haiga さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
3話視聴!チート能力で成り上がる意味
あくまで私の個人的考えですが
物語の作者はその物語にとっては全能の神様みたいなものであらゆる事を実現出来る存在です
物語の魅力にはドラマ性があるか?ってのは重要でどんなドラマチックな事を魅せてくれるのか?を期待しながら観ています
ではこの作品「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」はどんな所にドラマを感じて欲しくて作られたのでしょう?
1話目でこの異世界で差別されているマルカ人のリーツを3話目で奴隷のシャーロットを家臣にしました
どちらも主人公のチート能力でその人の潜在能力を見抜き必要な人材だから仲間に引き入れたわけですが、貴族の息子に生まれた主人公は十分な財力があるため衣食住の提供も容易です
3話のシャーロット救出では十分に成長し、戦闘力が上がったリーツを連れていき奴隷誘拐犯をリーツが叩きのめしてシャーロットを救った上に奴隷商から買い上げる事で仲間にしています
さて、ここまで観て私は何にドラマを感じれば良いのかと頭を悩ませてしまいました
主人公の善良さといずれ訪れる侵略に備えて小さい子供(中身大人)が奮闘するってのは面白いと思います。はめフラみたいな悪役令嬢物は似たような作りですよね?動機は自分の死亡フラグの回避ですが
でも転生の際に「貰ったチート能力」と、転生先の「貴族の財力」、「チート能力で見つけたリースの武力」で助けた物語の何に感動が出来るのだろう??
はめフラは私はとても好みだったのでどこに差があるのか考えたら主人公の努力の差とチート能力の性能差があるのかなと思いました、才能の数値化はあまりにも強すぎる
財力はお互い貴族ですもんね
アニメ自体は作画も綺麗ですし戦闘作画も良く動きます、でも光栄ゲームのような数値化されたステータス表記はチープで子供っぽいですね
というわけで私の好みじゃないかなとは思いました