あの世で漫画原作なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのあの世で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番のあの世で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.6 1 あの世で漫画原作なアニメランキング1位
鬼灯の冷徹(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1250)
6663人が棚に入れました
これは地獄のお話。戦後の人口爆発、悪霊の凶暴化、地獄に亡者があふれかえった今日、人手不足に喘ぐ地獄は前代未聞の混乱を極めていた。そんな中、あたふたする閻魔大王に代わって、さまざまな問題の後始末をする陰の傑物が。彼の名は閻魔大王の第一補佐官・鬼灯。亡者から仕事をサボる閻魔大王まで容赦なく呵責する鬼灯の、忙しくも案外楽しげな地獄の毎日が今ここに登場!

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、平川大輔、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、柿原徹也、青山桐子、種﨑敦美、喜多村英梨、上坂すみれ、遊佐浩二
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作業用アニメ

原作はモーニングで連載中
舞台は日本の地獄
閻魔大王の第一補佐官"鬼灯"の地獄での日常を描いた物語

登場キャラが多種多様
地獄の獄卒はもちろん、いろんな神様や過去の偉人も出てきたりします
いろんな伝承とかになぞらえてするお話は上手いなと思いました

時事ネタやパロディなどでクスリと笑いをとるアニメ
たまにアウトーな発言もあったりなかったり
大笑いをすることはあまりないけど、息抜きにはいいかもしれませんね
自分なんかはなにか作業をしながら流してました
あまりいいアニメの観かたじゃないですねm(_ _)m

鬼灯さまのドSぶりが恐ろしい
理不尽に殴ったりするので見てて苦手な方もいるかも・・・
だれか鬼灯さまに勝てるキャラはいないのか!?


好きなキャラはピーチ・マキちゃん
あまり女の子は出なかったアニメだけど、この娘はなかなか可愛かったです


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}天国から地獄に依頼とかくるんだ〜
ホテルみかーづーきーww
桃太郎がなんだかブサイクなんだが
ソフト●ンクのお父さん!!

金魚草キモい、キモいよ
鬼灯さん可愛い動物好きなのね
意外だわ
旅行当たってる!?
最後の「絶対嫌です」に吹いたwww{/netabare}

第2話
{netabare}女性下着ブランドは僕にもわからないです
閻魔大王( ´∀`)オマエモカー
ラ●ちゃんアウトー

地獄って地域で分かれてるのな
EU地獄ってなんなのさ
閻魔大王の扱いの酷さww
さすが鬼灯さんです
地獄にも寿退社ってあるのかよ!?
サタンの討伐完了!!{/netabare}

第3話
{netabare}相変わらずシロは可愛いな
どうやら鬼灯サマは目覚めが悪いご様子
ヒーローの夜明けひでえな
鬼灯と白澤は仲が悪いみたいですね
6時間かけて落とし穴つくるとかマジモンですわ
バルス!

こいつら千年前からいがみ合ってるのかよΣ(゚д゚lll)
諸葛孔明VS聖徳太子の知恵比べとか見たいぞ!
閻魔の傷がいい塩梅にwww
ただの似た者同士ということですね{/netabare}

第4話
{netabare}朧車タクシーに乗って烏天狗警察のもとへ
鬼灯サマ強すぎですww
義経が警察の指揮官やってるのか
体の線の細さに悩む義経
今から力士目指されても困りますよね〜

獄卒の風紀を正すために再教育
地獄って意外と広くてしっかりと統治されてるんだな
それにしてもかちかち山ってそんな話だったっけ?{/netabare}

第5話
{netabare}漢方シンクロしてるww
牛頭の角のイメージがどうみてもせんとくんですありがとうございました
理想の女性像=牛とは上手く言ったものだな
完全に曲解ですけどね

地獄の運動会が開催!
これって完全に運動会の体をなした拷問だよね!?
鬼灯さんまじパネエっす((((;゚Д゚))))
やっぱり強い人には逆らえませんね
閻魔様もとばっちり受けてるし
これリハだったのね(>_<){/netabare}

第6話
{netabare}清純派アイドルのピーチ・マキちゃん登場
しかし彼女は簡単にスルーされ、鬼灯さんの密着取材が開始
あれ?彼女のターンじゃないの??
奪衣婆のヌード(笑)が撮れた!やったね取材の猫!!
電車の中でマキちゃんと遭遇
マキちゃんはアホの子ですね
あんなに桃を主張した服着てたらバレるっつのwww

サタンの右腕"ベルゼブブ"が来日(日本でいいのか?)
さすが鬼灯さま
ベルゼブブの心を即効で折りやがった!
どうでもいいことですが私もメイド服は裾が長いほうがイイと思いますヽ(*´∀`)ノ
無駄に通じ合った2人
これ以降絡みはあるのか!?{/netabare}

第7話
{netabare}茄子のファラオネタ、俺は嫌いじゃないよwww
衆合地獄って意外と怖いんだな・・・
あのキャラはとなりの怪物くんだと!?
まさかの出演だった
どスケベマダムズはないだろ
唐瓜はただのドMじゃないですか

閻魔大王の腰がああああああ
病院がやってないということで鬼灯様が治療することに
これは完全におもちゃにされてますね(笑)
よくあれを許せるな大王様{/netabare}

第8話
{netabare}きたぜマキちゃんのターン
いや、これはゴシップ猫ちゃんのターンか?
マキちゃんの曲悪くないじゃないか
メモリいっぱいにいらない写真を撮って保護する
これはなかなかいいイタズラになる気がするな
奪衣婆の呪い恐ろしや((((;゚Д゚))))

天才肌のなすびくん
芸術センスはピカイチですね
あの絵の具は色々と使えそうですな
さっそくど根●ガエル状態にww
あれを真実の口にしていいのか!?{/netabare}

第9話
{netabare}二日酔いはキツいよね〜
やはり鬼灯さんは清酒ばかりを煽る真の飲兵衛でしたかwww
妲己にぼったくられるなら本望なのかな?
50万って(´Д`;)

叫喚地獄は酒乱どもが落ちる地獄
酒乱どもがヤマタノオロチが持ってきた酒を盗んで飲みまくってる!?
たしかに記憶が飛んでるとお咎めなしみたいなところあるね
酒を飲むのを強制されるのはイヤだあああああああ{/netabare}

第10話
{netabare}地獄の沙汰も金、いや、供物次第ですね
十王は十王、うちはうち!
これはよく聞く言葉だなww
あのポテトサラダは食いたくない・・・

おデブちゃんになってしまってる閻魔大王
ダイエットのためにジムに行ってトレーニングすることに
八寒地獄の道の形が変わって遭難!?
ナマハゲに助けてもらったものの、そこでご馳走になりまたもや太ってしまう始末、、、
雪に埋めておけばよかったwww{/netabare}

第11話
{netabare}一寸法師のお話か
そういえば俺って一寸法師のお話知らないな
めっちゃやさぐれてるじゃん一寸法師ww
あまりのストレスにぶっ壊れるし・・・
でも似た境遇の桃太郎さんが友達になってくれたおかげでめでたしめでたしヽ(´▽`)/

木霊が花粉症かよwww
この姫姉妹はアカンな
遺伝子のいたずらって残酷すぎる(>_<)
話がややこしくなるかと思ったら、鬼灯さんが圧倒的すぎてワロタ{/netabare}

第12話
{netabare}レディー・リリス登場
誘惑の悪魔とか俺は多分イチコロですわww
白澤の元にリリスが行ったあああああ
ボール=人にぶつける、まじでただのドSだな鬼灯さん
ベルゼブブさんが不憫・・・

黄帝っていう皇帝がいるんだな
割と勉強になるなこのアニメ
白澤が天から落ちたのって鬼灯さんのせいかよ
本当に因縁深いなこの2人{/netabare}

第13話
{netabare}なんかお祭りやってる!
お盆は亡者が現世に行くから地獄は暇になるのか
皆楽しそうだな
0時になった途端の切り替えが早すぎるww

たしかに同じ話ばかりする人はメンドイよね
俺も気をつけないと(^_^;)
さすが鬼灯さま、閻魔様を利用して自作ドリンク試してるよ
副作用で顔が金魚草に(;゚Д゚)!
やっぱりそういう考えか鬼灯様は・・・{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24
ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

地獄は割とホワイト企業

この作品は原作を読んでからのアニメ視聴でした。
鬼灯の冷徹という作品って原作もそうなんですけど、最初に読んだり視聴した時より暇な時等で余裕を持って読んだり見たりした方が笑える様に感じています。
たぶんだけど初見の時って「さぁ見るぞ!(読むぞ!)」と構えがちになったりします。
本作は勢いで大笑いさせるパワー系ギャグは少なめで、余裕がある時に気がつけるユーモアを含む脱力系ギャグ多いからそう感じるのかもしれないですね。

さて先ずはこの作品最大の特徴を…それは決して笑わない主人公その名は鬼灯(ほおずき)!ここまで笑わない主人公ってなかなか居ないと思います。(脇役なら結構いますけど)
不機嫌であるとか怒っている時は勿論、割と楽しんでそうと思われる時でも決して笑いません。
これは生い立ちから来る只の個性で笑う必要があれば笑うのでしょうが、そこまで達しないから笑わないだけではないかと。
{netabare}(作中にて一度だけ笑ったエピソードがあるが画面には映らないのでノーカウント){/netabare}
恐らく死ぬまで人前で笑わない気がしますし、そもそも鬼神なので寿命があるとも思えませんから見れないでしょう。そして見たら見たで怖ろしい様な…
さてそんなMr仏頂面 鬼灯様。
規則に厳しいので堅物に見えるが、実は柔軟な対応が出来る良い官僚タイプ。そして同時にかなり偏った趣向の持ち主です。
ドSで亡者や規則を破る輩には容赦がありません。しかし規則を守って働く相手等には丁寧に接しますし、しっかりバランスを取った采配を振るい地獄運営に多大なる貢献をしています。
更に視察に託けて(かこつけて)様々な所に公費で出掛けていますが、これはあくまで仕事の範疇ですし規則を破らず成果も上げているので問題はありませんよ。(たぶん)
現実の政治家さんとかお偉いさんも見習って欲しいですな!しっかりやる事をやった上の延長線に目的を設ければ良く、上手くすれば宣伝にもなりますからね。ただしやり過ぎたり法に背けばしっぺ返しが待っています。
バレた場合は社会的信用、立場、親族や友人等全てを失うリスクを理解した上でやりなさい!という感じです。はい。

