お祭りでツンデレなTVアニメ動画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のお祭りでツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月09日の時点で一番のお祭りでツンデレなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.8 1 お祭りでツンデレなアニメランキング1位
涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3791)
19161人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。
そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか
ネタバレ

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

意図とした悪の行為も無意識での悪の行為も悪にしかならないわけでその悪質性と価値に違いはない

【満足度再評価】2019/7/28
【初投稿】2018/9/16

トライ&トライで賛否両論、何を是とし何を否とするか、アニメファン(だけ)が盛り上がった。な物語。



原作小説がバカ売れし(多分)、ラノベ業界やアニメ業界を多いに賑わせたレジェンドな作品。奇抜な構成やセリフ回しなど多くの「匂わせ」や「含み」を持たせ考察マニアにはたまらん作品でもあり京アニの丁寧な描写が更に売れるきっかけとなった(多分)。

私はハルヒは嫌いだが長門の儚さや朝比奈の柔らかさは何とも表現しがたい尊さで絵も音楽も声優さんたちのハマり具合もとても良い。
本当は考察サイトをググりまくって色々知った上で2周目の周回をすべきなのだが攻略サイトを見ながら完全クリアしたりしてもクリアが必然となって面白さを感じれない、クリアしても達成感を微塵も感じない私は知識量ゼロなので当たり前に未だ謎だらけ。
「杉田さん」の名前を覚え初めて男性声優の名前を覚えれた周回にもなってとても満足!

んでもちょいちょい居眠りしちゃう「氷菓」のような文学的展開はもう少し脚色しちゃっていい気がする。まぁ、好みの問題だけど。


と、毒にも薬にもならんク◯レビューはこのぐらいにして、この視聴で2周目の完走なのだが作品の評価は他のレビューアさんたちが素晴らしいレビューしてるのでそちらを参照いただきたい。
今回は非オタな連れにアニメを無理矢理完走させてみたのでそれについて主に書いていく。連れは初見、1期は二人とも未視聴、消失は私だけ視聴済みであります。


連れ概要
深夜アニメはほぼ見ない、ディズニー&リラックマ大好き、オタクに嫌悪するのに本当はマンガと映画が大好きな四捨五入したら30歳の女の子。視聴済み深夜アニメは坂道のアポロンと猫物語(黒)序盤まで。


まずはヒロインに対する総評。
「連れ」
序盤でヒロイン(ハルヒ)が明らかに悪役で絵は可愛いけど人として可愛くない。可愛くないというのは傍若無人、言葉も行為も甚だ暴力的で意図的に悪い奴に描かれているようにしか見えなくのめり込めない。本当に人気のキャラクターなの?ウケの良い、多くの人に受け入れられるヒロインの要素がまるで無い。良いこと言ったり気遣いしてても普段がマイナス要素に振り切れててプラスに戻らないからマイナスな女の子以外に当てはまらない、最終話になっても。だそうだ。
「私」
似たようなものだが恐怖で支配された世界は北朝鮮にしか感じず意図的にク◯女に描写されているのは1周目で感じたし消失を見ても分からなかった。ただ消失の中身忘れてますけどね。
1期で放送順と作中の時系列順をバラバラにしたのはそれを緩和させるためだったのかも知れない(多分)。

クソ回と名高いエンドレスエイト
「連れ」
何これ?こんなに引っ張って普通に終わるってただ長いって思わせたかっただけ?長さの表現なんて半分以下でも良いやん。退屈過ぎて寝ちゃったし。(他の回でもちょいちょいうたた寝してます)
「私」
単に毎回違う服装や微妙に変わるセリフに裏があるのかもと思い必死で見てた。が、分からないしググってもないから考察もしてないから意図が全く分からん。ただ、長門が長く先の見えない世界でループし続けるカオスを描いてそれをひたすら観察し続ける長門に対する評価が欲しかったのかなぁ(妄想)。

この作品は作中に発声されたセリフと脳内セリフが巧みで口を開いてないのに何故かハルヒにセリフが伝わってたり杉田さんの声の巧みさも見所だと思うのだがそれを伝えても以下の結論に達してしまった。

「連れ」
深夜アニメの深く考察しなきゃ分かりにくい物語や設定は何回も見ないといけない、1回の視聴で多くを理解できない作品なんて多くの視聴者がファンで無いとするならば一過性であるはずの「消費」に対して何の意味もないしエンターテイメントとして「面白かった」となりにくい。反対にそれが深夜アニメで良しとするならばその世界がその範囲で満足してるんだから別に良いんじゃない?売れたいっていうより見たい、見せたい程度で良いなら。


もちろん非オタ、アニメに触れない人みんなが同じ感想、同じ意見じゃないけど他のカワイイダケ深夜アニメを見せたらどんな反応だったのだろうかと思うと正直恐ろしい。クズの本懐を見せたときは1話で「スマホでマンガ見てるみたい」と飽きてたくせに坂道のアポロンは原作マンガ既読だったせいか律ちゃんにキャッキャ喜びながら見てたしワンピースは面白いと言いながら月1回見るか見ないかの散発視聴するような奴が言うことなのでニュートラルな視点とは言い難いのだが。
別日に消失を見せた上で作品の話を聞きたかったのだがこんなのまだ見るの?ともう見たくないと言わんばかりのセリフ。確か消失は面白かったはずだからせめて作品の全体像を掴んでほしかったのだが。


私はアニメ全般好きだ。連れよりアニメを見ているからこそ色々許容しながら、ボカシを入れながら、自分の理想を押し付けながら作品を見ているので連れに言わせたら私も「オタク」の分類らしい。それだと似非オタクと表現すべきなのだが。

昨今はいとも簡単に「プロ」と名乗れる。プロのパチスロ&パチンコライター、プロのYouTuber、プロの絵師、プロの歌い手、プロのゲーマー。SNSのお陰で簡単にスポンサーが付いたり金を稼いだりできるようになった。職人=プロフェッショナルじゃなく簡単に得られる他人の知識でさも自分の努力のたまものと思い込んでいる幼稚なスキルと未熟な社会性を駆使し、子供の小遣い稼ぎのようなものもプロを名乗る時代は色々な言葉が曲解され本来もつ言葉の価値がデフレ傾向であろう。本物のオタクもプロも溢れかえった「エセ」のせいでその陰を潜めてしまい私が知ることはできないのかもしれない。

この業界が広く周知され多くの消費と金を生産し、その金が更に多くの作品を生み出すためのものとなることを望んでいたのだが、問題は本来もっと別のところにあるのかもしれない。




付録
平野綾炎上とアニメファンについて。この作品でググってたらこんなのが引っ掛かって記事を見せてみた。
多少過激なので伏せておこう。
{netabare}
「連れ」
声優さんやアイドルって死ぬまで処女なの?人として色々経験することで演技が深まることもあるだろうし職業はあくまでもオプションだよね。人として豊かになるためのオプションを是としないファンってファンじゃなくて人との距離感が分からない、執着をコントロールできない痛い人じゃん。ジャニーズファンもファンと言うよりオタクだし度を超えた妄想を押し付けてキモいけどオタクって言われる人達って応援していることやパトロンみたいな存在であることを忘れてるんじゃないかな。金を対価に理想を押し付けるけど作品でその対価をもらってるはずなのに更に人間像を要求って狂ってるとしか言いようがない。そんな要求って声優さんたちが不利な非等価でそもそも誰がどう見ても過大な要求は成立してないことを理解してないんじゃないかな。そんなの口約束でもサインのある念書があっても法的に成立しないような契約を押し付けるなんて怖すぎる。
しかもこの人(平野綾)って結局この作品で(非オタに)人気にならなかったからわざわざ流出させて炎上商法したんだろうけど好感度無くて不快感の多いタレントが売れるのってあんまないっしょ。昔からある売れる要素が無い残念な人がやる手法じゃん。叩くほどもなくほっとけば消えるから好きなキャラクターだけ意識して応援すれば良いじゃん。叩く方も必死すぎてウケる(笑)
キャラクターが人気なのと声優さん自体に人気があることは「=」じゃないしさ、多分キャラクターの半分もその人(声優さん)のファンっていないよね?キャラクター自身じゃないんだし。
そもそも声優さんが芸能界で人気になることって結局無理じゃない?だってかわいらしい絵で演技して商売することと見た目や身体を使って演技して商売することとは全く違うじゃん。商売相手が違えば需要がないことは火を見るより明らかだよ。


こんな事を言ってたが誰が書いてる記事を複数見せただけで当時のTwitterのやり取りが転載されてたわけでもないのであくまでも一個人の限られた情報下での感想として見ていただきたい。
ただ、アニメ業界とファンのあり方については一考の価値ありと思い記載しました。{/netabare}



最後にこの物語はハルヒが望んだ世界のようでキョンが無意識のうちに変化を望んだ物語なのかもと妄想を張り巡らせたたが結論は原作見ないし知ることはできないんだろうな・・・。
等とつらつら書いたが最後にふと思った。この作品のハルヒ単体の人気(支持)ってあるのだろうか?


杉田さん知ることできたし銀魂見たいんだけど・・・長っ!
レビューは無理だな(笑)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 21
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いろんな意味で問題作ですね。God knows..はアニメ界屈指の神曲

この作品の存在を知らないアニメファンはいないと思います。

観たか観てないかは別として、そして完走したかそうでないかも別として。


日常に潜む異世界。

これがこの作品のメインテーマですね。


このハルヒの世界は本当にスケールがでかいです。

いやもう、ご都合主義だとかなんとか言わせないほどに、ひたすら強引にでかいですね。

観た人じゃないとわからない、意味不明のスペクタクルがここにはあるんですよね。


メインヒロイン(主人公?)の涼宮ハルヒの超わがままで自己中心的で気分屋な性格が、周りのキャラや出来事を作っていくんだけど、これがまた突拍子もなくすごいです。

一つだけ言葉を引用すれば

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、私のところに来なさい。以上。」

これですよね。

こういうことを涼宮ハルヒは本気で望んでるんですよね。
そしてそうじゃない現実世界に退屈している。

その退屈がどういう事態を招くのか。
それがわかった時には、こりゃやばいアニメだよって感じるんだと思います。

もうぶっ飛んでるこの日常を描いたのは素晴らしいですね。


そしてこの作品のもっと良いところは、主人公が語りべとなって物語を巧妙に進めていくところでしょう。

ハルヒが語るんじゃないです。
ハルヒとたまたま同じクラスになった同級生のキョンという高校生が語るんです。

この語りがまた上手い!

