お正月で漫画原作なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのお正月で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番のお正月で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.4 1 お正月で漫画原作なアニメランキング1位
三者三葉(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (607)
2865人が棚に入れました
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。

声優・キャラクター
和久井優、金澤まい、今村彩夏、Machico、鈴木愛奈、桃河りか、赤羽根健治、西明日香、渡辺はるか、夏野菜緒、桑山琴音、田中ちえ美
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

貧乏系お嬢様かわいい、でも主役は3人!

あらすじは公式サイトをみてね。

第1話良かったです!コミカルな百合アニメなので、視聴継続できそう!

1話感想
{netabare}
没落貧乏なパンの耳系マヨ好きお嬢様、西川 葉子がとてもかわいい。1話はそれで視聴者の心にグッときますね。
葉子のかわいい所は語りつくせないほど1話に詰まってます。(以下私の熱い(キモい)葉子押しがしばらく続きます)

没落してもですわ口調で友達付き合いがわからないのがかわいい!
双葉にパンの耳の調理方法を聞いて、テンションが上がるのがかわいい!
次の日ウキウキで作ってきたパンの耳の砂糖揚げ(黒コゲ)をもって(この時点でかわいい)いつもの双葉達とお昼を食べる場所で双葉達がいなくて、強がってがっかりする所もかわいい!
双葉に声をかけられるだけで、とたんに眩しい笑顔になるのがかわいい!
パンの耳のコスパに感動しているのほんとかわいい!
山Gのバイト先の廃棄(ホントはもっていっちゃ駄目ですよ!)をうれしさを隠し切れないのがかわいい!
没落して以降お嬢様気分が抜けなくて友達が出来なかった反動か、双葉達の反応を期待して、頑張る姿がかわいい!


・・・とまあ葉子のかわいさを上げたらきりが無いわけですが、このアニメは葉子、照、双葉の3人が主役のアニメです。なんか葉子に凄く重きを置いた一話でしたね。今後はバランスよく3人を掘り下げていってくれるのかなと思ってます。

双葉もかわいいですよね~女子力低い系女子。パン一斤を「色々めんどくさいから」という理由で丸かじりするのは女子力低いですね~。色々葉子様をフォローしたり、何も入ってないおにぎりを率先して食べたり、良い子です。

照・・・かわいいんだけど黒い。唐突にスピードワゴンの「ゲ○以下の匂いがぷんぷんするぜー!」という言葉が思い出しました。いや、きっと根は良い人で良い匂いはするでしょう。ちょっと気取ってから素がでるのがかわいいです。

山G、女の子のお風呂についていくとか凄い変態の香りがするよ!悪気はないんだろうけど!山Gのストーカー芸と泣き芸最高だよ!

教科書を渡せず葉子様が申し訳なさそうにするのは、双葉達を少ない友達として意識して、嫌われたくないと思っている現われですね。

今期の最高のコメディ百合アニメですね!毎週の一番の楽しみになりました!
{/netabare}

2話感想
{netabare}
葉山照回でしたね。
葉山姉妹のやりとりから、照の人間性や姉に対する姉妹愛が伝わってきて良かったです。照を敵視しているピンク髪の女の子、今回完全にヒナギクに見えました。

やはり、今回も葉子視点が多いですね。原作もそうなのかな?

特売のマヨネーズを勝ち取り喜ぶ葉子。かわいい。そして目を覆う双葉達、面白い。

次は双葉ですね~ここまでハートフルな話が続いているので、双葉回もハートフルな話を期待してます。
{/netabare}

3・4話感想【4話感動回】
{netabare}
3話は西川家のメイドさん登場回。双葉回じゃなくて少しガッカリしましたが、コメディ路線のキャラが増えたのと、このメイドさんも葉子様の事を心配してるんだなあと思えるシーン(体育で葉子様がぼっちになっている所をみてクラスで浮いていることに気付き、双葉達が唯一の友達であることを悟る。そして、昼食の際に葉子様をよろしくお願いしますと双葉達にいう)もあり良回でした。

4話は双葉への認識を改めさせられた回です。そして今回も葉子様が超可愛い。制作の葉子様愛が溢れすぎている・・・
ハンバーガー屋で双葉が葉子様の両親の話を聞くのは、勇気あるなあと思います。双葉は行動に反して意外と賢い子ですし、無意識じゃなく意識的にもっと葉子様をわかりたいと思って勇気を出して気を使いながら聞いていると思います。それだけ双葉は葉子様ともっと仲良くなりたいんだなあと思うと、ちょっとウルっときます。それにさらっと答える葉子様も双葉達に心を開いて、自然な友達付き合いが出来ているのが、成長したなあと思えます。