多少暴走気味になりましたが、鬼灯様は適材適所に才覚があり基本的には正しい方で時々ステキに偏った変態です。

他に多彩なキャラクターが登場しますが、基本的に地獄や天国等の世界で普通に生活をしている方々ばかりで、彼ら彼女ら獣らが織りなすコメディ作品です。
あ、妖怪の類に神様系も出てくるけど、やはり皆それぞれに自分の役目を務めていますね。
ただ良くあるファンタジー物ではなく現代日本の常識と似通った日常あるあるを地獄に置き換えたネタのコメディですので、派手な戦闘や熱い展開は一切ありませんのでご了承下さい。
ただし主に鬼灯様が容赦なく亡者や某神獣をボコるシーンはありますし、獄卒という仕事をする方々のバイオレンスシーンなら多少ありますね。
{netabare}ちなみに日本の地獄だけでなくEU地獄のサタン様やレディ・リリスとその財布、ではなくベルゼブブさん等も出てきて場を和ませてくれますのでお楽しみ下さい。{/netabare}

それから動物も色々と出てきますからそういう意味で萌えるのも良いかと思います。
特に太め白犬のバかわいさはなかなかの物ですし、キジはイケメンボイスだし、猿は普通に猿で割とまともですよ。

それからアイドルや美しい獄卒さん、女神に悪魔に妖怪の類も出てきますのでそういう点でも楽しめますよ。
ただし色気とかは期待しないで下さいね。

音楽もなかなか豪華で全体的に原作の再現度が高いのですが、本作中で描かれた地獄の運動会とかでオリジナルの演出がちょっとオーバー過ぎイメージに合っていない部分もありました。(巨大ピタゴラスイッチ風)
地味めな演出の方が本作には合っているので、その点はかなり不満です。

あと是非掘り下げたいのがエンディング曲の「パララックス・ビュー」です。
この曲の作詞を担当したのが大槻ケンヂ氏で、その昔本格的な深夜アニメの第二弾「EAT-MAN」のオープニング曲で「小さな恋のメロディ」という曲を筋肉少女帯で歌っています。(勿論オーケン作詞)
小さな恋のメロディの歌詞で「あの二人がどこに行ったかあなたわかる?きっと地獄なんだわ」という歌詞がありまして、大槻氏も好きな映画「小さな恋のメロディ」のラストシーンで主人公の二人がトロッコで何処かへ走って行きます。
そしてパララックス・ビューは「トロッコで、二人がたどり着いたのは地獄よ」で始まります。
最初は「たぶん続編じゃないかな」程度に考えてましたが、Wikipediaにも書いてありますし「続き」とありますので正解みたいですね。
(ただしWikipediaも間違ってる時があるし、絶対ではないですけど)
EAT-MANはかなり昔の作品、しかもアニメの一作目はかなりマニアックなので若い方はほとんど知らないのではないでしょうか。
なんとも分かりにくいけど良いサプライズではないかと。

基本的に地味めなギャグが主体の作品で、派手な展開はあまりないしお色気要素もほとんどないのでそういう作風を求める方には向きません。
逆にゆったり日常あるある等を楽しみたい方にお勧めしたいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鬼灯の冷徹

1話二本立てで日本の地獄の日常を描いたアニメ。全13話
パロディがあったり、たまにジブリ映画の台詞が入ったりする。
童話や歴史、神や悪魔が登場したり、しなかったり。

鬼灯の低温ボイスが心地良かった。

各話感想↓
1話 地獄大一番/地獄不思議発見
{netabare}桃太郎。ぶさいく…。
犬と可愛い。
地獄なので暴力で解決しましょう。
簡単に刀折れた。
綺麗な桃太郎。

怖い金魚。
現世と繋がるTV。
金魚草コンテスト。絶妙に気持ち悪い。{/netabare}

2話 鬼とパンツとカニ/地獄の沙汰とあれやこれ
{netabare}熟女の写真集…遠慮しておきます。
茄子可愛い。
呪われそうなオーストラリア土産。
パンツの話ばっかり。
ラムちゃん!
お香さん可愛い。

サタン登場。
うっかり滑って落ちる。
サンタさん。あほの子な犬。
金魚草食べる!?
サタン逃げた。{/netabare}

3話 白澤/いかにして彼らの確執は生まれたか
{netabare}おバカな犬。トイレの水…。
鬼灯起こすの怖い。触っただけで起きた。凄い寝癖。
バルス!
徹夜の成果…これか。

ボールペンが大理石に刺さった!
豪華すぎる大会の参加者。
くだらない賭けだった。
ニューハーフ…。{/netabare}

4話 美男にもいろいろある/かちかぢごく
{netabare}あほ犬。
怪談…怪談?
提灯が喋った!飛んだ!
残念なイケメン。
可愛いショタ源義経。
力士になりたい源義経。

慈悲はない。
怖い絵本だった。
うさぎ可愛い。
めっちゃうまいパラパラ漫画。{/netabare}

5話 龍虎の二重奏/精神的運動会
{netabare}似た者同士。先手必勝。
これが牛頭…。そして馬頭。

100回目の運動会。
バズーカ。
公開処刑だ!
誰かのヅラ…慈悲はない。
ケルベロスが相手!即効で棄権。いきなりの無茶ぶり。
リハだった。まさに鬼。{/netabare}

6話 地獄アイドルピーチ・マキ/右腕のブルース
{netabare}清純派アイドル…?
地味な鬼灯。金魚派。
完全に狙ってた写真。
駆け込み電車(こじ開ける)
万引き婆ボコリすぎ!亀甲縛り。
上司の子供産まれた!おめでとう。

ベルゼブブ登場。
胃液吐かないといけないのか…。
メンタル弱い。
メイド可愛い。サタンの趣味だった。{/netabare}

7話 男と女と衆合地獄/地獄式鍼灸術と浄玻璃鏡の使い方
{netabare}手洗い大変そう。
目移りが凄い茄子。
ドMな唐瓜。

ベルマークだけ…。地味にせこい。
ぎっくり腰 閻魔大王。
めっちゃ血が出ている。
もどかしい監視カメラ。
電圧が凄い。蹴りで治ったぎっくり腰。{/netabare}

8話 えげつなき戦い/地獄三十六景
{netabare}胃に穴が開く…。
アイドルにあるまじき顔をしてる。
天然路線。
細かい鬼灯。電話番号欲しいのか。
熟女の写真集でにゃん集長が犠牲に…。

芸術だ…。呪いの絵!?
茄子の壁塗り。
前のは葛飾北斎…。凄くもったいない。
ど根性ガエル。{/netabare}

9話 酒と女でダメになる究極の例/溢れ返ってきたヨッパライ
{netabare}最低だこの男。
ぼったくりの店。しかも昨日行った。
指名料高い。

ヤマタノオロチが雑用。
鬼灯カッコいい。閻魔大王は目立つ邪魔!
嫌な酒飲み。
ヤマタノオロチ凄くでかい。{/netabare}

10話 十王の晩餐/ダイエットは地獄みたいなもの
{netabare}地獄の沙汰も金次第。
コアラのマーチ率凄い。
舌を抜くだけ!?エグイ。
懇親会。豪華な料理。
隣の芝生は青い。従順な他の補佐官の服従姿勢。うちはうち、よそはよそ
供物もったいない。
映画ルパンのクラリス!?ルパン死んだの!?

閻魔大王が太った。シロもか。耳が痛い話。
遭難。かまくら作ってから遊ぶみんな。大丈夫か…。
大王、また太る。そして無限ループ。{/netabare}

11話 一寸だった法師/お山の泥沼姉妹
{netabare}漢字が読めないシロ。紙芝居になった。
鬼が閻魔大王。一寸法師が鬼灯。
元・一寸。過去の人扱い。
お姫様可愛い。
地獄が回収してた不思議道具。
子供は残酷。
閻魔大王が壊していた。

実写みたいな背景。
花粉きもい…。
不法投棄はダメだよね。
サクヤ姫可愛い。
岩姫返品。お局様になっていた。
サクヤ姫可愛い。(大事な事なので2回)
富士山噴火するのか…。
イケメンに弱い。
鬼灯ドSだった。
脳味噌汁…岩姫なら飲めそう。{/netabare}

12話 レディ・リリスとその夫/中国現世に妖怪が広まった訳
{netabare}リリス。人類初の離婚。そして出来婚。
ルシファー。堕天使…戻して。
どんな男でも誘う…ストライクゾーン広すぎ。
無言で分かり合う白澤とリリス。
怖い本能の鬼灯。
独身と既婚で勝ったと思っているベルゼブブ。真っ白に老けて灰に…。

しりとりしてた。
黄亭という皇帝に捕まった白澤の過去。
4000年前の鬼灯なんだか可愛い。
出会っていた鬼灯と白澤。
元凶鬼灯だった。{/netabare}

13話 盂蘭盆地獄祭/雑談閻魔大王
{netabare}満喫してる鬼灯。
夏休み。ホワイト企業。
太鼓泣いてる。

凄い色の飲料…。
閻魔大王って元人間なの!?
孫ほんと可愛い。
金魚草エキス…うわぁ。EDの金魚死亡。顔が金魚に…。あ、戻った。
閻魔大王弱い。
そしてEDの動かないトロッコ。{/netabare}

2015/08/24ニコ生一挙放送視聴 アンケート↓
とても良かった:95.8%/まぁまぁ良かった:3.1%/ふつうだった:0.6%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.3%

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

77.5 2 あの世で漫画原作なアニメランキング2位
BLEACH ブリーチ(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (894)
5568人が棚に入れました
黒崎一護は霊が見える以外は普通の高校生であった。死神朽木ルキアと出会うまでは…。
最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう化け物、虚(ホロウ)が襲ってくる。家族を助けるために虚に立ち向かう一護。絶望的状況の中、一護はルキアから死神の力を貰い、死神となって虚(ホロウ)を撃退した。
しかし、彼に死神としてのほとんどの力を奪われ、弱体化したルキア。そこでルキアは自身の力が戻るまで一護に死神代行を務める様迫る。一度は断る一護だが、「俺の同類を作りたくない」、家族を救われたなどの理由で死神代行を引き受ける。