ナレーションっていう役回りがありますけど、そういうんじゃないですね。
キョンが物語を進める口調は本当に独特で、あたかも落語のテンポで個人的な主観を聞かされるんだから、これは面白いです。

そういう意味では、一話から完全に引き込まれます。

後々、こういう語りをどこかで聞いたことがある気がするんですけどね、思い出せませんが。

さて、そういうことでこの作品のテーマは壮大です。

出てくるキャラたちもまた唯一無二の魅力があって、その壮大なテーマを持つ物語を彩っています。


この作品の世界観はずばり。

{netabare}

涼宮ハルヒが自覚なしに巻き起こす、宇宙レベルの危機。
そして周りにいるキャラ。
ただのハルヒの気分、まさに憂鬱が、宇宙そのものの根源を揺るがす。

今いるこの世界が無くなってしまうかもしれない。

ぶっ飛んでますよね。

そしてその周りにいるのは
宇宙人(情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース)
やら、超能力者やら、未来人やら、ごく普通の冴えない男子やら。

このとんでもない人種たちの行動がまた面白くて笑える要素になってます。

{/netabare}

こういうものですよね。


ただ、これは賛否両論あると思いますし、実際にいろんな事態になってしまった作品でもありました。


それはこの二期で放送された、「エンドレスエイト」
というエピソード。

これは他にはまずあり得ない演出でしたね。

個人的には、さすがに参りました。

ここまでやられると精神的にちょっときます。

どういうものかというと。
これは完全にネタばれですからご注意。

{netabare}
タイムリープとかタイムパラドックスとかいろいろとアニメで描かれることは多いですけど、この作品で描かれた、同じ時間をループする。

というエピソードが「エンドレスエイト」なんですが。

この作品においては、そのループした時間を
繰り返し何度も何度も(実に八話に渡って)放送されたんですね。

概ね二ヶ月間、同じことを繰り返したわけです。

さすがに観る側も混乱したでしょうし、それを通り超えてイライラしたと思います。

シュタインズ・ゲートやひぐらしの鳴く頃に、なんかでもそういうちょっとしたイライラが表現されますけど、
ここまでループに執着した作品はまずないと思います。

これは本当に問題だったようで、元スタッフからの謝罪に近いものや心境暴露なんてのも出回ったほどです。


僕も最初は観る回を間違えたのかな?
なんて思いました。

でもよくよく見ると、作画やシーンの切り替えが少しずつ違うんですよね。
これは手が込んでると思いましたけど、アフレコもそうらしいです。

同じ台詞を八話に分けて、一話ずつ収録していたらしいですね。

声優さんたちもさぞかし疲れたと思います。


唯一つ良かったところは、本当に作画担当が違うので、キャラデザまで違っていて、回によって好きだったりそうでなかったりがわかることです。

これが間があいて観たのなら変化に気づかないかも知れませんが、本当に繰り返すだけなので、そういう細かいところに気づいてしまうんです。

着ている服や小物も毎回変わってますけどね。


{/netabare}

こんな感じで、このエピソードをクリアできたら完走できるみたいなハードルがあったのは事実だと思います。


あと、やっぱり特筆すべきは文化祭のシーン。

これはネタばれじゃないと認識して書きます。

作中に文化祭のシーンが描かれるんですが、その時に演奏された
「God knows」という曲。

これは本当にすごいです。

どれだけの動画が公開されたのか知りませんけど、軽く見積もっても
数千万回は視聴されている、モンスター動画です。

僕はバンドをずっとやってまして、洋楽からなにから聴いたり弾いたりしてますけど、この曲のクオリティーはハンパありません。

ギターをコピーしてみましたが、なんともセンスが良く、とてもアニメだけにとどまるのはもったいないほどのロックだと感じました。


聴いたことがなければぜひチェックしてみてください。
有料ダウンロードもできると思います。


この作品は登場人物を紹介してしまうだけで概ねネタばれになるので
今回はやめておきます。


28話ですが、それ以上に長く感じる気もしますが
やっぱり名作という呼び声高い作品なので、断念してしまうかどうかは別として、挑戦してもいいんじゃないかと思います。


読んでくださってありがとうございました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 31
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい

谷川流さんのライトノベル原作の作品です。私にしては珍しく原作既読です。SFタイムトラベルものなので、私の趣味にぴったりの作品。

世界を創るほどの能力を持った涼宮ハルヒが、SOS団なる奇妙な部活を立ち上げ、未来人、宇宙人、超能力者を集めて部員にする。しかし、当のハルヒにはその認識がない。SOS団に集まった未来人、宇宙人、超能力者は、それぞれ異なった立場で異なった世界観を持ち、それぞれ異なった目的をもってハルヒに関心をもち、見守る。そんな設定です。

SFの三大巨塔である未来人、宇宙人、超能力者が一同にあつまる、というお話なら「さぞや非日常的作品なのだろう」と思いきや、ごく一般的な公立高校一年生のべたべたの日常に、有り得ないほど濃いSF的非日常が、仲良く混ざり合っている、緊張と弛緩のベストミックス的な独特の雰囲気をもった作品です。

この作品の雰囲気を決めているもうひとつの要素は、主人公のキョン(声:杉田智和さん)の目線から見た「語り」がベースとなっている点。原作のラノベの地の文を、ほぼそのまま杉田さんが語ります。この語りがとっても味があってGoodです。少なくとも私は好きです。京都アニメーションは原作に忠実という定評があります(最近はちょっと違う場合もあるようですが)が、原作の地の文まで忠実に再現してくるとは・・・。

この作品において、1期と2期の関係はちょっと変わっています。他の一般的なアニメ作品と違っているので注意が必要かもしれません。1期は、原作のいくつかのエピソードを、時系列を無視してシャッフルし再構成したような構成になっています。それに対して2期は、1期のお話の間を埋めるエピソードを追加した上で、全体を時系列に並べなおしています。なので、初めて見る場合は2期だけ見れば1期も見たことになります。ただ、1期の時系列シャッフルの構成は実験的であり、これはこれで面白いので、興味があれば1期の順序で見るのもいいかもしれませんね。

劇場版「涼宮ハルヒの消失」は2期の続きに見るとちょうどよいです。「消失」は、テレビ版視聴済みが絶対的前提となっていますが、1話~6話の「涼宮ハルヒの憂鬱」と8話の「笹の葉ラプソディ」だけ視聴でもなんとかなります。

この作品は、京都アニメーションの代表的な作品ですが、この頃の京アニはアニメ作品でいろんな実験をしています。前述のハルヒ1期の時系列シャッフルもそうですし、もうひとつ有名なのは「エンドレスエイト」のエンドレス。この作品は、原作では短編で、アニメとしては1話分のお話です。それを、題名どおりエンドレスで8回放送したのです。
{netabare}
夏休み後半を延々と1万5千回程度繰り返す、というお話です。アニメでは、その繰り返しのうち、8回分を抜粋しています。1話目は繰り返しに気がつかなかったパターン。2話目~7話目までは繰り返しに気付くが、ループから脱出できなかったパターン。8話目は、繰り返しに気付いてループからの脱出に成功したパターン。(原作は8話目相当のみです。)なにこれ、手抜きじゃん?と思われるかもしれませんが、これがまた全然手を抜いていない。8話すべて、絵や音の使いまわしは一切なし。登場人物の服装(夏休みなので私服です。ゆかたもあります)が毎回変わるので、それを楽しむのも一興かもしれません。バックの風景とかも毎回違いますし、声の収録も毎回べつべつに行われたようです。キョン役の杉田さんとか、回を重ねるごとに飛び出すアドリブの熟練度が増していくのがおもしろいです。
{/netabare}
これについては、放映当時から「手抜き」だとか「視聴者をばかにしている」だとか「消失を劇場版でやりたいための時間稼ぎ」だとか、大ブーイングが起こりました。(そのころ書かれた2chのスレとかを読むとおもしろいですよ。)たしかに同じお話を8回も放送するのはどうかとは思いますが、1期の時系列シャッフルと同様、エンドレス8回も京アニの実験の一つだったのだろうと思っています。まあ、あれだけ非難が上がった(それに対して肯定的な声はほとんどなかった)のだから、実験としては失敗だったと言わざるを得ないでしょう。でも、今までにないコトをやってやろう、という京アニの挑戦的姿勢は評価されるべきだと思いますね。

20話~24話の「涼宮ハルヒの溜息」もちょっと変わっています。
{netabare}
SOS団で学園祭向けの映画を製作する、というお話です。それだけ聞けば、なんかホンワカして楽しそうな印象ですが、実際はまったく逆です。ハルヒが無意識のうちに映画と現実の混同を起こすことにより、現実世界に深刻な影響を与える、というな、ホンワカは残しつつも、かなりハードな内容です。
話の内容はさておき、5話構成のこのシリーズの特徴は、次回へのつなぎの部分です。話と話のつなぎがブチっと切れます。会話の最中であろうが移動の最中であろうが、突然ブチっと切れてED開始。次の回の冒頭は直後から始まる、といった感じです。これも賛否両論があるでしょうが、独特の味を出しているのは確かです。
{/netabare}
現在の京アニとは絵の味が若干異なりますが、これはこれでいい。さすが京アニですね。OPやEDは1期のものは1期そのままとなっていますので、2期を見れば両方視聴することができちゃいます。曲はどっちかというと2期より1期のほうが好きです。

ラノベでは「消失」の後にも面白いエピソードがいっぱいあるので、個人的には3期以降を期待しているのですが、京アニにはやる気がないようで残念です。「驚愕」とか、アニメ化すると絵的におもしろいと思うのですが・・・。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

73.4 2 お祭りでツンデレなアニメランキング2位
星空へ架かる橋(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1069)
6350人が棚に入れました
病気がちな弟・歩の転地療養に付き合う形で山比古町に引っ越した主人公・星野一馬。しかし、町の学園「山比古南学園」への転入初日に道に迷ってしまった一馬は偶然同じ学園にかよう中津川初と出会い学園まで案内してもらうことに。しかし初が進むのは道なき道。足を取られた一馬は誤って初を押し倒し、あまつさえキスまでしてしまう。それを初の親友、日向伊吹に見られてしまったことにより一馬の生活は波乱万丈のスタートを切ることになったのだった。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、中村繪里子、青葉りんご、たかはし智秋、大久保藍子、吉田真弓、清水愛、門脇舞以、河原木志穂、羽多野渉、大橋歩夕

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エロゲ・ギャルゲ原作のアニメについて考えさせられた作品です(・・。)ん?

■エロゲ・ギャルゲ原作の王道アニメとは \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
ゲームだと複数のエンディングに向けてそこに辿り着くまでのルートが複数存在しますよねー。
ゲーム中の複数のヒロインと主人公(自分)が好感度(親密度)を上げながら最終的に一人のヒロインと
エンディングを迎えるわけですよねー。っで!
アニメ化しようとすると、大きく分けて3パターンに分けられると思うのです!!
 
①メインヒロインの最良ルートの作品をアニメ化して、サブヒロインルートは一切無しor特典シナリ
 オorスピンオフ作品とする方法。
②メインヒロインの最良ルートの中にサブキャラ毎のショートストーリーを埋め込み一つの作品とし
 てアニメ化する方法。
③全てのルートを並列の時系列で分けて一つの作品としてアニメ化する方法。
 
もちろん上記に当てはまらない作品もあるとは思いますが、「星空へ架かる橋」にいたっては、パタ
ーン②がドンピシャだと思うのですね♪
 
 
■「星空へ架かる橋」の評価できるところ(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
シナリオ構成はいたって普通だと思います。
各キャラの紹介から始まり、サブキャラとのショートストーリー中盤を盛り上げて、メインキャラと
の感動的なエンディングへまっしぐらって感じです♪
作画的には良かったと思います♪
岐阜県可児郡御嵩町の自然豊かな風景を忠実に再現していて、温かいタッチで描かれているのです♪
さすがに女の子のレベルは問題なく合格点です♪弟の歩くんの可愛さは反則ぎみでしたけどね!!
 