今回肉をもらった葉子様の可愛さは必見です。あのシーンの可愛さは制作の愛があふれすぎていて、このアニメへの本気度が伝わってきます。

また、幼少期の3人の映像も可愛いですね!どの子も可愛いんですが双葉の幼少期の良く食べる子供っていうのが可愛かった。やまGの子供時代も可愛い。

さらに、4話は双葉への認識を改める回でした。食べるだけじゃなく、料理が上手いということを実践して証明する双葉。女子力が低いと1話レビュー時点で書きましたが、これは間違いでした。女子力高い!いや嫁力が高いのか?双葉可愛すぎるぞ!

最後に3人で双葉の作ったご飯を食べるシーンがあるのですが、美味しそうなのはもちろんなのですが、3人も可愛いし、「家で誰かと食事するのは本当に久しぶりですから」という葉子様の寂しさが過ぎ去った言葉、
3人で一緒に食べることが本当に美味しい理由なんだという事が伝わってきて凄く良かったです。最後に冗談を言って笑いあうシーンがこの3人が幸せということを感じて、嬉しく感じてきます。

4話、凄すぎました。少し画がいつもと違う感じがまた良かったです。ハンバーガー屋の夕暮れの陰影の使い方が凄く好きです。色々良い場面がありすぎて語りつくせない(笑)コメディシーンでの人物のデフォルメや顔の変化が細かくて凄すぎる。

西山ちゃんと照の猫パートも可愛いし、猫はいつもどおりぬるぬる動きますね。

山Gはストーカーといわれると傷ついていましたが、報われることがあるのだろうか・・・いやストーカーですけどね。

四話の最後の食事シーンの印象的な「夕焼け」と「鳩」が四話冒頭の葉子の幼少時代の友達とのお茶会シーンにも出てきているということは、どちらも葉子様にとっての幸せな思い出ということを示してるんじゃないかな。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
照のライバル?猫好き西山さんが可愛い回。西山さんはツンデレ、プライド高い、そしてちょろい。西山さんのメイド服はかなり趣味入ってますねえ・・・ピンクが基調のメイド服とか現実には存在しませんよ、多分(笑)あと、西山さんの友達、近藤さんのケーキを食べるシーンかわいいですねえ。このアニメの貴重な黒髪っ子ですよ。

回を増していくごとに双葉が良い女であることがわかっていきますね~。髪を後ろでまとめて、出来る女性店員風ファッションが良く似合う・・・。葉山ちゃんの家に遊びに来た時は小学生かと思いましたが(笑)そのギャップが最高に魅力的ですね。
{/netabare}

6話~12話感想
{netabare}
6話
日常回。少しお嬢様気分が抜けてないなあと葉子様のワガママっぷりを見て思いますね。
7話
葉子様と青髪の子が体育で組んでいるのを照と双葉が見ているシーンは、
気にかけていたんだなと、裏で友情を見たようで少し嬉しい。
8話
近藤さん多め回。西川ちゃんと近藤さんの友情回かな。腐れ縁みたいな感じでいいですね。
9話
文化祭回。陰の無い楽しい回でしたね。
10話
何気ない日常回。パジャマパーティでお泊り会。何気ない日常が葉子様にとってかけがいが無いものですね。
11話
バレンタイン回。よかったな山G・・・。葉子様に執着して勝手に奉公してるとはいえ、ちょっと報われてほしかったので良かったです。
12話
葉子様にとって自分の家に行ってきますと言う意味は、その場所に自分の日常がある事を無自覚に理解してるからだろうなあ。・・・って園部の夢か!
バイトで昔の友人に会っても今の状況を受け入ている葉子様は成長しましたね。
そして3人の日常は終わらない・・・エンド。良いアニメでした。

{/netabare}

総評
{netabare}
作画:常に安定して綺麗。毎週楽しみでした。
キャラ:どの子も可愛い。全員をなるべく均等に掘り下げたのはよかったです。
音楽:OPEDどちらも良かったが、挿入される日常的なBGMが良い。
声優:新人さんばかりでしたが、ストレス無く視聴できました。
物語:最初の1~4話は葉子様の友人関係へのなれない感があり、成長を感じられた素晴らしい回でした。それ以降は何もない日常回が多かったです。もう少し情感があったほうが良かったかな・・・