声優・キャラクター
森田成一、折笠富美子、伊藤健太郎、松岡由貴、杉山紀彰、速水奨、浪川大輔

Rexuz[コン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ブリーチはまだ続く

先ず「BLEACH」がどんなアニメなのか、知らない方のためにも簡単に説明していきたいと思います。

★物語の内容

主人公は幼い頃から霊が見えるが、それ以外は普通の高校生。
ある日突然、主人公「一護」の幼い妹達が人の魂を喰らう化け物、虚(ホロウ)に襲われ、家族を助けるために死神「ルキア」から死神の力を授かる。
死神代行となった主人公「黒崎一護」は己の任務を遂行すべく数々の戦いを繰り広げる。
バトル中心のアニメです。

ここで皆さんは「死神」と聞いて、あまり良いイメージを持たれないと思うのですが、このアニメの死神は現世・霊界の均衡を保つ世界の調整者として魂の成仏や虚(ホロウ)の退治を行う者として設定されています。
そしてその死神の代行がこのアニメの主人公「黒崎一護」というわけです。

基本的に虚(ホロウ)を退治する時は、死神だけが持つと言われている(刀、剣)「斬魄刀(ざんぱくとう」で斬り、その魂が自動的に「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」へと送り込まれる。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)とは死神達が住む世界。
簡単にいうと「あの世」です。
そして虚(ホロウ)と死神は幽霊と一緒で、普通の人には見えません。

まあ内容はざっとこんなもんですね。

他の方も仰ってますが、BLEACHの欠点は原作を追いつきそうになると、所々でオリジナルが入り物語を遮ります。
しかも中途半端な所でオリジナルが割り込んで来るので、ここで断念する方が多いのだと思います。

そこで皆さんが退屈しないためにも、オリジナルが出る回をまとめてみました。ご参考までに。

★各オリジナルストーリー★

・尸魂界潜入篇
第33話 奇跡! 謎の新ヒーロー
(オリジナルは一つのみ。観音寺がメイン)

・バウント篇
第64話~第109話★
(バウント篇自体がオリジナル。好き嫌いが分かれる話。面白くないと感じた場合は飛ばした方がいい)

・破面・出現篇
第128話~第137話
(日常が主な話、136話と137話は藍染と関係してるアランカル達とのバトルなので、時間があったら観るべし。)

・虚圏突入篇
第147話~第149話
(メノスの森篇。本篇と話が繋がってるので観るべきだろう)

・新隊長天貝繍助篇★
第168話~第189話
(原作とは全く関係なく、矛盾点も多い。破面篇の続きが早く観たければ、ここは飛ばすべきだろう!話も長すぎる)

・破面・VS.死神篇
第204話~第205話
(2話のみ。瑠璃千代ちゃんの話、結構退屈でした)

・破面・空座決戦篇
第213話~第214話
(カラクライザーの話。ギャグが好きなら観る価値はある)
第227話~第229話
(過去の話と日常の話。228話には女キャラの水着姿が見られます)

・斬魄刀異聞篇・刀獣篇★
第230話~第265話
(斬魄刀のお話です。設定は面白いですけど、ストーリとは全然関係ないので、破面篇の続きを早く観たい方は飛ばした方がいいでしょう。)

・破面・滅亡篇
287話、298話、299話、303話、304話、305話、
311話~316話
(破面篇とは関係ないので、時間に余裕のある時だけ観た方がいいです。)

・護廷十三隊侵軍篇
第317話~第341話
(僕が最も好きなオリジナルストーリーです。コンちゃんが大活躍します(。・ω・。)オリジナルキャラの望実が可愛いです♪隊長達のバトルが面白いですので、オリジナルとして結構オススメできる方です。)

※★がついている所は丸ごとオリジナルストーリーです。

ブリーチはオリジナルが多いので、断然漫画の方が面白いですが、戦闘シーンはアニメの方が迫力があります。
取り敢えず、「尸魂界救出篇」63話まで観てください。ここで面白くないと感じたのなら、残念ですが、この作品は貴方には合わなかったと思った方がいいでしょう。
バトルアニメや血が苦手な方には合わないかも^^;
ここまで我慢して観れた方は「破面・出現篇」まで一気に突入してください^^オリジナルがつまらないと感じた方は飛ばしても結構です。
藍染編が一番面白いので、それまでは断念しないでくださいね( ̄▽ ̄;)ノ
長いアニメですが、オリジナルを抜いたら200話もないくらです。(2004年10月5日~2012年3月27日放送終了)

・死神代行消失篇(2011年10月~2012年3月27日)
第343話~第366話
オリジナルを飛ばした方、そうでない方、原作の続きはここからです。
藍染の戦いから17ヶ月後。

因みにアニメでは「死神代行消失篇」が最後になりますが、原作はまだ最終章の「千年血戦篇」が残っているので、半年後にアニメが再開する可能性もあるみたいです。
原作に追いついてしまったのと、キャストが揃わないのもありますからね。
おそらく一時的だと思います。
最終回で一護は「死神代行はまだ続ける」と言ってましたし、「これが最後ってわけじゃないんだから」「またな」と言ってましたからね。
しかも原作の最終章「千年血戦篇」は「破面篇」より長いらしいのでまた再開すると思います。

さてここからが感想です…

★感想
切りの良い所で終わりましたが、原作の最終章をやらなかっただけに、伏線が沢山残ったまま終わってしまったのがとても残念です。
「死神代行消失篇」もだらだらと引き伸ばしすぎで、引き伸ばした分最後は面白くなるんだろうなと思い期待しましたが、正直オリジナルストーリーの方が面白いくらいでした。
序盤~中盤の「藍染編」まではかなり楽しめると思います。
でもやっぱアニメより原作の方がオススメですね。
アニメは最終章までいってないのもありますし、これから見るんでしたら、原作の方をオススメします。

以上BLEACHファンによる感想でした!


投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

かくして刃は振り下ろされる・・

言わずと知れた、超有名「週間ジャンプ」で今も連載中のこの作品。


ユウレイが見える主人公「黒崎一護」。
ある日、自分を死神と言う「朽木ルキア」と出会う。
ルキアは死神の世界「ソウルソサイティ」から悪霊「虚(ホロウ)」退治にやって来たと言う。
そんな最中、虚が一護の家に現れ家族を襲う・・
そして、ルキアまでもがやられてしまう・・
一護はルキアから死神の力を半分、分けてもらおうとするが、
あまりにも強い霊力であった為、全てを抜き取ってしまう・・
そこから、ルキアに代わって死神代行としての日々が始まるのだが・・


まずこの作品は「死神代行篇」から始まるのですが、
初めて観るストーリーに引き込まれます。
「死神」と聞けば悪いイメージを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、
この作品の死神は、世の中に彷徨っている成仏出来ない霊を
成仏させる(BLEACHでは「魂葬-コンソウ-」と言う)仕事と、
悪霊「虚」を退治する仕事をしています。
そして普通の人には見えません。
そして死神のくせに「ソウルソサイティ」世に言う「天国」?
みたいな所で生活をしています。
そんな設定が面白く、一気に観てしまいました!


しかし、「血」とか苦手な人はダメかもしれません・・
なんせこの作品の死神には「刀」が重要なんです。
刀がカッコイイんです!
だから、切ったり、刺したりします。
何かが吹っ飛んだりすりので苦手な人は注意です!


最初はワクワク!ドキドキ!しながら観れるのですが、
やはり原作があるので、追いついてしまいそうになると
オリジナルストーリーに入ってしまいます。
私が途中で断念したのはこれが原因です・・
(とか言いつつ300話位までは観ていましたがw)
もうオリストがくだらな過ぎる!全くもってけしからんのです!
そして急に本編に戻ったりするので余計に意味が分からなくなります。
観ている人ほとんどが言うのは
「「尸魂界(ソウルソサイティ)救出篇」までが面白い!」
と、いう事ですw
興味のある方はここまで観てみるのもいいかもしれませんw


基本的に作画はキレイだし、キャラもカッコイイ&カワイイ子達がたくさん出てくるので、そこは存分に満足出来ると思います。
(男は冬獅朗、女はルキアが好きです(*´∀`)ww)
音楽もOP/ED共にJ-POPを起用し、
映像もオシャレな感じに仕上がっているので、そこも楽しめる一つでした。
(2個目のOP、D-tecnoLifeはかなりカッコイイですよぉ♪)


今も原作は購入していますが、
原作も微妙かもしれません・・w
しかし、面白くなる波が激しいのでやめる事もできず・・ (´・ω・`)
そんな感じで、断念しちゃいました・・


投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

おこめ93 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

超長編アニメ。観て損はない!...と思います

本作は、ひょんな出来事から悪霊:虚(ホロウ)の退治者:死神になってしまった高校生、黒崎一護(くろさき いちご)とその仲間達の活躍を描いたアニメ。

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全話見終わっての感想は、後半忙しいなとw

前半は、面白くて・楽しみでワクワクしてました。
グワーっと物語に引き込まれる感じです。

ただ、途中途中で本編とは関係ない内容のアニメ(大人の事情w)が
入るのだけど、それが長いこと...
何十話に渡って観させられると、正直観るのをやめようかと
何度も思わされました。
(実際、観てなくても本編を観るのに支障ないかと)

中盤で、本編に戻って話が進むと、また面白くなってきます。
さすがというか、戦闘シーンは迫力があって見ごたえ十分です。

後半は、終わりに向けて、猛ダッシュw
あれもこれも詰め込んで、戦闘シーンも凝縮(圧縮か?短縮か??)。
途中だらけた回をもっと後半にもってくるべきだと感じました。


超長編アニメだったので、終わってしまう~;;と
悲しい気持ちになりましたが、ちょうどいい終わり時だったのかなと思います。

OP、EDの曲は、どれも秀逸で、見ていてワクワクします。

ただ、これだけは言いたい。
回ごとに作画が変わりすぎ!!!!!
うまい人と、そうでない人のキャラが違いすぎて違和感半端ないっす。
うまい人の回だと「カッケー!一護かっけー!!」ですが、
そうでない人の回だと「うあー、目がぁぁぁ目がぁぁぁ...」と切ない気持ちに...w