エロゲ原作とは言いつつも、そんなにエロ描写は無く、ちょっとエッチなカメラアングルとか、多少
のパンチラがある程度なのでまったく気になりませんでしたよ♪
 
なんと言っても、主人公の星野 一馬(hoshino kazuma)がかなり好青年で一番高評価でした♪
ハーレム設定ではサブヒロインとのショートストーリーでありがちな、過剰な優しさで相手を勘違い
させてあられもない方向へ展開していくパターンが多いのですが・・・(゙ `-´)/ コラッ!!、そうなる前に
しっかり一線を引ける潔さが気持ちよかったですね♪
 
 
■「星空へ架かる橋」の残念だったところ…c(゚^ ゚ ;)ウーン
やっぱり無難に仕上げた感じは否めませんね。
個性が無い為、満足感は得られるのですが、もう一回観たいという気持ちにはならない感じです。
せっかくアニメ化するのであれば、シナリオ・演出・作画等々何か光るものを見せて欲しかった気が
します。
 
■総評
はっきり言って先が読める展開なのでよく言えば安心して観れるのでしょうね。
最後はちょこっと感動しちゃいました(>o<")
でも、もっと制作意欲を見せて欲しかった作品です、内容が薄いのですぐに忘れてしまいそうな気が
してならないのです!
同様なシナリオ構成の「Kanon」と比べると良くわかりますよね><
なので、個人的には楽しめる作品ですけど、人に勧めるなら他の作品を薦めるといった感じですね♪
 
2011.07.23・第一の手記

投稿 : 2024/09/07
♥ : 43

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たまにこのようなアニメが観たくなる

18禁ゲーム原作のこの作品
プラスの意味でもマイナスの意味でも
まさにエロゲ原作アニメそのものでした
(特に定義はないが)

主人公の周りには可愛い女の子たちがたくさんの
ラブコメハーレム作品です

あくまで印象としてですが、
『ましろ色シンフォニー』や『あかね色に染まる坂』
に少し近いかと思われます
この2作はエロゲ原作アニメのなかで個人的に気に入ってる作品です
比べるのはどうかとは思いますが、
本作である『星空へ架かる橋』はこの2作には少し及ばなかった印象です


まず、話の展開が読めすぎて退屈感が時としてあること
これは私の価値観ではあるのですが、
アニメを観ることにおいてとても重要です
ギャグなどで「そう来たか」はあっても
ストーリー上では「やっぱりか」となってしまいました
もう少し意外性が欲しかったところです


次に、ヒロインたちと主人公の関係性
これもどうでしょうか
たしかにたった12話という短い尺のなか、
主人公とヒロインの恋愛関係、又はそこに至った経緯
を完璧にするのは難しいと思います
てか無理です
ですが、本作はそれを考慮してでも残念のように思えました
ネタバレは控えたいのであまり詳しくは。。
なのですが、とにかく少し足りなかった感が残ります

ストーリー上では、要らない話とかもあったので
そこを削ってでも主人公とヒロインたちの関係を
もっと描くべきだったと個人的には思います


と、少し批判的に述べさせて頂いたのですが、
ここからは良かった点を挙げていきたいと思います


まず、キャラの可愛さ/作画(主にキャラデザ)
ハーレム作品において、可愛さは大事ですよね
キャラデザがとても良く、癒されました
純粋少女にツンデレ、癒し系、元気系などなど
きっとあなたも好みの女の子が見つかるはずです

ちなみに私はツンデレの伊吹が好みです
好みというかかなりのお気に入り
彼女に出会えただけで観た価値はあったかと思うレベルです


次に、音楽面
(正直、悪い点で音楽を挙げることはまずない)
OPがけっこう好きです
のみこさんの歌声ももちろんですが、
それと同時にメロディラインにハマりました
素敵な曲です


このように良い点、悪い点が同じくらいの割合です
悪い点と言っても、少し残念といった形ですが。

なので、どちらかと言えば好印象な作品ですね
雰囲気が明るくて観てて気持ち良さがありました
気楽に観れるのでオススメです

私はたまに意味もなく、
このようなラブコメハーレムが観たくなるのです
ですので、これと似た作品があれば教えてくださいまし

投稿 : 2024/09/07
♥ : 32

しんさま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

最終話で鳥肌、別の意味で。

【全話観賞終了】
鈍感系ハーレム中身からっぽアニメとしか言いようがない。
キャラデザインだけは可愛いと思うよ、それは認める。

ツンデレからクールビューティー、男が苦手な少女まで、
登場するガールズが片っ端から主人公を好きになる。
そしてお約束通り主人公は超鈍感。ちょっとは空気読め。


最初から最後まで意外な展開は何もなかった。
からっぽもからっぽ、中身なんて何もない。
この作品の特色は何でしょね、と聞かれたならば
「ベタなハーレムなのに可愛い弟が紛れ込んでいる」
くらいにしかお答えできない。

あ、意外な展開という表現は少し違うけど…
これといった個性のない、髪がピンクなだけの魅力なし子を
最終的に選んでしまう主人公の嗜好(思考)回路は理解不能。


しかしつまんねーなーと、ボケーっと流し見していたら
最後の最後の最後の最後で、なんと鳥肌が立ってしまった。
最終話のクライマックスとして作られたであろうシーンの
あまりの寒さに鳥肌がスタンドアップしてしまったのだ。

なんかもう見ていられないほどの寒さ。
そしてそのシーンで感動しろよと言わんばかりに、
突如として流される主題歌。いい加減にしろ。

このアニメを繰り返し見たいと思う人がいるならば、
中途半端なエロシーン目当てか、よほどのベタ展開好きか
自分に罰を与えるのが好きな自虐マニアくらいではないか。

申し訳ないけど、あまりのストーリーの酷さのせいで
否定的な感想しか出てこない。



【第2話まで観賞】
親と離れて兄弟だけで田舎に転校

着いた駅から住居までの道のりで軽く迷う

謎の少女と出会って軽いエロイベント

謎の少女の友達に現場を見つかって咎められる

翌日、転校先の学校で謎の少女と偶然にも同じクラスに

友人「あーーーーっ!昨日の変態男!!!」


第2話まで見て、意外な展開がまったくない。
これが既視感?デジャヴ?

これからの展開のスパイスになってきそうな要素といえば
「かわいい弟」「ヒロインの過去の記憶」あたりか。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3

68.7 3 お祭りでツンデレなアニメランキング3位
けんぷファー(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (918)
5483人が棚に入れました
ごく普通の男子高生・瀬能ナツルはある朝、突然目が覚めると女になっていた。
覚えのない性転換に愕然とするナツルだが、追い討ちを掛けるように臓物アニマルのハラキリトラから「ケンプファーとして戦え」と告げられる。一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていくナツルの運命やいかに!?
幼馴染・生徒会長・メガネっ娘の相棒など、美少女満載のバトル入り学園ラブコメディー。

声優・キャラクター
井上麻里奈、堀江由衣、名塚佳織、阿澄佳奈、中島愛、野村道子、田村ゆかり、水樹奈々、能登麻美子、内海賢二
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

性転換、声優アニメネタ、ラブコメ、バトルなど多彩な要素を持つアニメ

主人公は瀬能ナツル。

佐倉楓からもらった臓物アニマルシリーズの腹切りトラのぬいぐるみを貰ったことから''けんぷファーに変身''出来るようになる。しかしけんぷファーは女性にしか認められないので男のナツルは変身している間は女性に強制的になる。けんぷファーになる資格は''モデレーター''に認められた女性。

モデレーターの説明は11話にある。

けんぷファーに変身すると特殊能力や武器が使え身体能力も格段にアップする。

学校は男女共学だが男女を隔てる環境が兎に角厳しい学校。男女は別校舎になってて図書館などの教養スペース以外はセキュリティー、鉄壁などが隔てている。

兎に角いろいろ詰め込んだアニメ。

性転換、臓物アニマルたちは野村道子、水樹奈々、能登麻美子、田村ゆかり、今は亡き内海賢二さん、など豪華声優陣、そしてナツルを巻き込むラブコメとけんぷファーバトル。

しかし、バトルはあまり無くひたすらナツルとのお決まりの主人公が鈍感の進展の無い過程を楽しむラブコメ、それもTV版にしてはエロい部類のラブコメ。もちろん無修正のblu-ray版はもっとエロいです。

ひたすらラブコメやデート回が多く、やっとけんぷファー絡みで動いたのは7話。しかしまたデート回。

やっと話が進展したのが9話。

そして全12話ということでもちろん、完結はしません。しかも本編は11話で終わりで俺たちの戦いはこれからだと言わんばかりの終わり方、そして最終回は本編とは関係のないOVA要素が強い第12話です。

けんぷファーバトルの説明はすこしあるのですが、臓物アニマルの正体や黒幕の人はどうしてそうなったのとか、バトルによる勝ち負けは一切ない進展しないけんぷファーバトル。シュベアト、ゲベアー、ツァウバーなどドイツ語がなにかの複線なのかとも思いましたが一切説明なし。

風呂敷を畳きれなかったアニメの代表という位置づけです。

銃や剣や特殊能力のバトルはあるが血は一切でない勝ち負けのないものですのでバトル要素は薄いです。アニメの題名にもなっているけんぷファーバトルは二の次のラブコメネタアニメでした。

あまり物語に集中しないでラブコメやネタを気軽に見れるアニメでしたので、これはこれで面白かったアニメでした。作画も安定して綺麗で、絵で見ても視聴し甲斐のあるアニメです。

自分的に気軽に見れるアニメの仲間入りです。しかしすこし過激なシーンもありますので一人で見るに限ります。

{netabare}
しかし、このアニメは絵はすごい気合が入っていますね。臓物アニマルの擬人化、しかもアイキャッチのみの使用でのいろんなキャラ(ミクとか)などキャラデザの無駄遣いがすごいと思いました。

11話でけんぷファーや重要な説明があり佐倉楓がモデレーター(洗脳?それとも宇宙から来たモデレーター本人?)で白のけんぷファーが動き出したところで終わるのでが、物語要素は好きなので、ラブコメだけではなく物語の進展も見てみたいアニメです。

しかし本当このアニメはラブコメ要素が濃いアニメだと思います。題名のけんぷファー要素の説明が11話のそれもたった30秒くらいのざっくり説明ですからw


11話の楓のセリフで

楓「あなたは最後には女であることを選ぶわ」←女に変身するのは過程で最終的には女性で性別を固めるってこと?全男性消滅作戦?原作を見ていないので意味深な終わり方でモヤモヤしました。

臓物アニマルのアイキャッチ擬人化で一番かわいかったのが火炙りライオンです。しかし声が内海さんなので破壊力(可愛さ、衝撃さ)が半端ないですw

そして多彩な女性キャラが魅力でした。幼馴染で主人が好き、性格変換、ドS会長などなど。。。M属性の私には堪らないキャラ達でした。

特に雫会長には一回詰ってもらi。。。

2期。。。はもうないのでしょうが続編期待です。そういうことなら何年まっても続きが見たいアニメですね。でも内海さんが亡くなっているのでそこは続編絡みで悲しいことです。




{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

けんぷにゃー!