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ホンモノの「日常系」?(動画工房の本気)

※実はあにこれで視聴途中でアニメのレビューを書き始めたのは、本作が初めてです…。

原作未読です。
→ 読み始めました。いま3巻目くらい。(2016/6/15)
→ 6/18くらいに読み終わりました。既刊12巻。(2016/6/28)

多くの「日常系」といわれるアニメで私がいつも思うことは、「そんな日常は無い!」というところなのだが本作はそういうツッコミを入れずに観られている。
(ちなみに他にそんな気持ちで観られる他作品としては『のんのんびより』シリーズ。あ、『恋愛ラボ』あたりもそうかな?)

変に百合百合しくなくこの三人は本当に普通の友達なんだな、とリアルに感じられるのも本作の特徴だと思います。
(好みとして特に「百合が悪い」というわけではないのですが。あるいはこちらが本来の意味での「百合」?)

まあ、キャラのかわいさはファンタジーですけど、アニメだからね…。

キャラクターは女子高生ですが、ちゃんとオチを付けようとしている点に好感が持てます。特に葉子様さま絡みでときどきぶっとんだ描写もなくはないですが、そこはまあ、ギャグだからね…。

…ということでおそらく完走するでしょう。面白いので原作も買うかも。
→ 買い始めました。(2016/6/15)
→ 6/17には全巻揃えました。視聴の方も無事完走。(2016/6/28)

あと、OP/EDともにグッドです!

以下、追記:(2016/6/15)
原作を読み始めて、薗部さんが原作で出てくるのはかなり後だということがわかりました。原作では辻兄妹の方が先に登場するんですね。アニメ的には早めに出して正解だったかも。

あと、原作者も書いているんですけど双葉は大食い以外は意外と普通の人ですよね。基本は双葉のツッコミで話が回っているようなところがあります。双葉もボケるときがありますが、そのときには葉山ちゃんがツッコんでくれます。

全話観終わっての追記:(2016/6/28)
全話通して観た結果、全12巻から満遍なく原作が採用されていることがわかりました。アニメ中では、各エピソードは春から始まる通年で1年間の時系列に並べられています。

原作は13年におよぶ連載なので、その話数の季節に合わせたエピソード、あるいは季節を考慮しなくてよいエピソードが様々な巻から採用されていることになります。

複数のエピソードをつなげて1話を構成していますが、つなげ方は原作で連続のエピソードとは限らずこれはシリーズ構成や脚本がうまく処理したと思います。

★物語の評価を4 → 4.5に上げます。上記の作品構成に対する評価アップです。

★作画の評価を4 → 4.5に上げます。「マンガの絵が動く」という観点で、本作の作画はかなり良いと思います。ネコとか、絵的にマンガなんですがその動きは大変素晴らしいですし、コミカルなシーンの描写もマンガ的に実に良く描けていると思いました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 42
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「未確認で進行形」が恋愛を捨てて日常系に!(おすすめ!)

 もうなんか私、荒井チェリー原作の虜です。私の中では今期ナンバー1!

 「未確認で進行形」がラブコメから日常アニメにジョブチェンジした感じ。
 別のアニメ「未確認で進行形」にハマった人なら一見の価値ありです。原作者とアニメ制作会社が同じなので、ほとんど姉妹作品といってもいいでしょう。作画のあざとさもばっちり継承されています。萌え殺されます。み・る・ふぃ~・ゆっ☆

 しかし「未確認で進行形」がラブコメ中心だったのに対して、こちらは日常アニメのテイストが強いです。つまりラブがなく、コメディが若干薄いです。{netabare} 「未確認で進行形」からさらに萌えに特化と考えることもできますが、私にとってはちょっと不満かも。どちらが好きかと聞かれたら、いまのところ断然「未確認で進行形」かな {/netabare}……と思ったらじわじわハマってきました!例によって何でこんなにハマってるのかわからないけど。

 登場人物はメインの三人を中心に、それぞれに関連した人が2,3人ずついる感じです。{netabare} 私は勝手に「お嬢サイド」「腹黒サイド」「大食いサイド」と呼んでいます。最初「お嬢サイド」の元執事と、元メイドが出てきたのですが、この時はコメディにいまいちキレがなかったんですよね。
 でも「腹黒サイド」が出てきたとき評価が爆上がりしました。つまり西山さんとその付き人。葉山さんにケンカ売る役の人です(笑) 「未確認で進行形」でいうと「末続このは」の立ち位置。この子がいい仕事するんですよ!末続も好きだったけどこの子も好き!空回りして自分だけ損をする感じの、不遇な悪役がかわいくてしょうがないんです! {/netabare}