時間に余裕のある方は、ぜひ見てみてください。
「ブリーチの続きを観る!」という楽しみが1つ増えますよ~♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

77.5 3 あの世で漫画原作なアニメランキング3位
王様ランキング アニメ(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (461)
1459人が棚に入れました
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

独特な絵柄による雰囲気だけのアニメ。

1クール目から微妙だったけど2クール目もやっぱり微妙だったかな。

↓1クール目時点感想
{netabare}
障害を抱えた主人公が旅したり色々する話。
正直この時点でもうきついが、主人公が「アウアウ」しか喋らないのがきつさを加速させてる。
で、3話とかそうだけど、その主人公ががんばってる様子を見せて感動させようとしてくる系の作品。
さらに毎回のようにキャラの泣き顔を映してくるのがキャラデザも相まって、感動の押し売り感がしてきつい。
つべにあがってるEDの公式動画のサムネとかもまさにそれ(曲自体はめっちゃいいけど)

感動ポルノだ!とか、感動ポルノだからだめだ!って言いたいんじゃなくて、単純にこういうのが気持ち悪く感じる。
まあ、24時間と何が違うんだとは思ったけど。

あと、耳聞こえないはずの主人公が普通に聞こえてるような行動を取りまくるって言うねw
ちゃんと手話をやってるシーンもあるんだがそうでないシーンの方が多いし、
ボッジ→カゲ以外の他のキャラとかも割と意思疎通ができてるみたいで。
耳聞こえない設定もしゃべれない設定も「かわいそう」感をだして感動させるためだけのものになってる。
11話で障害者を弱者と見ることへの批判をしてたけど、この作品がまさにそれなんだよね。

最近はまだマシだけど最初の方はほんとに見てられなかった。

で、最近になって感動させようとしてる感はなくなって見られるようにはなってきたが...
特段これと言って面白い要素、いい点がない。
作画がいいのとデザインが独特なので面白そうな雰囲気は出てるがそんなことはない。
だらだらと話が進んでいくだけ。
主人公が剣の特訓をして最終的に針のような剣を扱えるようになる、とか展開自体はいいんだが、なぜ過程をちゃんと描かない?ってなった。
丁寧そうに見えてあまり丁寧ではない。
同じような感じのアニメにしても、まだ不滅のあなたへの方が面白かったと思う。
まあとは言え感動させようとして来なければ不快感はまだマシなので(正直主人公はきついが)2クール目でたぶん少しは評価上がるかな。

2話のカゲの話はめっちゃよかったと思います。
あと、11話も序盤のダイダのところは結構良かったかな。
EDは名曲だと思う。

どうでもいいけど、無職信者が複垢でこの作品に☆1評価連投しまくってますね。思ったより評価低いと思ったら。

↓一話毎メモ(1~11)
{netabare}
1話 ☆0
OPなんて? 気の抜けた炭酸みたいな声だな、全く聞こえん。
もっといい歌手を...
障害者主人公かよ...。耳が聞こえないとは。
ああ、こいつとだけ話せるのか。
国民がこんなに王子バカにしてるけど王様は何も反応なしかよ。
何で入れって聞こえてるの?
普通に言葉通じてて草。
障害感強調されたらこれは切り候補かも。
EDはめっちゃいいな。

2話 ☆9
これよく名前聞くKing Gnuなのか。
何でこんな歌手が流行ってるんだか。
過去回引っ張らないスタイルか。
こっちの方が戦い方汚いじゃん。
カゲだけでいいな。主人公いるときつい

3話 ☆1
暗殺されそう。
は?主人公耳聞こえるか聞こえないかどっちだよ。
まあそりゃ王はきついでしょ。
ボッジの力になりたいっていうと第二皇子を暗殺するのが目的ってとらえられそう。
槍使い強い。駄目だ、主人公きつすぎる。
いや死ぬだろw 
神様になった日最終回がボロクソ言われてこのアニメが絶賛されるのはなぜ?w

4話 ☆4
今回は手話ちゃんとやってていい。24時間やん。
旅だったんじゃないの? 回想声聞こえてて草。
カゲってあの手みたいなやつで手話やってたん。
ほんと主人公きっついわ。

5話 ☆7
再会早すぎ。弟のキャラいいじゃん。
ボッジを裏切ったから信頼できないと。
きたない 焼き鳥 洗脳開始w 
けどボッジとの戦闘で不正してたよね。
ボッジが力を奪われた巨人で、カゲが神に姿を変えられた存在?
腕がああああ王の力があああ
ボッジがいなければ面白い

6話 ☆5
だからなんで主人公悲しんでんだよ、言葉通じないんじゃねーの?
アウアウやめて
ダイダのキャラはめっちゃいいと思う。
主人公の期待に沿うよう努力したり。
これほんと話普通だよな、まだ不滅の方が展開凝ってて面白かったと思う

7話 ☆3
見える子 いや草、言葉めっちゃ通じとるやんけ。
紫色料理の昭和ギャグおもんないからやめろ。
主人公がきっつい。
まあ孤独な方が訓練には向いてるわな。

8話 ☆6
腹から声出せ。なんだこいつ
世界一強いのボッジか? 

9話 ☆6
父さんクズ過ぎません?w
母はもっとキレろ

10話 ☆5
刺されそう
お前はもう死んでいるとかいいそう。
キャラの泣き顔毎回写されるのがきつい。

11話 ☆7
ここは障害者を弱者とすることへの批判なのね。
だけどこの作品は障害者を弱者として描いてる気がする。
不滅で見た。戦えるんか?

曲評価(好み)
OP「BOY」☆4
ED「Oz.」☆9
{/netabare}
{/netabare}

↓2クール目視聴後感想
{netabare}
1クール目の時はお涙頂戴感がきつくて酷評したが、2クール目ではそれほどお涙頂戴感はなくて普通に不快感無くみられるようになった。
ただ、それと引き換えにもともと大して面白くなかったストーリーがさらに酷くなって本当に酷い有様になってた。

まず何と言っても尺のさき方が酷い。1クール目の最初の方からやってたミランジョの話がまさか最終話まで引っ張られるとは思わなかった。実際やってる内容もミランジョとボッスが子を犠牲にして生き延びようとしているのをみんなで阻止するという内容だけなのになんでこんなに引っ張られるのか。
特にオウケンVSボッジたちの戦いはほんとに毎回はよ終われと思いながら見てた。あの戦闘のダレ具合は本当に酷い。
かと思えば、途中で主人公が特訓して戦いに参加できる力を身に着けようとするパートはめっちゃ短い。
短いというかちょっと特訓しただけで最強格ぐらいにまで成長してると言うw
なろう系かよって言いたくなるしこういうパートこそ尺割けばいいのにって思う。本当にいきなり強くなりすぎていて面白みがない。

それと「○○が死にそう!」からの回復魔法での復活コンボがマジで面白くない。
最後の方はもうボッジが切られてもその他大勢が大けがをしても「どうせ生き返るんだろうな...」って思えて茶番にしか見えなくなった。
で、案の定誰も死なないし、この作者はキャラを殺せないんだろうなって。
転スラ二期の前半の死者回復展開も酷かったけど、あっちの方がまだ過程がかなりあったぶんこれに比べると数倍はマシだったと思う。なろう系以下。
子供向けアニメみたいな全員集合からの集団戦闘とか、戦いが終わった後の子供向けみたいな大団円も寒い。そういうノリを何回も見せられた気がする。

それで、ボッスとミランジョの話はどうかと言うと、引っ張った割に結局ボッス側に正義は一切なくボッスはただ自分の保身のためにボッジやダイダを利用しただけのただの悪人で、この作品全体を通してやったのはただの勧善懲悪だったっていう。子供向け作品でももっとマシなんじゃないか?
で、ミランジョもなぜか命を取り留めて王のダイダが婚姻を結ぶという。
ミランジョは国に多大な被害も与えてたんだし、処分なしじゃダメでしょって。
で、揚げ句の果てには最終回でまたも不死身のオウケンが復活して...。
これ原作だとこのあともまだgdgdとオウケンと戦ってるんだろうか...。

このアニメ、WIT STUDIOが作っていて作画がすごいのと、絵柄が独特なこともあって名作っぽさがあるから持ち上げられているだけで、これがもしJ.C.STAFFでなろう系っぽい絵柄だったらこんなに評価されてなかったと思いますね。

2クール目のオープニングは本当に良かったと思います。
EDは1クール目が圧倒的だけど。

↓一話毎メモ(12~23)
{netabare}
12話 ☆6
総集編? 嫌いなシーンばかり切り取られてるw
馬の話だけ面白い。こっちのおじさんは許されるのね。

13話 ☆5
最高のOP。ヒリング逃げろやw 
魔法的なのあるのかよ。はよ逃げろ。
ミランジョ何がしたいんだ? 食うの遅くね?
お前らどうせ噛ませだろw 

14話 ☆6
アウアウきっつ。草、なろう系じゃん。
何でその針折れないんだよw
なるほど、言葉はそれで通じてるのか。

15話 ☆3
つまんねえ。え? シリアスにすべきとこでギャグシーンw
なんでこいつら戦ってんの? 

16話 ☆6
泣き顔写すのきつい。まあ許せんわな。
あの変態騎士どう絡んでくるんだ? 

17話 ☆4
ボッジ強すぎんかw
戦闘は面白いんだけど戦う意味ないよねこれ...。
なんかずっとgdgd進行してるイメージがある。

18話 ☆3
は? ポーション、治癒魔法とか言うなろうのご都合主義アイテムが本当に面白くない。アピスは殺しとけよって思う。
どんな国だよ。そうはならんやろ。
ピンチの時に誰かが駆けつけるパターン多すぎない?
ラストは面白かったな。

19話 ☆3
ほんとOPは神なんだよな。進撃の巨人かよw
これまた治癒魔法くる?w 三途の川 テンプレ展開
このだるくなりがちな展開のわりには短くていいな。
これ妄想の世界なんでしょ?感動できないよ。結局助け来るのかよw
やっぱり回復魔法なのね、面白くない。
オウケンが主人公モード入るの草。まあ戦闘は面白いかな。

20話 ☆2
どうやって見せたんだよw
そろそろ死ぬ死ぬ詐欺やめて誰か退場しろよ。
はーつっまんねww なろう系もびっくりだわww
転スラ以下だろこれw 転スラの復活でももっと過程踏んでたぞ。
てかそもそもVSオウケン間延びしすぎでしょ。戦う意味ある? 