仁義なき戦い!!


自己言及してかないと忘れ去られる赤と青の代理戦争設定
物語性なんてほとんど皆無なんじゃないですかね
11話の喜びの歌が流れた辺りは、いったい何事かと思いましたよ
12話とか全編そんなんですよね、疑問が次から次に湧いてきますが一切解決に至らない
なんですが、謎の中毒性があるんですねこのアニメ
臓物アニマルで言うところのハツが勝手に惹かれてしまう、何故なんでしょう

にゃんこいと同日同時間帯にやってましたね、仁義なき戦い!
9話がどちらも水着回だったりと恐ろしいほどシンクロしてますね
原画に東横桃子が入っとるー
吉原達矢氏です、大きく構えた芝居と舐め回すカメラワーク、見てて気持ちがいいですね
にゃんこいにも原画で入ってましたので、仁義なきtってことでもないか同一人物だし
制作はNOMAD、全体的にはちょっと怪しいかも、7話の鏡像が反転してない作画とか

原作の希望通りな神掛かりキャスチング
堀江由衣、田村ゆかり、水城奈々、能登麻美子
そしてしずかちゃんや2代目ワカメでお馴染、野村道子御方
しかもほっちゃん以外全てぬいぐるみ役だと、なんという声優の無駄遣い
これだけ揃えたとあって声優ネタも豊富です
6話「なぜかお風呂好きの女の子になっていてメガネをかけた少年とロボット(ry」7話「いっぺん死んでみる?」12話「少し頭冷やそうか・・・」他
10話は宝庫でしたね、ゆかりんのラジオネタとか奈々様の阪神ネタとか能登さんのCMネタとか
主人公・瀬能ナツルですが、割と性転換ものって声変えますよね
井上麻里奈さんは芸域も広く男の子役でも結構馳せてるから問題は無いかと思われ
まぁ難しいところですが、元が男なので割り切って見れますね
11話では野村道子さんの旦那様にして大手賢プロの代表取締、にしてラオウの内海賢二さんも出演なさってます
予告では夫婦掛け合いが見えます
えーそれから、名塚さん、祝・ご結婚!

 三    (^o^)   これはきっと
  三   <( )>    両想い~♪
 三    //

  (^o^)   三    見方によれば
 <( )>  三    両想い~♪
   \\  三

OP「あんりある♡パラダイス/栗林みな実」
ED「ワンウェイ両想い/瀬能ナツル・沙倉楓」
どちらも可愛らしい良い曲たちです
EDアニメーションは有名な腰振りEDです、靭帯痛めるんじゃないかってくらいの振り具合ですが癖になります
曲も、ワンウェイ妄想してく~♪の高くなる部分とかかなりツボ入ってます

やはりこのレベルになると、声優がキャラを持ってっちゃうのが如実に顕在してますね
最終回見て特に思いましたが、いやしずかちゃん声のナツルは外して、基本違和感がないんですよね
声優アニメということをここでも認識、まぁ好物なんですが
とりあえず二重人格の美嶋紅音ちゃんブヒイイイイイイイ
白のけんぷファーの4人とか、キャラ付け適当すぎるw
新聞部のKYぷりはいただけませんでしたね、あぁいうノリは
楓とは一体なんだったのか、モデレーターとの関係は明かされず仕舞いですか
てか瀬能ナツル(男)はあれだけ詰め寄られてチンピクのひとつもしないとは


まぶらほの築地俊彦氏のラノベ原作
2期というか特別編が決定しましたね、地上波でも放送されます
キャラは可愛いですしネタアニメ好きの人は見て損なしです
”ある朝目覚めると巨乳の美女になっていた”
なんてことになるかも分かりませんからね、なった時のために是非・・・?

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ケンプファーといってもモビルスーツじゃないんですよ~

原作は既読で視聴しました

主人公の瀬能ナツル(せのうなつる)くん(♂)がある日突然ケンプファー(ドイツ語で戦士)のなつるちゃん(♀)に変身してしまうというお話です

かわいい女の子がたくさん登場して
ケンプファーに変身するのですが
実はケンプファーになれるのは女の子だけ

なのに
男の子のなつるくんもなぜかケンプファーに変身して
しかもかわいい女の子になってしまいます

他の女の子のほうはというと
変身すると性格が攻撃的になり
凶暴になるわ
ハイテンションになるわ
Hぃくなるわ
冷酷非情(この子は元から)になるわで

お話の内容が
ラブコメ
ハーレム
美少女
バトル
百合
虐待(個人的主観です)
SM(個人的願望です)
MS(ネタです)


てんこ盛りの
お祭り状態になるのは必至です

原作を先に読んでから視聴したのですが
これだけの要素を盛り込んで
原作12巻分を
1クールのアニメ作品にするなんて

観ている間
お話が収まりきるのか心配でしたが
実際収まりきってませんでした

なにより
この作品の最大の鍵となる
ケンプファーの謎に迫るお話については
ほとんど触れられていなかったのが
非常に残念でなりません


一方で
印象的だったのは
「臓物アニマル」というぬいぐるみの声優さん

原作者さんのお遊びなのか分かりませんが
原作では声の主を声優さんの個人名や出演作品名を挙げて紹介しているのですが
本作品では本当にその通りの声優さんがあてられてました

なかでも
なつるくんの家にいる「ハラキリトラ」の「野村道子」さんと
「ヒアブリライオン」の「内海賢二」さんの共演がよかったですね
(※内海さんについては2013年6月13日に永眠されました)

野村さんは「ドラえもん」の初代(テレ朝版)「しずか」ちゃんの声の人
内海さんはいろいろありますが
個人的に印象に残っているのは「ドラゴンボール」の「神龍」かな?
一番最近のものでは「銀の匙(Silver Spoon)」にも出演されてますね

そして
実はこのお二人
ご夫婦だったというのは驚きでした
正直この作品を観るまで知りませんでした
11話の次回予告ではご夫婦で共演までされてます


こんな大御所声優さんをご指名で起用して
他にも
豪華な声優さんがたくさん登場してて
太っ腹~(ギャラって高いのかな?)

っていうか
こっちに費用掛けすぎてしまって
主軸のほうにお金が回らなくなったから
こんな中途半端な結末になったんじゃないの?
って思うくらいです

最終回は
メインのお話とはほとんど関係のない
臓物アニマルくんたちを主役にした
おまけのエピソード回になってしまって
とても不満の残る内容でした


原作はとてもいいお話だっただけに
ちょっともったいない内容でしたね

投稿 : 2024/09/07
♥ : 21

74.3 4 お祭りでツンデレなアニメランキング4位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1076)
5104人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

このよさこい部には問題がある! →よさこいをしっかり描いていれば・・・

【レビューNo.82】(初回登録:2023/9/17)
コミック原作で2014作品。全12話。
元々YOUTUBEでオススメアニメとして紹介されていたのと、夏のレビュアーさん
の集まりの中でもオススメということで視聴。
きらら系作品のようですね。

(ストーリー)
全てが平凡なことにコンプレックスを抱いていた中学2年生の女の子、関谷なる。
ある月夜、神社で和服を着て踊る金髪の少女との出会いを果たす。逃げる彼女に
「私も連れてって、妖精さんっ!!」
追いかけながら思わず叫ぶなる。すると彼女は
「私といっしょに踊ってくれますか?」

翌日登校すると、「昨日の妖精」は留学生として再会を果たすことに。
彼女の名は、ハナ・N・フォンテーンスタンド。
以前来日したときに見た、皆で一体感を持って踊るよさこいに憧れ、自分もやり
たいと思っていたのだった。早速メンバーに勧誘されることになったなる。
人前で踊るのに抵抗があったなるだが、部員勧誘を手伝っているうちに
「私もみんなのように輝きたい」
と思うようになり、一緒に踊ることを決意。
そしてなるの親友・笹目ヤヤや幼馴染で先輩の西御門多美らに声をかけ、部員を
集めていく。
夏の「花彩よさこい祭」を目指した「よさこい部」の挑戦が今始まる。

(評 価)
・OP/EDが神がかっている
 他のレビュアーさんも皆触れていますが、OP/EDがホント神がかっています。
 特にOP「花ハ踊レヤいろはにほ」がとにかく凄い!
 詳しいことは他の方が解説されているので割愛しますが、「ここでそうくるか」
 というような転調具合とかが普通じゃなくホントヤバイ。
 本作では、この曲はなる達がよさこいを踊る時に使う、自作のオリジナル曲扱い
 にもなっています。

・タイトル「ハナヤマタ」の由来
 タイトルは、ヒロイン5人の名前の頭文字を並べ替えたアナグラムだそうです。
 ●(ハ)ハナ・N・フォンテーンスタンド。(中学2年生)
  アメリカからの留学生。前向きで積極的な性格で自分がやりたいことに正直。
  母親は離婚してアメリカで仕事をしている。(日本では父親と2人暮らし)
 ●(ナ)関谷なる(中学2年生)
  自分のことを「何の取り柄もない極めて普通な女の子」だと思い込んでおり、
  また気弱な性格から長らく踏み出す勇気を持てず、行動に移せせずにいた。
 ●(ヤ)笹目ヤヤ(中学2年生)
  なるとは小学校来の親友であり才色兼備で、なるの憧れの存在。
  でも「ツンデレ」っぽいキャラで、なる達には強く当たってしまうことも。
  自身もバンドを組んでいて、オーディションを目指している。
 ●(マ)常盤真智(中学3年生)
  生徒会会長で面目な性格で正義感が強く、厳しい態度で接することが多い。
  (最初はハチャメチャなハナ達の活動に対立していた)
  姉(よさこい部顧問)との確執を抱えている。
 ●(タ)西御門多美(中学3年生)
  生徒会副会長で温厚な性格であり、容姿端麗・頭脳明晰。なるとは幼馴染。
  (彼女もなるの憧れの存在)
  ファザコンで厳格な家柄ということもあり、西御門の家に相応しい娘として
  父に認められるよう父の意向に沿って、バレエ・ピアノ・茶道・華道など多
  くの習い事をこなしている。