 原作は「未確認で進行形」よりも「三者三葉」のほうが連載開始が早いです。しかも原作から内容がかなり改変されてました。「未確認で進行形」で味をしめて無理やり作ったっぽいな、アニメ会社。
 超グッジョブ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 34

67.5 2 お正月で漫画原作なアニメランキング2位
ぎんぎつね(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (703)
3492人が棚に入れました
ここはとある町の小さな稲荷神社。主人公まことは十五代目にあたる跡取りの女の子。現在の神主はお父さんですが、神さまの使いである“神使”の狐・銀太郎の姿が見えるのは、正式な跡取りのまことだけなのです。
ちょっとだけ未来が見えたり、失くしたものを探せたりする不思議な能力を持つ銀太郎ですが、やる気はないし口も悪いです。でも、まこととは気があうのか、まあ仲良くやってるようです。そんな稲荷神社を舞台に、いろんな人たちがふれあう物語。
神さまの杜へ、ようこそ――。

声優・キャラクター
金元寿子、三木眞一郎、関俊彦、小野賢章、藤村歩、小清水亜美、赤﨑千夏、関智一、杉田智和、野島裕史、井上和彦

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

神社には、人間と神様とをつなぐ存在―神使がいるそうで^^

ストーリーは全然知らなくて、fhánaのOPに惹かれて観始めた作品です。

OPが大好きでそれだけで満足だったから
内容は全く期待していなかったのだけど、

こちらの予想をはるかに上回る良作でした!

心がほっこりしたよ♪

全12話です。


● ストーリー
江戸時代から続く冴木神社の跡取り・冴木まこと。

彼女は神使(しんし:神様と人間とをつなぐ霊的な存在)を
見ることができる、神眼(しんがん)を持っている。

冴木神社には、面倒くさがりでちょっぴり口の悪い狐の神使・銀太郎がいる。


神使という特別な存在は登場するけれど、
どちらかというと日常色の強い作品です。

まことと友だち(この子たちは銀太郎の存在を知らない)の友情や、
神使がメインのファンタジーや、
催しごとを通して描かれる神社のしきたりなど、

様々な要素が取り入れられていて、
ストーリーは飽きることなく楽しめました。

川のせせらぎのように、ゆったりと流れる時間。
力を抜いて楽しめる作品です^^


● キャラクター
登場するキャラクターみんな温かくて、観ていて心がほっこりします♪


≪ 人間 ≫
主人公のまこと。

困っている人を放っておけない、人が良い性格です。

まことの笑顔が大好き^^ 

この作品で何に1番癒されたって、まことの笑顔ですよ!

天真爛漫でかわいくて、いいヒロインだった♪

のんびり屋のお父さんも大好き♪


中盤から登場する、神尾悟(かみお さとる)。

OP映像では初めから登場していて「イケメン剣道男子!(*´Д`)」と
楽しみにしてました(笑)

制服男子のシャツイン、たまらなく好きなので…
ごちそうさまでした(*´Д`)ハアハア


≪ 神使 ≫
メインの神使は銀太郎ですが、私がここで紹介したいのは、ハルちゃん。

銀太郎と同じく、狐の神使。

口の悪い、やかましい子どもは苦手なので、
ハルちゃんも最初は苦手でした^^;

でもだんだん慣れたのか、
終盤はハルちゃんのかわいさにすっかりメロメロでした。

悟のことが大好きで、やきもち焼くところなんかかわいすぎて…(*´Д`)
あ、もちろん悟もかわいいのですけれど(*´Д`)ww


神使は動物の姿をしていて、
この2匹?以外にもいろいろな神使が登場します。

日常色が強い中で唯一ファンタジーな存在であるかわいい神使たちには、
すっかり癒されました♪


● 音楽

【 OP「tiny lamp」/fhána 】

初めて聴いたときにすぐ好きになりました。

明るい曲調とぎんぎつねの雰囲気が見事にマッチしていて、
アニメを観てさらに好きになりました^^

fhánaの曲は今のところ外れがなくてうれしい♪


【 ED「月光STORY」/SCREEN mode 】

夜の静かな雰囲気に包まれているかのような、優しい曲。

アニメのEDとしては普通な印象だったけど、曲としては結構好き♪


● まとめ
いいアニメだった!!