21話 ☆4
ボッスゴミすぎやろ。進撃の巨人。
強くなりすぎやろw 略してオウケン なろう主人公
こいつら結局何がしたってん。
子役嫌い。地獄にでも落ちた?

22話 ☆5
また過去回やるんか。落ちる先が手のひらでも死ぬやろw
妻になってくれは唐突すぎる。オウケンいつか助かるんか?
こいつら最終回直前に何する気なんや。

23話 ☆3
ここは決闘のやり直ししろよw そうはならんやろ
ええ、ここでオウケン生き返らせるんかよ。
もう展開が滅茶苦茶。オウケンどこまで引っ張るの
いや結局王位譲るの? ああ、自分で国を作るのね。

曲評価(好み)
OP2「裸の勇者」☆9.5
ED2「Flare」☆5.5
23話挿入曲「」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ボタンの掛け違い

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
良いアニメだと思います。

基本は、「少年の成長と旅立ち」という、超王道のストーリー。一見すると、NHKやジブリでも通用しそうな、安心安全の世界観。

ただそこに、多くの不幸や悲しみ、残酷な現実なども混ざり合い、単なる児童アニメにはない深みがあります。大人でも楽しめるというか、大人だから楽しめるというか。

本作は考察しがいがあるアニメなので、久々に考察系で真面目に書いてみました。主に、人物描写について思うことを書きました。相変わらずクソ長いので、大変申し訳なくは思います(苦笑)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の特徴として、登場人物が「全員不幸を背負っている」「全員他者のために動いている」ことと、それが、「どれもこれも上手くいっていない」ことがあると思う。

例えるなら、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」のようなものだろうか。尤も、「賢者の贈り物」に比べれば、清廉でもないし、幸福でもないけれど。

私は、本作の面白いところは、人物描写の巧みさにあるように思っていて、どの人物も実に「人間らしい」のだ。

日頃から、高い教養と倫理性、社会的制限の元に生み出されたキャラクターを見慣れている我々現代人は、ついついキャラクターに整合性を求めてしまう。しかし、本来の人間は「支離滅裂」なことが普通なわけで。近代の純文学などでは、そういう人物描写がよくみられた。

利己的で、情動的で、短絡的な人間。それでも、100%の悪人とは断罪しきれない人間。大宰作品なんかが分かりやすい。

本作のキャラクターが、なぜ、他人のために動いているのに、誰も上手くいってないかというと、「他人のため」がいつの間にか「自分のため(自己救済)」になってしまっているからではないだろうか。多分、本人すら気付かないうちに。

皆さんの身の回りにもいませんか? 人を救うのが趣味や生き甲斐みたいになっていて、それはとても素敵なことなんだけれど、ちょっとウザがられている人。

簡単に言えば、「余計なお世話」。

論語に、「己の欲せざる所は人に施すこと勿れ」という有名な一節がある。幼小中学校の先生は当たり前のように「自分がやられて嫌なことは人にやるな」「もし自分がやられたらどうか考えてみなさい」と言うが、これは間違いとまでは言わないが、正しくはないと思っている。

本来は、「人の欲せざる所は人に施すこと勿れ」だ。「己の~」は、あくまで価値観が自分の側にある。自分が良いか悪いかはさておき、本来は、「その相手」がどう感じるかを見とる洞察力や想像力こそが、正しい意味での優しさなんだと思っている。

本作の登場人物は、正にこの「余計なお世話」が多い。特に、

ミランジョがボッスを子に転生させようとすること。ボッスがミランジョの魂を救おうとすること。

の2つは分かりやすい。どちらも別に、(今となっては)本人は特に望んでいない。そして、ミランジョがボッスを転生させたいのも、「自分がボッスと共に永久に生きたい」からだし、ボッスがミランジョを救おうとするのは、「自責の念」からだ。彼らはそれを死の間際に気付くけれど、それまでは「相手のため」を免罪符に、悪行の限りを尽くす。

なぜこうなったかというと、ボッスもミランジョも、過去に大きな悲しみを背負っており、そうして胸に空いた穴を、「何か」で埋めなければならなかったから。2人にとってそれは、「互いを救う」ことだった。(宗教なんかもそうだけど、本当に怖いのは、ご立派な大義名分の為にどんな手段でも正当化してしまう、どこまでも盲目的で利己的な人間なんだと思った)

これは、本作のヒロインとも言える活躍をした、ヒリングにしても、少しそういう部分が見える(ちなみに、私が本作で一番好きなキャラはヒリングです)。

序盤、ヒリングがボッジに冷たくあたっていたのは、「無能」な「我が息子」が王位につくことで、かえって苦しむのではないかという、親心(愛情)から。実に母親らしい思考。ただ、ボッジは単純に王になることを応援して欲しかった。

一方、ダイダは、母から「王への期待」をかけられているが、それは、「ボッジの代わり」であり、「ボッジを救う手段」だと(ヒリングの深層心理に)気付いていた(だって、ヒリングの性格上、もしボッジが優秀だったら、実子という理由だけではダイダを王には推薦しないだろう)。

正に、「代打」だと自分を卑下していたのである(本当は優秀だから、期待され、手をかけられなかっただけだが)。

だから、必要以上にボッジを見下し、いじめたのだ。あれは、母親の愛を独占したいという寂しさや、母の深い愛を受けるボッジに対する劣等感からの行動なのだろう(基本的にいじめっ子は、親からの愛情が不足している者がなりやすいという研究結果もある)。

ヒリングがあそこまで息子に大きな愛情を抱いたのも、実は、夫であるボッスからの愛情不足があるのだと思う。2人の夫婦間系は破綻までいっておらず、表面上は良いのもしれないが、実は、冷え込んでいる。

だって、旦那は仕事(王様)ばかりに熱心で、自分以上に亡妻を愛していて、更に心のど真ん中には別の女(ミランジョ)がいる。旦那はそれを上手く隠しているつもりだろうが、女性はそういうところに敏感だ。

ヒリングは根が良い人なので、そういう「満たされない思い」を「子に愛情を注ぐ」ことで埋めていたし、ダイダも、「足りない母の愛」を「ミランジョに頼る」ことで埋めていた。こういう歪なバランスの上で安定している関係は、何か1つのキッカケで崩壊するものだ。

だからまあ、最終話でダイダはミランジョを妻とし、ヒリングはドルーシと良い感じになったのだろう。ダイダのような男が、母性的なものを求めて姉さん女房をもらうのも、ヒリングのような女性が、無骨だが一途に自分だけを思う男性に惚れるのも、ままあることだろう。

この辺の背景を絡めないと、最終話の突然の展開に驚き、場合によっては嫌悪を抱くかもしれないが、私は、本作を「弱き、哀しき、不完全な」大宰的なキャラによる話と捉えていたため、そういう「利己的で、情動的で、短絡的な人間」を愛おしいと思った(これは、近代文学好きならではの歪んだ思考ですねw)。

私は、人間らしい人間が好きだ。そして本作のキャラクターは、実に人間らしい。

話は少しずれてしまったが、ドーマスがボッジに寄せる思いと行動も、デスハーやデスパーがオウケンに寄せる思いと行動も、本人の願いとは少しずつズレているように感じ、

「本質的に優しい人間達の、他者を思いやる尊い行動が、悲しみを背負うことで僅かに感覚を狂わせ、まるでボタンを掛け違うように、悲劇を生み出してしまった話」

のように感じた。これが、本作における主たる感想である。

さて、そんな中、主人公のボッジだけは、「他者の理屈」で動いている。アドラー心理学によると、「共感とは、自分の価値観に合うものを見つけるのではなく、他者の価値観で物事を見聞きすること」だそうだ。

ボッジは、耳が聞こえないため、幼少期から周りを見渡す洞察力に長けていた。そして、口がきけないため、自分の思いを表現することが苦手になった。さらに、力が弱くいじめられたため、他者の弱さに寛容になり、共感的に他者を受け入れる素養をもった。

穿った見方をすれば、それが彼なりの「処世術」だったのかもしれない。

そんな彼が歪まなかったのは、彼が多くの愛情に包まれていたから。父、母からの愛情。継母からの愛情。師匠からの愛情。そして唯一足りなかった、友からの愛情。

それらは一部を除き、本質的な意味では「無償の愛」とは言えなかったが、ボッジはそれを最大限好意的に受け入れている。一昔前、「鈍感力」という言葉が流行ったが、その力が強いのだろうか。

確かに、多くの愛情を受けた子供は、他者を受け入れ、自分を見失わない。多くの挑戦と失敗が出来る。

それはそうのだが、如何せん、ボッジの境遇の辛さと、彼の人柄の良さが乖離しすぎていて、ここに「ご都合主義」を感じてしまった方も多いのではないだろうか。私はそうである。

私は本作を「純文学のような人間らしいキャラに魅力がある」と評したが、そういう意味で、一番「人間らしくない」のがボッジである。

たくさんの人物の歪みや悲しみを、まるでスポンジのように一手に引き受け、包んでしまう優しさ。それはもう、「王の器」を飛び越えて、「神の器」とすら思ってしまう。

ボッジが子供だったのもいけなかったのかもしれない。本来、子供なんて自分の理不尽を周りに撒き散らすのが役割で、それを受け入れるのが大人の役目なのに、本作はその逆。そこが、自分的には一番受け入れ難い部分だった(よって☆4)。

それだけに、ボッジがドーマスに見せた、恐怖と怒りの感情は、大変見応えがあったし、ボッジを「人」らしくしてくれた。ああいう場面が、もう少しあっても良かったと思う。

いや、なにも「歪んだ主人公」を見たいわけではない。性急すぎるのだ。ボッジの最終形態は今のボッジで良いとして、「強さ」も「優しさ」も、もっと時間をかけて獲得して欲しかったのである。

