可愛らしさ。
ダンボへの意地悪。
そして、お酒を飲んでからのダンス。
レトロな雰囲気を、楽しく鑑賞しました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

トラウマ作品

ガキの頃見ていましたが、どちらかというと見させられたので、内容は面白いとは思わなかったですし、トラウマになるような演出がありましたので、こうゆう評価にしました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

65.4 25 アメリカでコメディなアニメランキング25位
ペット(アニメ映画)

2016年8月11日
★★★★☆ 3.7 (32)
157人が棚に入れました
大好きな飼い主ケイティと不自由ない生活を送っていたマックスの生活は、ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保護して連れて帰って来た瞬間から一変!お互いに自分が優位に立とうと奮闘する中で、ある事件をきっかけに2匹は都会という荒野で迷子になってしまう!果たしてマックスたちは、ケイティが帰宅するまでに家に帰ることができるのか…!?

声優・キャラクター
設楽統、日村勇紀、佐藤栞里、永作博美、沢城みゆき、銀河万丈、山寺宏一、中尾隆聖、宮野真守、梶裕貴

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

人間が家を空ける昼間、ペットたちはこんなふうに自由に過ごしているのかも…♪

「ミニオンズ」や「SING」の
イルミネーション・エンターテインメントが制作した映画。

2016年公開。
続編は2018年公開予定。

ユニバーサル・スタジオの子会社なのですね、
よく知らなかった(笑)

だからUSJにミニオンパークができたのかしら?
やっと私の中でつながりましたw

90分ほどの作品です。


● ストーリー
舞台はアメリカのマンハッタン。

捨て犬だった小型犬のマックス(♂)は、
ケイティ(♀)に拾われたことで幸せな生活を送っていた。

ある日、ケイティは保健所から大型犬のデューク(♂)を引き取ってきた。

ケイティを独り占めできず、
互いを疎ましく思うマックスとデューク。

散歩に来ていた公園から離れ、
猫に襲われたり保健所に捕まったりしているうちに
どんどん家から離れてしまう。

2匹は家を目指す中で互いのことを理解していくが、
果たして無事に家に帰れるのか…?


飼い主の前では従順なペットたちも、
飼い主が仕事や学校に出かけると自由な時間を過ごす。

その様子がなんとも楽しい^^

登場するペットの種類も多彩。

犬がメインですが、
猫、鳥、モルモット、ウサギ、などなど。

ストーリーの内容は、
そこまで面白いとは思いませんでした。

確かに大冒険しているんだけど、
動物が人間の街を冒険するというのは、
良くも悪くもありきたりになっていますからね。

“ペット”という立場を活かせている設定やシーンは面白かったですが、
(家を集会所にしたり、捨てられた元ペットたちが人間に恨みを抱いていたり、飼い主の愛を感じられる演出など )

それ以外に目新しさを感じることはできませんでした。


● キャラクター&声優
特別目立ったり、個性が強いキャラもあまりいませんでした。

マックス(cv.設楽統)&デューク(cv.日村勇紀)は、
なんとなくいいコンビ感が伝わってきますが、

主人公としては弱いような…。

バナナマンの2人が主演というのは、
話題になった記憶があります。

悪くはありませんでしたが、
やはり本職の声優さんに比べると浮いている感じがしました。

それに対して脇を固める本職の声優さんはさすが、
キャラの良さをよく引き立たせていました。


≪ 印象に残ったキャラクター ≫

◇ギジェット(cv.沢城みゆき)

マックスに好意を寄せるポメラニアンのギジェット。

いい家育ちで世間知らずなお嬢様ですが、
マックスを助けようとするときに発揮する強さが笑えるww

いや~恋する乙女は最強ですw

普段の可愛らしい姿と凶暴な時の怖さのギャップ。
演じ方がさすがでした♪


◇スノーボール(cv.中尾隆聖)

今回サブメインキャラに位置するのが、
“元ペット団”のボス、ウサギのスノーボール。

見た目はかわいいウサギちゃん、
だけど実際は頭のネジが吹っ飛んでいるボスw

こういう悪役と中尾隆聖さんの声のタッグって、
無条件の安定感がありますw


● まとめ
ペットと飼い主の関係には感動もありましたが、
私はペットを飼っていないからか、そこまで感情移入できず^^;

ペットを家族のように大切にしていると、
死んでしまった時に耐えられない自信があるので嫌なのです…。

ペットを飼ってる人とそうでない人とでは、
見方が変わる作品かもしれませんね。

結局人間がきちんと正しく愛してあげれば、
ペットたちは幸せってことも伝えたかったのかしら。

それは人間だって同じだけれどね。
正しく愛がある家は、それだけで幸せなはず。

続編も製作中だそうですが、
あまり期待はしないで待ちます(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

飼い主がいない間のペットの話。

観終わりました。
このアニメ映画はニューヨークのペットたちを描いています。
飼い主に飼われているペットたちが飼い主がでかけて留守にしている間に何をしているかを描いた映画です。登場するペットたちのどのキャラも濃いキャラクターで、ニューヨークの街を駆け抜けるペットたちが観ていて気持ちよかったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『トイ・ストーリー』っぽく始まっておきながら・・・?ペットにまつわる悲喜交々を毒っ気たっぷりで送る傑作コメディ!吹替でどうぞ!!