1つ1つのシーンがとても丁寧に作られていて、
制作側の愛情もたっぷりと感じられました。

観終わった後にもっと観ていたかったな、とさみしくなったよ。

温かい雰囲気にはとても癒されました。
登場人物の温かさにほっこりしたい人には、おすすめです♪

余談
≪ 今年挑戦したくなったこと ≫
・みかんの芸術的な皮むき!
・夏越の祓(なごしのはらえ)に行ってみたい♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

peaceful easy feeling

お稲荷様を祀る冴木神社の娘として生まれ、幼くして母親を亡くした時に神眼(しんがん)を受け継いだ、女子高生の冴木まこと(さえきまこと)と、神使(しんし)として冴木神社に住んでいる狐の銀太郎(ぎんたろう)の物語です。

人の願いを神様に送り届ける仲介役である神使を認識できるのは、神眼を受け継いだ者だけです。
神眼を受け継ぐのは、それぞれの神社の正当な跡取りであるひとりだけで、冴木神社の宮司である、のんびり屋の父親は婿養子なので銀太郎を見ることも話すことも出来ません。
動物の姿をしていている神使は、神社で願う人たちの心の声が聞けたり、将来を占う事ができますが、神社から長く離れていると力を失い消えてしまうようです。
作中には狐だけではなく、狛犬、亀、猿の神使も登場しますが、みかんが好物の銀太郎は屋根の上で昼寝ばかりしています。

誤解やら偏見が解消されて広がっていくまことの友人関係。
同じく神眼を持ちながら居場所がなく、周囲に壁を作ってきた神尾 悟(かみおさとる)や神使のハルとの出会い。
将来を悩みながらも成長していく、まことや友人たちを優しく見守る銀太郎。
物語はほとんどが一話完結型で、決まった時間に収めるために、間延びしている印象を受ける回もありましたが、目頭が熱くなるような話も多く、オトナや老人も丁寧に描かれているのが印象に残りました。

初詣ぐらいしか神社に行かない私には、お参りの作法など参考になりました。
お守りは自分で買うよりも、人に貰う方がご利益があり、相手の事を思ってプレゼントするとより効果があるそうですので、友人と初詣に行くときは、お互いにプレゼント交換するといいかもしれませんね。

境内で子供たちがチャンバラするぐらいで、派手なバトルなど一切ありませんから、地味で退屈に感じる方も少なくないでしょうし、キャラも萌え系に馴染んでいる方にとって魅力に乏しいとは思いますが、心の穢れを洗い流してくれるような作品で、小さな子供さんにも安心して見てもらえると思います。
TV放送が早い時間帯でなかったのは残念でしたが、興味を持たれた方が、肩の力を抜いて気楽に家族といっしょに視聴してくださると嬉しいです。

水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶというなり
(みなづきの なごしのはらえ するひとは ちとせのよわい のぶといふなり)

年末の「年越の祓」同様に、半年分の穢れを落とし、健康と厄除けを祈願する行事である「夏越の祓」の茅の輪くぐりももうすぐです。
あなたにもご利益がありますように。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

神社の琴浦さん

原作未読 全12話

お話は、お狐様を祀っている神社の宮司の娘で、神の使いである神使(しんし)が見える神眼の持ち主の高校生、主人公の冴木 まことが、神使である銀太郎とともにまこと自身や友人、他の神使たちとの交流や日常の出来事を描くほのぼのとした物語です。

タイトルは、第1話を観たイメージです。
2013年冬期に放送された「琴浦さん」とこの作品の主人公 冴木 まこと(さえき まこと)ちゃんと中の人(金元寿子さん)が一緒で声のトーンや喋り方もよく似ていたので、このタイトルにしました^^

銀太郎は見た目も怖くぶっきらぼうで「めんどくせー!」が口癖、よくまことと喧嘩しますが、本当はまことを大事に思っている不器用な神使ですね。
他にも見た目は子狐で可愛いけど毒舌な神使ハルや狐以外の神使も出てきます。

1話完結で心暖まるエピソードが満載です。神使など特別な存在も出てきますが基本日常のお話が主で、主人公たちが少しずつ成長している姿を銀太郎のように見守っている感じで観ていました。