私は本作を観始めた頃は、「ジブリに、2時間映画にまとめてほしい」と思ったが、途中から、「世界名作劇場みたく、1年はやってほしい」と思うようになった。

本当は、ボッジとカゲの友情を丁寧に描き、たくさんの街を旅し、幾人もの「善」や「悪」に触れながら、葛藤し、次第に成長するボッジが観たかった。

尤もそれは、「今後」に描かれる部分だろうし、むしろそれかそが作品の主題で「王様ランキング」に関わるのだろう。

そういう意味で、作品のエピソード0(旅立ちの前)だけでここまで描き切れている本作は非常に優秀な作品だし、今後に期待がもてる作品だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

以前はネットの漫画広告でよく見た

弱すぎる上に難聴のハンディキャップを抱えた国王の息子ボッジの話。
カゲとの出会いもまた重要。彼もまた苦難の道を歩んできている。

冒険譚だったり、途中裏切りのようなよく分からない展開だったり。
なんだかんだ息子想い・兄想いだったりと登場人物の想いが錯綜しまくりで途中、混乱したが、素直に面白いと感じた。
一応、登場人物の名前が彼らの本質を表しているみたいだ。

{netabare}ボッジが巨人の息子なのに小さくて非力なのは父である国王の望みが原因だったとは。これが物語の引き金になったようなものか。せっかく、息子にも素質があるはずだったのにね。前母の死は辛かった。継母が横暴に見せかけて凄く優しくて息子想いなのは良かったけど。{/netabare}

不老不死マンの問題も解決しといてよね。
結婚の話は予想もしておらず、驚いた。


OP
BOY King Gnu
裸の勇者 Vaundy
ED
Oz. yama
Flare milet
よく見かける歌手を集めた感じ。安定している。
中でもKing Gnuとmiletが良かったと思う。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす―――― 。


第一話 裸の王子
生まれつき耳が聞こえず、口もきけず、まともに剣すら振れぬほど非力なボッジは、第一王子でありながら、家臣や民衆から「王の器ではない」と蔑まれていた。そんなある日、暗殺集団「影の一族」の生き残りのカゲと出会ったボッジは、着ていた服をだまし取られてしまう。

第二話 王子とカゲ
幼いころから盗みを生業として生きてきたカゲ。金目のものを盗むためにボッジの後をつけ城に忍び込むが、ボッス王国四天王の一人・ベビンに見つかってしまう。一方ボッジは、異母兄弟であるダイダと手合わせをすることに・・・

第三話 新しい国王
ボッス王が亡くなり、遺言で王の跡を継ぐこととなるボッジ。しかし、ヒリングにより遺言は覆され、新国王はダイダと発表されてしまう。そしてカゲもボッジの前から姿を消し、ベビンはカゲを探すボッジに「カゲは旅に出たので二度と会えない」と告げる。失意のボッジはとある行動に出る。

第四話 初めての旅
ドーマス、ホクロと共に道中の自然を満喫しながら旅を楽しむボッジだったが、買い出しに訪れた町でカバンを盗まれてしまう。一方、新国王となったダイダの元には、新たにランクを付けるため王様ランキング協会の審査員が訪れていた。

第五話 からみあう陰謀
ドーマスによって冥府に続く穴に突き落とされたボッジ。ドーマスは罪の意識にさいなまれながら、一人その場を後にする。そしてボッス王国では、魔法の鏡によって、ダイダがボッス王の力を手に入れるための儀式が行われていた・・・

第六話 冥府の王
冥府の王・デスハーのもとに連れていかれるボッジとカゲ。ボッジを強くしてもらうために探していた人物がデスハーだと思ったカゲは、ボッジを鍛えて欲しいと頼み込む。ボッジは、その実力を見せるため冥府騎士団の隊長と手合わせをすることに。

第七話 王子の弟子入り
デスハーの弟・デスパーに弟子入りし、カゲと共に家事をこなしながら住み込みで修行をすることになったボッジ。一方、ボッス王国では、復活の秘薬を無理やり飲まされていたダイダの体に異変が起こっていた・・・

第八話 夢のいけにえ
ボッス王の強さの秘密と、ボッスとシーナの出会いが明かされる。ダイダの体をのっとることで復活を果たしたボッスは、魔法の鏡に「今、世界で一番強い人物」を問う。鏡に映ったその人物とは・・・

第九話 王妃と盾
ダイダの体をのっとったボッスと対面した王妃ヒリングは、ショックのあまり気絶してしまう。倒れたヒリングに襲い掛かる魔獣。ヒリングを守らんと応戦するドルーシは、かつてボッス王から王妃の護衛を命じられた日のことを思い出す・・・

第十話 王子の剣
デスパー奥義免許皆伝を祝うため酒場に出かけたボッジ、カゲ、デスパー。楽しく食事をしていると暴れん坊・アバン三兄弟に絡まれてしまう。相手にせず食事を続ける三人だったが、悪口を言われたデスパーがとうとう相手を殴ってしまい・・・

第十一話 兄と弟
成長するにつれ、兄・ボッジを弱者だと見下すようになっていったダイダ。どことも知れない暗闇の中で助けを待ちながら、過去の自分を思い返し後悔するダイダの前に一人の少女が現れる。

第十二話 戦いの足音
冥府での修行を終え、帰国の途につくボッジたち。一方ヒリングたちは、精鋭を集め、一足先にボッス王国へ差し掛かろうとしていた。その頃ボッス王国では、何者かの手引きにより、凶悪な冥府の罪人たちが城内に引き入れられていたのだった。

第十三話 王国の乱れ
「この国を滅ぼしたい――」明かされたミランジョの望み。それを阻もうと立ち向かうドルーシたちを、冥府の魔物、そして罪人たちが襲う。ヒリングを守るべく奮闘するドルーシだが、強敵たちを前に劣勢を強いられる・・・

第十四話 王子の帰還
魔物たちと壮絶な戦いを繰り広げるドルーシ。しかし健闘もむなしく、瀕死の重傷を負ってしまう。ドルーシを治療するヒリングにギガンが迫る。窮地に陥る一同の前に思いがけない救世主が現れる。

第十五話 冥府騎士団
魔法が解け、正気に戻った冥府の魔物たちを冥府に帰すべく、ボッジたちは城の地下にあるという入り口へと向かう。一方、一足先にその入り口を壊すために地下へと入ったドーマスとホクロを待ち受けていたのは、逃げた罪人を追ってボッス王国に攻め入ってきた最強の冥府騎士団であった。

第十六話 王の威厳
デスハーが明かした黒幕の名は、ミランジョ。その名を聞いたボッジの中に、幼い頃のシーナとの記憶が蘇る。ギガンを捕らえ冥府へと連行しようとする冥府騎士団の前に立ちはだかるボッジたちだが、デスハーはギガンの過去、そして彼の犯した罪を語り始める。

第十七話 不死の呪い
かつて冥府を治めた王、サトゥン。その息子であるデスハー、デスパー、オウケンたち兄弟は、それぞれが超能力をその身に秘めていた。ボッス王の城で罪人たちを探すボッジとカゲの前に、不老不死の力を持つオウケンが立ちはだかる・・・

第十八話 神々との争い
冥府の罪人たちに自ら捕らえられたボッス。牢屋へとやってきたベビンは、ボッスにその真意を問いかける。ボッスが語り始めたのはミランジョとの出会い、そしてホウマ国とギャクザ国という2つの国の悲しい過去だった。

第十九話 最後の砦
オウケンとの戦いで瀕死の重傷を負ったデスパー、ボッジ、カゲ。三人が目を覚ますと、そこは大きな川の流れる不思議な世界だった。一方、残されたミツマタに斬り掛かるオウケン。その窮地に、ボッス王国四天王が駆け付ける——

第二十話 “不死身” 対 ”無敵”
大きな川のほとりでミランジョの悲劇的な過去を知るボッジ。そして、ミランジョの心が揺れ始める。生の世界へと戻ったボッジ、カゲ、デスパーの前に現れたボッスは、瀕死のボッジに向かい、こん棒を振り上げる・・・

第二十一話 王の剣
不死身のオウケンを圧倒的な力で打ち負かすボッス。最強であることを見せつけるボッスに、ボッジはダイダの体を取り戻すため、決死の覚悟で挑み、王としてその剣をふるう。

第二十二話 魔神との約束
ボッジの手によって魔法の鏡は割られ、ボッスの魂は天へと昇っていく。そしてボッスからミランジョを託されたダイダは、現れた魔神にある願いを告げる。

第二十三話 王様と太陽
ミランジョとの結婚を発表し、これまでに犯した過ちを償うことを誓うダイダ。その真摯な姿に四天王たち臣下は驚き、思いに応えようとする。そして、新たな王が誕生する。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

60.8 4 あの世で漫画原作なアニメランキング4位
プピポー!(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (208)
982人が棚に入れました
小学五年生の姫路若葉は、人には見えないモノが見えてしまう。そのせいで周囲から気味悪がられ、若葉自身もまた他人を遠ざけながら、孤独な日々を送っていた。ある日、若葉は「プピポー!」と鳴くピンク色でフカフカの不思議な生き物と出会う。その日から、若葉の日常は大きく変わっていく。謎の生き物「ポーちゃん」は若葉のことが大好きで、悪いモノから若葉を守ってくれる。さらにポーちゃんのおかげで、オカルト好きのあーちゃんという友達も出来た。初めて経験する楽しい日々の中で、若葉は徐々に笑顔を取り戻していく。そんな若葉の前に、同じ能力に悩まされる少年、結城が現れる。その苦しみをよく知っている若葉は、結城を助けるために動き出し、そして能力を消すことが出来る世界「亡失の最果て」の存在を知る。若葉は思い悩む。結城の力にはなりたいけど、能力があったからこそポーちゃんに出会えたこと。亡失の最果てには、ポーちゃんの秘密が隠されているかもしれないこと。ポーちゃんは何者で、何故若葉の元に来てくれたのか……

声優・キャラクター
佐々木詩帆、森千早都、後藤麻衣、大塚琴美、伊藤節生、大久保英恵、藤原啓治、みさお、宮澤正

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「プピポ〜っ!」

この作品に対する予備知識はありませんでしたが、ジャケットに載っている主人公の若葉ちゃんの目尻に印象が残ったのと、5分枠のショートアニメだったので視聴できる範疇だと考え、視聴に踏み切りました。

