ようす さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
もしも過去が変えられるなら…。誰もがそんな願いを一度は抱くはず。
6年前ぐらいに見て、レビューも投稿していたのですが、
面白かったという印象だけ残り、内容が思い出せない^^;
そこで、改めて視聴することにしました!
それに伴って、過去のレビュー内容も削除し、
新しく書き直しました。
「記憶を消してもう一度見たいアニメ」としても名高いこの作品を、
記憶を消してもう一度楽しめたことに感謝します。笑
ところどころ覚えているところもありましたが、
それはそれで伏線に気付けて楽しめました^^
全24話です。
(+オリジナルの23話とは違った展開になる23話βがあります。)
● ストーリー
本名:岡部倫太郎(おかべ りんたろう)は、
鳳凰院凶真(ほうおういん きょうま)と名乗り、
「未来ガジェット研究所」にて不毛な研究を行っていた。
タイムマシン理論の発表会に出席した帰り、
人が刺されて死んでいるのを目撃する。
しかし後日、
周りの友人は発表会は中止だったと言い、
死んでいるのを目撃した人間が目の前に現れ、
岡部には何が何だかわからない。
そんな中、岡部たちが開発している「電話レンジ(仮)」の実験は進むものの、入れたバナナがゲル状に変化するなど、理解不能な現象が起きていた。
岡部倫太郎こと、おかりんは、
自分を“狂気のマッドサイエンティスト”と呼ぶ、中二病全開の大学生。
最初は好奇心から始まった。
そして徐々に踏み込んではいけない領域に踏み込んでいた…。
この作品の柱となるのは、
“タイムマシン”“タイムリープ”。
おかりん達の研究の結果、
過去改変の力を得て、世界を変えていく。
全24話ですが、
とにかく1話1話の内容が濃いです。
毎回がクライマックスですwいやほんとに。
序盤から最後まで、惹きつけて離してくれませんでしたw
1話から超展開の伏線ばら撒き祭りで、
一気に最終話まで駆け抜けたくなること間違いなし!
やはりこの作品は名作です。
面白さが半端ないもの。
どこが面白いのか、
ネタバレせずに語るのはとても難しいのですが、
・過去を変えたことによって世界がどのように変化するか
・登場人物たちが持つ願いや、隠された秘密とは
・おかりんだけが世界の変化に気付くことができる特殊能力を持つ点
(他のキャラの記憶は世界と共に改変される)
・世界を救うために孤独に戦わなければならない緊張感
などなど、たくさんポイントがあります。
そしてすべてがうまく作用しあい、
結果的に最終話まで駆け抜ける勢いにつながります。
とにかく1話を見ればわかります(`・ω・´)
タイムマシンやタイムリープの詳しい理論は
私にはわかりませんが、
矛盾が生じないように、かつ、わかりやすいように
配慮しているのは感じられました。
● キャラクター
中二病のおかりんをはじめ、
個性豊かなキャラが勢ぞろいです。
ヒロインの牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)は、
前回見た時にはそれほど印象に残らなかったのですが、
改めて見ると、なかなかいいキャラですね。
ツンデレ隠れオタクの照れ姿はなかなか可愛い(*´Д`)
でも私のお気に入りは、
前回と変わらずバイト戦士・阿万音鈴羽(あまね すずは)です^^
● 音楽
【 OP「Hacking to the Gate」/ いとうかなこ 】
これは色あせない神曲ですね。
ストーリーを見れば見るほど、
歌詞の意味に深みを感じる。
最終話を見るまで、
2番以降を聴かないことをおすすめします^^
2番の歌詞が、
話が進むにつれて深みを増すものなので…。
● まとめ
「これってどうだったっけ?」「何の事だっけ?」と
なることもありますが、
それは伏線がありすぎたり、展開が濃すぎるため。
仕方がないと受け入れました。笑
視聴しながら簡単に各話の内容をメモしておいたので、
わからなくなると見返しながら確認していました。
それぐらい、設定もしっかりしていますので、
複数回視聴したくなるのもうなずけます。
そして衝撃的な展開の数々には、
記憶を消してもう一度見たくなるのもうなずけます。
まだ見たことのない方には強くおすすめしますよ。
あまり人を選ばないタイプの名作じゃないかな。
誰でも楽しめそう。
中二病が受け入れられない人には、
登場人物の言動が辛いかもしれないけどw
二周目でも、ものすごく楽しめた作品でした♪