起伏があまりなく地味な作品ですが、日常系のお話の作品が好きな方には是非観てくださいね。

OP ほのぼのしている作画で、アップテンポな明るい曲ですね。
ED 心暖まるバラードでこの作品によく合ってました。好きな曲です。

最後に、ハルちゃんぬいぐるみみたいで可愛かったですね。すねているところなどわがままいっぱいで「よしよし」したくなるキャラでした^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 46

75.2 3 お正月で漫画原作なアニメランキング3位
であいもん (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (308)
915人が棚に入れました
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷た い態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。 京都を舞台に心温まる絆の物語。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

コンセプトはいいが「八方美人」でいろいろと惜しい →もっと上を目指せたのでは

【レビューNo.111】(初回登録:2024/3/10)
コミック原作で2021年作品。全12話。
作中で紹介されていた「下萌え」という和菓子をようやく見つけ、食すこと
ができたのでその記念にw

(ストーリー)
老舗和菓子屋「緑松」の一人息子・納野和(なごむ)は、大学卒業後にミュ
ージシャンを目指して家を飛び出し、10年間東京でバンド活動していた。
しかし現実は厳しくバンドは解散、そこに父・平伍が入院したことを知らさ
れ、店を継ぐ決心をして実家に戻る。
しかし、店では雪平一果(いつか)という少女が看板娘として働いていた。
一果は1年ほど前に父親に捨てられ、納野家に居候している10歳の少女。
(常連客の父親に緑松に預けられた後、父親は消息不明となった)
そして一果は、平伍からは緑松の跡継ぎとして認められており、和に跡継ぎ
の座を譲る気はないと宣言するだった。
そんな状況下で和は緑松で見習いとして修業を始め、一果にも父親代わりと
して接するよう試みるのだが・・・

(評 価)
・コンセプトはいいが「八方美人」でいろいろと惜しい感じ
 この作品、コンセプトは本当に素晴らしいなっと。
 ・「和菓子」の世界を季節の変化に合わせ彩よく魅せる
 ・少し水彩画っぽい「和」が映える綺麗な作画
 ・一果という幼い少女のキャラクター造形
 ・家族や店員たち等とのハートフルな絆や様々な出会い
 ・これらを縁(えにし)という言葉がピタっとハマる「京都」を舞台に魅
  せるという――
 そういう意味では、もっと大化けしてもいい作品かなっと思うのですが、
 全体的に「優等生」って感じで小さくまとまってしまっているという印象。
 例えば「和菓子」の世界を扱っている作品って珍しいので、ここにもっと
 重きを置いていれば、作品にも尖った感じがでてかなり面白くなったので
 はと思うのですが、原作者が描きたいのは「縁」や「絆」の方のようで。
 それらもソツなくできているが、あと一歩尖ったものがあればという。
 作品自体はよくできているとは思うのですが、素材がかなりいいので、も
 っとの上を目指せたのではという感じがして、なんとなく「八方美人」で
 留まっている現状が非常に惜しいなと。

・一果のキャラ造形は素晴らしい
 ・10歳の少女らしさが活きる愛らしいキャラデザ
 ・それでいて10歳の少女らしからぬしっかりものキャラ
  → その裏には「役に立たなければ居場所がなくなるのでは」という
    父親に捨てられた時のトラウマが・・・
 ・やはり10歳の少女らしく父親を恋しく思う子供心
  → 時々父親を探しており、京都駅で間違えて和の手を取ったのが2人
    のファーストコンタクト
  → 和のことは邪険に扱いつつも、どこか父親の面影を重ねている
 作品のキモとなるだけに、一果のキャラ造形は本当に素晴らしいなと感じ
 ますね。
 ただ・・・
 ~以下重要ネタバレ~
 {netabare}幼い頃に別居し、現在はフランスで仕事をしている母親が一果の所在を突
 き止め、一果を引き取るために緑松にやってくるのですが、一果の選択は
 「緑松の皆が家族扱いしてくれ、和菓子のことをもっと知りたいから」
 ということで母親との暮らしよりも、緑松に残ることにしたのは、ご都合
 主義が過ぎると感じたかな。
 (とはいえ、母親のことをいつまでも描かないのは不自然なので、やむを
  得ないところではあるのですが。
  それにその辺を突くと、そもそもの「『一果の居候設定』に無理がある
  やろ!!」って話になるのかなw){/netabare}
   
