2024年度のお兄ちゃんTVアニメ動画ランキング 1

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68.8 1 2024年度のお兄ちゃんアニメランキング1位
時光代理人 LINK CLICKⅡ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
132人が棚に入れました
繁華街の一角に佇む「時光写真館」。そのさびれたドアの奥には、特殊な能力を持った2人の男がいた——

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中国の良作

中国の原作だけど中国独特の敷居の高い設定がなくてかなり見やすいし、萌え等に頼らず話の面白さで引き込むマジメな作品
2期になってちょっと複雑で小難しくなったけど相変わらずストーリーがいい

1期終盤の流れをそのまま受けてはじまるので、ちょっと復習してから見たほうがいいかも
1期は短編集みたいな感じだったけど2期は長編、一期のエピソードがつながっていたりして見ごたえがあった
各話の終わりかたも工夫されていて続きが気になったし、ずっと面白かったです

一期と変わらず良かったのは、人のドラマがとてもシリアスで重いところで、何度か泣きそうになった

残念なのは、最終話の終わり方があんまり良くないのと、敵がしょうもないことかな
続きが楽しみ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ファン曰く「日本アニメは中国アニメに追い抜かれた」らしい

【物語】 1.5 / 5.0
1期から見ているが、「1,2話で一つのストーリーが完結し、それらの集大成として最終回を迎えた1期」と比較して、完全に1本の長編構成となった2期だが、1期のときのような目新しさやホームドラマ・コメディのような話はなく、ずっと陰鬱で、ヴィランの後手に回る展開が延々と続く。
「こういう陰鬱で重い展開のシナリオにしておけばいいんでしょ?」という、視聴者を甘く見た方針に感じられる。

【作画】 2.0 / 5.0
アクションシーンはそれなりに動くが、作品のジャンルを考えると不必要なアクションシーンに感じられる上、「アクションで動かしまくれば評価は上がるんでしょ?」と言わんばかりに冗長。
それ以外の日常・会話・推理パートでは、作画が特別秀でているわけではない。

【声優】 3.0 / 5.0
声優自体に問題はないように思う。
櫻井孝宏の一件が影響するかと言われていたが、大丈夫だったようだ。

【音楽】 2.0 / 5.0
サスペンスものなので目立たないくらいでちょうどいいのに、何かと耳につく印象がある。

【キャラ】 1.5 / 5.0
1期と比べて、サスペンス展開に話が大きく偏っているため、キャラの魅力などは全然出ていない。
「このキャラなら、この展開でこう動くだろう」というキャラクターの主体性は感じられず、「こういうサスペンス作品のシナリオを作ったので、キャラクターを当てはめて違和感なく動かしてください」という指示があったのかと思うレベル。



【総括】 10.0 / 25.0 (平均 2.0)
「物語」「作画」の項で述べたが、「これをやっておけば満足するんでしょ?」という視聴者のポイント稼ぎに力を入れているように感じた。
1期とは作品の方向性も変わっており、1期のような展開を期待した人は2期の陰鬱さに面食らうと思う。
また、この作品に限った話ではないが、中国産のアニメを語る時に必ずと言っていいほど、日本アニメを貶したうえで「これからは中国アニメの時代だ!」とのたまう、中国人のサクラのようなコメント・レビューが現れる。
この程度のアニメで、中国アニメが日本アニメを追い抜いた!と豪語できるのは、現実が見えていないように思う。
つまり、その程度の作品ということである。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしかった

1クール遅れで視聴しました
というのも1期があまりにも気に入ったので絶対にまとめてしっかりと見たいと思ったからです
なにせ同クールで見たいものが結構りましたからね

本作品は中国産ということもありいわゆるアニメ的な作品ではないです
今まで見てきたなかで似たテイストのアニメといえばBANANA FISHが近いと思いました(腐女子人気があるという点も含め)
派手なキャラクターやアクションではなく、ストーリーで魅せるというドラマ・映画的な作品が好きな方には絶対視聴してもらいたい一作です


取り敢えず1期の最終話から見なおしたのですがやはり演出がすごいです
あくまで日本とは違った感性の下に作られているという点も含めて非常に刺激的です
k-popの台頭もありますが中国だって最先端のセンスで後れを取りません

暫くは1話づつ見ていたのですが、気が付けば4話あたりからもう時間も気にせず一気見をしてしまっていました
とにかく各話の引きが強いのなんのって

1期はある種の群像劇というか、オムニバスのような形式がメインで
それらが最後に1本に繋がる形でしたが、今回はその繋げられた線をひたすら進んでいく一本もの
物語への理解度が低いと途中で振り落とされてしまう人もいたかもしれません

今回の2期で特に自分が注目したのは音楽です、OPEDももちろんなのですが
作中での音楽が(1期からですが)シネマティックで非常に好みでまさにのめり込んでしまいました
日本で言えば澤野 弘之さんのスタイルが非常に近いですね
映画音楽の重厚さと、この作品のもつ日本のアニメという基盤から離れたスタイルが非常にマッチしていました

声優の演技もすばらしく、古賀葵さん演じるチャオリンの演技が特によかったです


1点すこし不便だなと思ったのが1期から主人公たちの名前がトキ、ヒカルなどと日本向けにローカライズされていましたが
今回本名(?)で扱われるシーンが結構多く、いきなりルーグァンだとか言われても自分のようにバッチリ沼ってる人以外はわからないんじゃないでしょうか
2期ではトキ、ヒカルの名前は愛称であって外部の人からフルネームで呼ばれるような場合は中国語の名前という扱いのようです

3期を匂わせるような終わり方でしたが果たして3期の制作はどうなのでしょうか…?
こちらで1期が公開された時にはすでに本国で2期が制作開始?かなにかだったと情報がながれてたのですが今回は…


あ、それと本作の地味に気に入ってるところが話の展開にあわせてEDの曲が使い分けられているところです
どれも良い曲なので一杯聴きたいとおもいます

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0
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