この物語の主人公は、小学5年生の姫路若葉ちゃん・・・霊感体質の持ち主なのですが、そのせいで周りからは冷たい目で見られていました。
そんなある日、「プピポー!」と叫ぶピンク色のまん丸な謎の生き物・・・ポーちゃんなのですが、二人は運命的に出会いを果たし物語が動いていきます。

もともと大人しい性格の上、霊感体質の若葉ちゃんは学校に友達がいませんでした・・・
でも、彼女の前にオカルト好きな東礼子(通称:あーちゃん)が現れ、若葉ちゃんとポーちゃんの大切な友達になるのです・・・

あーちゃんは、若葉ちゃんと性格が正反対で明朗快活な女の子でした。
そのため、あーちゃんが若葉ちゃんを引っ張り回して、その先でトラブルが起こる・・・
序盤はこんな展開の繰り返しでした。

ここまで視聴してきて、二人の掛け合いやトラブルはそれなりに面白いのですが・・・決してそれ以上ではないのです。
中盤から若葉ちゃんと同じ霊感体質の男の子も登場するのですが、主人公が小学5年生という事もあり、決定打に欠けているように思いながら視聴していました。
あ・・・このままじゃ惰性で視聴しちゃうかも・・・^^;

と思っていましたが、中盤以降、物語の舞台と展開が一気に変わるのです。
まぁ、ファンタジーだからそれもありだよね・・・と思っていたのも束の間・・・
終盤で怒涛の伏線回収が始まります。

そして、そこには思いもよらない展開が待ち受けていました。
集大成として最終話で綺麗に纏められているのですが・・・
あまりの衝撃的な展開に思わず目頭が熱くなってしまいました^^;
温かさと優しさ、それらの原動力になっている絆がしっかりと伝わってくるのです・・・
まさか、このような展開になるとは夢にも思っていなかったので、完全な不意打ちでした^^;

この作品のEDテーマソングは、ピカソさんの「Shred Gear Rhapsody」です。
カッコ良い曲だなぁ・・・と思いながらテロップにピカソの文字を見つけた時にはビックリしました。
ピカソさんは「めぞん一刻」のエンディングを歌っていて、綺麗な音色とハーモニーが印象に残っています。
今回の曲はイメージが異なりますが・・・考えてみるとこの往年の名作も1980年代の作品・・・約30年程前の作品なので、その頃から変わっていてもおかしくありませんよね。
とても懐かしい感じがして嬉しかったですね^^

1クール15話の作品です。5分枠のショートなので気軽に視聴できる作品です。
振り返ってみると、主人公の若葉ちゃんも可愛かったし、視聴して良かったと思えた作品でした^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ショートアニメでよかった?

霊感が強く霊が見えてしまう女の子
ひめじわかばちゃんと
丸くてピンク色で
こんなお顔→「(´ε`)」の生物
ポーちゃんのお話

原作は未読
前提情報等は仕入れていない状態で視聴しました


「プピポー!」っていう
ポーちゃんのかわいい(?)雄叫びから始まる
軽いノリのオープニング(ほんの数秒)

ちょっと性格悪そうなお顔のモブキャラと
かわいいわかばちゃんの
見るからにお約束のイジメ展開

そして
1話4分という短いお話(ED含む)の
いわゆるショートアニメということで
最初から“ながら見”決定だったのですが

最終話まで観て
不覚にも
訳も分からず涙してしまいました


いつもアニメ作品を観る時って
特別な場合を除いて(例:50話くらいある“ロボもの”をレンタルするとか)
事前にネット等で調べたりはしないのですが

正直
この作品に関して言えば
“あらすじ”くらい仕入れておくべきだったと後悔しました

でもまあ
4分で15話くらいだったら
もう1周(なんなら2周)観ればいいだけなんですけどね^^

というわけで
尺の短さに感謝しつつ
プラス2周分(合計3周)
イッキに視聴してしまいました^^


お話は・・・
あにこれの“あらすじ”を読んでいただくとして^^

とにかく
お話がうまく作りこまれてます

節目となるのは10話目くらい・・・

{netabare}「亡失の最果て」という
いわゆる“あの世”でのお話からですね{/netabare}

お話が急に
シリアスで深くなってきます
このタイミングでこんな展開じゃ1クールで終わらないんじゃね?
って心配するくらい
(全15話っていうのもビミョーなのですが)

っていうか
なんでこんな展開になっていったのかさっぱりわかりませんでした

私がマジメに観ていなかったから・・・それだけデス

一話目の初っ端からしっかり観てればちゃんと分かるんです

{netabare}ポーちゃんの正体とか{/netabare}
{netabare}わかばちゃんの未来とか{/netabare}

あと・・・
{netabare}この作品のジャンルが
ホラーとファンタジーと
さらに
なぜ「ラブコメ」なのかも・・・{/netabare}


ショートアニメだからって侮れませんよ^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

days of expectation and uneasiness

EDも含めて4分×15回のショートアニメですが、驚くほどクオリティの高い作品でした。

主人公の小学五年生の姫路若葉(ひめじわかば)には、幽霊が見えます。
オカルトマニアで元気な眼鏡っ娘の転校生、東 礼子(あーちゃん)だけは若葉に親しく接してくれますが、若葉に勝手に付きまとう悪い霊が近づく人たちに災いを招くため、若葉はクラスでは魔女と呼ばれ、ずっと心を閉ざしてきました。
道端に捨て猫のように転がっていたピンクでまん丸フカフカの謎の生き物、ポーちゃんと出会った若葉は、片言で話し夏目友人帳のにゃんこ先生のように悪霊から若葉を守ってくれるポーちゃんと、初めての友達になってくれたあーちゃんのおかげで笑顔を取り戻していきます。
そんな若葉の前に同じ悩みを持っていると思われる結城直哉(ゆうきなおや)が現れますが、直哉の力になりたいと願う若葉たちに平穏な日々は訪れるのでしょうか。

クラスメートは目つきが悪く、いじめなどのネガティヴな描写もありますが、ポーちゃんが現れるだけで、ほのぼのとした笑いと癒しに満たされる作品で、それぞれの視聴者が経験し積み上げてきたものによって、感動の質がまったく異なってくるように思われます。
こちらでレビューも拝読させていただいていたので、覚悟はしていたし、途中の何気ない会話から予想も出来ましたが、最終回で涙腺を直撃された私は、2周目ではポーちゃんの一挙手一投足に涙が止まりませんでした。もっとも星のカービィのような手足なのですが。

ポーちゃんに出会えて良かったです。スタッフ、キャストの皆さん、レビューで紹介してくださった方々に感謝します。これからご覧になる方はハンカチを用意して、ぜひ最終回まで完走してください。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26

65.9 5 あの世で漫画原作なアニメランキング5位
GS美神[ゴーストスイーパー](TVアニメ動画)

1993年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (128)
662人が棚に入れました
GSの仕事には巨額のギャラが発生します。例えば巨大オフィスビルに住み着いた悪霊を退治して「悪霊からの地上げ」を 成功させれば、何億ものギャラが転がり込むというビッグビジネスなのです。主人公の美神令子はそんな花形職業の中でも実力も超一流ならギャラも超一流の美人ゴーストスイーパー。美神はこうした事件にまつわる妖怪、悪魔、悪霊たちを様々な特殊アイテムを使って、退治したり時には成仏させてギャラを稼ぎまくります。美神のパートナーは、美神の色香に血迷って自給250円という超安いギャラでアシスタントのバイトをしている横島くんと美神にお祓いしてもらって成仏するため日給30円のギャラを貯めている300年前の娘の幽霊おキヌちゃんの二人。これに美神の商売敵やとんでもない能力を持った世間知らずの箱入り娘GS等が絡んで、オカルチックな中にコミカルなアクションやギャグが満載。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時代を彩った、ハイテンションギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
「悪霊からの地あげ」

なんて楽しげな作品でしょうw

主人公の美神令子は、そんな花形職業の中でも実力も超一流ならギャラも超一流の美人ゴーストスイーパー(ボディコンで、超バブリーですw)。

そして、美神の色香に血迷って自給250円でアシスタントをしている、横島くん。美神にお祓いしてもらって成仏するため日給30円のギャラを貯めている300年前の幽霊娘、おキヌちゃん。

うん、おもしろそうw 秀逸な設定。

にも関わらず、日曜朝の放送。それはムチャでしょうw そのせいで、イマイチ良さを発揮できなかった部分も(苦笑) 今の作画で深夜帯にやれば間違いなく面白いので、リメイクしてほしいな~。

レビュータイトルでは一応「ギャグ」としましたが、魅力はそれだけじゃありません。一時期のサンデーを支えた看板漫画が原作。正直、原作の方が面白いけど、やっぱり、あの美神のボディコン姿が動いているのは素晴らしいですよね(笑) 自分的にも、思い出に残る作品のひとつです。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アニメではそこまで描ききれてはいませんでしたが、本作には、横島くんやおキヌちゃんの成長物語という側面。また、恋愛物語としての側面もあります。その辺は是非、原作も読んでほしい♪

私はとにかく、おキヌちゃんが好きでした♪ 不憫で、萌えるw 私は、「不憫萌え」「不遇萌え」なんです(笑)


、、、。さて、本作の主人公「美神令子」を演じた、「鶴ひろみ」さんですが、先日、お亡くなりになったというニュースを見て、驚きました。訃報に際し、本作を思い出すに至りました。

「ドラゴンボール」の「ブルマ」。「らんま1/2」の「久遠寺右京」。なにより、「アンパンマン」の「ドキンちゃん」。

強気で、でもちょっと抜けててニクメナイ、可愛らしいキャラクターばかり。日本のアニメを語る上でも、外すことのできない声優さんの御一人だと思います。

きっと、ドキンちゃんの声優さんは新しい方になり、その魂を引き継いで新たな歴史を作っていくのでしょう。そうであってほしいです。でも、私の中のドキンちゃんの声は、たぶんずっと鶴さんだと思います。

御冥福を御祈り致します。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ボディコン除霊師登場! 美神除霊事務所出動せよ!!

長い髪なびかせて~♪悩ましげなボディ♪

この都市(まち)を♪ハイヒールで~
跳び回れば Big money coming,yeah!

