ようす さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
切ない…以外の感想が出てこない。汗
切ないお話です。
いつまでも幸せな日々が続くと思っていたのに裏切られ…。
うん,切ない。
…としか言いようがない(笑)
●ストーリー
時代は,1996年。
北海道は,「ユニオン」に支配され,「蝦夷」と呼ばれていた。
青森に住む仲良しの藤沢浩紀(ふじさわ ひろき)と白川拓也(しらかわ たくや)。
2人は,蝦夷にそびえたつ「ユニオンの塔」に憧れていて,2人で飛行機を作り,それに乗っていつかユニオンの塔を目指すことを夢見ていた。
2人の想い人,沢渡佐由理(さわたり さゆり)もその約束に交え,幸せな中学時代を送る。
しかし,ある日,さゆりは2人に何も告げないまま姿を消し,それにショックを受けた2人も飛行機を作ることをやめてしまう。
幸せな中学時代 → 虚無感で満たされた高校時代 → そして…
というストーリー展開です。
現実の話のようで,ファンタジーな世界観もあり,不思議なお話でした。
●感想
飛行機の臨場感がすごかった。
最後のそのシーンが1番好きだなー。
3人の想いがすれ違ってしまって,言いたいことも言えなくて…。
それがたまらなく切なかったかな。
でも,嫌な終わり方ではなかったよ。
過去を悔まず,これからを作ろうとする気持ちはよかったなー。
雰囲気は,新海誠監督前作の「ほしのこえ」に似ているかな。
切ないお話が見たいなら,おすすめです。