・中学生の青春群像劇としては悪くないが・・・
 ・特になるについては
  「おとぎ話のヒロインのように、誰かがここから連れ出してくれる」
  という受け身体質から
  「自分が本当にやりたいことと正面から向き合う」
  という能動的に変わり、失敗しながらもそれを糧に成長していく姿がしっか
  り描かれています。
 ・それに加え、他のメンバーの掘り下げもしっかりしていくので、「中学生の
  青春群像劇」としては見応えがあると思います。
  でもそれに尺をかけすぎというか、{netabare}ヤヤが入部するのが5話の終わり
  (それに6話でバンドの解散騒動があり、7話でもまだグダグダ引っ張るw)
  真智に至っては10話の頭からようやく部員として始動という、{/netabare}「よさこい部」
  としての活動のテンポがかなり悪いです。
 ・しかも
  {netabare}・夏の「花彩よさこい祭」前に出場したイベントで曲を入れたCDを忘れた!
  ・「花彩よさこい祭」の申し込み忘れてた!しかも期限切れてる!!
  ・以下特大ネタバレ
   {netabare}最後の「花彩よさこい祭」前にハナの家族が和解して帰国するとかwww{/netabare}{/netabare}
  メンバーの掘り下げも相まって、ともかくアクシデントや家庭事情頼みで話
  を盛り上げようというのが多すぎで、終始バタバタしてる印象が強く、落ち
  着いて視聴できないって感じなんですよね。
  「この美術部には問題がある!」違ったw「このよさこい部には問題がある!」
  って位にお前ら何やってんだよっとw

・肝心のよさこいの魅力がほとんど伝わらない
 ・第1話のハナとなるの幻想的な出会いから、2話のなるが初めて「鳴子」を鳴
  らすシーンまでは本当に素晴らしく期待大でしたが、そこから部員集めのテ
  ンポの悪さから始まり、よさこいとしての見せ場が少なすぎる!!
 {netabare}・しかもメインの夏の「花彩よさこい祭」も、ハナの帰国騒動で興を削がれた
  上に、作画の手間を省きたいのか、5人のそろい踏みもほんの少しだとか…
  いや作中一番力を入れなきゃいけないところでこれでは、なんのためにこの
  作品をここまで視聴してきたのかって感じですね。
  (ここはフルでしっかりみせて欲しかった・・・){/netabare}

同じ「きらら系」でも「けいおん」が女子高生の緩い日常とバンドのかっこよさ
の両輪をしっかり描いて超人気作になったのに対し、本作は
・中学生の青春群像劇を少しシリアスに描きすぎた(尺も取り過ぎ)。
・キャラデザとか秀逸なのに、もう少し緩さがあってもよかったのでは?!
・肝心のよさこいにもっと尺と作画を費やせよ!!(作画自体の質はいい)
という、個人的にはちょっと残念な結果に終わったかなという印象ですね。
いろいろとポテンシャルは高いと思うので、もっとよさこいを面白く魅せること
に注力していれば・・・
(物語としてよさこいである必要性がかなり薄かったかなっと)
まあ原作者が描きたかったものは、そういう方向性じゃなかったのかも。
(私が期待してたものとは、方向性が合わなかったのかな)
OPは本当に素晴らしいので、そこは本当に一度観て欲しいなっと思います。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

よさこい

ガールミーツガールとよさこい。
凄まじく内気な少女なるがアメリカからよさこいを踊りたいとやってきたハナと出会ってというお話し。

それぞれのキャラクターの心情に焦点を当てて、葛藤ありつつも仲間集めするというありきたり?な展開ではあるが、普通に楽しめる作品だった。
嫉妬(ツンデレ?)やファザコン、姉妹葛藤などなど。

個人的には海坊主とさり先生がもう夫婦みたいでこれからどうなるんだろうとわくわくしながら見ていたが、これは物語の主題ではないので、ちと残念。いい具合に釣られているのがツボ。

あとWUGのメンバーが少し出ているのは少し嬉しかった。
彼女達は最近どうしているかなあ?僕が知らないだけだろうけど。


OP
花ハ踊レヤいろはにほ チーム“ハナヤマタ”[関谷なる(上田麗奈)、笹目ヤヤ(奥野香耶)、ハナ・N・フォンテーンスタンド(田中美海)、西御門多美(大坪由佳)、常盤真智(沼倉愛美)]
ED
花雪 smileY inc.
12話のみチーム“ハナヤマタ”ver.
挿入歌
コドクシグナル Need Cool Qualityという笹目ヤヤが所属するアマチュアバンドが演奏する曲
よさこいの楽曲は
ココロフルサト、しなと屋正調、夏月半簾風、ちょんまげ、愛音というタイトルの楽曲らしい。
OPのぱーっとぱーっと晴れやかにが印象的。合いの手含めてなんだか可愛い楽曲。
ED歌うのはsmileY inc.(スマイリー)という音楽ユニットらしい。大坪由佳と、VOCALOIDを用いるクリエーターのゆうゆからなるようだ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
フツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」花々しい少女たちの物語が今、幕を開ける。


1. シャル・ウィ・ダンス?
なんだって普通の中学2年生・関谷なるは、ある夜月光の下に和装で舞う金髪の少女ハナに出逢う。それはなるが『よさこい』という非日常の世界に触れた瞬間だった。なるは戸惑いながらも、「私も輝きたい」と新たな第一歩を踏み出す。

2. ジェラシー・ローズ
なるとハナは学校の皆がどうしたらよさこいに興味を持ってくれるか話し合いをする。急接近する二人の仲がおもしろくないなるの同級生ヤヤ。ちょっとしたすれ違いをきっかけに喧嘩を始めてしまうなるとヤヤだったが...

3. ガールズ・スタイル
よさこいショップ「勝」を訪れたなるとハナは、夏に開催される「花彩よさこい祭」のことを知る。よさこい部で出場しようと意気込むハナ。しかし部を結成するには最低でも4人が必要だという。部員集めのパフォーマンスを学校で繰り広げるハナに、ヤヤは...

4. プリンセス・プリンセス
生徒会長・マチに屋上の使用禁止を言い渡されたなる達。しかしなるの幼馴染で生徒会副会長のタミは、他の活動場所が見つかるまでの間は取り計らうと約束する。大和撫子然としたタミに、よさこいを一緒にしようと誘うハナ。タミは...

5. ファースト・ステップ
タミとヤヤの加入で、ついに部員が4人揃ったよさこい部。夏に開催される「花彩よさこい祭」のステージで踊ることを目標に活動をスタートする。しかしまだ本物のよさこいに触れたことのないなる達は、タミの提案で「湘南よさこい祭り」に行くことに。

6. トライ・トライ・トライ
花彩よさこい祭に向けて準備を進めるなる達。シンボルマークに、衣装に、振付、音楽...。そんな中、ハナが見つけてきたのはデパートでのステージイベント。よさこい部での出場を計画するも、課外活動の許可を出すには2つの条件をクリアするようにとサリー先生に言われてしまい...!?

7. ガール・アイデンティティー
デパートのステージイベントも近づく中、なんだか元気のないヤヤ。どうやら先日のバンドオーディションが関係しているようで...?理由を話そうとしないヤヤを気遣い、力になろうとするなる達だけど、そんななる達にヤヤは思わず感情をぶつけてしまう。

8. ミッション・イベント
ヤヤの正式加入で名実ともに4人揃ったよさこい部。デパートのイベントに向けて振付や音楽の準備が進むが、よりによってイベント当日、音楽が収録されたCDを忘れてきてしまう。「妹に頼む」と言うサリー先生が呼んだのはなんと生徒会長のマチだった。そして初めてのステージに...

9. シスター・コンプレックス
デパートでの失敗を乗り越え、花彩よさこい祭でこそ踊りを成功させようと決意を新たにしたよさこい部。そんな折、マチが「よさこい部はまだ正式に認められていない」という衝撃の事実を告げる。代理教員であるサリーは部の顧問になれないからだという。

10. オンセン・ガッシュク
マチの入部で5人になった由比浜学園中学よさこい部は、花彩よさこい祭に備えて箱根で温泉合宿をすることに。はしゃぐハナ達とは対照的に、入部からまだ日の浅いマチは、遅れを取り戻そうとハードな練習を強要してしまい...?よさこい部の合宿は楽しいだけでは終わらない!?

11. スマイル・イズ・フラワー
花彩よさこい祭まで、いよいよあと3週間!よさこい部の練習にも力が入る一方、ハナがなんだか浮かぬ顔。何か心配事があるのではないかと気遣うなる達。そして花彩よさこい祭で踊る音楽に歌入れを行ったその夜、ハナがなるのもとを訪れる。泣きじゃくる彼女が告げたその言葉とは...。

12. ハナヤマタ
ついに迎えた花彩よさこい祭当日。ハナがいなくなってしまったことで少し落ち込んでいたよさこい部を盛り立てたのはなるだった。ハナと初めて出会ったその場所で、なるは決意の表情で鳴子を鳴らす。そしてハナも...少女たちのひと夏の思いが結ぶ時。かわいく元気にハナヤマタ!

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

厚さ1mmの花弁

【1話視聴後】
{netabare}
  今のところは定番ストーリーですが、まあ導入はこんなもんかと。
  肝心なのはこのあとなので、今のところは保留とします。

  ひとつ、言っておきたいこと。
  「アニメだからいいじゃん」
  これは大概好ましくないお約束なので、そこに甘えて欲しくはないですね。
  ゲームなんかのソレとは違って、視聴者側にメリットがありませんから。
  そういう動きをさせたいならそれに見合ったキャラ設定にするのが妥当だと思いますよ。

  全体の印象としては悪くはないかな。
  作り手の想いも伝わってきますし、変に奇抜なストーリーになっているわけでもないので、
  主人公含め伸びしろは十分にありそうです。
  今期見るものないという理由も掛けあわせて、期待値盛ってみます。
  まあちょっと浮世離れしているのが気になるんですけどね。

  ああ、あと音楽いいですね。
{/netabare}
--------------------------------------------------------------------
【5話まで】
{netabare}
  ううん、思っていたよりも伸びが弱いですね。
  筋書きは王道で良いですけど、もう少しスパイス加えないとこのままズルズル行きそうです。

  あと肝心なところで動きがないのも気になりますね。
  よさこいシーンは謂わばこの作品にとっての華(名シーン)になるはずなので、
  もっと力を入れて欲しいです。
  1話のぶっとんだ動きはどこにいったのやら。
  その影響もあって大人しさが悪目立ちしている印象です。
  バランスが難しいとは思いますけど、要所での動きやストーリーの方はもっと暴れさせても良いのではないでしょうか。

  最後にひとつ。
  是非とも魅力的なライバルは登場させて欲しいです。
  おそらくそれだけで作品の質が数段上がるので。
{/netabare}
(2014.8.5)
--------------------------------------------------------------------
【10話まで】
  エピソード自体は悪くないと思うのですが、節々で脇の甘さが出てますね。
  例えば10話だと、
  {netabare}①大会への出場権獲得
  ②旅客こぞっての声援

  前者については、あまり良い解決法が思いつかないので言及しません。
  私的には出場見送りもアリだったとは思うんですけどね。
  後者については、敵役を配置するともう少し説得力が出たかも。
  部屋での練習時に、仲居さんの注意ではなく売れない作家系の客人が怒鳴り込み。
  外での練習時に、再度遭遇。すかさず撤退しようとするが、事無きを得る。
  理由としては個人練習するマチを見て自分と重ね感情移入したから、とか。
  「余所でやったら他の客に迷惑だろ」なんてツンデレ台詞言わせたり、
  もう一歩踏み込ませて後に大きな味方として登場させる、とかも面白そうですね。
{/netabare}
--------------------------------------------------------------------
【11話感想】
  とんだ勘違いしてました。てっきり24話構成かと。
  最終回の展開も明白なので、ひと足早くまとめちゃいます。