このOPがとってもカッコ良かったですね。
夜の摩天楼に蔓延る霊と戦うゴーストスイーパーたち。
EDの余韻も素晴らしいのです。

GS(ゴーストスイーパー)とは
霊退治をする国家資格も存在する職業のこと。

朝の8時半から放送されていたサンデーアニメ。
バブル時代の象徴ボディコンに身を包んだ主人公
『美神令子』と愉快な仲間たちが暴れ回ります。

日曜朝からボディコンねーちゃんが拝めるとは…

(T人T) アリガタヤ×2


朝アニメらしく原作より多少表現の軽減があるものの
全45回にしては作画の崩れも少なかったですし
回によっては原作再現120%くらいの出来でした。
何より全話原作にある話だというのがいいですね。

原作のキレキレなギャグ度を完全再現は流石に難しい…。
アニメ化によるメタフィクションも多く盛り込まれてました。


よく勘違いされているのですが、
この『GS美神』アニメとして“大成功”を収めました。
枠屈指の視聴率なのに予定通りの一年で放送が終わったのは
子供向けに玩具が売れなかった一点だけ。
いくら視聴率が良くてもスポンサーは玩具メーカーなので
そうなりますね。(慈善事業じゃないので)

同作者の『絶対可憐チルドレン』も朝枠で、
ヒロイン明石薫の母と姉がGS美神の
メインヒロインを担当した声優2人。最高。

作者も犯人役で登場と、当時とても嬉しかったのを覚えてます。

原作9巻までのエピソードがアニメ化
1話完結が多い原作なので時系列は再構成されていて、
最終話は今までの主要な登場キャラが出るお祭回。

6巻で登場する夢を操る悪魔『ナイトメア』が
佳境の話として登場します。原作はこの後10巻から
助手の横島忠夫が美神令子と並ぶW主人公として
成長し始め俄然面白くなるのですけど、
アニメでは、残念ながらここまで。

結果論ですが朝アニメとして良い作品だったので
不完全燃焼なくらいが華なのかもしれない。
綺麗な思い出として残ってよかったと今では思ってます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1993年当時のギャグアニメの中では一番だった

このアニメを見るためだけに日曜朝早起きしていたなぁ。
ふと懐かしくなって半年前に再度視聴。

容姿端麗運動神経抜群(ただし金に強欲な守銭奴で性格に難がある)なゴーストスイーパー・美神礼子が、助手の主人公・横島忠男や幽霊のおキヌちゃんを超薄給(おキヌちゃんはほぼタダ同然)で奴隷のように働かせつつ、巷に蔓延る悪霊共を退治して金儲けするというストーリー。
基本的にはギャグアニメ。典型的なボケ&ツッコミ、ちょっとしたお色気シーン(日曜朝から家族でも見られるレベルですが)、ごく稀に入る自主規制ピー音、四半世紀前を思い出しながら楽しめました。おキヌちゃんはやっぱりかわいいなぁ。
当時原作コミックも買ってましたが、そちらの方が笑いどころが多かった。アニメは原作の面白さを出し切れていないのがちょっと残念。

この年齢になって再視聴すると、あの当時とはまた違った観点になります。
美神&横島ペア、良く声を聞いていると…あの世界的人気アニメの夫婦。
そう、鶴ひろみ&堀川りょう!(鶴さん…合掌&涙)ブルマとベジータです。
声質もかなりそれに近いので、目をつぶって聞くと女王ブルマと変態ベジータの夫婦漫才にしか聞こえない!
きっとベジータは家の中ではこんな感じ…?と想像してみたり。
そして千葉繁(ドクターカオス)の怪演、うる星メガネやめぞん四谷を彷彿とさせる。

最近のアニメしか知らない若者にはあまりお勧めできる作品ではないですが、30代より上の方でふと当時のアニメを見返してみたくなった…という人にオススメします。

鶴ひろみさんの声聞いて感傷に浸る…きまぐれオレンジロードも見返そうかな…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

63.9 6 あの世で漫画原作なアニメランキング6位
境界のRINNE 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (140)
657人が棚に入れました
同じ高校に通う死神少年・六道りんねと、幽霊が見える少女・真宮桜。2人は、学校中から寄せられる霊の悩みを解決する毎日を送るが、とある事情でとても貧乏なりんねは、死神道具を買うのにも桜に借金する始末…。お互い気になるのに進展しない2人だったが、新たな契約黒猫に、美少女だまし神、さらには、りんねとワケあり(?)な人物まで現れ、事態は混迷! りんねと桜の霊界をも巻き込んだ奇想天外な放課後はまだまだ続く!!

声優・キャラクター
石川界人、井上麻里奈、生天目仁美、ゆきのさつき、山口勝平、木村良平、柿原徹也、徳井青空、洲崎綾、松岡禎丞、三森すずこ、三瓶由布子、石田彰

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

いつになったらりんねの心に安らぎが訪れるのでしょう…?

この作品は、境界のRINNEの続編に位置しています。物語の内容に直接的な繋がりはありませんが、キャラやこれまでのいきさつに関する説明が無いため、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2016年4月から2期の放送が始まりましたが、状況的に大きな変化はなくいつもの光景のまま物語が動いていきます。

・六道 りんね:相変わらずの貧乏生活です。
・真宮 桜:飄々とした振る舞いは今回も健在です。
・六文:相変わらずの可愛らしさ…黒猫段位試験では頑張りました。
・十文字 翼:今回は出番が少なめだったような…
・鳳:りんねを執拗に追い回す執念は見事としか言いようがありません。
・六道 鯖人:トンビが鷹を産むとは正にこの事…

キャラの立ち位置に変化はありませんが、キャラの心情にはこれまでの時間の積み重ねもあり、僅かですが変化が感じられます。

まずりんね…1期の時より真宮 桜にだいぶ思い入れしているのではないでしょうか。
何かにつけて彼女の顔色と言動を気にして…
気にはするんですが、それ以上進む度胸が無いのが彼の長所でもあり短所でもあるところ…
この絶妙な心のバランスが巧みに表現されていて…それが上手に継続するのが高橋留美子先生の作品の特徴でもあると思っています。

りんねの貧乏生活…あの生活はあまりにも不憫です。
自分で撒いた種なら納得もできるでしょう…
でもりんねの貧乏生活は借金の一方的な押し付けが原因なんです。
元凶は父親である六道 鯖人の非人道的な振る舞い…

不思議なのは、りんねがそれだけの借金を抱えて貧乏生活を送っているなら、鯖人もお金が無くてそれなりの生活しかできない筈なのに…
衣食住の全てにおいて、レベルが違い過ぎです。
二者択一なら真っ先に子供の幸せを取るべきなのに…

「めぞん一刻など」高橋留美子先生の作品は大好きですが、この鯖人だけはどうしても好きになれないキャラでした。

変わったといえば…今回は六文が頑張りました。これまでは契約黒猫として一歩引いた立ち位置でしたが、今回は六文が主となる物語も用意されているんです。
自分よりも主人を…自分が頑張るのは主人のためになるから…
体格もちっちゃく非力な六文ですが、自分の不足は知恵と勇気で補えばいい…
そんな気質で頑張られたら、こちらはもう応援する事しかできません。

でも…変わっていないようで実は一番変化があったのは、真宮 桜だったのではないでしょうか。
普段の物腰の柔らかさや飄々としたところは相変わらずなのですが、1期よりりんねとの距離が縮まっているように感じるのは私だけでしょうか…
結果的に彼女の態度に変化は見られないかもしれません。
けれど、心の声には…これまで見る事のできなかった心の中の感情には着実な感情が感じられたように思います。
「…それはヤダな」
こんな気持ち丸出しの台詞…これまでの桜だったら考えられません。
一緒に行くイベントを楽しみにしたり…思い描いていた事態と違う事に対して露骨に嫌な態度を取ったり…
でも個人的にはそんな情感豊かな桜の方がよっぽど可愛らしいと思います。

オープニングテーマは、Pileさんの「Melody」とクリープハイプさんの「アイニー」
エンディングテーマは、GLIM SPANKYさんの「話をしよう」とShiggy Jr.さんの「Beautiful Life」
曲的には「Melody」が好きなのですが、背景のアニメと総合すると「Beautiful Life」に軍配です。
六文、朧、鈴の黒猫3匹衆の、主人の死神道具で敵をバッサバサ薙ぎ倒しながら進む姿が可愛すぎです。

2クール計25話の作品でした。非常に安定感のある作品なので、安心しながら視聴しつつ、キャラの微妙な変化を楽しむ…そんな視聴スタイルが取れる作品だと思います。
そして嬉しいのが2017年春から第3クールの放送が決まっているという事です。
もちろん、第3クールも視聴させて頂きたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

shanpon さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第2シリーズ開幕!!

境界のRINNEは第1シリーズから全話見ております。高橋留美子先生は犬夜叉の時から知っており気になっていたためRINNEはアニメ化する前に作品の名前はウィキペディアで調べて知っておりました。僕にとって初のるーみっくわーるどであり、初のサンデーアニメでもあります。このアニメの特徴は主に生死や転生などをテーマとしていながらも内容は全然暗くなく、非常にコミカルな内容となっているところが特徴です。元々NHKは週刊少年漫画作品をあまりアニメ化しておらず、アニメ化したのはバクマン。、メジャー、ベイビーステップの三つでした。今回のRINNEで四つ目となります。キャラクターをよく知りたいなら第2シリーズを見る前に第1シリーズを見ることをおすすめします。
とりあえず1話でいきなり出てきた新キャラ、朧が即座に気に入りました!あと、鈴もすごく気に入りました。子供でも楽しく見れる作品だと思います。NHKアニメは堅苦しいと思われている方は是非ご覧下さい。絶対にはまります!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

わさビーフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

犬夜叉からのファンで、、

高橋先生のアニメはとても安心できますね
ギャグもシュールですしキャラクターも無理にうけを狙わない
キャラクターデザインも特徴的で一目で分かりました。なんか和みます

犬夜叉やらんまと比べて観てしまったせいか
境界のRINNEは少しテンポが悪いように思います。
作画も何と言いますか、、キャラクターの表情が分かりにくくて
感情移入はあまりしませんでしたね

ただ日常を描いたささいなやり取りや心境の変化など
高橋先生の伝家の宝刀であるキャラの相関図は良い味だしいて
ギャグもシュールでなかなか楽しめました。この辺りは流石です
来年から3期が放送されるみたいなので是非観たいですね!待ちます

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
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