・和のキャラがこの作品を象徴
 一方の和ですが
 ・名の通り場を和ませる独自の空気を持っている
 ・コミュ力が高く、相手の懐に入るのが上手い
 その半面
 ・ノリと勢いに流されがちのお調子者
 ・緑松では見習いということもあり、ポンコツ扱い
 ・一果にも距離を詰めようとするも(表向きは)邪険な扱い
 ということで、和が絡むと良くも悪くもコメディや緩い空気になるんです
 よね。
 まあそこがこの作品の味でもあるんですが。
 ただ個人的にはあと一歩上にいけないのは、和のキャラの影響が大きいの
 かなっと。やはり主人公が締まらないので、ちょっと作品が安っぽく見え
 てしまうというか・・・

「惜しい」と書きましたが、タイトルにこめた思い「であいもん」
 ――京言葉で「食材同士が合わさることでお互いの良さを引き出す、
   取り合わせの良い食べ物」という意味――
からすると、原作者が変に「売れる」とか欲張らず、等身大で描きたいもの
を描いている感じもするので、原作者のお人柄もあり、これはこれでいいの
かも。
いうても、他のキャラは2人に絡んで皆いい味出してるしね。
今のままでも十分な面白さはあると思うので、ハートフルな作品をご希望な
らば、かなりオススメの作品ではあります。
(他のレビュアー達さん曰く、N●Kの連続テレビドラマっぽいというのは確
 かにそうかも)
あと原作は今だ連載中ということもあり、話としては「これからだ」END
って感じですね。
~以下重要ネタバレ~
{netabare}特に一果の父親のことはモヤモヤしたままで終わります。
(まあ正体はバレバレですがw)
また原作では一果は中学生まで成長しているようです。
個人的には「原作買ってもいいかなあ」って悩んでいる感じではあります。
(恐らく2期はないでしょうし){/netabare}

OP「菫/坂本真綾」
・坂本真綾の自作詩に「くるり」の岸田さん(この方も京都の人だなw)が
 曲をつけるという、今でも定期的に聴いている良曲。

(追 記)
・個人的にはなんやかんや感化され、(普段は洋菓子派ですが)一時期和菓
 子に目覚め、「下萌え」以外にも「若鮎」や「関西風月見団子」等作中で
 紹介された和菓子を中心に土産に買って帰ってたなあ(笑)
・「下萌え」も最初お店にいったら、「材料の百合根の入荷が例年より遅れ
 てる」って言われて、「本格的な和菓子っぽい」って逆にちょっと感動w

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

pH さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ただ↑いま〜by一果

さては一果、毎話「ただいま」って言ってるな?

神アニメの中の神アニメ。
一果ちゃん可愛すぎだし和との関係が尊すぎる。いとあはれ。あはれみが深すぎる。
最終話とか絶叫しすぎて呼吸困難で病院に搬送されるかと思った。
とにかく心温まるし和は面白いしぽっと出の小梅ちゃんも衝撃的に可愛いし一果ちゃんはもっと可愛いし…
1話からずっと面白かったな。最高の作品でした。
最も良かった日常系アニメの一つ。
続編来ないと許さない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人と人の距離感が心地良いです。

実家の京都の和菓子屋「緑松」を飛び出して10年ぶりに帰ってきた納野和が緑松で修行するお話。
原作はヤングエース連載中のコミックみたいですが未読です。

春アニメ選定の時から作品の雰囲気がほっこり・まったり系っぽくて、シリーズ構成が吉田玲子さんだし、ちょっと期待してた作品でした。

OPは真綾さんの「菫(すみれ)」。ほーっとする感じでNHKの朝ドラの主題歌みたいで作品の雰囲気に合ってると思います♫

背景の絵はリアルっぽい感じじゃなくて、手書きっぽいやわらかい感じでこれも作品に合ってたと思いました。

主な登場キャラは・・
のほほんとしたお調子者で、和菓子屋の息子で見習いをしている納野和(いりのなごむ)
1年前から納野家に住んでて小学校に行きながら緑松の手伝いをしている雪平一果(ゆきひらいつか)
緑松でバイトをしている女子高生。音楽が好きで和に恋心を抱いている堀河美弦(ほりかわみつる)
和の元カノ{netabare}で京都に来た時に偶然和と再会し、緑松の近くのお茶屋で働き始めた{/netabare}松風佳乃子(まつかぜかのこ)