  まず構成。
  この手の作品では良く見るんですけど、承の薄さが著しいですね。
  ぶっちゃけ中身に当たる部分なので、ここに力が入っていないと転結で何をしても付け焼刃にしかなりません。
  こういう形の結にしたいなら、仲間集めではなく、仲間との思い出に時間を割かないと厚みに問題が生じやすいかと。
  尺的に厳しいのはわかりますが、理想としてはその時点で考える得る最大の山場を中盤に持ってくるぐらいの勢いが欲しいですね。
  山場を越える山場は、しっかり描いていれば自ずと出来上がるはずなので。(特にこういうストーリーは)

  次に題材。
  開拓する意志は良いと思います。ただ、なぜ〇〇が題材なのかがわからないのはNG。
  これは言い換えると題材を題材としていないことになるんですよね。
  設定と物語が剥離していたら、作品として歪なものになるのは至極当然かと。
  青春や友情、恋愛だけを描きたいなら普通の学生で十分。
  他に付け足したいなら、是非そちらをメインに据えて欲しいです。物語が動けば上記のものも勝手についてきます。
  往々にしてそれらを主体にしたものが薄っぺらく感じられるのは、そういう理由じゃないでしょうか。

  総評としては、題材以外はよくある作品。
  良く言えば言葉としては王道(表現としては庶民道)、悪く言えば量産型。
  なので平均点の☆3.5で。
  私的には、OP曲やそこへの入り(11話)、和風なイメージなど目を惹く部分もあったので、もっと頑張って欲しかったです。
  あとは最終話でどれだけ魅せられるか次第で、多少上下するかも。
(2014.9.16)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9

60.7 5 お祭りでツンデレなアニメランキング5位
猫神やおよろず(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (337)
1764人が棚に入れました
かわいい店主・柚子が営む古美術店・八百万堂。ソコの居候、猫神の繭を訪ねて、美少女たちが引きも切らずに…♪ 天界で起こった小さな事件が、繭を巻き込み、意外な展開に!? 美少女たっぷり、ご町内神さまコメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、堀江由衣、茅野愛衣、竹達彩奈、MAKO、三瓶由布子、豊崎愛生

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可愛い神様達のC=(^◇^ ; ホッ!っとする物語ですね♪

■「猫神やおよろず」ってどんなアニメなの?
とりあえずタイトルから読み取りましょうね♪
「やおよろず」を漢字で書くと「八百万」となるのですけど、800万の神様が居る訳ではなく、数が多いことの例えなのですね!
ということで、この作品は、主人公で猫神様の繭ちゃんと、その他沢山の神様が人間界のとある町の万屋こと、「八百万堂」を中心に描かれる神様系コメディなのです♪
 
ずばり、キャラがとっても可愛く描かれていて、しかも豪華な声優さんをキャスティングしているので、キャラ萌えアニメであることは間違いないのですよ♪
 
■メインキャラの豪華な声優陣をチェックしてみましょうね(*^-^)
・繭<mayu>[声:戸松遥]◇代表作◇あの花・・・安城鳴子<あなる>、他
  忘れられた物と記憶を守護する猫神。
  かなりのトラブルメーカーだけど、皆に好かれる人気者。
 
・古宮柚子<komiya yuzu>[声:堀江由衣]◇代表作◇化物語・・・羽川翼、他
  万屋「八百万堂」の若女将。
  ぎりぎりの家計をやり繰りしているので、繭の無駄使いには結構強気です♪
 
・正倉院笹鳴<shosouin sasana>[声:茅野愛衣]◇代表作◇あの花・・・本間芽衣子<めんま>
  繭とは幼馴染の猫神で、しかも女の子通しなのに許婚という関係。
  そんな繭との関係もまんざらではない様子♪
 
・メイ子<meiko>[声:竹達彩奈]◇代表作◇けいおん!・・・中野梓<あずにゃん>
  大黒天の孫娘。笹鳴のライバル!「打ち出の小槌」を振り回しちゃうツンデレ担当です♪
 
・芳乃<yoshino>[声:MAKO]◇代表作◇かみちゅ!・・・一橋ゆりえ
  春を司る桜神の少女。秘伝の灰で桜を咲かせちゃいます。
 
・しゃも<shamo>[声:豊崎愛生]◇代表作◇けいおん!・・・平沢唯
  貧乏神。子供なので、胸もかなりの貧乏っぷりです♪
  でも、肩書きは財物部一級査察官なので、実はとっても偉い神様なのです♪
 
・ゴン太<gonta>[声:三瓶由布子]◇代表作◇交響詩篇エウレカセブン・・・レントン
  稲荷神の少年。ひそかに柚子の事を想っているけど、空回りばかりしちゃってます♪
 
改めて見てみると、すごい豪華な声優陣ですね♪
ちょっとこんな想像をしてみてください。。。o(゚^ ゚)ウーン
『あの花』コンビの「めんま」と「あなる」が猫神を演じてるのですよ♪
『けいおん!』の先輩後輩の「ゆいちゃん」と「あずにゃん」が貧乏神と大黒天の孫娘を演じてるのですよ♪
『かみちゅ!』のゆりえが、ここでも桜神を演じてるのですよ♪
『化物語』の羽川さんが何でも屋の若女将ですよ♪
『エウレカセブン』のレントンが稲荷神でここでもダメダメっぷりを発揮してるのですよ♪
 
なんとなく、楽しくなってきちゃいますね!!
 
 
■OP/ED曲はどうなんでしょう(〟-_・)ン?
【神サマといっしょ】OP曲
なかなかノリの良いアップテンポな曲です!
「しゃんしゃんしゃん」と耳に残るフレーズもあり、作品に良くあった聞いてて楽しい気持ちにさせてくれるような曲ですよ♪
 
【虹 ~Ver.8000000~】ED曲
なんと「電気グルーヴ」の曲をカヴァー&アレンジした曲なのですね♪
テクノポップの爽快感を感じられるアップテンポな曲はさすが「電気グルーヴ」ですね♪
 
 
■前半までの感想
ドタバタコメディーがメインの中でたまにジーンとなるようなシリアス回があったりしましたね♪
ずば抜けて何かが良いって言うわけでは何のですけど、全体的なバランスは良いので、好きなキャラに萌えるのも良いと思います♪
ちょっとだけ、C=(^◇^ ; ホッ! っとしたい時に「猫神やおよろず」でほのぼの感を味わえればいいなっていうスタンスで今後も観て行こうと思わせる作品ですね♪
 
 
■総評
予想通りC=(^◇^ ; ホッ!とできる作品で最後まで楽しく視聴できました♪
概ねキャラが出揃った中盤から後半にかけてはかなり面白くなってきましたね(*^-^)
八百万堂に自然と集まってくる仲間達を見ているとまさにこの言葉がぴったりなのです♪
 
【桃李物言わざれども下自ら蹊を成す】(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
桃やすももは何も言わないけれど、美しい花を咲かせそれを慕い、熟した実を求めて人々が集まるので、木の下には自然と小道ができるって言う意味なのですよ♪
成蹊大学の名前の由来にもなっているので有名ですよね(o^∇^o)ノ
 
一緒に働いたり、遊んだり、怒られたり、バカな事をしてばっかりの仲間だけど、一緒に過ごすことで芽生えてくる居心地の良さや、仲間といる事の温か味を感じさせてくれるアニメだったのです♪
少し肩の力を抜いて、(´▽`) ほっとしたい時に視聴すると癒されるような気がします♪
 
最後に、この作品のMVPキャラは繭さまだと思うのですけど、自分の意思とは反対に色んなキャラの引き立て役になってくれていたゴン太は影のMVPでしたよw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.18・第二の手記(追記:■総評)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 36

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

我は猫神

神神神アニメその3です


今期の空気アニメ枠ですね、心穏やかに見れるアニメです
あまりの穏やかさに気付けばいつの間にか寝ています
良い部分もあるんですが、イマイチ目立たないんですよねぇ、なんだかなぁ
こんな嫋やかな雰囲気の日常系神様アニメなんですけど、4話の獏の話と9話の猫の話はやたら暗かったですね
何故性懲りもなく日常系に鬱回を入れてしまうのか
味と言えば味なんですけどねぇ、子守歌として今作を見に来てる私としては、寝づらくて、違うんじゃないのと思う気持ちはありました

原作のFLIPFLOPsのお二人は、東方二次創作の同人作家として有名なんですね
つか、チャンピオンREDいちごにエロじゃない漫画があったんですね、知りませんでした
監督桜井弘明氏、脚本待田堂子女史、キャラデザ・総作監渡辺敦子女史ら、「GA 芸術科アートデザインクラス」スタッフが集結して制作にあたり、丁寧な作品に仕上がっています
ねんどろいど頭身のキャラクターなんで、萌えというよりも、むしろ可愛いという言葉が適切な、健全なアニメですね
タイトルに「神」という文字の入る三作、今作と「神ドル」と「神メモ」合わせて、巷では三爆神などと揶揄され、AAが作られるまでになってますが
何かあるんでしょうかねぇ、いやでも神と名の付くアニメでも売れてるのは売れてますし
その意味で、次期の「ファイブレイン 神のパズル」の売上動向が気になるところです

今作繭役で出演している戸松遥さんですが、戸松さんで神様といえば「かんなぎ」のナギ様
設定もそうですし台詞の感じもほとんど同じで、目を瞑って聞いたら聞き紛うんじゃないかと思うほど似てる箇所が多いですね
笹鳴役には茅野愛依さん、何気に神神神アニメ全てに出演しているんですよね、「神ドル」では日々乃さん、「神メモ」では彩夏
どんなキャラであっても違和感なく演じられそうな万能型の声優さんだと思います、透き通ってて聴いてて癒されます
最後にちょろっと出て来た天音の声は伊藤かな恵ちゃんがあててます
もっと早くから出て欲しかった気もしますが、OPにもいないんで出すつもりなかったのを変更したんでしょうかね
声優については豪華でした、今噂のスフィア声優が全員参加してます、竹達さんもいます

「神サマといっしょ/繭&柚子」かなり良さげなOPですね
木が育ってく映像と共に流れる曲の入りからビビッとくるわけですが
お花見、海水浴、花火、味覚狩り、雪遊び、お正月と、繭様たちの春夏秋冬を一望できるアニメーション(ライブシーンは設定的に何か浮いてますが、音楽の秋を表現しているのでしょうかね)
細部に注目してみると色々な仕掛けがあり、それだけでストーリーとして成り立っているかのような、何度見ても楽しく思える仕様がなされ
最後は繭様の好きなゲーム世界のドット絵を皆が歩いて終わり、作品をよく理解しているなぁと感心する映像が出来上がってます
柚子が御雑煮を運んでくるカットとか、軽く感動を覚えるんですが、溢れんばかりの愛が伝わってくる素晴らしいOPだと思います
EDに関しても、「Oh My God♥」、7話の「やおよろず音頭」どちらも、センスのいいEDだと思います