『怪盗グルー』シリーズのイルミネーション・エンターティメントが手掛けた6作目の3DCG長篇映画


ニューヨークに一人暮らしする女性、ケイティに飼われる小型犬のマックス
マックス達が暮らすアパートにはマックスの他にも大小様々なペット達が生活していたが、ペット達は飼い主達が留守の時、実は好き勝手し放題の野放し状態だった
あるものは主人のご馳走を頬張り、あるものは部屋間を勝手に移動し、またあるものは大音量で音楽を流してパーティーを開く・・・
そんな中、飼い主ケイティを心から愛しているマックスの元にケイティが超大型犬のデュークを引き取ってきてしまう
マックスは餌やお気に入りのベットを奪われ立場を追われる
何とかデュークを追い出そうとマックスは姑息な罠でデュークを嵌めようとするのだが・・・


とまあ、ここまでは『トイ・ストーリー』っぽいなと思う方がほとんどだと思います
マックスとデュークは誤ってニューヨークのど真ん中で迷子になってしまい、帰宅する術を助け合いながら模索するのですが、そんな最中に彼らが出会うのが人間から捨てられた「元ペット軍団」を率いるウサギのスノーボール


このスノーボール、見た目に反して凶暴かつクレイジー
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』の殺人ウサギを思わせつつも、そもそも“snow bunny”ってのはコカイン常習者を表す隠語だそうで(笑)つまりこのスノーボールもそういうキャラとして描かれています
ウサギなのに自分らを捨てた人間への復讐を誓い、「人間を皆殺しにする」と高らかに宣言する様は狂気染みてるのに滑稽で笑いが止まりませんw
こうしたブラックな暗喩、風刺の効いたギャグがてんこ盛りなのが本作の特徴


極めつけは人間の身勝手で都会に連れ込まれ、あげく捨てられた猛獣がマックス達のせいで死んでしまうという描写があることです
ここは大一番の笑いどころなのですが、あまりに酷い目に遭うのでこれを単に可哀想、不謹慎だ、としてしまう人にはあまりこの映画はオススメ出来ない
よく動物愛護だのと掲げて過剰な抗議行動に出る人がこの映画を観たら怒り狂うことでしょう
ちなみに自身も猫を飼ってるオイラから言わせて貰うが、(フィクションでアニメーションであることを前提に)このシークエンスは本当に爆笑モノでした
え!?殺しちゃうのwwwってな具合


犬を飼っていれば経験あるであろうイタズラの数々、猫を飼っていればあるであろう独特の仕草なども丁寧に描かれているので単にペット好きの方が楽しめる内容ではあります
“動物”ではなく、“ペット”を描いてる点が今作のポイントなのです
近々に公開された似たような映画の『ズートピア』の世界には人間がいないので人間に飼いならされた犬や猫は存在しない設定でしたからね
だからむしろ犬、猫が観どころなんです


あと仲間を引き連れて闊歩するマックスの姿にN-Tranceがカバーした「Stayin' Alive」を流すとか誰がどう観ても『サタデー・ナイト・フィーバー』のパロですよ
劇中では北米ヒットチャートを賑わした名曲が次々と流れたり、数々の映画パロディが映し出されます
メインテーマはTaylor Swift、さらにPitbullが流れたと思いきや、Macklemore&Ryan Lewisの「DOWNTOWN」ときた
この辺りは『ミニオンズ』が往年のロックで固めていたので現代のヒットポップスを中心に揃えたという感じでしょう
ある種の音楽映画としても十分楽しめます
ちなみに日本専用に家入レオが楽曲提供したそうですがあくまでイメージソング扱い、ということで映画には一秒たりとも使われてませんのでご安心を(笑)


さらにマックスの失踪にいち早く気付き、仲間を集めてマックス捜索を開始するポメラニアンのギジェットがめちゃくちゃ可愛い(そして強いw)
濃ゅいキャラ達の中で全く埋もれていない存在感を放つヒロインです


そして今作で最も褒め称えたいのが何といっても【日本語吹替版の完成度の高さです】
主役のマックスとデュークの二匹にはお笑いコンビ、バナナマンこと設楽統と日村勇紀
もともと声優経験豊富な二人ではありますが、今回の二匹は二人の為に用意されたのでは?とカンチガイするほどの嵌り役っぷりで諸手を挙げて絶賛したい
さらに脇を固めるのが超豪華声優ばかりでディズニーやポケモンを突き放す勢いです
ヒロインのギジェットに沢城みゆき、発狂ウサギのスノーボールに中尾隆聖、野良猫のオゾンに山寺宏一、仲間達を導く老犬ポップスは銀河万丈といった様に名前だけで痺れてしまうような名優ばかりです


で、これはネタとしてぶっこまれたんでしょうがw
老いて少々病んでる鷹のタイベリアスに宮野真守が起用されてるのに、何故か芝居はチョーさんのモノマネみたいになっているw
さらにモルモットのノーマンは声が甲高く加工されたキャラなのにまさかの梶裕貴であるw
本人も「これ僕じゃなくてもいいんじゃw」と言ってるし、何故に“犬や猫”の映画に“亜人と巨人”を連れてきたのかは意図不明w
こんなんで釣れる客がいるのか疑問ですが、面白かったのでオイラ的には賞賛するしかない


先にも言った通り、あまりにも毒っ気が強いんだけどド直球で笑えて楽しめる作品になってます
ペットと元ペットの争いを描きつつ、普通なら動物は大自然に返した方が伸び伸び生きてけるよ、というオチをつけた方が定番な気もします
『ルドルフとイッパイアッテナ』がそーゆー映画でしたよね
が、この映画の場合、というか今のニューヨークはペットにとっても暮らし易い街になりつつあるそうです
だから結果的に野生よりむしろペットとして生きた方が幸せなんだよ、なんてオチが付いてしまうんですわ
そこが面白い!


一方劇場では洋画パロディや深刻なテーマ性など解るよしも無い小さな子供達も一緒になって大爆笑してました
一見して子供向け・・・などと切り捨ててしまう人には分からないでしょう
ぜひ洒落の分かる人に強く薦めたい映画です

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6
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