であいもんを見てていいなぁって思ったのは人と人の距離感が心地良いところでした。

和と一果の関係って親子でも兄弟でもないし仲がいいわけでもないんだけど嫌いなわけでもない感じ。
一果が少しずつ和との距離を縮めていくところも良かったです。

それから和と美弦と佳乃子のゆるーい三角関係がすごく面白かった♡
それを心配しながら見守る一果もw
ああいうほっとけない感じの男性って女性にモテること多いですよねー。
和と女性たちのくっつきそうでくっつかない距離感も、美弦と佳乃子の恋のライバルなんだけど仲良くしてる距離感もなんか好き。

和と両親の距離感もいいですね。
特に和と父親のドライなようでちゃんと親子や師匠・弟子の関係が見えるところとか。


好きな話は5話の三角関係、8話の和と佳乃子の過去話、9話のクリスマス、11話の和の風邪と雪の日、12話の誕生日などなど。。

あとお話に出てくる和菓子が綺麗で美味しそうで。。
普段甘いものってあんまり食べないけど、和菓子屋さんに行って見たくなっちゃいました。

地味なお話が多いので雰囲気が合わない方もいるかもですが、ほっこり・まったり系のアニメを見たい方におすすめします☆

投稿 : 2024/11/23
♥ : 41

55.3 4 お正月で漫画原作なアニメランキング4位
マジカノ(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (94)
524人が棚に入れました
3人の妹を持つ平凡な男子中学生・吉川春生。彼の通う学校に、ある日不思議な雰囲気を持つ美少女魔宮あゆみが転校して来た。その後、なんと春生の家にあゆみの姿が。あゆみはメイドとして住み込むことになったのだ。

実はあゆみの正体は魔法界で最高の財力と歴史を誇る魔宮家の長女、つまり魔女であり、彼女は「未来見の鏡」によって受けた呪縛を解くために春生の魔力が必要だと説く。呪縛を解くべく協力する春生だが、それを阻止するため、3人の妹があゆみに立ちはだかる。なんと彼女たちも魔女だったのだ。この時、まだ春生は自分の生活が一変することを知る由もなかったのである……。

声優・キャラクター
野川さくら、市来光弘、中原麻衣、金田朋子、並木のり子、さかいかな、桃井はるこ、はらさわ晃綺、桑谷夏子、井ノ上奈々、力丸乃りこ、上村貴子、村瀬克輝、真堂圭

beatle さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古典的ブヒブヒラブコメディーアニメ。ブヒ豚なら面白く感じれるブヒ

当時はブヒアニメを多く所望していたので、こんな結果になってると思ってる。案外高評価だと感じるのは其の辺り。結局原作の漫画もネカフェで読破しちゃったし。典型的、古典的ブヒアニメです。ブヒりたい方。ブヒ成分最近足りないナァ。そんな貴方への処方箋がコレです。ブヒ専門じゃない方も、見ると元気になったり、セロトニンが出てくるかもしれません。それなりに面白かった記憶があります。まぁブヒ専門じゃない人は他の良アニメをオススメしますけどね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Q質問 A解答 T突っ込みってマジすか?(T、急にどうしたw

Q、このアニメについてどう思った?

A、なんて面白いアニメなんだ!
このアニメに毛がはえたらお気に入りに入りそうだ!

T、さっきまでとあきらかにテンションが違う
どした?

A、いやーこのアニメはかなり特徴があるから
賛否両論だと思う
だけど少なくとも俺は好きだな

T、(なんか無視られてるような)
どういうところが好きなの?

A、まずこのgdgdぶりがたまらない
1クールで終わるのがもったいない
あと最終話なぜかループするところも面白いし
何より曲がいい
edが特徴的で好き
あとおおおおぉぉぉぉ。。。。。

T、話が長くなりそうなのでこの辺で切り上げよう

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔女っ子ハーレム

おねてぃの桂くん風の主人公争奪戦の魔女っ子ハーレム物。
岸誠二監督18番のハイテンションコメディでポンポンポン!と観れるが、三井秀樹氏が全話脚本を担当しているので内容があるようでないようなとか、スベリまくりの回だとかあったりと(笑)
面白いなぁ〜と感じたのは、ヒロインたちが自分の欲望の為だけにひたすらつっぱしる!というところだろう。
ヒロインたちはかわいいしCVも豪華であったが、ラストは急展開すぎたかな?
アニメオリジナルのオチだろうけど。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1
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