繭様の揉み上げが、そろばんの珠にしか見えないんですよね
ついついはじきたくなっちゃいますw
終盤のツクヨミとの騒動で、繭様の髪が伸びたことがありましたが、あれは一体どういう原理だったのでしょうかね、謎です
えーキャラについては、芳乃ちゃんが可愛いと思います
ピンク髪ですし、すごい性的な服着てますし、MAKOさんの声もエロさ増し増しで、ビンビンでした


まぁ今シーズンの3つの神様アニメを見てきたわけですが
一応神がちゃんと登場するのは今作だけなんですよね
三作それぞれ、全く違った神の描き方をしていて、それを比べながら見るのも面白いかもしれませんね

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レッツ神様萌え、否、声優萌えか(60点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:60点
アニメ系統:日常系コメディ

猫神「繭」と神界の仲間達がおくる、ご町内神様コメディ。
ということで、可愛い神様達によるドタバタコメディ。

結構ゆるいので、日常系が苦手な人はきついと思う。
私もきつかったが、何とか完走した。
でも、日常系好きな方なら結構楽しめるのではないかとは思う。

作中でてくる神様達が非常に可愛く個性もあり
お気に入りの神様を見つければかなりいけるかとは思う。
ただ、ちょっとキャラ数が1クールにしては多い気がした。
そのため、キャラが生かしきれず、私はお気に入りを見つけることは出来なかった。

そんなキャラを演じる声優が恐ろしく豪華。
(個人的にはドラマCDの声優の方が好きだが)
戸松さん、堀江さん、MAKOさん、茅野さん、竹達さん、三瓶さん、豊崎さん
となんじゃこりゃってぐらい豪華。
そんな声優さん達のからみを観れるのはある意味すごいアニメかもしれない。

兎に角、家族でも安心して観れるクオリティではあると思う。
日常系好きな方はどうぞご覧あれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

繭は釘宮さんのままにして欲しかった。


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以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
神様とのゆるーい日常系かな。
神様なのに日常とかいう突っ込みは無しでw

なかなか神様達が可愛い。
これは神様に萌えれるかが分かれ目な気がする。
色々な神様が出てくるようなので
萌えれる神様が出てくれば視聴できそう。
2話に出てくる神様に期待が膨らむw
そうピンク髪のあの子だw

2話視聴。
ピンクツインテ神「芳乃」でたw
これはどこかの誰かの反応が楽しみだわ。
しかし、このアニメの声優陣だが
ドラマCDの時の豪華さがうらやましいw
釘宮さんに千和さんに沢城さんなんて俺得なw
アニメも十分豪華なんですけどね。
さあ皆様もレッツ神様萌えw

3話視聴。
漫画の方が面白そうなんだがw
その漫画をアニメにしてくれ。
話の内容は相変わらずのほのぼの日常。
笑いをはさみつつ、最後にちょっとだけいい話だった。
来週もぼーと観ることにする。

4話視聴。
夢くいバクの話。
相変わらずゆるい話だが
ちょっといい話だった。
毎話こんな感じなのかな。

5話視聴。
温泉&水着回。
神さまでも水着回はやるのかw
そして、あわれごんた。。。
おまえはよくやった。
安らかに眠れw

6話視聴。
ゆず回。
何か今までと違って、ちょっとシリアス風味でいい話だったんだがw
ほのぼの日常だけじゃないんだね。
今週は結構面白かった。
来週はまた日常かね。

7話視聴。
お祭り&怪談。
相変わらずほのぼのしてる。
個人的には結構退屈になってきてる。
でも、がんばって観るよ。

8話視聴。
ポロリ回。
ポロリ、ポロリ、ポロリw
konozamawwwwwwwwwwwwwwwww
なんというネタw

9話視聴。
不意打ちのいい話。
ちょっと感動してしまったじゃないか。

10話視聴。
新キャラ登場。
ちょっとキャラが多すぎるなあ。
1クールでこれだけキャラが出てくると
キャラの特徴を出すが難しい気がする。

11話視聴。
まゆが結婚?!
来週で終わりだがどんな結末になるのか。
結婚は絶対ないとは思うがw
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 23

70.1 6 お祭りでツンデレなアニメランキング6位
イジらないで、長瀞さん(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (327)
974人が棚に入れました
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS"な後輩に目をつけられた!先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女"の物語。

声優・キャラクター
上坂すみれ、山下大輝、小松未可子、鈴木愛奈、井澤詩織
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結局 今期で一番面白い?言い過ぎかもしれませんが。

 大げさかもしれませんが、今期、終わってみれば一番面白いかもしれません。初めが良くて後が尻つぼみのアニメが多い中、尻上がりに良くなっていきましたね。
 テーマがぶれているともいえますが、長瀞さんがどんどん可愛くなっている、ということです。
 ひょっとしたら、だから良かったのかもしれません。つまり、イジメ→ツン→デレをそのまんまやったということです。最後にちゃんと気持ちが良くなるアニメです。見終わったあとの爽快感と満足感があるのは重要ですよね。1話のストレスがあったからこそ、ともいえます。

 逆にいえば、ここから先が見たいんですけどね。長瀞さんのキャラ造形も、類似性の指摘もありますが、時代が萌え一辺倒ではなくなってきたということでしょう。オリジナリティがちゃんとあると思います。

 水着の日焼けのあとの作画に徹底的にこだわったのは、クリエーター側の意気込みを感じます。対して主人公の適当なこと。つまり女子の作画に制作側の気合いが感じられるということです。

 確かに愛があった気がします。


以下 視聴中のレビューです。ネタバレで折りたたんでおきます。

{netabare}  第1話は正直不快です。どう考えても極めて悪質なイジメにしか見えません。主人公側からの心理なら立ち直れないでしょう。
 そのあとどんなデレられても、心を許せないのでは?と思うレベルです。

 また、長瀞がなぜ主人公を気に入ったのかがわかりません。あれってマンガに感心して気に入ったってことなんですか、本気でマンガ描いてるからとまあ、解釈できなくはないですが、本気で何かに打ち込んでいる人はクラスにいくらでもいるでしょうし…
 1話の段階でこの前提がないと、長瀞の態度は不自然ですので…どうなんですかね。すくなくとも2度ほど、しかも何度かそれっぽい場面をリピートして見ましたが読み取れません。初対面、ですよね。違うんですかね。

 いじっているうちに、おもちゃとして気に入ったってことでしょうか?マウント取れるから?そうなら最悪ですよね。

 まあ、そうはいってもこの話でそういう悪意がないことはわかります。いや、悪意だとしても、ヒロインのドSがテーマで主人公がこの関係性で満足ということでもいいんですけど、でも、一度引っかかってしまうと、1話切りされてもしかたないだろうなあ、という感じです。

 ただ、その後の展開はなんとなく見聞きしていたので、4話までは見ました。ビッチ系の女の子に惚れられて、ちょっとドキドキするようなラッキースケベシーンとか、長瀞さんのデレを楽しむ分には、面白いです。作画も決して低いレベルはありませんし、OPとかはかなりいい作画でした。

 むしろ、あらすじを調べて3話、4話を見てから、1話に戻ったほうが受け入れられるかもしれません。

 なお、石鹸の洗いっこのシーンを見るかぎり長瀞って本当に経験が…って見えますよね。そこまで意識してあのシーンを入れたなら大したものです。そういえば、主人公の下腹部の上に馬乗りになってたりもしました。今後の展開が楽しみですが、少年漫画ならないか。


6話見ました。

 初めからもうちょっとこのチューニングでやっていれば見やすかったのに、と思います。
 1話のコンセプトでいくなら、ドエロ展開NTRとか。
 この話の展開だと、1話を面白いと思った人は離れていくだろうし、1話のイジメがきつくて離れた人もいるでしょう。
 いずれにせよ、コメディとしては、面白くなってきたので、明らかに1,2話で損している気がします。
(6話の前半はもうちょっと短くてもよかったですね)

8話までみました。
 いや、長瀞さんデレすぎでしょう。純情になっちゃってるし。他の女子も含めてハーレム化してるし…毎週1話見てる分には面白いのでいいんですけど、一気見の場合どう感じるか、でしょうね。

10話みました。
 単純にエロ可愛いツンデレの年下の女の子とイチャイチャしてるとか、普通にうらやましいんですけど。
 そして先輩登場。いいですね。対立軸。面白くなってきました。
 1話のチューニングがもうちょっとうまくやっていれば、かなり人気でたのでは?{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

イジめないでよ長瀞さん、に見えちゃうのが損

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
イケてない男子学生が、イケてる女子高生の後輩からイジられまくる、学園ラブコメ。

系統としては、「からかい上手の高木さん」や「宇崎ちゃんは遊びたい」に近いです。

レビューでは、その2作品と比較しての、やや酷評となります。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(2話まで)】
{netabare}
イジりとイジメの違いは、そこに愛があるかと言われるが、そんな曖昧なもので判断するのは、如何なものと思っている。

私は、イジメは一方通行で、イジりは双方向と考えている。つまり、イジられる側が逆転することがあるか。そういう信頼関係のある二人の間で行われる行為か。

本作は「いじらないでよ」と銘打ち、「可愛い女子にいじられるんだから幸せだろ?」という作風だけど、なんか、「ドS女子にイジメられる、弱い男子」って感じがして、観ていて痛々しかった。

似た設定の「宇崎ちゃんは遊びたい」は、男の側にも攻撃権があったし、宇崎が先輩に惚れるだけのバックグラウンドもあって、宇崎には「憎めない可愛さ」があったけど、本作にはそれが感じられなかった。

また、同じく似た設定の「からかい上手の高木さん」は、高木さんが可愛いのは当然として、からかわれる西片の方にも魅力があった。ていうか、高木さん以上に西片が可愛いし(笑) ただ、本作のセンパイは、どうにも可愛いくない。

勿論、話が進んでいけば、長瀞さんがデレていき、可愛さが増していくのだろうことは分かる。意外とウブ、とか、攻められると弱い、とか、センパイを独占したい、とか、そういう展開で萌えさせるのだろう。

また、普通のギャルっぽい見た目と言動(ギャル=ヤンキーとなってない感じ)は良かったし、こういうキャラクターはレアなんで、好きな方もいるだろうと思う。私も別に嫌いじゃない。

本作に関して私は、長瀞さん以上にセンパイの方が好感度が低い。観ててイラッとするし、オタクの自分から見ても流石にキモい。

あと、構成面。

ギャルだろうがオタクだろうが、私は、図書室で騒ぐ奴は嫌いなんですが、まあ、そういう個人的な好みは別にしても、センパイに対して特に好意をもつ要素もエピソードもないままに、泣かせるまでイジるもんだから、「イジメ」に見えてしまう。

なぜ、長瀞さんはセンパイだけをあんなにイジるんだろう? きっと、理由があって、それが明かされると、長瀞さんの好感度も上がるのだろうけど、そこまで観続けようとは思えないかな~。

私的に、ラブコメで3話以内で切るのは珍しいんですが、ここまでですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆1
まず、図書館では静かにしろ、と。ツーピース。う~む。宇崎みたいな感じ? なんか、見ていて痛々しいな。

2話目 ☆3
意外とウブ、ってやりたいのは分かるけどさ。

3話目 ☆


4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 24

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あなたの中の何かが目覚める"Sデレ少女"の物語

この作品の原作は未読ですが、メインヒロインの長瀞さんを、すみぺが演じると知り視聴を決めた作品です。
他にも「長瀞フレンズ」の3人組を、みかこし、あいにゃ、しーちゃんが演じられているのも、この作品のポイントかと思います。


「後輩の女子に泣かされた……!!」

ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、
スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた!

先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──
『長瀞さん』!

憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。
あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直、最初見た時、長瀞さんの瞳に唖然としました。
私にMッ気が無いからかもですが、長瀞さんを愛でる部分がまるで分らなかったからです。
特に長瀞さんの瞳は猟奇的とも感じられるほどヤバいと思いました。
長瀞さんのCVがすみぺじゃなかったら、1話切りしていたかもしれません。

毎期それなりの数のアニメを視聴するので、視聴する作品は厳選したいと常々思っています。
だから、この作品は厳選から漏れていてもおかしくありませんでした。
ただし、序盤のみですけれど…

序盤には視聴に苦痛を感じたものの、序盤を過ぎると苦痛を感じなくなりました。
これは苦痛に慣れたのではありません。
明らかな長瀞さんの変化を感じられたから…
しかも、それがこの作品のジャンルである「ラブコメ」路線の王道とも言うべき展開が待っていたからです。

だって、長瀞さんが絡む男の子って、センパイだけなんです。
その他の男の子に対しては極端なまでの塩対応…
それだけじゃありません。

センパイは気が弱く流されやすい面があるので、度々「長瀞フレンズ」の餌食にされそうになるのですが、その時の長瀞さんの言動には微塵も塩っ気なんて感じられませんでしたから…
普段とこの時のギャップには、確かに長瀞さんの可愛らしさが感じられました。

それが物語の進展に伴ってどんどん大きくなっていくのだから堪りません。
私の中では「序盤の展開だけでは決して評価できない作品」という位置付けになりました。
これがあるからアニメはやめられないんですよね^^;

オープニングテーマは、すみぺによる「EASY LOVE」
エンディングテーマは、長瀞さん(すみぺ)、ガモちゃん(みかこし)、ヨッシー(あいにゃ)、桜(しーちゃん)による「カラフル・キャンバス」
すみぺの「EASY LOVE」のC/Wである「ヒミツのトモダチ♡」も個人的には大好きな楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
完走して思うこと…
序盤も含めて、やっぱり長瀞さんは可愛らしい女の子だと思いました。
直ぐ顔を赤らめる純情っぽさも彼女の魅力だと思います。
センパイと長瀞さんの顛末…どうなるんでしょうね。
続編が制作されるなら絶対視聴したいと思える作品でした。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 22

57.4 7 お祭りでツンデレなアニメランキング7位
ちょこッとSister(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (83)
519人が棚に入れました
つばき荘というアパートに1人で暮らす大学生のはるま。ある年のクリスマスの朝、突然現れたサンタのお姉さんから、クリスマスプレゼントとして大きな袋を渡される。袋を開けると中からはなんと女の子が。それは、子供の頃サンタさんにお願いした妹だった。

声優・キャラクター
斎藤桃子、平川大輔、水橋かおり、森永理科、大原さやか、小林由美子、松岡由貴、釘宮理恵、植田佳奈、斎藤千和

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ねこにゃんダンス♪ ってやつ。

2006年7月~12月放送のTVアニメ。原作は同タイトル漫画。
全24話

子供の頃、生まれる筈だった妹を流産で失ってしまい・・
サンタさんに「妹」が欲しいとお願いした・・

「つばき荘」に1人で暮らす大学生「川越はるま」は子供の頃
願った・・流産で逢う事が叶わなかった・・妹が欲しい。

ある年のクリスマスの朝、突然サンタのお姉さんが現れて、
クリスマスプレゼントと言い大きな袋を渡されるが、袋を
開けると・・中からはなんと「女の子」がでてくる・・



戸惑いつつ妹として大切に育成?していく様子をコミカル
に描く育成コメディ?大学生とはいえ女性経験がなく女体
に興味深々のお年頃の「はるま」が・・突然できた妹にどう
接したら良いのか?というドタバタを軸に展開する。

エピソードは・・ほのぼのハートフルな内容もあるが・・
露出も可也多くTV放送は「KEEP OUT」も可也多いようです。

キャラデザはソフトで微妙・・作画も微妙・・特に良い点
は感じないし、近年の妹物のような色物でもない普通の妹。
ある程度の言葉は理解し話せるが・・基本純真無垢無知な
状態で、色々なことを教えていくというもの。

ギャグとしては鮮度も低くラブコメとしても緩く・・妹を
可愛く愛でるというにはデザが柔い感じでなんとも微妙?

ハートフルのようで「萌え系」の露出系でもあるかな?・・
視て不快になるようなものでもなくそれなりに笑える感じ。


川越 はるま/平川大輔
実家は文房具屋。『つばき荘』に1人で暮らす大学生。

ちょこ/斎藤桃子
サンタのお姉さんがプレゼントしてくれた「妹」。
天真爛漫で純粋かつ素直な性格。何でもすぐに信じる。

芹川 千歳/水橋かおり
ちょことはるまが住むアパート『つばき荘』の管理人。
極度の方向音痴。可成りドジでおっとりしている。

足来 真琴/森永理科
何時も酒を飲んでいる豪快な性格のグラマーな女性。
セクハラ女だが実はトップモデルの「音神亜里沙」。

安岡 匡司/望月健一
元刑事で失業中。つばき荘の住人で最も陰の薄い人物.

園崎 綾乃/大原さやか / なし
はるまが想いを寄せるフラワーショップの店主。

石田 駆/小林由美子
近所の風呂屋『石乃湯』の末息子で、14歳の中学生。

石田 翔子/野田順子
大学生で駆の姉。空手が得意「年頃の女子には色々ある」
姉/葉子(声優:中友子)、妹/祐子(声優:広橋涼)がいる。

華山田 ゆりか/釘宮理恵
ちょこの友達でお嬢様学校に通う裕福な令嬢。小学5年生。

蓮木 秀子/植田佳奈
華山田家のメイドでゆりかの世話係。常に無表情。

丸茂 珠美/松岡由貴
目が細いはるまの先輩。自称「働く大学生」。破天荒。

サンタ /夏樹リオ
サングラスをした若い女性でサンタのくせにガラが悪い。

音神 亜里沙「asirai makoto」
劇中に度々出てくるトップモデル。B88W56H87。

小田原 絵里子/斎藤千和
通称「オダエリ」として、「ねこにゃんダンス」踊るアイドル。

碧/小山裕香
アニメオリジナルキャラクター。性格は豪快で男勝り。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今年最後のぉレビューにぃこれをぉもってくるぅぼくのセンスっほめてあげたぃっ

っこれっしらなかったぁっ「釘宮」「シスター」で検索してちがうとこぃこぉとしてたらぁココにきちゃったぁ.........なにっこれっ?.........
一話でぇそらとぶバイクにのったぁサンタのぉぉねぇさんがぁ妹をぉとどけにくるんだけどぉっ(ファンタジーっ?)そこからぁラストまでぇそのコトにはぁぃっさぃふれずぅぉはなしはぁすすんでくぅたまにひかりのたまがぁふわっと舞うシーンぃがぃはぁ(クラナドみたぃっ??...っまっぃぃかぁっ)
はるまもぉふつーにぃ実の妹(たぶんっ実の妹)のょぉに接してぇ......学校ぃかなぃのぉっとかゅぅツッコミもなくぅっ......1クールはぁたぃしたもりぁがりもなくぅすぎてゅきますぅ(ひとつ最重要ポイントありっ)もりぁがらなくてもぉ世間知らずでぇ無防備でぇすなぉでぇゃさしくてぇ誰とでもすぐなかょくなっちゃぅちょこちゃんのぉ魅力はぁどんどんつみかさねられてゅきますぅっ(ネーミングのセンスはぁ全力でぇ?なんですがぁちょこちゃんはぁちょこちゃんなのでぇしかたぁりませんっ)「ぉにぃちゃんの妹」ですっ
2クールからぁテコ入れがぁありますっ釘宮とぉ千和のぉ参戦っ(もともと声優陣はぁなにげにすごいですぅ)釘宮っ炸裂しますぅっそれにょりぃテンポのあるっふつーにぃ見れるものにぃなりましたぁ
そしてラスト2話っぃままでためこんできたぁちょこへの想いがぁ.........もぉちょっとでぇ涙おちそぉでしたぁ(ほんとはぁおちちゃったんぢゃなぃのぉ?)いろいろつながったりしますぅ(そんなたぃしたものぢゃぁりませんがぁ)......っぁれっ伏線だったのっ回収されてはぢめてきずくとかぁぁたらしすぎるぅっ
opもぉなかなかぃぃっんですがぁ.........edっ神ですっ(びぢゅある込みっ).........今世紀中にぃこれをぉ超えるものはぁあらわれなぃでしょぉっ.........っぁっ「Surely」にはぁとぉくぉょばなぃかなぁっ...っ?っだめぇっ?化物語(パチンコっスロット)のぉed(ボーナス中)曲だょぉっ......ClariSだょぉっ......そのへんの神曲って呼ばれてるアニソンなんかぁ足の小指でぇかるくっひねりつぶしちゃぅょぉっ
ちょぃちょぃリミッターがぁきぃてしまぃますがぁ「ソコでぇリミッターかかっちゃぅょぉなぁ演出いるぅっ?」「その程度のぉ描写にぃリミッターかけるぅっ?」両方の意味でぇ?でしたぁ

シリーズ構成、脚本のぉ雑破業さんてひとっいろんな意味でぇすごいですぅ(ほめてはなぃっ)いろんな意味でなっとくですっ

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

当然の如く断念したわけだが

「あぁ女神さま」のロリ妹版なのかな。
妹欲しいなぁと思ってたら、ロリロリな妹をプレゼントされるという非常に厳しい妄想から始まります(笑)

話としては意外とハートフルで和む話が多かったと記憶しております。つまりは内容的は意外に悪くはない。ロリ&妹萌えが好きな人にはストライクなアニメでしょう。
徐々に人間性を獲得していくようなお話で、中身空っぽの萌えアニメっていうわけでもなさそうでありました。

しかしですよ、無駄に「エロ」が入ってくるので、これが本当に煩わしい。もともと妹モノがあんまりすきじゃないってのもありますが、ちょっと危険なレベルだと思います(笑)裸エプロン見て喜んでる奴いたら虚勢してやりたい(笑)

まぁ気持ち悪さが止まらなかったので見るのを止めましたが
エロさえなけりゃ、それなりに良いアニメだったかもしれないですね。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 1
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